鹿角市議会 2013-02-06
平成25年第2回定例会(第2号 2月 6日)
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第14
号地域社会における共生の実現に向けて新たな
障害保健福祉政策を講ずるための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから、議案第17号鹿角市
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の資格を定める条例の制定についてまでの4議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第18号鹿角市市道の構造の
技術的基準等を定める条例の制定についてから、議案第22号鹿角市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定についてまでの5議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第23号鹿角市
下水道条例の一部改正について、及び議案第24号鹿角市
水道事業の
布設工事監督者及び
水道技術管理者に関する条例の制定についての2議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第25号平成24年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 議案第25号ですね。
補正予算の。すみません。
30ページですけれども、3
款民生費の……(「
吉村アイ君、マイクをこう向けてください」の声あり)すみません。3
款民生費の、30ページです。
医師確保対策事業のかづの
厚生病院医師確保対策支援補助金というところについてお尋ねします。これは医師を確保するために毎年このくらいの予算をつけて、1,500万円ですか、つけて
医師確保のためにいろいろ頑張っておられるようなんですけれども、今回もこの予算を使えなかったということに対して市当局でどのように考えているかお尋ねします。
○議長(
髙杉正美君)
市民部次長。
○
市民部次長(大森 明君)
医師確保対策支援補助金の1,500万円でございますが、これは6月補正でたしかお願いしたと思っております。これにつきましては、上のかづの
厚生病院支援補助金2,952万6,000円がありますが、これと含めてお願いをしたいということで考えております。今回
特別交付税のほうでこういう
公的病院への助成が認められましたので、出すことができるということになりましたので、それに合わせまして鹿角市でも
公的病院としてかづの
厚生病院のほうへこの助成をすることにいたしております。この
医師確保対策につきましてはこれも含めた形でお願いしたいということで考えております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 関連で今の同じ款項目のかづの
厚生病院の関係ですけれども、今回も補正ないしは補助金の減額ということで出ているわけですが、
厚生病院について少し関連してお尋ねします。
厚生病院が地域の
中核病院としてスタートしているわけですが、最近非常にいろいろな病院に入院した方からさまざまなクレームが出てきております。市長も議長もかづの
厚生病院の
運営委員になっているわけですけれども、普通は我々が期待したのは施設が新しくなったことによってのいろいろな職員の対応を含めて1つのきっかけであったはずですけれども、非常に
医師確保の問題、医師がなかなか集まらない、医師の人が、若い人が非常に入れかわりが激しいなりいろいろな課題があって、その中でのそういう対応の課題が出てきているのかなと思います。特に市民から今一番言われているのは、鹿角市の
中核病院としてのもっとしっかりした対応をしていただきたいと、市民が安心して病院にかかれるようにしていただきたいというような声が大きく出ています。1つお尋ねしたいのは、現在のさまざまな、今回の補正を含めて
厚生病院の
経営的支援を市としてもしているわけですけれども、現在のかづの
厚生病院の
経営状況については医師が不足していることもあって非常に困難をきわめていると伺っていますが、その辺の内容についてまず1点伺います。
○議長(
髙杉正美君)
市民部長。
○
市民部長(菅原 勤君)
経営状況ということですけれども、大変申しわけございませんが、その詳しい資料、きょう手持ちでございません。ただやはり非常に厳しい状況での推移はしているという報告はいただいております。その前段でありました
クレーム等に対するお話につきましてもさまざまな会合なんかで出されております。その対応につきましても、院内におけるそういう対応向上を目指すというような研修なんかも適宜行っていると聞いておりますけれども、依然としてこういうクレームが出ているということが非常に残念なことであるなと思っています。機会あるごとに病院側のほうにはお伝えしながら改善を求めていきたいと考えています。
○議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 冒頭話をしましたようにかづの
厚生病院は鹿角市の中核であり、
鹿角医療の中心に位置づけられております。あらゆる意味でここの病院の
経営状況ないしは運営状況がしっかりしていかないと
地域医療が守れないと考えます。そういう意味で今、話をしましたように、患者が安心してかかれるような体制をぜひお願いしたいなと。これについては以前私もこの観点について
医師確保を含めて一般質問をしたことがありますけれども、やはり行政も多額の補助金を出しながら
運営委員会としての、
経営委員会としての参画をしているわけですので、市長、議長ともその辺、現場、鹿角の市民の状況を強く訴えながら、
鹿角中央病院が金をかけた価値があって地域の市民が安心してかかれるように、ぜひ
取り組みをお願いしたいなと思います。私はやはり今の医師が不足していることによって医師の対応の問題もあるのかなということが十分考えられます。そういう意味では
厚生病院の事務方のほうも大変苦労はされているようですが、非常に難しい問題もあるわけですけれども、ぜひそういう市民の声、状況があるということを踏まえまして、スタートしてから一定の期間が過ぎていますので、その辺が安心してかかれるような
取り組みをお願いしたいと思います。
○議長(
髙杉正美君) 答弁必要ですか。(「ええ、ぜひ」の声あり)
市民部長。
○
市民部長(菅原 勤君) ただいまいただいたご意見につきましては、事務方を含めながら適宜協議してまいりたい、申し入れをしてまいりたいと考えています。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第26号平成24年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)から、議案第30号平成24年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)までの5議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第31号平成25年度鹿角市
一般会計予算について質疑を受けます。
初めに、歳入全款について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
