令和 1年 12月 定例会
令和元年12月
能代市議会定例会会議録令和元年12月18日(水曜日
)-----------------------------------◯議事日程第20号
令和元年12月18日(水曜日) 午前10時30分 開議(
総務企画委員会に付託した案件) 日程第1 承認第6号専決処分した令和元
年度能代市
一般会計補正予算の承認を求めることについて 日程第2 議案第89
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律
の施行に伴う
関係条例の整備について 日程第3 議案第90号能代市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例
の制定について 日程第4 議案第91号能代市職員
の給与に関する条例及び能代市一般職
の任期付職員の採用等に関する条例
の一部改正について 日程第5 議案第92号能代市特別職
の職員
の給与に関する条例
の一部改正について 日程第6 議案第93号議会
の議員
の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例
の一部改正について 日程第7 議案第95号秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更について(
文教民生委員会に付託した案件) 日程第8 議案第94号能代市教育長
の給与、勤務時間その他
の勤務条件に関する条例
の一部改正について 日程第9 議案第96号能代市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正について 日程第10 議案第97号能代市
老人デイサービスセンター条例の一部改正について 日程第11 議案第98号能代市
母子生活支援施設の指定
管理者
の指定について 日程第12 議案第99号能代市
公民館条例の一部改正について 日程第13 議案第100
号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止について 日程第14 議案第101
号能代市立図書館の指定
管理者
の指定について 日程第15 議案第102号能代市
総合体育館等スポーツ施設の指定
管理者
の指定について 日程第16 議案第111号令和元
年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第17 議案第112号令和元
年度能代市
介護保険特別会計補正予算 日程第18 議案第115号能代市
印鑑条例の一部改正について 日程第19
文教民生委員会に付託した陳情6件(
産業建設委員会に付託した案件) 日程第20 議案第103号能代市
総合技能センターの指定
管理者
の指定について 日程第21 議案第104号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定について 日程第22 議案第105号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定について 日程第23 議案第106号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定について 日程第24 議案第107号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定について 日程第25 議案第109号令和元
年度能代市
簡易水道事業特別会計補正予算 日程第26 議案第110号令和元
年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算 日程第27 議案第113号令和元
年度能代市
水道事業会計補正予算 日程第28 議案第114号令和元
年度能代市
下水道事業会計補正予算(
議会基本条例策定特別
委員会に付託した案件) 日程第29
議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について(各常任
委員会に付託した案件) 日程第30 議案第108号令和元
年度能代市
一般会計補正予算 日程第31 議案第116
号常盤財産区
管理委員の選任について 日程第32
議会議案第4
号ケアプラン有料化など
の制度見直しの中止、
介護従事者の大幅な
処遇改善、
介護保険の抜本的改善を求める
意見書提出について 日程第33
議会議案第5
号医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める
意見書提出について 日程第34
議会議案第6号深刻な
医師不足、高齢化
の進行、
公共交通機関の衰退など地方における公立・
公的病院の置かれている
医療事情の状況把握を欠いたまま、国
の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める
意見書提出について
-----------------------------------◯本日
の会議に付した事件
議事日程第20号
のとおり
-----------------------------------◯出席議員(18名) 1番
安井英章 2番
小林秀彦 3番
菊地時子 4番 大高 翔 5番 畠 貞一郎 6番
菅原隆文 7番
佐藤智一 8番
渡辺優子 9番
渡邊正人 10番
原田悦子 11番
落合康友 12番 安岡明雄 13番 藤田克美 15番 伊藤洋文 16番 武田正廣 17番
安井和則 19番 庄司絋八 20番
針金勝彦-----------------------------------◯欠席議員(1名) 18番
落合範良-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長
齊藤滋宣 副市長 小野正博 監査
委員 小松 敬
総務部長 淡路 誠
企画部長 尾張政克 市民福祉部長 石川佳英
環境産業部長 吉岡康隆
環境産業部主幹 工藤 力
都市整備部長 宮野弘幸
二ツ井地域局長 櫻庭一也 総務部主幹 伊藤 智 会計
管理者
佐々木征史 総務部次長 畠中 徹
財政課長 今野朋実 教育長
高橋誠也 教育部長 松橋優悦-----------------------------------◯事務局職員出席者 事務局長 伊藤 勉
事務次長 幸坂晴二 係長 保坂靖夫 主席主査
鈴木豪志 主査 坂田 亮 主査 高田
綾----------------------------------- 午前10時30分 開議
○議長(
渡辺優子君) おはようございます。ただいまより
令和元年12
月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日
の出席議員は18名であります。 本日
の議事日程は、日程表第20号
のとおり定めました。-----------------------------------
△
総務企画委員長報告
○議長(
渡辺優子君) 日程第1、承認第6号専決処分した令和元
年度能代市
一般会計補正予算の承認を求めることについて、日程第2、議案第89
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律
の施行に伴う
関係条例の整備について、日程第3、議案第90号能代市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例
の制定について、日程第4、議案第91号能代市職員
の給与に関する条例及び能代市一般職
の任期付職員の採用等に関する条例
の一部改正について、日程第5、議案第92号能代市特別職
の職員
の給与に関する条例
の一部改正について、日程第6、議案第93号議会
の議員
の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例
の一部改正について、日程第7、議案第95号秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更について、以上を議題といたします。
総務企画委員会
の審査
の経過並びに結果
の報告を求めます。
総務企画委員長
渡邊正人さん。 (
総務企画委員長
渡邊正人君 登壇)(拍手)
◆9番(
渡邊正人君) おはようございます。ただいま議題となりました案件に対する
総務企画委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第6号専決処分した令和元
年度能代市
一般会計補正予算の承認を求めることについてでありますが、本件は、台風19号で被害を受けた長野県佐久市及び宮城県角田市を支援するため、必要な経費を専決処分したものであります。 審査
の過程において、派遣を決定した経緯について質疑があり、当局から、台風通過後に防災協定を締結している自治体に
被害状況や支援が必要かを確認した。相模原市からは
人的支援は不要と
の回答であったが、佐久市からは個別
の支援要請、角田市からは総務省を通じた対口支援で
の要請があり、それらを受け派遣を行ったものである、と
の答弁があった
のであります。 また、派遣した職員
の健康
管理について質疑があり、当局から、なれない業務へ
の従事や長期
のホテル滞在により不調を来すことも考えられることから、佐久市には4泊5日、角田市は1週間以内で長期にならないように交代要員を派遣するなどしたところ、
派遣職員の中で体調を崩した職員はいなかった、と
の答弁があった
のであります。 また、今回
の派遣について、国から
の財政的な支援はある
のか、と
の質疑があり、当局から、職員を派遣した分については
特別交付税の対象となる、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本件は承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第89
号地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律
の施行に伴う
関係条例の整備についてでありますが、本案は、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律
の施行により、
会計年度任用職員制度が導入されるため、
関係条例の整備をしようとするものであります。 審査
の過程において、能代市
交通指導員、能代市
防犯指導員が廃止になるが、今後
の活動はどうなるか、と
の質疑があり、当局から、
非常勤特別職として
の身分は廃止となるが、廃止後もこれまでと同様に市から委嘱して活動をお願いしていくこととなり、
活動内容は変わらないと考えている、と
の答弁があった
のでありますが、これに関連し、
地域おこし協力隊はどのような対応になるか、と
の質疑があり、当局から、
会計年度任用職員の身分になると副業ができないデメリットもあることから、市から
の委嘱により活動してもらい、報償費
の支払い等で対応したいと考えている、と
の答弁があった
のであります。 また、
会計年度任用職員は1
会計年度の雇用契約となるが、
育児休業等が設定されている
のはなぜか、と
の質疑があり、当局から、
勤務成績等が優良な場合には選考を経ずに2回まで契約更新することができるとされており、また、3年経過した後でも選考により再度雇用される場合もある。そういう職員が
育児休業等を取得できるように規定しているものである、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号能代市
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例
の制定についてでありますが、本案は、
地方公務員法及び
地方自治法の一部を改正する法律
の施行に伴い、
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償について定めようとするものであります。 審査
の過程において、
会計年度任用職員の採用について、どのようなスケジュールを考えているか、と
の質疑があり、当局から、1月中に募集を開始し2月に書類選考と面接、3月上旬に採用者を決定したいと考えている。現在
の臨時職員も新たに応募して
の選考となることから、12月中に説明会を開催して
雇用条件や採用
の情報などを周知したいと考えている、と
の答弁があった
のでありますが、これに関連し、選考について
の考えはあるか、と
の質疑があり、当局から、面接等により不平等が生じないよう、これまで
の臨時職員採用時と同様に、身だしなみ、協調性、パソコン
のスキル及び前職で
の経験などを考慮し、同一
の基準
の中で総合的に判断する形にしたいと考えている、と
の答弁があった
のであります。 また、
会計年度任用職員の人事評価はどのように実施し、どう生かしていくか、と
の質疑があり、当局から、
人事評価は一般
の職員と同様に各所属長
の面談により評価していくこととなる。評価
の反映は、
当該職員は基本的に1
会計年度に限った任用となるが、2回までは選考を経ずに再度任用できることとしており、評価をもとに再度
の任用を決定するほか、上限はあるが昇給も認められていることから、これにも反映すこととなる、と
の答弁があった
のであります。 また、制度
の導入が民間を圧迫することにつながらないか、と
の質疑があり、当局から、民間に対する影響については予測できないが、
制度導入後
の状況を注視していかなければならないと考えている、と
の答弁があった
のであります。 また、
当該職員の応募状況と
応募見込みについて質疑があり、当局から、現在
の臨時職員の応募状況は、ハローワークを通じてもなかなか応募が得られず、かなり厳しい状況になっている。今回
の制度改正により
待遇改善が図られることから、現在
の臨時職員は応募していただけると考えており、加えて新規
の応募も考えられることから、相当数
の応募になると見込んでいる、と
の答弁があった
のであります。 また、条例ではパートタイム
の職員
の報酬について
任命権者が定めることとなっているが、水準はどうなるか、と
の質疑があり、当局から、
フルタイム職員の給料をもとに報酬を計算することとなるが、条例でそれぞれ
の計算方法が定められており、それに基づき支給することとなる。同じ職種、格付であれば時間給としては同水準となる、と
の答弁があった
のであります。 また、現在
の臨時職員の報酬と比べて、
制度移行後
の水準はどうなる
のか、と
の質疑があり、当局から、現在は最低賃金に基づき給与額が決まっているが、
制度移行後は
一般職員に適用している給料表を同様に適用することとなる。職種によって異なるが、平均では月額で約3,300円、年額では約20万円程度
の上昇が見込まれている、と
の答弁があった
のであります。 また、現在
の臨時職員が
会計年度任用職員に移行した場合
の影響額について質疑があり、当局から、来年度は6月
の期末手当が満額支給されないこともあるが、影響額としては1億1000万円程度
の増加が見込まれる、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第91号能代市職員
の給与に関する条例及び能代市一般職
の任期付職員の採用等に関する条例
の一部改正についてでありますが、本案は、職員
の給料月額及び
勤勉手当等の支給割合を改定しようとするものであります。 審査
の過程において、今回
の秋田県人事
委員会
の勧告内容について質疑があり、当局から、本年4月時点で
の公務員給与と
民間給与を比較したところ0.11%下回っていることから、給料表
の水準を
引き上げ官民格差の解消を図るものである。また、一時金についても約0.09月下回っており、期末・
勤勉手当の年間支給額を0.1
月引き上げ4.35月とする旨
の勧告となっている、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、
県内企業の冬
のボーナスが下がっているという調査結果も出ているが、実態は反映されているか、と
の質疑があり、当局から、県人事
委員会
の民間給与実態調査は前年8月から当年7月
の一時金
の官民比較を行っており、冬
のボーナスの結果は来年
の勧告に反映されることとなる、と
の答弁があった
のであります。 また、
能代市内の民間企業の実態を把握した上で検討する必要がある
のではないか、と
の質疑があり、当局から、県
の調査は全県
の事業者から無作為抽出しており、
能代市内の事業所
の状況も反映されていると考えている、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第92号能代市特別職
の職員
の給与に関する条例
の一部改正についてでありますが、本案は、特別職
の期末手当
の支給割合を改定しようとするものであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第93号議会
の議員
の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例
の一部改正についてでありますが、本案は、議会
の議員
の期末手当
の支給割合を改定しようとするものであります。 討論について申し上げます。 本案は認めがたいと
の意見として、平成30年度
の実質単
年度収支は3年ぶり
の黒字となったものの、その要因は道
の駅ふたつい
の土地売り払い収入があったからである。この11億円強
の収入がなければ3年連続
の赤字であり、また、今年度も
財政事情の苦しい状況は続いている。
行財政改革の推進
のためにも歳出は抑制されなければならない。また、民間
の今年
のボーナスは7年ぶりに減少したと
のこと。さらに、国
の税収は2兆円以上
の減収になり、赤字国債
の発行を余儀なくされている。以上
の状況に鑑み、
議員報酬を引き上げるべき環境にないと考えることから、本案は認めがたく反対する、と
の意見があった
のであります。 また、同じく認めがたいと
の意見として、議会
の議員
の報酬については、秋田県人事
委員会
の勧告に準拠するというよりも、議会として議員
の報酬
のあり方を検証して判断すべきものである
のが本来と考える。今回
の期末手当
の支給割合を、議会としてどうあるべきか、検証することがかなわないため、据え置きすべきと考えることから、本案は認めがたく反対する、と
の意見があった
のであります。 審査
の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号秋田県
市町村総合事務組合規約の一部変更についてでありますが、本案は、北秋田市
周辺衛生施設組合の解散に伴い、秋田県
市町村総合事務組合規約を変更しようとするものであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) ただいま
の委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論
の通告がありますので、順次発言を許します。4番大高 翔さん。
◆4番(大高翔君) 議案第91号能代市職員
の給与に関する条例及び能代市一般職
の任期付職員の採用等に関する条例
の一部改正について、不採択
の立場で討論いたします。 来年度より始まる
