鹿角市議会 > 2006-12-04 >
平成18年第7回定例会(第1号12月 4日)

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  1. 鹿角市議会 2006-12-04
    平成18年第7回定例会(第1号12月 4日)


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    平成18年第7回定例会(第1号12月 4日)    平成18年12月4日(月)午前10時開会  開会  開議  議長報告 第1 会議録署名議員の指名 第2 議会運営委員長報告 第3 会期の決定 第4 市長行政報告 第5 鹿角広域行政組合議会報告 第6 決算特別委員会審査報告     質疑 第7 報告事件の審議     討論、採決 第8 議案の上程     議案第107号から議案第121号まで     説明、質疑 第9 議案及び請願・陳情の付託  散会 ─────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名  2 議会運営委員長報告  3 会期の決定  4 市長行政報告  5 鹿角広域行政組合議会報告  6 決算特別委員会審査報告  7 報告事件の審議  8 議案の上程     議案第107号 字の区域の変更について     議案第108号 市営土地改良事業(農道)の計画変更について     議案第109号 市営土地改良事業農業用用排水施設)の計画変更について     議案第110号 市道路線の認定について     議案第111号 市道路線の廃止について     議案第112号 市道路線の変更について     議案第113号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について     議案第114号 秋田県市町村会館管理組合規約の一部変更について     議案第115号 秋田県後期高齢者医療広域連合の設置について     議案第116号 平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)     議案第117号 平成18年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)     議案第118号 平成18年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)     議案第119号 平成18年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第120号 平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第121号 平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)  9 議案及び請願・陳情の付託 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)       1番  倉 岡   誠 君     2番  吉 村 ア イ 君       3番  浅 石 昌 敏 君     4番  海 沼 信 義 君       5番  中 西 日出男 君     6番  宮 野 和 秀 君       7番  福 島 壽 榮 君     8番  阿 部 博 文 君       9番  石 川   徹 君    10番  黒 澤 一 夫 君      11番  栁 舘 一 郎 君    12番  髙 杉 正 美 君      13番  田 村 富 男 君    15番  勝 又 幹 雄 君      17番  石 川 幸 美 君    18番  米 田 健 一 君      19番  村 木 繁 夫 君    20番  児 玉 政 芳 君      21番  大 里 恭 司 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(1名)      16番  阿 部 佐太郎 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長           児 玉   一 君 助役           松 浦 春 男 君 教育長          織 田 育 生 君 代表監査委員       田 中 正 美 君 総務部長         松 岡   昇 君 市民部長         高 田 幸 良 君 産業建設部長       二ツ森   要 君 教育次長         米 田 公 正 君 国体事務局長       馬 淵 晴 彦 君 市民部次長        小田島 秀 夫 君 産業建設部次長      豊 下   茂 君 産業建設部次長      成 田 喜代美 君 農業委員会事務局長    佐 藤 光 正 君 総務部付次長待遇     齊 藤 寛 樹 君 総務企画課長       鎌 田 邦 夫 君 財政課長         中 山 一 男 君 選挙管理委員会事務局長  中 村 成 男 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長         奈 良 勝 哉 君 次長           廣 林   剛 君 主査           大 里 宏 昭 君 主任           田 原 智 明 君 主事           木 村 幸 樹 君     午前10時00分 開会 ○議長(中西日出男君) ただいまから第7回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(中西日出男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付いたしております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(中西日出男君) これより議長報告をいたします。  初めに、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、11月27日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  また、10月20日から11月30日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者、並びに会議規則第159条第1項ただし書きの規定に基づき、議長により決定した議員派遣につきましては、別紙、一覧表のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により9番石川 徹君、10番黒澤一夫君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 議会運営委員長報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第2、議会運営委員長の報告を受けます。  本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、去る11月27日に議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。議会運営委員長、米田健一君。     (議会運営委員長 米田健一君 登壇) ○議会運営委員長(米田健一君) 私から、第7回鹿角市議会定例会にかかわる議会運営委員会を去る11月27日に開催しておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  お手元に会期・議事日程表をお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  まず、会期でございますが、本日4日から20日までの17日間としております。  次に、議事日程でございますが、本日4日は本会議で、議事日程第1号により進めてまいります。  12月5日から11日までの7日間は、議案精査及び休日のため休会となります。  12月12日は、一般質問の1日目として、議事日程第2号により進めてまいります。  翌13日は一般質問の2日目とし、議事日程第3号により進めてまいります。  12月14日、15日及び18日の3日間は、付託事件の審査のため常任委員会としております。  16日、17日は休日のため、また、19日は事務整理のためそれぞれ休会となります。  12月20日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。  以上の会期、議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長(中西日出男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。よって、議会運営委員長の報告を終わります。     (議会運営委員長 米田健一君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 会期の決定 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第3、会期の決定を行います。  お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいま議会運営委員長より報告がありましたとおり、本日より12月20日までの17日間と決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 市長行政報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君 登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  平成18年第7回鹿角市議会定例会の開会に当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、共動の推進についてでありますが、共動の意味やねらい、共動を進めていくための基本的な考え方、具体的な取り組みなどをわかりやすく整理するため、共動指針づくりに取り組んでおりましたが、これまで6回開催した共動指針検討市民会議における意見も踏まえ、ふれあいパートナーの「かづの21プラン」と原案の作成を行い、庁内の共動推進本部会議において素案として取りまとめております。  共動指針の素案は、11月の広報に合わせ、パブリックコメント用の概要版を全世帯に配布するとともに、素案全文を市民センター等に配置して公表しており、パブリックコメントや先ごろ開催したコミュニティミーティングでいただいたご意見も踏まえ、12月中には本市の共動の理念を具現化した共動指針を決定し、今後の施策の展開に生かしながら、市民の啓蒙に努めてまいります。  次に、コミュニティミーティングについてでありますが、今年度は、テーマを「共動が支える地域づくり」として、11月14日から22日まで市内4地区で開催し、177人の方々からご参加をいただいております。  意見交換では、共動指針素案についてのご意見や、鹿角組合総合病院精神科の存続、敬老会、粗大ごみ収集などについて率直なご意見をいただいておりますが、精神科の存続については、市民団体の方から、行政と連携し医師を招聘したいとの積極的な意見も出されるなど、市民との直接対話により議論を深めることができたと考えております。  市政運営に当たっては、市の施策や方針を市民に理解していただくとともに、地域づくりに対し、市民の積極的な参加を得ることが重要でありますので、このコミュニティミーティングにつきましては、より多くの市民から参加していただけるよう、開催方法や周知の仕方を工夫しながら、今後も継続実施してまいりたいと考えております。  次に、農業関係についてでありますが、県北地域の平成18年産水稲の作柄は、7月の日照不足が懸念されたものの、8月から9月にかけて好天が続いたことから、作況指数は、県平均同様に「100」の平年並みとなり、全国の「96」、東北地区の「99」を上回っております。また、病害虫の発生が平年に比べ少なかったこともあり、本市の1等米比率は約95%で、県平均の91.7%を上回っております。  主要農産物では、「北限のもも」の作付面積が順調に拡大し、ことしの実績では、出荷量は前年比64.5%増の121トン、販売額は前年比88%増の5,691万5,000円となっております。市場の評価や消費者の反応もよいことから、さらなる面積拡大に支援していくとともに、「北限のもも」 の産地としての評価を高めるため、安定した品質と生産量の確保に向けた取り組みにも力を入れてまいりたいと考えております。  畜産については、秋季子牛市場平均取引価格が、前年比5.9%増の31万6,241円と、昨年に引き続き高値で推移していることから、繁殖牛飼養農家にとっては絶好の機会ととらえ、特別導入事業等の活用を進めながら、増頭を進めてまいります。  農地・水・環境保全向上対策支援事業の平成19年実施に向けた取りまとめ状況につきましては、農家集落126集落のうち、現時点での事業要望集落は23集落となっており、今後は、活動組織への事業説明や活動計画、規約の作成等、来年4月の協定の締結に向けて指導してまいります。  