黒澤一夫君。
○16番(
黒澤一夫君) 歳入の14ページ、市税について教えていただきたいと思います。
固定資産税で、前年等に比べまして704万8,000円の減ということで予算を計上しています。それから
滞納繰越分が2,847万3,000円ということでございます。同じく
軽自動車税では
滞納繰越分107万1,000円ということで、合計3,000万円くらいが
滞納繰越金ということでここに予算計上されております。それでお尋ねしたいのは、まずこの
固定資産税が前年度に比較して減るというこの要因ですね。その辺のところをひとつ教えていただきたいと、そのように思います。それから、
軽自動車税で、現在何台ぐらいに対しての課税となっているのか。乗用、貨物それぞれ、もし台数がわかりましたら教えていただきたいと、そのように思います。それから、
滞納繰越分を含め、これから納税をしていただくためにどのような
取り組みを現在展開しているものか、その辺について説明をお願いしたいと思います。
○議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 初めに
固定資産税の前年度に比べた減少の理由ということでございますが、やはり土地・家屋・償却資産とございますが、減額の一番大きな理由は土地にかかわる
固定資産税の減額ということで、これは例年続いております土地の評価の下落がまだ続いているという状況のあらわれだと思っております。それから
軽自動車税の課税対象の台数でございますが、こちらにつきましては少々お待ちいただきたいと思います。それから、
滞納繰越分にかかわる徴収のあり方ということでございますが、
滞納繰越につきましては徴収員を特別に嘱託いたしまして当たっております。それ以上に徴収担当の職員が出向いて努めているわけでございますが、その成果ということでは例年向上していると受けとめております。また、一番新しい手法といたしましては、ITといいますか、ネットを利用した差し押さえによる公売ということもやっておりますけれども、この効果というのは、金額的な効果というよりも、そういうふうに徴収ということに市は努めていると、今後ともそういう厳しい対策でも当たっていかなければならないという市の姿勢というものが市民の方にご理解いただけると、この効果もますます徴収率の向上につながると思っております。
台数につきましては
税務課長が申し上げます。
○議長(
髙杉正美君)
税務課長。
○
税務課長(海沼 均君)
税務課長の海沼です。よろしくお願いします。
平成25年度の当初の軽自動車の台数の見込みですけれども、1万8,760台というようなことで見込んでございます。こちらのほうにつきましては前年度比で120台ほどの増という形であります。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 同じく20ページの
地方交付税の関係でお尋ねをします。
地方交付税が3.8%ダウンということで予算には入っていますが、先月の下旬ごろから
地方交付税の
人件費見合いでの問題で国のほうがいろいろな議論をしていて、
地方公務員の給与の削減を含めて
地方交付税を減らしますよという記事が、
マスコミ報道がずっと出ております。今回のこの
地方交付税の3.8%減の中にはその国の予算のものについては勘案されているのかどうか。ないしは、あと1点、国のほうがそういう形で進んできた場合に、鹿角市はどういう意向でその問題について取り組んでいかれるのか。その2点をお伺いします。
○議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君)
地方交付税の額につきましては、鹿角市の当初
予算編成の段階では国の来年度の
地方財政計画がまだ示されておりませんでした。報道等による国の状況を勘案いたしまして、ただいま田口議員が言われました
地方公務員の給与削減ということも
地方交付税に影響するという報道がございましたので、そのような状況を捉えまして、確実な線ということでこの線を見込んでおります。鹿角市の試算にはそういう要素も考慮したということでございます。実際の鹿角市の給与の削減ということにつきましては、総務大臣と
全国市長会との話し合いということでは一応決着がついたわけでございますが、ただ、これに市町村がどういう対応をするかということにつきましては、まだまだ私どもにとりましては国のやり方というのは一律的過ぎると。これまで市町村が行ってきている定員の削減あるいは給与の削減と、自主的に行ってきているところをちょっと評価が全然なされていないというあたりを全国的にも問題にされているわけでございますので、そういう状況について国が今後どのような対応をとるかというあたりを見ながら協議していかなければならないことだと思っております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、歳出について質疑を受けます。
初めに、1款議会費及び2
款総務費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 2
款総務費の
空き家対策のことでお尋ねします。前回の説明の中で
空き家対策で50万円上限で100万円の予算をとっていますが、2分の1の補助で2件分という説明がありましたけれども、この空き家が相当あるのに対して今回の予算はこの2件分ってちょっと少ないかなと思ったんですけれども、ここのところをもう一度説明をお願いいたします。87ページです。
○議長(
髙杉正美君)
市民共動課長。
○
市民共動課長(豊田憲雄君)
市民共動課長の豊田です。
ただいまの質問、空き家の解体補助に対する2件分の
予算措置、少ないのではないかというご質問でございますが、まず50万円の限度額で2件分ということで、その50万円の根拠につきましては、大体1坪当たり3万円ほどが相場ということで、40坪程度の建物、建屋を想定しております。120万前後かかるかと思いますが、若干下がる要素も加味して、2分の1ということで50万の限度額を設けております。2件というその根拠になりますけれども、具体的にどこというところは今のところございませんけれども、基本的には
危険老朽空き家と市が認定したものに対して勧告をしていくという作業をしていくことになりますので、調査をした段階で本当に危険と判断した場合に限られると考えております。そのため、当初のところそれほどないのではないかと。確かに現在の調査結果では900件を超える空き家が確認されておりますけれども、危険と判断されるものはまだないのではないかと考えておりまして、当面ということで2件分を計上させていただきました。
以上です。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 危険でない部分でも、ふだんからここはもし何か助成でもあれば壊すというか、そういう市民の方もいらっしゃると思うんです。ですから調査してできるだけ、この機会にという方がいると思うので、そういう勧奨もお願いしたいなと思うんですけれども、そこのところはどうでしょうか。
○議長(
髙杉正美君)
市民部長。
○
市民部長(菅原 勤君) とりあえず私どものほうとしては調査を重点的に行いまして、それに基づきまして粛々と条例に基づいた形で手続を行っていくというところでございます。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、3
