鹿角市議会 > 2003-11-21 >
平成15年第7回臨時会(第1号11月21日)

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  1. 鹿角市議会 2003-11-21
    平成15年第7回臨時会(第1号11月21日)


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    平成15年第7回臨時会(第1号11月21日)    平成15年11月21日(金)午前10時開会  開会  開議  議長報告 第1 会議録署名議員の指名 第2 議会運営委員長報告 第3 会期の決定 第4 議案の上程     報告第 8号      説明質疑     議案第62号      説明質疑、討論、採決     議案第63号      説明質疑、討論、採決     議案第64号から議案第67号まで      説明質疑、討論、採決     議案第68号      説明質疑、討論、採決     議案第69号から議案第76号まで
         説明質疑、討論、採決 第5 冷害対策に関する陳情について 第6 冷害対策に関する決議について 第7 議員派遣の件について  閉会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名  2 議会運営委員長報告  3 会期の決定  4 議案の上程     報告第 8号 専決処分報告について            (損害賠償の額を定めることについて)     議案第62号 字の区域変更について     議案第63号 議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正につい            て     議案第64号 特別職職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正            について     議案第65号 教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改            正について     議案第66号 一般職職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第67号 専決処分の承認を求めることについて            (平成15年度鹿角一般会計補正予算(第4号))     議案第68号 平成15年度鹿角一般会計補正予算(第5号)     議案第69号 平成15年度鹿角国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号            )     議案第70号 平成15年度鹿角老人保健事業特別会計補正予算(第3号)     議案第71号 平成15年度鹿角介護保険事業特別会計補正予算(第1号)     議案第72号 平成15年度鹿角高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算            (第2号)     議案第73号 平成15年度鹿角下水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第74号 平成15年度鹿角農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号            )     議案第75号 平成15年度鹿角簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第76号 平成15年度鹿角上水道事業会計補正予算(第2号)  5 冷害対策に関する陳情について  6 冷害対策に関する決議について  7 議員派遣の件について ──────────────────────────────────────────── 出席議員(22名)       1番  宮 野 和 秀 君     2番  成 田 尚 平 君       3番  小田切 康 人 君     4番  栁 舘 一 郎 君       5番  髙 杉 正 美 君     6番  田 村 富 男 君       7番  阿 部 博 文 君     8番  阿 部 佐太郎 君       9番  岩 船 正 記 君    11番  石 川 幸 美 君      12番  阿 部 節 雄 君    13番  中 西 日出男 君      14番  石 川   徹 君    15番  米 田 健 一 君      17番  齋 藤 啓 一 君    18番  豊 田 重 美 君      19番  勝 又 幹 雄 君    20番  佐 藤   一 君      21番  大 里 恭 司 君    22番  児 玉 政 芳 君      23番  奈 良 喜三郎 君    24番  阿 部 邦 宏 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(2名)      10番  黒 澤 一 夫 君    16番  村 木 繁 夫 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長  山 口 勝 一 君    班長  今 泉   修 君 主  査  田 口 善 浩 君    主事  本 舘   匠 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名 市長           佐 藤 洋 輔 君 助役       三 村 陽 一 君 収入役          大 里 博 志 君 教育長      織 田 育 生 君 総務部長         児 玉   一 君 市民部長     金 澤 文 好 君 産業部長         馬 淵 晴 彦 君 建設部長     米 田 公 正 君 市民部部長待遇      奈 良 勝 哉 君 総務部付部長待遇 児 玉 弘 志 君 教育次長         阿 部 成 憲 君 総務部次長    高 田 幸 良 君 産業部次長        佐 藤 光 正 君 建設部次長    松 岡   昇 君 農業委員会        米 村 一 男 君 財政課長     内 藤 庸 夫 君 事務局長監査委員事務局長 川 又 武 美 君 ○議会事務局長山口勝一君) ただいままでの出席議員数をご報告申し上げます。