担い手対策につきましては、去る10月25日、谷内地区市民センターを会場に、第2回目の知事あぜ道ミーティングが開催され、集落営農の課題などについて話し合いが行われておりますが、市といたしましても、集落座談会において、新対策の周知徹底や担い手の確保・育成に向けた対策の説明を行っており、2集落が年度内の法人組織化に向けた動きを見せております。  また、認定農業者や中核的農家への移行調査を実施しており、結果をもとに、新対策の対象要件となる4ヘクタール以上の農地集積を図るよう、適切な指導をしてまいります。  なお、中山間地域総合整備事業十和田地区につきましては、全体計画に対し78.8%の進捗率となっておりますが、地域との協議の結果、農道及び農業用用排水施設の変更の必要性が生じたため、本定例会に市営土地改良事業の計画変更をご提案申し上げております。  次に、雇用情勢についてでありますが、新規学卒者就職内定状況については、来年、鹿角管内の高校を卒業する生徒数は387人でありますが、10月末現在、縁故、公務員等を除いた就職希望者は129人となっており、このうち、県内就職希望者は56人で、昨年同月の県内就職希望者と比較して2人の減となっております。  また、県内就職内定率は60.7%と、昨年同月に比較して3.1ポイント下回っており、内定率100%の早期達成を目指し、引き続き関係機関・団体等との連携を図り・事業所への働きかけを行ってまいります。  次に、観光関係についてでありますが、9月から10月の秋の観光シーズンの観光客の入り込み状況につきましては、比較的好天に恵まれた9月は前年並みを確保したものの、10月は初旬の悪天候の影響もあり、全体では昨年を3%ほど下回っております。これから冬季の観光シーズンに入りますが、今年度は、本市において冬季国体も予定されており、十和田湖冬物語といったイベント、十和田八幡平観光物産協会が中心となって進めている冬の企画「雪の万華鏡」、及び県主催の冬季誘客キャンペーンへの参画や宣伝活動を通して、誘客を図ってまいりたいと考えております。  十和田八幡平国立公園指定十和田地区70周年・八幡平地区50周年記念事業につきましては、去る11月4日に行われた鹿角市文化講演会及び環境フォーラムにおいて発表したイメージソングの制作をもって、当初計画をしておりました事業は一通り終了しましたが、イメージソング「この空でつながっている」は、皆様から大変好評をいただいており、今後、CDの学校などへの配布や市販化等を通じ、普及を図ってまいります。  次に、韓国旅行エージェントトップセールスについてでありますが、秋田県市長会の呼びかけにより、秋田合同ソウルセールス事業が、去る10月26日から28日の2泊3日の日程で行われ、県内の各首長とともに参加してまいりましたが、本市からは、私のほか観光商工課の職員、観光事業者の方々が参加し、本市の観光資源の宣伝を行うとともに、韓国大手の旅行代理店と本市単独での懇談の場を設け、売り込みを図ってまいりました。  今回のセールス事業の成果として、先ごろ旅行代理店の関係者による本市へのツアーが企画実施され、今回商談を行った代理店では、日本担当チームに対し、本市を中心とした商品造成と販売に力を入れるよう指示が出ていると伺っておりますが、加えて、今回の商談においては、本市の地理的条件を理解していただき、青森空港の利用も可能であることをPRできたことに大きな意義があったと考えております。  本市を訪れる韓国人旅行者の数は、近年急激な伸びを見せておりますが、今回のセールスでは、近郊のスキー場やゴルフ場を活用した旅行商品を提案しておりますので、今後、さらなる増加が期待できるものと考えており、受入れ体制の整備につきましても、今年度実施されている観光事業者を対象にした韓国語講座の開催のほか、さらなる充実に向けて関係機関と連携、協力してまいります。  次に、建設関係についてでありますが、市道除雪につきましては、去る11月28日に除雪会議を開催し、今シーズンの除雪方針を説明するとともに、準備態勢を整えたところでありますが、今年度は、「秋田県除雪効率化モデル道路網」として4路線3.9キロメートル区間において、県と市が連携し、所管にとらわれない効率的な除雪を行う予定としております。  また、昨年度の豪雪も踏まえ、雪捨て場の変更等、細かな見直しも行っておりますが、高齢者世帯などの間口除雪につきましては、自治会等への協力や福祉団体等の制度活用を促すなど、市民の皆様のご理解とご協力を得ながら、来るシーズンに向けて万全を期してまいります。  東山スポーツレクリエーションエリア利活用推進事業につきましては、本年6月から整備を進めてまいりました「ふれあいパーク」並びに「スケートボードパーク」が完成し、それぞれ去る10月6日及び10月15日のオープンと同時に、多くの家族連れや若者などでにぎわいながら、11月末で今シーズンを終了したところであります。  また、「パークゴルフ場」につきましては、12月20日までの工期としておりますが、工事は順調に進んでおり、来年早期のオープンを目指すとともに、さらに施設機能の充実を検討してまいりたいと考えております。  次に、福祉保健関係についてでありますが、障害者に対する相談支援事業につきましては、これまで市町村と都道府県に実施主体が分かれておりましたが、障害者自立支援法の施行により、10月からは障害の種別にかかわりなく市町村に一元化して実施することとなりました。  これに伴い、本市においては、障害者センター及び障害者地域活動支援センターの職員の増員や福祉専門職員の配置により、障害児や精神障害者への相談支援にも対応できるように機能強化を図っております。  こころの健康づくり事業につきましては、県、秋田大学医学部、本市の共同実施により、自殺予防対策モデル事業を3カ年計画で実施しておりますが、今年度は地域住民の心の健康状態を把握するため、30歳から69歳までの市民を対象にアンケート調査を行っております。  この調査結果については、11月24日から12月9日にかけて市内6地区において、秋田大学医学部の先生を講師とし、報告会を実施中でありますが、今後は、調査結果等を踏まえ、身近な健康問題として市民の自殺予防意識の向上に努めてまいります。  次に、教育関係についてでありますが、いじめが原因と見られる児童・生徒の自殺が全国で多発しておりますが、本市においては、去る10月11日、全小・中学校に緊急いじめ調査を実施し、その結果、軽微なものも含め28件のいじめ、あるいはそれに類する報告がありました。また、市教育委員会に対しても直接3件の相談があり、直ちに学校と連絡をとり、早急な対応をとるよう指示をしております。  報告のありましたいじめのほとんどは既に解決済みでありますが、今後ともいじめへの対応については、「芽」のうちからの早急な対応をとるよう各学校に求めたところであり、各学校においては、定期的なアンケート調査の実施、週1回の面談、毎日の日記などから、子どもの状況を把握し、サインを見逃さないよう努めております。また、学校によっては、11月を教育相談期間として、必要に応じていつでも相談できる態勢もとっております。  さらに、市内には2校にスクールカウンセラーが配置されており、専門的な知識を持った方による適切な対応により成果を上げております。カウンセラーは、特定の学校に在籍しているものの、要請があれば柔軟に対応することとしており、対象が児童生徒に限らず保護者や教師も含まれていることから、さらなる効果を期待しているところであります。  市教育委員会においては、現在10月11日以降の対応の状況といじめの現況について調査しており、今後は、不登校調査とあわせ学期ごとの報告を求めるとともに、いじめ関連の通知等の資料がどう活用され、またそれらの趣旨の周知が図られたのか学校の取り組み状況の把握と情報交換に努め、引き続き迅速かつ適切な指導・助言を行うこととしております。  中学校の駅伝大会につきまして、去る11月2日・3日、秋田市で行われた東北中学校駅伝競走大会に、本市から男子は花輪一中と八幡平中、女子は八幡平中学校が出場し、女子の部で八幡平中学校が見事に優勝をいたしました。12月15日・16日には、山口県で全国大会が開催され、男子は花輪一中、女子は八幡平中が出場いたしますが、彼らの走りに大いに期待したいところであります。  本市においては、今年度、サマージャンプ・コンバインド大会全日本スキー連盟の公認大会として開催し、長野オリンピック金メダリストの船木選手を初め、昨年の約3倍となる194名の選手の参加のもと、盛会裏のうちに終了したところでありますが、さらに、総務省、文部科学省が合同で立ち上げた「スポーツ拠点づくり推進事業」に、「全国ジュニア・サマー・ノルディック・スキー大会イン鹿角」の平成19年度事業採択を目指し、積極的に活動を展開しているところであり、全国の青少年があこがれ、目標にするようなスポーツ拠点の形成を進め、「スキーのまち、駅伝のまち鹿角」の定着に努めてまいります。  次に、世界文化遺産暫定リストへの追加募集についてでありますが、文化庁の募集の発表を受け、本市では、国指定特別史跡大湯環状列石について、リスト登載に必要な提案書を去る11月15日に県に提出いたしました。  その後、県では北秋田市の伊勢堂岱遺跡とともに文化庁に提出しておりますが、単独での世界遺産の登録は難しいとされており、縄文文化圏域として北東北3県と北海道を軸に、県及び関係市町村と連携し、今後の対応を講じてまいりたいと考えております。  次に、国体についてでありますが、国体のプレ大会として、去る10月27日から29日に開催された全日本卓球選手権大会は、市民ボランティア地元小・中学校、高校生、それに関係団体等、多くの皆さんのご協力をいただき、円滑な大会運営をすることができました。  本大会は、国内トッププレーヤーによる熱戦を間近に見る貴重な機会となり、来年9月の国体卓球競技会の大きな盛り上がりにつながるものと期待をしております。  冬季大会スキー競技会までは2カ月余りとなり、本番に向けて詰めの段階に入っておりますが、国体は、全国から訪れる役員、選手団を初め多くの方々に、本市の恵まれた風土、歴史・文化、観光・物産等の情報発信をする絶好の機会でもありますので、開催に当たりましては、県及び関係機関、団体等との密接な連携・協力のもと、総力を挙げて大会運営に取り組んでまいりますとともに、一期一会の気持ちで友情の輪を広げ、本市ならではのすばらしい思い出を持ち帰っていただけるよう、市民一丸となって歓迎態勢に万全を期してまいりたいと考えております。  次に、12月補正予算の概要についてでありますが、一般会計補正予算の主な内容は、国庫及び県支出金などの内示を受けたことによる事業費の計上や、市道除雪対策費の追加、地方財政法に基づく財政調整基金積立金の計上のほか、精算見込みによる事業費の調整などとなっております。  また、特別会計につきましては、上水道事業会計を含め5特別会計について、それぞれ精算見込みに基づく調整を中心に所要の補正をいたしております。  本定例会には、字の区域の変更案件1件、市営土地改良事業の計画変更案件2件、市道案件3件、一部事務組合の規約変更等にかかわる協議案件2件、広域連合の設置にかかわる協議案件1件、補正予算案件6件、合わせて15件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、可決賜りますようお願いをいたします。     (市長 児玉 一君 降壇) ○議長(中西日出男君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 鹿角広域行政組合議会報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第5、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。鹿角広域行政組合議会議長、田村富男君。     (鹿角広域行政組合議会議長 田村富男君 登壇) ○鹿角広域行政組合議会議長(田村富男君) 私から、鹿角広域行政組合議会にかかわる所管事項についてご報告いたします。  平成18年11月14日に、鹿角広域行政組合議会全員協議会が、環境衛生センターごみ処理場会議室で開催しております。案件は、「ごみ処理施設給じんコンベア爆発事故」についてで、事務局と建設メーカーである神鋼環境ソリューションから、事故の経緯及び原因等の報告を受け、今後の事故防止対策について協議しております。  爆発事故があったのは、10月25日に、ごみ処理場施設内の給じんコンベアが爆発、上ぶたや底板などが破損したものであります。  建設メーカーは、この原因は分別されなかった鉄パイプの除去後に、運転マニュアルを誤認した不適切な操作が重なった極めて偶発的な事故との説明がなされております。また、再発防止策として、排気システムの見直しやオペレーターの再教育など、安全運転対策の指導を徹底したいとしております。  これに対して、議員から、破損交換した機器の保証期間の延長などを求めましたが、建設メーカーは持ち帰って社内で検討するとして回答を保留しております。  次に、平成18年12月1日に、第4回鹿角広域行政組合議会定例会が開催されております。当日提案された補正予算案件を含む議案2件、決算認定案件2件、合わせて4件の審査結果をご報告いたします。  