鹿角市議会 > 2007-03-05 >
平成19年第1回定例会(第1号 3月 5日)

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  1. 鹿角市議会 2007-03-05
    平成19年第1回定例会(第1号 3月 5日)


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    平成19年第1回定例会(第1号 3月 5日)    平成19年3月5日(月)午前10時開会  開会  開議  議長報告 第1 会議録署名議員の指名 第2 議会運営委員長報告 第3 会期の決定 第4 市長施政方針及び行政報告 第5 教育委員長教育方針 第6 議案の上程     発議第1号     説明、質疑、討論、採決     議案第1号    説明、質疑、採決     議案第2号から議案第48号まで     説明  散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名
     2 議会運営委員長報告  3 会期の決定  4 市長施政方針及び行政報告  5 教育委員長教育方針  6 議案の上程     発議第 1号 鹿角市議会委員会条例の一部改正について     議案第 1号 専決処分の承認を求めることについて(平成18年度鹿角市一般            会計補正予算(第6号))     議案第 2号 負担付きの寄附の受け入れについて     議案第 3号 市道路線の認定について     議案第 4号 市道路線の廃止について     議案第 5号 市道路線の変更について     議案第 6号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて     議案第 7号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて     議案第 8号 鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて     議案第 9号 秋田県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及            び秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について     議案第10号 鹿角広域行政組合規約の一部変更について     議案第11号 鹿角市の副市長の定数を定める条例の制定について     議案第12号 地方自治の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関            する条例の制定について     議案第13号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について     議案第14号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第15号 長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正について     議案第16号 鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金条例の制定について     議案第17号 鹿角市手数料条例の一部改正について     議案第18号 鹿角市市単保育園設置条例の一部改正について     議案第19号 鹿角市児童館設置条例の廃止について     議案第20号 鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について     議案第21号 鹿角労働福祉会館条例の廃止について     議案第22号 鹿角市農村公園条例の一部改正について     議案第23号 鹿角市市営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正について     議案第24号 鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について     議案第25号 鹿角市都市公園条例の一部改正について     議案第26号 鹿角市土地開発公社定款の一部変更について     議案第27号 鹿角市消防団の設置等に関する条例の一部改正について     議案第28号 鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正に            ついて     議案第29号 指定管理者の指定について(鹿角市二本柳農村公園)     議案第30号 平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)     議案第31号 平成18年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号            )     議案第32号 平成18年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第33号 平成18年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算            (第2号)     議案第34号 平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第35号 平成18年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号            )     議案第36号 平成18年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第37号 平成18年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)     議案第38号 平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号)     議案第39号 平成19年度鹿角市一般会計予算     議案第40号 平成19年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算     議案第41号 平成19年度鹿角市老人保健事業特別会計予算     議案第42号 平成19年度鹿角市介護保険事業特別会計予算     議案第43号 平成19年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計予算     議案第44号 平成19年度鹿角市下水道事業特別会計予算     議案第45号 平成19年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算     議案第46号 平成19年度鹿角市簡易水道事業事業特別会計予算     議案第47号 平成19年度鹿角市大湯財産区特別会計予算     議案第48号 平成19年度鹿角市上水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(18名)       1番  倉 岡   誠 君     2番  吉 村 ア イ 君       3番  浅 石 昌 敏 君     4番  海 沼 信 義 君       5番  中 西 日出男 君     6番  宮 野 和 秀 君       7番  福 島 壽 榮 君     8番  阿 部 博 文 君       9番  石 川   徹 君    10番  黒 澤 一 夫 君      11番  栁 舘 一 郎 君    12番  髙 杉 正 美 君      13番  田 村 富 男 君    15番  勝 又 幹 雄 君      18番  米 田 健 一 君    19番  村 木 繁 夫 君      20番  児 玉 政 芳 君    21番  大 里 恭 司 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(2名)      16番  阿 部 佐太郎 君      17番  石 川 幸 美 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長           児 玉   一 君 助役           松 浦 春 男 君 教育委員長        安 倍 良 行 君 総務部長         松 岡   昇 君 市民部長         高 田 幸 良 君 産業建設部長       二ツ森   要 君 教育長職務代理者     米 田 公 正 君 国体事務局長       馬 淵 晴 彦 君 市民部次長        小田島 秀 夫 君 産業建設部次長      豊 下   茂 君 産業建設部次長      成 田 喜代美 君 農業委員会事務局長    佐 藤 光 正 君 総務部付次長待遇     齊 藤 寛 樹 君 総務企画課長       鎌 田 邦 夫 君 財政課長         中 山 一 男 君 選挙管理委員会事務局長  中 村 成 男 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長         奈 良 勝 哉 君 次長           廣 林   剛 君 主査           大 里 宏 昭 君 主任           田 原 智 明 君 主事           木 村 幸 樹 君     午前10時00分 開会 ○議長(中西日出男君) これより平成19年第1回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(中西日出男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告
    ○議長(中西日出男君) 初めに、議長報告をいたします。  監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が、また、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による法人の経営状況等説明書が、それぞれ提出されております。  次に、2月26日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、平成18年12月21日から平成19年3月4日までの議会閉会中における会議開催状況及び出席者につきましては、別紙のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により11番栁舘一郎君、12番髙杉正美君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 議会運営委員長報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第2、議会運営委員長の報告を受けます。  本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、去る2月26日及び本日、議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長、米田健一君。     (議会運営委員長 米田健一君 登壇) ○議会運営委員長(米田健一君) 私から、第1回鹿角市議会定例会にかかわる議会運営委員会を去る2月26日及び本日開催しておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  お手元に会期・議事日程表をお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  まず、会期でございますが、本日5日から22日までの18日間としております。  次に、議事日程でございますが、本日5日は、本会議、議事日程第1号により進めてまいります。   なお、本日議案が上程されますが、発議第1号と議案第1号については、説明を受けた後、採決まで行います。  引き続き、議案第2号から議案第48号までの47件について提案説明を受けます。  翌6日は、提案説明を受けた議案についての質疑を、議事日程第2号により進めてまいります。  3月7日から3月12日までの6日間は、議案精査日及び休日のため休会となります。  3月13日は、一般質問の1日目となりますが、議事日程第3号により進めてまいります。  翌14日は、一般質問の2日目及び、秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員一般選挙を、議事日程第4号により進めてまいります。  3月15日、16日及び19日の3日間は、付託事件の審査のため常任委員会としております。  3月17日、18日は休日のため、20日は事務整理のため、21日は祝日のため、それぞれ休会となります。  3月22日は最終日でありますが、本会議、議事日程第5号により進めてまいります。  以上の会期、議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどお願いを申し上げまして報告を終わります。 ○議長(中西日出男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、議会運営委員長の報告を終わります。     (議会運営委員長 米田健一君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 会期の決定 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、本日より3月22日までの18日間と決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 市長行政報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第4、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成19年第1回鹿角市議会定例会の開会に当たり、施政方針及び諸般の報告を申し上げます。  我が国は、経済・社会全般にわたる構造改革により、長い景気低迷のトンネルから抜け出し、戦後最長と言われた「いざなぎ景気」を超えて景気拡大が続いているとされておりますが、三位一体の改革の影響や、都市と地方の格差の拡大など、私ども地方においてはいまだ景気の回復を実感するには至っていないのが現状であります。  本市においても、人口減少が続く中での少子高齢化の進行や、依然として低迷する地域経済など、いまだ課題が多く残されております。  こうした現状を克服し、第5次総合計画後期基本計画に描いた本市の将来都市像「出逢い賑わい夢をかなえるまち・鹿角」を実現するため、平成18年度においては、共動の指針、地域情報化計画、観光振興計画の策定など、いろいろな分野において本市の今後の方向づけを行い、市民センターにおける地域づくり協議会との共動のほか、光ファイバー網の敷設や、スポーツ拠点の形成など、本市の今後の基盤となる、いわば鹿角の将来を切り開く種をまいたところであります。  今年度が種をまいた年とすれば、来年度は芽を大事に育てる年となりますが、市民の皆様とともに考え、実行する「共動のまちづくり」を一層推し進めるとともに、企業立地を初め、農業や観光など、地域産業の活性化と雇用創出に引き続き取り組み、「スキーと駅伝を核にしたまちづくり」など、本年度に策定した各計画の推進に努め、確かな成果を着実に積み重ねてまいりたいと考えております。  一方、財政面においては、平成19年度は、国全体として物価安定のもとで持続的成長が実現すると見込まれているものの、国・地方における財政計画では、これまでの財政健全化の努力を継続することとし、行政のスリム化や、効率化を一層徹底するため、歳出全般にわたる見直しを行い、厳しく抑制することとされております。  このため、本市においても、まだまだ厳しい財政運営を余儀なくされるものと予想されますが、事業評価制度の充実や施設の統廃合など、行財政改革の推進により、徹底したコスト縮減に努めるほか、平成19年度からは、国から地方への税源移譲に伴い、市の一般財源に占める税のウエートが大きくなりますので、これまでの収入確保に向けた取り組みを一層強化し、財源の確保に努めながら、第5次総合計画後期基本計画の着実な推進に努めてまいります。  本市の平成19年度の予算編成に当たりましては、歳出規模をほぼ前年度並みとした地方財政計画に留意しつつ、中長期的な視野に立った財政の健全化と効率的な財政運営を基本として、引き続き、歳出全般にわたる見直しを行い、経費の節減に努めながらも、総合計画後期基本計画を構成する重点事業については、各種基金の活用により積極的に予算化をし、地域の活力増進と市民福祉の向上に努めたところであります。  予算編成に当たっては、枠配分方式をベースとし、査定方式で予算化する査定対象経費に、これまでの「普通建設事業費」、「共動推進事業費」に加え、新たに地域活性化枠として「いきいき鹿角応援事業費」を設け、地域の活性化につながる事業や、鹿角らしさを生かした新規事業の創出に努めております。  その結果、一般会計の予算額は160億7,382万1,000円で、前年度当初予算と比較すると5.7%増となりました。また、特別会計8会計の予算総額は135億1,948万4,000円で対前年度比0.1%減、上水道事業会計の収益的支出は対前年度比4.9%減の5億597万2,000円、資本的支出は対前年度比0.8%減の4億1,302万3,000円となっております。  以下、平成19年度の主要施策の概要を申し上げます。  初めに、交流居住の推進についてでありますが、団塊の世代を初めとした都市住民の中長期滞在と交流によるさまざまな面での波及効果を見込み、地域活性化につなげるため、本市独自の交流居住推進プログラムを策定したところでありますが、これは都会に生活の本拠を持ちながらも、生きがいや健康づくりなどを目的に、夏場などには農作業やボランティアなどで一定期間田舎暮らしをする新たなライフスタイルの受け入れ体制の構築を図るものであります。  平成19年度においては、庁内に専門の部署を設けるとともに、市民による研究会を発足させ、具体的なメニューづくりを進めながら、滞在拠点として利用可能な空き家、空き地等の調査や、田舎暮らしモニターツアーなどを実施してまいります。また、情報発信の充実と滞在条件整備の一環として、先般、第1次審査により登録リストに掲載された、国土緑化機構の森林セラピー基地の認定を受けるため、国立公園八幡平の散策道などで生理実験を実施し、森林の持ついやし効果の医学的実証を行います。  