鹿角市議会 > 2011-09-05 >
平成23年第5回定例会(第1号 9月 5日)

  • 原発(/)
ツイート シェア
  1. 鹿角市議会 2011-09-05
    平成23年第5回定例会(第1号 9月 5日)


    取得元: 鹿角市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-30
    平成23年第5回定例会(第1号 9月 5日)     平成23年9月5日(月)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長行政報告  第4 議案の上程      議案第81号       説明、質疑、討論、採決      議案第82号       説明、質疑      議案第83号から議案第87号まで       説明、質疑      議案第88号から議案第91号まで       説明、質疑      認定第1号       説明、質疑  第5 議案及び請願・陳情の付託
      散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長行政報告   4 議案の上程      議案第81号 鹿角市保育園設置条例の一部改正について      議案第82号 財産の処分について      議案第83号 鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部改正について      議案第84号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第85号 鹿角市市税条例の一部改正について      議案第86号 鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について      議案第87号 鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について      議案第88号 平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)      議案第89号 平成23年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第90号 平成23年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第91号 平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)      認定第 1号 平成22年度鹿角市上水道事業会計決算認定について   5 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君        3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君        7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君        9番  栁 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  髙 杉 正 美 君       13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君       15番  大 里 恭 司 君    16番  黒 澤 一 夫 君       17番  中 西 日出男 君    18番  阿 部 佐太郎 君       19番  田 村 富 男 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(1名)       20番  米 田 健 一 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育長       吉 成 博 雄 君    代表監査委員    二ツ森   要 君  総務部長      木 村 忠 好 君    市民部長      佐々木 忠 臣 君  産業部長      畠 山 義 孝 君    建設部長      髙 杉 恭 二 君  教育部長      青 澤 敏 博 君    会計管理者     阿 部   薫 君  総務部次長     安 保 一 雄 君    総務部付次長待遇  沢 田   正 君  市民部次長     菅 原   勤 君    建設部次長     兎 澤   優 君  教育次長      熊 谷 純 二 君    農業委員会事務局長                                   田 中 康 明 君  財政課長      佐 藤 康 司 君    選挙管理委員会事務局長                                   畠 山 行 雄 君  総務課長      児 玉   晃 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      髙 橋 安 弘 君    主幹        金 澤   修 君  主査        阿 部 厳 祐 君    主任        田 原 智 明 君      午前10時00分 開会 ○議長(髙杉正美君) これより、平成23年第5回鹿角市議会定例会を開会いたします。  阿部佐太郎議員より、身体の都合上、途中起立及び着席を繰り返すことがある旨申し入れがありましたので、これを許可したいと思います。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(髙杉正美君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(髙杉正美君) これより議長報告をいたします。  監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書がそれぞれ提出されております。  次に、8月29日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情等一覧表のとおりであります。  次に、6月25日から9月4日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により17番中西日出男議員、18番阿部佐太郎議員を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期議事日程表のとおり、本日から9月22日までの18日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から9月22日までの18日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程追加 特別委員会補欠選任について ○議長(髙杉正美君) 議会基本条例制定特別委員会の委員である大里恭司君から、去る8月29日、委員の辞職願が提出され、委員会条例第12条の規定により議長において許可しております。  お諮りいたします。  地方自治法第110条第2項の規定により、議会基本条例制定特別委員会委員辞職に伴う特別委員会委員補欠選任についてを本日の日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。  よって、議会基本条例制定特別委員会委員辞職に伴う特別委員会委員補欠選任についてを本日の日程に追加し、日程の順序を変更して直ちに議題といたします。  お諮りいたします。  選任方法については、委員会条例第6条第1項の規定により議長において指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議長において指名いたします。  議会基本条例制定特別委員会の委員に児玉政明君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第3、市長の行政報告を行います。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成23年第5回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、東日本大震災への対応についてでありますが、同じ東北の仲間として甚大な被害をこうむった地域を支援すべく全力で取り組んでまいりましたが、間もなく震災から6ヵ月を迎えようとしている今、被災地では避難者の救助から本格的な復興に向けた取り組みの段階に移行してきているものと認識しております。  本市の職員派遣についても、被災地のこうしたニーズの変化を踏まえ、7月から岩手県大船渡市に対し災害援護資金の貸付け等の業務を行う職員の短期派遣を行いました。大船渡市と災害応援協定を締結している能代市からの要請を受け、県北の他市町とともに応援派遣したもので、7月と8月にそれぞれ1名ずつ派遣いたしました。  被災者の受け入れにつきましては、災害救助法の枠組みにより広域的な避難を必要とする方々を積極的に受け入れてまいりましたが、ホテル・旅館を初め多くの方々からボランティア活動等のご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。