所管報告の中で、建設メーカーから、給じんコンベアの保証期間の延長については、補修完了日から2年間を新たに設定したなどの報告がなされております。  議案第11号平成18年度鹿角広域行政組合一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、本案は、消防職員の中途退職者による人件費の減額、施設の小破修繕及び施設の用役費の追加が主なもので、本案については原案可決としております。  詳細につきましては、お手元に配付しております資料1をご参照願います。  次に、議案第12号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更については、消防組織法の全条文にわたって見出しなどの整理を行ったことに伴う、条ずれの整理をするもので、本案については原案可決としております。  次に、認定第1号平成17年度鹿角広域行政組合一般会計歳入歳出決算並びに認定第2号平成17年度鹿角地域ふるさと市町村圏基金特別会計歳入歳出決算についてでありますが、この内容については、資料2、3に記載されているとおりでございます。  一般会計については、歳入総額19億2,223万9,403円に対し、支出済額は18億8,415万6,337円で、差し引き3,808万3,066円が平成18年度へ繰り越されるべき金額となっております。  また、ふるさと市町村圏基金特別会計については、歳入総額110万8,421円に対し、支出済額は60万2,930円で、差し引き50万5,491円が平成18年度へ繰り越されるべき金額となっております。  以上により、認定第1号並びに認定第2号について審査した結果、本案についてはいずれも認定としております。これで壇上からの報告を終わります。     (鹿角広域行政組合議会議長 田村富男君 降壇) ○議長(中西日出男君) 鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 決算特別委員会審査報告 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第6、決算特別委員会に付託いたしました認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第10号平成17年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの9件について、その審査の結果と経過について委員長の報告を受けます。決算特別委員長、髙杉正美君。     (決算特別委員長 髙杉正美君 登壇) ○決算特別委員長(髙杉正美君) 私から、去る9月19日の本会議において、当決算特別委員会に付託されました認定第2号から認定第10号までの9件について、その審査の経過と結果について報告いたします。  審査に当たりましては、各会計にかかわる歳入歳出決算書及び事項別明細書並びに主要事業執行実績報告書、監査委員の審査意見書を照らし合わせ、慎重に審査いたしております。  以下、付託の順に従い報告いたします。  初めに、認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、質疑の主なものについて申し上げます。  まず、歳入についてですが、1款市税では、個人の市民税が減少している要因についてただしております。  これに対し、主な要因としては所得形態別で6割を占めている給与所得の低下によるもので、率について2.7%の減となっているとの答弁がなされております。  また、このことに関連し、市長は、強い鹿角、やさしい鹿角という公約を掲げているが、本市で働いている方々、給与所得者のみならず、事業者所得の向上についての考えをただしております。  これに対し、景気の低迷により、現状では給与所得だけでなく、ほとんどの事業所が減収となっている。雇用の確保を一番の柱として企業誘致だけでなく、地場企業の強化育成にも力を入れて施策を展開しているが、成果が出るのはタイムラグがあると考えている。市民の所得向上についても長年の懸案事項であるので、これからも前向きに取り組んでいきたいとの答弁がなされております。  次に、19款諸収入、雑入の収入未済額の給食費、テナント料の内容についてただしております。  これに対し、給食費の滞納は、年々増加傾向にあるが、今後、学校ともども保護者に理解を願って納付していただけるように継続して働きかけたい。テナント料については、鹿角ピアのテナント料であり、平成17年度で262万9,848円の未済であるとの答弁がなされております。  次に、20款市債について、対前年比が38%、約7億円減額したことについてと、平成15・16・17年度の残高についてただしております。  これに対し、平成17年度における市債の減額については、大きな建設事業がなかったことなどが主な要因である。  市債の残高については、一般財源ベースで、億単位で申し上げますと、平成15年度は158億円、平成16年度は156億円、平成17年度は153億円となっている。このような財政状況下であるので、今後、償還を超える起債の借り方は、健全財政を維持する観点から好ましくないため、調整しながら進めていきたいとの答弁がなされております。  また、国の三位一体の改革の中で税源移譲があるが、鹿角市の今後の方向について、市の考えをただしております。  これに対し、税源移譲により平成16年度から18年度までの所得譲与税が交付されるが、平成19年度からは市民税に移る。個人分については、税率が変更されて税額はふえるが、財政面では国庫補助負担金の削減額には及ばなく、歳入減となる。国の改革に準じて市も行財政改革を行っており、最小の経費で最大の効果を上げるよう現在取り組んでいるとの答弁がなされております。  次に、平成17年度決算における歳入欠陥について説明を求めたのに対し、事務引き継ぎ時のデータ入力のミスによる老人福祉費、国・県交付金の交付申請漏れがあり、約190万円の歳入欠陥が生じた。あってはならないことであり、今後チェック体制を強化し、適正な事務管理に努力したいとの答弁がなされております。  次に歳出について申し上げます。  まず、2款総務費についてでありますが、1項1目庁舎管理委託料について、入札により契約しているが、前年度との金額の比較、落札した業者などの内容についてただしております。  これに対し、委託業務は、空調等の機械業務、清掃業務で指名競争入札をしている。警備については、常駐警備と機械警備を併用しているこめ、システムを更新するためには膨大な経費が必要となることから、随意契約としている。清掃業務は、入札の結果、昨年度とは業者は変わっており、金額的には昨年度と比較して約700万円の減額となっている。また、機械設備運転保守業務の業者は変わっていないとの答弁がなされております。  次に、1項3目人事管理費に関連して、現在の職員研修の内容及び女性管理職への登用についてただしております。  これに対し、外部研修と庁内での研修に分けられるが、外部研修では先進的な技術、知識の習得を期待したい。庁内の研修については、ワーキンググループ形式による計画立案や職員の意識改革を図っていきたいとの答弁がなされております。  また、女性の管理職への登用については、過去には、女性職員の役割を固定したこともあったが、現在はそのようなことはなく、班長クラスへの登用、しかる後に管理職という職階となっているので、まず班長クラスへの登用を進めていきたいとの答弁がなされております。  また、委員からは、庁内の職員に対する研修として専門的な研修を取り入れる考えがあるのかただしております。  これに対し、既存の組織の協議会、連絡会等での中での専門的研修会を利用すると同時に、市単独でも必要に応じ、検討しながら取り組んでいきたいとの答弁がなされております。
     次に、1項14目諸費の生活バス路線対策事業のあり方をただしております。  これに対し、バス運行業務は、利用客の少ない路線もあり、経営的にも厳しい状況にありながら路線運行に努力いただいているが、さらに今後、県の方でも補助について見直しをするという計画もある。市民の足として重要なものであることから、さらに状況を精査しなければならないとの答弁がなされております。  委員からは、商工会でも独自の考えがあるように聞いているが、協議しながら、より市民のためになるような前向きな進め方をしていただきたいとの要望が出されております。  次に、3款民生費についてでありますが、1項3目老人保護措置費の養護老人ホーム和光園の建設は、実施計画に登載されているが、今後の市の考え方についてただしております。  これに対し、和光園については、実施計画上は平成19年度に用地買収、平成20年度に建設ということになっている。しかし、県では、平成20年度以降の福祉施設建設計画の結論が出ておらず、また交付金制度で支出する補助率が低下しているため、全体計画の見直しも含めて検討しなければならなく、また、財源においては、圏域も関係することであるため、十分協議しながら進めたいとの答弁がなされております。  次に、2項1目ファミリーサポートセンター事業委託料について、サービス受給のバランスについてただしております。  これに対し、平成17年6月1日に、鹿角ファミリーサポートセンターが設立され、3月末現在で、サポート提供会員が37名、依頼会員が43名となっており、依頼の方が多いが、利用時間で調整しているとの答弁がなされております。  このことについて、さらに委員からは、子育てに不安を感じ神経質になっている方もいるようである。安心してこのようなサービスを利用していただくよう広くPRしていただきたいとの意見が述べられております。  次に、2項5目親子教室事業費の内容についてただしております。  これに対し、就学前の障害児が、家族以外の児童等と触れ合いながら、団体生活への訓練のため1カ月に1回、さまざまな場所で行っている。短期間での成果が見えないが、社会生活の支援として今後も実施したいとの答弁がなされております。  次に、3項2目生活保護費に関連して、本市の保護率が全国、全県より低いことについてただしております。  これに対し、保護率が低いことについては、実態をよく把握し、今後も相談業務をしっかりと推進していきたいとの答弁がなされております。  次に、6款農林水産業費についてでありますが、1項2目農村公園管理費に関連して、八幡平の大地平の農村公園の管理について、植樹祭後、植栽されたままの状態で管理が徹底されていないようだが、今後の管理の方向についてただしております。  これに対し、指摘のとおり植栽した状況で現在に至っているが、今後については、間伐等も含め管理を検討したいとの答弁がなされております。  次に、1項6目農業経営基盤強化促進対策費に関連し、認定農業者の認定要件等についてただしております。  これに対し、昨年までは所得が650万円という設定であったが、米価も下がっていることから、 ことしから360万円と約半分まで軽減されている。認定農業者でないと受けられない国の補助でもあることから、できるだけ多くの農家を認定するよう進めているとの答弁がなされております。  このことに関連し、委員からは360万円の所得を上げるのは厳しい条件下で、平成19年度から集落営農を進めるわけだが、市としては今後どのように対応するのかただしております。  これに対し、集落の農地は集落で守るということを基本的な考えとしている。集落の農地流動化は、これまでいろいろな背景があり、現在のような状況になっているが、農家も意識改革をしなければならないと考えており、行政としてもどのような手法をとれば所得の向上につながり、農家の生活を守れるのか、さまざまな形で検討したいとの答弁がなされております。  委員からは、この事業の実現は、大変難しい面もあると思うが、各集落の課題について相談に乗ったり、書類作成の手助けをする等の積極的な支援策を展開していただきたいとの意見が出されております。  次に、1項9目畜産管理費の地域ぐるみ稲わら等飼料生産利用対策事業費補助金について、鹿角全域に展開するのか、今後の方向性についてただしております。  これに対し、この事業は、畜産農家が稲わらを収集して飼料とし、そこから生まれた堆肥を耕種農家に還元するという資源循環の事業で、平成13年度より進めている。昨年は、鶴田生産組合が稲わら収集機を1台購入しており、今後においても事業を推進していくとの答弁がなされております。  なお、6款に関しての意見として、鹿角は、観光と農業が基幹的産業とのことであるが、農業、観光とも何かいいものが一つあればいいのではないか。新年度予算については、ぜひ鹿角はこれだというものを絞って事業を展開してもらいたい。  以上の意見が述べられております。  次に、7款商工費についてでありますが、1項2目中小企業振興対策事業、いわゆるマル鹿について、市内の企業の設備投資なりの新たな資金需要についてただしております。  これに対し、マル鹿の平成16年度と平成17年度の融資額では約5億円減少している。平成17年度は123件、9億2,762万円が融資額であり、数値的には減少しているのが実態であるが、傾向として自己資金を使う余裕のある事業所もあると分析しているとの答弁がなされております。  また、委員から、住民の需要喚起はもちろんであるが、誘致企業など、市外からの資金の獲得にも重点を置かないといけないのではないかただしております。  これに対し、企業誘致も大事なことであるが、地場企業の育成も重要である。