鹿角市議会 2001-09-03
平成13年第5回定例会(第1号 9月 3日)
平成13年第5回定例会(第1号 9月 3日)
平成13年9月3日(月)午前10時開会
開会
議長報告
第1
会議録署名議員の指名
第2
議会運営委員長報告
第3 会期の決定
第4
市長行政報告
第5
鹿角広域行政組合議会報告
第6 議案の上程
説明、質疑
議案第62号から議案第73号まで
説明、質疑
認定第1号
第7 議案及び請願・陳情の付託
散会
─────────────────────────────────────────────
本日の会議に付した事件
1
会議録署名議員の指名
2
議会運営委員長報告
3 会期の決定
4
市長行政報告
5
鹿角広域行政組合議会報告
6 議案の上程
議案第62号 財産の処分について
議案第63号 市道路線の認定について
議案第64号 市道路線の廃止について
議案第65号 鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れの変更について
議案第66号 鹿角市市税条例の一部改正について
議案第67号
鹿角市営住宅条例の一部改正について
議案第68号 平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)
議案第69号 平成13年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第70号 平成13年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第71号 平成13年度鹿角市
高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算
(第2号)
議案第72号 平成13年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第73号 平成13年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)
認定第 1号 平成12年度鹿角市
上水道事業会計決算認定について
──────────────────────────────────────────
出席議員(24名)
1番 宮 野 和 秀 君 2番 成 田 尚 平 君
3番 小田切 康 人 君 4番 大 里 恭 司 君
5番 栁 舘 一 郎 君 6番 阿 部 博 文 君
7番 髙 杉 正 美 君 8番 田 村 富 男 君
9番 岩 船 正 記 君 10番 黒 澤 一 夫 君
11番 石 川 幸 美 君 12番 石 川 徹 君
13番 米 田 健 一 君 14番 村 木 繁 夫 君
15番 阿 部 節 雄 君 16番 児 玉 政 芳 君
17番 齋 藤 啓 一 君 18番 豊 田 重 美 君
19番 勝 又 幹 雄 君 20番 佐 藤 一 君
21番 中 西 日出男 君 22番 奈 良 喜三郎 君
23番 阿 部 邦 宏 君 24番 阿 部 佐太郎 君
─────────────────────────────────────────────
欠席議員(なし)
─────────────────────────────────────────────
事務局出席職員
事務局長 舘 洞 正 明 君
主席事務局長補佐 佐 藤 國 雄 君
主 査 菅 原 勤 君 主 査 田 口 善 浩 君
主 事 小田嶋 真 人 君
─────────────────────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市 長 佐 藤 洋 輔 君 助 役 三 村 陽 一 君
収 入 役 大 里 博 志 君 教 育 長 織 田 育 生 君
代表監査委員 田 中 正 美 君 総務部長 畠 山 修 三 君
市民福祉部長 石 坂 光 男 君 産業振興部長 工 藤 利 榮 君
都市建設部長 田 村 秀 一 君 上下水道部長 石 川 孝 男 君
総務部付部長待遇 児 玉 弘 志 君 教育次長 湯 澤 勉 君
総務部次長 三ケ田 徳 雄 君
市民福祉部次長 和井内 貞 光 君
産業振興部次長 児 玉 一 君
上下水道部次長 渡 邊 正 君
総務課長 石 井 富士雄 君 財政課長 高 田 幸 良 君
農業委員会事務局参事 武 藤 隆 介 君
○
議会事務局長(舘洞正明君) ただいままでの出席議員数をご報告申し上げます。出席24名であります。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。終わります。
午前10時00分 開会
○議長(大里恭司君) ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので会議は成立いたします。よって、第5回
市議会定例会を開会いたします。
本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号により進めてまいります。
──────────────────────〇 ─────────────────────
議長報告
○議長(大里恭司君) これより議長報告をいたします。
監査委員より
例月出納検査書が地方自治法第235条の2第3項の規定により提出されております。
次に、第4回
市議会定例会において可決されました意見書3件につきましては、関係行政庁へ提出いたしておりますのでご了承願います。
次に、6月20日から9月2日までの議会閉会中における
会議開催状況及び会議出席者については別紙のとおりであります。
以上をもちまして、議長報告を終わります。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(大里恭司君) 次に、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、8番田村富男君、9番岩船正記君を指名いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第2
議会運営委員長報告
○議長(大里恭司君) 次に、日程第2、
議会運営委員長の報告を受けます。
本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、8月27日に
議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長、阿部邦宏君。
(
議会運営委員長 阿部邦宏君 登壇)
○
議会運営委員長(阿部邦宏君) 私から、平成13年第5回
鹿角市議会定例会にかかわる
議会運営委員会を、去る8月27日に開催いたしておりますので、その結果についてご報告申し上げます。
お手元に
会期議事日程表をお配りいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、会期でございますが、本日9月3日から9月19日までの17日間としております。
次に、議事日程でございますが、本日9月3日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。
9月4日から9月10日までの7日間は、議案調査及び休日のため休会となります。
9月11日は一般質問の1日目となります。この日の会議の開会時間は午後6時からとし、議事日程第2号により進め、翌12日は一般質問の2日目で議事日程第3号により進めてまいります。
9月13日、14日及び17日は、付託事件の審査のため常任委員会としております。
9月15日と16日の両日は祝日及び休日のため、また9月18日は事務整理のため休会となります。
9月19日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。
なお、最終日には、当局から追加議案が提出される予定となっております。
以上の会期、議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(大里恭司君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認めます。よって、
議会運営委員長の報告を終わります。
(
議会運営委員長 阿部邦宏君 降壇)
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第3 会期の決定
○議長(大里恭司君) 次に、日程第3、会期の決定を行います。
お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日より9月19日までの17日間に、また9月11日の会議の開会時間については午後6時と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第4
市長行政報告
○議長(大里恭司君) 次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。
(市長 佐藤洋輔君 登壇)
○市長(佐藤洋輔君) 平成13年第5回定例市議会が開会されるに当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。
初めに、経済動向と財政運営についてでありますが、我が国の経済は輸出、生産ともに大幅に減少したため在庫の増加が見られるほか、設備投資も減少傾向にあり、企業の業況判断においても製造業を中心に厳しさが増しております。また、雇用情勢においては完全失業率がこれまでの最高水準で推移しているなど、景気はさらに悪化しているとされております。
このような状況にあって、国では「今後の
経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」に従い、民営化、
規制改革プログラム、
チャレンジャー支援プログラムなど、構造改革のための七つの
改革プログラムをセットで実施し、経済再生のための構造改革を断行するといたしております。
県内の経済状況については、生産面で電気機械を中心に生産調整の動きが強まっているため、操業度合いが低下しており、
住宅着工件数も持ち家の低迷を原因として低調なほか、個人消費も家電、乗用車販売が前年を下回っているなど、停滞感が一段と強まっており、雇用情勢では事業主都合の離職者が大幅に増加していることから、求職者が前年を上回り、新規求人も製造業を中心に大幅な減少傾向にあります。
本市においては、4月から7月まで民間の
住宅着工件数については件数、面積ともに前年並みとなっておりますが、6月以降では前年比割れとなっており、また受注競争による減収減益の様相が依然として続くものと見られ、倒産の増加が懸念されるなど、先行きは厳しい見通しとなっております。
地元商店街においても、当初涼しい日が続いたため、夏物衣料が不振であったほか、家電製品では携帯電話関連を除いて売り上げが低迷しており、食料品においても不況による売り上げ減少に加え、大型店、安売り店などへの顧客流出により厳しい状況にございます。
また、雇用面では鹿角管内での新規求人数が依然として低調であり、有効求人数も前年対比で3カ月連続の減少となっているほか、
有効求人倍率は0.3倍台と非常に低い水準で推移しており、極めて厳しい状況が続いております。
このようなことから、市の財政運営においては、より一層の行財政効率化を推進してまいらなければならないものと考えております。
次に
普通地方交付税についてでありますが、先般、本年度交付額が67億4,837万2,000円に決定されており、前年度に比較し4.7%減となっておりますが、
臨時財政対策債発行可能額2億6,595万7,000円を加えた交付税見合額では、ほぼ前年度並みとなっております。
次に、
経済戦略会議についてでありますが、月例会議の開催と並行し、「経済再生」に向けた啓発として専門委員による基調講演、一般公募を受けて決定したCIデザイン・
活性化アイデアの公表、
