◆22番(
杉本博治君)
船川重要港湾及び国道101
号整備促進特別委員会に関する、これまでの経緯と審査の概要についてご報告を申し上げます。 本
特別委員会は、平成18年6月定例会において、
船川重要港湾及び国道101
号整備促進に関する件を
特定事件として、これを
総合的観点から議会として審査・検討すべく設置されたものであります。 本
特別委員会は、これまで8回、委員会を開催し、市当局から
現状報告と
取り組み状況について説明を受け、現地視察を実施するとともに、
要望活動及び
要望内容について協議し、平成18年度から21年度までの4回、国及び県並びに
県選出国会議員等への陳情を行っております。 以下、国・県への
要望内容について申し上げます。 まず、
重要港湾船川港については、船川港を核とした産業の振興を図り、
地域経済の活性化を推進することが最
重要課題であるとの考えに立ち、また、船川港の整備は
取り扱い貨物の増大や
企業立地が図られ、雇用機会の拡大が期待されるとの観点から、 第1点として、県都秋田市と本市を結ぶ
主要幹線道路である
臨港道路生鼻崎線の整備について。 第2点として、長年の土砂堆積などから本来の水深を確保するための既存泊地の
しゅんせつについて。 第3点として、
埠頭用地の
狭小化対策としての
既存埠頭用地の増設について。 第4点として、大規模地震、津波等に対する港湾の対応力強化のための耐震強化岸壁の整備について。 第5点として、新規企業の立地や既存企業の拡大を推進するための埋め立てによる工業用地の整備について。 の5項目の早期整備を要望したものであります。 結果、
臨港道路生鼻崎線の4車線化工事については、平成21年3月27日に完成したものであります。 また、要望した中で、既存泊地の
しゅんせつについては、既存の1万5千トン泊地において、水深8.6メートルの
しゅんせつ工事が完成し、平成21年9月からは規定の水深10メートルの
しゅんせつ工事を実施しているとの確認をいたしております。 県では、来年度以降も水深10メートルを確保するよう、
しゅんせつ工事を実施する計画とのことであり、今後は、早期完成を県に強く要望していく必要があるものと考えております。 次に、国道101号の
要望内容についてでありますが、 第1点として、国道改築事業として、平成15年度から工事に着手した羽立バイパスは、男鹿半島北部の観光開発、地場産業の振興に重要な役割を担っており、また、平成19年の国体開催も控えていたことから、その早期完成について。 第2点として、浜間口地区の事業化のための調査を含めた早期着工について。 第3点として、五里合地区及び宮沢地区から三種町区画が狭隘、屈曲なため、今後の合理的な整備を図る上においてもルート変更が必要なことから、早期のルート変更について要望いたしております。 結果、羽立バイパスについては、国体開催前に完成をみることができたところであります。 また、要望した中で、浜間口地区の事業化のための調査を含めた早期着工については、県において2.8キロメートルにわたる概要設計の委託業務を発注したとの確認をいたしており、今後は、早期の事業化を県に強く要望していく必要があることを申し添え、本
特別委員会に付議されました事件の報告といたします。 なお、本
特別委員会は、この報告をもちまして審査を終了いたします。委員の皆さんには、長い間御苦労をおかけいたしました。この場をお借りいたしまして厚くお礼を申し上げ、報告を終わります。
○議長(船木茂君) 次に、議会広報特別委員長の報告を求めます。10番
吉田直儀君 [10番
吉田直儀君 登壇]
◆10番(
吉田直儀君)
議会広報特別委員会に関する、これまでの経緯と審査の概要についてご報告申し上げます。 本
特別委員会は、平成20年の常任委員会改選時に議会運営に関する申し合わせ事項に基づき改選が行われ、私をはじめとする委員6人が新たに選任されたもので、委員長には私が、また、副委員長には
笹川圭光委員が選任されたものであります。 第1回目の委員会を平成20年5月8日に開催し、これまで16回の委員会を開催したほか、議会広報の編集に係る行政視察を2回実施したものであります。 本
特別委員会の審議方法としては、毎定例会終了後、委員会を開催し、議会だよりの編集について、紙面の割りつけや掲載事項及び執筆者の選定を協議した後、委員個々が執筆し、執行前に再度委員会において紙面の最終確認を行っているものであります。 これまでに議会だより15号から21号までを発行いたしておりますが、この議会だより編集に際しては、市民と議会をつなぐ架け橋として、市民の皆様に対し、議会での審議内容を正確に伝えるとともに、文字の大きさを工夫するなど読みやすくしたほか、わかりやすさを大切にしながら、親しまれる紙面づくりを念頭に編集にあたってきたものであります。 なお、本
特別委員会は、今定例会終了後に発行する
男鹿市議会だより22号を編集し、議員任期の満了と同時に審査を終了するものであります。 以上をもちまして、本
特別委員会に付議された事件の報告といたします。
○議長(船木茂君) これより各委員長に対する質疑を許します。質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
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△日程追加の件
○議長(船木茂君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長より、議案第35号が提出されました。この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第3 議案第35号を上程
○議長(船木茂君) 日程第3、議案第35号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。渡部市長 [市長 渡部幸男君 登壇]
◎市長(渡部幸男君) ただいま議題となりました議案第35号教育委員会委員の任命について、
提案理由のご説明を申し上げます。 本議案は、本市教育委員会委員の角崎紘二氏が来る5月22日をもって任期満了となるため、同氏の再任について議会の同意を求めるものであります。 皆様からのご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(船木茂君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議案第35号教育委員会委員の任命について採決いたします。本件について同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件については同意することに決しました。
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△日程追加の件
○議長(船木茂君) 次に、お諮りいたします。ただいま議会案第76号及び第77号が提出されました。この際、本2件を一括して日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本2件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第4 議会案第76号及び第77号を
一括上程
○議長(船木茂君) 日程第4、議会案第76号
男鹿市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び議会案第77号
男鹿市議会事務局設置条例の一部を改正する条例についてを一括して議題といたします。 お諮りいたします。本2件については、会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本2件については、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議会案第76号及び第77号を一括して採決いたします。本2件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、議会案第76号及び第77号については、原案のとおり可決されました。
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△日程追加の件
○議長(船木茂君) 次に、お諮りいたします。ただいま議会案第78号「非核三原則の法制化」に関する決議案が提出されました。この際、これを日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第5 議会案第78号を上程
○議長(船木茂君) 日程第5、議会案第78号「非核三原則の法制化」に関する決議案を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。20番
大森勝美君 [20番
大森勝美君 登壇]
◆20番(
大森勝美君) 本決議については、「非核三原則の法制化を求める議会決議の陳情」を審査した上での提案であることから、私から提出議案の説明をさせていただきます。 本市議会では、平成20年6月定例会において、国是である「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を将来とも遵守し、核兵器のない世界、非核・平和の日本を訴える「非核・平和都市宣言」を決議いたしております。非核三原則は、国是として確立されておりますが、このことを将来にわたって堅持していくためにも、核兵器を落とされた世界唯一の国として、核兵器の廃絶に向け、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則の法制化を行うことを求め、要請いたしたいというものであります。 全会一致でご承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(船木茂君) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件については、委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議会案第78号「非核三原則の法制化」に関する決議案を採決いたします。本件は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
--------------------------------------- 「非核三原則の法制化」を求める決議 核兵器を廃絶し恒久平和を実現することは、世界唯一の核被爆国日本の国民の共通の悲願であり緊急な課題である。このことは、男鹿市民の心からの希求でもある。 美しい郷土を守り、平和で豊かな暮らしを子や孫に伝えることは私達の責務である。私達男鹿市民は国是である「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を将来とも遵守し、核兵器のない世界、非核・平和の日本を訴え先に決議しているものであるが、非核三原則を将来に渡って堅持していくためにも、世界唯一の核被爆国として核兵器の廃絶に向け主導的役割を果たし、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則の法制化を行うことを求め政府に対し要請するものである。 以上、決議する。 平成22年3月12日
男鹿市議会---------------------------------------
△日程追加の件
○議長(船木茂君) 次に、お諮りいたします。ただいま議会案第79号から第82号までが提出されました。この際、本4件を一括して日程に追加し、議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本4件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△日程第6 議会案第79号から第82号までを
一括上程
○議長(船木茂君) 日程第6、議会案第79号から第82号までを一括して議題といたします。 職員に議会案を朗読させます。
--------------------------------------- [職員朗読] 議会案第79号 「非核三原則の法制化」を求める意見書 議会案第80号 核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書 議会案第81号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書
--------------------------------------- 議会案第82号 地域別最低賃金の
引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書
○議長(船木茂君) お諮りいたします。本4件については、会議規則第37条第3項の規定により、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、本4件については、
提案理由の説明及び質疑並びに委員会への付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 (「なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これより議会案第79号から第82号までを一括して採決いたします。本4件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(船木茂君) ご異議なしと認めます。よって、議会案第79号から第82号までは、原案のとおり可決されました。
--------------------------------------- 「非核三原則の法制化」を求める意見書 この地球上から核兵器をなくすことは被爆者の悲願です。 広島・長崎の被爆から65年目を迎えましたが、人類が作り出した最も残忍な兵器、核兵器による地獄を体験させられた方々は、今日まで核兵器による犠牲者が二度と生まれないことを強く願って、被爆体験を語りながらこの地球上から核兵器をなくす運動を続けております。 また、世界で核兵器を使用した唯一の国であるアメリカのオバマ大統領は、平成21年4月欧州連合との初の首脳会議において「核兵器のない世界を追求していく」と明言しております。 非核三原則は国是として確立されているが、このことを将来に渡って堅持していくためにも、今こそ日本政府は世界唯一の核被爆国として核兵器の廃絶に向け主導的役割を果たし、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則の法制化を行うことを求め要請するものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成22年3月12日 秋田県
男鹿市議会 議長 船木 茂 衆議院議長 横路孝弘様 参議院議長 江田五月様 内閣総理大臣 鳩山由紀夫様
--------------------------------------- 核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書 核兵器を廃絶し恒久平和を実現することは、世界唯一の核被爆国日本の国民共通の悲願であり緊急な課題である。このことは、私達の心からの希求でもある。 美しい郷土を守り、平和で豊かな暮らしを子や孫に伝えることは私達の責務であり、国是である「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の非核三原則を将来とも遵守し、核兵器のない世界、非核・平和の日本を強く望むものである。 また、本年8月には世界の3,241都市が加盟する平和市長会議総会が開催されており、2020年までに核兵器を廃絶するための道筋と、各国政府が遵守すべきプロセスなどを定めた「ヒロシマ・ナガサキ議定書」を、2010年NPT再検討会議において採択を求めることなどの具体的な提案を盛り込んだ「ナガサキアピール」が決議されております。 今こそ日本政府におかれては、核兵器を落とされた世界唯一の国として核兵器の廃絶に向け主導的役割を果たし、平和市長会議が提案する「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の趣旨に賛同し、同議定書を議題として提案していただくとともに、その採択に向け、核保有国を初めとする各国政府に働きかけていただくよう強く要請します。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。 平成22年3月12日 秋田県
男鹿市議会 議長 船木 茂 内閣総理大臣 鳩山由紀夫様 外務大臣 岡田克也様
--------------------------------------- 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書 日本社会における労働環境の大きな変化の波は、働くことに困難を抱える人々を増大させ、社会問題となっています。また、2000年以降の急速な構造改革により、経済や雇用、産業や地方など様々な分野に格差を生じさせました。働く機会が得られないことで「ワーキングプア」、「ネットカフェ難民」、「偽装請負」など、新たな貧困と労働の
商品化が広がっています。また、障害を抱える人々や社会とのつながりをつくれない若者など、働きたくても働けない人々の増大は、日本全体を覆う共通した地域課題です。 一方、NPOや協同組合、ボランティア団体など、様々な非営利団体は、地域の課題を地域住民自ら解決することをめざし事業展開しています。このひとつである「協同労働の協同組合」は、「働くこと」を通じて「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす」活動を続けており、上記の社会問題解決の手段の一つとして大変注目を集めております。しかし、現在この「協同労働の協同組合」には法的な根拠がないため、社会的理解が不十分であり、団体として入札・契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかるなどの問題があります。 すでに欧米では、労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての法制度が整備されています。日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広がり、1万を超える団体がこの法制度化に賛同し、また、国会でも超党派の議員連盟が立ち上がるなど法制化の検討が始まりました。雇用・労働の問題と地域活性化の問題は不離一体です。誰もが「希望と誇りを持って働く」、仕事を通じて「安心と豊かさを実感できるコミュニティをつくる」、「人とのつながりや社会とのつながりを感じる」、こうした働き方を目指す協同労働の協同組合は、市民事業による市民全体のまちづくりを創造するものであり、働くこと・生きることに困難を抱える人々自身が、社会連帯の中で仕事をおこし、社会に参加する道を開くものです。 国においても、社会の実情を踏まえ、課題解決の有力な制度として「協同労働の協同組合法」の速やかなる制定を求めるものです。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。 平成22年3月12日 秋田県
男鹿市議会 議長 船木 茂 衆議院議長 横路孝弘様 参議院議長 江田五月様 内閣総理大臣 鳩山由紀夫様 厚生労働大臣 長妻 昭様 総務大臣 原口一博様 経済産業大臣 直嶋正行様
--------------------------------------- 地域別最低賃金の
引き上げと最低賃金制度の改正を求める意見書 働いても貧困から抜け出せない「ワーキング・プア(働く貧困層)」の増加が社会問題となっています。1年を通じ就労しても年収200万円以下の低賃金労働者は1068万人(2008)と、10年間で35%も増えています。特に女性や青年は2人のうち1人が低賃金・不安定雇用で働き、「自立できない」「子どもを育てられない」「かけもち仕事で身体は限界」と悲鳴があがっています。貧困の広がりは、内需を冷え込ませて不況を長引かせるばかりか、青年の自立を困難にし、少子化を進め、社会保障の揺らぎ、地域社会の衰退、社会不安を引き起こし、私たちの社会の土台と未来を危うくしています。「ワーキング・プア」は国会でも問題とされ、2007年末には「最低賃金法の一部を改正する法律」が制定されました。改正法では「労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営むことができるよう、生活保護に係る施策との整合性に配慮(第9条3項)」して決定することになりました。ところが、改正法のもとで審議・改定されたはずの新しい地域最低賃金は最も高い東京で791円、秋田県では632円にとどまりました。秋田県の場合、残念ながらこの水準ではフルタイムで働いても月収11万円前後、年1800時間働いても税込み110万円から120万円にしかならず、まともな生活を保障することは難しく、場合によっては生活保護基準を下回ります。 また、現在の制度では地域間格差を是正する視点が入っていないため、秋田と東京では時間額で159円もの開きがあります。この格差は年々拡大しており、青年労働者の都市部への流出をまねき、地域の活力の芽を奪いかねない事態となっています。東北6県の県労連が共同で昨年最低生計費調査を行いましたが、同様の調査を行った首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)の調査との比較ではその金額にほとんど開きがないことが明らかになっています。全国一律最低賃金制の確立が求められています。先の選挙では、与野党間問わず、多くの政党が最低賃金の
引き上げや制度改革を公約に掲げ「ワーキング・プア(働く貧困層)」は放置できないとの姿勢を明確にされました。最低賃金制度の抜本的な改正はいまや超党派の課題となっています。未曾有の不況の中、先行き不透明な事態となっていますが、最低賃金の
引き上げによる低賃金構造の抜本的な改革は、均等待遇実現にあたっての賃金水準の底支えや、中小企業の下請単価の底支えと適正利潤確保、地域の格差是正と景気回復を図るために必要不可欠です。 以上を踏まえ、下記事項につきまして、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。 記1.改正最低賃金法の趣旨を生かし、地域最低賃金を大幅に
引き上げること。2.全国一律最低賃金制度確立に向け、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。3.最低賃金の
引き上げにあたっては、中小零細企業の経営支援策と生活支援策を十分に講じること。 平成22年3月12日 秋田県
男鹿市議会 議長 船木 茂 内閣総理大臣 鳩山由紀夫様 厚生労働大臣 長妻 昭様
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○議長(船木茂君) 以上で、本日の議事は終了いたしました。
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△渡部市長あいさつ
○議長(船木茂君) ただいま渡部市長から、議員各位に対し、ごあいさつしたい旨の申し出がありますので、これを許します。渡部市長 [市長 渡部幸男君 登壇]
◎市長(渡部幸男君) 3月定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会におきましては、平成22年度
一般会計予算をはじめ提案いたしました議案件について、いずれも原案のとおりご可決を賜り、ありがとうございました。 さて、本年4月21日をもって議員の皆様の任期が満了となります。皆様には、この4年間、市民の代表として重責を全うされ、市政発展のため多大なご尽力を賜りました。ここに深く感謝を申し上げる次第であります。 今期限りでご勇退なされます皆様には、これまでのご功績に対し、深く敬意を表するものであります。今後も一層、健康に留意され、引き続き市発展のため、ご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 また、来る4月の選挙に立候補されます議員各位におかれましては、ご当選の栄誉を得られますよう、ご健闘をお祈り申し上げまして、あいさつとさせていただきます。
○議長(船木茂君) 議長交代のため、暫時休憩いたします。 午後2時54分 休憩
--------------------------------------- 午後2時55分 再開
○副議長(
三浦利通君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
---------------------------------------
△船木議長あいさつ
○副議長(
三浦利通君) ただいま船木議長より、議員任期最後の定例会を閉会するにあたり、各位にごあいさつしたい旨の申し出がありますので、これを許します。24番船木茂君 [24番 船木茂君 登壇]
◆24番(船木茂君) 平成22年3月定例会を閉会するにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。 本定例会は、去る2月24日開会以来、議員の皆様からは熱心にご審議を賜り、本日をもって全議案件が成立し、閉会の運びとなりました。 なお、私事でありますが、次の市議会選には出馬しないことを決意したところでございます。 議長就任以来、議員の皆様からは特段のご支援とご協力を賜り、議会運営を円滑に進めることができましたことに対し、この場をお借りいたしまして衷心より感謝とお礼を申し上げる次第であります。 また、市長をはじめ市当局におかれましては、これまで成立をみました各議案の執行においては適切な運営をもって進められ、市政発展のため、なお一層ご努力されますことを切にお願い申し上げる次第であります。 私どもの任期は来月の4月21日をもって満了いたしますが、今回の市議選に再出馬を予定している皆様におかれましては、全員が当選の栄誉を得られ、再び、この議場で顔を合わせることができるよう、ご奮闘をお祈り申し上げます。 また、今期限りで勇退されます、大森議員、柳楽議員、
佐藤美子議員の皆様には、これまで議会人として本市発展のため鋭意ご尽力されたことに対し、深く敬意と感謝を申し上げるとともに、健康に十分留意され、今後とも本市発展のためにお力添えをくださいますよう、お願い申し上げます。 甚だ簡単でありますが、私のお礼の言葉といたします。本当にありがとうございました。 (拍手)
○副議長(
三浦利通君) 議長交代のため、暫時休憩いたします。 午後2時57分 休憩
--------------------------------------- 午後2時58分 再開
○議長(船木茂君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 これで3月定例会を閉会します。どうもご苦労さまでした。
--------------------------------------- 午後2時58分 閉会 会議録署名議員 議長 船木 茂 副議長
三浦利通 議員
船木正博 議員
中田謙三...