現在、担当部署に市内企業の連絡協議会的なものを立ち上げるよう指示しており、その中で、常に情報を収集できるような体制を構築したいとの答弁がなされております。  次に、2項2目観光振興費の冬季誘客支援事業の内容、それに関連し、外国人観光客対策として外国語の表示板の整備についてもただしております。  これに対し、冬季誘客支援事業については、十和田八幡平観光物産協会が計画した事業への補助のほか、十和田湖冬物語への補助、冬季誘客のためのバス運行の事業に対する補助を当初予定していたが、誘客人員が確保できなかったため予算残が生じた。  外国語の案内板については、団体ツアーがメーンのため、通訳が随行しており、滞在地では不便を感じていないようである。語学関係では、市内ホテルの従業員を対象とし勉強会を開催している。来年度の予算は県と協議し、バランスをとりながら進めたいとの答弁がなされております。  なお、7款に関しての意見として、あんとらあが冬場の誘客対策として、寒締めホウレンソウの収穫体験事業を実施したが、好評であったため、宿泊するホテルでも食材として出したいなど事業を拡大する予定である。冬の農業収入と冬季誘客の増加が見込めるのであれば、あんとらあの事業展開への支援を検討していただきたい。  以上の意見が述べられております。  次に、8款土木費についてでありますが、都市マスタープランの繰越明許した理由について、また、組合病院跡地の活用、中心市街地活性化について検討したのかただしております。  これに対し、都市マスタープランや都市計画は、三位一体の改革、コンパクトシティーを目指す全国的な流れを見ても、市民の意見を多々入れていかなければ計画は成り立たないという考えから、市民懇談会での市民の意見を踏まえて検討し、再び市民懇談会で協議するということを繰り返したため、時間を要した。  また、組合病院跡地については、作成時には正式に市への取得の依頼がなかったため、マスタープランには入っていないが、今回のマスタープランでは方向性を示したもので、街路事業や土地利用、中心市街地活性化対策などさまざまな分野で網羅し、肉付けしていく中で、当然跡地問題も入っているものと考えており、臆することなく進めていきたいとの答弁がなされております。  次に、5項住宅費に関連し、鹿角市に県営住宅を建てることはできないのかただしております。  これに対し、県との協議では、県営住宅を建てるには、人口の急増などの条件があり、鹿角市は要件を満たせないため難しいとの見解であったとの答弁がなされております。  また、委員からは、民間で公営住宅の要件を満たした住宅を建築し、それを市が借り上げ、市営住宅とする方法があるようだが、市内の業者へ一度説明会を開催する考えがないのかただしております。  これに対し、民活利用の手法はふえてきており、県営住宅も同じ手法を検討しているようである。今検討に入っている水晶山住宅について、予定地が決まり次第、供給方法・建設方法を含め検討していきたいとの答弁がなされております。  次に、9款消防費についてでありますが、1項2目非常備消防費の消防団員費に関連して、寄附金がないと運営できない財政状況にあるのかただしております。  これに対し、消防団への寄附は原則できないと指導している。正月の出初式関係、年始のあいさつ回りについては、相手の善意であるもの以外は寄附の強要はしないよう指導しているとの答弁がなされております。  次に、10款教育費について報告いたします。  まず、3項1目学校管理費のこころの教室相談員について、いじめの問題が話題になっているが、活動内容についてただしております。  これに対し、こころの教室相談員は、昨年度までの事業で、今年度からはスクールカウンセラーが配置されており、子どもだけでなく保護者・教職員までを対象にして活動している。実際は8割が子どもとの相談活動内容になっている。最近では、保健室に相談に訪れる場合が多く、保健室が生徒を受け入れる場として機能している。スクールカウンセラーは、県の事業で花輪一中に配置されており、他の学校では親と子の相談員等を利用して行っているため、市としても独自に対応できるよう検討していきたいとの答弁がなされております。  次に、5項2目文化財保護費について、無形民俗文化財記録作成事業の完成品はどこで閲覧できるのか。また、トゲウオ生息地保全事業について、生息地に対する考えについてただしております。  これに対し、無形民俗文化財記録作成事業は、下川原駒踊りを収録したビデオであるが、各学校・図書館に配置している。また、教育委員会の文化財保護班でも貸し出ししている。  トゲウオ生息地保全事業は、平成17年度は説明看板を設置したほか、自治会の協力で泥上げを行っている。今後、自然を守る会による水質調査の予定もあり、自然体験を学習する大変よい教材であるため、守っていかなければならないとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、同じく文化財保護費の各種団体への補助金等についてただしております。  これに対し、年々下がってきており、短期補助・少額補助については、見直しを含めて削減していくことになるとの答弁がなされております。  委員からは、子どもたちの成長をはぐくむために、民俗芸能が継続できるよう予算調整をお願いしたいとの意見が出されております。  次に、5項6目生涯学習費について、市民センターを市長部局に移し、生涯学習・生涯スポーツは、現在教育委員会部局にあるが市長部局で行うとある。いずれ教育委員会は、義務教育のみ行う考えなのかただしております。  これに対し、今まで教育委員会にあった青少年育成・生涯学習・男女共同参画を市民部局の共動推進課に移したが、スポーツ振興・生涯学習・社会教育については、教育委員会に残した方がよいという感じもしており、情勢がいろいろ動いているため、その都度諮りながら進めていかなくてはならないとの答弁がなされております。  次に、6項3目施設管理運営委託料について、東京美装が指定管理者になっている施設について、管理者が契約している市外業者が市内の業者に孫請として発注しているという話を聞いたが、管理業種ごとに何社と契約しているのかただしております。  これに対し、全体で確認されているもので57社あり、うち市内が35社となっている。市外の業者については、リフトや圧雪車等の保守点検や修繕の業者が多い。指定管理者とは月に1回、約50ページからなるレポートについて協議をする機会を持っており、大まかな業者については確認しているが、細部については、会社の運営方針でもあり、確認していないとの答弁がなされております。  また、委員からは、大雪により施設の冷却塔の補修工事が出たが、通常の管理をすれば防げたのではないかと思う。定期的な打ち合わせをし、管理の徹底をしていただきたいとの意見が出されております。  次に、6項4目学校給食費について、地元食材の割合についてただしております。  これに対し、平成17年度は、野菜については15品目、全体の44.2%で、金額にして約508万円、米はJAから鹿角産の米100%、米とパンを含めて2,780万円、また、月1回程度であるが牛肉を使用しており、これも鹿角産という答弁がなされております。  さらに、委員からは、地元産をできる限り調達して、安全なものを食材として提供していただきたいとの意見が出されております。  なお、一般会計全般に関しての意見として、市民センターの運営については、地域づくり協議会の運営の強化と待遇を今一度検討していただきたい。  また、商工観光について、農政、農林業を含め、鹿角市発展のための投資だということで、粘り強く予算措置をしていただきたい。  以上の意見が述べられております。  認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定すべきものと決定しております。  次に、認定第3号平成17年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、歳入1款国民健康保険税が年々減少しており、滞納繰越分の不納欠損額が増加していることについて、ただしております。  これに対し、国民健康保険加入者は、低所得者の加入者が多く、税の軽減措置に該当する世帯が多い。全体の加入世帯は8,200世帯、このうち5,169世帯が軽減措置を受けている。国民健康保険世帯の63%を占めており、軽減額は1億6,532万5,000円となっており、年々加入者の所得が低下している。  また、不納欠損額の増加も生活困窮世帯の増加によるものであるとの答弁がなされております。  このことについて、さらに委員からは、保険料の支払いが大変な方には保険料を分納して納めていただいているようだが、ぜひ完納が見込めるよう対応していただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、認定第3号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第4号平成17年度鹿角市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定については、認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第5号平成17年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、介護保険料の市債と償還の見通しについてただしております。  これに対し、第1号被保険者の保険料は、3年間の給付費を想定して設定するが、給付総額が想定以上になると市債で賄うことになる。第2期では7,000万円ほど借り入れをしている。今年度からは3年間が第3期となるが、保険料設定の際、市債償還分を含めているため、第3期で償還する見通しであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第5号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第6号平成17年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、また、認定第7号平成17年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第8号平成17年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、次に事業を実施する候補地が挙がっているのかただしております。  これに対し、受益者負担もあることから、慎重に検討を重ねているとの答弁がなされております。  さらに、委員からは、計画にある長嶺地区などは、長嶺・大久保・荒町等広範囲にわたっているが、調整が難しいため、コンパクトに進めていく考えはないのかただしております。  これに対し、事業費や受益者負担を考えると、集落ごと等コンパクトに進めていくのが得策ではないかと考えているとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第8号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第9号平成17年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、また、認定第10号平成17年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定については認定すべきものと決定いたしております。  以上をもちまして、当決算特別委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果の報告を終わります。 ○議長(中西日出男君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。吉村君。 ○2番(吉村アイ君) 2点ほどお願いいたします。  職員研修についてでございますが、前にも一般質問などで職員の研修についてはいろいろ出ていると思います。それで、例えば予算がないとしてもいろいろなフォーラムとか、研修会があります。そのような会には職員を積極的に旅費を出していただいて、出していただきたいというのは前から話ししていることなんですけれども、実は先ほどの市長のお話もありました、自殺予防モデル事業3カ年計画で、30歳から69歳までの市民を対象にアンケートして、今月24日から秋田大学の先生を講師とした報告会実施中ですけれども、この24日の会に私出させていただきました。そのときに、12月1日に全国的なフォーラムがあるということで、そちらの方に参加しましたけれども、鹿角市からは3名ほど出ておりましたけれども、私も含めて。このような全国規模のすばらしいフォーラムがあることに対して、もっと市の職員を積極的に出していただきたい。職員の旅費だけですので大した金額でないと思います。その後に職員にその内容を報告して水平展開をしていただくということを、このような場所で大変申しわけないんですけれども、提案させていただきたいと思います。