能代市議会 > 2019-12-18 >
12月18日-05号

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  1. 能代市議会 2019-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    令和 1年 12月 定例会        令和元年12月能代市議会定例会会議録令和元年12月18日(水曜日)-----------------------------------◯議事日程第20号                    令和元年12月18日(水曜日)                    午前10時30分 開議(総務企画委員会に付託した案件) 日程第1 承認第6号専決処分した令和元年度能代一般会計補正予算の承認を求めることについて 日程第2 議案第89号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について 日程第3 議案第90号能代市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について 日程第4 議案第91号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第92号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について 日程第6 議案第93号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について 日程第7 議案第95号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について(文教民生委員会に付託した案件) 日程第8 議案第94号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について 日程第9 議案第96号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程第10 議案第97号能代市老人デイサービスセンター条例の一部改正について 日程第11 議案第98号能代市母子生活支援施設指定管理者の指定について 日程第12 議案第99号能代市公民館条例の一部改正について 日程第13 議案第100号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止について 日程第14 議案第101号能代市立図書館指定管理者の指定について 日程第15 議案第102号能代市総合体育館等スポーツ施設指定管理者の指定について 日程第16 議案第111号令和元年度能代後期高齢者医療特別会計補正予算 日程第17 議案第112号令和元年度能代介護保険特別会計補正予算 日程第18 議案第115号能代市印鑑条例の一部改正について 日程第19 文教民生委員会に付託した陳情6件(産業建設委員会に付託した案件) 日程第20 議案第103号能代市総合技能センター指定管理者の指定について 日程第21 議案第104号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定について 日程第22 議案第105号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定について 日程第23 議案第106号能代市簡易水道の指定管理者の指定について 日程第24 議案第107号能代市簡易水道の指定管理者の指定について 日程第25 議案第109号令和元年度能代簡易水道事業特別会計補正予算 日程第26 議案第110号令和元年度能代浄化槽整備事業特別会計補正予算 日程第27 議案第113号令和元年度能代水道事業会計補正予算 日程第28 議案第114号令和元年度能代下水道事業会計補正予算議会基本条例策定特別委員会に付託した案件) 日程第29 議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について(各常任委員会に付託した案件) 日程第30 議案第108号令和元年度能代一般会計補正予算 日程第31 議案第116号常盤財産管理委員の選任について 日程第32 議会議案第4号ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険の抜本的改善を求める意見書提出について 日程第33 議会議案第5号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書提出について 日程第34 議会議案第6号深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院の置かれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める意見書提出について-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程第20号のとおり-----------------------------------◯出席議員(18名)     1番  安井英章        2番  小林秀彦     3番  菊地時子        4番  大高 翔     5番  畠 貞一郎       6番  菅原隆文     7番  佐藤智一        8番  渡辺優子     9番  渡邊正人       10番  原田悦子    11番  落合康友       12番  安岡明雄    13番  藤田克美       15番  伊藤洋文    16番  武田正廣       17番  安井和則    19番  庄司絋八       20番  針金勝彦-----------------------------------◯欠席議員(1名)    18番  落合範良-----------------------------------◯説明のため出席した者  市長       齊藤滋宣    副市長      小野正博  監査委員     小松 敬    総務部長     淡路 誠  企画部長     尾張政克    市民福祉部長   石川佳英  環境産業部長   吉岡康隆    環境産業部主幹  工藤 力  都市整備部長   宮野弘幸    二ツ井地域局長  櫻庭一也  総務部主幹    伊藤 智    会計管理者    佐々木征史  総務部次長    畠中 徹    財政課長     今野朋実  教育長      高橋誠也    教育部長     松橋優悦-----------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長     伊藤 勉    事務次長     幸坂晴二  係長       保坂靖夫    主席主査     鈴木豪志  主査       坂田 亮    主査       高田 綾-----------------------------------                        午前10時30分 開議 ○議長(渡辺優子君) おはようございます。ただいまより令和元年12月能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は18名であります。 本日の議事日程は、日程表第20号のとおり定めました。-----------------------------------総務企画委員長報告 ○議長(渡辺優子君) 日程第1、承認第6号専決処分した令和元年度能代一般会計補正予算の承認を求めることについて、日程第2、議案第89号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備について、日程第3、議案第90号能代市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定について、日程第4、議案第91号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、日程第5、議案第92号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、日程第6、議案第93号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、日程第7、議案第95号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更について、以上を議題といたします。総務企画委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 渡邊正人さん。     (総務企画委員長 渡邊正人君 登壇)(拍手) ◆9番(渡邊正人君) おはようございます。