鹿角市議会 > 2001-02-13 >
平成13年第1回定例会(第1号 2月13日)

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  1. 鹿角市議会 2001-02-13
    平成13年第1回定例会(第1号 2月13日)


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    平成13年第1回定例会(第1号 2月13日)    平成13年2月13日(火)午前10時開会  開会  議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 議会運営委員長報告  第3 会期の決定  第4 市長施政方針及び行政報告  第5 教育委員長教育方針  第6 鹿角広域行政組合議会報告  第7 議案の上程      説明、質疑       報告第1号      説明、質疑、討論、採決       議案第1号      説明、質疑、討論、採決       議案第2号      説明       議案第3号から議案第40号まで  散会
    ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名  2 議会運営委員長報告  3 会期の決定  4 市長施政方針及び行政報告  5 教育委員長教育方針  6 鹿角広域行政組合議会報告  7 議案の上程     報告第 1号 専決処分の報告について     議案第 1号 鹿角市国土利用計画の策定について     議案第 2号 損害賠償の額を定めることについて     議案第 3号 字の区域変更について     議案第 4号 字の区域変更について     議案第 5号 市営土地改良事業の施行について     議案第 6号 市道路線の認定について     議案第 7号 市道路線の廃止について     議案第 8号 市道路線の変更について     議案第 9号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて     議案第10号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて     議案第11号 鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて     議案第12号 鹿角市振興審議会条例の廃止について     議案第13号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について     議案第14号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について     議案第15号 特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について     議案第16号 教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正について     議案第17号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     議案第18号 鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正について     議案第19号 鹿角市児童館設置条例の一部改正について     議案第20号 鹿角市母子生活支援施設条例の一部改正について     議案第21号 鹿角市下水道条例の一部改正について     議案第22号 平成12年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)     議案第23号 平成12年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第24号 平成12年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)     議案第25号 平成12年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第26号 平成12年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)     議案第27号 平成12年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第28号 平成12年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)     議案第29号 平成12年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)     議案第30号 平成12年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)     議案第31号 平成13年度鹿角市一般会計予算     議案第32号 平成13年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算     議案第33号 平成13年度鹿角市老人保健事業特別会計予算     議案第34号 平成13年度鹿角市介護保険事業特別会計予算     議案第35号 平成13年度鹿角市訪問看護事業特別会計予算     議案第36号 平成13年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計予算     議案第37号 平成13年度鹿角市下水道事業特別会計予算     議案第38号 平成13年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算     議案第39号 平成13年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算     議案第40号 平成13年度鹿角市上水道事業会計予算  ───────────────────────────────────────── 出席議員(25名)       1番  根 市   基 君     2番  田 村 富 男 君       3番  成 田 尚 平 君     4番  小田切 康 人 君       5番  黒 澤 一 夫 君     6番  福 島 壽 榮 君       7番  石 川   徹 君     8番  村 木 繁 夫 君       9番  児 玉 政 芳 君    10番  岩 船 正 記 君      12番  石 川 幸 美 君    13番  米 田 健 一 君      14番  中 西 日出男 君    15番  阿 部 節 雄 君      16番  伊 藤   進 君    17番  齋 藤 啓 一 君      18番  成 田 吉 衛 君    19番  高 杉 英次郎 君      20番  勝 又 幹 雄 君    21番  佐 藤   一 君      22番  奈 良 喜三郎 君    23番  阿 部 邦 宏 君      24番  阿 部 佐太郎 君    25番  大 里 恭 司 君      26番  大信田 喜 一 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(1名)      11番  豊 田 重 美 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  局 長       舘 洞 正 明 君  主席局長補佐    佐 藤 國 雄 君  主 査       菅 原   勤 君  主 任       田 口 善 浩 君  主 事       小田嶋 真 人 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名   市 長       佐 藤 洋 輔 君  助 役       三 村 陽 一 君  収入役       大 里 博 志 君  教育委員長     岩 尾 昌 子 君  教育長       織 田 育 生 君  総務部長      畠 山 修 三 君  市民福祉部長    石 坂 光 男 君  産業振興部長    木 村 久 男 君  都市建設部長    田 村 秀 一 君  上下水道部長    工 藤 利 榮 君  総務部付部長待遇  児 玉 弘 志 君  教育次長      湯 澤   勉 君  総務部次長     三ケ田 徳 雄 君  市民福祉部次長   児 玉   一 君  産業振興部次長   石 川 孝 男 君  上下水道部次長   和井内 貞 光 君  農業委員会事務局長 小 田 定 家 君  総務課長      石 井 富士雄 君  財政課長      高 田 幸 良 君  監査委員事務局長  加賀谷   宏 君 ○議会事務局長(舘洞正明君) ただいままでの出席議員数を報告いたします。出席25名であります。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。  なお、本日の欠席議員は11番豊田重美議員であります。終わります。     午前10時01分 開会 ○議長(大信田喜一君) ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので会議は成立いたします。よって、第1回市議会定例会を開会いたします。  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第1号により進めてまいります。 ────────────────────── 〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(大信田喜一君) これより議長報告をいたします。  初めに、産業経済常任委員長の阿部佐太郎君より委員長の辞任願が、同じく副委員長の石川幸美君より副委員長の辞任願が提出されておりましたが、去る1月10日の産業経済常任委員会において、同委員会は鹿角市議会委員会条例第11条の規定により、これを許可しております。同日、正副委員長の互選を行った結果、産業経済常任委員長に豊田重美君が、同じく副委員長には石川 徹君が就任された旨の報告を受けておりますので、ご報告いたします。  次に、監査委員より月例出納検査書が地方自治法第 235条の2第3項の規定により提出されております。  次に、平成12年第7回市議会定例会において、議員発議により可決されました意見書2件につきましては、総理大臣を初め、関係行政庁へ意見書を提出しておりますので、ご了承願います。  また、同定例会において採択し市長に送付いたしました請願1件の処理経過及び結果については、別紙のとおり報告がなされております。
     次に、平成12年12月23日から平成13年2月12日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者につきましては、別紙のとおりであります。  以上をもちまして、議長報告を終わります。 ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、12番石川幸美君、13番米田健一君を指名いたします。 ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第2 議会運営委員長報告 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第2、議会運営委員長の報告を受けます。  本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、2月6日、議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長、中西日出男君。     (議会運営委員長 中西日出男君 登壇) ○議会運営委員長(中西日出男君) 私から、平成13年第1回鹿角市議会定例会にかかわる議会運営委員会を、去る2月6日に開催いたしておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  お手元に会期議事日程表をお配りいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  まず、会期でございますが、本日2月13日から2月28日までの16日間としております。  次に、議事日程でございますが、本日2月13日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。本日は議案が上程されますが、議案第3号からは提案理由の説明を受けるだけとしております。  2月14日は、議案調査のため休会となります。  2月15日は、議事日程第2号により進めてまいりますが、本日、本会議に上程されます議案第3号以降についての質疑を行います。  2月16日から19日までの4日間は、議案調査及び休日のため休会となります。  2月20日と21日の両日は一般質問となり、議事日程第3号及び第4号により進めてまいります。  2月22日、23日及び26日は、付託事件の審査のため常任委員会としております。  なお、24日と25日の両日は休日のため、27日は事務整理のため休会となります。  2月28日は最終日でありますが、本会議、議事日程第5号により進めてまいります。  以上の会期議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長(大信田喜一君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、議会運営委員長の報告を終わります。     (議会運営委員長 中西日出男君 降壇) ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第3 会期の決定 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。  会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日より2月28日までの16日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。 ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第4 市長施政方針及び行政報告 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第4、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。     (市長 佐藤洋輔君 登壇) ○市長(佐藤洋輔君) 平成13年第1回鹿角市議会定例会の開会に当たり、施政方針及び諸般の報告を申し述べ、議員並びに市民各位の一層のご理解とご協力をお願いいたします。  21世紀は穏やかな冬で始まるものと思っておりましたが、思いとは逆に厳しい冬の幕あけとなりました。厳しい経済環境がまだまだ続くのかと思わずにはいられません。しかし、春の来ない冬はありません。  私は就任以来、未来に希望を持ち、市民とともに真に豊かな鹿角を目指して全力を尽くしてまいりました。今後は、市政運営の道しるべとなります基本構想で掲げました将来都市像「出逢い賑わい夢をかなえるまち・鹿角」を目指してまいります。  そのためには、市民と行政とが良好なパートナーシップのもとに、情報と意識を共有し、「共動」という理念のもとに、市政運営に取り組むことが大切と考えているところであります。  以下、施策の概要を申し上げます。  初めに、経済動向と財政運営についてでありますが、我が国の経済は、依然として雇用情勢は厳しく、また、個人消費の改善のおくれなどがあるものの、企業部門を中心に、自律的回復に向けた動きが継続しており、全体として緩やかな改善が続いているというふうにされております。  本市においては、土木建築工事関連において伸びが見られるものの、木材関係については依然として低調な状況にあります。  地元商店街では、家電品の低迷が続いているものの、暖房器具の売れ行きが好調なほか、携帯電話関連も順調に推移をいたしております。  食料品などでは、購買力の流出により減収減益となっており、大型店やコンビニの出店が売り上げに少なからず影響しているものと思われます。  雇用情勢におきましては、わずかながらも改善が見られます。  地方財政は、地方交付税の減額、地方自治体のみずからの赤字地方債の発行等により、将来の地方一般財源を先取りする財政運営を余儀なくされることになりました。  このような経済情勢や財政状況を踏まえ、本市の平成13年度当初予算は、行政改革大綱に基づく行革の積極的な推進による事務・事業全般にわたる見直しと経費の節減を図りつつ、「第5次鹿角市総合計画」の基本目標である「快適さとゆとり、安らぎとふれあい、活力と魅力、豊かさとうるおい、そして自立と連携を育むまちづくり」の達成に向け、特に花輪地区公営住宅建設事業末広小学校校舎改築事業、(仮称)総合福祉センター建設事業、(仮称)人・情報交流プラザ建設事業経済戦略会議推進事業IT講習推進事業中心市街地活性化基本計画策定事業、ふるさと生き生きネットワーク事業青年ドリーム支援事業などを推進することにしております。  その結果、一般会計の予算規模は 173億 6,748万 8,000円となり、前年度6月補正後の予算と比較すると 4.4%の増となっております。  特別会計につきましては、農業集落排水事業特別会計の小豆沢地区の整備が完了することにより、8会計の予算総額は 125億 6,995万 4,000円で、対前年度比 2.9%の減となっております。  また、上水道事業会計では、収益的支出において、対前年度比 1.3%減の5億 745万 3,000円、資本的支出においては17.4%増の4億 2,337万 3,000円となっております。  次に、国際交流についてでありますが、海外都市との友好交流につきましては、市民の間で理解も深まりつつありますが、これまでの行政主導による交流から産業・経済分野も含めた新たな交流スタイルへの波及を図ってまいりたいと考えております。  こうしたことから、ショプロン市との交流においては、経済・産業分野での交流の可能性について、両市間でその具体的な交流事業の実施に向けて検討してまいります。  中国武威市とは、昨年11月に友好都市提携を締結したところでありますが、今春4月下旬に訪問が予定されている武威市副市長等と交流内容について協議してまいります。  次に、地域情報化についてでありますが、ITの飛躍的な進展は、国民生活はもとより行政のあり方に大きな影響を及ぼしつつあることから、国は「IT革命に対応した地方公共団体における情報処理施設等の推進に関する指針」を示し、原則として、平成15年度までに個別手続のオンライン化を進めることとしており、地方公共団体に対しても国の動向に的確な対応を行い、住民がオンラインで行政手続を行える環境を速やかに整備するよう求めております。  また、県では地域情報化を推進していく方針を打ち出していることから、本市においてもネットワーク化の推進に取り組み、変革する情勢にタイムリーに対応し、市民によりよい行政サービスを提供していくための施策形成に努めてまいります。  平成13年度は、市民を対象にIT関連の技術向上を図る人材育成や関係団体活動の支援強化などを行いながら、その展開を期してまいりたいと考えております。  次に、農業についてでありますが、我が国では、食糧自給率の向上と豊かな農村社会の構築を最大の課題とし、構造改革を初め、交流による農業の振興など、新しい施策が推進されているところであります。  