このようないろいろな研修があるのに対して、市の職員の派遣が大変少ないなと感じておりますので、そのような意見があったかどうかをお知らせいただきたいということと、もう一つ、女性管理者の増という意見が出たということでありますが、鹿角市は、男女共同参画計画の中で、いろいろ年間どのくらい管理者(班長等)を、ふやしていくかということ、目標を立てていると思いますけれども、そちらの方にのっとっていろいろやっているという回答があったかどうかお知らせください。以上2点お願いいたします。 ○決算特別委員長(髙杉正美君) 職員の研修については、いずれ平成17年度決算ですので、今後についてはいろんな研修に前向きに検討していかれるという答弁はなされております。  それから、管理職の関係についても、報告書にあったとおり、積極的に取り組んでいくということで、女性共同参画についても認識しているという審査をされております。(「ありがとうございました」の声あり) ○議長(中西日出男君) ほかに質疑ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (決算特別委員長 髙杉正美君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第7 報告事件の審査 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第7、認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第10号平成17年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの9件について採決いたします。  初めに、認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定について、委員長の報告は認定であります。認定第2号について討論ございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。  認定第2号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第2号平成17年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定については認定することに決しました。  次に、認定第3号平成17年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、委員長の報告は認定であります。  認定第3号について討論ございませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。  認定第3号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第3号平成17年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については認定することに決しました。  次に、認定第4号平成17年度鹿角市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号平成17年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号平成17年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号平成17年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第8号平成17年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第9号平成17年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第10号平成17年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定について、以上7件について、委員長の報告は認定であります。  認定第4号から認定第10号までの7件について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認めます。よって、これより採決いたします。  認定第4号から認定第10号までの7件について、委員長の報告どおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第4号平成17年度鹿角市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第10号平成17年度鹿角市大湯財産区特別会計歳入歳出決算認定についてまでの7件については認定することに決しました。     日程第8 議案の上程 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第8、議案を上程いたします。  議案第107号字の区域の変更についてから、議案第121号平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)までの15件について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第107号字の区域の変更についてご説明申し上げます。  地方自治法第206条第1項の規定により、別紙のとおり本市の区域内の字の区域を変更する。平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、鹿角都市計画事業高田地区土地区画整理事業の施行により、換地処分を行うため、字の区域を変更するものであります。  次のページをお願いします。  昭和63年度から実施しております高田地区土地区画整理事業26.4ヘクタールの施行によりまして、土地の位置関係や形状が大きく変わったことから、従来の字界や字名を整理するため、字の区域を変更するものでございます。  議案資料の1ページにその位置を示しております。  2ページには新しい字界と字名を赤字で表示しておりますが、新しい字界はおおむね道路に沿って整理されておりますので、一緒にご参照いただきたいと思います。  それで、字界変更調書で変更前、変更後の区域をご説明申し上げます。  「毛馬内字下小路」の一部を「字横道」に変更です。それから、「字横道」の一部を「字森崎」 に変更します。それから、「字古下タ」の一部、「字下小路」の一部を「字番屋平」に変更します。それから、「字森崎」「字下小路」「字高田」「字毛馬内」のそれぞれの一部を「字弁天崎」 に変更するものでございます。  次のページお願いします。  それから、変更前の区域ですが、「字横道」「字森崎」「字番屋平」「字古下タ」「字弁天崎」「字毛馬内」のそれぞれの一部を「字下小路」に変更します。それから、「字休堂」の一部、「字毛馬内」の一部を「字高田」に変更します。それから、「字休堂」の一部を「字毛馬内」に区域を変更するものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 議案第108号市営土地改良事業(農道)の計画変更について  平成14年12月26日議案第77号をもって議決済みの市営土地改良事業(農道)の施行について、下記のとおり計画変更したいので、土地改良法第96条の3第1項の規定に基づき、議会の議決を求める。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  変更の内容ですが、1.施行年度は平成15年度から平成20年度。  2の名称が鹿角市中山間地域総合整備事業。  3の地区名が十和田地区。  4事業量が農業生産基盤農道、延長が7,130メートル。これは十和田地区の農道7路線ございますが、その7路線分の延長となっております。  5の概算事業費が8億900万円。  6の施行方法は請負。  7の計画概要書は別紙のとおりであります。  この内容について、4番の事業量、農業生産基盤の農道延長を6,184メートルに変更するものであります。この7路線のうち、1路線を廃止するというふうな計画になっております。  5番の概算事業費は6億4,800万円、この1路線分の事業費が少なくなっております。  提案の理由ですが、農道1路線の廃止等により、事業量及び概算事業費が変更となることから、計画を変更するものであります。  当初中山間地域総合整備事業で、農道7路線、これは関上が4路線、寺坂が1路線、草木が2路線となっておりましたけれども、その中の1路線についてほ場整備区域への道路として計画しておりましたけれども、集落での話し合いの結果、現道を利用するということから、1路線を廃止し、計画を変更するものであります。  参考資料につきましては、参考資料の3ページをご参照いただきたいと思います。  次のページをお願いいたします。  鹿角市中山間地域総合整備事業十和田地区)変更計画概要書ですが、変更の箇所は2の事業量、農業生産基盤農道、延長が6,184メートル、3の概算の事業費が6億4,800万円というふうになります。  次のページをお願いいたします。  議案第109号市営土地改良事業農業用用排水施設)の計画変更について  平成14年12月26日、議案第78号をもって議決済みの市営土地改良事業農業用用排水施設)の施行について、下記のとおり計画変更したいので、土地改良法第96条の3第1項の規定に基づき、議会の議決を求める。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  1の施行年度ですが、平成15年度から平成20年度。  2の名称が、鹿角市中山間地域総合整備事業。  3の地区名が、十和田地区。  4の事業量ですが、農業生産基盤 農業用用排水施設 延長500メートル。  5の概算事業費2,000万円。  6の施行方法は請負。  7の計画概要書は別紙のとおりであります。  これを変更するわけですが、その変更の箇所が4の事業量、農業生産基盤(農業用用排水施設)、 これを「貯水タンク等の工事一式」というふうにするものであります。  提案理由ですが、用水施設取水源の変更及び受益面積の増により事業量が変更となることから、計画を変更するものであります。  これまでは関上南部用水路から関上樹園地への防除作業や間伐時の用水供給に取水しておりましたが、樹園地の受益者がふえたことと、また、樹園地付近を上水道が通っていることから、用水路からの取水をやめまして、上水道を利用する計画に変更するものであります。  資料は4ページから5ページにございますので、参照願いたいと思います。  次のページをお願いいたします。  鹿角市中山間地域総合整備事業十和田地区変更計画概要書でありますが、2番の事業量、農業生産基盤 農業用用排水施設 N一式に変更するものであります。  次のページをお願いいたします。  議案第110号市道路線の認定について  道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて、議会の議決を求める。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の新設に伴い、市道路線に認定しようとするものであります。  今回の市道路線の認定は、錦木バイパスの開通に伴いまして、これまでの市道が錦木バイパスの開通により分断されたことによって新たに認定するものであります。  次のページをお願いいたします。  認定路線は、花輪地区が18路線7,354.8メートル、十和田地区が10路線4,982.1メートル、合計で28路線1万2,336.9メートルとなっております。  認定路線の内訳でありますが、花輪地区の整理番号2861番森向2号線から、2878番錦側新矢線までの18路線、また十和田地区につきましては、次のページになりますが、整理番号が3749番錦側下野田線から、3758番錦側沖田面線までの10路線の認定をお願いするものであります。  なお、認定路線の位置図は、議案資料の6ページを参照していただきたいと思います。  次のページをお願いいたします。  議案第111号市道路線の廃止について  道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり廃止することについて、議会の議決を求める。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の新設等に伴い、市道路線を廃止しようとするものであります。  この市道路線の廃止も錦木バイパスの開通に伴いまして、分断された市道を一たん廃止するものであります。  次のページをお願いいたします。  廃止したい路線でありますが、花輪地区が7路線7,019.1メートル、十和田地区が4路線1,330.4メートル、合計11路線8,349.5メートルとなっております。  廃止路線の内容ですが、花輪地区の整理番号2536番堰ノ口1号線から、2818番の鶴田沢尻線までの7路線、また十和田地区の整理番号3224番森向環状2号線から、3736番の曲谷地線までの4路線の廃止をお願いするものであります。  廃止路線の位置図は、議案資料の7ページを参照願いたいとに思います。  次のページをお願いいたします。  議案第112号市道路線の変更について  道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて、議会の議決を求める。