パネルディスカッションで構成するフォーラムを約100人の方の参加を得て、7月20日に開催をいたしております。フォーラムでは、市民力の重要性、可処分所得の重視、
ボランタリー経済の確立など貴重な提言がなされました。
8月の会議時点で、委員からの提言事項もほぼ出尽くした状況であり、報告書の中での緊急かつ重点的に実施すべき戦略の位置づけ、経済再生に向けた地域全体としての基本姿勢等、根幹部分の議論がされております。
現在、9月下旬の最終会議での議論集約と報告書を待つ段階であり、提言された戦略を、行政・民間それぞれが検討し、実践するための仕組みづくりが最重要になるものと考えております。
経済戦略会議からの報告書提出を待たずに、CIの広範な活用、県内初の試みでもある空き工場再利用支援に加え、地産地消・地産他消戦略の根幹を担うであろう直売所機能を「鹿角観光ふるさと館あんとらあ」に付設し、関係者の一層の奮起を期待すべく、今議会へ関連予算を計上させていただいております。
これまで行政が先導的・機動的に取り組んできたところでありますが、ここにきて民間団体もしくは公共的団体において、積極的にCI推進策を実践もしくは検討する動きが出始めており、何よりも地域全体が共通認識を持って取り組む「共動性」が肝要である「経済再生」にとって心強い兆しが見えてきております。
次に国際交流についてでありますが、8月5日から8日間の日程で
ハンガリー共和国ショプロン市を訪問し、向後の交流推進のあり方等に関する協議を行ってまいりました。
昨年7月にショプロン市行政関係者を迎えて、今後の関係構築について協議した際、友好交流から
姉妹都市交流へステップアップさせたいとの申し入れがあり、私としてもこれまで6年間の交流実績から、ショプロン市との交流の意義、効果といったものが、両市民の間に浸透しつつあるとの判断で前向きの検討をしてきたところであり、今回の訪問を姉妹都市提携を前提とした協議と位置づけ、交流事業等を提案しながら、その内容について協議をしてまいりました。
具体的には青少年の短期留学、専門技術研修の相互派遣、教育・文化交流、そして
産業経済分野等も視野に入れた交流を展開していく方針と、2002年のショプロン市による本市訪問時における姉妹都市協定の締結をめどに、今後、具体的な見通しについて協議調整していくことを確認いたしております。
なお、訪問団同行の本市中学生によるホームステイ11人も、ショプロン市での
生活体験プログラムに取り組み、事故もなく元気で帰ってきております。
次に農業関係についてでありますが、水稲の生育状況は、全体としては草丈がやや長く、茎数は少な目となっており、出穂期は平年より4日ほど遅い8月9日となっております。なお、8月15日現在の作柄概況は本県北部で「平年並み」と発表されておりますが、葉いもちが全域で発生しており、穂いもちの発生が懸念されることから、関係機関等と連携して、広報車による巡回指導などにより徹底防除を呼びかけてまいりました。
主要作物の夏秋キュウリ及びトマトについては、天候の影響により、平年に比べると出荷総量は若干少なくなってきております。
リンゴの降霜対策についてでありますが、県に対して被害総面積を257.3ヘクタールとして申請しておりますが、当初の78ヘクタールの認定面積が申請どおりの257.3ヘクタールとして認定される方向であります。
なお、リンゴの状況については玉伸びがいずれの品種も平年並みからやや小さい状況となっておりますが、着果量については、霜による被害果の摘果程度によりばらつきが見られ、被害果を多目に摘果した園地では着果量は少ない傾向にございます。
花卉のテッポウユリは、梅雨明け後の長雨により一部で倒伏等も見られますが、生育はおおむね順調となっており、
トルコキキョウは生育が遅れぎみで推移しております。
葉タバコについては、7月中の日照不足で生育の遅延傾向があり、収穫は平年よりも7日程度のおくれとなっておりますが、天候が回復したことで収穫作業も順調に推移しており、デントコーンなどの飼料作物についても順調な生育となっております。
今後も、気象情報等を注視しながら、出来秋に向けて、関係機関等と連携して必要な情報の提供や指導に努めてまいります。
次に、7月23日の梅雨前線豪雨と7月31日及び8月1日の豪雨による農業用施設等の被害状況でありますが、23日は9カ所、31日から1日は6カ所の合わせて15カ所の被害を受け、被害額は1,074万円となっております。このうち
八幡平坂比平地区の
農道のり面崩壊については
災害復旧事業の対象として県に報告をいたしております。 県営ほ場整備については、花輪地区40.5ヘクタール、芦名沢地区12.5ヘクタールを施工しておりますが、梅雨以降の長雨の影響は若干ありますが、順調に推移をいたしております。
また、二本柳地区は平成14年度採択に向け県との協議を進めておりますが、同地区に接する根市川保田橋下流約52ヘクタールと高間舘地区26ヘクタールについて事業化に向け調査をしてまいります。
小豆沢地区農業集落排水事業については、4月1日から一部供用開始をいたしておりますが、14年度から全面供用できるよう事業を推進しております。なお、8月25日現在の使用状況は、供用可能世帯156戸のうち47戸となっております。
次に商工関係についてでありますが、鹿角管内の
有効求人倍率については、今年の2月以降3カ月連続して低下しており、特に5月は0.3倍と落ち込んでおります。6月0.32倍、7月0.34倍と回復しているように見えますが、これは求職者数が減少したことによるもので、依然厳しさは変わらないものと認識をいたしております。
さらに、8月に入り鹿角管内の企業で受注の落ち込み等により雇用調整などを行っている企業が出ており、雇用環境はなお一層厳しさを増しておりますことから、関係機関と密接な連携をとり、雇用に関する情報収集を強化するとともに、離職者への支援、各種相談、再就職の促進対策等を早急に検討し、できれば今定例会中にその対策事業について予算化をしたいというふうに考えております。
また、7月末現在の新規高卒者の状況についてでありますが、鹿角管内の高校を卒業する生徒数は476人でありますが、その内、就職希望者は190人となっております。190人中、
県内就職希望者が107人となっており、これは今春の卒業生の県内就職希望と比較しますと30人の増加となっております。
しかし企業からの求人は15事業所、41人にとどまっており、事業所数、求人数のいずれも対前年比およそ46%の減少となっております。
このため
鹿角公共職業安定所とともに市内企業を訪問し、できるだけ多くの卒業生を採用していただけるようお願いしておりますが、今後も引き続き地元企業の皆さんへ新卒者の採用の働きかけを行ってまいります。
次に観光関係についてでありますが、去る7月8日、市民など約350人の参加を得て、八幡平の美化清掃活動を実施し、自然を守る意識を啓蒙できたものと考えております。また、7月10日には、
八幡平山頂付近に群生している西洋キク、
フランスコスモス等の外来植物の駆除を、
地元八幡平小学校、中学校の協力で、秋田県側としては初めて実施しており、来年度からは秋田県、岩手県と合同での駆除作業を実施する予定であります。
また、祭り、イベントが湯瀬温泉祭り、
大湯温泉夏祭りを皮切りに市内各地で開催されましたが、いずれも天候に恵まれ、盛会裏に終了しております。
特に8月19・20日の「花輪ばやし」は、本年から駅前広場での演出を2日間実施したことから、多くの市民及び観光客に「はやし」の醍醐味を感じ取っていただいたものと思っております。
今年で2回目の開催となりました「毛馬内北の盆2001」は、岐阜県の郡上八幡踊りなどを迎え、台風の影響もありましたが無事終えることができました。
また、25・26日の「
古代縄文フェスティバル」は、年々内容が充実し、本市に欠かせないイベントとして定着しております。
今後につきましては、まもなく迎えます紅葉シーズンに向け、市内の観光関係団体が一体となったイベントを市内各地で実施し、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。
次に、
地熱熱水供給事業の状況についてでありますが、供給施設から各施設への熱水供給は、8月30日をもって終了し、当施設は近々解体される予定となっております。
また、熱水を供給しておりました
サンスポーツランド温水プールについては、代替設備を整備し、引き続き運営してまいりますが、冬期間は閉鎖することにいたしております。
次に、建設関係についてでありますが、
公共土木施設災害復旧事業につきましては零下の気温が続いた今冬は、アスファルトの路盤凍結により、道路11カ所で凍上災害が発生し、現在被害 申請中でありますが、先般、2カ所について査定官による現地調査で査定率76.66%の3,943万4,000円の査定を受けました。
残りの9カ所については、本日から現地調査に入る予定となっております。また、7月23日、八幡平地域の集中豪雨により護岸が決壊し、3カ所を河川豪雨災害として被害報告をいたしております。
次に、
角館大鰐間国道整備促進期成同盟会と八戸・
能代間北東北横断道路整備促進期成同盟会により、7月25日、7月30日に秋田県・青森県及び能代・青森各工事事務所に、さらに、8月30日には、
秋田工事事務所へそれぞれ
道路整備促進を合同で要望しております。
今後は、
国土交通省東北地方整備局及び中央省庁等への要望を実施することにいたしております。
次に、工事の発注状況についてでありますが、8月31日現在、予算に対し、
都市建設部関連で56.8%、
産業振興部関連で63.7%、
上下水道部関連で67.8%、全体で60.3%となっておりますが、引き続き早期発注に努めてまいります。
次に、
都市計画関係についてでありますが、現在、県で進めております花輪通り線六日町工区の街路事業について、平成13年度は用地補償を進めており、今年度予定していた10件にかかわる家屋等の移転補償契約は全て終了したと伺っております。
次に、昨年度から
花輪高井田地区に進めております、
公営住宅建設事業についてでありますが、平成12年度分28戸の工事は、今月中旬の完成をめどに、現在は内装、設備機器の取り付けを施工しております。平成13年度分11棟22戸につきましては、去る7月26日に入札を行い、建設工事業者11社を含め、機械設備、電気設備工事業者合わせて25社で11月末完成を目途に工事を進めております。
また、移転の対象となっております、柏木森、赤坂、荒屋敷及び新山寮の現入居者に対しましては、移転をしていただくための説明会、話し合いを重ねているところであります。
次に
水道事業関係でありますが、本年度前半における業務状況につきましては、給水収益は、前年同期と比較して、ほぼ横ばいの状況となっております。
また今年は、梅雨明け以降も雨の日が多かったことから、上水道、簡易水道とも渇水の心配もなく順調に推移いたしているところであります。
工事の発注状況につきましては、
花輪浄水場中央監視盤交換工事及び花輪地区における
石綿管更新工事を、また、上水道の
基幹配水管拡張につきましては、
大湯中通り線拡張工事として昨年に引き続き小枝指、小平地区において早期完工を目指してその推移を図っているところであります。
次に福祉関係についてでありますが、去る8月10日、戦没者の冥福を祈るとともに恒久平和の決意をアピールするため、「戦没者顕彰・平和祈念のつどい」を広域交流センターで開催し、ご遺族など約130人の参列をいただいております。また、敬老会並びに金婚顕彰式については、9月5日から3日間、記念スポーツセンターにおいて椅子・テーブル方式で開催を予定しており、敬老会は74歳以上の方々4,856人が、金婚顕彰式は159組の夫婦が対象となっております。
児童福祉関係では、花輪地区で開設された「託児所わんぱくはうす」が、8月27日に児童福祉法に基づく小規模保育所として秋田県の認可を受け、9月1日から保育事業を開始しております。