こうした中で、国では、米の需給改善を図り、米価の低落傾向に歯どめをかけるため、昨年の余剰米対策を含めた新ガイドラインを発表いたしております。  本市には、昨年の生産調整面積に加え、緊急拡大分として 113ヘクタールが配分され、平成13年度産米の作況によっては需給調整水田の確保など、過去にない最大規模の生産調整に取り組むことになります。  豊作を素直に喜べないという異常な事態でありますが、農家の生産意欲の減退を招くことのないよう、関係機関一丸となって農業所得の向上につながる施策を推進してまいります。  園芸につきましては、転作面積の拡大と所得向上を視野に、戦略作目や葉たばこの普及促進に努めてまいりますし、果樹では、樹種複合による経営の安定を目指し、北限の「もも」の産地化を早急に実現するため、苗木補助のほか栽培技術の向上を支援してまいります。  畜産につきましては、経営の安定を柱とした生産構造の改革を進めてまいりますが、当面は、公共牧野の集約化をさらに推進し、生産の効率化を図ってまいります。  次に、農村整備事業についてでありますが、ほ場整備事業につきましては、花輪地区及び芦名沢地区を引き続き推進するとともに、二本柳地区についても、平成14年度事業採択に向け調査を進めてまいります。  基盤整備事業につきましては、東町の農道整備、福士川の取水工の整備を進めてまいります。  また、林業につきましては、長嶺熊沢線、尾去沢休間内線並びに黒沢頭線の林道開設改良事業を進めるとともに、緊急間伐対策事業を進めてまいります。  次に、商工業についてでありますが、本市の商業は、景気の低迷、商業流通形態の変化と大型小売店の郊外進出、駐車場の不足、魅力的な店舗の不足、後継者不足などにより厳しい状況下にあります。  このため、中心市街地活性化法に基づく「鹿角市中心市街地活性化基本計画」を策定し、「市街地の整備改善」と「商業等の活性化」を柱とする総合的かつ一体的な施策を推進してまいります。  (仮称)人・情報交流プラザにつきましては、平成14年秋のオープンに向けて事業を推進してまいります。  また、市独自の支援事業といたしまして、空き店舗を催事場にリフォームし、商店街の各種イベントの開催など幅広く活用するとともに、市民の憩いの場として商店街への集客を高め、消費者購買の喚起とにぎわいあふれるまちづくりを進めてまいります。  中小企業対策につきましては、中小企業振興資金の利子補給を継続して支援するとともに、情報技術の進展に対応し得る環境を整備し、新製品の開拓や、人材育成について支援してまいります。  雇用関係につきましては、依然厳しい状況にありますが、高齢者の就業機会の増大に向けた支援や、職業能力開発に対する支援及び情報処理技術の習得や向上に向けた研修会を開催し、雇用の安定を図るとともに、市内企業の事業拡大や雇用創出への取り組みに対する支援などにより、雇用の場の確保を図りながら、ハローワークや雇用開発協会など関係機関と一体となって雇用環境の改善に努めてまいります。  また、新規学卒者の地元就職につきましては、近年、地元就職が増加の傾向にあるものの、企業からの求人は伸び悩んでいることから、地元企業への働きかけなどにより、新規学卒者の雇用の場の確保に努めてまいります。  次に、観光振興についてでありますが、鹿角ファンづくり、四季を通じた観光客の誘客、誘導や、観光客が安心して旅行できるサービスの実現に向け、行政と市民が一体となった体制づくりに努めてまいります。  また、地域が一体となった宣伝活動、市内観光団体等が自主的機能を発揮できる体制づくりの育成強化に努めてまいります。  さらに、祭り・イベント等につきましても、市民の意見を十分に取り入れ、地域に根ざしたイベントとして育成支援を図ってまいります。  次に、国が進めている八幡平ビジターセンター改築工事につきましては、本年秋の完成に向け、雪消えとともに再開されることになっておりますが、国立公園の中核施設として期待しております。  また、八幡平山頂レストハウスにつきましては、新施設の整備基本計画が策定されており、準備が整い次第、実施計画に入る予定と伺っております。  次に、道路整備についてでありますが、市道六日町三日市線につきましては、用地や移転補償等のめどがついたことから、道路改良工事を推進し、平成13年度完成予定で実施してまいります。  市道中野陣場線につきましては、平成14年度の完成に向けて整備してまいります。  街路花輪通り線六日町工区は、引き続き用地と建物補償を先行して行う予定と伺っております。  また、花輪尾去沢線舟場工区につきましては、工事区間で残っておりました大堰から踏切周辺の、用地建物等補償が平成13年度ですべて完了する予定と伺っておりますことから、稲村橋を含めた花輪尾去沢線工区の平成14年度完成が見込まれております。  次に、公営住宅についてでありますが、花輪地区公営住宅建設事業につきましては、平成13年度として22戸の住宅建設を進めてまいりますが、これにより、外構工事及び集会所の建設を除き、住宅50戸の建設が本年中に完了することから、年内に入居が可能となりますので、花輪地区の現入居者を主体に住宅使用料の変更も含め、速やかに入居できるよう理解を求めてまいります。  次に、公共下水道事業についてでありますが、現在、平成13年度から平成22年度までの下水道事業推進のため、「(仮称)鹿角市生活排水処理整備構想」を策定中でありますが、市民が一日も早く下水道等を利用し、快適な生活を享受できるよう、計画的かつ効率的に事業を推進してまいります。  次に、水道事業についてでありますが、給水収益が減少傾向にあることから、本市水道事業の経営見通しは厳しいものがございます。  このため、平成13年度の水道事業経営に当たっては、徹底した事業の効率化を促進し、経営基盤の強化を図るとともに、水道設備資金貸付制度の拡充や地域懇談会開催等により、水道普及率の向上に努めてまいります。  また、老朽化している浄水場設備の改良及び石綿セメント管の更新を行うほか、配水管拡張は大湯中通り東町線配水幹線の沿線地域を主体に、企業経営上の採算性を考慮しながら、その実施に努めてまいります。  次に、福祉についてでありますが、(仮称)鹿角市総合福祉センターにつきましては、花輪第一保育園、花輪第二保育園の統合保育園及び児童、高齢者、障害者の福祉機能の集積を図り、ノーマライゼーション、バリアフリー等の理念を具現化する施設として建設するものであり、平成14年度の着工を目指して進めてまいります。  また、高齢者福祉につきましては、「21世紀にふさわしいこころ豊かな長寿社会を築く」ために、サービス基盤の整備と質の確保に努めるとともに、地域での自立した生活を支援するため、地域住民を含む多様な主体による総合サービス体制を整備してまいります。  平成13年度においては、基幹型在宅介護支援センターを設置し、市内3カ所の在宅介護支援センターを統括するとともに、介護予防サービスの調整、ケアマネジャーに対する支援等を行い、介護予防を初めとした総合的サービス拠点としての機能充実を図ってまいります。  また、介護指導員の派遣や、相談窓口の設置、生活困難者に対する利用者負担軽減の拡充などを進めてまいります。  障害者福祉につきましては、障害者の自立と社会参加の促進を重点施策として推進してまいります。  平成13年度においては、新規事業として身体障害者の自動車免許取得や自動車の改造への補助、精神障害者ボランティア団体の活動支援を強化していくほか、福祉タクシー利用券対象者を、精神障害者が所持している保健福祉手帳1・2級所持者の方々へも拡大し、支援の充実を図るなど、障害者の積極的な社会参加を推進してまいります。  児童福祉につきましては、結婚や子育てに夢や喜びが持てるような地域社会づくりに向けた市民運動の展開と子育て支援策を重点的に実施してまいります。  具体的には、市独自の新たな施策として、今後5カ年間、認可保育園や無認可保育施設に入所する第2子の保育料を半減し、子育てに対する費用面での負担感の軽減を図ってまいります。  仕事と子育ての両立支援策としては、新たに花輪第二保育園、合ノ野保育園でも開所時間を午後7時まで延長することとし、これにより公立認可保育園の全園の開所時間が午後7時までと拡充されることになります。  無認可保育施設についても、乳児保育等の面で認可保育園を補完しているという観点から、利用児童の保育環境の充実を図るための助成制度を創設いたします。  また、放課後児童健全育成事業につきましては、新たに十和田小学校内に市内4カ所目となる児童クラブを開設いたします。
     次に、健康づくりについてでありますが、国では、21世紀における国民健康づくり運動を目指すために、「健康日本21」を策定し、その中で「健康を守る」から「健康をつくる」に構想を転換し、みずからの健康増進行動により、病気の原因となるものを排除するという第1次予防に重点が置かれております。  このようなことから、新たに「鹿角市健康づくり計画」を策定するとともに、各検診の検査項目の増設、食生活、運動、ストレスなどの生活習慣の改善、指導目的の健康教育を進める一方、健康に関する知識の向上と啓蒙を図るため、健康情報紙の発行や中高生対象の「赤ちゃんふれあい体験」、精神保健の「こころの健康づくり」事業の実施などを初め、保健、医療、福祉の連携を図り、健康増進の一層の充実強化に取り組んでまいります。  次に、住民基本台帳ネットワークシステム導入事業についてでありますが、この事業は、氏名・生年月日・住所等本人確認情報を市町村の区域を越えてネットワーク化することにより、住民サービスの向上と行政事務の簡素化・効率化の推進を図るものであります。  平成14年8月に、国、県とのネットワークの運用を開始し、平成15年8月からは、住民基本台帳カードを利用した広域での住民票の写しの交付と、地方自治体間の転出入事務の簡素化を行うものでありますが、平成13年度は、そのネットワーク化に向けたシステム機器の準備を進めてまいります。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、鹿角市東京事務所についてでありますが、平成元年9月以来、11年と7カ月間、首都圏における情報収集拠点としての役割を果たしてきましたが、来る3月31日をもって廃止することにいたしました。  このことによって、鹿角ピアの機能が低下しないよう十分に配慮してまいります。  次に、第5次市総合計画前期基本計画についてでありますが、平成17年度までの前期基本計画において推進すべき施策・事業について、国・県の動向並びに市民需要の詳細な把握、施策・事業実施の条件整備に努めてまいりました。  さらに、県内自治体の中でもいち早く取り組みを開始し、計画の一つの柱でもある政策評価手法について、より市民が理解しやすく、目的意識が明確に反映された指標を掲げることに最大の配慮をいたしました。  3月下旬ころには、製本化された基本計画書をお示しできるものと考えており、各世帯にも計画の概要版を4月早々にはお配りできるものと思っております。  次に、経済戦略会議についてでありますが、昨年9月に設置以来、1月まで3回開催し、3月の会議で大まかな戦略の方向性を示す予定となっております。  戦略会議設置以降、市民はもとより、多くの方々から本市経済の振興策・戦略について関心を呼んでおり、私もいろいろとご提言やら励ましの言葉をいただいております。  委員の皆様の間でも、本市ならではのアイデアを打ち出そうと、精力的に議論をしていただいており、去る1月18日の会議では、これまで2回の総論的な内容から各論部分に入り、示唆に富んだ提言がなされております。  議論の中心となっているのは、地域で生産したものを地域がどれだけ消費し、これが生産者へ還元され、新たな生産意欲を生み出すエネルギーに結びついていくか、言いかえれば地域内循環型経済システムの確立と、リピーターとしての観光客を増加させ、いかに地域のすぐれた特産品等を知っていただくかであります。双方向型経済システムの確立との融合または相乗効果により、地域経済を活性化させようとする考え方に集約される方向にあります。  平成13年度では、9月まで毎月開催し、各論部分をさらに掘り下げて集中的に論議していただき、意見集約がなされ市民の賛同を得たものについては、最終報告を待たずに事業化してまいりたいと考えております。  次に、JRバス大湯温泉駅についてでありますが、昨年11月下旬に、JRバス東北から、大湯温泉駅舎を12月末日をもって閉鎖したいとの申し入れがありましたが、一定の猶予をいただきながら協議を重ねた結果、今年3月いっぱいは現状での運営体制が約束されたところであります。  乗合バス事業の経営環境の厳しさは理解できるところでありますが、大湯温泉には年間25万人の観光客が訪れ、当駅舎は国立公園十和田湖への中継機能の役割を担うとともに、高齢者、身体障害者の方、学生等のバス利用と不離一体の施設であります。  このようなことから、1月26日、地域の代表の方々とともにJRバス東北本社に出向き、駅舎存続の要望活動を実施いたしました。  JRバスは、現行の運営体制での存続はできないとしておりますが、地元による駅舎等利用方策に関しては、地域の熱意と相まって、前向きな検討姿勢を示していただいております。  次に、行政改革についてでありますが、昨年2月に策定した行革大綱を基本として、実施計画に登載した項目を中心に調査・検討を重ねてきたところでありますが、職員数の削減や監査委員の非常勤化、東京事務所の廃止など、可能なものから順次実施してきており、今後も行政のスリム化や経費節減、市民サービスの向上につながる改革には積極的に取り組んでまいります。  次に、農業関係についてでありますが、平成12年産米の出荷状況は、あきたこまちを主体に19万 986俵が出荷されており、等級別では1等米93.1%、2等米 6.4%、3等米 0.5%で、1等米比率では鹿角が全県一となっております。  生産調整につきましては、「水田を中心とした土地利用型農業活性化対策」により、作付面積の配分と「地域とも補償」を一体的に推進してまいりましたが、新しい水田台帳を基本に、とも補償等の精算を行うこととしております。  平成13年度については、「鹿角地域水田農業推進協議会」において緊急拡大分の配分方法や、望ましい秋田の水田農業確立推進事業の活用等を検討し、生産者への支援策を講じることとしております。  葉たばこにつきましては、台風3号による倒伏や夏の猛暑と干ばつの影響から、前年を13%下回る6億 9,300万円の販売額となっております。  鹿角ピアにつきましては、運営受託業者による食材の現地調査研修や食の交流祭り、新聞折り込み広告等のPRに努めた結果、「秋田鹿角屋」の4月から12月までの利用客は、約3万 5,300人で、昨年に比べ 3,400人の増加となっております。  次に、商工関係についてでありますが、鹿角管内の昨年12月の一般有効求人倍率は0.55倍となっており、11月に引き続き2カ月連続で前月を上回る数値となっております。  また、鹿角地域3高等学校の新規高卒者の就職内定状況につきましては、就職希望者 170人のうち、1月末までの就職内定者が 154人で、内定率90.6%となっており、昨年同期と比較し 4.2ポイント上回っている状況となっております。  まだ内定していない生徒の多くが県内就職を希望していることから、関係機関と密接に連絡をとり合い、地元就職の促進を図りながら全員の就職に向けて努めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、大館能代空港の東京往復便に合わせ、市内の観光施設及び各温泉郷と一体となって、空港と鹿角市間の観光リムジンバスの運行を、今年1月から3月末までの予定で実施し、鹿角市の冬期観光の充実と通年観光の確立に努めているところであります。  また、市内観光イベント等につきましては、正月2日の大日堂舞楽を皮切りに、2月3日から4日の花っこ市、2日から3日の第2回毛馬内冬の商人まつり、10日から11日の大湯温泉雪祭りなど、冬期イベントが開催され、いずれも盛会裏に終了いたしております。  次に、除雪状況についてでありますが、昨年12月は、平年をはるかに上回る降雪量が見られ、さらに、1月に入ってからも真冬日が続き、集中的に降り続いた雪で除雪費の不足が予想されることから、今議会に追加補正をお願いしておりますが、市民のご協力を得ながら、主要道路等の交通確保には万全の体制で臨み、市民生活の安全確保に努めてまいります。  次に、市道整備についてでありますが、六日町三日市線、市役所東町線の道路改良事業は、地権者や他事業との協議及び調整に不測の日数を要したことから、県と協議の上、事業を一部繰り越すことにいたしております。  次に、花輪地区公営住宅建設事業についてでありますが、昨年11月から着手した住宅用地造成工事は、今月末の工事完成に向け、鋭意努力をしているところでございます。  平成12年度分の住宅28戸につきましては、「建築主体工事」、「機械設備工事」、「電気設備工事」に分割し、それぞれ「4戸建て1棟」を1工区として計7工区に分割して発注する予定であります。  次に、高田地区土地区画整理事業についてでありますが、現在、建物等の物件補償を先行させながら、土地及び地区内道路の工事を進めておりますが、今年度で、下小路、弁天崎及び森崎地区がほぼ終了し、進捗率は72.4%となる見込みであり、平成13年度からは下高田地区を進めることにいたしております。  次に、本年度下半期における水道事業の経営及び業務状況についてでありますが、水道の使用水量は、前年同期に比較し、家庭用、団体用は若干の増となっておりますが、営業用は景気の動向が思わしくない状況から、本市においても給水収益は減少の傾向をたどっております。  これらの状況を踏まえながら、今後とも漏水の早期発見による有収率の向上を図るとともに、既整備地区の新規加入を推進し、普及率の向上に努めてまいります。  また、今期における主要な工事につきましては、湯瀬簡易水道配水池の水位計等の計装機器の交換工事や水沢簡易水道の送・配水管敷設がえ工事は予定どおり完了いたしております。  また、上水道につきましても、大湯中通り東町線関連配水管拡張工事及び石綿セメント管更新工事等は、年度内完工を目指して、鋭意努力をしているところであります。  次に、福祉関係についてでありますが、高齢者保健福祉計画、障害者福祉計画、児童育成計画の三つから成る総合福祉計画につきましては、平成13年度から5カ年の福祉施策の指針とすべく策定作業を進めており、間もなく計画決定する予定となっております。  また、早期開設の要望がありました大湯児童クラブについては、大湯小学校の余裕教室を整備し、冬休み明けの1月16日に開所式を行い、現在33人の児童が登録しております。  次に、2カ年の継続事業で進めております、(仮称)体験学習館建設工事の進捗状況は、1月末現在で全体の24.6%、今年度分としては62.3%であり、計画どおり進んでおります。  次に、第52回秋田県民体育大会冬季大会スキー協議会についてでありますが、去る1月22日から26日まで、延べ 271人の選手の参加のもと、花輪スキー場においてノルディック種目が行われ、地元選手の活躍の中、無事終了いたしております。  次に、補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は、事業費の確定した地方バス路線維持費補助金、国の補正予算に係る消防施設整備事業費、(仮称)人・情報交流プラザ建設用地、保健センター駐車場用地の2件の用地購入費のほか、今後の財政需要に対応するための教育施設整備基金の積み立てなど、各事務・事業についての決算見込みによる調整を中心に編成をいたしました。  その結果、補正額は2億 804万円の追加となり、補正後の予算総額は 175億 2,003万 3,000円となっております。  また、繰越明許費の補正については、国の予算措置に伴うものや事業の進捗状況により、児童扶養手当事務処理体制整備事業、広域行政組合ごみ処理費負担金、六日町三日市線緊急地方道路整備事業、市役所東町線緊急地方道路整備事業、広域行政組合消防費負担金、非常備消防施設整備事業を追加いたしております。  