鹿角市議会 > 2009-05-18 >
平成21年第4回定例会(第1号 5月18日)

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  1. 鹿角市議会 2009-05-18
    平成21年第4回定例会(第1号 5月18日)


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    平成21年第4回定例会(第1号 5月18日)    平成21年5月18日(月)午前10時開会  開会  開議  議長報告 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 市長行政報告 第4 議案の上程     報告第4号から報告第6号まで      説明、質疑     議案第69号から議案第71号まで      説明、採決     議案第72号から議案第75号まで      説明、質疑、討論、採決     議案第76号から議案第86号まで      説明、質疑 第5  議案及び請願・陳情の付託  散会 ─────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名  2 会期の決定  3 市長行政報告  4 議案の上程     報告第 4号 繰越明許費繰越計算書について            (鹿角市一般会計)     報告第 5号 繰越明許費繰越計算書について            (鹿角市後期高齢者医療特別会計)     報告第 6号 繰越明許費繰越計算書について            (鹿角市下水道事業特別会計)     議案第69号 監査委員の選任について     議案第70号 教育委員会委員の任命について     議案第71号 固定資産評価審査委員会委員の選任について     議案第72号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正に            ついて     議案第73号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正            について     議案第74号 教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改            正について     議案第75号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第76号 財産の処分について     議案第77号 鹿角市土地開発公社の解散について     議案第78号 長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正について     議案第79号 平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)     議案第80号 平成21年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号            )     議案第81号 平成21年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)     議案第82号 平成21年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第83号 平成21年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第84号 平成21年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号            )     議案第85号 平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第86号 平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)  6 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(20名)       1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君       3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君       5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君       7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君       9番  栁 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君      11番  浅 石 昌 敏 君    12番  髙 杉 正 美 君      13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君      15番  黒 澤 一 夫 君    16番  中 西 日出男 君      17番  阿 部 佐太郎 君    18番  田 村 富 男 君      19番  米 田 健 一 君    20番  大 里 恭 司 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長        児 玉   一 君    副市長       大 野 佑 司 君 教育長       吉 成 博 雄 君    総務部長      木 村 忠 好 君 市民部長      中 山 一 夫 君    産業建設部長    関   道 男 君 教育部長      青 山 武 夫 君    会計管理者     菅 原 祐 次 君 総務部付部長待遇  田 中 孝 夫 君    総務部次長     阿 部 一 弘 君 市民部次長     畠 山 義 孝 君    産業建設部次長   齊 藤 幸 平 君 教育次長      岩 根   務 君    農業委員会事務局長 畠 山 行 雄 君 財政課長      阿 部   薫 君    監査委員事務局長  髙 橋 安 弘 君 選挙管理委員会事務局長           熊 谷 純 二 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長      似 鳥 忠 夷 君    班長        金 澤   修 君 主任        田 原 智 明 君    主事        木 村 幸 樹 君     午前10時00分 開会 ○議長(黒澤一夫君) これより平成21年第4回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(黒澤一夫君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(黒澤一夫君) これより議長報告をいたします。  お手元に配付いたしておりますとおり、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書及び地方自治法第199条第9項の規定による平成20年度定期監査及び財政援助団体等監査結果報告書が、また、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書がそれぞれ提出されております。  次に、5月11日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、平成21年2月24日から5月17日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者につきましては、別紙のとおりであります。  以上で、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(黒澤一夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により3番栗山尚記君、4番田口 裕君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(黒澤一夫君) 次に、日程第2、会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしている会期議事日程表のとおり、本日から6月5日までの19日間にしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって会期は、本日から6月5日までの19日間に決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長行政報告 ○議長(黒澤一夫君) 次に、日程第3、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成21年第4回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、「出逢い賑わい夢をかなえるまち・鹿角」を将来都市像として掲げた第5次総合計画も、計画期間の最終年度を来年に控え、今年度は、現計画の着実な推進を図るとともに、次期総合計画の骨子を今年度策定したいと考えております。  骨子の策定に当たっては、これまでの実績と課題を把握しながら、国・県等の諸計画や精度の高い社会経済動向等の予測に基づき、本市が進むべき方向性を検討することとしており、行政評価制度における行政評価市民会議の意見や政策アンケートなど、市民の声も反映しながら取り組んでまいります。  行政改革につきましては、第6次行政改革大綱に基づき、簡素で効率的な組織の構築と、市民とのパートナーシップによるまちづくりを柱に進めてきておりますが、昨年度は、八幡平サン・スポーツランド関上生活改善センターの廃止など、公の施設としての意義が薄らいだ施設の見直しを進めたほか、必要最小限の人数で市民から期待される行動と成果を生み出すことができる職員の育成、能力向上に向け、人事評価制度を試行いたしました。  また、告示書類等のホームページ掲載を開始し、情報化に対応した行政サービスの向上を図るとともに、下水道使用料など税以外の債権の徴収体制強化など、財政運営の効率化にも努めております。  今年度は、第6次大綱の最終年次であることから、共通業務の一元化に関する検討や、使用料など受益者負担の適正化などの検討途上にある事案に積極果敢に取り組み、大綱の総仕上げを行いながら、あわせて平成22年度からの第7次大綱の策定を進めてまいります。
     国際交流につきましては、姉妹都市提携を結んでいるハンガリー共和国ショプロン市から、去る3月23日に今年度の本市からの行政訪問について正式に招待を受けております。  ショプロン市とは、隔年で相互訪問することとしておりますが、今回は、ことし8月にショプロン市で開催される予定の「パン・ヨーロッパ・ピクニック20周年」の記念行事に、6人の行政訪問団が招待されているものであり、本定例会において訪問団派遣に係る経費について補正予算をお願いしております。  なお、この行政訪問に合わせ、鹿角国際交流協会が10人の青少年訪問団を派遣する計画であり、募集等の準備を鹿角国際交流協会と連携して進めております。  また、同協会では、ショプロン市への次期日本語語学指導員の9月からの派遣に向け、現在公募を実施しておりますが、審査等を経た上で今月中に決定される見込みとなっております。  国の平成21年度補正予算に対応した「経済危機対策」につきましては、過去最大規模の補正予算案が国会に提出され、地方公共団体の連動した取り組みに対する「地域経済活性化経済危機対策臨時交付金」等の創設も盛り込まれておりますことから、現在、制度の趣旨に合致した事業を精査しているところであり、時機を失することなく、市内経済への波及や市民福祉の向上、市民生活の活性化につなげてまいりたいと考えております。  鹿角市土地開発公社の解散につきましては、平成21年4月23日に開催された公社理事会において、鹿角市土地開発公社の解散について同意がなされております。土地開発公社の解散については、議会の議決及び県知事の認可が必要であることから、本定例会に議案を提出しておりますのでよろしくお願いいたします。  次に、福祉関係についてでありますが、平成20年度の福祉灯油助成事業につきましては、助成対象世帯として見込まれた1,773世帯に申請書を発送し、助成対象世帯に申請漏れなどがないよう、民生委員等からご協力いただきながら進めてまいりましたが、最終的に、辞退や非該当となった164世帯を除く1,609世帯に対し、合計804万5,000円の助成を行っております。  児童福祉につきましては、4月1日に開園した花輪にこにこ保育園には、同日現在、定員120名に対し133名の児童が入園しており、子どもたちの笑顔とにぎやかな声が広がり、順調に運営がスタートしております。  また、錦木保育園については、待機児童解消のため、低年齢児童も受け入れ可能な認可保育園への転換に向けて増改築を行いながら、50人から60人への定員の増員を図ることとしており、今月1日に基本設計と実施設計の発注を終え、8月中旬の工事着工、来年3月上旬の完成に向けて進めてまいります。  