能代市議会 > 2020-06-17 >
06月17日-04号

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  1. 能代市議会 2020-06-17
    06月17日-04号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    令和 2年  6月 定例会        令和2年6月能代市議会定例会会議録令和2年6月17日(水曜日)-----------------------------------◯議事日程第13号                     令和2年6月17日(水曜日)                     午前10時 開議 日程第1 議案第50号能代市税条例の一部改正について 日程第2 議案第51号能代手数料条例の一部改正について 日程第3 議案第52号能代放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第4 議案第53号能代家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第5 議案第54号能代特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第6 議案第55号能代後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 日程第7 議案第56号能代国民健康保険条例の一部改正について 日程第8 議案第57号能代国民健康保険税条例の一部改正について 日程第9 議案第58号能代介護保険条例の一部改正について 日程第10 議案第59号物品の取得について 日程第11 議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算 日程第12 議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算 日程第13 議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第14 請願陳情4件-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程第13号のとおり-----------------------------------◯出席議員(19名)     1番  安井英章        2番  小林秀彦     3番  菊地時子        4番  大高 翔     5番  畠 貞一郎       6番  菅原隆文     7番  佐藤智一        8番  庄司絋八     9番  渡邊正人       10番  原田悦子    11番  落合康友       12番  安岡明雄    13番  藤田克美       15番  伊藤洋文    16番  武田正廣       17番  安井和則    18番  針金勝彦       19番  落合範良    20番  渡辺優子-----------------------------------◯欠席議員(なし)-----------------------------------◯説明のため出席した者  市長       齊藤滋宣    副市長      小野正博  監査委員     小松 敬    総務部長     吉岡康隆  企画部長     松橋優悦    市民福祉部長   佐藤和孝  環境産業部長   尾張政克    環境産業部主幹  工藤 力  都市整備部長   宮野弘幸    二ツ井地域局長  櫻庭一也  総務部主幹    佐藤浩司    会計管理者    浅野真人  総務部次長    畠中 徹    財政課長     今野朋実  教育長      高橋誠也    教育部長     石川佳英-----------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長     伊藤 勉    事務次長     幸坂晴二  議事調査係長   荒川幸代    主席主査     鈴木豪志  主席主査     坂田 亮    主査       佐々木美奈子-----------------------------------                        午前10時00分 開議 ○議長(菅原隆文君) おはようございます。ただいまより令和2年6月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は19名であります。 本日の議事日程は日程表第13号のとおり定めました。 あらかじめ申し上げますが、新型コロナウイルス感染症防止策として、今定例会の会議中はマスクを着用し、発言する際は、指定の場合以外、議員は質問席で、当局は演壇で行うようお願いするとともに、説明員出席調整などを行いますので、御理解くださるようお願いいたします。 この際、説明員出席調整のため暫時休憩いたします。                        午前10時01分 休憩-----------------------------------     (一部説明員 退席)                        午前10時01分 再開 △日程第1 議案第50号能代市税条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第1、議案第50号能代市税条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長吉岡康隆君) 議案第50号能代市税条例の一部改正について御説明申し上げます。主な改正の内容でありますが、地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日に公布され、徴収猶予に関する特例が設けられたことに伴う技術的な改正、個人市民税については、寄附金税額控除特例措置の追加及び住宅借入金等特別税額控除特例措置の期間の延長、軽自動車税については、環境性能割を臨時的に軽減する特例措置の期間の延長、固定資産税については、中小事業者等の所有する償却資産及び事業用家屋に係る課税標準軽減措置の追加、先端設備等に該当する事業用家屋及び構築物に対する課税標準特例措置の追加であります。 それでは、改正条文に従って御説明いたします。初めに、第1条は、能代市市税条例の一部改正であります。 附則第8条の改正は、固定資産税課税標準読替規定についての改正で、地方税法において、厳しい経営環境にある中小事業者等に対して、令和3年度課税の1年分に限り、償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税課税標準を2分の1または零とする特例が新たに設けられたことに伴い、既存の読替規定にこの特例を追加するものであります。 附則第8条の2に第17項を加える改正は、固定資産税課税標準の特例についての改正で、生産性向上に向けた中小企業新規投資を促進するため、現在の特例適用対象事業用家屋と構築物を追加するとともに、固定資産税課税標準となるべき価格を零とする規定を新たに設けるものであります。 附則第3条の2の改正は、軽自動車税環境性能割についての改正で、環境性能割の税率を1%軽減する特例措置の期間を令和2年9月30日から6か月延長し、令和3年3月31日までとするものであります。 附則に第21条を加える改正は、新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予の特例に係る手続についての改正であります。地方税法の一部改正に伴い、収入が大幅に減少した場合に、無担保かつ延滞金なしで1年間徴収猶予できる特例が新たに設けられました。この特例の対象となる方は、新型コロナウイルスの影響により令和2年2月以降の1か月以上の任意の期間において、収入が前年同期に比べおおむね20%以上減少しており、かつ一時に納税を行うことが困難な方で、適用対象が令和2年2月1日から3年1月31日までに納期限が到来する全ての地方税となります。本条例改正は、徴収猶予の特例に係る手続について技術的な改正を行うものであります。 次に、第2条の同条例の改正であります。 附則第8条の改正は、第1条で改正する固定資産税課税標準読替規定についての改正、附則第8条の2の改正は、第1条で改正する固定資産税課税標準の特例についての改正で、いずれも地方税法の改正に伴う条文の整理を行うものであります。 附則に2条を加える改正のうち、附則第22条は、新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金税額控除の特例についての改正で、文化芸術・スポーツに係る一定のイベントの入場料等について、観客等が払戻請求権を放棄した場合に、寄附金税額控除の対象とする規定を新たに設けるものであります。 附則第23条は、新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別税額控除の特例についての改正で、新型コロナウイルス感染症等の影響により、新築住宅建て売り住宅中古住宅、または増改築等を行った住宅へ令和2年12月31日までに入居できなかった場合で、令和3年12月31日までの間に入居するなど、一定の要件を満たすときの住宅借入金等特別税額控除適用期限を令和15年度から令和16年度に改めるものであります。 附則において、この条例は、公布の日から施行することとし、ただし、第2条の規定は、令和3年1月1日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第50号は総務企画委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第2 議案第51号能代手数料条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第2、議案第51号能代手数料条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第51号能代手数料条例の一部改正について御説明いたします。本案は、個人番号通知カードが廃止されたことに伴い、個人番号通知カードの再交付に係る手数料を廃止しようとするものであります。 改正内容について御説明いたします。別表中第31号では、個人番号通知カードの再交付に係る手数料を定めておりますが、これを削除するとともに、条項の整理をしております。 附則において、この条例は、交付の日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第51号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第3 議案第52号能代放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第3、議案第52号能代放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第52号能代放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明いたします。本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員における資格要件の一部を改めようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。第11条は、放課後児童支援員における資格要件に関する規定で、第3項において放課後児童支援員は、保育士の資格を有する者等であって、都道府県知事または指定都市の長が行う研修を修了したものでなければならないこととしておりますが、これに中核市の長が行う研修を修了したものを加えるものであります。 附則においてこの条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第52号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第4 議案第53号能代家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第4、議案第53号能代家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第53号能代家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明いたします。本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の省令の一部改正に伴い、連携施設の確保に関する基準等を改めようとするものであります。家庭的保育事業等は、原則3歳未満の児童を対象とした小規模保育であることから、本条例において、事業者保育内容の支援、代替保育の提供及び3歳以上児の受皿について、保育所等連携施設を確保しなければならないこととしております。 改正の内容について御説明いたします。第7条は、保育所等との連携に関する規定で、第4項に第1号及び第2号を加える改正等により、事業者は、市長が子供の卒園後の利用について申込み時期を早める等の優先的な調整を行う場合、3歳以上児の受入先としての連携施設を確保しないことができるように改めるものであります。 第38条は、居宅訪問型保育事業に関する規定で、第1項第4号に、保護者が身体上、精神上、もしくは環境上の理由により子供を養育することが困難な場合を加え、居宅訪問型保育事業を利用できる子供について明確化するものであります。 