ただいま議題となりました案件に対する総務企画委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、承認第6号専決処分した令和元年度能代一般会計補正予算の承認を求めることについてでありますが、本件は、台風19号で被害を受けた長野県佐久市及び宮城県角田市を支援するため、必要な経費を専決処分したものであります。 審査の過程において、派遣を決定した経緯について質疑があり、当局から、台風通過後に防災協定を締結している自治体に被害状況や支援が必要かを確認した。相模原市からは人的支援は不要との回答であったが、佐久市からは個別の支援要請、角田市からは総務省を通じた対口支援での要請があり、それらを受け派遣を行ったものである、との答弁があったのであります。 また、派遣した職員の健康管理について質疑があり、当局から、なれない業務への従事や長期のホテル滞在により不調を来すことも考えられることから、佐久市には4泊5日、角田市は1週間以内で長期にならないように交代要員を派遣するなどしたところ、派遣職員の中で体調を崩した職員はいなかった、との答弁があったのであります。 また、今回の派遣について、国からの財政的な支援はあるのか、との質疑があり、当局から、職員を派遣した分については特別交付税の対象となる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本件は承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第89号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備についてでありますが、本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行により、会計年度任用職員制度が導入されるため、関係条例の整備をしようとするものであります。 審査の過程において、能代市交通指導員、能代市防犯指導員が廃止になるが、今後の活動はどうなるか、との質疑があり、当局から、非常勤特別職としての身分は廃止となるが、廃止後もこれまでと同様に市から委嘱して活動をお願いしていくこととなり、活動内容は変わらないと考えている、との答弁があったのでありますが、これに関連し、地域おこし協力隊はどのような対応になるか、との質疑があり、当局から、会計年度任用職員の身分になると副業ができないデメリットもあることから、市からの委嘱により活動してもらい、報償費の支払い等で対応したいと考えている、との答弁があったのであります。 また、会計年度任用職員は1会計年度の雇用契約となるが、育児休業等が設定されているのはなぜか、との質疑があり、当局から、勤務成績等が優良な場合には選考を経ずに2回まで契約更新することができるとされており、また、3年経過した後でも選考により再度雇用される場合もある。そういう職員が育児休業等を取得できるように規定しているものである、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第90号能代市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の制定についてでありますが、本案は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員の給与及び費用弁償について定めようとするものであります。 審査の過程において、会計年度任用職員の採用について、どのようなスケジュールを考えているか、との質疑があり、当局から、1月中に募集を開始し2月に書類選考と面接、3月上旬に採用者を決定したいと考えている。現在の臨時職員も新たに応募しての選考となることから、12月中に説明会を開催して雇用条件や採用の情報などを周知したいと考えている、との答弁があったのでありますが、これに関連し、選考についての考えはあるか、との質疑があり、当局から、面接等により不平等が生じないよう、これまでの臨時職員採用時と同様に、身だしなみ、協調性、パソコンのスキル及び前職での経験などを考慮し、同一の基準の中で総合的に判断する形にしたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、会計年度任用職員の人事評価はどのように実施し、どう生かしていくか、との質疑があり、当局から、人事評価は一般の職員と同様に各所属長の面談により評価していくこととなる。評価の反映は、当該職員は基本的に1会計年度に限った任用となるが、2回までは選考を経ずに再度任用できることとしており、評価をもとに再度の任用を決定するほか、上限はあるが昇給も認められていることから、これにも反映すこととなる、との答弁があったのであります。 また、制度の導入が民間を圧迫することにつながらないか、との質疑があり、当局から、民間に対する影響については予測できないが、制度導入後の状況を注視していかなければならないと考えている、との答弁があったのであります。 また、当該職員の応募状況と応募見込みについて質疑があり、当局から、現在の臨時職員の応募状況は、ハローワークを通じてもなかなか応募が得られず、かなり厳しい状況になっている。今回の制度改正により待遇改善が図られることから、現在の臨時職員は応募していただけると考えており、加えて新規の応募も考えられることから、相当数の応募になると見込んでいる、との答弁があったのであります。 また、条例ではパートタイムの職員の報酬について任命権者が定めることとなっているが、水準はどうなるか、との質疑があり、当局から、フルタイム職員の給料をもとに報酬を計算することとなるが、条例でそれぞれの計算方法が定められており、それに基づき支給することとなる。同じ職種、格付であれば時間給としては同水準となる、との答弁があったのであります。 また、現在の臨時職員の報酬と比べて、制度移行後の水準はどうなるのか、との質疑があり、当局から、現在は最低賃金に基づき給与額が決まっているが、制度移行後は一般職員に適用している給料表を同様に適用することとなる。職種によって異なるが、平均では月額で約3,300円、年額では約20万円程度の上昇が見込まれている、との答弁があったのであります。 また、現在の臨時職員会計年度任用職員に移行した場合の影響額について質疑があり、当局から、来年度は6月の期末手当が満額支給されないこともあるが、影響額としては1億1000万円程度の増加が見込まれる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第91号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、職員の給料月額及び勤勉手当等支給割合を改定しようとするものであります。 審査の過程において、今回の秋田県人事委員会の勧告内容について質疑があり、当局から、本年4月時点での公務員給与民間給与を比較したところ0.11%下回っていることから、給料表の水準を引き上げ官民格差の解消を図るものである。また、一時金についても約0.09月下回っており、期末・勤勉手当の年間支給額を0.1月引き上げ4.35月とする旨の勧告となっている、との答弁があったのでありますが、これに対し、県内企業の冬のボーナスが下がっているという調査結果も出ているが、実態は反映されているか、との質疑があり、当局から、県人事委員会民間給与実態調査は前年8月から当年7月の一時金の官民比較を行っており、冬のボーナスの結果は来年の勧告に反映されることとなる、との答弁があったのであります。 また、能代市内の民間企業の実態を把握した上で検討する必要があるのではないか、との質疑があり、当局から、県の調査は全県の事業者から無作為抽出しており、能代市内の事業所の状況も反映されていると考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第92号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、特別職の期末手当支給割合を改定しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第93号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、議会の議員の期末手当支給割合を改定しようとするものであります。 討論について申し上げます。 本案は認めがたいとの意見として、平成30年度の実質単年度収支は3年ぶりの黒字となったものの、その要因は道の駅ふたついの土地売り払い収入があったからである。この11億円強の収入がなければ3年連続の赤字であり、また、今年度も財政事情の苦しい状況は続いている。行財政改革の推進のためにも歳出は抑制されなければならない。また、民間の今年のボーナスは7年ぶりに減少したとのこと。さらに、国の税収は2兆円以上の減収になり、赤字国債の発行を余儀なくされている。