当保育所は、国の規制緩和措置を受け県内では初めての個人経営による認可保育所となるもので、設立当初の定員は20人ですが、今後は他の認可保育所と同様、市が保育の実施を委託できる施設として、仕事と子育ての両立支援のために大いに期待しております。
介護保険については、所得の確定を受け高齢者の保険料を本算定し、納付書または口座振替で納付する普通徴収の方に7月以降の額を、年金から天引きされる特別徴収の方に10月以降の額をお知らせしております。なお、昨年4月からの半年間無料、その後1年間半額徴収の特別対策の終了に伴い、10月以降は本来の額を納付していただくことになります。
次に、教育関係についてでありますが、今年度から新たに取り組んでおります、若者たちの夢とアイデアと実践力を生かした社会参加活動を支援する「かづの青年ドリーム支援事業」は四つの青年団体が事業展開に向けて、それぞれ準備を進めているところであります。
平成13年度鹿角市成人式を、去る8月16日にアルパスを会場に開催いたしております。今年度の対象者は590人でありますが、その内参加者は440人となっております。
第54回十和田八幡平駅伝競走全国大会は、去る8月7日に30チームの参加を得て熱戦が繰り広げられましたが、当日は例年になく走りやすい好条件に恵まれ、今までの記録を48秒上回る大会新記録が出るなど、好記録が続出し、大変盛り上がった大会となりました。
平成19年開催の第62回国民体育大会スキー競技会の開・閉会式会場について、去る7月30日に開催された、第62回国民体育大会秋田県準備委員会総会において、開会式は田沢湖町、閉会式は鹿角市と決定されております。
次に、9月補正予算の概要についてでありますが、今回の
一般会計補正予算は、鹿角
経済戦略会議の推進事業や国有財産に係る法定外公共物譲与申請システムの導入と私立保育園の認可保育所運営費、事業採択に向けた草木地区ほ場整備調査事業など、国、県の補助事業の確定に伴う事業費の追加などのほか、冬季低温と7月の豪雨による災害復旧費を主として編成をいたしております。
その結果、補正額は3億3,392万9,000円の追加となり、補正後の総額は180億4,628万1,000円となっております。これは前年同期に比較し、総額で9億643万6,000円、率にして5.3%の増となります。
補正財源につきましては、事業に関連する国庫及び県支出金、市債等の特定財源のほか、繰越金を充当いたしております。
特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計、高田地区土地区画整理事業特別会計、
農業集落排水事業特別会計、上水道事業会計の5会計で予算の補正をいたしております。
主な事業として、国民健康保険事業特別会計では収納率向上特別対策事業費、介護保険事業特別会計では居宅介護住宅改修給付費、高田地区土地区画整理事業特別会計では造成工事費、
農業集落排水事業特別会計では汚泥処理等管理費と工事費の追加、上水道事業会計では市道高井田西町線用地関連事業費の計上を行っております。
本定例会には、財産の処分案件1件、市道案件2件、特別会計への繰入れ案件1件、条例案件2件、補正予算案件6件、決算認定案件1件、合わせて13件のご審議をお願いいたしております。
なお、追加案件として、(仮称)鹿角市人・情報交流プラザ建設事業に係る工事請負契約の締結案件と決算認定案件9件のほか、補正予算案件も予定しております。
詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、行政報告といたします。
○議長(大里恭司君) 市長の行政報告を終わります。
(市長 佐藤洋輔君 降壇)
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第5
鹿角広域行政組合議会報告
○議長(大里恭司君) 次に、日程第5、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。鹿角広域行政組合議会議長、石川幸美君。
(鹿角広域行政組合議会議長 石川幸美君 登壇)
○鹿角広域行政組合議会議長(石川幸美君) 私から、平成13年6月25日開催の平成13年第5回鹿角広域行政組合議会定例会についてご報告申し上げます。
当日提案されました議案は、報告2件、
一般会計補正予算案1件の合わせて3件であります。
まず、報告第1号、継続費繰越計算書についてでありますが、これは新しいごみ焼却施設建設費にかかわるもので、総額は30億9,994万8,000円であります。
これを3年間の継続費として予算措置いたしておりますが、平成12年度分の年割額4億8,025万9,000円のうち、支出を終わらなかった4億7,932万7,695円を逓次繰越したので、地方自治法施行令第145条第1項の規定による報告であります。
理由といたしましては、ごみ処理焼却施設建設工事請負契約の締結は平成13年1月19日でありましたが、工事にかかわる12年度分の工事が行われなかったことから、継続費の12年度分の歳出予算額のうち、未執行分を逓次繰越としたとの説明がなされております。
次に、報告第2号繰越明許費繰越計算書についてでありますが、これは水槽付き消防ポンプ車と高規格救急車の購入に係るものであります。
去る3月16日に仮契約し、3月23日の第3回定例会において、物品の購入議決を経て、3月26日に本契約を締結したものであるが、年度内納車ができないことから、繰越明許費にかかわる消防費の歳出予算総額7,956万8,000円を翌年度に繰り越したもので、地方自治法施行令第146条第2項の規定による報告であります。
なお、水槽付き消防ポンプ車が9月10日、高規格救急車が10月11日の納車見込みであるとの説明がなされております。
次に、平成13年度鹿角広域行政組合
一般会計補正予算(第1号)について申し上げます。
歳入歳出予算の総額より、歳入歳出それぞれ42万1,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ、37億95万8,000円とするものであります。
今回の補正は4月の定期人事異動に伴う給料、職員手当等、共済費の調整と消防業務の高度化に対応するためのパソコン導入のリース料等が主なるもので、本案は原案のとおり可決されております。
以上で報告を終わります。
○議長(大里恭司君) 鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。
(鹿角広域行政組合議会議長 石川幸美君 降壇)
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第6 議案の上程
○議長(大里恭司君) 次に、日程第6、議案を上程いたします。
まず、議案第62号から議案第73号までの12件を一括して議題といたします。
順次提案理由の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(畠山修三君) 議案第62号財産の処分についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、下記のとおり建物を処分することについて議会の議決を求めるものであります。
平成13年9月3日提出。
1の処分する建物の表示でありますが、所在は鹿角市尾去沢字新山29番地13。構造等でありますが、木造亜鉛メッキ鋼板葺平屋建1棟であります。建物面積は82.3平方メートルであります。
2の処分の方法は無償譲渡であります。
3の処分の相手方は新山自治会。新山団地自治会の2自治会でございます。
提案理由でありますが、旧新山児童館を自治会の集会所として処分するものであります。なお自治会については、現状の利用状況に則した管理方法に改めながら必要に応じて譲渡を進めてきた経緯にあります。
新山児童館は13年4月1日付で用途廃止され、その後、地元自治会から無償譲渡の申請により集会施設として有効利用の利活用を図るため処分するものであります。
資料の1ページから2ページで位置図、平面図を記載しております。終わります。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 議案第63号市道路線の認定について。
道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求める。
平成13年9月3日提出、鹿角市長佐藤洋輔。
提案理由でございますが、主要地方道からの移管等に伴い、市道路線に認定しようとするものが主なものでございます。
別紙をごらんいただきたいと思います。あわせまして資料の3ページをお開き願います。今回の市道認定につきましては、主要地方道比内大葛鹿角線が新たにルート設定されたことによりまして、その関連の道路を認定、あるいは廃止するものでございます。
八幡平・尾去沢の1級の長嶺三ケ田線、これは整理番号1019でございます。参考資料の1019の路線でございますが、現在の県道として利用しております長内から荒町を通りまして、八幡平中学校の前の橋の部分までの旧道といいますか、道路を県道を取りやめまして市道に認定するというものでございます。
それから、これの関連でございますが、黒沢部落の中にあります1758という整理番号でございます。長内黒沢線、これも今までは県道でありましたが、これを市道に認定するというものでございます。以上が、主要地方道のルート変更によります市道の認定でございます。
それから、1767から1770までは切留平2号線、3号線、4号線、5号線ということで、四つの路線を新たに認定するものであります。参考資料の4ページの方をお開きいただきたいと思います。これは八幡平山麓の別荘分譲地内の道路でございますが、準幹線道路として新たに認定をしたいということでご提案申し上げた分でございます。
次に、議案第64号市道路線の廃止について。
道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり廃止することについて議会の議決を求めるものであります。
平成13年9月3日提出、鹿角市長佐藤洋輔。
これにつきましても、先ほどお話し申し上げました主要地方道比内大葛鹿角線の移管に伴いまして市道を廃止しようとするものでございます。
次のページをお開き願います。整理番号1761長嶺松館線を廃止し、県道に移管するというものでございます。
別紙資料の5ページをお開きいただきたいと思います。川部橋から石鳥谷に向かっての道路でございます。これを今度は県道としてルート設定すると、こういうことでございます。〔訂正発言あり P25参照〕
道路の認定、廃止につきましては、以上です。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) 議案第65号についてご説明いたします。
鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れの変更についてですが、平成13年度鹿角市一般会計からの繰入額900万円以内を1,100万円以内に変更するものであります。
提案理由ですが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、一般会計からの繰入額を変更する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。終わります。
○議長(大里恭司君) 総務部長。
○総務部長(畠山修三君) 議案第66号鹿角市市税条例の一部改正について。
鹿角市市税条例の一部を別紙のとおり改正するものであります。
平成13年9月3日提出、鹿角市長。
提案理由でありますが、高齢者の居住の安定確保に関する法律並びに地方税法の一部を改正する法律がそれぞれ公布されることに伴いまして、条例を改正するものであります。
次のページをお開きください。
鹿角市市税条例の一部改正でありますが、まず、最初に改正内容を申し上げます。
附則第7条の2に規定する、新築住宅に関する固定資産税の減免に関する項目を追加しております。
同じく附則第14条に規定しております株式等に係る譲渡所得の個人の市民税の課税の特例に関する項目の2点が追加されております。
