鹿角市議会 1999-12-01
平成11年第6回定例会(第1号12月 1日)
平成11年第6回定例会(第1号12月 1日)
平成11年12月1日(水)午前10時開会
開会
議長報告
第1
会議録署名議員の指名
第2
議会運営委員長報告
第3 会期の決定
第4
市長行政報告
第5
鹿角広域行政組合議会報告
第6 議案の上程
(諮問第2号)
説明、質疑、討論、採決
(議案第82号から議案第93号まで)
(認定第2号から認定第9号まで)
説明、質疑
第7
決算特別委員会の設置
第8 議案及び請願・陳情の付託
散会
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○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、17番阿部邦宏君、18番阿部佐太郎君を指名いたします。
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日程第2
議会運営委員長報告
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第2、
議会運営委員長の報告を受けます。
本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、11月26日に
議会運営委員会を開催いたしておりますので、その結果について
議会運営委員長の報告を受けます。
議会運営委員長、
中西日出男君。
(
議会運営委員長 中西日出男君 登壇)
○
議会運営委員長(
中西日出男君) 私から、第6回
鹿角市議会定例会にかかわる
議会運営委員会を、去る11月26日に開催いたしておりますので、その結果についてご報告申し上げます。
お手元に
会期議事日程表をお配りいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、会期でございますが、本日12月1日から12月20日までの20日間としております。
次に、議事日程でございますが、本日12月1日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。
12月2日から12月7日までの6日間は、議案調査及び休日のため休会となります。
12月8日、9日の両日は一般質問となり、議事日程第2号及び第3号により進めてまいります。
12月10日は、付託事件の審査のため
常任委員会となっております。
11日、12日は休日のため休会、翌13日、14日は
付託事件審査のため
常任委員会としております。
12月15日、16日及び17日は付託事件の審査のため
決算特別委員会、翌18日、19日の両日は休日のため休会となります。
12月20日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。
なお、最終日には、当局より追加議案が提出される予定となっております。
以上の
会期議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(佐藤洋輔君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認めます。よって、
議会運営委員長の報告を終わります。
(
議会運営委員長 中西日出男君 降壇)
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日程第3 会期の決定
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
会期は、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日より12月20日までの20日間と決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
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日程第4
市長行政報告
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。
(市長 杉江宗祐君 登壇)
○市長(杉江宗祐君) 平成11年12
月定例市議会が開会されるに当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。
初めに、経済対策にかかわる国の動向と今後の市の対応についてでありますが、我が国の経済は企業収益の持ち直しとともに企業の景気判断に改善が見られるものの、民間需要の回復力が弱く、なお厳しい状況を脱しておりませんが、
各種政策効果の浸透から緩やかではありますが回復に向かいつつあるとされております。
こうした中、国は公共需要の鈍化による景気減速に配慮しつつ民間需要への円滑な移行を実現し景気を本格的な回復軌道に乗せ、新たな発展基盤の確立を図るため6兆 5,000億円の財政措置を盛り込んだ総事業規模で18兆円に上る
経済新生対策として11年度第2次補正予算を国会に提出したところであります。
この必要財源は、事実上、全額国債で賄われることとなるため、11年度の国債依存度は43.4%と戦後最高となることが予想されており、地方財政においても景気対策などによる地方債の増発から膨大な借入金残高を抱えるなど、極めて厳しい状況にあります。
そのため、本市の12年度の予算編成に当たっては、行政改革の積極的な推進による
事務事業全般にわたる徹底した経費の節減と自主財源の確保のため、経常経費のマイナス5%シーリングを行うとともに、効果的な経済対策を図るため、経済の動向や国の
予算編成状況について細心の注意を払ってまいります。
次に、
大館能代空港利用促進についてでありますが、11月1日より東京便が2便化となりましたが、この1カ月の搭乗については、乗客の分散化により利用が芳しくないようであります。
この2便化は来年の3月までの期間限定でありますが、この期間の利用実績が将来の2便化への大きな試金石になるものと考えております。
このことから、
大館能代空港利用促進協議会では、この期間の
搭乗率向上を図るため、
観光エージェントに働きかけ、冬季の
十和田湖観光をメーンとし、鷹巣、大館、小坂、鹿角の観光施設へのツアーを実施することとし、空港からの足の確保として
リムジンバスを運行いたします。
鹿角市分については、あんとらあ、
マインランドへの立ち寄りとなっており、この
リムジンバスの経費負担は、県と
利用促進協議会がそれぞれ2分の1を負担するものであります。
なお、
リムジンバスの運行は11月22日から始まっており、年末年始19日間を除き来年の3月31日までとなっております。
次に、
JR東日本花輪線整備促進期成同盟会要望活動についてでありますけれども、11月5日、駅の無人化に対する駅員の継続配置やダイヤ等の改善などについての要望書を
盛岡支社長へ提出してまいりました。
駅の
無人化対応については、今回のCTC化に十数億円の設備投資を行い、このことは花輪線の存続に大きな意味を持っていることからご理解いただきたい旨の回答でありました。
新幹線への接続改善については、検討してみたいとの前向きの回答がなされております。
また、当日は、
湯瀬温泉会長及び
湯瀬温泉旅館共同組合長連名による湯瀬温泉駅への
駅員継続配置の要望書も提出してまいりました。
湯瀬温泉駅の無人化については、
十和田八幡平という観光地を控えた温泉地として、
マイナスイメージがはかり知れなく大きいことや乗客の利便性、安全性の確保の面でも多大な影響が懸念されることから、対応について
地元温泉会、
温泉旅館組合、自治会と協議しているところであります。
次に、農業関係についてでありますが、水稲の作柄につきましては、記録的な高温・少雨の影響により、出来秋が大変心配されましたが、登熟が順調に進んだことから、本市の作況指数は、平年並みの 101と発表されております。
自主流通米の出荷状況につきましては、計画出荷申出数量18万 8,265俵に対し、11月10日現在で「あきたこまち」を主体に19万 5,156俵、 103.6%が出荷されております。
等級別では、県平均で1等米52%と報道されておりますが、本市産米は1等米が88.3%、2等米が 9.1%、3等米が 1.6%、規格外が 1.0%となっており、出穂後の
カメムシ等の加害粒増加による品質低下が散見されましたが、1等米比率が昨年に比較して 7.5ポイントの低下にとどまっております。
また、生産調整については、 1,205ヘクタールの目標に対し、 102.5%の達成率でありますが、これに伴うとも補償事業として、参加戸数 3,657戸、参加率95.2%、面積 1,160ヘクタール、約3億 4,629万 4,000円のとも補償金が年末をめどに対象農家へ交付される予定であります。
主要野菜につきましては、10月31日現在の
夏秋キュウリの出荷量が 3,079トン、夏秋トマトが 729トンとなっており、販売額は昨年を若干下回る実績となっております。
リンゴにつきましては、心配されました台風18号、さらに10月28日の台風並みに発達した強風による被害は、幸いにも軽微との報告を受けております。
ことしは、春先からの好天に恵まれ順調な生育を示しておりましたが、夏の高温・少雨により、主力品種「ふじ」「王林」の果実肥大などに影響を受け、小玉傾向で収量の減収が懸念されましたが、玉伸びの回復も順調であることから、今後の市場価格に大きな期待を寄せております。
葉たばこにつきましては、11月15日から岩手県
沼宮内取扱所で買い入れが始まっておりますが、本年度は 152.1ヘクタールに作付され、高温による影響で品質はやや劣るものの、平年よりやや多い収量が見込まれております。
畜産の状況につきましては、畜産農家のご理解のもと、本年度より
牧野集約化事業により、6公共牧野への放牧をスタートし、10月末で終了しております。なお、放牧頭数は昨年より減少しております。
鹿角家畜市場における
秋季子牛市場では、昨年とほぼ同数の 314頭の取引があり、1頭当たりの平均価格は、昨年の大幅な下落よりは、
下げどまり傾向の価格で取引されております。
秋の食の交流祭りを、去る11月5日、6日の両日、鹿角ピア前広場で開催いたしましたが、天候にも恵まれ、
本市出身首都圏在住者や
地元広尾地区住民、さらにはサラリーマンなど大勢の人々が来場し、野菜、リンゴ、牛肉などの農畜産物や地酒などの特産品の販売を通じながら交流を深めることができました。
当日は、
秋田鹿角屋開店一周年記念事業もあわせて開催され、きりたんぽやリンゴのサービスなどにより連日大盛況でありました。
また、「消費者と共に拓こう鹿角の農業」をテーマに第6回鹿角市農業祭を去る10月23日、24日の両日開催しましたが、好天にも恵まれ大勢の市民でにぎわいました。
次に、
農業用廃プラスチック処理につきましては、農家が使用済みの
廃ビニール等を広域的に適正処理するため、去る10月29日に鹿角市、小坂町、
資材販売業者、
農業団体等で構成する「
鹿角農業用廃プラスチック適正処理推進協議会」の設立を図り、来年度から年2回の収集に向け、事業の啓蒙など準備を進めております。
次に、
農村総合整備事業についてでありますが、農道松舘・大里線につきましては、両岸の路体工事が年内に完了し、橋梁工事についても、橋面工事が完了し、80%の進捗率となっております。
四ツ谷・高清水線につきましては、3月10日までの工期であり、
下川原地区の農村公園・
農園整備工事につきましては、12月10日までの工期となっており、いずれも順調に推移し、工期内に完了する見込みであります。
なお、
農村総合整備事業につきましては、平成14年度までの10カ年計画でありましたが、順調に予算枠を確保し、計画よりも2カ年早い平成12年度で、全体計画が完了できる見込みとなっております。
花輪・
芦名沢地区の
ほ場整備事業につきましては、来年度からの工事着工に向け、実施設計のための調査作業を進めながら、
土地利用集積について受益者との