款民生費及び4款衛生費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
黒澤一夫君。
○16番(
黒澤一夫君) 3款の123ページ、地域の宝祝い金ということで1,820万円の
予算措置をしております。これについての考え方といいますか、それと内容についてお知らせいただきたいと思います。あわせて、これは今後継続を考えている事業なのかどうなのか、その辺についても説明をお願いしたいと思います。
○議長(
髙杉正美君) 福祉課長。
○福祉課長(渡部 勉君) 福祉課長の渡部です。よろしくお願いします。
地域の宝祝い金の1,820万円の考え方ということですが、地域の宝祝い金につきましては第2子以降の誕生をお祝いするということで、第2子については10万円、それから第3子以降については20万円の祝い金を交付させていただいております。1,820万円といたしましては第2子が90人、第3子以降が46人の見込みを立てて予算計上したところであります。それから、今後も継続していくのかということでございますが、平成24年度までの3カ年につきましては県の少子化対策包括交付金という交付金を活用して予算化させていただいておりますが、平成25年度以降につきましては第6次総の前期計画の期間中、平成27年度まではこのまま継続していくという考え方でございます。その後につきましては、6年間実施することになるわけですが、その成果を検証しながら考えていくということにしております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 4款についてちょっとお尋ねします。4款の衛生費、保健衛生総務費ですね。133ページですけれども、この下のほう、下から4行目ですか、医学生修学資金貸付金340万円とあるんですけれども、これのこれまでの実績がどういうふうな形になっているのか、それが1点。それから、今までこういう制度があったと思うんですけれども、これは市が直接貸し付けすることになるのか、その辺を伺いたいと思いますが。
○議長(
髙杉正美君)
市民部次長。
○
市民部次長(大森 明君) 貸付金の状況につきましては、実績についてはまだございません。昨年度3月に問い合わせについては二、三件ありましたけれども、貸し付けの実績というのはまだございません。これにつきましては当初鹿角市にゆかりのある方ということで制度を設けたわけですけれども、それを全国どこの方でも鹿角で医療に携わっていただくという意思がある方ということで要綱のほうも改正をしながら、誰でも借りやすいようにということで現在進めております。取り組んでおります。それから、貸し付けは市が直接行うということになります。これにつきましては鹿角市に来て医師に、どこかの病院に従事していただくといった場合には免除規定ということもございます。それで、貸し付けは6年間になるわけですけれども、その年数に応じて返済の期間は、従事しない場合は返済をしてもらいますし、従事した場合は免除をしていくということで考えております。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 今までもそういう制度があって、これまでも、今説明があったように市外の方でもゆかりのあるとかそういう形で市に帰ってきてお医者さんになるとか、そういう方も対象にしていたと思うんですけれども、それはこの中身からやはりそういう貸し付けをしていくということについては変わりはないのですか。それから、実績がゼロということでしたけれども、これはこの制度を設けて何年ぐらいになりましたでしょうか。お伺いします。
○議長(
髙杉正美君)
市民部次長。
○
市民部次長(大森 明君) 貸し付けを予定しているのは学校に入っている期間ということで、医師の免許を取るまでの期間ということで6年間を想定しております。それとあと入学資金ということで予定をしております。それから、制度につきましては20年の3月だったと思いますが、それから設けております。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) そうしますと、これからお医者さんを目指すという方は、そういう方も対象になるのですかということがまずありますね。医学生も当然含まれているとは思うんですけれども、これから全国どこの方でもそういう方を対象にお医者さんを目指したいという方には貸し付けしていくという状況でとらえてよろしいですか。
○議長(
髙杉正美君)
市民部次長。
○
市民部次長(大森 明君) 目指すという方ではなくてですね、実際に医学部に入学が決まった方ということになります。それから、この制度については全国の医学部のある大学とか県内の高校にPRをしておりまして、誰でも行く行くは鹿角に来て従事していただくという形のPRをしてございます。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、5款労働費及び6款農林水産業費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 6款農林水産業費の中の、155ページです。「そばの里プロジェクト推進事業」についてお尋ねします。今年度も講習会とか視察とかを計画しているようなんですけれども、今まで講習会を受けて、どのくらいの方が講習会を受けたかと、今年度の講習会を受ける方は大体どのくらいを想定しているか、まずそこを1点お尋ねします。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。
「そばの里プロジェクト」の講習会でありますが、平成24年度におきましても栽培者の法人、それと一般市民も合わせまして、交流センターで行われた講演会には70名近い人数が参加しております。来年度も同様な形で栽培講習、それと講演といったものをやっていきますけれども、3月に設立する予定でありますそばの里協議会、仮称でありますが、そっちの中でさらに高度な栽培技術とか、あと売り方、そこまでを含めた講習を来年度は展開したいと考えております。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 3日のそばの里のフェスティバル、大変よかったと思います。地元のおそば屋さんとかを巻き込んでやっているというのは大変いいことだなと、大分展開してきているなということでよかったと思うんですけれども、ただ、今の状態で、一般質問なんかでもいろいろ出ていますけれども、このままどんどんつくっていってこれから品質とかいいものをつくってというふうに展開していくというお話だったんですけれども、やはり全国的にそばに関してはやっているところが多いので大変厳しい状況だとは思うんです。その展開の仕方、また今回のイベントも大変よかったんですけれども、ちょっと早目にチケットが売り切れたというか、宣伝の割には帰っていくお客さんが多かったとかちょっといろいろな、思った以上のお客さんが集まったということでちょっと残念だった部分もあるんですけれども、今後このイベント等を1年に1回だけでなくてもっと開催してもらいたいなと思うんですけれども、平成25年度の中で今までにないような計画とか、そういうのを計画していましたらお願いいたします。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。