障害者福祉につきましては、就業体系や病気等の事情で送迎を行えない保護者にかわり、比内養護学校かづの分校と鹿角市障害者地域活動支援センターに通学・通所している児童等の送迎を行う「障害児通学支援事業」と、精神障害者の夜間の心の安定を図るため、午後5時から10時までの生活支援を行う「精神障害者ナイトサービス事業」を、いずれもふるさと雇用再生臨時対策基金事業として、今月1日から実施しております。  新型インフルエンザ対策につきましては、4月28日、政府がメキシコや米国等で新型インフルエンザが発生したと宣言したことを受け、市では、迅速な情報収集と市民からの相談に円滑に対応するため、同日中に、福祉保健センター内に「発熱相談センター」を開設するとともに、健康推進課のほか4課からなる「鹿角市新型インフルエンザ対策連絡室」を庁内に設置いたしました。  その後、国内においても感染の疑い例が相次いだことから、連休を前に国内感染確認後の事態に備えて庁内体制を強化するため、今月1日、「鹿角市新型インフルエンザ対策連絡部」を設置するとともに、11日の自治会長会議では、市民への適切な情報提供を行うため、医療機関の受診方法や感染防止対策等をまとめたチラシの全戸配布をお願いしております。  また、新型インフルエンザ患者の国内発生が確認された16日には、第3回目となる対策連絡部会議を急遽開催し、国・県の対処方針を踏まえ、発熱外来等について医療機関等との協議を急ぐことなどを確認したところであります。  この間、発熱相談センターでは、午前8時半から午後8時まで、土日・祝祭日を含め、市民からの相談に対応し、これまで9人の方から11件の相談が寄せられておりますが、幸いにも感染の疑い例は発生しておりません。  国内感染の確認により、新型インフルエンザ対策は新たな段階に切りかわりましたが、今回の新型インフルエンザは、感染性は強いものの、病原性は低いとされており、市民に対しては、引き続き正しい情報に基づいた冷静な対応を呼びかけるとともに、今後とも情報収集に努め、関係機関との連絡を密にして対応してまいります。  定額給付金等の給付状況につきましては、本市では、3月16日から申請書の発送を始め、翌日から受付を開始しており、5月14日現在の申請状況は、定額給付金については、対象世帯総数1万3,413世帯のうち1万2,918世帯から申請があり、率にして96.3%、また、子育て応援特別手当については、対象世帯総数382世帯のうち372世帯から申請があり、97.4%の申請率となっております。  一方、給付については、3月30日の第1回目を皮切りに、順次振込による給付を開始しており、 既に定額給付金については5億5,291万円、率にして96.3%、子育て応援特別手当については1,372万円、率にして95.7%の給付を終えております。  まだ申請されていない方に対しては、5月1日に申請を促す文書を発送したところでありますが、今後とも民生委員等のご協力をいただきながら、状況確認や自宅訪問等を行い、申請漏れのないよう取り組んでまいります。  また、定額給付金の給付とあわせて市単独で実施することといたしました「新生児等おもいやり給付金」につきましては、4月16日に対象者に申請書を発送し、40世帯中39世帯が申請済みとなっており、給付率は92.0%となっております。  次に、農業関係についてでありますが、米の生産調整につきましては、県から示された生産目標数量は1万3,154トンで、水稲作付面積としては、昨年に比べ約17ヘクタール減の2,400ヘクタールとなっておりますが、今年度から景観形成作物としても位置づけたソバの増加や、加工用米の申し込みが昨年を上回っていることなどにより、おおむね目標を達成できるものと見込んでおります。  果樹につきましては、4月中旬に発生した降霜により、一部のリンゴ園地において品質低下が懸念されておりましたが、大きな被害には至っておらず、今後の人工受粉による結実確保や摘果調整などにより収量を確保できるものと見込んでおります。  また、トマト、キュウリ等の野菜につきましても、大きな影響はないようでありますが、今後の降霜に注意を呼びかけるため、5月号の広報と同時にチラシを配布し、農家への注意喚起を図っております。  担い手対策につきましては、ことしに入り集落型法人が一つ設立されたほか、2集落で営農組織が設立されており、水田経営所得安定対策には19組織経営体の加入を見込んでおりますが、引き続き関係機関と連携して、集落営農組織の組織化と運営支援を積極的に支援してまいります。  次に、観光関係についてでありますが、4月29日から5月5日までの7日間の主要観光施設9施設及び宿泊施設6施設の入り込みは、昨年に比べ観光施設が18%増、宿泊施設が10%減となっておりますが、市内のインターチェンジの通過車両台数では29%増となるなど、ゴールデンウイーク期間中の好天と高速道路ETC割引の効果が幸いした半面、弘前などの桜の名所の開花時期が早まったことなどで、宿泊施設への入り込みが減少したものと考えております。  今後も、十和田八幡平観光物産協会が実施している黄金歴史街道ETCトク得キャンペーンや、昨年に引き続き実施を予定している黄金歴史街道観光キャンペーンなどを通じて、情報発信と誘客に努めてまいります。  次に、商工業関係についてでありますが、鹿角市ふるさと再生商品券の発行につきましては、かづの商工会では、市内の購買力を促進し、消費の拡大と商工業の活性化を図ることを目的に、10%のプレミアムがつく「鹿角市ふるさと再生商品券」の発売を4月20日から開始しております。これに対し、市としても地域経済の活性化に寄与することから、10%のプレミアム分と事務費分を合わせた計5,100万円の助成を行っております。なお、5月17日現在の商品券の販売額は2億4,911万円となっております。  企業立地の促進につきましては、4月10日付で「株式会社サンテック」を企業立地促進条例に基づく指定事業者に指定しております。同社は、株式会社ツガワ鹿角工場の元従業員5人が発起人となって4月1日に設立された法人で、鹿角工業団地内のツガワ旧鹿角工場の土地・建物を賃借し、コンピューター周辺機器アミューズメント関連機器、通信関連機器、医療関連機器等の製造を行うもので、今月1日から操業を開始しております。  従業員については、新規雇用5人でスタートし、将来的には18人まで増員をする計画であり、今後の事業発展によるさらなる雇用の拡大を期待しているところであります。  次に、雇用対策関係についてでありますが、緊急雇用支援対策の実績につきましては、平成21年度の市臨時職員20人の採用に当たり、8人の離職者枠を設定して募集を行い、応募者5人のうち3人を採用したほか、これから農業をなりわいとしようとする方が、市内の農家や農業生産法人などで研修を行う場合に助成を行う「チャレンジ新規就農者研修支援事業」においても、2人の離職者枠を設定して募集を行い、応募のあった1人が、現在、市内の農家で研修を行っております。  また、新たに創設した非自発的離職者を雇用した事業主に対し、1人当たり30万円の奨励金を交付する「再就職緊急支援奨励金交付事業」では、4月に入り、市内企業1社から2件の申請が出されているほか、事業所対策として新設した「経営安定資金保証料助成事業」については、平成20年度は95件、1,024万8,334円の助成実績となっております。  国の交付金事業である「ふるさと雇用再生臨時対策基金事業」及び「緊急雇用創出臨時対策基金事業」につきましては、「ふるさと雇用再生臨時対策基金事業」で10事業13人、「緊急雇用創出臨時対策基金事業」で21事業92人の計105人の雇用を創出する計画であり、現在、それぞれ7事業10人、10事業42人の計52人の雇用が確定しております。  残る事業については、今後、事業開始時期に合わせて順次求人を行ってまいるほか、「ふるさと雇用再生臨時対策基金事業」においては、3事業5人分を追加するため、本定例会最終日に関連予算を追加提案させていただくこととしております。  新規学校卒業者の就職状況につきましては、縁故、公務員等を除いた県内外への就職希望者119人の就職率は、平成21年3月末において100%となっております。このうちハローワーク鹿角管内への就職者は40人で、前年同月に比べ5人上回っております。  本年度におきましても、内定率100%の早期達成を目指し、引き続き関係機関、団体等との連携を図り、管内事業所への求人票の早期提出などを働きかけてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、学校施設の耐震性については、以前の1次診断及び優先度調査で「より詳細な2次診断を必要とする」とされていた市内5校の小・中学校について、その耐震性を調査し、補強が必要と診断された場合は、速やかに補強計画を立て、耐震化に取り組むため、現在、「耐震診断及び補強設計調査委託」を実施しております。  このうち、十和田中学校の体育館等について、構造体の重要な部分である継ぎ手や接合部分にふぐあいがあることが判明し、今後、相当規模の地震が発生した場合に、建物の安全性を確保できないと判断し、4月24日から体育館の使用を禁止するとともに、5月7日に保護者を対象とした説明会を実施したところであります。  現在、体育館の早期改築を目指し作業を急いでおりますが、学校と十分協議を重ね、工事が完了するまでの間、体育授業や部活動はもとより、学校行事等に影響が出ないよう努めてまいります。  次に、財政についてでありますが、平成20年度の決算は、一般会計は実質収支で3億3,000万円程度の黒字決算となる見込みであり、特別会計においてもそれぞれ黒字決算となる見込みであります。  補正予算の概要につきましては、今回の一般会計補正予算は、当初予算の編成時に確定できなかった事業や、国・県の補助事業の追加配分による調整、定期人事異動に伴う人件費の調整のほか、十和田中学校体育館改築に係る経費、「今こそチャレンジ農業夢プラン応援事業費補助金」を新たに計上しております。  また、地域経済活性化対策として、道路橋りょう維持管理費並びに交通安全施設等整備事業費等の公共事業の前倒しを追加補正しております。  その結果、補正額は1億8,495万9,000円の追加で、補正後の予算総額は149億7,300万2,000円となり、補正財源は事業に関連する国・県支出金などの特定財源のほか、普通交付税などを充当しております。  また、特別会計については、6会計において定期人事異動に伴う人件費の調整を行ったほか、国民健康保険事業特別会計では、老人保健医療費拠出金の追加などを行っております。  本定例会には、報告3件、人事案件3件、財産の処分案件1件、土地開発公社の解散案件1件、条例案件5件、補正予算案件8件、合わせて21件のご審議をお願いいたしております。また、追加案件として補正予算案件1件の提案を予定しております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(黒澤一夫君) 以上で市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長(黒澤一夫君) 次に、日程第4、議案を上程いたします。  初めに、報告第4号繰越明許費繰越計算書についてから報告第6号繰越明許費繰越計算書についてまでの3件について、一括して議題といたします。  順次、説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 報告第4号繰越明許費繰越計算書についてであります。  平成20年度鹿角市一般会計の繰越明許費に係る歳出予算の経費を、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告するものであります。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  次のページをお開き願います。  一般会計での繰越明許費に係る歳出予算の繰り越しは、12月補正予算から2月補正予算において繰越明許費として認めていただいた19事業12億5,958万4,000円について、平成21年度への繰越額は合計で12億3,358万7,000円であります。  19事業のうち、18事業は地域活性化等臨時交付金事業や定額給付金事業、ふるさと再生商品券発行支援事業や市単独雇用景気対策緊急事業などで、実施期間等から事業の一部、または全部の予算執行が年度越えることを想定していたものであります。残り1事業については、8款2項の久保田橋橋りょう整備事業で、架設橋の工法が河川管理者との協議により、当初計画から変更されたことから、年度内完成が困難になったものであります。繰越額及び財源内訳については表のとおりであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 市民部長。 ○市民部長(中山一男君) 報告第5号繰越明許費繰越計算書についてであります。  平成20年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算の繰越明許費について、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、長寿法施行令の規定によりまして報告いたします。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  次のページをお開き願います。  