話し合い等を進めております。
小豆沢地区の
農業集落排水事業につきましては、12月下旬に発注を予定している管路工事を含め、管路全体計画の80%が完了することになります。
大滝頭地区の地すべりにつきましては、秋田県が12月中に
集水ボーリング工事を完了し、現在進めている
調査データの機構解析をもとに、恒久対策の工法を再検討し、来春、工事を実施する予定であります。
これに関連した
林道災害工事につきましては、これら地すべりの恒久対策を待って、来年度に工法の検討、災害の査定を受け、事業を実施することになります。
また、上山地区の地すべりにつきましては、
調査ボーリングの結果、
グラウンド造成時の盛り土と地山との間に水脈があり、
補助対象事業としての採択が難しいため、
市単独工事として実施しなければならないことから、現在、
調査ボーリングのデータを解析し、測量と工法の検討を行っており、工事の実施は来春になるものと考えております。
次に、商工関係についてでありますが、来春における鹿角市、郡三高校の
新規高卒者の
就職内定状況につきましては、
卒業予定者 502人のうち
就職希望者は 172人、このうち 104人が県内就職を希望している状況にあります。
現在の
採用内定者は県内、県外を合わせて90人で
採用内定率は52.3%となっており、昨年の同期と比較し大幅にダウンしていることから、引き続き
地元雇用開発協会の会員企業を中心に、採用枠の拡大を要請しているところであります。
最上工業株式会社の業務拡張に伴う鹿角第二工場は、花輪字町端、
小枝指地域でありますけれども、ここに建設中でありますが、エスカレーターの専門工場として12月中旬には操業するとのことであります。今回の業務拡張に伴い同社では操業開始までに常用従業員27人、
パート従業員2人が雇用される予定となっております。
本市にとって最近にない明るい動きであり、今後の状況を見届けながら、
工場設置促進条例に基づき支援をしてまいります。
次に、観光関係についてでありますが、9月末現在の観光客の入り込み状況は 221万 5,569人となっており、昨年同期と比較いたしますと、3万 8,066人の 1.8%の増となっております。
秋に燃える「まるごと鹿角」をキャッチフレーズに、鹿角市の
観光イベントを集中させた「鹿角市観光まるごとウィークス」を9月18日から10月17日まで開催いたしましたが、主なイベントとして、「
メルヘン鹿角フェスティバル」、「山海の大
物産フェア」、「鹿角のむかしっこの夕べ」、「
三嶽岳縦走登山」、「まちの
案内デー滝巡り」、「だん
ぶり長者まつり」等が開催され、県内外からの観光客の誘客が図られ、盛会裏に終了いたしております。
あきた
北空港開港一周年
記念観光キャンペーンにつきましては、10月22日から3日間、東京渋谷の
NHK広場で
観光需要拡大を目指した「北のあきた観光と
物産フェア」に積極的に参画し、県北地区の魅力をアピールしながら本市のPR活動を行っております。
八幡平切留平に建設中の
地域間交流広場公衆トイレにつきましては、10月20日に完成しており、
地域間交流広場の機能を充実いたしました。
大湯温泉スキー場につきましては、去る11月18日に経営会社であります
秋北バス株式会社から、景気低迷と利用者の激減等に伴い今シーズンの営業を休止する旨の説明がありました。
民間企業とはいえ、地域振興の観点から、今後の営業について会社側に再考の要望をいたしてまいりたいと考えております。
十和田八幡平国立公園八幡平管理官事務所につきましては、本年7月から官公庁団地に建築が進められておりましたが、このたび完成し、本日から業務を開始いたしております。
建物は
ログハウス風で、管理官1名が常駐することから、これまで十和田湖の事務所まで足を運んだ手続が地元で可能となるものであります。
次に、建設関係についてでありますが、
一般土木工事の発注状況につきましては、11月29日現在で、
道路改良工事 71.96%、舗装工事 99.03%、
側溝改良工事 73.81%、全体の発注率は 80.26%となっております。
除雪体制につきましては、今冬は暖冬と言われておりますが、昨年の豪雪の例もあり、冬期間における円滑な交通確保を図るため、市民のご協力を得ながら万全を期して対処してまいります。
次に、
都市計画関係についてでありますが、
花輪地区公営住宅建設事業につきましては、去る11月15日付をもって
土地収用法上の事業認定の申請をいたしておりますが、この認定が得られ次第、できるだけ早い時期に本契約締結のための議案提出をいたしたいと考えております。
また、開発行為についても早急にその諸手続きを進めながら、土地取得及び県からの
開発許可等の要件が整い次第造成工事に着手していくこととしております。
六日町地区街並み周辺整備調査の状況につきましては、六日町自治会において、「ビジョン策定委員会」を組織し、街づくりを検討してきたところでありますが、自治会としては体制強化を図りたいとして「(仮称)街路計画実行委員会」と名称を改めるとともに自治会役員や婦人部役員、町内の有識者のメンバーにより、計画コンサルとともに積極的な協議を進めているところであります。
現在まで、アンケート調査の実施や、街並み保存に係る現状と課題及び問題点等の整理検討作業を進めてまいりましたが、今後は地元を含め、市、商工会、コンサル等の協議を一層進め「こもせ」、「市日」、「おせど」等について具体的な整備手法まで踏み込んだ検討を図ることとしております。
次に、福祉関係についてでありますが、毛馬内保育園建設事業につきましては、来る12月10日に完成の運びであり、諸検査、移転作業を経て、新年から新しい施設での保育を行っていく予定であります。
高齢者福祉につきましては、去る11月28日に花輪字八正寺の大里きよさんに 100歳長寿の祝い金を贈り、長寿を祝福しております。
介護保険制度の準備状況につきましては、10月より開始されております要介護認定事務については、10月1日で医療・保健・福祉のそれぞれの分野の学識経験者15名の方に審査会委員を委嘱いたしており、3審査部会に分かれて審査いただいております。
要介護認定の申請及び要介護度の決定状況については、11月29日現在で 539件の要介護認定申請があり、そのうち 428件を審査した結果、 426人の方の要介護度が決定されております。
事業計画策定委員会については、これまで3回の委員会を開催し、サービス需要量と供給見込み量及び確保方策、上乗せ・横出しサービスの取り扱い等について検討いただいておりますが、検討結果については、12月1日の広報に折り込み、市民の皆様へ周知いたしております。
また、今国会において、高齢者保険料の凍結、低所得者の利用者負担の軽減、医療保険者対策、家族介護慰労金支給、介護予防・生活支援対策の介護保険見直しなど政府案骨子が出されておりますが、本市といたしましては、これらの国の動向を踏まえながら、来年度からの制度実施に向け、さらに鋭意検討を重ねてまいりたいと考えております。
東山デイサービスセンターの建設につきましては、12月10日に完成の運びとなりますので、その後諸検査と備品の搬入など、来年2月上旬の開所に向け準備を進めてまいります。
次に、秋田法務局鹿角出張所の統合問題についてでありますが、8月26日の秋田地方法務局長による平成13年での大館支局との統合案提示以後、関係者間で危機感が強まり、10月に市商工会が事務局となり「法務局鹿角出張所の統合存続を考える会」が発足しております。
この組織は、統合問題が鹿角圏域全体に影響を及ぼすものとして、市・町3商工会、行政、JA、森林組合、金融団、農業委員会、司法書士、土地家屋調査士会が構成員として名を連ね、存続運動等を行っていこうとするもので、先ごろ市、町広報を通じて統合による影響と存続運動について、住民に呼びかけを行っております。
県内9市の中で唯一司法手続きの機関を持たない都市になるなど、本市といたしましても出張所の統合は、重要な問題であるととらえており、今後の住民運動の盛り上がりを受け、組織を通じて具体的な活動をしてまいりたいと考えており、議会側の理解と共同歩調をお願いするところであります。
次に、コンピュータ西暦2000年問題についてでありますが、本市におきましては、この問題に対応するため助役を本部長とする「コンピュータ西暦2000年問題対策本部」を8月30日付で設置し、その中に幹事会・事務局を設け、危機管理計画の策定に当たっており、事前の対応策、年末年始の監視体制、問題発生時の即時対応策等を盛り込んでおります。
本市で使用しているコンピュータにつきましては、去る9月25日に模擬テストを実施し、正常に動作することを確認しております。
また、10月29日には政府の高度情報通信社会推進本部より、コンピュータ西暦2000年問題に備えるため、年末年始の心構えや準備についての留意点が11分野にわたって発表されており、水道、電力、ガスなどのライフラインに影響はないとしながらも、二、三日の食料・飲料水等の備蓄を勧めるなど、予期せぬトラブルが起こる可能性を否定しない内容となっております。
12月1日号の広報にこの情報を掲載し、市民の皆さんにお知らせいたしておりますが、万一の場合に備えるため、年末年始には職員が待機し、国、県及び関係機関との連絡に当たるほか、浄水場及び下水処理場においても、機器の監視、点検を行うことにしております。
また、消防におきましても、年末年始に勤務職員を増強し、不測の事故に備え監視場所を設定、高所監視等に当たるほか、消防団とも密接な連携をとり、消防業務関連機器及び関係機関の動作確認等の特別体制をとることにしております。国、県及び関係機関との連携を密にしながら万全の体制で取り組んでまいります。
次に、教育関係についてでありますが、(仮称)生涯学習センター建設につきましては、平成10年11月2日以来、議会に設置されました(仮称)生涯学習センター建設に係る特別委員会において、これまで10回にわたる慎重な審議を経て、去る9月定例議会におきまして最終審査報告がなされているところであります。
この報告には、第4次総合計画で実施すべきとしながらも、数点のクリアすべき条件が付されておりますが、可能な限り特別委員会の意見等を反映できるように配慮、検討を加え、真に市民に喜ばれるセンターの建設を進めてまいりますので、特段のご理解とご協力を賜りたいと思います。
アルパスレストランの食中毒事故につきましては、去る10月1日から3日間、第54回東北男女総合バスケットボール選手権秋田県予選大会が、市内各体育館を会場に開催され、その際、アルパスに宿泊した高校生チームの一部が食中毒にかかっております。
食中毒症状を起こした方々は全員治癒いたし、平常どおり通学しておりますが、市民初め皆様には、大変なご迷惑とご心配をおかけしましたが、今後は、このようなことがないよう十分注意指導してまいります。
JOCジュニアオリンピックカップ第19回全国スキージュニア競技会兼2000年全日本ジュニアスキー選手権大会につきましては、去る11月8日に鹿角市実行委員会設立総会を開催し、花輪スキー場を会場に平成12年3月12日から15日までの4日間を大会期間として、大会要項、予算などを決定いたしております。
次に、12月補正予算の概要についてでありますが、今回の
一般会計補正予算は、学校給食における環境ホルモン対策として、現在使用しているポリカーボネート製食器から強化磁器製食器への更新、12年度に行われる小学校教科書改訂に伴う指導書等の購入、
大館能代空港利用促進対策として実施する観光
リムジンバス運行事業関連経費の追加、広域行政組合の前年度繰越金の確定に伴う負担金の調整のほか、補助事業の精算見込みによる調整を主として編成いたしております。
その結果、補正額は 961万 1,000円の追加となり、補正後の総額は 186億 2,493万 2,000円となりました。
これは、前年同期に比較し、総額で7億 9,364万 8,000円、率にして 4.5%の増となり、補正財源につきましては、事業に関連する国庫及び県支出金等の特定財源のほか、地方交付税を充当しております。
特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計ほか4会計で予算の補正をしておりますが、国民健康保険事業特別会計及び老人保健事業特別会計では審査支払手数料の追加補正、下水道事業特別会計及び
農業集落排水事業特別会計では精算見込みによる事業費の組み替え補正、上水道事業会計では精算見込みに伴う受託工事費、関連施設整備費の減額補正を行っております。
本定例会には、諮問1件、条例案件6件、補正予算案件6件、決算認定案件8件、合わせて21件のご審議をお願いしております。
なお、本会期中に工事請負契約変更案件、人事院勧告に伴う給与改訂と、国の二次補正に係る補正予算を、関連する条例案件とともに追加提案させていただきたいと考えております。
詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げる次第であります。
最後に、来春の市長選挙について、私の決意でありますが、去る11月12日、マスコミに対し引き続き市政を担いたい旨発表したところでございます。
昨今の社会経済情勢において、鹿角のさらなる飛躍発展のためには今が一番大事な時期であると考えております。そのためには、これまでの経験を生かし、引き続き「初心生涯」の精神で市政運営をしなければならないと決意したものでございます。
議員の皆様にもご理解を賜りますようお願いを申し上げ、行政報告といたします。
○議長(佐藤洋輔君) 市長の行政報告を終わります。
(市長 杉江宗祐君 降壇)
────────────────── 〇 ──────────────────
日程第5
鹿角広域行政組合議会報告
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第5、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。
鹿角広域行政組合議会議長、勝又幹雄君。
(鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 登壇)
○鹿角広域行政組合議会議長(勝又幹雄君) 私から、去る11月2日招集の、平成11年第3回鹿角広域行政組合議会臨時会について、その審議の内容と結果について、ご報告申し上げます。
当日提案されました議案は、議案第10号一般廃棄物最終処分場建設整備基金条例の一部改正についてと、議案第11号平成11年度鹿角広域行政組合
一般会計補正予算(第2号)の2件であります。
まず、議案第10号では、「一般廃棄物最終処分場建設整備基金条例」を「廃棄物処理施設建設整備基金条例」に改め、廃棄物処理施設の整備促進を図るための改正であります。
本案については、原案のとおり可決しております。
次に、議案第11号平成11年度鹿角広域行政組合
一般会計補正予算(第2号)についてでありますが、今回の補正額は、歳入歳出それぞれ 4,983万 9,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ16億 4,447万 3,000円とするものであります。
主な内容は、焼却灰処理に伴う業務委託と廃棄物処理施設整備計画作成業務委託であります。
焼却灰については、福島県小野町と処理業者ウェズウェストジャパンとの三者契約が整ったことにより、その処理を委託するものであります。
また、廃棄物処理施設整備計画作成業務については、ごみ処理施設の更新に伴う、事前調査・計画で、施設整備基本計画・生活影響環境調査等々の委託料であり、本案については、原案のとおり可決しております。
以上が第3回臨時会の審議の内容と結果であります。
○議長(佐藤洋輔君) 鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。
(鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 降壇)
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日程第6 議案の上程
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第6、議案を上程いたします。
まず、諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
お諮りいたします。本案につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
本案について、提案者の説明を求めます。
市民福祉部長。
○
市民福祉部長(石坂光男君) 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。
人権擁護委員候補者として、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、本市において法務大臣から人権擁護委員の委嘱を受けている方は9人でありますが、そのうち6人が平成12年2月14日をもって任期満了となりますので、その後任者のうち今回5人の方を推薦するに当たり議会の意見を求めるものであります。
委員でありますが、黒沢澄子さん、安倍憲壱さん、松井直行さん、松橋アヤ子さんにつきましては、引き続きご推薦申し上げたいということであります。なお、兎沢誠子さんにつきましては、十和田大湯の谷地弘一郎さんが今任期をもってご辞退申し上げたいということを受けまして、その後任として新たにご推薦したいということであります。
なお、今任期をもってご辞退を申し受けております花輪の根本みゆきさんの後任につきましては、後日の会議においてご推薦したいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君) 提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより、直ちに採決いたします。
諮問第2号について、適任とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、適任と認めることに決しました。
次に、議案第82号から議案第93号までの12件と、認定第2号から認定第9号までの8件、あわせて20件を一括して議題といたします。
まず、議案第82号から議案第93号までの12件について、順次、提案者の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) 議案第82号でございますが、鹿角市職員の懲戒の手続き及び効果に関する条例の一部改正についてでございます。
鹿角市職員の懲戒の手続き及び効果に関する条例(昭和47年鹿角市条例第8号)の一部を別紙のとおり改正するものであります。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案の理由でございますが、地方公務員法の一部を改正する法律(平成11年法律第 107号)の施行等に伴い、条例を改正するものでございます。
次のページをお願いいたします。一部を改正する条例案でございますが、鹿角市職員の懲戒の手続き及び効果に関する条例(昭和47年鹿角市条例第8号)の一部を次のように改正するものでございます。
改正の部分は、1条、3条、4条となってございます。これにつきましては、職員の懲戒の手続き及び効果につきましては、地方公務員法第29条第2項の規定に基づいて定められておりましたが、このたびの地方公務員法の一部改正によりまして、この根拠であります第2項が第4項に改正されたことによる条例の一部改正でございます。
なお、効果に関する第3条、第4条につきましては、まず、第3条につきましては、「1年以下」の期間を「6月以下」になるものでございます。また、第4条につきまして、停職の部分ですが、今まで「1年以下」の期間となっておりましたのを「6月以下」とするものでございます。
次に、議案第83号でございます。鹿角市
総合保養地域における
固定資産税の特例措置に関する条例の廃止についてでございます。鹿角市
総合保養地域における
固定資産税の特例措置に関する条例(平成2年鹿角市条例第20号)を別紙のとおり廃止するものでございます。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でございますが、
総合保養地域整備法いわゆるリゾート法でございますが、これに基づく重点整備地内におきまして
固定資産税の不均一課税の措置を講ずべき特定民間施設の設置期間が満了したことから、この条例を廃止するものでございます。
総合保養地整備法に基づく重点整備地区内でございますが、この場合は八幡平の温泉郷付近でございまして、温泉郷を含む地域 2,960ヘクタールが指定となっておりました。平成元年4月1日からとなっておりますが、この期間から7年以内に建物等をいわゆる特定民間施設等を実地した場合、また、これらの土地に課する
固定資産税等を3カ年以内に低率で課することとしていたものでございますが、その期間満了につき、この条例を廃止するものでございます。
次に、議案第84号でございます。
固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございます。
固定資産評価審査委員会条例(昭和47年鹿角市条例第27号)の一部を別紙のとおり改正するものでございます。 平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でございますが、地方税法の一部を改正する法律(平成11年法律第15号)の施行に伴い、本条例を改正するものでございます。
なお、これにつきましては、新旧対照表により説明いたしたいと思います。2枚めくっていただきたいと思います。
新旧対照表でございますが、まず、第1条関係でございますが、これは法第「 431条」が「 436条」となることに伴います、条例制定の根拠条文の改正によるものでございます。
第4条第2項第1号関係でございますが、これにつきましては、審査申出書の記載事項等から年齢の記載を削除したものでございます。
次に第4条第2項第3号関係でございますが、これにつきましては、書面審理主義が明確化され、申請があった場合は必ず意見陳述の機会を付与しなければならないこと、また、審査委員会が必要と認めた場合のみ、公開による口頭審理が行えることとなったものでございます。
次に、第6条関係でございますが、これにつきましては法第 433条の改正に伴う条文の整理でございます。
第7条でございますが、法第 433条の改正に伴う条文の追加でございます。手続の整備でございます。
第8条につきましては、同じく法第 433条の改正に伴う条文の整理でございます。同条第2項につきましては、口頭審理の指揮は審査長が行うこととするというふうな明文化、また、第5項及び第8項につきましては、口述書の記載事項から職業を削除されたものでございます。次のページをお願いいたします。第6項のところですが、審査申出人が出席しているか否かにかかわらず必要な資料を提出する機会を与えなければならないという文言に改正になったものでございます。
第11条関係でございますが、法「第 434条第8項」が「第 433条第12項」となることに伴う根拠条文の改正でございます。
第13条関係でございますが、「第 433条第3項」が「第 433条第7項」となることに伴う根拠条文の改正でございます。
なお、附則の方へ戻っていただきたいと思います。
施行期日でございますが、この条例は平成12年1月1日から施行するものでございます。ただし、経過措置ということで、平成11年度分までの
固定資産税に係る固定資産につきましては、固定資産課税台帳に登録された事項に係る審査の申出につきましては、なお従前の例によるというものでございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○
市民福祉部長(石坂光男君) 議案第85号鹿角市
保育園設置条例の一部改正についてご説明いたします。
鹿角市
保育園設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、毛馬内保育園の改築移転に伴い、位置を変更するため、条例を改正するものであります。
次のページをお開き願います。改正案でありますが、別表中、鹿角市立毛馬内保育園の位置「鹿角市十和田毛馬内字城ノ下35番地」を「鹿角市十和田毛馬内字森崎4番地」に改めるものであります。附則として、この条例は規則で定める日から施行するとし、来年1月上旬開設の予定で準備を進めております。
次に、議案第86号鹿角市
東山デイサービスセンター条例の制定についてご説明いたします。
鹿角市
東山デイサービスセンター条例を別紙のとおり制定するものとする。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、鹿角市東山デイサービスセンターの設置に伴い、
地方自治法第 244条の2第1項の規定により、条例を制定するものであります。
次のページをお開き願います。鹿角市
東山デイサービスセンター条例でありますが、東山デイサービスセンターを設置し、在宅の虚弱または寝たきり等老人に対し、生活上の各種サービス等いわゆるデイサービスを行うことにより、本人及びその家族を支援するための条例であります。
施設は公設民営型とし、設置目的を効果的に達成するため、その管理運営を社会福祉法人に委託して実施するものであります。
条文について申し上げます。
第1条は、設置でありますが、ただいま申し上げました目的を含む条文内容であります。その中の「虚弱老人等」とは要支援者、要介護者を指し、「生活上の各種サービス」とは第3条に掲げる事業を指しております。
第2条は、名称及び位置で、名称は鹿角市東山デイサービスセンター、位置は鹿角市花輪字古館5番地1であります。名称の東山は、東山という字名はございませんが通称東山地区と呼ばれている地域で、東山自治会とか東山学園というように団体名、施設名などに広く使われておりますので、設置場所をあらわしながらわかりやすい名称として用いたものであります。
第3条はデイサービスセンターが行う事業であります。第1号から第7号までは具体的事業名を上げ、第8号においてその他必要と認める事業に関することとし、弾力的に事業が拡大できるようにしております。
第4条はデイサービスセンターの利用対象者であります。第1号の条文で「身体が虚弱」というのは要支援者のことで、「寝たきり等」とは痴呆性を含む要介護者を指します。第3号の「その他市長が特に必要と認める者」とは、40歳以上65歳未満で介護保険の受給権者となり得る特定疾患の方などを想定しております。
第5条は、管理運営の委託であります。第1項でデイサービスセンターの設置目的を効果的に達成するため、施設の管理及び事業運営を社会福祉法人花輪ふくし会に委託するとし、次のページになるのですが、第2項で、委託の条件その他については契約で定めるとするものであります。
当該施設は、東恵園で実施していますデイサービス事業が、設備が入所者と共用であることなど施設の限界からこれ以上定員をふやすことができないため、これにかわるものとして設置し、もって介護保険下での増加需要に対応するものとするもので、その管理運営をノウハウのある花輪ふくし会に委託するものであります。契約には、通常の契約事項のほか、事業収入の取り扱い、経理の方法、修繕等の費用の負担などについて定めることになります。
第6条は、利用料金であります。デイサービスセンターを利用する者は利用料金を収めなければならないとし、第1号の規定は介護保険法が施行される平成12年4月1日から施行される条文です。ここで、介護保険法第41条第4項第1号とは居宅介護サービス費をいいます。第53条第2項第1号とは居宅支援サービス費をいいます。第18条とは保険給付費をいいますが、介護保険下において個人が負担する利用料金は通常10%ですが、介護保険法に利用料金という用語がないため、このような言い回しの条文となるものであります。第2号の規定は、入浴サービス、給食サービス等の使用料金は原材料等の実費相当分とするものであります。
第7条は利用料金の収受で、管理受託者はセンターの利用料金を自己の収入として収受するという規定であります。管理受託者は当該利用料金と保険給付費をもってデイサービスセンターにかかわる一切の経費を賄うことになります。
第8条は損害賠償の義務で、施設等に損害を与えた場合の損害賠償をうたったものであります。
第9条は規則への委任で、この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定めるとするものであります。
附則として、介護保険法に関連する第6条第1項の規定は平成12年4月1日から、その他の規定は規則で定める日から施行するとし、工事完了後備品を搬入し、試験、訓練などを経た上で来年2月上旬開設予定で進めております。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○
産業振興部長(木村久男君) 続きまして、議案第87号鹿角市
川島牧野条例の一部改正についてご説明申し上げます。
鹿角市
川島牧野条例(昭和48年鹿角市条例第62号)の一部を別紙のとおり改正するものであります。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
提案理由でございますが、森林開発公団法の一部を改正する法律(平成11年法律第70号)の施行に伴い、条例を改正するものであります。これにつきましては、農用地開発公団と森林開発公団が統合されまして、平成11年11月1日から緑資源公団として施行されるためのものであります。
次のページお願いします。鹿角市
川島牧野条例の一部を改正する条例(案)でございますが、鹿角市
川島牧野条例(昭和48年鹿角市条例第62号)の一部を次のように改正する。
第2条第3号、これにつきましては定義でございます。及び第9条第2号、これにつきましては造林事業中、森林開発公団の分収造林というふうなことですが、2号中「森林開発公団」を「緑資源公団」に改めるとするものでございます。
附則でございます。この条例は、公布の日から施行し、改正後の
川島牧野条例は、平成11年10月1日から適用するとなるものであります。
次のページには新旧対照表がございますので、ご参照いただきたいと思います。終わります。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) 議案第88号平成11年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)でございます。
今回の補正につきましては、学校給食等においての環境ホルモン対策として実施する食器更新にかかわります関連経費、また、平成12年度に行われます小学校教科書改訂に伴う指導書等の購入費、
大館能代空港利用促進観光
リムジンバス運行にかかわる関連経費などの追加、補助事業等の事業費の確定や精算見込みによる調整、鹿角広域行政組合の前年度繰越金の確定等による組合負担金の調整などを中心に編成したものでございます。
歳入歳出予算の補正、第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 961万 1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 186億 2,493万 2,000円とするものでございます。
第2項でございますが、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものでございます。
債務負担行為の補正、第2条でございますが、債務行為の追加及び変更は、「第2表債務負担行為補正」によるものでございます。
地方債の補正、第3条でございますが、地方債の変更は、「第3表地方債補正」によるものでございます。
平成11年12月1日提出。鹿角市長。
6ページをお願いいたします。第2表債務負担行為補正でございます。追加と変更がございますが、これが関連ございまして、先に変更のところでございますが、平成11年度農業経営基盤強化資金利子助成費補助金でございますが、これは去る9月議会で追加したものでございますが、対象者5名でありましたが、その1名の対応事業の変更によりまして、この変更の部分から1名の部分が追加の方へ回ったものでございます。事業の変更により補助金名が変わることによりまして、新たに追加として平成11年度認定農業者育成推進資金利子助成費補助金というふうに変わるものでございます。追加の方でございますが、農業近代化資金第2号の資金でございます。これにつきましては、基準金利 3.5%でございますが、このうち県の利子補給が1%分につきまして、5年間市を経由して利子補給されるということでございます。債務負担につきましては、平成12年度から平成15年度まで、11万 6,000円となるものでございます。変更につきましては、1名分の利子補給分35万 8,000円が減額になりまして補正後の額が 208万 7,000円となるものでございます。
第3表は地方債補正でございます。変更でございますが、合計9件ございます。
ため池等整備事業でございますが、これは男神地区の当初事業費も含む 6,000万円の計画が事業費の確定により減額するものでございます。これは補正前の額が 450万円でありますが、 330万円減額いたしまして補正後の額を 120万円とするものでございます。
次に土地改良総合事業でございますが、これは松谷地区でございます。事業費1億 2,000万円が 9,000万円に配分確定したことによる変更でございまして、補正前の額が 1,140万円が 290万円減額いたしまして補正後の額が 850万円となるものでございます。
ほ場整備事業につきましては、花輪地区
ほ場整備事業でございます。 6,000万円の計画が 2,200万円に配分確定によるものでございまして、補正前の額が 850万円が 510万円減じまして補正後の額が 340万円となるものでございます。
基盤整備促進事業でございますが、東町地区農道整備事業でございます。当初の計画額が 4,040万円でしたが、 525万 4,000円の予算配分となることから基本設計のみとなったものでございます。補正前の額が 1,200万円がこれを全額減額するものでございます。
それから、農村環境整備事業でございますが、これは大里松舘及び四ツ谷高清水線ほかとなってございます。事業費の確定によるものでございます。当初3億 5,764万 1,000円の計画でありましたが、3億 6,261万円となることから減額するものでございます。補正前の額が1億 1,600万円でありましたが、 100万円減額いたしまして補正後の額を1億 1,700万円とするものでございます。(「増額ではないか」の声あり)失礼しました。 100万円増額いたしまして補正後の額を1億 1,700万円とするものでございます。失礼しました。
林道整備事業でございますが、歌内線でございます。これにつきましては補正前の額が 1,710万円を 200万円減じまして補正後の額を 1,510万円とするものでございます。
草地整備事業でございますが、曙及び熊取平、合計30ヘクタール分でございますが、これにつきましては財源を一般財源に振り向けるための減額でございます。
急傾斜地崩壊対策事業でございますが、これにつきましては一般公共分を一般財源とするものでございまして、補正前の額が 3,840万円を 3,200万円減額いたしまして補正後の額を 640万円とするものでございます。
都市計画街路整備事業でございますが、花輪尾去沢線でございます。県事業3億円が1億 1,700万円に確定になったことによります減額でございまして、補正前の額 1,620万円が 990万円減額いたしまして補正後の額を 630万円とするものでございます。
合わせて補正前の額が2億 3,490万円を差し引き 7,700万円を減額いたしまして補正後の額を1億 5,790万円とするものでございます。