附則において、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第53号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第5 議案第54号能代特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第5、議案第54号能代特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第54号能代特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明いたします。本案は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の内閣府令の一部改正に伴い、連携施設の確保に関する基準を改めようとするものであります。特定地域型保育事業等は、原則3歳未満の児童を対象とした小規模保育であることから、本条例において事業者は、保育内容の支援、代替保育の提供及び3歳以上児の受皿について、保育所等連携施設を確保しなければならないこととしております。 改正の内容について御説明いたします。第42条は、保育所等との連携に関する規定で、第4項に第1号及び第2号を加える改正等により、事業者は市長が子供の卒園後の利用について申込み時期を早める等の優先的な調整を行う場合、3歳以上児の受入先としての連携施設を確保しないことができるよう改めるものであります。 附則において、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第54号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第6 議案第55号能代後期高齢者医療に関する条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第6、議案第55号能代後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第55号能代後期高齢者医療に関する条例の一部改正について御説明いたします。本案は、秋田県後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等傷病手当金を支給することに伴い、市の事務に申請書の受付を追加しようとするものであります。 初めに、改正に至る経緯について御説明いたします。傷病手当金は、健康保険等の被保険者が病気やけがの療養のため仕事を休んだ場合に、所得保障を行う制度であり、市町村等条例等の定めるところにより、これを支給することができることとされております。今般、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に対する傷病手当金について、国内の感染防止拡大の観点から、支給することについての検討要請が国からあり、広域連合がこれを支給することに伴い、本条例を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたします。第2条は、市において行う事務についての規定でありますが、傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付を加えるものであります。 附則において、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第55号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第7 議案第56号能代国民健康保険条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第7、議案第56号能代国民健康保険条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第56号能代国民健康保険条例の一部改正について御説明いたします。本案は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者等に係る傷病手当金の支給に関する規定を定めようとするものであります。 初めに、改正に至る経緯について御説明いたします。先ほどの議案第55号と同様に、傷病手当金を支給することについての検討要請が国からあり、これを支給するため、本条例を改正しようとするものであります。 それでは、改正内容について御説明いたします。附則に6項を加えるもので、附則第4項から第6項までは、傷病手当金の支給についての規定でありますが、第4項では、給与等の支払いを受けている被保険者が、新型コロナウイルス感染症に感染したとき、または発熱等の症状があり、当該感染症の感染が疑われるときに限り、療養のため労務に服することができないとき、傷病手当金を支給することとしております。第5項では、傷病手当金の額を1日につき直近の継続した3か月の給与等の収入の額の合計額を就労日数で除した金額の3分の2に相当する金額としております。 第6項では、支給期間を1年6か月を超えないものとしております。 第7項から第9項までは、傷病手当金給与等との調整についての規定でありますが、給与等を受けることができる者に対しては、その期間は、傷病手当金を支給しないこととしているほか、傷病手当金差額支給等について定めております。 附則において、この条例は、公布の日から施行することとしており、改正後の附則第4項から第9項までの規定は、傷病手当金の支給を始める日が令和2年1月1日から規則で定める日までの間に属する場合に適用することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第56号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第8 議案第57号能代国民健康保険税条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第8、議案第57号能代国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第57号能代国民健康保険税条例の一部改正について御説明いたします。本案は、地方税法施行令等の一部改正に伴い、課税限度額の引上げ及び軽減措置の対象となる低所得世帯の基準の緩和等を行うとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による減免の要件を規定しようとするものであります。 改正内容について御説明いたします。第3条は、課税額についての規定でありますが、課税限度額について、第2項で医療分であります基礎課税分を61万円から63万円に、第4項で介護納付金課税分を16万円から17万円に改めるものであります。 第24条は、国民健康保険税の減額についての規定で、均等割額及び平等割額の軽減額を定めておりますが、課税限度額の引上げに伴う規定を整理するとともに、軽減世帯に係る判定所得の算定において、被保険者数に乗ずる額を5割軽減の場合は28万円を28万5000円に、2割軽減の場合は51万円を52万円にそれぞれ改めるものであります。 附則第6項は、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例についての規定でありますが、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に課税の特例を適用しようとする改正であります。 附則第7項は、短期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例についての規定でありますが、附則第6項と同様に改正するものであります。 附則第16項及び第17項は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等における国民健康保険税の減免についての規定でありますが、第16項では、減免の対象となる国民健康保険税を、納期限が令和2年2月1日から令和3年3月31日までのものとしているほか、対象者を主たる生計維持者が次のいずれかに該当する場合として、新型コロナウイルス感染症により死亡し、または重篤な傷病を負ったこと、新型コロナウイルス感染症の影響により前年の事業収入等の3割以上の額の減少が見込まれること等としております。 第17項では、申請期限を市長が別に定める期限とすることができるとしております。 附則において、この条例は、公布の日から施行することとしており、改正後の附則第16項及び第17項の規定は、令和2年2月1日から、改正後の第3条第2項ただし書及び第4項ただし書並びに第24条の規定は、同年4月1日から適用することとしておりますが、附則第6項及び第7項の改正規定は、土地基本法等の一部を改正する法律附則第1項第1号に掲げる規定の施行の日の属する年の翌年の1月1日から施行することとしております。 また、経過措置として、改正後の第3条第2項ただし書及び第4項ただし書、第24条並びに附則第6項及び第7項の規定は、令和2年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、令和元年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例によることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第57号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第9 議案第58号能代介護保険条例の一部改正について ○議長(菅原隆文君) 日程第9、議案第58号能代介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 議案第58号能代介護保険条例の一部改正について御説明いたします。本案は、介護保険法施行令の一部改正に伴い、低所得者の介護保険料を減額するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響による減免の要件を規定しようとするものであります。 改正内容について御説明いたします。第2条は、保険料率についての規定でありますが、第2項は、第1号被保険者の第1段階の保険料率の規定で、令和2年度の保険料率を3万600円から2万4480円に、第3項は、第2段階の保険料率の規定で、令和2年度の保険料率を5万1000円から4万800円に、第4項は、第3段階の保険料率の規定で、令和2年度の保険料率を5万9160円から5万7120円にそれぞれ改めるもので、低所得者の介護保険料を軽減強化により減額しようとするものであります。また、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等における保険料の減免について、附則に2項を加えることとしております。 附則第14項で、減免の対象を令和2年2月1日から令和3年3月31日までの間に納期限が定められている保険料とし、その要件については、同項第1号の「新型コロナウイルス感染症により、第1号被保険者の属する世帯の生計を主として維持する者が死亡し、又は重篤な傷病を負ったこと」、同項第2号の「新型コロナウイルス感染症の影響により、第1号被保険者の属する世帯の生計を主として維持する者の事業収入等の減少が見込まれること」のいずれかに該当する者としております。 なお、この事業収入等の減少につきましては、同号のアで、事業収入等のいずれかの減少額が前年の当該事業収入等の額の10分の3以上であること、同号のイで、減少することが見込まれる事業収入等に係る所得以外の前年の所得の合計額が400万円以下であることとしております。 附則第15項は、附則第14項に定める減免の申請期限について、別に定めることができることとしております。 本改正条例の附則において、この条例は、公布の日から施行し、改正後の附則第14項及び第15項の規定は、令和2年2月1日から、改正後の第2条第2項から第4項までの規定は、同年4月1日から適用することとしております。また、改正後の第2条第2項から第4項までの規定は、令和2年度以降の年度分の保険料について適用し、令和元年度分までの保険料については、なお従前の例によることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第58号は文教民生委員会に付託いたします。 この際、休憩いたします。午前10時45分、会議を再開いたします。                        午前10時34分 休憩-----------------------------------     (説明員 着席)                        午前10時45分 開議 △日程第10 議案第59号物品の取得について ○議長(菅原隆文君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第10、議案第59号物品の取得についてを議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。     (都市整備部長 宮野弘幸君 登壇) ◎都市整備部長宮野弘幸君) 議案第59号物品の取得について御説明いたします。本案は、除雪車を取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案について御説明いたします。