平成20年度鹿角市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書でありますが、1款1項総務管理費の制度改正システムの改修につきましては、平成20年度において所得の低い被保険者の保険料負担については、激変緩和措置がとられておりますが、この軽減措置の1年間延長に係るシステムの改修に係るシステム開発に時間を要するため、平成21年度に繰り越したものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 報告第6号繰越明許費繰越計算書について。  平成20年度鹿角市下水道事業特別会計予算の繰越明許費について、別紙のとおり翌年度に繰り越したので、地方自治法施行令の規定により報告する。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  次のページをお開き願います。  上段湯瀬処理区に関してでありますが、汚泥の処理方法の見直しに伴い、機械設備の配置に変更が生じ、決定までに時間を要したことから繰り越したものであります。  財源の内訳は、国庫補助金1,880万円、市債1,620万円であります。  続きまして、下段でありますが、流域下水道事業建設費負担金は、県で管理しております処理場の施設整備工事が繰り越しとなったことから、負担金も繰り越しとするものであります。  財源の内訳は、市債150万円であります。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 説明を終わります。  これより質疑を受けます。  報告第4号から報告第6号までの3件について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本報告3件につきましては、地方自治法施行令に定める事件でありますので、報告をもって終わります。  ここでお諮りします。これから提案されます議案第69号から議案第75号までの7件についてでありますが、本7件につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  初めに、議案第69号監査委員の選任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、福島壽榮君の退席を求めます。     (14番 福島壽榮君 退席) ○議長(黒澤一夫君) 提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第69号について提案理由をご説明申し上げます。  監査委員の選任についてでありますが、石川幸美委員が、去る3月31日をもちまして任期満了となり、現在、議員のうちから選任する委員が欠員となっておりますことから、その後任として福島壽榮氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定によりご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  福島氏は、鹿角農業協同組合職員等を経て、平成9年4月に鹿角市議会議員に当選され、3期目となる今日まで産業部門を中心に市勢の発展にご尽力され、豊富な知識を有している方でございます。したがいまして、監査委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(黒澤一夫君) 提案者の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第69号について原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第69号監査委員の選任については原案に同意することに決しました。  福島壽榮君の復席を求めるため、暫時休憩いたします。     午前10時36分 休憩
    ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前10時37分 再開 ○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第70号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第70号について提案理由をご説明申し上げます。  教育委員会委員の任命についてでありますが、田中喜明議員が、来る5月25日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、ご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  田中氏は、昭和60年に合資会社協和ランドリーに入社され、平成17年からは同社代表社員として会社を経営される傍ら、鹿角市公民館運営審議会委員のほか、市の各種会議の委員を歴任されるとともに、ボーイスカウトなど市民活動にも幅広く活躍されております。平成17年から鹿角市教育委員会委員を務められ、教育に関する見識が高く、地域住民の信望も厚い方であり、鹿角市教育委員会委員として適任であると確信いたしておりますので、ご審議の上、ご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(黒澤一夫君) 提案者の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第70号について原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第70号教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。  次に、議案第71号固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。市長。 ○市長(児玉 一君) 議案第71号について提案理由をご説明申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員の選任についてでありますが、高橋正憲委員が、来る5月25日をもちまして任期満了となりますが、引き続き同氏を再任いたしたいと考え、地方税法第423条第3項の規定によりご提案申し上げる次第であります。  お手元に配付しております別紙履歴書をあわせてごらんいただきたいと思います。  高橋氏は、家業の商店経営の傍ら、十和田商工会理事等を歴任されるなど、市民の信望も厚く、また、これまで固定資産評価審査委員会委員として4期12年間務められており、大変知識経験の豊かな方でございますので、ご審議の上、何とぞご同意くださいますようお願いを申し上げまして、提案の説明といたします。 ○議長(黒澤一夫君) 提案者の説明を終わります。  これより採決いたします。  議案第71号について原案に同意するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第71号固定資産評価審査委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。  次に、議案第72号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてから議案第75号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの4件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第72号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。  議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、議会の議員の平成21年6月期の期末手当の一部を暫定的に凍結するため、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。  まず、この改正の背景でございますが、我が国の長引く不況と厳しい経済状況を踏まえまして、民間のことしの夏季一時金に関する特別調査の結果、去る5月1日に人事院が国家公務員の本年6月期の期末手当等の一部を凍結する勧告を行っておりますが、秋田県人事委員会でも、5月13日に人事院勧告に準じた暫定措置を特例措置として講じることが適当である旨の意見の申し出を、県知事及び議長に対して行ったことから、本市においても現下の厳しい経済状況にかんがみ、これらの勧告等を踏まえ、議員の6月期の期末手当の支給月数の一部を暫定的に凍結するための所要の改正をお願いするものであります。  その内容でありますが、現行の期末手当より0.15カ月分を凍結する内容であります。  議案資料の1ページ、新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  それでは、本文に入ります。  議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を次のように改正する。  附則に次の1項を加える。  第9項として、平成21年度に限り、第6条第2項の規定の適用については、同項中「「100分の135」とあるのは「100分の155」」とあるのは「「100分の135」とあるのは「100分の140」」とする。  内容としましては、「100分の155」を「100分の140」とするもので、一般職で「100分の135」としているところを、議員にあっては「100分の155」と読みかえている部分を0.15カ月引き下げ、「100分の140」と読みかえることとする改正であります。  附則の施行期日ですが、この条例は、平成21年6月1日から施行する。  次のページをお願いします。  議案第73号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について。  特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事院の臨時勧告及び秋田県人事委員会の意見の申出を踏まえ、特別職の職員で常勤の者の平成21年6月期の期末手当の一部を暫定的に凍結する等のため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  議案資料の2ページの新旧対照表もあわせてごらんいただきたいと思います。  改正の内容でありますが、これも議員の期末手当の改正と同様です。現行の期末手当より0.15カ月分を凍結する内容が主なものであります。  それでは、本文でございますが、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部を次のように改める。  第3条第1項を次のように改める。  新旧対照表にありますように、第3条は、給料の額を給料月額に改める文言の整理を行うもので、金額の改正ではありません。  附則に次の1項を加える。  第7項として、平成21年度に限り、第4条の規定の適用については、同条中「「100分の135」 とあるのは「100分の155」」とあるのは「「100分の135」とあるのは「100分の140」」とする。  内容としましては、「100分の155」を「100分の140」とするものであります。  附則の施行期日ですが、この条例は、平成21年6月1日から施行する。  次のページをお願いします。  議案第74号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について。  教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事院の臨時勧告及び秋田県人事委員会の意見の申出を踏まえ、教育長の平成21年6月期の期末手当の一部を暫定的に凍結するため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  議案資料3ページの新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  改正の内容ですが、前の二つの議案の期末手当の改正と全く同じでございますが、現行の期末手当より0.15カ月分を凍結する内容でございます。  それでは、本文でございますが、教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部を次のように改める。  附則に次の1項を加える。  第5項として、平成21年度に限り、第4条の規定の適用については、同条中「「100分の135」 とあるのは「100分の155」」とあるのは「「100分の135」とあるのは「100分の140」」とする。  内容としましては、前の二つの議案と同じように「100分の155」を「100分の140」とするものであります。  附則の施行期日ですが、この条例は、平成21年6月1日から施行する。  次のページをお願いします。  議案第75号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について。  