鹿角市議会 1998-12-02
平成10年第8回定例会(第1号12月 2日)
平成10年第8回定例会(第1号12月 2日)
平成10年12月2日(水)午前10時開会
開 会
議長報告
第 1.
会議録署名議員の指名
第 2.
議会運営委員長報告
第 3. 会期の決定
第 4.
市長行政報告
第 5.
鹿角広域行政組合議会報告
第 6. 選挙第1号
鹿角広域行政組合議会議員の補欠選挙
第 7. 陳情の取り下げ
第 8. 議案の上程
(報告第4号〜報告第5号)
説明、質疑
(諮問第2号)
説明、質疑、討論、採決
(議案第81号〜議案第100号)
説明、質疑
(認定第2号〜認定第8号)
午前10時02分 開会
○議長(佐藤洋輔君)
ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので、会議は成立いたします。よって、第8回
市議会定例会を開会いたします。
初めに、議員の逝去についてご報告申し上げます。
本
市議会議員佐々木義隆君が11月4日午前6時3分に逝去されました。まことに哀惜、痛恨のきわみであります。ここに故人のご冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
〔黙祷〕
○議長(佐藤洋輔君)
本日の会議はお手元に配付してあります議事日程第1号により進めてまいります。
――
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議 長 報 告
○議長(佐藤洋輔君)
これより議長報告をいたします。
監査委員より
例月出納検査書並びに平成10年度
前期定期監査報告書及び
財政援助団体等監査結果報告書が、地方自治法第 199条第9項及び第 235条の2第3項の規定によりそれぞれ報告がなされております。
次に、11月24日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙請願・陳情一覧表のとおりであります。
次に、去る9月の第6回
市議会定例会において、議員発議により可決されました意見書4件につきましては、総理大臣を初め関係行政庁へ提出しておりますのでご了承願います。
次に、9月23日から12月1日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。
次に、本定例会に市長より提出されました議案は別紙議案目録のとおりであります。
なお、先般行政視察を行いました
議会運営委員会より、議長に報告書が提出されておりますので、ご報告いたします。
以上をもちまして、議長報告を終わります。
――
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日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、4番小田切康人君、5番黒澤一夫君を指名いたします。
――
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日程第2
議会運営委員長報告
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第2、
議会運営委員長の報告を受けます。
本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、11月24日、
議会運営委員会を開催いたしておりますので、その結果について
議会運営委員長の報告を求めます。
議会運営委員長中西日出男君。
(
議会運営委員長 中西日出男君 登壇)
○
議会運営委員長(中西日出男君)
私から、第8回
鹿角市議会定例会にかかわる
議会運営委員会を去る11月24日午前9時に開催いたしておりますので、その結果についてご報告申し上げます。
お手元に会期・議事日程表をお配りいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。
まず、会期でございますが、本日12月2日から12月21日までの20日間としております。
次に、議事日程でございますが、本日12月2日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。
12月3日から12月8日までの6日間は、議案調査及び休日のため休会となります。
12月9日、10日の両日は一般質問となり、議事日程第2号及び第3号により進めてまいります。
12月11日は付託事件の審査のため常任委員会となっております。
12日、13日は休日のため休会、翌14日、15日は付託事件の審査のため常任委員会としております。
12月16日、17日及び18日は付託事件の審査のため
決算特別委員会、翌19日、20日の両日は休日のため休会となります。
12月21日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。
以上の会期・議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認めます。よって、
議会運営委員長の報告を終わります。
(
議会運営委員長 中西日出男君 降壇)
――
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日程第3 会期の決定
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
会期は、ただいまの
議会運営委員長の報告のとおり、本日より12月21日までの20日間と決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
――
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日程第4
市長行政報告
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。
(市長 杉江宗祐君 登壇)
○市長(杉江宗祐君)
平成10年12月定例市議会が開会されるに当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。
初めに、先般逝去されました
佐々木義隆議員に心より哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。
次に、経済対策にかかわる国の動向と今後の市の対応についてでありますが、先般政府は深刻な経済不況からの脱却を図るため、社会資本の整備、所得・住民税減税、貸し渋り対策など、過去最大規模となる約24兆円の
緊急経済対策を決定し、この対策を盛り込んだ10年度第三次補正予算案を今国会に提出しており、地方財政においても、地方税収の伸び悩みに伴う財源不足が懸念される中で、国と同様、
緊急経済対策には積極的な対応が求められております。
このような状況下において、地域経済の活性化と潤いのある地域社会の実現を図るため、少子・高齢化社会に向けた総合的な福祉施策や、住民に身近な
生活関連社会資本の整備などの施策を推進しなければならないものと考えており、国・県との情報収集に努めております。
このため、平成11年度の予算編成に当たっては、自主財源である市税や依存財源である国・県支出金、地方交付税等について大変厳しい状況から、国・県の
予算編成関連情報の早期収集と具体的な動向を見きわめながら、あわせて行政改革の積極的な推進により、
事務事業全般にわたる徹底した経費の節減と自主財源の確保に努めてまいります。
また、各施策の優先順位についても洗い直しを行い、限られた財源の有効活用に努めるとともに、新規の施策についても十分検討し、行政運営の効率化と財政の健全化を念頭に21世紀を展望した本市の将来都市像の実現を図ってまいります。
次に、
中国甘粛省武威市との国際交流についてでありますが、両市の今後の交流のあり方について協議するため、11月8日から15日まで助役と担当職員が武威市を訪問いたしております。
協議結果につきましては、来年5月ごろに武威市において友好都市として協定を締結することが確認されましたが、これに伴い公式訪問団として本市を招待したいとの武威市長の意向が表明されました。
また、協定書の内容としては、人的交流を主とし、教育・文化面を軸にしながら、医療・衛生・
公共サービス部門や産業技術面についての可能性を模索していくことでおおむね合意できたものと理解しております。
今後とも両市間で緊密に連絡をとり、時間をかけながら、民間レベルや幅広い分野での交流が活発化するよう地域全体の理解と協力を得ながら、より交流が加速するよう諸準備を進めてまいりたいと考えております。
次に、JR花輪線の整備促進についてでありますが、去る11月9日に本市を初め沿線の市町村で構成する
花輪線整備期成同盟会として、来年度以降における花輪線整備に関しての要望書を
JR盛岡支社へ提出いたしましたが、
JR盛岡支社では、乗車効率を見きわめながら、乗降客の利便性を図るため、
列車接続ダイヤの改正や車両増発、延長運行について見直しするとの回答を得ております。
地方鉄道路線をめぐる環境は非常に厳しい状況ではありますが、JRと同盟会との連携による花輪線の全国PR戦略を充実・強化するとともに、今後も同盟会を通じた交流人口の拡大や通勤・通学者の利便性向上の運動を展開してまいります。
次に、
鹿角組合総合病院の建設場所についてでありますが、当初厚生連からは、市の要望に沿った福士川放水路の南側に選定するとの回答がありましたので、市としましてはできる限りの対応を検討してきたところでありますが、用地取得にかかわる価格差負担への対応を求められることについては、困難であることを伝えておりました。
その後、かづの農業協同組合から「当理事会において、
移転建設コスト、立地環境等から判断した結果、移転建設場所を
鹿角市役所周辺に決定した」旨の報告を文書でいただいておりますが、今後は具体的な用地確保等の推移を見ながら対応してまいります。
次に、農業関係についてでありますが、水稲の作柄につきましては、梅雨明け宣言のないまま出来秋を迎えるという異常な天候により、農作物の生育への影響が大変心配されましたが、9月に入って天候の回復により、水稲の登熟が順調に進んだことから、本市の作況指数は、平年並みの 100と発表されております。
主要野菜については、10月31日現在の夏秋キュウリの出荷量が 2,998トン、夏秋トマトが 895トンとなっており、販売額の実績は昨年を若干下回っております。
りんごについては、心配されました台風による直接被害もなく、肥大良好で順調に生育しておりましたが、十和田、柴平地域の一部に局地的な降ひょうがあり、晩生品種の「ふじ」などの被害は小さいとの報告を受けております。
市況については、早生、中生品種は、昨年の暴落をカバーするほどの高値で推移しており、今後主力品種の「ふじ」「王林」の市場価格に大きな期待を寄せております。
葉たばこについては、本年度は 151.7ヘクタールに作付され、平年並みの収量が見込まれております。
畜産の状況については、鹿角家畜市場での秋季子牛市場で 305頭の取引が成立しておりますが、1頭当たりの平均価格は、黒毛和種が24万 9,000円で昨年より1万 4,000円の減、日本短角種は6万 7,000円で4万 8,000円の減と大幅な低価格で取引されております。
主な要因として、不況下における消費需要の減少が影響したものと推測されますが、生産者には
肉用子牛生産者価格安定補給金制度により補てんされることとなっております。
自主流通米の出荷状況につきましては、計画出荷申出数量19万 7,422俵に対し、11月20日現在で「あきたこまち」を主体に17万 6,693俵、89.5%が出荷されており、等級別では1等米が95.8%、2等米が 4.0%、3等米が 0.2%となっております。
また、生産調整については、 1,195ヘクタールの目標に対し 100.8%の達成率でありますが、これに伴うとも補償事業として、参加戸数 3,697戸、面積 962.6ヘクタール、約3億 3,800万円のとも補償金が年末の12月25日ごろをめどに対象農家へ交付される予定であります。
アンテナショップ鹿角ピアにつきましては、運営業務を委託契約した
株式会社東邦興産が店内を一部改装し、店名を秋田鹿角屋として10月22日再オープンしましたが、
オープニングセールの宣伝効果もあり、初日の利用者 378人で、3日間の利用者 1,176人と大盛況の利用状況にありました。その後も1日平均約 140人以上の利用客が続き、店舗内に移設した
物産販売コーナーも好評と報告を受けております。
また、秋田鹿角屋のオープンとあわせ、ピア前広場で開催した「秋の食の交流祭り」のイベントには、平日にもかかわらず本
市出身首都圏在住者や
地元広尾地区住民など大勢集まり、農産物等の販売を通しながら交流を深めることができました。
次に、「消費者と共に拓こう鹿角の農業」をテーマに第5回鹿角市農業祭を去る10月24日、25日の両日開催しましたが、天候にも恵まれて大勢の市民でにぎわいました。
次に、
農村総合整備事業についてでありますが、
下川原地区多目的共同利用施設につきましては、去る11月22日に管理運営を委託した地元自治会による竣工、祝賀会が開催され、供用開始しております。
来年度は、農村公園、市民農園整備を計画しており、宅地分譲とあわせ周辺の整備を進めてまいります。
小豆沢地区の
農業集落排水事業につきましては、現在処理場の基本計画に基づく全体計画の策定を進めており、管路工事については、12月中に発注する予定であります。
県営事業として実施している
公害防除特別対策事業につきましては、今年度瀬田石地区と西道口地区の2カ所で実施しておりますが、客土の運搬が終了し、現在整地工事を進めており、年度内の完成を目指しております。
花輪地区の
ほ場整備事業につきましては、花輪土地改良区の方針として、数名の未同意者の説得に取り組みながら、この機会を逃さず事業着手したいとの基本方針であることから、秋田県は平成11年度新規地区として国に申請する考えでおります。
市としましても、地区ごとの説明会での農家の意向を重視し、事業に対する合意を踏まえ、採択に向け努力してまいります。
3年目を迎えた「大湯、草木地区」の
ほ場整備国営調査事業については、意向調査の結果に基づき、将来構想、
ほ場整備計画案を作成しており、先般推進委員会を開催し、地域での検討会の開催を提示したところであります。
この地区は、数少ない未整理地域であり、今後の鹿角市農業振興のためにはどうしても整備が必要な地域ですが、関係農家の意向がいまひとつまとまり切れない状況にあり、関係農家への啓発と事業への理解を深められるよう引き続き努力をしてまいります。
次に、商工関係についてでありますが、平成2年に誘致以来、エレベーター、
エスカレーター等を製造しております
最上工業株式会社では、今後の需要を見通した設備投資として、このたび小枝指地区に新工場の建設を計画しております。
この計画では、用地面積1万 5,000平方メートル、工場面積は 1,650平方メートル、操業開始は平成12年度に予定されており、これにより新規雇用人員の増加が見込めるほか、同社の受注能力の強化と生産力の向上が図られることを期待されます。
雇用情勢につきましては、依然として事業主の都合により離職者の増加基調が続いており、また、新規求人数が大幅に減少するなど厳しい状況にあります。
10月の有効求人倍率は、秋田県の0.51に比較し、鹿角管内は0.67となっており、有効求人数 549人に対し、
有効求職者数 816人となっております。
高校新卒者の求職状況につきましては、10月末現在で、
就職希望者数 176人に対し、内定者は 138人で内定率78.4%、未就職者が38人となっております。
うち県内就職については、就職希望者95人に対し、内定者は74人で、内定率は77.9%、
鹿角管内企業への内定者数は58人となっております。
ことしは不況を反映し関東地区からの求人の落ち込みが大きいなど、県外就職が一層厳しくなっているため、県内就職へ移行する動きが見られることから、今後は関係機関と連携をとりながら未定者の地元定着に努めてまいります。
また、玉川温泉に建設中の新玉川ホテルの雇用状況につきましては、雇用募集人員が84人で、本市からの採用者は25人となっております。
「マル鹿」の融資状況につきましては、前年度に比較し、44件多い92件で、そのうち償還延長措置による利用者分は49件の53.3%となっております。
景気対策の一環として実施しております鹿角市
中小企業振興資金「マル鹿」の利子補給につきましては、上半期分延べ 338件の 1,011万 5,000円支給しており、借入者の負担軽減が図られたところであります。
また、国が10月から実施しております
金融安定化制度による市の認定件数は 150件を超え、これによる11月末の融資状況は、 104件の融資額19億 6,360万円となっており、今後一層資金面での救済が図られるものと考えております。
次に、観光関係についてでありますが、観光宣伝につきましては、本市が中心となり実施している「あなたと鹿角路観光キャンペーン」による東北地区を対象としたキャラバン隊を派遣しており、特に各県地元テレビ局の番組出演などメディア関係を利用した観光宣伝を実施しております。
また、北海道地域からの修学旅行や観光客の占める割合が高いことから、十和田八幡平旅客誘致推進協議会の事業として、北海道での誘致キャラバンを実施し、旅行エージェントや各市町村の教育委員会を訪問するなど、誘客対策を展開しております。
さらに、県が主催する首都圏集中観光キャンペーンの「秋田花まるっフェスタin東京98」には民間関係者とともに積極的に参加しており、このような観光宣伝が功を奏し、観光客入り込み状況は9月末現在で 217万 7,503人と土石流災害の影響のあった昨年同期に比較し、約7万 1,000人増加しております。
鹿角市物産協会主催による「観光と物産展」については、仙台市、横浜市で開催しており、本市の観光と物産の宣伝行事としての意義ある役割が果たされ、各方面に観光物産がアピールできたと考えております。
去る11月25日に開催しました「みちのく観光鹿角セミナー」につきましては、観光鹿角を全国にアピールし、多様化するニーズへの対応を確立するため、観光関係者を対象として実施いたしましたが、タレントのロザンナさんを講師に「感動を与える観光とは」をテーマに講演をいただき、その後は「地域連携による観光振興」をテーマにパネルディスカッションを行っております。
次に、地域振興関係についてでありますが、「ふれあいやすらぎ温泉地整備事業」のベコ谷地探勝歩道については、紅葉の時期にあわせて供用開始しており、また、温泉センターについては、八幡平の新しい中核施設としてオープンいたしましたが、今後とも地域の中核施設として効率的な活用を図るよう努力してまいります。