取得する物品名は、除雪ロータリー(2.2メートル級)であります。取得価格は、5214万9390円で、取得方法は応募型指名競争入札、相手方は、能代市河戸川字上西山51番地7、有限会社能代重機サービス 代表取締役 加藤 実であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) 質疑を行います。4番大高 翔さん。 ◆4番(大高翔君) 物品の取得についてということで、昨年度、除雪かなり少なかったと思うのですけれども、今回、この物品、除雪ロータリーですか、取得しようとした経緯というか、理由についてお聞かせいただければなと思います。 ○議長(菅原隆文君) 都市整備部長。     (都市整備部長 宮野弘幸君 登壇) ◎都市整備部長宮野弘幸君) 大高議員の質問にお答えいたします。今回の除雪ロータリーにつきましては、使用期限、それが20年以上たっております。そうしたことから毎年更新があるような状況になってございます。今現在でいきますと、3年度、来年、それ以降9年度まで、それぞれ更新が続くような形になっておりますが、それこそ使用状況、それから修理の状況等を勘案して、こちらで計画は持っておりますが、順繰り順繰り更新していかないと追いつかないような状況になっていることから、昨年も除雪車の更新を行ったところであります。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第59号は産業建設委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第11 議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算 ○議長(菅原隆文君) 日程第11、議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。     (総務部長 吉岡康隆君 登壇) ◎総務部長吉岡康隆君) 議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。まず、条文についてでありますが、第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億723万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ342億1110万円と定めております。 第2条は、地方債の補正で、地方債の変更を第2表のとおりと定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入でありますが、14款国庫支出金1項国庫負担金は2904万5000円の追加で、介護保険低所得者保険料軽減負担金であります。2項国庫補助金は5246万7000円の追加で、保育対策総合支援事業費補助金685万5000円、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金4,510万円の計上が主なるものであります。 15款県支出金1項県負担金は1482万1000円の追加で、介護保険低所得者保険料軽減負担金1452万3000円の追加が主なるものであります。2項県補助金は1232万1000円の追加で、林道改良事業費補助金787万9000円の追加が主なるものであります。 16款財産収入2項財産売払収入は1,056万円の追加で、間伐材売払収入の計上であります。 17款寄附金1項寄附金は25万円の追加で、農業農村整備寄附金の計上であります。 18款繰入金1項基金繰入金は2903万6000円の追加で、財政調整基金繰入金であります。なお、補正後の財政調整基金の残高は31億10万5000円となり、うち一般分は30億6693万1000円となります。 20款諸収入5項雑入は943万5000円の追加で、一般財団法人自治総合センター助成金900万円の計上が主なるものであります。 21款市債1項市債は4,930万円の追加で、林道改良事業債650万円及び学校施設整備事業債4,280万円であります。 次に、歳出について御説明いたします。1款議会費1項議会費は1182万9000円の減額で、議員報酬等人件費643万1000円の減額が主なるものであります。 2款総務費1項総務管理費は1827万8000円の追加で、ふるさと納税基金積立金404万2000円の追加、コミュニティ助成事業費900万円の計上、防災対策費349万6000円の追加が主なるものであります。3項戸籍住民基本台帳費は181万2000円の追加で、(仮称)ご遺族支援コーナー設置事業費の計上であります。6項監査委員費は53万2000円の減額で、監査委員人件費であります。 3款民生費1項社会福祉費は6382万6000円の追加で、地域密着型サービス施設等整備事業費補助金214万2000円の計上、介護保険特別会計繰出金5809万1000円の追加が主なるものであります。2項児童福祉費は689万6000円の追加で、保育環境改善等事業費685万5000円の計上が主なるものであります。 4款衛生費1項保健衛生費は622万4000円の追加で、がん対策強化推進事業費220万円、乳幼児健康診査費363万9000円の追加が主なるものであります。3項清掃費は16万5000円の追加で、日影沢最終処分場管理費であります。 6款農林水産業費1項農業費は160万円の追加で、農業水路等防災減災事業費110万円の計上が主なるものであります。2項林業費は1432万6000円の追加で、林道改良事業費であります。 7款商工費1項商工費は171万8000円の追加で、地域公共交通活性化事業費148万6000円の追加が主なるものであります。 8款土木費1項土木管理費は10万円の減額で、土木事務費であります。 10款教育費1項教育総務費は9714万1000円の追加で、GIGAスクール事業費9,785万円の計上が主なるものであります。2項小学校費は270万9000円の追加で、振興費127万8000円の追加が主なるものであります。3項中学校費は424万1000円の追加で、中学校管理費186万5000円の追加が主なるものであります。4項社会教育費は76万円の追加で、図書館費の管理運営費であります。 予算書にお戻りください。第2表地方債補正は、変更で、市債の補正に伴い、林道改良事業債及び学校施設整備事業債について、それぞれ限度額を改めるものであります。以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(菅原隆文君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出1款議会費、2款総務費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、4款衛生費について質疑を行います。