一般職の職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事院の臨時勧告及び秋田県人事委員会の意見の申出を踏まえ、平成21年6月期の一般職の職員の期末手当及び勤勉手当の一部を暫定的に凍結するなどのため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  議案資料の4ページの新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  改正の内容ですが、期末手当のほか、勤勉手当についても改正するものでありますが、現行の期末手当より0.15カ月分、勤勉手当より0.05カ月分で、合わせて0.2カ月分を凍結する内容が主なものでございます。  それでは、本文でございますが、一般職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改める。  附則第10項を附則第12項とする。  附則第9項中、「勤務時間条例第11条」を「勤務時間条例第15条」に改め、同項を附則第11項とし、附則第8項を附則第10項とし、附則第7項の次に次の2項を加える。  (平成21年度に支給される期末手当等に関する特例)  第8項、平成21年度に限り、第15条第2項の規定の適用については、同項中「100分の135」とあるのは「100分の120」とする。  第9項、平成21年度に限り、第16条第2項の規定の適用については、同項中「100分の72.5」とあるのは「100分の67.5」とする。  附則の施行期日ですが、この条例は、平成21年6月1日から施行する。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  これより順次質疑、討論を受け、採決いたします。  初めに、議案第72号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第72号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第72号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。これより採決いたします。  議案第73号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第73号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第74号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。これより採決いたします。  議案第74号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第74号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。これより採決いたします。  議案第75号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について原案のとおり可決することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第75号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号財産の処分についてから議案第78号長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正についてまでの3件を一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第76号財産の処分について。  地方自治法の規定により、下記のとおり財産を処分することについて議会の議決を求める。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  議案資料の5ページに位置図を記載しておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。  本文の方になりますが、土地・建物の表示でありますが、所在は十和田大湯字下タノ平16番3、土地の面積は376.8平方メートル、建物の構造等は、木造平屋建1棟で、建築面積が142.433平方メートルであります。  処分の方法は、無償譲渡。  処分の相手方ですが、関上自治会であります。  提案理由でありますが、本年3月末をもって用途廃止し、普通財産となった旧関上生活改善センターの土地と建物を関上自治会が集会施設として使用することから、無償譲渡するものであります。  以上で説明を終わります。  次のページをお開きいただきたいと思います。  議案第77号鹿角市土地開発公社の解散について。  鹿角市土地開発公社を解散することに関し、公有地の拡大の推進に関する法律の規定により、議会の議決を求める。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市土地開発公社は、公共用地の取得、管理、処分等を行い、地域の秩序ある整備と地域住民の福祉の増進に寄与することを目的に、昭和48年5月1日に設立され、現在まで観光用地、教育施設用地、工業用地等を取得し、本市の発展に寄与してきましたが、現在では、市においても公共用地の取得が支障なく行える状況であり、設立当時の目的が達成されたことから、本公社を解散することに関し、議会の議決を求めるものでございます。  以上で説明を終わります。  次のページをお開き願いたいと思います。  議案第78号長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正について。  長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、長期継続契約の対象となる賃貸借契約の範囲と期間を拡大するため、条例を改正するものであります。  次のページをお開きいただきたいと思います。  改正内容でありますが、現在の契約期間の5年以内を物品等の耐用年数に1.2を乗じていた年数以内に改めるのが主な内容であります。  事務機器等の大半の耐用年数が5年以内でありますが、電話交換器のような中心設備は耐用年数が6年であるとなどを勘案し、賃貸借契約の耐用年数に応じた規定とするものであります。  議案資料の6ページの新旧対照表をあわせてごらんいただきたいと思います。  それでは、本文に戻りますが、長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部を次のように改正する。  題名を次のように改める。  長期継続契約を締結することができる契約に関する条例  第1条第2項、見出しを含んで「締結できる」を「締結することができる」に改め、同条第1項を次のように改める。  (1)事務機器、情報処理機器(ソフトウェアを含む。)、車両その他の物品(以下「物品等」 という。)を借り入れる契約で、商慣習上複数年にわたり契約を締結することが一般であるもの  第2条第3号中「運営」を「運営業務の委託」に改め、同条第4号中「車両の賃貸借、」を「車両の」に改める。  第3条を次のように改める。  第3条 前条の契約の期間は、次のとおりとする。  (1)前条第1号の契約 当該契約に係る物品等の耐用年数(減価償却資産の耐用年数等に関する省令(昭和40年大蔵省令第15号)別表第1から別表第3までに規定する耐用年数をいう。)に1.2を乗じて得た年数以内(1年未満の端数があるときは、その端数を切り上げる。)  (2)前条第2号から第4号までの契約 5年以内  附則として、この条例は、公布の日から施行するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  初めに、議案第76号財産の処分について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  次に、議案第77号鹿角市土地開発公社の解散について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  次に、議案第78号長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正について質疑ございませんか。阿部佐太郎君。 ○17番(阿部佐太郎君) 長期継続契約に関して、この車両のことについてちょっとお尋ねしますが、庁内で保有している車両は何ぼで、そのうち例えば庁内で買ったもの、今のこの契約しているものというのが即わかるものですか。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 今の契約したものについては調べますので、若干時間いただきたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 阿部佐太郎君。 ○17番(阿部佐太郎君) もう一つは、最近個人の場合でも車両なんかについては、今のような長期契約をした方が保険とか、そういったものが全部担保されているので安心だと。月々自分で保有して、それこそ月賦を払っているよりはという感覚の人も随分ふえているようですが、そういったもののそれこそ積算というか、庁内では契約の、今最初にお尋ねした部分がそれこそ8割ぐらいはもうそういう形になっているとか、例えば市庁舎、あるいは事業所、そういったものがやっぱり長く使うので購入した方がいいという判断でやっているのか、その辺ちょっと現実的な話を伺いたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 今質問あった形の中で、リース契約が確かに事務機器も含めても車両の関係についても、リース契約がふえてきているのは事実でございます。そういう部分では、今の保険とか、そういう部分も勘案しますと、非常に有利な部分も出てきていますので、いずれ中では検討していますけれども、そういう方向でだんだんふえてくるのではないかという考え方でございます。(「今の現状の割合は」の声あり) ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 現状の割合についても、今もうちょっと時間いただきたいと思います。済みません。 ○議長(黒澤一夫君) 現在、調べているということでございます。  ほかに質疑ございませんか。  議案第78号については、現在、今佐太郎さんの質問に対して、当局で車両の数を調べておりますが、その他質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ほかにはないものと認めます。  そうすれば、当局で今、その実数を調べて報告する間に次の方へ議事を進めたいと思いますので、それでよろしいでしょうか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) それでは、会議を進めたいと思います。  次に、議案第79号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)から議案第86号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)までの8議案について一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 議案第79号鹿角市一般会計補正予算(第2号)について。  補正予算書をごらんいただきたいと思います。  平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  今回の補正の主な内容は、定期人事異動に伴う人件費の調整、十和田中学校体育館改築事業、国・県の補助事業の決定に伴う追加調整等であります。  1ページをお開きいただきたいと思います。  条文でありますが、歳入歳出予算の補正については、歳入歳出それぞれに1億8,495万9,000円を追加し、総額をそれぞれ149億7,300万2,000円とするものであります。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  10ページをごらんいただきたいと思います。