     5月10日に123人を受け入れました宮城県石巻市からの避難者については、応急仮設住宅への入居が徐々に決定していることから、9月末には避難が終了する見込みと伺っております。また、原発事故の影響が長引く福島県については、夏休み期間中、子どもたちにのびのびした環境を提供しようとの県の受け入れ対策により、市内でも8月末までに292人を受け入れましたが、被災者の方からは感謝のお言葉をちょうだいしております。  なお、環境放射能の市内での状況につきましては、県及び市によるこれまでの調査では、いずれも不検出あるいは通常レベルの範囲内となっており、その結果については、ホームページのほか、9月号広報にあわせチラシを全戸配布しております。  次に、8月17日からの大雨による被害についてでありますが、市内北部を中心に17日午後5時ごろから雨足が強くなり、鹿角アメダスでは午後8時までの3時間に74ミリを観測するなどのまとまった降雨により、十和田地区で床上浸水1件、床下浸水2件、道路の路肩崩れや農業用施設等の被害が数件発生いたしました。  このうち、大湯地内の農業用施設被害2件については、国の災害復旧事業に申請する予定であります。  次に、総務関係についてでありますが、(仮称)学習文化交流施設整備事業につきましては、基本設計業者の選定を公募型プロポーザルにより実施し、6月30日の公開ヒアリングを経て最優秀者に選定した株式会社佐藤総合計画東北事務所との委託契約を7月15日付で締結し、設計業務に着手しております。  基本設計期間中におきましても、市民参加型ワークショップ市民説明会を随時開催しながら市民の意見や提案を取り入れた設計を進めてまいります。  次に、民生関係についてでありますが、いとく鹿角ショッピングセンター内に開設した「市民サービス窓口」の8月末までの利用状況は、諸証明の発行が1,395件、市税等の納付の取り扱いが2,763件、収納額では約2,648万円となっており、利用しやすい曜日・開設時間としていることも相まってサービス窓口の利用は順調に定着してきております。  各種相談や問い合わせに訪れる方も多く、担当課への取り次ぎも行っているところでありますが、今後においても、より市民に密着した行政サービスと利便性の向上に努めてまいります。  人と自然にやさしい環境づくりの推進につきましては、昨年度策定した「新エネルギービジョン」の実現可能性を探る手段として、総務省の「緑の分権改革」調査事業を活用すべく申請しておりましたが、去る8月2日、全国171自治体の応募の中から本市が委託先として選定されました。  「緑の分権改革」は、地域資源の有効活用により地域の活性化と成長を目指す国の事業ですが、本市においては、再生可能エネルギーを活用した観光産業との連携、農業への付加価値づくり、そして再生可能エネルギー市民普及について有識者や関係事業所関係団体から構成する検討組織を設置し、その可能性や手法等を協議しながら調査を進めてまいりたいと考えております。  鹿角市敬老会につきましては、8月31日から3日間、記念スポーツセンターで開催いたしました。大変な暑さの残る中、75歳以上の対象者6,209人のうち1,519人が出席されており、出席率は24.5%となっております。  次に、農業関係についてでありますが、水稲の生育状況につきましては、田植え時期の日照不足や低温等により苗の生育がおくれるなどの影響が生じておりますが、本市においては、7月の好天にも恵まれ、草たけ・茎数ともに回復してきており、例年並みの出穂期を迎えております。  今後は、病害虫防除に努めるとともに適期収穫に向けた品質確保を呼びかけてまいります。  野菜につきましては、育苗段階では低温によるおくれが見られたものの、これまで強い雨や台風もなく順調に生育しております。  トマトやキュウリなども6月下旬から本格的に収穫がスタートし、順調に出荷されており、全体的には平年並みの収量を確保できるものと見込んでおります。  果樹につきましては、雪解けが遅く、リンゴ、桃ともに発芽時期が4~5日おくれ、開花時期も1週間程度おくれておりましたことから、リンゴについては「ふじ」の着果量が平年に比べ少なく、収穫量への影響が懸念されているところが見られますが、果実の肥大状況は平年並みとなっております。  一方、桃は結実が良好に推移し、その後の天候にも恵まれたことから、例年に比べ着色・糖度とも良好であり、去る8月24日には放射性物質の検査で安全性が確認された「北限のもも」1.7トンが香港に向けて今年最初の輸出が行われております。  今後も、関係機関と連携を図りながら必要な情報提供や指導に努めてまいります。  原発事故の影響により、東北地方の農業畜産物について放射性物質の影響やさまざまな風評被害が取りざたされておりますが、7月末に国が示した暫定基準値に基づき、県が中心となり、市やJA等関係団体による農畜産物に関する調査・分析検査が進められており、順次安全性の確認がされているところであります。  今後とも関係団体と情報共有や役割分担・連携を密にし、農畜産物の安全性を確認してまいります。  次に、商工関係についてでありますが、企業立地促進条例に基づく指定事業者として「有限会社リンテック」を5月11日付で指定しておりましたが、隣接する空工場を取得して設備を増設し、10名の新たな雇用を創出して6月22日から創業を開始しております。  かづの商工会によるプレミアム商品券の発行につきましては、東日本大震災後の市内の購買力を促進し、消費の拡大と商工業の活性化を図ることを目的に、「がんばろう東北!かづのde元気アップ プレミアム商品券」が7月20日から発売されております。  8月31日現在の商品券の販売額は4億8,674万円で換金率は50.4%となっており、消費の拡大と地域経済の活性化に一定の効果を上げているものと認識しております。  鹿角ブランドアップ戦略の推進につきましては、今年度は戦略推進の基盤となるプラットホーム機能の確立や鹿角産品のPR強化と販路拡大、昨年度民間から提案された三つのプロジェクト実現への支援等を行うこととしておりますが、現在、戦略の取り組み状況等を紹介する情報誌「Renk(レンク)」の発行等を通し、関係機関・団体、市内の事業者等との情報共有を行い、連携の強化を図るとともに、首都圏バイヤーへの積極的なPR活動やミニ商談会の開催等、鹿角産品の販路拡大に向けた支援を積極的に展開しているところであります。  また、農商工観事業者の分野を超えたマッチングを促進し、新商品の開発や6次産業の芽出しを図り、産業の活性化や本市のブランドアップに結びつけることなどを目的とし、「かづの産業見合市」を11月16日に開催することといたしました。  開催にあたりましては、市内のすぐれた資源や技術の連携と人材の交流がより多く図られ、新たな産業の創出やブランド化へのステップアップへつながるよう、関係機関・団体等と密に連携を図りながら、より効果の高い取り組みとなるよう進めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、東日本大震災復興支援事業の一環として実施した「被災地支援企画義援金キャンペーン」につきましては、8,538人の方々から利用いただき、特に宿泊プランについては、予定人数を上回る利用者数となりました。7月の宿泊者数では前年比約80%にまで回復したことから、一定の効果があったと考えております。  また、当キャンペーンに加入した宿泊施設から売り上げの一部として総額330万5,300円の義援金を贈呈いただいております。  なお、秋の行楽シーズンに合わせ、第2弾のキャンペーンを展開する予定としております。  「癒しの学び旅」事業につきましては、震災の影響により実施を断念せざるを得なくなった被災地の児童・生徒の教育旅行等の実現を支援するため、7月7日に来訪した宮城県石巻市立「雄勝(おがつ)中学校」を初め、これまで7校を受け入れておりますが、その後、新たに2校・169人の申し出があり、10月までの間に合計で11校・349人を無償招待することとしております。  外国人観光客につきましては、7月24日を皮切りに県内では震災後初となる外国人ツアー客が香港から延べ8回にわたり大湯温泉郷に宿泊するコースに組み込まれております。震災や原発事故などの影響がある中で当初の想定より早く復調の兆しが見えはじめたのは大変喜ばしいことであり、今後も動向を見据え、効果的に誘客対策を実施してまいります。  今年の主な夏祭りの入り込み数につきましては、花輪ばやしと毛馬内の盆踊りにあわせ、「ふるさと応援ツアー」と「いわき市民応援ツアー」を新たに実施し、誘客を図っております。花輪ばやしについては、曜日や天候などにも恵まれ、主催者発表で22万人と昨年より18%の増となりましたが、毛馬内の盆踊りにつきましては、天候に恵まれず1万6,000人と昨年より20%の減となっております。  次に、建設関係についてでありますが、昨年度整備いたしました「鹿角市定期市場」が木材利用分野の拡大や特色ある木材利用に寄与する木造施設であるとして、「木材利用推進中央協議会」による木造施設普及コンクールにおいて「会長賞」を受賞しております。近隣の歴史的建造物との調和を考慮し、古くから地域で広く見られていた雁木(こもせ)のある街並みの再現を意図して建築されていることが高い評価を受けたものであります。  主要な建築工事の進捗状況につきましては、花輪駅西住宅建設事業は、今年度の計画である鉄筋コンクリート造6階建2棟の基礎工事を完了し、各階の躯体を立ち上げる予定となっております。  また、八幡平中学校改築事業十和田市民センター体育場改築事業については、それぞれ体育館の解体が完了し、基礎工事が進められております。このうち、十和田市民センター体育場改築事業につきましては、基礎工事において地下水の湧出対策等が必要となったことから工事請負契約の変更の必要が生じたため、変更契約締結議案を最終日に提案したいと考えております。  次に、教育関係についてご報告申し上げます。  7月から先月にかけまして数々のスポーツイベントを開催しておりますが、7月30日に開催した「浅利純子杯争奪第5回鹿角駅伝」は、青森・岩手からの参加を含む53チームにより熱戦が展開されました。  また、8月7日開催の「第64回十和田八幡平駅伝競争全国大会」は37チームのエントリーにより開催されましたが、なかでも「箱根駅伝」などで活躍している東洋大学、日本大学の出場により、「実業団」対「大学生」の戦いに注目が集まりました。  Honda(ホンダ)が2年連続7度目の優勝を飾りましたが、準優勝が日本大学A、3位が東洋大学Aと大学勢が続き、例年にない盛り上がりとなりました。また、地元「鹿角消防」チームの力走には沿道の市民から大きな声援が寄せられました。  この二つの駅伝大会を通じて、市内はもちろん県内外に「駅伝のまち鹿角」をアピールできたものと考えております。  さらに、8月21日に開催した「第22回全日本ローラースキー選手権大会」につきましては、全日本ナショナルチームの招待選手らを含め、全国各地から238人の選手が参加しております。  この大会にあわせ、全日本スキー連盟のチルドレンとジュニア及びシニアの合宿も行われましたが、大会翌日の8月22日には全日本のコーチ・選手を講師としてジュニア選手を対象としたクリニックを開催しております。  今後も、本市が選手の育成・強化の場所として定着するよう関係機関との連携を強化してまいります。  なお、国民体育大会冬季大会スキー競技会についてでありますが、今年度の第67回大会は岐阜県での開催が決定しておりますが、来年度、平成25年2月の第68回大会の開催県は候補地が見つからないことから未定となっている状況にあります。  こうした中、日本体育協会では開催実績のある秋田県へ再度お願いしたいとのことで、先週の9月2日、日本体育協会文部科学省の関係者が秋田県庁を訪問し、知事に第68回国民体育大会冬季大会スキー競技会の開催を正式に要請したところであります。  これを受けまして、県から市に電話連絡がありましたが、日本体育協会文部科学省としては、短い準備期間で大会を成功させた実績のある鹿角市にお願いしたいとのことであり、県としてもその意向を尊重したいとのことでありました。  国体の開催意義である地域のスポーツ推進、また地域経済の活性化や鹿角市のPRなど、さまざまな波及効果が期待できることから、市としては受け入れに関して前向きに検討することを県に伝えましたので、ご報告いたします。