5番畠 貞一郎さん。 ◆5番(畠貞一郎君) 3款民生費中、社会福祉施設費、概要を見ますと、地域密着型サービス施設等整備事業費補助金ということになっております。内容は、新設される特別養護老人ホームの施設内保育施設整備費補助金ということになっておりますけれども、多分、予想されるのが、新設される海潮園が民間委託されて、これからできる施設に保育所を併設するということの補助金ではなかろうかなというふうには思いますけれども、当初、新しくできる特別養護老人ホームで、保育所の部分は計画にはなかったのではないかなと思いますけれども、その部分の経緯と、今回、この予算の中身についてまず1点御説明いただきたいと思います。 あわせて、民生費中、児童福祉費の保育環境改善等事業費、これは新型コロナ感染症の感染防止用品購入費の補助金等ということですけれども、これは民間、公営問わず、各保育園に対しての補助金になるのかどうか、どういう中身なのかお知らせ願いたいと思います。以上、2点よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原隆文君) 答弁整理のため、暫時休憩いたします。                        午前11時01分 休憩-----------------------------------                        午前11時02分 再開 ○議長(菅原隆文君) 再開いたします。市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 畠議員の御質問にお答えいたします。地域密着型サービス施設等整備事業費補助金の当初からの経緯についてですけれども、今現在あります特別養護老人ホーム海潮園が老朽化したことに伴いまして、新しく社会福祉法人のしろ汐風会が令和4年度に運営することになりました特別養護老人ホームやすらぎの里というところに、主に施設に雇用される介護職員等のために保育施設を設けようとするものであります。予算の中身につきましては、ちょっと今、手元に資料がありませんので、後でお答えしたいと思います。 それと、もう1点の保育環境改善等事業費につきまして、公立、民間を問わず対象となる保育所等16施設にマスク、消毒液等の購入費として助成をするという補助金になっております。以上でございます。 ○議長(菅原隆文君) 畠 貞一郎さん。 ◆5番(畠貞一郎君) お答えありがとうございます。海潮園の汐風会やすらぎの里での保育に対する補助ということですけれども、私、分かりませんけれども、この職員等も、もう決まっているのかどうか分かりませんけれども、どれぐらいの需要があって保育事業をやるのかというのは、ちょっと分からないのですけれども、ましてや、民間保育所も別にある中で、園内で保育やる、それだけの保育の需要もあるのかどうか、それによって補助金を出そうとするわけでしょうけれども、その辺の理由づけというのはどうなっているのかお知らせください。 ○議長(菅原隆文君) 市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) 畠議員の御質問にお答えいたします。この地域密着型サービス施設等整備事業というのは、市において行う事業でありますが、それに対して県が市に対して補助する事業でありますので、こちらについている補助金については、全額10分の10、県からまず市に来て、それからその事業者である社会福祉法人のしろ汐風会のほうに補助金として行くという補助金となっております。以上でございます。 ○議長(菅原隆文君) 畠 貞一郎さん。 ◆5番(畠貞一郎君) 県から来た部分というのは、それは分かりますけれども、県とて、そちらのほうからいろいろ試算されて、市のほうにこういった形で予算を出すのでしょうから、基本的に能代市の公営、そして、私立でやっている保育園にしても、今、人が減ってきて、なかなか経営も大変な状況の中で、わざわざ園内に新たな保育をやる必要があるのかどうかという意見は、県としてなかったのかどうかというものを、私は話をするべきではないかなというふうには思います。県のほうでどういう判断を下したのか、私分かりませんけれども、非常に唐突な判断ではなかったかなと思いますが、お考えをお伺いします。 ○議長(菅原隆文君) 市民福祉部長。     (市民福祉部長 佐藤和孝君 登壇) ◎市民福祉部長佐藤和孝君) お答えいたします。まず保育所につきましては、主に施設に勤める介護職員のための保育施設ということでありますので、それについて助成が成立しているということになっていると思っております。以上でございます。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費、7款商工費について質疑を行います。5番畠 貞一郎さん。 ◆5番(畠貞一郎君) 続けざま申し訳ございません。商工費の商工振興費の地域公共交通についてですけれども、これ148万6000円、南部地区の公共交通についてのAIによる調査ということなのですけれども、これいろいろ議員からも要望があったかと思いますけれども、これは基本的に南部の巡回バスだとか、そういったものを想定したものの予算なのかどうか、まず第1点伺いたいと思います。 観光費の大館能代空港利用促進事業費43万2000円、これに関しては、2便から3便というお話もありますけれども、それに関わる予算なのかどうかお伺いいたします。以上、2点お願いします。 ○議長(菅原隆文君) 環境産業部長。     (環境産業部長 尾張政克君 登壇) ◎環境産業部長尾張政克君) 畠議員の御質問にお答えいたします。初めに、地域公共交通活性化事業費についてですけれども、こちらについては、御質問にあったとおり、南部地区のデマンドのほうのタクシーについてであります。 それから、大館能代空港利用促進事業費ですけれども、こちらにつきましては、2便から3便に伴うものかということでありましたけれども、こちらについては、コロナの関係で大館能代空港の乗合タクシー緊急対策助成費ということになっております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑はありませんか。12番安岡明雄さん。 ◆12番(安岡明雄君) ちょっと順序後先になりますが、7款商工費の先ほどの地域公共交通活性化事業費であります。南部地区のデマンドタクシーの運行ということでありますが、AIでの実証実験ということで書いてございますので、どういうふうなAIの使われ方で、どういうふうに変わっていくのかというところを御説明をしていただきたいというのが1点。 