     歳入であります。  2款地方譲与税第2項1目地方道路譲与税でありますが、地方税法等の一部を改正する法律が4月1日より施行され、地方道路譲与税法の名称が地方揮発油譲与税法に改められたことにより、これまでの地方道路譲与税が廃止されて、次の3項1目にあります地方揮発油譲与税が新設されたことに伴う組み替えであります。  3月末までに旧法で課税された地方道路税の譲与分は2項の収入となり、4月からの新法で課税された地方揮発油税の譲与分は3項の収入となるものであります。税率の課税体系に変更がないことから、当初予算計上額7,500万円を地方財政計画におけるこの二つの譲与税の割合で案分して組み替えております。  7款1項自動車取得税交付金でありますが、2款と同様に改正法の施行により、自動車取得税交付金の名称は変わらないものの、従来の目的税から道府県の普通税とされたことから、2目旧法による自動車取得税交付金を新設するものであります。旧法による自動車取得税交付金は、平成21年3月分の見込み額と収納実績との差額分が交付されることから、交付金額を試算することができないため、存知項目として1,000円を計上するものであります。  9款地方交付税は、今回の補正財源として1億3,378万5,000円を計上するものであります。  11款1項1目農林水産業費分担金ですが、ほ場整備事業費分担金について、制度改正により受益者分担金の負担率が10%から7.5%に引き下げられたことにより減額するものであります。  次のページをお開きください。  13款2項4目土木費国庫補助金ですが、道路特定財源の一般会計財源化に伴い、地方道路整備臨時交付金が廃止され、地域活力基盤創造交付金が創設されたことにより組み替えるものであります。対象事業、対象金額に変更はありません。  14款2項4目農林水産業費県補助金ですが、今年度より新たな名称で実施される今こそチャレンジ農業夢プラン応援事業費補助金であります。園芸関係17件、畜産関係11件、税抜き事業費約3,053万円に対して3分の1の助成として1,017万2,000円を計上するものであります。  8目労働費県補助金は、緊急雇用創出臨時対策基金事業費補助金であります。この基金事業に対しては、4月補正予算において20事業を計上しておりますが、当初予算に計上した臨時職員に係る経費のうち14人分について、離職者等雇用事業として交付決定を受けたことにより1,097万5,000円を計上するものであります。  3項8目教育費委託金は、秋田発・子ども双方向交流事業費委託金として247万1,000円を計上するものであります。昨年に引き続き都市と農村における子どもの交流を促進するための事業で、本市の小学校5年生を派遣して、よつぎ小学校との交流や食の安全対策体験活動を実施するもので、一部経費を除き県100%の委託事業であります。  次のページをお開き願います。  17款2項6目企業立地促進基金繰入金237万円ですが、ツガワの離職者が設立しました株式会社サンテックに対する助成金の財源として基金を取り崩すものであります。  19款5項5目雑入でありますが、福祉プラザ指定管理料精算金と認可保育園指定管理料等の精算金は、平成20年度の子ども未来事業団への指定管理料及び委託料の精算によるものであります。コミュニティ推進事業費助成金は3自治会、自主防災組織育成事業費助成金は1防災会の事業に対する財団法人自治総合センターからの助成金であります。  次のページをお開き願います。  16ページになりますが、歳出でありますが、冒頭で申し上げました定期人事異動に伴う人件費の調整につきましては説明を省略させていただきます。  2款1項7目企画費13節委託料でありますが、ショプロン市友好交流事業について、6人の招待を受けたことから、公式訪問団の経費として当初予算に計上いたしました4人の予算に2人分の経費の追加をお願いするものであります。19節負担金補助及び交付金の鹿角広域行政組合負担金は、広域職員の人事異動に伴う人件費の調整であります。  次のページ、18ページをお願いします。  10目防災諸費19節負担金補助及び交付金ですが、自主防災組織育成事業費補助金として八幡平谷内地区防災会の防災資材の整備事業に対して150万円の予算措置をお願いするものであります。  2款2項1目共動推進費19節負担金補助及び交付金ですが、コミュニティ推進事業費補助金として、花輪沢小路自治会の自治会館備品及び草刈り機等購入、八幡平長内自治会の音響設備及び除雪機等購入、八幡平水沢自治会の屋外放送設備等購入の3団体の事業に対して、合わせて670万円の予算措置をお願いするものであります。  30ページをお願いします。  6款1項4目園芸振興費19節負担金補助及び交付金の今こそチャレンジ農業夢プラン応援事業補助金ですが、この事業は、昨年まで元気な担い手農業夢プラン応援事業として県事業として実施されてきましたが、平成21年度から新たな名称で実施される事業であります。本市では園芸関係17件、畜産関係11件の合計28件、税抜き事業費3,053万円に対して県が3分の1、市が園芸関係に12分の1を補助するもので、合計1,162万円の予算措置をお願いするものであります。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長、もう少しゆっくり。 ○総務部長(木村忠好君) 11目農地費19節負担金補助及び交付金、経営体育成基盤整備事業費負担金は、本年度より事業名称が変更されたことに伴い、農地集積加速化基盤整備事業費負担金に組み替えるものであります。草木地区と高屋地区の2件の事業ですが、受益者負担率が10%から7.5%に引き下げられたことにより3,700万円を減額し、325万円少ない3,375万円の予算措置をお願いするものであります。  次のページ、32ページをお願いします。  7款1項2目商工振興費の19節負担金補助及び交付金の企業立地助成金は、ツガワの離職者が設立しました株式会社サンテックに対して、事業所の賃借料の30%と地元雇用7人分の雇用を助成するもので、237万円の追加計上をお願いするものであります。  36ページをお願いします。  8款2項2目道路橋りょう維持費の15節工事請負費ですが、冬期間の凍結等により損傷を受けた市道の規模の大きな補修工事については、例年9月補正で対応してきておりますが、地域経済対策として前倒しで予算措置をお願いするものです。6路線の舗装補修工事を計画しております。  4目交通安全施設費15節工事請負費ですが、損傷しているガードレールの更新やデリネーターの設置についても同様に予算措置をお願いするもので、ガードレールの更新722メートル、デリネーター83本の設置を計画しております。  40ページをお願いします。  10款1項6目通学対策費の13節委託料ですが、十和田中学校体育館で構造体の重要な継ぎ手や接合部分にふぐあいがあることが判明し使用できないことから、代替措置として体育授業や部活動のために、市内体育施設へ生徒を送迎するためのスクールバス運行等委託経費として534万円の追加をお願いするものであります。  次のページ、42ページをお願いします。  2項2目教育振興費ですが、昨年から実施された秋田発・双方向交流事業について、引き続き本市の小学校がモデル校として決定されたことを受けて、事業費の予算計上をお願いするものであります。本市の複数の小規模校の小学5年生を対象に、児童45名と引率者が2泊3日の予定でよつぎ小学校との学校間交流や食の安全体験等を行うものであります。  3項3目学校建設費ですが、十和田中学校の体育館が急遽使用できない状況になったことから、改築に向けた経費の予算計上をお願いするものであります。既存体育館の解体と新築の実施設計委託料として1,633万2,000円、地質調査委託料210万円、解体工事費3,811万5,000円など、合計5,687万5,000円の予算措置をお願いするものであります。新しい体育館の建設工事については、今国会に提出されている国の補正予算の安全・安心な学校づくり交付金の追加分の適用を前提に協議を進めており、早期の事業着手、完成を目指して、この後の予算化を予定してございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 市民部長。 ○市民部長(中山一男君) 50ページをお開き願います。  議案第80号でございます。  平成21年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,413万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ37億6,559万2,000円とするものでございます。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  56ページをお開き願います。  2の歳入についてでございますが、3款1項1目療養給付費等国庫負担金、この療養給付費負担金でございますが、前期高齢者交付金の今年度分の確定によりまして563万3,000円を減額するものでございます。  その他の項目につきましては、現年分の拠出金、支援金等の確定による補正となっております。  それから、3款2項1目財政調整基金でございますが、そのうち普通財政調整交付金でございますが、前期高齢者交付金の確定と老人保健医療費拠出金の確定に伴う補助対象基準額の変更によります230万9,000円の追加でございます。  5款1項1目前期高齢者交付金でございますが、現年度分が確定されましたので、1,656万6,000円の追加でございます。  6款2項2目調整交付金でございますが、そのうち普通調整交付金でございますが、前期高齢者交付金の確定等による補助額の変更による82万円の追加でございます。国庫負担金の34分の7相当でございます。  次のページお願いします。  9款1項1目一般会計繰入金でございますが、これは定期人事異動によります人件費分の調整でございまして、199万5,000円の追加でございます。  9款2項1目財政調整基金繰入金でございますが、これにつきましては、歳入不足額の補てんのため、1,846万円を追加するものでございます。  次の60ページをお開き願います。  歳出についてでございますが、1款1項1目一般管理費、それから1款2項1目賦課徴収費、これにつきましては、人事異動による人件費の調整でございます。  2款1項1目一般被保険者療養給付費でございますが、前期高齢者交付金の確定によります財源の組み替えでございます。  3款1項1目後期高齢者支援金でございますが、これは後期高齢者支援金の確定に伴う社会保険診療報酬支払基金への納付金でございまして、79万9,000円の追加でございます。  次のページお願いします。  4款1項2目前期高齢者納付金でございますが、これも前期高齢者納付金の決定によりまして、16万6,000円の減額でございます。  それから、5款1項1目老人保健事業費拠出金、そして、2項老人保健医療費拠出金でございますが、これはそれぞれ平成19年度分の精算による追加でございます。  6款1項1目介護納付金でございますが、今年度分の確定により変更するもので、66万円の減額でございます。  65ページをお開き願います。  議案第81号平成21年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ3億6,877万5,000円とする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  71ページをお開き願います。  歳入についてでございますが、3款1項1目事務費繰入金につきましては、人事異動に伴う人件費の調整のため3万7,000円を繰り入れるものでございます。  次の73ページをお開き願います。  これにつきましては、人件費の調整によります追加でございます。  それから、73ページお願いします。  歳出については、定期人事異動によります共済組合負担金の調整でございまして、3万7,000円の追加でございます。  76ページをお開き願います。  議案第82号平成21年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ993万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億2,835万8,000円、そして、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ94万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3,361万1,000円とするものでございます。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  84ページをお開き願います。  保険事業勘定の歳入でございます。  1款1項1目第1号被保険者保険料でございますが、介護報酬改定に伴いまして、保険料の急激な上昇を抑制するため、基金から補てんする分825万円を減額するものでございます。  それから、7款1項4目その他一般会計繰入金につきましては、事務費繰入金でございまして、人事異動による人件費の調整と一般事務費の調整によりまして1,331万5,000円を減額するものでございます。  それから、7款2項2目介護従事者処遇改善臨時特例基金繰入金につきましては、介護従事者処遇改善臨時特例交付金を基金へ繰り入れるもので、1号被保険者保険料の減額分として825万円、それとシステム改修費、その他の事務費の準備経費として338万5,000円を追加するものでございます。  次の86ページをお開き願います。  3の歳出でございます。  1款1項1目一般管理費は、2節給料、3節職員手当等共済費は、定期人事異動による調整でございます。それから、11節需用費、12節役務費につきましては、交付金対応となります一般事務費の補正でございます。  91ページをお開き願います。  介護サービス事業勘定の歳入でございますが、2款1項1目一般会計繰入金につきましては、介護予防サービス事業繰入金、項目に係る定期人事異動による人件費の調整分として94万7,000円を減額するものでございます。  次のページをお開き願います。  3の歳出でございますが、1款1項1目介護サービス事業費につきましては、定期人事異動による人件費の調整でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 続きまして、96ページをお願いいたします。  議案第83号平成21年度鹿角市の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額からそれぞれ156万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億3,771万円とする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  104ページ、105ページをお開き願います。  歳出でありますが、1項下水道事業費であります。給料、職員手当等共済費の増減でありますが、人事異動により増減が生じ、合計156万4,000円を減額するものであります。  前後いたしますが、前のページの歳入は、これに伴い一般会計繰入金を増額の156万4,000円を減額するものであります。  以上であります。  続きまして、107ページをお願いいたします。  議案第84号平成21年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額にそれぞれ5万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,244万9,000円とする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  115ページ、116ページをお開き願います。  歳出でありますが、職員共済組合負担金の負担率が変更となったことから、5万7,000円を増額するものであります。先ほどと同じく前後いたしますが、前のページ、歳入につきましても、これに伴い一般会計からの繰入金を増額の5万7,000円を追加するものであります。(訂正の発言ありp.76参照)