次に、共動の推進についてでありますが、平成19年度は、さきに策定いたしました共動指針に基づき、行政と市民、市民相互の役割分担を明確にし、共動の環境づくりを行うため、共動事例の紹介などにより、相互の共動の意識を高めるとともに、自治会を初め、市民活動を活性化するための講座の開催、市民活動に関する情報提供などを行い、共動の取り組みについて官民一体で話し合う共動推進会議を設置して、計画的な推進を図ってまいります。  また、市民センターを拠点とした住民主体の地域づくりにつきましては、平成19年度の市民センター事業について、地域づくり協議会等において話し合いを重ねながら、それぞれの地域の特色を生かした事業計画・予算を作成いただいたところであり、計画事業がスムーズに行われるよう協議会とともに協力して実施してまいります。  市民が持っている能力や活力を行政サービスに生かしていただく共動パートナー制度につきましては、より親しみやすく利用しやすい図書館を目指して、新年度から、図書館業務への導入を予定をしております。  さらに、地区住民による市道等の整備に対し、原材料を支給する市民共動市道等維持事業、介護を地域で支えるための介護ボランティア事業等の共動事業を進めてまいります。  次に、農林業関係についてでありますが、品目横断的経営安定対策につきましては、鹿角農業の生き残りをかけた最重要課題と位置づけ、関係機関が連携して取り組んできた結果、平成19年度の対策加入は、既存の農業法人2経営体を含め、8経営体が加入するものと見込んでおります。  他の集落につきましても、対策の周知徹底を図るほか、関心を示している集落については、引き続き集落座談会を継続しながら支援してまいります。  また、個別経営体では、加入要件を満たしている認定農業者が100人ほどおられますので、加入説明会や個別指導をするなど、速やかな加入手続が図られるよう、サポート活動を充実しながら、望ましい農業集落の構築に向けた取り組みを推進してまいります。  水田農業につきましては、平成19年産米からの新たな需給調整システムへの移行に伴い、これまでの行政による生産目標数量の配分から、JA等の生産調整方針作成者による生産数量目標の配分となります。  市といたしましては、鹿角地域水田農業推進協議会へ積極的に参画しながら、農業者に対する生産数量目標の配分ルールの設定を行うなど、生産調整方針作成者による主体的な需給調整を支援してまいりたいと考えております。  畜産振興につきましては、土地利用型農業を機軸とした酪農及び肉用牛の生産振興と、畜産経営の安定を図るため、生産構造の改革の起爆剤となる肉用牛担い手育成施設を整備し、あわせて施設利用者への種畜牛導入資金の貸付制度を創設いたします。  農地・水・農村環境保全向上活動支援事業につきましては、地域における農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図るため、市内21地区において、水田825ヘクタール、畑132ヘクタール、合計957ヘクタールの農地を対象に、農地、農業用水などの保全向上に関する地域ぐるみの効果の高い共同活動等に対し、国・県とともに支援をしてまいります。  次に、雇用対策についてでありますが、管内の雇用情勢は依然厳しい状況にあることから、鹿角公共職業安定所などとの連携を図り、雇用の確保に努めるとともに、2年目となる地域提案型雇用創造促進事業では、今年度実施した事業内容を踏まえ、人材育成はもとより、地域経済活性化と雇用創出に取り組んでまいります。  商業振興につきましては、商工会活動、商店街の空き店舗対策などへの支援を引き続き行うとともに、商店街のにぎわいの創出につながる創意工夫のもとに、意欲的な事業に対する新たな支援を行い、商業の活性化に努めてまいります。  工業振興につきましては、本市の雇用対策や経済活性化のためには、新たな企業立地が是非とも必要でありますので、企業誘致を積極的に推進するため、専門部署を設けるとともに、新たに(仮称)企業立地推進委員を委嘱し、企業情報の収集に努めながら、民間のセールス手法を取り入れたトップセールスに結びつけ、市企業立地促進条例を生かした企業立地の推進に一層努めてまいります。  創業・起業対策につきましては、起業精神あふれる人材を発掘し、地域産業として育成していくため、小規模な創業に対する新たな支援を行うとともに、既存業種からの異業種参入や経営革新に支援し、経営の安定と活性化に努めてまいります。  中心市街地の活性化につきましては、まちづくり三法が改正されたことから、趣旨・内容等を学ぶセミナーを開催するとともに、中心市街地の現状分析・対策について商業関係者等との議論を深め、年度内に一定の方向性を打ち出してまいります。  次に、観光施策についてでありますが、今年度策定いたしました「鹿角市観光振興計画」は、観光産業の地域経済への波及効果に着目し、市の産業や資源を生かしながら相互の連携を図ることにより、その相乗効果が発揮できるよう、観光を核とした地域産業戦略を展開しようとするものです。  計画期間前期の平成19年度から平成22年度では、観光推進組織の基盤づくり、訪日外国人旅行者の誘客と受け入れ態勢の整備、旅行者をまちなかに誘導するための仕掛けづくり、地域全体のホスピタリティーの向上に優先的に取り組むこととしております。  計画初年度となります平成19年度の主な事業といたしましては、市民総ガイド運動の一環として、市民の方々が旅行客をもてなしの心でサポートすることにより、市全体で観光客を迎え入れる環境づくりを進めるための市民観光サポーター制度を新たに設けたいと考えております。  また、ここ数年急増しております韓国人観光客を主なターゲットとした、外国人観光客誘客推進事業により、さらなる誘客を図るほか、観光振興につながると期待できる民間団体の先駆的な事業を支援する観光ベンチャープラン支援事業の実施、さらには、中高年を中心に根強い人気のトレッキングツアーに対応するため、景勝地整備事業として、民間団体と共動で進める大湯滝めぐりの環境整備などを計画しております。  こうした事業を中心に、行政と民間がそれぞれに役割を再確認しつつ、共動の理念により、連携を図りながら観光振興に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、市道整備についてでありますが、平成19年度実施予定の交付金事業のうち、新川線交通安全施設等整備及び狐平橋橋梁整備につきましては、年度内の完成を目指し施工してまいります。  また、平成18年度で測量・設計等を実施しました米代川堤防2号線及び高見田幹線道路整備や久保田橋橋梁整備につきましても、工事着工する予定であり、早期完成に努めるとともに、歩行者や通行車両の安全確保と機能的な市道整備を推進してまいります。  次に、総合運動公園利活用推進事業についてでありますが、パークゴルフ場につきましては、芝の生育状況を考慮しながら、早期のオープンを目指すとともに、より一層の施設機能の充実を図るため、クラブハウスや休憩施設などの整備を実施してまいります。  また、国際パークゴルフ協会公認コースの認可取得とともに、各種競技大会の開催誘致に努め、市民はもとより北東北の中央という地の利を生かし、市外からも多くの人が訪れる施設を目指してまいります。  次に、福祉保健施策についてでありますが、高齢者福祉及び介護保険事業につきましては、地域における総合的なケアマネジメントを担う地域包括支援センターを中心として、増加傾向にある介護給付費抑制や生きがいづくりに資するため、高齢者を対象に心身の状況や環境に応じた高齢者筋力向上トレーニング事業、脳活性化事業や栄養改善事業、地域の特性を生かした温泉活用講座等の介護予防事業を積極的に実施してまいります。  児童福祉につきましては、狭隘で老朽化が著しい合ノ野保育園を今後の基幹的子育て拠点として、改築するための基本設計及び実施設計、用地取得、用地造成等、関連事業を進めてまいります。  放課後児童クラブにつきましては、市内7カ所目となる花輪北小学校に開設し、保護者の子育てと仕事の両立を支援するとともに、児童の健全育成を図ってまいります。  さらに、近年ふえつつある要保護児童等に関する相談が複雑多様化してきていることから、要保護児童対策地域協議会を設置し、児童虐待、いじめ、非行など、子どもや家庭が抱える問題について、関係機関との連携、協力体制をより一層充実して取り組むとともに、子育て世代が市主催の行事等に気軽に参加できるよう、臨時託児所を開設し、子育て支援と地域の活性化を図ってまいります。  障害者福祉につきましては、「鹿角市障害者計画」に基づき、障害者がその障害の特性や家庭環境に応じ、より自立した日常生活や社会生活が送れるように、障害者センターを基幹とした関係機関のネットワーク化を図り、一体となった支援体制を整備し、必要とされるサービスの提供に努めてまいります。  保健事業につきましては、健康で生き生きとした老後を過ごすには、長年の生活習慣の積み重ねにより発症する生活習慣病の予防と、自主的健康づくりが重要であることから、食生活や運動の習慣化、禁煙、多量飲酒の防止など、生活習慣の改善と食育の推進、健康づくりの必要性を地域、集落に出向き啓蒙普及をしてまいります。  自殺予防対策につきましては、秋田大学の協力を得て取り組んでおりますが、自殺と深いかかわりを持つうつ病に対する理解を深めることが重要であることから、自殺をタブー視することなく、個人の尊厳と命の大切さを醸成するため、心の健康づくりを実施するとともに、相談者への早期対応を図るため、心の相談窓口の充実及びネットワークの構築に努めてまいります。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、情報化政策についてでありますが、地域イントラネット基盤施設整備事業につきましては、光ファイバーケーブルの架設、本庁情報センター及び出先機関等のOA機器類の調整作業等を施工、実施しております。工事は順調に進んでおり、整備完了は3月10日の予定となっております。  鹿角市地域情報化計画につきましては、イントラネット基盤整備後をベースとした、本市の総合的な地域情報化政策推進の指針として策定したものでありますが、本計画策定に当たっては、市民、市内企業などから策定委員となっていただいたほか、パブリックコメントの実施など、広く市民の声を伺いながら策定したものであります。  今後、この計画に基づき、市民・企業・行政が一体となって、地域情報化と本市内外の情報格差の解消を推進し、利便性の向上のほか、豊かな暮らしの支えとして、また、新たなビジネスチャンスを広げる基盤として活用いただき、地域産業の活性化につなげてまいりたいと考えております。  次に、国民保護計画の作成についてでありますが、本計画は、いわゆる「国民保護法」に基づき、全市町村が今年度中に策定するものであり、武力攻撃やテロ攻撃等、万が一の有事の際、市民の生命及び財産を保護するため、本計画に基づき事態に対処することとなります。  去る2月23日に開催された第3回鹿角市国民保護協議会において、計画最終案が取りまとめられ、答申いただきましたが、現在、この最終案をもとに知事協議中であり、今後、知事の同意をもって正式決定し、議会へ報告し、市民へ公表してまいります。  次に、農業関係についてでありますが、平成19年産米につきましては、本市には、昨年より274トン少ない1万3,996トンの需要量に関する情報提供がなされ、地域全体としての転作率では約1.4%の増となっております。  農家には、2月に生産調整方針作成者から仮配分されましたが、提出された実施計画に基づき、「地域とも補償」制度での調整を図りながら、本配分に向けた事務を進めております。  次に、雇用情勢についてでありますが、新規学卒者の就職内定状況につきましては、本年1月末現在の就職希望者は129人で、県内就職希望者55人、県外就職希望者74人となっております。  このうち、県内就職内定者は51人で、内定率92.7%となっており、昨年同月比では4.8ポイント上回っております。また、県外就職内定者は73人で、内定率98.6%となっており、昨年同月比では1.9ポイント上回っております。なお、県内就職内定者のうち、鹿角管内の就職内定者は38人となっております。  次に、地域提案型雇用創造促進事業の進捗状況についてでありますが、昨年7月に国の委託を受け、8月下旬より事業を実施しておりますが、これまでにネットショップセミナー、加工特産品開発セミナー、観光産業進出支援セミナー、創業塾などを開催してまいりました。各種セミナーの受講者は延べ495人でありますが、この方々の就職状況につきましては、目標数30人に対し、12月末現在で17人となっており、今後も観光産業の人材を育成することにより、地域経済の活性化と雇用の創出を図ってまいります。  次に、観光関係についてでありますが、外国人宿泊者数につきましては、10月に行ったトップセールスの効果もあり、韓国からの観光客が大幅に伸びてはいるものの、これまで大半を占めておりました台湾からの観光客が減少したことから、全体では約17%の増加にとどまっております。
     なお、さきの秋田わか杉国体冬季大会スキー競技会の期間中、市内に宿泊された選手・役員など延べ5,500人のほか、応援の父兄等が相当数本市を訪れており、選手・役員の宿泊消費額約4,800万円に加え、屋台による売り上げ、土産品販売、輸送など、全体として相当な経済効果があったものと考えております。  次に、都市整備関係についてでありますが、平成17年度から着手しました市道室田松山線災害防除工事につきましては、2月末で予定の全工事が完了し、3月1日から供用開始をしております。  長期間にわたり通行規制が行われたことから、周辺自治会を初め、市民皆様の通勤・通学など、 日常生活に多大なご迷惑をおかけしましたが、皆様のご理解とご協力に深く感謝を申し上げます。  次に、簡易水道及び上水道の業務状況についてでありますが、上下水道料金等徴収の一元化につきましては、準備に期間を要しておりましたが、4月から本格稼働をして、利用者の利便性の向上と事務の効率化を図ってまいります。  次に、ストーンサークルの世界遺産暫定リスト掲載についてでありますが、県では、去る11月30日、本市の「大湯環状列石」と北秋田市の「伊勢堂岱遺跡」を「ストーンサークル」として文化庁に提案書を提出しておりましたが、1月23日、世界遺産特別委員会の調査審議の結果、残念ながら継続審議となりました。  県では、今後の取り組みについて、青森、岩手及び北海道と基本的方策について協議することとしており、本市においても、今後、関係市町村と連携し、市民の理解と協力を得ながら、暫定リスト掲載に向け取り組んでまいります。  次に、国体についてでありますが、冬季大会スキー競技会ノルディック種目が、2月10日から13日まで4日間の日程で、花輪スキー場で開催されました。  暖冬の影響により、雪不足が心配されましたが、1月末のまとまった降雪と、競技関係者による懸命のコース整備作業や市民ボランティアの協力により、万全の状態で競技を実施することができました。  大会期間中は好天に恵まれ、休日も重なったことから、連日多くの市民・観客でにぎわい、特に、地元選手の優勝など、県勢の活躍に大いに盛り上がりました。  また、かづの商工会や十和田八幡平観光物産協会、かづの農協などの協力により、会場内に設置した「ふれあいコーナー」において、豚汁や鹿角産りんごとジュース、「淡雪こまちおにぎり」 などを無料で提供いただき、全国から訪れた選手・役員団等をもてなす一方、本市物産品等のPRも効果的に行えたものと感じております。  スキー競技では、鹿角勢を含む秋田県選手団の大活躍により、国体史上初の男女総合成績第1位、女子総合でも第2位となり、9月の本大会での天皇杯獲得も大いに期待されるところであります。  今大会は、市民各位の協力のもと、盛会裏に終了いたしましたが、大会成功に向けた市民一丸となった取り組みを9月の本大会卓球競技会、ひいては地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。  次に、補正予算の概要について申し上げます。  一般会計補正予算では、花輪小学校改築事業に係る継続費の補正や、秋田看護福祉大学経営安定支援負担金、財政調整基金積立金などの予算計上のほか、各種事業費の決算見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心に編成しております。  また、大湯地区街灯整備事業について繰越明許費を設定したほか、平成19年度の業務を年度当初から円滑に進めるために、契約を平成18年度中に締結する必要のある施設管理等委託料や指定管理料などについて、債務負担行為を設定をしております。  その結果、補正額は2億3,768万7,000円、補正後の予算総額は151億6,283万8,000円になりました。  特別会計及び上水道事業会計では、決算見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心に補正しております。  本定例会には、専決処分の承認案件1件、負担つきの寄附の受け入れ案件1件、市道案件3件、特別会計への繰り入れ案件3件、一部事務組合の規約変更等に係る協議案件2件、土地開発公社の定款変更案件1件、条例案件17件、指定管理者の指定案件1件、補正予算案件9件、当初予算案件10件、合わせて48件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、可決賜りますようお願いをいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(中西日出男君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 教育委員長教育方針 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第5、教育委員長の教育方針を受けます。教育委員長。      (教育委員長 安倍良行君 登壇) ○教育委員長(安倍良行君) 平成19年度第1回鹿角市議会定例会の開会に当たり、平成19年度教育方針について、その基本的な考え方と主要施策を申し上げます。  平成18年12月、「教育の憲法」とも言われた旧教育基本法が改正され、改正教育基本法が施行されました。  昭和22年に制定されてから半世紀以上が経過し、この間、科学技術の進歩、情報化、国際化、少子高齢化など、我が国の教育をめぐる状況は大きく、激しく変化するとともに、さまざまな課題を生じさせております。  こうした状況にかんがみ、新しい教育基本法では、旧教育基本法の普遍的な理念は大切にしながら、今日求められている教育の目的や理念、教育の実施に関する基本を定めるとともに、国及び地方公共団体の責務を明らかにしているほか、生涯学習の理念や家庭教育、幼児期の教育、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携、協力などに加え、地方公共団体が教育振興基本計画を定めること等についても新たに規定しております。  さらに、今回の改正を踏まえ、教育改革推進に向け学校教育法、教員免許法、地方教育行政法の三つの改正案が今国会で審議されます。ゆとり教育の見直しやいじめ防止、子どもの規範意識、教員の資質向上、社会総がかりの教育などとともに、地方教育行政法の改正に関しては、委員数の弾力化、小規模市町村教育委員会の統合、外部評価などが教育再生会議から提案されるなど、教育委員会制度見直しが柱に据えられております。  