○議長(
三浦利通君) 起立多数であります。よって、議案第55号は、可決されました。 次に、議案第46号、第48号から第54号まで及び第56号から第58号までを一括して採決いたします。本11件に対する委員長の報告は可決及び承認であります。本11件は、委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、議案第46号、第48号から第54号まで及び第56号から第58号までは、原案のとおり可決及び承認されました。
---------------------------------------
△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長より、議案第59号が提出されました。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第2 議案第59号上程
○議長(
三浦利通君) 日程第2、議案第59
号人権擁護委員の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君) ただいま議題となりました議案第59
号人権擁護委員の推薦について、
提案理由のご説明を申し上げます。 本議案は、
人権擁護委員の浅野優氏が本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任として、
佐藤信子氏を推薦いたしたいというものであります。 皆様からのご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
三浦利通君) これより質疑に入ります。質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第59号についてを採決いたします。
佐藤信子氏の
人権擁護委員の推薦については、異議なしとすることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、議案第59号については、異議なしとすることに決しました。
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△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長より、議案第60号が提出されました。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
---------------------------------------
△日程第2 議案第60号上程
○議長(
三浦利通君) 日程第3、議案第60号男鹿市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君) ただいま議題となりました議案第60号男鹿市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、
提案理由のご説明を申し上げます。 本議案は、
本市税務課職員の
公金着服事件に係る
管理監督責任として、私については給料の10分の1を3カ月、副市長については、給料の10分の1を1カ月減額するため、本条例の一部を改正するものであります。 よろしくお願い申し上げます。
○議長(
三浦利通君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。15番
中田謙三君。
◆15番(
中田謙三君) 議案第60号が、このように提案されましたので、私なりの考えを述べてみたいと思います。 6月定例会、全県に、また、男鹿市全域に激震が走ったと私は思っていますし、連日
マスコミ等において、この
公金着服事件が報道されました。 この一連の事件についての責任の所在というようなことで
管理監督責任をもって、この給与を減ずる条例案が提出されたわけですけれども、私は、今までの減給案とは異なるのではないかなと思います。それは何かというと、今までは
課税ミスとか
収納ミスとか、そういう部分での、まずこの減給問題というのは、何というか責任の取り方というものがあったと思います。今回は、それこそ一番のかなめである
税務課長が、それこそ言葉にするのも忌わしいわけですけれども、
公金着服という、本当にあってはならないこと、
市長自身が一番困惑して、戸惑いがあったのではないかなと私は思います。それは議会も同じこと、職員も同じことだと思います。 私がここで発言しているのは、
先ほど管理監督責任ということで、市長は10分の1、3カ月、そしてまた、副市長の部分は触れられておりませんでしたけれども、10分の1、1カ月、右に倣うような形で、それ責任を取りたいというか、
管理責任をその部分で果たしたいというような思いであろうかと思います。 私は、この公金を着服した職員、平成21年度から、平成21年度といえば市長が就任して間もなくというか、そういう年度になろうかと思います。市長は常々、横軸とか班編成をして、みんなで連携して市民のためにやっていこうじゃないかということを訴えられておりました。そのことが結果的に、今振り返れば、7年もの間、いろんな意味で、こういう事態を我々自身もみんなこれ見逃してというか、結果的に残念なことで今、世間をにぎわしているわけです。 私が言うのは、確かに10分の1、3カ月、提案されたので、そのことはどのように議員の方々受けとめられているかわかりませんけれども、この後、7月1日に
税務課長が新たに課長職に就いて、この後の徴収・
収納業務に当たるわけですけれども、これでもって徴収・
収納業務が非常に支障が出るのではないかなということを思いますし、今回の一連のこういう
マスコミ等の報道において、市民からいろんな部分での公務員に対する、職員に対する、何ていうかいろんな意見が聞こえてくるわけです。そういうことを踏まえれば、やっぱり長年の
人事管理がやっぱりまずかったことだろうし、結果的には2人体制のところを1人で収納させておった。そういうことを税務課の中においても、お互いにチェックできなかった。それは隠そうと思って隠してきているから結果的にこうなっているかと思います。そういう意味も含めて、この10分の1、3カ月、副市長は10分の1、1カ月で、
市民感覚として責任の取り方としてふさわしいのかなということを私思います。それ、妥当だという思いで、それは提案されていることだと思います。私が初めて議会でこのとおり説明を受けた中で、お金の額の話をさせていただければ2千200万円、それから、きょうの
総務委員会の報告で2千746万円、という数字が上がっています。着服された方は、弁済もするんだよということを言っていますけれども、幾らかというか大きな額が、この後、収納減になるわけですよね。本当に大きな額だと思います。そういう意味で、この大きな額に見合うだけの責任の取り方なのかなということを思いますので、今、発言させていただいています。そのことをまず一点というか、市長の考え方をお知らせ願えればと思います。 以上です。
○議長(
三浦利通君)
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君) 今回の、いわゆる
税務課職員による
公金着服事件ということに関しての責任というのは、私に
任命責任もありますし、途中のチェックも必要であったと。規則を決めていても、それを実行しなければ、その規則は機能しない。ただ、それをチェックするシステムが足りなかったということは、私自身、痛感いたしております。 今後は、今、調査委員会でその全容解明した上で再発防止策を、これから打ち出して、そして信頼回復に向けるということに尽きるわけでありまして、責任の取り方については、いろいろな方のご意見があると思いますが、私といたしましては、今提案した内容ということで提案いたしたものであります。
○議長(
三浦利通君) 再質疑ありませんか。15番
中田謙三君
◆15番(
中田謙三君) 私は、やっぱり行政というのは税でもって成り立っている、それは言わなくてもわかることなので、あくまでも、やっぱり先ほども申したとおり、
課税ミスとかそういうことでなく、今回は着服の部分がありますよね。それはもう、市民にとっては、公務員としてあるまじきことで、彼を責めることは、これはできるわけではないんですけれども、全体責任としてやっぱりこの2千700万円という数字が出ている。このことを重く受けとめなければいけないのではないかなと思います。 そしてまた、こう言えば困る話というか、副市長は4月から副市長になられました。確かに10分の1、1カ月。でも、誰かが責任を取らなきゃいけないから、誰かにというか、やっぱり市長、副市長が責任を取ると、そういうことでまずけじめをつける、けじめという表現はおかしいかもしれませんけれども、それなりのことをしなきゃいけない。そうしないと、
市民感覚としては受け入れられないというように私は思います。そのことを踏まえて、市長が10分の1、3カ月、副市長は10分の1、1カ月ということに、こういうふうになっているかと思いますけれども、おのずと市長の責任の取り方というのは、私は、比べるわけではございませんけれども、市長、副市長のことでは、今のような考え方では困るのかなって私はそう思います。そういうことで、まずここで私は発言させていただいていますし、きょうの
総務委員会で2千746万円という数字が上がりました。しからば、この後どのような捜査というか、誰がこの後、その数字なり、調べることになるかわかりませんけれども、前回報告されたときより500万円近い数字が上ってきてますよね。それが困ることであるし、この後またこの数字が上ることが非常に困るわけですけれども、そのことも踏まえた中で、実際には2千万円を超える歳入が見込めない、そのことに対する市民に対しての責任の取り方としてはどうなのかなということを、私はこういう場において発言させていただいています。改めて考え方を述べていただければ。
○議長(
三浦利通君)
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君) 今申しましたとおり、今回の事件に関しましては、現在、全容の解明に向けて、今、調査委員会で調査中であります。今の時点での数字を申し上げました。最終的な数字というのは、これから出て、我々の調査の中では出てまいります。それを十分踏まえた上で、今回の提案をいたしております。
○議長(
三浦利通君) 15番
中田謙三君
◆15番(
中田謙三君) 最後に、私は今発言させていただいていますので、冒頭にも話したとおり、
市民感覚として、この減額の議案で納得してもらえるものだと市長は思っておられますか。その点だけ最後に答えていただければありがたいです。
○議長(
三浦利通君)
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君)
市民感覚という言葉は、いろんな意味で使われますので、一概には答えられません。ですけれども、こういうこととなりますと、いわゆる過去の事例ということは、一応の参考にはいたしました。具体的な例ということは、ここでは申しませんが、過去のいろんな他市の例とかいうことは参考にして、今回の提案をいたしました。
◆15番(
中田謙三君) 終わります。
○議長(
三浦利通君) 15番
中田謙三君の質疑を終結いたします。 ほかに質疑ありませんか。 (「議長、採決の前に休憩してもらえませんか。動議、もし諮るなら諮ってください。」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) いやまず、今、質疑の・・・ (「採決の前に。」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ほかに質疑ありませんか。1番
佐藤巳次郎君
◆1番(
佐藤巳次郎君) 今の中田議員の質問と同じ議案についてお伺いしたいわけですけれども、
管理監督責任ということで、どのような過去の例で処分の内容がどうであったのか、他市の例も今、市長は話されましたけれども、どういう事案で処分内容がどの程度であったのか、その辺をひとつお聞かせ願いたいと。 市長は、この金額について、これも含めての処分だということですが、それこそ市民感情からすれば、非常に少ないんじゃないかということで、私はやはり
市長自身、もう少し、もう少しというか処分内容を再考する必要があるんじゃないかと思いますけれども、そこら辺についてどう考えているのか。今後のこの事案、着服事件が、もっと拡大するということになった場合、処分の再考もあり得るのか、そのあたりもあわせてひとつお聞かせ願いたいと思います。
○議長(
三浦利通君) 杉本副市長 [副市長
杉本俊比古君 登壇]
◎副市長(
杉本俊比古君) 県内の事例ということで、この条例を提案させていただくに当たって、市長ともいろいろ相談をさせていただきました。その際、県内の他の事例を参考にさせていただいたところでございます。 この中には、税の不正処理だとか、税金の横領事件だとか、公金の横領問題等々、事例としてはございます。一番最新の例で公金の横領事件、報道されておりますので申し上げますが、能代市の職員が2009年から2013年度にかけて現金、税務関係の証明料など約434万円を横領したというような事案に関して、市長が10分の1、1カ月、副市長が10分の1、1カ月と、こういうような、大体ほかの事例も減給の月数、あるいは減給幅といったあたりは、大体そういうような事例が似通っていることから、今回このように判断をして市長から提案をさせていただいたということでございます。
○議長(
三浦利通君) 1番
佐藤巳次郎君
◆1番(
佐藤巳次郎君) ただいまは能代市の例を挙げていましたけれども、額からすれば男鹿市の今回の事案とは桁違いに違う数字だわけですが、男鹿市での過去の不祥事の処分内容は、どういう内容であったのか、お聞かせ願いたいと。
○議長(
三浦利通君) 杉本副市長 [副市長
杉本俊比古君 登壇]
◎副市長(
杉本俊比古君) 男鹿市の最近の事例と申し上げますと、入湯税の関連で平成17年度の事例でございますが、市長が減給3カ月の10分の1、当時の助役が減給1カ月の10分の1、当時の収入役が減額1カ月の10分の1と。最近の一番新しいケースということでは、平成19年の7月に病院の医師の問題で減給3カ月、10分の3と、100分の30という割合というような過去の処分の例がございます。
○議長(
三浦利通君) 1番
佐藤巳次郎君
◆1番(
佐藤巳次郎君) いろいろ述べられましたが、今回の事件というのは、かなり前からやられているということでは、非常に
管理責任というのが大きいんじゃないかという気がするわけで、
市長自身はこれで十分と、再考の余地はないということなのか、お聞かせ願いたいと思います。
○議長(
三浦利通君)
渡部市長 [市長
渡部幸男君 登壇]
◎市長(
渡部幸男君) 先ほども申し上げましたが、いろんな事例を勘案した上で今回の提案をいたしております。
○議長(
三浦利通君) 1番
佐藤巳次郎君の質疑を終結いたします。 ほかに質疑ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。 暫時休憩いたします。 午後8時26分
休憩--------------------------------------- 午後8時31分 再開
○議長(
三浦利通君) 再開いたします。
---------------------------------------
○議長(
三浦利通君) 本日の会議時間は、議事の都合により、午後10時まで延長いたします。
---------------------------------------
○議長(
三浦利通君) 暫時休憩しますが、再開については、可能な限り会派の意見調整もスピーディーにやってもらって、短時間で済ませてください。 午後8時31分
休憩--------------------------------------- 午後8時58分 再開
○議長(
三浦利通君) 会議を再開いたします。 お諮りいたします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第60号を採決いたします。本件に対して賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
三浦利通君) 起立少数であります。よって、議案第60号は、否決されました。
---------------------------------------
△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。ただいま議会案第25号が提出されました。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
---------------------------------------
△日程第4 議会案第25を上程
○議長(
三浦利通君) 日程第4、議会案第25号男鹿市議会
会議規則の一部を改正する規則についてを議題といたします。 お諮りいたします。本件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議会案第25号を採決いたします。本件については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、議会案第25号は、原案のとおり可決されました。
---------------------------------------
△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。ただいま議会案第26号から第28号までが提出されました。この際、本3件を日程に追加し、一括して議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本3件を日程に追加し、一括して議題とすることに決しました。
---------------------------------------
△日程第5 議会案第26号から第28号までを
一括上程
○議長(
三浦利通君) 日程第5、議会案第26号から第28号までを一括して議題といたします。 職員に議会案を朗読させます。
--------------------------------------- [職員朗読] 議会案第26号 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める意見書 議会案第27号 年金削減の取りやめと最低保障
年金制度実現を求める意見書 議会案第28号 安保関連法案の廃案を求める意見書
---------------------------------------
○議長(
三浦利通君) お諮りいたします。本3件については、
会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本3件については、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ございませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議会案第28号安保関連法案の廃案を求める意見書を採決いたします。本件は、起立により採決いたします。本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
三浦利通君) 起立多数であります。よって、議会案第28号は、原案のとおり可決されました。
○議長(
三浦利通君) 次に、議会案第26号及び第27号を一括して採決いたします。本2件については、原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、議会案第26号及び第27号は、原案のとおり可決されました。
--------------------------------------- 少人数学級の推進などの定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める意見書 日本は、OECD諸国に比べて、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっています。しかしながら、35人以下学級は小学校1年生、2年生にとどまり、35人以下学級の拡充が予算措置されていません。また、第7次教職員定数改善計画の完成後9年もの間、国による改善計画のない状況が続いています。 見通しを持って安定的に教職員を配置するためには、国段階での国庫負担に裏付けされた定数改善計画の策定が必要です。一人ひとりの子どもたちへのきめ細かな対応や学びの質を高めるための教育環境を実現するためには、少人数学級などの教職員定数改善が不可欠です。また、新しい学習指導要領により、授業時数や指導内容が増加しています。日本語指導などを必要とする子どもたちや障害のある子どもたちへの対応、いじめ・
不登校などの課題もあります。こうしたことの解決にむけて、少人数教育の推進を含む計画的な教職員定数改善が必要です。 自治体は厳しい財政状況にあり、独自財源による定数措置を行うことは不可能な状況にあります。国の施策として定数改善にむけた財源保障をすべきです。 三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。その結果、自治体財政が圧迫され非正規教職員も増えています。子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。 子どもの学ぶ意欲・主体的なとりくみを引き出す教育の役割は重要であり、そのための条件整備が不可欠です。こうした観点から、2016年度政府予算編成において下記事項が実現されるよう、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出いたします。 記 1.子どもたちの教育環境改善のために、少人数学級と計画的な教職員定数改善を推進すること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。 平成27年6月30日 秋田県男鹿市議会 議長
三浦利通 内閣総理大臣 安倍晋三様 文部科学大臣 下村博文様 財務大臣 麻生太郎様 総務大臣 高市早苗様
--------------------------------------- 年金削減の取りやめと最低保障
年金制度の実現を求める意見書 消費税が増税されて、物価が上がって、秋田県民の生活は苦しくなっています。年金受給者の多数は年金だけで生活できないでいます。とりわけ、一人暮らしの高齢者の生活は厳しさをましています。 年金は高齢住民に直接給付されるかけがえのない収入で、特に高齢県である秋田県にとって、年金の削減は地域の消費を冷え込ませ、不況を一層深刻にして地域経済に大きな影響を及ぼすだけでなく、国の経済にも大きな影響を与えることが懸念されます。 とりわけ、生活費にも満たない低年金受給者にも一律に年金削減を行うことは、国民の生存権を奪うもので、到底容認されるものではありません。 年金引き下げをやめることと、だれでも安心して暮らせる「最低保障
年金制度」の創設は、高齢者にとって切実な願いです。 高齢者の生活と地域経済を守るためにも、地方自治法99条の規定に基づき、意見書を提出します。 記 1.年金削減を取りやめ、そのための「マクロ経済スライド」を廃止すること。 2.全額国庫負担の「最低保障
年金制度」を実現すること。 3.現在、隔月払いの年金支給を毎月払いにすること。 平成27年6月30日 秋田県男鹿市議会 議長
三浦利通 内閣総理大臣 安倍晋三様 厚生労働大臣 塩崎恭久様
--------------------------------------- 安保関連法案の廃案を求める意見書 安倍内閣は、安保関連法案を何が何でも強行するため会期を戦後最長の95日間延長しました。もともと会期制は多数党の横暴を抑制し、少数意見を保護するために設けられているもので、議会制民主主義のルールを壊すものであります。 安倍内閣は5月14日、自衛隊法など関連10法を一括して改正する「平和安全法制整備法案」と「国際平和支援法案」を閣議決定し、15日に国会に提出し、特別委員会で審議中です。 審議の中で法案の問題点が次々に明らかになっております。 6月4日の衆議員憲法審査会では、自民党の推薦者を含む3人の参考人の憲法学者が「集団的自衛権の行使は憲法違反」と発言しました。 6月12日には自民党の元幹事長や政調会長、閣僚などを務めた4氏が日本記者クラブで会見し「不戦国家から軍事力行使国家へとの大転換を意味し、国策を大きく誤ることになる」と、法案反対の意思表明をしました。 世論調査も安保関連法案に関連して、「政府の説明が不十分」が共同通信(5月末調査)で81・4%、読売新聞(8日)80%、「自衛隊のリスクが増える」が共同で72%、読売が68%、「今国会での成立に反対」が共同55・1%、読売で59%です。 憲法前文と9条は、紛争を解決する手段としての戦争を否定し、話し合いによる解決を主張し、軍隊はもたないことを明確に規定しています。 この憲法のもとでも、さまざまな理由を付けて自衛隊をつくり、今や世界有数の軍備を持つ部隊となっています。しかし、憲法の制約もあり、「専守防衛」「海外派兵はできない」という原則を守ってきました。 だからこそ、第2次世界大戦終結から70年間、一人の自衛隊員も戦争で殺されず、他国の人も殺さないでくることができました。これは誇るべきことです。 安倍内閣は、国際情勢の緊迫を唯一の理由に、憲法解釈を変更して「集団的自衛権行使容認」の閣議決定を昨年7月1日に行い、今年の4月27日にこれを具体化する日米ガイドライン改定し、さらに4月29日には米上下両院合同会議で「この夏までの成立」を約束しました。 集団的自衛権の行使は憲法違反であり、長年の憲法解釈を一内閣の閣議で変更するなどは立憲主義の否定であり、国権の最高機関である国会に諮る前に日米で既成事実化し、米議会に成立を約束するなどは、まさに暴挙であります。 安保関連法案は、日本周辺・極東などの地理的制約をなくし、従来の活動は「非戦闘地域」で行い、「武力の行使はしない」という原則を根本的に変え、「現に戦闘が行われていなければ、戦闘の可能性がある地域にも自衛隊を派遣する。治安維持活動にも参加し、任務遂行型の武力行使を認める」ものとなっています。自衛隊が海外に行き、戦争に参加する、「殺し殺される軍隊になる」ことは明白です。また、集団的自衛権の行使では、日本が攻撃されていなくとも米国や豪州が攻撃され、または攻撃すると、その戦闘に参加することになります。 安倍内閣は「新3要件がある」「国会の事前承認を原則とする」などと言っていますが、政府の裁量でどうにでもなる基準です。 日本の在り方を根本的に変え、海外で戦争できる国につくりかえる安保関連法案の廃案を求めます。 平成27年6月30日 秋田県男鹿市議会 議長
三浦利通 衆議院議長 大島理森様 参議院議長 山崎正昭様
---------------------------------------
△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会の設置を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
---------------------------------------
△日程第6 男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会の設置
○議長(
三浦利通君) 日程第6、男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。男鹿市
税務課職員による
公金着服事件を特定事件として、委員会条例第6条の規定に基づき、7人の委員をもって構成する男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会を設置し、これに付託の上、地方自治法第98条第1項及び第2項の規定による権限を委任し、審査終了するまで閉会中の継続審査にいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、男鹿市
税務課職員による
公金着服事件は、7人の委員をもって構成する男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会を設置し、これに付託の上、地方自治法第98条第1項及び第2項の規定による権限を委任し、閉会中の継続審査とすることに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、
三浦一郎君、
木元利明君、古仲清尚君、
安田健次郎君、
進藤優子さん、
船木金光君、
小松穂積君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を、男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会委員に選任することに決しました。 委員会条例第10条第1項の規定により、男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会を議事堂に招集いたします。 以上、告知いたします。 特別委員会開催のため、暫時休憩いたします。 午後9時05分
休憩--------------------------------------- 午後9時18分 再開
○議長(
三浦利通君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 男鹿市
税務課職員による
公金着服事件検査特別委員会において、正副委員長が互選されましたので、ご報告いたします。 委員長に
木元利明君、副委員長に古仲清尚君。 以上のとおり、ご報告いたします。
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△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。
継続審査事件の承認を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第7
継続審査事件の承認
○議長(
三浦利通君) 日程第7、
継続審査事件の承認を議題といたします。 各常任委員長から、
会議規則第103条の規定により、所管事項の調査について、行政調査が終了するまで、閉会中の継続審査にいたしたいとの申し出があります。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、所管事項の調査は、行政調査が終了するまで、閉会中の継続審査とすることに決しました。
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△
日程追加の件
○議長(
三浦利通君) 次に、お諮りいたします。ご配付いたしております
議員派遣の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第8
議員派遣の件
○議長(
三浦利通君) 日程第8、
議員派遣の件を議題といたします。 地方自治法第100条第13項及び
会議規則第159条の規定により、ご配付いたしておりますとおり議員を派遣することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(
三浦利通君) ご異議なしと認めます。よって、ご配付いたしておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
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○議長(
三浦利通君) 以上で、本日の議事は終了いたしました。 これにて6月定例会を閉会いたします。大変遅くまで御苦労さまでした。
--------------------------------------- 午後9時20分 閉会 会議録署名議員 議長
三浦利通 議員
三浦桂寿 議員
高野寛志...