会計年度任用職員制度により、臨時、
非常勤職員の待遇が一定程度改善され、特別職や一般職も含む全職員
の人件費に係る待遇は妥当なものになったと思いますし、同時に、このことで厳しい能代市
の財政に、さらなる負担が伴うことは容易に想像がつきます。 また、
報酬アップに関する議案は
人事院勧告による影響が強く、能代市においても、秋田県人事
委員会
の報告及び勧告をもとに、
関連議案が提出されたものと思います。 しかしながら、
職種別民間給与実態調査関係資料を見ますと、
調査対象は、
企業規模50人以上かつ
事業所規模50人以上という、母数
の段階で既に体力
のある
民間事業所が
調査対象となっていること、そして、
調査対象事業所に農業、林業、漁業
の事業所は含まれておらず、本当に
民間給与の実態を反映している
のか疑問が残るため、当議案に反対するものでございます。以上です。
○議長(
渡辺優子君) 次に、2番
小林秀彦さん。
◆2番(
小林秀彦君) 議案第92号能代市特別職
の職員
の給与に関する条例
の一部改正についてですが、市内で働く雇用労働者
の賃金は低く、地域経済も低迷しています。市民
の暮らしも厳しい状況を考えますと、特別職
の期末手当については、引き上げではなく現状維持すべきものと考えます。よって議案第92号については反対をいたします。
○議長(
渡辺優子君) 次に、7番
佐藤智一さん。
◆7番(
佐藤智一君) 議案第93号議会
の議員
の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例
の一部改正について、反対
の立場で討論をいたします。 本案では議員
の期末手当
のうち、12月期
の支給割合を0.05カ月分
の引き上げを行うものであります。しかしながら、今年度は10月より5年6カ月ぶりとなる消費増税が実施された年でもあります。加えて、日銀による12月
の短観においては、製造業で4四半期連続で
の悪化となり、消費増税後
の買い控えが早くも表面化していく見通しにあります。景況感
の悪化や市民
の負担が増したばかりといった状況を考慮すれば、現行どおり据え置きすべきものと考えます。 また、我々議員
の報酬
の性質を鑑みた場合、労働ではなく、仕事
の対価に対して支払われるべきものであります。その仕事
の成果
の種別には、議決権や監視権、提案権等
の有する権能を適切に遂行するほか、組織として
の議会
の効率化や改善を模索し、実現していく自助努力がさらに必要だと考えます。 現在、その組織改善
の一環として、
議会基本条例策定に向け、検討を重ねております。この条例制定後には、適切な運用と検証を重ね、内容を肉づけすることで、議会や行政に対する市民
の関心を高めていく責務があります。そのことから、支給引き上げ
の議論については、それら
の結果をもとになされるべきではないでしょうか。 また、本案では秋田県人事
委員会による、職員
の給与等に関する報告及び勧告に倣って
支給割合を引き上げるものでありますが、本来、市議会議員
の報酬に関しては、客観的な判断材料として、能代市特別職報酬等審議会から
の意見も参考とすべきものであります。これら精査を経ないまま
の引き上げについては認めがたいこと、また、前段
の複数
の理由から、議案第93号については反対するものであります。
○議長(
渡辺優子君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。ただいま
委員長報告
の議案第91号、第92号、第93号について御異議がありますので、順次、採決いたします。 まず、議案第91号能代市職員
の給与に関する条例及び能代市一般職
の任期付職員の採用等に関する条例
の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する
委員長
の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、議案第92号能代市特別職
の職員
の給与に関する条例
の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する
委員長
の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、議案第93号議会
の議員
の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例
の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する
委員長
の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告
のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他
の各案件は、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上
の各案件は
委員長報告
のとおり決しました。-----------------------------------
△
文教民生委員長報告
○議長(
渡辺優子君) 日程第8、議案第94号能代市教育長
の給与、勤務時間その他
の勤務条件に関する条例
の一部改正について、日程第9、議案第96号能代市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正について、日程第10、議案第97号能代市
老人デイサービスセンター条例の一部改正について、日程第11、議案第98号能代市
母子生活支援施設の指定
管理者
の指定について、日程第12、議案第99号能代市
公民館条例の一部改正について、日程第13、議案第100
号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止について、日程第14、議案第101
号能代市立図書館の指定
管理者
の指定について、日程第15、議案第102号能代市
総合体育館等スポーツ施設の指定
管理者
の指定について、日程第16、議案第111号令和元
年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算、日程第17、議案第112号令和元
年度能代市
介護保険特別会計補正予算、日程第18、議案第115号能代市
印鑑条例の一部改正について、日程第19、
文教民生委員会に付託した陳情6件、以上を議題といたします。
文教民生委員会
の審査
の経過並びに結果
の報告を求めます。
文教民生委員長
佐藤智一さん。 (
文教民生委員長
佐藤智一君 登壇)(拍手)
◆7番(
佐藤智一君) ただいま議題となりました案件に対する
文教民生委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第94号能代市教育長
の給与、勤務時間その他
の勤務条件に関する条例
の一部改正についてでありますが、本案は、教育長
の期末手当
の支給割合を改定しようとするものであります。 討論について申し上げます。 本案は認めがたいと
の意見として、今
の能代市
の地域
の現状、市
の財政状況も鑑みて、なかなか住民
の貧困
の格差もなくならない中で、手当
の引き上げは控えなければいけないものだと思っている。よって、据え置きすることを求めたく、反対する、と
の意見があった
のであります。 審査
の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第96号能代市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例
の一部改正についてでありますが、本案は、放課後児童支援員
の資格要件に係る経過措置を延長するとともに、放課後児童クラブ
の整備に要する期間
の延長に伴い、一
の支援
の単位を構成する児童
の数に係る経過措置を延長しようとするものであります。 審査
の過程において、経過措置を延長することで支援員
の質
の低下につながらないか、と
の質疑があり、当局から、今後も引き続き、支援員とも協力しながら、児童
の安全確保や事業
の充実に努めていきたい、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号能代市
老人デイサービスセンター条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市東デイサービスセンター
の老朽化に伴い、同デイサービスセンターを廃止しようとするものであります。 審査
の過程において、利用者
の移行状況について質疑があり、当局から、移行先が決まっていない利用者は16人だが、現在、この方々もケアマネジャーと相談中である。また、市内
のデイサービスセンターにおいて、十分に受け入れできることも利用者へお伝えしている、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、16人
の利用者
の移行先が未定となっている理由について質疑があり、当局から、友人と一緒に移行したいと
の希望が主なものであるが、友人同士で同じ施設へ移行できるよう調整していきたい、と
の答弁があった
のであります。 また、最終的に移行先が決まらなかった場合、社会福祉協議会
の施設へ
の移行で対応すると
の話であったが、現状で可能な
のか、と
の質疑があり、当局から、十分に受け入れできる状況にあるため、利用者
の意向に沿って対応していきたい、と
の答弁があった
のであります。 また、現在東デイサービスセンターで働いている職員
の処遇について質疑があり、当局から、社会福祉協議会
の他
の施設に配置される予定と伺っている、と