生涯学習社会への移行は、住民の方々がまちづくりと教育、文化・体育の振興などを一体のものとしてとらえ、同じ視点での対応や取り組みを望んでいるものと受けとめており、その点でも教育委員会を取り巻く環境が劇的に変わってきていると厳しく認識しております。  当教育委員会におきましても、こうした教育行政の環境変化を踏まえ、地域の公共事務として担うべき「学校教育の振興」、「生涯学習・社会教育の振興」、「芸術文化の振興、文化財の保護」、「スポーツの振興」について、委員会の自主・自立性の発揮に努めながら、各般の施策を実施していくことの重要性を強く意識していかなければならないものであります。  そのため、平成19年度におきましては、「心豊かで たくましく 郷土を愛し その発展に尽くす市民をはぐくむ教育を進める」という教育目標の着実な達成に向けた教育行政の推進をしてまいる所存であります。  まず、学校教育の振興につきましては、「幼児・児童・生徒一人ひとりの個性と能力を伸ばし、心豊かで自主・自立の態度を養うための実践に努める。」という基本方針に基づき、以下の重点目標定め、その達成のための取り組みに努めてまいります。  初めに、基礎学力と発展的な学力の育成に向けた指導の充実であります。  学習指導要領に基づく教育課程の改善・充実と基礎・基本習得の徹底を図り、確かな学力の向上に努めます。これまで毎年実施してきた標準学力検査に加え、今年度から実施される全国学力・学習状況調査を有効に活用し、成果の分析や活用と考察、確かな学力の定着を図るための施策を進めるとともに、現在取り組んでいる「学力向上拠点形成事業」により、児童・生徒の学力向上と教師の指導力向上に向けた実践研究を継続してまいります。  さらに、学校間の連携を深め、日常の補充的な指導はもとより、家庭学習の奨励や長期休業中の学習相談、学習支援などに努め、学習意欲の向上と学習習慣の定着を図ってまいります。  二つ目は、学校生活サポート、いじめ、引きこもり、不登校対策の充実であります。  軽度発達障害や引きこもり・不登校問題が深刻化し、児童・生徒への適切で丁寧な対応が求められております。ADHDやLDへの正しい対応と、二次障害として後にあらわれやすい引きこもりや不登校の予防に向けた適切なサポーターの配置に努め、児童・生徒の学校生活を支援するとともに、引きこもり・不登校の実態調査を継続しながら、カウンセラーなどによる支援も行ってまいります。  また、全国的に問題となっているいじめにつきましては、学校訪問や実態調査により、的確な把握に努めるとともに、指導上困難な課題を抱えている学校に対しては、スクールカウンセラーの派遣や、指導主事等の専門家による重点的な指導・助言などの支援を行うほか、いじめ被害に遭っている児童・生徒に対しては、必要があれば就学校の指定変更や区域外就学などの弾力的な対応の検討も行います。あわせて、いじめ関連の通知等の資料の活用状況、趣旨の周知徹底などについて学校の取り組み状況を把握し、必要な指導・助言を行ってまいります。  さらに、児童・生徒が安全な日常及び学校生活を送るため、不審者対策を初めとした登下校時や校地内外における安全指導・安全対策に関して、家庭・地域、関係機関と学校が連携した取り組みがなされるよう充実・強化に努めてまいります。  三つ目は、ふるさと生き生きネットワークへの取り組みであります。  「総合的学習」を核とするふるさと教育が、各小・中学校で児童・生徒の自主性のもとに展開されており、次代の鹿角を担う人材の育成にとりましても継続していくべき大事な施策と考えております。子どもたちが地域を自主的に学ぼうとする特色ある取り組みを積極的に支援し、ふるさと鹿角に対する誇りと愛着心の醸成と、未来を考え、主体的によりよい地域づくりに参画する人材の育成という観点からも、ふるさと生き生きネットワーク事業の充実を図り、継続してまいります。  四つ目は、教育環境に配慮した学校の適正配置に関する取り組みであります。  これまでの教育委員会では、学校のIT化や学習指導要領改訂等に伴う教育環境の整備に努めまいりましたが、人口減少と少子化傾向による学級数の減少や、複式学級による学習、通学区のあり方、校舎など施設整備の経年劣化等の問題を抱える中で、学校経営の効率化だけでなく、特色ある学校づくり、児童・生徒により充実した教育環境の提供、学校規模や地域とのかかわりなど、総合的な検討を加え、学校の適正配置に取り組む必要性を感じているところであります。  このため、適正配置に向けた考え方や今後の対応について、基本的な考え方を取りまとめ中であり、複式学級の解消など適正規模化に向けた基本方針を定め、学校が地域で果たしてきた役割や地域事情にも配慮しながら、緊急性を見定め、保護者や地域関係者との協議を行い、共通理解と協力を得て適正配置に取り組んでまいります。  五つ目は、揺るぎない信頼の確立に向けた教職員の資質の向上であります。  現在、学力低下、いじめや不登校、犯罪の低年齢化など教育環境を取り巻く厳しい状況の中で、免許の更新など教員の資質の向上が大きな課題として取り上げられております。こうした課題を踏まえ、教育方針や各学校の経営計画に掲げる目標・課題・解決に向けた教職員それぞれの重点的な取り組みを促すほか、みずからの能力を向上させ、それを最大限発揮できるように既存の各種研修会の活用と、経験、専門分野、職能に応じた研修を奨励してまいります。  六つ目は、「学校施設・設備の整備充実」であります。  児童に良好な教育環境を提供する上で、老朽化した校舎等学校施設の計画的な整備が必要であることから、計画的かつ適切な施設の維持・改修に努めるほか、今年度は特に、平成18年度に着手した花輪小学校改築事業を継続して進めるとともに、給食センターの供給能力を高めながら、供給システムの見直しを行い、児童・生徒へ良好な給食環境を整え、あわせて今後の児童・生徒数の推移を踏まえ、段階的に自校式給食からセンター式給食への移行に取り組んでまいります。  次に、生涯学習の推進についてでありますが、生涯学習の目指すところは、多種多様な学習を通して個々の心の豊かさを求め、人づくり、まちづくりへとつなげることであると考えております。これらのことを踏まえて、いつでも、どこでも、だれもが学習できる生涯学習社会の実現を図るために、重点目標を設定し推進してまいります。  初めに、生涯学習の推進体制の確立であります。  多種多様な生涯学習を展開していくため、市民センター、地域づくり協議会、生涯学習奨励員などの連携により、学習の奨励と学習活動に対応できる推進機能を充実してまいります。  また、行政機関による出前講座とあわせ、奨励員や学習指導者、活動団体の人材情報登録制度の活用により、いつでも、どこでも、だれもが学習できるよう推進体制を充実してまいります。  二つ目は、ふるさとづくりを目指す生涯学習活動の推進であります。  地域の課題に対応した学習機会の提供と、学習成果を生かしたコミュニティづくりを支援してまいります。  また、自然や文化遺産を活用した学習の推進についてですが、地域の豊かな自然・伝統芸能や文化財を生かした体験学習等の奨励、縄文文化の学習などにより、地域愛をはぐくみ、人材や地域づくりに貢献する生涯学習活動の推進に努めてまいります。  次に、社会教育の振興についてでありますが、社会環境の変化に伴う課題や問題に対応し、市民の要請にこたえるため、学習の機会や情報提供など、社会教育の取り組みを推進してまいります。  初めに、地域に根ざした教育活動の推進であります。  県の教育機関・学校とも連携し、各種情報を提供するとともに、地域住民の協力をいただきながら、安心して学習のできる環境づくりに努めてまいります。  図書館については、業務の一部を市民団体に委託し、市と市民団体との共動による運営により、市民に親しまれる図書館サービスを進めてまいります。  二つ目は、現代的課題に対応した学習機会の充実であります。  少子高齢化社会の中で、核家族化が進行し、家庭での教育力が低下していると言われております。子どものしつけや子育てに悩む親と、基本的な生活習慣が不足している子どもを預かる教師など、それぞれが少なからず悩みを抱えている現状であり、家庭教育のあり方、重要性が指摘されているところであります。子育ての悩みやさまざまな課題・困難を抱える親への情報や学習機会の提供、相談体制の充実など、学校や地域、子育て団体と連携して家庭教育の支援に取り組んでまいります。  なお、福祉行政と連携し、小学生の子どもたちの健全で安全・安心な活動拠点づくりを進めるため、運営委員会を設置し、放課後子どもプランを策定してまいります。  三つ目は、芸術文化の振興であります。  優れたアーティストによるコンサートの開催など、鑑賞機会の提供と自主的な活動団体などの支援に努めてまいります。  文化財の保護伝承については、無形民俗文化財の八幡平地区の先祓舞いの記録作成、鹿角市の文化財の改訂版の作成など、市のPRとしても活用できるようにしてまいります。  また、発掘調査関係については、大湯環状列石にかかわる第24次調査と史跡指定地の環境整備を進めるほか、ほ場整備事業による遺跡分布調査も実施します。  さらに、大湯環状列石の世界文化遺産暫定リストの登録に向けて、課題を整理し、関連する自治体と連携し、市民への遺跡に対する機運を高めながら再提出に向けた準備を進めてまいります。  次に、スポーツ振興についてであります。  市民一人ひとりがみずからスポーツに親しむことにより、心身ともに健康で豊かな生活を営むことができるよう、市民ぐるみの取り組みを展開していくことが求められております。  このことから、スポーツに多くの市民が何らかの形でかかわり、生涯スポーツで豊かな地域社会の実現を、平成18年度策定した「鹿角市スポーツ振興基本計画」に基づき、五つの重点目標を設定しております。  初めに、生涯スポーツの推進であります。  だれもがそれぞれの体力に応じて気軽にスポーツに親しむよう、総合型地域スポーツクラブ設立の啓蒙推進活動と、生涯各期におけるスポーツ活動の推進を目指します。  二つ目は、スポーツによるまちづくりの推進であります。  本市のスポーツ環境を生かした特色あるスポーツ振興として「スキーのまち鹿角」、「駅伝のまち鹿角」を掲げ、活気あるまちづくりを目指します。特に、スキーにおいては、底辺拡大のため、学校におけるスキー学習の位置づけの確立を目指してまいります。  また、サマーノルディックスキーのあこがれの地として、全国の青少年が集う「スポーツ拠点づくり推進事業」に取り組んでまいります。  駅伝につきましても、学校の運動部の競技力向上のため、一貫指導体制の推進に努めてまいります。  三つ目は、指導体制の確立と指導者の育成についてであります。  市民のニーズに対応するため、指導体制の明確化を目指し、体育指導員の活動の充実と、本市独自による指導者の育成に努めてまいります。  四つ目は、スポーツ施設の活用・整備・充実であります。  東山スポーツレクリエーションエリアの有効活用と、市内スポーツ施設の効率的な活用を図ってまいります。  五つ目は、秋田わか杉国体の開催推進であります。  卓球競技会並びにデモンストレーションスポーツ行事、ラージボール卓球の開催に向けた実施体制とともに、関係機関・団体との連携、協調のもと、市民総参加の国体開催とあわせて、PR、歓迎体制を推進してまいります。  このため、平成19年度においては、生涯スポーツの普及推進のため、指導者講習会、健康づくりを中心としたタートルマラソン、スノーフェスティバルなどの開催に加え、十和田八幡平駅伝競争全国大会、秋田県高等学校・中学校スキー大会、県民スキー大会などの開催を予定しております。  また、平成19年度の目玉事業として、国の「スポーツ拠点づくり推進事業」による「サマーノルディックスキー大会」を開催し、全国のサマースキーの「聖地」として、市民と一体となった事業を実施してまいります。  以上、平成19年度の教育方針について申し述べました。  人間は教育によりその精神的、身体的可能性を開花させ、同時に、社会の成員として必要な労働及び社会的能力を身につけていきます。教育基本法においても、「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。」としております。  教育委員会といたしましては、本市の特性、先人がはぐくんできた歴史や伝統を生かしながら、将来を担う子どもたちのたくましい成長と、市民一人ひとりの生涯にわたる学習の支援に最善の努力を傾注してまいります。  また、市民と行政が共動し、鹿角市の将来都市像である「出逢い賑わい夢をかなえるまち・鹿角」の実現に向け、全力を挙げて取り組んでまいりますので、議員の皆様並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。     (教育委員長 安倍良行君 降壇) ○議長(中西日出男君) 教育委員長の教育方針を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第6 議案の上程 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第6、議案を上程いたします。  初めに、発議第1号鹿角市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  本発議につきましては、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  提案理由の説明を求めます。米田健一君。     (18番 米田健一君 登壇) ○18番(米田健一君) 私から、発議第1号鹿角市議会委員会条例の一部改正について提案理由をご説明申し上げます。  本発議は、地方自治法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、委員の任期、任期の起算、選任、辞任、委員会記録に係る条文の一部を改正するものであります。  新旧対照表をご参照願います。  第2条の2委員の任期、第3条の2任期の起算についてでありますが、第6条委員の選任、第12条委員の辞任が、議長の指名、許可とされたことに伴い、改正するものであります。  また、第28条委員会の記録については、電磁的記録も可能としたことと、その署名方法を規定するものであります。  その他は条項の整理による改正であります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださるようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長(中西日出男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。     (18番 米田健一君 降壇) ○議長(中西日出男君) 本発議について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。よって、これより採決いたします。  発議第1号鹿角市議会委員会条例の一部改正について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号鹿角市議会委員会条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。  次に、議案第1号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  お諮りいたします。本議案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第1号専決処分の承認を求めることについて、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  専決処分書をごらんいただきたいと思います。  平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分する。  平成19年1月31日。鹿角市長。  1ページをお願いします。  平成18年度鹿角市の一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ149億2,515万1,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年1月31日。鹿角市長。  7ページをお願いします。  歳入でございます。  14款2項9目教育費県補助金、節で保健体育費補助金、これは、国民体育大会市町村競技会施設整備事業補助金1,000万円となっております。補助金を予算計上しています。  次のページお願いします。  歳出でございますが、10款6項5目国民体育大会推進費19節負担金、補助金及び交付金、国民体育大会冬季大会スキー競技会補助金1,000万円を予算措置しています。これはスキー競技会を開催するに当たり、1月31日現在、深刻な雪不足であったことから、県国体事務局と協議しております。そのときに、雪の運搬等の作業に取りかかることで了解を得まして、その経費につきまして県補助金1,000万円で対応するということで、このたび専決処分したと、こういうことでございます。  その後に降雪がありましたが、一部予算を執行しております。その取り扱いにつきましては、県とただいま協議中でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。よって、これより採決いたします。  議案第1号専決処分の承認を求めることについて、原案のとおり承認するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第1号専決処分の承認を求めることについては、原案のとおり承認されました。  次に、議案第2号負担付きの寄附の受け入れについてから、議案第48号平成19年度鹿角市上水道事業会計予算までの47議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第2号負担付きの寄附の受け入れについて、下記のとおり負担付きの寄附の申し入れがあったので、これを受け入れることにつき、地方自治法第96条第1項第9号の規定により、議会の議決を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、寄附物件を受納し、市道の整備に資するものであります。毛馬内の月山神社が創建以来、今年で1200年を迎え、その大祭記念事業として参道を整備することになり、参道が市道となっていることから、市道整備を条件とした寄附を受けるものであります。  資料の方は1ページをご参照願いたいと思います。  寄附の物件は金300万円であります。  寄附者は、鹿角市十和田瀬田石字瀬田石74番地、月山神社創建千二百年祭実行委員会、委員長齋藤清武であります。  寄附条件でありますが、  (1)市道御山線改良工事を実施すること。  (2)当該工事は、平成19年度に着工し平成20年度までに完了すること。  (3)月山神社創建千二百年大祭挙行時及び準備期間中は当該工事を中断し、市道の通行を確保すること。  (4)寄附物件は全て当該工事経費に充当すること となっております。  以上で議案第2号の説明を終わります。  次のページをお願いいたします。  議案第3号市道路線の認定について、道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の新設等に伴い、市道路線に認定しようとするものであります。  次のページをお願いいたします。  八幡平地区、整理番号1774の路線名赤平1号線でありますが、国道341号の付け替え工事により旧道となった部分を市道へ移管されたものであります。  参考資料は2ページであります。  起点、終点は、それぞれ八幡平字蛇沢53番地2から61番地1で、延長は151.1メートル、幅員は7.4メートルから12メートルであります。  花輪の整理番号2879、2880、2881は、それぞれ民間の宅地開発により新設された道路が市道認定基準に合致し、寄附を受けたことから認定するものであります。  参考資料は3ページであります。  整理番号2879の下舟場5号線は、米代川沿いにあった旧営林署敷地の一部を整備し、分譲するために開発されたものであります。延長は37.7メートルで、幅員は6.5メートルから13メートルとなっております。  整理番号2880の下タ町4号線は、いとくショッピングセンター東側で、所有者が開発し分譲の計画をしているものであります。延長は118.1メートルで、幅員は6.0メートルから8.3メートルであります。  整理番号2881の福士環状線は、県道田山花輪線旧道に接して開発されたものであります。延長は94.4メートルで、幅員は6メートルから14メートルであります。  次に、十和田地区、整理番号3759の森崎1号線から整理番号3793の高田1号線まで35路線ありますが、すべて高田地区土地区画整理事業により整備された路線であります。  参考資料は4ページであります。  35路線で、総延長4,506メートル、幅員はそれぞれ最小が2メートル、最大で17.6メートルであります。路線名、起点、終点等、詳細につきましては省略させていただきます。  次のページ、議案第4号をお願いいたします。  議案第4号市道路線の廃止について、道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり廃止することについて議会の議決を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の新設等に伴い、市道路線を廃止しようとするものであります。  次のページをお願いいたします。  十和田地区、整理番号3296から3414までの4路線でありますが、先ほど認定でご説明いたしました高田地区土地区画整理事業で新設されたことに伴い廃止するものであります。  参考資料は5ページであります。  次のページをお願いいたします。  議案第5号市道路線の変更について、道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて議会の議決を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の改良等に伴い、市道路線の一部を変更しようとするものであります。  次のページをお願いいたします。  尾去沢の、整理番号1526蟹沢新山線は、尾去沢中学校北側ガソリンスタンドから県道を挟んで向かい側の低い土地に下りていく道路がありますが、中学校の旧校門のあたりで行きどまりとなっておりましたが、県道に抜けられるよう延長したものであります。  参考資料は6ページであります。  次に、花輪の、整理番号2122地蔵尊2号線は、県道十二所花輪大湯線の舟場地区、地蔵尊から南側に進入する道路であります。道路敷地の約半分が個人所有のため、台帳上は行きどまりとなっていたものでありますが、所有者が寄附の申し出をしたため、市道として認定し、終点を大堰を越えた市道に抜けられるよう延長したものであります。  次に、十和田の、整理番号3474松ノ木線及び整理番号3639の上野4号線は、中山間事業で整備された道路で、起点部分、終点部分がそれぞれ変更になったものであります。  参考資料は7ページとなっております。  また、整理番号3635の古下2号線は、高田地区土地区画整理事業により起点が変更となったものであります。起点の地番が古下タ11番地から古下タ11番地2に変更になります。  次のページをお願いいたします。
     議案第6号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて、鹿角市下水道事業特別会計は、鹿角市公共下水道事業推進のため、平成19年度鹿角市一般会計から3億3,900万円以内を繰り入れる。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、公共福祉の推進にかんがみ、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成19年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いいたします。  議案第7号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、鹿角市農業集落排水事業特別会計は、鹿角市農業集落排水事業推進のため、平成19年度鹿角市一般会計から5,200万円以内を繰り入れる。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成19年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いいたします。  議案第8号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて、鹿角市簡易水道事業特別会計は、鹿角市簡易水道事業推進のため、平成19年度鹿角市一般会計から4,300万円以内を繰り入れる。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市簡易水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成19年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第9号秋田県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について、地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議のうえ、秋田県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数を増加させ、秋田県市町村総合事務組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、地方自治法の一部を改正する法律の施行及び秋田県後期高齢者医療広域連合の本組合加入に伴い、規約を改正するため、関係地方公共団体との協議について、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いします。  議案資料がございます。8ページから11ページもあわせてごらんいただきたいと思います。  秋田県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約ですが、秋田県後期高齢者医療広域連合の加入に伴い、組合規約の一部を変更するもので、第2条、それから第4条、また別表について必要な事項を加えて改めております。  11条は、自治法の一部改正に伴うもので、「収入役」を「会計管理者」に変え、条文を整理しております。  附則でございますが、この規約は、知事の許可を受け、平成19年4月1日から施行するとしております。以上でございます。  次のページをお願いします。  議案第10号鹿角広域行政組合規約の一部変更について、地方自治法第290条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議のうえ、鹿角広域行政組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、本組合で処理することとする事務の追加及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、規約を改正するため、関係地方公共団体との協議について、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いします。  これも議案資料12ページ、それから13ページもあわせてごらんいただきたいと思います。  鹿角広域行政組合規約の一部を変更する規約ですが、第3条につきましては、県の権限移譲に伴うもので、液化石油ガス設備工事等の届出の受理事務の追加でございます。  それから、8条以下につきましては、自治法改正に伴うもので、「助役」を「副市長、副町長」 に改め、また、会計管理者の設置など、必要な項目の改正を行っております。  附則でございますが、この規約は、知事の許可を受け、平成19年4月1日から施行することとしております。以上でございます。  次のページをお願いします。  議案第11号鹿角市の副市長の定数を定める条例の制定について、鹿角市の副市長の定数を定める条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例を制定するものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市の副市長の定数を定める条例、地方自治法第161条第2項の規定に基づき、鹿角市の副市長の定数を1人と定める。  附則、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  これは、地方自治法の改正によりまして、従来の助役制度が廃止されます。それが副市長制になりまして、副市長の定数を条例で定めることとなっておるために行うものであります。以上でございます。  次のページをお願いします。  議案第12号地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例を制定するものであります。  次のページをお願いします。  資料は14ページから20ページになります。  地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例ですが、これは何度も申し上げていますが、地方自治法の改正により必要な改正を行うものでございます。  中身といたしましては、「助役」が「副市長」になります。また、「収入役」、特別職でしたけれども、一般職の「会計管理者」に変わるということです。それから、「吏員」が「職員」に変わります。ただし、徴税吏員、それから消防吏員の呼称はそのままです。これを改めるものでございます。  対象となる条例でございますけれども、第1条の鹿角市印鑑条例、それから第2条、鹿角市特別職報酬等審議会条例、それから第3条、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例、それから第4条、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例、それから第5条、鹿角市市税条例、第6条、固定資産評価委員の設置等に関する条例でございます。  第7条、鹿角市行政財産使用料条例につきましては、これも地方自治法の改正により、引用条文が変わったものです。内容は、普通財産の管理及び処分に関する指定内容の改定でございます。  次のページお願いします。  第8条ですが、鹿角市に収入役を置かない条例は廃止することになります。  附則ですが、この条例は、平成19年4月1日から施行し、第7条の規定は、平成18年11月24日から適用する。説明は以上でございます。  次のページですけれども、議案第13号職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について、職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事院規則の改正等にかんがみまして、休息時間を廃止するため、条例を改正するものであります。  次のページお願いします。  職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例ですが、資料は21ページでございます。  これは、人事院規則の改正によりまして、国家公務員の休息時間が廃止されたことに伴いまして、地方公共団体においても同様の措置を講じるよう要請されたことから、休息時間を廃止するものでございます。  内容につきましては、休息時間が15分ありましたが、これを廃止するということになります。  それから7条ですけれども、これは削除になります。  附則ですが、この条例は、平成19年4月1日から施行するということです。  次のページをお願いします。  議案第14号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、一般職の職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、人事院勧告にかんがみ、管理職手当等の額を改正するため、条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  議案資料は22ページ、23ページですが、あわせてごらんください。  一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例ですが、これは平成17年及び平成18年の人事院勧告にかんがみまして、管理職手当の定額化及び扶養手当の配偶者以外の扶養者に係る3人目以降の額を引き上げるものでございます。  内容の詳細ですが、扶養手当については、3人目以降の子等に係る月額を6,000円、現行は5,000円ですが、引き上げるということになります。  それから、管理職手当について、額を定額とするとともに、その上限額は当該職員の属する職務の級における号級の給料月額の100分の20とすることとして、必要な改正を行っております。  附則ですが、施行期日は、平成19年4月1日から施行するとしております。  2番目として、一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についても所要の規定の整理を行うこととしております。以上です。  次のページをお願いします。  議案第15号長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部改正について、長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、長期継続契約を締結できる契約の具体の範囲を規則に委任するため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  長期継続契約を締結できる契約に関する条例の一部を改正する条例、議案資料は24ページでございます。  これは締結できる契約事項を規則で明確にするために改正するものでありますけれども、内容につきましては、庁舎等の維持管理、それから車両の賃貸借、運行の委託契約について、その具体的な契約事項を規則で定めることとしております。  附則ですが、この条例は、平成19年4月1日から施行するとしております。以上です。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第16号鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金条例の制定について、鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、種畜牛の導入資金の貸し付けによる本市畜産業の振興を図る原資として基金を設置するため、条例を制定するものであります。  平成19年度に肉用牛の担い手育成施設の建設を予定しておりますが、そのオープンに合わせながら、規模拡大を図る畜産農家に対し、種畜牛の導入資金を貸し付ける資金としてこの基金を設置するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金条例(案)でありますが、第1条ですが、鹿角市肉用牛担い手育成施設を利用し、肉用牛の優良種畜を導入しようとする農家への貸付金に充てるため、鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金を設置するものであります。  第2条は、基金の額を定めておりますが、基金の額は2,000万円であります。  第3条、基金の管理について定めておりますけれども、基金に属する現金は、金融機関への預金、その他最も確実かつ有利な方法により保管することとしております。  第4条は、運用益金の処理について定めております。  第5条は、委任について定め、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が別に定めるとしております。  附則ですが、この条例は、公布の日から起算して1年を超えない範囲内において規則で定める日から施行する。  なお、第5条の規定に基づきまして、鹿角市ときめき家畜導入資金貸付基金の運用規定を別に定めておりますが、その内容は、貸付基金の運用に係る事務手続の内容を規定したものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 次のページ、議案第17号鹿角市手数料条例の一部改正について、鹿角市手数料条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、市町村への権限移譲の推進に関する条例に基づき、本市に移譲される事務の一部に係る手数料を定めるため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市手数料条例の一部を改正する条例です。