「地域間交流支援事業」については、周辺市町村との共同観光キャンペーン等を実施し、他地域との交流による活性化を図るため、アスピーテライン入り口付近に電光掲示板や広域観光案内板などを整備する国土庁の所管事業でありますが、順調に工事が進み、工期どおりの完成予定となっております。
世界地熱会議につきましては、西暦2000年に本市で開催される「鹿角フォーラムとその関連行事」等を円滑に実施するため、秋田県や大学等の地熱開発、研究関係者及び地熱開発関連企業等の産・学・官の関係者で11月5日に「WGC2000鹿角フォーラム実行委員会」を設立しており、広報活動の強化など、関係機関と連携をとりながら諸準備を進めてまいります。
次に、建設関係についてでありますが、一般土木工事の発注状況につきましては、11月30日現在で道路改良工事97.8%、舗装工事91.9%、側溝改良工事89.8%、全体の発注率は94.4%となっております。
除雪体制につきましては、延長約 550キロメートルの幹線道路を、市直営の除雪車と委託の除雪車合わせて70台、さらに凍結防止散布機2台の体制で実施し、市民のご協力をいただきながら冬期間における円滑な交通確保に努めてまいります。
秋田鹿角短絡路線建設期成同盟会につきましては、秋田市から本市までの道路網の整備促進を図るため、沿線自治体からの協力を得ながら昭和49年に発足し、以来、目的の早期実現に向けて国・県に対し要望してまいりました。
25年を経過した現在、一定の成果が上げられたとして、去る10月20日開催の同盟会総会で解散を決定いたしております。
次に、都市計画関係についてでありますが、久保田古館線の整備事業につきましては、懸案であった用地取得及び建物移転補償が整い、12月中には供用を開始する予定であり、これにより国道 282号から中心市街地へのアクセス道路として、人と車の流れを変え、地域商店街の活性化に大きく役立つ路線となることを期待いたしております。
総合運動公園につきましては、テニスコート、多目的運動広場、園路広場舗装、便益施設等の工事は本年11月末をもっておおむね完了いたしましたが、テニスコートについては、夜間も利用できるよう照明設備を整えた施設となっており、そのオープンを11年4月に予定いたしております。
また、調整池の防護さく等、管理施設及びベンチ等の休養施設工事は年度末までに完成することとしており、これらの工事が完了することによって当初計画しておりました第1期計画の19.4ヘクタールの施設整備はすべて完了いたします。
公営住宅の建設につきましては、住宅建設用地の地権者との土地売買仮契約を締結いたしましたが、今後は開発行為等の手続を進め、許可がおり次第造成工事及び建設の準備を進めてまいります。
次に、福祉関係についてでありますが、本年11月30日をもって任期満了となりました民生委員・児童委員 115名と主任児童委員7名の 122名につきましては、厚生大臣並びに秋田県知事の委嘱状を12月4日に伝達いたしますが、新任31名、再任91名となっております。
介護保険制度施行準備事務につきましては、 100名の方を対象に介護認定モデル事業として、介護認定調査員により85項目にわたる高齢者実態調査を実施いたしました。
この調査は、コンピュータによる第1次判定を行った上、この第1次判定資料とかかりつけ医師の意見書をもとに、5名の委員で構成される介護認定審査会を開催し、本番同様の第2次判定を行うとともに、要介護ごとの介護サービス計画、いわゆるケアプランを試行的に作成しており、今後このモデル事業の結果を検討して来年10月からの本番に備えていくこととしております。
児童福祉につきましては、市民の多様な保育ニーズに対応し、より効率的な保育体制の整備を進めるため、認可保育園の尾去沢第一保育園と尾去沢第二保育園を統合するとともに、大湯保育園の管理運営を社会福祉法人愛生会に委託することとしております。
また、山根保育園が補助要件であります定数10名を欠く事態となったことから、本年度限りで廃止し、毛馬内保育園で受け入れることとしておりますが、いずれも保護者並びに地域住民の理解を得て、来年4月から実施するもので、これにより保育内容もより一層充実できるものと考えております。
次に、健康づくりについてでありますが、第27回タートルマラソン全国大会兼第1回バリアフリータートルマラソン大会につきましては、去る9月13日、総合運動競技場を主会場として社団法人日本タートル協会の主催で開催されました。
当日は天候にも恵まれ、本市出身の浅利純子選手のゲスト出場もあり、全国各地から市民 1,300人を含む 2,500人の参加をいただき、また、競技役員、沿道応援者、物産販売関係者など 1,600人の市民の協力により、まさに子供から老人まで、また健常者と体に障害を持つ方がお互いに助け合い、励まし合いながら完走するなど、健康づくりとバリアフリー社会の実現に向けた意識の高揚と鹿角の宣伝に大きな成果があったものと考えております。
次に、教育関係についてでありますが、去る11月20日に開催された国の文化財保護審議会において、「毛馬内の盆踊り」が国の重要無形民族文化財として文部大臣に答申されましたが、指定が実現しますと、本市では「大日堂舞楽」に次いで2件目の指定となります。
「縄文シンポジウムinかづの」につきましては、去る11月21日に東北郵政局との共催により、市内のホテルを会場として開催いたしましたが、全国の考古学ファン約 500名の参加を得、国特別史跡「大湯環状列石」が縄文時代を代表する世界的な遺産であることを改めてアピールすることができたと考えております。
なお、シンポジウムの模様はNHK総合テレビで12月28日午後4時から1時間番組として、また、衛生放送第1でも全国ネットで、明年1月30日午後1時から放映される予定であります。
大湯環状列石環境整備事業につきましては、5カ年計画の初年度として、地形復元、植栽工事、園路工事、遺構復元等に着手しており、11月末における進捗率が70%と順調に推移しております。
連続開催となる第72回全日本学生スキー選手権大会につきましては、明年1月12日から17日まで、昨年と同規模の 2,100人の参加予定で開催されますが、昨年の反省をもとに開会式を鹿角花輪駅前に変更するなど、準備に万全を期してまいります。
次に、12月補正予算の概要についてでありますが、今回の
一般会計補正予算は、介護保険事務電算処理運用方式開発事業費、デイサービス事業にかかわる訪問入浴車購入事業費、秋田県議会議員一般選挙費等の追加、広域行政組合の前年度繰越金の精算に伴う負担金の調整、各事業の精算見込みに伴う事業費の調整による補正と、人事院勧告による職員給与改定に伴う人件費の追加補正などを中心に編成しております。
その結果、補正額は1億 2,947万 4,000円の追加となり、補正後の予算総額は 178億 3,128万 4,000円となりました。これは人勧分を含んだ前年度同期に比較し、総額で1億 7,867万 2,000円、率にして 1.0%の減となり、補正財源については、事業に関連する国庫及び県支出金の特定財源のほか、地方交付税を充当しております。
特別会計においては、国民健康保険事業特別会計ほか六つの特別会計で予算補正をいたしておりますが、人事院勧告に伴う人件費の追加補正のほか、高田地区土地区画整理事業特別会計では、公共施設管理者負担金等の追加に伴う事業費の補正を、下水道事業特別会計及び
農業集落排水事業特別会計では、事業の精算見込みによる組み替え補正を、上水道事業会計では、他事業関連実施事業費の精算見込み等による補正をいたしております。
本定例会には、報告2件、諮問1件、字の区域変更案件3件、土地の取得案件2件、条例案件7件、補正予算案件8件、決算案件7件、合わせて30件のご審議をお願いしております。
なお、本会期中に、今国会で審議されております地域振興券にかかわる法案が決定次第、関連する条例案件及び補正案を追加提案したいと考えております。
詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げる次第であります。
○議長(佐藤洋輔君)
市長の行政報告を終わります。
(市長 杉江宗祐君 降壇)
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日程第5
鹿角広域行政組合議会報告
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第5、鹿角広域行政組合議会の報告を受けます。鹿角広域行政 組合議会議長勝又幹雄君。
(鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 登壇)
○鹿角広域行政組合議会議長(勝又幹雄君)
私から、去る10月7日招集の平成10年第5回鹿角広域行政組合議会臨時会について、その審議の内容と結果についてご報告申し上げます。
当日提案されました議案は、議案第12号平成10年度鹿角広域行政組合
一般会計補正予算(第2号)の1件であります。
その補正額は、歳入歳出それぞれ 7,076万 2,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ17億 8,731万 9,000円とするものであります。
内容は、ペットボトル減容機購入費と、一般廃棄物最終処分場建設に係る調査費であります。
まず、ペットボトル減容機については、市、町の一般廃棄物投棄場が、ペットボトルの処理による容積が非常に大きく占めることから、その対策として減容機を購入するものであります。
また、最終処分場建設調査費については、二つの候補地を比較検討してきました結果、地理的条件等が優位にある末広字白根地区、小真木鉱山跡地に決定し、建設に向けての本格的な調査に入り、早期着工建設するものであり、本案については、原案のとおり可決しております。
しかし、最終処分場建設用地の調査は、その後圏域内の民間企業から最終処分場の建設計画を提示されました。その計画では、2年後を目指し稼働するものとなっており、地域貢献を考えた構想でありますので、その動向を見きわめ、予算執行をすることとしております。
また、これによって当組合のごみ処理整備計画等についても検討してまいりたいと考えております。
以上が第5回臨時会の審議の内容と結果であります。
なお、平成9年度鹿角広域行政組合一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び監査意見書をお配りいたしましたので、ごらんいただきたいと存じます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
鹿角広域行政組合議会の報告を終わります。
(鹿角広域行政組合議会議長 勝又幹雄君 降壇)
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
日程第6 選挙第1号
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第6、
鹿角広域行政組合議会議員の補欠選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第 118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
鹿角広域行政組合議会議員として、大信田喜一君を指名いたします。
ただいま議長において指名いたしました大信田喜一君を、当選人と決定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、大信田喜一君が
鹿角広域行政組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました大信田喜一君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
当選人におかれましても、ご異議ないようでありますので、受託したものと認めます。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
日程第7 陳情の取り下げ
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第7、陳情の取り下げを議題といたします。
お諮りいたします。第6回
市議会定例会において総務財政常任委員会に付託し、継続審査となっておりました「陳情第13号新幹線八戸〜新青森間建設見直しに関する陳情」については、10月6日付で陳情者より取り下げ願いが出されております。
本陳情について、取り下げ願いを承認するにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
日程第8 議案の上程(報告第4号から報告第5号まで)
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第8、議案を上程いたします。
まず、報告第4号及び第5号の2件、専決処分の報告についてを議題といたします。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
提 案 説 明
○議長(佐藤洋輔君)
提案者の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
報告第4号でございます。
専決処分の報告についてでありますが、地方自治法第 180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。
次のページをお願いいたします。
専決処分書でありますが、地方自治法第 180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分するものであります。
次のページをお願いいたします。
損害賠償の額を定めることについてでありますが、北秋田郡合川町地内におけるマイクロバス接触事故の損害を下記のとおり賠償するものであります。
損害賠償の相手方でございますが、秋田県北秋田郡二ツ井町麻生字下悪土42、工藤忠一氏でございます。
事故の概要でございますが、平成10年9月8日午後4時42分ごろ、北秋田郡合川町川井の町道の交差点において、一時停止義務を怠ったことから、左方向より進入してきた相手方の車両と衝突し、物損事故を起こしたものであります。
損害賠償額は18万 2,385円であります。
なお、交通事故につきましては、日ごろより注意を喚起しているところでございますが、このような事故を起こして大変申しわけなく思ってございます。今後とも十分に気をつけてまいりたいと思ってございます。
次に、報告第5号専決処分の報告についてであります。
地方自治法第 180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。
次のページをお願いいたします。
専決処分書でありますが、地方自治法第 180条第1項の規定により、議会において指定されている請求金額が50万円以下の法律上市の義務に属する損害賠償の額を定めることについて、別紙のとおり専決処分するものであります。
次のページをお願いします。
損害賠償の額を定めることについてでありますが、市道上における物損事故の損害を下記のとおり賠償するものであります。
損害賠償の相手方でございますが、秋田県鹿角市花輪字下中島2番地45、津江正一氏でございます。
事故の概要でありますが、平成10年11月3日午後6時ごろ、鹿角市消防団八幡平第4分団第1 部消防器具置場の外壁のモルタルが崩壊したため、走行中の相手方車両の左側部分に落下し、物損事故を起こしたものであります。
損害賠償額につきましては、10万 1,818円でございます。
なお、同器具置場は昭和44年に建築されておるものでございますが、この器具置場を10月23日に消防署本部職員が施設状況を把握ということで調査した段階で、モルタル部分に一部亀裂を発見しておりましたが、モルタルが落下するような状況にはなかったと判断してございます。なお、当日につきましては、11月2日から3日にかけまして低気圧の通過によりまして、消防本部の観測では18.4メートルほどの最大風速があったようでございます。これらの影響によるものではないかと考えてございます。
また、この施設等につきましても、このようなことがないよう施設全般の管理につきまして注意を払っていかなければならないと考えてございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
提案説明を終わります。これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
報告第4号及び報告第5号につきましては、地方自治法に定める報告事件でございますので、報告をもって終わります。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
議案の上程(諮問第2号)
○議長(佐藤洋輔君)
次に、諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
提 案 説 明
○議長(佐藤洋輔君)
提案者の説明を求めます。市民福祉部長。
○市民福祉部長(花ノ木一好君)
諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。
人権擁護委員候補者として、下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。
平成10年12月2日提出。鹿角市長。
氏名でありますが、阿部貞一氏。生年月日昭和12年11月12日。住所鹿角市八幡平字浦田68番地。61歳でございます。
提案理由でありますが、人権擁護委員9人中1人が、平成11年2月28日をもって任期満了となるので、その後任者を推薦するにつき、議会の意見を求めるものであります。以上であります。
○議長(佐藤洋輔君)
提案説明を終わります。これより質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
本案につきましては討論を省略し、直ちに採決いたします。
諮問第2号について、適任とすることにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、適任と認めることに決しました。
――
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議案の上程(議案第81号から議案第100号まで及び認定第2号から認定第8号まで)
○議長(佐藤洋輔君)