     以上であります。  失礼しました。  続きまして、118ページをお願いいたします。  議案第85号平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額にそれぞれ30万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1,721万9,000円とする。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  124ページ、125ページをお願いいたします。  歳入でございますが、一般会計繰入金は、歳出の増に伴い繰入金30万9,000円を追加するものであります。  次の雑入でありますが、用地占用料の減額は、簡易水道施設敷地に設置されております東北電力柱の占用料でありますが、占用料が改定されたことにより2,000円を減額するものであります。  次のページをお願いいたします。  歳出の施設経営費のうち、1項維持管理費1目一般管理費の給料、職員手当等共済費は、人事異動による増減で、合計26万4,000円を追加するものであります。  次の施設管理費の手数料は、水沢簡易水道水源槽に屋根をかけることとしておりまして、その確認申請手数料の追加をお願いするものであります。  以上であります。  続きまして、129ページをお願いいたします。  議案第86号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  平成21年5月18日提出。鹿角市長。  次の次のページ、実施計画書から貸借対照表までは省略させていただきます。  144ページ、145ページをお開き願います。  収益的収入及び支出のうち、支出の1款1項営業費用の給料、手当等、法定福利費、負担金でありますが、これらにつきましては、人事異動による給料、手当等の増減で、補正額の合計は19万6,000円の減額であります。  次の下段でございますが、資本的収入及び支出のうち、支出、1款1項建設改良費のうち、給料、手当等、法定福利費、負担金は、上段と同じく人事異動による補正でありまして、4行目委託料の216万5,000円は、甚兵エ川原地区の給水を簡易水道から上水道に切りかえるため、変更認可申請が必要であり、その申請書作成のため業務委託料であります。合計の補正額は267万4,000円であります。  以上で説明を終わります。 済みません、訂正をお願いいたします。  113ページでございます。  ここの農業集落排水事業会計の補正予算の説明の中で、歳入につきまして、一般会計繰入金と説明いたしましたが、2款1項1目農業集落排水使用料を5万7,000円追加すると訂正させていただきたいと思います。大変失礼いたしました。 ○議長(黒澤一夫君) 提案理由の説明を終わります。  ここで11時45分まで暫時休憩いたします。     午前11時37分 休憩 ─────────────────────────────────────────────     午前11時45分 再開 ○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を始めます。  これより質疑を受けます。  初めに、議案第79号平成21年度鹿角市一般会計補正予算(第2号)について質疑ございませんか。栁舘一郎君。 ○9番(栁舘一郎君) それでは、42ページの10款教育費、中学校費についてお伺いをいたします。  市の方では、4月22日、業者からの報告があって、十和田中学校の体育館、いわゆる構造上で不備が確認されたということで、2日後の24日に教育委員会では使用禁止と。その3日後、市長さんは耐震指標が0.3を下回ることが予想され、補強工事の対象とせず建てかえすべきとの判断を下され、今回の予算措置、いわゆる実施設計委託料、地質調査委託料を計上されたわけでございます。その教育委員会の判断なり市長の決断については一定の評価をしたいと、こう思います。  そこで、お伺いをするわけでございますが、その調査報告書の内容は、地元の新聞によりますと、具体的には柱とはりを溶接で接合した部分に多数の不良箇所があるほか、鉄骨に取りつけるボルトの締めつけ不足、はりに取りつけるプレートの変形などのふぐあいが確認されたと新聞報道はされているんですが、これは22日に出されました中間報告にも同じような内容が書かれているのでしょうか、それが第1点。  2点目は、中学校の耐震調査は3月5日から時期的には7月31日まで予定されて、その中間報告の4月22日の時点においてふぐあいがあるという報告がなされたとなっておりますが、その間、十和田中学校の体育館の調査においては、延べ何日間、何10人の調査員が来て調査されたのかご説明をしていただきたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 教育部長。 ○教育部長(青山武夫君) 初めに、第1点の4月22日の受託業者からの中間報告の内容、新聞報道にあったとおりでしょうかというご質問でありますけれども、この中間報告書については、新聞報道にありましたような報告書内容としてはそのとおりであります。  2点目の4月22日まで何日間、何10人ということについては、調査員のことについては、ただいま把握しておりませんので、時間をいただきたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 栁舘一郎君。 ○9番(栁舘一郎君) 何でこのような質問をするかというと、我々は事実関係として、いわゆる使用にたえないと、もっと詳しく言いますと、震度6強の地震が来た場合には倒壊のおそれがあるということで、すぐ即使用禁止となったわけですね。ところが、今、教育部長が言われるように、報告書の内容も新聞報道と一緒だというのであれば、多数の不良箇所、あるいは鉄骨の取りつけボルトの締めつけ不足というのは、僕は専門家じゃないからわからないですが、目視でもわかることですよね。そうした場合に、例えば24日の使用禁止結構です。市長の、ああ、やっぱりそういう数値出るような感じであれば補強じゃない、全面改築だと、これは全く正しい判断なんですが、そうすれば、その段階で教育委員会、あるいは当局サイドといろいろな議論がされたと思うんですが、その段階において、どうも中間報告なりの内容を見ると、どうも時効云々というのもありますよ。特別それを問題にしようとは思わないんですが、いわゆるずさんな工事というような感じ受けるわけです、多少は。そうした場合に、いや、これっておかしいよなと。調べてみる必要ないかというようなお話というのは出たんでしょうかお伺いします。 ○議長(黒澤一夫君) 市長。 ○市長(児玉 一君) 新聞報道なされたというお話ですけれども、実はずさんな工事という新聞報道がなされたわけですが、私の記者会見ではそういう言葉は1回も言っていません。ふぐあいが出たために早急に改築しなければいけないという記者会見はしましたか、私個人では、個人といいますか、私が記者にそういう話はした覚えはございません。  ただ、先ほどの行政報告でも申し上げましたが、安全性が確保できないと。これはいろいろな調査の関係で出たものを総合的に勘案した結果、そういう結果で安全性確保できないために使用を禁止して、5月7日に保護者にも説明をしたということで、そしてまた、県とも協議しながら、至急改築をするべしということで、皆さんの方にもお願いをしているという状況下です。  そこで、恐らく栁舘議員がいろいろ話しするのは、年数は37年たっていますけれども、その当時の資料とかそういうのがないのかという話だと思います。その点については、今の質問はそういう質問かどうかちょっとわかりませんけれども、その当時の中身についてはいろいろ検討した結果、そういう書類が見当たらないと。これは、昭和47年に合併して、昭和48年にこれ建築したわけですけれども、当然そのときは設計は市で設計しております。ただ、その設計や当時の業者の関係の書類は探しても見つからなかったという状況です。私どもはやっぱり責任というのは、今の生徒の安全性が一番だと。これは何よりも先に改築するのが、早急に改築を進めていくことが市の行政の責任であるというふうな認識のもとにお願いをしたという状況です。 ○議長(黒澤一夫君) 栁舘一郎君。 ○9番(栁舘一郎君) 私が今申し上げたのは、22日に中間報告で耐震指標が0.3を下回ると。あるいはまた予想されると。それで、そういった報告があって、いや、このまま使っていますと、震度6強の地震が来たら倒れないかもしれないけれども、倒れる可能性があるよという中間報告がされたと。それに対して、2日後に教育委員会の判断で即使用禁止にしたと、その判断力敬意を表します。その3日後の市長の表明、いわゆる生徒の安全・安心を第一に思った全面補強じゃなくて全面改築なのだと、その判断力、決断力、それは評価したい、そのように申し上げました。  ただですよ。中間報告の中には、いわゆる多数の不良箇所、鉄骨のボルトの締めつけ不足とかと、そういうのがはっきり報告書に書いてあると。そうすると、我々市民サイドからしても、何かやっぱり工事に手抜きがあったのかと、ずさんな工事と言っていません、私は。そういうのがだれもが感じるわけですよね。そのことが教育委員会なり、当然市当局と市長の記者会見までには議論相談があったと思うんです。その段階において、それを指摘するようなお話が出ましたかということをお伺いしました。何かこれは工事に問題があるのかと、そういう例えば出なければ出なくていいんですが、どこの業者やったんだべなと、管内だろうか管外だろうかと。  この間の全体会議でもありました。ある一部の議員から、その辺を特定しないで、もしかして同じその業者に落札になったら変なことになりませんかという心配な声も上がったわけですよ。時効は時効でいいですよ。そういうことが心配されますので、たまたまその教育委員会と市当局の間で会議があったかと思うんですよ。どうするかということで緊急会議なり対応をどうするかということで、そのときそういう指摘がありましたかということをお伺いしました。なければなかったで結構ですよ。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 3点ほどふぐあいが見つかったというふうなことで報告したと思いますけれども、一つが溶接部分についてでございますが、現在の技術基準、あるいは指針では、全面的に溶接しなければならないのが部分的にしか溶接されてなかったと、こういうふうな報告がありましたが、あくまでも全面的な溶接というのは現在の指針でありまして、当時の指針がそのような技術指導であったかというのも不明確であるというのがまず一つでございます。  それから、ボルトの締めつけが足りなかったというようなことでありますが、当時は、ボルトの締めつけも人の力で締めつける、工具は使うわけですけれども、あくまでも人力で締めつけるというふうな工法であったと思います。現在の工法は、機械の圧力で締めつけて、どの圧力までかかればOKだよいうふうな締めつけ方をしてございます。ですから、当時がそれで人の力で締めつけるのが当時はそれでよかったのではないかというふうな判断もしております。そういうふうなことですので、報告書も現在の基準に合わせると弱いけれども、当時はどのようであったかというのも不明確であるというふうなことで、その追求というのはしてございません。 ○議長(黒澤一夫君) 栁舘一郎君、4回目になりますが。 ○9番(栁舘一郎君) というのは、4回目でも、先ほど市長が私の求めた答弁に答えていませんでした。聞いてないことを言っていました。 ○議長(黒澤一夫君) そうですか。それでは発言を許可します。 ○9番(栁舘一郎君) 部長、私はそんなことを聞いていませんよ。