能代市議会 2020-03-11
03月11日-04号
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第5号は
総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第5 議案第6号能代市
中小企業融資あっせんに関する条例の一部改正について
○議長(渡辺優子君) 日程第5、議案第6号能代市
中小企業融資あっせんに関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 議案第6号能代市
中小企業融資あっせんに関する条例の一部改正について御説明いたします。本案は、新たに創業者融資を追加するとともに、一般企業融資及び
小規模企業融資の限度額を引き上げようとするものであります。 改正内容でありますが、第2条は定義で、中小企業者及び小規模企業者の定義を整理し、創業者の定義を追加しております。 第4条は融資の種類及び限度額等の規定でありますが、第1項で融資の種類に「創業者融資」を追加し、第2項で一般企業融資と
小規模企業融資の融資の額の限度を、1,500万円から2,000万円に引き上げるとともに、創業者融資の限度額を1,000万円と定めております。また、2以上の種類の融資を合わせて貸付けする場合における合計額の限度を2,000万円と定めております。第3項は、条文の整理により貸付期間の定めとなっております。 第5条は申請者の資格の規定でありますが、一般企業融資及び
小規模企業融資についての規定を整理し、創業者融資についての定めを追加しております。 附則でありますが、第1項は施行期日について定めており、この条例は、令和2年4月1日から施行することとしております。 第2項は経過措置について定めており、この条例による改正後の第4条第2項の規定、これは融資の限度額についての規定でありますが、この規定は、この条例の施行の日以後になされた融資あっせんの申請について適用し、同日前になされた融資あっせんの申請における限度額については、なお従前の例によることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第6号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第6 議案第7号能代市が管理する市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について
○議長(渡辺優子君) 日程第6、議案第7号能代市が管理する市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第7号能代市が管理する市道の構造の技術的基準等を定める条例の一部改正について御説明いたします。本案は、道路構造令の一部改正に伴い、自転車通行帯に関する基準を新たに規定し、自転車道の設置基準を改めようとするものであります。 初めに改正の概要でありますが、市道の構造の技術的基準については、道路法第30条第3項の規定により、道路構造令に定める基準を参酌して定めることとされております。今回、自転車対歩行者の事故件数を抑制するため、比較的幅員が狭くて済む自転車通行帯を新たに位置づけたほか、自転車道の設置基準など、道路構造令の改正に合わせ、条文について改めようとするものであります。 主な改正内容について御説明いたします。第2条は定義等に関する規定で、第1項第14号の次に、車道に設けられる帯状の「自転車通行帯」について新たに追加するものであります。 第8条の2は自転車通行帯の設置基準に関する規定を新たに追加するもので、自動車及び自転車等の交通量が多い第3種、第4種の道路において、自転車通行帯を車道の左端寄りに設けることとしております。幅員については「1.5メートル以上」とし、「地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、1メートルまで縮小することができる。」としております。 第9条は自転車道の設置基準に関する規定で、従来からの設置基準に「設計速度が1時間につき60キロメートル以上であるもの」を追加しております。 その他、関係条文において所要の改正を行っております。 なお附則において、この条例は、公布の日から施行することとし、改正前の本条例の規定により、新設または改築中の市が管理する市道については、なお従前の例によることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。3番菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 交通量の多い所、3種4種とは例えばどのくらいの道路なのかちょっとこれだけでは分からないのですけれども、部分的に狭くなっている道路もあるのではと思いますが、そういう所も通行帯を造っていくのかどうか。やむを得ない場合においては、1メートルまで縮小することができるというふうになっておりますけれども、こういった状況で安全に自転車の通行ができるのかどうか。ちょっとそこのところが心配なので、それをどこまでやり切れるのか、そこら辺がちょっと曖昧だなと思うので、教えてください。
○議長(渡辺優子君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 菊地議員の御質問にお答えいたします。交通量が多いというような関係ですが、自動車に関しましては1日当たり4,000台、自転車等に関しましては500台以上の交通量という形になってございます。3種4種の道路につきましては、3種の部分が例えば市街地部分、それから第4種に関しては都市部の市街地、この辺の道路という形になります。この規定に関しましては、あくまでもこれから造る道路が基準となっておりまして、従前出来上がっている、今現在工事をしている市道に関しましては関係がございませんが、今後必要に応じて設置する場合は、県の公安委員会のほうと協議を行いながら進めることになるというふうに考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第7号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第7 議案第8号能代市
道路占用料徴収条例の一部改正について
○議長(渡辺優子君) 日程第7、議案第8号能代市
道路占用料徴収条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第8号能代市
道路占用料徴収条例の一部改正について御説明いたします。本案は、道路法施行令の一部改正により、道路占用料が見直されることに伴い、市道の占用料の額について改正しようとするものです。 改正の内容について御説明いたします。物件ごとに道路占用料を定めている別表について、道路法施行令の一部改正に合わせ改めております。その主なものとして、別表道路法第32条第1項第1号の電柱、電話柱類や、第2号地下埋設の管類など、占用料が定額の占用物件のほとんどについて額を引き上げております。 なお附則において、この条例は、令和2年4月1日から施行することとし、経過措置として、執行の日前から継続する道路占用について、令和2年度の額は、改正前の占用料の額に1.2を乗じた額とし、その額が改正後の占用料の額を超える場合は、改正後の占用料の額とすることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第8号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第8 議案第9
号能代市営住宅管理条例及び
能代都市計画事業萩の台線地区土地区画整理事業施行規程を定める条例の一部改正について
○議長(渡辺優子君) 日程第8、議案第9
号能代市営住宅管理条例及び
能代都市計画事業萩の台線地区土地区画整理事業施行規程を定める条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第9
号能代市営住宅管理条例及び
能代都市計画事業萩の台線地区土地区画整理事業施行規程を定める条例の一部改正について御説明いたします。本案は、民法の一部改正において法定利率が見直されたことに伴い、利率に関する規定を改めようとするものであります。 それでは、改正の内容について御説明いたします。第1条は
能代市営住宅管理条例の一部改正であります。同条例第38条は住宅の明渡し請求についての規定で、同条第3項は不正行為による入居者に対し明渡しの請求を行ったとき、家賃を基準とした額に加算した額を徴収することについて定めておりますが、公営住宅法の一部改正により、入居した日から請求の日までの期間における徴収金の計算に用いる利率が改正されたことに伴い、規定する利率「年5分の割合」を「法定利率」に改めるものであります。 第2条は
能代都市計画事業萩の台線地区土地区画整理事業施行規則を定める条例の一部改正であります。同条例第23条は清算金の分割徴収及び分割交付についての規定で、同条第2項は清算金を分割徴収する場合の利子の利率を、同条第3項は清算金を分割交付する場合の利子の利率を定めておりますが、
土地区画整理法施行令の一部改正により、それぞれ規定する利率「年6パーセント」を「法定利率」に改めるものであります。 次に、同条例第25条は督促手数料についての規定で、同条第2項は督促状の送付に要する手数料を定めておりますが、2項中「80円」を「
土地区画整理法施行規則第17条に規定する額」に改めるものであります。 なお附則において、この条例は、令和2年4月1日から施行することとし、改正前の
能代市営住宅管理条例第38条第3項の規定により、到来した支払期に係る利息については、なお従前の例によることとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第9号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第9 議案第10号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について
○議長(渡辺優子君) 日程第9、議案第10号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第10号能代市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について御説明いたします。本案は、地方自治法の一部改正に伴い、議会の同意を要する賠償責任の免除についての引用条文を改めようとするものであります。 改正の内容について御説明いたします。第6条で地方自治法の規定を引用しておりますが、同法の一部改正により条番号が変更になったため、同条中「第243条の2第8項」を「第243条の2の2第8項」に改めるものであります。 なお附則において、この条例は令和2年4月1日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第10号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第10 議案第11号能代市
簡易水道事業特別会計への繰入れについて
△日程第11 議案第12号能代市
農業集落排水事業特別会計への繰入れについて
△日程第12 議案第13号能代市
浄化槽整備事業特別会計への繰入れについて
○議長(渡辺優子君) 日程第10、議案第11号能代市
簡易水道事業特別会計への繰入れについて、日程第11、議案第12号能代市
農業集落排水事業特別会計への繰入れについて、日程第12、議案第13号能代市
浄化槽整備事業特別会計への繰入れについて、以上の3案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第11号、12号、13号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第13 議案第14号令和元年度能代市
一般会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第13、議案第14号令和元年度能代市
一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 議案第14号令和元年度能代市
一般会計補正予算(第8号)について御説明いたします。まず、条文の第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5億5165万4000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ283億3920万円と定めております。 第2条では継続費の変更を第2表のとおり、第3条では繰越明許費の追加を第3表のとおり、第4条では債務負担行為の変更を第4表のとおり、第5条では地方債の追加及び変更を第5表のとおり定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入でございますが、1款市税3項軽自動車税は323万6000円の減額で、軽自動車税が100万円の減額、環境性能割が223万6000円の減額であります。4項市たばこ税は100万円の減額であります。 2款地方譲与税1項地方揮発油譲与税は1,000万円の減額、2項自動車重量譲与税は1,700万円の追加、3項特別とん譲与税は200万円の追加であります。 3款利子割交付金1項利子割交付金は600万円の減額、5款株式等譲渡所得割交付金1項株式等譲渡所得割交付金は100万円の追加、6款地方消費税交付金1項地方消費税交付金は5,400万円の減額、7款自動車取得税交付金1項自動車取得税交付金は800万円の追加、8款環境性能割交付金1項環境性能割交付金は174万2000円の減額であります。 12款分担金及び負担金1項負担金は32万4000円の減額で、能代市東土地改良区総代選挙費負担金25万7000円の減額が主なるものであります。 13款使用料及び手数料1項使用料は95万円の追加で、向能代金山墓地公園永代使用料90万円の計上が主なるものであります。3項証紙収入は3万5000円の追加で、家庭系廃棄物処理手数料の追加であります。 14款国庫支出金1項国庫負担金は2692万7000円の減額で、障害者自立支援医療費負担金1,167万円の減額、施設型給付費負担金2,200万円の減額、保護費負担金1860万3000円の追加が主なるものであります。2項国庫補助金は1億3871万6000円の減額で、福祉商品券事業費補助金5138万7000円の減額、
社会資本整備総合交付金を関係費目に計上しており、総額7507万9000円の減額が主なるものであります。3項国庫委託金は60万7000円の減額で、参議院議員選挙委託金64万7000円の減額が主なるものであります。 15款県支出金1項県負担金は2851万6000円の減額で、国民健康保険保険基盤安定負担金1027万9000円の減額、施設型給付費負担金1,000万円の減額が主なるものであります。2項県補助金は1億2572万5000円の減額で、認定こども園施設整備交付金1993万9000円の減額、機構集積協力金事業費補助金1億907万7000円の減額、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金5029万7000円の追加が主なるものであります。3項県委託金は446万円の減額で、経済センサス委託金104万7000円の減額、能代工業団地管理業務委託金114万4000円の減額が主なるものであります。 16款財産収入1項財産運用収入は43万1000円の追加で、一時土地貸付料であります。2項財産売払収入は1,166万円の追加で、間伐材売払収入867万2000円の計上が主なるものであります。 17款寄附金1項寄附金は50万3000円の追加で、農業農村整備寄附金39万円の計上が主なるものであります。 18款繰入金1項基金繰入金は2億2907万9000円の減額で、財政調整基金繰入金2億1531万5000円の減額が主なるものであります。なおこれによりまして、3月補正後の財政調整基金の残高は50億3708万4000円となり、うち一般分が49億8014万1000円となります。 20款諸収入3項貸付金元利収入は46万5000円の追加で、奨学金貸付金返還金であります。4項受託事業収入は216万3000円の減額で、児童福祉施設受託金184万3000円の減額が主なるものであります。5項雑入は1229万7000円の追加で、秋田県後期高齢者医療広域連合負担金返還金1571万1000円の計上が主なるものであります。 21款市債1項市債は2,650万円の追加で、県営ほ場整備事業(負担金)債7,820万円の追加、道路整備事業債3,790万円の減額、市営住宅整備事業債5,150万円の減額、臨時財政対策債(平成15年度借入)借換債6,880万円の計上が主なるものであります。 次に、歳出について御説明いたします。2款総務費1項総務管理費は4933万5000円の減額で、一般管理費2,090万円の減額、情報化推進費764万7000円の減額、地域おこし協力隊事業費692万5000円の減額、二ツ井町庁舎管理費338万7000円の減額が主なるものであります。2項徴税費は920万1000円の減額で、市税賦課費916万6000円の減額が主なるものであります。3項戸籍住民基本台帳費は156万9000円の追加で、個人番号カード等交付事業費198万1000円の追加が主なもるものであります。4項選挙費は280万2000円の減額で、参議院議員選挙費200万2000円の減額が主なるものであります。5項統計調査費は208万5000円の減額で、経済センサス費104万7000円の減額が主なるものであります。 3款民生費1項
社会福祉費は9018万7000円の減額で、障害者自立支援医療費2333万9000円の減額、福祉商品券事業費5138万7000円の減額、秋田県後期高齢者医療広域連合負担金747万4000円の減額が主なるものであります。2項児童福祉費は1億1425万9000円の減額で、保育所等施設整備費補助金2990万8000円の減額、児童扶養手当費3050万9000円の減額、子ども・子育て支援事業費(施設型給付費・委託費)1,800万円の減額が主なるものであります。3項生活保護費は9799万8000円の追加で、過年度国庫負担金等返還金6285万1000円の計上、生活保護費3514万7000円の追加であります。4項国民年金費は153万2000円の減額で、国民年金事務費であります。 4款衛生費1項保健衛生費は2520万6000円の減額で、母子保健事業費424万9000円の減額、子ども・妊婦等予防接種費1189万1000円の減額が主なるものであります。2項環境衛生費は1810万2000円の減額で、下水道事業会計繰出金1,410万円の減額が主なるものであります。3項清掃費は1,577万円の減額で、指定ごみ袋等管理費931万3000円の減額、日影沢最終処分場管理費494万8000円の減額が主なるものであります。4項水道費は727万7000円の減額で、
簡易水道事業特別会計繰出金701万6000円の減額が主なるものであります。 5款労働費2項労働諸費は17万8000円の追加で、就業支援事業費であります。 6款農林水産業費1項農業費は2280万1000円の減額で、農業夢プラン事業費補助金1387万2000円の減額、機構集積協力金事業費1億907万7000円の減額、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金5715万1000円の追加、県営ほ場整備事業費7517万2000円の追加が主なるものであります。2項林業費は1598万3000円の減額で、林道改良事業費350万円の減額、森林経営管理事業費425万1000円の減額が主なるものであります。 7款商工費1項商工費は2,964万円の減額で、商店街活性化対策事業費464万8000円の減額、就業等移住支援事業費補助金500万円の減額、地域振興券発行事業費補助金1116万9000円の減額が主なるものであります。 8款土木費1項土木管理費は1315万8000円の減額で、浄化槽設置整備事業(個人設置型)補助金1161万8000円の減額が主なるものであります。2項道路橋りょう費は8860万1000円の減額で、浸水対策事業費730万3000円の減額、道路交付金事業費7234万6000円の減額が主なるものであります。3項河川費は190万4000円の減額で、河川維持費176万2000円の減額が主なるものであります。5項都市計画費は2,194万円の減額で、下水道事業会計繰出金等1667万2000円の減額が主なるものであります。6項住宅費は1億2069万2000円の減額で、公営住宅等長寿命化事業費1億1276万7000円の減額が主なるものであります。 9款消防費1項消防費は953万7000円の減額で、能代山本広域市町村圏組合負担金941万5000円の減額が主なるものであります。 10款教育費1項教育総務費は1126万3000円の減額で、事務費520万2000円の減額、車両管理費409万1000円の減額、学校体育連盟等補助金222万3000円の減額が主なるものであります。2項小学校費837万7000円の減額は、小学校管理費812万円の減額が主なるものであります。3項中学校費867万7000円の減額は、中学校管理費404万7000円の減額、グラウンド芝生化事業費427万3000円の減額が主なるものであります。4項
社会教育費は357万9000円の減額で、能代山本広域市町村圏組合負担金142万5000円の減額が主なるものであります。5項保健体育費は1153万3000円の減額で、落合テニスコート整備事業費1070万5000円の減額が主なるものであります。 12款公債費1項公債費5204万2000円の追加は、長期債元金7071万3000円の追加、長期債利子1867万1000円の減額によるものであります。 予算書にお戻りいただきたいと思います。第2表継続費補正は変更で、6款農林水産業費2項林業費、森林経営管理事業費の令和元年度の年割額を661万5000円から435万6000円に、令和2年度の年割額を878万5000円から1016万4000円に変更し、あわせて継続費の総額についても変更するものであります。10款教育費4項