出席22名、欠席2名であります。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。  なお、本日の欠席議員は、10番黒澤一夫議員、16番村木繁夫議員であります。     午前10時02分 開会 ○議長阿部佐太郎君) ただいまから第7回市議会臨時会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長阿部佐太郎君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告議長阿部佐太郎君) これより議長報告を行います。  監査委員より、例月出納検査書地方自治法第235条の2第3項の規定により、それぞれ提出されております。  次に、鹿角市議会議員の派遣の取り扱いに関する要綱第5条の規定により、9月22日から11月12日までの議員派遣については、お手元に配付しております議員派遣一覧報告のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本臨時会会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、15番米田健一君、17番齋藤啓一君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 議会運営委員長報告議長阿部佐太郎君) 次に、日程第2、議会運営委員長報告を受けます。  本臨時会の会期及び議事日程の作成に当たり、11月13日に議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について議会運営委員長報告を求めます。  議会運営委員長児玉政芳君。     (議会運営委員長 児玉政芳君 登壇) ○議会運営委員長児玉政芳君) 私から、第7回鹿角市議会臨時会にかかわる議会運営委員会を去る11月13日に開催しておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  本日、上程されます案件は、報告1件及び議案15件、決議1件でございます。したがいまして、会期は本日1日限りといたしております。  議事日程につきましては、お手元にお配りしてありますとおりですので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長阿部佐太郎君) ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認めます。よって、議会運営委員長報告を終わります。
        (議会運営委員長 児玉政芳君 降壇) ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 会期の決定 ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第3、会期の決定を行います。  お諮りいたします。本臨時会の会期は、ただいまの議会運営委員長報告のとおり、本日1日と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 議案の上程 ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第4、議案の上程をいたします。  本日上程されます議案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  まず、報告第8号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 報告第8号専決処分報告について。  地方自治法第180条第1項の規定により別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告する。  平成15年11月21日提出。  次のページをお願いします。  専決処分書。  地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分する。  次のページをお願いします。  損害賠償の額を定めることについてでありますが、鹿角花輪字下タ町地内における車両接触事故の損害を賠償するものであります。  相手方は、鹿角八幡平字赤平5番地1、阿部正雄氏であります。  事故の概要でありますが、平成15年9月22日午後1時ごろ、職員公用車住所確認のため東山方面に向かう途中、国道282号線交差点を左折したところ、花輪字下タ町地内、ツルハですが、県道田山花輪線路上において、駐車場から右折しようとした軽トラックが急発進してきたため、避け切れず相手方車両に接触したものであります。幸い人身事故には至らず、当方の過失割合15%で示談をしております。  損害賠償額は1万5,982円であります。  今回の事故は、相手方車両に非があるとはいえ、交通安全運動実施中に交通事故を起こしたことはまことに遺憾であり、交通安全については市職員が率先して市民の模範となるべき立場であることを常に自覚し、安全運転に努めるなど十分留意するよう注意を喚起してございます。  以上です。 ○議長阿部佐太郎君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、報告をもって終わります。  次に、議案第62号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 議案第62号専決処分の承認を求めることについて。  地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求めます。  平成15年11月21日提出。  専決処分書の1ページをお願いします。  平成15年度鹿角一般会計補正予算(第4号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,152万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ167億1,030万 7,000円とするものであります。  7ページをお願いします。  歳入でありますが、11款3項1目の総務費委託金3節選挙費委託金は、去る11月9日に行われました衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査委託金について、国よりの委託でございます。  