鹿角市議会 > 1997-03-03 >
平成 9年第1回定例会(第4号 3月 3日)

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  1. 鹿角市議会 1997-03-03
    平成 9年第1回定例会(第4号 3月 3日)


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    平成 9年第1回定例会(第4号 3月 3日)    平成9年3月3日(月)午前10時開議  開  議  議長報告  1. 各常任委員会審査報告  2. 報告事件の審議     質疑、討論、採決  閉  会 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した事件  1. 各常任委員会審査報告     総務財政常任委員会     教育民生常任委員会     産業経済常任委員会     建設水道常任委員会  2. 報告事件の審議  3. 日程の追加     議案の上程
        議案第47号 工事請負契約の締結について     発議第 1号 鹿角市議会委員会条例の一部改正について     発議第 2号 介護保障の充実を求める意見書の提出について     閉会中審査事件の付託 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 出席議員(26名)       1番  奈 良 喜三郎 君     2番  阿 部 三樹夫 君       3番  勝 又 幹 雄 君     4番  豊 田 重 美 君       5番  大 澤   勇 君     6番  児 玉 政 芳 君       7番  中 西 日出男 君     8番  畠 山 玄 介 君       9番  伊 藤   進 君    10番  大 里 恭 司 君      11番  畠 山 誠 一 君    12番  阿 部 佐太郎 君      13番  阿 部 邦 宏 君    14番  岩 船 正 記 君      15番  齋 藤 啓 一 君    16番  田 口 三五郎 君      17番  成 田 吉 衛 君    18番  大信田 喜 一 君      19番  佐 藤   一 君    20番  佐々木 義 隆 君      21番  舘 花 喜七郎 君    22番  佐 藤 洋 輔 君      23番  遠 藤 嗣 昕 君    24番  青 山 善 蔵 君      25番  黒 沢 直 弥 君    26番  高 杉 英次郎 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 事務局出席職員  局 長       大 里 博 志 君  次 長    加賀谷   宏 君  次長補佐兼  議事調査担当主査  廣 林   剛 君  庶務担当主査 今 泉   修 君  主任        菅 原   勤 君  主任     安 保 一 雄 君 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 説明のため出席した者の職氏名  市長       杉 江 宗 祐 君  助役        佐 藤 秀 朗 君  収入役      木 村 正 司 君  教育長       淺 利   忠 君  代表監査委員   三 村 陽 一 君  企画部長      山 口   講 君  総務部長     勝 田   尚 君  市民部長      花ノ木 一 好 君  農林部長     千 田 俊 夫 君  観光商工部長    阿 部   正 君  建設部長     阿 部   嚴 君  総務部付主幹    佐 藤 一 彦 君  教育次長     川 又 節 三 君  国体事務局長    川 又 欣 也 君                      農業委員会事務局長 川 又 満 男 君  水道課長     賀 川 一 男 君  総務課長     児 玉 弘 志 君  財政課長      石 坂 光 男 君 ○議会事務局長(大里博志君)  ただいままでの出席議員数をご報告申し上げます。出席26名でございます。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。  終わります。                午前10時03分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので、会議は成立いたします。よって、本日の会議を開きます。  本日の会議は議事日程第4号により進めてまいります。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――            議事日程第4号の1 各常任委員会審査報告 ○議長(佐藤洋輔君)  議事日程第4号の1、各常任委員会の審査報告を行います。  去る2月10日及び2月25日に、各常任委員会に付託いたしました議案第2号から第46号までの45件並びに請願1件、陳情2件について、それぞれの常任委員会の審査報告を受けます。  なお、継続審査となっておりました陳情の審査結果についても、あわせて報告願います。  まず、総務財政常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。  総務財政常任委員長、齋藤啓一君。            (総務財政常任委員長 齋藤啓一君 登壇) ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 私から、去る2月10日の本会議において、当総務財政常任委員会に付託されました議案14件と、2月25日に追加付託されました請願1件、陳情2件について、さらには継続審査となっておりました陳情1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、今回提案されております新年度予算関連、議案第20号の消費税関連は、公共料金の消費税含みの値上げということで提案されておることから、審査の整合性を持たせるため、陳情第3号公共料金の値上げ中止を求める意見書の採択に関する陳情、及び継続審査となっております陳情第16号消費税5%の増税中止を求める意見書の採択に関する陳情の2件について、一括審査しております。  ご承知のとおり、地方自治体は国が決めた法律を施行する義務があります。これらを踏まえますと、公共料金の値上げ中止、消費税5%の増税中止の趣旨は理解できるものの、地方自治体がそれに対応していくべきことはやむを得ないという結論から、陳情第3号及び継続審査となっております陳情第16号の2件は、不採択すべきものと決定いたしております。  次に、議案第2号鹿角市過疎地域活性化計画の変更についてでありますが、本案は、過疎債を充当する事業を具体的に鹿角市過疎地域活性化計画に記載し、変更するものであります。これにつきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第3号土地の取得についてでありますが、本案は、特別史跡大湯環状列石環境整備事業用地を取得するもので、平成8年12月16日付で仮契約をしているものでありますが、土地を購入するための予算措置について説明を求めております。  これに対し、総事業費5,000万円で、8年度当初予算に措置しているとの説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第4号土地の処分についてでありますが、官公庁施設集約化整備事業用地の一部を鹿角警察署建設用地として、秋田県知事に処分するもので、平成9年1月30日付で仮契約をしているものであります。  以下、質疑のありました主なる事項でありますが、まず、この土地は、平成8年3月11日に、鹿角市が土地開発公社から既に用地を取得する議決を得ているが、今回処分するに当たって、変更議決の必要があるのではないかとただしております。  これに対し、土地の取得については、取得議決をもって完結したとの答弁を得ております。  また、今回処分する以外のあいている区画の処分の見通しについてただしております。  これに対し、あいている区画については、鹿角公共職業安定所が平成10年度に、もう一つの官庁はいまだ確定していないが、平成10年度をめどに交渉を進め、現在具体的な作業に入っているとの説明を得ております。  以上により、議案第4号土地の処分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第12号行政組織の変更に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてであります。  質疑のありました主なる事項でありますが、まず、市行政の総合的な企画及び重要施策の総合調整事務を担当している企画部を総務部に統合した理由についてただしております。  これに対し、当初は企画室として重要施策に対応する考えでありましたが、企画部門と財政部門が一体となって、効率的・効果的な業務を推進すべきであるという考えから、企画部を総務部に組み入れ、企画課を専門的な政策分野・立案分野にしたいという機構組織であるとの説明を得ております。  本案について、企画部を総務部に入れることについて反対意見があり、採決の結果、賛成者多数により原案のとおり可決すべきものと決定しております。  次に、議案第13号鹿角市職員定数条例の一部改正についてでありますが、一般職の定数を総体で432人から420人に削減するものであり、本案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第14号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、議案第15号特別職の職員で常勤の者の給与及び旅費に関する条例の一部改正について、及び議案第16号教育委員会の教育長の給与及び勤務時間等に関する条例の一部改正についての3件については、関連していることから一括審査いたしております。  まず、今回の一部改正では、議会の議員の報酬及び旅費、さらには、特別職の給与等について一部改正するものであります。  審査の中で、議員の任期最後に当たり、報酬等のアップは良心のうずきを感ずるとの声がありましたが、議案第14号から議案第16号までの3件については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第17号一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてでありますが、人事院勧告に基づく寒冷地手当制度の見直しに伴い、所要の経過措置を講ずるものであり、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第18号鹿角市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでありますが、旅費の額を改正するため条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第19号鹿角市市税条例の一部改正についてでありますが、本案は、市民税の前納報奨制度を9年度から廃止するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。
     次に、議案第20号所得税法及び消費税法の一部を改正する法律及び地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてでありますが、消費税アップに伴い、関連する条例を一部改正するものであり、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会所管の予算であります条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款総務費、12款公債費、13款諸支出金について申し上げます。  今回の補正は、国の補正予算への対応と円滑な事業執行の必要性から繰越明許費と債務負担行為の補正のほか、事業の決算見込みによる補正、並びに繰上償還等により編成されており、条文、第1条歳入歳出予算の補正では、歳入歳出それぞれ3億322万4,000円を追加し、一般会計の予算総額を189億5,844万9,000円とするものであります。  以下、質疑のありました主なる内容について申し上げます。  まず、歳入において、経営基盤確立農業構造改善事業費補助金が減額されているが、地域経営公社事業に支障がなかったのかただしております。  これに対し、国の第1次補正予算で措置されず減額となったもので、予定した事業は管理棟、電気工事、給水工事等である。これからの春作業にかかる部分については、応急的なもので間に合わせる。また、この事業は新年度予算に計上されており、引き続き行うことによって、事業には支障がないとの答弁を得ておりますが、一貫した作業形態のものであることから、1つが欠けることによって作業に影響が出てくるので、関係機関に強く働きかけての確たる補助申請を要請しております。  次に、民生債の障害者住宅整備債高齢者住宅整備債、母子家庭の整備債に関連して、対象申請者がなくて減額になっているが、これの原因は何かただしております。  これに対し、利率に有利性がなくなったのが原因の1つとの答弁に、高齢者がふえ、施設入所もできないでいる実態を把握し、利率を下げ、貸付額を上げ、この制度を大いに利用して高齢者福祉のために役立てていただくよう要望しております。  以上が、質疑のありました主なる内容でありますが、議案第31号中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管の予算であります条文、歳入全款、歳出1款議会費、2款総務費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費について申し上げます。  平成9年度当初予算は、国、地方の財政状況を踏まえ、行政改革の積極的な推進を念頭に、事務事業全般にわたる経費の節減と、地方債発行額の抑制に努めながら、「住みたいまち住ませたいまち鹿角」の実現に向け、大型プロジェクトの着実な推進とともに、市民生活に密着した福祉の向上、産業基盤整備の促進、教育文化の充実など財源の重点的、効率的な配分がなされております。  条文、第1条歳入歳出予算では、歳入歳出それぞれ172億5,965万1,000円とするものであります。  以下、質疑のありました主なる内容について申し上げます。  まず、歳入においては、新設された地方消費税交付金は何年間交付されるものか、また、特別地方消費税交付金の内容についてもただしております。  これに対し、地方消費税交付金は4月から毎年継続し交付されるものである。また、特別地方消費税交付金は、飲食税がもとになっており、従来、県が徴収して5分の1が市町村に配分されていたが、それが今回2分の1の財源譲与になりふえるわけですが、現段階では特別地方消費税交付金は、3年後に廃止になる。この財源は当市にとって重要な財源であるが、これがなくなる方向にあるとの説明がなされております。  次に、経営基盤確立農業構造改善事業費負担金に関連し、未利用資源活用施設について、その内容をただしております。  これに対し、未利用資源活用施設付加価値事業ということで、ミネラルウォーターをつくる施設で、谷内の滝の畑地内に良質の地下水がわいたので、その水を運搬加工してミネラルウォーターをつくるとの説明がなされております。  また、地域経営公社の経営内容について、不安材料も憂慮されていることから、健全経営についてただしております。  これに対し、地域経営公社の健全経営については、関係部門等で慎重に協議しながら万全を期してまいりたいとしておりますが、赤字経営になった場合、市に負担をかけることのないよう、強く意見が出されております。  次に、歳出についてでありますが、2款2項2目計画調査費の地域住宅政策確立計画策定委託料について、計画の内容についてと、調査完成年度をただしております。  これに対し、鹿角市の住宅需要の実態はどうなっているのか、福祉団体、民間の動向を把握し、全体を考えて計画を策定するもので、調査は来年度いっぱいかかる。また、計画策定には住宅政策検討委員会を設置し、意見を反映していきたいとの答弁を得ております。  以上が、質疑のありました主なる内容でありますが、当常任委員会所管の予算について、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、請願第1号鹿角組合総合病院移転新築場所の決定に関する請願について申し上げます。  本請願については、冒頭、採択と継続審査の意見がありましたので、その内容について集約して申し上げます。  まず、採択すべきとする意見には、  1.移転場所によっては、空洞化が促進され、まちの崩壊につながる。  2.現在地存続についての陳情の際にも、現在地に限りなく近いところという地域の方々の要望もあったことから、建設地をあっせんすべきである。  3.病院の位置は、交通の利便を考えると、鹿角花輪駅に近いところに建設すべきとの意見が出されております。  次に、継続審査すべきとする意見には、  1.鹿角組合総合病院建設推進連絡会議が設置された経過を踏まえると、当常任委員会で、例えば採択したとすれば、建設推進連絡会議がある意味で拘束される。趣旨は理解するが、結論を急ぐべきでない。  2.一般質問の市長の答弁の中でも、広範囲の中と答弁されている。また、市民の意見を吸い上げてもらいたいし、時間をかけて審査すべきである。  3.鹿角組合総合病院建設推進連絡会議のメンバーは、病院、厚生連、鹿角市、小坂町で構成されている。市が場所を決めれる立場にあるのか。  4.百年の大計で病院建設をするのに、限りなく鹿角花輪駅に近い場所としているが、市役所周辺は、今、圃場整備の計画もあり、国道282号のバイパスの計画もある。そういうのが定かでないときに、請願されている場所に建設することを議会として言えるものではない。道路がどうなるのか、計画を見据え、鹿角市・小坂町が使いやすい場所をいろんな面から考えて、場所の選択をしなければならない。議会としては時間をかけて審査すべきである。  との意見が出され、本請願については、採決しました結果、継続審査とすべきものと決定いたしております。  次に、陳情第1号国民の祝日に関する法律の改正の実現についての陳情については、現行の祝日のとおりで十分との意見から、不採択すべきものと決定いたしております。  以上が、当総務財政常任委員会に付託されました議案及び請願・陳情についての審査の経過と結果であります。  本会議におかれましても、当常任委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。阿部君。 ○2番(阿部三樹夫君)  私から2点ほど、お尋ねしたいと思います。  第1点は、議案第14号、15号、16号を一括審査したと、同じような趣旨だからというご説明ですけれども、議案第14号は報酬でございます。15号、16号、17号は給与で、こちらは一括の理由があるんですけれども、議員報酬と給料がどうして一括になったのか委員長さんのお考えをお尋ねしたいと思います。  それから、もう1点。請願第1号の継続審査についてであります。  継続審査とおっしゃられたので、我々の任期、いわゆる委員長さんも同じなわけですけれども、ことしの3月31日までの任期があるわけですけれども、委員会の招集権は委員長さんにあります。選挙も中にあるわけですけれども、31日まで継続審査する義務があると思うんですけれども、今後、審査の日程とか予定とかが委員長さんの腹にあるんだったらお尋ねしたい。以上です。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 阿部三樹夫議員の質問にお答えいたします。  議案の一括、14号から16号までの委員会の審議は、委員会の総意でいたしました。  それから、委員長の考えというのは、総意でありましたし、委員長の個人の考えは述べる部分ではないと思いますので、それは差し控えさせていただきます。  また、請願第1号についての今のご質問ですが、委員長が招集するのは、議長に諮っていたしますことと承知しておりますので、そういうものであれば、議長に諮ってするものと思いますので、私、委員長権限だけのものでないと思います。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○2番(阿部三樹夫君)  委員長の権限じゃないとおっしゃいますけれども、これは総務財政常任委員会に付託された請願なわけです。議員の任期は3月31日までなんですよ。きょうで終わりじゃないんです。やろうと思えば委員会、何ぼでも開けるし、臨時議会も開けるはずなんです。継続審査と言った以上は、任期中きっちり審査していただかないと請願者に対して何と申し開きするつもりなんですか。議会は請願とか陳情を審査するのが役目でしょう。議案を審査をするのが本分だと思うんですよ。それを放棄してしまっていいものですか。3月31日まで任期なんですよ。選挙があろうがなにしようが、本当はそこで審査してもらわなければ困るんです、請願者は。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 阿部三樹夫議員の質問にお答えします。  総務財政常任委員会は、決して軽々に審議したわけではありませんで、今申し上げましたように何時間もかけてやったことであります。あと、総務財政常任委員会としましては、議長に付託されました議案を慎重審議して、こういう決断をくだしまして、これをここで報告いたしまして、あとのことは、あとは議長の権限の中で、我々の付託したものをもう一度するかしないかは私どもの範疇ではないと思っております。いずれ、慎重審議したことには間違いありません。 ○議長(佐藤洋輔君)  阿部君。 ○2番(阿部三樹夫君)  今、委員長は何時間もかけて審査したと言いましたね。まだ何週間もあるんですよ、任期は。あした、あんたやめるというなら、私はそれ以上は言いませんけれども。  31日まで任期があるんですよ。たった何時間じゃ、どうしようもないじゃないですか。1日8時間ずつやったって、何百時間できるんですか。まるっきりそれじゃ、請願者に対する誠意が見えないじゃないですか。我々、何と言いわけしなくちゃならないんですか。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) お答えします。  私たちは、決して不採択したんじゃないですよ。そのために、継続審査、時間をかけて継続審査すべきと言ったもので、阿部三樹夫議員は私の報告をお耳にしていましたか。継続審査ですから、お間違えのないように。 ○議長(佐藤洋輔君)  大里君。 ○10番(大里恭司君)  ただいま、何か興奮したような感じになりましたけれども、私、阿部三樹夫議員と同じようなことなんですが、先ほど委員長報告で、今後時間をかけて審議していくべきであるという報告が1項目あったわけです。そういうことから、恐らく聞いたんじゃないかと思いますが、ぜひそのようにしていただきたいと思います。  それで、私1点お聞きしたいのは、先ほど継審の理由として、建設推進連絡会議を拘束するという言葉があったんですが、具体的にはどのようなことでしょうか。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 大里恭司議員の質問にお答えをいたします。  この病院建設推進連絡会議のメンバーは、先ほども言いましたように、病院の院長、そして県厚生連の代表、鹿角市は鹿角市長、それと市議会の議長、そして小坂町は小坂町長で構成されている。一般質問でもいろいろありましたが、論調では、市長に場所の決定権があるように言っていますが、市長だけではなくて、病院の院長、厚生連、その他のメンバーの総意で決めるものであることに対して、我々がいろいろ慎重審議のないままにいくことは、メンバーでの会議に対して拘束があるだろうということでした。 ○10番(大里恭司君)  推定もあるかもわかりませんが、私は場所の選定は厚生連が決めるんでなくて、これは今までの市長答弁等から推測して、厚生連が決めるんでなくて、最終的には買うのは厚生連だから最終決定は厚生連でしょうけれども、その過程において、選定に当たっては、市がやはり重要なポイントを握っていると思うんです。そのために幹事会をつくっているわけです。その中に市の執行部のメンバーも入っていますし、それからいろんな選定するべき、いろんな条件を市の現在の企画かもわかりません。その辺でいろいろ調査しているわけですね。そういうことから見ても、選定は市がしているんではないか。当然市は補助金とか、将来道路とか上下水道のいろんなものをつくっていかなければならないわけですから、そこまで。そういうことからいっても、場所の選定は市が重要なポイントを握っているというように解釈しています。そういうことからいきますと、拘束するということは、何か理解できないわけなんですが。  私は推定ですから、答弁要りません。終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。豊田君。 ○4番(豊田重美君)  私は、議案第12号について、行革組織の変更についてお尋ねしたいと思います。  先ほど、企画部が総務部に入った経緯はお話になったわけですけれども、その中身のことのお話しされなかったかどうかということを、まず1点。  2つ目には、改革を見てますと、今まで農業、商業、観光がそれぞれの機能を果たしてきたわけですけれども、それが一本化されまして産業振興部というふうなことになっているわけですよ。実は、私は、非常に大切な分野だと思って考えているんですよね。それは非常に、まちにしても農村にしても、観光にしても、もっとやはりきめ細かく政策を立てていかなければならないという考えから、その辺のいきさつが議論がされたのかどうかということを、ひとつお聞かせください。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 豊田重美議員の質問にお答えいたします。  まず一つ、企画部とのことにつきましては、一方では、企画部というのは市の大きな柱である、それを総務部に入れるというのは、今後の重要施策というものを考えますと、不都合ではないかという意見も出ましたが、それに対しまして、行革とか、企画が財政と一体となることによって広角的なものがあるという部分の答弁でした。  