社会教育費、文化会館改修事業費は、令和元年度の年割額を1億7422万6000円から1億7377万2000円に、5項保健体育費、落合テニスコート整備事業費は、令和元年度の年割額を2億1417万6000円から2億347万1000円にそれぞれ変更し、あわせて、それぞれの継続費の総額を変更するものであります。 第3表繰越明許費補正は追加で、その主なるものは、4款衛生費4項水道費の、水道事業会計繰出金5674万4000円、6款農林水産業費1項農業費、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金7790万8000円、県営ほ場整備事業費1億4350万円、8款土木費2項道路橋りょう費、道路交付金事業費1億979万4000円であります。 第4表債務負担行為補正は変更で、人事給与システム更新等事業費の限度額を4,616万円から、4,398万円に変更するものであります。 第5表は地方債補正で、1の追加は、低公害車購入事業債は限度額が90万円、ネットワーク型園芸拠点整備事業費(補助金)債は限度額が670万円、林道専用道整備事業債は限度額が290万円、
民有林整備促進事業債は限度額が2,520万円、臨時財政対策債(平成15年度借入)借換債は限度額が6,880万円で、いずれも、起債の方法は証書借入れまたは証券発行、利率は3%以内、償還の方法は記載のとおりであります。2の変更は、市債の補正に伴い限度額を改めるものであります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。5番畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 繰越明許費の補正についてお伺いいたしたいと思います。中身の部分ではなくて、今回繰越明許になった理由で、もしかしたら入札の不落だとか、そういった部分もあるのではないかなと思いますけれども、そういったものがどれだけあるのかお知らせ願いたいと思いますし、これは何か最近非常に不落が多いというお話は伺っているのですけれども、この理由についてお知らせ願いたいと思います。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 畠議員の御質問にお答えいたします。繰越明許費のうち入札の不調により契約できなかったものについてでございますが、6款の林道改良事業費、それから8款の浸水対策事業費、改良事業費。こういったものが不調により繰り越された主なものとなっております。それから不調になった理由でございますが、県、国、市の事業が重なったこと、各企業において人材がそれぞれ事業に取られて人材がおらなくて入札に応じられないというふうなことがありまして、不調になったものが多くあったというふうになっております。
○議長(渡辺優子君) 畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 今御説明いただきまして、不調になった理由が人材の部分だとか、国、県と工事が重なった部分だというのですけれども、今後これはずっとあり得る、今後ますます出てくる可能性のある部分ではないかと。結局、繰越明許になったということは、今年度中にできなかったものがこういう形になって、来年度にやらなければ駄目だと。またそれが繰り返しのような状況になっていくのではないかな、積み重なっていくのではないかな、という気がいたします。人材の問題だとか、そういう問題は根幹からやはり考えていかなければ駄目な問題ではないかなと思いますし、また、入札のやり方自体をどうしなければ駄目かという部分も、もう少し精査しなければ駄目な問題ではないかなと思いますが、お考えをお伺いいたします。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 畠議員の再質問にお答えいたします。今畠議員のおっしゃったとおり、今の状態でありますと、今後もずっとこういった形が続いていくというふうに思われますので、市といたしましてはその対策といたしまして、契約検査課を中心に、例えば工事費の発注の方法を見直したり、何とか不調にならないような対策を今考えておりますので、そういった形で対応していきたいと考えております。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。3番菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 2款総務費3項戸籍住民基本台帳費、個人番号カード等の交付事業ですけれども、これはどこまで進んでいるのか。また、交付されている……。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さんに申し上げます。ただいまは歳入についての部分でございます。 ほかに質疑ありませんか。11番落合康友さん。
◆11番(落合康友君) 継続費についてお尋ねいたします。森林経営管理事業費についてお尋ねいたします。当事業につきましては令和元年度より森林環境譲与税の譲与開始に伴いまして始動した事業で、2年度にわたる事業だと認識しておりますけれども、現在の当事業の進捗度、そして新年度の取組はどのようになっていくのかお知らせ願います。
○議長(渡辺優子君)
環境産業部主幹。
◎
環境産業部主幹(工藤力君) ただ今の森林経営管理事業について御説明いたします。本事業は市内の森林の基礎情報の収集、管理状況の現地確認、森林所有者や森林境界の特定等を行い、経営管理権集積計画を作成して進めていくこととしております。その手順として、まずは市内全民有林を対象とした机上調査になりますが、全体森林調査を実施し、市内の森林を15から20ブロックに分ける必要があります。その後対象森林を抽出して現地の管理状況調査、所有者の配置図を作成する森林経営管理状況調査、その中の主に杉林を対象として森林境界調査。これらの調査を踏まえて、管理が行き届いていない森林の所有者へ、今後の森林管理の意向を確認する森林経営管理意向調査。この4つの調査を行った後で対象となる森林を抽出し、経営管理権集積計画を作成することで、森林の整備に着手することになります。今年度より2カ年をかけて集積計画を作成する業務委託を実施しておりますが、現在は全体森林調査の作業を行っているところで、本年度内にこの調査が終了する見込みであります。令和2年度にはその全体調査の中の一部分を抽出して、先ほど申しました森林経営管理状況調査、森林境界調査、森林経営管理意向調査、そして経営管理権集積計画の作成に順次進む予定としております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 落合康友さん。
◆11番(落合康友君) 集積を進めていくということでありましたけれども、整備を進めるに当たって有望な地域を優先的に抽出されていくものなのかなと思うのですけれども、そういった地権者に対するアンケート調査であったり、そういったものを進めていくのでしょうか。そうすると整備のほうはまだ先になる見通しなのでしょうか。
○議長(渡辺優子君)
環境産業部主幹。
◎
環境産業部主幹(工藤力君) 現在はまだ調査の段階で本年度、全体調査の中で15から20ブロックくらいのブロック分けを実施しようとしております。このブロックの中から一部を抜き出して、その後境界調査やら意向調査を進めていくわけですけれども、森林の整備の着手となると、この調査が全て終わった後で計画を策定し、その計画を基に進めていくことになりますので、もう少し時間を要するのかなと感じております。まずこの調査については全国一斉に始まったものでありまして、まだ実績等が出ておりません。本市でも今年度、来年度、こういった調査を踏まえて、どのくらいのコスト、労力、時間がかかるのか、検証していきながら今後の展開をしていきたいと考えております。計画が策定した後で整備を進めるわけですけれども、整備するには所有者の同意等を取り付けなければなりません。この同意にもどのくらいの時間を要するのかまだ見当つかない状況ですので、条件が整い次第、森林の整備に着手したいと考えております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 落合康友さん。
◆11番(落合康友君) 当事業の集積を進めるに当たりまして、様々な課題があったものと認識しております。まず財政的な面に関しては譲与税という財源があるので何一つ心配はないと思うのですけれども、お金はあれどこの事業を進める人手、森林組合が中心になるというふうに伺っておりますけれども、マンパワーのほうも十分であるのか。そして集約化を進めるに当たって、隣地の境界明確化など、様々な課題が累積していると思います。この事業に関しまして令和元年度より開始しまして能代市だけではなく全国の市町村におきまして、どう進めていくべきなのか、林野庁のほうでも具体的なガイドラインを示すわけでもなく、戸惑いが多いものであったと思いますけれども、この1年間におきまして、そういった課題解決に向けて何か新たな進展があったものかどうか、最後お伺いいたします。
○議長(渡辺優子君)
環境産業部主幹。
◎
環境産業部主幹(工藤力君) 新たな課題があったのかどうかという御質問でありますが、本当にまだ手探りの状態で、着手したばかりという状況ですので、課題についても、この調査委託業務を通して課題を洗い出したいというのがこちらの考えであります。森林組合とも何度も連絡調整を取りながらこれらの課題について洗い出しを進めている段階でございますので、来年度までのこの調査委託業務を検証しながら、その成果をもとに、それ以降の事業を進めてまいりたいと考えております。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出2款総務費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、4款衛生費について質疑を行います。16番武田正廣さん。
◆16番(武田正廣君) 民生費の福祉商品券の事業費の減額についてお尋ねしたいのですけれども、これが大きな金額で減額になっておりますけれども、全体の金額との比較で総事業費に対してどれぐらいの割合かということと、それからどのような形であったのかという状況の概況と、それから反響はどうであったのかということをちょっとお聞きしたいのですけれども。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。今回の補正の減額の割合ですが、48.1%となっております。販売のほうですがもう終了しておりますが、販売率は41.8%でありました。それから反響ということでありますが、私のほうには購入した方の声というのは届いておりません。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 武田正廣さん。
◆16番(武田正廣君) 半分にいっていないということで。一般的に地域振興券、以前ですとかなり好評で、全部売り上げるというような形の状況があったかと思うのですけれども、今回は国の政策というか、消費税の関係かと思いますけれども、一つは当地域であまり必要とされていなかったというふうに見るのか、それともPRとかそういった点で行き届いていなかったと見るのか、そういった点でどのようにお考えか、ちょっとお考えがありましたらお聞かせください。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。今回の福祉商品券事業につきましては、確かに販売率は41.8%でありましたけれども、平成27年に行ったプレミアムつき商品券の購入割合は36.5%でありました。そのときよりは上回っております。ですから必要な事業であったと思っております。ただこの事業につきましては、一旦自分でお金を用意して商品券を購入しなければならないという状況でありましたので、そういうこともあって、ちょっと購入率が低くなったのかなと思っております。それから周知につきましては、取扱い店舗の募集等については、ホームページへ掲載したほか、広報のしろには5回、北羽新報への広告を4回掲載しております。そのほか個別の通知も2回行っておりますので、周知については十分であったと思っております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。5番畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 今の武田議員の質問と同じですけれども福祉商品券事業について、まず40ちょっとぐらいの部分であったということで。いろいろな要因があろうかと、前にやったときも30何%で、まあ30何%から40何%でよかったという部分ではなかろうかと思いますけれども、これについてはやはり購入部分について非常に手続が面倒くさい部分もあったのではないかなと思いますし、また、取扱いできる店舗自体の、1回商品券をもらって換金するまでの時間のスパンだとかそういった問題もあったのではないかなと思いますので、ぜひ、なぜこういう部分になったのか、もう少し精査する必要があるのではないかなと思いますが、お考えをお伺いします。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。今回の商品券につきましては、低所得者の方については一度引換券というのを申請していただいて、その次にまた商品券と交換するという手続があって、確かに手続がちょっとかかったかなということは思っております。ただ、実際に引換券を持っているにもかかわらず、商品券に換えていただけなかった方もおりますので、そういうところはもう少し改善する方法があったのかなと思っております。精査する必要があったのではないかという御質問でありますが、これについては市単独の事業ではなくて、国の事業でありましたので、市としてもこれ以上国と違った方法で実施するわけにもいかなかったということもあろうかと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 確かにおっしゃるように、国の事業ですけれども、では国は何のためにやっているかというと、地方自治体のためにこういう事業をやっているわけですから、地方自治体で実際こういう部分をやって、効果が非常に薄かったという部分があるならば、国のほうにきちんともう少しこういう部分をやったほうがいいのではないかとか、そういう結果みたいなものをきちんと訴えかけるべきではないかと思います。でなければ、なかなか地方の声が国に届かずに、結局どこの地域も、もしかしたら同じような結果かもしれませんけれども、そういう声は一つ一つの地方自治体が出していくべきではないかと思いますが、お考えをお伺いします。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。この事業につきましては今後の実績報告等で報告が求められると思いますので、その中で国のほうにも、こう改善したほうがいいというものを報告したいというふうに思います。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、5款労働費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費、7款商工費について質疑を行います。3番菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 7款商工費2項のところの地域振興券発行事業費補助金の減額と、その次の個人番号カード利用環境整備事業費の減額について、もう少し詳しくお知らせ願います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) お答えいたします。まず地域振興券発行事業費補助金の減額についてであります。本事業は能代商工会議所及び二ツ井商工会が実施主体となりまして、地域振興券を2億2000万円発行しようとしたものであり、これに対する補助金であります。補正前の事業費2959万4000円、補正額が1116万9000円の減額になります。販売金額については、販売率として53.5%の販売率だったことに伴う減額となっております。 続いて個人番号カード利用環境整備事業費でありますが、こちらは消費税率の引上げに伴う反動減対策として、2020年度に実施を予定しているマイナンバーカードを活用した消費活性化策の実施に向けた環境整備事務及びその準備事業として、マイナンバーカードの交付を促進し、マイキーID設定支援を行うものであります。こちらについては事業費として172万3000円を用意しておりましたが、こちらもIDの設置件数等が少ないこともありまして、106万9000円を、実績に伴う減額をしようとするものであります。以上です。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 地域振興券発行事業費に関して53.5%ということで、この状況に関してどのように今後この補助金の活用とかがいろいろ、私はやはりこれでは地域の経済に貢献しているとはちょっと思わないのですが、この件に関していろいろその後のことを検討しているのか。それから個人番号カード利用環境整備事業費ですけれども、発行も私は少ないと思うのですけれども、これを利用するための状況も、今は少ないという話でありましたけれども、この状態に関して、今後どのように考えているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) お答えいたします。地域振興券発行事業費補助金につきまして、今後の取組等の御質問だったと思います。まずこの発行が振るわなかった理由につきまして、事業実施主体であります商工会議所、二ツ井商工会では、振興券自体のこの事業に魅力を感じてもらえなかったのではないかという分析をしております。このことにつきまして、私どもの経験上のことも含めまして少し補足しますと、私どもの耳にしたところでありますが、過去のこの振興券の発行事業等の経験から、これを買うためには、とにかく混むと。そして並ばなければいけないというような意識がありまして、一度現金を用意して並んで、そこまでして買わなくてもいいのではないかというような声があったやに思っております。また、同時に進行しておりましたキャッシュレス決済によるポイント等の還元の事業が大々的に宣伝されたことによりまして、この商品券の発行に対する手続の煩わしさが少し顕著になったのではないかということで、半分売れ残ったということにつきましては、私どもも、事業主体の商工会議所あるいは商工会等でも残念には思っているところであります。今後の取組としては、こういった取組の手法についてそもそも考えなければならないのではないかなというような話合いを今しているところであります。いずれこちらについては今年度単年度の事業でありましたので、また今後の経済状況等を見ながら取組については考えられていくことになると思っております。 続きまして個人番号カード利用環境整備事業費につきまして、この少なかったことについてでありますが、個人番号カードにID設定をして買物等に利用することについてのPRがまず不足している部分もあります。また個人番号自体に対する不安等もあろうかと思っております。ということでこのことについては現時点では発行も少なく、ID設定も少なくなっておりますし、取扱い事業所も多分少ないはずであります。ということで今年度事業費については減額になりましたが、新年度についても事業費は盛られておりますので、国庫補助金を活用して新年度も取り組んでまいる予定であります。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) いずれにしても消費税の引上げによる影響を緩和したりとか、また、個人番号カードを交付していくために、あの手この手で国がいろいろと政策を出してきておりますけれども、何となくそれに翻弄されて、本当に地域の経済が活性化していく方向とか、また特に高齢者の多いこの地域の中で、この個人番号カードについては、情報が漏れていくことに対する不安もあって、なかなか進まないという今お話もありましたので、このような状況を実際に経験しているのですから、先ほども同僚議員もおっしゃったように、国へこういう状況をしっかりと知らせていく必要もあるのではないかなと考えますけれども、その点に関してちょっとそういった話はないのか、ちょっとその点に関してお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) お答えいたします。地域振興券発行事業費補助金につきましては、能代市単独事業になっておりますので、この後商工会議所あるいは二ツ井町商工会等と意見交換をし続けて、効果のある施策についてもこの後も検討してまいりたいと思っております。個人番号カード利用環境整備事業費につきましては、おっしゃるとおり国の事業であります。今はまだ取組の最中ということもありますが、実績を踏まえて不具合がある点につきましては、国に発言してまいりたいなと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、9款消防費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、12款公債費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第14号令和元年度能代市
一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と歳出2款総務費中1項総務管理費、2項徴税費は
総務企画委員会に、3項戸籍住民基本台帳費は文教民生委員会に、4項選挙費、5項統計調査費は
総務企画委員会に、3款民生費は文教民生委員会に、4款衛生費中1項保健衛生費は文教民生委員会に、2項環境衛生費から4項水道費までは
産業建設委員会に、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は
産業建設委員会に、9款消防費は
総務企画委員会に、10款教育費は文教民生委員会に、12款公債費は
総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。
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△日程第14 議案第15号令和元年度能代市
簡易水道事業特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第14、議案第15号令和元年度能代市
