鹿角市議会 > 2012-03-15 >
平成24年第1回定例会(第6号 3月15日)

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  1. 鹿角市議会 2012-03-15
    平成24年第1回定例会(第6号 3月15日)


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    平成24年第1回定例会(第6号 3月15日)     平成24年3月15日(木)午前10時開議   開議   議長報告  第1 各常任委員会審査報告      質疑  第2 報告事件の審議      討論、採決   閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 各常任委員会審査報告      総務財政常任委員会      教育民生常任委員会      産業建設常任委員会   2 報告事件の審議      議案第 2号      議案第 3号      議案第 4号      議案第 5号
         議案第 6号      議案第 7号      議案第 8号      議案第 9号      議案第10号      議案第11号      議案第12号      議案第13号      議案第14号      議案第15号      議案第16号      議案第17号      議案第18号      議案第19号      議案第20号      議案第21号      議案第22号      議案第23号      議案第24号      議案第25号      議案第26号      議案第27号      議案第28号      議案第29号      議案第30号      議案第31号      議案第32号      議案第33号      議案第34号      議案第35号      議案第36号      議案第37号      議案第38号      議案第39号      24請願第1号      24陳情第1号      24陳情第2号      24陳情第3号      23陳情第7号      23陳情第9号      23陳情第13号      23陳情第14号      23陳情第15号   3 日程追加      議案の上程      発議第1号 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加中止を求める意            見書の提出について      発議第2号 最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める意見            書の提出について   4 日程追加      議案の上程      議案第40号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)   5 日程追加      閉会中審査事件の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(20名)        1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君        3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君        7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君        9番  栁 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  髙 杉 正 美 君       13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君       15番  大 里 恭 司 君    16番  黒 澤 一 夫 君       17番  中 西 日出男 君    18番  阿 部 佐太郎 君       19番  田 村 富 男 君    20番  米 田 健 一 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       吉 成 博 雄 君    代表監査委員    二ツ森   要 君  総務部長      木 村 忠 好 君    市民部長      佐々木 忠 臣 君  産業部長      畠 山 義 孝 君    建設部長      髙 杉 恭 二 君  教育部長      青 澤 敏 博 君    会計管理者     阿 部   薫 君  総務部次長     安 保 一 雄 君    総務部付次長待遇  沢 田   正 君  市民部次長     菅 原   勤 君    建設部次長     兎 澤   優 君  教育次長      熊 谷 純 二 君    農業委員会事務局長 田 中 康 明 君  財政課長      佐 藤 康 司 君    監査委員事務局長  今 泉   修 君  選挙管理委員会事務局長            総務課長      児 玉   晃 君            畠 山 行 雄 君 ─────────────────────────────────────────────  事務局長      髙 橋 安 弘 君    主幹        金 澤   修 君  主査        阿 部 厳 祐 君    主任        田 原 智 明 君      午前10時00分 開議 ○議長(髙杉正美君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第6号により進めてまいります。  ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(髙杉正美君) これより、議長報告をいたします。  お手元に配付しておりますとおり、監査委員より地方自治法第199条第9項の規定による定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書及び地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が提出されております。  以上で、議長報告を終わります。  ──────────────────────〇 ─────────────────────    日程第1 各常任委員会審査報告 ○議長(髙杉正美君) 日程第1、これより各常任委員会審査報告を行います。  去る2月28日及び3月7日の本会議において各常任委員会に付託いたしました議案第2号から議案第39号までの議案38件及び請願1件並びに陳情3件について、それぞれの常任委員会審査報告を受けます。  なお、継続審査となっておりました陳情5件の審査結果につきましては、あわせて報告願います。  初めに、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。総務財政常任委員長浅石昌敏君。   (総務財政常任委員長 浅石昌敏君 登壇)
    総務財政常任委員長浅石昌敏君) おはようございます。  私から、去る2月28日の本会議において当総務財政常任委員会に付託されました議案7件、陳情1件及び継続審査としておりました陳情2件について、その審査の経過と結果をご報告いたします。  まず、議案第13号鹿角広域行政組合規約の一部変更についてでありますが、本案は、鹿角広域行政組合の処理する事務の変更に伴い、組合規約を変更する必要があるため、関係地方公共団体の協議において議決を求めるものであります。  本案の審査に当たり、法改正に伴い、従来からの液化石油ガス及び特定液化石油ガス設備工事の届け出の受理に加え、ガス器具販売事業者からの報告の徴収に関する事務が新たに加わるとのことであるが、市から広域行政組合へ事務処理を委託するに当たり、小坂町にも同様の事務が移譲されるのかただしております。  これに対し、今回の法改正により、ガス器具販売事業者からの報告の徴収に関する事務が市の事務として加えられたものであり、小坂町へは権限移譲されておらないものの、広域行政組合規約の変更が必要であることから、今回、市議会と町議会の双方に議案を提出しているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第14号予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例の制定についてでありますが、本案は、地方自治法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定めるため条例を制定するものであり、対象となる出資法人について、これまでは2分1以上となっておりましたが、4分の1以上、2分の1未満の出資法人も条例により対象とすることができることから、4分の1以上に拡大するものであります。  本案の審査に当たり、この条例の適用を新たに受ける法人はどこか、さらには、条例制定のメリットについてただしております。  これに対し、新たに対象となる法人は、株式会社花の輪と株式会社県北環境保全センターの2社で、従来から決算の状況等については随時確認してきているものであるが、今回の法改正に伴い、該当する法人に対して法的根拠をもって市長の調査権が及ぶことにより、経営状態について説明を求めたり、必要に応じて指導することが新たにできるようになるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第15号鹿角市市税条例の一部改正についてでありますが、本案は、経済社会の構造変化に対応した税制の構築を図るための地方税及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律等の公布等に伴い、条例を改正するものであります。  本案の審査に当たり、個人市民税の均等割の額を平成26年度からの10年間、現行の年額3,000円から500円引き上げるとのことであるが、これによる税収増の見込みはどれくらいなのか、さらにはその使い道は何かただしております。  これに対し、現時点の納税義務者数から推計して、年間約750万円の増になると見込んでいること、東日本大震災復興基本法に定める理念のもと、地方公共団体が緊急的に実施する防災施策に要する費用の財源とするために地方税法が改正されたことを踏まえ、本市においても緊急的に行う防災対策に要する費用の一部として使用することになるとの答弁がなされております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第25号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、13款諸支出金について報告いたします。  今回の補正予算は、東日本大震災被災者支援費や(仮称)学習文化交流施設整備事業等実績見込みによる各事業費の調整を中心に構成されたものであり、条文第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれから2億4,566万3,000円を減額し、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ179億8,694万円とするものであります。  以下、本案の審査に当たり、各委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  歳出についてでありますが、2款1項7目企画費のうち、(仮称)学習文化交流施設実施設計委託料などの減額の理由についてただしております。  