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、道路の改良等に伴い、市道路線の一部を変更しようとするものであります。  次のページをお願いいたします。  尾去沢地区の整理番号1527番新山城山1号線ですが、城山野球場外野のセンター側に河川がありますが、その河川と平行に走っている市道であります。県では、現在赤沢地区一帯から流入する河川として赤沢川砂防施設整備工事を行っております。その県工事が市道の一部に影響を及ぼすことから、道路法に基づきまして、県がつけかえ工事を行い完了しております。その路線の変更を行うものであります。これによりまして、延長が877.1メートルから873.4メートルに、また平均幅員が4.76メートルから4.84メートルとなるものであります。  花輪地区、十和田地区の路線変更は、錦木バイパスの開通に伴う変更でありますが、花輪地区の整理番号2557番間瀬川3号線は、バイパスにより分断された路線を既存の路線と結ぶため変更するものです。これによりまして、延長が487.5メートルから537.9メートルに、また平均幅員が3.44メートルから3.59メートルになるものであります。  また、十和田地区の整理番号3237番旧浜田住宅1号線につきましても、バイパス開通により一部県管理となったことから、路線を変更するものです。新たな路線は、錦側下野添線に変更するものですが、これによりまして、延長が415.9メートルから314.9メートルに、また幅員が4.19メートルから5.01メートルになるものであります。  変更路線の位置図につきましては、議案資料の8ページ、9ページを参照していただきたいと思います。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 議案第113号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について。  地方自治法第286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議のうえ、秋田県市町村総合事務組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。
     平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、消防組織法の一部を改正する法律の施行に伴い、規約を改正するため、関係地方公共団体との協議について、議会の議決を求めるものであります。  次のページお願いします。  消防組織法の一部改正に伴いまして、組合で共同処理する事務の中で、非常勤消防団員に対する公務災害補償と退職補償金にかかわる事務の参照条文の整合をとるため、規約を変更するものでございます。  議案資料では10ページに新旧対照表を掲載しておりますので、あわせてごらんください。  それで、秋田県市町村総合事務組合規約の一部を変更する規約(案)でございます。  秋田県市町村総合事務組合規約の一部を次のように変更する。  別表第2第2項下欄第2号中、「第15条の7第1項」を「第24条第1項」に、「第15条の8」を「第25条」に改める。  附則でございますが、この規約は、知事の許可を得た日から施行するとなっております。  続きまして、次のページお願いします。  議案第114号秋田県市町村会館管理組合規約の一部変更について  地方自治法286条第1項の規定に基づき、関係地方公共団体で協議のうえ、秋田県市町村会館管理組合規約の一部を別紙のとおり変更するものとする。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、市町村合併による関係地方公共団体の減少に伴う、議員定数の見直し及び地方自治の一部を改正する法律の公布に伴い、規約を改正するため、関係地方公共団体との協議について議会の議決を求めるものであります。  次のページお願いします。  市町村合併に伴いまして、構成団体が大きく減少したことから、議員の定数を「14人」から「9人」に変更して、市町の長の互選するものを「11人」から「6人」にするものであります。  また、地方自治法の改正に伴う、助役等の名称を変更するものであります。  それでは、議案資料の11ページもあわせてごらんいただきながら説明申し上げます。  秋田県市町村会館管理組合規約の一部を変更する規約(案)でございます。  秋田県市町村会館組合規約の一部を次のように変更する。  第5条第1項中「14人」を「9人」に改め、同条第2項中「11人」を「6人」に改める。  第7条の見出し中「助役及び収入役」を「副管理者」に改め、同条第1項から第3項までの規定中「助役」を「副管理者」に改め、同条第4項を削る。  第8条の見出し、同条第1項及び第2項中「吏員その他の」を削る。  附則でございますけれども、施行期日でございますが、これは知事の許可のあった日から施行する。ただし書きがありまして、第7条、第8条は平成19年4月1日から施行するとなっております。  それから、経過措置でございますけれども、変更規定の施行の際、現に助役である者は、変更後の規約により副管理者として選任されたものとみなすとあります。この場合、その後の任期ですが、変更前の規約により、選任された助役としての任期の残任期間と同一の期間とするとしております。  それから、変更後の規約によりまして、最初に互選される議員の任期、これにつきましては、平成20年9月30日とされております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 市民部長。 ○市民部長(高田幸良君) 議案第115号秋田県後期高齢者医療広域連合の設置について  地方自治法第284条第3項の規定により、平成19年2月1日から、秋田県の区域内のすべての市町村と高齢者の医療の確保に関する法律の施行の準備をし、及び同法に規定する後期高齢者医療の事務を処理するため、別紙のとおり規約を定め、秋田県後期高齢者医療広域連合を設置するものとする。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、秋田県後期高齢者医療広域連合の設置に当たり、関係地方公共団体との協議について、議会の議決を求めるものであります。  次のページをお開き願います。  設立準備委員会において承認されております規約であります。  秋田県後期高齢者医療広域連合規約(案)。  広域連合の名称については、第1条において、秋田県後期高齢者医療広域連合と定めております。  広域連合を組織する地方公共団体については、第2条において、県内の全市町村と定めております。  広域連合の区域について、第3条において定めております。  広域連合の処理する事務については、第4条において5項目の事務を定めております。  1被保険者の資格に関する事務  2医療給付に関する事務  3保険料の賦課に関する事務  4保険事業に関する事務  5その他後期高齢者医療制度の施行に関する事務とし、関連する市町村の事務については別表に定めております。  第5条においては、広域計画の項目について2項目を定めております。  広域連合の事務所については、第6条において、秋田市内に置くと定めております。現在、準備委員会の事務局は秋田県市町村会館内に設置しております。  広域連合の議会の組織については、第7条において、定数は24人とすると定め、四つの区分から選出となっております。  次のページをお開き願います。  第2項において、市長、町村長、市議会議員、町村議会議員、各6人をもって組織すると定めており、関係市町村すべてからいずれかの議員として参画できる構成となっております。  選挙の方法につきましては、第8条において四つの区分に応じ、長をもって組織する団体からの推薦と、一定以上の推薦を得た者を候補者とすると定めております。  第2項においては、推薦があった者のうちから各市町村議会において選挙するものとし、第4項において、当選人は、得票総数の多い者から順次その選挙における定数に達するまでの者とすると定めております。  議員の任期につきましては、第9条において当該関係市町村の長、または議会の議員としての任期によると定めております。  次のページをお開き願います。  広域連合の執行機関の組織については、第11条において広域連合長及び副広域連合長2人を置くとして、第3項で、広域連合議員と兼ねることができないと定めております。  執行機関の選任の方法については、第12条において、広域連合長は、関係市町村の長のうちから、長の投票によりこれを選挙するとして、第4項において、副広域連合長は、広域連合長が広域連合の議会の同意を得てこれを選任する。  また、第13条において、広域連合長及び副広域連合長の任期は4年とする。ただし、関係市町村の任期の定めのある職を兼ねる者にあっては、当該任期によると定めております。  次の第14条から第16条までは、広域連合に補助職員、選挙管理委員会、監査委員を置くこととして、16条第2項においては、監査委員2人のうち、1人は広域連合議員のうちから選任することと定めております。  次のページをお開き願います。  広域連合の経費の支弁の方法については、第17条において、見込まれる4区分として、共通経費に対する関係市町村の負担金については、別表にさらに規定しております。  附則として、施行期日は、1として、この規約は、平成19年2月1日から施行する。ただし、第11条、第12条の規定ですが、会計管理者に係る規定は平成19年4月1日から施行するとなっております。  経過措置として、今年度から設立に向けて準備委員会事務局の開設、それに要する経費の負担などについて読みかえ規定を定めた内容となっております。  次のページをお開き願います。  別表2は、関係市町村において行う事務を定めております。  第4条関係でありますが、被保険者の資格管理に関する申請及び届出の受付、被保険者証及び資格証明書の引渡し、被保険者証及び資格証明書の返還の交付、医療給付に関する申請及び届出の受付並びに証明書の引渡し、保険料に関する申請の受付、上記事務に付随する事務となっております。  別表2には、共通経費として関係市町村の負担の区分、割合を定めております。均等割、高齢者人口割、人口割となっております。  また、医療給付に要する経費、さらには、保険料その他の納付金として負担すべき額を定めております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 総務部長。 ○総務部長(松岡 昇君) 予算関係につきまして、補正予算書でご説明申し上げます。  予算書の1ページをごらんください。  議案第116号平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)。  平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  第1条ですが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,559万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ149億1,515万1,000円とする。  歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  地方債の補正ですけれども、地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  6ページお願いします。  地方債補正です。変更でございますけれども、一つ凍結防止剤散布車整備事業ですが、除雪にかかわる車両整備として、凍結防止剤散布車を購入しておりますけれども、購入単価、それから国庫補助金が確定したことによりまして、起債の限度額を1,540万円から530万円減額しまして、限度額を1,010万円とするものでございます。  それから、その下の急傾斜地崩壊対策事業でございますが、起債の額の確定によりまして、限度額450万円から100万円を減額しまして、限度額350万円とするものでございます。  11ページをお開きください。  歳入でございますけれども、一番上の地方特例交付金827万8,000円追加してございますが、これは、今回交付額の確定により追加したものでございます。  それから、その下の地方交付税でございますけれども、歳入、歳出の財源調整分として、今回普通交付税5,288万1,000円を追加したものでございます。  それから、その下の13款国庫支出金の中の1項1目5節生活保護費負担金ですが、生活保護者の医療扶助の減額に伴う国庫負担金1,350万円の減額でございます。  あと、その下の2目1節保健衛生費負担金137万1,000円でございますけれども、これは生活習慣改善支援事業の一環としまして、送迎車購入に対する国庫負担金137万1,000円追加しております。これは、県の方もございます。  それから、その下の国庫支出金の4目土木費国庫補助金の中の道路橋梁費補助金でございますけれども、これは凍結防止剤散布車の整備費補助金で、購入価格が確定したために489万円を追加するものでございます。  次のページお願いします。  それから、真ん中ほどの14款1項2目1節保健衛生費負担金でございますが、これは前段申し上げましたが、国と同様に生活習慣改善支援事業の一環として、送迎車購入に対する県負担でございます。