特別会計及び企業会計については、老人保健事業特別会計では医療給付費負担金を追加補正、介護保険事業特別会計では介護システム開発事業費の追加、下水道事業特別会計では流域下水道鹿角処理区負担金追加のほか、繰越金の確定や事業費の精算見込み等による補正をいたしております。  本定例会には、報告1件、国土利用計画の策定案件1件、損害賠償の額を定める案件1件、字の区域変更案件2件、土地改良事業案件1件、市道案件3件、特別会計への繰り入れ案件3件、条例案件10件、補正予算案件9件、当初予算案件10件、合わせて41件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明を申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げる次第でございます。  最後になりましたが、議員の皆様には、本定例会が任期最後の会議となりますことから、これまでのご労苦に感謝を申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援をいただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(大信田喜一君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。     (市長 佐藤洋輔君 降壇) ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第5 教育委員長教育方針 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第5、教育委員長の教育方針を受けます。教育委員長。     (教育委員長 岩尾昌子君 登壇) ○教育委員長(岩尾昌子君) 平成13年度鹿角市教育方針を述べさせていただきます。  教育行政については、議員各位の深いご理解とご協力により、年々教育施設の充実や学力の向上が図られるなど、まことに感謝にたえないところであります。  平成12年度は、市内全小・中学校のコンピューターの整備に伴うインターネットの接続、特別史跡大湯環状列石環境整備事業による「(仮称)体験学習館」建設事業の着手及び公民館施設の整備など、教育環境を充実することができました。  この場をおかりいたしまして、心から感謝の意を表します。  本定例市議会が開会されるに当たり、平成13年度における当教育委員会の教育方針を申し述べ、さらに深いご理解とご支援を賜りながら、教育行政を進めてまいりたいと存じております。  平成13年度の教育目標は、「心豊かで、たくましく、郷土を愛し、その発展に尽くす市民をはぐくむ教育を進める」と定め、この目標達成のため、基本方針を立てました。  学校教育においては、「幼児・児童・生徒一人一人の個性と能力を伸ばし、心豊かで自主・自律の態度を養うための実践に努める」とし、生涯学習においては、「21世紀に生きる市民一人一人が、心豊かで充実した人生をいとなむため、自ら進んでいつでもどこでも自由に学習ができ、その成果が適切に評価される生涯学習社会の構築に努める」、社会教育においては、「市民がうるおいのある生活を目指し、地域の特性を生かした魅力ある多様な学習活動を主体的に行い、活力あるまちづくりにつなげる社会教育を進める」、また、スポーツ振興においては、「市民一人一人が生涯を通じてスポーツへ積極的に参加し、健康や体力の向上に努め、健康なまちづくりを目指した生涯スポーツの振興・充実を図る」ことといたしております。  初めに、学校教育の現状でありますが、平成13年度の小・中学校の児童・生徒数は、前年度と比較して、小学校が28人減の 2,222人、中学校が31人減の 1,198人、合わせて59人減の 3,420人になる見込みであります。  学級数では、小学校が5学級減で93学級、中学校が2学級減の41学級、全体で 134学級になる見込みであります。  教職員数は11人の減になり、小・中学校合わせて 235人の見込みですが、今後若干の増員も予想されます。  次に、平成13年度の学校教育の重点目標でありますが、平成14年度からの新しい教育課程の実施に向けて、本市においても、幼児・児童・生徒一人一人の個性や能力を伸ばし、豊かな心とすぐれた学力・体力を培うため、知恵豊かに心潤う学校教育を推進してまいります。このような基本方針を達成するには、創意工夫した学校づくりと教職員の資質の向上、学校施設の整備と充実が必要となりますので、この3点から目標を設定いたしました。  まず最初に、創意工夫を生かした学校づくりについてでありますが、 1 創意と工夫に満ちた特色のある教育計画とその実践 2 学力の向上を図る指導の工夫 3 情報教育・科学教育の推進 4 生徒指導の充実 5 体育・健康教育の推進  以上、5項目を設定し、これらを推進する中で、児童生徒の元気あふれる生き生きとした学校づくりを目指してまいります。  創意と工夫に満ちた特色のある教育計画とその実践については、幼児・児童・生徒一人一人の個性を伸ばし、家庭や地域に開かれた学校づくりのため、郷土の自然や文化に親しむ体験活動の推進や、学校を取り巻くさまざまな素材や人材を活用した、特色のある教育の実践を目指してまいります。特に、ふるさと教育の核となる「総合的な学習」の実践に対して積極的に支援してまいります。  さらに、さまざまな人々との触れ合いを通し、思いやりの心を大切にする福祉教育の充実や、豊かな郷土を大切にする環境教育を進めてまいります。  また、ALTや国際交流員を活用した学習や、外国からのホームステイの受け入れなどを側面から支援しながら、国際理解教育を推進してまいります。  学力の向上については、学校教育の基本的な使命として、子どもたちの学ぶ意欲や態度の育成、基礎的・基本的内容の定着を図り、一人一人の個性や能力に応じた学習指導の工夫をしていく中で、社会の変化に対応できる子どもたちの育成に努めてまいります。  情報教育・科学教育の推進については、昨年度で中学校が1人に1台、小学校は2人に1台のパソコンが導入され、全小・中学校にインターネットの接続が完了しました。今後はさらに操作能力の向上を図りながら、積極的な活用ができるよう指導してまいります。  特に、科学教育については、理科の研究発表や創作科学活動など、県内において高く評価されておりますが、今後とも積極的に支援をする中で、子どもたちの科学への興味・関心を高めてまいります。  生徒指導の充実については、学校不適応やいじめ及び非行など、子どもたちを取り巻くさまざまな問題に対し、学校・家庭・地域・関係機関などが一体となって、調査研究を深めながら適切な対応に努め、明るく健全な学校生活を送れるように努めてまいります。  また、教師と子ども、子ども同士が認め合い、信頼し合える人間的な触れ合いを基盤にした、心の教育の推進と道徳的実践力の育成に努めてまいります。  体育・健康教育の充実については、意図的・計画的な体育活動の実践により、子どもたちの健康の保持増進を図るとともに、学校内外・登下校における安全指導・安全体制の促進に努め、生涯を通じて健康で安全な生活ができるよう、自己管理能力の育成を図ってまいります。  学校給食については、今後とも給食施設の整備・充実に努め、地元の新鮮な食材を積極的に取り入れながら、おいしく、清潔で安心できる学校給食を推進してまいります。  教職員の資質の向上については、何よりも教師一人一人の幅広い識見と実践的指導力を培うことが大切であり、本市や自校の教育課題の解決に生かされる研修を推進するとともに、教育研修委員会の活動や研修会に積極的に参加させ、自己の資質の向上を図るように努めてまいります。  学校施設の整備と充実については、老朽校舎の改築・改修等を計画的に推進するとともに、プールなど、学校体育施設の整備を進め、豊かな環境づくりに努めてまいります。  以上、重点目標実現のため、平成13年度学校教育推進の主な事業としては、末広小学校の改築、十和田小学校の大規模改修に向けた耐震診断、田代分校のトイレ簡易水洗化を初め、各校の校舎・屋体等の屋根・外壁の改修、プールサイド・浄化装置の改修などの施設整備と、中学校の「心の教室相談員」の継続配置、小・中学校の学力検査の継続実施、そして、ふるさと鹿角に根ざした教育実践を支援する「ふるさと生き生きネットワーク推進事業」等を計画し、これらの事業を通して着実に目標が達成されるよう推進してまいります。  次に、生涯学習推進の重点目標でありますが、生涯学習という言葉が市民に定着してきている中、学習ニーズも多様化しており、少子高齢社会・環境問題・国際交流、男女共同参画社会実現への要請等、あらゆる分野に目が向けられております。  このような状況に適切に対処できるよう、生涯学習社会の構築を目指す基本方針に基づき、 1 生涯学習推進基盤の確立 2 まちづくりを目指す生涯学習の推進 3 豊かな人間性をはぐくむ生涯学習の推進  以上3項目を設定しております。  生涯学習推進基盤の確立については、生涯学習を総合的に展開するため、関係部局との連絡調整を密にして、生涯学習推進本部の機能を強化し、学校教育・社会教育・文化・スポーツ活動が一体となった生涯学習の充実を図ってまいります。  また、民間、関係団体との連携を保ち、学習情報の提供・相談事業の充実を図るため、パソコン導入による生涯学習支援システムなどの整備、促進に努めてまいります。  まちづくりを目指す生涯学習の推進については、市民一人一人が地域振興に結びついた学習成果を生かして活動し、市民と行政が一体となったコミュニティ形成の推進を図ってまいります。  豊かな人間性をはぐくむ生涯学習の推進については、市民がぬくもりのある豊かな人間性をはぐくむ生涯学習活動の促進とあわせ、広域的な近隣市町の連携による学習機会を提供してまいります。  以上の重点目標実現のため、平成13年度生涯学習推進の主な事業として、どこさデモ出前講座、花いっぱい運動、生涯学習広報の発行、生涯学習推進の集いの実施のほか、県民カレッジなど広域的課題学習への参加奨励を積極的に進めてまいります。  次に、社会教育の重点目標でありますが、市民が潤いのある生活を営めるよう、社会教育の基本方針に基づき、 1 地域に根ざした社会教育基盤の充実
    2 生涯各期における学習機会の充実 3 現代的課題学習機会の充実 4 地域の教育資源の活用 5 芸術文化の振興と文化財の保護伝承  以上5項目を設定しております。  地域に根ざした社会教育基盤の充実については、急速に変化する社会に対応した社会教育を展開するため、社会教育推進体制の整備に努めるとともに、インターネット等、情報化時代に対応した学習の充実を図るなど、地域に根ざした社会教育の環境づくりに努めてまいります。  また、社会教育施設・設備の整備につきましては、計画的に進めてまいります。  生涯各期における学習機会の充実については、公民館活動を通して、子どもから高齢者まで、さまざまな学習の選択や地域とのかかわりが持てるような学習機会の充実を図ってまいります。  また、地域の情報拠点として図書館活動の充実、さらには身近な課題を自分自身で学習しようとする自主的学習活動の場の提供に努めてまいります。  現代的課題学習機会の充実については、平成14年度からの学校完全週5日制の実施に伴い、学社連携・融合の取り組みを充実させていくため、地域の教育力を活用した事業の展開、さらには、男女がともに対等な立場で、みずからの意思によって社会のあらゆる分野で活動に参画する機会の充実を図ってまいります。  また、青少年が健やかに成長し郷土の担い手となるように、社会全体で青少年を育てていく風土づくりを進めるなど、健全な青少年の育成運動を展開してまいります。  地域の教育資源の活用については、鹿角らしさを意識し、地域に根ざした人づくりに向けた「ふるさと教育」の充実と、鹿角の伝説・民話など、さまざまな趣味や特技を持った人たちから、鹿角のすばらしさを次の世代に伝えていただき、学習活動に生かしてもらえるような機会を充実してまいります。  また、地域に残る各種伝統行事の保存や、豊かな自然を活用した学習の場の環境づくりに努めてまいります。  芸術文化の振興と文化財の保護伝承については、市民の芸術文化に対する関心と理解が高められるような学習、鑑賞機会の提供と各種事業の充実を図り、自主的な芸術文化活動の助長・支援に努めてまいります。  また、市内における文化財の保護・伝承と利活用の促進を図り、市民の文化財愛護思想の高揚に努めるとともに、特別史跡大湯環状列石の公有化と発掘調査を継続実施し、周辺環境の保全を考慮した史跡整備を進めてまいります。  以上の重点目標の実現のために、平成13年度社会教育推進の主な事業としては、青年の夢とアイデアと実践力を生かした社会参加活動を支援するための、かづの青年ドリーム支援事業、ふるさとの再認識の観点から歌枕の里推進事業、鹿角学セミナーの開催、地域の人材を活用した鹿角学伝承者リストの作成、日本語を母国語としない市民を対象とした日本語講座の開設、さらに、一公民館一特色事業、公民館等における学習時の託児保育の開設、(仮称)体験学習館建設事業の継続、文化財標柱建てかえ事業、史跡案内ボランティア育成講座、無形民俗文化財の記録作成事業などを実施してまいります。  次に、スポーツ振興の重点目標でありますが、市民一人一人が生涯を通じてスポーツへ積極的に参加し、健康なまちづくりを目指し、生涯スポーツの振興と充実を図ることは、快適な生活を過ごす上で非常に大切なことであります。  その重点目標は、基本方針に基づき、 1 生涯スポーツの普及推進 2 各種スポーツ団体の育成 3 競技スポーツの充実強化 4 スポーツ施設の整備等  の4項目を設定しております。  生涯スポーツの普及推進については、各種スポーツ教室の開催や情報の提供を行い、生涯各期の健康スポーツ活動及びニュースポーツ、イベントへの参加を進め、生涯にわたり親しめるスポーツを奨励してまいります。  各種スポーツ団体の育成については、各団体の組織の充実強化に努め、鹿角市スポーツ振興事業団及び体育協会の支援と各種大会、スポーツ合宿、研修会の誘致活動を進めてまいります。  競技スポーツの充実強化については、平成19年国体に向けての準備委員会の体制づくりや、指導者と審判員の養成を図り、競技スポーツに対する意識向上に努めてまいります。  スポーツ施設の整備等については、スキー場を含めた総合運動公園一帯をスポーツ活動の拠点として、市民各層が参加できるレクリエーションやイベントなどを開催し、施設の有効利活用を図るとともに、各種体育施設の整備、また施設機能の向上に努めてまいります。  この重点目標のための主たる事業としては、市民スポーツ大学の開設を初め、かづのタートルマラソンなど、生涯スポーツの振興を図ってまいります。  また、総合競技場を中心とした大会は、全県高校総合体育大会のバレーボール、テニス、スキー競技会を初め、全県中学校総合体育大会のバレーボール、相撲、スキー競技会のほか、東北マスターズ陸上大会、ジュニアオリンピックスキーノルディック競技会、鹿角サマージャンプ大会などを予定しております。  平成19年国体関連としては、平成13年度に準備委員会を設立しその準備を進めるとともに、選手の育成強化や、県民スポーツ卓球大会、ラージボール秋田県大会を予定しております。  以上、平成13年度の教育方針と重点目標について概要を申し述べました。  この教育方針が、施策として円滑に進めることができますよう、議員各位初め、市民の皆様から深いご理解とご支援を賜りますことを念願して教育方針を終わります。 ○議長(大信田喜一君) 教育委員長の教育方針を終わります。     (教育委員長 岩尾昌子君 降壇) ────────────────────── 〇 ─────────────────────     日程第6 鹿角広域行政組合議会報告 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第6、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。鹿角広域行政組合議会議長勝又幹雄君。     (鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 登壇) ○鹿角広域行政組合議会議長(勝又幹雄君) 私から、去る12月11日開催の全員協議会、12月25日招集の平成12年第5回鹿角広域行政組合議会定例会及び定例会後に急遽開催された全員協議会と、平成13年1月9日開催の全員協議会、1月18日招集の第1回臨時会の審議の経緯と結果についてご報告申し上げます。  まず、12月11日開催の全員協議会では、新しいごみ焼却施設整備計画について、これまでの審議あるいは協議の中で、当初計画にありました発電設備の関係、保証期間、契約の方法等の方針が固まった段階で、ご協議申し上げるとしていたことから、今回の全員協議会の開催となったものであります。  当日は、工事の発注仕様書の概要、入札要綱が提出され説明を受けております。  主なるものを申し上げますが、まず、一般概要として、 1)ダイオキシン類の公害発生を抑制した焼却施設で、ごみの持つ熱量を利用して灰分を溶融し、生成した溶融スラグ・金属類を資源化して、埋め立て量を削減する環境調和・資源循環型施設とする。 2)施行場所は鹿角市十和田毛馬内鹿倉崎26番地地内 3)処理方式は流動床式ガス化溶融システム 4)処理能力は30トン/24時間×2炉2系列(1日の処理量は60トンで24時間稼働) 5)公害防止性能は国の公害基準にすべて適合する 6)施設性能は国の施設基準、安全基準、技術基準にすべて適合する 7)保証期間は通常3年であるが、当組合の場合5年保証とする 8)設計耐用年数は20年以上 9)ランニングコストの基準値を20年間瑕疵担保とする 10)引き渡し後1年間、専門技術員の常駐運転指導をする等が主なるものであります。  次に、契約にかかわる当局の考え方が説明されておりますが、その方針としては、 1)発電設備は、 100トン未満の焼却炉での発電設備は経費がかかる割には発電効果が得られないとの判断により、発電設備は除外する 2)業者選定に当たっては、8社より見積書の提出を求め検討してきたが、炉には分離型と直列型とあるが、これまでの発注実績が9件のうち、分離型が1件、直列型8件の実績であることから、発注実績を重視するとして、直列型を採用している5社のうち、発注実績がまだない1社を除く4社を選定した 3)12月定例会前に指名競争入札を執行する予定であるとの説明がなされております。  これに対し、一般の土木工事あるいは建築工事と違い、各社それぞれに性能に違いがあり、パテントを有していることから、性能発注が望ましく、特定業者を選定し、随意契約とすべきとの意見が出されておりますが、工事発注の透明性の確保という観点からしても指名競争入札とする考えが明示されております。  次に、12月25日招集の平成12年第5回鹿角広域行政組合議会定例会について申し上げます。  第5回定例会に上程された議案は、鹿角広域行政組合火災予防条例の一部を改正する条例案1件、一般会計の補正予算案件1件、一般会計及び特別会計決算認定案件2件、合わせて議案4件が上程されております。  議案第11号鹿角広域行政組合火災予防条例の一部改正についてでありますが、本条例は、建築基準法の施行令の一部改正による材料、構造、防火設備等に関する技術上の基準が制度規程化されたことに伴い改正されたものであります。  審査の結果、原案のとおり可決されております。  次に、議案第12号平成12年度鹿角広域行政組合一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、今回の補正額は、歳入、歳出とも 3,697万 3,000円を減額し、それぞれの総額を22億 2,700万 6,000円としたものであります。  主なる内容でありますが、人件費関係は人事院勧告に基づく減額、消防費では消防隊員の安全ベルト、緊急連絡用ポケットベルの購入費などが補正措置されております。  環境衛生費では、各施設の薬剤、光熱水費等の精算見込みと、今年度予定したし尿処理場のUF膜分離装置を交換予定にありましたが、調査の結果、まだ使用に耐えるとの判断によるものが主なる減額であります。  審査の結果、議案第12号については原案のとおり可決しております。  次に、認定第1号平成11年度鹿角広域行政組合一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが、歳入予算現額が15億 9,964万 3,000円に対し、調定額16億 109万 6,925円、収入済額が15億 7,379万 6,925円となっており、収入率は予算額比では 98.38%、調定額比で 98.29%となって おります。  収入未済額が 2,730万円となっておりますが、これは廃棄物処理施設整備計画策定業務にかか わるもので、繰越明許費を設定したものであります。  歳出では、予算現額が15億 9,964万 3,000円に対し、支出済額は15億 3,018万 7,952円で、執行率は 95.66%となっております。   歳入、歳出の対前年度比では、歳入で 8.5%、歳出で 8.3%の減となったものであります。  また、平成11年度の主なる事業としては、消防費において、本部の下水道布設工事と十和田分 署屋上防水工事が施工され、ごみ処理費では焼却灰ストックヤード改修工事が主なるもので、収入済額から支出済額を差し引いた 4,360万 8,973円が翌年度に繰り越しされております。  次に、認定第2号鹿角地域ふるさと市町村圏基金特別会計についてでありますが、歳入予算現額 760万 4,000円、調定額、収入済額とも 761万 1,080円となっております。収入率は、予算額比で100.09%、調定額比で 100%となっております。   歳出は、予算現額 760万 4,000円に対し、支出済額 654万 5,000円で、執行率は 86.07%となっております。  収入済額から支出済額を差し引いた 106万 6,080円が翌年度へ繰り越しされております。  以上の決算状況でありますが、両会計とも多額の不用額を生じており、監査委員の指摘にもありましたが、議会としても適正かつ計画的な予算執行に努めるよう指摘し、認定第1号及び第2号については、原案のとおり認定すべきものと決定しております。  次に、第5回定例会後の、急遽開催されました全員協議会について申し上げます。  管理者より新しいごみ焼却施設建設工事の指名競争入札を12月24日に執行したが再々入札、いわゆる3回まで実施したが、結果は不落であったとの報告であります。  今後の対応として、改めて入札を行うか、随意契約とするかの選択肢となるが、新たなコンサルを選定して諸作業を進めてまいりたいとの意向が示されております。  これに対し、契約の透明性を確保との観点から、改めて指名競争入札とすべきとの意見があり、これらの意見等を踏まえ検討し、方針が決定次第、全員協議会に報告するといたしております。  年明けの平成13年1月9日の全員協議会では、12月25日の組合議会後に、大阪に本社があり、環境衛生面におけるコンサルとしては業界トップの実績を持つコンサルタントで、現在、東北でごみ焼却炉の建設が進められている5カ所中3カ所を手がける会社に対し、現在までの経緯を説明し、年明けの5日に副管理者とともに、今後の方針についてアドバイスを受けております。入札は結果的に不調に終わったものの、指名業者の選定や、機種の選定等についての組合の取り組みについてはおおむね納得できるとのことであり、特に、直列型と分離型の選定についても、分離型から直列型へとシフト化されてきている状況から正しい判断だった。しかし、問題であったことは、用役費及び補修費を20年間保証させることは、将来予測の困難な費用を担保させることと建設工事と維持補修費について定めようとすることは、1入札2契約となるもので契約の原則に触れるおそれがあること、また、この方式は、官が建設し民が運営するいわゆるPFI方式にとられる方式であり、今回の組合の方針ではなじまないとの指摘を受けたとしております。  次に、今後の対応については二つの方法が考えられるが、一つは、今回指名した4社中、途中で入札を辞退した1社を除き3社による競争入札、二つ目は、特定の相手方を選定した随意契約であります。  いずれの方式をとるにしましても、維持補修費にかかわる20年間を保証させることは見直しする必要があるとの考えが示され、まず、一つ目の改めて競争入札する案でありますが、入札手続等で相当の時間を要すること及び経済性を追求する上で結果が求められるのか、加えて必ず落札するとの確証が得られるのかという懸念が考えられる。  二つ目については、特定の相手方を選定した随意契約でありますが、基本的な業者選定の考えとしては実績重視であり、まず、実証炉と実機(実稼働)の比較では雲泥の差がある、加えて流動床ガス化溶融システムの要素技術である流動床式焼却炉の建設・運転に実績があり、最も重要な旋回炉に対する技術力を保持して、青森県内で当組合の計画と同規模の実機炉(60トン)を竣工させ、既に安定稼働に入っている最低入札業者の実績炉の経験、知見を今回の計画に反映させるメリットが他社に比べ大きいとのアドバイスである。  これを受けて検討した結果、随意契約によって進めてまいりたいとの考えが示されたが、今回不落となった入札の執行に際しては、条件の設定において未熟な点があったと反省しており、今後の業者選定においては建設工事費はもとより、将来の維持管理費、技術力、安定操業等について十分なる検討を加え、適切に対応してまいるとしております。  次に、1月18日招集の第1回鹿角広域行政組合臨時会について申し上げます。  本臨時会には、新しいごみ焼却施設建設工事請負契約の締結議案1件が上程されております。  なお、本案を上程するに当たり、ごみ焼却施設建設工事に伴う施行管理業務については株式会社環境工学コンサルタントと1月15日に委託業務契約を締結、同じく請負仮契約は株式会社神戸製鋼所と1月16日に締結されているとの報告がなされております。  契約議案の概要でありますが、  1 契約の目的  ごみ焼却施設建設工事  2 契約の方法  随意契約  3 契約金額  30億5,550万円(消費税込み、税抜きで29億1,000万円)  4 契約の相手方  株式会社神戸製鋼所            代表者 宮城県仙台市青葉区本町二丁目15番1号                株式会社神戸製鋼所東北支店                支店長 目 黒 泰 禪 であります。  工事の概要の説明は、先ほどの12月11日の全員協議会報告で申し上げた内容と重複するため割愛しますので、ご了承ください。  説明に対し、工事の内容、進捗状況等については詳細にして速やかに報告すべきとの意見があり、管理者より、今後工事を施工するに当たり、システムの安全性はもちろん、施工管理等において万全を期し、圏域住民の信頼にこたえ得る立派な施設建設を目指して建設工事を進めてまいりたいとの決意表明がなされております。  審査の結果、本案については原案のとおり可決されております。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。     (鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 降壇)
    ────────────────────── 〇 ─────────────────────      日程第7 議案の上程 ○議長(大信田喜一君) 次に、日程第7、議案を上程いたします。   まず、報告第1号専決処分の報告についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 報告第1号をご説明いたします。  専決処分の報告について。  地方自治法第 180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。  次のページをお開きください。  このページは、専決処分書であります。  平成13年1月30日に専決処分をしております。  次のページをお開き願いたいと思います。  次のページは専決処分の内容であります。  損害賠償の額を定めることについて。  鹿角市庁舎敷地内における落雪事故の損害を下記のとおり賠償するものとする。  記、1相手方は、秋田県鹿角郡小坂町小坂藤井陽子さんであります。  2事故の概要でありますが、平成13年1月15日午後4時30分ごろ、鹿角地域広域交流センターで開催された労災ホームヘルパー養成講座に出席するため、鹿角市記念スポーツセンターの荷物等搬入口に駐車した相手方の車両に屋根の雪が落下し、車両後部を破損したものであります。  3損害額は4万 6,952円であります。  示談の内容でありますが、藤井さんが駐車場以外に駐車していること、また、市側としましては、駐車禁止の貼り紙が雪が多くて見えない状態を見過ごしていたことなど勘案しまして、それぞれの過失割合を藤井さんが80%、市が20%とし、示談が成立し、専決処分したものであります。 終わります。 ○議長(大信田喜一君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、地方自治法に定める報告事件でありますので、報告をもって終わります。  お諮りいたします。議案第1号及び議案第2号の2件につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) 異議ないものと認め、よって、さよう決します。  議案第1号鹿角市国土利用計画の策定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 議案第1号をご説明いたします。  鹿角市国土利用計画の策定について。  鹿角市国土利用計画を別紙のとおり策定するため、国土利用計画法第8条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  提案理由でありますが、鹿角市域における国土の利用に関し、総合的かつ計画的な国土の利用を確保するため、鹿角市国土利用計画を策定するものであります。  今回の策定は、第3次の計画となるものであります。  別冊つづりの鹿角市国土利用計画(案)をお開き願いたいと思います。  1ページの前文でありますが、ほぼこれまでと同様のスタイルの記述であります。  次の2ページでありますが、Ⅰの1.国土利用計画の基本方針でありますが、国、県の土地利用方針に原則的に沿いながらも、自然豊かな本市の個性を重視しまして、日に日に高まる地球規模の環境共生を理念として記述しております。  また、鹿角らしさを重視し、均衡ある発展、総合的・計画的市土の土地利用推進を基準としております。  Ⅰの1(1)の市土利用計画にかかわる基本的事項については、市土の持つ性格並びに市土が果たす役割としまして、公正・公共性、自然と人間との共有資源、地域の多様な特性条件の活用、有限性に配慮した高度利用の4点を記述しております。  (2)の土地需要の質的向上については、本市の独自性を打ち出した記述内容であり、それぞれの土地の果たす役割、または土地が持つ付加価値的な特性について、多面的な利用、質的な向上を図ることを記述しております。  次に、3ページの(3)の土地需要の量的調整については、都市的及び自然的観点からそれぞれの土地の持つ本市の特性について、高度化・適正化・計画性について配慮した量的な調整を図る点を記述しております。  4ページですが、2の利用区分別の市土利用の基本方針については、農用地から水面・河川・水路まで、自然的土地利用の密接にかかわる地目について、「安全」をキーワードとして、利用の方向性を本市特有の土地、立地、環境条件等を踏まえ、設定した項目であります。  また、5ページの道路から公共施設用地等を含むその他まで、都市的土地利用に密接にかかわる地目について、市民生活に直接的に影響を与える社会資本構成要素として、「高度集積」をキーワードとした利用の方向性を設定しております。  次に、7ページでありますが、Ⅱの1.市土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標についてでありますが、基準年次は平成10年度とし、目標年次を第5次総合計画と同様に平成22年度までと設定しております。  農用地の転換増減所得については、民間による宅地開発、公共事業による道路、施設用地等への転換により、基準年次よりも減少であります。ただし、採草放牧地については国へ返還する意向から大幅に減少し、その分が森林部門で増加であります。道路、宅地については農用地の反作用により増加、事務所・店舗等によるその他の宅地については民間開発の影響により増加、その他については公共施設用地や住宅・病院移転用用地並びに民間開発等により増加であります。民間開発の所得については、平成5年度から平成10年度までの都市動向を基準として推計しております。  次に、8ページからの地域別概要でありますが、従来までの旧町村単位をベースとする東西南北という標準的な四つの地域区分を、県の3区分スタイルや花輪・尾去沢・毛馬内・錦木に至る都市マスタープラン上の都市軸ゾーンとの関連性の視点から、北部、中央部、南部の3区分に改定しております。  さらに、本市の持つ自然性、歴史性、文化性を重視し、これらとの共生を図られた土地利用を目指していこうという理念から、自然・景観、文化・伝説をそれぞれ3区域に記述しております。  北部地域については、中山間地域総合整備やほ場整備が予定されている草木地域、果樹や畜産等による複合経営が進む柴平地域を中心とした多彩な農業ゾーン、大湯環状列石環境整備との一体的な振興策が検討されている新観光ゾーン、温泉と医療等の組み合わせや森林空間としての機能向上が期待されるいやし・安らぎゾーンをそれぞれ設定しております。  中部については、市役所西側におけるほ場整備が進む生産性・効率性の高い優良農用地、低・未利用地を中心とした土地利用型農業ゾーン、十和田インターチェンジ周辺の交通アクセス上の利点を生かした新たな流通産業ゾーン、鹿角花輪駅周辺や花輪商店街を含んだ本市中心市街地における都市機能並びに花輪、毛馬内、尾去沢地域の歴史的街並み景観を生かした調和と地所が図られた市街地ゾーンをそれぞれ設定しております。  10ページの方に移りますが、南部については、生産組合の組織化や一定区域の農用地整備等、支援・先導的に取り組まれている地域特性を背景として、経営の複合化や耕作条件、高冷地域解消を視野に入れた高付加価値型生産、さらには、高能率や持続可能型林業モデル地域を目指した先進的農林業ゾーン、十和田と同様に八幡平インターチェンジ周辺における交通アクセス上の利便性や花輪地域との連帯性を生かした企業再配置、起業化集積地をイメージした新流通産業ゾーンをそれぞれ設定しております。  次に、12ページでありますが、Ⅲの達成するために必要な措置の概要等でありますが、おおむね秋田県計画と同様の項目で構成しております。ただし、第5次総合計画で掲げた「共動」の理念のもとに、景観保全、環境共生、ダム開発防止等を市民との共通の認識と行動を推進力として、市独自の法制化を取り組んでいく姿勢や、市民発意により参加型、共動型の地域計画策定についても記述しております。  また、土地の有効活用の促進については、公共性や限りある資源、財産としての土地特性を踏まえ、現状による高度利用を前提として都市周辺、農村地域、森林地域、それぞれの持つ土地形態に応じて、第5次総合計画に基づくまちづくりの方向や、今後の社会動向に適した措置を講ずる点を記述しております。  13ページの土地利用の転換の適正化については、利用目的に照らした適正な選択、新たな土地利用への適正な誘導について、利用区分ごとに措置項目を明示しております。  土地利用調査と成果の普及啓発では、市民参加型の土地利用計画促進を命題とし、土地利用調整会議の常設や市民意識調査を通じた啓発等の重要性について記述しております。  以上が議案の内容となっております。よろしくお願いいたします。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部節雄君。 ○15番(阿部節雄君) 計画(案)はこれでよいと思いますが、本計画の実施に伴いまして、付随する対応について意見を述べたいと思います。  本計画のこの7ページに、市土の利用目的に応じた区分ごとの規模の目標を見ると、平成22年には農地が 486ヘクタール減少すると、こういうことになっております。食糧自給率を確保する観点から申し上げますと、昨年農水省が提示した食糧自給率の目標というのは、現在の40%を平成22年までには45%に引き上げるというものでありました。食糧自給率の向上は農業の振興に結びつくことでありますので、したがって、食糧供給基地を標榜する本県、そしてまた本市にとっては望ましいことなわけであります。しかし、生産面だけで自給率を上げるためにはかなりの努力が必要だと、こういうふうに思います。そういうことを考えますと、この10年間に農地が 486ヘクタール減少するということは大変なことだと思うんです。一方、食糧増産のためには農業経営が十分成り立つことあるいは良質の耕地を確保することが不可欠であると思います。  本計画においても、確かに、13ページでしたか、優良農用地が確保されるよう配慮すると、こう記述されておりますので、それは結構なことです。ただ、要はこれからの農業をどのように持続振興させるかということが大きな課題になってくると思います。今後の農業施策の展開に十分配慮していただきたいということを意見として申し上げたいと、こう思います。 ○議長(大信田喜一君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ございますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。議案第1号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 議案第2号をご説明いたします。  損害賠償の額を定めることについて。  地方自治法第96条第1項第13号の規定により、物損事故の損害を下記のとおり賠償することについて議会の議決を求めるものであります。  相手方でありますが、東京都目黒区、千代田ビルマネジメント株式会社、代表取締役小林 暁氏、同じく鹿角市花輪字寺ノ後、株式会社トヨタレンタリース秋田、鹿角営業所長田畑裕幸。  2の事故の概要でありますが、平成12年11月11日8時20分ごろ、東京都渋谷区広尾の恵比寿プライムスクエアタワーの地下2階駐車場において、市の職員が運転するレンタカー冷凍車の頭頂部が天井の蛍光灯に接触し、建物及び車両を破損したものであります。  原因でありますが、鹿角ピアで開催されました食の交流祭りの際、ビルの車庫から出口に出るとき迷ってしまい、地下に潜り込んで事故を起こしたものであります。  3の損害賠償額でありますが、物損、建物の損害は、千代田ビルマネジメント89万 2,500円であります。車両損害は、トヨタレンタリースの方の5万 494円であります。合計94万 2,994円となるものであります。  たびたびの交通事故、大変申しわけありません。  事故防止のために、緊急部課長会議を開催いたしまして、全職員に徹底を図るよう注意を喚起したところであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) この経緯についてはいろいろ伺いましたが、私はこれは何度聞いても、どうも一般的に聞きまして、ちょっと異常な部分があると思って聞きます。  普通車に軽く物が接触したら、大体車をとめてあちこち見るのが普通だと思うんですが、今回、蛍光灯も壊れて、そのほかに建物も。確かに迷ったと言うんですが、ここまで至る部分、前の日、鹿角から何時に行って、そしてどういう行程で次の日朝8時20分、こういうふうに言っていますが、無理なスケジュールではなかったかどうか、その経緯をひとつ伺いたいと思います。  