以上の状況に鑑み、議員報酬を引き上げるべき環境にないと考えることから、本案は認めがたく反対する、との意見があったのであります。 また、同じく認めがたいとの意見として、議会の議員の報酬については、秋田県人事委員会の勧告に準拠するというよりも、議会として議員の報酬のあり方を検証して判断すべきものであるのが本来と考える。今回の期末手当支給割合を、議会としてどうあるべきか、検証することがかなわないため、据え置きすべきと考えることから、本案は認めがたく反対する、との意見があったのであります。 審査の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号秋田県市町村総合事務組合規約の一部変更についてでありますが、本案は、北秋田市周辺衛生施設組合の解散に伴い、秋田県市町村総合事務組合規約を変更しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。4番大高 翔さん。 ◆4番(大高翔君) 議案第91号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、不採択の立場で討論いたします。 来年度より始まる会計年度任用職員制度により、臨時、非常勤職員の待遇が一定程度改善され、特別職や一般職も含む全職員の人件費に係る待遇は妥当なものになったと思いますし、同時に、このことで厳しい能代市の財政に、さらなる負担が伴うことは容易に想像がつきます。 また、報酬アップに関する議案は人事院勧告による影響が強く、能代市においても、秋田県人事委員会の報告及び勧告をもとに、関連議案が提出されたものと思います。 しかしながら、職種別民間給与実態調査関係資料を見ますと、調査対象は、企業規模50人以上かつ事業所規模50人以上という、母数の段階で既に体力のある民間事業所が調査対象となっていること、そして、調査対象事業所に農業、林業、漁業の事業所は含まれておらず、本当に民間給与の実態を反映しているのか疑問が残るため、当議案に反対するものでございます。以上です。 ○議長(渡辺優子君) 次に、2番小林秀彦さん。 ◆2番(小林秀彦君) 議案第92号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてですが、市内で働く雇用労働者の賃金は低く、地域経済も低迷しています。市民の暮らしも厳しい状況を考えますと、特別職の期末手当については、引き上げではなく現状維持すべきものと考えます。よって議案第92号については反対をいたします。 ○議長(渡辺優子君) 次に、7番佐藤智一さん。 ◆7番(佐藤智一君) 議案第93号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、反対の立場で討論をいたします。 本案では議員の期末手当のうち、12月期の支給割合を0.05カ月分の引き上げを行うものであります。しかしながら、今年度は10月より5年6カ月ぶりとなる消費増税が実施された年でもあります。加えて、日銀による12月の短観においては、製造業で4四半期連続での悪化となり、消費増税後の買い控えが早くも表面化していく見通しにあります。景況感の悪化や市民の負担が増したばかりといった状況を考慮すれば、現行どおり据え置きすべきものと考えます。 また、我々議員の報酬の性質を鑑みた場合、労働ではなく、仕事の対価に対して支払われるべきものであります。その仕事の成果の種別には、議決権や監視権、提案権等の有する権能を適切に遂行するほか、組織としての議会の効率化や改善を模索し、実現していく自助努力がさらに必要だと考えます。 現在、その組織改善の一環として、議会基本条例策定に向け、検討を重ねております。この条例制定後には、適切な運用と検証を重ね、内容を肉づけすることで、議会や行政に対する市民の関心を高めていく責務があります。そのことから、支給引き上げの議論については、それらの結果をもとになされるべきではないでしょうか。 また、本案では秋田県人事委員会による、職員の給与等に関する報告及び勧告に倣って支給割合を引き上げるものでありますが、本来、市議会議員の報酬に関しては、客観的な判断材料として、能代市特別職報酬等審議会からの意見も参考とすべきものであります。これら精査を経ないままの引き上げについては認めがたいこと、また、前段の複数の理由から、議案第93号については反対するものであります。 ○議長(渡辺優子君) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。ただいま委員長報告の議案第91号、第92号、第93号について御異議がありますので、順次、採決いたします。 まず、議案第91号能代市職員の給与に関する条例及び能代市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第92号能代市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第93号議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------文教民生委員長報告 ○議長(渡辺優子君) 日程第8、議案第94号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、日程第9、議案第96号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、日程第10、議案第97号能代市老人デイサービスセンター条例の一部改正について、日程第11、議案第98号能代市母子生活支援施設指定管理者の指定について、日程第12、議案第99号能代市公民館条例の一部改正について、日程第13、議案第100号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止について、日程第14、議案第101号能代市立図書館指定管理者の指定について、日程第15、議案第102号能代市総合体育館等スポーツ施設指定管理者の指定について、日程第16、議案第111号令和元年度能代後期高齢者医療特別会計補正予算、日程第17、議案第112号令和元年度能代介護保険特別会計補正予算、日程第18、議案第115号能代市印鑑条例の一部改正について、日程第19、文教民生委員会に付託した陳情6件、以上を議題といたします。文教民生委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。文教民生委員長 佐藤智一さん。     (文教民生委員長 佐藤智一君 登壇)(拍手) ◆7番(佐藤智一君) ただいま議題となりました案件に対する文教民生委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第94号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、教育長の期末手当支給割合を改定しようとするものであります。 討論について申し上げます。 本案は認めがたいとの意見として、今の能代市の地域の現状、市の財政状況も鑑みて、なかなか住民の貧困の格差もなくならない中で、手当の引き上げは控えなければいけないものだと思っている。よって、据え置きすることを求めたく、反対する、との意見があったのであります。 審査の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第96号能代市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、放課後児童支援員の資格要件に係る経過措置を延長するとともに、放課後児童クラブの整備に要する期間の延長に伴い、一の支援の単位を構成する児童の数に係る経過措置を延長しようとするものであります。 審査の過程において、経過措置を延長することで支援員の質の低下につながらないか、との質疑があり、当局から、今後も引き続き、支援員とも協力しながら、児童の安全確保や事業の充実に努めていきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第97号能代市老人デイサービスセンター条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市東デイサービスセンターの老朽化に伴い、同デイサービスセンターを廃止しようとするものであります。 審査の過程において、利用者の移行状況について質疑があり、当局から、移行先が決まっていない利用者は16人だが、現在、この方々もケアマネジャーと相談中である。また、市内のデイサービスセンターにおいて、十分に受け入れできることも利用者へお伝えしている、との答弁があったのでありますが、これに対し、16人の利用者の移行先が未定となっている理由について質疑があり、当局から、友人と一緒に移行したいとの希望が主なものであるが、友人同士で同じ施設へ移行できるよう調整していきたい、との答弁があったのであります。 