137万1,000円の追加でございます。  次のページお願いします。  次のページの14款2項5目5節中山間地域活性化対策費補助金でございます。これは地産地消で元気な秋田応援事業費補助金でございますけれども、地場農産物を加工する付加加工によりまして、付加価値をつけて販売して地域農業の活性化を図るということで、補助金を出しておりますけれども、これ県単のトンネル補助でございます。100万円追加です。  その下の7節農地費補助金でございますが、これは農地・水・農村環境保全向上活動支援実験事業費の補助金でございます。これは当初直接対象地区へ補助金で交付する予定であったものですが、負担金による支出に変更となったことから、補助金188万1,000円を減額し、負担金47万円を追加するもので、差し引き141万円を減額するものでございます。  それから、その下の17款2項1目財政調整基金繰入金でございますが、財政調整基金への積み戻しのため、財政調整基金繰入金1億円を減額しております。  次のページお願いします。  それから、次のページの前年度繰越金でございますけれども、補正財源として前年度繰越金5,969万円を追加してございます。  それから、その下の欄の19款5項5目雑入でございますけれども、雑入の欄の上から2行目、秋田県市町村振興協会市町村振興助成金というのが1,762万7,000円ありますけれども、これはサマージャンボ宝くじ交付金分の追加でございます。  それから、その下の消防団員安全備品整備等助成金ということですが、これは消防団員の安全を確保する目的で、安全装備品の整備を実施する市町村に対して、消防団員等公務災害補償等共済基金から助成を受けるものでございます。200万4,000円でございます。  それから、その下のコミュニティー推進事業費助成金250万円でございますけれども、これは財団法人自治総合センターの一般コミュニティー助成事業が採択されましたので、補助金250万円追加しております。これは歳出でも出てきますけれども、トンネル補助でございます。  21ページをお願いします。  歳出でございますが、2款1項4目財産管理費の中の25節積立金でございますけれども、これは地方財政法に基づきまして、平成17年度の繰越金の2分の1相当分1億1,100万円を法定積立金として追加するものでございます。  それから、次のページをお願いします。  2款2項1目共動推進費の中で、19節負担金、補助金及び交付金ですが、2段目の方にコミュニティー推進事業費補助金、これは大湯下三町内と、それから小枝指と中野に対する補助金で、前段申し上げましたけれども、コミュニティー助成事業の採択による補助金の交付のための予算措置でございます。
     次のページをお願いします。  それから、上の方の2項19節負担金、補助金及び交付金の中ほどに生活バス路線の維持費補助金537万円ありますけれども、実績により追加してございます。  次のページをお願いします。  3款1項3目老人福祉費の19節負担金、補助金及び交付金の秋田県後期高齢者医療広域連合設立準備委員会負担金、これは準備委員会が動いていますけれども、この人件費相当分を負担するということで115万7,000円追加しております。  31ページをお願いします。  3款3項2目扶助費でございますけれども、歳入の方にもありましたが、20節扶助費1,800万円の減額ですが、これは医療扶助費の減額に伴うものでございます。  それから、4款1項1目の保健衛生総務費の中の18節備品購入費364万3,000円の車両購入費についてでございますけれども、これは生活習慣改善支援事業を実施しておりますけれども、参加者の地域が広範なことから、送迎車が必要ということで、今回車両を購入するものでございます。  次のページをお願いします。  6款1項8目中山間地域活性化対策費の中の負担金、補助金及び交付金でございますけれども、地場農産物地域販売対策事業費補助金100万円でございますが、これも歳入で申し上げましたけれども、トンネル補助で、地場農産物を加工によって、付加価値をつけまして販売して農業の活性化を図ると、こういう趣旨で補助金交付するものです。トンネル補助でございます。  37ページをお願いします。  8款土木費ですが、2項3目除雪対策費でございます。これは、今年度の除雪計画に基づきまして補正しております。除雪路線が1,664路線、延長555.23キロメートル、除雪機械95台の稼働による経費としまして、目で1億2,149万6,000円を追加しております。除雪対策経費につきましては、補正後は3億4,079万7,000円となっております。  次のページをお願いします。  同じく8款河川総務費の中の工事請負費でございますけれども、これは新川線と平行する川で新川線の路肩部分のコンクリート擁壁が崩落しておるということですから、そういうことで工事費を追加しております。700万円でございます。  それから、9款、下の方の消防費の中の非常備消防費ですが、この中で備品購入費200万5,000円、これは消防団員の安全を確保する目的ということで、安全備品の整備を、これは共済基金から助成を受けたもので、今回は折り畳み式簡易担架とか、救急手当用品、こういうものの購入費でございます。  次のページをお願いします。  10款教育費3目教育助成費の中の負担金、補助金及び交付金でございますけれども、これは全県中学校駅伝競走大会で、男子花輪第一中学校、女子八幡平中学校が優勝しまして、東北大会、全国大会出場が決定したことによりまして、生徒派遣費の補助金114万4,000円、これを追加するものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。     午後0時00分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後1時00分 再開 ○議長(中西日出男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市民部長。 ○市民部長(高田幸良君) 補正予算書に基づいて説明いたします。  議案第117号平成18年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,275万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億3,217万5,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  57ページをお開き願います。  2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款国民健康保険税1項1目一般被保険者国民健康保険税と、2目退職被保険者等国民健康保険税の現年課税分については、当初予算において、平成17年度の課税標準額をもとにマイナスの伸び率を見込んで予算を措置しておりましたが、国保加入者の所得がさらに下回ったことと、税制改正の影響も含めた実績見込みにより減額補正を行っております。  3款国庫支出金1項国庫負担金1目療養給付費等国庫負担金については、現年度分において、療養給付費負担金は、一般被保険者の療養給付費の実績見込みにより減額補正を行い、老人保健医療費拠出金と介護納付金負担金については、確定によりそれぞれ補正で調整をしております。  2項国庫補助金1目財政調整交付金については、平成17年度一般被保険者分の収納率が92%を下回ったことから、交付額に5%の減額率が見込まれることとなりまして、相当額を減額補正しております。  59ページをお開き願います。  中段の6款共同事業交付金1項1目共同事業交付金については、交付基準がレセプト1件当たり70万円から80万円に引き上げられましたことに伴い、拠出金に対する負担金の減額補正を9月補正で行っておりますが、実績見込みにより交付金についても減額補正するものであります。  8款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金については、前年度繰越金の措置に伴い、財源調整も含め、繰入金の減額補正を行っております。今回の補正により、財政調整基金の残高見込みは2億1,482万7,000円となります。  以上で歳入の説明を終わります。  63ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  2款保険給付費1項療養諸費1目一般被保険者療養給付費と、2目退職被保険者等療養給付費につきましては、療養給付費実績見込みと被保険者数の推移を見込んで、それぞれ減額補正をしております。  65ページをお開き願います。  9款諸支出金1項償還金及び還付加算金1目一般被保険者保険税還付金につきましては、今後の支出を見込んで補正し、3目償還金については、前年度の精算額を補正しております。  以上で歳出の説明を終わります。  次に、67ページをお開き願います。  議案第118号平成18年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億2,841万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億8,414万円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正額の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  73ページをお開き願います。  2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款支払い基金交付金、2款国庫支出金、3款県支出金の医療費交付金及び負担金の現年度分については、歳出と関連し、実績見込みにより減額補正を行っております。  4款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金につきましては、前年度繰入金の措置に伴い減額調整を行っております。  77ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  2款医療諸費1項1目医療給付費につきましては、当該年度の予算におきまして、平成17年度の医療給付費措置額をもとに、過去の伸び率を勘案し予算を措置しておりましたが、平成17年度の実績が対前年度比伸び率0.5%と低い給付率にとどまったことから、平成18年度予算措置額の伸び率が少し高いものとなっておりました。このため、医療費の支払い状況を見守っておりましたが、平成18年度において3月診療から8月診療までの実績をもとに、今後の支払いを見込んだ結果、当初予算措置額の5%程度の減額補正を行うものであります。  以上で歳出の説明を終わります。  79ページをお開き願います。  議案第119号平成18年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。第1条 保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,866万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億9,160万5,000円。介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,062万2,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正額の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  87ページをお開き願います。  保険事業勘定の2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款保険料1項介護保険料1目第1号被保険者保険料につきましては、徴収実績見込みにより減額補正を行っております。  3款国庫支出金、4款支払い基金交付金、5款県支出金についても、実績見込みにより減額補正を行っております。  以上で歳入の説明を終わります。  91ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  2款保険給付費1項介護サービス等諸費1目居宅介護サービス給付費については、実績見込みにより追加補正を行っておりますが、特に、訪問介護、通所介護、通所リハビリテーションの給付などの増加が見込まれております。  また、6目居宅介護サービス計画給付費においては、利用実績が伸びており、当初予定しておりました延べ人員9,960人の4割増の延べ1万4,200人を見込んで追加補正を行っております。  2項介護予防サービス等諸費1目介護予防サービス給付費につきましては、給付実績が計画よりも下回っておりますことから、減額補正を行っております。特に、予防訪問介護、予防通所介護などが大きく減少が見込まれております。  98ページをお開き願います。  介護サービス事業勘定の2.歳入の主なものについて説明いたします。  1款サービス収入1項予防給付費収入1目1節介護予防サービス計画費収入につきましては、当初計画2,050件を見込んでおりましたが、利用実績の減により、計画件数を1,700件程度と見込んで減額補正を行っております。