それから、観光商工部と農林部を一つにしたことにつきましては、これといったご意見はありませんでした。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。大信田君。 ○18番(大信田喜一君)  今、豊田議員が議案第12号の関係について質問したわけですが、先ほど委員長は総括的に業務を行うんだと、こういうふうなことで実質的には原案賛成と、こういうことで終結したと、こういうふうに説明をされておるわけでございますけれども。私も前回の本会議の中で、この関係については意見を述べさせてもらったわけでございますけれども、やはり先ほど豊田議員が話されましたように、市の行政の関係からいいますと、やはり企画部というのは一つの基幹をなすものだというふうに私は解釈しているんです。それを総務部に統合するということについては、当初やはり企画と総務と分離をしなければいけない、さらには観光商工を産業経済から分離をしなければいけないと。その時点で、当時どういうふうな関係で観光商工部を分離し、さらには総務部を設置したかというふうな基本的な問題を論議されておりますか。その辺が私、大きなやっぱり、どのように論議をされたかわかりませんけれども、それからやはり論議をしていかなければ、私は今の行政改革そのものは舌足らずであったのじゃないかなと、まことに失礼な表現になりますけれども、私はそういうふうに解釈をします。  さらには、水道、下水道を分離したということについては、私は理解できます。  さらには、行政改革ですから、人件費の削減とかいろいろな面もあろうと、こういうふうに思うんですけれども、やはり私は特に企画の関係については、前回もお話ししましたように、総務部に統合をして、企画には部長級の課長を配置すると、こういうふうに言われておるわけなんでございますけれども、実質的には部が統合することによって、一番の責任者は総務部長だと、こういうふうに思います。いかに、部長クラスの課長を配置しようとも、実質的には上司の意見を参酌しながら了解をし得ないと、こういう状況になるのが行政ではなかろうかと、こういうふうに思うんですよ。そういう意味からいいますと、幾ら部長級の企画課長を設置しても、どうしてもやはり総務全体の中での問題ですから、結果的には追いやられてしまうという格好になってしまうんじゃないかなというふうに思います。私から言いますと、企画をなくすることによって、行政としての頭がもぎ取られてしまったというふうに解釈してもいいのじゃないのかなと、こういうふうに思うんです。  そういう意味からいいますと、私はやはりこの問題はむしろ、今回決しなくても、例えば継続審議というふうな形をとってもやぶさかではなかったのかなと、こういうふうな感じがしてならないわけなんですけれども、結果的には、採決の結果、原案賛成と、こういうふうになったわけでございますけれども、その辺の中身をもっと詳しく説明をしてもらわなければ、私は「はい、そうですか」と、こういうふうなわけにはいかないのじゃなかろうかと、こういうふうに思うんですけれども、その辺の関係についてお答えを願いたいと、こういうふうに思います。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) 大信田喜一議員の質問にお答えいたします。  審議内容は、まさに大信田議員が言われること、そのものでありました。しかし、バックボーン、背景に流れるものは、鹿角市過疎計画でも4万6,000人を4万2,000人にした、要はかまどが小さくなったらかまどを小さくするということが背景であって、私たちはその部分についていろいろ意見を述べまして、結局は採決になりまして、賛成者多数という部分であります。  そして、企画という頭がなくなる部分というものにつきましては、企画課でも、専門的な政策・立案ができるという決意も説明されまして、それを了としたわけであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  質疑でございますので、その質疑に踏まえて質問してください。大信田君。 ○18番(大信田喜一君)  やはり、今委員長が説明されたことについては、一部そういうふうな面もあろうと、こういうふうに私は解釈するわけでございますけれども、問題はやはり私は企画部というものは、あくまでも市の行政全般の基本的な問題を論議をしながら、さらには市長の方針等も勘案しながら、最終行政施策を出すと、決定をすると。そして議会に提案をしながら了解を得るというのが順序だろうと、こういうふうに思います。  ただ、先ほど説明されましたように、総務部の中に総括されるというふうな問題になりますと、実質的な企画部としての本質的な意見が追いやられる格好になってしまう危険性が私は多分にあると、こういうふうな解釈から、私はやはりこれらの関係については、もっとやはり慎重審議してもらいたかったというふうなことで申し上げているわけなんですよ。  だから、基本は、要するに、この行政改革そのものをどういうふうな基本理念のもとに、こういうふうにしなければならなかったのかということをもっと詳しく説明を願わなければ、私は、その辺論議されるかどうかわかりませんけれども、その辺をもっと詳しくやっぱり説明を願わなければいけないと。  さらには、先ほど委員長は、かまどが小さくなったら小さくなったように、方向づけをしなければならないと、確かにそれは一理あるわけでございますけれども、それはかまど小さくなったというのは、私は要するに財政的な規模がどうしても及ばないと、先ほども申し上げましたように、どうしても今の財政力では人件費等、さらには職員数を減じなければいけないというふうな問題等も絡め合わせてやるのであれば、そういう理論も立つわけでございますけれども、当初4万6,000人が4万2,000人になったと、むしろ私はそういう意味からいったら、行政としての努力する力をみずから放棄したというふうに私は言いたいわけなんですよ。私はむしろ、従来から4万6,000人で来たわけですから、4万6,000人の方向で努力するということが、むしろ行政としての責任分野ではなかろうかと、こういうふうに思うんですけれども、先ほどの委員長の答弁はちょっと私は当たらないのじゃないかなというふうな感じもするわけですから、その辺も含めまして、お答えを願いたいと思います。 ○総務財政常任委員長(齋藤啓一君) お答えいたします。  当たる、当たらないじゃなくて、私どもがいろいろ答弁を、それぞれの方が今言われるように、議論した中で、答弁の論調としては、私どもが再三再四行革をしなさい、こういうものに基づいて、いろいろ当局では二転三転をしながらこういう結論になった。もちろんそれにつきましては、おかしいのではないかとかいろいろ出ました。軽々に結論を急がずにじっくりお話をいたしまして、結局それでも納得できないということで、採決の結果、当局のこの条例制定については賛成者が多数であったということであります。 ○議長(佐藤洋輔君)
     ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。             (総務財政常任委員長 齋藤啓一君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  次に、教育民生常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。教育民生常任委員長、阿部邦宏君。             (教育民生常任委員長 阿部邦宏君 登壇) ○教育民生常任委員長(阿部邦宏君) 私から、去る2月10日の本会議において、当教育民生常任委員会に付託されました議案11件及び2月25日に追加付託されました議案1件、さらにはさきに継続審査となっておりました陳情3件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第21号鹿角市立幼稚園使用料条例の一部改正について、及び議案第23号鹿角市市単保育園使用料条例の一部改正についての2件については、両議案とも使用料の額をそれぞれ引き上げるため条例を改正するものであり、関連がございますので一括して審査をいたしております。  以下、質疑のありました主なる事項を申し上げますと、まず、今回の改正案の基本的な考え方についてただしております。  これに対し、これまでは認可保育園の基準額であるC1階層に近づけたいとの考え方で進めてきたが、数年前より同基準額が大幅に改正されたことに伴い、格差が拡大している状態となっている。そのため、従前どおりの考え方では多額の父兄負担を伴うという大変無理な要素があることから、今後は幼稚園及び市単保育園の経常的経費から人件費や工事費等を除いた維持管理的経費について、応分の負担を父兄に願ってまいりたいとの説明がなされております。  次に、入園児1人当たりの維持管理経費に関連し、将来的には施設の統廃合を図ることにより父兄負担は軽減されるのではないかただしております。  これに対し、少子化傾向が進行していることから、入園児の推移等について詳細な見直しを行い、平成9年度作成のエンゼルプランには将来の施設のあり方をも含めた計画策定をしたいとの答弁がなされましたが、エンゼルプランには施設の統廃合についても考慮されるよう要望が出されております。  さらに、今回の値上げについては、十分な説明が父兄にできる態勢をとるよう意見を付し、議案第21号及び議案第23号については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第22号鹿角市立体育館条例の一部改正についてでありますが、本案は体育館の設備器具等使用料を廃止すること並びに所得税法の一部を改正する法律が施行されるため条例を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会所管の予算であります歳出3款民生費、4款衛生費、9款消防費、10款教育費について申し上げます。  今回の補正は、それぞれの事業の精算及び精算見込みによる調整がなされております。  以下、質疑のありました主なる内容を申し上げますと、3款民生費においては、老人福祉費における報償費の減額に関連し、今後の敬老会および金婚顕彰式のあり方についてただしております。  これに対し、敬老会出席者及び金婚顕彰対象者の出席率の減少が減額の主なる原因である。また、敬老会のあり方については、今後とも金婚顕彰対象者数が多数見込まれることから、平成9年度以降も敬老会及び金婚顕彰式を同時に開催してまいりたいとの答弁がなされましたが、式典のあり方については、参加した金婚顕彰者から不満な意見も出されている状況を踏まえ、さらなる配慮をして式典をとり行うよう要望が出されております。  10款教育費においては、社会教育費における図書館の図書購入費の内容についてただしております。  これに対し、指定寄附による図書購入であり、将来的に新しい図書館への移行を考慮し、花輪図書館に辞典などを配備するものであるとの答弁がなされております。  以上が質疑のありました主なる内容ですが、議案第31号中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第32号平成8年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について申し上げます。  今回の補正については、療養給付費及び高額療養費などの精算見込みによるものであり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第33号平成8年度鹿角市老人保健事業特別会計補正予算(第3号)について申し上げます。  今回の補正については、人件費の調整による補正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第34号平成8年度鹿角市老人訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。  今回の補正については、療養費交付金の精算見込みや人件費の調整による補正であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管の予算であります歳出3款民生費、4款衛生費、9款消防費、10款教育費についてでありますが、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑、要望などの主なる内容を申し上げます。  まず、3款民生費においては、老人福祉費における高齢者世帯住宅環境整備事業の運用等についてただしております。  これに対し、平成9年度からの新規事業であり、高齢者世帯を対象にした日常生活における不便解消を図るため、段差の解消や手すりの設置などの補助であることから大規模な増改築は含まないものである。また、新規事業でもあることから、利用については民生委員などの協力を得ながら、快適な住居環境の整備についてPRしてまいりたいとの答弁がなされております。  4款衛生費においては、各種の検診における受診場所について、従前どおり各町内等ブロックごとに巡回して実施できないものかただしております。  これに対し、レントゲンによる検診を除き、受診者の方からは各地区の拠点に出向いていただき、受診願っている実情にあるとの答弁がなされましたが、効率的な受診が図られるよう要望が出されております。  10款教育費においては、学校の改築及び統廃合問題や社会教育施設整備に対する基本的考えや中長期展望についてただしております。  これに対し、改築については、基本的に老朽化の進行状況や建築年次の古いものから耐久度調査を行い対処していくが、鹿角市総合計画後期基本計画に考え方は網羅されている。また、学校の統廃合問題については、児童数が減少傾向にあることから地域住民との討論を重ねながら対応してまいりたい。さらに、社会教育施設についても同様の考え方で対応してまいりたいとの答弁がなされましたが、学校改築等については計画性を持ち対処していただきたいとの要望が出されております。  以上が質疑のありました主なる内容ですが、議案第38号中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第39号平成9年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑などの主なる内容を申し上げますと、高額療養費の貸付状況及びPR方法についてただしております。  これに対し、年度により件数の変動はあるものの、最近は減少傾向にあり200件ほどの利用にとどまっている。また、制度のPRについては広報等で行っているとの説明がなされましたが、医療費の自己負担額もふえてきている状況から制度のPRについては努力されるよう意見が出されております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第40号平成9年度鹿角市老人保健事業特別会計予算についてでありますが、本予算案は、高齢化の進行による被保険者数の増に見合う医療給付費の増加を見込んでの予算措置であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第41号平成9年度鹿角市老人訪問看護事業特別会計予算についてでありますが、本予算案は訪問人員の増加を図った上で、在宅医療と訪問看護サービスの推進経費の予算措置が主なる内容であり、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第46号鹿角市高齢者住宅整備資金貸付条例等を廃止する条例の制定についてでありますが、本案は規則による運用を図るために条例を制定するものであります。  以下、質疑のありました主なる内容を申し上げますと、本条例を廃止する基本的な考え方をただしております。  これに対し、本貸付制度の財源は地方債の運用部資金が充当されており、利率を含めた貸付条件は国の裁量のみによって変わるものであることから、規則での運用をしてまいりたいとの答弁を了とし、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、継続審査となっておりました陳情第10号最低保障年金制度の創設等を求める国への意見書提出についての陳情についてでありますが、陳情内容の一部は理解できるが、全額国庫負担による最低保障年金制度を創設した場合、景気の動向により年金が保障されないというリスクを伴うことから、本陳情については不採択すべきものと決定いたしております。  次に、陳情第12号介護保障の充実を求める陳情については、願意妥当と認め採択すべきものと決定いたしております。  次に、陳情第13号医療保障の充実を求める陳情についてでありますが、医療財政が非常に厳しい状況下にあり、医療制度自体を抜本的に改革しなければ財政的に持ちこたえられないことから、本陳情につきましては不採択すべきものと決定いたしております。  以上が、当教育民生常任委員会に付託されました議案及び陳情についての審査の経過と結果であります。  本会議におかれましても、当常任委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。             (教育民生常任委員長 阿部邦宏君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  次に、産業経済常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。産業経済常任委員長、阿部佐太郎君。             (産業経済常任委員長 阿部佐太郎君 登壇) ○産業経済常任委員長(阿部佐太郎君) 私から、去る2月10日の本会議において、当産業経済常任委員会に付託されました議案8件について、その審査経過と結果をご報告申し上げます。  まず、議案第5号土地改良事業の施行についてでありますが、本案は毛馬内字山田地区の未整理田の解消を図るため、土地改良事業を施行するものであります。  本案について、受益農家戸数をただしております。  このことに対し、対象となる受益農家数は11戸であるとの答弁を得ており、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第6号土地改良事業の施行についてでありますが、本案は農業用水の確保と災害防止に資するため、尾去沢地区の杉の沢ため池を整備するものであります。  本案について、受益面積をただしております。  このことに対し、台帳上は1.9ヘクタールであるが、実質的には周辺の4つのため池などと合わせ、およそ40ヘクタールをカバーするものであるとの答弁を得ており、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第24号鹿角市八幡平地域連携営農推進団地条例の制定についてでありますが、本案は、八幡平地域連携営農推進団地を設置するため条例を制定するものであります。  本案について、第9条の利用料金の還付の条項が設けられた理由について説明を求めております。  このことに対し、作業依頼者の責に帰さない、不測の事態の発生に備え設けられたものであるとの説明を得ており、本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第25号農村公園条例の制定についてでありますが、本案は、鹿角市農村公園を設置するため条例を制定するものであります。  本案については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第26号鹿角市県営土地改良事業分担金徴収条例の制定について、及び議案第27号鹿角市市営土地改良事業分担金徴収条例の制定についてでありますが、議案第26号においては、県営の土地改良事業の分担金を徴収するため、また、議案第27号においては、市営の土地改良事業の分担金を徴収するため、それぞれ条例を制定するものであります。  議案第26号及び議案第27号の両案については、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会所管にかかわる歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、11款1項農林水産業施設災害復旧費につきまして、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑、要望等の主な内容とその審査結果について申し上げます。  まず、6款農林水産業費では、林業振興費に措置された林産物加工施設整備事業費補助金について、施設の内容をただしております。  このことに対し、木材収納容量40立方メートルの木材乾燥施設であるとの説明を得ております。  次に、7款商工費では、商店街近代化事業促進費の補正に関連し、次の諸点をただしております。  まず、第1点として、近代化事業が新町まで進んでいるが、横丁地区の計画はどのようになっているのか説明を求めております。  このことに対し、現在同地区では都市計画街路整備事業は計画されているが、商店街近代化事業の計画はなく、今後状況を把握し検討してまいりたいとの説明を得ております。  次に、第2点として、谷地田町以南の事業の計画はどうなっているのかただしております。  このことに対し、谷地田町では現在、都市計画街路事業が進行中であるが、商店街近代化事業については、どの程度までやるか。谷地田町振興組合において、店舗の形態等について詰めている状況であるとの説明があり、さらに以南については、具体的な計画はない状況であるとの答弁を得ております。  次に、第3点として、商店街近代化事業を進めることにより、一方でまちの歴史が見えなくなっており、まちに歴史的な深みをつけるべきとの声があるが、その点、どのように考えているのかただしております。  このことに対し、街区に個性を持たせることは大事だと考えており、将来的にはそれを念頭に入れてまいりたいとの答弁を得ております。  次に、観光施設費のスケートプラザ運営委託料の補正に関連し、「あんとらあ」では、引き続きスケートプラザを運営していくのかただしております。  これに対し、当面、運営を続けていくということで経営者側と話し合いが行われているところ、であるとの答弁を得ております。  以上の審査の結果、議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会所管の予算については原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管にかかわる歳出5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、11款1項農林水産業施設災害復旧費につきまして、本予算案の審査に当たり、各委員より出されました質疑、意見、要望等の主な内容と、その審査結果について申し上げます。  まず、6款農林水産業費では、農業構造改善対策費に措置された、地域経営公社整備工事費に関連し、次の点をただしております。
     まず、第1点として、新年度から予定されているミネラルウォーターの製造事業について、水源地から製造施設までの水の輸送をどのように行うのか。また、その方法で保健所の了解が得られているのかただしております。  このことに対し、水の輸送はポリタンクに詰め、トラックで運搬するが、搬入された水は施設の中で加熱処理するため、保健所との協議結果ではポリタンクによるこの輸送方法について了解を得ているところであるとの説明を得ておりますが、本事業については、農作業受託事業を拡大、充実した上で取り組まれたいとする意見が述べられております。  また、第2点として、以前に公社で計画されていたパッションフルーツの栽培はどうなっているのかただしております。  このことに対し、本市が栽培しているパッションフルーツは特許品であるが、特許元の厚意により栽培してきたものであり、今後の地域経営公社での栽培に当たり、相手方と協議した結果、公社には民間も加わっていることから、果樹の原種が拡散する懸念があるとして、要望に応じてもらえない状況にあり、今後特許料の件も含め、再度協議してまいりたいとの答弁を得ております。  次に、中山間地域活性化対策費に措置されている、鹿角ピア関連経費の中で、宣伝費の計上額が過剰でないかただしております。  このことに対し、全国に一刻も早く鹿角を売り込んでいくため、また、「待ち」の姿勢でなく「攻め」の姿勢で進めていきたいということから今回の宣伝費を計上したものであるとの説明を得ております。  次に、畜産振興費の措置に関連し、畜産農家がダメージを受けている現状で、鹿角短角の原種保存や、秋田の短角としての広域的な取り組みが必要と思われるが当局はどのように考えているのかただしております。  このことに対し、鹿角短角について種々の施策を進めてきたが、今後は、施策を精査統合し、畜産農家に活気をもたらすような施策体系を講じてまいりたいとの答弁を得ております。  次に、7款商工費では、1項2目商工振興費に措置されている工場設置助成金に関連し、若い人の働き場所をつくってもらいたいという多くの市民の声があるが、当局では誘致企業のみならず、地場産業について、どのような見通しを持っているのかただしております。  このことに対し、自分に合った職場が見当たらないということが一番の隘路になっていると思われるが、現在、生徒、父兄、さらに企業経営者にアンケートを行い、その分析を急いでいる状況であるとの説明を得ております。  また、同じく商工振興費に関連し、十和田商工会で計画されているポイントカード事業について、その進捗状況をただしております。  このことに対し、当該事業については、既にスタートしている花輪地区のハミング・スタンプカードのほか、事業の希望が十和田商工会を含め2カ所あり、将来的に一本化を指導しながら支援してまいりたいとの説明を得ております。  次に、消費者行政推進費に措置されている消費者モニターや、物価対策懇談会委員に対する報償費の措置に関連し、その活動内容等についてただしております。  このことに対し、活動内容として消費者保護の立場からの市内の消費や物価状況の調査や、販売上のトラブルについての協議などを行い、悪質商法の苦情があった場合には、広報等への掲載による注意の呼びかけなどを行っている状況であるとの説明を得ております。  次に、観光振興費に関連し、当市では隠れた観光資源を活用できていないのではないかという点、さらに入り込み客が減少している観光施設も見受けられる点を指摘し、本市の基本的な観光施策について当局の考えをただしております。  このことに対し、観光は従来の拠点型から体験も含んだ形態に変わってきているが、観光ニーズは高く、当市においては、隠れた観光資源も含め、トータルとしての観光化というものを前面に出して、新しい鹿角観光の確立に資してまいりたいとの答弁を得ております。  以上が質疑のあった主な内容ですが、所管の各款において措置されている負担金補助及び交付金や、委託料については、毎年度十分にチェックし、むだのないよう経費の節減に努めてほしいとの意見が述べられております。  なお、本予算案について、アンテナショップ関連では広告が非常に優先して、農業関係がまだ見えてこないことなどを理由とした反対討論があり、採決を行った結果、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管の予算については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上が、当産業経済常任委員会に付託されました議案の審査の経過と結果であります。  本会議におかれましても、当常任委員会の決定どおり議決くださるようお願いを申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。            (産業経済常任委員長 阿部佐太郎君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  次に、建設水道常任委員会付託事件の審査結果について、委員長の報告を受けます。建設水道常任委員長、大里恭司君。            (建設水道常任委員長 大里恭司君 登壇) ○建設水道常任委員長(大里恭司君) 私から、去る2月10日の本会議において、当建設水道常任委員会に付託されました議案17件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第7号市道路線の認定について、ご報告いたします。  本案の審査に当たり、未築造区間を市道認定することの是非についてただしております。  これに対して、道路の形態を整えていなくとも認定に支障を来すものではなく、また、一部供用を開始する必要もあり、今回認定するものであるとの答弁を了としております。  また、花輪スキー場クロスカントリーコースを認定するに際し、その管理に当たっては、夏期の練習時の安全対策について十分に配慮するよう、強く要望が出されております。  以上の審査経過により、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第8号市道路線の廃止について及び議案第9号市道路線の変更についてでありますが、本案2件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第10号鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて及び議案第11号鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについてでありますが、本案2件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第28号鹿角市道路占用料徴収条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第29号鹿角市営住宅条例の一部改正について、ご報告いたします。  本案では、市営住宅の管理について、入居後の居住状況等をよく把握し、効率的な使用を図ることに努めるよう意見が出されております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第30号鹿角市下水道条例の一部改正についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会にかかわる歳出8款土木費、11款2項公共土木施設災害復旧費について、ご報告いたします。  本案の審査に当たり、道路橋りょう維持費において、工事請負費1,000万円を追加した理由について説明を求めております。  これに対して、融雪後に多く見られる路面の破損箇所を補修するために措置したものであるとの説明を了としております。  議案第31号平成8年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第35号平成8年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第36号平成8年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)及び議案第37号平成8年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第5号)についてでありますが、本案3件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会にかかわる歳出8款土木費、11款2項公共土木施設災害復旧費について、ご報告いたします。  本案の審査に当たり、質疑、意見等のありました主なる内容について申し上げます。  まず、北東北横断ルート整備促進期成同盟会開催地負担金が予算措置されていることに関連して、このルートに含まれている大湯田子線の整備についてただしております。  これに対して、本路線については、県道昇格路線として強く要望を重ねてきたが、県は、県道に昇格を要望するならば、まず、鹿角市がある程度の調査を進めるべきであるとの意向を持っており、これを受け、本予算案に未開通区間、すなわち来満峠付近の測量調査を行うための経費を計上しているものであるとの答弁を了としております。  また、除雪対策費では、融雪剤散布車両による散布地域をさらに拡充し、通行の安全性を確保するよう要望が出されております。  次に、「道の駅」のグレードアップのための整備計画策定委託料について、その内容の説明を求めております。  これに対して、「道の駅」の機能をさらに充実させるため、整備計画調査を行うものであるとの説明を了としております。  ただし、修景施設の整備などによる休養空間の確保についても配慮し、検討されるよう要望いたしております。  また、公園費では、公園内の遊具について、破損したままの遊具は危険であることから、その処置についてただしております。  これに対して、補修等を行っておるが、修理が不可能なものについては撤去しており、破損したまま放置することのないように対処しておるとの答弁を了としております。  以上の審査経過により、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算中、当常任委員会所管の予算につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第42号平成9年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計予算について、ご報告いたします。  本案の審査に当たり、今後の事業進捗状況についてただしております。  これに対して、公共施設管理者負担金事業が平成10年度で終了し、11年度以降は単独事業が残ることから、市一般財源を多額に要することになるが、今後とも事業の早期完了を目指し、計画的に推進するよう努力したいとの答弁を了としております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第43号平成9年度鹿角市下水道事業特別会計予算について、ご報告いたします。  本案の審査では、公共下水道管渠テレビ調査等委託料について、その内容の説明を求めております。  これに対して、下水道管を新たに通水する場合、中に異物がないかどうかをテレビで調査するものであり、それと同時に下水道管の洗浄を行うものであるとの説明を了としております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第44号平成9年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  次に、議案第45号平成9年度鹿角市上水道事業会計予算について、ご報告いたします。  本案の審査に当たり、管路図台帳を新たに整備することとしておるが、その必要性についてただしております。  これに対して、管路は年々拡張し複雑になってきており、それを管理するためには、これまでのものでは十分に対応できないことから、新たに台帳を作成するものであるとの説明を了としております。  本案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしております。  以上が、当建設水道常任委員会に付託されました議案17件についての、審査の経過と結果であります。  本会議におかれましても、当常任委員会の決定どおり議決くださいますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの報告に対し、質疑を受けます。質疑ございませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。             (建設水道常任委員長 大里恭司君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  以上をもちまして各常任委員会に付託いたしました事件の審査報告を終結いたします。  これより採決いたします。  初めに、議案第2号から第4号までの3件については、委員長の報告は原案可決であります。  本案3件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号から第4号までの3件は、原案のとおり可決されました。
    ――――――――――――――――――― 〇 ―――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第5号から第13号までの9件については、委員長の報告は原案可決であります。  本議案9件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。豊田君。 ○4番(豊田重美君)  私は、議案第12号行政改革の変更を伴う関係条例の整備に関する条例制定について反対討論いたしたいと思います。  先ほど、質問にもあったわけですけれども、国からの交付金が地方債の増額と、非常に厳しい管理運営に当たって、企画を総務に移管したということは、私は反対しかねる問題であります。  もう一つは、商業、農業、観光、これがいわゆる産業振興部というふうな、一つにまとめられたということは、現実から即すると、非常に私は納得いかないと、こういうふうに思います。そういう意味で、これに対して反対討論いたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  採決いたします。  議案第12号を除く8件について、委員長の報告は原案可決であります。  本議案8件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  異議ないものとして、8件は委員長の報告のとおり決しました。  次に、議案第12号について、ほかに討論ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  それでは採決いたします。  議案第12号について、委員長の報告のとおりに決するに賛成の諸君の起立をお願いします。                 〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数でございます。よって、議案第12号については原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                  討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第14号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正については、委員長の報告は原案可決であります。  本案については討論の通告がありますので、これを許します。阿部三樹夫君。 ○2番(阿部三樹夫君)  私は、議案第14号について、反対討論をさせていただきます。  市長は、今定例会の一般質問に答えて、国の施策に即応して行政を行うと、そうした市長から提案された議案を審議するのが私どもの役目であります。  今、世の中は大きく変わっております。民間では、もう既にバブル経済以前から年功序列も、定期昇給もなくなった会社がたくさんあります。そして、給与はほとんど能率給化されつつあるわけです。終身雇用を保障されて毎年毎年定期昇給ベースアップがあるのはもう公務員だけになってしまいました。我々議員としては、時代を先取りしていかなくちゃならない。議案の審議に当たっては、これからの世の中の先を読んで議案を審議しなければならないのが本分だと思うんです。ですから、定期昇給というのは、もう公務員が定期昇給、ベースアップが必ず毎年あるのか。ところがこれ、きのうの朝日新聞、列島再建、財政健全化、香川県観音寺市が部長制を廃止して課長制にしてしまうと、4月からですね。これで人件費が8,000万円か浮くんだそうですけれども。公務員といえども、もう安全な時代じゃなくなってきているのだと。これからは減給ということもあり得るんだよと。ここで議員報酬を引き上げたら、本当にこれは情けない、むしろ下げるべきじゃないかと思うぐらいなんです。時代の先端を行かなければならない議会が、こういう前近代的な報酬の引き上げをするというのは、私は真っ向から反対します。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第14号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第15号から第19号までの5件については、委員長の報告は原案可決であります。  本議案5件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第15号から第19号までの5件は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第20号所得税法及び消費税法の一部を改正する法律及び地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  私は、議案第20号に対して反対討論いたします。  この条例は、いわゆる4月から実施される消費税の引き上げ、それから特別減税の切り捨て、医療保険の改悪などいわゆる9兆円もという過大な税金を国民に押しつける、この国のやり方がそのままこの市政に押しつけられる条例として出されたというふうに私は解釈しております。  特に、日常生活にかかわる水道料、公民館や定期市場、あらゆる施設に及ぶこの値上げは、いわゆる今不況で苦しむ市民生活から見れば当然認めるわけにいかないということで反対討論いたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第20号について、委員長の報告のとおり決するに、賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第21号鹿角市立幼稚園使用料条例の一部改正については、委員長の報告は原案可決であります。
     本案について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第21号に対して、私は反対討論をいたしたいと思います。  幼稚園にしろ保育園にしろ、お母さん方の働きが非常に求められている今の社会の状況の中で、最も必要とされている施設だというふうに私は解釈しております。この施設の改善やサービスが行われての値上げであれば、市民の皆さんも納得するというふうに私は思いますが、今度の幼稚園の使用料の1人当たりの6.7%の引き上げは多分納得されるものではないというふうに考えております。  国の考え方だけが先行し、市の独自保育園施策というものの欠如というものも同時に今考えさせられています。そういう意味から、今度の幼稚園使用料の値上げに対して反対するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第21号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第22号鹿角市立体育館条例の一部改正については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第22号に対して、反対討論したいと思います。  いわゆる、こういうふうな市の体育館、最も小さい子供から老人までが使用するという、こういうふうな施設に今国が定めたというものの、消費税5%の値上げをすぐ実施するというふうなことは、市の温かい気持ち、そういうものがやはり全然あらわれてこないと。ですから、本当の市の独自的な立場で、そういうものに対応していただきたい。すぐに5%かぶせるということに対して反対するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第22号については、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第23号鹿角市市単保育園使用料条例の一部改正については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第23号に対し、私は反対討論をいたします。  これは、先ほどの議案第21号と全く同じ理由で反対討論するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第23号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号から議案第29号までの6件については、委員長の報告は原案可決であります。  本議案6件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第24号から第29号までの6件は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第30号鹿角市下水道条例の一部改正については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について、討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第30号に対し、私は反対討論をいたしたいと思います。  この下水道に対するものは、非常に市民からも負担が多いというふうな声が大きく出ているわけであります。しかもこの事業はたくさんの方を参加させるという目的からしても、やはり5%上乗せということは、差し控えるべきであるという意味から反対するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第30号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。
                     〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号から第37号までの7件については、委員長の報告は原案可決であります。  本議案7件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。  よって、議案第31号から第37号までの7件は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第38号平成9年度鹿角市一般会計予算については、委員長の報告は原案可決であります。  本件について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第38号に対して、反対討論をいたします。  まず、この予算を見ますと、先ほど申し上げたように、すべての使用料、手数料に対して消費税5%が上乗せされているという点が一つ。  それから、これは常任委員会でも申し上げたわけですけれども、6款中の予算を見ましても、本当に農村の生産を高めるような予算、それと非常にかけ離れた、いわゆる鹿角ピアの予算でありますけれども、電車の広告宣伝費が圧倒的に多くなっていると。これはやはり私は理解に苦しむという点で反対討論をいたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第38号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、議案第39号平成9年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算については、委員長の報告は原案可決であります。  本件について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  議案第39号でありますけれども、いわゆるこれは国が今進めている医療保険の改悪というものがその根底にあると思います。いわゆる、国民健康保険の1割負担から2割負担への増、または70歳以上の高齢者が外来1日につき500円の負担がなされるということ、または、薬を飲むに当たって、1品目に当たって15円の負担がされていると、こういう国の制度のもとの改悪だというふうに解釈しております。そういう意味で反対討論するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第39号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第40号から第44号までの5件については、委員長の報告は原案可決であります。  本議案5件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第40号から第44号までの5件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第45号平成9年度鹿角市上水道事業会計予算については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  重なりますので、これは討論やめます。 ○議長(佐藤洋輔君)  これより採決いたします。  議案第45号について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第46号については、委員長の報告は原案可決であります。  本案について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、継続審査となっておりました陳情第13号医療保障の充実を求める陳情については、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)
     いわゆる、医療保険の充実を求める陳情に対して、不採択ということになっていますが、私はこれを採択するべきとして反対討論をするものであります。  特に、最近の経済状況の悪さ、景気の悪さという中で、非常に低所得の人方が困ってきていると。そういう中でのこういう制度は当然として、採択すべきとして、私は反対するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  陳情第13号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、継続審査となっておりました陳情第16号消費税5%の増税中止を求める意見書の採択に関する陳情については、委員長の報告は不採択であります。  本陳情について討論の通告がありますので、これを許します。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  この陳情第16号に対しても、消費税をやめるようにということで反対討論いたします。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  陳情第16号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   討  論 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、請願第1号鹿角組合総合病院移転新築場所の決定に関する請願については、委員長の報告は継続審査であります。  本請願について、討論の通告がありますので、これを許します。大里恭司君。 ○10番(大里恭司君)  私は、請願第1号について、委員長の報告のとおり継続審査とすることについて反対するものであります。  その理由として、我々の任期は残り1カ月しかない今、定例会で継続審査とすることは、事実上審議未了となり、3月31日をもって廃案となります。私は請願者に対して、任期中に議会の意思を明確にすべきものと考えますので、請願第1号は採択すべきのものとして、委員長の報告のとおり決することに反対するものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにありませんか。黒沢直弥君。 ○25番(黒沢直弥君)  請願第1号鹿角組合総合病院移転新築場所の決定に関する請願の継続審査とすることについて、私は賛成いたします。  総務財政常任委員会で継続審査に賛成した一人であることはもちろんでありますが、これより、その理由について申し述べてみたいと思います。日ごろ、鹿角市中心街の空洞化につきましては、請願者の方々と全く同感でありまして、その対策に苦慮するところであり、全力を挙げてこれに取り組まなければならないと思っておるところであります。  私どもも、投票日まであと20日しかなくなりました。こうした選挙を目の前に控えた、最も切迫した時期に、このような重大案件を審議するということは、いろいろな点での時間的余裕と、冷静な判断をする上にも、当を得ないときでもあります。したがって、軽率な結論は出すべきではないと思います。  打てば打たれる、動あれば反動ありで、一方が一番よいだろうと思っても、必ず相手が出てまいります。今回の請願では、はっきりと六月田に建設してほしいと示されておりますが、錦木、毛馬内、大湯、そして病院問題で大きく揺れている小坂町の感情を刺激することは極力避けるべきことではないでしょうか。  しかし、もう既に刺激してしまって、そちらの近い方にしなければならないという動きも出ておるやに聞いております。こうなりますと大変であります。南と北の綱引きになり、南北戦争になります。  思い起こせばちょうど25年前、鹿角市合併直前の合併促進協議会で、市役所庁舎位置の問題で、片や扇ノ間、一方は冠田に庁舎を建てたいということに分かれ、熾烈な論争が数カ月展開され、どうしても決定できずに余りにも大きな傷跡を残して合併したことが記憶によみがえってまいります。合併してからも、この後遺症でいろいろな問題に地域感情がむき出しに出たものでありました。近年、ようやく鹿角は一つの機運が出てまいった今日、絶対に避けなければならないことであると思います。  また、こうしたことでごたごたして、県内の他の地域に建設変更になったら責任問題ではないでしょうか。  そして、この病院問題で地域感情に対立が生じ、またぞろ25年前に逆戻りしてもよいものでしょうか。これは市勢発展のため、一大支障を来し、大変な事態であると思います。  こうしたことは、我々議会議員として断じて避けなければなりません。やはりある程度の時間をかけて慎重に審議すべきであり、せっかちになって誤った結論を出すべきではないと思います。  今回の請願を継続審査にしますと、私どもの任期が3月いっぱいで終わりますので、法的根拠から残念ながら審議未了となります。このことについても、いろんなことを言う方もありますが、総務財政常任委員会でも、決して審議未了としてこのことから逃げるため、故意に継続審査にしたものではありません。  主なる理由は、先ほどの委員長報告どおりであります。下手をすると、鹿角市を二分する騒ぎになりかねない重大な問題をなぜ、そんなに結論を急がなければならないのか不思議でなりません。  どうぞ、請願者の方々には、改選後の新しい議会に、新しい気持ちで再度提出されますことをお願いしたいと思うわけであります。  また、議員の皆さんにおかれましても、改選後の新しい議会で、鹿角市百年の大計と病院という役割上の原点に立って、よく市民の声を聞きながら、慎重に位置の選定をされますことをご提案申し上げ、継続審査という委員長報告に対して賛成いたすものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。豊田重美君。 ○4番(豊田重美君)  私は、やはり継続審査でなくて、採択をするべきという立場で反対討論いたします。  今、黒沢議員も非常に力説されましたけれども、私はもっと別な角度から反対討論するわけです。  例えば、病院に通う、そうした人方の便宜はどうなのか。そういうことから考えますと、やはりどうしても駅が近いとか、やはりまちに近いというのが私はベターじゃないのかと。その背景には、やはり病院移転問題一つだけとらえると目に見えてこないわけですが、まちそのものも大変な危機になっているということも、私は重視します。  例えば、そういう人方の話の中に、まちはやはり歴史にはぐくまれて病院があったり警察があったりしてきたんだよと。しかし、それをある時期に、そういうふうに移すということは大変なことだと。まちというものは1年や2年ではつくられないと。だから、慎重審議してくださいということがまず2つ目。  3つ目は、やはり今議会に課せられた請願であります。いいばいい、悪いば悪いという基準をきっちり示すのが私たち議員の責務だと思います。そういう意味で、私は継続審査でなくて、採択するということで反対討論します。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。奈良君。 ○1番(奈良喜三郎君)  請願第1号についてでありますが、私は総務財政常任委員会においても、この請願は願意妥当として、採択すべきものとそれぞれ妥当性を申し述べたのでありますが、このたびの本会議においてはその内容の重複は避けたいと思います。  要は、先刻来のご意見のように、今議会においては、継続審査としても、その理由は今のところ議会の任期の関係上、その妥当性については認められないものであります。  私は、このたびの多くの請願者が求めている内容は、あくまでも鹿角組合総合病院の移転場所は駅に限りなく近い場所に建設されるよう配慮を議会に求められているわけでありますので、今議会の意思をここで明らかにすべきものと思います。  したがって、この請願は採択すべきものとして賛成をするものであります。 ○議長(佐藤洋輔君)  遠藤君。 ○23番(遠藤嗣昕君)  私も、ただいまの委員長の継続審査に対して、若干反対討論させていただきます。  ただいまの黒沢議員の賛成討論になるほどなとうなずく面も多々あります。しかし、今回の請願者の切実な思いとか、あるいは非常な危機感とかは移転新築の段階から既に発生してきておる課題であると申しても間違いないと思います。先ほど来の審議未了あるいは廃案ということは、請願者が現議会に対しての意思決定をしていただきたいという熱い思いで請願を出されたのであり、さらにそれに賛同する9名の議員の方々が署名捺印をされておることでございます。  次の議会に任せるということは、いわば私どもの意思決定を先送りをして、新しい議会に判断を任せるということにほかならないのでありまして、でき得れば、当然請願者の熱い思いにこたえるべく採決して採択すべく努力するのが本筋でなかろうかと思いますので、継続審査には反対討論をさせていただきます。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。青山君。 ○24番(青山善蔵君)  私は、委員長報告に賛成いたします。  なぜならば、ふだんから申し上げておりますように、いわゆるみんなが一緒になって、そしてよりよい病院を早く建てると、これが我々の務めだろうと、こういうことであります。請願者のお気持ちといいますか、また今反対討論なされた方々の話も、あながち否定するものではないですけれども、では現実に本市の病人たちはどうなっているかということを、まず直視してもらいたい。今大半が扇田病院とか労災、そういうところにお世話になっている。これは何でこういうことになっているか。これは私が触れなくても、皆さんがおわかりでしょうけれども、ですから、私は場所はまち部に近いということも言われていることはわかりますけれども、なぜ、せっかくいわゆる進化した時代に病院を建てるんですから、立派なものを第一建ててもらう。これです。  それから、もう一つは、先ほどだれか言っていましたが、この問題の決定権は我々にないわけですよ。我々にないわけです。ですから、我々はどういうことが務めかというと、みんなが一緒になって、そしてよりよい病院を早く建ててもらうんだと、こういうムードを出さなければならない。            (「それはわかっている」と呼ぶ者あり)  黙ってなさい。そういうことなんですよ。こっちに建てろ、あっちに建てろと、あんた、我々にそういう決定権がありますか。そういうことで、私は委員長報告に賛成するものであります。
    ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。大信田君。 ○18番(大信田喜一君)  この病院の問題については、私、昨年の3月の一般質問で、この組合病院の建設経緯がどうなっているのかというふうなことで、昨年の3月私は質問いたしております。そのときの市長の答弁では、まだそこまで事態は進んでおらないと、こういうふうな経緯で市長のお答えをいただいております。さらには、昨年の12月の一般質問の中でも、病院の位置の問題について質問がされております。その中では、市長の答弁では、市役所周辺というふうな問題を提示されました。それでは大変だというふうなことで地域全体というか関係する市町村の方々から、さてどうなるのかということで、いろいろ議論されてきた。  そしてその結果、請願第1号として出された問題だと、私はそういうふうに考えております。  我々は確かに、最終決定権はある、なしというふうなことで今問題があるわけでございますけれども、我々はあくまでも請願者なり陳情者に対する答えを出すのが我々の義務だというふうに私は思っております。そういう意味合いからいいますと、やはり地域こぞって出された陳情の趣旨を、十分に我々なり各議員が個々の考えを十分披瀝しながら、出された陳情書なり請願書を検討し、決定するのが本質ではなかろうかというふうに考え、私はそういう意味合いから今出された請願に対しては賛成するものであります。終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  請願第1号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立少数でございます。よって、請願第1号継続審査は否決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                   動 議 ○議長(佐藤洋輔君)  遠藤君。 ○23番(遠藤嗣昕君)  ただいまの請願第1号に関しましては、委員会審査を省略いたしまして、本会議において直ちに採決されますよう動議いたしますので、さようお取り計りを願いたいと思います。               (「賛成」の声あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま遠藤君から、請願第1号について、直ちに本会議において採決されたいとの動議が提出されました。  3人以上の賛成者がありますので、動議は成立いたします。  よって、請願第1号について、直ちに本会議で採決されたいとの動議を議題として、採決いたします。  この採決は起立により行います。  この動議のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、本動議は可決されました。  それでは、請願第1号を直ちに議題といたします。  これより採決いたします。  この採決は起立により行います。  請願第1号について、採択と決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(佐藤洋輔君)  ご着席願います。  起立多数であります。よって、請願第1号は採択とすることに決しました。  昼食のため、午後1時まで休憩いたします。                午後0時08分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後1時01分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  再開いたします。  継続審査となっておりました陳情第10号及び第12号、並びに去る2月25日に追加付託されました陳情第1号及び第3号の合わせて4件につきましては、先ほどの委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。  暫時休憩いたします。                午後1時02分 休憩 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                午後1時07分 開議 ○議長(佐藤洋輔君)  再開いたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 日 程 追 加 ○議長(佐藤洋輔君)  ただいま議案第47号工事請負契約の締結についてと発議第1号及び発議第2号が追加提案されました。  お諮りいたします。ただいま追加提案となりました議案及び発議を本日の日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、ただいま追加提案されました議案1件と発議2件を本日の日程に追加し、議題とすることに決しました。  次に、お諮りいたします。ただいま提案されました議案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――               議案の上程(議案第47号)
    ○議長(佐藤洋輔君)  まず、議案第47号工事請負契約の締結についてを議題といたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 提 案 説 明 ○議長(佐藤洋輔君)  提案者の説明を求めます。建設部長。 ○建設部長(阿部 嚴君)  議案第47号工事請負契約の締結について説明いたします。  下記のとおり、工事請負契約を締結するため議会の議決をお願いするものでございます。  まず契約の目的は、総合競技場グランド整備工事であります。契約の方法は、指名競争入札で、その契約金額は3億345万円でございます。契約の相手方は、仙台市若林区卸町五丁目1番2号、美津濃株式会社仙台営業所所長高橋忠道でございます。  なお、これは去る2月10日の本会議において、債務負担行為の議決をいただいたものを執行するもので、去る2月25日に仮契約いたしております。  次に、お手元に配付しております総合運動公園総合競技場の説明資料に基づき、工事の概要を説明いたしますので、資料をごらんいただきたいと思います。  2枚目をお開き願います。  まず、施設の内容でありますが、第3種公認陸上競技場として日本陸上競技連盟の公認を取得する予定でございます。  トラックは400メートルで、9コースです。インフィールドはサッカー、ラグビー競技兼用でございまして、長さが106メートル、幅が70メートルで、芝生舗装でございます。アウトフィールドは、人口芝舗装になっております。競技施設でございますけれども、競走施設として、3000メートル障害1カ所で、水濠を設置するものでございます。跳躍施設として、三段跳びから棒高跳びまで、さらには投てき施設として、砲丸投げからハンマー投げで、それぞれ2カ所となっておりますが、これは大会当日の風向きにより使用箇所をかえるため、2カ所設置するものでございます。  工事の期間でございますけれども、平成9年3月5日を予定しておりまして、完成は平成9年10月31日とするものでございます。  工事の概要として、競走路でございますけれども、全天候のウレタントッピング仕上げでございます。面積が7,950平方メートルで、施工の断面でございますけれども、ウレタントッピング舗装として厚さが13ミリメートル、アスファルト舗装が2層で厚さが70ミリメートルと、上層路盤としては、厚さが100ミリメートルでございます。下層路盤、凍上抑制層は平成8年度に施工済みでございます。  インフィールドは、芝生舗装でございまして、その面積が7,420平米メートルで、表土が混合土と、このようになりまして、厚さが150ミリメートルでございます。  以下、省略させていただきます。  次のページをお開き願います。  総合運動公園の第1期の全体計画の配置図でございます。  次のページをお開き願います。  施工平面図でございますけれども、赤色の斜線はウレタン舗装で7,950平方メートルで、緑色の斜線は芝生舗装で7,420平方メートルでございます。また、青色は競技施設をそれぞれ示したものでございます。  右側の図面は、断面を示したものでございます。  次のページをお開き願います。  この図面は、面積1,182.9平方メートルの設置する平面図でございます。終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。齋藤君。 ○15番(齋藤啓一君)  施設内容について、お尋ねをいたします。  この跳躍施設、投てき施設をこう見ますと、各種大大会をやる際には、やり投げも本来は入ってあると思うんですが、こっちの図面では、やり投げ助走路と書いてあるんですが、あえてここにやり投げと書かなかった理由は何かあるのか。  また、この施設をつくる上で、今後競技を開始した際に、あれがよかった、これがなんでなかったのかという部分もないように、どのような打ち合せ、どこかの審議会とか何とかやってこういうものをつくったかどうか、伺いたいと思います。  なぜかと言いますと、今回の国体を見ましても、スノーマシーンですか、せっかくいいのを頼んだにもかかわらず、スノーマシーンの管理が非常に難儀をしている、また今後もその管理には難儀をするだろうというお話がありました。聞くところによると、私の間違いでなければ、この同じような業者さんですか、いるようなところに納めたというような話も、これはわからないですが、聞いておりますが、そういう部分についての打ち合せ等はどのようにしたか伺います。 ○議長(佐藤洋輔君)  建設部長。 ○建設部長(阿部 嚴君)  この投てき施設の中で、「やり投げ」という字句が抜けております。  これは他意はございませんけれども、やり投げ施設もございます。これは助走路のみというふうなことでございまして、ここにあえて書かなかったというふうなことでございまして、この中には、競技施設としてはあります。  それから、この設計といいますか、この配置ですか、これらについては、もちろん専門家ですか、これらの方々と協議はしておりますし、さらには以前には鹿角市の体育協会ともいろいろ協議して、こういうふうなものを定めると。  それで、この施設内容としては、今の2種に匹敵するだけの設備でございますけれども、3種というふうなことは、前にもご説明した記憶がございますけれども、この場合は観覧席が、2種の場合は1万5,000人以上、さらにはその場所に屋根がかかっておらなければならないと、こういうような一つの条件がございまして、競技施設そのものは2種に十分対応できますけれども、そういうふうな条件がございまして、3種の公認を取ると、こういうふうな中身になっております。 ○議長(佐藤洋輔君)  齋藤君。 ○15番(齋藤啓一君)  私の聞きましたのは、地元の使用する人方のご意見を聞きましたかということでありまして、今、体育協会と聞きましたんですが、もう一度そこのところを、体育協会、陸協という意味かどうかということをお願いします。 ○建設部長(阿部 嚴君)  これは陸協でございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。奈良君。 ○1番(奈良喜三郎君)  この工事契約の場合に、施設の内容はかなり特殊といいますか特別といいますか、そういった技法上もそうだろうと思いますし、そういったものが求められているということは前からお伺いしておったわけですが、参考までに2つお尋ねします。  要するに、そういう特殊な事業、工事でありますから、指名業者の選択はどうされてあったのか。やはり何社ぐらいで指名競争されたのか。  それから、もう一つは、もとになる設計はどこで行われたのか。お伺いします。 ○議長(佐藤洋輔君)  建設部長。 ○建設部長(阿部 嚴君)  この指名に当たっては、当然指名調整会議を開いております。  それで、指名に当たりましては、指名工事入札参加資格者名簿、つまり市のこれに登載されておる業者であって、さらには日本運動施設建設協会東北支部の会員であり、さらには経験豊富な3社を指名しております。  それから、この設計につきましては、東京に会社がありますサンキコンサルタンツ株式会社でございます。これは当初からの全体的な計画を進めてきておる会社でございます。 ○議長(佐藤洋輔君)  奈良君。 ○1番(奈良喜三郎君)  参考までに、3社をお知らせいただけませんか。 ○議長(佐藤洋輔君)  建設部長。 ○建設部長(阿部 嚴君)  他の2社につきましては、日本体育施設株式会社東北支店、もう1社は、長谷川体育施設株式会社北営業所、さらには今落札されました美津濃、この3社でございます。                (「了解」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ほかにございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、討論を省略し、直ちに採決いたします。  議案第47号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――            議案の上程(発議第1号から発議第2号まで) ○議長(佐藤洋輔君)  次に、高杉英次郎君外7名の方々により提出されました発議第1号及び第2号の2件を一括議題といたします。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 提 案 説 明 ○議長(佐藤洋輔君)
     提案者の説明を求めます。高杉英次郎君。              (26番 高杉英次郎君 登壇) ○26番(高杉英次郎君)  私から、発議第1号及び発議第2号の2件について提案理由をご説明申し上げます。  まず、発議第1号鹿角市議会委員会条例の一部改正についてでありますが、今回行政組織が変更されたことに伴い、鹿角市議会委員会条例の所管にも、一部改正が必要となったものであります。  委員会条例第2条第1号中「企画部」を削り、第2号中「市民部」を「市民福祉部」に改め、第3号中「農林部、観光商工部」を「産業振興部」に改め、第4号中「建設部及び水道課」を「都市建設部及び上下水道部」に改めるものでございます。  附則として、この条例は平成9年4月1日から施行するとしております。  次に、発議第2号介護保障の充実を求める意見書の提出についてでありますが、国の責任において介護供給体制を前倒しするなどして、介護保障制度の基盤を早期に確立することを求めるための意見書を提出するものであります。  以上、ご提案を申し上げましたが、何とぞ満場一致、ご可決くださることをお願いいたしまして提案説明を終わります。 ○議長(佐藤洋輔君)  説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ないものと認め、質疑を終結いたします。              (26番 高杉英次郎君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  本発議2件につきましては、討論を省略し、直ちに採決いたします。  発議第1号及び第2号の2件について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、発議第1号及び第2号は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――                 日 程 追 加 ○議長(佐藤洋輔君)  次に、お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長より、会議規則の規定により、閉会中の審査事件の申し出があります。  この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。 ―――――――――――――――――― 〇 ――――――――――――――――――               閉会中審査事件の付託 ○議長(佐藤洋輔君)  お諮りいたします。閉会中の審査事件については、お手元に配付いたしております閉会中審査事件付託表のとおり決するにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐藤洋輔君)  ご異議ないものと認めます。よって、さよう決します。  以上をもちまして第1回市議会定例会の議事日程は全部終了いたしました。  今期定例会は、去る2月10日より本日までの22日間にわたりましたが、この間における議員各位並びに市長初め関係理事者のご精励とご労苦に対しまして深く敬意を表するとともに、議長に寄せられましたご協力に対して衷心より感謝申し上げます。  なお、本会議は、今期中最後の議会と思いますので、この際、私ごとではございますが、一言お礼を述べさせていただきます。               (議長 佐藤洋輔君 降壇) ○議長(佐藤洋輔君)  平成5年4月より、4年間の議長の職を務めさせていただき、本日に至ったのでありますが、これもひとえに同僚議員の皆様方、並びに理事者各位のご支援とご協力のたまものでありまして、衷心より感謝申し上げます。  この間、私の未熟さゆえ、議事運営等に至らぬ点も多々あったことと思いますが、この点につきましては、何とぞご寛容のほどお願い申し上げます。  私どもの任期も間もなく終了することになりますが、来る16日には改選のための告示がなされますが、立候補を予定されている皆様方におかれましては、全員が当選の栄誉を得られ、再びこの議場で全員が顔を合わせるよう、格段のご努力とご奮闘を心からお祈り申し上げます。  また、今期をもって勇退される議員各位におかれましては、今後とも健康には十分ご留意されまして、鹿角市の発展のためにそれぞれの立場におかれまして、ご指導とご協力をお願い申し上げまして、甚だ粗辞ではございますが、私のお礼の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。               (議長 佐藤洋輔君 登壇) ○議長(佐藤洋輔君)  ただいまの時刻をもって、第1回鹿角市議会定例会を閉会いたします。                午後1時26分 閉会                閉会中審査事件付託表                            (平成9年3月3日提出)  常任委員会名       審査事件名  総務財政常任委員会           所管事項の事務等について  教育民生常任委員会           所管施設の管理・運営状況について  産業経済常任委員会           農林業及び観光の振興について  建設水道常任委員会           市道整備状況の調査及び災害発生箇所の調査について
     議会運営常任委員会           地方自治法第109条の2第3項に規定する事項、及び議会の歳出見積に関する事項、全員協議会に関する事項、その他議会の組織構成に関する事項          議  長      佐 藤 洋 輔          署名議員      勝 又 幹 雄          署名議員      豊 田 重 美...