説明の都合上、歳出より説明いたしたいと思います。21ページをお開き願いたいと思います。
歳出でございます。
1款議会費1項議会費でございますが、1目13節の真ん中の会議録検索システム開発業務委託でございますが、委託契約に伴う実績見込みによる減額でございます。
2款総務費でございますが、1目11節需用費でございますが、公用車等の中型、大型バス等の修繕費等でございます。10目13節でございますが、これにつきましてはこの下の地籍調査委託料の減額でございますが、測量費等の図面作成の実績見込みによる減額でございます。13目諸費でございますが、報償費でございますが、花輪高校女子駅伝チームが全県優勝し全国大会出場することに対する報償費でございます。22節につきましては、六日町三日市線にかかわるものでございます。次のページをお願いいたします。2款3項1目企画総務費でございますが、19節負担金、補助及び交付金でございますが、鹿角広域行政組合負担金の前年度繰越金の確定によります調整であります。2目の中の減額でございますが、国際交流事業の武威市関連がことしの訪問及び研修生受け入れ等が延期になったことによる減額でございます。19節の下から2番目でございますが、観光
リムジンバス運行費負担金につきましては、先ほど市長から行政報告にあったとおりでございます。県北18市町村関連でございます。
次のページをお願いいたします。2款6項6目でございますが、14節でございますが、ポスター掲示板借上料でございます。 300カ所の 530万円となります。なお、これは11節、13節でそれぞれ予定しておりましたが、ベニヤ板方式からアルミ板に変更するものでございます。
次のページをお願いいたします。
3款1項3目でございますが、ここのところは東山デイサービスセンター開設による経費でございます。2項2目13節でございますが、私立保育園保育料委託料につきましては、措置人員の増によるものでございます。19節につきまして私立保育園開所時間延長促進事業費補助金でございますが、新たに杉の下保育園で実施することによる増額でございます。
次のページをお願いいたします。同じく19節でございますが、延長保育対策事業費補助金でございますが、該当がわかば保育園でありますが、単価が人数の増によりまして30万円から 120万円に上がったことによる追加でございます。下の障害児保育事業費補助金につきましては、これも人数の増加による増額でございます。
次のページをお願いいたします。4款衛生費1項3目19節でございますが、ここにつきましては、鹿角広域行政組合負担金、これは先ほど申し上げましたように前年度の繰越金の確定による調整でございます。これにつきましては、2項1目、2目につきましても同じ理由でございます。
6款1項4目19節でございますが、これにつきましては、上から2番目の施設型園芸産地強化事業費補助金でございますが、この減額につきましては、パイプハウス、防除機等の確定による減額でございます。5目19節でございますが、担い手農業者経営安定対策事業費補助金でございますが、平成10年産米の価格補償のものでございますが、価格の差が変動が余り大きくならなかったことによる減額でございます。
次のぺージをお願いいたします。
6款1項12目農地費でございますが、13節委託料の実施設計委託料でありますが、これにつきましては先ほど申し上げましたように東町農道整備事業の関係でございまして、国の配分の関係から基本設計のみということになりました減額でございます。
19節につきましては、
ほ場整備事業費負担金につきましては芦名沢・花輪のほ場整備でございますが、国の配分からこのように減額となるものでございます。土地改良総合整備事業費負担金につきましては、松谷地区でございます。
それから用排水路施設につきましては男神地区でございます。河川工作物については岩崎、夏井でございますが、それぞれ国等の配分の関係から事業費の縮小による減額となるものでございます。
13目15節でございますが、これにつきまして農道整備工事費でございますが、大里松舘線、それから四ツ谷高清水線の工事費の調整によるものでございます。農村環境施設整備工事費でございますが、これは下川原でございます。
それからほ場整備工事につきましては山田地区でございますが、これにつきましては、まず下川原につきましては 2,085万 3,000円の計画が 1,931万 8,000円になったことによるものでございます。また、ほ場整備につきましては、 410万 1,000円が91万 4,000円になったことによる事業費の減額でございます。事業費の調整による減でございます。
次のページをお願いいたします。
2項林業費2目19節でございますが、間伐施業面積の増によるものでございます。3目22節でございますが、これは立木補償費でございます。これは大滝頭の災害の関係で工事が中断されたことにより、別の路線の方からの立木補償をしてその開設延長が伸びたものでございます。
次のページをお願いいたします。
7款商工費でございます。2目19節でございますが、地域振興支援事業費補助金でございますが、冬の事業関係、冬の花っこ祭り、毛馬内雪祭等に出す補助金でございます。
2項観光費2目でございますが、ここのところにつきましては
リムジンバスが鹿角市へ来ること、場所はあんとらあ、マインライド、ホテル鹿角等になりますが、これらも含めまして冬期観光客に対する鹿角市をPRするための支援事業等でございます。
次のページをお願いいたします。
7款2項4目でございますが、13節委託料でございます。スケートプラザ管理運営委託料でございますが、これにつきましてはアイスパネル等の補修経費でございます。
下の方へきまして、8款土木費4目15節でございますが、これにつきましては、17節、22節を減額いたしまして15節に持ってきたものでございますが、これは用地購入費を組み替えるもの等でございます。用地購入関係が一部難しいところがあったため、今までの用地解決の部分の工事をするものでございます。
次のページをお願いいたします。
8款2項5目15節でございますが、これにつきましては六日町三日市線でございまして、17節を組み替えまして工事費で実施するものでございます。3項1目河川総務費でございますが、急傾斜地の公共分の 3,200万円でございますが、起債財源でありましたが、一般財源に組み替え、財源を組み替えるものでございます。4項都市計画費2目街路事業費につきましては、19節都市計画街路花輪通り線整備事業費負担金につきましては、これは谷地田町工区までの計画を六日町までの事業を着手したことによる負担金の増額でございます。都市計画街路花輪尾去沢線整備事業費負担金につきましては6ページで説明いたしましたが、用地補償当初計画を下回ったものでございます。
9款消防費1目常備消防費でございますが、前年度繰越金の精算によるものでございます。
次のページをお願いいたします。
10款教育費でございます。2項小学校費2目11節でございます。消耗品費でございますが、これは教科書改訂による指導書及び教科書等小学校11校分でございます。18節につきましては、教科書改訂に伴う指導書及び指導資料等の備品購入でございます。
次のページをお願いいたします。
3項中学校費でございますが、1目11節でございますが、修繕費 120万円につきましては、一中の地下タンク補修、十中の給水管補修等でございます。次のページをお願いいたします。6項保健体育費3目でございますが、需用費につきましては、記念スポーツセンターの床の補修経費となってございます。次のページをお願いいたします。同じく保健体育費4目学校給食費でございますが、需用費につきまして消耗品費でございますが、食器購入でございます。食器を強化磁器製に切りかえるものでございます。食器につきましては食器3種類、そのほかボール、そのほか食器盆等でございます。なお、そのほかにそれらを運搬するためのプラスチック製の食器かご等でございます。15節につきましては、食器が新しくなることによる食器洗浄器また洗浄器の排出回収工事等でございます。18節備品購入費でございますが、給食用備品でございまして、消毒保管庫3カ所分の購入費でございます。
歳入の11ページの方へお戻り願いたいと思います。
歳入でございますが、1款4項1目市たばこ税でございます。これにつきましては 3,580万円の減額によりますが、実績見込みによるものでございます。なお、この点に関しましては本年度の当初より非常に販売数の減少が見られました。それで見守ってきたわけですが、月平均で60万本から 100万本ぐらいの減となってございます。これにつきましてJTの大館の営業所の方にもいろいろお聞きしたわけですが、これによりますと新たに秋田市に会社ができまして、今まで鹿角市の方から秋田市内のパチンコ店等に持って行ったたばこが、秋田市の方の会社で入るようになったと、そういうことによる減と承っております。
それから地方交付税でございますが、今回1億 5,573万 6,000円を追加するものでございます。普通交付税でございます。
10款分担金及び負担金でございますが、農林水産業費分担金でありまして、
芦名沢地区ほ場整備事業の事業費確定によるものでございます。2項民生費負担金、まず4節でございますが、人員の変更、増によるものでございます。下の母子生活支援施設措置費負担金につきましては、13世帯から18世帯に増になるものでございます。
次のページをお願いいたします。
12款1目4節でございますが、延長保育事業費補助金でございますが、6人以下でありましたが、6人以上となることから単価の増額によるものでございます。
それから下の方へまいりまして、13款2目6節でございます。これにつきまして障害児保育事業費補助金につきましては、人数の増によるものでございます。また、保育所地域活動事業費補助金につきましては、通園バスの関係でございますが、単価の減によるものでございます。次の開所時間延長保育事業費補助金でございますが、杉の下保育園が新しく該当になりました補助金でございます。
次のページをお願いします。
13款5目3節でございますが、担い手農業者経営安定対策事業費補助金でございます。これにつきましては、10年産米価格補償でございますが、これが変動差が少なくなったことによる減額でございます。それから2番目につきましては、パイプハウス、防除機等の導入の減による精算でございます。それから4節新生産調整推進対策費補助金、緊急生産調整の関係でございます。いわゆるとも補償の関係でございますが、これは実績によるものでございまして、当初、2万 6,900アールということの見込みでしたが、3万 211アールになりましたことによる追加でございます。8節につきましては、基盤整備促進事業費補助金、東町農道整備事業の関係でありますが、事業費等の配分による減額でございます。9節林業費の関係ですが、間伐等森林整備促進緊急条件整備事業費補助金でございます。これにつきましては間伐……失礼しました、歌内線の関係でございまして、事業費の確定による減でございます。下の局所防災事業費補助金でございますが、これにつきましては沼田地区事業、これは当初予定しておりましたが、県営事業に採択されたことによる減額でございます。
次のページをお願いいたします。
18款諸収入でございますが、6目雑入1節雑入でございますが、一番上の 239万 6,000円の減額でありますが、海外研修生受入事業費負担金でありますが、武威市から2人を予定しておりました。JICAからの助成金でありますが、延期になったことによる減額であります。
市債につきましては、第3表地方債補正で説明してございますので省略いたしたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○
市民福祉部長(石坂光男君) 55ページをお開き願います。
議案第89号平成11年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ 105万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億 2,992万 1,000円とするものであります。