これに対し、実施設計委託料は、プロポーザル方式によって選定した最優秀者との契約の請負差額によるものであり、地質調査委託料は入札の結果によるもの、土地鑑定委託料は不用額分の減額、用地測量委託料は病院跡地の境界確認等が不要となったことによる減額であるとの答弁がなされております。  次に、同じく7目企画費のうち、(仮称)学習文化交流施設土地購入費の内容と減額の理由についてただしております。  これに対し、平成23年度は、組合病院跡地の購入と隣接する民有地2筆分を購入したが、予算額と契約額との差額が出たことによる減額であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第25号中、当委員会所管補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第29号平成23年度鹿角市大湯財産特別会計補正予算(第1号)でありますが、本案は実績見込みによる事業費の減額などが主な内容であります。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算中、条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款1項総務管理費、3項徴税費、5項選挙費、6項統計調査費、7項監査委員費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費について報告いたします。  平成24年度の当初予算は、第6次総合計画に掲げる「笑顔がつながり活力を生むまち・鹿角」の実現に向け、前期基本計画の着実な実施を基本に編成されたものであり、条文第1条歳入歳出予算では、一般会計の総額を歳入歳出それぞれ183億934万7,000円とするものであります。  以下、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑、意見、要望等の主な内容について申し上げます。  まず、条文及び歳入についてでありますが、第2表継続費の年割額に関して、(仮称)学習文化交流施設の年度ごとの工事の工程割合をどう予定しているのかただしております。  これに対し、実施計画がまだ定まっておらないことから、あくまで現時点の基本計画の段階での割合であるが、平成24年度が5%、平成25年度が45%、平成26年度が50%の工程割合で考えているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、(仮称)学習文化交流施設にかかわる新年度のスケジュールについてただしております。  これに対し、平成24年度の予定として、8月をめどに実施計画を終了し、引き続き、建築確認申請入札手続等を行い、年明けには工事に着手したいとの答弁がなされております。  次に、歳出についてでありますが、2款1項7目企画費のうち、(仮称)学習文化交流施設にかかわる支障物件移設等補償費の内容と移転の目標時期についてただしております。  これに対し、建設予定地に隣接する建物3棟にかかわる所有権移転補償、営業補償、借家人補償がその内容であり、可能であれば年度内に終了したいと思っている。地権者の方とは何度か面談をさせていただいており、事業等には理解をしていただいているところであるが、相手のあることなので、交渉がスムーズにいくよう引き続き努力してまいりたい、との答弁がなされております。  次に、2款1項10目、防災諸費の自主防災組織育成事業費補助金に関して、過去の設立数の推移と平成24年度の設立目標はどのくらいかただしております。  これに対し、平成22年度、平成23年度といずれも6組織が設立されており、平成24年度は10件を目標に設立を支援してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査の結果、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算中、当委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第38号平成24年度鹿角市大湯財産特別会計予算についてでありますが、本案は、大湯財産特別会計の平成24年度の歳入歳出予算の総額を728万2,000円とするものであります。  本案の審査に当たり、歳入2款1項1目財産貸付収入の主な内容と未収金の有無についてただしております。  これに対して、区有地の貸し付け49件にかかわるもので、主なものとして雑種地、資材置き場、個人の宅地・畑、水路敷、電話・電柱敷が主なものであり、未収金はないとの答弁がなされております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、継続審査となっておりました、23陳情第9号社会保障と税の一体改革による消費税増税は行わないことを国に求める陳情、並びに、23陳情第13号社会保障と税の一体改革の中止を求める陳情についてでありますが、本陳情につきましては、引き続き国において「社会保障と税の一体改革」の議論が盛んに行われているところであり、さらなる精査を要するため継続審査すべきものと決定しております。  次に、24陳情第2号住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情についてでありますが、さらなる精査を要するため継続審査すべきものと決定しております。  以上で、当総務財政常任委員会審査報告を終わります。  訂正をお願いいたします。先ほど実施設計がまだ定まっておらないから、(仮称)文化施設のことですけれども実施設計が正しく、私は「実施計画」と言いましたが「実施設計」に改めてお願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(髙杉正美君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、総務財政常任委員長の報告を終わります。     (総務財政常任委員長 浅石昌敏君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 次に、教育民生常任委員会の付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長倉岡 誠君。     (教育民生常任委員長 倉岡 誠君 登壇) ○教育民生常任委員長(倉岡 誠君) 私から、去る2月28日の本会議において当教育民生常任委員会に付託されました議案25件及び陳情1件、並びに継続審査となっておりました陳情3件について、その審査の経過と結果をご報告いたします。  まず、議案第3号指定管理者の指定について(鹿角市先人顕彰館)でありますが、本案の審査に当たり、この施設を指定管理することによって課題や問題が生じることはないのかただしております。  これに対し、鹿角が生んだ先人の業績を長年調査・研究してきている団体であり、知識も豊富であるため、こういった知識を生かすことによって来館者に対するサービスの向上が見込まれるといったメリットがあることから、指定管理としてふさわしいという判断をしたもので、課題等については特に考えられないとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第4号指定管理者の指定について(水晶山スキー場)でありますが、本案の審査に当たり、指定管理者は観光坑道を含めた経営をされているが、以前、経営形態が変わったことで元気がないと懸念されたが、現在まで指定管理をすることによって観光面を含め完全に任せるといったことではなく、課題が生じていると感じているが、議論はされているのかただしております。  これに対し、当初、水晶山スキー場にはお金をかけないことでマインランドから譲り受けたが、大きな大会を誘致した際の練習会場になることや、小学生などの選手育成にも役立っていることから、ある程度お金をかけてでも維持していかなければならないものと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第16号鹿角市立図書館条例の一部改正について及び議案第17号鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正についてでありますが、本議案2件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第18号鹿角市介護保険条例の一部改正についてでありますが、本案の審査に当たり、事業者が3カ所開業したことで待機者の解消にはなるものの、市民の間では、介護保険料は限りなく上がっていくのではないかとの心配がされ、一方、国の方針として施設から自宅へ方向転換を図ろうとしている中で、在宅介護時間が減少されていくことが論議されているが、今後の動向や市の基本的な考え方についてただしております。  これに対し、施設から在宅へ戻っての在宅重視の考え方が、今回の報酬決定にも数字として見受けられ、老人保健施設においても経営計画等を改めて見直していく段階になっている。  また、4月から新しい報酬決定制度で進んでいくことになるが、自宅に戻れるような生活環境及び身体状況になるからこそ帰ることができる状態になるため、適正な利用時間でサービスを受けることができるように、保険者としても、事業所の数、サービス介護職員の数などを把握して、適正な計画づくりに反映させなければならないと考えている。  老人保健施設での平成23年度中における定員数が若干ふえていることと、4月1日から新たに供用開始される施設もあることから、回転状況なども踏まえ次期計画の段階で検討していくことになるため、在宅介護の単位数、時間数が減少して、多くの方に介護職員が回れる体制づくりが図られることになっていることから、時間を短縮して回数をふやす方向に展開されていくと判断しているとの答弁がなされております。  さらに委員からは、実際に携わっているヘルパーや介護職に携わる方々は、時間が短縮されることによりサービスが軽減されることを懸念し、医療機関の先生方も日数が削られることによって回復のめどが立った矢先に切られてしまうといったことなどを訴えられております。施設から自宅へという方針はいいとしても、それに伴うサービスが伴っていない改正ではないか心配されていることから、市としてはサービスの低下を招かないようにしていただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第19号墓地、埋葬等に関する法律施行条例の制定についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第20号鹿角市暴力団排除条例の制定についてでありますが、本案の審査に当たり、今のところ、本市においてそのような団体の確認はされていないようだが、資金源につながるような事件や行為は確認されているのか。また、暴力団員や暴力団と密接な関係を有する者であるのか否かについては、どこで確認をすることになるのかただしております。  