まず1点目のソバを数量払いに転換するといったところであります。そばの里プロジェクト自体は耕作放棄地の解消を目的としましてかなりの成果を上げました。目標を大幅に上回る耕作放棄地を解消したといった反面、戸別所得補償制度で後追いで国のほうからソバをその品目に追加という形の中で全国的に、吉村議員がおっしゃいますとおりだぶついた状況にあります。市といたしましては、協議会といったものを立ち上げながら、いわゆる本気でやる方を、いいソバをつくっていただいておいしい味を提供できる、そういった形の努力報酬型へ転換したいと考えておりますので、ご理解をいただければなと思います。あとイベントですが、今回売り切れが1時間程度ということでしたが、今回のコンセプトは実は手打ちということです。朝から作業をしているわけですけれども、やはりああいった特異な会場で臨時の厨房でやるには各店200食が限界かなと。仮に、恐らく400食各店出して2,000食出したとしてもさばけたと思うんですが、また保健所の指導とかがありますので、そういった形でものにこだわっております。来年度のそのイベントのあり方でありますけれども、ことしやりましたような一過性のそういったイベントにプラスしまして、いわゆる歩いてそばを食べにいくという形が将来的な目標ということで、それも協議会の中で生産者、それと販売者、それと飲食店を含めて制度設計をしていきたいと考えております。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) ぜひお願いいたします。あともう一つ、6次産業というか、そばのいろいろな、そば粉を使った製品をつくる予定とかは今のところありますでしょうか。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 今年度もそばに関する6次産業化といったものに法人が積極的に取り組んでおります。来年度も1つですが製麺機等、そういったものを予定しておりますし、協議会の中ではただつくるだけではなくて販売戦略、要はそばに関係ないそのマーケティングとか、そういった売り方の講習会もできればなと考えておりますので、引き続き6次産業化には継続して取り組んでいく予定となっております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 157ページ、北限のももの産地拡大事業の中で、北限のももについては昨年も全国大会をやって非常に現在の生産者を含めて大分頑張られているわけですけれども、なかなか面積がふえなくて苦慮されている状況です。その中で今回も産地づくり補助金ということでその資材等の助成も考えているわけですけれども、まず質問は、この農産物状況調査、北限のももについての委託料が入っていますが、これはどういう調査をしてどういう会社に委託をしようとしているのか、それが1点です。それから、この北限のももの産地づくりというのは今までは苗の補助なり、今回は資材の助成ということでやっているんですけれども、面積がふえないのはどう考えているのか。私は田んぼなんかと違ってやはりなかなか果樹というのはあと継続してやるのが非常に難しい、特に桃の場合は一定の時期しかやれないということで、いろいろな違った課題があるのかなと思っていますが、その辺についてはどのように考えているのか。それがまず1点です。
それから、2つ目は163ページ、かづの牛の生産振興対策事業の予算をとっているわけですが、平成19年ですか、現在のべこセンターというものを、地域の担い手を育成するということでセンターを建築して取り組んで何とか振興していきたいという市長の強い意向もあって進めてきているわけですが、今回のこの事業については私は賛成の意向です。特にやはりかづの短角牛は個人個人の生産者が頑張ってもなかなか今のままでは微減微増はあっても産地の維持、短角の維持というのは無理だろうと。そういう意味では一定の組織に管理を委託してこの大事な資産を守るということには非常に賛成です。ただ、先回のこのべこセンター、今使っているべこセンターの稼働が決してやはり担い手の当初の目的にまで達していないと。むしろあの施設についてもさらにもう少しこう、今現在は管理委託をしながら生産者の組合をつくって
取り組みをされているようですけれども、やはりなかなかふえないと、ないしは牛舎がフルに稼働していないという実態があります。その辺をもう少し有効に活用するなりしていくことが大事だと思いますけれども、その点についてはどのように考えているのかお願いしたいと思います。
それから、3つ目は165ページの……、1つずついきますか。じゃあ2つ今質問したので。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。
まずそれでは桃の調査について、これは桃の園地ですね、鹿角市の北限のももの作付面積は57ヘクタール余りという形になっておりますが、実はこれはJAさんのそういった担当の方の生産部会、そういったもののつき合いの中から来ている数字であります。実際では鹿角市ではどのぐらいの面積があるのかといったものを今まで一度も詳しく調査したことはありませんので、これをJAに委託して、きっちり園地の面積と、あと木の本数とか箇所、そういったものを調査したいと考えております。それとあわせて面積がふえないといった形でありますけれども、確かに北限のももといった栽培は一過性に、繁忙期を迎えますので……、すみません、先ほどの調査ですが、これは緊急雇用を活用して行います。桃の面積がふえない、それを何とかしたいということでありますけれども、これについては今年度は新しくつくりますももの産地づくり補助金で新植、それと改植、品質高度化支援といったものを手厚くさせまして、1ヘクタールでも多くこれに取り組む方を発掘したいと、動機づけしたいと、そう考えております。
それとべこセンターでありますけれども、現在7名の方が利用しております。全体的には約180頭以上のキャパがあるわけですけれども、それが余っているという状況にあります。今後短角の増頭で新しい牛舎等を整備していくわけですが、もう既に畜協が増頭している部分を臨時的に今入れさせていただいておりまして、新しくできるその育成施設におきまして、いわゆる短角がふえてきて、それがビジネスとしてひとり立ちできるような状況になってくれば、黒だけではなくべこセンターの中で赤にも取り組んで増頭したいという方がぜひ出てくることを期待しているところであります。ですので、べこセンターについては有効利用というのは1つの決めつけだけではなくて、施設のそういった空きスペースをうまく使えるように今後工夫しながら進めていきたいと考えております。
○議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) ぜひ北限のももの産地拡大についてはいろいろな、先ほども回答ありましたように難しい面があると思いますけれども、このべこセンターを含めて、生産者とやはりかなり実態を協議をしたりする中でやっていかないと、単純に水田の貸し借りなり、ないしは今ふえていますそばの里みたいな形ではいかないんだろうと、ここ10年ぐらいの単位スパンで見てもなかなかいろいろな政策を打っていますけれども大きな効果が出てきていませんので、難しい課題が多いと思いますので、ぜひこれは生産者と膝を交えてどうするかということをやっていかないといろいろなことが、新しいアイデアなりものが出てこない問題だろうと思っています。その辺、苦労をかけますが、ぜひ
取り組みをお願いしたいと思います。