改正条文については資料の新旧対照表により説明をいたします。
6ページをお開き願いたいと思います。
新旧対照表の6ページでありますが、改正案の方でありますが、附則第7条の2は新築住宅等に関する固定資産税の減額の規定を受けようとする者がすべき申告ということになっておりますが、これは事務手続の条文でありまして、これに第4項としまして、高齢者の居住の安定確保に関する法律に規定する、高齢者向けの優良賃貸住宅である貸家住宅について、減額の措置の適用を受けようとする者の申告書の提出の義務について加えたものであります。
これは高齢者向けの賃貸住宅に関する供給に促進するため、国及び地方公共団体は必要な措置を講じるというような法律の条文によりまして追加するものであります。
次に附則14条の方でありますが、これは株式等にかかわる譲渡所得にかかわる個人の市民税の課税の特例の条文であります。
次のページをお開き願いたいと思います。
改正内容は第3項及び第4項に規定しておりますが、その内容を申し上げますと、市民税の所得割の納税義務者が平成13年10月1日から平成15年3月31日までの間に、所有期間が1年以上を超える上場株式等を譲渡した場合に、その譲渡所得の金額から100万円を控除するとするものであります。
これは最近の経済情勢を踏まえまして、個人投資家の市場参加の促進を図るための特別措置であります。
以下は条文の整理であります。
次に附則でありますが、この条例は公布の日から施行しまして、附則第7条の2の規定は14年度以降の固定資産税について適用するものであります。終わります。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 議案第67号
鹿角市営住宅条例の一部改正について。
鹿角市営住宅条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成13年9月3日提出。
提案理由でございますが、現在進めております高井田地区への公営住宅の建設に伴いまして、条例を改正するものであります。
次のページをお開きいただきたいと思います。
あわせまして、参考資料の9ページ、10ページに新旧対照表がございますので、ひとつお開きいただきたいと思います。
今回の一部改正の一つは、高井田住宅の設置についての規定でございます。
それから二つ目は、共同施設として高井田住宅に駐車場を設置いたしております。この設置とこの管理についての条項を追加いたしております。
三つ目といたしましては、柏木森、荒屋敷、赤坂、並びに新山寮の用途廃止についてもあわせて規定をいたしております。
参考資料の方でご説明申し上げます。最初は目次の改正、整理でございます。
今までありました第6章の補足を第7章にいたしまして、第6章として、新たに駐車場の管理について第40条、41条、42条、43条、44条、45条まで駐車場の管理についての規定をここで追加いたしております。
それから、次のページ、11ページでございますが、別表の関係でございます。赤坂住宅、柏木森住宅の廃止の関係、それから高井田住宅を新たに追加する部分。それから単独市営住宅につきましては、荒屋敷住宅を廃止する関係と、新山寮を廃止する部分でございます。
それから共同施設につきましては、高井田住宅の駐車場を新たに追加するものであります。
別表2につきましては、使用料、一区画、1カ月1,000円とする条項でございます。
以上が市営住宅条例の一部改正の内容でございます。
それから、附則の関係でございますけれども、高井田住宅の設置につきましては、条例の公布の日から施行することにいたしております。
それから、45条の駐車場を管理委託する部分につきましては、規則で定める日からということで、当分の間は市が管理していくということにいたしております。
それから、市営住宅の廃止の関係につきましては、平成14年1月1日から施行するということで附則の方にそれぞれの施行を明示いたしております。以上です。
○議長(大里恭司君) 総務部長。
○総務部長(畠山修三君) 次に、議案第68号でありますが、補正予算書をお開き願いたいと、1ページであります。
議案第68号平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)であります。
第1条の歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ3億3,392万9,000円を追加し、総額をそれぞれ180億6,428万1,000円とするものであります。
第2条の地方債の補正については、第2表地方債補正によるものであります。
6ページをお開き願います。
第2表地方債補正でありますが、1追加としまして、農業用施設
災害復旧事業130万円の追加であります。これは4月23日の豪雨災害による農道1カ所の事業費にかかわるものであります。
次は
公共土木施設災害復旧事業でありますが、5,410万円を追加するものであります。これは冬季低温による凍上災、道路11カ所、さらには7月23日の豪雨災害による河川3カ所の事業費にかかわる起債であります。
2の変更でありますが、基盤整備促進事業でありますが、東町地区基盤整備事業の追加割当となりました事業600万円を追加し2,100万円とするものであります。
次に急傾斜地崩壊対策事業でありますが、400万円の追加でありますが、今年度県事業の確定により増額するものであります。
次に臨時財政対策債でありますが、6,590万円を追加しまして2億6,590万円とするものであります。
これは地方交付税の決定に伴いまして、基準財政需要額から一部振替措置が講じられたことによりまして、臨時財政対策債の発行可能額もあわせて決定となったもので、今回当初予算措置額との差額を追加補正したものであります。
11ページをお開き願います。
歳入であります。9款分担金及び負担金の2目4節。児童福祉費の負担金290万円でありますが、これは9月1日から認可保育園の適用を受けている、わんぱくはうすの入所者の徴収金であります。
次に11款でありますが、1目民生費の5節児童福祉費負担金でありますが、これも同じくわんぱくはうすの認可に伴いましての国庫負担金であります。
次がその下でありますが、災害復旧費国庫負担金でありますが、これは先ほど起債の方でも申し上げました凍上災、豪雨災害によります1億850万円の負担金であります。
その下の部分でありますが、11款2項6目の商工費の国庫補助金でありますが、1節の商工費補助金でありますが、これは中心街の活性化法に基づく基本計画の策定の経費でありますが、従来、県補助金として計上しておりますが、これが国庫補助金の方に項目が変更になったものであります。
次のページをお開き願います。
一番上の県支出金の民生費県負担金の児童費負担金でありますが、一番上の531万5,000円は同じくわんぱくはうすにかかわる県の補助であります。
次の2項の県補助金の方の5目の農林水産業費の県補助金でありますが、7節畜産事業費補助金、これは堆肥処理の施設整備でありますが、家畜排せつ物法の改正に伴いまして、県の補助金が設置されたものであります。今年度は実施3戸が予定されております。
その下の8節の農地費の補助金でありますが、これも東町地区の基盤整備促進事業の補助金であります。
次の8目の教育費の補助金でありますが、下から2番目の、幼稚園費の県補助金でありますが、30万円であります。これはドリームアップ事業の幼稚園にかかわるもので、園児の体験活動を支援するもので、はせがわ幼稚園が対象になっております。
次のページをお開き願います。
13款の財産収入でありますが、1目不動産売払収入であります。1節の土地売払収入46万7,000円でありますが、これは市道高井田西町線の道路改良の残土処理によって生じました土地について、土地関係者2名に売却するものであります。
16款の繰越金でありますが、前年度繰り越しとしまして、3,869万円を計上しております。
17款の諸収入の6目の雑入1節雑入でありますが、1,022万2,000円を計上していますが、その内の上の部分でありますが、消防施設移設補償金でありますが、これは県の河川砂防工事による芦名沢消防器具置場の移転にかかわる経費であります。
一番下の過年度収入でありますが、12年度の精算によるものであります。
次のページをお開き願います。
18款の市債でありますが、起債の方で説明しましたので、省略させていただきます。
次のページをお願いします。
歳出でありますが、2款1項6目の財産管理費でありますが、13節委託料としまして4,540万円を計上しておりますが、これは法定外公共物にかかわる国有財産の譲与申請事務の準備を進めておりますが、14年度では、花輪地区の譲与事務の手続を計画しておりますが、見込まれる法定外公共物の特定箇所の件数が多く、公図のペーパー管理、譲与後の管理など大変な事務量が見込まれていることから、新たに譲与申請システムの導入を図るなど、業務委託料を新たに計上したものであります。
12目の諸費でありますが、11節、13節には鹿角
経済戦略会議のCI推進事業にかかわる経費、合わせて154万1,000円を計上しております。
23ページをお開き願います。
下の方になりますが、2項の児童措置費の2目の児童措置費でありますが、委託料としまして2,819万7,000円を計上しておりますが、これも先ほど来説明しておりますわんぱくはうすにかかわる保育委託料を措置したものであります。
次のページをお開き願います。
4款1項2目の予防費でありますが、委託料としまして320万円を計上しておりますが、これは予防接種法の一部改正に伴いまして、対象疾病にインフルエンザが追加されまして、高齢者のインフルエンザ予防接種費用としまして、一部助成を措置したものであります。
下の5款の労働費2目勤労者福祉施設費でありますが、委託料としまして164万6,000円を計上しておりますが、これは冬期間に休業することとなりました八幡平山麓の温水プールの冬期間の除排雪等の維持管理経費を追加措置したものであります。
次のページをお開き願います。
12目の農地費でありますが、これにつきましては、東町地区の基盤整備促進事業の追加割当の事業としまして、1,960万円を計上しております。
また、下の農業用施設整備事業としまして、600万円。
それから、次のページ29ページになりますが、中草木、下草木、高間館も含めました草木地区78.6ヘクタールを対象としました県営ほ場整備事業の採択に向けた基本調査の負担金150万円を措置しております。
31ページをお開き願います。
7款商工費の2目観光費、5目の鹿角地域
地熱熱水供給事業費の1,030万円を計上しておりますが、これは八幡平山麓温水プール内の設備改修とあわせまして、施設の冬囲い等を措置したものであります。工事費を措置しております。
次のページをお開き願います。
8款2項2目の道路橋りょう維持費でありますが、道路補修工事費としまして1,500万円を計上しております。
一番下の5目の道路新設改良費には、市単道路整備事業としまして、570万円のほか高井田西町線の道路改良工事に伴いまして、盛土関連経費としまして土地関係者2名分にかかわる清算に必要な経費を措置しております。合わせまして532万1,000円であります。
次に37ページをお願いします。
8款5項1目の住宅管理費でありますが、高井田地区の公営住宅の供用開始に伴う経費としまして、移転者に対する移転補償の負担についても含めまして、合わせて442万1,000円を計上しております。
9款の消防費でありますが、県の河川砂防工事に伴う芦名沢消防器具置場の移転工事としまして923万2,000円を措置しております。
次のページをお願いいたします。
10款の教育費には、小中学校、社会教育施設等の維持補修費としまして、合わせまして1,379万円のほか、4項の幼稚園費においては、県の新規事業であります「夢21スクールプラン事業」の支援事業の補助金を計上しております。先ほども申し上げましたけれども、はせがわ幼稚園を対象としたものであります。