そして、さっき部課長会議を開いて、こういう事故の再発を徹底注意をしたと言いますが、実際に、ではこの職員に対するいろいろ指導、処分等はどうしたのか伺いたいと思います。 ○議長(大信田喜一君) 産業振興部長。 ○産業振興部長(木村久男君) ご答弁申し上げる前に、まずもってこういった事故を起こしてしまったことを責任痛感いたしておりまして、おわび申し上げたいと思います。  今、齋藤議員からお尋ねの、強行的な日程でなかったのかというふうなご質問でございますけれども、その前の日の夜に立っておりまして、食の交流祭りは10日と11日でございます。9日の夜に立っておりまして、10日の日は朝着いて食の交流祭りを開催しておりまして、その夜はホテルに宿泊してございまして、決して無理な日程でこういったことというふうなことは理解してございません。  ただ、今、総務部長からもお話し申し上げましたとおり、朝、店を早く開きたいというふうな考え方が、気持ちが急ぐ余り、地下駐車場に入っていったと。そうしたら、どうもなれない地下駐車場、1階に車をとめておったんですが、エンジンをかけて始動して動き出したら、入口の上の方に来ないで地下2階の方におりてしまったと、こういうふうなこと。それから、地下駐車場ですし、ディーゼルエンジンというふうなこともございまして、エンジンの音が響いて、なかなか上のレンタカーの冷凍車の頭頂部の方に当たったということがなかなか、慌てていたこともあるんですけれども、そういったこともあったというふうに理解してございます。  一つはふなれな地下駐車場、さらにはなれておらなかったレンタカーの冷凍車、ボックスの高い冷凍車でございまして、そういったことが重なったというふうなことですが、常日ごろから注意するようにというふうなことでおるんですが、こういったことを起こしたということは、やはり安全運転、さらには高さ、それから天井からつるしている蛍光灯、これの高さを確認しなかったというふうな意識の欠如、こういったことから事故を起こしたと思っておりまして、私自身も反省を踏まえながら責任を痛感しておりますし、その担当の者にもそういった注意を喚起しておりますので、何とぞご容赦いただきたいと思います。 ○議長(大信田喜一君) 総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 職員の処分のことについてもお話が出ましたけれども、職員の処分につきましては、公正を期すために職員の事故審査会が設けられておりますが、今回のこの交通事故につきましても、その審査の対象になるものと考えております。  従来のこれらの事故の自治体の審査でありますが、事故のすべての解決が出た後で審査会を開催しておりますので、今後そういう形の方向になると思います。 ○議長(大信田喜一君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきまして、討論ごさいますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ないものと認め、討論を終結いたします。
     これより採決いたします。議案第2号について、原案のとおりこれを決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大信田喜一君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。     午前11時54分 休憩 ────────────────────── 〇 ─────────────────────     午後 1時01分 再開 ○議長(大信田喜一君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第3号から議案第40号までの38件を一括して議題といたします。  順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 議案第3号をご説明いたします。  字の区域変更についてでありますが、地方自治法第 260条第1項の規定によりまして、別紙のとおり本市の区域内の字の区域を変更するものであります。  提案理由でありますが、秋田県が施工する国道特殊改良第一種工事にかかわる鹿角市十和田大湯地内の国有林の一部所管がえに伴う登記のため、字の区域を変更するものであります。  次のページをお開き願います。  省略させていただきます。  次に、議案第4号でありますが、これも字区域の変更であります。  提案理由でありますが、同じく河川の改良に伴いまして字区域を変更するものであります。場所も同じような場所でございます。  次のページですが、省略させていただきます。 ○議長(大信田喜一君) 産業振興部長。 ○産業振興部長(木村久男君) 続きまして、議案第5号市営土地改良事業の施行についてご説明を申し上げます。  市営土地改良事業を施行したいので、土地改良法第96条の2第2項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  提案理由でございますが、基盤整備促進事業(かんがい排水)を施行することによりまして、用水の安定供給による農産物の品質の向上を高め、農業経営の安定を図るものであります。  次のページをお願いします。  計画の概要ですが、大堰頭首工から注水を受け取水しております福士川に存置されております取水堰につきまして老朽化が進んでおるというふうなことで、河川管理上支障があるということで、早急な改善を東北建設局から措置命令を受けておったということで、特に小深田、狐平につきましては早急に措置するようにというふうな指示でございます。  ほかに用野目堰と鏡田堰がありますけれども、これにつきましては、花輪地区県営ほ場整備事業の中で実施してまいるというふうなことでございます。  事業量でございますが、農業用用排水施設(取水工)2カ所、小深田取水工、狐平取水工ですが、小深田につきましては平成13年、狐平については平成14年予定でございます。  ちなみに受益面積は、小深田が90ヘクタール、狐平が26ヘクタールでございます。  概算事業費は 2,800万円。  施行年度は、今申し上げた平成13年、平成14年でございます。  事業後の管理でございますが、小深田水利組合並びに狐平水利組合でそれぞれ管理するものでございます。  事業費の負担区分につきましては、国のガイドラインによりまして、国が55%、県が5%、市が40%となるものでございます。  なお、事業位置図につきましては議案資料の7ページに提示してございますので、参照していただきたいと思います。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) 議案第6号市道路線の認定について。  道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求めるものであります。  提案理由ですが、道路の新設等に伴い、市道路線の認定を行うものでございます。  別紙、次のページをお願いします。  省略させていただきます。  それから、議案第7号市道路線の廃止について。  同じく道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり廃止することについて議会の議決を求めるものであります。  提案理由は、開発行為及び道路の改良等による路線の変更に伴い、市道路線を廃止しようとするものでありまして、次のページのそれぞれの路線について廃止を行うものであります。  それから、議案第8号市道路線の変更について。  道路法第10条第3項の規定により、市道路線を別紙のとおり変更することについて議会の議決を求めるものでございます。  提案理由は、道路の改良等に伴い、市道路線の一部を変更しようとするものでございまして、次のページにありますそれぞれの路線につきまして変更を行うものであります。  なお、これらの位置図等につきましては、提出議案資料の8ページから20ページまでの間に掲載しておりますので、参照していただきたいと思います。以上です。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君) 議案第9号のご説明をいたします。  鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについてですが、鹿角市下水道事業特別会計は、鹿角市公共下水道事業推進のため、平成13年度鹿角市一般会計から4億 400万円以内を繰り入れるものです。  提案理由ですが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成13年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 産業振興部長。 ○産業振興部長(木村久男君) 続きまして、議案第10号鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについてご説明申し上げます。  鹿角市農業集落排水事業特別会計は、農業集落排水事業推進のため、平成13年度鹿角市一般会計から 900万円以内を繰り入れるものであります。  提案理由でございますが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成13年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君) 議案第11号のご説明をいたします。  鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについてですが、鹿角市簡易水道事業特別会計は、鹿角市簡易水道事業推進のため、平成13年度鹿角市一般会計から 6,500万円以内を繰り入れるものであります。  提案の理由でございますが、公共福祉の増進にかんがみ、鹿角市簡易水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成13年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 議案第12号をご説明いたします。  鹿角市振興審議会条例の廃止について。  鹿角市振興審議会条例を別紙のとおり廃止するものであります。  提案理由でありますが、行政評価に当たり、市民の参加を配慮した別組織を設け、振興審議会を発展的に改組するため、条例を廃止するものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  鹿角市振興審議会条例は、廃止する。  附則は、この条例は、平成13年4月1日から施行する。  振興審議会の条例の廃止については、経緯でありますが、議会の審議会等の参加の見直しが各自治体で行われておりますが、本市においてもそのあり方を検討すべく審議会で協議申し上げておりましたが、その経過、過程におきまして、現に、過疎計画、5次総が審議会において審議されているから、その見直しを今年の3月まで延ばすことを了承を得たものであります。  諮問機関としての審議会は、基本構想、過疎計画等の策定時以外は実施計画の推進状況を報告するという形で意見を求めておりますのが現状でありましたが、このような状況を受けまして、今回、議員の参加等の見直しを含めまして条例の見直しを行った結果、振興審議会の常設をやめまして、自治法に規定する諮問の手続を重視しまして、基本構想等の重要な策定時に臨時的あるいは時限的に設置する条例を設けるべきであるというような形で考えたものであります。  それでは、次、お願いしたいと思います。  次の議案第13号でありますが、議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものであります。  提案理由でありますが、日当の見直し及び国家公務員等の旅費に関する法律の一部改正に伴いまして、条例を改正するものであります。  今回の改正につきましては、管外旅行に支給されました日当の、隣接市町村については廃止する区域とあるいは半日当の区域を拡大するためのものでございます。  次のページをお開き願いたいと思います。  あわせて、資料の方の21ページをお願いしたいと思います。  資料の方でありますが、現行の備考2に「固定宿泊施設に宿泊しない場合」の括弧の部分の「(寝台料金を支給する場合を除く)」という形になりますが、この部分を削るわけでありますが、現在、寝台を利用した場合、寝台料金プラス宿泊の 100分の30を支給しておりますが、これを改正しまして、寝台料金を利用した場合はすべて宿泊料で支払うというような形に改正するものであります。料金的には大体同額というような形になります。  それから、現行の方の備考4に、小坂町、比内及び大館市に旅行した場合に日当を2分の1とする規定でありますが、これを支給しないという形に改正するものであります。  それから、改正案の方の備考の5に、鷹巣、比内町、森吉、碇ケ関、大鰐、それから十和田湖、それから浄法寺、それから安代に旅行した場合は、日当の2分の1に相当する額とするという形で日当を半減するものであります。  次でありますが、議案第14号でありますけれども、特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正であります。  提案理由でありますが、振興審議会の廃止に伴いまして改正する部分と、それから、昨年度改正しました水防協議会の委員の条項がまだ残っているという形で改正するものでありますが、次のページをお願いします。  一部改正の内容でありますが、別表の振興審議会の委員を削るということと、それから、水防協議会の委員を削るというような形であります。  附則でありますが、振興審議会の方は平成13年4月1日から施行し、水防協議会につきまして遡及しまして、平成12年4月1日から適用するものであります。  次のページをお願いしたいと思います。  議案第15号でありますが、特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費等に関する一部改正でありますが、これは議案第13号と同じでありますので、説明を省略させていただきます。  次に、議案第16号でありますが、教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正でありますが、これも同じく議案第13号と同じでありますので、省略させていただきます。  次に、議案第17号でありますが、一般職の職員の給与に関する条例の一部改正をするものであります。  提案理由でありますが、東京事務所の廃止に伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  あわせて、資料の25ページをお願いします。  資料の25ページで説明をいたします。  現行に「(調整手当)」としまして、「調整手当は、東京事務所に勤務する職員に対し、」支給するという形の条項でありますが、これを改正案では、改正案の内容でありますが、これは国及び県等の条項と同じでありまして、それらに準じた改正の方法であります。  次ですが、議案第18号をお願いいたします。  議案第18号鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正でありますが、提案理由は特別職と同じ提案理由であります。  条文につきましては、資料の26ページをお開き願いたいと思います。  資料の26ページで説明をいたします。  第2条の1項、2項を削除しておりますが、これは条文の整理によるものであります。それから5号でありますが、これもやはり条文を統一するための改正であります。  それから、第7条は改正でありますが、「最も経済的な」という条文を「経済的かつ合理的」という形での条文整理であります。  それから、第16条の鉄道賃の改正でありますが、1号、2号、3号につきましては法律に準じまして、実情に合わせた条文の整理を行っております。それから、第4号でありますが、4号につきましては、寝台料についての改正でありまして、これは宿泊料によって支給するというようなものでございます。  それから、28ページをお開き願いたいと思いますが、28ページ、5号、6号につきましては条文の整理であります。  それから、2項の1号につきましては削除する部分であります。これは「超特急列車」というような表現を使っていますが、これは従来の現行の条例では新幹線を指しておりますが、この部分につきましては2号に統一した形での整理でございます。  それから、4項につきましても字句の整理でございます。  それから、第17条でありますが、船賃でありますが、1号、2号については「上級」、「上級」という形になりますが、これを「中級」、「下級」という形で、これは現在、附則の第2項に規定されております部分を本文の方に改正したものでございます。
     それから、5号、6号については字句の改正であります。  次に、30ページをお開き願いたいと思います。  これは日当の改正でありますが、これについては特別職と同じような形で、小坂、比内、大館については支給しないという改正であります。  それから、新たに3項を設けまして、おおむね50キロを想定しました地域については2分の1に減額するというような形であります。  それから、第21条の2項の宿泊料の改正でありますが、第16条の改正により削る部分であります。  それから、第28条の改正でありますが、これは実情に合わせて実費支給を現在支給しておりますことから、削除するものであります。  それから、32ページでありますが、航空賃及び車賃でありますが、これは外国旅行の規定であります。新しい改正案の方の条文でありますが、外国旅行の場合、8級以上については、現在「最上級」となったものを「最上級の下位」、ビジネスクラスという形に改正するものであります。それから、7級以下については、これはビジネスクラスになっておりますのを、これをエコノミークラスという形にするものであります。  なお、特別職は従来どおりで最上級、ファーストクラスの支給がされるということであります。  以下、条文の整理によるものであります。  33ページの附則でありますが、1の部分については現存はしないということでカットになります。2については、これは改正案の方の新たな附則の方に移るものであります。それから3、4につきましては本文に改正するという形で、吸収するというようなものでございます。5の特別船室については、新たな改正部分の2項に移るものであります。2号5項については従来どおり下のランクの部分を支給するというような形であります。それから6号、7号につきましては本則の方へ繰り入れるという形になります。  次の34ページでありますが、備考の改正でありまして、「(寝台料金を支給する場合を除く。)」という部分を整理するものであります。  以上でありますが、この条例については平成13年4月1日から施行するものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 市民福祉部長。 ○市民福祉部長(石坂光男君) 議案第19号鹿角市児童館設置条例の一部改正についてご説明いたします。  鹿角市児童館設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  提案理由でありますが、新山児童館を廃止するため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  資料は35ページであります。  改正案でありますが、別表から鹿角市立新山児童館の項を削るもので、この条例は平成13年4月1日から施行するものであります。  次に、議案第20号鹿角市母子生活支援施設条例の一部改正について申し上げます。  