これに対し、詳細については警察署において情報収集をしており、警察署に照会することになるが、鹿角管内では今のところ事務所等は確認されていないという認識であるため、イベント等についての確認方法については改めて早急に検討したいと伺っているとの答弁がされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)中、歳出2款2項市民共動費、3款民生費、4款1項保健衛生費、9款消防費、10款教育費についてでありますが、本案の当委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第26号平成23年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第27号平成23年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)及び議案第28号平成23年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、本議案3件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算中、歳出2款2項市民共動費、4項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、7款1項3目消費者行政推進費、9款消防費、10款教育費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑、意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、2款2項2目生活安全対策費意識調査委託料について、バス利用者の意識調査とのことであるが、実際の利用者だけを調査対象にするのか、利用していない人の調査も実施していただきたいとの意見が述べられております。  これに対し、鹿角花輪駅前とかづの厚生病院などの乗りおりの多いところを選定し、利用者を対象にバスの要望等に関する聞き取り調査を実施したいと考えている。  利用していない人については、緑の分権改革調査事業において調査項目を設けており、「バスは利用しないが維持してほしい」とのアンケート結果が出ていることや、利用しない理由として「車を運転できるから」という理由が最も多いことなどから、時間をかけて詳細な分析をしていきたいとの答弁がなされております。  次に、3款1項3目老人福祉費の高齢者交流サロン推進事業費補助金について、事業内容及び場所の選定についてただしております。  これに対し、新たな事業であり、地区の方々の協力をいただくことになるが、実際にはボランティアという形で運営していただく予定としているため、先進事例調査や勉強会を開催して整備していきたい。  4カ所については、歩いて集える場所という点で自治会単位がよいと考えているが、小さい自治会についてはある程度まとまった形も考えられ、建物に対してもバリアフリー化や備品が必要になる場合は30万円を限度として100%を補助することとしている。  今年度4カ所の実施予定をしているが、実施希望の自治会が多い場合には、補正で対応して進めていきたいとの答弁がされております。  同じく3款2項1目児童福祉総務費の地域の宝祝い金に関連し、少子高齢化が進む中、全国の中でも秋田県、秋田県の中でも鹿角市が合計特殊出生率が上位にランクしていることから、待機児童解消や児童クラブなど、県内で一番進んでいる点は自信を持ってもいいと思うが、この事業だけにとどまらず新たな施策は考えられないのかただしております。  これに対し、この事業の実施に当たり、第1子から助成するという意見もあったが、第2子以降とし、第3子以降は増額助成となった。今回の事業は、平成27年度まで継続することになるが、この間の状況によって今後施策の検討をしていかなければならないと考えている。  平成24年度は、福祉医療の拡充も図られるが、そのほか若者の雇用など市全体で取り組んでいかなければならないと答弁がされております。  次に、4款1項1目保健衛生総務費の鹿角市フッ素洗口推進会議委員報償費に関連して、推進会議での会議内容及び現在の状況についてただしております。  これに対し、昨年は2回開催しており、フッ化物洗口をする際のさまざまな課題を出し合っているが、子供のために実施していただきたいとのことから、3月1日に市長及び教育長へ要望を提出している。  予算的には、教職員及び保育士の担当者を対象とした説明会を地区ごとに、保護者を対象とした説明会を学校単位で開催したいと考えており、合意形成が図られ、特に反対がなければ、その後の補正で対応していきたいとの答弁がされております。  さらに委員からは、現状ではフッ素洗口を集団で実施する流れになっているが、選択性を持たせた中で、父兄への危険度も含め説明をする必要があることから、じっくり協議しながら進めてもよいのではないかとの意見が述べられております。  これに対し、保護者の方々へも洗口に対する説明会を開催し、実際に洗口を経験してもらった上で、保護者の承諾をもらった方のみ洗口を実施するという考えであるとの答弁がされております。  委員からは、責任の所在を明らかにし、あくまでも希望者のみの実施で、父兄だけではなく子供の意向も含めた形で進めていただき、強制的な集団洗口は進めないでほしいと申し添えております。  次に、9款1項1目常備消防費に関連し、実施計画の中でも消防・救急体制の充実について掲載されているが、本署の移転に関しても救急業務が大事になってくるため、救急救命士の人数及び救急車の台数、並びに救急救命士の養成についてただしております。  これに対し、現在、救急救命士は17名おり、救急者は、高規格救急車が本署に2台、十和田、小坂の各分署に1台の、計4台となっている。  救急救命士の養成については、各年で1名ずつ養成しているため、退職に伴っても十分に対応できる職員数は確保しているとの答弁がされております。  次に、10款5項3目文化財保護費の大湯環状列石環境整備工事費について、縄文の森の復元ということで植栽工事を予定しているが、今後の整備計画についてただしております。  これに対し、第3期環境整備工事が来年度で終了し、それぞれ5年間の事業期間で進めてきているが、平成25年度からは最終の第4期となることから、整備されていない野中堂遺跡の南側が整備対象区域となっている。  整備内容としては、具体的にはこれから検討することになるが、大学教授や専門家を交えた検討会を設置し意見を聞きながら、おおむね縄文時代の環境を復元することで進めていくことになるとの答弁がなされております。  同じく、10款6項3目体育施設費の施設用備品購入費について、圧雪車及びスノーモービルの購入費であるが、圧雪車は古いものとの更新になるのか、また、スノーモービルについては、3台を購入することによって合計何台になるのかただしております。  これに対し、圧雪車は、更新ではなく新たに1台を追加購入し、大会等に備えたいと考えており、スノーモービルについては、現在、花輪スキー場では9台を所有しているが、昨年までの大会等の使用実績を考えると不足していることから、万全を期するために新たに3台を購入したいとの答弁がなされております。  さらに委員からは、各小中学校において実施しているスキー授業で、特にクロスカントリーを授業に取り入れている学校では、グラウンドや周辺を使用することでスノーモービルが必要になり、中には、学校の備品ではなく、スキー部親の会が学校に寄附したものもあり、修理代等についても親の会で支出していることから、スキー授業の期間に学校に貸し出しできるような方策を考えられないのかただしております。  これに対し、学校で所有しているスノーモービルについては、昨年の国体開催時に借用した経緯もあるが、3台追加することによって大会期間中は通常営業できるものと考えており、大会等がない時期や使用していない期間もあると思われるため、情報を収集し検討していきたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第31号中、当委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第32号平成24年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、国民健康保険税の税率改正について、2年前に税率改正をしているが、いろいろな議論の中から3年ぐらいを目安としてその後は不確定な要素があるとしていたが、平成25年度は現行のままでよいのかただしております。  これに対し、平成24年度は法定外分として約1億800万円を一般会計から繰り入れなければならない現状で、本来の受益者負担の原則からいくと、受益者の中で賄うべきものであることから、所得の確定や決算の見込みなどを精査し、法定外に頼らざるを得ない状況であれば、国保運営協議会に諮問していかなければならないとの答弁がなされております。
     以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第33号平成24年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第34号平成24年度鹿角市介護保険事業特別会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、今回保険料の改定予定となっているが、本市は介護保険料が高い方に位置しており、自治体によって保険料の掛金が異なると思うが、ほかと違う特徴があるのかただしております。  これに対し、本市の介護保険給付費の一番大きな特徴としては、療養型病床の介護サービスがあることが上げられ、医療を含んだ介護サービスを受けられる施設サービスで、県内及び全国に比較してベッド数が多いことが特徴となっており、そのほかデイサービスサービス費が多いことが特徴であるとの答弁がされております。  さらに委員からは、医療型サービスやグループホーム以外はかなりの施設がふえているが、利用しなければそれに合った金額にならないため、できるだけ在宅介護を目指して、施設に入所しなくても家族でやっていけるようなことなど、いろいろな施策を行っているが、その現状についてただしております。  これに対し、介護の中においても予防事業を実施しており、施設がふえることによる給付費の増加も考えられるが、100%使われるかどうかについては介護サービス計画書の作成によるため、また、介護認定になる前の健康づくりについても力を入れていきたいとの答弁がされております。  本案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査となっておりました23陳情第7号拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書採択に関する陳情につきましては、さらなる精査を要するため、継続審査すべきものと決定いたしております。  次に、23陳情第14号無年金・低年金者への基礎年金国庫負担分3万3,000円の支給を求める陳情につきましては、財源確保等の問題から理解しかねるとの意見から不採択すべきものとの意見がある一方、さらなる精査を要するため継続審査とすべきとの意見があり、採決の結果、不採択すべきものと決定いたしております。  次に、23陳情第15号年金受給資格期間を10年に短縮することを求める陳情につきましては、国の制度を含め不明確な状況の中、課題も多く継続審査しても結論が出ない問題でもあり、不採択すべきとの意見がある一方、さらなる精査を要するため継続審査すべきものとの意見があり、採決の結果、不採択すべきものと決定いたしております。  次に、今定例会で付託されました24陳情第3号子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める陳情につきましては、本市においては待機児童の解消も図られ、陳情内容の一部に現状にそぐわない点もあることから、願意認めがたく、不採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当教育民生常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(髙杉正美君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、教育民生常任委員長の報告を終わります。     (教育民生常任委員長 倉岡 誠君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 次に、産業建設常任委員会の付託事件の審査結果について委員長の報告を受けます。産業建設常任委員長栁舘一郎君。     (産業建設常任委員長 栁舘一郎君 登壇) ○産業建設常任委員長(栁舘一郎君) 私から、去る2月28日及び3月7日の本会議において当産業建設常任委員会に付託されました議案20件及び請願1件及び陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  初めに、議案第2号財産の貸付けについてでありますが、本案は旧八幡平サン・スポーツランドを観光施設として活用し、地域の活性化を図り、市の産業振興に資するため、株式会社山麓管理サービスに無償貸与するものであります。  本案の審査に当たり、委員から、貸し付け後の市のかかわりや産業振興を図るための具体策はあるかただしております。  これに対し、無償貸し付け後の施設の維持管理等の費用はすべて山麓管理サービスの負担となり市の負担はないが、冬期間の周辺の市道については市が除雪委託を行う予定である。  また、山麓管理サービスでは、現在行っているピーナッツもやしの栽培を継続しながら、LEDや温泉熱を利用した野菜の実証栽培を行い、年間を通じた流通の確保に向けた各種取り組みをしているとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第2号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第5号指定管理者の指定について(鹿角市定期市場)でありますが、本案は鹿角市定期市場の指定管理者として特定非営利活動法人関善賑わい屋敷を指定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第6号指定管理者の指定について(鹿角市交流プラザ)でありますが、本案は鹿角市交流プラザの指定管理者として株式会社東北ダイケン秋田支店を指定するものであります。  本案の審査に当たり、委員からは、利用する部屋によって土足の問題や飲食の問題があり、これらが緩和されればさらに多様なイベント等を企画できるという声があるが、そのような要望にこたえることはできないかただしております。  これに対し、利用規約等を変更するのであれば、条例の改正が必要になるものもあるが、要望の中には指定管理者との協定や契約の変更等で解決できる部分もあるため、そのような要望があった際は、法令に準拠するのか、協定書、契約書に準拠するのかをその都度判断し、できるだけ市民が利用しやすい環境となるよう対応してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第6号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第7号指定管理者の指定について(鹿角市二本柳農村公園)でありますが、本案は施設の効率的な管理・運営のため指定管理者を指定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第8号市道路線の認定についてでありますが、本案は道路の新設に伴い、市道路線を認定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第9号市道路線の変更についてでありますが、本案は道路の改良等に伴い路線を変更するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて及び議案第11号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、並びに議案第12号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについての3議案についてでありますが、各事業の推進を図る上で経費の一部を平成24年度一般会計予算より繰り入れするものであり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第21号鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例の制定についてでありますが、本案は、農地災害復旧事業にかかわる受益者分担金について定めるものであります。  本案の審査に当たり、委員からは、本条例に分担金の納付期限延長等について定められているが、それはどういった場合を想定しているものかただしております。  これに対し、大雨による河川の決壊や地すべり等の災害が発生した場合等を想定しているが、その際、個別に被害の程度を判断し、市長がやむを得ないと認める場合は、分割納付・減免または免除になるものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第21号につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第22号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正についてでありますが、本案は道路法施行令の改正に伴い条例の一部を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第23号鹿角市都市公園条例の一部改正についてでありますが、本案は鹿角市総合運動公園内の総合競技場について利用時間を変更するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、資本剰余金の処分に関する規定を定めるための改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)中、歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案は各種事業の精算見込み等による補正が主な内容でありますが、本案の審査に当たり委員から出されました質疑、ご意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、6款1項5目水田農業対策費の重点品目産地づくり支援事業費補助金の増額補正に当たり、その内容をただしております。  これに対し、平成21年度の国の補助金等の交付単価改正に伴い、激変緩和対策として秋田県が設定した価格補てんの補助金で、枝豆、トマト等58種類の対象作物の実績が確定したことにより補助金の交付額が増額となったものであるとの答弁がなされております。  次に、7款1項2目商工振興費の工業団地管理委託料について、委託の内容と地元企業から工業団地へ立地の要望がないかただしております。  これに対し、工業団地の管理については、秋田県より委託を受け、団地周辺の草刈り等の作業を行っている。また、現在3ヘクタールと0.7ヘクタールの2区間分があいている状態であるが、今のところ地元企業から入居を希望する相談はないとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第25号中、当常任委員会所管の補正予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第30号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)についてでありますが、今年度行った石綿管更新工事及び国道103号線の改良工事に伴う給水管受託工事の精算見込みによる減額や、10月からお客様相談センターを開設したことによる臨時職員の賃金、法定福利費の減額のほか、各事業の精算見込み等に伴う補正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算中、歳出4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款1項1目商工総務費、2目商工振興費、4目企業誘致対策費、2項観光費、8款土木費、11款災害復旧費についてでありますが、本案の審査に当たり、委員から出されました質疑・意見等の主なる内容について申し上げます。  まず、5款1項1目労働総務費の鹿角地域シルバー人材センター活動補助金に関連し、現在のシルバー人材センターの収益構造、経営状態についてただしております。  これに対し、シルバー人材センターの経営は仕事を受注したことによる事務手数料等により運営されているが、近年、受注件数が減少傾向にあり、財政状態は非常に厳しいものとなっている。平成23年度は東日本大震災の影響により観光分野での委託事業が発注に至らなかったことや、受注の大半を占める公共事業が減少していることなどから、全体の受託収入が減少している。  また、平成24年4月から公益社団法人に移行することになるが、市としては補助金を支出している以上、シルバー人材センターの財務体質、経営状況には今後も深くかかわってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、6款1項3目農業振興費のそばの里産地確立交付金について、耕作放棄地の解消を目的に始まり、一定の成果があったことにより制度の見直しを行うとしているが、耕作放棄地が解消に向かっている中で、さらに市の交付金が減少する場合等でも、農家が安心して取り組めるような対策は講じているかただしております。  制度の見直しはその都度行っており、今回、連作障害を回避するために収量・品質向上に対する加算を設け、堆肥等の有機資材に対する補助を行い、事業内容を拡充している。現在、法人や大規模農家でかなりの量を受託しており、そういった大規模農家を主体にして、引き続き、鹿角市を「そばの里」として推進していくために、各種支援を強化してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費の鹿角市たばこ耕作振興会活動費補助金に関連し、これまで鹿角の複合経営を支えてきたたばこ農家は、労働者の高齢化や担い手不足等で危機的状況にあるが、今後たばこ農家が活力を見出せるような対策は検討しているかただしております。  これに対して、たばこ農家は市の大事な産業で頑張ってきた方々という位置づけであり、たばこ農家の畑はしっかり管理されている優良な農地であり、廃作による新しい品目の転作指導等だけでなく、国や県等の方向性も見きわめながら、農家と一体となって支援策を検討していきたいとの答弁がなされております。  次に、6款1項4目園芸振興費の全国モモ研究大会運営費補助金について、その研究大会の内容についてただしております。  これに対し、6月7日、8日の両日、ホテル鹿角を会場に、400人規模を想定して開催することとしており、後援会、事例発表、交流会の開催、現地視察の実施が決定しており、北限の桃を全国に露出できるチャンスととらえている。観光客が落ち込む時期の開催となり、農林・観光部門が連携して積極的に鹿角をPRしていきたいとの答弁がなされております。  次に、6款1項9目畜産管理費の日本短角種振興協議会負担金に関連して、かづの牛の増頭強化とさらなるブランド化を推進するために、今後どのような取り組みをしていくのかただしております。  これに対し、かづの牛の増頭につながる環境づくりの構築のために、畜産農業協同組合が中心となり、新たな堆肥舎、宿舎等の環境整備を含めた計画策定を進めている。