この財源調整を一般会計繰入金で行っております。  100ページをお開き願います。  3.歳出の主なものについて説明いたします。  1款サービス事業費1項介護予防サービス事業費の1目におきましては、13節委託料において3件分の介護予防サービス計画策定委託料の追加補正をしております。  以上で説明を終わります。 ○議長(中西日出男君) 産業建設部長。 ○産業建設部長(二ツ森 要君) 102ページをお開き願います。  議案第120号平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の補正。第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ403万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億8,931万6,000円とする。  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正額の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  108ページをお願いいたします。  108ページの歳入でありますが、4款1項1目一般会計繰入金、これは一般会計からの繰入金2,439万5,000円を減額するものであります。  5款1項1目の繰越金につきましては2,036万円の前年度繰越金を追加するものであります。  次のページをお願いいたします。  歳出ですが、1款1項1目一般管理費、それから2目事業費につきましては、実績見込みによります組み替え、それから公共下水道につきましては、単独分の委託料の減額補正ということで組み替えを行っております。  1目管理費につきましては、15節工事請負費でありますが、これは国道のマンホールのかさ上げ、それから市道のマンホールの補修工事等の追加、90万円であります。  それから2目事業費の13節委託料、15節工事請負費につきましては、補助事業の関係の組み替えの補正であります。委託料の方の工事費との差額分につきましては、単独の工事費分の減額としております。  次に、112ページをお願いいたします。  議案第121号平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予算額を次のとおり補正する。  平成18年12月4日提出。鹿角市長。  内訳は、資料でご説明申し上げますので、119ページをお開き願います。  収益的収入及び支出でありますが、収入につきましては、1款1項3目その他の営業収益、雑収益といたしまして155万円の追加をお願いしております。これは、下モ平、長嶺の消火栓の維持管理費の負担金であります。  支出の方の1款1項2目配水及び給水費でありますが、この修繕料につきましては、歳入の方の下モ平、それから長嶺、これは国道341の長嶺付近の工事に伴う消火栓、それから本管の移設に伴う修繕料であります。  材料費につきましては、漏水等の修理作業等への材料費の購入分であります。  以上で説明を終わります。
    ○議長(中西日出男君) 以上で提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。まず、議案第107号字の区域の変更について質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第108号市営土地改良事業(農道)の計画変更について、及び議案第109号市営土地改良事業農業用用排水施設)の計画変更についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第110号市道路線の認定についてから、議案第112号市道路線の変更についてまでの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第113号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について、及び議案第114号秋田県市町村会館管理組合規約の一部変更についての2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第115号秋田県後期高齢者医療広域連合の設置について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第116号平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第117号平成18年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から、議案第119号平成18年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)までの3議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第120号平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、及び議案第121号平成18年度鹿角市上水道事業特別会計補正予算(第3号)の2議案について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中西日出男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第9 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(中西日出男君) 次に、日程第9、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第107号から議案第121号までの15件及び陳情6件につきましては、お手元に配付いたししております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  明5日から11日までは議案精査日及び休日のため、本会議は休会といたします。  以上で、本日予定いたしました議事日程はすべて終了いたしました。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後1時18分 散会              平成18年 第7回鹿角市議会定例会              議案及び請願・陳情付託表                               (平成18年12月4日提出) 1 常任委員会 ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃委員会名 │      付託内容                         ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃     │議案第107号 字の区域の変更について                ┃ ┃     │議案第113号 秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について    ┃ ┃     │議案第114号 秋田県市町村会館管理組合規約の一部変更について    ┃ ┃     │議案第116号 平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中    ┃ ┃総務財政 │       条文                          ┃ ┃常任委員会│       歳入全款                        ┃ ┃     │       歳出 1款議会費 2款総務費1項総務管理費       ┃ ┃     │          2款6項統計調査費 13款諸支出金        ┃ ┃     │18陳情第14号 「格差社会」を是正し、いのちと暮らしを守るために庶民┃ ┃     │       増税の中止を求める陳情                 ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃     │議案第115号 秋田県後期高齢者医療広域連合の設置について      ┃ ┃     │議案第116号 平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中    ┃ ┃     │       歳出 2款2項市民共動費 3款民生費 4款衛生費    ┃ ┃     │          9款消防費 10款教育費             ┃ ┃     │議案第117号 平成18年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算  ┃ ┃教育民生 │       (第3号)                       ┃ ┃常任委員会│議案第118号 平成18年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)┃ ┃     │議案第119号 平成18年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)┃ ┃     │18陳情第12号 秋田県の医師不足を解消し、地域医療の確保を求める陳情┃ ┃     │18陳情第13号 「格差社会」を是正し、いのちと暮らしを守るために社会┃ ┃     │       保障の拡充を求める陳情                 ┃ ┃     │18陳情第15号 療養病床の廃止・削減と患者負担増の中止等を求める陳情┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃委員会名 │      付託内容                         ┃ ┠─────┼───────────────────────────────────┨ ┃     │議案第108号 市営土地改良事業(農道)の計画変更について      ┃ ┃     │議案第109号 市営土地改良事業農業用用排水施設)の計画変更について┃ ┃     │議案第110号 市道路線の認定について                ┃ ┃     │議案第111号 市道路線の廃止について                ┃ ┃     │議案第112号 市道路線の変更について                ┃ ┃産業建設 │議案第116号 平成18年度鹿角市一般会計補正予算(第5号)中    ┃ ┃常任委員会│       歳出 6款農林水産業費 7款商工費 8款土木費     ┃ ┃     │議案第120号 平成18年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)┃ ┃     │議案第121号 平成18年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)  ┃ ┃     │18陳情第16号 森林・林業・木材関連産業政策と国有林野事業の健全化を┃ ┃     │       求める陳情                       ┃ ┃     │18陳情第17号 米価下落に影響を及ぼす低品位米と政府備蓄米の流通見直┃ ┃     │       しを求める陳情                     ┃ ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 委員会の開催日時及び場所 ┏━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓ ┃ 委員会名       │ 開催日時            │ 場所       ┃ ┠────────────┼─────────────────┼──────────┨ ┃            │ 12月14日(木) 午前10時 │          ┃ ┃総務財政常任委員会   │ 12月15日(金) 午前10時 │ 第1委員会室   ┃ ┃            │ 12月18日(月) 午前10時 │          ┃ ┠────────────┼─────────────────┼──────────┨ ┃            │ 12月14日(木) 午前10時 │          ┃ ┃教育民生常任委員会   │ 12月15日(金) 午前10時 │ 第2委員会室   ┃ ┃            │ 12月18日(月) 午前10時 │          ┃ ┠────────────┼─────────────────┼──────────┨ ┃            │ 12月14日(木) 午前10時 │          ┃ ┃産業建設常任委員会   │ 12月15日(金) 午前10時 │ 第3委員会室   ┃ ┃            │ 12月18日(月) 午前10時 │          ┃ ┗━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛...