能代市議会 > 2020-06-24 >
06月24日-05号

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  1. 能代市議会 2020-06-24
    06月24日-05号


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    令和 2年  6月 定例会        令和2年6月能代市議会定例会会議録令和2年6月24日(水曜日)-----------------------------------◯議事日程第14号                     令和2年6月24日(水曜日)                     午前10時 開議 日程第1 表彰状の伝達(総務企画委員会に付託した案件) 日程第2 議案第50号能代市市税条例の一部改正について 日程第3 総務企画委員会に付託した陳情2件(文教民生委員会に付託した案件) 日程第4 議案第51号能代市手数料条例の一部改正について 日程第5 議案第52号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第6 議案第53号能代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第7 議案第54号能代市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第8 議案第55号能代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 日程第9 議案第56号能代市国民健康保険条例の一部改正について 日程第10 議案第57号能代市国民健康保険税条例の一部改正について 日程第11 議案第58号能代市介護保険条例の一部改正について 日程第12 議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算 日程第13 議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第14 文教民生委員会に付託した陳情1件(産業建設委員会に付託した案件) 日程第15 議案第59号物品の取得について 日程第16 産業建設委員会に付託した請願1件(議会基本条例策定特別委員会に付託した案件) 日程第17 議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について(各常任委員会に付託した案件) 日程第18 議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算 日程第19 議案第64号令和2年度能代市一般会計補正予算 日程第20 議案第65号常盤財産管理委員の選任について 日程第21 議案第66号監査委員の選任について 日程第22 秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 日程第23 議会議案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書提出について 日程第24 議会議案第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を図るための令和3年度政府予算に係る意見書提出について 日程第25 閉会中における常任委員会所管事務の調査について 日程第26 閉会中における議会運営委員会所管事務の調査について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程第14号のとおり-----------------------------------◯出席議員(19名)     1番  安井英章        2番  小林秀彦     3番  菊地時子        4番  大高 翔     5番  畠 貞一郎       6番  菅原隆文     7番  佐藤智一        8番  庄司絋八     9番  渡邊正人       10番  原田悦子    11番  落合康友       12番  安岡明雄    13番  藤田克美       15番  伊藤洋文    16番  武田正廣       17番  安井和則    18番  針金勝彦       19番  落合範良    20番  渡辺優子-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者  市長       齊藤滋宣    副市長      小野正博  監査委員     小松 敬    総務部長     吉岡康隆  企画部長     松橋優悦    市民福祉部長   佐藤和孝  環境産業部長   尾張政克    環境産業部主幹  工藤 力  都市整備部長   宮野弘幸    二ツ井地域局長  櫻庭一也  総務部主幹    佐藤浩司    会計管理者    浅野真人  総務部次長    畠中 徹    財政課長     今野朋実  教育長      高橋誠也    教育部長     石川佳英-----------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長     伊藤 勉    事務次長     幸坂晴二  議事調査係長   荒川幸代    主席主査     鈴木豪志  主席主査     坂田 亮    主査       佐々木美奈子-----------------------------------                        午前10時00分 開議 ○議長(菅原隆文君) おはようございます。ただいまより令和2年6月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は19名であります。 本日の議事日程は日程表第14号のとおり定めました。 この際、御報告いたします。去る6月22日に開催された議会基本条例策定特別委員会において、落合範良委員長の辞任が許可され、委員長互選の結果、佐藤智一副委員長が選任されました。 また、欠員となった副委員長には、副委員長互選の結果、落合範良さんが選任されましたので、御報告いたします。 あらかじめ申し上げますが、新型コロナウイルス感染症防止策として、会議中はマスクを着用し、発言する際は、指定の場合以外、議員は質問席で、当局は演壇で行うようお願いするとともに、換気等において通常と異なる対応を取っておりますので、御理解くださるようお願いいたします。----------------------------------- △日程第1 表彰状の伝達 ○議長(菅原隆文君) 日程第1、表彰状の伝達を行います。去る5月27日、書面開催されました全国市議会議長会定期総会において、表彰状及び感謝状の贈呈が行われ、本市関係では、議員25年以上在職の表彰状が、伊藤洋文さん、15年以上在職の表彰状が、藤田克美さん、10年以上在職の表彰状が、安井和則さんに、贈呈されました。