     議案資料は25、26ページにございますので、あわせてごらんください。  これは、県からの権限移譲によりまして、平成19年度から新たに取り扱う事務のうち、手数料を徴収するものについて、その額を定めるものでありまして、内容といたしまして、租税特別措置法に基づく優良宅地の認定に係る事務手数料、それからクリーニング所の開設確認証の交付に係る事務手数料、理容所の開設確認証の交付に係る事務手数料、それから美容所の開設確認証の交付に係る事務手数料、それから畜舎及び家きん舎における動物の飼養等の許可証の交付に係る事務手数料について、別表を改めるものでございます。  次のページをお願いします。  附則ですが、この条例は、平成19年4月1日から施行するとなっております。  以上でございます。 ○議長(中西日出男君) 市民部長。 ○市民部長(高田幸良君) 議案第18号鹿角市市単保育園設置条例の一部改正について、鹿角市市単保育園設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市立末広保育園の廃止に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。  なお、議案資料の27ページをあわせてご参照ください。  鹿角市市単保育園設置条例の一部を次のように改正する。  第2条の表中、鹿角市立末広保育園の項を削る。  附則として、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  これまでの末広保育園入園条件につきましては、定員30人に対し平成16年度から10人を割る8人となり、国補助金の要件となります1日当たり平均入所児童数10人以上に満たない状況が、平成17年度、18年度と続き、今後においても園児の不足が続くと見込まれることから廃止するものであります。  次のページをお開き願います。  議案第19号鹿角市児童館設置条例の廃止について、鹿角市児童館設置条例を別紙のとおり廃止するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市立古川児童館の廃止に伴い、条例を廃止するものであります。  次のページをお開き願います。  鹿角市児童館設置条例は、廃止する。  附則として、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  これまでも児童館の機能を果たしていない施設については、地域の利用形態に合わせるなど廃止を行ってきた経緯にあり、現在、本条例には古川児童館1施設のみ位置づけられております。昭和52年に児童の健全育成を目的に建設されました施設でありますが、その後、周辺児童数の減少などにより、児童館としての機能を果たしておらない状況にあり、現在は地域の自治会館として利用されている実情にあります。このため、古川児童館と位置づけております設置条例を廃止するものであります。  次のページをお開き願います。  議案第20号鹿角市国民健康保険税条例の一部改正について、鹿角市国民健康保険税条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、国民健康保険法施行令の一部を改正する政令の公布に伴い、基礎課税額を引き上げるため、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願います。  議案資料の28ページをあわせてご参照ください。  鹿角市国民健康保険税条例の一部を次のように改正する。  第3条第2項及び第13条第1項中「53万円」を「56万円」に改める。  附則として、  施行期日、1.この条例は、平成19年4月1日から施行する。  適用区分、2.改正後の鹿角市国民健康保険税条例の規定は、平成19年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成18年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。  国保医療分の賦課限度額は、平成9年に現行の53万円に引き上げられて以来の改正となります。  国、厚生労働省では、引き上げの理由として、一つには、健康保険の標準報酬の最高等級、上限が引き上げられております。  二つ目には、これに合わせ賦課限度額の対象となっているたまりを5%から4%へ見直すこととしております。これらを上げております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第21号鹿角労働福祉会館条例の廃止について、鹿角労働福祉会館条例を別紙のとおり廃止するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角労働福祉会館の廃止に伴い、条例を廃止するものであります。  この件につきましては、さきの会派説明でもご説明申し上げたとおりでありますが、かいつまんでご説明を申し上げます。  鹿角労働福祉会館は、昭和61年に、当時の鹿角地方労働組合協議会が県・市・町の補助金を受けて建設し、その後、維持管理費の捻出が困難になったことなどから、市へ寄附することとし、平成7年に市の方で引き受け、公の施設として市が設置管理しております。市では、労働者の福利厚生と住民の福祉の向上に資する施設として管理運営をしてまいりましたけれども、第6次行政改革大綱で、利用方法の変更及び廃止、譲渡等を実施する施設として位置づけ、検討してまいりました。今年度建物の寄附者である連合秋田鹿角地区連絡会と協議を重ねてまいりましたが、本年1月18日付で無償譲渡申請が当該団体より提出されており、その方向で事務を進めております。  本定例議会で廃止する条例が可決された後、4月1日付で用途を廃止し、同日付で建物及び土地ともに普通財産として観光商工課から財政課へ所管がえをし、建物は財産の交換譲渡無償貸付等に関する条例により、連合秋田鹿角連絡会へ無償譲渡したいと考えております。  次のページをお願いいたします。  鹿角労働福祉会館条例は、廃止する。  附則、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  議案第22号鹿角市農村公園条例の一部改正について、鹿角市農村公園条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角市二本柳農村公園の設置に伴い、条例を改正するものであります。  これは、十和田地区中山間地域総合整備事業で実施しております公園部分が整備完了されたことに伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市農村公園条例の一部を改正する条例(案)  資料は29ページを参照願います。  本条例は、第2条の表に次のように加える。  鹿角市二本柳農村公園、鹿角市十和田草木字大沢出口98番地4  附則、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  次のページをお願いいたします。  議案第23号鹿角市市営土地改良事業分担金徴収条例の一部改正について、鹿角市市営土地改良事業分担金徴収条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、中山間地域総合整備事業(農業用用排水施設整備)の実施に伴い、分担金を徴収するため、条例を改正するものであります。  前回の議会で関上の農業用用排水路施設整備に伴う計画変更の議決をいただいておりますが、その中の防除用のタンクの整備についての徴収条例であります。  これは、防除用のタンクの利用者は特定の使用となることから、分担金を徴収するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市市営土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例(案)  資料は30ページをご参照願います。  この分担金条例でありますが、別表の第3条関係になります。  事業の名称は、中山間地域総合整備事業(農業用用排水施設整備)  分担金の総額、当該年度の事業施行に要した経費に100分の15を乗じて得た額の範囲内と定めております。  附則、この条例は、平成19年4月1日から施行する。  なお、この分担金といいますか、国・県等々の負担割合は、国が55%、県が20%、市が10%、受益者が15%となっております。  次のページをお願いいたします。  議案第24号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正について、鹿角市道路占用料徴収条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、新たに駐車用設備について占用料を徴収するため、条例を改正するものであります。  内容といたしましては、原動機付自転車、二輪自動車及び自転車を駐車するための駐車用車輪どめの装置等の設備が道路法上の占用物件として追加されたため、これを道路用地に取りつける場合に占用料を徴収できるように改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例(案)  資料は31ページであります。  鹿角市道路占用料徴収条例の一部を次のように改正する。  別表に次のように加える。  令第7条第8号に掲げる駐車用設備、これは先ほどご説明しました原動機付自転車、二輪自動車、それから自転車の車輪どめの装置の設備であります。  占用面積1平方メートルにつき1年間、これはAに0.018を乗じて得た額、このAというのは、近傍類似の土地の時価となっております。これまでの占用料の条例でもこういった表現にしております。  なお、国の方では、平成19年1月4日から既に施行しております。県の方では3月の議会に提案となっております。  次のページをお願いいたします。  議案第25号鹿角市都市公園条例の一部改正について、鹿角市都市公園条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、かづのパークゴルフ公園の設置に伴い、条例を改正するものであります。  建設中でありますパークゴルフ場を公園として位置づけ、オープンに向けて使用料や利用規則 などを規定するものであります。また、平成19年度にクラブハウスの整備や、実際の運営実績を見ながら、管理形態を検討したいと考えておりますが、当面は直営で管理していきたいと考えております。  次のページをお願いいたします。  鹿角市都市公園条例の一部を改正する条例  資料は32ページを参照願います。  第8条第1項を次のように改める。  第8条は、有料公園施設について定めておりますが、現行の第8条第2項を削り、第8条の第1項、市が設置する公園のうち、有料公園施設、有料公園施設の利用期間、利用時間及び休場日は、別表1に掲げるとおりとするとしております。  また、同条の3項を第2項とし、同条第4条を第3条とし、同条に4項を加えるものであります。  第4項は、有料公園施設を利用しようとする者は、別表第3から別表第6までに掲げる当該施設の使用料又は利用料金を納めなければならないとしております。  第16条の2、これは業務の範囲を定めておりますが、第16条の2第1号中「有料公園施設」を「鹿角市総合運動公園の有料公園施設」に改め、第2号中「第17条から第21条」を「第18条から第21条」に改めるものであります。  第17条は、利用料金について定めておりましたが、第8条第4項で利用料金について定めたことにより、第17条は削除するものであります。
     第19条は、利用料金の上限について定めておりますが、第19条第2項第1号の「別表第3及び別表第4」を「別表第3、別表第4及び別表第5」に改めるものであります。  別表第1の表は、現行の第8条1項及び第2項の表を一つにし、また新たにパークゴルフ場にかかわる管理内容を加えるものであります。  次のページをお願いいたします。  公園名の欄に新たに「かづのパークゴルフ公園」を加え、有料公園施設の名称欄に「パークゴルフ場(付属施設を含む)」を加え、利用時間の欄に「午前9時から午後7時まで」を、また休場日に「無休」を加えるものであります。  別表第3中の「(第19条関係)」を「(第8条関係)」に改め、現行の別表第4中の1及び2の表を改正案では、1を別表第4に、また2を別表第5に改めるものであります。また、新たに別表6として、パークゴルフ場使用料を定めたものであります。  附則として、この条例は、かづのパークゴルフ公園の供用開始日が告示された日から施行するということとしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。     午後0時03分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後1時00分 再開 ○議長(中西日出男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま産業建設部長より発言の申し出がありますので、これを許可します。産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 先ほど説明申し上げました議案第5号の市道路線の変更についてというところでありますけれども、この議案の訂正をお願いしたいというふうに思います。  変更の十和田(その他)のところでありますが、整理番号が3474、松ノ木線であります。この終点を「十和田毛馬内字古下タ57番地」、新旧とも終点がそうなっておりましたけれども、この終点を「鹿角市十和田岡田字蟹沢6番地」、新旧とも終点の方をこの「岡田字蟹沢6番地」に訂正をお願いしたいと思います。大変申しわけありませんでした。 ○議長(中西日出男君) ただいま産業建設部長より発言がございましたけれども、訂正をご了承願いたいと思います。総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第26号でございます。お開きください。  鹿角市土地開発公社定款の一部変更について、鹿角市土地開発公社定款の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、鹿角市土地開発公社理事会において、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う定款の一部変更が議決されたことに伴い、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市土地開発公社定款の一部を変更する定款  議案資料の35ページもあわせてごらんください。  鹿角市土地開発公社定款の一部を次のとおり変更する。  第6条第2項中「助役」を「副市長」に改める。  附則ですが、この定款は、秋田県知事の認可を受け、平成19年4月1日から施行する。以上でございます。  次のページをお願いします。  議案第27号です。鹿角市消防団の設置等に関する条例の一部改正について、鹿角市消防団の設置等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  鹿角市消防団の設置等に関する条例の一部を改正する条例ですが、議案資料は36ページでございます。  これは、消防組織法の改正に伴う、引用条文の変更でございます。  第1条中「第15条第1項」を「第18条及び第1項」に改めるものでございます。  附則でございますが、この条例は、公布の日から施行し、改正後の鹿角市消防団の設置等に関する条例の規定は、平成18年6月14日から適用する。以上でございます。  次のページをお願いします。  議案第28号鹿角市消防団の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正について、 ○議長(中西日出男君) 暫時休憩いたします。     午後1時05分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後1時07分 再開 ○議長(中西日出男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 済みません、先ほどの議案第27号の改正する条例の第1条中「第15条第1項」を「第18条及び第1項」に改めるとしましたが、この「及び」が不要でございますので、ご訂正願いたいと思います。取っていただきたいのでよろしくお願いします。  それでは、議案第28号をもう一度説明します。  鹿角市消防団の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正について、鹿角市消防団の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  議案資料37ページでございます。  鹿角市消防団の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を改正する条例でございますけれども、これも議案第27号と同じで、消防組織法の改正に伴う引用条文の変更でございます。  第1条中「第15条の2及び第15条の6」を「第19条及び第23条」に改める。  附則、この条例は、公布の日から施行し、改正後の鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の規定は、平成18年6月14日から適用する。  以上でございます。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第29号指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により、下記のとおり指定管理者を指定することについて、議会の議決を求める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、施設の効率的管理・運営に資するため、鹿角市二本柳農村公園の指定管理者を指定するものであります。  指定管理者に管理を行わせようとする公の施設の名称は、鹿角市二本柳農村公園。  指定管理者となる団体の名称は、二本柳自治会であります。  指定の期間は、5年としております。  二本柳自治会にしました理由でありますが、町内会等の団体に管理を負わせた方が地域づくり等でより効果を得られること、また、収益を目的とした施設でないことから判断し、公募によらない指定管理者として指定するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 補正予算に関しましては、補正予算書で説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお願いします。  議案第30号平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)  平成18年度鹿角市の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,768万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ151億6,283万8,000円とする。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  継続費の補正、それから繰越明許費、債務負担行為の補正、地方債の補正の条文は省略させていただきます。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  7ページをお願いします。  第2表、継続費の補正でございます。  変更ですが、これは花輪小学校の改築事業の変更でございまして、補正前が23億7,469万1,000円、これを補正後20億5,440万8,000円に変更します。  これは、平成19年度予定しておりました体育館建築が国の交付金決定によりまして、前倒しで平成18年度に実施することになったものに伴うものでございます。  それから、第3表の繰越明許費でございますけれども、これは、款は土木費の道路橋りょう費の大湯地区街灯整備事業524万8,000円でございますが、国道103号の県事業であります道路整備事業の年度内完成が困難になったことによりまして、それと並行して大湯の街灯整備事業を実施しておりましたが、それの完成が困難となったということで繰越明許費を定めたものでございます。  次のページをお願いします。  第4表の債務負担行為の補正でございます。  追加でございます。  これは4月1日からの業務委託のために、3月中に契約事務を行うものとして施設管理等の委託料からスキー場等指定管理料までの20項目について、期間、限度額を定めたもので、期間はすべて平成19年度分でございます。限度額は表に記載しているとおりでございます。以上でございます。  次のページ、11ページお願いします。  第5表の地方債補正です。  変更でありますけれども、7件ございまして、主なものですが、地域イントラネット基盤整備事業、これは事業費の実績見込みとその補助金額の確定によりまして、限度額を1,660万円追加して1億6,510万円とするものでございます。  以下事業費の実績見込み等の変更でございます。一番最後に小学校建設事業がありますけれども、これは前倒しされました体育館改築工事の追加等によりまして、限度額を2億4,030万円追加しまして3億2,830万円にするものでございます。  16ページをお願いします。  2の歳入でございますが、歳入につきましては、事業費等の実績見込み等による国庫金、また県支出金、市債などの特定財源の変更のほか、一般財源として市税の見込み、また普通交付税や財源調整も含めて計上しております。  それで、真ん中ほどに9款1項1目1節地方交付税がございますが、平成18年度の普通交付税保留分2億2,762万円を追加するものであります。  20ページをお願いします。  13款2項5目教育費国庫補助金2節小学校費補助金でございますけれども、説明欄の下の方に安全・安心な学校づくり交付金1億1,628万1,000円でございますが、これは花輪小学校体育館改築に係る交付金の追加でございます。  32ページをお願いします。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金でございます。  これは、財源調整によりまして2億円を減額いたしております。年度末では残高が12億44万6,000円になる見込みでございます。  それから、その下のまちづくり基金繰入金、これも財源調整によりまして1億2,000万円減額してございます。  それから、その下の19款諸収入の中の5目雑入でございます。  雑入の中の説明欄の上から3行目ですが、秋田桂城短期大学経営安定基金精算返還金1,085万5,000円がございますけれども、これは、この大学が発展的な改組によりまして秋田看護福祉大学として開設されたことから、基金を精算しまして各市町村に返還するものでございます。  34ページをお願いします。  20款市債でございます。  1項1目総務債1節地域情報化推進対策債でございますけれども、これは事業費の確定によりまして、市債対象額を追加したものでございます。1,660万円でございます。  それから、一番下の7目教育債、義務教育施設整備債でございます。
     花輪小学校校舎の設計費、工事費の確定したことと、また、体育館の改築による2億4,030万円の追加でございます。  36ページお願いします。  次に、歳出でございますけれども、歳出は、事務事業の精算、それから実績見込みがほとんどでございます。主なものを説明申し上げます。  2款1項4目財政管理費25節積立金でございますが、財政調整基金積立金、これを1億137万2,000円追加してございます。これも先ほど申し上げましたけれども、この積み立てによりまして12億余の残高になります。  次のページお願いします。38ページお願いします。  7目企画費19節負担金、補助金及び交付金でございますけれども、この中に上から2行目、秋田看護福祉大学経営安定支援負担金1,085万6,000円ございます。これは、先ほども歳入で申し上げましたが、秋田桂城短期大学が発展的改組によりまして、秋田看護福祉大学が開設されたことからの返還金相当額を新たに支援、負担するものということで、計上してございます。  60ページをお願いします。  10款2項3目学校建設費15節工事請負費でございますけれども、学校建築工事費ですが、校舎の建築費は精算で減額していますけれども、屋体の建設費を追加しまして、合わせまして差し引きして3億5,282万6,000円の追加ということでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 市民部長。 ○市民部長(高田幸良君) 議案第31号、平成18年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ739万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億2,478万2,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  78ページをお開き願います。  2.歳入の主なものについて説明いたします。  8款繰入金2項1目一般会計繰入金については、特別会計の財政運営の健全化を目的として繰り出し基準が法に定められておりますので、今回の補正は、一般会計の歳入にもありましたが、保険基盤安定に係る保険料軽減分、同じく保険者支援分、そして、これは歳出になりますが、出産育児一時金などの実績見込みに対するルール分の繰り入れ調整を行うものであります。ルール分以外の補正財源の調整は、前段の1項1目財政調整基金繰入金の減額補正で行ったものであります。  80ページをお開き願います。  3.歳出については、それぞれの給付費などの実績見込みにより補正を行っております。  なお、2款保険給付費3項1目出産育児一時金につきましては、12月末までの前年実績が前年の約半分の件数となっており、このため減額となっておりますが、住民票上の出生届は前年度並みとなっております。  次に、82ページをお開き願います。  議案第32号、平成18年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,948万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億1,109万1,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  地方債、第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  86ページをお開き願います。  第2表 地方債、起債の目的は、介護保険財政安定化対策。限度額は2,425万円。証書借入。利子は無利子。  今年度の保険給付費の実績見込額が計画を上回ることが見込まれますことから、年度内の財源不足の対応として貸付金の活用を図るものであります。  次に、90ページをお開き願います。  2.歳入については、実績見込みにより財源調整もあわせて補正を行っております。  次に、96ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  2款保険給付費1項1目居宅介護サービス給付費及び3目施設介護サービス給付費につきましては、利用実績見込みの増加により追加補正を行っております。  なお、居宅介護サービス給付費においては、特に、訪問介護、短期入所生活介護、特定施設入所者生活介護の利用回数がふえております。  次に、2項介護予防サービス等諸費1目においても、利用実績見込みにより増加しており、追加補正を行っております。  内容としては、介護予防訪問介護、介護予防の通所介護、介護予防の通所リハビリテーション介護の利用回数がふえております。  次に、100ページをお開き願います。  4款地域支援事業1項介護予防事業費1目介護予防特定高齢者施策事業費については、13節委託料に介護予防事業などの予算措置をして実施しておりますが、対象となります高齢者の状況によって、補助事業のメニューが異なることから、102ページ、次のページですが、2項包括的支援事業・任意事業費の中の4目任意事業費に事業費の全額を移行するものであります。また、これによって、特定財源の内訳も変わることになります。  以上で、歳入歳出の説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第33号、平成18年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  113ページをお開き願います。  2の歳入でありますが、主なものは、保留地処分金収入、それから前年度繰越金収入に伴いまして、財源の調整による一般会計からの繰入金を減額するものであります。  次のページをお願いいたします。  3の歳出でありますが、歳出は、財源調整による財源内訳の組み替えを行っております。  次に、117ページをお願いいたします。  議案第34号、平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,641万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億7,290万1,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  債務負担行為の補正、第2条 債務負担行為の変更は、「第2表 債務負担行為補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  120ページをお願いいたします。  第2表の債務負担行為補正でありますが、平成18年度水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金等の借り入れ時期による返済期間に変更を生じましたので、それぞれ平成22年度を平成23年度に変更するものであります。  125ページをお願いいたします。  2の歳入でありますが、一般会計繰入金及び雑入の下水道受託工事負担金の収入の減額は、歳出の一般管理費や事業費、公債費等の精算見込みによる減額の補正に伴う調整のための減額であります。  次のページをお願いいたします。  3の歳出、1款1項1目一般管理費でありますが、上下水道使用料の収納の一元化を、当初年度途中に行う予定で予算化しておりましたが、平成19年度4月1日からの実施となったことから、減額しております。また、工事及び負担金は、実績に伴う精算見込みによる減額であります。  2目事業費につきましては、工事内容の精査によりまして水道管移設補償費への組み替えであります。  131ページをお願いいたします。  議案第35号、平成18年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ107万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億7,845万3,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  137ページをお願いいたします。  2の歳入でありますが、5款1項他会計繰入金、これは一般会計からの繰入金の減額でありますが、前年度繰越金の収入及び歳出の精算見込みの調整による減額であります。  次のページをお願いいたします。  3の歳出でありますが、事業の精算見込みによる減額が主なものであります。  141ページをお願いいたします。  議案第36号、平成18年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ39万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,702万5,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  147ページをお願いいたします。  歳入の主なものですが、1款1項1目水道使用料でありますが、321万3,000円を減額し、2,268万7,000円の収入見込みにより減額するものであります。  3款1項他会計繰入金、これは一般会計の繰入金を減額するものであります。  4款1項につきましては、前年度繰入金の追加をするものであります。  次のページをお願いいたします。  3の歳出、1款1項維持管理費でありますが、2目施設管理費でありますが、主なものは計量器並びに公用車購入費の請負差額等を減額するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第37号、平成18年度鹿角市大湯財政区特別会計補正予算(第1号) は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正、第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ554万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,285万1,000円とする。  2.歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  157ページをお願いします。  2の歳入につきましては、事務事業の実績見込みなどによりまして予算を調整しております。主なものは、4款繰入金の財政調整基金の繰入金でございますが、これは交通安全施設街灯整備事業ですけれども、決算見込みによりまして657万1,000円減額しております。  163ページをお願いします。  歳出でございますけれども、事業の実績見込み等で減額補正しております。主なものですけれども、3款諸支出金の中の繰出金でございますが、一般会計への繰出金、これは先ほど申し上げましたように、街灯整備事業の決算見込みということで534万8,000円の減額をしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第38号平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第4号) でありますが、収益的支出では、配水及び給水費等で精算見込みによる減額補正をしております。また、過年度損益修正損の追加をお願いしております。  資本的支出では、設備改良費や施設拡張費等で精算見込みによる減額補正が主なものでございます。以下条文は省略させていただきます。  次のページをお願いいたします。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  174ページをお願いいたします。
     収益的収入及び支出ですが、収入の1款1項2目受託工事収益は168万5,000円を減額し231万5,000円とするもので、県道改良等に伴う給水装置受託工事の精算見込みにより減額するものであります。  次に、1款1項3目その他の営業収益の下水道使用料の事務委託料845万3,000円の減額は、一元化に伴う下水道事業会計からの事務委託金を計上しておりましたが、2項2目営業外収益に収入科目を更正するため、減額するものであります。  1款2項2目雑収益は、上下水道料金徴収事務の一元化に要する事務費用の精算に伴う負担金の追加であります。  支出でありますが、1款1項2目は管路図作成並びに漏水調査業務委託料の精算及び修繕料の請負差額を減額するものであります。  3目受託工事費は、給水受託工事費の精算による減額であります。  4目総係費は、上下水道料金一元化に伴う調定システム保守委託料並びに借上料の精算に伴う減額が主なものであります。  また、2項営業外費用は、企業債償還利子の減額であります。  3項2目過年度損益修正損は、未収金修正損に27万9,000円を計上するものであります。所在不明等による徴収不可能な事項処分、それから漏水の減免分を合わせ処分するものであります。  次のページをお願いします。  資本的収入及び支出でありますが、収入の1款1項1目補償費ですが、公共下水道関連工事等、他事業関連配水管移設補償費の精算見込みによる追加であります。  1款3項1目企業債は、配水管整備事業債560万円、老朽管更新事業債が1,850万円の減額であります。  支出でありますが、1款1項2目設備改良費は、尾去沢系の浄水場や石綿管更新並びに長内地区の配水施設等に係る精算による減額であります。  3目施設拡張費につきましては、拡張工事がなかったことにより減額するものであります。  4目他事業関連施設整備につきましては、国道103号歩道新設工事、それから根瀬尾去沢線の拡張改良工事、十二所花輪大湯線の改良工事、それから公共下水道関連配水管の移設工事等に係る精算による減額をするものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 平成19年度の予算の説明を申し上げますけれども、予算書で説明申し上げます。  予算書の1ページをお開きください。  議案第39号平成19年度鹿角市一般会計予算でございますけれども、平成19年度鹿角市の一般会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ160億7,382万1,000円と定める。  2の歳入歳出の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  債務負担行為ですけれども、第2条ですが、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。  それから、地方債でございます。  3条ですが、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表地方債」による。  一時借入金でございますけれども、借入れの最高額は15億円とする。  それから、歳入歳出予算の流用でございます。  5条ですが、各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。 (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用でございます。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  9ページをお願いします。  第2表の債務負担行為でありますけれども、これは農業経営基盤強化法に指定する認定農業者等でございますけれども、行う事業に必要な資金の利子助成を行いまして、効率的かつ安定的な農業経営体の育成を図るものということで、平成20年度から平成43年度までの利子助成及び補助金の債務負担行為を行うものでございます。限度額が97万円でございます。  それから、第3表でございますけれども、平成19年度の一般会計当初予算の地方債の限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めるものでして、起債の限度額の総額は、この表の下にありますけれども、合計欄で15億6,150万円となっております。  主なものですけれども、表の一番上の認可保育園整備事業8,470万円ですが、これは合ノ野保育園改築事業の起債でございます。  それから、上から五つ目ですけれども、肉用牛担い手育成施設整備事業、限度額が7,980万円でございますけれども、これは飼養技術の研修機能と、肉用牛経営の実践機能を備えた畜産新規就業者研修施設の建設のための起債でございます。事業費が1億4,000万円ちょっとでございます。  それから、下から四つ目ですけれども、小学校建設事業があります。6億720万円限度額でございますけれども、これは花輪小学校の改築でございます。  それから、一番下に臨時財政対策債3億5,000万円ありますけれども、これは平成16年度から18年度までに限って、地方一般財源の不足に対応するために発行するものでございます。  13ページをお願いします。  2の歳入でございます。  1款市税でございますけれども、市税の総額は31億9,844万2,000円になっております。これは対前年度比で7.9%の増加となっております。あと歳入全体に占める市税の割合は19.9%となっております。  市民税の中の個人ですけれども、これは定率減税の廃止による増収と、それから所得税からの税源移譲により、個人住民税所得割の税率が10%にフラット化されたことなどから、対前年度比約2億3,000万円増加しています。  それから、その下の2項固定資産税でございますけれども、これは新築家屋の課税による増収は少し見られますけれども、宅地評価額の下落や、減価償却試算の減が見られることから、対前年度比8,800万円ぐらいの減額になっております。  19ページをお願いします。  地方交付税でございますけれども、普通交付税で52億5,896万1,000円見込んでおりますけれども、これは地方財政対策によりまして、国の交付税総額は対前年度比で4.4%減でございますけれども、当初予算計上ペースでは、この数字は対前年度比1.3%減を計上してございます。平成19年度から普通交付税の算定の一部に新型交付税が導入されております。  それから、特別交付税は6億円見てございますけれども、これは最近の交付決定状況等を反映 して予算計上したものでございます。  ずっと前のページですが、2款地方譲与税関係、それから10款交通安全対策交付税まで、交付税も入れました総額というのは66億7,256万1,000円になりますけれども、これは対前年度比で4.9%減でございます。減っておるということをご理解いただきたいと思います。  次のページ、21ページをお願いします。  それから、11款分担金及び負担金、それから12款使用料及び手数料の総額は、これは二つ合わせまして3億6,892万4,000円でございますけれども、これは2.5%ふえております。  29ページをお願いします。  13款国庫支出金ですけれども、これと14款県支出金、これを合わせますと27億791万4,000円になるんですけれども、これは25.7%ふえております。これの主なものですけれども、13款国庫支出金の中の4目土木費国庫補助金、道路橋りょう費補助金の中の地方道路整備臨時交付金、これは新川線とか高見田幹線とか、米代川堤防2号線、それから久保田橋、狐平橋、これらの交付金でございます。  それから、その下の5目教育費国庫補助金でございますけれども、2節小学校費補助金、この中に安全・安心な学校づくり交付金4億6,494万3,000円ございます。これは花輪小学校改築等に係る交付金でございます。  47ページをお願いします。  17款繰入金でございますが、繰入金につきましては、総額は6億6,127万3,000円でございます。前年度比ですと19.4%増でございます。これは、財政調整基金、それから企業立地促進基金、それから教育施設整備資金、これらが増加でございまして、まちづくり基金が5,300万円減っております。  57ページをお願いします。  市債でございますけれども、総額は15億6,150万円でございます。これは前年度比にして21.3%増でございます。これは、この中では花輪小学校の建設事業費が39%を占めております。前段地方債で説明したことから省略させていただきます。  以上で歳入の説明を終わります。  引き続いて、歳出についてご説明申し上げますけれども、歳出につきましては、新規事業を主体にご説明申し上げたいと思います。  73ページをお願い申し上げます。  2款総務費1項総務管理費の中で、13節委託料に交流居住モニターツアー宿泊業務委託料60万円あります。それから、19節負担金、補助金及び交付金の中に、一番下の欄ですが、森林セラピー基地認定負担金500万円あるわけですけれども、これは今年度団塊世代等の交流促進事業実施計画を作成しており、これを運営化したものでございます。今年交流居住の担当も配置しまして重点的に推進したいということでいろんな事業をこの目に盛っておりますので、ご理解願いたいと思います。  78ページをお願いいたします。  防災諸費ですけれども、この中の真ん中ころに、14節使用料及び賃借料の中に機械器具借上料があります。43万3,000円ですけれども、これは除細動器、AEDを各市民センターに配置するということで、この借上料43万3,000円を予算措置しております。  それから、その下の工事請負費995万円でございますけれども、これは花輪陣場の防空壕の穴埋めを国の補助で実施するものです。地下濠の充填工事費でございます。  123ページをお願いします。  3款2項5目児童福祉施設費15節工事請負費でございますけれども、これは、花輪小児童クラブ移設工事、それから北小の児童クラブの新設工事でございまして、その工事費を2,089万3,000円措置しております。  次のページ、125ページをお願いします。  同じく6目合ノ野保育園改築事業費でございますけれども、この目に老朽化に伴う合ノ野保育園の建設工事費を予算措置しております。委託料、それから工事請負費、それから公有財産購入費、この三つです。  次に、151ページをお願いします。  6款農林水産業費の中の6目農業経営基盤強化促進対策費でございます。  この中の19節、負担金、補助金及び交付金の中の下から三つ目、面的集積強化促進事業費補助金1,060万円とございますが、これは、認定農業者集落営農組織等などの担い手に対する農地集約に対する助成でございます。3集落を予定してございます。  155ページをお願いします。  同じく10目畜産振興費でございますけれども、15節工事請負費でございます。これは、べこセンターの建設工事費ということでございますけれども、肉用牛の担い手育成施設の建設工事費1億2,680万円予算措置しております。  次のページをお願いします。  次のページの同じ目なのですけれども、上から三つ目の28節繰出金でございます。ときめき家畜導入資金貸付基金繰出金2,000万円でございますけれども、これは、議案でもお願いしてございますが、肉用牛の担い手育成施設と補完対策ということで、繁殖牛導入に対する支援基金の創設ということで2,000万円でございます。  それから169ページをお願いします。  7款1項2目商工振興費でございますけれども、負担金、補助金及び交付金の中に、いきいき商店街支援事業補助金200万円ございます。これは、商店街活性化のための調査事業とか、集客力アップのためのイベントなどの、にぎわいのある商店街づくりにつながると考えられる商業団体等の特色ある事業を支援するもので、限度額50万円で4団体を設定してものでございます。  その下に創業支援補助金60万円あります。これも新たに事業を起こしたいという意欲のある人に対していろいろノウハウとか、そういう就業体験の場を提供するということで、これは20万円の3人を予定しております。  それから175ページをお願いします。  同じく7款2項観光費の中の2目観光振興費ですが、13節委託料の中に、写真媒体整備委託料85万円がございます。これは観光地、観光施設の写真撮影を専門家に委託して、写真をデータベース化しまして、パンフレット等に使用する外部からの借用依頼に対応するものでございます。  それから、その下のモニターツアー委託料84万円あります。これは外国人、台湾や韓国の外国人観光客の増加に対応するためにいろいろなことをやりますけれども、その一環としまして韓国旅行エージェントのモニターツアー、これを実施するものでございます。  195ページをお願いします。  8款土木費5項住宅費2目住宅建設事業費でございますけれども、ここに委託料を計上してございます。これは市営住宅の老朽化に伴う建てかえの計画策定、それから実施計画、用地測量等の委託料1,440万3,000円でございます。  それから237ページをお願いいたします。  10款6項2目体育振興費でございますけれども、18節備品購入費の中に、説明欄に初度備品購入費523万3,000円とありますけれども、これは、今この項目だけで紹介したわけですけれども、今年度スポーツ拠点づくり助成金の交付金が決定したことによりまして、全国ジュニアサマーノルディックスキー大会、それから鹿角サマージャンプコンバインド大会、これを開催するものでございます。これは、初年度が1,000万円の助成ですけれども、毎年500万円ずつ10年間来ると、こういう交付金ですけれども、この目にこの開催費を計上してございます。事業費は1,300万円でございます。  241ページをお願いします。  10款6項4目学校給食費でございますけれども、15節工事請負費9,147万1,000円でございますけれども、これは花輪小学校の改築に伴いまして、給食供給を南給食センターに移行するということと、それから、給食供給校の再編を踏まえまして、南と北の給食センターの設備改修、それから一部老朽化の改修とあわせて整備する工事費でございます。  次のページをお願いします。  次のページですけれども、19節負担金、補助金及び交付金の中に、国民体育大会卓球競技会補助金5,638万2,000円ございます。これは、平成19年9月30日から10月3日まで開催する卓球競技会の補助金でございます。  それから、その下に国体デモンストレーションスポーツ行事補助金135万円ありますけれども、これは、国体の開催前に県民が世代を超えて参加しながらスポーツ活動を通じて仲間づくりを始めようということで、活力ある地域の支援を目指して開催するスポーツ行事の補助金、これは8月5日に開催予定でございます。  以上で歳出の説明を終わります。  249ページをお願いします。  249ページですが、給与費明細書でございます。  これに基づきまして、簡単に説明させていただきます。  1の特別職でございますけれども、下の方の欄の、比較の欄の議員の欄、右端の合計がマイナス182万1,000円になっていますけれども、これは議員さんが1人欠けたことによるものでございます。  それから、その下のその他でございますが、これは866万3,000円でふえてございますけれども、これは来年度選挙がございまして、立会人報酬等がふえたためによるものでございます。  それから、2の一般職でございますけれども、一般会計に計上した職員数は284人で、前年度に比較しまして15人の減となっております。その内訳は、退職者が21人、他会計からの措置者が2人で、差し引きしますと19人の減、これに採用者4人を差し引きますと合計14人が減になるということでございます。  予算の比較では、右側の下の比較の欄にありますけれども、1億2,054万円の減額になっております。なお、全会計の一般職の職員数は、前年度に比べまして17人減の316人となっております。  以上で一般会計の当初予算の説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 市民部長。 ○市民部長(高田幸良君) 議案第40号、平成19年度鹿角市国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ40億7,226万7,000円と定める。
     2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  一時借入金、第2条 地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額は2億円と定める。  歳出予算の流用、第3条 地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)各項に計上した給料、職員手当及び共済費(賃金に係る共済費を除く。)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用  (2)保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の款の流用  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  268ページをお開き願います。  2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款国民健康保険税については、前年度の課税標準額をベースに、地方税法の一部改正の影響と景気の動向を加味し、一般被保険者及び退職被保険者の国保税を算出しております。  具体的には、1目一般被保険者国民健康保険税1節現年課税分の医療給付費分については、公的年金所得に係る保険税減額の特例として2年目に当たる緩和経過措置などの税制改正の影響を受け、若干ふえると見込まれるものの、景気の影響により所得は約5.9%減と見込んでおり、被保険者数については1.8%の減、世帯数については0.4%の減を見込んで積算をしております。  その結果、積算額は約6億8,600万円となりますが、収納率を93%と見込んで6億3,798万円を当初予算措置額としております。  2目退職被保険者も合わせた1項国民健康保険税としては、前年度当初比較において約9.2%の減額となっております。  270ページをお開き願います。  4款療養給付費交付金1項1目療養給付費交付金1節現年度分の療養給付費分については、対象となっている退職被保険者数とその世帯数の増加により、歳出療養給付費の実績が伸びている経緯にありますので、直近3カ年の実績をもとに、前年度決算見込み額の3.5%伸びを見込んで計上している歳出予算に対応して、その85%相当を予算措置しております。  272ページをお開き願います。  6款共同事業交付金1項1目共同事業交付金2節保険財政共同安定化事業交付金につきましては、都道府県内の市町村国保間の保険料の平準化、財政の安定化を図るため、前年度においては、途中からレセプト1件当たり30万円を超える給付費を対象として、国保連合会が共同安定化事業として処理することになりました。この交付金ですが、新年度は12カ月分を見込んでおりますので、前年度と比較して増額となっております。  8款繰入金1項1目財政調整基金繰入金については、当予算措置後の基金残高は、これによって9,454万円となる見込みであります。  278ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  282ページをお開き願います。  2款保険給付費1項療養給付費のうち、1目一般被保険者療養給付費については、被保険者数の減を見込んでおり、医療費については、近年の実績額をもとに積算しておりますが、前年度予算額と比較し、約5,000万円の給付費の減となっております。  2目退職被保険者等療養給付費については、被保険者数の増加傾向にあることから、近年の実績額をもとに給付費も伸びを見込んでおります。  以上で説明を終わります。  298ページをお願いいたします。  議案第41号、平成19年度鹿角市老人保健事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ42億6,932万1,000円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  304ページをお開き願います。  2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款支払基金交付金1項1目医療費交付金については、歳出、医療諸費、給付費等の50%の相当額を計上しております。  2款国庫支出金1項1目医療国庫負担金については、同じく歳出、医療諸費等の経費に対する33.33%相当額を計上しております。  3款県支出金1項1目医療県負担金については、同じく8.33%相当額を計上しております。  4款繰入金1項1目一般会計繰入金については、県負担率8.33%相当額を基本に、これに職員人件費と事務費を加えた措置額となっております。  308ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  2款医療諸費1項1目医療給付費については、平成14年10月に老人保健法の改正により、75歳に対象年齢の引き上げが5年かけて行われておりますが、平成19年10月からは75歳以上の対象者となります。このため、被保険者数は、平成19年9月末までは減少が見込まれますが、10月からは増加に転ずることが見込まれることになります。近年の被保険者数の推移と医療費の実績見込み額をもとに積算しておりますが、平成19年度の平均被保険者数を前年度見込みと比較し、3.21%減の6,184人と推計し、その被保険者数の減少が影響し、前年度予算額と比較し約7.4%減の当初予算措置額となっております。  316ページをお開き願います。  議案第42号、平成19年度鹿角市介護保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ34億5,185万3,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ2,329万円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  歳出予算の流用、第2条、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合は、次のとおりと定める。  (1)保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  326ページをお開き願います。  初めに、保険事業勘定の2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款保険料1項1目第1号被保険者保険料1節現年度分、特別徴収保険料につきましては、65歳以上の年金引き去り者に係るものですが、近年の推移から保険者数が若干ふえるものと推計し、現行の所得階層区分の適用ごとに積算しております。賦課総額の85%を特別徴収の対象者と見込んで計上しております。残りの15%については、普通徴収分の対象者と見込んで計上しております。  