16款1項繰越金は、前年度繰越金として1,050万1,000円を予算化してございます。  次に、9ページをお願いします。  歳出でありますが、2款6項選挙費は、衆議院議員総選挙並びに最高裁判所裁判官国民審査にかかわる経費で、4,102万5,000円の追加でございます。  次のページをお願いします。  10款5項7目先人顕彰館費でございますが、冷房暖房兼用発生機、ボイラーですが、故障のために使用不能となり、補修工事をするものでございます。設置後15年を経過しているものでございます。終わります。 ○議長阿部佐太郎君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案につきましては、討論を省略し、直ちに採決をいたします。  議案第62号について、承認するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第62号は承認することに決しました。  次に、議案第63号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 議案第63号字の区域変更について。  地方自治法第260条第1項の規定により、別紙のとおり本市の区域内の字の区域を変更する。  平成15年11月21日提出。  提案理由でございますが、秋田県が施工する国体関連生活道路整備工事にかかわる鹿角十和田大湯地内の国有林の一部所管がえに伴う登記のため、字の区域を変更するものでございます。  資料の1ページから3ページを参考にしていただきたいと思いますが、この字界につきましては、次のページにあります字界変更調書に記載された点を結んだ線で囲まれた区域約683平方メートルを鹿角十和田大湯字土沢という字名にするためのものであります。以上で終わります。 ○議長阿部佐太郎君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、討論を省略し、直ちに採決をいたします。  議案第63号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号から議案第67号までは関連がありますので、一括して議題といたします。  順次、提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 議案第64号議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。  議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成15年11月21日提出。  提案理由でございますが、人事院勧告及び一般職職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が改正されたことに伴いまして、期末手当の額の改正を行うため、今回この条例改正するものであります。  次のページをお願いします。  議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例(案)についてですが、今回の期末手当改正内容でありますが、主なものを申し上げますが、第1条では、平成15年12月の支給割合を「100分の180」を「100分の160」、0.2カ月分を引き下げるものでございます。  次に、第2条でございますが、平成16年6月の支給割合「100分の170」を「100分の160」に引き下げまして、12月期の支給割合を「100分の160」から「100分の170」に引き上げるものでございます。  附則として、この条例中第1条の規定は平成15年12月1日から施行し、2条の規定は16年4月1日から施行するものでございます。  資料の4ページ、5ページを参照していただきたいと思います。  次のページをお願いします。  議案第65号特別職職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、次の議案第66号教育委員会教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正については、議案第64号と同様の理由でございますので省略させていただきます。  次に、議案第67号一般職職員の給与に関する条例の一部改正について。  提案理由でございますが、これも、人事院勧告及び一般職職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律に伴いまして給与の額等の改正を行うため、今回条例改正するものでございます。  今回の改正でありますが、先ほど申し上げましたように、人事院勧告に基づき国家公務員一般職職員の給与に関する法律が10月10日に成立したことに伴い、給料の月額、扶養手当住居手当期末手当勤勉手当等の額を改定するとともに、調整手当及び通勤手当支給方法改正するものでございます。  次のページをお願いします。  一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(案)についてですが、改正の中身でございますが、第1条では、第6条の扶養手当配偶者にかかわる支給月額を「1万4,000円」から「1万3,500円」に引き下げるものでございます。  それから、その下の7条の3の住居手当改正については、自宅にかかわる支給を、新築または購入の日から起算して5年間、月額2,500円でございますが、これに限定し、6年以降に支給されていた月額1,000円は廃止するものでございます。  それから、その下でありますが、第15条期末手当改正については、平成15年12月の支給割合については「100分の170」を「100分の145」、0.25カ月分を引き下げるものでございます。  給料表の改定については、別表の行政職給料表のとおり、すべての号級を引き下げるものでございます。  12月1日施行。  実質支給ベース改定率は1.04%の減となっております。  次のページをお願いします。  第2条関係でありますが、調整手当改正で、支給地域に6カ月を超えて在勤した場合のみに支給を限定し、また、支給期間を3年から2年に縮減し、2年目は支給割合を8割に低減するものでございます。  一番下になりますが、通勤手当の関係でございますが、これまで1カ月単位で支給していた定期券の価格を6カ月定期価格による一括支給を基本とするとともに、自動車等使用者通勤手当限度額を「2万900円」から「2万4,500円」に引き上げるものでございます。  次のページの中ほどでございますが、第15条の期末手当改正については、平成16年6月の支給割合を「100分の155」を「100分の140」に引き下げ、平成16年12月の支給割合を「100分の145」から「100分の160」に引き上げるというものでございます。  なお、附則として、この条例中第1条の規定は平成15年12月1日から施行し、2条の規定は平成16年4月1日から施行するものでございます。  次のページをお願いします。  ここでは附則の第5項についてですが、平成15年12月期の期末手当の特例として、官民格差率の1.07%を解消するため、12月期末手当で調整するものでございます。これについては、資料の8ページから14ページをご参照いただきたいと思います。終わります。