簡易水道事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第15号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第15 議案第16号令和元年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第15、議案第16号令和元年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第16号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第16 議案第17号令和元年度能代市浅内財産区
特別会計補正予算
△日程第17 議案第18号令和元年度能代市常盤財産区
特別会計補正予算
△日程第18 議案第19号令和元年度能代市鶴形財産区
特別会計補正予算
△日程第19 議案第20号令和元年度能代市檜山財産区
特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第16、議案第17号令和元年度能代市浅内財産区
特別会計補正予算、日程第17、議案第18号令和元年度能代市常盤財産区
特別会計補正予算、日程第18、議案第19号令和元年度能代市鶴形財産区
特別会計補正予算、日程第19、議案第20号令和元年度能代市檜山財産区
特別会計補正予算、以上の4案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第17号、第18号、第19号、第20号は
総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第20 議案第21号令和元年度能代市
国民健康保険特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第20、議案第21号令和元年度能代市
国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」「説明してください」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明を希望する声がありましたので、当局の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 議案第21号令和元年度能代市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明いたします。条文の第1条において、事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2591万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億1474万7000円と定めております。 予算の内容は事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、3款国庫支出金1項国庫補助金は178万2000円の追加で、
社会保障・税番号
制度システム整備費補助金であります。 4款県支出金1項県補助金は1億284万8000円の追加で、普通交付金9,500万円の追加、特別交付金721万8000円の追加が主なるものであります。 6款繰入金1項他会計繰入金は43万1000円の追加で、保険基盤安定繰入金425万円の減額、財政安定化支援事業繰入金468万1000円の追加であります。 8款諸収入3項雑入は2085万8000円の追加で、一般被保険者第三者納付金1,594万円の追加が主なるものであります。 次に、歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費は125万2000円の追加で、事務費であります。 2款保険給付費1項療養諸費は9,000万円の追加で、一般被保険者療養給付費であります。2項高額療養費は500万円の追加で、一般被保険者高額療養費であります。 3款国民健康保険事業費納付金1項医療給付費分、2項後期高齢者支援金分、3項介護納付金分は、補正額はありませんが、財源振替をいたしております。 5款保健事業費2項特定健康診査等事業費は553万3000円の減額で、特定健康診査事業費340万円の減額が主なるものであります。 8款諸支出金1項償還金及び還付加算金は8452万7000円の追加で、過年度国庫負担金等返還金であります。 9款予備費1項予備費は4932万7000円の減額であります。以上よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第21号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第21 議案第22号令和元年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第21、議案第22号令和元年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第22号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第22 議案第23号令和元年度能代市
介護保険特別会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第22、議案第23号令和元年度能代市
介護保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第23号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第23 議案第24号令和元年度能代市
水道事業会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第23、議案第24号令和元年度能代市
水道事業会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第24号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第24 議案第25号令和元年度能代市
下水道事業会計補正予算
○議長(渡辺優子君) 日程第24、議案第25号令和元年度能代市
下水道事業会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第25号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第25 議案第26号令和2年度能代市一般会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第25、議案第26号令和2年度能代市一般会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 議案第26号令和2年度能代市一般会計予算について御説明いたします。まず、条文の第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ278億7600万円と定めております。 第2条では、地方自治法第212条第1項の規定による継続費の経費の総額及び年割額を第2表のとおり定めております。 第3条では、地方自治法第214条の規定により債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額を第3表のとおり定めております。 第4条では、地方自治法第230条第1項の規定により起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を第4表のとおり定めております。 第5条では、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れの最高額を20億円と定めております。 第6条では、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合として、各項に計上した報酬(
会計年度任用職員の報酬に限る)、給料、職員手当、共済費及び旅費(会計年度職員の費用弁償に限る)に係る予算額に過不足を生じた場合における同一款内でのこれらの経費の各項の間の流用と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入でありますが、1款市税は60億3892万2000円の計上で、1項市民税23億1430万円の計上は、個人分が18億8010万円、法人分が4億3420万円で、前年度対比では1億4770万円の減となっております。2項固定資産税は31億952万6000円の計上で、固定資産税が30億9720万円、国有資産等所在市交付金が1232万6000円で、前年度対比では8111万2000円の増となっております。3項軽自動車税は1億8009万6000円の計上で、環境性能割が1059万6000円、種別割が1億6950万円で、前年度対比では589万4000円の増となっております。4項市たばこ税は4億3300万円の計上で、前年度対比では2,000万円の減となっております。5項入湯税は200万円の計上であります。 2款地方譲与税は3億2800万円の計上で、1項地方揮発油譲与税は6,400万円、2項自動車重量譲与税は1億9900万円、3項特別とん譲与税は2,400万円、4項森林環境譲与税は4,100万円の計上であります。 3款利子割交付金は200万円の計上で、1項利子割交付金も同額であります。 4款配当割交付金は1,100万円の計上で、1項配当割交付金も同額であります。 5款株式等譲渡所得割交付金は600万円の計上で、1項株式等譲渡所得割交付金も同額であります。 6款法人事業税交付金は4,800万円の計上で、1項法人事業税交付金も同額であります。 7款地方消費税交付金は12億6000万円の計上で、1項地方消費税交付金も同額であります。 8款環境性能割交付金は1,800万円の計上で、1項環境性能割交付金も同額であります。 9款地方特例交付金は2,800万円の計上で、1項地方特例交付金も同額であります。 10款地方交付税は85億円の計上で、1項地方交付税も同額で、普通交付税75億円、特別交付税10億円の計上であります。 11款交通安全対策特別交付金は500万円の計上で、1項交通安全対策特別交付金も同額であります。 12款分担金及び負担金は7181万1000円の計上で、1項負担金も同額で、老人福祉施設入所負担金2685万3000円、保育所入所負担金3495万7000円が主なるものであります。 13款使用料及び手数料は3億5866万4000円の計上で、1項使用料2億2955万円の計上は、保健センター使用料3813万7000円、市営住宅家賃1億3701万9000円が主なるものであります。2項手数料は5047万2000円の計上で、戸籍手数料1131万7000円、一般廃棄物処理手数料2299万1000円が主なるものであります。3項証紙収入は7864万2000円の計上で、家庭系廃棄物処理手数料であります。 14款国庫支出金は37億6707万4000円の計上で、1項国庫負担金30億7075万6000円の計上は、障害者総合支援給付費等負担金6億9870万2000円、児童手当負担金3億7536万4000円、施設型給付費負担金5億8778万6000円、保護費負担金11億626万9000円が主なるものであります。2項国庫補助金は6億8292万円の計上で、個人番号カード交付事業費補助金3140万9000円、子ども・子育て支援交付金は関係費目に計上しており、総額6,767万円であります。保育所等整備交付金4333万9000円、
社会資本整備総合交付金は関係費目に計上しており、総額4億3933万7000円が主なるものであります。3項国庫委託金は1339万8000円の計上で、国民年金事務委託金902万4000円が主なるものであります。 15款県支出金は23億3699万9000円の計上で、1項県負担金11億3895万8000円の計上は、障害者総合支援給付費等負担金3億4935万1000円、国民健康保険保険基盤安定負担金1億6927万8000円、後期高齢者医療保険基盤安定負担金1億6334万3000円、施設型給付費負担金2億7646万9000円が主なるものであります。2項県補助金は10億7766万1000円の計上で、福祉医療費補助金1億9346万4000円、機構集積協力金事業費補助金1億3646万円、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金2億823万5000円、多面的機能支払推進交付金1億7896万6000円が主なるものであります。3項県委託金は1億2038万円の計上で、個人県民税徴収委託金7,350万円、知事選挙委託金993万4000円、国勢調査委託金2487万1000円が主なるものであります。 16款財産収入は1291万3000円の計上で、1項財産運用収入613万2000円の計上は、土地貸付料365万6000円が主なるものであります。2項財産売払収入は678万1000円の計上で、土地売払収入512万円が主なるものであります。 17款寄附金は1億円の計上で、1項寄附金も同額で、ふるさと納税寄附金であります。 18款繰入金は19億8537万7000円の計上で、1項基金繰入金19億8482万7000円の計上は、財政調整基金繰入金14億8644万8000円、減債基金繰入金1億5531万1000円、地域振興基金繰入金1億4162万6000円、ふるさと納税基金繰入金1億532万6000円、ふるさと人材育成・定住促進奨学基金繰入金4,446万円が主なるものであります。なお、当初予算編成後の財政調整基金の残高でありますが、残高の総額は35億5121万9000円で、その内訳ですが、一般分が35億1804万5000円となります。2項財産区繰入金は55万円の計上で、檜山財産区繰入金であります。 19款繰越金は2億5000万円の計上で、1項繰越金も同額で、前年度繰越金であります。 20款諸収入は6億6914万円の計上で、1項延滞金、加算金及び過料642万8000円の計上は、延滞金及び加算金であります。2項市預金利子は1万9000円の計上であります。3項貸付金元利収入は4億2565万2000円の計上で、
中小企業融資あっせん預託金元利収入3億8003万8000円、奨学金貸付金返還金2180万5000円が主なるものであります。4項受託事業収入は938万7000円の計上で、老人福祉施設受託金565万円が主なるものであります。5項雑入は2億2765万4000円の計上で、北部地区水道整備関連工事費負担金4933万5000円、新たな一般廃棄物処理施設整備関連負担金1808万4000円、後期高齢者健診事業費補助金1323万9000円、スポーツ振興くじ助成金5,400万円が主なるものであります。 21款市債は20億7910万円の計上で、1項市債も同額で、過疎地域自立促進特別事業債は関係費目に計上しており、総額で1億6840万円、県営ほ場整備事業(負担金)債1億3570万円、森林・林業活性化総合支援事業(補助金)債2,000万円、道路整備事業債4億5000万円、学校施設整備事業債は合計で1億3250万円、グラウンドゴルフ場整備事業債6,570万円、臨時財政対策債6億3140万円が主なるものであります。これによる令和2年度末の市債残高の見込額は319億9636万7000円となります。また、地方債の現在高の見込みに関する調書は事項別明細書に記載しております。 次に、歳出について御説明いたします。1款議会費は2億741万6000円の計上で、1項議会費も同額で、議会活動に要する経費の計上であります。 2款総務費は25億8809万9000円の計上で、1項総務管理費20億8382万4000円の計上は、特別職及び職員人件費のほか、一般管理費1億7759万8000円、庁舎管理費6454万6000円、公共施設解体基金積立金5000万9000円、情報化推進費5699万2000円、住民情報システム運用事業費5979万4000円、ふるさと納税基金積立金1億1万6000円、能代山本広域市町村圏組合負担金1億2343万1000円、道の駅ふたつい施設管理費3267万7000円が主なるものであります。2項徴税費は2億2044万3000円の計上で、職員人件費のほか、市税賦課費3213万8000円が主なるものであります。3項戸籍住民基本台帳費は1億6640万9000円の計上で、職員人件費のほか、戸籍住民基本台帳費5671万7000円、個人番号カード等交付事業費3420万8000円が主なるものであります。4項選挙費は4057万9000円の計上で、職員人件費のほか、知事選挙費993万7000円が主なるものであります。5項統計調査費は3,690万円の計上で、職員人件費のほか、国勢調査費2487万7000円が主なるものであります。6項監査委員費は3994万4000円の計上で、監査委員及び職員人件費のほか、監査事務費であります。 3款民生費は101億8375万9000円の計上で、1項
社会福祉費54億4650万6000円の計上は、職員人件費のほか、障害福祉サービス等給付費13億9740万4000円、障害者等自立支援医療費9314万2000円、福祉医療事業費4億1303万2000円、養護老人ホーム運営費1億3788万1000円、国民健康保険特別会計繰出金4億3868万3000円、後期高齢者医療特別会計繰出金2億2141万9000円、秋田県後期高齢者医療広域連合負担金7億6780万円、介護保険特別会計繰出金11億6050万円が主なるものであります。2項児童福祉費は31億17万5000円の計上で、職員人件費のほか、保育所等施設整備費補助金6500万8000円、児童手当費5億4268万円、児童扶養手当費2億6373万6000円、子ども・子育て支援事業費(施設型給付費・委託費)12億6867万7000円、公立保育所運営費2億1929万円、放課後児童クラブ事業費1億6190万2000円が主なるものであります。3項生活保護費は16億622万5000円の計上で、職員人件費のほか、生活保護費14億7758万4000円が主なるものであります。4項国民年金費は2976万2000円の計上で、職員人件費が主なるものであります。5項災害救助費は109万1000円の計上で、災害救助費79万2000円が主なるものであります。 4款衛生費は19億588万4000円の計上で、1項保健衛生費5億7796万2000円の計上は、職員人件費のほか、保健センター健診事業費7,361万円、がん対策強化推進事業費8095万9000円、能代厚生医療センター運営費補助金3742万1000円、子ども・妊婦等予防接種費8670万2000円が主なるものであります。2項環境衛生費は1億7833万9000円の計上で、職員人件費のほか、下水道事業会計繰出金4,640万円、斎場費の施設管理費3402万6000円が主なるものであります。3項清掃費は10億526万1000円の計上で、職員人件費のほか、清掃費1億9647万2000円、塵芥処理費の能代山本広域市町村圏組合負担金3億6058万円、し尿処理費の能代山本広域市町村圏組合負担金2億4010万円が主なるものであります。4項水道費は1億4432万2000円の計上で、水道事業会計繰出金5396万8000円、
簡易水道事業特別会計繰出金8670万9000円が主なるものであります。 5款労働費は3817万3000円の計上で、1項労働施設費2207万4000円の計上は、勤労青少年ホーム費の施設管理費694万3000円、働く婦人の家費の施設管理費890万9000円が主なるものであります。2項労働諸費は1609万9000円の計上で、就業支援事業費516万3000円、高齢者雇用対策事業費810万円が主なるものであります。 6款農林水産業費は15億4402万6000円の計上で、1項農業費12億5625万6000円の計上は、職員人件費のほか、農業夢プラン事業費補助金5285万4000円、機構集積協力金事業費1億3646万円、畑作等拡大総合支援事業費補助金5983万7000円、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金2億5502万2000円、多面的機能支払交付金事業費2億3791万2000円、県営ほ場整備事業費1億4263万8000円が主なるものであります。2項林業費は2億8232万2000円の計上で、職員人件費のほか、森林整備事業費3513万1000円、林道改良事業費6647万8000円、森林環境譲与税基金積立金4100万8000円が主なるものであります。3項水産業費は544万8000円の計上で、職員人件費が主なるものであります。 7款商工費は11億6598万7000円の計上で、1項商工費も同額で、職員人件費のほか、生活バス路線等維持対策事業費7694万4000円、
中小企業融資あっせん等事業費4億3099万5000円、企業誘致推進事業費4,229万円、技術開発センター・木の学校管理運営費4194万4000円、観光団体等支援費3,970万円、ホストタウン事業費1,550万円が主なるものであります。 8款土木費は33億3439万円の計上で、1項土木管理費2億4051万8000円の計上は、職員人件費のほか、浄化槽設置整備事業(個人設置型)補助金1349万8000円、
農業集落排水事業特別会計繰出金1244万7000円、