補正の内容についてですが、61ページをお開き願います。歳入についてですが、9款繰越金の 105万 1,000円をもって歳出補正額を賄うものであります。
63ページをお開き願います。歳出についてですが、2款1項5目審査支払手数料の追加 105万 1,000円は鹿角組合総合病院がことし4月から調剤業務を院内処方から院外処方に切りかえたことに伴うものであります。
次、65ページをお開き願います。
議案第90号平成11年度鹿角市
老人保健事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ 295万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ56億 9,483万 1,000円とするものであります。
補正の内容についてですが、71ページをお開き願います。
歳入についてですが、1款支払基金交付金、審査支払手数料交付金の追加 295万 3,000円は歳出の審査支払手数料の追加に伴うものであります。5款繰越金の 3,000円は歳入歳出間の財源調整分として追加するものであります。
73ページをお開き願います。
歳出についてですが、2款1項3目審査支払手数料の追加 295万 6,000円は、鹿角組合総合病院が調剤業務を院外処方に切りかえたことに伴うものであります。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○
上下水道部長(花ノ木一好君) 議案第91号平成11年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
予算の補正でありますが、予算の総額に歳入歳出それぞれ45万円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ11億 8,373万 6,000円とするものであります。
その内容でありますが、83ページをお開きいただきたいと思います。
まず、歳出でありますが、事業費であります。下水道事業はほとんど発注が終わりまして事業の調整をいたしたものであります。補償、補てんから 1,300万円を減額いたしまして、工事費に 1,328万 4,000円を追加いたしまして補助対象としたいとこういうことであります。
なお、歳入については、前年度繰越金を充当いたしております。以上であります。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○
産業振興部長(木村久男君)続きまして、85ページお願いします。
議案第92号平成11年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額にそれぞれ14万 9,000円を追加いたしまして、予算の総額を2億 7,726万 8,000円とするものでございます。
91ページをお願いいたします。
歳入でございますが、一般会計繰入金18万 6,000円の減額でございます。4款諸収入でございますが、消費税還付金33万 5,000円。これにつきましては、10年度の消費税の確定申告による還付金の追加でございます。これに伴いまして一般会計からの繰入金を18万 6,000円減額し、差し引き14万 9,000円の追加となるものでございます。
次のページお願いします。
歳出でございます。15節工事請負費、
農業集落排水事業の管路敷設工事実績見込みによります減額をいたしまして、13節委託料につきましては実施設計委託料として追加をお願いするものでございます。追加の中身としては補助対象分として処理施設の実施設計委託料、それから管路施設、それから市単独分の実施設計委託料の分としてお願いするものでございます。
なお、行政報告でも申し上げましたけれども、計画されております管路延長 6,100メートルに対しまして、現在工事中、発注しているもの、それから12月中に発注を予定しているものを含めまして、年度内に管路延長の80%に相当します 4,900メートルが完了の予定になってございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○
上下水道部長(花ノ木一好君) それでは議案第93号平成11年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号)であります。
条文については省略させていただきます。 103ページの補正予算資料に基づきましてご説明申し上げたいと思います。
まず、最初に収益的収入及び支出でありますが、収入の営業収益でありますが、受託工事収益これは給水装置の受託工事収益でありますが、下水道関連分として 300万円を減額いたしております。
それから支出でありますが、これも給水装置受託工事費として下水道関連 300万円を減額いたしております。
それから営業外費用の企業債利息でありますが、政府債利息いわゆる運用部資金でありますが 363万円減額であります。それから公庫債利息を58万 7,000円を追加しております。償還年次表による最終調整したものであります。
次に、資本的収入及び支出でありますが、収入の補償費であります。他事業関連にかかわる配水管移設補償費でありますが、これも下水道関連として 1,000万円を減額しております。それから企業債でありますが、設備改良事業債、これは花輪浄水場の高圧受電板の交換事業を予算化しておりますが、これに 800万円を追加するものであります。なお、配水管整備事業債、これは市内の大湯東町線ほか5カ所分でありますが、事業調整の結果 1,300万円を減額しております。老朽管の更新事業費これも2カ所分でありますが 500万円を減額しております。
次に、支出の建設改良費でありますが、配水管移設工事費マイナス 3,100万円でありますが、県の土木事務所がやっております稲村橋の工事と並行して送水管の移設工事を予算化したものでありますが、橋の土木の方の工程の関係で今年度は事業できないということで、来年度に事業を 1,900万円回しております。そのほか下水道関連工事が 1,200万円であります。それから負担金につきましても、稲村橋関連の負担金 100万円を減額しております。
企業債償還金でありますが、これも償還年次表による調整したものであります。終わります。
○議長(佐藤洋輔君) 次に、認定第2号から認定第9号までの8件、平成10年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定について説明を求めます。収入役。
○収入役(木村正司君) それでは私から平成10年度の決算についてその概要を説明させていただきます。
○議長(佐藤洋輔君) 収入役、ちょっと待ってください。今、発言の申し出がありました。
岩船君。
○16番(岩船正記君) 決算の説明については簡略にお願いします。
○議長(佐藤洋輔君) ただいま、「簡略に」との発言がございました。その意を体して説明を願います。収入役。
○収入役(木村正司君) それでは私から平成10年度の決算についてその概要を簡単に説明申し上げます。
まず、平成10年度の一般会計並びに特別会計の決算につきましては、決算概要書を差し上げてございます。なお、金額につきましては、決算でありますので円単位まで出ておりますが、説明は 1,000円単位にさせていただきます。
それでは、認定第2号一般会計についてであります。(「簡略に」の声あり)収入済総額は 180億 6,058万 3,000円でありまして、これに対する支出済額は 176億 1,209万円となっております。予算額との対比、つまり執行率でありますが、歳入では99.8%、歳出では97.3%となっております。前年度比較では歳入では 3.2%、歳出では 4.4%それぞれ減となっております。以上の結果、歳入歳出差し引きで4億 4,849万 3,000円の黒字決算となっております。なお、翌年度へ繰り越すべき財源としまして、地域振興券交付事業など7事業がありますので、合わせまして1億 6,158万 7,000円が含まれております。それを差し引きますと実質収支額は2億 8,690万 6,000円となって、これが11年度へ繰り越されてございます。
次に特別会計でありますが、認定第3号国民健康保険事業特別会計でありますが、2億 4,378万 4,000円の黒字決算となってございます。
それから、認定第4号老人保健事業特別会計ですが、 1,480万 3,000円が翌年度へ繰り越しとなってございます。
認定第5号老人訪問看護事業特別会計でございますが、 551万 5,000円が実質収支額となっております。
次に、認定第6号高田地区土地区画整理事業特別会計でありますが、 2,350万 3,000円が翌年度へ繰り越されております。
認定第7号下水道事業特別会計ですが、 8,292万 7,000円の黒字決算となってございます。
それから認定第8号
農業集落排水事業特別会計でありますが、 1,158万 1,000円が実質収支、つまり翌年度へ繰り越されております。
認定第9号簡易水道事業特別会計でありますが、 460万 5,000円の黒字決算となってございます。
以上、平成10年度の一般会計並びに特別会計の概要を申し上げましたが、詳細につきましては後日
決算特別委員会において関係資料等をもって各担当から説明申し上げますので、よろしくご審議の上ご認定賜りますようよろしくお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。
○議長(佐藤洋輔君) 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。
昼食のため、午後1時まで休憩いたします。
午後0時03分 休憩
────────────────── 〇 ──────────────────
午後1時02分 再開
○議長(佐藤洋輔君) 再開いたします。
これより質疑を受けます。
まず、議案第82号から議案第84号までの条例関係3件について、質疑を受けます。質疑ございませんか。
阿部君。
○11番(阿部節雄君) 議案第83号の件ですが、先ほどいろいろ説明いただきました
総合保養地域整備法に基づく特定民間施設の設置期間が終了したことに伴い本条例を廃止するということでありますが、八幡平の場合「緑のダイヤモンド事業」の実施に関連し、地域の観光産業の振興という面から、今後民間施設を誘致することも出てくるのではないかとこう思うわけであります。その場合、市独自の特別措置があった方が有利な誘致活動が可能になると思いますが、それらの配慮は必要なかったのかどうか、それをまず聞きたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) 八幡平温泉郷等の現在の重点整備区域のことにつきましては、いわゆる先ほど説明申し上げました
総合保養地域整備法いわゆるリゾート法に基づいてのことでございますので、それについてはやはりまず廃止をしていただいて、ただ、そういうことも必要かと思いますが、この条例を廃止するということの検討の中では具体的にはなっておりませんでした。ただ、総務のサイドから観光の方にはその区域がどういうふうになって今後どうなっていくのかというふうなことの協議等はしてございますが、具体的なそういうことまではまだしておりませんでした。
○議長(佐藤洋輔君) 阿部君。
○11番(阿部節雄君) 景気はこのままではないと思います。景気が回復すれば必ずやそういうときが来ると。こうした特例措置をなくしたりまたつくったりではなくして、やはり、一貫した施策というものを推進することが大事なのではないかなとこう思うわけです。今、答弁の中では、これはこうだったけれども幾らか対応するような気構えがあるようですが、そこら辺はやはりもう少し積極的な取り組みをしてほしいなとこう思うわけです。そんなことで要望しておきます。