また、最終的に移行先が決まらなかった場合、社会福祉協議会の施設への移行で対応するとの話であったが、現状で可能なのか、との質疑があり、当局から、十分に受け入れできる状況にあるため、利用者の意向に沿って対応していきたい、との答弁があったのであります。 また、現在東デイサービスセンターで働いている職員の処遇について質疑があり、当局から、社会福祉協議会の他の施設に配置される予定と伺っている、との答弁があったのであります。 以上で質疑の概要を終わり、次に討論について申し上げます。 本案は認めがたいとの意見として、老朽化、民間施設の充足といった理由から、廃止という判断に至ったことは重々理解しているが、廃止決定からこれまでのプロセスにおいて、利用者への対応が不十分であったと考える。以前提出された要望書と多数の署名から察するに、利用者にとっては廃止決定の通知は寝耳に水であり、非常に混乱を招いたものと思われる。実際廃止議案が提出された現在においても、受け入れ先が決まっていない利用者が2割ほどいる状況で、利用率が90%前後で需要のあった当施設は、低所得者やさまざまなケースを想定した受け皿としての役割も果たし、他の既存施設に移転するなど、現状の公共サービスを維持すべく、さまざまな検討ができたと考えることから認めがたく反対する、との意見があったのであります。 審査の結果、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第98号能代市母子生活支援施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代松原ホームの指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市上町12番32号、社会福祉法人能代市社会福祉協議会 会長 田村重由、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第99号能代市公民館条例の一部改正についてでありますが、本案は、能代市常盤公民館を設置し、使用料を定めようとするものであります。 審査の過程において、廃校後の体育館や教室の利活用について質疑があり、当局から、活用方法については検討中である。体育館は旧崇徳小学校などと同様に、暫定利用する予定としている、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第100号能代市立小学校地域連携施設等使用条例の廃止についてでありますが、本案は、放課後児童クラブの開設に伴い、浅内小学校地域連携施設等の使用を廃止するとともに、常盤小学校の廃止に伴い、常盤小学校地域連携施設等を廃止し、能代市立小学校地域連携施設等使用条例を廃止しようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第101号能代市立図書館指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市立能代図書館の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、東京都文京区大塚三丁目1番1号、株式会社図書館流通センター 代表取締役 細川博史、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査の過程において、前回は2団体の応募があったが、今回は1団体だった。周知等は十分だったのか、との質疑があり、当局から、ホームページ等で公募した。説明会の際は2者だったが、実際の応募は1者だった、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第102号能代市総合体育館等スポーツ施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市総合体育館等スポーツ施設指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市字海詠坂3番地2、能代山本広域交流センター内 特定非営利活動法人能代市体育協会 会長 福田幸一、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査の過程において、今後の市のかかわり方について質疑があり、当局から、月1回程度は定例会を開催し、施設の改修、利用状況、利用者の要望などの情報共有をしていきながら、今後のスポーツ振興に努めていきたい、との答弁があったのであります。 また、特定の施設において特定の団体が無料で利用でき、予約しても使わないときがあるようだが、当局の認識は、との質疑があり、当局から、小学生、中学生の団体が使用する場合は無料なので、予約して、利用日が迫ってからキャンセルするという話は聞いている。キャンセルであれば速やかに連絡するよう、周知の徹底をしたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第111号令和元年度能代後期高齢者医療特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万8000円を追加しようとするもので、この内容は、歳入歳出とも、保険料還付金であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第112号令和元年度能代介護保険特別会計補正予算は、条文において、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ41万6000円を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では介護保険事業費補助金の計上、事務費等繰入金の減額、歳出では通所型介護予防事業費の追加、認知症施策推進支援事業費の減額であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第115号能代市印鑑条例の一部改正についてでありますが、本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑の登録資格を改めようとするものであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。 整理番号第25号ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険の抜本的改善を求める意見書提出についての陳情は、願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第26号若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、現在の基礎年金は健康で文化的な生活にはほど遠く、少ない年金から医療、介護保険料など差し引かれ、これでは暮らしていけないとの声が上がっており、年金保険料の引き上げや強制的な徴収も暮らしを成り立たなくしている。本陳情は、国の負担をふやして高齢者も若い人も安心できる制度の実現を求めており、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、陳情項目は6項目にわたっているが、基本的な年金制度について、払っている方にも、払っていない方にも3万3000円を全ての高齢者に支給することなどの不公平な考え方の部分があり、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第27号お金の心配なく、国の責任で、安心してくらせる社会の実現のため社会保障制度の拡充を求める意見書提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、格差と貧困の拡大は、依然として社会問題になっており、解消に至っていない。若い人も高齢者も誰もが安心して生き続けられる社会とするため、現在の不公平な税制を応能負担原則に正すことによって税収の確保ができるため、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、趣旨の中に書かれている記述の中で、国民の願いと要求はと書かれている部分、現在の不公平な税制をと書かれている部分、何をもって不公平な税制と言っているのか、社会保障制度は応能負担をしてこの制度を成り立たせている国の制度自体が正しいと思うため、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第28号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書提出についての陳情は、採択すべきであるとの意見として、厚生労働省は、2033年には医師の需給が均衡するとの将来推計を根拠に、2022年度以降の医学部定員の減員に向け、医師養成数の方針等を見直していくべきとし、2022年度以降の医学部定員減について検討することを打ち出した。