次に、議案第81号から議案第100号までの20件と、認定第2号から認定第 8号までの7件、合わせて27件を一括して議題といたします。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
提 案 説 明
○議長(佐藤洋輔君)
まず、議案第81号から議案第100号までの20件について順次提案者の説明を求めます。総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
議案第81号字の区域変更について。
地方自治法第 260条第1項の規定により、別紙のとおり本市の区域内の字の区域を変更するものであります。
上記処分は、当該変更区域に係る土地改良法第89条の2第10項において準用する同法第54条第4項の規定による換地処分の公告があった日の翌日から効力を生ずるものでございます。
提案理由でありますが、公害防除特別土地改良事業に係る瀬田石地区ほ場整備の施工により、換地処分を伴うため、字の区域を変更するものであります。
次のページをお願いいたします。
字の区域変更調書でございますが、まず、変更前の字の区域が鹿角市十和田瀬田石字太田表の一部と、それからこれらの区域に隣接介在する道路、水路である国有地の全部及び瀬田石字大久保袖狐に隣接する水路の国有地の全部が、変更後は十和田瀬田石字辰ノ口となるものであります。
それから、鹿角市十和田瀬田石字辰ノ口の一部と、瀬田石字村ノ下と太田表の一部に隣接する村ノ下の道路、水路である国有地の一部が、変更後の字の区域が十和田瀬田石字太田表となるものであります。
もう1件につきましては、変更前の太田表の一部と、これらの区域に隣接介在する道路、水路である国有地の全部及び十和田瀬田石字塚ノ越の一部とこの区域に隣接介在する道路、水路である国有地の全部が、変更後の字の区域が十和田瀬田石字村ノ下となるものでございます。
次の次のページに、字の区域変更図が掲げてございます。大きい図面でございます。ちょっと見づらいわけでございますが、まず、辰ノ口とそれから太田表の関係でございますが、最初の上の方の図面は上の方に水路がありますが、上の方が旧字界となってございます。それに区画整理に伴って赤く入ってございますが、この区分により新旧の字界になるというものでございます。
下の方につきましては、ちょっと縦横になりますが、真ん中辺に道路と水路に囲まれた部分が村ノ下となってございます。これが旧村ノ下でございますが、その左側は太田谷地、上の方も太田谷地、それから右側の方については塚ノ越となってございますが、これがこの赤で囲まれる四角、大きくなっていますが、それが区画整理によります村ノ下となるものでございます。ちょっと見づらくて恐縮でございます。
次に、議案第82号、同じく字の区域の変更でございますが、これにつきましては、やはり
農村総合整備事業に係る山田地区ほ場整備の施工によりまして、換地処分を行うため、字の区域を変更するものでございます。
次のページをお願いいたします。
字の区域変更調書でございますが、変更前の字の区域が毛馬内字赤冗の一部に接しております水路及び国有地の全部、それから瀬田石字赤冗46の2の部分が変更後には字山田になるというものでございます。
次の次のページをお願いいたします。
字の区域の変更図がございますが、斜めに字山田がございますが、その一番左隅のところに瀬田石字の赤冗がございます。それから、三角のところに赤冗の1番、また3番の1、2番、6の1、7の1と、こうなってございますが、ここの部分が新しい字では山田に入ると、こういうものでございます。
次に、議案第83号同じく字の区域変更についてでございますが、提案理由といたしまして、同和鉱業株式会社が施工する新大楽前発電所の建設工事に係る鹿角市十和田大湯地内の国有林の一部払い下げに伴う登記のため、字の区域を変更するものでございます。
次のページをお願いします。
字の区域変更調書でございますが、合わせまして3枚めくっていただきたいと思います。字の区域変更図がございます。上の方の左側に発一というのがございます。ここの部分は鹿角市十和田大湯の国有林でございまして、国有林の63林班のよ、わ、か、たに入ってございますが、ここの部分が発一から順次右回り、時計回りでワの二九まで回ります。また、ワの二九と発一を結ぶ線の面積について、この部分が国有地から新たに払い下げを受けまして、字扇ノ平となるものでございます。
なお、面積につきましては、2万1,223.26平方メートルでございます。
次に、議案第84号土地の取得についてでございます。
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づきまして、下記の土地を取得することについて議会の議決を求めるものでございます。
提案理由でございますが、特別史跡大湯環状列石整備事業用地を取得するものでございます。
土地の表示につきましては、鹿角市十和田大湯字野中堂、それから万座、大湯一本木後口でございます。合計26筆。地目につきましては、畑、原野、山林等でありまして、地積合計が4万 6,154平方メートルでございます。
取得価格につきましては、 5,573万 7,200円でございます。
契約の相手方は柳沢義人氏外6名でございます。
なお、単価につきましては、県道に接している畑につきましては平方メートル当たり 2,000円、その他の畑については 1,700円、原野につきましては 1,000円となってございます。
なお、いわゆる買い上げ状況でございますが、9年度までの買い上げが11万9,417.87平方メートルでございます。今回買い上げしますと、この分については4万6,154.00でございますから、合わせまして16万5,571.87平方メートルとなります。指定地の残面積が7万4,905.94平方メートルになりますが、このうち買い上げ予定地につきましては、5万9,286.56平方メートルとなります。なお、残りの土地につきましては、国の配分等にもよりますが、平成14年度までで完了したいと考えてございます。
なお、次のページに位置図がございまして、右の方に公図の写しがございます。この青で囲んだ部分が当該地でございます。
○議長(佐藤洋輔君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(千田俊夫君)
私の方から、議案第85号についてご説明申し上げます。
議案第85号土地の取得について。
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、下記の土地を取得することについて議会の議決を求めます。
提案理由でございますけれども、公営住宅を建設するため、その用地を取得するものであります。
土地の表示でございます。鹿角市花輪字高井田。地番は54番1ほか11筆。地目は田んぼ。地積は7,623.70平方メートル。
取得価格でございますけれども、1億 4,298万 7,151円となっております。
契約の相手方、中西ツヤ外4名ということです。
次のページをお願い申し上げたいと思います。
次のページに公営住宅建設事業用地というようなことで位置図を示しております。この図面は、上の方が北になります。したがって、右手の方が東、左が西、そして下の方が南というふうなことで、生協とそれからキャメルマートの間のピンク色で囲んだところが 7,623.7平方メートルというふうなことでございますけれども、当初この生協のところまで用地を購入する予定で地権者との協議を重ねましたけれども、地権者の事情がありまして、どうしてもというふうなことで、今の 7,673.7平方メートルの団地というふうな考え方で今後進めていきたいというふうなことになっております。
それから、平均の単価でございますけれども、1万 8,755円60銭というふうな単価となっております。説明終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
議案第86号鹿角市
個人情報保護条例の制定についてであります。
鹿角市
個人情報保護条例を別紙のとおり制定するものであります。
提案理由でありますが、個人情報の適正な取り扱いの確保に関し基本的事項を定めるとともに、市の保有する個人情報の開示及び訂正を請求する権利を保障することにより、個人の権利利益を保護し、市民の市政に対する信頼を確保するため、この条例を制定するものでございます。
鹿角市
個人情報保護条例でありますが、条例は条文30条としてまとめてございます。第1章から第6章まで、及び附則となってございます。
なお、
個人情報保護条例の制定に当たりましては、これまで市民会議の説明また庁内会議を行うなど準備を進めてきたところであります。また、この条例制定に当たりまして、基本的に国際的な流れといたしまして、OECDのガイドラインの8原則及び行政管理庁で打ち出しておりますプライバシー保護の5原則等によりまして編成してございます。国では、昭和63年に行政機関の保有する電子計算機処理にかかわる個人情報の保護に関する法律を制定してございます。本市におきましても、電子計算機処理にかかわります個人情報の保護に関する条例を制定してございますが、このたび電子計算機処理のほかに
個人情報保護条例を制定し、手作業につきましても保護することとしたものであります。
なお、
個人情報保護条例につきましては、国では未制定でございますけれども、地方自治団体では横手市、大館市、五城目町が制定してございます。
条文の説明に入らせていただきます。
まず、第1条でございますが、第1条ではこの条例の目的を明らかにしてございます。条例の解釈及び運用の指針となるものでございます。地方公共団体におきましては、住民サービスなどの必要上、個人の出生から死亡までの人間のあらゆる局面とさまざまな生活領域に密着した多くの個人情報を収集し保有してございます。また、それの事務を処理してございます。また、コンピュータの利用が一層進みまして、個人情報の取り扱い量もふえてきてございます。こうした中で社会的に起きているプライバシー保護の要請にどうこたえるのかが重要な課題となってございます。このため、個人のプライバシー侵害の危惧を生じないよう、電子計算機処理でなくマニュアル処理にかかわる個人情報も含めた個人情報を保護いたしまして、市民の市政に対する信頼を確保することを目的としてございます。
第2条でございますが、この条例の基本的な用語について定義してございます。
第3条でございますが、個人情報保護制度を実施するに当たりまして、実施機関及び実施機関の職員の責務を定めてございます。第1項につきましては、実施機関の責務を定めてございます。
第2項につきましては、実施機関の職員または職員であった者の責務を定めたものでございます。
第4条につきましては、個人情報の保護に関する事業者の一般的な責務を定めてございます。
事業者が個人情報の収集、管理、利用、提供等を行うに当たりまして、個人の権利利益を侵害しないように自主的に個人情報の保護措置を講ずるよう努めなければならない義務があることを明らかにしたものでございます。
第5条は市民の責務でございますが、個人情報の保護に関する市民の一般的な責務を定めてございます。
第6条につきましては、個人情報取り扱い事務に関し、必要事項を市長へ届けることを義務づけるとともに、市長は届け出にかかわる事項を記載した目録を作成し、一般の閲覧に供することを定めたものでございます。
第7条につきましては、個人情報の収集について、事務の目的を達成するために必要な範囲内で適法かつ公正な手段で行うべきものとして、その範囲及び方法の制限を定めたものでございます。収集の制限の第2項でございますが、実施機関が個人情報を収集する場合、本人から直接収集することを原則とするとともに、その例外となる場合を1号から9号の各号に定めたものでございます。
3項といたしまして、信条、信仰という内心の自由に関する個人情報や心身に関する個人情報、また社会的差別の原因となるおそれのある個人情報は収集してはならないと原則を定めたものであります。ただし書きは、その例外となる場合を定めてございます。
第8条につきましては、実施機関が保有する個人情報を当該個人情報を取り扱う事務の目的以外の目的のために、当該実施機関の内部で利用し、または当該実施機関以外のものに提供することに制限を設けたものでございます。ただ、公共の利益や本人の利益のために合理的な理由と認められるときにつきましては、例外的に1号から8号に該当する場合は提供することができるとしたものであります。
第9条につきましては、実施機関が思想、信条、信仰その他心身に関する個人情報または社会的差別の原因となるおそれがある個人情報につきましては、個人の権利利益の侵害に直結するおそれが強いものでありますために、電子計算機処理をしてはならないとの原則を定めたものであります。ただし、事前に審議会の意見を聞いた場合、例外的にこれらの個人情報につきましては電子計算機処理をすることができることを定めてございます。
第10条でございますが、実施機関と実施機関以外のオンライン結合による個人情報の提供についての制限を定めてございます。
第11条でございますが、実施機関が保有する個人情報が適正に管理されない場合につきましては、個人の権利利益が侵害されるおそれがあることから、実施機関に対しまして個人情報の正確性及び安全性を確保し、不要になった個人情報を廃棄または消去する義務があることを定めたものでございます。
第12条につきましては、実施機関が個人情報を取り扱う事務を委託する場合における実施機関と受託者が講ずるべき措置と、受託者の従業員の責務について定めてございます。
第13条につきましては、何人も実施機関に対し、公文書または磁気テープ等に記載されている自己に関する個人情報について、その開示を請求することができるとしたものであります。
第14条につきましては、開示をしないことができる個人情報を1号から6号について定めたものであります。
第15条につきましては、開示請求のあった個人情報の中に開示しないことができる個人情報が含まれている場合は、当該個人情報をすべて不開示にするのではなく、できるだけ開示すべきという観点から、当該個人情報から不開示事由に当たる部分を分離することができ、また、分離することにより当該開示請求の趣旨が損なわれないと認めるときは、不開示部分を除いて残りの部分を開示しなければならないことを定めてございます。
第16条でありますが、個人情報を開示請求するための具体的な手続について定めてございます。
第17条につきましては、開示請求に対する開示または不開示の決定及びその手続について定めてございます。
第18条につきましては、開示請求にかかわる個人情報の中に第三者情報が含まれている場合は、開示することによりその当該第三者の権利利益を侵害するおそれがあり、慎重かつ公正な判断が求められることから、必要に応じて当該第三者の意見を聞いた上で決定を行うことができることを定めたものでございます。
第19条につきましては、開示が決定された個人情報の開示方法について定めたものであります。
第20条でありますが、何人も、第19条第1項の規定によりまして、開示された自己に関する個人情報について、その事実に誤りがあると認めるとき、または第7条の収集の制限に違反して個人情報を収集し得ると認めるときは、実施機関に対してその訂正を求めることができる権利を有すること及び本人の法定代理人についても本人にかわって訂正請求することができることを定めてございます。
第26条でございますが、個人情報保護審議会の設置及びその組織の基本的事項について定めてございます。
第27条、費用負担でございますが、開示の実施に当たりまして、請求者が写しの交付を求める場合は、その実費を請求者の負担とすることを定めてございます。
第28条でございますが、この条例の適用を受けない個人情報について定めるとともに、法令または他の条例に、個人情報の閲覧、縦覧、訂正等に関する定めがある場合は、それの定めがある場合の調整について定めてございます。
第29条でございますが、条例の運用状況の公表に関する市長の責務を定めたものでございます。個人情報保護制度に対する市民の理解と信頼を深めるとともに、制度のより適正な運用が図られるようにするため、その運用状況を定期的に公表する趣旨であります。
第30条は委任でありますが、この条例の施行に際して必要な事項を実施機関が規則等により定めることとしたものでございます。
なお、この規則については統一した考え方でまいりたいと考えてございます。
附則でございますが、この条例の施行期日、関係条例の廃止また必要な経過措置について定めたものであります。施行期日については、平成11年4月1日から施行するものでございます。終わります。
次に、議案第87号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。
一般職の職員の給与に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものでございます。
提案理由でありますが、人事院勧告にかんがみ、給料の額等の改正を行うため、条例を改正するものであります。
次のページをお願いいたします。
一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でありますが、一般職の職員の給与に関する条例の一部を次のように改正するものであります。
第6条第4項中、これは扶養手当でありますが、「 4,000円」を「 5,000円」に改める。
第7条の7第2項中、これは単身赴任手当の基礎額でございますが、「2万円」を「2万 3,000円」に改め、またその加算額でございますが、「2万 9,000円」を「4万 5,000円」に改めるものでございます。
第14条第1項中、これは宿日直手当でございますが、「 3,800円」を「 4,000円」に、それから「 5,700円」を「 6,000円」に改め、この部分は日直に引き続いて宿直する場合でございます。
同条第2項中、これは常直的な宿日直勤務の場合の月額でありますが、「1万 9,000円」を「2万円」に改め、同条第3項中「第11条」を「第11条第2項」に、「前条」を「第13条の2」に改めるものであります。この部分は条文の整理であります。
また、別表を次のように改めるものであります。
附則でございますが、施行期日につきましては、この条例は交付の日から施行し、ただし14条 第1項、ここの部分は宿日直手当の分でございますが、及び第2項の改正規定は平成11年1月1日から施行するものであります。
この条例による改正後の一般職の職員の給与に関する条例の規定につきましては、平成10年4月1日から適用するものであります。
最高号給等の切りかえ等でございますが、最高の号給または最高の号給を超える給料月額を受けた職員の給料表については、規則で定めるものでございます。4項以下については、調整規定でございます。