また、全国市議会議長会地方財政委員会委員としての功績に対し、渡辺優子さんに感謝状が贈呈されました。これより、表彰状の伝達を行います。     (職員 受賞者伊藤洋文君を呼ぶ) ○議長(菅原隆文君) 「表彰状 能代市 伊藤洋文殿 あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第96回定期総会にあたり本会表彰規定によって特別表彰をいたします 令和2年5月27日 全国市議会議長会 会長 野尻哲雄」(拍手)     (職員 受賞者藤田克美君を呼ぶ) ○議長(菅原隆文君) 「表彰状 能代市 藤田克美殿 あなたは市議会議員として15年市政の振興に努められその功績は特に著しいものがありますので第96回定期総会にあたり本会表彰規定によって表彰いたします 令和2年5月27日 全国市議会議長会 会長 野尻哲雄」(拍手)     (職員 受賞者安井和則君を呼ぶ) ○議長(菅原隆文君) 「表彰状 能代市 安井和則殿 あなたは市議会議員として10年市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第96回定期総会にあたり本会表彰規定によって表彰いたします 令和2年5月27日 全国市議会議長会 会長 野尻哲雄」(拍手)     (議長 菅原隆文君 議長席に着く) ○議長(菅原隆文君) これをもって、表彰状の伝達を終わります。-----------------------------------総務企画委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第2、議案第50号能代市市税条例の一部改正について、日程第3、総務企画委員会に付託した陳情2件、整理番号第33号及び整理番号第34号、以上を議題といたします。総務企画委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 武田正廣さん。     (総務企画委員長 武田正廣君 登壇)(拍手) ◆16番(武田正廣君) ただいま議題となりました案件に対する総務企画委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第50号能代市市税条例の一部改正についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症による影響の緩和を図るため、特例措置を講ずるものであります。 審査の過程において、個人市民税に関する改正のうち、寄附金税額控除の特例の対象となるイベントについて質疑があり、当局から、新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための国税関係法律臨時特例に関する法律の規定に基づき、国が指定した行事の中から市長が指定するものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、払戻し請求権放棄証明方法について質疑があり、当局から、指定した行事の主催者が放棄をした者に対し発行する証明書類を添付しての申告となる、との答弁があったのであります。 また、特例措置の対象となる方が、十分に活用できる制度とするための取組について質疑があり、当局から、制度周知相談体制整備が重要であると考えており、広報、ホームページでの周知に加え、徴収猶予制度に関するチラシを市・県民税納税通知書と一緒に送付している。納税相談にあたっては、必要な人が十分に制度の適用を受けられるよう対応したい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 整理番号第33号日米地位協定の抜本的な見直しを求める意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、日本の主権を守るため、日米関係の抜本的な見直しが今後必要と考えられ、その第一歩となるものである。全国知事会において、米軍基地負担に関する提言が採択された状況もあり、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、外交問題については国会で審議すべき事項であり、かつ本陳情は、喫緊に市民や行財政に直接的な影響を及ぼすものではないことから、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第34号地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての陳情は、採択すべきであるとの意見として、新型コロナウイルス収束後においても地方財政の状況は厳しいと考えられ、自主財源確保の重要性は、ますます高まるものであることから、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告陳情整理番号第33号日米地位協定の抜本的な見直しを求める意見書提出について御異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------文教民生委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第4、議案第51号能代市手数料条例の一部改正について、日程第5、議案第52号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第6、議案第53号能代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第7、議案第54号能代市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第8、議案第55号能代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について、日程第9、議案第56号能代市国民健康保険条例の一部改正について、日程第10、議案第57号能代市国民健康保険税条例の一部改正について、日程第11、議案第58号能代市介護保険条例の一部改正について、日程第12、議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算、日程第13、議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算、日程第14、文教民生委員会に付託した陳情1件、整理番号第35号、以上を議題といたします。文教民生委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。文教民生委員長 落合範良さん。     (文教民生委員長 落合範良君 登壇)(拍手) ◆19番(落合範良君) ただいま議題となりました案件に対する文教民生委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第51号能代市手数料条例の一部改正についてでありますが、本案は、個人番号通知カードが廃止されたことに伴い、個人番号通知カードの再交付に係る手数料を廃止しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第52号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員における資格要件の一部を改めようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第53号能代市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の省令の一部改正に伴い、連携施設の確保に関する基準等を改めようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第54号能代市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の内閣府令の一部改正に伴い、連携施設の確保に関する基準を改めようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第55号能代市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、秋田県後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等傷病手当金を支給することに伴い、市の事務に、申請書の受付を追加しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第56号能代市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、本案は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に関する規定を定めようとするものであります。 審査の過程において、対象者のうち、発熱等の症状があり、新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる者の基準について質疑があり、当局から、息苦しさ、強いだるさ、高熱等の強い症状のいずれかがある場合、重症化しやすい方で発熱やせきなどの比較的軽い風邪の症状がある場合、これ以外の方で発熱やせきなど比較的軽い風邪の症状が続く場合のいずれかに該当することが目安として示されている、との答弁があったのでありますが、これに対し、申請する場合は医療機関からの診断書は必要となるのか、との質疑があり、当局から、医療機関を受診した場合は、医師の所見等が記入された書類を申請書に添付する必要がある、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第57号能代市国民健康保険税条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方税法施行令等の一部改正に伴い、課税限度額の引上げ及び軽減措置の対象となる低所得世帯の基準の緩和等を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による減免の要件を規定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第58号能代市介護保険条例の一部改正についてでありますが、本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、低所得者の介護保険料を減額するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による減免の要件を規定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算は、条文において、事業勘定歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2011万2000円を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では特別交付金、前年度繰越金の追加、歳出では傷病手当金の計上、予備費の追加であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算は、条文において、保険事業勘定歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6156万6000円を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では第1号被保険者保険料の減額、地域支援事業交付金、低所得者保険料軽減繰入金の追加、歳出では介護給付費準備基金積立金過年度国庫負担金等返還金の追加であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 整理番号第35号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書提出についての陳情は、採択すべきであるとの意見として、本陳情は、子供たち教育環境改善と、教職員の定数改善、そして教育費の国庫負担を増やすよう求めている。教職員は、新指導要領の実施などで授業調整の対応に追われ、教材研究や授業準備に十分な時間が取れていない。コロナウイルス感染の下では、学校の休業で気持ちが不安定になったりしている子供たちの心のケアや今後の学習など、子供たちが安心して学校生活が送れるよう、教職員の存在がますます必要となっている。全ての子供たちの学びを保障するためにも、教職員の長時間労働を是正し、人間らしい働き方をすることが求められている。また、憲法で定める義務教育は、無償の立場から、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、国が教育費の負担を担うことは当然である。以上のことから本陳情の願意は妥当であり、採択すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------産業建設委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第15、議案第59号物品の取得について、日程第16、産業建設委員会に付託した請願1件、整理番号第36号、以上を議題といたします。産業建設委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。産業建設委員長 安井英章さん。     (産業建設委員長 安井英章君 登壇)(拍手) ◆1番(安井英章君) ただいま議題となりました案件に対する産業建設委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第59号物品の取得についてでありますが、本案は、除雪機械を更新しようとするものであります。 審査の過程において、予定価格が非公表となっている理由について質疑があり、当局から、物品等に係る予定価格は非公表としている。その主な理由として、地方公共団体にとって最も有利な条件で契約を締結するため、予定価格を公表しない競争入札により契約を締結している。事後公表についても、その後の他の競争入札の執行上弊害を伴うおそれがあるため非公表としている、との答弁があったのであります。 また、現在の除雪機械の所有台数と更新計画について質疑があり、当局から、除雪機械能代地域で12台、二ツ井地域で15台、計27台を所有しており、台数は増やさず、20年を経過した機械を順次更新していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願について申し上げます。 整理番号第36号秋田県主要農作物種子条例の制定を求める意見書提出についての請願は、まず、採択すべきであるとの意見として、2018年度より主要農作物種子法が廃止されたことにより、稲、大豆等主要農作物が本県農業の基幹作物であることから、県では基本要綱を制定している。こうした中で、米主産道県においては種子法廃止による生産者の不安を払拭し、恒久的に行政が責任を持って優良種子を供給することを目的に、条例を制定する動きは顕在化している。県が責任を持ってその役割が果たせるよう、内部規範である要綱から、条例として制定すべきと考える。よって、採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、継続審査に付すべきであるとの意見として、条例の制定を求める請願ではあるが、今現在条例を有するのが12道県と少ない状態であり、検討県も5県、合わせても17道県という現状である。したがって、調査が必要と思われるため、継続審査に付すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、多数をもって継続審査に付すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告請願整理番号第36号秋田県主要農作物種子条例の制定を求める意見書提出について御異議がありますので、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、継続審査であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------議会基本条例策定特別委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第17、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討についてを議題といたします。議会基本条例策定特別委員会の調査及び検討の経過並びに結果の報告を求めます。議会基本条例策定特別委員長 佐藤智一さん。     (議会基本条例策定特別委員長 佐藤智一君 登壇)(拍手) ◆7番(佐藤智一君) ただいま議題となりました議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について、本委員会の調査及び検討の概要並びに結果を報告いたします。 本定例会における調査及び検討の概要でありますが、条例の条文について10回目の検討を行いました。 初めに、「会派」に関する条項については、会派の役割について、会派希望案の第3項を、「会派間で協議及び調整を行い、円滑かつ効果的な議会運営に努める。」という条文に改めるとの意見があったのでありますが、これに対し、議会運営は議会運営委員会を中心に協議するもので、会派に関する条項には入れないとする意見があったのであります。 また、会派希望案第2項の「会派は、同一の理念及び政策を共有する議員で構成する。」との条項については、議案の賛否を拘束するものではないことを確認したのであります。 協議の結果、引き続き検討を要することと決定いたしました。 また、「報酬」に関する条項については、議員報酬の在り方と、委員会または議員が、報酬改定案を提出するときの基本姿勢についての条文を併記する案について協議したのでありますが、合意には至らず、引き続き検討を要することと決定いたしました。 また、「会議等の公開」に関する条項の一部条項を、「市民と議会との関係」に関する条項に追加し、「会議等の公開」に関する条項を削除することについて、全会一致で決定いたしました。 また、前文について、会派希望から提示された文案を基に、前回の委員会での意見を受け、修正した案について協議しました。 一部文言が抽象的だとする意見があり、協議の結果、引き続き検討を要することと決定いたしました。 なお、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討については、引き続き議会閉会中の継続調査とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △各常任委員長報告 ○議長(菅原隆文君) 日程第18、議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。各委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 武田正廣さん。     (総務企画委員長 武田正廣君 登壇)(拍手) ◆16番(武田正廣君) ただいま議題となりました、議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算中、総務企画委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億723万5000円を追加し、予算の総額を342億1110万円と定めております。 第2条では地方債の補正について定めております。 次に、歳入でありますが、14款国庫支出金は8151万2000円の追加で、介護保険低所得者保険料軽減負担金の追加と公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の計上が主なものであります。 15款県支出金は2714万2000円の追加で、介護保険低所得者保険料軽減負担金及び林道改良事業費補助金の追加と地域密着型サービス施設等整備事業費補助金の計上が主なものであります。 16款財産収入は1,056万円の追加で、間伐材売払収入の計上であります。 17款寄附金は25万円の追加で、農業農村整備寄附金の計上であります。 18款繰入金は2903万6000円の追加で、財政調整基金繰入金の追加であります。 20款諸収入は943万5000円の追加で、一般財団法人自治総合センター助成金の計上が主なものであります。 21款市債は4,930万円の追加で、林道改良事業債と学校施設整備事業債の追加であります。 審査の過程において、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の内容について質疑があり、当局から、今回の補助は、校内無線LAN整備、通信端末格納庫設置等の初期費用が対象とされており、通信端末の調達にかかる費用は含まれていない。市では通信端末をリース方式により調達することとしているが、国がリース事業者に補助金を交付することで、安価に調達できることになる、との答弁があったのであります。 また、通信費に対する補助の見通しについて質疑があり、当局から、今のところ通信費に対する補助はないが、教育のICT化に向けた経費の一部は、地方交付税にある程度の算入がなされるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、地域密着型サービス施設等整備事業費の補助対象となる保育施設の規模について質疑があり、当局から、県に提出された計画によると、特別養護老人ホームに付帯する地域密着型サービス施設であり、定員は16名を予定していると伺っている、との答弁があったのでありますが、これに対し、保育士配置や保育面積など厳しい基準の中で、これを実現可能な補助対象と見込んだ根拠について質疑があり、当局から、設置主体法人の母体となる法人において、県内で同様の施設内保育施設の運営実績があること等から、計画提出を受けた県において、補助対象とする判断に至ったのではないかと考えている、との答弁があったのであります。 また、間伐材売払収入の内訳について質疑があり、当局から、久喜沢生産森林組合との分収造林契約に基づき造林した間伐材の売払い収入で、本年4月に8,959本、約1,403立方メートルを入札し、落札されたものである、との答弁があったのであります。 また、財政調整基金の見通しについて質疑があり、当局から、令和2年度当初予算においては、約15億円を繰り入れる編成であったが、新型コロナウイルスに関する様々な経済対策等により、債務負担行為分を含め約9億円の追加繰入れの見込みとなり、元年度末の基金残高約54億円から現在約31億円に減少している。国の1次補正において、市に対する地方創生臨時交付金の上限として示された額は、2億3666万1000円であり、2次補正においても同等程度の率での交付となれば、その分をある程度は補填できると考えている。ただ、今後においても新型コロナウイルスに関する対策が必要になると考えられることから、当初の想定よりも大変厳しい状況になるものと予想している、との答弁があったのであります。 また、青葉台自治会館建設に対する助成決定までの経緯について質疑があり、当局から、毎年9月、全ての自治会長、町内会長に対し、地域集会所建設等に係る市補助金要望の確認を行い、その際、コミュニティ助成事業についても情報提供している。今回、青葉台自治会を含む2件の要望があり、県に対し全ての申請書を提出した。申請は、各都道府県当たり上限3件であるため、これを上回る場合は、各市町村の採択実績、申請団体の財政状況等により県が選考し、一般財団法人自治総合センターへ申請している。県においては、初めての建設であること等を理由に当該自治会を選考し、同センターにより採択されたものと考えている、との答弁があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費は1182万9000円の減額で、この主な内容は、議員報酬等人件費の減額であります。 2款総務費中1項総務管理費は1827万8000円の追加、6項監査委員費は53万2000円の減額で、この主な内容は、特別職人件費の減額とふるさと納税基金積立金、コミュニティ助成事業費の追加であります。 審査の過程において、今回、前年度の積み残しが出たふるさと納税の状況について質疑があり、当局から、前年度の基金積立金予算について、当初で7,000万円の計上、12月補正で500万円の追加、2月補正で2,500万円の追加をし、合計1億円とした。寄附金額が予想以上に伸び、最終的には約1億400万円に達したことから、今回、差額分を積み立てしようとするものである、との答弁があったのであります。 また、今年度のふるさと納税の状況について質疑があり、当局から、寄附の状況は、6月14日時点において1,136件、1842万5000円であり、前年同期比で約2倍となっている。返礼品の登録も増加しており、72事業者、313品の登録となっている。パンフレット等にビジュアルよく掲載するなどの工夫を凝らしたい、との答弁があったのであります。 また、新設される青葉台自治会館の建物と土地の所有者について質疑があり、当局から、所有者は、建物、土地ともに平成26年7月に地縁団体の認可を受けた青葉台自治会である、との答弁があったのであります。 また、分収造林契約の案分について質疑があり、当局から、間伐材売払い収入から伐採運搬等の経費を差し引いた金額に対し、土地所有者である久喜沢生産森林組合が4割、造林者である市が6割として案分する契約となっている、との答弁があったのであります。 また、避難所内感染防止用備蓄品の購入内訳と、その使用期限について質疑があり、当局から、高さ1.4メートル程度のパーティション100張り、マスク1万枚程度、使い捨て手袋、非接触型赤外線体温計10個を予定している。マスクの使用期限は示されていないが、古いものから順次使用していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、条文及び歳入、歳出1款議会費、2款総務費中1項総務管理費、6項監査委員費はいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) 次に、文教民生委員長 落合範良さん。     (文教民生委員長 落合範良君 登壇)(拍手) ◆19番(落合範良君) 議案第61号中、文教民生委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費は181万2000円の追加で、この内容は、(仮称)ご遺族支援コーナー設置事業費の計上であります。 次に、3款民生費は7072万2000円の追加で、この主な内容は、地域密着型サービス施設等整備事業費補助金の計上、介護保険特別会計繰出金の追加、保育環境改善等事業費の計上であります。 審査の過程において、地域密着型サービス施設等整備事業費の対象となる特別養護老人ホームの保育施設整備について、補助対象事業者の、プロポーザルでの保育施設の整備計画の有無及び移籍予定の広域職員の利用者をどのくらい見込んでいるか、との質疑があり、当局から、提案書には保育施設について明記はなかったが、福利厚生の充実、安心して働くことのできる職場環境の整備について提案されていた。その後、職場環境の整備の具体的な計画として、職員が安心して働くことができ、入所者と子供たちのコミュニケーションが図られるとの利点から、職員向けの保育施設の整備が示された。移籍予定の広域職員の利用者は4人から5人程度が見込まれる、との答弁があったのでありますが、これに対し、施設職員以外の子供も入所できるとした場合、市は保育施設として認可するのか、との質疑があり、当局から、県の補助要綱では、職員が利用する保育施設として支障がなければ外部の人の利用も可能であるとしているが、第2期能代市子ども・子育て支援事業計画では、新たな施設の認可を見込んでいないことから、市としては認可する方向にないことを事業者に伝えている、との答弁があったのであります。 また、補助対象事業者は、プロポーザルの評価は次点の地元事業者と大差がない上、当初、他の地元事業者との2者での計画としていたが、今は地元事業者が抜け、保育施設の計画も出ていなかったことから、もう一度選考し直すべきでは、との質疑があり、当局から、理事の予定者の中に地元事業者の方が含まれていたが、2者での計画との記載はなかった。保育施設についてもプロポーザル時点での提案がより具体的な形になったものであることから、特に問題ないと考えている、との答弁があったのであります。 また、補助対象事業者は秋田市と県南に事業を展開しており、保育園が設置されている所もある。職員以外の子供も利用しているようだが、既存の市内保育園の保育士の転職または子供の転園など、影響が出るのではないか、との質疑があり、当局から、介護職員と同様、トラブルを防ぐため、市内で引き抜きは行わないように申し伝えており、事業者側も承知している。職員の採用については、Uターン者や県外からの移住者を採用することも検討していると伺っている、との答弁があったのでありますが、これに対し、保育士及び介護職員の流出を防ぐため、何か決まり事を作れないか、との質疑があり、当局から、労使間の契約になるため、書面で制限をかけることは難しい、との答弁があったのであります。 また、今後同様に民設民営の施設が整備される場合、安心して働くことができる場所として、介護職員の子供の保育施設があれば、市内で定員が足りている状況でも条件としてよいと考えるか、との質疑があり、当局から、特養の運営に関して言えば、職員が安心して働くことができる環境というのは非常に重要であり、職員の定着という観点からも、企業努力で福利厚生に取り組むことはよいことと考えている、との答弁があったのであります。 次に、4款衛生費中1項保健衛生費は622万4000円の追加で、この主な内容は、がん対策強化推進事業費、乳幼児健康診査費の追加であります。 次に、10款教育費は1億485万1000円の追加で、この主な内容は、GIGAスクール事業費の計上、中学校管理費の追加であります。 審査の過程において、GIGAスクール事業費で整備するタブレット端末を、購入ではなくリースとした理由とリース期間について質疑があり、当局から、今年度中に整備することが国の補助条件であるが、必要全台数を購入するには経費が多額となることからリース契約とした。リース期間については、バッテリーの耐用年数が5年であり、その間は十分な機器性能を保持できることから5年間とした、との答弁があったのであります。 また、タブレット端末の授業への活用方法について質疑があり、当局から、これまでも電子黒板などICTの活用は行ってきたが、活用の主体は教員であった。これからはタブレット端末を児童生徒全員に配付するため、その主体は子供たちとなる。タブレット端末を使用した情報交換、共有、意見集約等により、学習の質を高める授業形式に変わっていくと考える、との答弁があったのであります。 また、新型コロナウイルス感染症の第2波に備え、GIGAスクール事業で取り組むことはあるか、との質疑があり、当局から、国ではオンラインによる双方向型授業を想定しているが、まずは教育専門監が行うミニ授業ビデオの作成等、学習コンテンツの作成、一方向での配信による家庭学習支援を行う。通信ネットワーク環境が整っていない家庭にはDVDの配付で対応できると考えている、との答弁があったのでありますが、これに対し、校内通信ネットワークも合わせ、いつ頃までに環境整備されるのか、との質疑があり、当局から、12月までの整備を予定しているが、整備後の教員の研修期間を考え、授業での本格的な活用は来年度からと見込んでいる、との答弁があったのであります。 また、小学校及び中学校の健康管理費で購入を予定している、感染症対策用保健衛生用品の内容について質疑があり、当局から、検温の必要がある児童生徒に対し、額にかざすだけで体温を測定できる非接触型体温計と、健康診断時に医師が使用する使い捨てグローブ等の購入である、との答弁があったのであります。 審査の結果、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費中1項保健衛生費、10款教育費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に当局から報告された内容について申し上げます。 初めに、ぴあわーくの移転建て替えについて、東中跡地のうち、無償貸付け予定地を北東部分約7,700平方メートルとし、移転建て替え前に、貸付け予定地と利活用予定地の間に幅員6メートルの市道を整備し、地域住民等の利便性を図りたいと考えている。今後、東能代地域住民への説明会等の開催により、御理解をいただきながら、事務を進めていきたいと考えている、との報告があったのであります。 次に、奨学金返還期限の猶予について、新型コロナウイルス感染症の影響により、休業や失業等の理由で、昨年より30%以上収入が減少し、奨学金の返還が困難となっている返還者に対し、今年度の納付を猶予することとした。対象となるのは、現在、能代市奨学金または能代市ふるさと人材育成・定住促進奨学金の返還をされている方々で、5月に広報やホームページで周知しているほか、6月16日付で奨学金返還者約300人全員に文書で通知している、との報告があったのであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) 次に、産業建設委員長 安井英章さん。     (産業建設委員長 安井英章君 登壇)(拍手) ◆1番(安井英章君) 議案第61号中、産業建設委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出4款衛生費中3項清掃費は16万5000円の追加で、この内容は、日影沢最終処分場管理費の追加であります。 次に、6款農林水産業費は1592万6000円の追加で、この内容は、県営ほ場整備事業費、農業水路等防災減災事業費及び林道改良事業費の追加であります。 審査の過程において、ため池ハザードマップ作成委託料の内容について質疑があり、当局から、平成30年の全国的な豪雨被害を受け、令和元年度に農業用ため池の管理及び保全に関する法律が施行され、防災重点ため池の新しい選定基準が定められたことにより、新たに選定されたため池が出てきたため、ハザードマップを作成するものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、危険な状態が発生した際、どのようにして住民へ周知するのか、との質疑があり、当局から、ハザードマップには決壊に関する情報の伝達方法、避難場所、避難経路等に関する事項について記載することとなっており、浸水被害が想定される自治会、学校等公共施設や各関係機関等と連携を図りながら連絡体制を構築し、情報が伝達できるようにしていきたい、との答弁があったのであります。 次に、7款商工費は171万8000円の追加で、この主な内容は、地域公共交通活性化事業費、大館能代空港利用促進事業費の追加であります。 審査の過程において、AIオンデマンドタクシー実証試験の課題と進め方について質疑があり、当局から、利用者として想定される高齢者の利便性を高めることが課題であり、まず、10月に従来の方法で1か月、11月頃からAIを活用した方法で実施して比較する中で、どうすれば高齢者が使いやすくなるのか、モニターを依頼して意見を聞くなどしながら課題を検証して進めていきたい、との答弁があったのでありますが、これに対し、成果があった場合は現在運行しているデマンド型乗合タクシーへの導入や他の地区への展開も検討するのか、との質疑があり、当局から、実証後に検討することになると考えている、との答弁があったのであります。 また、大館能代空港乗合タクシー緊急対策助成金の内容について質疑があり、当局から、能代市内から大館能代空港間を運行しているタクシー事業者より、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が減り運行を取りやめたいとの申出があったため、空港までの足を確保し、利便性を維持するために、運行継続に必要な経費を助成しようとするもので、期間は7月からの3か月間を考えている、との答弁があったのでありますが、これに対し、助成期間の延長は検討されるのか、との質疑があり、当局から、3か月の期間の中で状況を見て判断していきたい、との答弁があったのであります。 次に、8款土木費は10万円の減額で、この内容は、土木事務費の減額であります。 審査の結果、歳出4款衛生費中3項清掃費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(菅原隆文君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各委員長報告の案件は、各委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、各委員長報告のとおり決しました。 この際、休憩いたします。午前11時15分会議を再開いたします。                        午前11時04分 休憩-----------------------------------                        午前11時15分 開議 △日程第19 議案第64号令和2年度能代市一般会計補正予算 ○議長(菅原隆文君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第19、議案第64号令和2年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長(吉岡康隆君) 議案第64号令和2年度能代市一般会計補正予算(第6号)について御説明いたします。本予算は、国の第2次補正予算に伴う低所得の独り親世帯への臨時特別給付金について、必要な経費を予算措置しようとするものであります。 条文の第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5771万1000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ342億6881万1000円と定めております。 予算の内訳は、事項別明細書で御説明いたします。初めに歳入でありますが、14款国庫支出金2項国庫補助金は5771万1000円の追加で、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金の計上であります。 次に歳出でありますが、3款民生費2項児童福祉費は5771万1000円の追加で、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金の計上でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、子育てと仕事を独りで担う低所得の独り親世帯に大きな影響が生じていることを踏まえ、負担の増加や収入の減少に対する支援を行うため、臨時特別給付金を支給するもので、児童扶養手当受給世帯等を対象とする。基本給付分は1世帯5万円が565世帯分、第2子以降、1人につき3万円が210人分、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少した世帯への追加給付分は、1世帯5万円で、392世帯分の計上であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり決しました。----------------------------------- △日程第20 議案第65号常盤財産管理委員の選任について ○議長(菅原隆文君) 日程第20、議案第65号常盤財産管理委員の選任についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長(吉岡康隆君) 議案第65号常盤財産管理委員の選任について御説明いたします。本案は、常盤財産区管理委員4名の方の任期が令和2年7月14日で満了すること、及び2名の方が令和2年7月14日で退職することにより、佐藤鉄見さん、佐々木直志さん、須藤辰慶さんの3名の方には、引き続き財産区管理委員をお願いすることとし、新たに山崎一彦さん、幸坂正喜さん、大高勝信さんの3名の方を選任しようとするもので、能代市常盤財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 佐藤さんは平成16年7月に財産区管理委員に選任され、現在4期目の任期中であります。 佐々木さんは平成24年7月に選任され、現在2期目の任期中であります。 須藤さんは平成28年7月に選任され、現在1期目の任期中であります。 山崎さんは昭和52年に秋田県立能代工業高等学校を卒業後、令和元年まであきた白神農業協同組合に勤務され、同年再就職をされて、現在も勤務されております。 幸坂さんは昭和52年に秋田県立能代高等学校を卒業後、平成31年まで能代市役所に勤務され、現在は農事組合法人能代グリーンファーム常盤に勤務されております。また、常盤本郷自治会会長、常盤地区自治会連合会役員、常盤の里づくり協議会会長をされております。 大高さんは平成元年に秋田県立能代工業高等学校を卒業後、平成24年まで民間会社に勤務され、現在は農業に従事されております。また、能代市東土地改良区役員をされております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。-----------------------------------     (10番 原田悦子君 退席) △日程第21 議案第66号監査委員の選任について ○議長(菅原隆文君) 日程第21、議案第66号監査委員の選任についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長(吉岡康隆君) 議案第66号監査委員の選任について御説明いたします。本案は、議会議員のうちから、原田悦子さんを本市の監査委員に選任するため、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。この採決は起立によって行います。本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(菅原隆文君) 起立多数であります。よって、本案は同意することに決しました。     (10番 原田悦子君 着席)----------------------------------- △日程第22 秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙 ○議長(菅原隆文君) 日程第22、秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。指名の方法については、18番針金勝彦さんにおいて、指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、18番針金勝彦さんにおいて指名することに決しました。 それでは、針金勝彦さん、指名願います。 ◆18番(針金勝彦君) 秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員に、菅原隆文さんを指名いたします。 ○議長(菅原隆文君) お諮りいたします。ただいま、18番針金勝彦さんが指名いたしました菅原隆文を、当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名されました菅原隆文が秋田県後期高齢者医療広域連合議会議員に当選いたしました。----------------------------------- △日程第23 議会議案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書提出について ○議長(菅原隆文君) 日程第23、議会議案第2号地方財政の充実・強化を求める意見書提出についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり決しました。----------------------------------- △日程第24 議会議案第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を図るための令和3年度政府予算に係る意見書提出について ○議長(菅原隆文君) 日程第24、議会議案第3号教職員定数改善義務教育費国庫負担割合2分の1復元を図るための令和3年度政府予算に係る意見書提出についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり決しました。----------------------------------- △日程第25 閉会中における常任委員会所管事務の調査について ○議長(菅原隆文君) 日程第25、閉会中における常任委員会所管事務の調査についてを議題といたします。各常任委員長から、会議規則第111条の規定により、各常任委員会の所管事項のうち、お手元に配付した事項について、閉会中も調査したい、との申出があります。 お諮りいたします。各常任委員長から申出のあった所管事項を、各常任委員会における議会閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長から申出のとおり決しました。(申出書)                          令和2年6月18日 能代市議会議長 菅原隆文様                       総務企画委員長 武田正廣                       文教民生委員長 落合範良                       産業建設委員長 安井英章          閉会中における継続調査の申し出について 各常任委員会は、下記の調査事項について閉会中もなお、継続調査を要するものと決定しましたので、能代市議会会議規則第111条の規定により申し出ます。                 記 1 調査期間   委員の任期満了の日まで 2 調査事項   別紙 3 理由   調査、研究するため(別紙)          閉会中における常任委員会の継続調査事項総務企画委員会 (1)行財政改革への取組について (2)広域行政への対応について (3)各種事業における財源について (4)防災対策について (5)公有財産の管理について (6)契約及び工事検査について (7)まちづくりへの取組について (8)総合戦略への取組について (9)移住定住対策について文教民生委員会 (1)学校教育、社会教育の環境整備について (2)文化及びスポーツの推進について (3)国民健康保険の運営及び後期高齢者医療制度について (4)介護保険の運営について (5)高齢者福祉、児童福祉及び障がい者福祉等の充実について (6)子ども・子育て支援について (7)生活保護の適正な実施について (8)健康づくりへの取組について産業建設委員会 (1)環境とエネルギーのまちづくりについて (2)循環型社会の形成について (3)一般廃棄物の収集及び処理対策について (4)衛生対策について (5)農林水産業、商工業の振興について (6)労働及び雇用対策について (7)商店街の活性化について (8)広域的観光の推進について (9)ホストタウンの取組について (10)港湾の利活用促進について (11)道路及び河川事業について (12)都市計画について (13)公園、緑地の整備及び維持管理について (14)建築及び市営住宅について (15)下水道及び浄化槽事業について (16)水道事業について----------------------------------- △日程第26 閉会中における議会運営委員会所管事務の調査について ○議長(菅原隆文君) 日程第26、閉会中における議会運営委員会所管事務の調査についてを議題といたします。議会運営委員長から、会議規則第111条の規定により、同委員会の所管事項のうち、お手元に配付した事項について、閉会中も調査したい、との申出があります。 お諮りいたします。議会運営委員長から申出のあった所管事項を、同委員会における議会閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員長から申出のとおり決しました。(申出書)                          令和2年6月16日 能代市議会議長 菅原隆文様                能代市議会運営委員会 委員長 安井和則          閉会中における継続調査の申し出について 本委員会は、下記の調査事項について閉会中もなお、継続調査を要するものと決定しましたので、会議規則第111条の規定により申し出ます。                 記 1 調査期間   委員の任期満了まで 2 調査事項 (1)議会の会期及び運営について (2)議会運営の効率化について (3)調査機能の充実について (4)議会報告会の内容の充実や運営について 3 理由   調査、研究するため----------------------------------- ○議長(菅原隆文君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                        午前11時30分 閉会 議長    渡辺優子 副議長   安岡明雄 議長    菅原隆文 副議長・署名議員       庄司絋八 署名議員  佐藤智一...