の答弁があった
のであります。 以上で質疑
の概要を終わり、次に討論について申し上げます。 本案は認めがたいと
の意見として、老朽化、民間施設
の充足といった理由から、廃止という判断に至ったことは重々理解しているが、廃止決定からこれまで
のプロセスにおいて、利用者へ
の対応が不十分であったと考える。以前提出された要望書と多数
の署名から察するに、利用者にとっては廃止決定
の通知は寝耳に水であり、非常に混乱を招いたものと思われる。実際廃止議案が提出された現在においても、受け入れ先が決まっていない利用者が2割ほどいる状況で、利用率が90%前後で需要
のあった当施設は、低所得者やさまざまなケースを想定した受け皿として
の役割も果たし、他
の既存施設に移転するなど、現状
の公共サービスを維持すべく、さまざまな検討ができたと考えることから認めがたく反対する、と
の意見があった
のであります。 審査
の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第98号能代市
母子生活支援施設の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代松原ホーム
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市上町12番32号、社会福祉法人能代市社会福祉協議会 会長 田村重由、指定
の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号能代市
公民館条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市常盤公民館を設置し、使用料を定めようとするものであります。 審査
の過程において、廃校後
の体育館や教室
の利活用について質疑があり、当局から、活用方法については検討中である。体育館は旧崇徳小学校などと同様に、暫定利用する予定としている、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100
号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止についてでありますが、本案は、放課後児童クラブ
の開設に伴い、浅内小学校地域連携施設等
の使用を廃止するとともに、常盤小学校
の廃止に伴い、常盤小学校地域連携施設等を廃止し、能代市立小学校地域連携施設等使用条例を廃止しようとするものであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101
号能代市立図書館の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代市立能代図書館
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、東京都文京区大塚三丁目1番1号、株式会社図書館流通センター 代表取締役 細川博史、指定
の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査
の過程において、前回は2団体
の応募があったが、今回は1団体だった。周知等は十分だった
のか、と
の質疑があり、当局から、ホームページ等で公募した。説明会
の際は2者だったが、実際
の応募は1者だった、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第102号能代市
総合体育館等スポーツ施設の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代市
総合体育館等スポーツ施設の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市字海詠坂3番地2、能代山本広域交流センター内 特定非営利活動法人能代市体育協会 会長 福田幸一、指定
の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査
の過程において、今後
の市
のかかわり方について質疑があり、当局から、月1回程度は定例会を開催し、施設
の改修、利用状況、利用者
の要望など
の情報共有をしていきながら、今後
のスポーツ振興に努めていきたい、と
の答弁があった
のであります。 また、特定
の施設において特定
の団体が無料で利用でき、予約しても使わないときがあるようだが、当局
の認識は、と
の質疑があり、当局から、小学生、中学生
の団体が使用する場合は無料なので、予約して、利用日が迫ってからキャンセルするという話は聞いている。キャンセルであれば速やかに連絡するよう、周知
の徹底をしたい、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第111号令和元
年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算
の総額に歳入歳出それぞれ10万8000円を追加しようとするもので、この内容は、歳入歳出とも、保険料還付金であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第112号令和元
年度能代市
介護保険特別会計補正予算は、条文において、保険事業勘定
の歳入歳出予算
の総額に歳入歳出それぞれ41万6000円を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では
介護保険事業費補助金
の計上、事務費等繰入金
の減額、歳出では通所型介護予防事業費
の追加、認知症施策推進支援事業費
の減額であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第115号能代市
印鑑条例の一部改正についてでありますが、本案は、成年被後見人等
の権利
の制限に係る措置
の適正化等を図るため
の関係法律
の整備に関する法律
の施行に伴い、印鑑
の登録資格を改めようとするものであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 整理番号第25
号ケアプラン有料化など
の制度見直しの中止、
介護従事者の大幅な
処遇改善、
介護保険の抜本的改善を求める
意見書提出について
の陳情は、願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第26号若い人も高齢者も安心できる年金制度
の実現を求める
意見書提出について
の陳情は、まず、採択すべきであると
の意見として、現在
の基礎年金は健康で文化的な生活にはほど遠く、少ない年金から医療、
介護保険料など差し引かれ、これでは暮らしていけないと
の声が上がっており、年金保険料
の引き上げや強制的な徴収も暮らしを成り立たなくしている。本陳情は、国
の負担をふやして高齢者も若い人も安心できる制度
の実現を求めており、願意を妥当と認め採択すべきである、と
の意見があった
のであります。 次に、不採択とすべきであると
の意見として、陳情項目は6項目にわたっているが、基本的な年金制度について、払っている方にも、払っていない方にも3万3000円を全て
の高齢者に支給することなど
の不公平な考え方
の部分があり、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、と
の意見があった
のであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、
委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第27号お金
の心配なく、国
の責任で、安心してくらせる社会
の実現
のため社会保障制度
の拡充を求める
意見書提出について
の陳情は、まず、採択すべきであると
の意見として、格差と貧困
の拡大は、依然として社会問題になっており、解消に至っていない。若い人も高齢者も誰もが安心して生き続けられる社会とするため、現在
の不公平な税制を応能負担原則に正すことによって税収
の確保ができるため、願意を妥当と認め採択すべきである、と
の意見があった
のであります。 次に、不採択とすべきであると
の意見として、趣旨
の中に書かれている記述
の中で、国民
の願いと要求はと書かれている部分、現在
の不公平な税制をと書かれている部分、何をもって不公平な税制と言っている
のか、社会保障制度は応能負担をしてこの制度を成り立たせている国
の制度自体が正しいと思うため、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、と
の意見があった
のであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、
委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第28
号医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める
意見書提出について
の陳情は、採択すべきであると
の意見として、厚生労働省は、2033年には医師
の需給が均衡すると
の将来推計を根拠に、2022年度以降
の医学部定員
の減員に向け、医師養成数
の方針等を見直していくべきとし、2022年度以降
の医学部定員減について検討することを打ち出した。医師
の異常な長時間労働に改善
の兆しが見えない中、女性医師では現場が回らない、女性医師は離職率が高い、女性医師は男性医師に劣る、など偏見に満ちた女性差別もあり、許されることではない。脳卒中や心筋梗塞など高齢者人口