医師の異常な長時間労働に改善の兆しが見えない中、女性医師では現場が回らない、女性医師は離職率が高い、女性医師は男性医師に劣る、など偏見に満ちた女性差別もあり、許されることではない。脳卒中や心筋梗塞など高齢者人口の増加に伴う医療受給は急伸しており、地域住民が安心して暮らせる救急医療や地域包括ケア体制の充実のため、医師数をふやすことが求められており、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、本陳情は願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第29号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設に関する意見書の提出についての陳情は、まず、採択すべきであるとの意見として、高齢化が進む中で、介護従事者の人材確保、離職防止対策は喫緊の課題である。アンケートによれば介護の仕事をやめたいと考えたことのある人は57.3%にも達しており、やめたい理由に、賃金が安い、仕事が忙しすぎる、体力が続かない、十分なサービスができていない、という人は回答者の4割、人員が少なく業務が過密、が約8割であり、低賃金、過重労働は依然として改善されず、人員不足を深刻化させている。介護従事者の賃金底上げ、人材確保と体制強化を実現するための制度の新設は喫緊の課題であり、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 次に、不採択とすべきであるとの意見として、陳情項目に書かれている全国を適用対象とした介護従事者の最低賃金を新設とするということで、介護の負担が増加傾向にあるという問題が叫ばれている中、制度の新設により、今以上に介護負担を国民に強いる危険性を持っているため、願意は認められるものではなく、不採択とすべきである、との意見があったのであります。 これについて採決したところ、採択、不採択が同数となりましたので、委員長において不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、整理番号第30号深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院のおかれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める意見書提出についての陳情は、採択すべきであるとの意見として、厚生労働省が名指しした病院の中で、能代市の独立行政法人地域医療機能推進機構秋田病院も名指しされ、住民の皆さんの不安が多く出されている。厚生労働省が進める一方的な再編・統合は行わず、地域での役割や地方における医療の実態をさまざまな角度から慎重な検討が必要であり、願意を妥当と認め採択すべきである、との意見があったのであります。 採決の結果、本陳情は願意を妥当と認め全会一致で採択すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
    ○議長(渡辺優子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の議案第94号、第97号、及び陳情整理番号第26号、第27号、第29号について御異議がありますので、順次、採決いたします。 まず、議案第94号能代市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第97号能代市老人デイサービスセンター条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は、可決であります。本案は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第26号若い人も高齢者も安心できる年金制度の実現を求める意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第27号お金の心配なく、国の責任で、安心してくらせる社会の実現のため社会保障制度の拡充を求める意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 次に、陳情整理番号第29号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設に関する意見書提出について、起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は、不採択であります。本件は、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件を除き、他の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △産業建設委員長報告 ○議長(渡辺優子君) 日程第20、議案第103号能代市総合技能センター指定管理者の指定について、日程第21、議案第104号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定について、日程第22、議案第105号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定について、日程第23、議案第106号能代市簡易水道の指定管理者の指定について、日程第24、議案第107号能代市簡易水道の指定管理者の指定について、日程第25、議案第109号令和元年度能代簡易水道事業特別会計補正予算、日程第26、議案第110号令和元年度能代浄化槽整備事業特別会計補正予算、日程第27、議案第113号令和元年度能代水道事業会計補正予算、日程第28、議案第114号令和元年度能代下水道事業会計補正予算、以上を議題といたします。産業建設委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。産業建設委員長 藤田克美さん。     (産業建設委員長 藤田克美君 登壇)(拍手) ◆13番(藤田克美君) ただいま議題となりました案件に対する産業建設委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、議案第103号能代市総合技能センター指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市総合技能センター指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市扇田字柑子畑1番地20、職業訓練法人能代職業訓練協会会長 田村 實、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査の過程において、当施設の利用状況について質疑があり、当局から、利用人数は平成29年度が1,572人、30年度が439人となっている。能代職業訓練協会の会員には、大工組合や板金組合等の個人事業主が加入しており、それらの会員が減少している状況にある、との答弁があったのでありますが、これに対し、当施設のあり方の見通しについて質疑があり、当局から、当施設では、能代山本地域において、ここでしか行っていない技能訓練や検定もあり、地域の発展に寄与する施設であるため、その必要性は十分に理解しているが、受講人数が集まらずに実施できない訓練も生じていることから、指定期間である今後3年間において状況を見ながら、そのあり方や協会への支援を検討していくこととなる、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第104号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、種梅ふるさとの家の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町種字上樋ノ口4番地、樋ノ口町内会 会長 藤田清美、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査の過程において、地元町内会に対する無償譲渡の考えについて質疑があり、当局から、国の補助事業により整備しているため、耐用年数に当たる24年が経過する令和10年度末まで、原則として財産処分できないこととなっている。