鹿角市母子生活支援施設条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  提案理由でありますが、設置の目的を明確にするため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いします。  資料は36ページであります。  改正案でありますが、設置目的を規定した第1条の条文中、入所対象者をうたった文言の「配偶者のない女子」の次に「又はこれに準ずる事情にある女子」を加えるもので、この条例は公布の日から施行するものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君) 議案第21号についてご説明いたします。  鹿角市下水道条例の一部改正についてですが、鹿角市下水道条例の一部を別紙のとおり改正するものです。  提案の理由でございますが、使用料の納付期限の統一を図るため、条例を改正するものです。  次のページをごらんいただきたいと思います。  下水道使用料の納期について定めてあります第16条第3項中、「翌日から起算して20日以内」と「翌月の20日」になってある納付期限を「翌月の末日まで」に改めるものです。これは、本市の水道料金などの納期が月末になっているため、納期の統一を図るものです。以上で終わります。 ○議長(大信田喜一君) 総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 次に、補正予算の方を説明いたします。  補正予算書の1ページをお開き願いたいと思います。  議案第22号平成12年度鹿角市一般会計補正予算(第7号)でありますが、ご説明いたします。  第1条でありますが、歳入歳出それぞれ2億 804万円を追加しまして、歳入歳出それぞれ 175億 2,003万 3,000円とするものであります。  次に、7ページをお開き願いたいと思います。  7ページでありますが、第2表繰越明許費補正の追加であります。  3款2項児童扶養手当事務処理体制の整備に関するものでありまして、金額が 222万 4,000円でありますが、これは児童扶養手当受給認定の事務が移譲されたことに伴いまして、電算システムを整備するために、国の補助事業を前倒しして取り組むものであります。  それから、4款2項広域行政組合の負担金でありますが 1,603万 7,000円でありますが、これにつきましては、平成12年度から平成14年度までの継続事業を設定しておりましたごみ処理建設事業に取り組んでおりますけれども、平成12年度事業分について年度内に執行することが困難なために繰り越しするものであります。  次の、8款2項六日町三日市線の緊急地方道路の整備、それから8款2項の同じく市役所東町線の事業でございますが、いずれも工事が冬期間となることから、県と協議しまして、この事業を翌年度に繰り越しするものであります。  それから、9款消防費でありますが、広域行政組合の消防費負担金の 2,526万 3,000円につきましては、これにつきましても国の補正予算にかかわるものでありまして、これも前倒しといいますか、そういう形になりまして、繰越明許費をお願いするものであります。  次の、非常備消防につきましても同じ理由でありまして、国の補正予算に伴うものであります。いずれも翌年度に執行するという形になりますので、繰越明許費とするものであります。  第3表地方債補正でありますが、いずれも変更であります。  一番上の上水道会計の出資金でありますけれども、これは老朽管の更新の精算見込みによる増加分であります。  次のほ場整備事業でありますが、花輪地区、それから芦名沢地区それぞれでありますが 1,570万円の増加であります。  道路整備事業でありますけれども、これはふるさと農道にかかわる部分、これは 1,080万円の減であります。これも事業費の精算見込みによるものであります。  次は局所防災でありますけれども、これは県の振興資金を予定しておりましたけれども、これの取りやめによるものであります。  それから、道路整備事業債でありますが 2,270万円の増であります。  次は急傾斜地でありますけれども、やはりこれも県の振興資金を予定しておりましたけれども、これは事業の調整によりまして減額するものであります。  次の都市計画街路も同じく事業費の精算見込み等によりまして 1,850万円の減とするものであります。  次の消防施設でありますけれども、これは 4,180万円の増でありますけれども、これは、先ほど説明しました国の補正予算の追加に伴う措置でございます。  次の大湯環状列石の環境整備事業につきましては 400万円の増であります。これも精算実績見込みによるものであります。  次に、住民税等の減税補てんでありますが、減税見込みの額の確定が出まして 1,050万円の増となるものであります。  それから、次の最後公共土木の災害でありますけれども、河川域道路4路線の査定額の確定によりまして 240万円の減となるものであります。  12ページをお開き願いたいと思います。  歳入でありますが、1款市税1項市民税の法人分でありますけれども、これは12月末までの申告によりまして減収の見込みのため調整するものであります。  次に、入湯税でありますけれども、やはりこれも12月時点までの申告状況によりまして減収の見込みのあるために調整するものであります。  次の7款地方特例交付金でありますけれども、これは確定によるための追加であります。  それから、8款地方交付税でありますけれども、これは普通交付税の再算定による追加、及び特別交付税につきましては、除雪対策費の追加見込みについて増額するものであります。  10款につきましては、実績に基づく調整であります。  次のページをお願いいたします。  12款国庫支出金でありますけれども、6節生活保護費負担金でありますが 4,466万円の減額でありますけれども、これも実績見込みによる減であります。  次のページをお開き願いたいと思います。  19ページの13款県支出金1目総務費県補助金1節総務管理費補助金の中の生活バス路線の維持補助金でありますが 537万 7,000円につきましては、路線バスの補助金の精算に伴う補助金であります。  次のページをお開き願います。  21ページでありますけれども、2節農業振興費補助金で、一番上の欄でありますけれども、施設型園芸でありますが 2,314万 3,000円でありますけれども、これは今年度事業が困難なために減額するものであります。  次のページをお願いいたします。  18款諸収入5項雑入7目過年度収入でありますけれども、これにつきましては国庫負担金の精算に伴う追加であります。  19款については省略させていただきます。  28ページをお願いいたします。  歳出であります。  29ページの1項13目諸費19節負担金、補助金及び交付金でありますけれども、生活バス路線の維持費補助金としまして 2,669万円の追加でありますが、これは15路線に伴うものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  2款6項選挙費につきましてはいずれも精算見込みによるものであります。なお、市会議員の一般選挙につきましては追加しておりまして、33人の予定で予算化しておりますけれども、39人という形での予算化をしております。  34ページをお開き願いたいと思います。  34ページは、市会議員の選挙でありますけれども 717万 1,000円の追加をしております。  次のページをお開き願いたいと思います。  37ページでありますけれども、3款1項1目社会福祉総務費の2、3、4節人件費を追加しておりますけれども、これは大湯児童クラブにかかわる人事異動に伴う予算の調整であります。  41ページをお開き願いたいと思います。  41ページの3款2項児童福祉費1目児童福祉総務費でありますけれども、これは備品購入 222万 4,000円ですけれども、これは繰越明許費という形になるものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  4款衛生費5目保健センター管理費でありますけれども、公有財産購入費としまして 3,360万円の用地購入費を計上しておりますけれども、これは保健センターの駐車場用地としまして、米代東部森林組合鹿角事務所の宿舎跡を購入するものであります。  次のページをお開き願います。  一番下の部分ですが、施設型園芸産地強化事業費補助金、これは歳入でも申し上げましたけれども、今年度事業が困難なために減額するものであります。  51ページをお開き願います。  51ページでありますが、7款1項商工費2目商工振興費17節公有財産購入費でありますけれども、用地費としまして 4,783万 4,000円を措置しておりますけれども、これは(仮称)人・情報交流プラザ建設用地としまして、現在、土地開発基金で所有しておる土地を一般会計で取得するための措置であります。  次のページをお開き願います。  8款2項3目除雪対策費でありますけれども 3,693万 5,000円をお願いしておりますけれども、これは7日分を追加しておりまして、出動日を50日とするものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  9款1項消防費でありますけれども、19節負担金の 2,526万 3,000円でありますけれども、これにつきましては繰越明許費で説明した部分であります。  それから、18節備品購入費、これにつきましても同じでございます。  次のページをお開き願いたいと思います。  10款教育費7目教育施設整備基金の積み立てでありますけれども2億 5,749万 9,000円を積み立てしております。これは今後の財政事情に対応するための財源の調整をして積み立てするものであります。  次に、2項小学校費1目学校管理費の施設整備工事費でありますが、これはPCBの照明器具の取りかえのための措置でございます。  次のページをお開き願います。  一番上の4項1目幼稚園費の中での施設工事につきましても、やはりPCBに伴う措置でございます。  次のページをお開き願います。  61ページでありますけれども、11款2項1目公共土木施設災害復旧費でありますけれども、災害査定額の確定によります減額であります。以上です。 ○議長(大信田喜一君) 市民福祉部長
    市民福祉部長(石坂光男君) 68ページをお開き願います。  議案第23号平成12年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ 965万 9,000円を減額し、総額をそれぞれ34億 9,393万 8,000円とするものであります。  事項別明細書によってご説明いたします。  74ページをお願いします。  歳入でありますが、1款国民健康保険税 562万 7,000円の減額は、長引く不況の影響により収納率は全国的に低下傾向にありますが、本市は前年度並みの収納率を確保しているものの、当初見込額の確保が難しいため減額するものであります。  8款1項基金繰入金の減額は、前年度繰越金との調整及び現状での収支見込みによるものであります。  8款2項他会計繰入金の追加は、国保基盤安定負担金が確定したことに伴うものであります。  76ページをお願いします。  9款繰越金の追加は、前年度繰越金の全額計上によるものでありますが、前年度に比較して約 4,100万円の減額となっております。  78ページをお願いします。  歳出でありますが、2款1項療養諸費の一般被保険者療養給付費の減額は1人当たり医療費の低下によるもので、退職被保険者等療養給付費の追加は入院患者の増加によるものであります。  2項高額療養費の追加も同様の理由によるものであります。  3款1項老人保健拠出金については、医療費拠出金の精算確定並びに介護保険がスタートしたことに伴う老人保健事業費拠出金及び事務費の減額であります。  80ページをお願いします。  9款諸支出金の償還金は、療養給付費交付金の額が確定し、返還を要することから措置をするものであります。  82ページをお願いします。  議案第24号平成12年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億 6,418万 4,000円を追加し、総額をそれぞれ53億 3,324万 7,000円とするものであります。  補正の内容について、歳出の方から申し上げます。  90ページをお願いします。  2款1項医療諸費に4億 6,418万 4,000円を追加するものであります。これは、介護保険制度がスタートしたことに伴い、老人保健施設にかかわるいわゆる公費5割負担分については、スムーズに介護保険へ移行しましたが、療養型病床群等いわゆる公費3割負担分については、全国的な傾向として、当初、国が見込んだよりも減少割合が少なく、本市においても医療保険で長期療養している高齢者が依然として多いと思われ、医療給付費、医療支給費とも不足を来す見込みから補正をするものであります。  前のページの88ページに戻っていただきます。  歳入につきましても、医療給付費の追加補正との関連で、医療費国庫負担金、医療費県負担金並びに一般会計繰入金にそれぞれ追加するものであります。  92ページをお願いします。  議案第25号平成12年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額から、それぞれ1億 4,135万 6,000円を減額し、総額をそれぞれ23億19万円とするものであります。  第2条で繰越明許費を設定しております。  94ページの第2表繰越明許費をごらんいただきますけれども、支給限度額一本化システム開発事業 317万 1,000円であります。この事業は、平成14年1月から訪問通所と短期入所の支給限度額を一本化するための事務処理システムの改修にかかわるものであります。  以下、補正の内容を事項別によって申し上げます。  98ページをお願いします。  歳入でありますけれども、1款1項介護保険料の減額は、第1号被保険者の保険料基準月額を 3,458円で計上しておりましたが 3,288円と定めたことによるものであります。  3款1項国庫負担金は介護給付費の20%分でありますが、在宅サービス利用率及び施設入所者数が見込みより少なかったため、給付費の減が見込まれ、減額するものであります。  3款2項国庫補助金は、調整交付金が介護給付費の減と交付割合が下がったことにより、また事務費交付金は認定事務費の減額見込みにより減額補正し、介護保険事業費補助金を新たに措置するものであります。なお、介護保険事業費補助金は、先ほどの繰越明許費を設定した支給限度額一本化システム開発事業にかかわる分であります。  4款1項支払基金交付金は第2号被保険者の保険料分で、介護給付費の33%分ですが、給付費の減により減額するものであります。   100ページをお願いします。  7款1項一般会計繰入金ですが、介護給付費繰入金は給付費の12.5%分で、同様の理由により、また事務費繰入金は認定事務費の減により、それぞれ減額するものであります。  7款2項基金繰入金は、平成11年度に設けた保険料特別対策等に係る介護保険円滑導入基金の繰入金ですが、保険料収納必要額の減により減額するものであります。   102ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項総務管理費の主なものは、事務処理システム開発及び仕様変更に係る委託料の追加と、国保連の共同事務処理分が無料になったことにより減額するものであります。なお、システム開発は繰越明許となるものであります。  1款3項介護認定審査会費は、認定調査件数及び認定審査会の開催回数の減により減額するものであります。   104ページをお願いします。  2款1項介護サービス等諸費は要介護者に対する給付費ですが、在宅施設とも予想を下回る利用により減額するものであります。  2款2項支援サービス等諸費は要支援者に対する給付費で、1項の介護サービス等諸費と同様の理由で減額するものであります。   108ページをお願いします。  4款1項積立金は介護給付費の剰余金を積み立てるもので、調整交付金の減等により減額するものであります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) 次に、平成12年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。  平成11年度の決算の確定によりまして、繰越金の額が確定したことによる繰入金との調整でございます。以上です。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君) 議案第27号についてご説明いたします。   116ページをごらんいただきたいと思います。  平成12年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算ですが、第1条歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ……(「簡単に」の声あり)はい。  それでは、 124ページをごらんいただきたいと思います。  歳入ですが、下水道使用料の追加をしております。  それから、5款繰越金が確定したことによります一般会計繰入金などの減額をしてございます。  次の 126ページをごらんいただきたいと思います。  3歳出ですが、主なものは流域下水道鹿角処理区への汚水処理費負担金の追加と公債費であります。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 産業振興部長。 ○産業振興部長(木村久男君)  130ページをお願いします。  議案第28号平成12年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、繰越金の確定によりまして歳入調整を行うものでございます。   133ページをお願いします。  2款1項1目1節一般会計繰入金 204万 3,000円を減額しまして、3款1項1目繰越金1節前年度繰越金 204万 3,000円の歳入調整でございます。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君) 議案第29号のご説明をいたします。  平成12年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算ですが、 141ページをごらんいただきたいと思います。  2歳入ですが、前年度繰越金の確定による一般会計繰入金の減額、それから水道管移設補償費の精算による減額をしております。  次の 143ページをごらんいただきたいと思います。  3歳出ですが、これは国道 341号線の坂比平地区の改良工事に伴う水道管移設工事費の精算による減額を行うものであります。  次に、議案第30号についてご説明いたします。   145ページをごらんいただきたいと思います。  平成12年度鹿角市上水道事業会計補正予算ですが、第2条業務の予定量ですけれども、年間総給水量を 221万 8,000トンと見込んでおります。  以下、条文は省略させていただきます。   153ページをごらんいただきたいと思います。  収入、支出の主なものについてご説明しますけれども、 153ページです。収益的収支の収入は、水道料金、受託工事収益の精算による減額。それから支出は、消費税の追加などでございます。  それから、資本的収支の収入は、下水道事業など他事業関連の補償費の減額をしております。  それから、次の 155ページをごらんいただきたいと思います。  それから、資本的収支の支出ですけれども、企業債の精算による減額を見込んでおります。そのほか、下水道事業など他事業関連の工事費の精算による減 1,000万円を見込んでおります。以上で説明を終わります。 ○議長(大信田喜一君) 総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 次に、当初予算の方を見ていただきたいと思います。  1ページであります。  議案第31号平成13年度鹿角市一般会計予算であります。  第1条でありますが、歳入歳出それぞれ 173億 6,748万 8,000円と定めるものであります。  以下、省略させていただきます。  8ページをお開き願いたいと思います。  8ページでありますが、第2表債務負担行為であります。  上の部分でありますが、平成13年度鹿角市定住化支援事業費補助金であります。これは、平成11年度に土地開発公社が造成されました下川原地区の住宅地の分譲地の購入に対する補助であります。助成でありますけれども、平成13年度は支給要件の見直しを行う予定にしております。  それから、下の部分の平成13年度担い手農業者に対するものでありますが、これは国の認定農業者に対する支援策であります。  第3表地方債でありますけれども、上の部分の障害者住宅の整備資金でありますが、2件を見込んでおります。  次は高齢者でありますが、3件を見込んでおります。  母子・寡婦につきましては、4件を見込んでおります。  上水道事業の会計に対する出資金でありますけれども、これは砂子沢ダム建設費に係る出資であります。  次に、ため池等の整備でありますが、男神・乳牛地区であります。  次の土地改良総合整備事業でありますが、松谷地区の暗渠の事業に係るものであります。  ほ場整備事業につきましては、花輪・芦名沢地区であります。  基盤整備促進事業でありますが、東町の幹線道路にかかわるものであります。  農道整備事業債につきましては、ふるさと農道寺坂、花輪地区であります。  林道整備事業につきましては、尾去沢休間内線、それから黒沢頭にかかわるものであります。  道路整備事業の2億 5,400万円につきましては、緊急地方道の2件と市単道路整備事業、それから中野陣場線の交通安全施設等の整備の事業にかかわるものであります。  次に、急傾斜地崩壊対策は、県単分が6カ所、公共分が3カ所に伴うものであります。  都市計画の街路事業につきましては、花輪尾去沢線、それから花輪通り線にかかわるものでございます。  公営住宅につきましては2億 4,800万円であります。  それから、消防施設については、小型動力ポンプ2台にかかわるものであります。