の増加に伴う医療受給は急伸しており、地域住民が安心して暮らせる救急医療や地域包括ケア体制
の充実
のため、医師数をふやすことが求められており、願意を妥当と認め採択すべきである、と
の意見があった
のであります。 採決
の結果、本陳情は願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第29号
介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃
の新設に関する意見書
の提出について
の陳情は、まず、採択すべきであると
の意見として、高齢化が進む中で、
介護従事者の人材確保、離職防止対策は喫緊
の課題である。アンケートによれば介護
の仕事をやめたいと考えたこと
のある人は57.3%にも達しており、やめたい理由に、賃金が安い、仕事が忙しすぎる、体力が続かない、十分なサービスができていない、という人は回答者
の4割、人員が少なく業務が過密、が約8割であり、低賃金、過重労働は依然として改善されず、人員不足を深刻化させている。
介護従事者の賃金底上げ、人材確保と体制強化を実現するため
の制度
の新設は喫緊
の課題であり、願意を妥当と認め採択すべきである、と
の意見があった
のであります。 次に、不採択とすべきであると
の意見として、陳情項目に書かれている全国を適用対象とした
介護従事者の最低賃金を新設とするということで、介護
の負担が増加傾向にあるという問題が叫ばれている中、制度
の新設により、今以上に介護負担を国民に強いる危険性を持っているため、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、と
の意見があった
のであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、
委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第30号深刻な
医師不足、高齢化
の進行、
公共交通機関の衰退など地方における公立・
公的病院のおかれている
医療事情の状況把握を欠いたまま、国
の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める
意見書提出について
の陳情は、採択すべきであると
の意見として、厚生労働省が名指しした病院
の中で、能代市
の独立行政法人地域医療機能推進機構秋田病院も名指しされ、住民
の皆さん
の不安が多く出されている。厚生労働省が進める一方的な再編・統合は行わず、地域で
の役割や地方における医療
の実態をさまざまな角度から慎重な検討が必要であり、願意を妥当と認め採択すべきである、と
の意見があった
のであります。 採決
の結果、本陳情は願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) ただいま
の委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告
の議案第94号、第97号、及び陳情整理番号第26号、第27号、第29号について御異議がありますので、順次、採決いたします。 まず、議案第94号能代市教育長
の給与、勤務時間その他
の勤務条件に関する条例
の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する
委員長
の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、議案第97号能代市
老人デイサービスセンター条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する
委員長
の報告は、可決であります。本案は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第26号若い人も高齢者も安心できる年金制度
の実現を求める
意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する
委員長
の報告は、不採択であります。本件は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第27号お金
の心配なく、国
の責任で、安心してくらせる社会
の実現
のため社会保障制度
の拡充を求める
意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する
委員長
の報告は、不採択であります。本件は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告
のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第29号
介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃
の新設に関する
意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する
委員長
の報告は、不採択であります。本件は、
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告
のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他
の各案件は、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上
の各案件は
委員長報告
のとおり決しました。-----------------------------------
△
産業建設委員長報告
○議長(
渡辺優子君) 日程第20、議案第103号能代市
総合技能センターの指定
管理者
の指定について、日程第21、議案第104号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定について、日程第22、議案第105号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定について、日程第23、議案第106号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定について、日程第24、議案第107号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定について、日程第25、議案第109号令和元
年度能代市
簡易水道事業特別会計補正予算、日程第26、議案第110号令和元
年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算、日程第27、議案第113号令和元
年度能代市
水道事業会計補正予算、日程第28、議案第114号令和元
年度能代市
下水道事業会計補正予算、以上を議題といたします。
産業建設委員会
の審査
の経過並びに結果
の報告を求めます。
産業建設委員長 藤田克美さん。 (
産業建設委員長 藤田克美君 登壇)(拍手)
◆13番(藤田克美君) ただいま議題となりました案件に対する
産業建設委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第103号能代市
総合技能センターの指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代市
総合技能センターの指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市扇田字柑子畑1番地20、職業訓練法人能代職業訓練協会会長 田村 實、指定
の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査
の過程において、当施設
の利用状況について質疑があり、当局から、利用人数は平成29年度が1,572人、30年度が439人となっている。能代職業訓練協会
の会員には、大工組合や板金組合等
の個人事業主が加入しており、それら
の会員が減少している状況にある、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、当施設
のあり方
の見通しについて質疑があり、当局から、当施設では、能代山本地域において、ここでしか行っていない技能訓練や検定もあり、地域
の発展に寄与する施設であるため、その必要性は十分に理解しているが、受講人数が集まらずに実施できない訓練も生じていることから、指定期間である今後3年間において状況を見ながら、そのあり方や協会へ
の支援を検討していくこととなる、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、種梅ふるさと
の家
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町種字上樋ノ口4番地、樋ノ口町内会 会長 藤田清美、指定
の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査
の過程において、地元町内会に対する無償譲渡
の考えについて質疑があり、当局から、国
の補助事業により整備しているため、耐用年数に当たる24年が経過する令和10年度末まで、原則として財産処分できないこととなっている。当施設を利用して地域
の活性化等を図る新たな計画を立て、国
の承認を得ることで譲渡可能となるが、補助金返還
の対象となる場合もあるため、耐用年数までは現状と同様
の管理としていきたい、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第105号能代市
田園空間・
コミュニティ施設の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、ブナ
の森ふれあい伝承館
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町飛根字高清水391番地、富根地区協議会会長 池端正一、指定
の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第106号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代市富根地区
簡易水道事業
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町飛根字高清水391番地、富根
簡易水道組合 組合長 池端正一、指定
の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第107号能代市
簡易水道の指定
管理者
の指定についてでありますが、本案は、能代市仁鮒地区
簡易水道事業
の指定
管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町仁鮒字中台62番地6、仁鮒
簡易水道組合 組合長 成田政弘、指定
の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査
の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第109号令和元
年度能代市
簡易水道事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算
の総額から歳入歳出それぞれ525万7000円を減額するとともに、債務負担行為を定めております。この内容は、歳入では一般会計繰入金
の減額、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第110号令和元
年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算
の総額に歳入歳出それぞれ64万3000円を追加しようとするもので、この内容は、歳入では一般会計繰入金
の追加、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第113号令和元
年度能代市
水道事業会計補正予算は、条文において、業務
の予定量、収益的支出、資本的支出
の補正について定めており、この内容は、給水装置周辺
の漏水等修繕費
の追加
のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第114号令和元
年度能代市
下水道事業会計補正予算は、条文において、業務
の予定量、収益的支出、資本的支出
の補正について定めており、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) ただいま
の委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告
の各案件は、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上
の各案件は、
委員長報告
のとおり決しました。-----------------------------------
△
議会基本条例策定特別
委員長報告
○議長(
渡辺優子君) 日程第29、
議会基本条例の策定に向けた調査及び検討についてを議題といたします。
議会基本条例策定特別
委員会
の調査及び検討
の経過並びに結果
の報告を求めます。
議会基本条例策定特別副
委員長
佐藤智一さん。 (
議会基本条例策定特別副
委員長
佐藤智一君 登壇)(拍手)
◆7番(
佐藤智一君) ただいま議題となりました
議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について、本
委員会
の調査及び検討
の概要並びに結果を報告いたします。 本定例会における調査及び検討
の概要でありますが、条例
の条文について7回目
の検討を行いました。 初めに、「会派」に関する条項
のうち、同一
の理念及び政策を共有する議員で構成すると
の規定について、会派で政策的な話し合いは行うが理念や政策を同じくすることはなく、その確認
のすべもないことから、この規定は削除すべきである、と
の意見があった
のであります。 これに対し、参考文献では、会派
の定義について、会派とは、当該議会で同じ政策を持つ議員
の集団をいうとしている。ただし、共有しなくとも結成届を受理しないということはない。なお、県内自治体等
の事例では22自治体中、19自治体が同様
の規定を設けており、当市においても規定すべきである、と
の意見があった
のであります。 また、会派
の代表者
の会議に関する規定及び当該会議へ参加できる会派
の構成を3人以上とした規定については、既に会議規則に規定があること、先例により交渉会派は3人以上としていること、会派は1人から構成できることとしていることから削除する、と
の意見があった
のであります。 また、「議員間
の自由討議」、「公聴会制度及び参考人制度」などについては、実施に当たり、細かなルール等について、今後も協議して進めていくべきと考える、と
の意見があった
のであります。 協議
の結果、「目的」、「議会
の活動原則」、「市長等と議会と
の関係」、「市民と議会と
の関係」、「
委員会」、「議員間
の自由討議」、「報告会及び広報
の充実」
の条文については全会一致で確認し、全会一致に至っていない条文については、引き続き検討を要することと決定いたしました。 また、前文について協議を行い、前回
の委員会において会派「改革ネットワーク」から提示、説明された文案をベースに、会派「希望」から新たな文案が提示、説明され、次回までに各会派
の意見をまとめ、協議することとしております。 なお、
議会基本条例の策定に向けた調査及び検討については、引き続き議会閉会中
の継続調査とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) ただいま
の委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告
の案件は、
委員長報告
のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告
のとおり決しました。-----------------------------------
△各常任
委員長報告
○議長(
渡辺優子君) 日程第30、議案第108号令和元
年度能代市
一般会計補正予算を議題といたします。各
委員会
の審査
の経過並びに結果
の報告を求めます。
総務企画委員長
渡邊正人さん。 (
総務企画委員長
渡邊正人君 登壇)(拍手)
◆9番(
渡邊正人君) ただいま議題となりました、議案第108号中、
総務企画委員会に付託になりました部分に対する本
委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算
の総額に歳入歳出それぞれ7904万8000円を追加し、予算
の総額を281億7870万円と定めております。 第2条では繰越明許費について、第3条では債務負担行為
の補正について定めております。 次に、歳入でありますが、12款分担金及び負担金は1万5000円
の減額で、
母子生活支援施設入所負担金であります。 14款国庫支出金は229万1000円
の追加で、
母子生活支援施設運営費負担金及び感染症予防事業費等補助金
の追加が主なものであります。 15款県支出金は127万5000円
の追加で、
母子生活支援施設運営費負担金
の追加とウインタースポーツ奨励事業補助金
の計上が主なものであります。 17款寄附金は505万円
の追加で、ふるさと納税寄附金
の追加と観光振興寄附金
の計上であります。 18款繰入金は7029万3000円
の追加で、財政調整基金繰入金
の追加が主なものであります。 20款諸収入は15万4000円
の追加で、多面的機能支払交付金返還金
の計上と児童福祉施設受託金
の減額が主なものであります。 審査
の過程において、繰越明許費
の内容について質疑があり、当局から、天空
の不夜城、嘉六
の台車に耐荷重補強が必要なことから、来年度
の運行に間に合うよう改修を行うものである。特殊なものであり、ある程度
の修理期間が見込まれる、と
の答弁があった
のであります。 また、債務負担行為
の追加について、指定
管理料
の算定基準
の見直しによる影響額はどうなるか、と
の質疑があり、当局から、正規職員
の給与を民間
の給与実態調査を参考にして基準額を見直すとともにベースアップに対応し、非正規職員については
会計年度任用職員の給料を参考に算定するとともに、一般
管理費も見込むこととした。影響額としては人件費相当分約5,200万円、一般
管理費約800万円、合計約6,000万円を見込んでいる、と
の答弁があった
のであります。 また、ふるさと納税寄附金について、現在
の状況はどうなっているか、と
の質疑があり、当局から、11月末日現在で4067万5000円となっており、昨年度と比較すると寄附額は約1.6倍
の伸びとなっている、と
の答弁があった
のであります。 また、地域振興基金を活用する場合
の基準等はある
のか、と
の質疑があり、当局から、地域における市民
の連帯