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では、クリーンエネルギー導入促進事業における再生可能エネルギー導入調査に係る経費や、地域支え合い体制づくり事業費補助金を新たに計上したほか、地震復旧支援資金利子助成金道路橋りょう維持管理費十和田市民センター体育場改築事業に伴う毛馬内児童公園の移設に係る工事費などを追加補正しております。  その結果、補正額は2億5,245万8,000円の追加となり、補正後の予算総額は178億3,777万3,000円となりました。これは前年同期に比べて12億662万2,000円多くなっております。  補正財源は、事業に関連する国・県補助金などの特定財源のほか、交付額が確定した普通交付税を充当しております。  特別会計等につきましては、上水道事業会計を含め3会計について、それぞれ所要の額を補正しております。  本定例会には、財産処分案件1件、条例案件6件、補正予算案件4件、決算認定案件1件、合わせて12件のご審議をお願いいたしております。  また、追加案件として、報告3件、工事請負契約の変更案件1件、決算認定案件9件の提案を予定しております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いをいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(髙杉正美君) 市長の報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  お諮りいたします。  本日上程されます議案第81号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決します。  議案第81号、鹿角市保育園設置条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) おはようございます。  議案第81号をお開き願います。  鹿角市保育園設置条例の一部改正について、鹿角市保育園設置条例の一部を、別紙のとおり改正するものとする。  平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市立大湯保育園を廃止する等のため条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。  条例(案)でありますが、大湯保育園の位置を改めた上で廃止するため、条立てによる改正としております。  改正内容につきましては、議案資料の新旧対照表によりご説明を申し上げます。  議案資料の1ページをお願いいたします。  鹿角市保育園設置条例第1条関係でありますが、改正案におきまして別表の鹿角市立大湯保育園の位置を改め、地番を51番地13としております。これは、これまで大湯保育園の敷地と下ノ湯街区公園の敷地が1筆の土地として登記になっていたため、保育園敷地と街区公園敷地を改めて測量し、それぞれに分筆登記したことにより保育園の敷地が新たな地番として登記されたことにより条例記載の位置を改めるものでございます。  次に、次のページの資料2ページの第2条関係についてでありますけれども、お開き願います。  これは鹿角市立大湯保育園を廃止し、社会福祉法人愛生会に譲渡するため別表の鹿角市立大湯保育園の項を削除するものでございます。  議案にお戻りいただきたいと思います。  附則の(施行期日等)でありますが、1.この条例中第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成23年10月1日から施行する。  2.第1条の規定による改正後の鹿角市保育園設置条例の規定は平成23年7月1日から適用するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  議案第81号について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。よって、これより採決いたします。  議案第81号について、原案のとおり可決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第81号鹿角市保育園設置条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第82号財産の処分についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案書をお開き願います。  議案第82号財産の処分についてであります。  地方自治法の規定により、下記のとおり財産を処分することについて議会の議決を求める。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  議案資料の3ページに位置図を記載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。建物の表示でありますが、大湯保育園であります。所在は十和田大湯字下ノ湯51番地13、建物の構造等は木造平屋建て3棟で、うち園舎は昭和59年建築で木造平屋建て、建築面積が539.92平方メートル、そのほか物置が2棟あり木造平屋建てで、建築面積が二つ合わせて46.36平方メートルであります。  処分の方法は、無償譲渡。処分の相手方ですが、社会福祉法人愛生会であります。  提案理由でありますが、現在社会福祉法人愛生会が指定管理者として大湯保育園の管理運営を行っておりますが、平成23年10月1日から社会福祉法人愛生会が私立大湯保育園を設置運営することから無償譲渡するものであります。  なお、財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の規定により、施設内の備品については、公益上の必要に基づき無償譲渡することとし、また土地については公共的団体が公益事業に使用することから無償貸付とする予定であります。
     以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。議案第82号について質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) 現在、この大湯保育園で受け入れしている児童の数、子どもたちが今現在大変減ってきているわけでありますけれども、これを譲渡するというようなことはよろしいかとは思いますが、計画、増員計画あるいは減員というか減らして今後経営するとか、そうした経営上の何か計画が示されているかどうか伺いたと思います。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 大湯保育園の改築計画ということだろうと思いますが、この大湯保育園は昭和59年に現在のところに園舎を建築しております。主に3歳以上の子どもを対象とした建物ということでございまして、現在低年齢児の保育室が不足したり、機能的にちょっと実情に合ってないという状況になっております。譲渡後につきまして、将来的には園舎を建設するという予定で進めておったわけですが、今般国の施設整備補助金が来年度まで延長になるということでございますので、この補助金をぜひ利用しながら改築を進めたいというふうに考えております。  改築事業は、現地に80名規模の園舎を平成24年度末までに建設するということで、現在、県また市の方と協議を進めているところでございます。  現在の人数は、定員は現在60名ですが、4月1日で76名ほどになっております。 ○議長(髙杉正美君) 和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) ありがとうございます。  計画では80名に増員というふうなことでありますが、3歳児以上、それから3歳児未満といいますか、そういうふうな分けた人数、計画はあるのでしょうか。もう一度その辺を伺わせていただきます。 ○議長(髙杉正美君) 菅原次長。 ○市民部次長(菅原 勤君) 現在は入園されている児童はゼロ歳児が3名、1歳児が9名、2歳児が15名、3歳児18名、4歳児14名、5歳以上児17名の76名が入所されております。新設される児童数でございますが、これまで施設の関係から3歳未満児の受け入れがなかなかできかねたということもございまして、3歳未満児の方の受け入れ態勢を充実していきたいというふうには伺っております。正確に何名ということにつきましては、いずれ平成24年度の受け入れ、入園申し込みの際の数字になるかと思っております。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第83号鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部改正についてから議案第87号鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてまでの5件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 議案第83号をお開き願います。鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部改正についてであります。  鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部を、別紙のとおり改正するものとする。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、スポーツ振興法の全部改正に伴い文言等の整理をするため条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。あわせまして議案資料の4ページ、新旧対照表をごらんください。  鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部を改正する条例(案)でありますが、鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部を、次のように改正する。  題名を「鹿角市スポーツ推進審議会条例」に改める。  第1条中「スポーツ振興法第18条第6項」とあるのを「スポーツ基本法第31条」に、「スポーツ振興審議会」を「スポーツ推進審議会」に改める。  第2条中「法第18条第2項」を「法第31条」に、「鹿角市スポーツ振興審議会」を「鹿角市スポーツ推進審議会」に改める。  第3条第1号中「スポーツ振興計画」を「スポーツ推進計画」に改め、同条第2号中「スポーツ振興団体」を「スポーツ推進団体」に改め、同条第3号及び第4号中「スポーツ振興」を「スポーツ推進」に改めるものであります。  