続いて、165ページの県営ほ場整備推進事業、末広地区がいよいよ今度取りかかる予定になりましたけれども、調査委託業務というのがあります。ほ場整備の944万円というこの事業に当たっての調査をしていくわけですが、こういう委託先というのはどういう選考でどういう業者を選んでいるか、その辺が、今回どういう形を考えているのか伺います。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。
この調査は、大まかに3つの調査があります。このうち地形図作成、それと換地調整業務、こういったものは市営事業で行いますので、しかるべき技術がある業者に入札等で委託するという予定になっております。残る1つですが、担い手実施計画業務委託料につきましては、これは県営事業でありますので、私どもがどこに任せるといったものについては意見を言う余地はないところであります。
○議長(
髙杉正美君) 田口 裕君。
○4番(田口 裕君) 内容はわかりました。その地形図、換地作業の業者選考という場合は地元の業者はやれるような状況なんですか。それともこの選定に当たってはエリアは県内なのか、東北なのか、全国なのか、その辺の予定をお願いします。
○議長(
髙杉正美君) 農林課長。
○農林課長(加藤 卓君) 農林課長の加藤です。
資格という形の中で専門的な技術ということになりますけれども、今想定しているのは、市内だけでは資格業者が少ないのかなと考えておりまして、県北あたり、大館、北秋田市あたりまでの業者を見据えた中で選定していきたいと考えております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、7款商工費及び8款土木費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 商工費について3点ほどお尋ねします。コミュニティFMと、それから毛馬内こもせ通りについてと、あとでんぱく、この3点をお願いいたします。
177ページ、7款商工費のところで鹿角市コミュニティ放送局整備事業費補助金ということで、今大変頑張っておられるところなんですけれども。これはたしか出資金を集めて、それからその後、市のほうでここに補助金を出してということでこれからスタートする事業なんですけれども、出資金も何か満額集まらなかったとかとそういうお話もちょっと聞いております。それで、これは鹿角市のほうのこの補助金を出してこうやって、今後の支援の仕方というか、今回限りで終わりかどうか、まずそこのところをお尋ねします。
○議長(
髙杉正美君) 産業連携推進室長。
○産業連携推進室長(花海義人君) 産業連携推進室長の花海です。
今のご質問ですけれども、まず出資金に関しましてはほぼ全部集まったという形になっております。今後の支援につきましては、今回の補助金は施設整備費及び機械費についての補助金でありますけれども、今後につきましては鹿角市の情報とかCMとか、そういったものを買っていただくという形で支援してまいりたいと思います。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 次に、同じページの毛馬内こもせ通り整備費補助金についてお尋ねします。このことに関しては平成25年、26年、27年ということで、今年度は街並み景観整備支援ということでなっておりますけれども、毛馬内のこもせ通りに関しては私もしょっちゅう市日のときとか、つい最近も行ってきましたけれども、年々だんだん廃れていくような感じがします。それで、この事業に関しては平成24年度からやるということで計画を立てておりますけれども、早急にやらなければと思うんです。ことしは整備事業だけだとかとそうでなくて、もう少しスピードをもってやるような計画はないでしょうか。
○議長(
髙杉正美君)
産業部長。
○
産業部長(髙杉恭二君) 毛馬内のこもせ通りに関しましては組合が事業主体ということで進めていくわけですが、これについては国の補助事業を予定しております。補助金を活用するということで進んでおります。この補助金の申請が行われるわけですが、その内示あるいは採択が4月あるいは6月の決定ということになってきます。スピードを上げてできるだけ衰退しないうちにということでありますが、一応は平成25年度にその補助の採択を受けて、6月の交付決定になるんですが、できるだけ早い機会に事前の着工届を出しながら、早い機会にその補助採択に合わせて事業に取り組んでいくと、実施していくという考えで進んでおります。
○議長(
髙杉正美君)
産業部長。
○
産業部長(髙杉恭二君) それから、事業の施工年度については単年度での完工を目指して進むということで予定しております。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) 単年度ということでしたか、すみません、今ちょっと聞きとれなくて。平成25年度ということですか。
○議長(
髙杉正美君)
産業部長。
○
産業部長(髙杉恭二君) 補助事業の採択の状況にもよりますが、一応補助採択になった場合は1年度、単年度の、平成25年度で完工する予定で進めたいということで考えております。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) よろしくお願いいたします。
それでは3つ目のでんぱくについてお尋ねします。185ページです。でんぱくに関しては12月の一般質問でも質問させていただきました。新聞報道によりますと、旅行会社のほうからも三、四件ほど大変いいんでないかということで評価を受けているところもあると聞いていました。それで、ただこのでんぱくという言葉自体がまだ市民に浸透していない。私たち議員の中でも内容をわからない方もいるんでないかなと私は。私自身もこのでんぱくという最初の意味が、オンパクの講習会を受けてオンパクをでんぱくと、そのでんぱくというのが伝説の里かづのというところがわかるまで大分時間がかかった。それと、50種類の、たくさんのメニューで、それもまた最初ですからまあよかったなと、結果的にはいろいろな方をたくさん巻き込めた、市民の方、市民団体の方、いろいろなサークルの方々とかを巻き込めて大変よかったなと思うんですけれども、2年目は、これの成果を出すためにある意味大変重要な2年目だと私は思っています。この間の答弁でもことしも来年も頑張ってやっていくということだったんですけれども、このでんぱくイコール町なか観光もひっくるめて、すごく頑張っている方がたくさんいらっしゃるということで大変うれしい限りなんですけれども、2年目が正念場なので、いまのところ決まっている具体的な計画とかがありましたらお知らせください。
○議長(
髙杉正美君) 観光交流課長。
○観光交流課長(村木正幸君) 観光交流課の村木です。よろしくお願いします。
まず1点目の市民への周知ということは、ことしのでんぱく開催後、その語る部という方々を交えまして反省会を開いております。この中でも取り上げられた項目の1つでありまして、市民周知というのは課題となってございます。これらを解決するためには幅広く周知徹底する必要があるんですけれども、その方法論としては、予算書の185ページの少し上、291番目になります市民おもてなし力向上事業というものに新たに取り組むわけなんですけれども、こちらと連動させまして市民が情報を得やすいように、各商店ですとかガソリンスタンドあるいはコンビニ等といった市民あるいは観光客が立ち寄れるような場所にもこういったチラシですとかリーフレットを配置してより周知してまいりたいと考えておるところです。