43ページをお開き願います。
11款の災害復旧費の1項2目としましては、豪雨災害による農道1件、それから2項1目としまして凍上災にかかわる道路11件、それから豪雨にかかわる災害、河川3件の補正を行っております。終わります。
○議長(大里恭司君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(石坂光男君) 50ページをお願いします。
議案第69号平成13年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,097万3,000円を追加し、総額をそれぞれ35億7,712万9,000円とするものであります。
補正の内容について申し上げます。
56ページをお願いします。
歳入でありますが、3款2項国庫補助金350万円の追加は、国保税にかかわる収納率向上特別対策事業が採択されたことに伴う特別財政調整交付金の追加であります。
4款1項療養給付費交付金2,726万5,000円の追加は、平成12年度分の精算により追加交付を受ける分であります。
あわせて8款2項1目一般会計繰入金を同額減額するものであります。
9款1項繰越金は、前年度決算による繰越金見込額3億357万円のうち747万3,000円を計上するもので、補正財源不足額を調整したものであります。
58ページをお願いします。
歳出でありますが、1款2項徴税費は、国庫補助金関連の収納率向上特別対策事業の実施にかかわる人件費等、所要の経費を追加するものであります。
2款1項療養諸費は、財源振替であります。
9款1項3目償還金は、平成12年度の療養給付費交付金の額が精算により確定し、県費分について返還が必要なことから402万9,000円を計上するものであります。
次に、61ページをお願いします。
議案第70号平成13年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,257万4,000円を追加し、総額をそれぞれ24億5,119万6,000円とするものであります。
補正の内容について申し上げます。
67ページをお願いします。
歳入8款1項繰越金は前年度決算見込みによる繰り越し見込み額1億5,182万1,000円のうち6,257万4,000円を補正財源として計上するものであります。
69ページをお願いします。
歳出2款1項介護サービス等諸費は、居宅介護住宅改修給付費の平均給付額が実績で当初予算単価を上回っていることから、60件分として630万円を増額するものであります。
5款1項償還金及び還付加算金は、平成12年度、国、県等から概算交付を受けた負担金及び交付金の精算に伴う返還金5,627万4,000円を計上するものであります。終わります。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 議案第71号平成13年度鹿角市
高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)。
歳入歳出予算それぞれ1,240万円を追加いたしまして、総額をそれぞれ3億9,067万5,000円とするものでございます。
77ページをお開きいただきたいと思います。
歳入の関係でございますが、一般会計からの繰入金を452万8,000円、補正後が3億5,980万2,000円。
3款の繰越金でございますが、787万2,000円を追加いたしまして、補正後787万3,000円とするものでございます。
次のページをお開きいただきたいと思います。
歳出ですが、1款1項2目の事業費でございます。工事請負費1,240万円を追加するものであります。以上です。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) 議案第72号についてご説明いたします。
81ページをごらん願います。平成13年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)ですが、第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ744万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億2,642万7,000円とするものです。
第2条地方債の変更は、第2表地方債補正によるものであります。
89ページをごらんいただきたいと思います。
2の歳入ですが、4款の繰入金に364万4,000円を、7款の市債に380万円を追加するものでございます。 次のページ、91ページをごらんいただきたいと思います。
3の歳出ですが1款の農業集落排水事業費、1目の一般管理費ですけれども、12節の通信運搬費、17節公有財産購入費の電話加入権の購入費、これは、電話回線を利用しました緊急通報システムを14カ所に設置するための経費でございます。
それから手数料ですが、処理場の汚泥処理の手数料でございます。
それから2目の事業費690万2,000円でございますけれども、これの主なものは単独分の管路の工事費の追加が主なものです。以上で終わります。
○議長(大里恭司君) 上下水道部長。
○上下水道部長(石川孝男君) それでは議案第73号についてご説明申し上げます。
95ページをお開き願います。
平成13年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号)でありますが、今回の補正は、市道高井田西町線用地関連事業にかかわる補正が主なるものであります。
条文については説明を省略させていただきます。
予算資料により説明いたしますので、103ページをお開き願います。
ここには、収益的収支及び資本的収支の補正額の明細を記載しておりますが、収益的収支の内容は、固定資産売却益として土地の売却益26万8,000円を追加するものであります。
次に資本的収入の内容でありますが、補償費として、他事業関連配水管移設補償費として300万円、それから、土地売却代金として、43万8,000円を追加するものであります。
資本的支出につきましては、他事業関連施設整備費として配水管等移設工事費の300万円を追加するものであります。
以上で説明を終わります。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) すみません、先ほどの市道廃止の関係で私の説明が誤っておりましたので、訂正させていただきたいと思います。
資料の5ページの方をお開きいただきたいと思います。
整理番号の1761の廃止路線を川部橋から石鳥谷という説明をいたしましたけれども、長嶺橋のたもとから石鳥谷までの間違いですので訂正させてください。
○議長(大里恭司君) 以上をもちまして提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。
まず、議案第62号財産の処分について質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第63号及び議案第64号の市道路線関係について質疑を受けます。
質疑ございませんか。阿部君。
○24番(阿部佐太郎君) 63号の認定について伺いますが、まずこの整理番号1019番、これは県道比内宮川線の廃止に伴うものだと思いますが、これは二、三年前にこの県道廃止によって市に移管されることから、前の県の土木事務所ですか、移管前に関係する自治会、つまり三ケ田、荒町、長嶺の自治会長立ち会いのもと、この道路は通学路でもあることから、歩道の段差の解消、あるいは雨水の民家への流入などについて、要請、要望を受けた経緯があって、それを改良してから市道に移管したいと、こういう経緯があったわけですが、一切この改良がされておりません。したがって、こういった意向を今後市が受けて改良していくつもりなのか、また移管される前に、市として関係集落なりあるいはこれは長内とか白欠とか長牛まで関係する市道になるわけですけれども、移管される前にそういう関係自治会等の意見を伺うのが、市民に優しい行政であると思うわけですけれども、そういった行為をされたのかどうか。2点について伺いたいと思います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) すいません、ちょっと時間かしてください。
○議長(大里恭司君) 確認の間、ほかに何かございませんか。齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) 私から市道認定63号について、切留平2号線から5号線のことですが、これは山麓事業団の、いわゆる大変な政治的なものだとも思われますが、果たして冬場のこの受益世帯数、そしてこれから除雪経費及び年間維持費をどのくらいと積算しているのか。
また、除雪の委託形態はどうなっていくのか、いわゆる除雪を、今まで事業団が行っていたと思います。この事業団が行っているのを、今までどおり事業団が行って経費を払う形になるのかどうなのか、伺います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) すいませんが、阿部佐太郎議員の件についてはもうちょっと時間をかしてください。
切留平の関係の市道の関係でございますが、冬期間どのくらいの人がいるのか、というご質問であったようですので、まず一つは年間を通して住宅の方にいらっしゃる方が7世帯の18人いらっしゃいます。それから、住民登録している方が8世帯の11人、冬期間はこの方々がお住みになっているということになります。
それから、夏の間でございますけれども、春から秋にかけてはこのほかに9世帯、約14人、それから年間を通じて、ほとんど毎週滞在する世帯が32世帯の67人ということで、合わせますと約50世帯、99人が週末には滞在していると、こういう状況でございます。
それから道路の除雪費の関係でございますが、現在、山麓開発事業団の方で冬期間の除雪経費として約700万円ほどかけているというふうに伺っておりまして、今回私どもが引き受けました道路というのは、そのうちの約3割、4割程度の延長になろうかと思います。そういうことで、市の方の除雪費がどのくらいかかるのかということでございますが、現時点での試算では400万から500万円程度はかかるのかなと試算しております。
それは細い道路ではなくて、準幹線的な広い道路も今回引き受けておりますので、そういう意味で先ほどの700万円に比較して、引き受けた延長は短いわけですけれども、経費は掛かり増しになるというふうに考えております。以上です。(「もう一つ、委託先」の声あり)
委託の形態については、まだ齋藤議員さんがおっしゃったように事業団に委託するというふうには決めておりません。いずれ通常の委託除雪の検討する段階で、その際考えていきたいというふうには思っております。以上です。
○議長(大里恭司君) 齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) 委託形態これからということで言ってますが、要望として、あそこに住んでいる方々から言わせますと、切留平の積雪は本当に町場のものより、うんとすごいものがある。そこが事業団が一番大変な部分だと思うところですが、今事業団がある会社に頼んでいるんですが、このなかなか事業団内の別荘地内の道路状況にふなれなため、除雪漏れがあるとか道がわからないためにいろいろ側溝などを破損して、夏場の道路維持に大変なものがある。できましたらあの中を把握している方々にやっていただいて、何のことはない、あそこに住む方々が住みやすい豊かな生活ができるようにお願いしたいという声がありましたので、そこも考慮してお願いしたいと思います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 除雪については、今齋藤議員さんがおっしゃったように事業団の方で現在はやっているわけでして、事業団の方々が自分の別荘地の中をわからないということではないと思うんで、業者さん云々というお話ですが、事業団の方々が委託している業者さんですので、道路がよくわからないというのはよく私の方で把握しておりませんので、何とも言いようがありませんが、いずれ細路の部分については事業団さんの方に残るわけですので、私どもが今引き受けるのは準幹線道路だけです。それについては、枝線というのは全部事業団さんが除雪するわけですので、私どもは私どもなりにその辺の全体的な効率性を考えながら検討してまいりたいというふうに思っております。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) それでは、先ほどの阿部佐太郎君の答弁については保留しておきます。