次に、議案第88号鹿角市市税条例の一部改正についてでありますが、鹿角市市税条例の一部を別紙のとおり改正するものであります。
提案理由でありますが、地方税法の一部を改正する法律、特定非営利活動促進法がそれぞれ公布されたことに伴いまして、市税条例を改正するものであります。
次のページをお願いいたします。
鹿角市市税条例の一部を改正する条例でありますが、改正の理由、改正の要旨について申し上げます。
地方税法の一部改正及び特定非営利活動促進法の規定によりまして、法人格を付与されたボランティア団体等にかかわる法人の市民税の均等割の税率等を整備するとともに、用途変更、宅地及び類似用途変更宅地等にかかわる平成11年度分の固定資産税の負担の調整措置について定めるため、改正しようとするものであります。
改正の要旨である14条の関係でございますが、均等割の税率であります。特定非営利活動促進法、いわゆるNPO法でございますが、の規定によりまして、法人格を付与されたボランティア団体等にかかわる法人の市民税の均等割の税率につきましては、法人税法第2条第6号に規定する公益法人と同様とするものであります。
2番目の第31条の2の関係でございますが、市民税の減免であります。特定非営利活動促進法第2条第2項に規定する法人で、市長において必要があると認める者に対しては、市民税を減免することとするものであります。
附則第9条の3関係でありますが、宅地等に対して課する平成9年度から11年度までの各年度分の固定資産税の特例でありますが、用途変更宅地等及び類似用途変更等にかかわる平成11年分の固定資産税の負担の調整につきましては、これまでどおり前年度において変更後の用途の宅地等であったものとみなして過去にさかのぼって課税表示を求めることとするものであります。
なお特定非営利活動促進法NPO法による法人といいますのは、例えばライオンズクラブそれからロータリークラブが県にその登録を申請いたしまして認可された場合、これに該当になるというものであります。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○市民福祉部長(花ノ木一好君)
議案第89号鹿角市
保育園設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。
鹿角市
保育園設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。平成10年12月2日提出。鹿角市長。
提案理由はここに掲げてあるとおりでありますが、その背景について若干ご説明申し上げたいと思います。
大湯保育園につきましては、皆さんご存じのように公立と私立があそこに並立になっております。少子化傾向が進む中で園児数も年々減少傾向にあると。したがって、公立、私立ともに将来の保育園の経営に支障が心配されるということが第一点であります。それから、市の方では、臨時保母を相当抱えておりまして、この社会福祉法人愛生会の正職員としての採用が期待されるというようなことで、管理運営を一体化したいということであります。
それから、尾去沢第一保育園の廃止につきましては、ことしの4月に児童福祉法が改正になりまして、いわゆる保護者が保育園を選択できるように改正になっております。その結果、花輪あるいは十和田方面にかなりの児童が移動といいますか、そういうふうになったわけで、その背景を見ますと、いわゆる母親の職場の近いところに保育園を選定するという傾向が顕著に出ております。その結果、認可保育園の児童数の30名を欠く結果になりましたので、尾去沢第一保育園を廃止したいというものであります。
条例案でありますが、鹿角市
保育園設置条例の一部を次のように改正する。
第4条を第5条とし、第3条の次に次の1条を加える。いわゆる管理運営の委託であります。
第4条、市長は園のうち大湯保育園を効率的に運営するため、その管理を社会福祉法人愛生会に委託する。2、委託の条件その他については、契約で定める。したがって、別表中を尾去沢第一保育園、尾去沢第二保育園とありましたものを、尾去沢保育園に改める。
附則といたしましては、この条例は、平成11年4月1日から施行するものであります。
次に、議案第90号鹿角市市単
保育園設置条例の一部改正についてであります。
鹿角市市単
保育園設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成10年12月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、鹿角市立山根保育園を廃止するために、この条例を改正するものであ ります。山根保育園は定数30でありますが、来年度以降10名を欠く予定になっております。した がって、へき地保育園としての運営が非常に、補助ももらえないというようなことで、毛馬内保 育園の方に入所していただくということで山根保育園を廃止するものであります。
条例案でありますが、鹿角市市単
保育園設置条例の一部を次のように改正する。
第2条の鹿角市立山根保育園の項を削る。
附則として、この条例は、平成11年4月1日から施行する。
それから、議案第91号鹿角市
児童館設置条例の一部改正についてであります。
鹿角市
児童館設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。
平成10年12月2日提出。鹿角市長。
提案理由でありますが、鹿角市立山根児童館を廃止するためにこの条例を改正するものであります。ご存じのように山根保育園は児童館を併設しておりましたことから、児童館を廃止するものであります。
それから条例案でありますが、鹿角市
児童館設置条例の一部を次のように改正する。
別表鹿角市立山根児童館の項を削る。
附則といたしまして、この条例は、平成11年4月1日から施行する。以上であります。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
議案第92号鹿角市
地域間交流広場条例の制定についてご説明申し上げます。
鹿角市
地域間交流広場条例を別紙のとおり制定するものであります。
平成10年12月2日提出。鹿角市長。
提案理由でございますけれども、鹿角市地域間交流広場の設置に伴い、地方自治法第 244条の2第1項の規定により、条例を制定するものであります。
次のページ、お願いいたします。
鹿角市
地域間交流広場条例(案)でございますが、国土庁の補助によりまして整備を進めてまいりましたが、まず設置でございます。第1条、鹿角の個性、魅力の発信と他地域との交流を推進し、市民の福祉の向上と地域の活性化を図るため、鹿角市地域間交流広場(以下「広場」という。)を設置する。
名称及び位置でございます。第2条ですが、名称につきましては鹿角市地域間交流広場。位置は鹿角市八幡平字切留平 206番8でございます。トロコアスピーテライン入り口の左側にございます。
管理運営の委託でございます。第3条、広場の設置目的を効果的に達成するために、管理運営を秋田十和田八幡平観光協会に委託する。
行為の制限でございます。第4条、広場内において、次の各号に掲げる行為をしようとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。まずですが、物品の販売、募金その他これらに類する行為。ですが、業としての写真または映画の撮影。興行。競技会、展示会、大規模な集会その他これらに類する催しのために広場の全部または一部を独占する利用でございます。それからですが、花火、のろしその他、特に火気の使用についてでございます。は電光掲示板の使用につきましても許可を得なければならないというふうなことになります。は各号のほか、広場の管理上特に必要があると認められる行為の場合。
2項につきましては、許可を受けようとする者は、利用の目的、期間、それからその他市長の指示する事項を記載した申請書を提出して許可を受けなけれならないというふうなことであります。
3項については、その許可を受けた者の変更の場合の規定でございます。
4項につきましては、第1項各号に掲げる行為が広場の利用に支障を及ぼさないと認める場合に限り、第1項または前項の許可を与えることができるというものでございます。
それから5項でございますが、広場の管理上必要があると認めるときは、許可に当たって条件を付すことができるというふうな形でございます。
それから禁止行為でございますが、第5条、広場において、次の各号に掲げる行為をしてはならないというふうなことで4項目でございます。公の秩序または風俗を乱すおそれのある行為。広場を損傷し、または汚損するおそれのある行為。利用者に著しく迷惑をかける行為。その他広場の管理上支障があると認められる行為。
次のページ、お願いいたします。
利用の許可の取り消しでございます。第6条、市長は、次の各号の一に該当する者に対して、広場の利用の許可を取り消し、または退去を命ずることができるというふうなことで、条例に基づく規則に違反したとき。利用許可の条件に違反したとき。そういったことで、3項目、許可の取り消し条項でございます。
損害賠償、第7条、広場を利用する者は、広場またはその施設を損傷し、汚損し、もしくは滅失させたときは、指定する方法で賠償しなければならない。ただし、市長が特別の理由があると認めたときはこの限りではないというふうなことで、損害賠償の条項を定めてございます。
それから使用料、第8条でございます。広場に付属します電光掲示板を利用する者は、別表に定める使用料を納めなければならない。ただし、市長が相当の理由があると認めたときは、これを免除することができるというふうなことで、下の方に電光掲示板の使用料1日 2,000円とございます。これにつきましては、電光掲示板につきましては、通年で1日午前7時から午後7時までの12時間運用しようと思っています。1日12時間で、1画面1回当たり15秒というふうな考え方で、この 2,000円の根拠は1日 144回を表示するということを保障するものであります。
それから第8条の関係で、減免措置の免除の関係でございますが、使用料の免除につきましては、市または公共団体が行う行政広報に類するもの、それから公共性、公益性が高く地域振興に資するもの。それから市長が特に認めるというふうな形の中で、例えばボランティアとかスポーツ、そういったものについても免除したいという考え方でございます。
それから、今申し上げたことにつきましては、市内の団体というふうなことで考えておりまして、市外の団体につきましては使用料を徴収すると。ただ連携市町村につきましては、内容によって判断してまいりたいと考えております。それから、有料無料の判断につきましては、観光協会と市で審査会を開催しながら協議していきたいと思っております。
規則への委任でございます。第9条、この条例への施行に関し必要な事項は規則で定める。
附則。この条例は、平成11年1月1日から施行する。以上でございます。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
次に、議案第93号平成10年度鹿角市
一般会計補正予算(第5号)であります。
今回の補正予算につきましては、介護保険事務電算処理運用方式開発事業費、またデイサービス事業にかかわります訪問入浴車の購入事業費、秋田県議会議員一般選挙費の追加、各事業の精算見込みに伴います事業費の調整、人事院勧告による職員給与改定に伴う人件費の追加などを中心に編成したものであります。
歳入歳出予算の補正でありますが、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億 2,947万 4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 178億 3,128万 4,000円とするものであります。第1条の2項でありますが、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるものであります。地方債補正でありますが、第2条地方債の変更につきましては、第2表地方債補正によるものであります。
5ページをお願いいたします。
第2表地方債補正の1変更であります。起債の目的の上水道事業会計出資でありますが、補正前の限度額 470万円を 290万円減額いたしまして、補正後の額を 180万円とするものであります。これは老朽管更新事業費等の減でありますが、採択基準に達しなかったものでございます。
次に、山村振興等活性化推進事業でありますが、補正前の額 400万円に対しまして 200万円追加して、補正後の額を 600万円とするものであります。これは防火水槽を2基から3基、1基追加による事業費の追加に伴うものでございます。
都市計画街路整備事業、補正前の額 1,900万円を 980万円減額いたしまして、補正後の額を 920万円とするものであります。これは花輪尾去沢線の負担金にかかわる事業費の減でございます。
農地災害復旧事業でございますが、補正前の額 270万円に10万円追加いたしまして、補正後の額を 280万円にするものであります。これは6月発生豪雨災4カ所、8月発生の豪雨災を合わせまして5カ所にかかわるものであります。
農業用施設災害復旧事業ありますが、補正前の額90万円に20万円追加いたしまして、補正後の額を 110万円とするものであります。これは6月発生の豪雨災2カ所、8月発生の豪雨災1カ所、計3カ所にかかわるものであります。
次に公共土木施設災害復旧事業でありますが、補正前の額 630万円に 270万円追加いたしまして、補正後の額を 900万円とするものであります。これは6月発生豪雨災、それから豪雨災の道路5カ所、河川3カ所、8カ所分の査定結果に伴う追加でございます。合わせまして6件、補正前の額が 3,760万円を 770万円減額いたしまして、補正後の額を 2,990万円とするものであります。
説明の都合上、歳出の10ページをお開き願います。
まず、今回の補正につきましては、先ほどご説明申し上げましたように人事院勧告に基づきます給与等の改定に伴う人件費の補正を計上してございます。その内容につきましては、給料及び手当であります。4月1日にさかのぼり0.76%、金額にいたしまして 2,785円の勧告に対し、算定いたしました結果、改定率は0.71%、 2,485円となるものであります。改正後の給料の額は、一般会計における一般行政職におきまして32万 5,943円となるものであります。以下2節、3節、4節につきましては人勧関係でありますので、以下省略させていただきます。
他会計分も合わせまして 2,103万 3,000円となるものであります。当該職員については、総計 397人となるものであります。
2款1項1目15節でありますが、これは庁舎補修工事費、下水道の切りかえ工事費の精算でございます。
11ページをお願いいたします。
2款1項13目19節でございますが、これは花輪高等学校の全国高校駅伝競走大会出場費の補助金 100万円でございます。
3項19目の鹿角広域行政組合負担金でありますが、これは当初局長等の給料を計上しておらなかったものによる後日の調整でございます。
12ページの5目県議会議員一般選挙費でございますが、この目につきましては、平成11年4月11日執行予定の県議会議員一般選挙の経費でございまして、全額県の支出金となるものでございます。
13ページをお願いします。
3款1項3目13節委託料 5,000万円につきましては、介護保険事務の電算処理運用方式開発事業の委託料、ソフト開発部分でございます。
19節の備品購入費につきましては、訪問入浴車1台の購入費でございます。
次のページをお願いいたします。
14ページの3款2項2目19節でありますが、これは一番上が私立保育園の開所時間延長促進事業費補助金であります。これは杉の下保育園を対象と考えてございましたが、補助対象とはならなかったものでございます。代替えといたしまして、下の3歳未満児保母設置事業について該当になりまして追加をお願いするものであります。下の一時保育事業費補助金につきましては、わかば保育園が5月から該当になったということによります追加でございます。
15ページをお願いいたします。
4款2項1目19節の広域行政組合負担金、ごみ処理費の追加でございますが、これは精算見込みによる追加でございます。繰越金を精算しまして、不足分を追加するものであります。
2目19節のし尿処理費でございますが、これにつきましては、9年度において運転開始いたしましたが、薬品、燃料費、光熱水費等の不用額を精算するものであります。
3項1目24節の上水道事業会計出資金でありますが、老朽管の更新を予定しておりましたが、工事費の関係の基準額に達しなかったために該当にならなかったということによる減額でございます。
16ページをお願いいたします。
6款1項8目15節の消防施設整備工事費でありますが、菩提野の貯水槽1基を追加するものであります。
17ページをお願いします。
6款1項13目でございますが、これはいわゆるモデル事業のほ場整備山田地区、それから農道の小深田線、農道の松館大里線、それから下川原の多目的共同利用施設等の目内の調整にかかわるものであります。
18ページをお願いします。
6款2項2目19節の林産物流通施設整備事業費補助金の減額ですが、これは貯木場の舗装、原木自動選別機等、それから貯木場施設の安全施設等の調整の減額でございます。
それから、下の方の7款2項1目19節でありますが、これは2000年に開催予定となってございます世界地熱会議の鹿角フォーラムの実施に伴います推進活動費であります。
次の19ページをお願いします。
8款2項1目13節の幹線市道改訂業務委託料 350万円でありますが、これは市道の1、2級の見直し分の委託料でございます。
その下の除雪対策費の11節、光熱水費の追加でございますが、これにつきましては、六日町三日市線それから石鳥谷線の道路の融雪装置の電気代であります。
20ページをお願いいたします。
上の8款4項2目19節でございますが、これはそれぞれの事業費の増減による調整でございます。内示額による調整でございます。
それから、8款4項5目15節の給水施設整備工事費 810万円でございますが、現在の給水施設では水圧が不足のため地区住民に不便を来している状況にあることから、この水圧不足を解消し、地域住民に安全かつ安心できる給水体制を図るためのものでございます。
9款1項1目19節の鹿角広域行政組合負担金でございますが、これは基準財政需要額確定に伴います負担金の変更によるものであります。
21ページの通学対策費の工事費でありますが、これは停留所の建築工事費でございます。
23ページをお願いします。
11款2項1目15節工事請負費の公共土木施設災害復旧工事費でございますが、これは道路施設5カ所、河川3カ所の追加でございます。
13款1項1目17節公有財産購入費の減額でございますが、これは鹿角公共職業安定所用地の精算で、当初予定しておりました10月30日ということが11月30日、一月おくれたことによりまして7万 6,646円の増になったこと。それから、定住促進分譲用地の取得についてでございますが、この分について当初平米当たり 2,500円を予定しておりましたが、 1,433円に下がったことからその減額84万 7,679円、差し引きいたしまして77万 3,033円を減額するものであります。
歳入の6ページへお戻りください。
歳入でありますが、まず、7款1項1目地方交付税であります。今回の補正の財源といたしまして普通交付税を1億 972万 5,000円予算措置してございます。交付決定額は68億 3,287万 7,000円であります。11月までは66億 3,042万 9,000円を予算措置してございます。今回1億 972万 5,000円を予算措置することによりまして、留保財源が 9,272万 3,000円となるものであります。
9款2項2目民生費負担金でありますが、4節の児童福祉費負担金でございます。これにつきましては、認可保育園に措置されております措置費負担金、いわゆる保護者からの分でございます。これにつきましては、措置児童数の増によるものであります。
その下の11款1項1目5節につきましては、これは支弁額の増によるものであります。なお措置人員は減でありますけれども、単価の高い児童の増によるものであります。
3目1節の公共土木施設災害復旧費負担金でありますが、6月豪雨災道路5カ所、河川3カ所、計8カ所の査定結果に伴う追加であります。
7ページをお願いします。
11款2項1目2節の高齢者介護体制整備支援事業費等補助金でありますが、介護保険事務電算処理の運用方式の開発事業を委託してございますが、それに対します補助金でございますが、基準額が 3,000万円の2分の1の 1,500万円となるものであります。
12款1項1目5節の認可保育施設児童措置費負担金でございますが、これは措置児童の増による県の負担分の追加でございます。
2項2目民生費県補助金の5節児童福祉費補助金につきましては、上の開所時間延長促進事業費補助金につきましては、先ほど説明いたしましたように、杉の下の不採択、それからそれに伴います3歳未満児保母設置費補助金の該当になったこと。それから下の方につきましては、一時保育事業費補助金、これはわかば保育園が5月から該当になったことによるものであります。
5目農林水産業費県補助金3節農業振興費補助金でありますが、これにつきましては、上の方でございますが、春秋キュウリ、トマト、施設設備等の機械設置数量等の変更による減でございます。なお、事業主体は農協でございます。下の方はねぎ、アスパラガス等の導入機械数量等の変更による減でございます。
次のページをお願いいたします。
8ページの12款2項5目11節林業費補助金でありますが、これは林業山村活性化林業構造改善事業費補助金の減額であります。これは決算見込みによる減額ということでございますが、これは国の配分が少なかったことから、一部事業を11年度へ繰り延べすることによるものであります。
3項1目5節の選挙費委託金でございますが、これは県議会議員の一般選挙費の委託金でございます。
下にまいりまして、13款2項1目不動産売払収入でございますが、これは減額となってございます。主なところは二つでございますが、一つは公共職業安定所の建設用地でございます。それから、もう一つは定住促進分譲用地、いわゆる下川原の部分でございますが、これにつきましては、公共職業安定所の建設用地の売り払い時期によりまして7万 4,646円の増となります。
それから、もう1件の定住促進分譲用地の下川原でございますが、当初平米当たり 2,500円と見てございましたけれども、隣接地を県から取得した際、単価が 1,433円で払い下げになってございますから、これと同様の単価で払い下げすることによりましての減額となるものであります。
雑入でございますが、下から2番目の生産物等販売収入につきましては、これはパッションフルーツの販売収入の増によるものであります。
市債でありますが、市債につきましては5ページの変更のところで説明しておりますので、省略させていただきたいと思います。
以上で
一般会計補正予算の説明を終わらせていただきます。
○議長(佐藤洋輔君)
昼食のため午後1時まで休憩いたします。
午後0時00分 休憩
――
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午後1時02分 開議
○議長(佐藤洋輔君)
休憩前に引き続き会議を開きます。市民福祉部長。
○市民福祉部長(花ノ木一好君)
議案第94号平成10年度鹿角市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、人事院勧告分の給与改善費を予算措置したものであります。
それから、議案第95号平成10年度鹿角市
老人保健事業特別会計補正予算(第3号)。これも全く同様でありまして、人勧分を予算措置いたしたものであります。以上終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(千田俊夫君)
私から、議案第96号平成10年度鹿角市
高田地区土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について説明します。
歳入歳出予算の補正でございますけれども、第1条に、歳入歳出それぞれ 3,634万 6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億 1,639万 1,000円とするものであります。
2項には、第1表の歳入歳出予算補正によります。
次のページをお願いします。
説明の都合上、44ページの事項別明細書の方を説明させていただきます。
歳入でございます。
1款1項1目の土地区画整理費負担金 3,030万 2,000円の補正をお願いしております。これについては公共施設管理者負担金ということで、これ1件分でございます。これの歳入の追加でございます。
次に、2款1項1目でございます。これについては 228万 2,000円をお願いしております。これは保留地の処分金ということでございます。これは付保留地の4件分の追加でございます。 228万 2,000円でございます。
それから、4款1項1目の繰越金でございます。 376万 2,000円の追加をお願いしております。これは前年度繰越金の 376万 2,000円となっております。
次のページをお願いします。
次のページ、歳出でございます。歳出については、1款1項3目の事業費について 3,634万 6,000円をお願いしております。これについては2節、3節、4節について省略させていただきます。主なものについては、15節の工事請負費 750万円でございます。これは仮換地に伴う造成工事の3件分の追加をお願いしております。 750万円でございます。
次の22の補償、補填及び賠償金の 2,712万 1,000円の追加でございますけれども、これについては、まず一つは上水道の移管施設補償費の関係を 250万円を減額しております。そして支障物件移転補償費1件分でございますけれども、これに 2,962万 1,000円を追加させていただいております。差し引き 2,712万 1,000円となるものでございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○上下水道部長(賀川一男君)
議案第97号平成10年度鹿角市
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
まず第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ68万 2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を13億 3,272万 6,000円とするものであります。
次のページをお願いします。
歳入でございますが、5款1項1目1節前年度繰越金68万 2,000円の追加でございます。これは前年度繰越金の一部を措置するものでございます。
次に、歳出でございますが、1款1項1目の一般管理費、2節、3節、4節は人勧に伴う人件費の追加補正でございます。
8節報償費29万 4,000円につきましては、受益者負担金の一括納付に対する報奨金の追加でございます。
2目の事業費の2節、3節、4節につきましては、人件費でございます。
15節工事請負費と22節補償、補填及び賠償金につきましては、予算の組み替えでございます。
以上でございます。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
55ページ、お願いいたします。
議案第98号平成10年度鹿角市
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
歳入歳出予算の補正でございますが、第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7万 1,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を1億 9,712万 3,000円とするものでございます。
説明の都合上57ページをお願いいたします。
今回の補正は、人事院勧告の人件費に関する調整とそれから事業費内での調整でございます。
主たるものを申し上げます。
委託料の関係につきましては、実施設計委託料 766万 4,000円の追加でございますが、この件に関しましては、その下にあります測量委託料、これは処分場それから管路の測量委託ということでございまして、実施設計委託料と包含した形の契約ということに伴いまして 1,470万円の減額でございます。
それから地質調査委託料、それから電算処理の業務委託、基本設計の委託と、これにつきましては、精査によります調整でございます。
それから15節工事請負費につきましては、 670万 2,000円の追加でございますが、これは事業費の調整に伴いまして追加するものでございます。
それから17節公有財産購入費でございますが、用地購入費 263万 5,000円の減額でございます。これにつきましては、処理場の施設用地でございます。買収する面積が 2,455平方メートルでございまして、地権者と買収単価について合意に達したということに伴いまして減額するものでございます。
それから22節の補償、補填及び賠償金につきましては、 400万円の減額でございますが、これにつきましては、当初既存の簡易水道組合所有の配管に対する補償ということで 500万円を予算措置してございましたが、その 500万円の内訳として補助対象が 400万円、市単独分として 100万円でございましたが、今回補助事業の調整に伴いまして補助対象分 400万円の減額をお願いするものでございます。
それから、もう1点でございますが、市長の行政報告の中でも申し述べましたとおり、管路工事につきまして、今議会中の発注の予定にしてございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○上下水道部長(賀川一男君)
議案第99号平成10年度鹿角市
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
第1条、歳入歳出予算の総額に4万 2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ 8,032万円とするものであります。
次のページをお願いします。
歳入でございますが、3款繰入金1項1目の一般会計繰入金で4万 2,000円の追加でございます。
次のページですが、歳出におきまして、1款1項1目一般管理費の2節、3節、4節につきましては人事院勧告に伴う追加補正でございます。
67ページをお願いします。
続いて、議案第 100号平成10年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
予算の内容につきましては、補正予算の資料の方で説明したいと思いますので、79ページをお願いします。
収益的収入及び支出でございます。まず、収入でございますが、1款1項1目の給水収益の追加 500万円でございますが、これは水道料金を追加するものでございます。これは10年度上半期の実績それから今後の見込みを勘案し、 500万円の追加をお願いするものでございます。
2目の受託工事収益の減額 1,110万円は、他事業関連にかかわる給水装置受託工事収益の減によるものでございます。
支出の補正でございますが、全般的には人事院勧告に伴う人件費の調整でございます。そのほかの主なものとしては、1款1項1目の動力費 100万円は、花輪浄水場の電気料金の追加をお願いするものであります。
次のページをお願いします。
2目の修繕料の減額 1,007万 4,000円でございますが、これは同額を修繕引当金を充当することによる減額措置でございます。
それから、3目の工事請負費の減額 1,110万円ですが、これは他事業関連にかかわる給水装置受託工事費の減によるものでございます。
2項1目の企業債利息の減額 133万 4,000円は、当初見積もりと借り入れ見込みによる調整によるものでございます。
一時借入金利息追加53万 2,000円でございますが、これは政府債の前借り利息をお願いするものでございます。これは2月ごろになりますと非常に資金繰りが容易でないということから、この利息をお願いするものでございます。
次に、資本的収入及び支出の収入でございますが、1款1項1目の補償費の減額 1,193万円でございますが、これは公共下水道関連及び他事業関連の配水管移設補償費の減によるものでございます。
3項1目の企業債の減額 1,760万円は、配水管整備老朽管更新の事業債の減によるものでございます。
4項1目の他会計出資金の減額 291万 6,000円は、公共下水道関連と国道 341号の改良関連の配水管移設にかかわる出資金の減によるものでございます。
次に、支出でございますが、1款1項4目他事業関連施設整備費の工事請負費の減額 2,480万円は、公共下水道関連と高田地区区画整理事業関連の配水管移設の工事費の減によるものでございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
次に、認定第2号から認定第8号まで、いわゆる平成9年度一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定についての説明を求めます。収入役。
○収入役(木村正司君)
それでは、私の方から説明申し上げたいと思います。
まず、平成9年度の一般会計並びに特別会計の決算につきましては、決算書並びに事項別明細書を付したもの、さらには決算概要書を差し上げてございます。
なお、金額につきましては、決算でありますので円単位まで出ておりますが、説明は 1,000円単位に略させていただきます。
それでは、認定第2号一般会計についてでありますが、収入済総額は 186億 6,377万 5,000円でありまして、これに対する支出済総額は 184億 2,719万 1,000円となっております。予算額との対比、つまり執行率でありますが、歳入では 99.59%、歳出では 98.33%となっております。
金額における前年度比較では、歳入では1%の減、歳出では 0.6%の減となっており、執行率におきましては、歳入では1.28%、歳出でも1.68%とそれぞれ高くなっております。
以上の結果、歳入歳出差し引きで2億 3,658万 4,000円の黒字決算となっております。
なお、この中には翌年度へ繰り越すべき財源として、繰越明許費繰り越し分 1,290万 4,000円が含まれておりますので、それを差し引きますと、実質収支額は2億 2,368万円となって、これが10年度へ繰り越されることになります。
次に、認定第3号から第8号までの特別会計について説明いたします。
認定第3号国民健康保険事業会計、認定第4号老人保健事業会計、認定第5号老人訪問看護事業会計、認定第6号高田地区土地区画整理事業会計、認定第7号下水道事業会計、それに認定第8号簡易水道事業会計、合わせまして六つの特別会計でありますが、このうち老人保健事業会計が 1,374万 5,000円の赤字決算となっております。これは、歳入におきまして、医療交付金の概算金等が実績を下回ったものによるものでありますが、翌年度歳入を繰り上げ充用をいたしてございます。そのほかの特別会計はいずれも黒字決算になっております。
これら六つの特別会計、全部の収入済総額は 104億 6,702万 3,000円でありまして、これに対する支出済総額は 101億 4,246万 6,000円であり、収支残は3億 2,455万 7,000円となるものであります。
以上、平成9年度の一般会計並びに特別会計の概要を申し上げましたが、詳細につきましては、後日
決算特別委員会におきましてご審議いただきます際に各会計の事項別明細書及び主要施策の成果報告書、その他関係資料等をもって各担当からご説明申し上げますので、どうぞよろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げまして説明を終わらせていただきます。
○議長(佐藤洋輔君)
以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。
これより質疑を受けます。まず、議案第81号から議案第83号までの3件について、質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第84号について質疑を受けます。質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第85号について質疑を受けます。阿部君。
○11番(阿部節雄君)
詳細については、所管委員会で審議されると思いますが、私から若干質問させていただきます。
6月の総務財政委員会において複数の委員からまちづくりについてどういう発想からあそこの場所かといった指摘、あるいは市営住宅宅地として適切な場所であるのかどうか。それから、商店街空洞化対策の観点から配慮が必要である。あるいは今度土地代が住宅使用料に反映されないということから、土地代が多少高くともよいという考え方がもしあるとすれば、これは過大な市民の負担、あるいは既設の住宅入居者の均衡上大変大きな問題があると。根本的に再検討してみる必要があるという意見を出しておるわけでありまして、このことについては6月定例議会の総務財政委員長の報告でもなされているわけであります。