    議長阿部佐太郎君) 以上、提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 議案67号についてお尋ねをいたします。  ここはもちろん人事院勧告に基づいての減額措置というふうに受けとめていますけれども、まず質問の内容は、この議案に関するところの中身を見ますと、鹿角市のまず所得水準の低下につながるというふうに私は考えますけれども、これはどういうふうに考えているのか。  また、67号にかかわる条例一部改正に及ぶ減額される金額はどれほどになるのかということですね。まずその二つお尋ねします。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 済みません。最初の方、もう一回お願いします。 ○18番(豊田重美君) じゃ、もう一回言います。  いわゆるデフレ不況の中で、減額措置されるということでありますので、それでなくても鹿角市は所得水準が非常に低いというふうに私はとらえております。そういう立場から考えてみますと、やはり鹿角市の所得水準を一層引き下げるものだというふうに解釈するので、その辺はどういうふうにお考えになっているのか。  それから、先ほどのこれの中身に応じる減額がどれだけの金額になるのか。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 第1点目の関係ですが、これは、組合側からもいろいろ要望がございました。その中でも、デフレ克服のために、今回人勧の提案はしたわけですが、それに基づかないでそのままやっていただきたいという要望もございました。ですが、従来から人勧の制度を遵守してきたという経緯もございますし、こういう社会情勢でございますので、その辺も考慮して、痛みを分かち合うという形で私の方はお願いして、今回このような形になったものでございます。  それから、2点目の金額でございますが、おおよそ6,000万円の減額というふうに見てございます。 ○議長阿部佐太郎君) 豊田君。 ○18番(豊田重美君) 私が心配しているのは、確かに役所で働いている方々の給料は、一般の方々を見ますと、いい給料だと言われています。私もそういうふうにはまず考えているわけですが、鹿角市のやはりそういういいところの所得がどんどん下がっていくというのは、鹿角全体に与える影響がかなり大きい影響になるのではないかと。  もう一つ質問しますけれども、そういうことは鹿角市内の企業などにはどういう影響が出るか出ないかというふうに考えているのか、その辺をちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 大変難しい質問ですが、いずれ今回、先ほど申し上げましたが、民間の格差、1.07%ほどございます。これを今回その中で調整しながらこの額を決めたいというふうに考えてございますので、その辺をひとつご理解いただきたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) よろしゅうございますか。(「はい」の声あり)  ほかにございませんか。石川君。 ○14番(石川 徹君) 期末手当に関しまして一つお伺いいたします。  秋田県及び岩手県の県職員期末手当査定制度というのが報道されました。すなわち、これまでの算出方法ではなく、上司が部下の仕事を評価して期末手当支給するという民間の期末手当支給方法に非常に似たような制度ですけれども、本市ではそのような、実施するしないというよりも、取り組みに関して検討されているかどうかについて伺いたいと思います。  実は先週、青森、岩手、秋田、北東北3県の20代、30代の若手議員の会がありまして、12市町村の議員が集まったわけですが、身近な議会で今後の各自治体の期末手当支給方法についてそのような査定制度の導入が考えられるかどうかというのを質問しようということで、今質問させていただいております。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 期末手当支給の検討ということでございますが、うちの方も来年度に検討したいというふうに今のところ考えてございます。 ○議長阿部佐太郎君) 石川君。 ○14番(石川 徹君) 査定ということでよろしゅうございますか。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) その辺も含めて、いろんな角度から検討したいというふうに思っています。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  以上、本議案につきましては、討論を省略し、直ちに採決をいたします。  議案第64号から議案第67号までの4件につきましては、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第64号から議案第67号までの4件につきましては、原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号を議題といたします。  提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 議案第68号平成15年度鹿角一般会計補正予算(第5号)についてでございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ340万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ167億1,371万5,000円とするものでございます。  6ページをお願いします。  