増頭振興は需要の喚起と販路拡大が重要であり、今後、生産者だけでなく販売業者の意見も取り入れながら、かづの牛のブランド化を推進してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、7款1項2目商工振興費の市制施行40周年記念商品券発行事業補助金について、その事業内容についてただしております。  これに対し、かづの商工会が市制施行40周年を記念して発行する商品券で、規模は2億円である。市では10%に相当するプレミアム分を補助するものである。商品券の使用対象となるには商工会の加盟店への登録が必要であり、登録されていれば、住宅補修や自動車修理・販売等にも使用できるものであるとの答弁がなされております。  次に、7款2項2目観光振興費の十和田八幡平黄金歴史街道観光キャンペーン事業負担金について、その事業内容についてただしております。  これに対して、来年度のいわてデスティネーションキャンペーンの期間中、ゴールドクーポンの発行や仙台以南からのバスツアーを造成した旅行会社に対し補助をすることとしており、市としては、いわてデスティネーションキャンペーンにかかわる旅行造成中、鹿角市独自のキャンペーンを上乗せし、他との優位性を生かした誘客を図ってまいりたいとの答弁がなされております。  次に、8款4項2目街路事業費の基本計画調査委託料について、基本計画にはどのような内容が含まれているかただしております。  これに対し、計画には、新駅舎の建設のほか、駅前の建物の活用また駅前広場の整備等が盛り込まれるが、これらは今後の調査や協議の中において流動的な部分でもあるとの答弁がなされております。  以上の審査により、議案第31号中、当常任委員会所管の予算につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第35号平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算でありますが、本案の審査に当たり、委員からは、流域下水道鹿角処理区建設負担金について、設置予定の自家発電機の内容についてただしております。  これに対し、これまで錦木処理場に自家発電機がなく、昨年の震災時は2日間稼働できなかったことから、今回、秋田県の補助事業を利用して自家発電機を設置するものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第36号平成24年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算及び議案第37号平成24年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算の2議案についてでありますが、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第39号平成24年度鹿角市上水道事業会計予算についてでありますが、本案の審査に当たり、委員からは、施設拡張費について、八幡平配水池設計・地質調査委託料の内容についてただしております。  これに対し、石鳥谷・松館地区へ給水するために、長嶺地区の配水池を移設する必要があり、その工事を実施するための設計・調査委託料であるとの答弁がなされております。  以上の審査により、本案につきましては原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、24請願第1号TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める請願についてでありますが、本請願は、TPPに日本が参加することになれば、農産物の輸入条件緩和、食の安全基準・表示の緩和等が日本経済、農業等に重大な影響を与えることになるという内容であり、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  次に、24陳情第1号最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める陳情についてでありますが、本陳情は労働者の最低賃金引き上げと地域間格差を縮小するとともに、中小企業経営支援策を拡充することを求める内容となっており、願意妥当と認め、採択すべきものと決定いたしております。  以上で、当産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(髙杉正美君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、産業建設常任委員長の報告を終わります。     (産業建設常任委員長 栁舘一郎君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 以上で、各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終わります。  ──────────────────────〇 ─────────────────────    日程第2 報告事件の審議 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第2、これより採決いたします。  初めに、議案第2号財産の貸付けについて、委員長の報告は原案可決であります。  議案第2号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号財産の貸付けについては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号指定管理者の指定について(鹿角市先人顕彰館)から議案第7号指定管理者の指定について(鹿角市二本柳農村公園)までの5議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第3号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第3号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第3号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第3号指定管理者の指定について(鹿角市先人顕彰館)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号について、委員長の報告は原案可決であります。
     議案第4号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第4号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第4号指定管理者の指定について(水晶山スキー場)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第5号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第5号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第5号指定管理者の指定について(鹿角市定期市場)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第6号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第6号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第6号指定管理者の指定について(鹿角市交流プラザ)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第7号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第7号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第7号指定管理者の指定について(鹿角市二本柳農村公園)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号市道路線の認定について及び議案第9号市道路線の変更について順次採決いたします。  初めに、議案第8号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第8号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第8号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認め、これより採決いたします。議案第8号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第8号市道路線の認定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第9号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第9号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第9号市道路線の変更については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについてから議案第12号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについてまでの3議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第10号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第10議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第10号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第11号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第11号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第11号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第11号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第12号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第12号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第12号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第12号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第13号鹿角広域行政組合規約の一部変更について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第13号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第13号鹿角広域行政組合規約の一部変更については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