○議長(佐藤洋輔君) ほかにございませんか。
奈良君。
○10番(奈良喜三郎君) 議案第82号の市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正についてお尋ねします。
提案理由によりますというと、地方公務員法の一部改正をする法律が施行されたということの内容のようでありますが、何かこの手続上とか、懲戒をするための時代的な背景が何かあってそして地方公務員法が改正になったのかどうか、その背景がわかっておったらその背景を。
それからもう一つは、2項が4項になるということですが、今まで3項があったのですか。そうすると今までの2項がどうなって、4項がどうなるのかという中身がもしおわかりでしたらお伺いします。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) これにつきましては、背景ということですが、具体的に何といいますかこういう時代が変わってきたからどうのということはないようです。ただ、地方公務員法の現在までこの条例の根拠であります、地方公務員法の29条の2項に定めて規定しておったわけです。
ただ、2項のところが改正によって4項の方に移っていったと、つまり、2項のところが4項に移りましたから、新しく2項と3項が別の項目ができて今までの2項のところが4項に移っていったとこういうことでございます。それで、そういう中身につきましても、1年以下の効果のところですけれども、34条のところですが、「1年以下」となっていたのを「6月以下」になったと。逆に停職の期間のところは「1年以下」となっていたところを「6月以下」となったと。それで果たして厳しくなったのか、緩くなったのかという論もいろいろありましたけれども、それはやはり何といいますか、どちらともいえないような状況という(「現行の方がよくないということでしょう」の声あり)そうです。だけれども期間の関係が逆に長い期間が短くなっているのです。(「それはよくなったのかな」の声あり)だから、ちょっと、何といいますか、はっきり強くなったとか、緩くなったということはちょっと言えない状況と考えてございます。
答弁になったかちょっと失礼……。
○議長(佐藤洋輔君) 奈良君。
○10番(奈良喜三郎君) ここであえて明らかにしていただかなくても、委員会で明らかにしていただいてもいいわけですけれども、何か市としての解釈がきちんとあった方がいいのではないか、そして職員に対しても「こうなりますよ」といったことがやはりちゃんと徹底しておくという必要があるのではないかという気がするのです。
それで私は、2項と4項の関係ですけれども、大体こういったものをつくるときには重要度からまずつくっていくでしょう。1項、2項、3項、4項という、ところが2項が4項に回されたということは、1、2、3項がさらにいろんなもっと重要な地方公務員に掲げる時代的な背景があって出てきたからこの2項が今度は4項になったのだということがあるのではないだろうかと思ってお尋ねをしているわけです。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) そこのところについては、特にいろいろ調べましたが解説等でもそういうことは具体的に出てきておりませんでした。ただ、先ほどのことに触れますが、停職期間がこれに改正になることによって、例えば今までこれによって処分を受けていた場合、早い話、停職の期間が1年というような事実も実はあるわけです。そうした場合は今の場合は6カ月というふうになりますから、そうすれば、もし今の規定に当てはめて考えてみれば、6カ月に当てはまらなくなりますから、そうすればそのもう一つ上のつまり懲戒免職のところにいくのかなと。そうした場合は厳しくなると。こういう考えでそういう考え方が出てきますが、逆に減額の額の件につきましては5分の1のところが10分の1になると、こういうことによっては何というか、下がりますから、そうすれば緩くなるのかなと。こういうふうなことで私先ほど申し上げたのでございます。
○議長(佐藤洋輔君) 奈良君。
○10番(奈良喜三郎君) それでは、要望しておきます。委員会までに鮮明にして、やはり職員にかかわることですし、それは私どももちゃんと覚えておかなければいけないですから、もう少し明らかにしてきちんと説明していただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第85号から議案第87号までの条例関係3件について、質疑を受けます。質疑ございませんか。
石川君。
○1番(石川 徹君) 議案第86号の鹿角市
東山デイサービスセンター条例の制定についてお伺いいたします。
先ほど市長の行政報告の中にも12月10日の完成、そして2月上旬の開所に向け準備を進めているという報告がありましたけれども、この施設の建設の進捗とともに入所者の方または入所者の面会に訪れた家族の方々、さらには一部職員の方々から日照問題を含めた景観問題が、景観が非常に悪くなったとそういう声が日増しに強まっていったというお話を伺いました。ご存じのとおりベッドに寝たきりの入所者の方々は窓から見える景色であるとか四季の移り変わりというのを唯一楽しみにされてあった方も多かったと伺っております。そこで、デイサービスセンターの建設の場所とか規模、また既存施設との配置などを十分検討されたかどうか、また所管の委員会にそういうことを説明されてあったかどうか。さらには先ほど申しました日照問題、景観問題、今後改善と申しますか、どのように配慮されていくかということをお伺いしてよろしいですか。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○
市民福祉部長(石坂光男君) 現在建設している場所はあのとおり狭い場所です。道路を挟んで約 3,500平方メートルのところに建設したわけですけれども、その際には十分景観とか何とかを配慮したつもりなのですが、いかんせん、敷地自体が狭かったものですから、ああいう方法をとらざるを得ませんでした。なお、新しいデイサービスセンターにつきましては、内部に光が天井から入る部分を設けまして配慮したのですが、どうしても既存のホームの方にはそういう、遠くが見渡せないというところがどうしても出てきたわけでございます。そういうことで、検討はいたしましたのですが、こういう結果になったわけです。
○議長(佐藤洋輔君) 石川君。
○1番(石川 徹君) 新規の施設ではなくて、やはり、既存の施設のそういった環境問題が言われているわけでありまして、しかも、片や法人の施設に行政が入っていったというような、介入していったというような部分がありますので、やはり既存施設、完成も10日ですから時間ございませんけれども、今後そういった問題を対応できるかどうかというのを十分に検討していただきたいと要望しておきます。以上です。
○議長(佐藤洋輔君) ほかにございませんか。
阿部君。
○11番(阿部節雄君) 議案第86号、今の石川議員と同じ条例ですが、先ほどの説明を聞いて、第5条の関係でおやっと思ったのですが、5条の2項のところで委託の条件その他については契約で定めると規定していますが、委託の条件というのは委託についての基本的な事項だと思うんです。これを契約に委任するということは果たしていかがなものか。ここまで検討されたのかどうか。
それから第6条の第1項第1号の2行目に「厚生大臣」と明記しておりますが、これは省庁再編の法案が2001年からスタートするわけですけれども、ここはむしろそういうことがわかっておったら「厚生大臣」ではなく「所管大臣」というような名称にしておくことがこの条例の改正の手数が省けるのではないかなと、また、そういう配慮も必要であったのではないかという気がするわけです。その2点についてお答えをいただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○
市民福祉部長(石坂光男君) 第5条第2項の委託の条件その他について契約で定めるという条文。これは、例えばスキー場条例などを見ますとこの項はございません。ただし、これは基本的なことだと私は思いまして、つまり委託に際しては、基本的な事項はもちろんですが、事業収入の取り扱いとか経理の方法とかいろいろ定めなければならないわけでこの条例、委託に当たっては契約があるのだという裏側がなければならないということでこういう条文をつけたわけであります。他の条例にはないのですけれども、ここの場合には明文化をしたということです。
それから第6条「厚生大臣」ということですけれども、これについては、現在の段階では所管の大臣という言葉は使いませんで、法律が改正になりました際にはこの条例の一部改正で改めてまいりたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君) 阿部君。
○11番(阿部節雄君) 私は明文化したとかではなくして、契約にゆだねたというところが問題ではないのかなということを指摘しているわけです。
それから今の厚生大臣の方については、そういうもう来年中に改正が必要になってくるわけですから、そういう手数を省くということで私は指摘をしているわけでして、一応ここではこれ以上の質問はやめますけれども、所管委員会でひとつ十分ご審議をいただきたいとこのようにお願いします。
○議長(佐藤洋輔君) ほかにございませんか。
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に議案第88号「
一般会計補正予算」について、質疑を受けます。質疑ございませんか。
大里君。
○12番(大里恭司君) 私から1点だけ質問をいたします。
先ほどの議案の中身の説明では、歳出の2款総務費13項諸費のところに、六日町三日市線の件が51万 8,000円がここにのっているわけです。2款1項に入れた理由はどういうことですか。それをまずお伺いします。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) この説明書きにありますように、不当利得相当額納付金ということでありますから、納付金として歳出をする場合については、この件については諸費で賄うべきだと、こういうことで2款に入れたわけでございます。
○議長(佐藤洋輔君) 大里君。
○12番(大里恭司君) 確かに納付金となればそういうふうになりますけれども、納付金以外には始末できないのかどうか。ということは、この件については8款2項で大分審議されてきているわけです。8款でです。特にこの内容についても詳細な説明あり、委員会としても意見等を出しておるわけです。ところが、今回2款に回ったということになれば、8款の担当の方から離れるわけですが、そうしますと今までの審議の内容についていろんな問題が発生すると思います。納付金でなくて別の名目にすれば、8款2項22節で処理ができたはずだと思いますが、それについて。
○議長(佐藤洋輔君) 総務部長。
○総務部長(勝田 尚君) この件につきましては、過年度事業による歳出とこういうことで諸費ということで判断してございます。(「どういうこと。過年度事業ということ説明してください」の声あり)この事業は平成10年度分の事業でございますので、それについてなった場合はやはり諸費で措置するというルールなようです。
○議長(佐藤洋輔君) 大里君。
○12番(大里恭司君) 3回目ですけれども……。過年度事業というけれども、これは11年度の4月から6月分の約90日間に対するものでしょう。ですから、扱いはあくまでも平成11年4月28日、それから6月の28日だか30日までの分の納付金になるわけです。そうすると事業は10年度かもわからないけれども、もらった金はことしでしょう。ことし消化できなかったから、今年度の4月から6月に入っているわけです。
それであとはもう一つ、この件については今まで建設水道