3款国庫支出金1項1目介護給付費負担金については、施設給付費分に係る経費の15%、居宅介護給付費分に係る経費の20%相当額を積算し、計上しております。  328ページをお開き願います。  4款支払基金交付金1項1目介護給付費交付金1節現年度分については、40歳から64歳までの方、2号被保険者に係る保険料ですが、介護保険法によって定められております見込まれる保険給付費に対する31%相当額を計上しております。  330ページをお開き願います。  7款繰入金1項一般会計繰入金については、県負担と同様に12.5%相当額のルール分に事務費繰入金を加え計上しております。  334ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  336ページをお開き願います。  1款総務費3項1目介護認定審査会等費、これにつきましては、審査会が3部会、延べ63回の開催予定を見込んで、関係する経費を計上しております。  338ページをお開き願います。  2款保険給付費1項介護サービス等諸費については、前年度当初予算の計画額を12月補正及び3月補正において、実績により計画額の補正を行っておりますので、各目において前年度比較では大きな増減額となっております。平成19年度においては、前年度の給付実績と実績見込みを基本に、利用被保険者数の伸びを見込んでそれぞれの給付費を積算、計上しております。  次のページの2項介護予防サービス等諸費についても、同様の積算になっております。  なお、市の第3期介護保険事業計画における標準給付見込み額は3カ年、約100億円を見込んで、年平均33億円となっておりますが、2年次に当たる平成19年度の2款保険給付費は33億900万円の計上となっておりますので、計画額の範囲内となっております。  353ページをお開き願います。  介護サービス事業勘定の2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款サービス収入1項1目介護予防サービス費収入については、要支援者の状態に合わせ介護予防プラン作成にかかわる収入でありますが、3,086件を見込んでおります。  355ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  1款サービス事業費1項1目介護予防サービス事業費は、計画策定にかかわる人件費、事務費を計上しております。 以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第43号、ページは361ページであります。  平成19年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,601万6,000円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  367ページをお願いいたします。  歳入でありますが、主なものとして、2款1項他会計繰入金、これは一般会計からの繰入金を見込んでおります。  次のページをお願いいたします。  3款の歳出でありますが、高田の工事については、平成17年度で終了しており、今後は換地計画及び精算事務となっております。  2目事業費でありますが、主なものは人件費及び換地計画となっております。  なお、換地計画委託料につきましては、平成18年度当初で平成19年度までの期間での債務負担行為を行っております。  次のページをお願いいたします。  2款1項公債費につきましては、土地区画整理事業債の起債償還元金及び利子分をそれぞれ計上しております。  次に、379ページをお願いいたします。  議案第44号、平成19年度鹿角市下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ10億4,663万3,000円と定める。  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  債務負担行為、第2条、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、「第2表 債務負担行為」による。  地方債、第3条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第3表 地方債」による。  一時借入金、第4条、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入れの最高額は、4億円と定める。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  382ページをお開き願います。  第2表の債務負担行為でありますが、平成19年度の鹿角市水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金、期間を平成20年度から24年度、限度額としては、金融機関が融資した額に対する利子相当分を限度としております。  平成19年度鹿角市水洗便所改造資金損失補償につきましては、平成19年度から22年度、限度額としましては、金融機関が融資した額の10%に相当する額としております。  また、処理場建設工事委託料につきましては、平成20年度から21年度、4億7,700万円としております。これは、湯瀬の建設工事の分であります。  第3表地方債でありますが、起債の目的でありますが、下水道整備事業、それから資本費平準化、特別措置分ということで、限度額をそれぞれ定めております。  386ページをお願いいたします。  2の歳入でありますけれども、1目下水道負担金は、下水道受益者からの負担金を見込んでおります。  2款使用料につきましては、下水道使用料、月平均6万8,200立方の使用を計上しております。  それから、3款1項国庫補助金でありますが、これは湯瀬の下水道事業に係る下水道の補助金、事業費2億1,000万円の2分の1を計上しております。  また、汚水処理施設の整備交付金につきましては、これも湯瀬処理区でありますが、8,000万円の10分の5.5を計上しております。  4款繰入金1項他会計繰入金につきましては、一般会計からの繰入金を予定しております。  次のページをお願いいたします。
     7款の市債でありますが、地方債でも説明いたしましたが、下水道整備事業債、資本費平準化債、特別措置分を計上しております。  次のページをお願いいたします。  3の歳出でありますけれども、1款1項1目一般管理費につきましては、施設の維持管理に係る経費分であります。主なものとしては、需用費の光熱水費は大湯真空ステーション、西道口ほか9カ所のマンホールポンプ施設等の電気料及び水道料であります。  また、役務費の手数料ですが、水質検査17カ所の手数料が主なものであります。  13節委託料につきましては、平成18年度整備されました下水道台帳整備の分の委託、また下水道管渠のテレビ調査、大湯真空ステーションの施設管理が主な委託内容となっております。  15節工事請負費は、マンホール、下水道管補修工事、特定交通安全施設整備に伴う下水道管移設が主なものであります。  負担金の流域下水道鹿角処理区維持管理費負担金ですけれども、これは平成18年度の鹿角市からの流入量の実績、それから維持管理の実績等から平成19年度の見込み額を計上しております。  また、汚泥焼却施設の負担金につきましても、過去の実績から平成19年度の見込みを計上しております。汚泥の流入見込みは、年間845トンとなっております。  次のページをお願いいたします。  2目事業費でありますが、13節委託料ですが、湯瀬処理区浄化センター建設工事及び管渠工事、また実施設計が主な委託料となっております。  15節工事請負費ですが、補助金として延長2,720メートル、単独分として1,100メートルを予定しております。  次のページをお願いいたします。  19節負担金、補助金及び交付金の流域下水道鹿角処理区建設費負担金は、鹿角処理センターの処理施設、塩素混和池の整備工事費の負担金であります。  補償費につきましては、公共下水道に伴う水道管移設の補償が主なものとなっております。  2款1項公債費は、起債償還元金及び利子、一時借入金の利子を計上しております。  次に、402ページをお願いいたします。  議案第45号、平成19年度鹿角市農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億2,494万6,000円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  地方債、第2条 地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  405ページをお願いいたします。  第2表の地方債ですが、起債の目的は、農業集落排水事業、限度額を1億8,400万円としております。  次に、409ページをお願いいたします。  歳入でありますが、主なものは2款1項使用料、これは農業集落排水使用料であります。これは小豆沢地区の分であります。  それから、3款1項国庫補助金につきましては、汚水処理施設整備交付金、これは谷内、永田の農業集落排水事業の分であります。事業費の2分の1を計上しております。  4款1項県補助金でありますが、農業集落排水償還助成事業の補助金、平成18年度事業の10分の1を計上しております。  次のページをお願いいたします。  6款では、他会計繰入金ということで一般会計からの繰入金を見込んでおります。  次のページをお願いします。  市債でありますが、農業集落排水事業債1億8,400万円を見込んでおります。  次のページをお願いいたします。  歳出、1款1項1目一般管理費ですが、小豆沢処理区及び中継ポンプ場などの施設の維持管理が主なものてあります。  2目事業費につきましては、主な内容でありますが、農業集落におけるし尿、生活雑排水の処理施設を整備し、生産性の高い農業の実現と活力ある農業社会の形成を図るために、谷内、永田の整備を引き続き行うものであります。  次のページをお願いいたします。  13節委託料、それから15節工事請負費、これは谷内、永田地区の処理施設の設計及び処理場の機械電気工事が主な内容となっております。  2款1項積立金につきましては、農業集落排水事業債の償還基金の積立金を計上しております。  公債費につきましては、農業集落排水事業の起債償還元金及び利子を計上しております。  次に、427ページをお願いいたします。  議案第46号、平成19年度鹿角市簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億2,994万4,000円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  地方債、第2条、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  430ページをお願いいたします。  第2表の地方債でありますが、起債の目的は、簡易水道整備事業、限度額を5,500万円としております。この事業内容につきましては、湯瀬地区の簡易水道の整備に係るものでありますが、取水施設、導水管等の設置のための起債をするものであります。  434ページをお願いいたします。  歳入でありますが、1款1項は水道使用料であります。これは、簡水の4地区の使用料を見込んでおります。  あと3款1項他会計からの繰入金ということで、一般会計からの繰入金を見込んでおります。  次のページをお願いいたします。  5款1項雑入でありますが、他事業関連の配水管移設補償費、これは湯瀬の公共下水道関連の分であります。  それから、6款1項市債につきましては、簡易水道整備事業債を見込んでおります。  次のページをお願いいたします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費ですが、これは4施設に係る管理費で、主なものは人件費、検針、集金委託料、消費税等であります。  2目施設管理費につきましては、需用費の修繕料は、漏水及び検針機器類の修理であります。  役務費の手数料関係につきましては、水質検査の手数料が主なものであります。  委託料につきましては、施設管理及び保守点検のほか、冬期間における湯瀬浄水場までの除雪委託料が主なものであります。  次のページをお願いいたします。  15節工事請負費ですが、湯瀬処理区の簡易水道施設整備の工事費が5,500万円、湯瀬地区の公共下水道関連の水道管移設工事が600万円となっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 446ページをお願いします。  議案第47号、平成19年度鹿角市大湯財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算、第1条 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ521万4,000円と定める。  2.歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、「第1表 歳入歳出予算」による。  平成19年3月5日提出。鹿角市長。  452ページをお願いします。  財産区会計の予算総額は、対前年度比で71.7%の減でございます。これは、大湯の街灯整備事業が終わったということが主な原因でございます。  それでは、2の歳入から説明申し上げます。主なものです。  1款1項1目温泉使用料でございますけれども、これは8件分、温泉の使用料でございます。53万5,000円です。  それから、下の3款財産収入でございますけれども、1節土地建物貸付収入ですが、これは、区有地の水路敷とかそういうものですけれども、49件分の貸付収入429万9,000円でございます。  456ページをお願いします。  3の歳出でございますけれども、主なものですが、2款1項2目財産管理費の中の賃金、これは保育賃金でございまして、造林地の見回りとか、そういうものの賃金244万5,000円でございます。  460ページをお願いします。  3款2項繰出金でございますけれども、一般会計繰出金45万6,000円ですが、これは夏と冬のお祭分、これを一般会計へ繰り出しするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第48号、平成19年度鹿角市上水道事業会計予算でありますが、第1条 平成19年度鹿角市上水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  以下条文の説明は省略させていただきます。  次のページをお願いいたします。  平成19年度3月5日提出。鹿角市長。  479ページをお開きください。  それでは、479ページからご説明申し上げます。  収益的収入及び支出でありますが、1款水道事業収益1項営業収益でありますが、1目給水収益は、昨年と比較しまして332万7,000円減の5億2,955万6,000円を見込んでおります。  2目受託工事収益は570万円を見込んでおりますが、これは他事業関連によります配水管布設がえの工事に伴います給水装置受託工事収益であります。  次に、2項営業外収益でありますが、2目雑収益、これは設備資金の預託金、それから下水道使用料等徴収事務負担金が主なものであります。  次のページをお開き願います。  支出でありますが、1款1項1目原水及び浄水費につきましては、その主なものは人件費、それから施設管理委託費の615万3,000円、浄水場等の動力費、水処理のための薬品等が主なものとなっております。  次に、2目配水及び給水費の主なものにつきましては、人件費、それから委託料の770万円ですが、水道管路図作成業務、それから漏水調査業務がその主なものとなっております。  483ページをお開き願います。  修繕料につきましては、配水管等の漏水修理に係る経費、それから検満メーター等の交換修理、消火栓の移設やその他修繕等がその内容となっております。  3目受託工事費は、他事業関連と石綿管更新事業による給水装置受託工事費として1,070万円を計上しております。  次に、4目総係費の主なものでありますが、人件費が主なものとなっております。  次のページをお願いいたします。  次が485ページになります。  委託料でありますが、集金・検針委託に係る委託料、それから上下水道システム、料金システム等の保守に係る委託料が主なものであります。  賃借料につきましては、上下水道料金調定システム及び水道検針システムを計上しております。  5目減価償却費は、建物、構築物、機械及び装置に係る固定資産減価償却費で1億5,003万3,000円を計上しております。  2項営業外費用でありますが、1目支払利息及び企業債取扱諸費は、企業債償還利息であります。  2目雑支出につきましては、水道設備資金預託金が主なものであります。
     3項特別損失でありますが、1目固定資産除却損は、配水管移設工事に伴う配水管除却損として1,000万円を見込んでおります。  次のページをお願いいたします。  資本的収入及び支出でありますが、収入の1款1項1目補償費は、他事業関連によります配水管移設補償費を見込んでおります。  2款補助金1目国庫補助金は、砂子沢ダムに係る水道水源開発等施設整備補助金、石綿管更新事業に係る水道管路近代化推進事業の補助金を見込んでおります。  それから3項1目企業債ですが、目的別ですが、設備改良事業、配水管整備事業、老朽管更新事業と水源開発等施設整備事業を予定しております。  4項出資金1目他会計出資金ですが、これは水源開発等施設整備事業への一般会計からの出資金で、鹿角市の事業費分であります3,773万円から補助金を差し引いた3分の2が出資金となりますので、1,257万6,000円を計上しております。  次のページをお願いいたします。  支出でありますが、1款1項建設改良費の2目設備改良費ですが、工事請負費に1億7,000万円を計上しております。浄水施設関係では、十和田浄水場の塩素注入器、それから尾去沢の濾過器電動弁交換工事、石綿管交換等の配水管の更新工事として事業費を予定しております。  3目施設拡張費につきましては、その主なものは人件費、それから工事費が主なものとなっております。  4目他事業関連施設整備費ですが、公共下水道関連、それから国道改良工事、市道改良によります配水管の移設工事費を計上しております。  5目水源開発事業費は、砂子沢ダム建設参加に伴います負担金であります。負担金は、平成19年度の予定工事が34億3,000万円となっておりますので、鹿角市負担分の1.1%相当額を計上するものであります。  2項1目企業債償還金は、政府と公債費合わせて1億4,617万5,000円を計上しております。  以上で平成19年度の上水道関係の説明を終わらせていただきます。 ○議長(中西日出男君) 提案理由の説明を終わります。  以上で、本日の議事はすべて終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。     午後2時46分 散会...