浄化槽整備事業特別会計(市町村設置型)繰出金6384万9000円が主なるものであります。2項道路橋りょう費は17億2111万7000円の計上で、職員人件費のほか、道路維持費2億7325万1000円、除排雪対策費2億6561万円、浸水対策事業費6,100万円、改良事業費2億2388万円、道路交付金事業費5億8844万7000円、街灯費5837万4000円が主なるものであります。3項河川費は3404万1000円の計上で、河川維持費1302万4000円、檜山川運河改修事業費1,295万円が主なるものであります。4項港湾費は131万9000円の計上で、能代港改修事業費負担金100万円が主なるものであります。5項都市計画費は10億6653万8000円の計上で、職員人件費のほか、下水道事業会計繰出金等7億9451万4000円、公園維持管理費4613万9000円、公園リニューアル事業費1億695万2000円が主なるものであります。6項住宅費は2億7085万7000円の計上で、職員人件費のほか、住宅維持管理費7427万6000円、公営住宅等長寿命化事業費1億716万9000円、住宅リフォーム支援事業費7003万8000円が主なるものであります。 9款消防費は12億3179万円の計上で、1項消防費も同額で、能代山本広域市町村圏組合負担金11億2444万7000円、消防団員費4402万6000円、消火栓整備補償費2162万8000円が主なるものであります。 10款教育費は22億8224万4000円の計上で、1項教育総務費5億6988万5000円の計上は、職員人件費のほか、車両管理費6800万7000円、奨学金貸付事業費2147万9000円、ふるさと人材育成・定住促進奨学金貸付事業費4446万3000円、教員の働き方改革推進事業費2532万4000円、特別支援教育推進事業費6306万1000円が主なるものであります。2項小学校費3億4393万7000円の計上は、職員人件費のほか、小学校管理費1億4253万9000円、小学校冷房等整備事業費1億800万円、要保護及び準要保護児童生徒援助費3697万7000円が主なるものであります。3項中学校費は2億6940万6000円の計上で、職員人件費のほか、中学校管理費1億1131万9000円、東雲中学校旧体育館解体事業費2328万7000円、要保護及び準要保護児童生徒援助費4272万3000円、振興費4910万4000円が主なるものであります。4項
社会教育費は4億9359万円の計上で、職員人件費のほか、檜山安東氏城館跡保存管理事業費2356万9000円、公民館費の管理運営費8,642万円、文化会館費の管理運営費7993万5000円、図書館費の管理運営費7176万9000円、子ども館費の施設管理費1314万9000円が主なるものであります。5項保健体育費は6億542万6000円の計上で、職員人件費のほか、東京2020大会関連事業費937万円、体育施設費の管理運営費2億2216万7000円、グラウンドゴルフ場整備事業費1億1377万2000円、学校給食管理費1億8630万3000円が主なるものであります。 11款災害復旧費は50万円の計上で、1項農林水産施設災害復旧費も同額で、林道災害復旧事業費であります。 12款公債費は33億7373万2000円の計上、1項公債費も同額で、長期債元金32億904万1000円、長期債利子1億6369万1000円が主なるものであります。 13款予備費1項予備費は2,000万円の計上であります。 予算書にお戻りください。第2表継続費は、8款土木費5項都市計画費、まちづくり計画策定事業費の総額を2,846万円、年割額を、令和2年度1,405万円、令和3年度1,441万円と、10款教育費3項中学校費、グラウンド芝生化事業費の総額を6625万3000円、年割額を、令和2年度662万5000円、令和3年度5962万8000円と定めております。 第3表債務負担行為は、本会議音声データ反訳業務委託費から文化会館改修事業費までの12件の事項について、それぞれ、期間及び限度額を記載のとおり設定しております。 第4表地方債は、歳入に予算計上された市債について、それぞれ限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定めております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) この際、議案第26号についての質疑を残し休憩いたします。午後1時会議を再開いたします。 午後0時08分 休憩
----------------------------------- 午後1時00分 開議
○議長(渡辺優子君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 議案第26号について、休憩前の議事を継続いたします。 これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。4番大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 3点ほどお伺いしたいと思います。初めに1款市税5項入湯税のところで、前年比で入湯税30万円の増額となっています。金額的にはそこまで大きい金額ではないのですけれども、入湯客数が2,000人増えるという計算になっているのですけれども、これの要因についてお知らせください。 続いて6款法人事業税交付金4,800万円なのですけれども、多分これ昨年の税法改正に伴うものだとは思うのですけれども、この新しい交付金がどのようなものなのかお知らせください。 あと環境性能割に係る部分なのですけれども、令和元年度の予算の中に自動車取得税交付金があったのですけれども、今回盛り込まれておりません。昨年の10月に自動車取得税が廃止されて環境性能割が導入されたことによるものだとは思うのですけれども、平成30年度の予算では、自動車取得税交付金として6,900万円計上しておりました。決算では2,000万円の税収減で4,900万円で落ち着いています。平成31年度の予算では自動車取得税交付金が2,500万円で、環境性能割が774万2000円計上されていて、合計すると約3,300万円。それで令和2年度の予算で環境性能割の交付金として1,800万円計上されております。今年度の予算も考えるとここ2~3年で毎年約1,500万円税収が減っているというような状況になると思うのですけれども、今回の1,800万円という環境性能割の額、今後はこの金額で、多少の増減はあるにしても、落ち着くという認識でよろしいか、この3点お伺いします。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 大高議員の御質問にお答えいたします。初めに入湯税の関係ですが、入湯税は昨年より30万円増額になっております。入湯税の対象事業者は現在、船沢温泉、湯らくの宿、アリナスとなっております。船沢温泉につきましては前年まで改修工事がありまして休業期間が多かったので、税収そのものについてはあまり上がらなかったということです。この部分を計算する際に、昨年の決算と同数を見込んでおります。それから湯らくの宿ですが、能代火力の影響が落ち着いてきておりますので、伸び率もだんだん少なくなってきて昨年より若干下がっていると見ております。アリナスについても、合宿等により大幅に上がっているのですけれども、そんなに上がり幅が、今年度も上がらないと見込んで、直近3カ年の上がり幅で見ております。そうしたところ、全体では、すみません。
○議長(渡辺優子君) 答弁整理のため休憩いたします。 午後1時05分 休憩
----------------------------------- 午後1時06分 再開
○議長(渡辺優子君) 再開いたします。総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) すみませんでした、ありがとうございました。増の要因ですけれども、先ほど申しました船沢温泉の部分、これが前年度まで改修して休んでましたので、入湯税の人数が少なかったのですけれども、これが回復したということで、その分前年度より1,300人ほど増えるのではないかということで増税というふうに見込んでおります。 それから法人事業税ですが、今年度から法人税の税率が下がっております。その関係で各市町村に入る法人税が減額になりますが、その分、都道府県の法人事業分として県のほうに入ることになりますので、その法人事業税の額の100分の7.7が各市町村に振り分けられるということで、新たにできたものであります。 それから環境性能割ですが、これも昨年の10月から新たに軽自動車税に導入された
制度でありまして、これまで自動車取得税が県のほうに軽自動車税の分も、普通の自動車税の分も、全部納入されまして、その中から交付金としてそれぞれの割合によって各市町村に割り振りされていたのですけれども、税制が変わりまして、軽自動車税の取得税がなくなりまして、これが環境性能割という形で、県税ではなく市税のほうに変わっております。当分の間は県のほうで徴収して、その分から手数料を引いて市のほうに納めるという形に変わっております。昨年度は10月から始まりましたので、2カ月遅れで入ってきますので、10月、11月、12月分だけが今年度の収入になりまして、以降は来年度の収入になりますので、1年分入ってくるという形になります。したがいましてその税の収入額については、年間分入ってくるという形で落ち着いてくるのではないかと考えております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 最初の入湯税については多分そうだろうなと思ったのですけれども、船沢温泉のほうで1,300人増加、要は今までどおりの入湯客数が戻るということでしたけれども、そうすれば残り700人というのはほかの温泉施設で増えるということでいいのか、もう一度ちょっと確認させてください。 2つ目の法人事業税交付金のほうなのですけれども、
社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律の要綱を見ますと、「都道府県が、納付された法人の事業税の額の一部に相当する額を、都道府県内の市町村に対し、各市町村の従業者数で按分して交付する交付金の創設に係る改正規定の施行期日を平成31年10月1日とすること。ただし、平成31年度に限り、市町村に対し交付するものとされる法人事業税交付金は、同年度内に交付しないで、平成32年度に市町村に対し交付するものとされる法人事業税交付金に加算して交付するものとすること。」となっているので、多分要約すると4,800万円の中には令和元年10月分からの交付金というものも含まれていると思うのですね。単純に令和2年度分の交付金額というのはどのような金額になるのかお知らせください。以上です。
○議長(渡辺優子君) 答弁整理のため暫時休憩いたします。 午後1時12分 休憩
----------------------------------- 午後1時12分 再開
○議長(渡辺優子君) 再開いたします。総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 失礼いたしました。初めに入湯税の関係ですが、増加の分につきましては、アリナスの分が合宿等が結構増えておりますので、その分が増えると見ております。 それから2番目の法人事業税交付金の件ですが、ちょっと今は資料がなくて、後ほど資料を確認しましてお答えさせていただきたいと思いますので、御了承いただきたいと思います。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。5番畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 固定資産税についてお伺いいたしたいと思います。今回前年と比べれば8,000万円強増収を見込んでいるようでございますけれども、この中にはやはり火力3号機だとか、そういった部分も含まれているのか。それとも一般の住宅が増えただとか、そういう状況でこういう見込みをつけたのかどうか。その辺についてお伺いいたします。 あともう1点、もう1つ。総務費寄附金で、ふるさと納税寄附金が前年度7,000万円で今年度は1億円ということになっておりますけれども、先般も臨時議会のときにお伺いしたら、年度末に大分増えたというお話も聞いていますけれども、今年度まず3,000万円強増収を見込んでいる理由はどういう部分なのかお伺いいたします。その2点お願いいたします。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 畠議員の御質問にお答えいたします。私のほうからは固定資産税のほうの状況についてお答えいたします。固定資産税8,600万円ほど増えているのですけれども、その内訳なのですが、家屋の分といたしましては、能代火力3号機に関する建屋の分が約2,500万円ほど増えております。それから住宅の新築が昨年217軒ほどありまして、その分2,900万円ほど増えております。それから償却資産ですが、やはり東北電力の3号機の建設に伴う設備投資等がありまして、それが約3,400万円ほどございます。こういった増加の要因がありまして、8,600万円ほどの増加となっております。(「8,100万円」の声)申し訳ございません。8,100万円ほどの増加となっております。
○議長(渡辺優子君) 企画部長。
◎企画部長(尾張政克君) ふるさと納税の1億円という増額のところなのですけれども、2月の臨時会のほうでも1億円ということで増額しております。その中で2月末の速報値でいきますと、件数で4,610件、金額で9701万5796円、2月末現在で入っております。あと300万円ほどで1億円というところに届きます。2月の臨時議会のときにも説明しておりますけれども、件数、金額ともに大幅に増加しているのは、やはりポータルサイトを増やしたというところが大きくなっております。それによって寄附者にとって寄附しやすい環境が整備されたというところもあります。また、新
制度といいますか、お返しの部分を3割にするとか、全体で経費も入れて5割までという新
制度になったことによりまして、全国の返礼品の割合が平準化されて、能代市にやはりいい物があったりすると目を向けられているというようなところも一つの原因だと考えております。来年度につきましても、またポータルサイトをちょっと増やしたいなと考えておりますので、その分でまず1億円ということで見ております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 固定資産税についてもう1つだけお伺いしたいのですけれども、火力の影響が非常に大きいと。3号機の影響ですね、非常に増収したという部分でございます。あと、住宅が217軒ですか、その部分の増収もあったということですけれども。火力の場合はあとは減価償却していく部分がありますでしょうから、そうそう増えていくことはないのかもしれませんけれども、今後多少は増える見込みがあるとすれば、今すぐではないでしょうけれども、風力だとかそういった部分かなとは思いますけれども、今後の見込みとすれば、住宅がある程度増えるだけ増えれば、なかなか増収はなかろうかと思うのですけれども、今後の見込みとすればどのようにお考えなのか、お伺いいたします。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 畠議員の再質問にお答えいたします。今後の見込みですが、火力の3号機の本体そのものが来年度から償却資産の分が入ってきますので一時的には少し増えるということも考えられますが、議員がおっしゃったとおり、償却資産につきましては年々下がっていくということになりますので、御指摘のとおり収入としては減収になっていくのではないかなというふうに見込んでおります。ただ家屋のほうの新築の部分がどのくらいなのかということもありますけれども、もし今年並みだとしても、再来年以降については償却資産のほうが下がっていくので、減少になっていくのではないかと考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 先ほど大高議員の法人事業税交付金の件についてでございますが、この交付金については県が一括して税金として収入し、それを各市町村に割り振りしております。その内容については元年度分、2年度分というふうな割り振りをしておりませんので、こちらのほうといたしましては、その内容についてまでは承知していないという状況でありますので、御了承いただければと思います。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出1款議会費、2款総務費について質疑を行います。3番菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 1項総務管理費12目諸費の空家対策事業費ですけれども、今回特定空家の解体に補助するということで出されておりますが、特定空家の一つは、定義といいますか、どういうところまでということになっているのか。それから現在は特定空家が55戸ということになっておりますが、今回の予算は何戸の目標にしているのか。それから例えばリフォームとか新たに空き家対策としてその他のいろいろな事業を活用していくためのこととリンクして、今回の空家対策事業をやっていくのか、ちょっと具体的なところを教えていただきたいのですが。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 菊地議員の御質問にお答えいたします。初めに特定空家の定義でございますが、1点といたしましては、そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態のもの。それから2点といたしましては、著しく衛生上有害となるおそれのある状態のもの。それから3点といたしましては、適切な管理が行われないことにより、著しく景観を損なっている状態のもの。それから4点目といたしましては、その他、周辺の生活環境の保全を図るため放置することが不適切な状態にあると認められる空き家を特定空家としております。 2点目ですが、今回の予算何軒の分かということですが、これは4軒分を見込んでおります。 それからもう1点、利活用の件ですが、今回は補助金について定めたもので、まだ空き家の利活用までは、この事業では検討しておりませんが、ただ、補助金を検討するに当たって、解体後更地になった土地、こういったものを何かに活用できないか、例えば市街地であれば駐車場にして貸していただくとか、そういった活用方法がないかというふうなことについては検討いたしましたが、まだそこまでの段階ではなくて、今回は補助金の交付ということに限定させていただいたところであります。以上です。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 4軒分ということでしたけれども、現在特定空家が55軒あるという市長説明のときのお話でありました。今後そうすると本当に危険な状況の所がこのくらいあるのだけれども、今回は予算として4軒やっていくということですが、この状態だと、これはやるという方の補助ですので、どれくらい来るか分かりませんから、まあこれでいいのかなと。ちょっとそこら辺分からないのですけれども、でも危険な家屋がこういう状況でちゃんと解決していくのかなと、ちょっと思いますけれども、できるだけ50万円の補助ではありますけれども、例えばその4軒分に対して10軒とか来た場合にどういった優先順位でやっていくのか、そういう部分ももし考えておられましたら。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 優先順位等につきましては、うちのほうで現在空き家の調査をしておりまして、空き家の状態を確認しております。確認した状態の中から優先度というものを決めまして、同時に申請があった場合は対応していきたいなと考えております。ただ1回に4軒来るということもちょっと考えられませんので、来た順番というような形になるのかなというふうなことは思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) これだけでこの問題がちょっとこう解決していくというのは、なかなか難しいのではないかなとも考えます。今後なかなか空き家をそのままにして放置している状況というのは、解体にやはりお金がかかるということで、50万円の補助なのですけれども、例えば100万円くらいかかるとして、その50万円を補助して、あとの50万円はちゃんと自分の中で出せるのかどうかというのもいろいろな方がおられると思いますけれども、そこら辺は十分に家屋を放置、できるだけならないように今後進めていく必要もあるのかなと思いますけれども。そういう相談を、この補助に限らず続けてやっていくという、そこら辺の考えもしありましたら。
○議長(渡辺優子君) 総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 菊地議員の再質問にお答えいたします。空き家に対する相談につきましては、常時防災危機管理室のほうで対応しておりますので、いろいろな相談があると思いますが、遠慮せずにどんどん相談に来ていただければと思います。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。4番大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 3点ほど確認をさせてください。1つ目が2款総務費1項総務管理費2目文書広報費の説明欄の広報費のところが、前年と比較して1,000万円の増額となっているので、それの要因をお知らせください。 次に6目企画費、バスケの街づくり推進事業費、これが前年度は1339万9000円で、今年度が2594万6000円。約1,200万円の増額となっているのですけれども、こちらの概要のほうにも事業概要がいろいろ書いているのですけれども、この詳しい内訳を教えていただければなと、増額の要因について教えてください。 最後に10目支所及び出張所費の出張所費、これが前年比で約800万円増額しているので、これの要因もお知らせいただければなと思います。以上です。
○議長(渡辺優子君) 企画部長。
◎企画部長(尾張政克君) 大高議員の御質問にお答えいたします。初めに広報費でありますけれども、広報費につきましては、今年度非常勤特別職が廃止され、行政協力員が廃止となっております。そのため広報の配付を各自治会に委託しますので、その分が増えております。大体916万円ほど広報の配付で増えておりますので、それが主な要因であります。 次にバスケの街づくりでありますけれども、こちらのほうにつきましては、まず1つがバスケミュージアムの移転にかかる経費が100万円ほどあります。そのほかに、今新たに地域おこし協力隊でバスケの担当の方が来ておりますけれども、そちらのほうで3x3のゲーム用のユニットといいますか、移動式のコートを購入することにしておりまして、それが502万円です。あとそれから、3x3の日本代表の合宿の支援費がありまして、それももし合宿で来ていただけるということになりますと、450万円ほどありますので、1,000万円以上の増ということになっております。 次に出張所費なのですけれども、出張所費につきましては、鶴形出張所の所なのですけれども、鶴形小学校が閉校になりまして、その跡地といいますか、それで出張所を移転するということで、地元の住民ともある程度話がついております。その中で出張所の移転するため、旧鶴形小学校を改修したいということで、そのための、とりあえずは設計の費用ということで、それを増額しております。その分が570万円ほど見ておりますので、その分が増額になっております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) ありがとうございます。2つ目の6目企画費のほうで、今3x3の移動式コート500万円とあったのですけれども、ちょっとどういう物かも私分からないのですけれども、例えばこれを保管するだとか、どれぐらいの大きさなのかも分からないので、そういったところとか、あとどういう所で使うというのは、場所ですね、現段階で分かる範囲で教えていただけると。