常任委員会でずっと審議してきたわけです。それはこの51万 8,000円に対しても審議されてきているわけです。ずっと継続審議になっているわけです。これを総財の方に回したら建水の方で今まで議論してきたことがまるっきり無になってしまう。総財の方は我々から事情は聞いているにしても詳しい内容は新たに説明してやらなければならないということなればいろんな矛盾が出てくると思います。であるならば、なぜ、8款2項22節に入れなかったのか。そういうことです。
だって、今まで審議は我々にさせておいて結論出すときにほかに持っていくというのは、これは私は納得できない。ですから、そういう納付金ということでやるからこうなるので、別な名前がつけられるはずです。納付金なんて、わからない人は単なる納付だなと言うけれども、内容は納付ではないのです。確かに国に返すのだから納付かもわからないけれども、その中身は別なのです。そういうことを考えれば当然8款で扱うべきだということです。それを私は言いたいのです。
それと、あえて言えば、委員会をちょっと軽視しているのではないかと思います。もう一度言いますよ。建水に今までこの件に関していろいろな審議をさせて、最後の結論だけを別の委員会に持っていくということは、これは委員会を軽視していると私は言いたいです。だから、扱いをもっと考えなければ、安易に諸費に持っていくとそういうことはおかしいのです。それを言いたいです。それははっきり説明していただかないと私はこれは納得できない。
○議長(佐藤洋輔君) 暫時休憩いたします。
午後1時25分 休憩
────────────────── 〇 ──────────────────
午後1時47分 再開
○議長(佐藤洋輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。市長。
○市長(杉江宗祐君) 市道六日町三日市線の平成10年度の工事に当たりましては、大変不適切な執行がありましてお騒がせをし大変ご迷惑をおかけいたしました。その後、国、県とのご配慮によりましてこのたびそれに伴う不当利得相当額を納付金として納めさせていただくと、決着をつけさせていただいたところであります。したがいまして、今回その所要額を2款1項13目の諸費の中に計上させていただいたところであります。額のいかんを問わず、税を使って執行するというのはまことに遺憾でありますし、今後このようなことのないように十分に職員を叱咤激励をしてまいりたいというふうに存じます。
なお、この科目と審議の委員会とのかかわりにつきましては、今まで審議されてまいりました建水の方にも十分意を用いて説明をしてまいりたいと思いますし、また新たに計上になります総財の方にも同様の扱い方で十分な納得できるようなご説明を申し上げたいというふうに存じておりますので、よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君) ほかにございませんか。ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第89号から議案第93号までの「特別会計等補正予算」5件について、質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に認定第2号から認定第9号までの8件、「一般会計及び特別会計決算認定について」質疑を受けます。
なお、決算認定につきましては、
決算特別委員会を設置し審査する予定になっておりますので、質疑は簡潔にお願いいたします。
質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
────────────────── 〇 ──────────────────
日程第7
決算特別委員会の設置
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第7、
決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。認定第2号から認定第9号までの8件につきましては、委員会条例第4条の規定により
決算特別委員会を設置し、別紙付託表により付託の上、審査をお願いいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
なお、委員の人選につきましては、議長に一任願いたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
この際、暫時休憩いたします。
午後1時50分 休憩
────────────────── 〇 ──────────────────
午後1時51分 再開
○議長(佐藤洋輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま設置されました
決算特別委員会について、委員の氏名を事務局長より報告いたさせます。
○
議会事務局長(畠山修三君)
決算特別委員会の委員をご報告いたします。
石川 徹議員、村木繁夫議員、小田切康人議員、石川幸美議員、米田健一議員、奈良喜三郎議員、阿部節雄議員、大里恭司議員、児玉政芳議員、齋藤啓一議員、高杉英次郎議員、以上11名であります。終わります。
○議長(佐藤洋輔君) ただいま報告ありました11名の方々を、
決算特別委員会委員に指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君) ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました11名の方々を、
決算特別委員会委員に選任することに決しました。
この際、
決算特別委員会を開催して正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。
午後1時52分 休憩
────────────────── 〇 ──────────────────
午後2時07分 再開
○議長(佐藤洋輔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に
決算特別委員会を開催し、委員長に石川 徹君が、副委員長に齋藤啓一君がそれぞれ互選されましたのでご報告いたします。
────────────────── 〇 ──────────────────
日程第8 議案及び請願・陳情の付託
○議長(佐藤洋輔君) 次に、日程第8、議案及び請願・陳情の付託を行います。
先ほど、
決算特別委員会に付託いたしました認定案件を除き、先に議題となりました議案第82号から議案第93号までの12件並びに陳情1件につきましては、お手元に配付してあります議案及び請願・陳情付託表によりそれぞれ所管の
常任委員会に付託し審査をお願いいたします。
明2日から7日までは、議案調査及び休日のため、本会議は休会といたします。
以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。ただいまの時刻をもって散会いたします。
午後2時08分 散会
平成11年 第6回
鹿角市議会定例会
議案及び請願・陳情付託表
(平成11年12月1日提出)
1
常任委員会
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃委員会名 │ 付託内容 ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃総務財政 │議案第82号 鹿角市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部改正につい┃
┃
常任委員会│ て ┃
┃ │議案第83号 鹿角市
総合保養地域における
固定資産税の特例措置に関する条例┃
┃ │ の廃止について ┃
┃ │議案第84号
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について ┃
┃ │議案第88号 平成11年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)中 ┃
┃ │ 条文 ┃
┃ │ 歳入全款 ┃
┃ │ 歳出 1款議会費 2款総務費 ┃
┃ │陳情第18号 治安維持法犠牲者国家賠償法の制定を支持し政府に対し意見書の┃
┃ │ 提出を求める陳情 ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃教育民生 │議案第85号 鹿角市
保育園設置条例の一部改正について ┃
┃
常任委員会│議案第86号 鹿角市
東山デイサービスセンター条例の制定について ┃
┃ │議案第88号 平成11年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)中 ┃
┃ │ 歳出 3款民生費 4款衛生費 9款消防費 10款教育費 ┃
┃ │議案第89号 平成11年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)┃
┃ │議案第90号 平成11年度鹿角市
老人保健事業特別会計補正予算(第3号) ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃産業経済 │議案第87号 鹿角市
川島牧野条例の一部改正について ┃
┃
常任委員会│議案第88号 平成11年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)中 ┃
┃ │ 歳出 6款農林水産業費 7款商工費 ┃
┃ │議案第92号 平成11年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃建設水道 │議案第88号 平成11年度鹿角市
一般会計補正予算(第3号)中 ┃
┃
常任委員会│ 歳出 8款土木費 ┃
┃ │議案第91号 平成11年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第3号) ┃
┃ │議案第93号 平成11年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号) ┃
┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
2 特別委員会
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃委員会名 │ 付託内容 ┃
┠─────┼───────────────────────────────────┨
┃決算 │認定第2号 平成10年度鹿角市
一般会計歳入歳出決算認定について ┃
┃特別委員会│認定第3号 平成10年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定に┃
┃ │ ついて ┃
┃ │認定第4号 平成10年度鹿角市
老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定につい┃
┃ │ て ┃
┃ │認定第5号 平成10年度鹿角市
老人訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定に┃
┃ │ ついて ┃
┃ │認定第6号 平成10年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決┃
┃ │ 算認定について ┃
┃ │認定第7号 平成10年度鹿角市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について┃
┃ │認定第8号 平成10年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定に┃
┃ │ ついて ┃
┃ │認定第9号 平成10年度鹿角市
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい┃
┃ │ て ┃
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