それから、2点目の50プログラムをもっと拡大する具体的なというお話ですが、2年目となります平成25年度は60プログラムを目標としております。また、このほかに月一でんぱくということで毎月1つないし3つほどのプログラムを順次展開してまいりたいということで、こういった小さな
取り組みから市民周知あるいは観光客の皆さんに周知徹底を図ってまいりたいと考えております。
○議長(
髙杉正美君)
吉村アイ君。
○8番(
吉村アイ君) あともう一つ、例えば観光客がたくさん集まる、今の時期ですと5月の連休とか、そういうときに集中的にPRする方法とかは考えていますでしょうか。
○議長(
髙杉正美君) 観光交流課長。
○観光交流課長(村木正幸君) 観光交流課の村木です。
集中的にPRするという具体的な
取り組みまではまだ煮詰めておりませんが、4月早々から月一でんぱくのほうは取りかかりたいということで、今年度、今検討中でございます。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。(「はい」の声あり)3回過ぎました。
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、9款消防費及び10款教育費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 215ページをお願いします。下から5行目ですね。鹿角市奨学金貸付基金の繰出金でありますけれども、この制度をちょっともう1回教えてもらいたいと思うんですが。これはどこに繰り出すんでしたっけ。まずそれが1つです。大変申しわけありません、勉強不足で。それから、今までの実績がどうなっていますかですね。今までずっとあると思うんですけれども、長くなっているので、現在何人ぐらいの貸し付けがあって金額がどれくらい貸し付けされているのか、そこのところをお知らせいただきたいと思います。
○議長(
髙杉正美君)
教育部長。
○
教育部長(青澤敏博君) 繰出金の出どころですけれども、ことしの3月31日で財団法人鹿角市奨学会を解散いたしまして、その財産であるところの現金化できるところ、すぐに現金化できるところを歳入に繰り入れてここで繰り出すものであります。これまでの実績等についてですけれども、現在、市としてというか財団法人として債券を持っている人が162人であります。返済中の人、在学中の人も含めて162人、債権額は9,641万1,000何がし。現在債務について貸し付けをしている方々が40人、貸付済みの金額が3,700万何がし。今後予定されている債務としては、さらに2,700万ということであります。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) この債務があると思うんですけれども、これはそうしますと市が引き継いでいくということになるわけですか。このまだ未収分があると思うんですけれども、それは市が引き継いでいくということになるんですか。
○議長(
髙杉正美君)
教育部長。
○
教育部長(青澤敏博君) そのまま事業の内容はほとんど財団法人がやっていた内容とほぼ同じでありまして、債権もそのまま市が引き継いで徴収をしてまいります。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) この事務は直接どういう方が担当されるのですか。
○議長(
髙杉正美君)
教育部長。
○
教育部長(青澤敏博君) 教育委員会事務局の職員が担当します。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
黒澤一夫君。
○16番(
黒澤一夫君) 241ページの一番上の13節委託料について質問させていただきます。公演委託料274万6,000円ということでございます。それでこれ例年行っていることと思いますが、平成24年度で行った事業に関して市民からの評価、それから企画した教育委員会としての総括、その辺についてお話しをいただきたい。そして、平成25年度予算でこれまた計上するわけですけれども、本年度はどのようなテーマといいますか、それを定めて行うのか、また公演の内容についてはどのようなことを予定しているものか、お知らせいただきたいと思います。
○議長(
髙杉正美君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(渋谷伸輔君) 生涯学習課長の渋谷です。
平成24年度に実施した事業についての評価ということでございますが、皆様から大変好評であったと、公演のたびにアンケートというのを実施しておりますが、非常に好評であったと思っております。平成25年度に向けての事業でございますが、平成25年度は(仮称)学習文化交流施設の開館も控えておりますことから、市民の方々がさらに利用する内容を広げていただけるように、来年度は市民参加型の公演を1つ企画しております。内容としましては、ベートーベンの第九というのがございまして、オーケストラの演奏とともに合唱、たくさんの方々が第九の合唱をするわけなんですけれども、その合唱の部分に市民の方々から参加していただいて、1つの公演をつくり上げていくと。市民参加型のそういった公演を1つやることで今後の学習文化交流施設が建設された際の市民の皆様の利用の幅も広がっていくのではないかと考えて、そのような企画をしております。
○議長(
髙杉正美君)
黒澤一夫君。
○16番(
黒澤一夫君) これ1つだけですか。もう少し、もっとあったら。これ1つだけで270万円使うということですか。
○議長(
髙杉正美君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(渋谷伸輔君) 生涯学習課長の渋谷です。
平成25年度はこれ1つでございます。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。遠藤浩二君。
○1番(遠藤浩二君) 同じページの図書館費について伺います。現在多分、複合施設の件がありましたけれども、それに図書館が含まれているということで、この予算をもって多分目標冊数とかがありましたけれども、そういう蔵書に間に合うのか。それから、今現在の図書館の整備といいますか、それに向けての整備の人件費とかそういう部分できちんとなされているのか、新しい図書館へ向けての予算というものがついているか伺います。
○議長(
髙杉正美君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(渋谷伸輔君) 生涯学習課長の渋谷です。
図書館の蔵書の準備状況、準備といいますか準備の方針でございますが、実施設計のほうも固まりまして、実際に書架の配置も決まっております。その中で書架の容量といいますか、そういったものも決まっておりますので、その容量、その書架に対して十分な冊数を計画的に整備していくということで平成25年度の予算については図書購入費のほうを計上させていただいております。また、新施設の人件費といいますか人員の体制等々につきましては、現在管理運営計画の策定中でございますので、その中で議論しながら、新しい図書館ということになりますので、よりよい図書館サービスを提供していけるような体制を検討しているところでございます。
○議長(
髙杉正美君) 遠藤浩二君。
○1番(遠藤浩二君) 図書館費はわかりました。
同じページの国民文化祭振興、これについても近々に取り組まなければならないことだと思っていますけれども、来年度は具体的にこの予算でどういうことを検討されているのか伺います。