○議長(渡辺優子君) 企画部長。
◎企画部長(尾張政克君) 規格、大きさにつきましては、今手持ちの資料がありませんので、どのくらいの大きさということは少し分からないのですけれども、今新たにバスケミュージアムが移転いたします。その中にしっかりユニットを保管できるだけの大きさだということは聞いておりますので、ある程度大きくても新しいバスケミュージアムの一画に置けるということですので、とても大きくて大変ということではないかと思っております。また、これにつきましては、市内でもいろいろなイベントがあるのですけれども、そういうときに3x3の試合をやる、例えばさくら庭で桜祭りをやるときに、駐車場にそのユニットを置いて、試合形式とか、そういうので周知を図っていくというようなことを考えております。いずれにしろオリンピックの競技にも採用されている3x3ですので、今後能代市としても、その盛り上がりといいますか、そういうのを期待しているところであります。以上であります。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。5番畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) まず企画費から。北高跡地活用調査等事業費690万円、一般質問等でもいろいろ北高跡地の利活用について、何人かの議員の皆さんが御質問なさっておりましたけれども、この調査事業費というのはどこまでの事業費なのか、どういうものなのか、そして調査等となっておりますので、その部分どういうものなのか教えていただきたいと思います。 あと、ふるさと納税基金積立金が1億1万6000円とありますけれども、この積立金というものは今後どのようにするつもりなのか、積立金としてただ残しておくのか、何かの目的があるのかどうか、それについて2点目お伺いいたしたいと思います。 次、移住定住環境整備事業費912万1000円とありますけれども、この移住定住のために900万円以上のものをお使いになるということは、何かの事業を行うのだろうと思うのですけれども、この事業内容をお知らせ願いたいと思います。 あと、地域振興費の中の道の駅ふたつい施設管理費3267万7000円、この前年度からの増減の部分はどのようなものなのか。また、道の駅ふたついの業績等はどのようなのか、まずその1点をお伺いしたいと思います。 あと、道の駅ふたつい喫煙所・風除室整備事業費とございます。これを見ますと、今御存じのように喫煙所はみんな本年度中で廃止の方向で動いていますけれども、道の駅ふたついは別に公共施設というわけではないのかもしれませんけれども、喫煙所設置工事、レストランの風除室設置工事に1,300万円等をかけてやるわけです。その財源内訳を見ますと、特定財源が1,160万円となっていますけれども、これがちょっと今の風潮からいって理解し得るものなのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺優子君) 企画部長。
◎企画部長(尾張政克君) 畠議員の御質問にお答えいたします。初めに北高跡地の利用基礎調査業務委託料の目的といいますか、そういう所なのですけれども、北高跡地の利活用の基礎調査業務委託については、これまで6の市とかを実施しながら活用調査を行ってきたほか、市民意識調査等で意向調査を実施しております。これらを踏まえて市として必要な施設や機能を検討するため、庁内検討会議を設置するとともに、元年度は民間関係者や有識者等の御意見を参考にしながら、利活用の方向性について協議を進め、利活用の方向性として、これまでになかったが必要とされる機能の創出、新たな交流を生み出す機能の創出、効率化を図り効果を高めるための既存機能の再編の視点で、集客機能や交流機能を有する複合施設を検討するということで話をしております。この具体化に向けて専門機関による基礎的な調査が必要と考えております。そのための調査でありまして、このたびの基礎調査では当該地であります北高跡地の周辺の環境、利活用の可能性や、機能等の諸条件の整理、基本コンセプト等の検討を行うほか、総合計画と関連する市の計画がありますけれども、そちらとも照らし合わせながら、市全体のまちづくりの中で、その機能の可能性や位置づけも視野に入れた調査を行うということを想定しております。いずれにいたしましても、複合施設等の検討を進めていくための前段階の基礎調査業務と考えております。 次にふるさと納税基金積立金のところなのですけれども、歳入でありました寄附金の1億円の積立てと、その積み立てた基金の利子1万6000円積み立てるということで、1億飛び飛び1万6000円の積立てということになっております。今後の使い道というところなのですけれども、歳入でふるさと納税基金繰入金という歳入があるのですけれども、そちらのほうで来年度は1億532万6000円ほど基金の繰入れをして充当することにしております。今年につきましては1億円という寄附金をいただいておりますので、それに相当する部分をまず繰入れするということになっております。今後につきましては、それこそふるさと納税基金の目的であります市のまちづくりの推進に必要な施策、事業であるかどうかを判断基準として、寄附の状況、寄附者の意向を踏まえて、総合的な観点から検討して、充当事業等の取捨選択をしていきたいと考えています。 それと移住定住なのですけれども、移住定住の整備事業費がまず900万円ほどというお話でありましたけれども、その中には地域おこし協力隊がこの3月から1名来ております。そちらの方が新年度から
会計年度任用職員ということで250万8000円、あとそれらに関するものがあり、それと移住フェアや移住体験ツアー、移住交流サロン等、そういうのを行うということで、そちらの委託料関係が300万円ほど。それから、県でやったりする移住体験ツアーがあるのですけれども、そちらのほうにも負担金がありまして、それが70万円ほどと、大体そういうところで、あとそれから移住相談会に出るための参加旅費150万円ほどというところでなっております。900万円の内訳の主なところは以上のところであります。以上です。
○議長(渡辺優子君)
二ツ井地域局長。
◎
二ツ井地域局長(櫻庭一也君) 畠議員の御質問にお答えいたします。初めに道の駅ふたつい施設管理費の増額の要因でありますけれども、前年度よりも増額する理由でありますが、1つ目の理由としまして主な要因は指定管理料の増額となっております。その理由でありますけれども、元年度の予算にはなかったエアコン室外機の点検業務委託料、それからレジシステム保守委託料、それから2年度に整備を予定しております喫煙所の保守業務委託料等が新たに追加されていることが主な要因であります。それから2つ目でありますけれども、道の駅ふたついの業績でありますが、物販飲食の販売額の実績は、オープンから本年2月末までの累計で6億5061万円となっております。それから昨年の純利益のほうですけれども、こちらのほうが1822万7000円の純利益があったと伺っております。 喫煙所のほうですけれども、昨年市が策定いたしました公共施設等における受動喫煙防止対策に関する指針でありますけれども、こちらのほうは「市の公共施設は、受動喫煙による健康被害を防止するため、原則として敷地内禁煙」としております。ただし、「施設の特性により、やむを得ず喫煙所の確保が必要であると認める場合は、屋外喫煙所を設けることができるもの」といたしました。道の駅ふたついでありますけれども、道の駅は喫煙者を含めた休憩所として利用されていますので、利用者の利便性に配慮しまして、受動喫煙防止策を講ずることで、屋外喫煙所を設置することといたしました。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 順次もう一度お伺いします。まず北高跡地の活用等で有識者の方々に集まっていただいて、いろいろ知恵を絞っていただくということのようでございますけれども、そうしますとこれ順番からいきましたら、基礎調査をやって、それで庁内で検討して、会議を開いて、それから有識者会議を開くという順番なのか。それとも有識者会議を最初にやって、いろいろな意見を頂戴して、それを集約した形でやっていくのかどうか。あと例えば一般市民のパブリックコメントだとかそういったものを求めていくのかどうか。その辺の部分をお知らせ願いたいと思います。 ふるさと基金積立金については、市のまちづくりを推進する総合的な判断ということなのでしょうけれども、この判断はいつの時点でそういう判断をしていくのか、まずお伺いいたします。 あと移住定住でございますけれども、この移住相談会というものを行うそうでございますが、これは県外に行って行うということなのか、それともこちらのほうで窓口をつくって行っていくのか。これ何か話を聞くには出張して移住相談会をやるような感じには受け止めましたけれども、それをどこの箇所でどのようにして行う予定なのかお伺いいたします。 あと道の駅ふたついの施設管理費が増額した理由でエアコンの点検だとか、指定管理料の部分だというお話ですけれども、エアコンの点検だとかレジだとかという部分は当初から想定できる部分ではないかなと思いますけれども、今さらそのために指定管理料を増額するというのはちょっと理解に苦しむ部分があります。ほかに何か理由があるのではないかと思わざるを得ませんけれども、いかがでしょうか。 あと業績が純利益として結構な利益を上げておりますけれども、それはどのような分配をしているのか。それともプールしているものなのかどうか、その点についてお伺いいたします。
○議長(渡辺優子君) 企画部長。
◎企画部長(尾張政克君) 初めに北高跡地の有識者といいますか、のところなのですけれども、北高跡地についてですけれども、有識者というところにつきましては、今年も大学の教授とかの方から、庁内検討会をやりながら、そういう方からもちょっと御意見とか、そういうところを聞きながら勉強はしています。庁内検討会の中とかで担当とか勉強はしています。それで今回のスケジュール的なところなのですけれども、まず先ほど言った基礎調査をして、それを基にまた庁内の検討会、庁内の中でいろいろとそれを基にできるもの、できないもの、どういうものが必要か、そういうところを庁内検討会でやっていきます。その後につきましては、まだ、例えば北高跡地利活用懇談会とか、そういう会をつくるとか、そういうところまではまだ話が決まっておりません。ですのでまず今回は庁内検討会等で検討していくための基礎調査だと、その前段階の調査だというところであります。その後に何回も言いますけれども、庁内の検討会をして、方向性、その他を決めていって、その段階で、市長ともいろいろヒアリングしていって、市の方向を決めていきまして、その段階で今度、対外的に出せるか、議会のほうに提示できるか、そういうところを決めていくことになりますので、まだ北高跡地については、何回も言いますけれども、前段階というところであります。 次に、ふるさと納税の基金につきましては、寄附金がおのおのの方からどういうものに使ってほしいという寄附が来ております。その使い道については毎年、基金についてふるさと通信ということで過去2年出しているのですけれども、予算査定の段階で事業を見ていきまして、そこで予算査定が終わった段階でその目的に合った来年度の事業はどうかということで、それに充てられるものをまず充てていくということにしていますので、ふるさと納税の寄附金を充当する事業につきましては、予算編成時に決めていくということになっております。 それから移住定住の相談フェアなのですけれども、昨年でいきますと東京都で2~3回。それから仙台でもやっております。またお盆のときに帰省者に対して能代市の市民ホールの所で、お盆それから年末にも相談会をやっております。ですので今年も東京、首都圏、また仙台の所でやる所には行きたいと考えております。そのほかにまた、県北の市でもグループといいますか、話をしていまして、県北でも相談フェアということを考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君)
二ツ井地域局長。
◎
二ツ井地域局長(櫻庭一也君) 畠議員の再質問にお答えいたします。初めにエアコン等の点検業務委託料ですけれども、これにつきましては、初年度はまだ点検が必要なかったということで、初めて発生する委託業務となりますので、今回から予算要求させていただきました。 それから利益の件でありますけれども、施設管理に必要な経費を指定管理料で見ていますけれども、これにつきましては、公益部分と収益部分を面積按分しておりまして、市が指定管理料として負担しますのは、施設の管理に関する部分、公益施設分ということで面積按分で64.84%。それから売上げ等の利益に関する経費につきましては、収益施設分といたしまして35.16%、この分は全部株式会社道の駅ふたついが負担することとなっています。ですから収益に係る利益の部分は株式会社道の駅のほうにという形になります。以上であります。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費、4款衛生費について質疑を行います。12番安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 3款民生費の中で、放課後児童クラブ整備事業費1億962万1000円、四小学区に整備されるという御説明を読みました。これ学童保育に関しましては複数の方が一般質問で確認しておりまして、その辺の状況については大体賄えるような御説明でありましたので、念のため、どういうふうな整備をされるのか確認したいということが1点。 あと4款のほうでございますが、衛生費のがん対策強化推進事業費でございまして、大体昨年と同様、若干減額になっておりますけれども、各種がん検診の実施、
制度周知並びに受診勧奨などの事業概要が御説明いただいております。これに関しましては健康増進ということもありますし、救える命のために日頃担当部署におかれましては最大限の御努力をしていただいておりますが、なかなかがん死亡率もちょっと抑え切れていないような印象を持っております。それにつきまして事業概要に書いてございますけれども、そういった成果目標というかですね、検診率を含めてどういうふうな目的をして臨んでいくのか、その点を確認したいと思います。 もう1点、新規事業でございます。産後ケア事業費で117万5000円を計上していただいております。産後ケアにつきましては新聞報道で特集があったり、皆さんも私も見る機会があるというふうに思います。日本産後ケア協会では心身へのケア、学び、環境の3つの要素が重要としておりまして、女性の負担を軽減し、子育てに我慢しなくてもよい環境をつくり出して、より楽しく有意義な子育てができる
社会づくりを目指されております。事業概要にも書いてございますけれども、出産退院後の母子に対する心身のケア、育児サポートの実施とございますので、どういうふうな事業展開をされるのか。以上3点お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。まず放課後児童クラブ整備事業費でありますが、この事業は能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の規定に基づき、放課後児童クラブの1クラス当たりの定員をおおむね40人以下とし、小学校6年生までの希望する全ての児童が利用できるようにするため、第四小学校区へ新たな施設を建設するものであります。現在定員が40人を超えているクラスは渟城西小学校区の竹の子の家、渟城学園あすなろの月組、第四小学校区の青空会第1の3クラスあります。第四小学校区につきましては、令和2年度の施設整備により、青空会第1の定員を現在の70人から40人に変更し、さらに定員40人のクラスを2クラス増設いたします。渟城西小学校区につきましては、あすなろの2クラスを渟城西小学校区の児童の利用を優先し、それ以外の学区の児童については、各学区の放課後児童クラブを利用していただくことにより、あすなろ月組の定員55人と竹の子の家の定員60人をそれぞれ40人に変更しようとするものであります。 次に2つ目、がん対策強化推進事業費でありますけれども、令和2年度は新たに膵臓等がんドック事業を実施しまして、膵臓がん、肝臓がん、胆のうがんの対策を強化いたします。また、これまで実施してきましたがん検診の受診しやすい環境の整備、費用負担の軽減、受診勧奨にも取り組んで、がん検診の受診率の向上を図りたいと考えております。がん検診の目標でありますけれども、こちらのほうは、がん死亡率については、県平均を下回るということになっておりますが、29年度で比較すると、やはりまだ平均を上回っているという状況になっております。 次に3点目、産後ケア事業費でありますけれども、こちらのほうは出産後退院した母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行い、産後も安心して子育てできる支援体制の確保を目的としております。この事業は能代厚生医療センターへ委託し、宿泊型で助産師等が病室で産婦、新生児への保健指導、授乳指導、産婦に対する療養上の世話や心理的ケアを行います。対象ですけれども、家族等から十分な家事、育児等の支援を受けられない産婦と、4カ月未満の授乳児で、産後に心身の不調または育児不安等がある方などであります。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 3款のほうは大体理由が分かりましたので、十分対応できるようにサポートしていただければと思います。がん検診のことにも触れていただいて、向上を目指したいということでございましたので、目標設定もしっかりやって、年度途中途中でその推移をしっかり見ながら、1年トータルで頑張っていただきたいというふうにお願いはしておきたいと思います。 それで再質問でございますが、産後ケアの委託事業ということで宿泊型ということで御説明いただきました。産後ケアの事業に関しましては、既に着手しておる市区町村もございます。当局の担当も御承知だと思いますが、東京の板橋区では訪問型産後ケア事業ということでやっている事例もあります。ぜひ先進事例も参考にしながら今後の方向性も検討しながら進めていただきたいというふうに思っておりますので、その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。ただ今訪問型の事業というお話もありましたが、市としましても宿泊型だけではなく、今後はそういった訪問型につきましても調査研究いたしまして取り組んでまいりたいと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。5番畠 貞一郎さん。
◆5番(畠貞一郎君) 放課後児童クラブ整備事業費についてお伺いいたします。あと放課後児童クラブ事業費、これもちょっと多少関わりあるかもしれませんがお伺いいたします。第四小学校の学校のそばの空き地を購入されたというお話は伺っております。そこに四小の子供たちのために新しい物を造るということのようでございますけれども、まず現在の青空クラブですか、大瀬団地の所にある、あそこは現在プレハブなのですね。プレハブでできていて、夏場は非常に暑い部分もあるようで、窓を開けて子供たちがやって、冷房も効いていますけれども、ほかから見ればそれほど環境がいいわけではない部分もあります。あと例えば冬場で、今年みたいに雪の降らないときはいいのですけれども、積雪があるときは、あそこは大概埋まる所なのです。生徒の親御さんが迎えに来るとぬかるんで、あそこは車を運転するには非常に危険地帯のような場所なわけです。そういったものもやはり考えなければ駄目ですし、ましてや学校のそばに建てる物と、そして今ある青空クラブですか、その学年をどのようにして振り分けするのか、できれば小さい学年の方が学校のそばのほうが、私はよかろうと思うのですけれども、その辺はどのようにお考えなのか、まず1点お伺いいたします。 あと、放課後児童クラブですけれども、いろいろこの事業費でやられている所もありますし、渟城学園のように独自にやられている所もあるかと思います。その部分で児童の取り扱う人数のバランスというものをきちんとやはり考えていかなければ、民間が成り立たない部分もあると思いますけれども、その辺の部分のお考え方はいかがなのか、お伺いいたします。
○議長(渡辺優子君) 市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 御質問にお答えいたします。まず青空会第1の建物につきましては確かにプレハブでできておりますが、私も見に行ったことがあるのですが、入ってみれば結構立派な建物で、外から見るのとはちょっと違う感じがいたします。ちゃんとエアコンも設置しておりますので、暑いときにはきちんと稼働させていただいておりますので、それほど環境が悪いというふうには私は思っておりません。 次に、グラウンドのそばに新しいクラブを設置するわけですが、議員がおっしゃったとおり、距離的な問題がありますので、近い所は低学年、遠い所は高学年というふうに現在考えております。 各放課後児童クラブの人数、定員のバランスにつきましては、1クラス当たりを40人以下にするということがありますので、それを基本に振り分けをしていきたいと考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、5款労働費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費、7款商工費について質疑を行います。11番落合康友さん。