あと1点ですけれども、6款の農林水産業費の農業水路等防災減災事業費110万円、概要の御説明ではため池ハザードマップの作成委託料ということでありますが、新規ということでございますので、今回新しく作成するに至った経緯と、どういうふうに生かされるのか、そのところをちょっと概略でも御説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(菅原隆文君) 環境産業部長。     (環境産業部長 尾張政克君 登壇) ◎環境産業部長尾張政克君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。初めに、地域公共交通活性化事業費のAIにつきまして、どのような使われ方、変わるのかというところでありますけれども、こちらにつきましては、南部地区では、自治会のほうの要望でも巡回バスの導入の要望等出されております。そのため、当初予算のほうに100万円計上させてもらっております。今回の補正につきましては、AIデマンドのシステムを開発している会社から、能代市のように市街地の周辺に集落が点在している小規模の地方都市で実証試験を行いたいというような提案がありまして、市としても、将来性のある実証実験であることから、南部地区のAI、人工知能を使用した実証の運行をするものであります。 具体的には、専用のスマホのアプリで直接予約することにより、AIの運行システムが運行ルートを設定し、予約した停留所に乗合タクシーが到着する時間を決定し、予約者へ連絡となります。また、そのAIシステムは、運転手へルートや乗車人数、受け取る金額等を積載されたタブレットに通知し、運転手は指示されたコースで指示された予約者を乗車させ、目的地まで連れて行くこととしております。毎回の予約の締切時間を設定することによって、時間内に複数人の対応ができることになっております。イメージはこういう感じでありまして、また、スマホを持っていない人は、直接運行業者へ電話予約をしていただいて、運行事業者がシステムに入力し、対応するということを想定しております。これによって、運転カバーといいますか、その地域についてですけれども、予約に応じて所定の停留所を迂回させる運行型となったりしまして、きめ細やかに停留所を増やすことができるために、停留所までの距離が近くなったり、そういう利便性の向上が期待できるとして考えております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 6款につきましては主幹が答弁いたします。環境産業部主幹。     (環境産業部主幹 工藤 力君 登壇) ◎環境産業部主幹(工藤力君) 安岡議員の御質問にお答えします。ハザードマップ作成の経緯ということでございましたが、ハザードマップにつきましては、秋田県で県独自の基準で防災重点ため池を定めて、県内全域を対象にハザードマップを作成してきておりました。このような中で、令和元年に農業用ため池の管理及び保全に関する法律が施行されまして、防災重点ため池の新しい基準についても定められ、県の基準以外にも新たに選定されたため池が出てきました。また、この法の中では、市町村が責任を持ってハザードマップを作成することとされておりますので、国の農業水路等長寿命化防災減災事業費交付金という交付金を活用してハザードマップを作成するものです。 どういうふうに生かされるのかということでございますが、ハザードマップを作成することによりまして、ため池が決壊した場合の浸水区域の特定をいたしまして、その場合の避難経路等々を作成することにより、周辺住民の避難対策、それから、緊急連絡網により周辺の住民や、それから近隣の学校、こういったものへの連絡等々を取るような体制を取っていけることになると思います。こういったことから、決壊による被害の防止効果につながるものと考えております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 安岡明雄さん。 ◆12番(安岡明雄君) 御説明ありがとうございました。1点だけ再質問させていただきます。AIでの実証実験の御説明をお聞きするにつけ、大変大きな効果が期待されるなというふうに聞いておりました。南部地区ということでの実証実験ではございましょうけれども、オンデマンド交通の政策上、これはどんどん広がっていけばありがたいかなというふうな思いで聞いておりましたので、その辺の考え方について再質問させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(菅原隆文君) 環境産業部長。     (環境産業部長 尾張政克君 登壇) ◎環境産業部長尾張政克君) 安岡議員の再質問にお答えいたします。今後のというところにかかってくるかと思いますけれども、今回は南部地域でありますけれども、今後、広くAIによって運行の地域をカバーを広く設定できるということから、公共交通の空白地域、そういうところの解消にも役立てればいいかなということで、今、検討を進めているところであります。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を行います。12番安岡明雄さん。 ◆12番(安岡明雄君) 1点だけお聞きしたいと存じます。教育費のGIGAスクール事業費であります。この件に関しましては、いろいろ報道されておりますし、関心も高い事業であるかと存じます。学びの個別最適化や授業時間の効率化もAI技術の浸透などで情報やデータを扱う力がつくと期待されているというふうに承知しております。課題とすれば、1人1台のタブレットを使ってどういう授業をするのか。そのために先生方をはじめ、どんな研修をして、どのようなソフトを使うのか。教える先生方をフォローするICTの指導員等の確保は必要となるのかというところが重要なポイントかなと思いますので、その辺ちょっと考え方を確認したいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(菅原隆文君) 教育部長。     (教育部長 石川佳英君 登壇) ◎教育部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。まず、どのような授業を行うのかということでありますが、これまではグループ学習の際に、模造紙にみんなで寄せ書きのように順番で発表資料をまとめていたことが、それぞれのタブレット上で行う一つの資料で集約することができます。また、先生は瞬時にグループや個人の進捗状況を確認することができます。また、映像や画像、音声を手元で自在に活用することで、五感をフルに働かせた学びが可能となるほか、ネット検索や教科書に掲載されているQRコード等からデジタル教材を活用することが容易にでき、必要な情報を自分で取捨選択できるようになります。 それから、教員の研修についてでありますけれども、これにつきましては、県教育委員会や市教育委員会において実施することになると思いますけれども、場合によっては民間講師による研修等も考えていきたいと考えております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 安岡明雄さん。 ◆12番(安岡明雄君) 御説明ありがとうございました。GIGAスクールに関しまして、様々な各地の事例が、情報が流れております。熊本市においては、熊本地震の経験を生かして、Wi-Fi環境がなくても端末で遠隔教育ができるとか、そういったセルラーモデルのiPadを導入しているというふうにもお聞きします。6月4日の北羽新報紙の特集にも書かれておりました。それを見ますと、まずは学習方法の確立が必要だということで、他の自治体の先行事例を参考にしながらということでありまして、一般質問の教育長の御答弁でも、豊島区との連携の中で考えていきたいということでありますので、そういった家庭でのオンライン学習について、同時並行で検討されるのか、その辺の考え方についてちょっと教えていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(菅原隆文君) 教育部長。     (教育部長 石川佳英君 登壇) ◎教育部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。家庭でのオンライン授業につきましては、まず、オンライン学習にはあらかじめ録画をしていた授業の様子の動画等をアップロードして、児童生徒がそれを再生する一方向型授業と、リアルタイムで授業を行う双方向型授業があります。教育委員会では、一方向型のほうが児童生徒が好きな時間に視聴が可能であること、分からないところを繰り返し視聴が可能であることから、まずは一方向型授業に取り組んでまいりたいと考えおります。 あと、学習のソフトにつきまして、現在、教育専門監を中心に授業ビデオの撮影を行いまして、授業コンテンツの蓄積を図っておりますが、まだ十分ではないことから、県や他市町村と連携して取り組んでまいりたいと考えております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑はありませんか。11番落合康友さん。 ◆11番(落合康友君) GIGAスクールについてですけれども、タブレット導入による教職員の多忙化について1点お伺いいたします。タブレットの導入については何も異論はないのですけれども、予定より前倒しの導入になって、現場において非常に混乱があるのかなと推測しておりますけれども、やはり慣れないこととなりますので、今でさえ学習指導要領の改訂とかで教職員の皆さん、また仕事の内容が増えているかと思うのですけれども、例えば、このタブレットの導入によって、放課後自主的に勉強したりとか、今でさえ自宅に持ち帰っての学校の業務というのもあるというふうにお伺いしていますけれども、今回の導入によって教職員の多忙化の一因になるのではないかなと懸念をしておるのですけど、その点についての対応、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(菅原隆文君) 教育部長。     (教育部長 石川佳英君 登壇) ◎教育部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。教職員に対するサポートにつきましては、議員のおっしゃるとおり必要だと考えております。ただ、このタブレットを利用することによって、今後、資料作りを省略できるなど、そういったことが考えられますので、多忙化の防止にもつながるのではないかと考えております。以上であります。 ○議長(菅原隆文君) 落合康友さん。 ◆11番(落合康友君) 今後、将来的にタブレットの導入が多忙化の解消につながるのであろうなと、私もその点は考えておりますけど、やはり導入段階におきまして、教職員の方々の業務増につながるのではないかと懸念しておりますので、教育長もこの多忙化解消に向けては前向きに取り組まれておりますので、ぜひその点、最大の配慮をしていただきたいなと思います。以上です。 ○議長(菅原隆文君) 他に質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第61号令和2年度能代市一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と歳出1款議会費、2款総務費中1項総務管理費は総務企画委員会に、3項戸籍住民基本台帳費は文教民生委員会に、6項監査委員費は総務企画委員会に、3款民生費、4款衛生費中1項保健衛生費は文教民生委員会に、3項清掃費は産業建設委員会に、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は産業建設委員会に、10款教育費は文教民生委員会にそれぞれ付託いたします。----------------------------------- △日程第12 議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算 ○議長(菅原隆文君) 日程第12、議案第62号令和2年度能代市国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第62号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第13 議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算 ○議長(菅原隆文君) 日程第13、議案第63号令和2年度能代市介護保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(菅原隆文君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 質疑なしと認めます。よって、議案第63号は文教民生委員会に付託いたします。----------------------------------- △日程第14 請願陳情4件 ○議長(菅原隆文君) 日程第14、請願陳情についてでありますが、今定例会で受理した請願陳情は、お手元の文書表のとおり、整理番号第33号から第36号までの4件であります。以上の4件はそれぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(菅原隆文君) 御異議なしと認めます。よって、以上の4件はそれぞれの所管委員会に付託いたします。-----------------------------------
    ○議長(菅原隆文君) 本日はこれをもって散会いたします。明18日と19日は各常任委員会、20日と21日は休会、22日は議会基本条例策定特別委員会、23日は休会とし、24日定刻午前10時より本会議を再開いたします。                        午前11時36分 散会...