第2表債務負担行為の補正につきましては、追加でございます。今回の異常気象に係る冷害の被害を受けた農家の資金融資に対する利子補給補助金でございます。  平成15年低温等天災融資資金利子補給費補助金は、平成16年度から平成22年度までの期間で、限度額は465万9,000円でございます。特別被害地域の損失率50%以上の農家に対する3%資金の融資枠は1,000万円、利子補給額は78万1,000円でございます。損失率30%以上の農家に対する5.5%資金の融資枠は5,000万円、利子補給額は339万7,000円でございます。損失率10%以上の農家に対する6.5%資金の融資枠1,000万円、利子補給額は48万1,000円でございます。  次に、平成15年低温等天災融資資金損失補償は、平成20年度から23年度までの期間で、上記融資にかかわる損失補償でございます。限度額は、被害農家が融資機関から受ける融資元本、最終償還期限到来後3カ月の期間満了日において融資機関が弁済を受けることができなかった元利合計額の50%に相当する額としております。  次に、平成15年冷害対策資金利子補給費補助金は、平成16年度から平成20年度までの期間で、限度額は92万3,000円であります。県単事業冷害対策資金融資に対する利子補給費補助で、融資枠は2,000万円としてございます。  11ページをお願いします。  歳入については、12款2項5目農林水産業費県補助金でありますが、説明欄の緊急種子確保対策事業費補助金は、冷害被害が平年収穫量の50%以上の農家に対し、種子の購入費の3分の1を県が助成するもので、189ヘクタール分にかかわるものでございます。  その下の平成15年低温等天災融資資金利子補給費補助金は、融資を受けた農家に対し県が利子補給する補助金で、補助率は、3.0%資金が国1.3%、県が0.35%、それから5.5%資金、6.5%資金は国1.0%、県0.5%であります。  その下の平成15年冷害対策資金利子補給費補助金は、県単で実施します冷害対策資金、貸付限度額200万円、貸付利率1.4%、償還期限5年以内の借り入れに対する利子補給補助金で、補助率は0.9%であります。  16款1項繰越金は、前年度繰越金として205万1,000円を予算化してございます。  13ページをお願いします。  歳出でありますが、今回の補正は、異常気象による冷害被害対策と人事院勧告に基づく給与引き下げに伴う人件費の補正でございます。  人件費でありますが、先ほどの条例改正でも説明いたしましたが、改定については給料表すべての号級の引き下げ、引き下げ率は1.04%の引き下げです。扶養手当配偶者分月額500円の引き下げ、住居手当支給は新築購入から5年間に限定、期末手当12月期0.25カ月分引き下げ、官民格差分1.07%を12月期末手当で調整するものでございます。全款にわたり調整しておりますが、人勧にかかわる減額補正分は6,772万4,000円でございます。  なお、広域行政組合各特別会計での人件費の調整は、一般会計からの負担金、繰入金で調整していることから、広域行政組合の負担金、各特別会計への繰出金も減額調整してございます。  25ページをお願いします。  6款1項13目冷害対策費でございますが、米の生産・集荷対策として実施します水稲種子確保事業費補助金は、農家一律に種子購入費の3分の1助成、収穫量50%以上の被害農家に対しては、県補助分として3分の1の上乗せ助成、合わせて1,853万円であります。秋作業支援対策事業費補助金は、減収率31%から70%未満の農家に対し10アール当たり1,000円、減収率70%以上の農家に対しては10アール当たり2,000円と2段階で助成するもので、補助額は合わせて2,510万円であります。金融対策として、激甚災害指定を受けたことによる天災資金借入に対する利子補給費補助金8万5,000円、県単事業として実施します冷害対策資金の借り入れに対する利子補給費補助金1万7,000円であります。  上の方へ戻りますが、11目農地費の中でありますが、冷害被害地域を中心とした水路等の整備、また、被災農家の就労の場の拡大を意図して実施する農業用施設整備工事費として、18カ所分2,660万円を補正してございます。冷害対策費としましては、合計で7,113万2,000円でございます。  次に、議案第69号から第76号までの各特別会計及び上水道会計の補正予算でありますが、それぞれ給与改定に伴う減額措置を行っております。改定は一般会計と同じ内容でありますので、説明は省略させていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長阿部佐太郎君) 以上、提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。成田君。 ○2番(成田尚平君) 天災資金、その他の資金についての融資が生じるというふうなことで報告なっていますが、その場合に、借入者にとっては一番つらいことは保証人の問題であります。この保証人を私どもはないようにというふうなことで、栁舘一郎議員も議場で質問しておったわけでありますが、この保証人の問題は、やはり借入者が非常につらいことでありますので、どうかこれが相対補償にあるのか、あるいは保証人がなくできるのか、そこら辺をひとつお願いしたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) ただいまのご質問でございますが、現在、天災資金3%、それから5.5、6.5、そのほかに県単、それから公庫という5項目で明示をしたわけでございますが、これまでどおり天災資金につきましては保証人2名は国県の指示であります。それから、県単につきましては、冷害対策資金の方は保証協会というシステムをとります。それから、そのほかに融資斡旋しております農業経営維持安定基金につきましては、保証人もしくは担保設定ということで、鹿角市もその方向で考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 成田君。 ○2番(成田尚平君) 先般、この冷害の件に関して座談会を開催したと聞いておりますし、その場合に、この保証人の問題が出なかったのかどうか、そこをお尋ねいたしたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) 一般質問でもお話がありましたとおり、当然お話は出ておりました。ただし、私たちは、制度資金ということについては、今後の課題はあるものの、現時点ではこの制度を曲げてどうこうということまではやはり厳しいという視点で、国県の指示に従ってその制度で行いたいということで進めてまいりました。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 本来であれば産経委員会ということでありますけれども、私がきょうそこを省略して行われるので質問します。  冷害対策費の中での天災融資の金利補給の場合、非常に低い金額であります。スズメの涙にも及ばないような感じだと思います。8万5,000円、1万7,000円というのはどういう財源になってますか。ページは26ページ。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) ここに提示しました8万5,000円と1万7,000円につきましては、初年度分ということで計上させていただいております。先ほど総務部長の方からご説明ありました6年分、7年分につきましては、債務負担行為の方に明示をさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 豊田君。 ○18番(豊田重美君) 今の話は了解しました。  その上にあります秋作業支援対策として、これはコンバインの刈り取りだと聞いていますけれども、この対象外の面積などは確認されているんですか。まだそういうことは確認されていないんですか。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) 秋作業の支援対策事業の関係でありますが、面積につきましては、今年度の作付面積が2,537ヘクタールということで出ておりますので、その実績に基づいて換算したものであります。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。阿部君。 ○12番(阿部節雄君) 被害農家の就労対策として、いろいろ県が独自の施策を出しているようでありますが、今の予算で計上になりました農業用施設の整備費、若干ありますけれども、これは、せっかく県が単独で4割の助成をするということですから、もう少し前向きな対応をできなかったのか、箇所はこれで精いっぱいだったのか、それが一つであります。  それから、同じく被害農家の就労の場を確保するということで、県は県営林の枝打ち作業を取り上げるということなわけですね。それで、鹿角市内にも県営林というのはあるわけですが、県は鹿角市内でこうした県営林の枝打ち作業を取り上げる考えがあるのかどうか、そこら辺。  それから、やはり被害農家に対しての市税の減免措置等は検討されているのか。あるいは、そこまで至らなくていいという判断なのか。  それから、関連して、子弟の授業料の減免とか、あるいは学費等の免除というようなものが出てくると思いますが、これらの対応をいかに考えておられるのか。これらについてご質問します。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) ちょっと順不同になるかもしれませんが、よろしくご理解をいただきたいと思います。  まず、救農土木についてでありますが、これにつきましては、今ご指摘のとおり、県が40%、市町村が40%、受益者負担20%という提示でございます。これにつきましては、平成5年度の事業も視野に入れながら、被害農家の方々がこの冬場にスコップとつるはしで、しかも保険等も掛けながら、きっちりと国庫補助並みの事業形態を持っていくのは非常に厳しいという前提で少し話があります。その中で、こういう厳しいときに受益者負担ということでは非常に厳しいということで、先ほど15節で工事請負費、これは市単で、今回の冷害に遭われた程度の高いところを中心に市内18カ所ということで、市単独で業者委託でやりたいと。これにつきましては、日ごろ災害等で取り上げていただけない、あるいはこういうときにこそやらさせていただきたいという、私どもも農家あるいは地域の代表に入っていって調査をした結果、計上させていただいた経緯がございます。  それから、県有林の関係でありますが、県の方では、秋田県全体で1,051万円ほど計上してございます。確かに鹿角市内にも県有林があるやに賜っております。こちらの方は、県単独でそれぞれの地域で発注するというふうに伺っておりまして、詳しいことについてはまだ把握してございません。  それから、市税の関係でありますが、これにつきましても国県の方からはできるだけ対応できるように指導をするということで、私どもの方でも庁内で関係課11課集まりまして、いろいろな対策について話し合いをしてございます。  今回、市税につきましては、三つの大きな理由を申し述べさせていただきますが、今回は、農作物の損失額、これは共済金の控除後でありますが、平年収入の10分の3以上の方についてという適用分があります。その中で、減収量が72%を超えないと損失割合が10分の3以上にならないということであります。したがいまして、対象者はかなり限定されることが1点であります。  それから、残された税の納期ですが、市・県民税におきましては、4期の納期限2月1期分、それから国民健康保険税におきましては、12月と2月と3月の3期分ということで、これにつきましても、市・県民税の残り1期分につきましてはほとんどの農家が均等割ということと、前回5年のパターンでいきますと、国民健康保険税につきましては残りがまだ4分の3期あったと、それから、市・県民税についてはまだ半分残ってあったということで、あわせて今回は国県からの補てんがない。  それから、3点目でありますが、今回冷害農家の方々には非常に厳しい結果になるわけですが、他の産業、リストラ等により収入が激減した給与所得者との公平性を考慮する必要があるのではないかということであります。したがいまして、条例を改定して減免措置を講ずるには、今回の場合ですと、例えば被害の高かった場所の一部の区域の方だけにということで、公平性に欠けるのではないかということで、税の方の条例制定は見送りをさせていただいたということでございます。 ○議長阿部佐太郎君) 総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 補足したいと思いますが、税の減免については既存の条例の中で十分対応できるというふうに思っておりますので、収穫皆無の農家についてはそういうふうな対応をしたいというふうに考えております。 ○議長阿部佐太郎君) 阿部君。 ○12番(阿部節雄君) 今の県営林の問題ですけれども、鹿角は深中田あたりもかなり県営林の面積が大きいわけですね。こうした大きな被害を受けられた農家の方々、この就労の場を確保する。そして農家経済を幾らかでも支援してやると。この際大変重要なことだと思うんですよ。ですから、県のそうした鹿角市内の県営林の枝打ち事業の計画を早く入手して、幾らでも就労できるような努力をすべきだと、こういうふうに意見をつけておきたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 私も所管の委員会ですが、委員会付託省略ということで質問させていただきます。  こういう早急に農家の支援策を出していただいて、本当にいいことだと評価はするんですが、県の支援対策を見ますと、融資枠が3億円で限度額が200万円、こうあります。今回、市の支援策が天災資金融資枠7,000万円、冷害対策資金2,000万円となっておりますが、現実に融資希望者百何十人とありますが、人数が何人であって、総額で幾らの希望額が実際にあるのか。そして、その希望額の、県の限度額は200万円とあるんですが、市としては最高限度額は幾らの申し込みがあったのか。それと、県の支援対策と市の支援対策を重複して受けられるものなのか。  あと、もう一つ、秋作業支援対策ということなんですが、減収率30%以上70%未満、10アールあたり、コンバインだと思うんですが、1,000円。減収率70%以上2,000円。こう見ますと、私考えますに、コンバイン大体1反歩1万五、六千円に対して1,000円、2,000円というのはちょっと余りにも少ない感じ。私は、当初1万5,000円ぐらいの、減収率70%であれば70%掛けたもので見ようとか、それであれば結構助かるような感じがするんですが、70%以上、こういう中には皆無というのもあるやに私は聞いております。そういう中ではちょっと金額が、ないよりはありがたいと思いますが、少なく感じます。どういう基準の算定方法をしたのかと、あとは、この補助をもらうための申請方法はどのようにしていくのかを伺います。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) まず最初に、天災資金の方の申し込みの関係でありますが、総体では123人の相談を受けております。これは、いち早く3日間ほどで消化をしてございますが、まず3%資金については、これは三つあるんですが、すべて限度額は250万円です。3%、5.5%、6.5%。これで一番低利の方が9人、それから5.5%の方が42人、それから6.5%が21人の申し込みでございました。総額にしますと、3%資金の方は約1,000万円、それから5.5%が5,000万円、6.5%が1,000万円。これは減収率に応じて当然損失額等で額が下回ってまいりますので、これは限度額は250万円ということでご理解をいただきたいと思います。これの合計が7,000万円計上させていただいたと。  これに集約してきますと、大体要件とも絡めて72人。そこでさらに厳しい要件で、あやふや、あるいは厳しいなという形でいきますと、次の方に私どもは公庫の方に斡旋を同じように70人ほど見込んでおります。これが約3,500万円です。
     それから、県単、県単独の200万円につきましては、こちらの方も40人分ほど見ていまして、これも約1,700万円ぐらいになると思いますが、こちらの方も予算措置としては2,000万円ほど計上しているという状況でございます。  それから、秋作業の関係でありますが、確かにおっしゃるとおり、今年度は1反歩当たり1万5,500円の単価であります。この辺の査定の仕方はどうあれ、まずはこの最初も一律にというのをやめて、少しめり張りをつけさせていただいたという前提がございます。それで、30%以上の、私どもの調査でことしの作付面積に対しての被害パーセントをはじき出しておりますので、鹿角市全体では41.2%の減収率でございます。10%未満というのは私どもの調査ではゼロでございます。それから、皆無もゼロでございます。30%減収のところは5%、30%から70%のところが大体90%。ここ2段階ありますが、70%以上は3.5%ということではじいております。このパーセンテージに従いまして、それに面積を掛けまして、単価1,000円で計上させていただいたと。あわせて、減収7割以上のところは、めり張りをつけて2倍にさせていただいたということでございます。ご理解をいただきたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) 齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 部長、私の言ったのは、確かに70%以上は1,000円の2倍ということでめり張りをつけたということはわかるんですが、この算定額の基礎額が、私から見ると、ことしの冷害の感覚からすると少な過ぎだという、その少ないと見る部分の算定根拠を知りたかったんですよ。1,000円はどうやって算定したんですかと。2,000円はわかります。1,000円の2倍ですから。1,000円の算定根拠はどのようなことですかということです。 ○議長阿部佐太郎君) 産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) 本来でありますと、単価が1万5,500円ということであれば、それについて何%ということになるんでしょうが、前回の冷害の折にも切りのいいところで金額を出させていただいたということでご理解をいただきたいと思います。  それから、手続につきましては、ただいま申し上げました私どもの調査結果のパーセンテージの面積で割り出しておりますので、共済金の支払われた結果なり、明細書をお持ちいただいて、すべての補助事業の方にそれをもとにして査定をさせて対応させていただきたいと考えております。 ○議長阿部佐太郎君) 齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) まず申請方法はわかりました。この1,000円の算定基準について、私が聞きたかったのは、例えば農業団体とか、いいですよ、いろいろな審議会等々に相談をしてこういうもので決めましたというのであればわかるんです。今聞いていますと、気分次第でというようなニュアンスで聞こえるのは、私の言うのは、やはり毎回我々地域の産業は農業と観光しか鹿角になくなってきた。こういう中で、やはり農業を守るためには、市としてはこれこれこれの信念、ポリシーがあってこういう額を算定したというものを私は聞きたかったんですが、今の1,000円というのは、もし緻密な積み重ねの経緯があったら、それを知りたいということでしつこく聞いております。 ○議長阿部佐太郎君) 齋藤君、この件についてほかにございませんか。ありましたら続けてどうぞ。(「いいです。そこだけで」の声あり)いいですか。  産業部長。 ○産業部長(馬淵晴彦君) 先ほど来少し申し上げておりますが、これまでの経緯の中で、庁内の関係課11課の会議を2回ほど、それから、冷害対策本部の幹事会、それらをも含めてそういう話し合いの上でこういう金額を打ち出しております。ご理解をいただきたいと思います。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本議案につきましては、討論を省略し、直ちに採決をいたします。  議案第68号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号から議案第76号までの8件について一括して議題といたします。  順次、提案理由説明を求めます。総務部長。 ○総務部長児玉 一君) 先ほど議案第68号の説明の際に、69号から76号までもその概要を説明してまいりましたが、改めてご説明申し上げたいと思います。  議案第69号から第76号までの各特別会計及び上水道会計の補正予算でありますが、それぞれ給与改定に伴う減額措置を行っております。改定は一般会計と同じ内容でありますので、説明は省略させていただきます。終わります。 ○議長阿部佐太郎君) 以上、提案理由説明を終わります。  これより、議案第69号から議案第76号までの8件について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、討論を省略して、直ちに採決をいたします。  議案第69号から議案第76号までの8件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第69号から議案第76号までの8件については、原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。     午前11時01分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時01分 再開 ○議長阿部佐太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 冷害対策に関する陳情について ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第5、冷害対策に関する陳情についてを議題といたします。  本陳情については、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  本件について討論の通告がありますので、これを認めます。阿部博文君。 ○7番(阿部博文君) 私から、本陳情を採択することに賛成する討論を行います。  鹿角地域の稲作は、本年、低温と日照不足により、平成5年以来と言われる大きな被害を受けました。農家の被害状況はまことに深刻でありまして、その救済が急がれております。よって、本陳情を採択することに賛成するものであります。以上であります。 ○議長阿部佐太郎君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより本陳情を採決いたします。  15陳情第19号冷害対策に関する陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長阿部佐太郎君) ご着席ください。起立多数であります。よって、本陳情を採択することは可決されました。  暫時休憩いたします。     午前11時03分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時04分 再開 ○議長阿部佐太郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第6 冷害対策に関する決議について ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第6、冷害対策に関する決議についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。児玉政芳君。     (22番 児玉政芳君 登壇) ○22番(児玉政芳君) 私から、決議第1号の提案理由をご説明申し上げます。  決議第1号、冷害対策に関する決議についてでありますが、低温と日照不足により大きな被害を受けた本市の農家経済の立ち直りを図るために、関係機関に対し、被害農家への支援策を早急に講ずるよう本議会の総意をもって要望するため決議するものであります。  以上、ご提案申し上げましたが、何とぞ満場一致でご可決くださいますようお願いいたしまして、提案説明といたします。 ○議長阿部佐太郎君) 提案理由説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (22番 児玉政芳君 降壇) ○議長阿部佐太郎君) これより直ちに採決をいたします。  決議第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、決議第1号については、原案のとおり可決されました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第7 議員派遣の件について ○議長阿部佐太郎君) 次に、日程第7、議員派遣の件についてを議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び鹿角議会会議規則第159条の規定により、議員派遣の件についてはお手元に配付しております議員派遣一覧表のとおり議員を派遣したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長阿部佐太郎君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。  ただいまの時刻をもって閉会いたします。  ご苦労さまでした。     午前11時07分 閉会       議  長     阿 部 佐太郎       署名議員     米 田 健 一       署名議員     齋 藤 啓 一...