附則でありますけれども、施行期日をこの条例の公布の日からとし、経過措置といたしまして現在の鹿角市スポーツ振興審議会条例により委嘱されている鹿角市スポーツ振興審議会の委員は、その任期が終了するまでの間は改正後のスポーツ推進審議会条例により委嘱された鹿角市スポーツ審議会の委員とみなすこととするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第84号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について。  特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を、別紙のとおり改正するものとする。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、議案第83号のスポーツ振興審議会条例の一部改正にも関連しますが、スポーツ振興法の全部改正により新たに制定されたスポーツ基本法において、スポーツ振興審議会と体育指導委員の名称がそれぞれ「スポーツ推進審議会」と「スポーツ推進委員」に変更となったことから、その名称を改めるものであります。  あわせて、その他の現在委嘱していない職を削除、整理するものであります。  次のページをお開き願います。  改正する内容でありますが、議案資料の5ページの新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  それでは本文に入ります。  特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を、次のように改正する。別表の職の区分の「スポーツ振興審議会」を「スポーツ推進審議会」に、「体育指導委員」を「スポーツ推進委員」に改め、あわせて現在委嘱していない社会教育指導員と嘱託医師の保育園、児童館、保健センター診療所の欄を削除するものであります。  附則として、この条例は公布の日から施行する。  次のページをお開き願います。次に、議案第85号鹿角市市税条例等の一部改正について。  鹿角市市税条例等の一部を、別紙のとおり改正するものとする。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。  このたびの地方税法改正の主な点としては、現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制への一層の信頼と秩序維持を図る観点から、違犯行為等に対しての罰則規定の強化、市民公益税制の充実を図る観点から寄附金に関する税額控除の拡充のほか、東日本大震災被災者にかかわる税負担の軽減などが行われております。これを受けて市税条例の所要の改正を行うものであります。  それでは、市税条例の主な改正点について議案資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。議案資料の6ページをお開き願います。下線を引いている部分が改正に該当する部分であります。  初めに、本文第1条による市税条例等の改正についてでありますが、第13条は市民税の納税管理人に係る不申告に関する過料を現行の「3万円以下」から「10万円以下」に引き上げる改正をするものであります。  第16条の6は寄附金税額控除の適用について、対象となる法人を定め、適用となる下限額を現行の「5,000円」から「2,000円」に引き下げる改正を行うもので、議案資料24ページの別表に掲げる法人を控除の対象とするものであります。  9ページをお願いします。  第18条の2は、寄附金税額控除を受けようとする場合の手続についての規定を加えるものであります。  第18条の4は、市民税の納税義務者に係る不申告に関する過料を、現行の「3万円以下」から「10万円以下」に引き上げる改正と、字句の整理を行うものであります。  9ページから12ページにかけまして第32条の10の退職所得申告者の納税義務者に係る不申告に関する過料、第44条の固定資産税の納税管理人に係る不申告に関する過料、第53条の固定資産税の所有者に係る不申告に関する過料、第65条の軽自動車税に係る不申告等に関する過料については、現行の「3万円以下」から「10万円以下」に引き上げる改正をするものであります。  12ページをお願いします。  第74条の2は、たばこ税の申告納税者に係る不申告に関する過料に関して新たに条文を追加するものであります。  13ページをお願いします。  第81条の2は、鉱産税の納税者に係る不申告に関する過料に関して新たに条文を追加するものであります。  第83条の鉱産税の納税管理人に係る不申告に関する過料、第100条の特別土地保有税の納税管理人に係る不申告に関する過料については、現行の「3万円以下」から「10万円以下」に引き上げる改正をするものであります。  第106条の2は、特別土地保有税の納税義務者に係る不申告に関する過料に関しての条文を新たに追加するものであります。  14ページをお願いします。  附則関係の改正事項でありますが、附則第3条の4は東日本大震災により生じた住宅や家財等に係る損失の雑損控除については、本来は平成24年度分の個人市民税の控除対象となるものでありますが、平成23年度分の個人住民税から控除が可能となる特例措置を新たに条文として追加するものであります。  15ページをお願いします。  附則第4条の4は、寄附金税額控除における特例控除額の特例として金額の計算について本文を補足する内容を規定しているものですが、改正地方税法の条項を引用して条文を整理するものであります。  16ページをお願いします。  附則第5条は、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例について、免税対象飼育牛を「年間2,000頭以内」から「年間1,500頭以内」とし、適用期限を「平成24年度まで」から「平成27年度まで」に延長する改正を行うものであります。  17ページをお願いします。  第7条の2は、高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部改正により条文を整理するものであります。  18ページをお願いします。  第11条の3から21ページの第14条まで、また22ページの第15条の4の改正は、いずれも附則4条の4を改正することに伴い条文を整理するものであります。  24ページをお願いします。  附則第17条は、住宅借入金等特別税額控除の適用を受けていた住宅が東日本大震災により居住の用に供することができなくなった場合でも、残存期間について平成25年度分以後の個人の住民税における住宅借入金等特別税額控除の適用を可能とする特例措置を新たに条文として追加するものであります。  25ページをお願いします。  次に、本文第2条による平成20年の市税条例の一部を改正する条例の一部改正についてでありますが、附則第2条の改正は、今回の寄附金税額控除の見直しにより第6項を削り、上場株式等の配当所得及び譲渡所得等に関する軽減税率の特例等を2年延長するものであります。  27ページをお願いします。  本文は第3条による平成22年一部改正条例の一部改正についてでありますが、これは非課税口座内上場株式等の譲渡に係る所得計算の特例について、施行日を2年延長するものであります。  それでは、また議案にお戻り願います。議案の5枚目をめくっていただきたいと思います。施行期日であります。  附則第1条は、施行期日に関する規定であります。施行日を原則公布の日としまして、例外として罰則の強化に関する規定については、公布の日から2月を経過した日からの施行日とし、高齢者の居住の安定確保に関する法律の一部改正に関する規定は同法の施行日である平成23年10月20日から、寄附金税額控除を受けようとする場合の手続に関する規定は平成24年1月1日から、肉用牛の売却による事業所得に係る市民税の課税の特例に関する規定は平成25年1月1日からの施行とするものであります。  附則第2条と第3条は、それぞれ市民税と固定資産税に係る経過措置の規定であります。  附則第4条は、罰則に関する経過措置として、この条例の施行前にした行為等に対する罰則の適用については、なお従前の例によることとするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 議案の第86号をお願いします。鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。  鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部を、別紙のとおり改正するものとする。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、後期高齢者医療保険料について延滞金の割合を一定期間軽減し、被保険者の経済的負担の軽減を図るため条例を改正するものでございます。  次のページをお願いいたします。  改正の内容につきましては、議案資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。資料の28ページをお開き願います。  第6条第1項は、延滞金について軽減期間を1月から3月に改めるものでございます。  次は附則の改正となります。延滞金の割合の特例として、第4項を新たに加えるものでございます。  内容は、延滞金の割合について、延滞金の年7.3%の割合は各年の特例基準割合、これは前年の11月30日時点の日本銀行法に定められる商業手形の基準割引率に年4%の割合を加算した割合を言いますが、年7.3%に満たない場合は当該特例基準割合とするものであり、本条例附則において新たに加えて規定するものでございます。  議案にお戻りいただきます。  附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上で終わります。  続いて、次のページをお開き願います。議案第87号鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について。  鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を、別紙のとおり改正するものとする。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部を改正する法律の公布に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。この改正内容につきましても、議案資料の新旧対照表によりご説明申し上げます。資料の29ページをお願いいたします。  改正案におきまして、題名の次に目次をつけております。  第1条第4条、次のページの第7条関係について、適切な表現としての文言の修正をしております。  29ページから30ページにあります第4条第1項において、第3号を新たに追加しております。  改正内容は、東日本大震災を受け、災害弔慰金の支給等に関する法律の一部が議員立法により改正され、災害弔慰金の支給対象に「兄弟姉妹」が加えられたことを踏まえたものであります。  法で新たに支給対象とされた兄弟姉妹の順位について規定しています。兄弟姉妹は、法第3条第2項で死亡した者の死亡当時において、その者と同居していたもの、または生計を同じくしていた者で、配偶者、子、父母、孫、祖父母のいずれもが存在しない場合に限るとされていることから順位が最後であることは明らかでありますが、本条例において確認的に第4条第1項第3号として追加するものでございます。  議案にお戻りいただきたいと思います。
     附則でございますが、この条例は公布の日から施行し、改正後の第4条第1項の規定は平成23年3月11日以降に生じた災害に係る災害弔慰金について適用するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第83号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第84号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第85号について質疑を受けます。質疑ございませんか。和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) この鹿角市市税条例等の一部改正について提案されているわけですけれども、この改正の中に各税の不申告に関する過料の改正というのが随分出てまいります。3万円から10万円というような引き上げだと思うんですけれども、これは鹿角市でもそういう不申告というふうな件数があるものですかということと、過去にもしあるかどうかだけでも結構でございます。お伺いしたいと思います。  それから、この効果というのをどのようにとらえられているのか。  それから、もう一点は、この提案理由に現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制を改正すると、整備をすると、こういうふうに言われておりますけれども、この背景というものを、現下の厳しい経済状況あるいは雇用情勢に対応しての税制の整備、この辺をどのように現状をとらえているのか、もう少し提案理由を詳しくお伺いをしたいと思います。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 最初に鹿角市でもそういう罰則規定を設けていたか、実際やっているかどうかということだと思いますけれども、不申告については市民税に関してそれぞれ申告してない場合は再度の呼び出し、通知なんかで全部呼び出しして申告をしてもらっている状況でございます。それで、罰則については、私は記憶にございません。ないと思います。  それから、現下の経済状況、それから雇用情勢の厳しさということでありますけれども、やっぱり皆さんご承知のようにそれなりに今現在風評被害によりましても非常に厳しくなってございます。そういう部分はありますし、寄附金とかそこについても5,000円から2,000円に減額してるということで、特例を設けて幾らかでも控除の対象にしていきたいということで思ってございます。 ○議長(髙杉正美君) 和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) もう一度伺いますが、過料が3万円から10万円、全くないというふうな、今まで記憶がない。それから、それなりに対応してるために今までは過料を科したことがないということにもかかわらず、これをやらなければいけないという、その効果というのはどういうねらいがあるのですか。 ○議長(髙杉正美君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 効果、違犯行為に対する効果だと思いますけれども、これについては先ほどお話ししましたように市民公益性の充実を図る観点から、やっぱり公平性を保つ観点からということが一つあろうかと思います。そういう部分で罰則行為に関しての3万円以下から10万円に引き上げるという形だと思います。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第86号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第87号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第88号平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)から議案第91号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)までの4件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)について、ご説明申し上げます。補正予算書の1ページをお開き願います。  今回の補正は、当初予算編成後の状況変化に対応した経費を中心に編成しております。条文でありますが、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出それぞれに2億5,245万8,000円を追加し、総額をそれぞれ178億3,777万3,000円とするものです。  第2条及び第3条については、この後ご説明申し上げます。  平成23年9月5日提出。鹿角市長。  5ページをお開き願います。  第2表債務負担行為補正の1.変更は、地震復旧支援資金利子助成金について貸付枠拡大による今年度の利用者増想定分1億4,005万5,000円を増額し、3億235万4,000円とするものであります。  第3表地方債補正の1.変更は、公害防除特別土地改良事業において土量確保のため土取り場面積を拡大する必要が生じたことに伴い工事費及び測量試験費が増額となることから起債の借入額を60万円増額し、990万円とするものであります。  また、臨時財政対策債は本年度の普通交付税の査定に伴う発行可能額の決定により1,066万8,000円を増額し、6億1,066万8,000円とするものであります。  10ページ・11ページをお願いします。2.歳入であります。  9款1項1目地方交付税ですが、今回の補正予算の財源としまして普通交付税を1億274万4,000円計上いたします。  13款1項1目民生費国庫負担金3節児童福祉費負担金の認可保育所運営費負担金1,271万7,000円及び14款1項1目民生費県負担金4目児童福祉費負担金の認可保育所運営費負担金635万8,000円は大湯保育園の私立化に伴う10月以降の運営費であり、国が2分の1、県が4分の1を負担するものであります。  次のページ、12ページ・13ページをお願いします。  14款2項1目総務費県補助金の市町村地震防災対策緊急交付金409万円は停電対策等の地震防災対策の充実を図るため交付されるもので、人口規模を考慮して定められる定額交付金であります。  2目民生費県補助金1節障害者福祉費補助金の障害者自立支援臨時対策事業費補助金652万3,000円はオストメイトの福祉向上のためオストメイト対応トイレ設備の設置に要する経費に対し、補助率10分の10、1ヵ所当たり100万円を上限に交付されるものであります。2節老人福祉費補助金の地域支え合い体制づくり事業費補助金3,735万9,000円は、住民みずからが助け合う地域社会の構築を通じて高齢者等の福祉の充実を図るため補助率10分の10で要援護者台帳整備事業では500万円、見守りネットワーク構築事業では500万円、地域支え合い活動立ち上げ事業では1団体350万円、ふれあいの居場所整備事業では1団体100万円を上限に交付されるものであります。  4節児童福祉費補助金のこどものえき設置事業費補助金416万5,000円は、子育て家庭が子どもを連れて安心して出かけやすい環境づくりを進め、地域全体で子育てを支援する機運の醸成を図るためおむつ交換台や授乳スペース等導入に対し、補助率10分の10で1施設200万円を上限に交付されるものであります。  5目農林水産業費県補助金2節農業振興費補助金の、あきたを元気に農業夢プラン実現事業費補助金1,121万2,000円は、東日本大震災に伴う停電によって畜産農家において予期せぬ被害が発生したことを受け、今後の停電による被害を未然に防止するため畜産農家の自家発電機の導入経費の3分の1が交付されるものであります。  法人経営拡大支援補助金664万3,000円は、新たに法人を設立し、複合作物の推進とそれに伴う水稲の効率的な作業を展開する法人が必要とする機械、設備の導入経費の3分の1、700万円を上限に交付されるものであります。  14款3項3目衛生費委託金の緑の分権改革推進事業費委託金1,450万円は、再生可能エネルギー発電施設等のモデルツアー、再生可能エネルギー事業者と農家のマッチング等について実証的な調査を行うための委託金であります。  次のページ、14ページをお願いします。  15款2項1目不動産売払収入の立木売払収入739万2,000円は切留平官行造林分収交付金であり、分収割合は国50%、市50%であります。  なお、市では谷内部落と再分収契約を結んでおり、そのうち80%、591万3,600円を谷内部落に交付するものであります。  17款2項5目企業立地促進基金繰入金699万円は、本年7月増設創業した有限会社リンテックについて年内に支給要件を満たすことから助成金の財源として目的基金から繰り入れるものであります。  20款の市債については、先ほど地方債補正で説明しましたので説明は省略させていただきます。  次のページ、16ページ・17ページをお開き願います。  3.歳出でありますが、初めに歳入で説明した障害者自立支援臨時対策事業費補助金、またこどものえき設置事業費補助金による公共施設トイレ改修事業は、一般用トイレのバリアフリー工事を含めてそれぞれ2款・6款・7款・10款に計上しておりまして、款をまたぎますので一括して説明いたします。  この事業は、庁舎、交流センター、市民センター等14施設においてオストメイト対応トイレへの改修、おむつ交換台や授乳スペース等の導入、バリアフリー改修工事を行い、オストメイトの福祉向上、子育て支援のほか高齢者や障害を持つ利用者の利便性の向上を図るものであります。  それでは、続いてその他の歳出について順を追って説明いたします。16ページ・17ページをお願いいたします。  2款1項7目企画費は、来年度の市制40周年記念に涼州区訪問団を招聘することについて協議を行うため通訳を含む3名が同区を訪問するための経費であります。  10目防災諸費は市町村地震防災対策緊急交付金を活用し、県地域防災計画に準拠した450人分の非常食、水3日分の備蓄のほか、一時避難所8ヵ所への発電機等の配備、衛星携帯電話3台の購入経費であります。  次のページ、18ページ・19ページをお願いします。  2項1目共動推進費19節負担金、補助及び交付金のコミュニティ推進事業費補助金は財団法人自治総合センターの一般コミュニティ助成事業の採択を受け、古川自治会の会館備品、行事に使用する備品等の更新に要する経費に対して助成するものであります。  3款1項3目老人福祉費は、秋田県緊急雇用創出臨時対策基金事業により3名を直接雇用し、緊急情報、災害時要援護者情報のデータべース化等を行うための経費及び次のページ、20ページ・21ページになりますが、歳入で説明しました地域支え合い体制づくり事業における要援護者支援システム導入、地域支え合い活動立ち上げ事業、ふれあいの居場所整備事業を行う自治会に対する補助金等を計上するものであります。  2款2項2目児童措置費13節委託料は大湯保育園が私立保育園となることに伴う指定管理料の委託料への組み替え等であります。  4目母子福祉施設費18節備品購入費の施設用備品購入費430万5,000円は、国の基金を活用した県の児童養護施設等環境整備事業費補助金によりハニーハイムかづのの入所時等の生活向上のためFFストーブの更新、洗濯機、パソコン等を購入するものであります。  次のページ、22ページ・23ページをお開き願います。  4款1項4目環境保全対策費は、歳入で説明した再生可能エネルギー導入調査に要する経費等を計上するものであります。  次のページ、24ページをお開き願います。  6款1項3目農業振興費19節負担金、補助及び交付金のそばの里産地確立交付金は、当初予算で75ヘクタール分を計上しておりましたが、これを上回る113.13ヘクタール分の実施見込みとなったことから666万8,000円を追加するものであります。  4目園芸振興費19節負担金、補助及び交付金のかづの農業夢プラン応援事業費補助金1,432万3,000円は、歳入で説明したあきたを元気に農業夢プラン実現事業費補助金1,121万2,000円に市が対象経費の12分の1、287万1,000円をかさ上げし、畜産農家に交付するものであります。  6目農業経営基盤強化促進対策費19節負担金、補助及び交付金の農業法人経営発展支援事業費補助金996万4,000円は、これも歳入で説明した法人経営拡大支援補助金664万3,000円に市が対象経費の12分の2、332万1,000円をかさ上げし、11月に法人化を予定している川部集落営農組織に交付するものであります。  次のページ、26ページ・27ページをお願いします。  2項2目林業振興費19節負担金、補助及び交付金の未利用広葉樹資源活用事業費補助金112万9,000円は、未利用となっている広葉樹資源を必要としている実需者に安定供給しながら森林の更新を図り、病害虫に強い森林に誘導するため堂の下地区及び上内の沢地区62.78ヘクタールについて用材として活用できる広葉樹資源の情報収集活動を行うことに対し、1ヘクタール当たり1万8,000円を助成するものであります。  7款1項2目商工振興費19節負担金、補助及び交付金のブランドアップ事業費補助金350万円は、農商工連携ブランドアップ事業費補助金1件、地域資源ブランドアップ事業費補助金1件分の追加であります。  2項2目観光振興費は県知事、県スキー連盟会長等と2018年冬季オリンピックが開催される韓国で冬季誘客セールスを行うための経費であります。  次のページ、28ページ・29ページをお願いします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の道路補修工事費4,000万円は、交通量の著しい増加や経年劣化により損傷の激しい幹線市道7路線の補修工事費であります。  4項3目公園費の公園整備工事費1,820万円は、十和田市民センター体育場改築に伴う毛馬内街区公園の移設工事費等であります。  32ページ・33ページをお願いします。  10款6項3目体育施設費の施設整備工事費299万3,000円は水晶山スキー場の照明改修工事4基分を計上するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 37ページをお開き願います。  議案第89号平成23年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ950万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億4,135万2,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ14万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,379万6,000円とする。  平成23年9月5日提出。鹿角市長。  45ページをお開き願います。2の歳入でございます。  3款1項1目介護給付費負担金と4款1項2目地域支援事業支援交付金2節の過年度分は、いずれも22年度実績による精算額の追加補正であります。  3款2項国庫補助金、4款1項2目地域支援事業支援交付金1節現年度分、5款2項県補助金、次のページの7款1項2目及び3目の地域支援事業繰入金は、任意事業の位置づけで実施しておりました一般高齢者の介護予防教室について、国からの指摘により一次予防として介護予防事業の対象となるということから歳出予算の組み替えをし、それに伴う関係する歳入項目で再調整したことによる増額及び減額の補正となっております。  47ページをお願いいたします。  7款1項4目その他一般会計繰入金は、一般管理費の事務費としての追加補正でございます。  7款2項2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金は、基金の利息の充当について、保険料軽減分から準備経費に充当替えするものでございます。  8款1項1目繰入金は、国庫等への返還金に充当するため前年度繰越金の一部200万円を予算化するものでございます。  次の49ページをお開き願います。3の歳出でございます。  1款1項1目一般管理費11節需用費の印刷製本費は、介護従事者処遇改善臨時特例基金の利息の利子配当について保険料軽減分の周知用パンフレットを作成するものであります。12節の役務費の通信運搬費は介護給付費のお知らせ通知のための郵便料でございます。  3款1項1目から次のページ、3款2項4目までは歳入でもご説明いたしましたが、任意事業から介護予防事業への組み替えによるものでございます。  51ページをお願いいたします。  5款1項3目償還金は平成22年度の精算分として国、県及び支払基金への返還金であります。  次に56ページをお願いいたします。介護サービス事業勘定の2.歳入です。
     2款1項1目は、一般会計からの繰入金14万6,000円の追加補正でございます。  次のページをお願いします。  歳出1款1項1目介護予防サービス事業費11節需用費は公用車の修繕料として追加補正するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 続きまして、予算書60ページをお願いいたします。  議案第90号平成23年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額にそれぞれ64万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億6,572万円とするものであります。  平成23年9月5日提出。鹿角市長。  66・67ページをお願いします。  歳入の5款1項1目繰越金64万3,000円の計上でありますが、消費税及び地方消費税の納付額の追加に伴う補正財源として前年度繰越金を充当するものでございます。  次のページをお開き願います。  歳出1款1項1目一般管理費の27節公課費64万3,000円の追加につきましては、平成22年度の決算整理に伴う例年の消費税及び地方消費税の申告によりまして確定いたしました納税額の不足分を追加するものであります。  次に70ページをお開き願います。  議案第91号平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  今回の補正内容でありますが、8月上旬の国、県からの老朽管、石綿管でございますが、この更新にかかわる補助対象事業費の追加要望調査において震災の復旧・復興費の影響等によりまして来年度の国の当該予算確保が大変厳しい状況にあることと、今後の国の予算編成の見通しも大変厳しい状況にあるものの翌年度以降の予定事業分の積極的な前倒し指向の検討、要請に伴いまして石綿管更新事業費を追加要望し、実施することとしたものでございます。  第8条資本的収入及び支出の補正並びに第4条企業債の補正につきましては、この石綿管更新の補助対象事業費5,200万円の追加とともに充当財源としての補助金1,300万円と企業債3,900万円を追加計上するものでございます。  次のページお願いします。  平成23年9月5日提出。鹿角市長。  予算書の補足資料につきましては、省略させていただきます。  78・79ページをお開き願いたいと思います。  資本的収入及び支出でありますが、収入の1款2項1目国庫補助金1,300万円の追加につきましては、老朽管更新事業費5,200万円の4分の1相当額の補助金でございます。  また、1款3項1目企業債3,900万円は補助残額に対する企業債の充当分でございます。  支出の1款1項2目設備改良費5,200万円の老朽管更新工事費の追加によりまして上水道区域内の石綿管約1,480メートルの更新を行うものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑を受けます。  初めに、議案第88号について質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部佐太郎君。 ○18番(阿部佐太郎君) 一般会計ですが、簡単に3点ばかり。  オストメイトトイレというのを14施設に、バリアフリー化して子どものおむつ交換というような説明を受けましたが、これは公共施設、この14ヵ所ですべてなのか、今後も継続していかれるのか、まずこれが1点。  二つ目は、再生可能エネルギーの調査委託ですけれども、既に市町村あるいは県単位で動いておられるようですけれども、秋田県は全国で第3位ですか、鹿角市は第1位ということですけれども、例えば三菱とか同和とかそういったものとの関係で、これは鹿角市単独でもやはり取り組んでいって、そういった技術を持っている古い間のつき合いをいただいてる三菱なんかと提携してですね、鹿角市の財源にもなるように、これは積極的に取り組むべき事業であろうと思いますが、この点、1点。  それから、もう一つは、最近、私、余り皆さんに迷惑かけるというので自分の家の庭木の桜を伐採しました。  というのは、アメシロですごい何ていうか被害を、ほかの人にも迷惑をかけるということで伐採したわけですけれども、園芸屋さんから聞くと、鹿角はまだいい方だと、大館は物すごいと、こう言っておられましたので、鹿角市の公園あるいは樹木のアメシロの被害といったものは、現実的にどういうことになってるのか、この3点についてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(髙杉正美君) 菅原次長。 ○市民部次長(菅原 勤君) まず、第1点目のオストメイト対応のトイレの改修でございますが、こちらにつきましては既存では福祉保健センター、福祉プラザ、あんとらあにオストメイト対応のトイレが設置されております。今回既存便器を使用しました簡易型といたしまして本庁舎ほかで6ヵ所を改修する予定としております。それから、専用のおむつ流し用を利用する推奨型というトイレにつきましては、3ヵ所を予定してございます。これでほとんど公共施設の部分については、オストメイト対応は可能だと、終了しているのかというふうには思っております。  それから、バリアフリー化の部分ですけれども、バリアフリー化につきましては、毎年県の方から公共施設等にかかわりますバリアフリー化に関する調査をしていただいております。鹿角市におきましては、バリアフリー化につきましては、すべてバリアフリー化という言葉が適当なのかは別といたしましても、まずほぼバリアフリー化をクリアしているのではないかという施設が現在7ヵ所ございます。それ以外のところにつきましては、まだ小便器のところに手すりがついていない公共施設がまだ多数ございますので、そういうところについては、今年度でできなかった部分については、次年度以降でも対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。  それから、もう一点、こどものえきの設置事業でございますけれども、これにつきましては、おむつの交換台、それからベビーキープ、授乳用のいすなどを設置するということになりますけれども、現在11ヵ所の施設を予定しております。本庁舎、それから各市民センター等、それから大湯ストーンサークル館などでございます。  おむつ交換台につきましては、交流センターと十和田市民センター、それから山村開発センターと花輪スキー場、それ以外のところはベビーキープを設置するというふうなことで今回予定してございます。以上です。 ○議長(髙杉正美君) 市民部長。 ○市民部長(佐々木忠臣君) 緑の分権改革に関しては、先ほど市長からも行政報告で説明させていただきましたが、大枠で三つの調査項目ということで、鹿角市は再生可能エネルギーを使って、まず最初の人材の育成ということで市民のそういう形での育成、それから学校関係についても、いろいろ教育旅行とか、あるいは観光との連携に向けたそういう形での活用を考えていきたいということが一つです。  それから、二つ目が農業とのマッチングということで再生エネルギーを使いながら、例えば空工場等を活用しながら野菜を育てるとか、そういう形で何かできないかということでの調査をする予定にしています。  それから、三つ目がいわゆる市民と一緒に再生エネルギーを拡充していくというふうなことで、現在も太陽光パネルの助成制度等もあるわけですが、あるいは市民で出資しながら何か再生エネルギーについてのファンドを組みながら事業を展開していくことができないかということで、大枠でそういう形で今考えていますが、これから関係する市内の先ほどありましたそういう技術を持っているところの人からも検討会の中に入っていただきながら、鹿角市としてどういうことが実現可能なのかということで検討したいと、調査したいというふうに考えております。  それから、アメシロの関係ですが、今年度、まあ去年もそうですが、出ているということで、今年度は噴霧器を各市民センターの方に、それぞれ市民から活用していただきたいということでそれぞれの市民センターに4台置きまして、それで市民が出ているところについては対応してもらいたいということで準備をしております。  具体的な被害の状況等については、私、今現在どのくらいなのかというのはちょっと把握してないですが、出てるということは承知しております。以上です。 ○議長(髙杉正美君) 阿部佐太郎君。 ○18番(阿部佐太郎君) 何か教育民生常任委員会関係で大変失礼しました。ただ、委員会では市長さん、お見えになりませんので。  この再生可能エネルギーについては、将来財源を生めるような、つまりそういう鹿角市に財源を生み込むための、例えば風力であり小水力である、そういったものまでやっぱり突っ込んで対応すべきだと私は思いますが、これは市長さんから前向きな考え方を。 ○議長(髙杉正美君) 市長。 ○市長(児玉 一君) 再生可能エネルギーということで、実際今の緑の分権改革の中で、この1,450万円を国の方からいただきますので、その中で市がこれからできるもの、ちょうど調査をしてますので、それを踏まえていろんな施策に結びつけていきたいなというふうに思っています。先ほど阿部議員が三菱の話をいろいろ言ってますけれども、それはそれ、こっちはこちらで今再生エネルギーということで進めていますので。  ただ、三菱さんについては、大沼の方でまたやるようにということで地域との話し合いはしている状況です。あれはあれでまず県も市の方でもいろいろお話は聞いてますが、一つはまた別な団体の方から反対の要望書も出ていますので、できる限り地元に理解していただくような進め方をしてもらいたいと思っています。 ○議長(髙杉正美君) 阿部佐太郎君。 ○18番(阿部佐太郎君) 3回目になりますけれども、この再生可能エネルギーについては、三菱さんの温泉、間もなくそれこそ利用された時期もそういう温泉被害もあるのではないかと二つに割れた経緯がございました。それはそれとしてということですので、それはそれで企業として進めていただきたいわけですけれども、私の申し上げるのは先ほど市民の、何というか鹿角市だけが出資するのではない、鹿角市の個人も出資すると、そういった形のものまで含んでですね、市内の例えば水力の、やっぱり私は結構あると思うんですよ。昔は風車というか水車をつくって田んぼ何ヘクタールにそれこそ水を送り出したという時代もございましたので、そういったものをつくり出して、そしてこれから電気事業が非常に動き出すと思いますので、何というか売電すると、そしてそれが鹿角市の財源につながるといった方法を念頭に置いて市内を調査し、そしてそういった技術を持った企業との提携も含めて検討していただきたいということ、これは要請でございます。  それから、アメシロの問題、市民センターにそういった設備を置いてるということですけれども、公園内はこれから調査するということですけれども、国道に1億円基金で植栽した桜とか、そういったものの被害も含めて対応しなければどんどんどんどんふえていっているような状況でございますので、あれがつくともうとてもじゃないが周囲の人はもう大変だという状況ですので、ぜひ調査していただきたいということをお願いしておきます。終わります。 ○議長(髙杉正美君) 建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 公園のアメシロの発生あるいは道路わきの街路樹のアメシロ関係につきましては、毎年調査を行いながら定期的な薬剤散布を実施してございます。ことしもちょっと阿部議員がおっしゃられたようにアメシロの発生ということで一息今そういうことが耳に入ってきたわけですが、その調査の結果では、例年よりもむしろ被害は公園とか市道わきの街路樹については少なめということで確認しておりました。いずれこの後も薬剤散布は行ってまいりますので、それで対応してまいりたいと考えております。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) これ歳入歳出予算全般ですね。(「はい」の声あり)はい。  大変小さいことで申しわけありません。27ページ、7款2項4目の資源エネルギー対策費の13節委託料の大湯中岱源泉間配線調査委託料25万5,000円計上されてますが、この調査の目的をお伺いしたいと思います。 ○議長(髙杉正美君) 産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。  ご承知のとおり中岱の源泉からホテル鹿角までの間の温泉の管理については、通信ケーブルを使って遠隔操作でホテル鹿角で行っております。今回のこの委託料の関連の予算については、13番源泉と7番源泉、二つ持っておるんですが、この二つともふぐあいが生じておりまして、この復旧のための調査、そして復旧の作業等について委託をすると、こういうことであります。  ちなみに、13番源泉については、現在系統を別にいたしまして、これに対応しております。しかしながら、7番については水中ポンプの運転の表示が誤った表示がずっとされておりまして、これについては速やかに対応が必要との判断から今回予算措置を計上させていただいたと、こういう経緯でございます。以上です。 ○議長(髙杉正美君) 和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) ふぐあいというふうなことですが、現在ホテルさんの方への配湯といいますかね、お湯を引くことについては、何ら影響はなくでているのですか。何か影響はないのですか。 ○議長(髙杉正美君) 産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。  ホテル側に対する温泉の供給量については、数値的には変わりはございません。また、宿泊されてる、利用されてる方々にご不便をかけてるという状況ではございません。ただし、先ほど申し上げたとおり一刻も早くふぐあいを解消して、より正常な状態に戻したいと、こういう判断でございます。以上です。 ○議長(髙杉正美君) 和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) もう一点お願いしたいと思いますが、これは調査するためにお湯がとまるとか供給がとまるとか、そういったこともないわけですか、最後にそれだけをお伺いさせてください。 ○議長(髙杉正美君) 産業部長。 ○産業部長(畠山義孝君) お湯の供給がストップするということになりますとホテル鹿角営業に大変な支障を来すことになりますので、その辺のところはそういった支障を来さないように十分に業者の方と連絡をしながら対応してまいりたいと、こういう考え方でございます。 ○議長(髙杉正美君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第89号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第90号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認めます。  次に、議案第91号について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、認定第1号平成22年度鹿角市上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(髙杉恭二君) 議案書の一番最後のページをお開き願いたいと思います。  認定第1号平成22年度鹿角市上水道事業会計決算認定について。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成22年度鹿角市上水道事業会計決算を、別紙の監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。平成23年9月5日提出。鹿角市長。  別冊の上水道事業会計決算書の1ページをお開き願いたいと思います。  初めに収益的収入及び支出でありますが、収入の決算額5億4,412万7,352円に対しまして支出の決算額は4億5,767万9,607円となり、収支差し引きは前年対比1,367万6,956円増の8,644万7,745円となってございます。この要因といたしましては、かづの厚生病院等への給水開始に伴う給水収益の増のほか配水管洗浄業務委託料の皆減など費用の減少が主な要因でございます。  次の3ページをお開き願います。  資本的収入及び支出でありますが、収入の決算額1億2,314万900円に対し、支出の決算額は2億8,843万6,536円で、資本的収支の差し引き不足額は下段に記載のとおり1億6,529万5,636円となり、この不足額につきましては、消費税、資本的収支調整額、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金でそれぞれ補てんしております。  なお、資本的収入の第3項企業債の予算に対する決算額の増減額3,620万円のマイナスがございますが、これにつきましては借り入れ予定でありました尾去沢第一配水池高圧受電盤と制御盤交換工事等の充当財源につきまして設備改良事業債と多額な企業債利息の削減を図る上で、この起債につきまして借り入れせずに内部留保資金での充当対応としたことによるものでございます。  次の5ページ目をお開き願います。  損益計算書でございますが、消費税等を除く営業及び営業外収支の差し引きにより7,915万2,625円の黒字計上となり、この経常利益から特別損失を除いた純利益につきましては、7,839万5,102円となってございます。この結果、当年度分未処分利益剰余金は3億7,771万6,047円の累計残高となり、この剰余金処分(案)につきましては、7ページ目の方をごらんいただきたいと思います。  剰余金処分計算書(案)でありますが、法定の減債積立金として391万9,756円、また任意積立金としての建設改良積立金でありますが、これは7,447万5,346円を積み立て処分することとして残額の2億9,932万945円につきましては、翌年度に繰り越しすることとしております。  次の貸借対照表及び附属書類につきましては、説明を省略させていただきます。  以上で説明を終わります。 ○議長(髙杉正美君) 提案理由の説明を終わります。  認定第1号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(髙杉正美君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(髙杉正美君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第82号から議案第91号までの議案10件及び認定1件並びに請願2件、陳情4件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。  なお、明6日から12日までは議案精査及び休日のため本会議は休会といたします。  以上で、本日の議事日程はすべて終了いたしました。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午前11時51分 散会              平成23年 第5回鹿角市議会定例会                 議案及び請願・陳情付託表                                (平成23年9月5日提出) 1.常任委員会  ┌──────┬──────────────────────────────────────┐  │委員会名  │付       託       内       容             │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │総務財政  │議案第 82号 財産の処分について                     │  │常任委員会 │議案第 84号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の  │  │      │        一部改正について                      │  │      │議案第 85号 鹿角市市税条例等の一部改正について             │  │      │議案第 88号 平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)中       │  │      │        条文                            │  │      │        歳入全款                          │  │      │        歳出 1款議会費 2款1項総務管理費            │  │      │23陳情第 5号 免税軽油制度の継続を求める陳情               │  │      │23陳情第 6号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択に関する陳情     │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │教育民生  │議案第83号 鹿角市スポーツ振興審議会条例の一部改正について        │  │常任委員会 │議案第86号 鹿角市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について      │  │      │議案第87号 鹿角市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について    │  │      │議案第88号 平成23年鹿角市一般会計補正予算(第4号)中         │  │      │       歳出 2款2項市民共動費 3款民生費 4款衛生費       │  │      │          10款教育費                       │  │      │議案第 89号 平成23年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  │  │      │      号)23請願第 1号 「義務教育費国庫負担堅持及び国庫負担2分の1│  │      │復元」を求める                               │  │      │        意見書採択についての請願                  │  │      │23請願第 2号 30人以下学級実現を求める意見書採択についての請願     │  │      │23陳情第 7号 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める  │  │      │        意見書採択に関する陳情                   │  │      │23陳情第 8号 学校給食に地場産野菜活用の一層の向上を求める陳情      │  ├──────┼──────────────────────────────────────┤  │産業建設  │議案第 88号 平成23年度鹿角市一般会計補正予算(第4号)中       │  │常任委員会 │        歳出 6款農林水産業費 7款商工費 8款土木費       │  │      │議案第 90号 平成23年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)  │  │      │議案第 91号 平成23年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)     │  │      │認定第  1号 平成22年度鹿角市上水道事業会計決算認定について      │  │      │                                      │  └──────┴──────────────────────────────────────┘ 2.委員会の開催日時及び場所  ┌────────────┬──────────────────┬──────────────┐  │  委 員 会 名   │開  催  日  時        │場     所       │  ├────────────┼──────────────────┼──────────────┤  │ 総務財政常任委員会  │9月15日(木) 午前10時    │第1委員会室        │  │            │9月16日(金) 午前10時    │              │  │            │9月20日(火) 午前10時    │              │  ├────────────┼──────────────────┼──────────────┤  │ 教育民生常任委員会  │9月15日(木) 午前10時    │第2委員会室        │  │            │9月16日(金) 午前10時    │              │  │            │9月20日(火) 午前10時    │              │  ├────────────┼──────────────────┼──────────────┤  │ 産業建設常任委員会  │9月15日(木) 午前10時    │第3委員会室        │  │            │9月16日(金) 午前10時    │              │  │            │9月20日(火) 午前10時    │              │  └────────────┴──────────────────┴──────────────┘...