◆11番(落合康友君) 7款商工費、商工振興費の中の地域再生可能エネルギー発電会社出資金750万円についてお伺いいたします。まず出資するに至った経緯について1点。 2点目、民間業者への出資というわけですけれども、公平性という観点でその部分どのようにお考えでしょうか。 3点目、750万円という金額の根拠についてお尋ねします。 4点目ですけれども、今、当事業者が作成した計画概要を私手元にあるのですけれども、この事業を進めるに当たって、農業と風力発電所のコラボレーションによる共存共栄を目指すというふうに掲げられているのですけれども、風力と農業の共存共栄という趣旨がちょっと私さっぱり分からないのですけれども、その点についてお伺いいたします。 5点目は景観についてですけれども、落合地区は沿岸のほうでありますし、須田・竹生地区、荷八田・朴瀬地区、比八田・荒巻地区、計4か所ありまして、それぞれ自然の景観が秀でている所なのではないかなと思いますけれども、この景観上に対する対処をどのように考えているのかお伺いいたします。 6点目、同じく住民への影響ということで、騒音についてお伺いいたします。図面を見るに、風下に集落があるように思います。また集落であったりその福祉施設もあるのではないかなと思いますけれども、その点について御所見をお伺いいたします。 最後7点目ですけれども、渡り鳥について、バードストライクとかそういった問題になると思うのですけれども、恐らく渡り鳥の経路になっているかと思いますけれども、その点についてお伺いいたします。 以上7点、整理いたしますが、出資に至った経緯、2点目公平性、3点目出資金額の基準、4点目農業との共存共栄についての考え方、5点目景観、6点目騒音、7点目渡り鳥について、それぞれお答え願います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 地域再生可能エネルギー発電会社出資金についてお答えいたします。まず出資するに至った経緯であります。次世代エネルギービジョンの基本指針に規定している所がありますので、ちょっとそこを読ませていただきます。基本指針の1つ、「市は、本市で実施される再生可能エネルギーを活用する事業等について、市の産業振興や雇用の創出につながり、市民ファンド導入や事業体への地元企業の参加等により地元が恩恵を受けられるなど、市の活性化に資するものを推進する。」、「市は、事業者等の事業計画が公益性を有し、かつ、本市の活性化に資すると認められる場合、出資等を含めた支援体制を検討する。」としております。本事業は地元の企業10数者が出資者となって進める事業でありまして、地域の活性化、産業の活性化に資する取組を計画しようとしているほか、市民ファンド等も検討されておることから、本基本指針に該当すると考え、出資を提案させていただいております。 公平性につきましては、この事業につきましては、地元の事業者が中心になって行われている事業であります。同様の例として、風の松原自然エネルギー株式会社の平成25年に出資した例がございます。こういったところから、地元の企業が中心になっているというところで出資をしようとするものであります。 金額の根拠でありますが、当該事業者の集めた出資金の1%相当ということになっております。この事業につきましては、農林漁業の健全な発展と調和の取れた再生可能エネルギー電気の発電の促進に関する法律の適用を受けた事業として行うことを計画しております。この法律は、農山漁村において農林漁業の健全な発展と調和の取れた再生可能エネルギー電気の発電を促進するための措置を講ずることにより、農山漁村の活性化を図ることを趣旨としておりまして、この後地域住民、農業者、農業者団体、あと私ども行政と事業者等で協議会をつくりまして、農業の活性化に資する、貢献する施策をこの後検討していくということになります。 景観、騒音、渡り鳥の件につきましては、これまでも法律に基づきまして、環境評価の調査を実施しておりまして、本事業につきましては方法書まで進んでおります。その後準備書の手続に入りますので、そうした段階で対応について事業者より公表し、それに対して意見を述べていくという事務手続になっていくものと理解しております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 落合康友さん。
◆11番(落合康友君) 経費、公平性、出資額の基準について、これを併せてお尋ねしますけれども、私がこの点について気になったのは、例えば今後も同様の、1番の経緯の中で御答弁ありましたし、一般質問の答弁の中でもガイドラインのお話もありました。そういった市の方針にふさわしいと思われるこういった事業体が今後も現れた場合、同じくその趣旨に沿ってさえいれば出資していくという方向なのかどうかという点についてお尋ねします。 景観、騒音、渡り鳥についてですけれども、景観についてですね、この図面を見るだけでも不愉快になってしまうのですけれども、落合地区沿岸のどのあたりか分からないのですけれども、風車が立ち並ぶことになるのだと思います。大きさも100メーター以上だそうですけれども、今後洋上風力のほうもどうなっていくのか、まだ分かりませんけれども、洋上のほうも風力ができて、陸上のほうも風力が立ち並ぶとなったとき、我々能代市民にとっての海の原形ってどうなってしまうのかというのが、非常に心配です。海の原形が能代市から本当になくなってしまうのではないか、というのが一つ大きな心配であります。また、荷八田・朴瀬地区、須田・竹生地区、比八田・荒巻地区も同じなのですけれども、世界遺産白神山地、多くの能代市民が白神山地の遠景を臨むことができるかと思いますけれども、多分その遠景を望むに当たって、白神台地の所にできるであろう風力が視界に入ってしまうのではないかなと、私は思うのです。白神山地は世界遺産なわけですけれども、能代市民だけの宝でもなくて、日本人だけのものでなくて、世界の宝であります。それでもって白神山地の遠景を最も美しく眺められる場所というのは能代市ではないかなと私は個人的に思っております。今言った渡り鳥の問題も非常に調査するのが困難に及ぶのではないかなと思うのですけれども、こういった景観、騒音、渡り鳥の問題ですね、地域住民への説明会をやっているというお話ですけれども、もっと広域的な、全市的な、また能代市以外の人にも関わる問題になってくるのではないかなと思うので、この点については本当に慎重に慎重を期してこの事業について支援を進めるべきではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。2点です、再質問。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) まず最初に今後も同様の事業が出てきた場合に出資するのかということにつきましては、その事業の内容等を確かめて、その都度判断していくことになろうかと思います。 景観、騒音、渡り鳥の件につきましては、ただいまのような御意見を環境影響評価の準備書の段階でいただきまして、それに対して調査等を行うということで、事業者が対応していくことになることと思っております。また、能代市としても出資者にはなったとしても、準備書の段階で秋田県知事に対する能代市としての意見を出さなければなりません。そうした場合はただいまのような御意見を参考にしながら意見を述べていくということになろうかと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 落合康友さん。
◆11番(落合康友君) まずこの計画書を見る段階におきまして、私はこのまま進めるにはあまりにも難があるのではないかなと思っております、この景観、騒音、渡り鳥の問題について特に。また市の計画であります国土利用計画とか環境基本計画のほうにも関わってくると思います、そういった景観の問題というのは。次世代エネルギーを推進するに当たってメリットはもちろんあると思うのですけれども、失うものがあまりにも大きいのではないかなと思っておりますので、この点については本当に市としてもそういった影響を慎重に調査していただきたいと思いますけれども、その点について御所感ありますでしょうか。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 景観、騒音、渡り鳥の件に関しましては、ただいまの御意見を参考にさせていただきまして、今後の環境評価等に対応してまいりたいと思います。また、出資者としても機会を捉えまして、事業者と意見交換をする機会があると思いますので、ただいまのような御意見については十分に配慮させていただきたいと思っております。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。12番安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) まず6款農林水産業費であります。森林環境譲与税の積立てということで、4100万8000円計上されております。3月補正の質疑の中で大体主幹のほうから今後の進め方御説明いただいたわけでありますけれども、私ある学識経験者というか有識者の方からこういう話をされたことがございます。令和6年からいよいよ森林環境税が付加されるわけでありますので、国全体として都道府県を入れて地方自治体のほうに200億円から段階を経て300億円、400億円と今後増えていくわけですけれども、国のほうではしっかり使ってほしいという意向があるのは御承知だと思います。その点で考えると令和2年度は大体そのまま積み立てるわけでありますけれども、今後どういうふうに積み立てて、使う時期の明確なるスケジュール感を持っていく必要があるのではないかなと思いますので、その点の考え方についてお伺いしたいと思います。 あと7款の商工費1点お聞かせ願いたいと思います。新規事業で地域おこし協力隊事業費として、中心市街地活性化ということで御説明が書いてございます。地域おこし協力隊員の報償費並びに活動費等に予算措置800万円されております。中心市街地をターゲットに活動していただくということでしょうから、どのような活動になるのか、また、どういった成果目標で頑張っていただくのか、その考え方についてお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺優子君)
環境産業部主幹。
◎
環境産業部主幹(工藤力君) 質問にお答えいたします。まず森林環境譲与税の使い方ということでございましたが、本年度スタートした本事業は、本市ではまだ全体調査の段階で、森林整備の着手までにはまだ時間を要する状況であります。調査や計画を作成するために、どれくらいの労力、時間、コストがかかるのか不明な状況であり、この調査、計画が終わった後で、実際の森林整備に着手するにしても、その整備のほうでもどのくらいの時間、コスト、労力がかかるのか分からないという状況であるため、まずは本年度から始めました調査を含め、計画策定業務委託の成果を踏まえて令和3年度以降どうやって進めていくのか検討したいと考えております。全国一斉にスタートしたものですから、各自治体においても地域に合った方法を模索しながら進めている状況と思います。他地域では高度な技術、レーザー測量とかを取り入れている所もあるようですが、そのような事例を参考にしながら、本市にとってどういうやり方が効果的なのか、そういったものを踏まえながら今後進めてまいりたいと考えております。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) お答えいたします。地域おこし協力隊事業、中心市街地活性化の分についてお答えいたします。まずはどのような活動をするのかということで、この事業の経緯を説明させていただきますが、今年度の商店街振興組合あるいは若手商店主との意見交換におきまして、商店主の高齢化などで商店街活動が減少してきていることから、現在実施できているイベントの継続さえも厳しくなってきており、新たな取組もできない状況にあることから、外部の視点を入れるとともに、マンパワーとしての協力を得ながら、商店街のにぎわい創出事業に取り組んでいくことが必要であり、これに地域おこし協力隊を活用できないかということの話合いをいたしました。私どもとしては、ぜひこれに取り組んでみたいということで、このたび予算措置をお願いしているところであります。活動の内容につきましては、店舗の報告物や商店街活性化のミーティングの開催、参加であります。空き店舗調査等の実施、商店街の既存事業支援及び新規事業の展開、商店街情報の発信、あるいは協力隊自らの起業、継続につながる準備、取組を行ってもらいたいなと思っているところであります。その成果目標でありますが、総合計画等の指標としまして、中心市街地活性化重点区域の空き店舗率、中心市街地の歩行者、自転車の通行量、中心市街地区域内の居住人口等を掲げておりますので、こういった目標も目指すことになりますが、何と言っても先ほど申し上げたとおり、商店街のにぎわいの創出、動きが見えるような、そんな商店街を目指す取組に地域おこし協力隊と商店街が協力、連携して取り組んでいただける、そんな事業になってほしいなと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 主幹から大体御説明いただいた補正のときの御説明にちょっと加えていただいたと思いますけれども、令和3年度から本格的になるようになればいいかなというふうに期待しているところなのですが、先ほど主幹もおっしゃっていたとおり、私も森林経営管理法の概要とか、森林環境譲与税の勉強会も受けたことがございまして、そのときも例えば広島県三次市においては、航空レーザー測量のデータ解析によって、プライオリティー優先順位をしっかりやってから、効率よくやるとか、隣の北秋田市では国立市の子供たち、保護者に来てもらって、職人やらそういったハード、ソフト、いろいろ織りまぜて、いろいろな例があると思うのです。ですからそういったことをしっかり検証しながら、より早く実際着手できるような体制づくりも、時間を早めてほしい、スピード感もってほしいという意味でやってほしいと思いますので、その1点だけちょっと確認したいなと思います。 あと商工費に関しまして環境産業部長から丁寧に御説明いただいて、ぜひともこれを、今新型コロナの関係でちょっとスタートダッシュができないかと思いますけれども、ぜひとも先ほどおっしゃったような外部の視点とか、マンパワーの御助力をいただきながら、本当に商店街も寂しい状況が1日というか、年々歳々こうなっているので、ぜひともこの事業期待しているところなので、しっかりやっていただきたいと思いますし、先ほども質問あったかもしれませんけれども、途中途中でその辺の活動状況もしっかり見てあげてほしい、点検してあげてほしいなと思いますので、これは要望にとどめておきます。よろしくお願いします。
○議長(渡辺優子君)
環境産業部主幹。
◎
環境産業部主幹(工藤力君) 質問にお答えいたします。森林環境譲与税ですが、国では近年の自然災害、これが森林の整備が進んでいないとして、環境譲与税を増額していただいたところであります。増額されたお金を有効に使うという手法なのですけれども、まだスタートしたばかりで、本市としてもまだどういう方法がいいのか模索している段階であります。この1年全国各地でいろいろな手法でこの計画の策定の方法、調査の方法、実施してきているわけですけれども、先ほど議員もおっしゃいましたレーザー測量については県外の自治体ではもう実施している所もありますし、県内の自治体でも検討している自治体があると伺っております。そういった所を参考にしながら、あるいは専門家を招聘するとか、そういった事業があると聞きますので、そういったものを参考にしながら、いかに早く能代市の森林はかなり広大なものですので、これの計画をつくるとなるとかなりの時間を要します。ですが、スピード感を持ってやれるような有効な方法を模索しながら、今後この事業を展開していきたいと考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君) お願いを申し上げます。質疑に当たっては自己の意見を述べることができないとされておりますので、ただいまは質疑を行っております。要望は質疑とは認められませんので、御注意を申し上げます。 ほかに質疑ありませんか。3番菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 2目商工振興費の個人番号カード利用環境整備事業費ですけれども、事業概要が書かれておりますが、マイナポイント、新事業です。この概要について詳しくお知らせください。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 個人番号カード利用環境整備事業費についてお答えいたします。この事業につきまして新規事業となっておりますが、実は元年度も同様の事業を行っております。ただそれが補正予算だった関係で、当初予算としては新規事業となっております。事業の内容としましては、元年度の事業を引き続き、マイナンバーカードの発行を促進して、マイナンバーカードへマイキーIDを設定することにより、それについて消費税率引上げに伴う反動減対策として活用していこうという事業であります。
○議長(渡辺優子君) 菊地時子さん。
◆3番(菊地時子君) 事業を引き継いでいるということですけれども、このマイナンバーカードの交付のテンポが遅いからではないかと思います。消費活性化策の実施に向けたとありますけれども、本当に消費活性化になっているのかちょっと疑問です。マイナポイントは上限があるので、いろいろなポイントで還元されているものがあるのですけれども、この部分については、なかなかちょっと厳しいところがあるのではないかと考えますが、国の考えていることは、カードの普及を図ろうというのが私は一番の狙いではないかなと思います。セキュリティー上の問題が起きるのではないかと思うことと、それからその事務の負担量が煩雑になっているのではないかと思いますので、そこのところにちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 御質問にお答えいたします。先ほど補正予算のところでも御質問があったように、能代市の実情に合わないのではないかとか、そういった御意見もあろうかと思います。そういうことだと思うのですけれども、この
制度につきましては、国が準備をした事業でありまして、進行しております。そうした中で能代市でも確かに取り組んでいる個人については、人数は少ないのではありますが、IDを設定してこれから活用しようとする市民の方もいらっしゃいます。そうした方の利益もまた、私どもが事業をやらないことによって損失するわけにもいきませんので、国に対しては私ども能代市の事情については説明していかなければならないとは思いますが、事業としては淡々と進めさせていただきたいと思います。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。4番大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 1点だけお伺いします。7款商工費1項商工費2目商工振興費の企業誘致推進事業費ですけれども、毎年3,000万円いかないぐらいの金額が計上されていまして、過去には私、結果が芳しくないではないかと苦言を呈したこともあったのですが、昨年令和元年度と比較しまして今年度約1,300万円増額しているのですね。事業概要にはいろいろ内容書いているのですけれども、この増額の詳細のほうを教えていただければなと思います。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) お答えいたします。企業誘致推進事業費の増額理由でありますが、主な事由につきましては、先般誘致企業として発表させていただきました企業がございます。その企業が工業団地に用地を取得するということで、この私企業に対して用地取得助成金を2年度交付することとしておりまして、この予算が約1,100万円となっておりまして、これが主な理由であります。以上です。
○議長(渡辺優子君) 大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 最近SNSのほうで災害非常用の発電機の工場が工業団地にできるような情報が出ていたのですけれども、それはこの中には入ってはいないのですか。
○議長(渡辺優子君) 環境産業部長。
◎環境産業部長(吉岡康隆君) 今お話のあった事業者に関する予算については、誘致のための交渉等、行き来についてはこの後も考えられますので、そうした旅費等については使うこともあろうかと思いますが、その他の予算については予算措置されておりません。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を行います。4番大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 8款土木費2項道路橋りょう費1目二ツ井町除雪センター維持管理事業費、これ昨年度は200万円いかないくらいだったのですけれども、今回1,900万円ほど増額しているのですが、これの要因のほうお知らせください。
○議長(渡辺優子君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 大高議員の質問にお答えいたします。こちらに載っております二ツ井町除雪センター維持管理事業費についでありますが、昨年度はこちらの除雪センターを改修するための設計委託料でございまして、今年度はその実施設計に従って工事を行う工事費が載ってございます。そのために昨年度と比べて大きい増額という形になってございます。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、9款消防費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を行います。12番安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 1点だけ御質問したいと思います。コミュニティ・スクール推進事業費でございます。56万円、全ての小・中学校を7つのエリアに分けてコミュニティ・スクールを導入ということであります。割り算すると1エリア8万円ぐらいの事業になるのかとは思いますけれども、私もコミュニティ・スクールにつきましては、全市的に進めていただきたいなという趣旨で一般質問したことがございますのでお聞きしたいと思うのです。これはどのようなスケジュールで進めていくのか、事業の概略をちょっと教えていただければなというふうに思います。
○議長(渡辺優子君) 教育部長。