○議長(
髙杉正美君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(渋谷伸輔君) 生涯学習課長の渋谷です。
国民文化祭につきましては平成26年10月4日から11月3日、1カ月間の開催ということで開催期間が決まっております。それに向けた準備ということで、来年度のこの241ページのほうに計上しております費用につきましては実行委員会2回の開催と、それと平成25年は国民文化祭の開催が山梨県で行われております。本市で開催します2つの種目に関連した山梨県での事業に視察に行きたいということで、この2つの内容で予算のほうは計上させていただいております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、11款災害復旧費及び12款公債費並びに13款諸支出金、14款予備費について質疑を受けます。
質疑ございませんか。和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 257ページの公債費についてお伺いします。起債償還元金14億8,500万円、それから利息が約2億円ですね。この件数と、今現在の利率がどうなっているか。それから元金で去年とことしを比較してみるんですけれども、ことしが6,300万ふえているんですが、その利率が1,000万円下がっているんですけれども、この関係をちょっとお知らせいただきたいと思います。
○議長(
髙杉正美君) 財政課長。
○財政課長(佐藤康司君) ただいまの質問に関してお答えいたします。件数につきましては、268ページに地方債の前年度末における現在高等に関する調書が載ってございます。この色分けでいきますと、ちょっとくくりが大きくなっておりますので、正確に、例えば総務債とありますけれども、総務債の中にも何件という積み重ねがございます。その細かい資料については現在手元にございませんので、後ほど調べてご回答させていただきたいと思いますが、大まかにまとめたものにつきましては268ページが現在の内容ということになってございます。利率につきましては、過去に借りた部分、いろいろなものがありますので、一概に何%ということはちょっと言えないということでご了解をいただきたいと思います。ただ、昔に比べますと最近は利率が下がっておりますので、そういう意味で最後のご質問、元金がふえているけれども利率がという部分のこれが回答になってくるものと考えております。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) そうだと思うんですけれども、一般財源で16億6,000万円出しているわけです。有利な起債、有利な起債ということで借りているわけですし、そういうものを利用して教育関係の施設だとかインフラ整備だとかをすると思うんですけれども、やはり16億円という一般財源が出ているという状況も踏まえるならば、有利な起債という形も十分わからないわけでもないんですけれども、その辺を考慮しながらこれから財政運営に当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。終わります。
○議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 今、和井内議員から言われたとおりだと思っております。機会あるごとに有利な起債ということで申し上げてまいりましたけれども、財政運営の仕方といたしましては、やはり限られた財源でございますが、決まった制度は有利に使いたいと。ご存じのようにその償還の7割が返ってくるという、これだけ有利な起債ということでは今のところないと。最大限活用させていただきまして、財源の有効な活用という手法で今後とも活用していきたいと考えております。
○議長(
髙杉正美君) 和井内貞光君。
○5番(和井内貞光君) 言っていることはよくわかるんです。しかし、16億円一般財源が出ていくわけですから、7割が入ってくる、しかし3割は払っていかなければいけない、そういうことになるわけですので。幾ら有利な起債、そういうことをおっしゃるんですけれども、やはりその辺も考慮して、そうだから何をやってもいいんだということにはならないと私はそう思うので、その辺を十分考慮しながら財政運営に当たっていただきたいというのが私からのお願いといいますか、話だけですので、その辺も踏まえてぜひ運用していただきたいと思います。
○議長(
髙杉正美君)
総務部長。
○
総務部長(
安保一雄君) 今言われたとおりのつもりでやっておりますので、借金できるので必要でないところまでどんどん借金をしようという考えは毛頭ございません。事業をやるからにはできるだけ有利な制度を使いたいという趣旨でお答えしております。
○議長(
髙杉正美君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第32号平成25年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計予算から、議案第34号平成25年度鹿角市
介護保険事業特別会計予算までの3議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第35号平成25年度鹿角市
下水道事業特別会計予算から、議案第37号平成25年度鹿角市
簡易水道事業特別会計予算までの3議案について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第38号平成25年度鹿角市
大湯財産区
特別会計予算について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
次に、議案第39号平成25年度鹿角市
上水道事業会計予算について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
髙杉正美君) ないものと認めます。
以上をもちまして、
議案質疑を終結いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第2 議案及び請願・陳情の付託
○議長(
髙杉正美君) 日程第2、議案及び請願・陳情の付託を行います。
議案第3号から議案39号までの37議案及び陳情1件につきまして、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託いたしますので、審査をお願いいたします。
以上で、本日の議事は全て終了いたしました。
なお、明7日から11日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。
ただいまの時刻をもって散会いたします。
午前11時14分 散会
平成25年 第2回鹿角市議会定例会
議案及び請願・陳情付託表
(平成25年2月6日提出)
1.常任委員会
┌──────┬──────────────────────────────────────┐
│委員会名 │付 託 内 容 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│総務財政 │議案第 3号 鹿角市
過疎地域自立促進計画の変更について │
│常任委員会 │議案第12号 鹿角市
土地開発基金条例の廃止について │
│ │議案第25号 平成24年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)中 │