だから、議長さん、よく質問者の内容と答弁者がそれに合った答弁されているか、それで1回としてください。ただ答えれば1回というんであれば、4回目、5回目となるわけですね。私は部長がそのまま聞いているんですよ。いわゆる報告書で今当時の基準が違うと、手で締めてあったと、あるいは溶接部分を全部やらなければならない基準、今はそうでしょうけれども、当時は違ってあったと。そんなことを言っているんじゃないんですよ。これの報告書に、素人だから聞いているんですよ。いわゆる溶接部分に多数の不良箇所、不良箇所と当時の耐震基準、建築基準、当時はこういう基準でしたよと、今ずっと強くなっていますと。それは不良と言いませんよね。溶接が例えば全部でなくても3点でピンポイントでいいですよと、当時はそうであったかもしれません。そんなのは不良箇所とは言いませんよ、と僕は思うんですよ。耐震基準、建築基準が変わったために、今からすれば大変お粗末な工法であったと。  ただ、その後、いろいろな地震を経験してきて、やっぱりこれではだめだと、より強固な基準ができたわけでしょう。それでもって前の基準を今から比べると甚だ貧弱だということ、それについて不良箇所とは使わないと思うんですよ。で、先ほど部長に確認したいんです。報告書にもちゃんとこのような不良箇所、締めつけボルトの不足、ボルトの締めつけの不足、そういうふうに書いてありましたかと言ったら、記者の感じた感じじゃなくて、実際そういうふうに書いていましたとおっしゃったから、じゃあ、それを当局との会議をやった段階において、それを指摘するようなお話は出なかったんですかと私が聞いただけで。もう1回お伺いします。それで終わります。その点をお答えください。そういう指摘がございましたかということです。 ○議長(黒澤一夫君) 教育部長。 ○教育部長(青山武夫君) 先ほど最初にお話し申し上げましたけれども、記事の内容についてはそのとおりということでお話ししましたけれども、あくまでも現在の耐震基準、あるいは建築基準法で見た場合にそういうこと、不足、あるいは溶接の不足があると、そのことについてはそのとおりであります。あくまでも現在の基準ということで、ご承知のとおり耐震基準、あるいは建築基準法については、昭和53年の宮城県沖地震を経まして、昭和56年に大きく変わっております。その前はほとんどコンクリート等、柱とか、コンクリート素材の方について重きを置かれてあったというようなふうに伺っております。これを受けて、昭和56年の新耐震設計法が導入されたということで、その前の建設でありますので、今問題になってあります筋交いとか、継ぎ手とかのこういう結ぶ緊結工法等については、平成5年の北海道南西沖地震、あるいは平成7年の阪神淡路大震災を受けて、平成7年にさらに改正されているというふうに聞いております。そういうことですので、この当該建物については、それ以前の建物ということで、現在の基準からすると非常に不足であると、ふぐあいであるというふうに中間報告書としてもそういうふうに出てあったということであります。  以上であります。 ○議長(黒澤一夫君) 髙杉正美君。 ○12番(髙杉正美君) 時間は延長になりますけれども、よろしいですか。 ○議長(黒澤一夫君) 時間を延長して会議を進めたいと思いますが、よろしいですか。     (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) それではそのようにします。 ○12番(髙杉正美君) それでは、一つ質問させていただきます。  6款農林水産業費11目農地費のことについて、先ほど経営体育成基盤整備事業費負担金と農地集積加速化基盤整備事業費負担金で、これはこれでいいんですが、草木と、それからもう1カ所10%が7.5%になると、こういう話でしたが、先般の淡雪こまちの会議のとき、振興局の課長が、今度新しいメニューの負担がゼロになると、こういう説明をされたんですが、市の方には何か連絡来ていますか。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) その会議に私も出ておりませんでしたので、どのようなお話になったかもちょっと確認してございません。そのゼロになったというのもちょっと確認する時間をかしていただきたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 髙杉正美君。 ○12番(髙杉正美君) そういうことで、課長がはっきりと生産組織をつくることによって20ヘクタールだと。その部分については、今までの10%がゼロになるのだと、こういう説明をしました。再確認したら、そのとおりですと。もう一つは、10%が2.5%の負担になる事業も出てきたと。これは今年度の新しいメニューだということで、ひとつ今、公共事業もないし、雇用もこのとおりですので、積極的取り組んでいただきたいと思うが、当局はいかがですか。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) その取り組みにつきましては、積極的に取り組んでまいりたいと思いますが、その地区の所有者、あるは耕作者の同意ももちろん必要でございますので、地区との連携を密にしながら取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) よろしいですか。遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 1番遠藤です。先ほどの栁舘一郎議員の質問に関連して質問させていただきます。  先ほど十和田中学校の旧体育館の資料等が一切ないということを伺いました。先般の会派説明会の際にもご説明をそのようにいただきました。それで、設計業者、そして施工業者がわからないということでございました。〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(発言取り消しの申し出ありp97参照) ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ほかにないようであります。そうすれば、髙杉議員の質問に、今答弁をいただきます。産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 先ほどの髙杉議員のご質問でございますけれども、集約化を進めて、その団体が法人化をなされると地元負担がゼロになるというのがあるとされておりますので、私も大変勉強不足でございましたが、これから勉強してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(黒澤一夫君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 済みません。今の先ほどの十和田中学校の件で関連ですが、私方の判断材料として、この間の調査報告等についても一切目にすることはありませんし、非常にこのぐらいの多額の補正をするなり、この後建築が、補助事業でやられると思いますけれども、建築費なりかかわってくるわけで、このぐらいの金額のものについての判断材料として非常に少ないなと。できれば、この前回の調査報告書の中身を見せていただきたいのと、できれば現場をやはりどういう状況になっているのか確認をできればなというふうに思います。  あともう一つは、やはりこういう内容、今回の先ほど疑義の質問もあっていますが、市の方として今回のこの建築のものが、やはり建築法、その時代のそのときの建築した時点での判断で違法であったのかどうか、妥当な建築であったのかどうかというしっかりした確認をした中で、今回どういう処理をしていくのかと。  それからもう一つは、この後、今ほかの学校についても耐震調査をしていると思いますけれども、やはり市が最終的には建築確認をしているわけですので、その辺をこの後もこういう公共事 業の建築確認等の責任もあるわけです。どういう形の体制をとってこういうことのないような形をとっていくのかという方が、その辺のところを明確にしていかないと、また同じような、我々一般の市民の感覚としては、ほかにもこういう、例えばこの時代のもので心配な物件ないのかなというようなことも、やはり心配されることが出てくるだろうと思っています。そういう意味では、その辺をしっかり整理して、今回のものについてはこの補正を上げていくべきではないのかなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(黒澤一夫君) 今の答弁を求めますか。(「お願いします」の声あり)市長。 ○市長(児玉 一君) しっかりした説明の後に新しい改築するべきだと、今意見もありますけれども、私の方はこの急いだ理由というのは、やはり子どもたちのために一日でも早く改築をしなければならないというもとで、今回予算の方に計上させていただきました。決して今までの件を調査しないとかするとか、そういう問題ではなくて、あくまでもこれから先のことの見通しも含めてお願いしております。その辺はひとつご理解いただきたいと思います。  そこで、設計書、今、遠藤議員もいろいろお話ししていますが、さっき青森県という話ししていましたし、私の方は青森県ではないんですから、その辺はいいですが、いずれ私どもも今の調査結果で初めて判明したことです。ですから、もちろん今までは全然疑いがなくて経過はしてきたわけですが、今回の耐震基準によって各小・中学校を調査した結果、中間報告の中でこういうところがわかったと。これではやはりいけないということで、庁内協議をしながら進めてきたわけですが、いずれにしましても、どこが設計して、どこが施工したのかというところまでの調査は、先ほど私も申し上げましたが、書類は全然残っていません。これは決して責任を転嫁するわけではないのですが、そういう大変難しい状況にあります。  ですから、それはそれとして、果たして、そうであれば、今後は外部検査とかいろいろ必要になるのかなという話はいろいろしていますけれども、今の段階でそれを詳細に調査はするというのは大変厳しい状況かなという感じはしています。私どもも初めて調査の結果こういう状況がわかったということをまずひとつ理解していただければなと思います。  それで、調査の今までの経緯を全部理解した上で予算を計上すべきじゃないかというような話ですが、それはやっぱり私は一日でも早く子どもたちのために改築すべきだなということで、保護者の了解も得たわけですので、その辺ひとつご理解いただければなと思います。  いずれ、今までも私どもは確認申請上げた段階で、もちろん県、市、それからいろいろな関係で調査をして、これを了としてお金も払ってきていますし、今までのやり方は決して間違ったものではないと思っております。そういうことで、ひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長(黒澤一夫君) 教育長、調査報告書もいただきたい、欲しいということでさっき質問されていますが、それはどうですか。市長。 ○市長(児玉 一君) 今回の調査結果は、中間検査ですので、正式な結果報告が出ると思います。それが出た段階で皆さんにお示ししたいなというふうには思っておりますが、それでは遅いですか。 ○議長(黒澤一夫君) 田口君。 ○4番(田口 裕君) まず1点、先ほど市長から答弁ありましたけれども、今の迅速に対応したことについては異議ございませんし、それについては非常に速やかに進めていただきたいなというふうに思っています。ただ、先ほど話したように、このぐらいの物件でありますので、そういう意味では、これを補正なり、この後事業を進める中でしっかり整備するところはすべきじゃないのかなということのお願いですので、先ほど私がお願いしたことを含めて、この今回の内容の確認なり、それから、この後についての進め方についても、しっかりその辺が改善の見通しなり、改善といいますか、このこういう公共事業に対するチェックなり、市の検査の内容についての形を一般の市民の不安のないようにお願いしたいということです。  今の報告書の件ですが、しっかりした報告書でなくても、今回、今議会にこの補正がかかっていますので、できればこれを中間の段階であっても見せていただくことができれば、それについてどういう状況になっているのか、私の個人的な考えとしては、建築の違法があったのかないのか、その辺についてどういう整理をしていくのかということが非常に少し気になるところでありますので、そこについてできればお願いしたいということであります。 ○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 一つの検査の方法でございますが、今回の件につきましては、やはり当時の技術者が不足していたとかといろいろな問題はあろうかと思います。現在の検査の方法でございますが、今現在は、市役所の中でも検査員制度をとっておりまして、検査員が検査をすることとしております。ただ、今回の場合は、でき上がってしまってからの検査というのは、多分無理だったと思います。内部の足場かかっているうちに、中間検査みたいな形で目視で検査する必要があったのではないかというふうな反省点もございます。  ですから、現在の検査の方法は、中間検査も完成検査もしかりですが、検査員制度で検査をしてございます。また、その検査員の検査を受ける前には、その請け負った業者が自社的に、技術屋を連れてきて自主検査も行っております。また、特に溶接部分につきましては、第三者の検査機関も連れてきまして、超音波検査等もしておりますので、最近の、近年の建物であれば十分な検査もされておりますので、今後の建物といたしましても、十分その指針なり法に合った検査なり施工がされていると、このように確信しております。 ○議長(黒澤一夫君) 教育長、調査書の報告書、中間でもいいために欲しいという質問について、その辺はどうですか。できないならできないということで。大里恭司君。 ○20番(大里恭司君) 本会議で資料を求めるとかは今まで聞いたこともない。やはりこれは、所管が教育民生常任委員会ですので、委員会が。そこに出せるかどうかの判断だろうと私は思いますよ。だから、そういうふうに考えていった方がいいんじゃないですか。でないと、これからいろいろな問題起きている、全部ここで資料出せとなったらどうやっていくの。やはり委員会があるわけですから、委員会の中で判断していけばいいと思います。