◎教育部長(松橋優悦君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。コミュニティ・スクールの事業概要及びスケジュールについての御質問ですけれども、コミュニティ・スクールといいますのは、学校運営協議会を設置した学校のことで、地域と共にある学校づくりを推進するための仕組みをつくろうとするものであります。今年度は7つのブロックに分けて全市的に取組を展開しようとするものでありますが、協議会の委員の選定は、この後予算が決まりますと選定作業に入りますけれども、4月の教育委員会定例会において委員の選任ができるように準備を進めてまいりまして、5月以降に連絡協議会を開催できるように準備を進めて活動に入っていきたいと考えております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) 安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 再質問1点手短に申し上げますけれども、先ほどおっしゃったようなスケジュールなのですけれども、廃校になった鶴形小学校とかの事例もありますが、ぜひとも全国的な先進事例も参考にしていただきながら進めていただきたいと思いますので、その点だけお考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(渡辺優子君) 教育部長。
◎教育部長(松橋優悦君) コミュニティ・スクールにつきましては各地域ごとに、地域の保護者、地域住民の方々から入っていただいて、それぞれに事業を検討しながら取組を進めていくことになりますけれども、その検討の過程で様々な情報収集もあるかと思いますので、その中で先進事例も参考にできるように学校には働きかけていきたいと考えております。以上であります。
○議長(渡辺優子君) この際、暫時休憩いたします。 この後、午後2時46分から、東日本大震災で犠牲となられました方々の御霊に対し、哀悼の意を表すべく、1分間の黙祷をささげたいと思います。 午後2時44分 休憩
----------------------------------- 午後2時47分 再開
○議長(渡辺優子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、11款災害復旧費費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 次に、12款公債費、13款予備費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第26号令和2年度能代市一般会計予算中、条文及び歳入全部と歳出1款議会費、2款総務費中1項総務管理費、2項徴税費は
総務企画委員会に、3項戸籍住民基本台帳費は文教民生委員会に、4項選挙費から6項監査委員費までは
総務企画委員会に、3款民生費中1項
社会福祉費から4項国民年金費までは文教民生委員会に、5項災害救助費は
総務企画委員会に、4款衛生費中1項保健衛生費は文教民生委員会に、2項環境衛生費から4項水道費までは
産業建設委員会に、5款労働費中1項労働施設費は文教民生委員会に、2項労働諸費は
産業建設委員会に、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は
産業建設委員会に、9款消防費は
総務企画委員会に、10款教育費は文教民生委員会に、11款災害復旧費は
産業建設委員会に、12款公債費、13款予備費は
総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。
-----------------------------------
△日程第26 議案第27号令和2年度能代市
簡易水道事業特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第26、議案第27号令和2年度能代市
簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第27号令和2年度能代市
簡易水道事業特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5351万1000円と定めております。 第2条は、地方債で、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第2表地方債によると定めております。 予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入についてでありますが、1款使用料及び手数料1項使用料は6084万1000円で、給水使用料であります。2項手数料は15万6000円で、新規加入手数料及び工事検査手数料が主なものであります。 2款財産収入1項財産運用収入は2,000円で、簡易水道基金利子であります。 3款繰入金1項他会計繰入金は8670万9000円で、一般会計繰入金であります。2項基金繰入金は113万3000円で、簡易水道基金繰入金であります。 4款1項繰越金は3,000円で、前年度繰越金であります。 5款諸収入1項雑入は6万7000円で、消火栓維持管理費が主なものであります。 6款1項市債は460万円で、簡易水道事業債であります。 次に、歳出についてでありますが、1款簡易水道費1項営業費は5961万6000円で、富根地区簡易水道費、仁鮒地区簡易水道費、二ツ井・荷上場地区簡易水道費であります。2項事業費は837万3000円で、二ツ井・荷上場地区
簡易水道事業特別会計法適用移行事業費であります。 2款1項公債費は8552万2000円で、長期債元金及び利子であります。 予算書にお戻り願います。第2表地方債は、簡易水道事業債の限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第27号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第27 議案第28号令和2年度能代市
農業集落排水事業特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第27、議案第28号令和2年度能代市
農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第28号令和2年度能代市
農業集落排水事業特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,599万円と定めております。 予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入でありますが、1款使用料及び手数料1項使用料は328万6000円で、農業集落排水施設使用料であります。2項手数料は1,000円で、督促手数料であります。 2款財産収入1項財産運用収入は1,000円で、基金利子であります。 3款繰入金1項他会計繰入金は1244万7000円で、一般会計繰入金であります。2項基金繰入金は25万3000円で、農業集落排水事業債償還基金繰入金であります。 4款1項繰越金は1,000円で、前年度繰越金であります。 5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料は1,000円で、延滞金であります。 次に、歳出についてでありますが、1款1項農業集落排水費は722万1000円で、処理場等管理費が主なものであります。 2款1項公債費は876万9000円で、長期債元金及び利子であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第28号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第28 議案第29号令和2年度能代市
浄化槽整備事業特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第28、議案第29号令和2年度能代市
浄化槽整備事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第29号令和2年度能代市
浄化槽整備事業特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条は、歳入歳出予算で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2741万1000円と定めております。 第2条は、債務負担行為で、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は第2表債務負担行為によることとしております。 第3条は、地方債で、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は第3表地方債によると定めております。 第4条は、一時借入金で、借入れの最高額は6,100万円と定めております。 予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入についてでありますが、1款分担金及び負担金1項分担金は1077万9000円で、浄化槽設置事業費分担金であります。 2款使用料及び手数料1項使用料は9109万5000円で、浄化槽使用料であります。2項手数料は2,000円で、督促手数料であります。 3款国庫支出金1項国庫補助金は2488万3000円で、循環型
社会形成推進交付金であります。 4款繰入金1項他会計繰入金は6384万9000円で、一般会計繰入金であります。 5款1項繰越金は1,000円で、前年度繰越金であります。 6款諸収入1項延滞金、加算金及び過料は2,000円で、延滞金であります。 7款1項市債は3,680万円で、特定地域生活排水処理事業債であります。 次に歳出についてでありますが、1款1項事業費は1億9753万4000円で、浄化槽整備事業費(市設置型)及び維持管理費が主なものであります。 2款1項公債費は2987万7000円で、長期債元金及び利子が主なものであります。予算書にお戻り願います。第2表債務負担行為でありますが、令和2年度浄化槽設置資金利子補給費補助金と令和2年度浄化槽設置資金損失補償の期間及び限度額について定めております。 次に、第3表地方債は、特定地域生活排水処理事業債の限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第29号は
産業建設委員会に付託いたします。 この際、午後3時20分まで休憩いたします。 午後3時00分 休憩
----------------------------------- 午後3時20分 開議
△日程第29 議案第30号令和2年度能代市浅内財産区
特別会計予算
△日程第30 議案第31号令和2年度能代市常盤財産区
特別会計予算
△日程第31 議案第32号令和2年度能代市鶴形財産区
特別会計予算
△日程第32 議案第33号令和2年度能代市檜山財産区
特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第29、議案第30号令和2年度能代市浅内財産区
特別会計予算、日程第30、議案第31号令和2年度能代市常盤財産区
特別会計予算、日程第31、議案第32号令和2年度能代市鶴形財産区
特別会計予算、日程第32、議案第33号令和2年度能代市檜山財産区
特別会計予算、以上の4案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。
◎総務部長(淡路誠君) 議案第30号令和2年度能代市浅内財産区
特別会計予算について御説明いたします。まず条文についてでございますが、条文の第1条で、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ225万5000円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入についてでございますが、1款財産収入は133万円の計上で、1項財産運用収入も同額で、土地貸付収入及び基金利子であります。 2款繰入金は92万4000円の計上、1項基金繰入金も同額で、財産区基金繰入金であります。 3款繰越金は1,000円の計上であります。 次に、歳出についてでございますが、1款管理会費は29万円の計上、1項財産区管理会費も同額で、財産区管理委員報酬及び管理会運営費であります。 2款総務費は196万5000円の計上、1項総務管理費も同額で、管理委員現地調査報酬等であります。 次に、議案第31号令和2年度能代市常盤財産区
特別会計予算について御説明いたします。まず条文についてでございますが、第1条で、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ224万9000円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入についてでございますが、1款財産収入は1万1000円の計上、1項財産運用収入も同額で、土地貸付収入及び基金利子であります。 2款繰入金は223万7000円の計上、1項基金繰入金も同額で、財産区基金繰入金であります。 3款繰越金は1,000円の計上であります。 次に、歳出についてでございますが、1款管理会費は33万円の計上、1項財産区管理会費も同額で、財産区管理委員報酬及び管理会運営費であります。 2款総務費は191万9000円の計上で、1項総務管理費も同額で、管理委員現地調査報酬等であります。 続きまして、議案第32号令和2年度能代市鶴形財産区
特別会計予算について御説明いたします。まず条文についてでございますが、条文の第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ181万8000円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で説明いたします。初めに、歳入についてでありますが、1款財産収入は1万2000円の計上、1項財産運用収入も同額で、土地貸付収入及び基金利子であります。 2款繰入金は180万5000円の計上で、1項基金繰入金も同額で、財産区基金繰入金であります。 3款繰越金は1,000円の計上であります。 次に、歳出についてでございますが、1款管理会費は29万円の計上、1項財産区管理会費も同額で、財産区管理委員報酬及び管理会運営費であります。 2款総務費は152万8000円の計上、1項総務管理費も同額で、管理委員現地調査報酬等であります。 続きまして、議案第33号令和2年度能代市檜山財産区
特別会計予算について御説明いたします。まず条文についてでございますが、条文の第1条で、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ270万4000円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。初めに、歳入についてでございますが、1款財産収入は5,000円の計上で、1項財産運用収入も同額で、土地貸付収入及び基金利子であります。 2款繰入金は269万8000円の計上、1項基金繰入金も同額で、財産区基金繰入金であります。 3款繰越金は1,000円の計上であります。 次に、歳出についてでございますが、1款管理会費は29万円の計上、1項財産区管理会費も同額で、財産区管理委員報酬及び管理会運営費であります。 2款総務費は186万4000円の計上で、1項総務管理費も同額で、管理委員現地調査報酬等であります。 3款諸支出金は55万円の計上で、1項繰出金も同額で、一般会計繰出金であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第30号、第31号、第32号、第33号は
総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第33 議案第34号令和2年度能代市
国民健康保険特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第33、議案第34号令和2年度能代市
国民健康保険特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 議案第34号令和2年度能代市
国民健康保険特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条において、事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ56億3206万円と定めております。 第2条では、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れ最高額を、事業勘定4億円と定めております。 第3条では、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合に、款内でこれらの経費の流用ができることを定めております。 予算の内訳は、事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、1款国民健康保険税1項国民健康保険税は、8億5789万8000円で、一般被保険者国民健康保険税8億5620万9000円、退職被保険者等国民健康保険税168万9000円であります。 2款使用料及び手数料1項手数料は76万5000円で、督促手数料であります。 3款国庫支出金1項国庫補助金は1,000円で、災害臨時補助金であります。 4款県支出金1項県補助金は41億3678万6000円で、保険給付費等交付金41億2269万5000円が主なるものであります。 5款財産収入1項財産運用収入は7万9000円で、財政調整基金利子であります。 6款繰入金1項他会計繰入金は4億3868万3000円で、一般会計繰入金であります。2項基金繰入金は1億1000万円で、財政調整基金繰入金であります。 7款繰越金1項繰越金は7267万3000円で、前年度繰越金であります。 8款諸収入1項延滞金、加算金及び過料は1,047万円で、延滞金であります。2項雑入は470万5000円で、一般被保険者第三者納付金300万円、一般被保険者返納金155万4000円が主なるものであります。 次に、歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費は3064万7000円で、事務費2603万7000円が主なるものであります。2項徴収費は716万6000円で、事務費367万2000円が主なるものであります。3項運営協議会費は32万3000円であります。 2款保険給付費1項療養諸費は34億8783万4000円で、一般被保険者療養給付費34億4787万5000円、一般被保険者療養費2554万5000円が主なるものであります。2項高額療養費は5億1179万2000円、3項移送費は20万円、4項出産育児諸費は1260万7000円、5項葬祭諸費は700万円であります。 3款国民健康保険事業費納付金1項医療給付費分は10億1165万3000円で、一般被保険者医療給付費分10億1165万2000円が主なるものであります。2項後期高齢者支援金分は3億1326万7000円で、一般被保険者後期高齢者支援金等分3億1326万6000円が主なるものであります。3項介護納付金分は1億1349万8000円、4款共同事業拠出金1項共同事業拠出金は3,000円、5款保健事業費1項保健事業費は1204万8000円、2項特定健康診査等事業費は4221万3000円であります。 6款基金積立金1項基金積立金は7万9000円で、財政調整基金積立金であります。 7款公債費1項公債費は17万1000円で、一時借入金利子であります。 8款諸支出金1項償還金及び還付加算金は6513万8000円で、過年度国庫負担金等返還金6083万8000円が主なるものであります。 9款予備費1項予備費は、942万1000円であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第34号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第34 議案第35号令和2年度能代市
後期高齢者医療特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第34、議案第35号令和2年度能代市
後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 議案第35号令和2年度能代市
後期高齢者医療特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条において、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億9920万9000円と定めております。 予算の内訳は、事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、1款後期高齢者医療保険料1項後期高齢者医療保険料は4億7699万3000円で、特別徴収保険料3億3387万5000円、普通徴収保険料1億4311万8000円であります。この保険料につきましては、秋田県後期高齢者医療広域連合において、先般、料率改定が決定されております。そのため、その概要を御説明させていただきます。 後期高齢者医療