│ │ 条文 │
│ │ 歳入全款 │
│ │ 歳出 2款1項総務管理費 12款公債費 13款諸支出金 │
│ │議案第29号 平成24年度鹿角市
大湯財産区
特別会計補正予算(第1号) │
│ │議案第31号 平成25年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 条文 │
│ │ 歳入全款 │
│ │ 歳出 1款議会費 2款1項総務管理費 3項徴税費 │
│ │ 5項選挙費 6項統計調査費 7項監査委員費 │
│ │ 12款公債費 13款諸支出金 14款予備費 │
│ │議案第38号 平成25年度鹿角市
大湯財産区
特別会計予算 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│教育民生 │議案第 4号
指定管理者の指定について(鹿角市
市民センター) │
│常任委員会 │議案第13号 鹿角市
奨学資金貸付基金条例の制定について │
│ │議案第14号
地域社会における共生の実現に向けて新たな
障害保健福祉政策を講ず│
│ │るための
関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の │
│ │制定について │
│ │議案第15号 鹿角市
新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について │
│ │議案第16号 鹿角市
空き家等の
適正管理に関する条例の制定について │
│ │議案第17号 鹿角市
一般廃棄物処理施設の
技術管理者の資格を定める条例の制定に│
│ │ついて │
│ │議案第25号 平成24年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)中 │
│ │ 歳出 2款2項市民共動費 3
款民生費 │
│ │ 4款1項保健衛生費 9款消防費 10款教育費 │
│ │議案第26号 平成24年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) │
│ │議案第31号 平成25年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 歳出 2款2項市民共動費 4項戸籍住民基本台帳費 │
│ │ 3
款民生費 4款1項保健衛生費 2項清掃費 │
│ │ 7款1項3目消費者行政推進費 │
│ │ 9款消防費 10款教育費 │
│ │議案第32号 平成25年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計予算 │
│ │議案第33号 平成25年度鹿角市
後期高齢者医療特別会計予算 │
│ │議案第34号 平成25年度鹿角市
介護保険事業特別会計予算 │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│産業建設 │議案第 5号
指定管理者の指定について(鹿角市
草木地域活動センター) │
│常任委員会 │議案第 6号
市道路線の認定について │
│ │議案第 7号
市道路線の変更について │
│ │議案第 8号 鹿角市
下水道事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第 9号 鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第10号 鹿角市
簡易水道事業特別会計への繰入れについて │
│ │議案第11号 かづの
牛導入資金貸付基金条例の制定について │
│ │議案第18号 鹿角市市道の構造の
技術的基準等を定める条例の制定について │
│ │議案第19号
鹿角市営住宅条例の一部改正について │
│ │議案第20号
鹿角市営住宅等の整備に関する基準を定める条例の制定について │
│ │議案第21号 鹿角市
都市公園条例の一部改正について │
│ │議案第22号 鹿角市
移動等円滑化のために必要な
特定公園施設の設置に関する基 │
│ │ 準を定める条例の制定について │
│ │議案第23号 鹿角市
下水道条例の一部改正について │
│ │議案第24号 鹿角市
水道事業の
布設工事監督者及び
水道技術管理者に関する条例 │
│ │ の制定について │
├──────┼──────────────────────────────────────┤
│ │議案第25号 平成24年度鹿角市
一般会計補正予算(第8号)中 │
│ │ 歳出 4款3項水道費 6款農林水産業費 │
│ │ 7款1項2目商工振興費 8款土木費 │
│ │議案第27号 平成24年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第2号) │
│ │議案第28号 平成24年度鹿角市
簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) │
│ │議案第30号 平成24年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号) │
│ │議案第31号 平成25年度鹿角市
一般会計予算中 │
│ │ 歳出 4款3項水道費 5款労働費 6款農林水産業費 │
│ │ 7款1項1目商工総務費 2目商工振興費 │
│ │ 4目企業誘致対策費 2項観光費 8款土木費 │
│ │ 11款災害復旧費 │
│ │議案第35号 平成25年度鹿角市
下水道事業特別会計予算 │
│ │議案第36号 平成25年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計予算 │
│ │議案第37号 平成25年度鹿角市
簡易水道事業特別会計予算 │
│ │議案第39号 平成25年度鹿角市
上水道事業会計予算 │
│ │25陳情第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小零細企業支援の拡充を求める陳情 │
└──────┴──────────────────────────────────────┘
2.委員会の開催日時及び場所
┌────────────┬──────────────────┬──────────────┐
│委 員 会 名 │開 催 日 時 │場 所 │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│総務財政常任委員会 │2月14日(木) 午前10時 │第1委員会室 │
│ │2月15日(金) 午前10時 │ │
│ │2月20日(水) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│教育民生常任委員会 │2月14日(木) 午前10時 │第2委員会室 │
│ │2月15日(金) 午前10時 │ │
│ │2月20日(水) 午前10時 │ │
├────────────┼──────────────────┼──────────────┤
│産業建設常任委員会 │2月14日(木) 午前10時 │第3委員会室 │
│ │2月15日(金) 午前10時 │ │
│ │2月20日(水) 午前10時 │ │
└────────────┴──────────────────┴──────────────┘...