     次に、大湯環状列石の整備事業でありますけれども、これは継続事業に伴うものです。  それから、小学校の建設事業債につきましては、末広小学校に伴うものであります。  次に、住民税等の減税補てん債につきましては、恒久的な減税に伴うものであります。  次の臨時財政対策債でありますが、2億円でありますけれども、これは地方交付税の改正によりまして、普通交付税の基準財政需要額一部が減額となりまして、臨時財政対策債として振替措置が講じられるものであります。需要額の減税見込みとしましては、平成12年度をベースとしまして2億円としたものであります。  13ページをお開き願いたいと思います。  歳入でありますが、第1款市税でありますけれども、景気の低迷や米価の下落などによりまして、相対的には確実な伸び率を当初においては見込めないことから、市税総額では対前年度比としまして 3.2%の減の予算措置を行っております。1目個人につきましては、前年度と比較しまして 2.5%の減であります。法人につきましては 5.6%の減であります。  次に、固定資産税でありますけれども、土地については対前年度比は同額を見ております。家屋につきましては0.23%の増を見ております。償却資産につきましては 6.5%の減を見込んでおります。  軽自動車税でありますけれども、1万 6,900台の分であります。  次のページをお開き願いたいと思います。  6項入湯税でありますけれども、3月補正で減額しておりまして、それとおよそ同額を見ております。  それから、2款地方譲与税から8款までの交通安全対策特別交付金までは、地方交付税を除いた国からの剰余金、交付金につきましては、3款利子割交付金が大きな伸びになっておりますので、全体では 4.9%増となっておりますけれども、この利子割交付金を除きますと 1.1%の減というふうになります。  次のページをお開き願いたいと思います。  地方交付税でありますけれども、先ほどもご説明申し上げましたけれども、地方の一般財源の不足のために、地方交付税につきましては制度が改正しておりまして、財源補てんにつきましては臨時財政対策債というような形の起債を起こされております。  国の全体の交付税総額は、対前年度比5%の減となっておりますが、本市におきましては、普通交付税につきましては 4.5%の減の予算措置をしております。これは前年度の決定額に対する比較であります。  それから、特別交付税につきましては、平成11年度の決算額の85%を措置しております。  次のページをお開き願いたいと思います。  9款分担金及び負担金2項2目民生費負担金でありますけれども、対前年度比較しまして 1,200万円の減になっておりますけれども、これは市単独の少子化対策の子育て支援につきまして、認可保育園の第2子の保育料を2分の1に減額しておりまして、その部分が 2,692万 5,000円の減額に伴うものであります。  25ページをお開き願いたいと思います。  11款国庫支出金1項1目民生費国庫負担金でありますけれども、ここでは前年度比較しまして 3,654万 4,000円の増になっておりますけれども、これは児童手当の改正によりまして、6歳までの対象年齢が拡大されたということに伴いまして増になるものであります。  次のページをお開き願います。  2項3目土木費国庫補助金でありますけれども、ここもやはり大幅にふえておりますけれども、これは地方道の整備の臨時交付金と、それからこれは六日町三日市線と市役所東町線にかかわるもの。それから、2節としまして公営住宅事業費の補助金が大幅にふえたという形に伴うものであります。  次の4目教育費国庫補助金につきましては、2節の方で公立学校整備補助金としまして末広小学校に伴うものでございます。それから、5節の方でありますけれども、これもふえておりますけれども、これは体験学習館に伴うものの増となっております。  33ページをお開き願いたいと思います。  34ページの3節老人福祉補助金の中には、新たに基幹型の介護支援センターが設置されておりますので、それに伴う補助金が増になっております。それから、同じく5節の福祉医療費の方も、ここでは 2,500万円ばかりの増になっております。これは、福祉医療費にかかわりまして乳幼児の未就学児まで拡大されたことに伴いまして増になるものであります。  次のページをお開き願います。  36ページでありますが、2節農業振興費補助金の中の真ん中辺でありますけれども、野菜・花卉ジャンプアップ補助金につきまして、これは 3,678万 3,000円の収入になっております。これは用野目団地に伴うものであります。  次のページをお開き願います。  6目商工費県補助金でありますが、これは中心市街地活性化法に基づきます基本計画の策定に伴う補助金が 3,800万円入っております。  次、44ページをお開き願いたいと思います。  44ページの15款繰入金でありますけれども、2項1目減債基金としまして 3,549万 4,000円を見込んでおります。それから、5目教育施設費の基金の繰り入れとしまして1億 2,000万円、末広小学校に伴うもので繰り入れを見込んでおります。  53ページをお開き願いたいと思います。  53ページの市債の合計が14億 5,200万円になっておりますけれども、この中で普通建設費に財源充当する市債としまして12億 2,660万円を見込んでおります。このうち過疎債の要望額としまして4億 5,600万円を見込んでおります。  次、55ページをお願いします。  歳出であります。  1款議会費でありますが、議員報酬2名分を減額しまして24名分を計上しております。議会費全体で対前年度比 6.6%の減となるものであります。  次のページをお開き願います。  2款総務費でありますけれども、庁内LANの構築事業費の推進、それから住民基本台帳のネットワークシステム化の構築など、簡素で効率的な行政システムの確立に取り組んでおりますが、対平成12年度の比較としまして、全体で 6.6%の減になっております。  70ページをお開き願います。  70ページの7目情報管理費15節庁内LAN整備工事費とありまして 2,000万円を見込んでおりますけれども、これは1階事務室のOAフロア化の工事であります。  78ページをお願いいたします。  78ページの補助金の欄に、下から2番目でありますけれども、集会施設建設費の補助金でありますけれども 641万 6,000円を見込んでおりますが、これは軽井沢と沢口1区を予定しております。  それから一番下でありますけれども、東京事務所費につきましては廃目であります。  次に81ページをお開き願いたいと思います。  81ページの3項2目計画調査費でありますけれども、この項目の中には経済戦略会議の推進費としまして 400万円を見込んでおります。それから、ショプロン市及び武威市との海外友好交流事業としまして 1,139万円をトータルで見込んでおります。  次、92ページをお開き願いたいと思います。  92ページでありますけれども、5項1目住民基本台帳費13節委託料でありますけれども、一番下の欄に住民基本台帳ネットワークシステム構築としまして 2,700万円を見ております。市町村の区域を越えてのネットワーク化を推進するためのものであります。   103ページをお開き願いたいと思います。   103ページの3款民生費でありますけれども、福祉医療給付費の対象者の拡大によりまして、医療給付事業費が増加になっております。あわせまして、児童手当支給の年齢引下げによりまして、児童手当の給付金の増加が措置されております。また、老人福祉におきましては、従来の地域型の支援センターを指導総合調整機能の役割を果たす機関としまして、基幹型支援センターを設置することとしております。3款全体での対前年度比は 2.7%の増となるものであります。   117ページをお開き願います。   117ページの8目(仮称)総合福祉センター建設費でありますが、平成14年度の建設に向けまして、基本設計委託料を計上しております。   130ページをお開き願います。   130ページの2項児童福祉費でありますが、19節としまして、一番下の欄になりますけれども、第2子すこやか子育て支援事業としまして 162万円を措置しておりますけれども、これは少子化対策としまして施設の無認可保育園の2園に対する助成であります。   135ページをお開き願います。   135ページの4款衛生費でありますけれども、広域行政組合のごみ処理場建設事業費の増加に伴う負担金の増が主でありますけれども、合併処理浄化槽設置事業においても、今年度は倍の予算を措置しております。4款全体で対前年度比としまして15.4%増になっております。  次に 138ページでありますが、13節委託料としまして、人間ドック委託料として 7,920万円を見ておりますけれども、これは 2,400人の検診分を措置しております。   142ページをお願いいたします。   142ページの補助金の欄でありますが、合併処理浄化槽としまして、これは20基分を見ております。 1,251万円であります。平成12年度は16基でありますけれども、今年度は20基を見ております。   148ページをお開き願います。   148ページの塵芥処理費と、それからし尿処理費の広域行政組合の負担金としまして、この両方を合わせまして1億 5,600万円の増となるものであります。  それから、5款労働費でありますけれども、緊急地域雇用特別基金事業としまして、年内、企業約 1,000社の情報をとるための企業情報データベースの作成事業を見込んでおります。労働費全体で 2.1%の減となるものであります。   153ページをお開き願います。  6款でありますけれども、6款では事業費全体としまして、対前年度比 3.6%の減になっております。   162ページをお開き願います。   162ページの補助金の欄でありますけれども、ちょうど真ん中辺でありますけれども、野菜・花卉ジャンプアップ事業としまして 4,686万 1,000円の予算を措置しております。これは、花卉・キュウリ・トマト等の産地拡大を予定しているものであります。   164ページをお願いします。次のページであります。  同じく19節でありますけれども、下から2番目、望ましい秋田の水田農業確立対策の事業でありますけれども、これは転作を活用しました戦略的作物の拡大の補助金、事業であります。  次に 174ページをお願いします。   174ページ、12目農地費になりますけれども、ここにはふるさと農道整備事業としまして寺坂地区1億 2,700万円、それから花輪地区としまして 2,500万円を措置しております。同じくほ場整備事業としまして、花輪地区、芦名沢地区の予算を措置しております。  次に 191ページをお開き願います。  191ページですが、7款商工費でありますけれども、商工費全体としましては、対前年度比 0.5%の減となるものであります。このページには、中心市街地の対策費としまして大型店舗の郊外進出に伴う町の中心部の再構築が課題となっておることから、中心市街地活性化法に基づく基本計画の策定を 1,089万 9,000円を予算措置しております。次に6目でありますが、人・情報交流プラザ建設としまして 1,543万 2,000円の予算を措置しております。  次、 199ページをお願いいたします。   199ページの商工費2項5目鹿角地域地熱熱水事業でありますが、熱水造成施設を使用しました実証調査については、平成12年度に終了したことによりまして終了することになっておりますが、国も平成13年度の施設解体の撤去をする予定でありますことから、給水事業の代替の設備工事を予算措置をしております。   203ページをお願いいたします。  8款土木費でありますけれども、土木費は対前年度比32.9%の増を見込んでおります。生活関連の基盤整備の計画的な実施と地域の経済を下支えとするというふうなことから、公共事業の推進に配慮しております。  次、 207ページでありますけれども、 207ページの3目除雪対策費でありますけれども、除雪出動日数を40日を見込んで予算化しておりますけれども、対前年度比16.4%になるものであります。  次の 209ページをお願いいたします。  4目交通安全対策費でありますけれども、今年度に引き続きまして、毛馬内中野陣場線の歩道拡張工事を実施するものであります。  次のページでありますが、 211ページであります。  5目道路新設改良費でありますけれども、これも対前年度比6.07%と大幅な増となっております。平成12年度に引き続きまして六日町三日市線、それから市役所東町線の道路工事、それから、市単独事業の道路の整備工事としまして、市単としまして改良工事29カ所、舗装工事33カ所、側溝改良工事14カ所等の予算措置をしております。   221ページをお願いいたします。  2目住宅建設費でありますけれども、今年度、平成13年度は22戸分の建設分を予定しております。  それから、次の 223ページでありますが、9款消防費でありますけれども、全体としまして 3.9%増の予算措置になるものであります。  次に、 228ページをお願いいたします。  10款教育費でありますけれども、やはり、対前年度比44.2%と大幅な増となるものであります。 これはやはり、末広小学校の校舎改築、それから体験学習館の継続事業が主なものであります。   241ページをお願いいたします。   241ページの3目としましてふるさと生き生きネットワークを、これは市の単独事業として予算措置したものであります。これは、幼稚園、小学校、中学校それぞれ予算措置しておりまして、子どものみずからの視点によりまして、自分たちの地域を見直すため、地域としてふるさと学習に対する取り組みの予算措置であります。  次の 243ページをお願いいたします。   243ページ、4目学校建設費でありますが、末広小学校の建設を予算措置しております。  次に、 249ページでありますが、3目ふるさと生き生きネットワーク中学校5校分の予算を措置しております。  次に 273ページをお願いいたします。  10目体験学習館の建設事業でありますが、2年度目の平成13年度は全体事業費の70%を予算措置をしております。  次に 285ページをお願いいたします。  11款災害復旧費でありますけれども、3目林業施設災害復旧費としまして、大滝頭地区の地すべり対策事業としまして、実施計画などの予算措置をしております。  次の 287ページをお願いいたします。  13款諸支出金としまして、造林事業費としまして前年度並みの予算措置をしております。以上で終わります。 ○議長(大信田喜一君) 市民福祉部長。 ○市民福祉部長(石坂光男君)  304ページをお願いします。  議案第32号平成13年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてですが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ35億 278万 3,000円と定めるものであります。  以下の条文は省略させていただきまして、事項別明細書により申し上げます。