議事を進めます。
次に、議案第65号鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れの変更について質疑を受けます。質疑ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第66号及び議案第67号の条例の一部改正について質疑を受けます。
質疑ございませんか。豊田君。
○18番(豊田重美君) 議案の67号でありますけれども、住宅条例に関するこの条例の中には駐車場を使用するものが料金を納めるというふうになっておりますけれども……
○議長(大里恭司君) 部長が帰るまで、ちょっとお待ちください。
暫時休憩いたします。
午前11時28分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午前11時35分 再開
○議長(大里恭司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
先ほどの議案第63号について、阿部佐太郎君の質問に対する答弁を求めます。
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 大変すみませんでした。先ほどの阿部議員さんのご質問ですが、市と当時の土木事務所と、この路線についての引き継ぎに関してのいろんな折衝はいたしておりまして、一つは側溝整備工事とあわせて歩道といいますか、側溝の上にふたがけをして歩道と兼ねた、そういう整備の交渉と、それから交差点の危ない部分の改良ということで、たしかちょうど荒町のあそこの交差点のところで大久保に行く道路の方の見通しが悪いということで、あれも改良工事をすると、こういう約束をして覚書を締結した経緯がございます。ただ先ほど阿部議員さんがおっしゃった三ケ田、荒町あるいは長嶺の方々と県がお話し合いした中でのその経緯については、ちょっとまだ私今調べさせましたが十分把握できませんので、その点についてはもう少し時間をかしていただいて、後日改めてその辺の経緯についてご説明させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○議長(大里恭司君) よろしいですか。阿部佐太郎君。
○24番(阿部佐太郎君) この移管を受ける前に土木事務所と建設課と引き継ぎについて話し合って整備から側溝工事とあわせて歩道の整備や、交差点の改良工事をするという約束をしたということでありますけれども、それはそれとして、私はやっぱり行政サイドで、移管される時点で、これは3部落の自治会長さんからの要請を受けて土木と話し合ったんですか。まず、これ一つ。
それから移管する前に、県の土木事務所は3部落自治会にそれなりに立ち会って、どうしてから……、自治会の要請に回答はなかったわけですけれども、受けて、そして市に移管したいと、こういうことであったわけです。結局自治会長さんにしてみれば、県道のうちに直していただいて市になるとそれなりに財政力もないし、なかなか要請しても要望活動しても難しいので、県道のうちにやっていただきたいと、こういうことであったわけです。したがって、私は市としてもやはり移管されるのがわかっておるものだから、自治会長呼んで、そして県にこういう要請があるのだから、やはり移管される前に直してもらいたいと、こういう要請を私はするべきだと思うわけなんです。今後もそういうことがあり得ると思いますので、十分その点配慮していただきたいものだと思います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 今、阿部議員さんがおっしゃったような考え方を私どもも持っていまして、県道のみならず国道の引き継ぎといいますか、そういうものについてもできるだけそういう基本的な考え方で対応してまいりたいというふうには考えています。
ただ、どうしても改良といいますか改善については、具体的に引き継ぎになる時点で話題になってしまいますので、県の方の考え方としては、新しい道路をつくるときあるいは新路線を設定した段階で旧道敷は市道として引き受けるんだよと、そういう条件で新たに事業に取り組んでいると、こういう考え方がありまして、なかなかその場になってくるとお互いにその辺を全部100%こっちの要求を県の方にのんでいただくというような状況にありませんので、その点も念頭に入れながら、できるだけ今おっしゃったような対応を私どもできるように努力してまいりたいと思いますので、どうかひとつご了解いただきたいと思います。
○議長(大里恭司君) 阿部佐太郎君。
○24番(阿部佐太郎君) 最後に、県の土木と各自治会と話し合った中身については後ほど調査したいということですけれども、これについては、私自治会長ではなかったわけですけれども、自治会長に要請されて私も一緒に歩いてここの部分、ここの部分と自治会の会長さんが言ったこと、それから三ケ田、荒町もそれなりに要請していますよということを私聞いてますので、事実にそういう経緯があったのですから、ただそれらに何ら対応策というか回答がなかったものですから、それについては担当が変わったとか、あるいは今建設事務所になったとかということではなく、やはりそういうあれがあったということは伝えておいてください。
そしてできれば、そういった箇所の何箇所でも改良していただきたいということを申し述べておきたいと思います。以上です。
○議長(大里恭司君) 議案第63号及び第64号の市道路線関係について、そのほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第66号及び議案第67号の条例の一部改正について質疑を受けます。豊田重美君。
○18番(豊田重美君) もう一度質問させていただきます。67号です。住宅条例の一部改正案ですけれども、第43条の中に、駐車場の使用者から使用料を徴収するというふうにありますけれども、一般のアパートなどの場合でもほとんど料金を取っているという例がないという、こういうことを言われまして、どういう方向でお金を徴収するというふうな経緯になったのか、その辺をまずお聞かせいただきたいと思います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 市営住宅、今回の場合には、あそこの敷地といいますか、全体の敷地の中で駐車場用地をきちっと確保して、舗装して、それなりの共同施設としての位置づけをした駐車場をつくったわけです。当然そこを使用する方々からそれなりの使用料を徴収して、将来的には維持管理、除排雪については、自分たちで組合をつくっていただいた中で管理をしていただきたいと。その除排雪等の維持管理経費に相当する額を1,000円というふうに考えて算定した状況でございます。
なお参考までに、冬期間の鹿角市の10センチ以上の降雪回数というのは年間平均16回から17回ぐらいございます。その排雪するための排土板のダンプ、あるいは冬期間年3回程度の排雪等を考えてみますと、約40万から45万円ぐらいの経費がかかります。39区画の現在駐車場区画を考えておりますので、月1,000円にいたしますとそれが45万、46万円程度の収入ということで、除雪経費相当分が使用料というような考え方で算定いたしております。以上です。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。黒澤君。
○10番(黒澤一夫君) 同じく市営住宅条例についてお尋ねいたします。
資料の方の10ページで説明お願いしたいと思います。
10ページの4のところですけれども、市長は特別の事情がある場合において必要があると認めるときは、使用料の減免又は猶予することができるとありますが、これ今新しくスタートする住宅ですので、それなりの入居料なりは収入をもって算定すると思うわけですが、どういうことが予想されるのか、その例を説明いただきたいと思います。
それから、45条の駐車場の管理を入居者で組織する管理組合に委託するとありますけれども、この入居者というのは車を持っている方だけでの管理組合なのか、それとも住宅全体を指しているものかどうかということです。
それから自治会はどのような考え方を持っているのか、帰属はどう市では考えているのかということでお尋ねしたいと思います。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) まず一つは、使用料の減免についてですが、これは家賃の減免等と同じように、それぞれの事情があった場合に家賃についても減免することになっていますので、それに準じた形というふうに考えていただきたいと思います。
それから、管理の委託の関係でございますけれども、ここで駐車場の管理、その入居者で組織する管理組合ということにいたしておりますが、当分の間は、先ほど申しましたように市が直接管理していく考えでおります。そして、今入居につきましては、10月から12月にかけて暫時入居していくわけですので、そういう入居者がある程度落ちついた段階で、どういう組織にしたらいいかも含めまして考えていきたいというふうに思っております。
と申しますのは、来年度集会施設もあそこに設置されるわけですので、それらも含めて管理をお願いしていかなければならないわけですが、その際に駐車場は車を持っている人だけでの管理組合、集会施設は全体の管理組合、そういうふうにした方がいいのか、あるいは駐車場についても全世帯のそういう組織づくりにした方がいいのか、若干検討しなければならない部分がありますので、そういう面で考えていきたいというふうに思っております。
なお、自治会につきましては、これは市がこうしなさい、ああしなさいと言うものではなく、入った方々の中から、こちらで声がけはすることになると思いますが、どういう組織にするかは入居した方々でひとつご相談をしていただければ、大変ありがたいなというふうに現在は考えております。以上です。
○議長(大里恭司君) 黒澤君。
○10番(黒澤一夫君) 自治会は住んでいる人方の意思が大切なわけですけれども、私、新しくスタートする住宅団地ですので、ぜひ市の財産、またみんなの財産ということですので、そこに一つの意識がまとまれば、市の財産の管理なり維持経費もいい方向に行けばまた少なくて済むといいますか、10年先、20年先を考えれば、いろんな面で意識の高揚があればプラスになると思いますので、その辺もいい形での指導をお願いしたいとそういうふうに思います。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
昼食のため午後1時まで休憩いたします。
午前11時49分 休憩
──────────────────────〇 ─────────────────────
午後12時59分 再開
○議長(大里恭司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで、発言の申し出がありますのでこれを認めます。総務部長。
○総務部長(畠山修三君) 大変申しわけありませんが、予算書の訂正をお願いしたいと思います。予算書の71ページをお開き願いたいと思います。71ページの高田地区の特別会計の予算書ですが、第2条に歳入歳出予算の補正とありますが、第2条とありますが、これを第1条に訂正をお願いしたいと思います。大変申しわけありませんが、よろしくお願いします。