    ○議長(黒澤一夫君) 田口 裕君、よろしいですか。どうぞ。 ○4番(田口 裕君) では、最後の質問をします。  今の件で、私はこの場でというつもりはありませんでした。ただ、私方がいろいろな形で判断する材料として、今回のこの事業の中身として少ないなということで、私は委員会の方でも結構だと思いますので、そういうものを、中間の状況が判断できるものを出していただければ、また委員に属さない人間でもその辺を見れるかなと思いますので、できればその線でお願いしたいなというふうに思います。  ただ、先ほどの産業建設部長さんから話あったのは、答弁いただいたことについては、少し質問の趣旨と違う答弁になっていましたので、ちょっと残念でしたが、いずれ再度最後の質問で確認をしますけれども、私は今回の原因がどういう形であったのかなと、それについて整理をして、この後こういうことがどういう体制でチェックをして、どういう形でこういうことのないようにやるということをしっかりした形で明示をして、今回のものを整理していくべきじゃないのかなというふうに思います。この補正の内容でこれを進めることについては、私は決して異議を申し上げるものではございません。どうかよろしくお願いします。回答は結構です。 ○議長(黒澤一夫君) 遠藤浩二君。 ○1番(遠藤浩二君) 1番遠藤です。私も補正で緊急に十和田中学校の体育館が建てられることに異議を申し上げるものではありません。〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(発言の訂正ありp.97参照)  以上です。 ○議長(黒澤一夫君) ほかに。産業建設部長。 ○産業建設部長(関 道男君) 一番最初に栁舘議員からご質問のありました調査の延べ人員の件でございますけれども、4月22日の中間報告されるまでの十和田中学校に関する調査人員は、設計事務所、それから構造計算、それから作業員等も含めまして延べ12名で点検をいたしております。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。和井内貞光君。 ○5番(和井内貞光君) お願いいたします。  今の関連でございます。いわゆる十和田中学校の体育館の問題でありますけれども、今現在、生徒が使用禁止ということで、体育館が使われない。そして、バスでもって、違う移動手段でもってほうぼうの体育館等々を今現在使用して授業をしているというふうな状況であります。したがいまして、そのような、改築は大変私も早い段階で結論出していただきまして、改築に向かうということは私も大いに賛成をしますし、評価するものでございます。  しかし、その判断までに至る状況の中で、やはりどうしてそういうふうな状況になったかということについては、ひとつ一方的に説明を聞いているだけでございますので、所管委員会で進めるというふうなことは当然であると思いますけれども、もし許されることであれば、私どもも現場を見させていただければありがたい。  それからもう1点、先ほど来お話がありますように、質問もありますように、その判断に至った重要な資料でありますので、報告書はぜひ提示していただきたい。この2点についてお願いを申し上げたいと存じます。  以上です。(「答えていただければ答えを。でなければ要りません」の声あり) ○議長(黒澤一夫君) 教育長。 ○教育長(吉成博雄君) 私からお話しさせていただきます。  耐震の診断の途中での、私自身も突然の十和田中学校こういう状況だというふうな報告がありました。その中間報告の内容等も受けておりまして、今そのままの状況で、いわゆるそれ相応の震度6とかといった場合には、これは非常に危険だと。そのときに同じようなときに各県内の、例えば高校の体育館とかというふうなものもそういう状況だということでしたので、今のその当時の昭和56年度以前の耐震基準というのは、ちょっと緩やかであったのかなと。十和田中学校がどうだというのではなくて、県内で、全国においてもそういう状況だったのかなと。それで、その後の宮城県沖地震とか、いろいろな状況で、ますます強固なものにしなければいけないということでそれが進んできた。それであれば、とにかくまず子どもたちの安全が第一ですので、やっぱり起きてからでは遅いですから、それが何よりだというふうなことで、まず市長とも相談して、市長部局とも相談して、まず禁止にしました。  そして、その後、子どもたちに教育の授業等に支障がないように進めていきました。何かその後、私自身ふと思ったのは、やはりどういう状況であっても、その時代であってもきちんとやはり建築、終わった後はちゃんと検査をして供用開始をして竣工に至ったと思うわけでございます。それをそこをしっかりしなければいけないというけれども、私自身もわかりません。どういう状況、どの資料もわかりませんが、まず何よりも今の子どもたちのことを考えてしっかりいきたいと思っています。報告書とかありましたら、きちんと報告すべきことは報告していかなければいけないというふうに思います。  以上です。 ○議長(黒澤一夫君) ほかにございませんか。宮野和秀君。 ○13番(宮野和秀君) もう最後になろうかと思いますけれども、関連して話をしますと、要は要するに、そういうふうなことが発覚したと。それはまた非常に考えようによっては、本当によかったなと、そういうふうに思っております。このまま使用するのと、大変なことになりかねないので、まず本当によかったなと。ただ、今ここで集約しなければいけないのは、要は要するに、ずさんな工事ありきで何かみんな物を考えて言っているんじゃないかなと、そういうふうに思います。私は決してそういうふうに思いません。あの当時、どういうふうな工法でまずやったのか。あとはここでいろいろな資料の提出とか、図面とか、いろいろまず話が出ましたので、これは委員会でも当然そのような議論はなされると思います。そのときに、資料なり、また現地の視察なり、当然こういうふうな議論みんな出ましたので、委員会の方で何とかそういうことで視察、その他行って見てくるのはまず当然だろうなと、そういうふうに思っておりますので、その考え方だけ、そういうふうな考え方だけちょっと話ししておきます。 ○議長(黒澤一夫君) 答弁は要りませんね。  ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  次に、議案第80号平成21年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第82号平成21年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)までの3議案について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  次に、議案第83号平成21年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第1号)から議案第85号平成21年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)までの3議案について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認めます。  次に、議案第86号平成21年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第1号)について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(黒澤一夫君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 先ほど阿部佐太郎議員の質問にお答えしたいと思います。  鹿角市の公用車の台数でありますが、施設分を含めて134台であります。そのうち、常時リースについては2台でありました。それについては、2台については、地籍班の方の関係と、それから農林課の方の関係で常時リースが2台であります。その他、事業のため期間的に短期間ですが、リース等、例えば転作確認とか、補助事業等での対応のリースとか、そういう部分はありますけれども、そういう部分で、今後長期に借りる場合のメリット等を検討しながら協議してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(黒澤一夫君) 阿部佐太郎君。 ○17番(阿部佐太郎君) わかりました。それで、この契約そのものについて何ら問題ないわけですけれども、ちょっと伺いたいのは、先ほどのリースの方向で進んでいくんじゃないかというお話でありました。我々企業の場合は、特に車両なんか5年というのが普通の償却年数なんですね。そうすると、例えば1,000万円の車両を5年とした場合、単純に200万円、定額の場合、定率がありますけれども、そうした場合、その企業の業績に応じて例えば経費は200万円そのまま出ていると。ところが、外部に出ていかないわけだ。減価償却費として内部留保になるわけだ。そうすると、節税になるわけだ。  ところが、リースした場合は、全部外部に出ていっちゃうわけだ。そうしたことを勘案して、これだけ鹿角市の場合は財政もいろいろ厳しくなって、いろいろ経費節減しているわけですけれども、そういった基準を検討したことございますか。どっちが、例えば短期で企業がすることですけれども、それこそ鹿角市の場合はそういった計算をして、これからどういう方向に進めていくのか。 ○議長(黒澤一夫君) 総務部長。 ○総務部長(木村忠好君) 検討したことはございません。済みません、企業会計の方はやっていますけれども、一般会計の方では検討したことはございませんので。 ○議長(黒澤一夫君) 阿部佐太郎君。 ○17番(阿部佐太郎君) それこそ3回、4回ということですが、例えば市長さんが専有する車、仮に1,000万円だと。ところが、運転手がついていると。非常に手入れもしているし、例えば車両の減価償却5年だけれども、10年、あるいは15年利用する可能性が非常に高いわけだ。そうすると、1年当たりの単価というのは非常に少ない、外部に流出していく金額。ところが、これ5年でリースした場合は、例えば200万円ずつ、それ以上の例えば保険料なんかも付加されますので、年間250万円とかといったあれになっていくと思う。その分かれ目ですね、不特定多数が運転する車、車両なんかはやっぱり付加がかかり過ぎる。そうしたものは、やはりリースした方が多少年間、例えば自分たちで保有する車両運搬具として市が保有するよりも、多少経費がかかるけれども、その後の修繕費とか、保険料とか考えた場合は、もう既にこういったものはリース契約していった方がいいという判断はしていかねばならないのではないかと思いますが、その検討さえしてないということは、節税している割には何だか我々にはぴんとこないという気がしますけれども。 ○議長(黒澤一夫君) 市長。 ○市長(児玉 一君) 部長が検討してないという話ししましたが、例えば予算要求の場合には、リースがいいのか、買った方がいいのかというのはいろいろ話し合いの中には出てきていますし、当然市長車、議長車になりますが、こういう高いと言えば語弊がありますけれども、高級車になりますと、やはりリースより買った方がどうしても得になります。ただし、小型車といいますか、軽自動車なんかはリースの方がよろしいのですけれども、まとめて買う場合にはリースよりまた買った方がメリットがあるという場合もありますので、その都度財政とは、財政課、各現課の方から上がってくる場合に検討しています。これからもますますいろいろな形で節減が出てきますので、その辺は十分検討しながら購入させていただきたいというふうに思います。 ○議長(黒澤一夫君) よろしいですか。(「はい」の声あり) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(黒澤一夫君) 次に、日程第5、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第76号から議案第86号までの11件及び陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  なお、明19日から27日までは議案精査日及び休日のため本会議は休会といたします。  以上をもちまして本日の議事日程はすべて終了いたしました。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後0時37分 散会...