当施設を利用して地域の活性化等を図る新たな計画を立て、国の承認を得ることで譲渡可能となるが、補助金返還の対象となる場合もあるため、耐用年数までは現状と同様の管理としていきたい、との答弁があったのであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第105号能代市田園空間・コミュニティ施設指定管理者の指定についてでありますが、本案は、ブナの森ふれあい伝承館の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町飛根字高清水391番地、富根地区協議会会長 池端正一、指定の期間は令和2年4月1日から令和7年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第106号能代市簡易水道の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市富根地区簡易水道事業の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町飛根字高清水391番地、富根簡易水道組合 組合長 池端正一、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第107号能代市簡易水道の指定管理者の指定についてでありますが、本案は、能代市仁鮒地区簡易水道事業の指定管理者を指定しようとするもので、指定しようとする団体は、能代市二ツ井町仁鮒字中台62番地6、仁鮒簡易水道組合 組合長 成田政弘、指定の期間は令和2年4月1日から令和5年3月31日までであります。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第109号令和元年度能代簡易水道事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ525万7000円を減額するとともに、債務負担行為を定めております。この内容は、歳入では一般会計繰入金の減額、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第110号令和元年度能代浄化槽整備事業特別会計補正予算は、条文において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ64万3000円を追加しようとするもので、この内容は、歳入では一般会計繰入金の追加、歳出では人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第113号令和元年度能代水道事業会計補正予算は、条文において、業務の予定量、収益的支出、資本的支出の補正について定めており、この内容は、給水装置周辺の漏水等修繕費の追加のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第114号令和元年度能代下水道事業会計補正予算は、条文において、業務の予定量、収益的支出、資本的支出の補正について定めており、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の各案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件は、委員長報告のとおり決しました。-----------------------------------議会基本条例策定特別委員長報告 ○議長(渡辺優子君) 日程第29、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討についてを議題といたします。議会基本条例策定特別委員会の調査及び検討の経過並びに結果の報告を求めます。議会基本条例策定特別副委員長 佐藤智一さん。     (議会基本条例策定特別副委員長 佐藤智一君 登壇)(拍手) ◆7番(佐藤智一君) ただいま議題となりました議会基本条例の策定に向けた調査及び検討について、本委員会の調査及び検討の概要並びに結果を報告いたします。 本定例会における調査及び検討の概要でありますが、条例の条文について7回目の検討を行いました。 初めに、「会派」に関する条項のうち、同一の理念及び政策を共有する議員で構成するとの規定について、会派で政策的な話し合いは行うが理念や政策を同じくすることはなく、その確認のすべもないことから、この規定は削除すべきである、との意見があったのであります。 これに対し、参考文献では、会派の定義について、会派とは、当該議会で同じ政策を持つ議員の集団をいうとしている。ただし、共有しなくとも結成届を受理しないということはない。なお、県内自治体等の事例では22自治体中、19自治体が同様の規定を設けており、当市においても規定すべきである、との意見があったのであります。 また、会派の代表者の会議に関する規定及び当該会議へ参加できる会派の構成を3人以上とした規定については、既に会議規則に規定があること、先例により交渉会派は3人以上としていること、会派は1人から構成できることとしていることから削除する、との意見があったのであります。 また、「議員間の自由討議」、「公聴会制度及び参考人制度」などについては、実施に当たり、細かなルール等について、今後も協議して進めていくべきと考える、との意見があったのであります。 協議の結果、「目的」、「議会の活動原則」、「市長等と議会との関係」、「市民と議会との関係」、「委員会」、「議員間の自由討議」、「報告会及び広報の充実」の条文については全会一致で確認し、全会一致に至っていない条文については、引き続き検討を要することと決定いたしました。 また、前文について協議を行い、前回の委員会において会派「改革ネットワーク」から提示、説明された文案をベースに、会派「希望」から新たな文案が提示、説明され、次回までに各会派の意見をまとめ、協議することとしております。 なお、議会基本条例の策定に向けた調査及び検討については、引き続き議会閉会中の継続調査とすべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま委員長報告の案件は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △各常任委員長報告 ○議長(渡辺優子君) 日程第30、議案第108号令和元年度能代一般会計補正予算を議題といたします。各委員会の審査の経過並びに結果の報告を求めます。総務企画委員長 渡邊正人さん。     (総務企画委員長 渡邊正人君 登壇)(拍手) ◆9番(渡邊正人君) ただいま議題となりました、議案第108号中、総務企画委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、条文でありますが、第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7904万8000円を追加し、予算の総額を281億7870万円と定めております。 第2条では繰越明許費について、第3条では債務負担行為の補正について定めております。 次に、歳入でありますが、12款分担金及び負担金は1万5000円の減額で、母子生活支援施設入所負担金であります。 14款国庫支出金は229万1000円の追加で、母子生活支援施設運営費負担金及び感染症予防事業費等補助金の追加が主なものであります。 15款県支出金は127万5000円の追加で、母子生活支援施設運営費負担金の追加とウインタースポーツ奨励事業補助金の計上が主なものであります。 17款寄附金は505万円の追加で、ふるさと納税寄附金の追加と観光振興寄附金の計上であります。 18款繰入金は7029万3000円の追加で、財政調整基金繰入金の追加が主なものであります。 20款諸収入は15万4000円の追加で、多面的機能支払交付金返還金の計上と児童福祉施設受託金の減額が主なものであります。 審査の過程において、繰越明許費の内容について質疑があり、当局から、天空の不夜城、嘉六の台車に耐荷重補強が必要なことから、来年度の運行に間に合うよう改修を行うものである。特殊なものであり、ある程度の修理期間が見込まれる、との答弁があったのであります。 また、債務負担行為の追加について、指定管理料の算定基準の見直しによる影響額はどうなるか、との質疑があり、当局から、正規職員の給与を民間の給与実態調査を参考にして基準額を見直すとともにベースアップに対応し、非正規職員については会計年度任用職員の給料を参考に算定するとともに、一般管理費も見込むこととした。影響額としては人件費相当分約5,200万円、一般管理費約800万円、合計約6,000万円を見込んでいる、との答弁があったのであります。 また、ふるさと納税寄附金について、現在の状況はどうなっているか、との質疑があり、当局から、11月末日現在で4067万5000円となっており、昨年度と比較すると寄附額は約1.6倍の伸びとなっている、との答弁があったのであります。 また、地域振興基金を活用する場合の基準等はあるのか、との質疑があり、当局から、地域における市民の連帯の強化や地域振興に資する事業に活用していくこととしているが、繰り入れする金額に明確な基準があるわけではない、との答弁があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費は570万9000円の減額で、職員人件費の追加と議員報酬等人件費の減額が主なものであります。 次に、2款総務費中1項総務管理費は4884万6000円の追加、2項徴税費は930万9000円の減額、4項選挙費は45万5000円の追加、5項統計調査費は18万3000円の追加、6項監査委員費は109万3000円の減額で、ふるさと納税基金積立金、台風19号被災支援事業費、第三者調査委員会費の追加並びに人事異動及び給与改定による人件費の整理が主なものであります。 審査の過程において、台風19号被災支援事業について、被災地に寄附する基準はあるのか、との質疑があり、当局から、定められている基準はないが、過去には東日本大震災のときに大船渡市に寄附している。今回は銀河連邦の他市町においてもおおむね市は100万円、町は50万円の寄附を予定しており、同様の取り扱いをするものである、との答弁があったのであります。 また、第三者調査委員会費の積算根拠について質疑があり、当局から、過去に県内の他団体で組織された調査委員会の例を参考に積算を行ったものである、との答弁があったのであります。 また、調査結果の報告はできるだけ早く行ってもらいたいが、期間の目安をどう考えるか、との質疑があり、当局から、他団体の例では調査委員会が発足して約3カ月の調査期間であったとのことであり、一つの目安になるのではないかと考えている、との答弁があったのであります。 また、調査を受ける職員にも負担がかかると思われるが、ケアは十分になされるか、との質疑があり、当局から、産業医との面談などを行うことで配慮していく、との答弁があったのであります。 また、ふるさと納税について、寄附者とのかかわり合いを強くしていく必要があるのではないか、との質疑があり、当局から、ふるさと納税は寄附していただくことが一つの目的ではあるが、能代市の知名度向上のための手段でもあり、引き続きPR活動等による環境づくりに努めていきたいと考えている、との答弁があったのであります。 審査の結果、条文及び歳入、歳出1款議会費、2款総務費、9款消防費はいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) 次に、文教民生委員長 佐藤智一さん。     (文教民生委員長 佐藤智一君 登壇)(拍手) ◆7番(佐藤智一君) 議案第108号中、文教民生委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費は129万5000円の追加で、この内容は、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 次に、3款民生費は489万9000円の追加で、この主な内容は、過年度国庫負担金等返還金の計上、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、母子生活支援施設委託費の内容について質疑があり、当局から、特殊事情のある世帯を他市の施設で保護する費用で、当初予算では1世帯を見込んでいたが、現在、2世帯となっていること等から増額しようとするものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、能代松原ホームでは対応できないのか、との質疑があり、当局から、能代松原ホームの定員に空きがある場合でも、世帯の安全確保のため、他市の施設への入所を決定する場合がある、との答弁があったのであります。 次に、4款衛生費中1項保健衛生費は1346万4000円の追加で、この主な内容は、子ども・妊婦等予防接種費の追加、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 次に、10款教育費は5403万2000円の追加で、この主な内容は、要保護及び準要保護児童生徒援助費、振興費の追加のほか、人事異動および給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、就学援助費の増額理由と現在の支給人数について質疑があり、当局から、新入学に当たり保護者に周知をしており、それにより活用がふえたものと捉えている。11月1日現在で小学校466人、中学校314人を認定している、との答弁があったのでありますが、これに対し、要保護及び準要保護別の増減について質疑があり、当局から、前年実績と比較し、小学校、中学校とも、要保護が若干減り、準要保護が若干ふえている、との答弁があったのであります。 また、令和2年度使用教師用指導書等購入費の内容について質疑があり、当局から、来年度から教科書が新しくなることに伴い、教師が使用する教科書、指導書、デジタル教科書の購入費である、との答弁があったのでありますが、これに対し、学習指導要領の改訂等に伴うものであり、国からの補助はないのか、との質疑があり、当局から、児童生徒が使用する教科書は法律により無償と定められているが、教師が使用する指導書やデジタル教科書などは指導の充実を支援するもので、必ず使用しなければならないと定められたものではないため、国及び県の補助対象外となっている、との答弁があったのであります。 以上で質疑の概要を終わり、次に、討論について申し上げます。 本案は認めがたいとの意見として、職員人件費については引き上げに反対しないが、今回の教育長の人件費の引き上げには反対するので、この予算については認めがたく反対する、との意見があったのであります。 また、同じく認めがたいとの意見として、職員含め特別職の人件費について、秋田県人事委員会の資料等には、農業や林業、漁業に関する事業所が調査対象に入っておらず、参考にしている資料に問題があると思っている。来年度から始まる会計年度任用職員に対する財政的負担もあることから、認めがたく反対する、との意見があったのであります。 審査の結果、歳出2款総務費中3項戸籍住民基本台帳費、3款民生費、4款衛生費中1項保健衛生費、10款教育費は、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に当局から報告された内容について申し上げます。 第2次能代市子ども読書活動推進計画の策定について、教育委員、学校や関係団体から意見を伺いながら、策定委員会において検討しており、今後12月から1月にかけてパブリックコメントを実施し、広く市民からも御意見をいただいた上で、来年2月に策定する予定としている、との報告があったのであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) 次に、産業建設委員長 藤田克美さん。     (産業建設委員長 藤田克美君 登壇)(拍手) ◆13番(藤田克美君) 議案第108号中、産業建設委員会に付託になりました部分に対する本委員会の審査の経過の概要並びに結果を報告いたします。 初めに、歳出4款衛生費中2項環境衛生費は676万1000円の減額、3項清掃費は98万9000円の追加、4項水道費は525万7000円の減額で、この主な内容は、簡易水道事業特別会計繰出金の減額のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、斎場の現在の運営体制について質疑があり、当局から、職員1名と臨時職員2名の計3名で2名ずつの輪番により、元日と機器メンテナンス日以外は、毎日運営をしており、1日最大6件対応している、との答弁があったのでありますが、これに対し、11月に火葬の順番待ちが生じた理由とその対応について質疑があり、当局から、臨時職員の入院により稼働率が低くなった期間があり、利用者へ不便をかけた。このたび、1名の臨時職員を採用する予定であり、入院した職員が復帰した後は、4名による輪番体制で運営していく予定である、との答弁があったのであります。 また、今回のように斎場の利用が難しくなった場合に、他地域の斎場を利用できるよう、周辺自治体と協定を結ぶことはできないか、との質疑があり、当局から、藤里町斎場とは、メンテナンスで利用停止となった場合の約束は交わしているが、三種町斎場との話し合いはまだ行っていないため、緊急時の取り扱いも含め、今後検討していきたい、との答弁があったのであります。 次に、6款農林水産業費は426万7000円の追加で、この主な内容は、過年度国庫負担金等返還金の計上、県営造成施設等突発事故復旧支援事業費補助金の追加のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、人・農地問題解決加速化支援事業の検討委員会出席謝礼の予算減額理由について質疑があり、当局から、委員会の開催回数が減ったことによるものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、当事業の今後の方向性について質疑があり、当局から、人・農地プランの実質化に向けて、アンケート調査等の結果を見ながら、地域との話し合いを進めていきたい、との答弁があったのであります。 また、これに関連し、農家が外国人労働者の雇用を含め、労働力不足に対する市の対応について質疑があり、当局から、労働力不足により外国人労働者を雇用している農業法人等は一部に見られるが、市としては、地元で働くことができるような農福連携や、主婦が空き時間を利用して農業法人等で働く仕組みなどの検討を進めることにより、その解消につなげたいと考えている、との答弁があったのであります。 