第14号予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例の制定について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第14号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認め、よって、議案第14号予算の執行に関する市長の調査等の対象とする法人を定める条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号鹿角市市税条例の一部改正についてから議案第18号鹿角市介護保険条例の一部改正についてまでの4議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第15号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第15号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第15号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第15号鹿角市市税条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第16号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第16号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第16号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第16号鹿角市立図書館条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第17号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第17号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第17号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第17号鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第18号について、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 議案第18号について反対討論をいたします。  今回の鹿角市介護保険条例の改正は、市民に大幅な負担を求めることになります。来年度の市税などは減収が予想され、市民所得は依然低迷もしくは横ばい状態であることは明らかであります。今回の改定は市民生活を圧迫するものであり、加えて年金額減少なども予想されるその中、市民の負担増は極力抑制するべきものと考えております。県の安定化基金取り崩しを求めること、一般会計からの繰り入れを行うこと、低所得者層の負担軽減を図ること、国に対して国庫負担の割合を引き上げる対策を実施するべきである。  以上のことから、議案第18号について反対討論といたします。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第18号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第18号鹿角市介護保険条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第19号墓地、埋葬等に関する法律施行条例の制定についてから議案第21号鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例の制定についてまでの3議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第19号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第19号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第19号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第19号墓地、埋葬等に関する法律施行条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第20号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第20号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第20号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第20号鹿角市暴力団排除条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第21号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第21号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第21号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第21号鹿角市農地災害復旧事業分担金徴収条例の制定については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第22号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正についてから議案第24号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてまでの3議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第22号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第22号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第22号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第22号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第23号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第23号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第23号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第23号鹿角市都市公園条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第24号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第24号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第24号鹿角市水道事業の設置等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第25号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第25号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第25号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号平成23年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から議案第30号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)までの5議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第26号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第26号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第26号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第26号平成23年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第27号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第27号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第27号平成23年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第28号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第28号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第28号平成23年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第29号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第29号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、議案第29号平成23年度鹿角市大湯財産特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第30号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第30号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、議案第30号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算について、委員長の報告は原案可決であります。  本案について、討論の通告がありますので、これを許します。遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 議案第31号について、議案第18号での反対討論の同趣旨から、反対討論といたします。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第31号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。       (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第31号平成24年度鹿角市一般会計予算については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号平成24年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算から議案第39号平成24年度鹿角市上水道事業会計予算までの8議案について、順次採決いたします。  