このような意見を踏まえて再検討されたのかどうか。さらには所管の委員会において3カ所の候補地について説明がなされているようでありますが、1カ所に絞り込みがなされていないということであります。執行部はこれらの経過をどうとらえ当該地に決定されたのか、その経緯についてお答えをいただきたいと、このように思います。
○議長(佐藤洋輔君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(千田俊夫君)
私の方からご説明申し上げます。
まず、今回の土地取得にかかわる議案の関係でございますけれども、公営住宅建設用地ということでお願いしておるわけでございます。これにおいては、前に申し上げたと思いますけれども、昨年度において特に老朽化が著しいというふうな赤坂、柏木森、さらには新山住宅と。新山住宅については、これは10年6月議会で用途廃止しておりますけれども、そうした形の中で住宅整備の方向というものを示すためのプロジェクトチームを組んで検討してきておりました。これらのいろいろな経緯を踏まえながら、赤坂、柏木森、新山の住宅を統合して建てかえを行うという方向で構想を練り直す建設に向けた経過を進めてきたのは実情でございます。そうした中で、今年度は国の総合経済対策というものが打ち出された関係で、その一環としての公営住宅ということでの対応を進め、そして6月には用地購入、造成工事、さらには基本設計、実施設計等の、こういうふうな住宅建設を進めていくための予算的なことについてお願いをして、それを皆様方から議決していただいたという形の中で今までの経緯は進んでおります。
そこで、まちづくりの発想と、さらには適切な場所であるかとか、空洞化とか、家賃の問題ということでの対応の仕方でございますけれども、まず一つは、考え方としては、ここの団地の選定理由ということでございますけれども、まず一つ幹線道路というところで非常に接するということからして、やはりこれから多くの方々からも一番の目の届く場所というのはそういう感じからすればまずアピールできるのではないだろうかという考え方も含んでおります。いろんな形の中で、今の場所については、用途地域は準工業地域ということであったわけだけれども、その指定されておる根本にあった製材所がなくなってスーパーマーケットに変わってきておるという形の中で、非常にそういう面からすれば場所的には最適ではないだろうかという考え方でこの場所を選定しているということでございます。
また、家賃の関係での対応の仕方ですけれども、確かにこの住宅に関しては公営住宅の条例の改正等が行われまして、いろいろな給与の所得の差によった形の中での家賃体制になるわけでございますけれども、そういう一般のアパートといいますか、そういう形の中においての家賃の差というのは若干は出るものだろうとは思います。しかし、やはり先ほど申し上げたように、以前からこの市営住宅そのものが非常に老朽化してきておるということでございましたので、前々からの検討に加えて、そして今10年度においてようやく実現という形に進めてきておるという考え方でございます。
それから、所管委員会においての3カ所の位置の検討ということで、1カ所しか絞っていないのではないかということですけれども、まず、それについては、扇ノ間の団地とそれから三日市の高台ということでございますけれども、やはり今の高井田地区の場所については、先ほどもちょっと申し上げたように、いろいろな形の中で非常に道路関係においても整備されているという形からすれば、進入道路等々の絡みから考えていきますと、そこが適切だという判断からしてここでお願いしておるような状況でございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
阿部君。
○11番(阿部節雄君)
庁内にプロジェクトを設置していろいろ検討したと。それは庁内の理としては当然だと思いますが、どうも議会への対応がおざなりだと。あるいはまた手順が非常に間違っていると、そういうふうなことを私は指摘したいと思うんですが、それらに対する、もし市長が何か考えがありましたら、はっきり言っていただければいいと思います。
それから、いろいろ説明をした上で予算の決定をいただいたということでありますが、それは議会は、住宅建設は今のこの景気対策としては必要だと、そういう観点からは予算を認めたと思いますけれども、場所の問題についてはこれは了解していないわけですね。今所管委員会の方、確認しましたら、場所の決定は委員会ではしていないと、了解していないと、こういうことなわけですから、そこら辺をひとつ具体的に明快にご答弁いただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
助役。
○助役(佐藤秀朗君)
今阿部議員おっしゃるように、たしか3候補地の中からこの箇所を選んだわけですが、そこに至る過程がどうもすっきりしていないと。というのは、対議会に対する説明なりが十分でなかったということでございますけれども、私どもはしたつもりなんですが、そういうことであるとすれば非常に私どもの手違いだったと思いますし、私どもが進めてまいりましたのは、3候補地のうちでこの箇所でご理解いただいたと、そういう理解のもとで進めてまいったんでありますが、今言われるような議会との連携が密でなかったという点に対しましては、以後十分反省しなければいけないと思っております。
○議長(佐藤洋輔君)
阿部君。
○11番(阿部節雄君)
助役から手違いがあったということですが、手違いがあったんでは済まされない問題だと。これを以後気をつけるというような弁明もありましたけれども、これはやはりもう一回原点に帰ってこれはやり直さなきゃならないと思うわけであります。いずれ冒頭申し上げたとおり、委員会でこのことは十分検討してほしいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第86号について質疑を受けます。質疑ございませんか。奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
簡単に一つだけお尋ねいたします。これ、あくまでも参考のためたに伺いたいと思いますので、そのおつもりでお答えいただきたいと思います。
と申しますのは、この議案第86号の提案理由でありますけれども、提案理由の書かれている表現は、私よく見ましたら、保護条例の第1条そっくりなんですね。これも間違いではないとは思うんですけれども、「及び」というところがついていないだけであとそくっとそのまま提案理由だと。提案理由というのは、総務部長が説明した、いわゆる「内容におきましては」という前段の部分が提案理由で、ここの部分は提案理由ではないのではないかなという気がしたものですから、もし私の認識が間違っておったならばご指導いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
提案理由とその目的とするところの、つまり1条のところがほとんど同じだということでございますけれども、この条例の目的とするところは1条のところに網羅したつもりでございます。したがいまして、その目的のところを強調することで提案理由にかえたいと、こういうふうな考え方からそのようにしたのでございます。ただ、先ほど私が説明した内容が提案理由になるべきではないかということにつきましては、そういう面もあるなというふうにちょっと今ここでしたわけでございますけれども、いずれその目的とするところを強調したいために提案理由としてここに掲げてございますので、今奈良議員さんからご指摘いただいたことにつきましては、今後の議案のつくり方等に反映させるといいますか、中身について十分検討して提案するようにしたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
検討されるということですからいいと思いますけれども、言ってみれば提案理由ですから、条例の中身でないですから、提案理由ですから、こういう情勢下でこうなったから今こうして提案して、目的はこうですということは条例の中身なわけですから、そうでないだろうかなと。今までのやつずっと見ても、その前後の提案で皆見てください。例えば人勧の場合は人勧があったために給与表を改正するんだというような趣旨がきちっとあってやっているわけですから。ただし、これだけは条例の第1条が目的がそっくり提案理由だということについては、何かやっぱりほかのものと異質なものなのかなというような感じがしたわけですから、十分検討して、やっぱり統一ある提案理由にしていただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。阿部君。
○11番(阿部節雄君)
所管の委員会ですから、一つだけ確認しておきますけれども、情報公開と
個人情報保護条例、これは一つの条例で決めると、定めるということも考えようによっては理想だと思いますけれども、今回鹿角市があえて二本立てにした理由というのはどこにあるのか。そこら辺ひとつお尋ねをしたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
今阿部議員さんから言われたことについては、ほかのところでもあるやに聞いてございます。確かにそういうことなわけでございますけれども、まず、考え方といたしましては、そういうことも中では検討させていただきました。ただ、昨年制定しました情報公開条例につきましては、公文書の開示に主眼を置いた条例であったわけです。今回の
個人情報保護条例につきましては、個人の情報の適正な取り扱いの確保と保護を最も重要な考え方としてございます。そういうことで、また情報公開条例制定時には個人情報条例の電算の関係はあったわけですが、そのほかのところまではちょっと手が回らなかった点があります。それで今回はそれをさらに個人情報保護を図るため、確保と保護をしていくために新たに別建てで実施したいと、こういうことにしたことでございます。
ただ、今後情報公開条例もそれから今回提案しております
個人情報保護条例についても、今後改正等が必要になってくることが考えられます。つまり最高裁における判決に従って内容を変えていかなければならない部分ができる可能性があります。そういう段階で、それを1本にできるかどうかも検討を含めて今後諮っていきたいと考えていますので、何とぞご理解いただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
阿部君。
○11番(阿部節雄君)
基本的にはわかりますけれども、今回の条例の中身を見ても、かなり情報公開条例と類似するような項目があるわけですから、そういう意味で私聞いているわけです。今後いろいろな訴訟問題の取り扱いによってはそこら辺まで検討しなければならないということですが、もう既に全国で 100件以上の判決が出ているわけですね、訴訟に対しての。ですから、相当の今後勢いでこういう判決、いわゆる訴訟がふえていくと思います。そういう観点からもう少し整然とした、住民が見てもわかりやすいような条文にすべきだと。そうなるとやはりこれ1本化した方がうんと見やすいのじゃないか。また、運用がしやすいのじゃないかという観点から私申し上げているわけですから、ひとつそのことも委員会までに十分考えておいていただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第87号及び議案第88号の2件について質疑を受けます。質疑ございませんか。奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
議案第87号の一般職の職員の給与に関する条例の改正についてお尋ねをしますが、これも参考までにです。これ、給与表がございますが、各級ごとに現在鹿角市が支給している最高額が何ぼで、それから平均になれば各級ごとの平均は何ぼぐらいなのか、それをお伺いしたいのです。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
ちょっと各級ごとに該当する人数についてちょっと……
(「人数はいい、予算書についているから。でなくて、例えば9級の部長クラスは平均では、例えば9の6の40万 1,000円だとか、それから最高は15の48万 9,500円だとかというようなところを各級ご とにお聞きしたいと」の声あり)
9級について申し上げたいと思います。
(「いや、各級ごとに」 の声あり)
○議長(佐藤洋輔君)
暫時休憩いたします。
午後1時38分 休憩
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
午後1時39分 開議
○議長(佐藤洋輔君)
再開します。奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
資料で結構でございます。
それから、今こういう情勢下だから、人勧に対する考え方はこうだということは先ほどお伺いしたけれども、何か一言市民に対してこういう情勢下で給料を上げるということについての何か感じみたいなことをひとつしゃべらなくてもいいのでしょうか。その必要性がないとすれば結構です。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
大変申しわけありませんでした。
確かに現下の経済情勢は非常に厳しいと、求職求人倍率等もけさのNHKのニュースでありますように、大変全国的に厳しい状況にあると。市長の行政報告の中にもそのことは出てきていますけれども、鹿角市は全国よりも若干多いところになっていると、大変厳しいことは理解してございます。また、職員の給与ベース等を考えてみますと、いわゆるラスパイで申し上げますと、昨年4月1日の段階では90.1という状況になっています。今年度のラスパイは少し上がりましたけれども、90.8という状況になって、全県の9市の中ではどん尻であるということもありまして、こういう経済情勢でありますけれども、職員の給与についても、やはりほかの国家公務員と比べて低い部分についてはできるだけ回復して、そして仕事に大いに力を発揮できるような環境づくりをしていかなければならないものと思っておりますので、何とぞご理解の上、条例の可決を賜りますようお願い申し上げたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第89号から議案第91号までの3件について質疑を受けます。質疑ございませんか。
齋藤君。
○22番(齋藤啓一君)
議案第89号についてご質問いたします。
今回市立大湯保育園の管理を民間に委託する理由は、さっき部長がおっしゃった児童数の減少傾向、また臨時保母の待遇、採用されることの待遇等々言われましたが、今回民間委託する際について、保護者、父兄を集めていろいろ説明をなさったと思いますが、その際に出たお話、要望事項等はどんなものがあったか。
それから、さっき児童数の減少傾向と言うんですが、この市立大湯保育園については現在61人の措置人員。数年はこのまま推移するんでないかというお話もありましたが、この市の保育園の推移とその民間の保育園の推移を伺いたいと思います。
また、この大湯保育園の60人ぐらいの定員等は、花輪の第二保育園、錦木保育園とか、他にあります保育園等もこうして大湯の保育園に倣って民間委託を模索していくのかどうかを伺います。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○市民福祉部長(花ノ木一好君)
大湯の委託につきましては、先般も保護者からお集まりいただきまして、考え方、それからこれからの推移、そういったものをご説明申し上げております。特にどうのこうのという、極端な言い方をすると反対意見というのはなかったんですが、やっぱり心配だというのは、委託をしたから後は市が全く知らないんだと、そういうようなことになれば大変困るよというようなことは再三出たようであります。決して我々はそういうことでなくて、あくまでも公設民営という考え方でありますから、設置しているのはあくまでも鹿角市であります。したがって、そういう不安があるとすれば、我々は愛生会の方の法人の方と定期的に連絡協議会を持ちながら、本来当然に保護者が園長を通じていろんなことをお願いしていくのは当然の筋でありますけれども、そこに何かのトラブルがあったりしていろんなことが起きた場合に、我々が知らないというわけにはいきませんから、当然に市が責任を持ってそういう解決を法人の方と一緒になってやっていくと。だから今までとほとんど変わらないと、そういうことはご心配なさらないでくださいということでご理解は得ております。
それから、今後の考え方でありますが、山根の方は毛馬内ということでありますし、国の一つの考え方というのは、本来は認可保育園でやっていくべきだという考え方が非常に強いわけで、我々もそういうふうに理解しております。しからばへき地保育園を必要としないのかとなれば、決してそういうわけではありませんで、特に鹿角の場合は行政区域が広いわけでありますから、それなりにへき地の保育園は設置していくと。しかし、認可は認可なりにきちっとやっていこうと。将来的には錦木も認可にしようという考え方を持っております。それから、八幡平でありますが、これも大里が今老朽化してまいりましたし、これは教育委員会との関連もあるわけでありますが、地域の人方とご相談しながら、あるいは幼稚園でなく保育園で行く方向も検討に値するのでないかなと、そういうふうに今考えております。
いずれにせよ、どういう方向に進もうが、決して行政ペースではこれは進むことはできないわけで、当然に地域の人方の合意形成を得ながらそういう方向に、いわゆる少子化傾向に合わせた、また保育ニーズもそれなりにまた変化しておりますから、保育の内容を充実しながら対応していきたいというふうに考えています。
(「人数はおわかりにならないですか。減少傾向」の声あり)
大湯につきましては、確かに今の児童福祉法の改正によって尾去沢が減少してきたと先ほど申し上げましたけれども、大湯は今のところはほとんど横ばいの状況にあります。ただ、これから生まれる子供がちょっとどういうふうに推移していくのか、当面は今のゼロ歳児等から見ますと、そんなに大湯地域は減らないだろうと見ております。今後あの周辺にいろんな、先ほど申し上げましたように、母親の職場の近くに保育を求めるというのが非常にそういう傾向にありますので、たまたま大湯の場合はホテル鹿角とかいろんな要素が出てまいりましたから、意外と今後数年はそんなに極端に減ることはないだろうと、そういうように予想しております。
○議長(佐藤洋輔君)
齋藤君。
○22番(齋藤啓一君)
今園児の減少数が横ばいというのは、私も保護者の方々二、三の方に聞きました。今入っている園児の方の親はわかば保育園に入れるか、大湯保育園に入れるか、基準をどっちにするかというには大湯保育園に入れたにはそれなりのわけがあるというわけですね。それを一方的になるというのは、もちろん説明の仕方というのはまたこれからすると思いますが、例えば今待遇はほとんど変わらないと言うが、民間の方は弁当をつくって持っていく回数が多い。職場に出るとそういうのは大変だから大湯保育園に入れているとか、あと1クラス当たりの保母さんの数というんですか、人数が、片方の方が18人とすると片方が15人とか、そういう部分で待遇がよいだろうというお話もありました。
もう一つ、今回民間に委託するということで大湯保育園の周囲にさくを、金網を設置することも要望されていると思いますが、やはりそういうことも保護者としては目が届かない部分、1クラスの人数がふえて、要は保母の数が減るんではないかという、そういう不安がありました。これは市の説明だけであって、委託する方の説明がまだのようなことでこう言っているのかもしれませんが、いずれにせよ委託先の方の説明をきちんと保護者にしないと、いろいろそういう声がありましたが、その委託先の説明とかなんかはこれからするんでしょうか。
○議長(佐藤洋輔君)
市民福祉部長。
○市民福祉部長(花ノ木一好君)
保育の公と私の違いにつきましては、いずれも厚生省の保育指針というものに基づいて保育しているわけで、そんなに認可保育園の中で差があるということは私どもはないと思っています。ただ、個々に、先ほど申し上げられたように、弁当の問題とか多少の違いはあるだろうと思います。したがって、逆に言いますと、一つの地域の中で厚生省の指針に基づいて保育をしながら公と私との違いがあると。むしろそういうところにも問題があるわけで、したがって、一体化といいますか、公設民営化ということを考えていくわけでありますから、むしろそういう差を、細かい部分は今内部で盛んに詰めておりますから、ほとんど法人の方の理事会も了解しておりますし、保護者の方々にも具体的な大筋ではもう話し合いをしています。いずれ細かい話はたくさんあるかと思いますが、それは今後も引き続き3月まで時間が十分ありますから、検討していきたいと思っています。
それから、いろいろ要望されたものもたくさんございます。保護者なり、あるいは愛生会みずからいろいろ要望された事項もございまして、今回の補正の中にそういう施設設備の改修というものを当然きちっとやりながら、責任を持って保育できるような状況にして委託したいということで、今回も補正に 450万円ほどのいろんな細部にわたる施設整備の補修の予算をお願いしておりますので、そういったことで法人の方、あるいは保護者の方々の意向は十分私方踏まえて対応しているつもりです。
○議長(佐藤洋輔君)
齋藤君。
○22番(齋藤啓一君)
基本的にこの保育園というのは、今言われたように、自分の職場の近くに園児を連れていって託児する、若いお母さんの働き場所、働いてより豊かな生活をつくりたいというものがあります。ぜひそういう方々が犠牲にならないように、何で大湯だけという声もあり ますから、そこも勘案されまして、これからの協議をよろしくお願いいたします。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第92号について質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部君。
○11番(阿部節雄君)
2点ほどお尋ねしますが、交流広場の面積とか、あるいは施設設備の内容についてほとんどわかりませんので、それをひとつご説明いただきたいと。
それから、法律的な制約はないわけですが、条例条文の一般的な並び方、順序というのは、管理運営委託というのは一番最後、後段の規則への委任規定の前に置くのが普通なわけですが、例規集の産業分類の各条例を見てもほとんどそういう形になっているわけであります。11条例ありますけれども、私もゆうべ調べてみたら、そういう11条例がありました。それはすべて私が申し上げたような配列になっているわけです。本条例であっても、いきなり第3条に持ってきたという何か大きな理由があるのか、そこら辺を確認したいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
地域間交流広場につきましては、先ほど申し上げましたとおり、トロコのゲートの左側でございます。交流広場としては 7,400平方メートルというふうになってございます。それに観光案内板と電光掲示板、さらには散策路、あずま屋、そういったものを配置していくという全体の構想になってございます。すぐ入り口のところに県の方で管理します駐車スペース、これは別枠で準備されるという形になってございます。
それから、条例の関係につきましては、不勉強な面もあるわけでございますけれども、いきなり管理運営の委託ということで載っているわけですが、実はこの件に関しては、やはり広域的な観光宣伝、そういった宣伝活動を担うということで観光協会がございますので、そういった考え方でここに持ってきました。もし配慮が足りなかったとすれば適切でなかったなと思って反省しております。
○議長(佐藤洋輔君)
阿部君。
○11番(阿部節雄君)
必要な条項を網羅すればそれでいいというものでなくして、やはりもっと慎重な、条例としての体裁もあるのじゃないか。そこら辺をひとつ大いに今後勉強してください。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。村木君。
○3番(村木繁夫君)
第2条の位置のことですけれども、これ、間違いないの。番地は。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
位置の関係ですが、八幡平字切留平 206番8と、
(「番地と地はない」の声あり)
206番8、地が抜けているということですか。
(「私はそう思うんだけれども、間違いないですか」の声あり)
ちょっと待ってください。
○議長(佐藤洋輔君)
暫時休憩いたします。
午後1時55分 休憩
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
午後1時56分 開議
○議長(佐藤洋輔君)
再開いたします。産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
大変申しわけありません。宅地でございませんので、地がつかないで「番8」と、こういうふうな形になってございます。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第93号について質疑を受けます。質疑ございませんか。黒沢君。
○25番(黒沢直弥君)
私から、補正予算歳出、ページは18ページです。WGC2000鹿角フォーラム実行委員会負担金 130万 6,000円と、これに関係するわけなんですが、まず一つは、2000年開催の世界地熱会議の参加国及び人員はどれくらいになるのか。参加国と人員なんです。
それから二つ目として、会議の内容はどんなものか、その中身をひとつお知らせ願いたいと。
それから、今回委員会の経費として 130万 6,000円なんですが、これ以外に2000年までの開催までにかなりの経費がかかるだろうと思われます。したがって、この総経費はどれくらいかかるのか。
それから、開催市としてのメリットは何であるのか。世界国中のこうした関係の国から集まってくるわけなんですが、このメリットは何であるのかということをひとつお知らせ願いたいと。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
WGC2000の世界地熱会議の関係について、現段階でわかっていることについてお答え申し上げたいと思います。
WGC2000世界地熱会議、これにつきましては、5年に1回開かれます世界の地熱開発研究者の会議でございます。アジアで初めて2000年に、アジアでは初めてになりますが、日本で開催されるものでございます。期日は5月28日から6月10日というふうな形の日程は決まってございます。それから、その間に各種の行事が実施されるわけでございますが、参加国と人数はどれぐらいかというお話でございますが、現在まで中央に組織委員会がございまして、2回ほど会議の案内書を世界の地熱会議のその関係者等に送付してございます。来年5月ころに最後の案内書が送付されることになりますが、参加の取りまとめにつきましては、その最後の案内書に基づいて取りまとめということになりますので、現段階では何カ国で何人ぐらいという予想は立ってございません。
ちなみに前の1995年イタリア大会でございますが、このときは72カ国から 1,451名の参加というお話を承ってございます。
それから、主たる会議の内容でございますが、5月31日から6月7日までの間に九州と東北で実施されます全体会議それから分科会、これにあわせまして文章を掲示して発表いたしますポスターセッションと地熱関係企業の展示、こういったものが中身でございます。さらに短期研修会と地熱開発施設の視察等も予定されます。
それから、本市では6月3日と4日に鹿角フォーラムと現地視察、それから8日から10日までに短期研修会が実施されると。
どの程度の経費、これからかかっていくのかというお尋ねでございますが、中央組織委員会の予算は3億 3,000万円ほどと聞いてございます。ただ、これは参加される方の登録料、学会の関係団体、それから企業の寄附金、自治体等の負担金等で賄われるというふうな形になってございまして、現段階では鹿角市の行事はこの中の一部だということで、まだ未定でございますので、現段階で経費をどの程度かかるかという試算はちょっとまだ無理というふうに考えていますので、その点についてはひとつご理解いただきたいと思います。
それから、鹿角市への開催市としてのメリットというお話でございますが、まず前段で申し上げましたとおり、世界の地熱関係者への案内書が 5,000部ほど数回にわたって配付されますし、これによって鹿角市や国立公園十和田八幡平が世界にPRされると。それから、もちろん中央の組織委員会のインターネットのホームページ、また鹿角市のホームページでもPRがされるというふうに受けとめてございます。それから、各種の大会誘致と同様でございますが、ホテル、旅館業者等の収入につながると。それから、これをやることによりまして、鹿角市でも世界大会が開催できるというふうな自治体のレベルアップ、こういったものがメリットというふうに受けとめてございます。
○議長(佐藤洋輔君)
黒沢君。
○25番(黒沢直弥君)
それでは、もう1点お尋ねをいたします。19ページです。
歳出土木費の道路橋りょう費の幹線市道改訂業務委託料 350万円、このことについてひとつお尋ねをいたしたいと思います。
まず、改訂業務とはどんなことをやられるのか。これを具体的にひとつお知らせ願いたいと思います。
それから、幹線道路は何段階に分かれておるのか。恐らく1級、2級、その他の級、いろいろあると思われますが、何段階に分かれておるのか。
それから、これは段階的に区別するにはいろいろな条件とか理由があると思われますが、そうした点はどういうふうになっておられるのか。
それから、段階別にこの路線名なんですが、さっぱり我々にはわからないと。たしか延長キロ数で 71.何メートルあるそうでございますが、この路線名を知らせていただきたいと。
それから、この路線の幅員、それから舗装などの状況はどうなっておられるのか。幅員とか舗装の関係は、いまだ舗装なんかできていない路線はないのかどうか、そうした点も含めてひとつお知らせ願いたいと。
○議長(佐藤洋輔君)
都市建設部長。
○都市建設部長(千田俊夫君)
それでは、今の質問にお答え申し上げたいと思います。
まず、改訂業務ということの中身でございますけれども、ご案内のように、これは建設省で一つの計画的市町村の整備を図るというようなことで、昭和46年に幹線道路としての市町村道の格付を1級、2級というふうなものを認めております。それ以降鹿角市の場合は55年にそれを見直しております。そして今回がまた見直しをしなきゃならないということで、これにかかわる業務の委託料ということになります。それで実際中身はある程度事務段階で進んでおるような状況ですけれども、まず第1段階としては、あした県のある程度の事情聴取を受けることになっております。したがって、この改訂することによって、平成11年4月1日からこの改訂された中身でのこれからの内容に入るということになろうかと思います。そういうようなことで改訂業務というのは、要するに1級、2級、幹線道路の格付を明確にしていかなきゃならないということになると思います。
それから、幹線道路の段階といいますか、これは鹿角市の場合は1級、2級、その他ということになっております。それで1級というのはどういうふうなものの路線を指しているのかということになろうかと思いますけれども、幹線市町村道の選定要綱の中でのとらえ方になろうと思いますけれども、そのうちのまず1級の市町村道の基準というのがございます。これは一つには、6項目ありますけれども、大まかなことだけ申し上げますと、一つはやはり都市計画決定された幹線道路と、これは当然1級と。それから、あとは二つ目としては主要集落、大体戸数50戸以上というようなことになっております。これと密接な関係にある主要集落との連絡する道路というふうな形になっております。そのほか主要の広域的施設とか、また主要生産施設とかという連絡する道路等については、1級という格付けになります。
それから、幹線の2級という基準になりますけれども、もちろんこれも都市計画決定された補助幹線道路というような表現をされております。それから、集落はやはり25戸以上という形の中で、これを相互に連絡する道路という中身での格付を、現在もそういう考え方でしておりますけれども、そういう格付になっております。
それから、階級別の路線名と、それから舗装状況というようなことですけれども、私の方では毎年道路台帳の整備をして、要するに4月1日からそういうのをつくっております。その台帳をここでご披露申し上げるというのは非常に時間がかかると思いますけれども、もし路線名的な、このぐらいの厚さになりますけれども、幹線道路ということでもちろん区分しております。その関係についての資料の関係ですけれども、印刷するにしても相当時間もかかる……、総括表でよければ総括表を今すぐ取り寄せますので、ちょっと時間をかしていただきたいと思います。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
黒沢君。
○25番(黒沢直弥君)
そうした資料が来る前に、ひとつ確認のために聞いておきたいと思います。
幾ら帳簿を整理しても、実際の道路事情はどうなんですか。私ひとつ例をとってみますけれども、東町草木線は何級になっておりますか。その実情はよくつかんでおりますか。あなたの説明を聞くと、確かに1級になる道路なんですが、あの状況が果たして1級なのかどうか。幾ら台帳を整備しても、実際が1級の道路になっておらないと。どうなんです、これは。まず、何級になっておりますか。鹿角市にはその他以下の市道もあるんですよ。台帳だけ、帳面づらだけ整備しても実際の道路が整備されておらないと、こういうことなんです。どうなんですか。
○議長(佐藤洋輔君)
黒沢君、これで3問ですから。都市建設部長。
○都市建設部長(千田俊夫君)
今のご指摘を受けている東町草木線ですか、あの路線は恐らく、私ちょっと台帳を見ないで言うのは大変恐縮でございますけれども、私は1級というふうに確認しております。
ただ、路線的な形状ですか、そういう内容については、私どもは精いっぱい生活関連道路についてはいろいろ道路をパトロールするなりして、常に整備しなきゃならないところについては都度そういう補修なり、また舗装であってもオーバーレイ等をやりながらそういうふうにして生活関連道路については極力力を入れて整備してきておる状況ということでございます。なお、今質問の中で、もし今の東町草木線ですか、そういうようなところで特にそういう道が悪いというようなところがあれば、そこに担当の方を現地にやりまして調査させますので、ひとつご理解賜りたいと。
それから、まだ資料来ていないですけれども、1級の路線は従来今までの分は52路線の 123.6キロメートルということになっております。それで今見直しといいますか、今回で36路線の 129キロメートルになります。それでこの中身を見ますと、終起点をある程度変えて、延長は多くなっているけれども、そういう見直しに入っているという内容になります。したがって、終起点を変えて、路線数は減っているけれども、最終的な環状線のような幹線道路というふうなものの位置づけを示していきたいという体制で入っておるということでございます。どうかひとつそういうことでご理解を賜りたいと、よろしくお願いします。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。石川君。
○1番(石川 徹君)
同じく8款の土木費についてお伺いします。
総合運動公園整備費、すなわち陸上競技場についてでございますが、7月28日のオープン以来、私も市内外の利用者の方々にこの鹿角市の陸上競技場はどういったものであるかというのを聞く機会が非常にあったわけで、景色のいい、また空気のいい中に囲まれたすばらしい競技場だという反面、例えば外線電話がない、これとっさの事故のときにどう対応するのであろうかとか、設計ミスかどうかわかりませんが、競技場から国旗掲揚塔に上がることができない。また、選手たちの控室が圧倒的に足りない。スタンドを使って着がえるという手段もあるんでしょうが、スタンドに屋根がないので雨が降ったときには外で、スタンドでは着がえることができないと。こういった苦情みたいなものも出ているわけですけれども、そういった声のくみ上げというのはどのようにして情報を把握されているかということについて、まず1点お伺いいたします。
○議長(佐藤洋輔君)
都市建設部長。
○
都市建設部長(千田俊夫君)
ただいまの質問にお答え申し上げたいと思います。
まず、総合運動公園の総合競技場の内容でございますけれども、それなりに3点ばかりのいろんなあれを受けましたけれども、一つは今オープンしたばかりということで、もしかすれば不備な点も多々あろうかと思います。ただ、それをいかにして私の耳に聞こえるかといいますと、私どもとしては事業団の方に委託をしておるということで、私どものところに直接そういうふうな苦情といいますか、そういう施設の不整備なところがということについては、まだ私きょうこの議場でお聞きした次第でございます。そういうようなところで、できるならば私どももそういうふうな、いずれ事業団の方からも内容を聞きながら、できるものであればそういうふうなものを改良といいますか、そういう形の中で持っていきたいと思っておりますけれども、中身について若干まだ私承っておらないので、今二、三点言われましたけれども、例えば電話の問題とか、それから控室といいますか、そういう選手の人方が入るところが少ないとかという形の中でご指摘を受けておりますけれども、少しその点については検討させていただきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
石川君。
○1番(石川 徹君)
オープン来半年が経過したわけですが、私が利用者の方々から聞いておるのは、こういったようなクレームを管理運営するスポーツ振興事業団の方に話しますと、それは教育委員会のスポーツ振興課の方に聞いてくれと。そしてスポーツ振興課の方にいくと、この陸上競技場に関しては都市建設部だと、たらい回しになっているような状態だと私は聞いておりました。それで競技会というのは大抵が土曜日や日曜日や祭日で、庁舎に電話しても担当の方がまずいるわけでもございません。こういったクレームを最終的に聞いているのは、市郡内の中学校、高校の陸上部の監督さんや部長さんであると。そちらの方でも非常にお手上げだということを聞いてまいりました。せっかくの鳴り物入りでオープンした施設がそういったソフト面での対応のまずさで2流、3流の烙印を押されていると。今オフシーズンでありますが、来年度以降の対応というのを、やはり三者でしっかりと協議していっていただきたいというのを意見を付しておきます。以上です。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。阿部君。
○11番(阿部節雄君)
3点ほどお尋ねをします。
まず、17ページですが、先ほど説明がなかったと思うんですが、13目の
農村総合整備事業費のところの13節委託料、一番上の実施設計委託料、これは実施設計の対象は10年度事業なのか、11年度事業なのか。そして事業名は何なのか、これ一つ。
それから、次に18ページですが、一番下の4目の観光施設費のところで、やはりこれも委託料ですが、この委託料の内訳は、あるいは交流広場の委託料かなと思うんですが、ただ、私気になったのは、説明欄に書いておる観光地等というのは非常に名称が大きく、誤解を受けるんじゃないかなというような、老婆心ながらそういう感じを持ちました。もっと絞り込んだ名称で表現すべきじゃなかったのかなと思います。これが2点。
3点目は、同じく19ページの5目鹿角地域地熱熱水供給事業費のところの、これも委託料ですが、生産物加工委託料。これから加工委託するのか、それとも不足する額を追加するのか。これをひとつはっきりお答え願いたいと思います。
それから、最後の質問になりますけれども、22ページですが、6項5目花輪スキー場管理費、これも委託料で 150万円とありますけれども、この追加が必要になった理由は何なのか。この内訳を聞きたいと。
それから、10年度における花輪スキー場管理に要する支出見込み額と収入見込み額、これどのくらいの額になるのか、この際あわせてお尋ねをしておきたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
産業振興部長。
○産業振興部長(木村久男君)
まず、第1点目の17ページの
農村総合整備事業の委託料の関係について申し上げます。
この実施設計委託料の 318万 2,000円につきましては、まず第1点は、農村総合モデル事業全体の国・県との充用変更の協議が必要になってきておりまして、その農村総合モデル事業全体の充用変更の協議用の計画書を作成ということが第1点でございます。これが 239万 3,000円でございます。
それから、四ツ谷高清水の実施設計委託料、これにつきましては、当初計画しておりましたところから集落内の市道までの間 200メートル接続してくれという要望を受けまして追加工事を行うということに伴う設計委託でございます。それが 127万 5,000円でございます。
それから、小深田線の農道につきましては、精算に伴う減額48万 6,000円というふうになってございます。
それから2点目の、次のページの観光地等ということで、大変申しわけありません。中身につきましては、交流広場のあずま屋の冬囲いの委託料でございまして、この表現が適切でなかったというふうに反省してございます。
それから、19ページの生産物の加工委託料でございますが、これはパッションフルーツのジュースとジャムの委託料ということで、これから委託する部分でございます。終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
教育次長。
○教育次長(高畑 直君)
22ページの花輪スキー場管理運営委託料でございますが、その内容でございます。一つは、圧雪車の整備委託料でございまして、当初ではシーズン終了前の見積もりを立てておりましたので、終了後に見積もりをとったところおよそ88万円ほど足りないということでお願いしております。あとは風呂場の浴場の湯量計、あるいはポンプを合わせまして 150万円の委託料をお願いしております。
それから、今シーズンの収入等の見込みでございますが、大変申しわけありませんけれども、これからスキー場が稼働するということで、それらの見通しについてはまだ立てておりませんので、ご理解願いたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにありませんか。村木君。
○3番(村木繁夫君)
11ページになりますけれども、私の聞き違いかもしれませんので確認させていただきたいと思いますが、この19節の負担金の関係ですが、先ほど事務局長の給与の関係という話があったと思いますが、今の補正はほとんど人事院勧告による補正と受けとめております けれども、ここの部分、もう1回説明願います。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
ここにつきましては、負担金補助及び交付金、これは鹿角広域行政組合に対する負担金でございます。鹿角広域行政組合では、前年度の繰越金をもちまして調整しておったわけでございますけれども、ちょっと人件費の分について、計上して、ちょっとしゃべりづらいんですけれども、退職ということでありまして、その給与分については当初には計上しておらなかったわけでございます。それを広域行政組合の方では、補正によりまして繰越金を財源として予算措置しておったわけです。今回その精算するためにその分も含めまして負担金として調整することにしたものでございます。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
8ページですが、8ページの財産売払収入の中で、土地売払収入減額の 569万 9,000円あったわけですが、何か2点ほどあって、1点目は安定所、2点目は下川原のところだという話でしたが、安定所のやつというのは、これどういうことですか。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
これにつきましては、鹿角公共職業安定所の建設用地につきまして、 1,915.3平方メートルになるわけでございますけれども、これを国でございます、労働省に対して処分するというものでございます。それが10月末を予定しておったんですけれども、国の予算等の絡みによりまして、1月おくれたことによりまして利息等の経費が若干ふえたということでございます。
○議長(佐藤洋輔君)
奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
減額ですから予算を計上しておったわけですね。予算を計上したけれども、今のようなことからいって何ぼになったために何ぼ減じたかという、そこら辺聞かないとちょっとわからない。
○議長(佐藤洋輔君)
総務部長。
○総務部長(勝田 尚君)
最初の説明で二つほどあると。大きな理由は二つほどあると。そのほかにもございます。財産売払収入ですので……
(「だから安定所の分に限って教えてくれと」の声あり)
わかりました。ちょっとお待ちください。面積につきましては 1,915.3平方メートルで ございます。処分先は国で、労働省の関係になります。補正前につきましては 4,258万 1,000円を予定しておったわけでございます。それが補正後につきましては 4,265万 5,646円となるものでございます。したがいまして、1月分おくれましたことによりまして、7万 4,646円の増になったということでございます。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。齋藤君。
○22番(齋藤啓一君)
15ページの鹿角広域行政組合負担金ごみ処理費に関連して伺います。
広域行政組合のことですから、答えられないと言えばそういう部分があるかもしれませんが、この終末処理場、さっき広域行政の議長さんが石野あたりに決まったんだけれども、いろいろ民間の部分がありましたと言っていました。各地区の調査の承諾ということでいろいろ頑張られて、その地域の方々はいろいろ迷惑施設を受ける際には、ついでに今までの懸案の環境設備も一緒にやっていただければということで、いろいろこういうものに対しては、そういう条件で前向きな姿勢を示してきたと思います。それが民間の、多分に小坂の方に決まってくるようだという話も聞こえております。果たしてそれが本当なものかどうか。そしていつごろ結論が出て、その地域に、いや、お宅の方にはならないというようなことを伝えるのか。民間の部分というと、以前に産廃施設ということで八幡平に来た際には鹿角市こぞって反対した経緯があります。そういう産廃の部分に今の甚兵エ川原の入り込みを持っていくというのを、私ども広域行政組合の委員じゃないですからわからないんですが、わかる範囲内で教えていただければと思うんですが。
○議長(佐藤洋輔君)
助役。
○助役(佐藤秀朗君)
齋藤議員のご質問でございますが、非常に最終処分場で今まで難儀したという経緯がございます。それで2カ所ばかり候補地を選定いたしまして1カ所に絞り込んだと。
そこが勝又議長が報告の中で申し上げました小真木鉱山跡地ということでございます。そういうことで議会で細部について調査をするという予算を持っていただいた矢先に、先ほど申し上げましたように、民間企業が最終処分場を建設する計画があるということで広域の方に来られましてそういう説明をされました。そういうこともございまして、そちらの今進捗状況を見きわめているところでございますけれども、しからばいつごろから具体的になるのかという話でございますけれども、それは今のところはまだはっきりした計画は出てきていません。いろいろ検討されているということは伺っておりますけれども、そういうことで、しからば用地選定するに当たって当然地元自治会なりにお願いした経緯もあるわけでございますから、それはいち早くその旨はお話し申し上げております。私どもそういう経緯もございますので、できるだけ早目に決まっていただければいいですが、民間の方も鋭意その施設の建設に向けて調査、あるいはいろいろな作業をしているところでございますから、その進捗状況を今見きわめているところでございます。
○議長(佐藤洋輔君)
齋藤君。
○22番(齋藤啓一君)
鹿角市の終末処理場は平成14年10月か11月、ダイオキシン法の法律施行に向けて頑張っておられると思います。そういう意味でいきますと、いち早い結論を見出さなきゃいけないと思います。今まだわからないということですからやむを得ないんですが、わかり次第ぜひお知らせを願いたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
次に、議案第94号から議案第 100号までの特別会計補正予算7件について質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部君。
○11番(阿部節雄君)
議案第 100号ですが、平成10年度鹿角市
上水道事業会計補正予算(第3号)について質問したいと思います。
資本的収支の補正内容を見ますと、資本的収入額が資本的支出額に不足する額、非常に多額になってきているわけであります。当面は未処理剰余金、それから今回の予算書についておる資金計画における受け入れ資金から支払い資金を差し引いた差額をもって補てんし、何とか均衡が保たれておるというような状況のようでございますが、しかし、考えてみますと、いつどんな突発的な事態が発生するかわからないわけであります。そうした場合には直ちに対応できるように、少なくとも1億円以上の、1億円以上とは言いませんが、1億円程度の留保資金を確保しておかなければならないのではないかなと、こう考えているわけであります。したがって、今後の建設改良工事の実施については、抑制基調で配慮しながら慎重な事業運営に当たらなければならないと、このように私は考えるわけでありますが、企業管理者はその辺の見通しをどのようにとらえておられるのかお聞きしたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
市長。
○市長(杉江宗祐君)
市民の生活レベルの向上という意味と、それから景気浮揚対策という観点から見ますと、ある程度は積極性を持たなければならないということもございますが、一方では、やっぱり独立した企業会計でありますから、今ご指摘ありましたように、収支のバランスをできるだけ崩さない形で運用しなければならない。そういう意味の若干矛盾したようなところもございますけれども、基本的には減価償却費などのお金でもって繰りかえ運用をしているというのが実態でありますから、これが大幅に赤字にならないように、要するに赤字というよりも、それよりも余計執行することのないような形で健全運営に努めてまいりたいと思います。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
下水道事業費の関係ですが、51ページです。
事業費の15節と22節はそっくりそのまま、片方はマイナスで、片方はプラスになったという、何かこれ理由があるんだろうと思うんですけれども、金額はそのままですから、お知らせいただきたい。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○上下水道部長(賀川一男君)
まず、22節の減額の方でございますけれども、これは支障物物件の補償の関係でございますが、これは工事施工の段階で水道管を移設するという当初の計画がございました。それを下水道工事を発注する段階で精査の結果、水道管は移設しなくても工法上可能であるというようなことから、この不用額が 2,040万円というものが出てきたということでございます。したがって、そっくりその金額を工事費に振り向けて事業拡張をしていきたいと、こういうことでございます。
○議長(佐藤洋輔君)
奈良君。
○10番(奈良喜三郎君)
これは補助金対象事業ですね。その関係は。
○議長(佐藤洋輔君)
上下水道部長。
○上下水道部長(賀川一男君)
お答えします。これは国庫補助金の対象事業でございますので、全く同額を……
(「内示の部分に入っているわけ、この金額」の声あり)
はい、そうです。
○議長(佐藤洋輔君)
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ないものと認め、質疑を終結いたします。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
日程第9
決算特別委員会の設置
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第9、
決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
お諮りいたします。認定第2号から認定第8号までの7件につきましては、委員会条例第4条の規定により、
決算特別委員会を設置し、別紙付託表により付託の上、審査をお願いいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
なお、委員の人選につきましては議長に一任願いたいと存じますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。
この際、暫時休憩いたします。
午後2時38分 休憩
――
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午後2時39分 開議
○議長(佐藤洋輔君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま設置されました
決算特別委員会について、委員の氏名を事務局長より報告させます。
○
議会事務局長(畠山修三君)
決算特別委員会の委員をご報告をいたします。
黒澤一夫議員、福島壽榮議員、伊藤 進議員、奈良喜三郎議員、中西日出男議員、岩船正記議員、阿部邦宏議員、阿部佐太郎議員、大信田喜一議員、高杉英次郎議員、以上10名であります。
終わります。
○議長(佐藤洋輔君)
ただいま報告ありました10名の方々を
決算特別委員会委員に指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐藤洋輔君)
ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の方々を
決算特別委員会委員に選任することに決しました。
この際、正副委員長の互選のため暫時休憩いたします。
午後2時41分 休憩
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
午後2時55分 開議
○議長(佐藤洋輔君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
休憩中に
決算特別委員会を開催し、委員長に伊藤 進君が、副委員長に福島壽榮君がそれぞれ互選されましたので報告いたします。
――
―――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――
日程第10 議案及び請願・陳情の付託
○議長(佐藤洋輔君)
次に、日程第10、議案及び請願・陳情の付託を行います。
ただいま議題となりました議案第81号から議案第 100号までの20件並びに陳情3件につきましては、お手元に配付してあります議案及び請願・陳情付託表により、それぞれ所管の常任委員会に付託し審査をお願いいたします。
明3日から8日までは議案調査及び休日のため本会議は休会といたします。
以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。ただいまの時刻をもって散会いたします。
午後2時56分 散会...