の強化や地域振興に資する事業に活用していくこととしているが、繰り入れする金額に明確な基準があるわけではない、と
の答弁があった
のであります。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費は570万9000円
の減額で、職員人件費
の追加と
議員報酬等人件費
の減額が主なものであります。 次に、2款総務費中1項総務
管理費は4884万6000円
の追加、2項徴税費は930万9000円
の減額、4項
選挙費は45万5000円
の追加、5項統計調査費は18万3000円
の追加、6項監査
委員費は109万3000円
の減額で、ふるさと納税基金積立金、台風19号被災支援事業費、第三者調査
委員会費
の追加並びに人事異動及び給与改定による人件費
の整理が主なものであります。 審査
の過程において、台風19号被災支援事業について、被災地に寄附する基準はある
のか、と
の質疑があり、当局から、定められている基準はないが、過去には東日本大震災
のときに大船渡市に寄附している。今回は銀河連邦
の他市町においてもおおむね市は100万円、町は50万円
の寄附を予定しており、同様
の取り扱いをするものである、と
の答弁があった
のであります。 また、第三者調査
委員会費
の積算根拠について質疑があり、当局から、過去に県内
の他団体で組織された調査
委員会
の例を参考に積算を行ったものである、と
の答弁があった
のであります。 また、調査結果
の報告はできるだけ早く行ってもらいたいが、期間
の目安をどう考えるか、と
の質疑があり、当局から、他団体
の例では調査
委員会が発足して約3カ月
の調査期間であったと
のことであり、一つ
の目安になる
のではないかと考えている、と
の答弁があった
のであります。 また、調査を受ける職員にも負担がかかると思われるが、ケアは十分になされるか、と
の質疑があり、当局から、産業医と
の面談などを行うことで配慮していく、と
の答弁があった
のであります。 また、ふるさと納税について、寄附者と
のかかわり合いを強くしていく必要がある
のではないか、と
の質疑があり、当局から、ふるさと納税は寄附していただくことが一つ
の目的ではあるが、能代市
の知名度向上
のため
の手段でもあり、引き続きPR活動等による環境づくりに努めていきたいと考えている、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、条文及び歳入、歳出1款議会費、2款総務費、9款消防費はいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) 次に、
文教民生委員長
佐藤智一さん。 (
文教民生委員長
佐藤智一君 登壇)(拍手)
◆7番(
佐藤智一君) 議案第108号中、
文教民生委員会に付託になりました部分に対する本
委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費は129万5000円
の追加で、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 次に、3款民生費は489万9000円
の追加で、この主な内容は、過年度国庫負担金等返還金
の計上、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、
母子生活支援施設委託費
の内容について質疑があり、当局から、特殊事情
のある世帯を他市
の施設で保護する費用で、当初予算では1世帯を見込んでいたが、現在、2世帯となっていること等から増額しようとするものである、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、能代松原ホームでは対応できない
のか、と
の質疑があり、当局から、能代松原ホーム
の定員に空きがある場合でも、世帯
の安全確保
のため、他市
の施設へ
の入所を決定する場合がある、と
の答弁があった
のであります。 次に、4款衛生費中1項保健衛生費は1346万4000円
の追加で、この主な内容は、子ども・妊婦等予防接種費
の追加、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 次に、10款教育費は5403万2000円
の追加で、この主な内容は、要保護及び準要保護児童生徒援助費、振興費
の追加
のほか、人事異動および給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、就学援助費
の増額理由と現在
の支給人数について質疑があり、当局から、新入学に当たり保護者に周知をしており、それにより活用がふえたものと捉えている。11月1日現在で小学校466人、中学校314人を認定している、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、要保護及び準要保護別
の増減について質疑があり、当局から、前年実績と比較し、小学校、中学校とも、要保護が若干減り、準要保護が若干ふえている、と
の答弁があった
のであります。 また、令和2年度使用教師用指導書等購入費
の内容について質疑があり、当局から、来年度から教科書が新しくなることに伴い、教師が使用する教科書、指導書、デジタル教科書
の購入費である、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、学習指導要領
の改訂等に伴うものであり、国から
の補助はない
のか、と
の質疑があり、当局から、児童生徒が使用する教科書は法律により無償と定められているが、教師が使用する指導書やデジタル教科書などは指導
の充実を支援するもので、必ず使用しなければならないと定められたものではないため、国及び県
の補助対象外となっている、と
の答弁があった
のであります。 以上で質疑
の概要を終わり、次に、討論について申し上げます。 本案は認めがたいと
の意見として、職員人件費については引き上げに反対しないが、今回
の教育長
の人件費
の引き上げには反対するので、この予算については認めがたく反対する、と
の意見があった
のであります。 また、同じく認めがたいと
の意見として、職員含め特別職
の人件費について、秋田県人事
委員会
の資料等には、農業や林業、漁業に関する事業所が
調査対象に入っておらず、参考にしている資料に問題があると思っている。来年度から始まる
会計年度任用職員に対する財政的負担もあることから、認めがたく反対する、と
の意見があった
のであります。 審査
の結果、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費中1項保健衛生費、10款教育費は、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に当局から報告された内容について申し上げます。 第2次能代市子ども読書活動推進計画
の策定について、教育
委員、学校や関係団体から意見を伺いながら、策定
委員会において検討しており、今後12月から1月にかけてパブリックコメントを実施し、広く市民からも御意見をいただいた上で、来年2月に策定する予定としている、と
の報告があった
のであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) 次に、
産業建設委員長 藤田克美さん。 (
産業建設委員長 藤田克美君 登壇)(拍手)
◆13番(藤田克美君) 議案第108号中、
産業建設委員会に付託になりました部分に対する本
委員会
の審査
の経過
の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出4款衛生費中2項環境衛生費は676万1000円
の減額、3項清掃費は98万9000円
の追加、4項水道費は525万7000円
の減額で、この主な内容は、
簡易水道事業特別会計繰出金
の減額
のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、斎場
の現在
の運営体制について質疑があり、当局から、職員1名と
臨時職員2名
の計3名で2名ずつ
の輪番により、元日と機器メンテナンス日以外は、毎日運営をしており、1日最大6件対応している、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、11月に火葬
の順番待ちが生じた理由とその対応について質疑があり、当局から、
臨時職員の入院により稼働率が低くなった期間があり、利用者へ不便をかけた。このたび、1名
の臨時職員を採用する予定であり、入院した職員が復帰した後は、4名による輪番体制で運営していく予定である、と
の答弁があった
のであります。 また、今回
のように斎場
の利用が難しくなった場合に、他地域
の斎場を利用できるよう、周辺自治体と協定を結ぶことはできないか、と
の質疑があり、当局から、藤里町斎場とは、メンテナンスで利用停止となった場合
の約束は交わしているが、三種町斎場と
の話し合いはまだ行っていないため、緊急時
の取り扱いも含め、今後検討していきたい、と
の答弁があった
のであります。 次に、6款農林水産業費は426万7000円
の追加で、この主な内容は、過年度国庫負担金等返還金
の計上、県営造成施設等突発事故復旧支援事業費補助金
の追加
のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、人・農地問題解決加速化支援事業
の検討
委員会出席謝礼
の予算減額理由について質疑があり、当局から、
委員会
の開催回数が減ったことによるものである、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、当事業
の今後
の方向性について質疑があり、当局から、人・農地プラン
の実質化に向けて、アンケート調査等
の結果を見ながら、地域と
の話し合いを進めていきたい、と
の答弁があった
のであります。 また、これに関連し、農家が外国人労働者
の雇用を含め、労働力不足に対する市
の対応について質疑があり、当局から、労働力不足により外国人労働者を雇用している農業法人等は一部に見られるが、市としては、地元で働くことができるような農福連携や、主婦が空き時間を利用して農業法人等で働く仕組みなど
の検討を進めることにより、その解消につなげたいと考えている、と
の答弁があった
のであります。 次に、7款商工費は2,276万円
の減額で、この主な内容は、滞在型観光推進事業費、天空
の不夜城推進事業費
の追加
のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、観光プロモーション事業
の誘客宣伝等旅費をふやす理由について質疑があり、当局から、今年度これまで、急遽参加が必要となった会議やイベント等へ
の出張がふえたことにより、今後
の旅費に不足が生じることから追加しようとするものである、と
の答弁があった
のでありますが、これに関連し、当市
の観光イベント
の柱
の一つである、おなごりフェスティバルが来年終了することにより、主催していた地域活性化協議会はその後どうなる
のか、と
の質疑があり、当局から、協議会
のほうからも今後
のあり方について相談を受けており、早急に検討を進めたい、と
の答弁があった
のであります。 また、天空
の不夜城、嘉六台車改修補助金
の概要について質疑があり、当局から、今回
の改修は老朽化によるものではなく、毎年発生しているタイヤ
の破損を防ぐため、耐荷重
の補強をするものである、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、天空
の不夜城協議会が来年
の運行に向け、新たに灯籠を2基制作する計画があるとする新聞報道に対し、補助要請はある
のか、と
の質疑があり、当局から、今回検討されている灯籠2基については協議会
の経費で制作すると伺っており、そのことに対する補助金
の要請はない、と
の答弁があった
のであります。 また、天空
の不夜城
の収蔵庫を検討するに当たり、その必要性を裏づける、集客能力や経済効果等
のデータを収集する予定はある
のか、と
の質疑があり、当局から、昨年度は来客者へアンケート調査を行ったが、サンプル数が少なかったことから来年度に改めてアンケートや周辺飲食店へ
の聞き込み等により、さまざまなデータを協議会とともに収集したいと考えている、と
の答弁があった
のであります。 次に、8款土木費は137万円
の追加で、この主な内容は、住宅リフォーム支援事業費
の追加
のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費
の整理であります。 審査
の過程において、住宅リフォーム支援補助金
の今年度
の利用状況について質疑があり、当局から、10月末現在5782万2000円
の補助実績で、予算額5,800万円に対する執行率は99.7%である。これまで
の実績を勘案して予算計上していたが、8月ころから消費税増税
の駆け込み需要があったため、不足が生じたと推測している、と
の答弁があった
のでありますが、これに対し、制度内容
の見直し
の予定について質疑があり、当局から、平成22年度
の事業開始から10年近く経過し、その間2度、複数回
の利用を可能にする等
の見直しを行ってきたが、市民にとって、より使い勝手
のよい制度となるよう、現在検討を進めている、と
の答弁があった
のであります。 審査
の結果、歳出4款衛生費中2項環境衛生費、3項清掃費、4項水道費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、当局から報告された内容について申し上げます。 市営万町住宅
の建てかえについて、現在地に鉄筋コンクリート造で、現有戸数
の36戸を建てかえることで事業を進めたい。今後
の予定としては、令和2年度に建てかえ整備計画と敷地測量、3年度と4年度に基本設計、実施設計を行い、5年度に工事着手、6年度中
の完成を目指したいと考えている、と
の報告があった
のであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
渡辺優子君) ただいま
の各
委員長報告に対する質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各
委員長報告
の議案第108号令和元
年度能代市
一般会計補正予算について、御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案に対する各
委員長
の報告は、可決であります。本案は、各
委員長報告
のとおり決することに賛成
の議員
の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は各
委員長報告
のとおり決しました。-----------------------------------
△日程第31 議案第116
号常盤財産区
管理委員の選任について
○議長(
渡辺優子君) 日程第31、議案第116
号常盤財産区
管理委員の選任についてを議題といたします。当局
の説明を求めます。 (「説明省略」「説明してください」
の声)
○議長(
渡辺優子君) 当局
の説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(淡路誠君) 議案第116
号常盤財産区
管理委員の選任について御説明いたします。本案は、常盤財産区
管理委員、山崎光男さん
の任期が令和2年1月8日で満了となりますので、引き続き山崎光男さんを財産区
管理委員に選任することについて、能代市常盤財産区
管理会条例第3条
の規定により議会
の同意を求めるものであります。 山崎さんは平成20年1月に財産区
管理委員に選任され現在3期目
の任期中であります。以上、よろしく御審議
のほどお願い申し上げます。
○議長(
渡辺優子君) お諮りいたします。本案は、
委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。-----------------------------------
△日程第32
議会議案第4
号ケアプラン有料化など
の制度見直しの中止、
介護従事者の大幅な
処遇改善、
介護保険の抜本的改善を求める
意見書提出について
△日程第33
議会議案第5
号医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める
意見書提出について
△日程第34
議会議案第6号深刻な
医師不足、高齢化
の進行、
公共交通機関の衰退など地方における公立・
公的病院の置かれている
医療事情の状況把握を欠いたまま、国
の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める
意見書提出について
○議長(
渡辺優子君) 日程第32、
議会議案第4
号ケアプラン有料化など
の制度見直しの中止、
介護従事者の大幅な
処遇改善、
介護保険の抜本的改善を求める
意見書提出について、日程第33、
議会議案第5
号医師養成定員を減らす
政府方針の見直しを求める
意見書提出について、日程第34、
議会議案第6号深刻な
医師不足、高齢化
の進行、
公共交通機関の衰退など地方における公立・
公的病院の置かれている
医療事情の状況把握を欠いたまま、国
の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める
意見書提出について、以上
の3案を一括議題といたします。提出者
の説明を求めます。 (「説明省略」
の声あり)
○議長(
渡辺優子君) 説明省略
の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上
の3案は、
委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論
の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上
の3案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上
の3案は原案どおり決しました。-----------------------------------
△発言
の取り消し
○議長(
渡辺優子君) この際、お諮りいたします。5番畠 貞一郎さんより12月11日
の付託における発言について発言取消申出書に記載した部分を取り消したいと
の申し出がありました。この取り消しを許可することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、5番畠 貞一郎さんから
の発言
の取り消し申し出を許可することに決しました。なお、本発言
の取り消しに伴う関係部分について、後刻、記録を調査
の上、議長において適当な措置を講ずることとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。-----------------------------------
○議長(
渡辺優子君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。 午前11時59分 閉会 議長
渡辺優子 署名議員
安井英章 署名議員
渡邊正人...