初めに、議案第32号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第32号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第32号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、議案第32号平成24年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第33号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第33号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第33号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第33号平成24年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第34号について、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 議案第18号での反対討論の同趣旨から、反対討論といたします。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第34号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第34号平成24年度鹿角市介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第35号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第35号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第35号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、議案第35号平成24年度鹿角市下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第36号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第36号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第36号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第36号平成24年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第37号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第37号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第37号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第37号平成24年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第38号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第38号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第38号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第38号平成24年度鹿角市大湯財産特別会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第39号について、委員長の報告は原案可決であります。  議案第39号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第39号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第39号平成24年度鹿角市上水道事業会計予算は、原案のとおり可決されました。  次に、24請願第1号TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める請願について、委員長の報告は採択であります。  本請願について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  24請願第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、24請願第1号TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める請願は採択と決します。  次に、24陳情第1号最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める陳情について、委員長の報告は採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  24陳情第1号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、24陳情第1号最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める陳情は採択と決します。  次に、24陳情第2号住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  24陳情第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、24陳情第2号住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める陳情は継続審査と決します。  次に、24陳情第3号子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める陳情について、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) 賛成者ございません。  よって、24陳情第3号子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める陳情は不採択と決定いたします。
     次に、継続審査となっております23陳情第7号拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書採択に関する陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  23陳情第7号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、23陳情第7号拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書採択に関する陳情は継続審査と決します。  次に、同じく継続審査となっております23陳情第9号社会保障と税の一体改革による消費税増税は行わないことを国に求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  23陳情第9号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、23陳情第9号社会保障と税の一体改革による消費税増税は行わないことを国に求める陳情は継続審査と決します。  次に、同じく継続審査となっております23陳情第13号社会保障と税の一体改革の中止を求める陳情について、委員長の報告は継続審査であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  23陳情第13号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、23陳情第13号社会保障と税の一体改革の中止を求める陳情は継続審査と決します。  次に、同じく継続審査となっております23陳情第14号無年金・低年金者への基礎年金国庫負担分3万3,000円の支給を求める陳情については、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) 賛成者がございません。  よって、23陳情第14号無年金・低年金者への基礎年金国庫負担分3万3,000円の支給を求める陳情は不採択と決します。  次に、同じく継続審査となっております23陳情第15号年金受給資格期間を10年に短縮することを求める陳情について、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(髙杉正美君) 賛成者がございません。  よって、23陳情第15号年金受給資格期間を10年に短縮することを求める陳情は不採択と決します。  暫時休憩いたします。     午前11時47分 休憩  ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時57分 再開 ○議長(髙杉正美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ──────────────────────〇 ─────────────────────    日程追加 議案の上程 ○議長(髙杉正美君) ただいま、田村富男君ほか8名の方々より発議2件が提出されました。  ただいま提出されました発議2件を本日の日程に追加し、直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま提出されました発議2件を本日の日程に追加し、直ちに議題にすることに決定いたしました。  ただいま議題といたしました発議2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  提案者の説明を求めます。田村富男君。     (19番 田村富男君 登壇) ○19番(田村富男君) 私から、発議第1号及び発議第2号について提案理由をご説明申し上げます。  まず、発議第1号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加中止を求める意見書の提出についてでありますが、この意見書は、日本政府のTPPへの事実上の参加表明を撤回し、関係各国との協議を中止することを求め、意見書を提出するものであります。  次に、発議第2号最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める意見書の提出についてでありますが、この意見書は、働いても貧困から抜け出せないワーキング・プアの解消を図るため、地域別最低賃金を大幅に引き上げるとともに、全国一律の最低賃金制度の確立と地域間格差の縮小に向けた施策の推進と、中小零細企業に対する経営支援策等の拡充等を求め、意見書を提出するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして提案説明といたします。 ○議長(髙杉正美君) 提案者の説明を終わります。  これより質疑を受けます。発議第1号及び発議第2号の2件について、質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (19番 田村富男君 降壇) ○議長(髙杉正美君) これより、討論を省略し採決いたします。  発議第1号及び発議第2号の2件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号TPP交渉参加に向けた協議の中止を求める意見書の提出について及び発議第2号最低賃金の大幅引き上げ中小零細企業支援の拡充を求める意見書の提出についての発議2件については、原案のとおり可決されました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────    日程追加 議案の上程 ○議長(髙杉正美君) ただいま、議案1件が提出されました。  お諮りいたします。  ただいま提出されました議案について、これを本日の日程に追加し、直ちに議題にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。  ただいま提出されました議案1件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  それでは、議案第40号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)について議題といたします。提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 追加提出議案書をごらんいただきたいと思います。  議案第40号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)であります。  今回の補正は、本定例会初日に1月31日付専決処分による除雪委託料の追加予算を承認していただきましたが、その後、2月下旬までの断続的な降雪と低温が続いたことにより、除雪の出動回数が大幅に増加しております。また、今後の幅出し、排雪作業に要する経費等も想定されることから、さらに除雪対策費の追加をお願いするものであります。  補正予算書の1ページをお願いいたします。  平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)についてでありますが、条文でありますが、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれに5,200万円を追加し、総額をそれぞれ180億3,894万円とするものであります。  平成24年3月15日提出。鹿角市長。  7ページをお開き願います。  2歳入でありますが、今回の補正税源として財政調整基金から5,200万円を繰り入れるものであります。  次のページをお願いします。  3歳出でありますが、8款2項道路橋りょう費3目除雪対策費11節需要費は、道路維持センターの除雪作業に要する燃料費及び融雪施設の電気料の不足が見込まれることから、燃料費、光熱水費にそれぞれ100万円を、13節委託料の除雪委託料に今後の幅出しや排雪等の作業経費5,000万円を計上するものであります。以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。本議案について、質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) ちょっとお伺いさせていただきます。これは2月の末ごろのその状況を見て補正したと、こういうことでありますが、その後、また大分降っているようなんですけれども、これから状況がちょっとつけない状況だと思うんですけれども、今の状況をちょっとお知らせをいただければと思います。  それから、もう一点、この大雪のために、果樹園なんです。道路等と、幹線といいますか、枝切りとかそうしたところがなかなか、その道路が供してないような状況になっているのではないかというふうに思うんですけれども、そういったところの農道幹線、そうしたところの除雪等々についてはどのような状況になっていますでしょうか。お伺いさせていただきます。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) ただいまの質問にお答えいたします。  現在の状況ということでございますが、この除雪対策費の予算につきましては、過去の実績額、それから、アメダスの気象観測装置が市内に3カ所ほど設置されてございます。その1カ所がこの市役所の敷地の中にございます。この1カ所だけが、雪の降雪量のデータも観測できる装置というふうになってございます。ほかの2カ所については、降雨量と気温といった状況になってございます。  この2月分の状況について、稼働日数等を調査しながら大体の経費をまとめた段階で、18豪雪と言われる時期の実績額よりもさらに3,000万円ほど上回って、1億円を超える経費になるということで、設計されたものでございます。  これに伴いまして、1月31日付で措置していただきました1億円の残が500万円ほどしか残らないという状況になってございましたので、改めて5,000万円の追加と。  この5,000万円につきましては、過去の3月分の除雪の経費等を見ますと、最高にかかったときは18豪雪の次の年、3月分として5,300万円ほどの実績額がございます。18豪雪の際は4,800万円ほどで終わっております。これにつきましても、やはりこれに相当する程度の額がやはりないと、この後の排雪作業あるいは幅出し、そういったものに支障を来すだろうということで、5,000万円の追加をお願いしたものでございます。  現在は、積雪深と言われるその残っている雪の量なんですが、これは過去30年の平均値であります平年値、これの2月末時点での積雪深が42センチほどございました。ことしの分の積雪深を見ますと58センチほどで、約20センチほど多い状況になってございます。温度の低い面もありまして、温度差なんかもマイナス2度ほど低い状況が続いているという状況で、雪も固く、残っている雪の量も多いという状況になってございます。このために今回の補正をお願いしたという状況でございます。  それから、2点目の大雪に伴う果樹園関係の農道の除雪につきましては、これについては、農協を初め市の農林課の担当の方とも協議しながら、できれば果樹のその木の枝に余り影響が出ない、早目の何か除雪がしていただければということもございますので、関係機関あるいはその担当者と協議しながらこれについても除雪を行うということにしてございます。以上です。
    ○議長(髙杉正美君) 和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) ありがとうございました。市民生活を守るというようなことの観点からも大変ご難儀だと思いますけれども、一生懸命対応していただければありがたいと思います。  それから、また、これから委託料等々が多分入ると思いますので、そうした場合も含めて、幹線のところもできるだけ支障のない形で手当てをしていただければありがたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。終わります。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第40号について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第40号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第40号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)は、原案のとおり可決されました。  ──────────────────────〇 ─────────────────────    日程追加 閉会中の審査事件の付託 ○議長(髙杉正美君) 次に、お諮りいたします。常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則第104条の規定により閉会中審査事件の申し出がありますので、この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  お諮りいたします。閉会中の審査事件について、お手元に配付しております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもって、平成24年第1回鹿角市議会定例会の議事はすべて終了いたしました。  本定例会は、去る2月24日から本日までの21日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め理事者のご精励に敬意を表しますとともに、議長に寄せられましたご協力に衷心より感謝申し上げます。  当局におかれましては、審査の過程で出されました議会の意見等を十分尊重され、新年度におきましても、今以上に効率的な行財政運営に当たられますよう切望いたします。  以上で、平成24年第1回鹿角市議会定例会を閉会いたします。     午後0時12分 閉会            平成24年 第1回鹿角市議会定例会                閉会中審査事件付託表                             (平成24年3月15日提出)  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │23陳情第9号 「社会保障と税の一体改革による消費税増税は行わないこと」を   │  │常任委員会 │       国に求める陳情                        │  │      │23陳情第13号 「社会保障と税の一体改革」の中止を求める陳情         │  │      │24陳情第 2号 住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を│  │      │       求める陳情                          │  │      │市総合計画の推進について                          │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │23陳情第7号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書 │  │常任委員会 │採択に関する陳情                              │  │      │所管施設の管理運営状況並びに教育行政及び福祉施策の推進について       │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │農林業及び観光・商工業の振興について                    │  │常任委員会 │都市施設の整備について                           │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │議会運営  │地方自治法第109条の2第4項に規定する事項、議会の歳出見積に関する事項、   │  │委員会   │全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成及び運営に関する事項      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘        議  長   髙  杉  正  美        署名議員   遠  藤  浩  二        署名議員   兎  澤  祐  一...