制度の保険料につきましては、広域連合において2年ごとに見直しを検討することとされており、令和2年度が見直しの年度に当たっております。これにより広域連合では、1人当たりの医療費が増加傾向であること等を踏まえ、保険料率の改定が必要と判断し、令和2年2月21日の広域連合議会におきまして、2年度と3年度の保険料率が決定されたところであります。 改正の内容であります。今回の改正によりまして、均等割額が3万9710円から4万3100円に改められ3,390円の増、所得割率が8.07%から8.38%に改められ0.31ポイントの増となりました。また、賦課限度額につきましても、62万円から64万円に2万円引き上げられることになりました。これにより、本市の1人当たりの年間保険料の平均は、現行の3万7948円から4万3786円となり5,838円、率にして15.4%の増になると見込まれております。本市の被保険者につきましては、均等割が7割または8.5割軽減に該当する方がおよそ5割を占めており、この方々につきましては、このたびの改正により、年額が3,700円から5,000円の増となる見込みであります。 2款使用料及び手数料1項手数料は8万1000円で、督促手数料であります。 3款繰入金1項一般会計繰入金は2億2141万9000円で、保険基盤安定繰入金2億1779万2000円が主なるものであります。 4款繰越金1項繰越金は1,000円で、前年度繰越金であります。 5款諸収入1項延滞金、加算金及び過料は5万6000円で、延滞金であります。2項償還金及び還付加算金は65万8000円で、保険料還付金60万8000円が主なるものであります。3項雑入は1,000円で、滞納処分費収入であります。 次に、歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費は154万9000円で、一般管理事務費であります。2項徴収費は215万9000円で、徴収事務費であります。 2款後期高齢者医療広域連合納付金1項後期高齢者医療広域連合納付金は、6億9484万3000円であります。 3款諸支出金1項償還金及び還付加算金は65万8000円で、保険料還付金60万8000円が主なるものであります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第35号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第35 議案第36号令和2年度能代市
介護保険特別会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第35、議案第36号令和2年度能代市
介護保険特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。市民福祉部長。
◎市民福祉部長(石川佳英君) 議案第36号令和2年度能代市
介護保険特別会計予算について御説明いたします。条文の第1条において、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ79億5988万5000円と定めております。 第2条では、地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の借入れ最高額を、保険事業勘定5億円と定めております。 第3条では、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足を生じた場合に、款内でこれらの経費の流用ができることを定めております。 予算の内訳は、事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、1款保険料1項介護保険料は14億4882万1000円で、第1号被保険者保険料であります。 2款使用料及び手数料1項手数料は12万1000円で、督促手数料であります。 3款国庫支出金1項国庫負担金は13億7917万2000円で、介護給付費負担金であります。2項国庫補助金は7億3017万円で、調整交付金5億9414万円、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)5127万1000円、地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)7778万1000円が主なるものであります。 4款支払基金交付金1項支払基金交付金は20億6814万3000円で、介護給付費交付金20億1277万円、地域支援事業支援交付金5537万3000円であります。 5款県支出金1項県負担金は10億4360万7000円で、介護給付費負担金であります。2項県補助金は6452万5000円で、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)2563万5000円、地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)3,889万円であります。 6款財産収入1項財産運用収入は2万円で、介護給付費準備基金利子であります。 7款繰入金1項一般会計繰入金は11億6050万円で、介護給付費繰入金9億3183万8000円、事務費等繰入金8891万8000円が主なるものであります。2項基金繰入金は5723万3000円で、介護給付費準備基金繰入金であります。 8款繰越金1項繰越金は1,000円で、前年度繰越金であります。 9款諸収入1項延滞金、加算金及び過料は1,000円、2項預金利子は1,000円であります。3項雑入は757万円で、食の自立支援事業利用者負担金612万円が主なるものであります。 次に、歳出でありますが、1款総務費1項総務管理費は2158万2000円で、事務費1438万3000円が主なるものであります。2項徴収費は524万2000円で、事務費であります。3項介護認定審査会費は6,220万円で、能代山本広域市町村圏組合負担金1984万9000円、認定調査等費4235万1000円であります。 2款保険給付費1項介護サービス等諸費は74億4695万5000円で、居宅介護サービス等給付費32億9810万円、地域密着型介護サービス等給付費14億1775万円、施設介護サービス給付費18億1880万円が主なるものであります。2項その他諸費は775万2000円で、審査支払手数料であります。 3款地域支援事業費1項介護予防・日常生活支援総合事業費は2億1144万6000円で、訪問介護事業費6804万3000円、通所介護事業費8636万5000円、介護予防支援事業費2,567万円が主なるものであります。2項包括的支援事業・任意事業費は2億338万3000円で、地域包括支援センター事業費1億169万2000円、認知症施策推進支援事業費2474万8000円、家族介護用品支給事業費4,604万円が主なるものであります。 4款基金積立金1項基金積立金は2万円で、介護給付費準備基金積立金であります。 5款公債費1項公債費は9万2000円で、一時借入金利子であります。 6款諸支出金1項償還金及び還付加算金は121万3000円で、過年度保険料還付金120万円が主なるものであります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第36号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第36 議案第37号令和2年度能代市
水道事業会計予算
○議長(渡辺優子君) 本日の会議時間を午後5時まで延長いたします。 日程第36、議案第37号令和2年度能代市
水道事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第37号令和2年度能代市
水道事業会計予算について御説明いたします。それでは、条文により御説明いたします。条文の第1条は、総則であります。 第2条は、業務の予定量でありますが、水道事業における給水戸数、年間総給水量、1日平均給水量、主要な建設改良事業の事業費についてそれぞれ定めております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款水道事業収益は13億49万1000円で、第1項営業収益10億9327万円、第2項営業外収益1億6122万円、第3項特別利益4600万1000円としております。 次に、支出の第1款水道事業費用は11億5602万6000円で、第1項営業費用9億7580万3000円、第2項営業外費用1億2521万9000円、第3項特別損失5450万4000円、第4項予備費50万円としております。また、条文中になお書きしておりますが、特別損失に計上しております解体撤去事業費4606万8000円の財源に充てるため、企業債4,600万円を借り入れることとしております。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を4億2455万7000円としており、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 収入の第1款資本的収入は3億1974万円で、第1項企業債1億5490万円、第2項出資金4985万9000円、第3項国庫補助金4985万9000円、第4項他会計補助金199万円、第5項他会計負担金2162万7000円、第6項工事負担金4150万4000円、第7項固定資産売却代金1,000円としております。 次に、支出の第1款資本的支出は7億4429万7000円で、第1項建設改良費3億6977万3000円、第2項企業債償還金3億7452万4000円としております。 第5条は、企業債の目的や限度額等を定めたもので、臥竜山浄水場の解体撤去事業に係る起債の限度額を4,600万円、配水管等整備事業に係る起債の限度額を1億510万円、北部地区配水管整備事業に係る起債の限度額を4,980万円と定めております。 第6条は、一時借入金でありますが、限度額を2億円と定めております。 第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用でありますが、第8条、予算の流用禁止項目以外の営業費用、営業外費用及び特別損失の間の経費の流用について定めております。 第8条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でありますが、職員給与費7157万4000円としております。 第9条は、他会計からの補助金でありますが、一般会計からの補助金を410万9000円としております。 第10条は、たな卸資産の購入限度額でありますが、939万6000円と定めております。 予算の内容につきましては、実施計画で御説明いたします。初めに、収益的収入でありますが、第1款水道事業収益第1項営業収益1目給水収益は、水道料金及び消費税相当額で、2目受託工事収益は、河戸川・浅内地区農地集積加速化基盤整備事業に伴う配水管移設工事の受託収益であります。3目その他営業収益の主なものは、下水道使用料徴収事務受託収入等であります。第2項営業外収益2目他会計補助金は、一般会計からの補助金で、主なものは旧鶴形簡易水道更新事業に係る企業債償還金の利息相当分であります。3目長期前受金戻入は、国庫補助金等で取得した固定資産に係る減価償却分を、長期前受金を取り崩して収益に戻し入れるものであります。第3項特別利益2目その他特別利益は、臥竜山浄水場解体撤去事業に係る公営企業施設等整備債であります。 収益的支出の第1款水道事業費用第1項営業費用1目原水及び浄水費は、米代川から取水した原水を浄化する費用で、主なものは、浄水場運転管理及び水質検査等委託料、人件費であります。2目配水及び給水費は、各家庭まで給水するための費用で、主なものは配水管等修繕費、量水器取替漏水調査等委託料、人件費であります。3目業務費は、給水の申込みから料金徴収までに係る費用で、主なものは、料金徴収事務委託料及び人件費であります。4目総係費は、事業活動の全般に関連する費用で、主なものは庁舎管理負担金、企業会計システム更新委託料及び人件費であります。5目受託工事費は、河戸川・浅内地区農地集積加速化基盤整備事業に伴う配水管移設工事費等であります。6目減価償却費は、令和元年度までに取得した配水管等の構築物や機械装置の償却に係るものであります。7目資産減耗費は、固定資産等の除却に伴うものであります。第2項営業外費用1目支払利息は、企業債及び一時借入金の利息であります。第3項特別損失1目過年度損益修正損は、過年度水道料金の還付金等であります。2目解体撤去事業費は、臥竜山浄水場解体撤去事業費であります。3目資産減耗費は、臥竜山浄水場解体に伴う固定資産除却費であります。 資本的収入でありますが、第1款資本的収入第1項1目企業債は、配水管等整備事業費及び北部地区配水管整備事業費に充当するものであります。第2項1目出資金は、北部地区配水管整備事業に係る一般会計からの出資金であります。第3項1目国庫補助金は、北部地区配水管整備事業に係る国庫補助金であります。第4項1目他会計補助金は、旧鶴形簡易水道更新事業費に係る企業債償還金の元金相当分に対する一般会計からの補助金であります。第5項1目他会計負担金は、消火栓の更新及び新設に係る一般会計からの負担金であります。第6項1目工事負担金は、下水道工事に伴う配水管移設工事負担金であります。 資本的支出でありますが、第1款資本的支出第1項建設改良費1目建設費は、老朽ビニール管更新工事費のほか、下水道工事に伴う配水管移設工事費等であります。2目北部地区配水管整備事業費は、北部地区への配水管布設工事費等であります。3目機械及び装置は、新設量水器の購入費用であります。第2項1目企業債償還金は、企業債の元金償還金であります。以上により、令和2年度の純利益を7768万6000円と予定しております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。12番安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) 水道事業会計にとって有収率というのは経営に直結することだと思いまして、魁新報紙に県内各市町村の有収率の記事もありまして、厳しいところもあると思います。昨年9月の水道事業決算のときに質問させていただきまして、なかなかこのがくっと下がったことに対しまして、メーター検診で漏水が発見された場合は即時対応するのだけれども、なかなか数字が上がってこないので、令和2年度で漏水調査をするというふうにおっしゃっておりました。本当にそういった有収率が上がるように、しっかりやっていただきたいと思いますので、その辺の漏水調査について、どういうふうに進めるのかお伺いしたいと思います。
○議長(渡辺優子君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。平成30年度の浄水場の有収率は81.9%でありまして、前年度比3.6ポイント減という形になっております。こういった状況を受け、これまで実施してきている配水管更新工事により解決の糸口が見えるのではということで期待しておりましたが、なかなか回復する兆しがございません。そういったことから、令和2年度からは道路に埋設されている配水管等につきまして、地上に現れない段階で、漏水を早期に発見し修繕するため、漏水調査を年次計画で実施する予定としております。この漏水調査でございますが、給水管の戸別音聴調査というものでありまして、各家庭の止水栓のほうから音を確認し、漏水による雑音を調査するものであります。令和2年度では、北は浜通町から大町、南は景林町から追分町までの区間、東側の区間で言いますと、県道富根能代線から西側という形になりますが、給水戸数約3,300戸について調査する予定としております。これらの調査によりまして漏水を発見し、有収率の向上につなげていきたいと考えております。以上です。
○議長(渡辺優子君) 安岡明雄さん。
◆12番(安岡明雄君) ありがとうございました。そういった年次計画でしっかり調査してということでありましたので、1つだけ確認したいと思います。そうすると年次計画でしっかり調査した上で、その漏水の状況を見て、即時対応していくのだと、計画的にやっていくのだという理解でいいのか、その点だけ確認したいと思います。
○議長(渡辺優子君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 安岡議員の再質問にお答えいたします。こちらの調査の委託料と修繕料を計上しております。発見した地点で、止水から配水管までの間ということになれば、そこを即修繕するという形で考えております。それを年次計画で組んでいきたいと思っております。以上です。
○議長(渡辺優子君) ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第37号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第37 議案第38号令和2年度能代市
下水道事業会計予算
○議長(渡辺優子君) 日程第37、議案第38号令和2年度能代市
下水道事業会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(宮野弘幸君) 議案第38号令和2年度能代市
下水道事業会計予算について御説明いたします。条文により御説明いたします。条文の第1条は、総則であります。 第2条は、業務の予定量でありますが、下水道事業における排水戸数、年間総処理水量、1日平均処理水量、主要な建設改良事業の事業費についてそれぞれ定めております。 第3条は、収益的収入及び支出の予定額でありますが、収入の第1款下水道事業収益は16億4040万6000円で、第1項営業収益6億7422万2000円、第2項営業外収益9億6618万3000円、第3項特別利益1,000円としております。 支出の第1款下水道事業費用は14億3621万6000円で、第1項営業費用12億5979万2000円、第2項営業外費用1億7602万4000円、第3項特別損失10万円、第4項予備費30万円としております。 第4条は、資本的収入及び支出の予定額でありますが、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額を4億9987万8000円としております。過年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 収入の第1款資本的収入は14億4901万8000円で、第1項企業債10億3250万円、第2項出資金6,287万円、第3項国庫補助金3億800万円、第4項他会計補助金174万8000円、第5項負担金4,390万円としております。 支出の第1款資本的支出は19億4889万6000円で、第1項建設改良費10億8265万円、第2項企業債償還金8億6624万6000円としております。 第5条は、債務負担行為をすることができる事項等を定めたもので、令和2年度水洗便所改造資金利子補給費補助金及び令和2年度水洗便所改造資金損失補償で、それぞれの期間及び限度額を定めております。 第6条は、企業債の目的や限度額等を定めたもので、下水道事業に係る起債の限度額を総額で10億3250万円としております。 第7条は、一時借入金でありますが、限度額を6億円と定めております。 第8条は、予定支出の各項の経費の金額の流用でありますが、第9条、予算の流用禁止項目以外の営業費用、営業外費用及び特別損失の間の経費の流用について定めております。 第9条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費でありますが、職員給与費7736万4000円としております。 第10条は、他会計からの補助金でありますが、一般会計からの補助金を5億5237万3000円としております。 予算の内訳につきましては、実施計画で御説明いたします。初めに収益的収入でありますが、第1款下水道事業収益第1項営業収益1目下水道使用料は、下水道使用料及び消費税相当額で、2目他会計負担金は、一般会計からの雨水処理負担金であります。第2項営業外収益2目他会計補助金は、一般会計からの補助金であります。3目長期前受金戻入は、国庫補助金等で取得した固定資産に係る減価償却分を、長期前受金を取り崩して収益に戻し入れるものであります。4目雑収益は、下水道使用料督促手数料その他雑収益であります。 収益的支出の第1款下水道事業費用第1項営業費用1目管渠費の主なものは、管渠の維持管理等委託料、修繕費及び人件費であります。2目ポンプ場費の主なものは、中川原及び長崎の中継ポンプ場の維持管理等委託料、電気料及び修繕費であります。3目処理場費の主なものは、維持管理等委託料、電気料及び負担金であります。4目普及指導費の主なものは、水洗便所改造資金利子補給費補助金であります。5目業務費は、下水道使用料徴収事務委託料であります。6目総係費は、事業活動の全般に関連する費用で、主なものは庁舎管理負担金、企業会計システム更新委託料及び人件費であります。7目減価償却費は、令和元年度までに取得した下水道管等の構築物や機械装置の償却に係るもので、8目資産減耗費は、固定資産の除却に伴うものであります。第2項営業外費用1目支払利息は、企業債及び一時借入金の利息であります。第3項特別損失1目過年度損益修正損は、過年度分下水道使用料の還付費用等であります。 資本的収入でありますが、第1款資本的収入第1項1目企業債は、下水道管渠整備事業等に充当するものであります。第2項1目出資金は、下水道事業債元金償還に係る一般会計出資金であります。第3項1目国庫補助金は、管渠整備事業に係る
社会資本整備総合交付金であります。第4項1目他会計補助金は、雨水処理に係る一般会計からの補助金であります。第5項負担金1目受益者負担金は、公共下水道整備に係る受益者負担金であります。 資本的支出でありますが、第1款資本的支出第1項建設改良費1目管渠建設改良費は、向能代分区等各分区の管渠整備工事費、実施設計等委託料、補償費及び事務費であります。2目処理場建設改良費は、終末処理場のストックマネージメント計画策定業務委託料等であります。3目建設総務費は、受益者負担金徴収事務等委託料及び人件費等であります。第2項1目企業債償還金は、企業債の元金償還金であります。以上により、令和2年度の純利益を1億5472万4000円と予定しております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(渡辺優子君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。よって、議案第38号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第38 陳情2件
○議長(渡辺優子君) 日程第38、陳情についてでありますが、今定例会で受理した陳情は、お手元の文書表のとおり、整理番号第31号及び第32号の2件であります。以上の2件はそれぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上の2件はそれぞれの所管委員会に付託いたします。
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○議長(渡辺優子君) 本日はこれをもって散会いたします。明12日は休会とし、明後日13日定刻午前10時より本会議を再開いたします。 午後4時15分 散会...