以上です。
○議長(大里恭司君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(田村秀一君) 午前中に市道認定の関連で阿部佐太郎議員からご質問あった件でございますが、一応お昼に県の建設事務所の方にも問い合わせいたしましたが、具体的に地元の自治会の方々と県が話し合った記録、あるいは当時の担当がいないということで、十分その辺の経緯がつかめませんでした。ただ、平成11年に県の方からの要請によりまして、うちの方の維持担当が先ほどお話のありました、長内から荒町、あるいは中学校前のあたりまで一緒に現場を踏査した中で、歩道についてはこの辺の段差をこういうふうに直そうとか、あるいは側溝をこういうふうに直そうとかいう協議をした経緯がございます。先ほど、午前中にお話ししました側溝あるいは歩道の整備というのは、そういうものをもとにして覚書を締結して直したと、こういう経緯がございましたので、とりあえずそこまでそういう経緯があったということをご報告申し上げたいと思います。
なお、各自治会から県に対する要望につきましては、私どもも把握しておりませんので、後日それぞれ関係の集落の自治会長さんに、どのような要望を県に出してあったのか再確認した中で、県にまだやっていただけるものがあるとすれば県にお願いし、あるいはその中で市として対応できるものがあれば市として対応してまいるように努力してまいりたいと思いますので、どうかひとつご了解をお願いしたいと思います。以上です。
○議長(大里恭司君) 次に、議案第68号
一般会計補正予算について質疑を受けます。
質疑ございませんか。齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) 24ページのわんぱくはうす認可保育所運営費負担金に関連して、質問いたします。
私立の保育園が認可適用になったということは本当に喜ばしいことであるんですが、果たしてこの総事業費は幾らで、市の負担等々はどのようなものであったのか。そして園児は何人で、託児内容はどのようなものになっているのか。そして市内の保育所、これは私ども思いますに、都会の待機児童が多いと違いまして、市内では定員割れが多いという状況がある中で、こういう私立が認可の適用となったのは何か特色がある保育なんでしょうか。
そして、このような私立の保育所というのは、これからありそうなのか、ふえそうなのかということを伺いたいと思います。
○議長(大里恭司君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(石坂光男君) 事業費なんかは把握していませんが、このわんぱくはうすの認可保育所化についてですけれども、従来は3年ほど前に六日町に移転する前には秋北バスの付近で民家を利用して開設しておりましたんですが、これは自分の自宅を改造してやっておったわけですけれども、これが保育所として全面整備を進めながら、その設置認可について県の方に申請しておったわけであります。
つまり無認可であればいろいろと制約があって思いどおりの保育ができないということから、子供方あるいは保護者のニーズに合わせるためには、どうしても認可保育所が妥当だということで経営者は努力したようであります。それでこの設立当初の定員なんですけれども20人であります。今後、市の保育基準とか保育料に基づいて、市の直営の保育所等と全く同じような形態で保育の実施を委託の形で進めていくわけであります。
なお、こうした無認可の託児所というのは本市の場合は初めてなんですけれども、特に大きな都市、秋田県内であれば秋田市なんかは相当進んでおりまして、今後、確かに子供の数が減っていくんですけれども、ゼロ歳児から保育に預けるという方が大分ふえていく過程にありますので、こういう私立の保育所はさらに増加していくんではないかと思っておるところであります。
○議長(大里恭司君) 齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) 部長、この事業費は把握していないというのはちょっと怠慢だと思いますよ。歳入でも、民生費負担金でも補助がある、国庫補助でもあるんです。これ全体の事業費が何ぼで、個人の部分が何ぼで、市が2,819万7,000円、この根拠をきちっとしないと、私どもはこの方々に多く見てあげたのか、もしかすれば少なくて大変なのかという、こういう事情が全然わからないと思いますよ。どうですか。総事業費とその割合をお願いします。
○議長(大里恭司君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(石坂光男君) 総事業費というのは、予算書の24ページの委託料そのままでございます。2,819万7,000円、このうち国から2分の1、さらに県から4分の1、市が4分の1負担するということで運営されていくものでございます。(「自己負担とかないの」の声あり)事業主負担というのはないです。従来から措置費の形で全額市が委託して運営されているものであります。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。村木君。
○14番(村木繁夫君) 6款1項12目の農地費の関連ですけれども、ページは29ページ、30ページであります。先ほどの説明だと、県営ほ場整備事業の基礎調査ですか、この負担金として150万円ということでありましたけれども、芦名沢地区、山根地区の方はほとんど完了に近いと思っていますが、これが草木地区の該当面積が幾らぐらいなのか、そしてまた取り組むための地権者の意識調査ですか、そのようなことをされておるかどうか。
それから、県営ほ場整備事業ということですけれども、この制度のほかに国の別の制度もあるんじゃないかと、こう思いますけれども、その辺はどうですか。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) まず、第1点の面積でございますけれども、行政報告でもちょっと触れましたけれども、高間館地区、これは果樹試験場の周辺から菩提野方向に向かった方の水田ですけれども、高間館地区が26ヘクタール、それから草木地区、これは保田橋から下流の大規模農道までの間ですけれども、これが52.6ヘクタール、トータルで78.6ヘクタール。そのほかに現在非常に同意率が高くて、来年度着工できる見通しのもの、これが二本柳地区44.7ヘクタールございますけれども、現在調査しようとしているのが先ほど申し上げました78.6ヘクタールです。
それから、この関係者ですけれども、高間館地区が32名、草木地区が83名でございます。
それから、意識調査をしているのかどうかということですけれども、一応意識調査よりも若干踏み込んだ調査を市の方でやっていますけれども、まだこれから同意率を高めるための具体的な交渉はもちろんこれからしなければならないわけですけれども、先ほど申し上げました方々、同意率が76.5%ぐらいになっています。
それから、国営の場合ですけれども、国営の農地開発事業、これは過去2回ほど、昭和50年代と平成8年、9年、10年、広域農業開発基本調査ということで、国営規模でやるということについては、いろいろかなりの規模の面積で農家の方々と折衝した経緯が、十分ご承知だと思いますけれども、国営規模ではなかなか採択が難しいということで、今回県営事業でやっていくと、こういうことでございます。ご理解いただきたいと思います。
○議長(大里恭司君) 村木君。
○14番(村木繁夫君) 参考のためにお尋ねしますけれども、いわゆる宮野平ですか、腰廻まで行く途中の大湯の市街地に入る前の、こちらからいって右側の集宮地区ですか、あそこのところも国道のそばなんだけれども、いわゆる道路関係は歩道が継続してつくられていっている、だけれども、ほ場については全く進められていないし、田んぼの形態もいわゆる昔ながらの田んぼの状態だとこう思って見ています。そこら辺については何らさわっていないということですか。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) 先ほど申し上げましたように、かつて、国営農地開発事業、それから平成8年、9年、10年と3年間続きました広域農業開発基本調査、これではあの周辺も含めておりました。ですけれども、非常に同意率が低いとこういうことで、11年の9月定例市議会において断念せざるを得ないということをご報告申し上げております。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。石川君。
○12番(石川 徹君) 予算書の20ページの総務費の中の財産管理費についてなんですけれども、先ほども総務部長から説明ございましたが、委託料4,540万円、法定外公共物譲与申請業務委託料ですが、いまいちちょっと説明では理解できなかったんですが、まず法定外の公共物とは何かということと、誰が誰に対して譲与するかということを再度ご説明いただきたいと思います。
○議長(大里恭司君) 財政課長。
○財政課長(高田幸良君) 法定外公共物でありますが、道路法では課税法に特定されない財産になりますが、例えば青道、赤道そういったものであります。現在それらが機能している法定外公共物につきましては、今まで秋田県知事が管理をしておりましたが、今度地方分権法によりまして市町村が管理する自治事務という扱いになります。このために市町村が国から現在機能を有している青道、赤道等の法定外公共物について、譲与を受ける手続を行うことになっております。これが16年度までの期間を限定されておりますので、現在12年度から管財係において、担当者が登記書の17条地図あるいは公図等をコピーしてその法定外公共物の特定をしてきましたが、その数が、特定箇所数のおよそですが、現在のところ1万4,200件ぐらい見込まれております。これらを16年度までに順次市が譲与を受けるための手続をするためには、非常な事務量があることが見込まれております。現在その地図そのものが17条地図とか公図が全部で5,600枚という枚数になっていますので、これらから拾って該当する部分の地図を作成して国に譲与申請をするとなると非常に時間的にも大変でありますので、これらを地図のデジタル化ということでコンピューターに地図を入力して、そして譲与申請の地図まで一部作成してこの事務を簡素化して行うと、こういうものであります。なお、他市においてもやはり非常に大きな仕事になっておりますので、他市においてもこういった形で一部委託料、あるいは全部委託、そういった形で取り組んでいる市が多いと伺っております。終わります。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第69号から議案第73号までの特別会計等補正予算5件について質疑を受けます。
質疑ございませんか。齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) 104ページ、上水道会計補正予算資料ですが、さっき部長の説明は、この予算書に書いてあるとおりお読みになって、いつどの場所でどのようなことをするというのが、全然把握できません。やっぱり開かれた議会ですから、ちゃんと内容も含めて言ってもらわないと、私ども何をどういうふうに質問したらいいのかわかりませんので、もう一度詳しい内容をお願いいたします。
○議長(大里恭司君) 上下水道部長。
○上下水道部長(石川孝男君) 齋藤議員のご質問にお答えします。先ほど、収益的収支のところで固定資産の売却益の収入の26万8,000円をご説明を申し上げましたが、これは一般会計の方の建設課に所属する部分の関連もございますが、高井田西町線の市道の改良に伴う用地の処分に係る部分で、水道用地の処分も関係課での検討の中で協議されてございます。それで、盛土の事業にかかわる解決ということで水道用地を処分する部分がございますが、その中で関係する水道課の用地214.08平米、これをまず高井田西町線の盛土用地の解決するということで処分するわけですが、その中で売却価格、要するに水道用地として取得した当時の価格と現在処分を予定している価格との差がございますので、その差額分を固定資産の売却益として収入を見込む。この数値が26万8,000円と、こういうことでございます。