次に、7款商工費は2,276万円の減額で、この主な内容は、滞在型観光推進事業費、天空の不夜城推進事業費の追加のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、観光プロモーション事業の誘客宣伝等旅費をふやす理由について質疑があり、当局から、今年度これまで、急遽参加が必要となった会議やイベント等への出張がふえたことにより、今後の旅費に不足が生じることから追加しようとするものである、との答弁があったのでありますが、これに関連し、当市の観光イベントの柱の一つである、おなごりフェスティバルが来年終了することにより、主催していた地域活性化協議会はその後どうなるのか、との質疑があり、当局から、協議会のほうからも今後のあり方について相談を受けており、早急に検討を進めたい、との答弁があったのであります。 また、天空の不夜城、嘉六台車改修補助金の概要について質疑があり、当局から、今回の改修は老朽化によるものではなく、毎年発生しているタイヤの破損を防ぐため、耐荷重の補強をするものである、との答弁があったのでありますが、これに対し、天空の不夜城協議会が来年の運行に向け、新たに灯籠を2基制作する計画があるとする新聞報道に対し、補助要請はあるのか、との質疑があり、当局から、今回検討されている灯籠2基については協議会の経費で制作すると伺っており、そのことに対する補助金の要請はない、との答弁があったのであります。 また、天空の不夜城の収蔵庫を検討するに当たり、その必要性を裏づける、集客能力や経済効果等のデータを収集する予定はあるのか、との質疑があり、当局から、昨年度は来客者へアンケート調査を行ったが、サンプル数が少なかったことから来年度に改めてアンケートや周辺飲食店への聞き込み等により、さまざまなデータを協議会とともに収集したいと考えている、との答弁があったのであります。 次に、8款土木費は137万円の追加で、この主な内容は、住宅リフォーム支援事業費の追加のほか、人事異動及び給与改定による職員人件費の整理であります。 審査の過程において、住宅リフォーム支援補助金の今年度の利用状況について質疑があり、当局から、10月末現在5782万2000円の補助実績で、予算額5,800万円に対する執行率は99.7%である。これまでの実績を勘案して予算計上していたが、8月ころから消費税増税の駆け込み需要があったため、不足が生じたと推測している、との答弁があったのでありますが、これに対し、制度内容の見直しの予定について質疑があり、当局から、平成22年度の事業開始から10年近く経過し、その間2度、複数回の利用を可能にする等の見直しを行ってきたが、市民にとって、より使い勝手のよい制度となるよう、現在検討を進めている、との答弁があったのであります。 審査の結果、歳出4款衛生費中2項環境衛生費、3項清掃費、4項水道費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、当局から報告された内容について申し上げます。 市営万町住宅の建てかえについて、現在地に鉄筋コンクリート造で、現有戸数の36戸を建てかえることで事業を進めたい。今後の予定としては、令和2年度に建てかえ整備計画と敷地測量、3年度と4年度に基本設計、実施設計を行い、5年度に工事着手、6年度中の完成を目指したいと考えている、との報告があったのであります。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手) ○議長(渡辺優子君) ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま各委員長報告の議案第108号令和元年度能代一般会計補正予算について、御異議がありますので、起立により採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は、可決であります。本案は、各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(渡辺優子君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長報告のとおり決しました。----------------------------------- △日程第31 議案第116号常盤財産管理委員の選任について ○議長(渡辺優子君) 日程第31、議案第116号常盤財産管理委員の選任についてを議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」「説明してください」の声) ○議長(渡辺優子君) 当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長(淡路誠君) 議案第116号常盤財産管理委員の選任について御説明いたします。本案は、常盤財産区管理委員、山崎光男さんの任期が令和2年1月8日で満了となりますので、引き続き山崎光男さんを財産区管理委員に選任することについて、能代市常盤財産区管理会条例第3条の規定により議会の同意を求めるものであります。 山崎さんは平成20年1月に財産区管理委員に選任され現在3期目の任期中であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(渡辺優子君) お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は、同意することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。----------------------------------- △日程第32 議会議案第4号ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険の抜本的改善を求める意見書提出について △日程第33 議会議案第5号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書提出について △日程第34 議会議案第6号深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院の置かれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める意見書提出について ○議長(渡辺優子君) 日程第32、議会議案第4号ケアプラン有料化などの制度見直しの中止、介護従事者の大幅な処遇改善、介護保険の抜本的改善を求める意見書提出について、日程第33、議会議案第5号医師養成定員を減らす政府方針の見直しを求める意見書提出について、日程第34、議会議案第6号深刻な医師不足、高齢化の進行、公共交通機関の衰退など地方における公立・公的病院の置かれている医療事情の状況把握を欠いたまま、国の基準に基づく一方的な再編・統合は行わないことを求める意見書提出について、以上の3案を一括議題といたします。提出者の説明を求めます。     (「説明省略」の声あり) ○議長(渡辺優子君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 お諮りいたします。以上の3案は、委員会付託を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の3案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、以上の3案は原案どおり決しました。----------------------------------- △発言の取り消し ○議長(渡辺優子君) この際、お諮りいたします。5番畠 貞一郎さんより12月11日の付託における発言について発言取消申出書に記載した部分を取り消したいとの申し出がありました。この取り消しを許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、5番畠 貞一郎さんからの発言の取り消し申し出を許可することに決しました。なお、本発言の取り消しに伴う関係部分について、後刻、記録を調査の上、議長において適当な措置を講ずることとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(渡辺優子君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺優子君) 本定例会は、提出議案全部議了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                        午前11時59分 閉会 議長    渡辺優子 署名議員  安井英章 署名議員  渡邊正人...