      312ページをお願いします。  歳入でありますが、1款国民健康保険税には、介護保険第2号被保険者にかかわる納付金分も計上しております。  収納率については、一般被保険者の現年課税分を94.5%、滞納繰り越し分を23.5%、退職被保険者の現年課税分を99%、同じく滞納繰り越し分を16%と、昨年度並みの確保に努めることとして積算しております。  3款1項1目療養給付費等国庫負担金は、療養給付費、老人保健医療費及び介護納付金にかかわるもので、それぞれ法定分を計上しておりますが、介護納付金負担金については介護納付額の単価アップがされ、その分増となっております。   314ページをお願いします。  3款2項国庫補助金の普通財政調整交付金についても、それぞれ法定分を計上しておりますが、特別財政調整交付金も同様、レセプト点検等のルール分を計上しております。  4款1項療養給付費交付金は退職被保険者にかかわるもので、前年度の療養給付費の推移を踏まえ 9.4%増を計上しております。   316ページをお願いします。  8款1項基金繰入金でありますが、一般被保険者の医療費が抑制傾向にあることから、対前年度比27.1%の計上ですが、依然として多額な基金繰り入れをしなければ予算が組めない状態にあります。   322ページをお願いします。  歳出でありますが、1款2項徴税費に関して、収納率向上特別対策事業を今まで実施してきておりますが、平成13年度の実施要望に対して国の採択方針が、当事業未実施で収納率の低い保険者としていることから、現段階では採択について全く不明なため、前年度同様、当初予算には計上いたしておりません。   324ページをお願いします。  2款保険給付費でありますが、歳入の繰入金でも申し上げましたけれども、一般被保険者の医療費が抑制傾向にあることから、前年度より療養給付費は6%、療養費は 6.3%、高額療養費は 7.7%、それぞれ減で計上しております。一方、退職被保険者の医療費は増額傾向にあることから、療養給付費は 5.7%、高額療養費は32.8%、それぞれ増で計上しております。   328ページをお願いします。  3款老人保健拠出金でありますが、老人保健事業特別会計の今回の補正でも医療給付費の大幅な追加をお願いしておりますが、介護保険制度化において高齢者の医療費がそれぞれ減少していないことから、医療費拠出金は 2.7%増で計上しております。  4款介護納付金は、歳入でも申し上げましたが、介護納付額の単価アップがあったことから、前年度より増となっております。   340ページをお願いします。  議案第33号平成13年度鹿角市老人保健事業特別会計予算についてですが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ48億 8,220万 8,000円と定めるものであります。  事項別明細書により申し上げます。   346ページをお願いします。  歳入でありますが、1款1項1目医療費交付金は、保険者が負担する医療給付費の70%分として34億 832万 2,000円を計上しております。  2款1項国庫負担金は、医療給付費の20%分ですが、施設医療分が介護保険へ移行したことによって減額計上となっております。  3款1項県負担金は、医療給付費の5%分ですが、同様の理由で減額計上であります。  4款一般会計繰入金は、医療給付費の5%プラス人件費、事務費分で2億 3,571万円の計上額となっていまして、本年度のというか、平成12年度の今回の補正後の額とほぼ同額となっております。   350ページをお願いします。  歳出でありますが、2款1項医療諸費1目医療給付費については、対象者数を前年度見込みの2%増、入院医療費は14.4%増とし、食事、療養費及び外来医療費については介護保険への移行を考慮し、それぞれ12.7%、 5.7%の減で積算しております。その結果、医療給付費負担金では48億 163万 3,000円となり 2,400万円余りの減額計上となっております。   358ページをお願いします。  議案第34号平成13年度鹿角市介護保険事業特別会計予算についてですが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ23億 9,754万 9,000円と定めるものであります。  事項別明細書によって申し上げますので、 365ページをお願いします。  歳入でありますが、1款1項介護保険料は、第1号被保険者の保険料が前年度半年間半額であったものが、半年間半額分と半年間通年分の徴収となるため、前年度比約1億 9,600万円の増となっております。  3款1項国庫負担金は、介護給付費の20%分ですが、前年度の在宅サービス利用率及び施設入所者数を勘案して見込んでおります。  3款2項国庫補助金は、調整交付金を介護給付費の 5.4%と見込み、事務費交付金は認定事務費にかかわる分ですが、認定申請見込みを 2,000件として算定しております。   367ページをお願いします。  4款支払基金交付金は、第2号被保険者の保険料分で介護給付費の33%分であります。  5款1項県負担金は、介護給付費の12.5%分であります。   369ページをお願いします。  7款1項一般会計繰入金ですが、介護給付費繰入金は介護給付費の12.5%分で、それに事務費繰入金は認定事務費の市負担分とその他事務費人件費分を計上いたしております。  7款2項基金繰入金は、介護保険円滑導入基金から国の特別対策に係る保険料軽減分を繰り入れるものであります。   373ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項総務管理費の主なものは、職員6人分の人件費と資格管理、受給者管理にかかわる経費及び介護保険運営協議会経費などであります。   375ページをお願いします。  1款3項介護認定審査会費は、認定調査件数及び認定審査会の開催回数の減により、前年度より減額計上となっております。   377ページをお願いします。  1款4項趣旨普及費は広報啓発にかかわる経費で、引き続き説明会やパンフレットを全戸配付し、制度を周知してまいります。  2款1項介護サービス等諸費は要介護者に対する各種給付費で、前年度実績見込みをもとに見込んでおります。   379ページをお願いします。  2款2項支援サービス等諸費は要支援者に対する給付費で、全国の介護サービス等諸費と同様の方法で見込んでおります。  2款4項高額介護サービス費等は、月々の利用者負担額が高額になった場合支給するものであります。   381ページをお願いします。  3款1項財政安定化基金拠出金は、給付額の増加や保険料収納額に不足を来した場合貸し付け、または交付を受ける基金へ給付費の 0.5%を3年間均等に拠出するものであります。  4款1項積立金は、介護給付費の剰余金を積み立てる介護給付費準備基金積立金と、介護保険円滑導入基金の利子を積み立てる介護保険円滑導入基金積立金であります。   387ページをお願いします。  議案第35号平成13年度鹿角市訪問看護事業特別会計予算についてですが、条文は省略させていただきまして、 393ページをお願いします。  訪問看護事業、これは介護保険制度化における唯一の市の事業として、また健康保険法の規定するところにより在宅療養をしている高齢者や障害者などに看護サービスを行うもので、30人の利用を見込んでおります。  歳入、1款利用料はその30人にかかわる分であります。  2款療養費交付金は、社会保険診療報酬支払基金から交付になるものであります。   395ページをお願いします。  歳出、1款訪問看護推進費は、訪問看護をする看護婦5人の人件費のほか、訪問活動に要する経費等一切の費用を計上いたしております。以上で終わります。 ○議長(大信田喜一君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) 議案第36号平成13年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計についてご説明申し上げます。  歳入歳出予算それぞれ3億 8,253万 2,000円を予算措置するものでございます。   403ページをお開きいただきたいと思います。  歳入の主なものは、一般会計からの繰入金3億 5,953万 1,000円でございます。  次のページをお開き願います。   405ページ、歳出の関係でございます。  事業費の関係で、一番下の欄の委託料 3,206万 2,000円、支障物件の調査委託料がございます。 これにつきましては、高田字の調査を平成13年度、平成14年度で実施し、平成15年には全体の事業費約62億 5,000万円の全体の事業費も見直ししたいと、こういうことで調査を実施したいと思っています。  次のページをお願いいたします。   408ページでございます。  15節工事請負費につきましては、造成工事費約 7,400平米の造成工事を実施したいというふうに思っております。それから、22節補償、補てんの関係ですが、支障物件7件分の補償2億34万 3,000円。以上です。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君)  413ページをごらん願います。  議案第37号についてご説明申し上げます。  平成13年度鹿角市下水道事業特別会計予算ですが、条文の説明は省略させていただきまして、 420ページをごらんいただきたいと思います。  2歳入ですが、1款1項1目1節下水道受益者負担金 5,437万 2,000円ですが、これは分割納付の過年度賦課分 2,086万 4,000円、それから現年度賦課分が 3,350万 8,000円計上されております。  それから、2款1項1目1節下水道使用料でございますけれども、1億 938万 6,000円でございますけれども、月平均5万 1,500トンを見込んでございます。  それから、3款国庫支出金でございますけれども、国庫支出金は今年度補助事業5億円を見込んでおりますので、その2分の1、2億 5,000万円を計上しております。なお、前年度は補助事業4億円を計上してございました。  それから、4款繰入金ですけれども、1項1目一般会計繰入金4億 350万 7,000円を計上しております。  次の 422ページをごらんいただきたいと思います。  7款市債、下水道債でございますけれども、3億 1,930万円ということで、前年度より1億円ほど減になっておりますが、これは補助事業が増になったことによります減でございます。  次のページをごらんいただきたいと思います。  424ページですけれども、歳出の主なものでございますけれども、一般管理費1億 4,782万 8,000円のうちでございますけれども、13節委託料 2,660万 9,000円。この中には、公共下水道管渠テレビ調査委託料1万 770メートルの分 1,400万円、それから施設管理委託料ということで大湯真空システムなどの管理委託料が計上されてございます。  次の 426ページをごらんいただきたいと思います。  2目事業費6億 3,096万 3,000円ですけれども、この中には、先ほどご説明しましたように、補助事業が5億円、それから起債対象になる単独事業費が1億円見込まれております。なお、2節、3節、4節の人件費のほぼ3分の2ほどが補助対象になってございます。それから、一番下の方の13節委託料 3,142万 6,000円の主なものですけれども、次の 428ページをごらんいただきたいと思います。この中には工事予定箇所の土質調査委託料、実施設計委託料が見込まれてございます。それから、15節工事請負費でございますが、5億 3,100万円。この中には補助事業 4,540メートル、単独事業 800メートルを見込んでございます。それから、22節補償、補てん及び賠償金 1,600万円。これは、下水道工事予定箇所の水道管の移設補償を計上してございます。  それから、2款公債費3億 7,611万円を計上しております。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 産業振興部長。 ○産業振興部長(木村久男君)  438ページをお願いします。  続きまして、議案第38号平成13年度鹿角市農業集落排水事業特別会計についてご説明を申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の総額は、それぞれ1億 2,011万 2,000円と定めるものであります。  以下の条文は省略させていただきまして、 441ページをお願いいたします。  この4月1日から一部供用開始を予定してございます。そこで、第2表債務負担の関係でございますが、水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金というふうなことと、水洗便所改造資金の損失補償というふうな形で債務負担を設定してございます。  第3表地方債につきましては 5,930万円でございます。   445ページをお願いいたします。  歳入でございますが、1款1項1目1節農業集落排水事業費分担金、これは分担金1戸当たり30万円と決定していただきましたけれども、小豆沢集落の一般家庭 173戸中、平成13年度には供用開始できる部分を8割と見ました。大体 138戸になりますが、まだ不透明な部分が多いんですが、そのうち一括納付の方が多いと思いますけれども、中には分割納付という方もおられると思いまして、それを半々に見まして、一括納付分として 2,076万円、分割分の5分の1分として 415万 2,000円、それから、保育所とか公民館、そういった事業所関係、減免率を差し引いた残りの分を22万 5,000円入れまして、トータルで 2,513万 7,000円としたものでございます。  2款1項1目1節農集排使用料でございますが 109万 7,000円を措置してございます。これにつきましては、基本料金1戸当たり 1,990円月額、それから人員割が 560円と決まっておりますけれども、そのうち、それぞれの家庭によって供用開始の日にちが違ってくるというふうなことになりますので、一応6カ月分を想定して予算措置をさせていただきました。  それから、3款県支出金1項1目1節農業集落排水事業費補助金 1,965万円でございますが、今年度分として事業費 3,000万円を予定してございます。それに対しまして、国50%、県15%、その他事務費として国が1%の半分という形の中で 1,965万円にしたものでございます。  それから、4款1項1目一般会計繰入金でございますが 832万 5,000円を予定してございます。  次のページをお願いします。  5款繰越金につきましては、存置項目的にやっております。  それから、6款1項1目雑入でございます。消費税の還付金 660万円、2目は雑入で 1,000円でございます。
     7款1項1目1節農業集落排水事業債、先ほど申し上げましたとおり 5,930万円であります。  次のページをお願いします。  歳出でございます。  1款1項1目一般管理費 1,126万円ですが、この主なものは13節委託料 421万 4,000円ですが、これにつきましては汚水処理施設の維持管理保守点検、それから中継ポンプ施設の点検清掃業務、管路清掃業務、緊急通報システム保守管理、こういったものが主なものでございます。それから、17節公有財産購入費でございますが99万 4,000円。これにつきましては、中継ポンプが11カ所、処理場が1カ所ございまして、この分、NTTの一般回線を使いまして緊急通報システムを作動させると、こういうふうなことで、13カ所分の加入費でございます。それから、19節水洗便所改造資金あっせん利子補給費補助金ですが、平成13年度見込みとして35件の 2,100万円の借り入れを見込んでおりまして、それに伴う補助金でございます。  2目事業費の関係でございますが、2節、3節、4節については人件費1人分に伴う調整でございます。それから、ここで主なものは13節委託料の関係ですが 557万 7,000円でございます。そのうち農業集落排水台帳の整備委託料、これは昨年、平成12年からやっておりまして2カ年の継続という形になります。それから、実施設計の委託料は処理施設、管路、中継ポンプの設計委託料でございます。それから、15節工事請負費 8,330万 6,000円ございますが、この内訳は補助対象としまして処理施設の場内整備、機能調整、それから管路施設工事、水管渠延長40メートル、中継ポンプ1カ所、それから雨水排水施設工事延長 200メートル、この分が補助対象でございます。単独分としまして、管路施設工事として延長 350メートル、中継ポンプ1カ所、処理施設工事の集計といったものが主なものでございます。  次のページをお願いします。  2款1項1目23節償還金、利子及び割引料ですが、これは起債の償還利息でございます。終わります。 ○議長(大信田喜一君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(工藤利榮君)  461ページをごらん願います。  議案第39号についてご説明いたします。  平成13年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算ですが、条文の説明は省略させていただきます。   468ページをごらんいただきたいと思います。  2歳入の主なものですが、1款1項1目1節水道使用料 2,641万 7,000円は、甚兵エ川原、湯瀬、水沢、後生掛の四つの簡易水道の水道料金でございます。  それから、3款繰入金に一般会計繰入金 6,426万 3,000円を計上してございます。   474ページをごらんいただきたいと思います。  3歳出の1款1項維持管理費でございますけれども、維持管理費の2目15節工事請負費に施設整備工事費 2,800万円を計上してございます。これは、湯瀬簡易水道の浄水場の遠方監視装置 2,700万円、それから甚兵エ川原簡易水道の工事費等が含まれております。それで、この湯瀬浄水場の遠方監視装置と申しますのは、花輪浄水場で各種データの遠方監視と一部自動制御するための工事でございます。  以上で簡易水道事業特別会計の説明を終わらせていただきまして、次に、議案第40号についてご説明いたします。   482ページをごらんいただきたいと思います。  議案第40号平成13年度鹿角市上水道事業会計予算ですが、条文の説明は省略させていただきます。   498ページをごらんいただきたいと思います。  収益的収支の収入でございますけれども、1款1項1目給水収益、水道料金 220万トンを見込んでおります。なお、これは前年対比で 1.3%減ぐらいにはなっていますが、営業用などの落ち込みが予想されますので、このような見込みを立てております。  それから、次の 500ページをごらんいただきたいと思います。  収益的収支の1款1項1目原水及び浄水費 6,590万 7,000円の主なものですが、この中には浄水場の動力費 2,206万 2,000円、それから薬品費 930万 4,000円等が含まれてございます。  それから、2目配水及び給水費 6,955万 4,000円の主なものですけれども、次の 502ページをごらんいただきたいと思います。この中の委託料 1,500万円、管路図作成業務委託料。これは平成9年度から続けてきていますが、平成13年度は69キロメートルを予定しております。それから、修繕料 4,032万 5,000円。この中には、主なものは検満メーター等の取りかえ修繕料 1,044個、それから故障メーターの取りかえ30個等が計上されております。  それから、3目受託工事費 700万円ですけれども、これは下水道事業など他事業に関連しまして給水装置工事をする場合の受託工事費 700万円でございます。  それから4目総係費、この中には人件費、料金徴収に係る経費などが計上されております。 7,113万 6,000円の主なものですけれども、次の 504ページをごらんいただきたいと思います。委託料としまして 1,629万 3,000円、これは検針員13人への集金・検針の委託料 1,577万1,000円が含まれてございます。  それから5目減価償却費、これは建物構築物などの減価償却費でございますけれども1億 5,895万 3,000円を計上してございます。  それから、収益的収支の1款2項営業外費用の企業債利息ですけれども1億 1,406万 9,000円、前年対比で 451万 5,000円の減となってございます。  次の 506ページをごらんいただきたいと思います。  資本的収支の収入ですけれども、1款1項1目補償費 2,512万円。これは、下水道事業など他事業に関連する配水管の移設補償費でございます。  それから、1款3項企業債ですけれども2億80万円を計上してございます。前年対比で 6,800万円の増となっておりますが、設備改良事業として浄水場の中央監視盤の工事1億 4,000万円、それから配水管整備事業債などを見込んでございます。  次の 508ページをごらんいただきたいと思います。  資本収支の支出ですけれども、1款1項2目設備改良費でございますけれども、工事請負費として1億 9,838万 5,000円を見込んでいます。これは、花輪浄水場の中央監視盤の交換工事1億 6,000万円、それから十和田第2配水池、これは工業団地の奥の方ですけれども、十和田第2配水池の外壁の改修 1,438万 5,000円が見込まれております。それから、配水管等の更新工事費 2,400万円、これには石綿管の更新 700メートル、それから八幡平送水管の工事 100メートルが含まれております。  それから、3目施設拡張費の 3,959万 1,000円を見込んでおりますが、この中の工事請負費としまして、配水施設等の拡張工事費 2,800万円、消火栓の新設工事費、これは3基分 210万円を見込んでございます。  それから、4目他事業関連施設整備費、これは 4,900万円。主なものとしては工事請負費の 4,900万円ですけれども、下水道、それから高田区画整理事業など、他事業に関連する配水管の移設等工事費が計上されてございます。  それから、1款2項企業債償還金ですけれども、元金としまして1億 1,856万 3,000円が計上されております。  これで、当初予算の説明を終わります。 ○議長(大信田喜一君) 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。  明14日は、議案調査のため本会議は休会いたします。  以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後2時52分 散会...