次に、資本的収入のところで補償費300万円ということで説明を申し上げましたが、これは高井田西町線の盛土の事業解決のために水道用地を処分するわけですが、そこには花輪低区配水池への送水管が埋設されております。その送水管の移設工事が必要になりますので、その工事費として、一般会計の方から補償費として上水道会計の方に受け入れると、この数値が300万円。工事の内容としましては、250ミリ管、延長70メートルを計画した事業費でございます。
それから、資本的収入の土地売却代金43万8,000円をお願いしてございますが、これは収益的収入のところでも申し上げましたが、水道用地として求めたときの価格、これが43万8,000円、要するに水道敷を譲渡する結果として得た総額が70万6,464円、こういう金額になるわけでございます。その中身として、収益的収入の方の固定資産の売却と、資本的収入の土地売却代金に入れると、こういう内容でございます。
それから資本的支出の300万円につきましては、先ほど補償費のところでも説明を申し上げましたとおり、一般会計の方から補償費として受け入れた300万円でもって送水管延長70メートルを計画している移設工事として計上する300万円と、こういう内容でございます。
この事務はこのあと速やかに処理をしたいと、こういう内容で今の追加提案をお願いしているわけでございます。以上です。
○議長(大里恭司君) 齋藤君。
○17番(齋藤啓一君) わかりました。これすべて、高井田西町線の関連するものだということですね。
建設水道委員会でも、るる一生懸命審議されていることは存じ上げております。この上水道に関して今回予算審議するもので全部決着がつくと見てよろしいですね。
○議長(大里恭司君) 上下水道部長。
○上下水道部長(石川孝男君) そのように考えて関係課と協議しながら取り組んでいるという状況でございます。(「はい、わかりました」の声あり)
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。豊田君。
○18番(豊田重美君) 私からは議案の69号です。国民健康保険についての欄でお尋ねしていきたいと思います。
52ページでありますけれども、徴税費という項目がありまして、およそ700万円近い額が補正されていますけれども、この内訳はどういうふうになるのか。お聞かせ願いたいと思います。
○議長(大里恭司君) 市民福祉部長。
○市民福祉部長(石坂光男君) 歳出の59ページになるんですけれども、3節から11節までの内容になるわけです。
一般職手当というのは、収納率向上対策事業実施にかかわる時間外の分であります。
それから賃金は、嘱託賃金で2名を一般会計の方から国保会計に移管して滞納者の訪問による徴収なんかを行うものであります。
それから8節の報奨費21万円というのは、納税啓蒙用の用品購入費であります。
11節の需用費の消耗品は、国保税の一般PR用の冊子とかであります。それから印刷製本費は広報「国保かづの」の発行分でございます。
よろしくお願いいたします。(「わかりました」の声あり)
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。阿部節雄君。
○15番(阿部節雄君) 議案第72号の農集排の補正予算でありますが、補正予算書の81ページからなっていますが、私は個々の問題ではなくして、鹿角市の下水道等の整備構想によりますと平成13年度では計画事業費が約6億円というふうになっておるわけですが、私は今回かなりの追加が出てくるのかなと思いましたが、9月現計予算で見ますと1億2,642万7,000円ということでありますから、かなりの差があるわけです、計画額と。そこで今後の予算補正の見通しはどうなっているのか、そこら辺をお尋ねします。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) 小豆沢地区の農集排の事業費のことなんですけれども、当初の事業費と比べて、かなり工事費が圧縮になっております。それで事業費全体で、総事業費で12億円ぐらいで完了できるのではないかということで、今後補正があるかということですけれども、もし出てもそんな大きな額ではないと、このように理解しております。
○議長(大里恭司君) 阿部節雄君。
○15番(阿部節雄君) 私、小豆沢地区だけ言っているんじゃないんですよ。これ農集排事業全体のことを言っているんです。それで今、県が平成22年まで下水道等の整備率を80%まで持っていくと、市の場合は50%まで高めたいとこういうことなわけです。ですから先ほど申し上げたように、13年度6億というような計画を出しているわけですから、初年度からそういう形であったならば、これ大変なことじゃないのかなと、そこら辺が心配なものですから、そこを確認したいと、こういうことなんです。
○議長(大里恭司君) 産業振興部長。
○産業振興部長(工藤利榮君) 農集排につきましても確かに現在、下水道整備構想において見直しをしながら処理区の統合等をして、できるだけ事業費を圧縮しながら効率よい整備を進めていくと、こういうことで事業を進める計画でございますけれども、いずれ今後の問題につきましては、谷内地区等が今具体的に予定されておりますけれども、事業費が今幾らになるかということにつきましてはちょっと具体的な精査はまだしておりませんけれども、いずれできるだけ効率のよい農集排の整備を進めていきたいと思います。
○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、認定第1号
上水道事業会計決算認定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。上下水道部長。
○上下水道部長(石川孝男君) それでは認定第1号、平成12年度鹿角市
上水道事業会計決算認定についてご説明申し上げます。決算書の1ページをお開きいただきたいと思います。
まず最初に、収益的収支の状況についてでありますが、ここにありますように収入の決算額は5億4,490万1,682円となっております。それから支出の決算額は4億9,900万7,428円となっております。したがいまして、収支の差額が4,589万4,254円となります。なお、これにはそれぞれ収入、支出とも消費税が含まれてございますので、消費税を差し引いたいわゆる純利益は 3,645万4,445円、このようになります。
3ページをお開き願います。
資本的収支の状況でありますが、収入の決算額は、1億7,068万1,024円であります。支出の決算額は3億4,864万7,978円となっております。したがいまして、資本的支出に対して不足額が1億7,796万6,954円、このページの欄外に記述しておりますが、これだけの不足額が出ております。これの補てんでありますが、消費税による調整額、あるいは留保財源による調整等で財源調整をいたしております。
次に5ページをお開き願います。損益計算書でありますが、営業収益あるいは営業費用、営業外収支、営業外費用と、このような損益を計算した結果、先ほど申し上げました3,645万4,445円の黒字決算となっております。
一番下にあります当年度末の処分利益剰余金2億4,805万8,420円が今後の留保財源ということになります。
なお、貸借対照表、事業報告書等は次ページ以降に載せてございますが、これらについては説明を省略させていただきます。
以上で終わります。
○議長(大里恭司君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
──────────────────────〇 ─────────────────────
日程第7 議案及び請願・陳情の付託
○議長(大里恭司君) 次に、日程第7、議案及び請願・陳情の付託を行います。
議案第62号から議案第73号までの12件及び認定第1号につきましてはお手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおりそれぞれ所管常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。
明4日から10日までは議案調査及び休日のため本会議を休会といたします。
以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。
ただいまの時刻をもって散会いたします。
午後1時32分 散会
平成13年 第5回
鹿角市議会定例会
議案及び請願・陳情付託表
(平成13年9月3日提出)
1 常任委員会
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃委員会名 │ 付託内容 ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃総務財政 │議案第62号 財産の処分について ┃
┃常任委員会│ ┃
┃ │議案第66号 鹿角市市税条例の一部改正について ┃
┃ │ ┃
┃ │議案第68号 平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)中 ┃
┃ │ 条文 ┃
┃ │ 歳入全款 ┃
┃ │ 歳出 2款総務費 13款諸支出金 ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃教育民生 │議案第68号 平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)中 ┃
┃常任委員会│ 歳出 3款民生費 4款衛生費 9款消防費 10款教育費 ┃
┃ │議案第69号 平成13年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2 ┃
┃ │ 号) ┃
┃ │議案第70号 平成13年度鹿角市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃産業経済 │議案第65号 鹿角市
農業集落排水事業特別会計への繰入れの変更について ┃
┃常任委員会│ ┃
┃ │議案第68号 平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)中 ┃
┃ │ 歳出 5款労働費 6款農林水産業費 7款商工費 ┃
┃ │ 11款1項農林水産業施設災害復旧費 ┃
┃ │議案第72号 平成13年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2 ┃
┃ │ 号) ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃建設水道 │議案第63号 市道路線の認定について ┃
┃常任委員会│ ┃
┃ │議案第64号 市道路線の廃止について ┃
┃ │ ┃
┃ │議案第67号
鹿角市営住宅条例の一部改正について ┃
┃ │議案第68号 平成13年度鹿角市
一般会計補正予算(第4号)中 ┃
┃ │ 歳出 8款土木費 11款2項公共土木施設災害復旧費 ┃
┃ │議案第71号 平成13年度鹿角市
高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算┃
┃ │ (第2号) ┃
┃ │議案第73号 平成13年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第2号) ┃
┃ │認定第1号 平成12年度鹿角市
上水道事業会計決算認定について ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛...