能代市議会 > 2020-12-16 >
12月16日-05号

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  1. 能代市議会 2020-12-16
    12月16日-05号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    令和 2年 12月 定例会        令和2年12月能代市議会定例会会議録令和2年12月16日(水曜日)-----------------------------------◯議事日程第24号                    令和2年12月16日(水曜日)                    午前10時 開議(総務企画委員会に付託した案件) 日程第1 議案第88号能代市地域局設置条例の制定について 日程第2 議案第89号行政手続における押印の見直しに伴う関係条例の整備について 日程第3 議案第90号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について 日程第4 議案第91号新市建設計画の変更について(文教民生委員会に付託した案件) 日程第5 議案第92号能代市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第6 議案第93号能代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第7 議案第94号能代市在宅障害者支援施設指定管理者の指定について 日程第8 議案第95号能代市農林漁家婦人活動促進施設指定管理者の指定について 日程第9 議案第100号令和2年度能代市後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第10 議案第101号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第11 文教民生委員会に付託した請願陳情5件(産業建設委員会に付託した案件) 日程第12 議案第96号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 日程第13 議案第98号令和2年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算 日程第14 議案第99号令和2年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算 日程第15 議案第102号令和2年度能代市水道事業会計補正予算 日程第16 議案第103号令和2年度能代市下水道事業会計補正予算議会基本条例策定特別委員会に付託した案件) 日程第17 議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について(各常任委員会に付託した案件) 日程第18 承認第7号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについて 日程第19 承認第8号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについて 日程第20 議案第97号令和2年度能代市一般会計補正予算 日程第21 議案第104号令和2年度能代市一般会計補正予算 日程第22 議会議案第7号能代市議会委員会条例の一部改正について 日程第23 議会議案第8号能代市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について 日程第24 議会議案第9号能代市議会会議規則の一部改正について 日程第25 議会議案第10号安全・安心の医療・介護の実現と、国民の命と健康を守ることを求める意見書提出について 日程第26 議会議案第11号新型コロナウイルス感染症を教訓に、感染症対策を含めた地域医療構想に見直すことを求める意見書提出について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程第24号のとおり-----------------------------------◯出席議員(18名)     1番  安井英章        2番  小林秀彦     3番  菊地時子        4番  大高 翔     5番  畠 貞一郎       6番  菅原隆文     7番  佐藤智一        8番  庄司絋八     9番  渡邊正人       10番  原田悦子    11番  落合康友       12番  安岡明雄    13番  藤田克美       15番  伊藤洋文    16番  武田正廣       17番  安井和則    19番  落合範良       20番  渡辺優子-----------------------------------◯欠席議員(1名)    18番  針金勝彦-----------------------------------◯説明のため出席した者  市長       齊藤滋宣    副市長      小野正博  監査委員     小松 敬    総務部長     吉岡康隆  企画部長     松橋優悦    市民福祉部長   佐藤和孝  環境産業部長   尾張政克    環境産業部主幹  工藤 力  都市整備部長   宮野弘幸    二ツ井地域局長  櫻庭一也  総務部主幹    佐藤浩司    会計管理者    浅野真人  総務部次長    畠中 徹    財政課長     今野朋実  教育長      高橋誠也    教育部長     石川佳英-----------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長     伊藤 勉    事務次長     幸坂晴二  議事調査係長   荒川幸代    主席主査     鈴木豪志  主席主査     坂田 亮    主査       佐々木美奈子-----------------------------------                        午前10時00分 開議 ○議長(菅原隆文君) おはようございます。ただいまより令和2年12月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は18名であります。 本日の議事日程は日程表第24号のとおり定めました。 あらかじめ申し上げますが、新型コロナウイルス感染症防止策として、今定例会の会議中、発言する際は指定の場合を除き、議員は質問席で、当局は演壇で行い、その場所以外ではマスクを着用するようお願いするとともに、換気等において通常と異なる対応を取っておりますので、御理解くださるようお願いいたします。-----------------------------------総務企画委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第1、議案第88号能代市地域局設置条例の制定について、日程第2、議案第89号行政手続における押印の見直しに伴う関係条例の整備について、日程第3、議案第90号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について、日程第4、議案第91号新市建設計画の変更について、以上を議題といたします。総務企画委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 武田正廣さん。     (総務企画委員長 武田正廣君 登壇)(拍手) ◆16番(武田正廣君) ただいま議題となりました案件に対する総務企画委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第88号能代市地域局設置条例の制定についてでありますが、本案は、地域自治区の設置期間終了後における二ツ井地域の事務全般をつかさどる支所として、二ツ井地域局を設置しようとするものであります。 審査の過程において、現体制との違いについて質疑があり、当局から、法的な位置づけが異なり、現在は、市町村の合併の特例に関する法律に基づく地域自治区事務所であるが、条例施行後は、地方自治法に基づく支所となる、との答弁があったのでありますが、これに対し、行政事務への影響について質疑があり、当局から、事務分掌、職員配置等について現行を引き継ぐ予定であり、影響ないと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第89号行政手続における押印の見直しに伴う関係条例の整備についてでありますが、本案は、行政手続における押印の取扱いを見直すことに伴い、関係条例の整備をしようとするものであります。 審査の過程において、押印を廃止した場合における自署が困難な方への対応について質疑があり、当局から、これまでと同様に本人の意思を確認した上で、代理人による代筆を認めるなどの対応をする、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更についてでありますが、本案は、秋田県市町村総合事務組合の構成団体が名称を変更することに伴い、同組合の規約を変更しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第91号新市建設計画の変更についてでありますが、本案は、新市建設計画の一部を変更しようとするものであります。 審査の過程において、計画期間を5年延長の20年間とすることを踏まえた財政計画における合併特例債の活用方針について質疑があり、当局から、新市建設計画に記載された様々な事業に活用できる有利な起債であり、将来負担についても考慮しながら、残る計画期間内に上限額まで活用する方針で考えている、との答弁があったのであります。 また、財政計画の歳入歳出推移のうち、歳入地方債に関し、令和5年度を境として令和7年度までの段階的な増加要因について質疑があり、当局から、能代山本広域市町村圏組合で予定している一般廃棄物処理施設整備事業に伴う増加が主な要因で、令和7年度を工事のピークと見込んだものである、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------文教民生委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第5、議案第92号能代市国民健康保険税条例の一部改正について、日程第6、議案第93号能代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第7、議案第94号能代市在宅障害者支援施設指定管理者の指定について、日程第8、議案第95号能代市農林漁家婦人活動促進施設指定管理者の指定について、日程第9、議案第100号令和2年度能代市後期高齢者医療特別会計補正予算、日程第10、議案第101号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算、日程第11、文教民生委員会に付託した請願陳情5件、整理番号第40号、第41号、第42号、第43号及び継続審査中の整理番号第38号、以上を議題といたします。文教民生委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。文教民生委員長 落合範良さん。     (文教民生委員長 落合範良君 登壇)(拍手) ◆19番(落合範良君) ただいま議題となりました案件に対する文教民生委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第92号能代市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、軽減措置の対象となる所得基準を改めようとするものであります。 審査の過程において、現在の軽減措置対象者に与える影響について質疑があり、当局から、この条例改正は、国民健康保険税の軽減措置へ影響が出ないよう、対象となる所得基準を見直すものであるため、現在の軽減措置対象者が対象から外れるなどの影響はない、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第93号能代市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の省令の一部改正に伴い、指定居宅介護支援事業所における管理者資格要件の特例を定めようとするものであります。 審査の過程において、能代市における主任介護支援専門員の配置状況について質疑があり、当局から、休止中の事業所を除いた居宅介護支援事業所32事業所中6事業所が未配置であるが、令和6年度までには5事業所が配置できる見込みであり、1事業所が未定である、との答弁があったのであります。 また、主任介護支援専門員が確保されるまで、介護支援専門員を管理者とすることができる経過措置をさらに延長することは考えているか、との質疑があり、当局から、経過措置が終了となる令和9年3月31日までには主任介護支援専門員の資格が取得できるものと考えており、再々延長は見込んでいない、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第94号能代市在宅障害者支援施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市在宅障害者支援施設らいあんぐる指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市落合字古釜谷地26番地、社会福祉法人能代ふくし会 理事長 三澤弘文、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号能代市農林漁家婦人活動促進施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市農林漁家婦人活動促進施設指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町仁鮒字相善台334番地1、仁鮒部落 区長 成田光博、指定の期間は令和3年4月1日から令和8年3月31日までであります。 審査の過程において、施設の在り方について質疑があり、当局から、当施設は平成8年度に農林水産省の補助金を用いて建設したものであり、山村地域における農林業等の振興、豊かな生活、文化の創造等に関する諸活動を推進することを設置目的としている。現在は仁鮒地区の生涯学習の拠点、集会施設として使用され、災害時の指定避難所としても指定されており、地域の方々の安全・安心を守るため、引き続き管理をお願いしようとするものである、との答弁があったのであります。 また、指定管理者仁鮒部落区長とされているが、部落という名称は正式なものか、との質疑があり、当局から、古くから地域の方々に使われており、市が平成17年に地縁団体として認可している正式な名称である、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号令和2年度能代市後期高齢者医療特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ108万4000円を追加しようとするもので、この内容は、歳入では、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金の計上と、事務費繰入金の追加、歳出では、一般管理事務費の追加であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算は、条文において、保険事業勘定歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,675万円を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では、介護保険保険者努力支援交付金の計上及び事務費等繰入金の追加、歳出では、一般管理費及び介護給付費準備基金積立金の追加であります。 審査の過程において、介護保険保険者努力支援交付金の内容について質疑があり、当局から、要支援・要介護状態にならないように、また、より重度化しないように、国が特に力を入れている39項目の評価指標に対する市町村の取組状況に応じて交付されるものである、との答弁があったのであります。 また、高額介護予防サービス費相当事業費の内容について質疑があり、当局から、訪問介護予防事業及び通所介護予防事業利用者自己負担額は、世帯所得等により上限額が決められており、この上限額を超えた分を利用者に払い戻す事業である、との答弁があったのであります。 また、申請方法について質疑があり、当局から、対象者には申請書を郵送しており、この申請書を提出していただくことで手続ができる、との答弁があったのでありますが、これに対し、目の不自由な方への通知方法について質疑があり、当局から、特別な対応は取っておらず、他の対象者と同様に通知している状況であるため、本人が内容を確認できる方法を検討していきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 初めに、整理番号第40号安全・安心の医療・介護の実現と、国民のいのちと健康を守ることを求める意見書提出についての陳情は、願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第41号新型コロナ対策を強化し、安心して介護を継続できるようにするために介護施策の改善を求める意見書提出についての陳情は、まず、不採択とすべきであるとの意見として、陳情項目3、「すべての介護従事者の給与を全産業平均水準まで引き上げること、その財源は全額公費負担でまかなうこと」とあるが、全産業平均水準まで引き上げることは、介護職員の給与が、公務員の給与のように人事院勧告に基づくことと同様にならないか懸念を抱く。また、1人当たり月額9万円を引き上げ、公費で賄うことは、負担がとても大きく、実現は厳しいと思うことから、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 次に、採択すべきであるとの意見として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、高齢者を抱える介護の現場は、強い不安と緊張を強いられている。介護従事者の安全・安心の介護を継続するためには、専門性が発揮され、継続して働ける環境の改善が必要である。全産業労働者の平均より低い賃金の実態が改善されなければ、介護の現場も大変である。そのためにも、保険財政への国の負担の引上げは当然のことと考えることから、採択すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、多数をもって採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第42号75歳以上医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、75歳以上の医療費の窓口負担2割化は、受診抑制を強め、病気の早期発見を遅らせることとなる。医療費の高騰にもつながっていく。年金が引き下げられ、消費税が引き上げられている中で、暮らしが大変であることから、採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、団塊の世代が75歳以上になり始める2022年までに医療費負担を見直すことについては、所得基準を定めた上で実施することが、今後、与党合意を経て閣議決定していくものと考えられるため、本陳情は不採択とすべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、多数をもって不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第43号新型コロナウィルス感染症を教訓に感染症対策を含めた地域医療構想に見直しすることを求める意見書提出についての陳情は、願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、継続審査中の請願について申し上げます。 整理番号第38号加齢性難聴による「聞こえ」のバリアをなくすため補聴器への公的助成を求めることについての請願は、まず、願意を妥当と認め、採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、継続審査に付すべきであるとの意見として、秋田県市長会から国へ助成制度の創設について要望を出しているが、まだ国からの回答、もしくは予算措置されるという情報がなく、その状況を見極めてから判断したほうがよいと考えることから、引き続き継続審査に付すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、多数をもって継続審査に付すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告陳情整理番号第41号、第42号及び継続審査中の請願整理番号第38号について、御異議がありますので、順次採決いたします。 まず、陳情整理番号第41号新型コロナ対策を強化し、安心して介護を継続できるようにするために介護施策の改善を求める意見書提出についてのうち、項目3の「すべての介護従事者の給与を全産業平均水準まで引き上げること、その財源は全額公費負担でまかなうこと」について御異議がありますので、起立により採決いたします。本事項に対する委員長の報告は、採択であります。本事項は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本事項は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第42号75歳以上医療費窓口負担2割化の中止を求める意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 次に、継続審査中の請願整理番号第38号加齢性難聴による「聞こえ」のバリアをなくすため補聴器への公的助成を求めることについて、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、継続審査であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------産業建設委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第12、議案第96号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、日程第13、議案第98号令和2年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算、日程第14、議案第99号令和2年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算、日程第15、議案第102号令和2年度能代市水道事業会計補正予算、日程第16、議案第103号令和2年度能代市下水道事業会計補正予算、以上を議題といたします。産業建設委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。産業建設委員長 安井英章さん。     (産業建設委員長 安井英章君 登壇)(拍手) ◆1番(安井英章君) ただいま議題となりました案件に対する産業建設委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第96号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市二ツ井・荷上場地区簡易水道事業を能代市水道事業へ統合することに伴い、給水区域の追加等をしようとするものであります。 審査の過程において、条例別表における計画給水人口及び計画1日最大給水量について質疑があり、当局から、計画給水人口については、県に現在届出している能代市水道事業計画給水人口4万3650人と二ツ井・荷上場地区簡易水道事業計画給水人口4,010人を足し合わせたものであり、計画1日最大給水量については、両事業の施設における給水能力の量を足し合わせたものである、との答弁があったのであります。 また、二ツ井地域で水道の整備事業着手当時に参加しないとした集落については、将来にわたり給水されないのか、との質疑があり、当局から、要望があれば、その地域の話をしっかり伺いながら、採算性を考慮し検討していきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第98号令和2年度能代市簡易水道事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ58万6000円を減額しようとするもので、この内容は、歳入では一般会計繰入金の減額、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号令和2年度能代市浄化槽整備事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ181万5000円を減額しようとするもので、この内容は、歳入では一般会計繰入金の減額、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第102号令和2年度能代市水道事業会計補正予算は、条文において、業務の予定量、収益的支出、資本的支出の補正について定めており、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第103号令和2年度能代市下水道事業会計補正予算は、条文において、業務の予定量、収益的支出、資本的支出の補正について定めており、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
    ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------議会基本条例策定特別委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第17、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討についてを議題といたします。議会基本条例策定特別委員会の調査及び検討の経過並びに結果の報告を求めます。議会基本条例策定特別委員長 佐藤智一さん。     (議会基本条例策定特別委員長 佐藤智一君 登壇)(拍手) ◆7番(佐藤智一君) ただいま議題となりました議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について、本委員会の概要並びに結果を報告いたします。 本定例会においては、条例の条文について12回目の検討を行いました。 初めに、「会派」及び「議員の報酬」に関する条項については、このまま意見が平行線をたどるのであれば、2つの条項を削除するという考え方もあるのでは、との意見があったのであります。 協議の結果、再度会派で意見を取りまとめ、検討することといたしました。 また、前回の委員会において、正副委員長に対して条例案策定に向け、意見等を調整する努力をしてほしいとする意見が出されたのを受け、正副委員長から、3会派で調整の機会を設けていただくよう会派会長へお願いし、調整を図っていただいた。会長同士では一定の合意が得られ、その上で改革ネットワークからは、会派内で改めて相談するといった意見が出されたとのことであり、少しでも合意形成が図られるよう努めている、との報告があったのであります。 また、決定していない2つの条項について、当初のスケジュールから大幅に遅れており、正副委員長としては、任期中には条例を制定したいと考えている。今後のスケジュールを考慮すれば、3月定例会の委員会が条例案策定の最終期限と考えることから、次回の委員会において、合意が得られない場合は、採決により決定することを提案した。 これに対し、採決により条例案を決めることは、条例制定時においても全会一致とならないことを懸念、望ましくないとする意見や、次回合意できない場合は、採決により決定するのもやむを得ないとする意見があったのであります。 採決の結果、可否同数となりましたので、委員長において、次回委員会において合意が得られない場合は、採決により決定すべきものといたしました。 なお、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討については、引き続き議会閉会中の継続調査とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △各常任委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第18、承認第7号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについて、日程第19、承認第8号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについて、日程第20、議案第97号令和2年度能代市一般会計補正予算、以上を議題といたします。各委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 武田正廣さん。     (総務企画委員長 武田正廣君 登壇)(拍手) ◆16番(武田正廣君) ただいま議題となりました承認第7号、承認第8号及び議案第97号中、総務企画委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第7号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。 本件は、新型コロナウイルス感染症対策として実施する、農業機械・設備等の導入支援に係る県補助金の決定に伴い、必要な経費を専決処分したものであります。 まず、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3475万2000円を追加し、予算の総額を356億4675万2000円と定めております。 次に、歳入でありますが、15款県支出金は3,081万円の追加で、経営力強化緊急支援事業費補助金及び低コスト技術等導入支援事業費補助金の計上であります。 18款繰入金は394万2000円の追加で、財政調整基金繰入金の追加であります。 審査の結果、条文及び歳入は、いずれも承認すべきものと決定いたしました。 次に、承認第8号専決処分した令和2年度能代市一般会計補正予算の承認を求めることについての関係部分について申し上げます。 本件は、新型コロナウイルス感染症対策として実施している、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費に不足が生じたことから、必要な経費を専決処分したものであります。 まず、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ192万円を追加し、予算の総額を356億4867万2000円と定めております。 次に、歳入でありますが、14款国庫支出金は112万円の追加で、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費補助金の追加であります。 18款繰入金は80万円の追加で、財政調整基金繰入金の追加であります。 審査の結果、条文及び歳入は、いずれも承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号令和2年度能代市一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。 まず、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億9332万8000円を追加し、予算の総額を359億4200万円と定めております。 第2条では繰越明許費の追加について、第3条では債務負担行為の追加について、第4条では地方債の変更について定めております。 次に、歳入でありますが、12款分担金及び負担金は59万3000円の追加で、老人福祉施設委託入所負担金及び未熟児養育医療費自己負担金の追加であります。 13款使用料及び手数料は53万1000円の追加で、仮設診療所使用料及び技術開発センター試験等手数料の追加であります。 14款国庫支出金は2503万2000円の減額で、施設型給付費負担金の追加及び特別定額給付金給付事業費補助金の減額が主なものであります。 15款県支出金は2980万7000円の追加で、帰国者・接触者外来設置運営事業費補助金の追加が主なものであります。 16款財産収入は150万円の追加で、農産物売払収入の追加であります。 17款寄附金は1億8549万円の追加で、ふるさと納税寄附金の追加が主なものであります。 18款繰入金は4393万2000円の追加で、財政調整基金繰入金の追加及び地域振興基金繰入金の減額が主なものであります。 20款諸収入は4880万7000円の追加で、全国市有物件災害共済会共済金の追加及び施設型給付費国庫負担金精算過年度収入の計上が主なものであります。 21款市債は770万円の追加で、学校施設整備事業債の追加が主なものであります。 審査の過程において、繰越明許費に関し、入札不調の状況について質疑があり、当局から、ここ数年工事入札の不調が増加している。その要因として、業者が工事を多数抱え新たな工事に着手できないことや、人手不足といったことがある。今年度も入札を4~5回行うといった事例がある、との答弁があったのでありますが、これに対し、課題解決に向けた取組について質疑があり、当局から、発注時期の平準化等に取り組むとともに、関係業界の事情を伺いながら適切な工事発注のための方法を今後も検証していきたい、との答弁があったのであります。 また、ふるさと納税寄附金に関し、追加補正の要因について質疑があり、当局から、コロナ禍での社会情勢の変化に伴うポータルサイト活用の増加等が要因と考えている。昨年は、12月に申込みの半数近くが集中する傾向が見られたことから、これまでの実績等を踏まえて算定した、との答弁があったのであります。 また、ふるさと納税基金繰入金の減額に関し、寄附者に対して、今年度の事業実施状況を情報提供する考えはあるか、との質疑があり、当局から、新型コロナウイルス感染症の影響により充当事業が中止や縮小となった状況にある。来年度のふるさと通信を発行する際に情報提供等を考えたい、との答弁があったのであります。 また、空家解体代執行費用弁償金に関し、所有者との相談状況について質疑があり、当局から、登記簿上の所有者は死亡しており、相続人を所有者と認めて対応を求め、危険な状態にあることは理解を得られている。弁償金請求についてもしっかり説明し、回収を進める、との答弁があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。 初めに、1款議会費は358万5000円の減額で、人事異動及び給与改定による人件費の整理が主なものであります。 次に、2款総務費中1項総務管理費は1億5688万4000円の追加、2項徴税費は265万7000円の減額、4項選挙費は629万1000円の減額、5項統計調査費は16万5000円の追加、6項監査委員費は94万円の減額で、ふるさと納税推進費及びふるさと納税基金積立金の追加、特別定額給付金給付事業費の減額並びに人事異動及び給与改定による人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、情報化推進費に関し、オンライン会議の環境整備について質疑があり、当局から、現在、庁内用としてオンライン会議用の端末2セットで対応しているが、需要が多いことから本庁舎、二ツ井町庁舎、合わせて5セットを追加配置したいと考えている、との答弁があったのであります。 また、道の駅ふたつい施設管理費に関し、水源の現状について質疑があり、当局から、今年7月に取水量が毎分5リットルまで減少したため、9月に揚水管の底を抜き、より深い位置からの揚水を実施したところ、40リットル程度を確保できた。少なくとも25リットルの取水が安定的に必要であることから、現在の水源が、今後も活用可能であるか調査を実施したいと考えている、との答弁があったのであります。 また、特別定額給付金給付事業費に関し、給付金を受け取らなかった方の意向は確認しているか、との質疑があり、当局から、書面による辞退申出のあった方に対し、市から連絡を取り、改めて辞退意思の確認を行った。最終給付率は99.8%であった、との答弁があったのであります。 また、空家対策事業費に関し、解体工事スケジュールについて質疑があり、当局から、予算議決後、工事契約を行い行政代執行法に基づく代執行令書をもって通知し、解体を開始する予定で、早くて1月中旬頃に着工できるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、地域防災計画推進費に関し、事業中止の経緯について質疑があり、当局から、県の地域防災計画見直しに合わせた事業実施を予定したが、新型コロナウイルス感染症の影響により県の策定に時間を要したほか、防災会議の開催が困難となったため、中止を判断した。来年度の策定を予定している、との答弁があったのであります。 次に、9款消防費は59万4000円の減額で、消防団員費の減額が主なものであります。 審査の結果、条文及び歳入、歳出1款議会費、2款総務費中1項総務管理費、2項徴税費、4項選挙費、5項統計調査費、6項監査委員費、9款消防費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) 次に、文教民生委員長 落合範良さん。     (文教民生委員長 落合範良君 登壇)(拍手) ◆19番(落合範良君) 承認第8号及び議案第97号中、文教民生委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第8号の関係部分について申し上げます。 歳出3款民生費は192万円の追加で、子育て世帯臨時特別給付金給付事業費及び子育て世帯臨時特別給付金給付事業費(単独分)の追加であります。 審査の結果、歳出3款民生費は、承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号の関係部分について申し上げます。 初めに、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費は997万3000円の追加で、個人番号カード等交付事業費の追加並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 次に、3款民生費は1億4629万8000円の追加で、過年度国庫負担金等返還金、子ども・子育て支援事業費(施設型給付費・委託費)の追加並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、障害者補装具費を追加補正する理由について質疑があり、当局から、今年度は、特殊な車椅子や義手があったことにより、予算不足が見込まれることによるものである、との答弁があったのであります。 また、高齢者住宅改修助成事業費の対象と定めていない製品等について質疑があり、当局から、対象についてはガイドラインに定めているが、本人が希望するものが出てきた場合は個別に検討させていただきたい、との答弁があったのであります。 次に、4款衛生費中1項保健衛生費は2124万7000円の追加で、保健センター健診事業費、仮設診療所運営費の追加並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 次に、10款教育費は396万6000円の減額で、小学校管理費、東雲中学校旧体育館解体事業費の追加、東京2020大会関連事業費の減額並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、小・中学校管理費において落雷被害に伴う設備の補修経費が予算計上されていることから、避雷針の設置の有無について質疑があり、当局から、避雷設備は建築基準法において高さ20メートルを超える建築物に設けることが定められているが、落雷被害を受けた学校はこの高さに満たないため設置していない、との答弁があったのでありますが、これに対し、避雷針の設置を検討する考えについて質疑があり、当局から、避雷針の設置により被害を回避できる期待がある一方、避雷針への落雷による近隣民家等への影響の懸念があることから、今後研究していきたい、との答弁があったのであります。 また、小・中学校の修学旅行キャンセル料の内容について質疑があり、当局から、今年度の修学旅行はコロナ禍により、時期及び行き先について当初の予定を変更するよう教育委員会から各小・中学校へ要請し、変更した上で実施された。このことにより、旅行を手配する受注業者が当初企画した部分の、変更に伴うキャンセル料が生じたものである、との答弁があったのであります。 審査の結果、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費中1項保健衛生費、10款教育費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) 次に、産業建設委員長 安井英章さん。     (産業建設委員長 安井英章君 登壇)(拍手) ◆1番(安井英章君) 承認第7号及び議案第97号中、産業建設委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第7号の関係部分について申し上げます。 歳出6款農林水産業費は3475万2000円の追加で、経営力強化緊急支援事業費補助金及び低コスト技術等導入支援事業費補助金の計上であります。 審査の過程において、経営力強化緊急支援事業費補助金の補助内容について質疑があり、当局から、県の新型コロナウイルス感染症対策事業を活用し、畑作に対する機械等導入費の2分の1の助成に加えて、協調助成として認定農業者及び認定新規就農者に対しては8%、認定新規就農者のうち、非農家出身者については25%上乗せして助成するものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、事業の周知方法について質疑があり、当局から、既存の類似する事業に対し来年度助成を要望している農家等に、電話連絡により今回の事業への移行について確認している、との答弁があったのであります。 審査の結果、歳出6款農林水産業費は、承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号の関係部分について申し上げます。 初めに、歳出4款衛生費中2項環境衛生費は1263万5000円の減額、3項清掃費は734万1000円の追加、4項水道費は58万6000円の減額で、簡易水道事業特別会計繰出金の減額並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 次に、5款労働費は103万1000円の減額で、就業支援事業費の減額であります。 次に、6款農林水産業費は1279万7000円の追加で、過年度国庫負担金等返還金の計上、6次産業化推進事業費の追加並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、過年度国庫負担金等返還金の返還理由について質疑があり、当局から、多面的機能支払交付金の過年度返還金であり、活動期間の終了等による交付金の残金の返還が2件と、交付金を積み立てて利用していたが、予定より費用がかからなかったため、残額を自主返還するものが1件である、との答弁があったのであります。 また、6次産業化推進事業費の補正内容について質疑があり、当局から、当初、1件100万円を予算計上していたが、3件の補助申請があったため追加の予算計上をしようとするものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、今後も支援していく考えなのか、との質疑があり、当局から、農家の所得増大に向け、今後も6次産業化に対しては支援していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、ため池等整備事業費負担金に係る事業の進捗状況と今後の計画について質疑があり、当局から、今年度は檜山地区と扇田地区の2か所を整備しており、来年度以降は二ツ井地区の1か所を整備する予定であると伺っている、との答弁があったのであります。 また、毘沙門憩の森の現在の管理状況について質疑があり、当局から、平成19年度から平成27年度までは山谷自治会で指定管理していたが、平成28年度からは市直営となり、地元の山谷集落から3名を採用して管理している。また、施設が全体的に老朽化しているため、設備改修等について検討している、との答弁があったのでありますが、これに対し、利用者が減少しているが、改善策を検討しているか、との質疑があり、当局から、散策等の利用者は減少傾向にあるが、一方で、キャンプについてはアウトドア愛好者の利用が年々増加傾向にある。今後も利用者の利便性を高める形で整備を考えていきたい、との答弁があったのであります。 次に、7款商工費は2771万2000円の減額で、観光イベント等支援費、天空の不夜城推進事業費の減額並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、商店街活性化対策事業費に関して、もっくん夏祭りの主催者と道の駅ふたついの運営者はほぼ重複するが、両者が連携し、もう少し二ツ井の商店街へ誘客できないか、との質疑があり、当局から、機会を捉えて各団体と話合いをし、要望や意見を踏まえ、連携も模索しながら進めていきたい、との答弁があったのであります。 また、企業誘致推進事業費に関して、用地取得助成金の補正内容について質疑があり、当局から、昨年9月に誘致認定した企業が取得した土地の取得助成金について、当初予定した土地面積に不足が生じたため、追加分を補正しようとするものである、との答弁があったのであります。 次に、8款土木費は138万円の減額で、浄化槽整備事業特別会計(市町村設置型)繰出金の減額並びに人事異動及び給与改定による職員人件費の整理が主なものであります。 審査の結果、歳出4款衛生費中2項環境衛生費、3項清掃費、4項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、当局から報告された内容について申し上げます。 大館能代空港利用促進助成金の一時引上げについて、現在、大館能代空港東京羽田便については、新型コロナウイルスの影響により午前便のみが運航されている状況にあるが、2便への復便を実現するための利用者の確保を企図し、助成金を一時的に引き上げるものである。助成金の引上げ額と期間については、助成額を現在の片道当たり2,000円から5,000円に引き上げ、助成期間は令和3年1月1日から3月31日分までとしたいと考えている。財源については、今年度の助成金の予算の範囲内で行いたいと考えている、との報告があったのであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各委員長報告の各案件は、各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、各委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △日程第21 議案第104号令和2年度能代市一般会計補正予算 ○議長(菅原隆文君) 日程第21、議案第104号令和2年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長(吉岡康隆君) 議案第104号令和2年度能代市一般会計補正予算(第12号)について御説明いたします。本予算は、国の追加経済対策に伴う低所得の独り親世帯への臨時特別給付金について、必要な経費を予算措置しようとするものであります。 条文の第1条で歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1246万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ359億5446万9000円と定めております。 予算の内訳は事項別明細書で御説明いたします。初めに歳入でありますが、14款国庫支出金2項国庫補助金は1246万9000円の追加で、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金であります。 次に歳出でありますが、3款民生費2項児童福祉費は1246万9000円の追加で、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費であります。新型コロナウイルスの感染拡大により、子育てと仕事を独りで担う低所得の独り親世帯に大きな影響が生じていることから、6月定例会において予算措置し、臨時特別給付金を支給しておりますが、生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、年内に再支給をしようとするものであります。支給額は1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円で、再支給額合計は、児童扶養手当受給世帯等498世帯790人分3,366万円となり、システム改修委託料等の事務費と合わせて、既計上予算の不足分を追加補正するものであります。 以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり決しました。----------------------------------- △日程第22 議会議案第7号能代市議会委員会条例の一部改正について △日程第23 議会議案第8号能代市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について △日程第24 議会議案第9号能代市議会会議規則の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第22、議会議案第7号能代市議会委員会条例の一部改正について、日程第23、議会議案第8号能代市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について、日程第24、議会議案第9号能代市議会会議規則の一部改正について、以上の3案を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上の3案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の3案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の3案は原案どおり決しました。----------------------------------- △日程第25 議会議案第10号安全・安心の医療・介護の実現と、国民の命と健康を守ることを求める意見書提出について △日程第26 議会議案第11号新型コロナウイルス感染症を教訓に、感染症対策を含めた地域医療構想に見直すことを求める意見書提出について ○議長(菅原隆文君) 日程第25、議会議案第10号安全・安心の医療・介護の実現と、国民の命と健康を守ることを求める意見書提出について、日程第26、議会議案第11号新型コロナウイルス感染症を教訓に、感染症対策を含めた地域医療構想に見直すことを求める意見書提出について、以上の2案を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上の2案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の2案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2案は原案どおり決しました。----------------------------------- ○議長(菅原隆文君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                        午前11時14分 閉会 議長    菅原隆文 副議長   庄司絋八 署名議員  原田悦子 署名議員  針金勝彦...