△日程第3 議案第57
号能代市営住宅管理条例の一部改正について
○議長(
武田正廣君) 日程第3、議案第57
号能代市営住宅管理条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) それでは、議案第57
号能代市営住宅管理条例の一部改正について御説明いたします。本案は、本年7月に、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次
地方分権一括法により公営住宅建替事業における現地建てかえ要件の緩和等を目的とした
公営住宅法の改正が行われており、この改正に関し必要な政省令の
規定整備として、
公営住宅法施行令等の一部を改正する政令及び
公営住宅法施行規則等の一部を改正する省令が施行されたことに伴い、本条例中の
当該施行令等の引用箇所において条番号のずれが生じたことから、改正後の同
施行令等との整合性を確保するため条文を整理しようとするものであります。 それでは、条文の
改正内容について御説明いたします。 第14条第1項は、同居の承認に関する規定で、条文において引用する改正前の
公営住宅法施行規則第10条が改正後の第11条となったことから、これを改めるものであります。 次に、第15条第1項は、入居の承継に関する規定で、条文において引用する改正前の
公営住宅法施行規則第11条が改正後の第12条となったことから、これを改めるものであります。 第17条第1項は、入居者の収入の申告に関する規定で、条文において引用する改正前の
公営住宅法施行規則第8条が改正後の第7条となったことから、これを改めるものであります。 第33条は、市営住宅建替事業等に係る家賃の特例に関する規定で、条文において引用する改正前の
公営住宅法施行令第11条が改正後の第12条となったことから、これを改めるものであります。 なお、附則では、この条例は公布の日から施行することとしております。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第57号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第4 議案第58号平成28年度能代市
水道事業会計決算の認定について
○議長(
武田正廣君) 日程第4、議案第58号平成28年度能代市
水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 議案第58号平成28年度能代市
水道事業会計決算の認定について御説明いたします。 初めに、
決算附属書類で事業の概要を御説明いたします。まず、イの
給水状況についてであります。28年度末の
給水戸数は、
水道事業が前年度より23戸増で1万9773戸、
鶴形簡易水道事業は、前年度より4戸減で194戸。
給水人口は
水道事業が前年度より686人減の4万2255人、
鶴形簡易水道事業は13人減の535人となっており、
給水区域内普及率は、
水道事業が96.3%で、
鶴形簡易水道事業が95.7%となっております。 次に、ロの
建設改良についてでありますが、
水道事業では、
落合地区配水管更新工事のほか、他工事に伴う
配水管移設工事を実施しております。また、
簡易水道統合整備事業では、
天内地区配水管布設工事を実施しております。
財政状況につきましては、
決算書類で御説明いたします。
収益的収入及び支出のうち、収入でありますが、
収入合計は予算額11億3892万3000円に対し、決算額11億3025万4071円で、第1
款水道事業収益は決算額11億2072万1488円であります。第1項
営業収益は決算額9億7012万5409円で、内訳は、
水道料金及び
下水道使用料徴収事務受託収入とその他
営業収入であります。第2項
営業外収益は決算額1億5059万6079円で、平成26年度からの
地方公営企業会計制度の見直しに伴う
長期前受金戻入が主なるものであります。 第2
款鶴形簡易水道事業収益は決算額953万2583円で、第1項
営業収益は決算額788万3954円で、内訳は、主に
水道料金であります。第2項
営業外収益は決算額164万8629円で、主に
長期前受金戻入であります。 次に、支出でありますが、
支出合計は予算額9億4808万6000円に対し、決算額9億4292万9392円で、第1
款水道事業費用は決算額9億3381万6512円であります。第1項
営業費用は決算額7億6907万9706円で、
人件費等の物件費のほか、修繕費、委託料、
減価償却費等であります。第2項
営業外費用は決算額1億6472万1324円で、
企業債利息等であります。第3項
特別損失は決算額1万5482円で、
過年度損益修正損であります。 第2
款鶴形簡易水道事業費用は決算額911万2880円で、第1項
営業費用は決算額705万592円で、委託料のほか、
減価償却費、
修繕費等であります。第2項
営業外費用は決算額206万2288円で、
企業債利息等であります。 次に、
資本的収入及び支出のうち、収入についてでありますが、収入額は予算額2億3608万1000円に対し、決算額は1億8273万7324円であります。 第1
款水道事業資本的収入は決算額1億8099万660円で、第1項企業債は決算額1億516万5000円で、
配水管等整備事業に充当しております。第2項
国庫補助金は決算額2395万4000円で、
配水管等整備事業に係る
国庫補助金であります。第3項他
会計補助金は決算額529万1760円で、水源確保に充当した企業債の償還に対する
一般会計補助金であります。第4項他
会計負担金は決算額1391万5100円で、消火栓の新設や更新に対する
一般会計負担金であります。第5項
工事負担金は決算額3266万4800円で、長崎分区
下水道工事等に伴う配水管の
移設費用に対する
原因者負担分であります。 第2
款鶴形簡易水道事業資本的収入は決算額174万6664円で、第1項他
会計補助金の決算額も同額で、
建設改良事業に充当した企業債の償還に対する
一般会計補助金であります。 次に、支出でありますが、
支出合計は予算額6億6355万1000円に対し、決算額は6億738万5525円で、第1
款水道事業資本的支出は決算額6億420万9772円であります。第1項
建設改良費は決算額2億3757万2032円で、
配水管等整備事業費、
水道メーター購入費等であります。第2項
企業債償還金は決算額3億6663万7740円で、企業債の
元金償還分であります。 第2
款鶴形簡易水道事業資本的支出は決算額317万5753円で、第2項
企業債償還金の決算額も同額で、企業債の
元金償還分であります。
資本的収入額が
資本的支出額に対し不足する額4億2464万8201円につきましては、
減債積立金及び
過年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、
当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、
過年度分損益勘定留保資金及び
当年度分損益勘定留保資金で補填しております。
損益計算書でありますが、28年度中の経営成績を示す
経常利益1億7815万9648円が記載されており、この金額から
特別損失として
過年度損益修正損1万5482円を差し引いた額が当年度純利益1億7814万4166円となります。
余剰金計算書でありますが、余剰金につきましては、当年度の
減債積立金1億8502万2352円を処分し、前年度
繰越利益剰余金8097万8811円に当年度純利益の1億7814万4166円を加え、
当年度分の未
処分利益剰余金を2億5912万2977円としております。 次に、
剰余金処分計算書でありますが、
剰余金計算書で未
処分利益剰余金とした2億5912万2977円のうち、1億7814万4166円を
減債積立金として処分し、残額の8097万8811円を
繰越利益剰余金としております。
貸借対照表であります。一番下の行の
資産合計が122億4386万2094円となっております。この
資産合計から、負債の部の一番下の行の
負債合計85億3188万2192円を差し引きますと、資本の部の
資本合計37億1197万9902円となります。以上であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) 質疑を行います。3番小野 立君。
◆3番(小野立君) 初めに、現在布設されている市内の水道管で一番古いものというのは、大体何年ぐらい経たものでしょうか。おわかりになる範囲で教えていただきたいと思います。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えいたします。大体で申しわけございません。昭和33年代と記憶してございます。
○議長(
武田正廣君) 3番小野 立君。
◆3番(小野立君) 33年代とおっしゃいました。(「はい」の声あり)30年代ではなくて。いや、いいです。30年代ということですな、大体。ということは、大体60年ぐらいですよね。この
水道会計で非常に私怖いなと思いますのは、毎年、毎年、例えば
財政状況というものを決算書で拝見しますけれども、その中に、能代市が資本として持っている水道管が、例えば60年というと、普通であれば、耐用年数という意味では過ぎているのではないかと思いますが。そういう更新が、今後必要になる膨大な潜在的な支出というものが、全然、
財政状況を考えるときに見込まれていないという気がするのですけれども、そういうことについて、何か検討はなされているのでしょうか。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えします。先ほど、私、33年代と申してしまいまして申しわけございません。30年代に訂正させていただきます。 老朽管の更新等につきましては、随時、老朽管の更新という形で進めてまいりました。主には口径の大きなもの、
幹線管路等につきましてはほぼ終えている状況にございます。ただ、各家々に配水をしています一般的な配水管、これにつきましては、
塩化ビニール管ということで、この老朽化もかなり進行してございます。これにつきましては、平成26年から計画的な更新を始めております。10カ年の計画で進めておるところでございまして、更新の予定といたしましては、29年度につきましては、落合と鰄渕地区、大体2,200メートルほどを予定してございます。来年度、30年度につきましても、緑町、出戸本町地区等計画してございまして、経営に影響する
老朽管更新の事業につきましては、経営戦略の中で、これを踏まえた形でシミュレーションしてございまして、今のところ、経営に与える大きな影響はないというふうに考えてございます。いずれ、こういった
建設改良事業につきましては、その事業の多寡によりまして経営に大きな影響を与えていくという状況にございますので、その辺は計画的に進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
武田正廣君) 3番小野 立君。
◆3番(小野立君)
水道事業を計画するときに、何年から何年までは大体この地区でやるとかという、そういう区切りでやるのでしょうけれども、そういう数カ年の計画にかかわらず、全市的に一体どのくらいのものが今後必要となるのかという調査をして、どのくらいの将来負担が見込まれるのかということを調べる必要はないのでしょうか。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えいたします。
老朽管更新も含め、それから浄水場の老朽管の対策等を含め、これはある程度、そういった老朽の度合いを調査をしながら、全体の中で計画を組んでおります。まず、現状の経営体質では、そうすぐに、一挙に更新ができるという状況にはございませんけれども、この経営の体力の範囲内で計画的に進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
武田正廣君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第58号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第5 議案第59号平成28年度能代市
下水道事業会計決算の認定について
○議長(
武田正廣君) 日程第5、議案第59号平成28年度能代市
下水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) それでは、議案第59号平成28年度能代市
下水道事業会計決算の認定について御説明いたします。 初めに、
決算附属書類で事業の概要を御説明いたします。まず、イの生活排水処理整備状況についてであります。28年度末の処理区域内人口は、前年度より195人増の2万5626人で、市全体の公共下
水道事業による普及率は46.7%、整備面積は808.37ヘクタールとなっております。 次に、ロの
建設改良についてでありますが、管渠整備事業として、向能代分区、長崎分区、東能代第一分区の汚水管4,428メートルを、港町排水区では雨水管406メートルを整備しているほか、管渠改修事業として、檜山川第一排水区管渠改修工事を実施しております。また、能代終末処理場、中川原ポンプ場、長崎中継ポンプ場では、増設及び第2期再構築工事を実施しております。
財政状況につきましては、
決算書類で御説明いたします。
収益的収入及び支出のうち、収入でありますが、第1款下
水道事業収益は予算額13億2588万6000円に対し、決算額は13億2845万879円であります。第1項
営業収益は決算額6億771万4934円で、内訳は、下水道使用料及び他
会計負担金等であります。第2項
営業外収益は決算額7億2073万5945円で、他
会計補助金が主なるものであります。 次に、支出でありますが、第1款下
水道事業費用は予算額12億4041万6000円に対し、決算額は12億3133万2324円であります。第1項
営業費用は決算額10億4576万3001円で、人件費のほか、修繕費、委託料、
減価償却費等であります。第2項
営業外費用は決算額1億8556万9323円で、
企業債利息等であります。 次に、
資本的収入及び支出のうち、収入についてでありますが、第1款
資本的収入は予算額14億8777万1000円に対し、決算額は14億1113万1248円であります。第1項企業債は決算額8億5977万5000円で、管渠やポンプ場、処理場の
建設改良事業に充当しております。第2項出資金は決算額7,985万円で、企業債償還に対する一般会計出資金であります。第3項
国庫補助金は決算額4億922万1028円で、社会資本整備総合交付金であります。第4項負担金は決算額6228万5220円で、受益者負担金であります。 次に、支出でありますが、第1款資本的支出は予算額19億8231万6000円に対し、決算額は19億60万9839円であります。第1項
建設改良費は決算額12億6945万9583円で、管渠やポンプ場、処理場の
建設改良費等であります。第2項
企業債償還金は決算額6億3115万256円で、企業債の
元金償還分であります。
資本的収入額が
資本的支出額に対し不足する額4億8947万8591円につきましては、
減債積立金、
当年度分消費税及び
地方消費税資本的収支調整額、
過年度分損益勘定留保資金及び
当年度分損益勘定留保資金で補填しております。
損益計算書でありますが、28年度中の経営成績を示す
経常利益が4211万7384円で、当年度純利益も同額としております。
剰余金計算書でありますが、剰余金につきましては、当年度の
減債積立金6023万4915円を処分し、当年度純利益の4211万7384円を加え、
当年度分の未
処分利益剰余金を4211万7384円としております。 次に、余剰金処分計算書でありますが、
余剰金計算書で未
処分利益剰余金とした4211万7384円を
減債積立金として処分しております。
貸借対照表であります。資産の部の一番下の行の
資産合計が222億6962万2588円となっております。この
資産合計から、負債の部の一番下の行の
負債合計207億7637万9234円を差し引きますと、下から2行目の資本の部の
資本合計14億9324万3354円となります。以上であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) 質疑を行います。11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) ただいま部長から御説明していただきました下
水道事業でありますけれども、上水道とあわせて、市民生活にとって重要ないわゆるライフラインでありますが、監査意見書を拝見いたしますと、能代市下
水道事業経営戦略、この「計画どおり経営は維持できる見通しではあるが、依然として厳しい状況が続くと見込まれる」とございます。企業会計でありますが、これは記載のとおり、独立採算を原則として事業運営されるわけであります。今後、利用者の減少がはっきり予測されておりますので、経営の視点が一層重要となってくるというふうに思います。 そこで、お伺いしたいのは、28年度決算をチェックされて、次なるアクションにつなげるといったことなど、どのように御当局として総括されたのか、その所感をまずお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。決算の状況と今後の経営についてでありますけれども、平成28年度の純利益は、前年度の純利益6023万5000円を1811万8000円ほど下回る4211万7000円となっております。この主なる要因としましては、
収益的収入では、料金改定による下水道使用料の増はありましたけれども、他
会計補助金の減や、それから、収益的支出の管路施設等の資産増に伴う
減価償却費が大幅にふえたということもございまして、4,200万程度になったというふうに分析しております。 当期の純利益は、確かに前年度を下回る形となってございますけれども、平成28年度に策定をいたしました
水道事業経営戦略、これで想定、シミュレーションいたしました28年度の純利益といいますのが1731万3000円ほどでございました。これを2,400万円ほど上回る結果となっております。いずれ、経営戦略で計画した範囲内の経営はほぼできているのではないかというふうに考えてございます。 ただ、今後も東能代地区、それから長崎地区、それから向能代地区、こういったところの面整備事業が続いてまいります。こういったことで、企業債の利息や
減価償却費が増加していくことになると思います。したがいまして、決して経営は楽観視できるものではないという状況の中で、厳しい状況の中で、今後につきましても、
建設改良事業の平準化、それから企業債の借り入れの抑制、それから経費節減、それといわゆる下水道の加入率の向上であります。これで収益を増していって、それで、そういった経営努力をしながら、今後、運営してまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
武田正廣君) 11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) ありがとうございました。いずれにいたしましても、2015年国調の市町村の動向等、これから出てくると思いますけれども、やはり、その都度、人口の動向もしくは人口の分布、これが経営的には重要な視点となりますので、当局も長期的スパンでシミュレーションやっておられますけれども、そういったところも一層注視していただく必要があると思いますので、その点についてだけ確認させていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。下
水道事業、それから
水道事業も含めますけれども、人口減少というのは直接収益に影響してまいると思います。将来的には何らかの方策を講じていく必要があるものというふうに考えてございますが、当面は、下水道につきましては、まずは面整備をしましたら、接続率を高めていく、それから、水洗化普及率も高めていくということで、加入率の向上を図りまして、それで当面、経営につなげていきたいというふうに考えてございます。
○議長(
武田正廣君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第59号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第6 議案第60号平成29年度能代市
一般会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第6、議案第60号平成29年度能代市
一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(
秋田武英君) 議案第60号平成29年度能代市
一般会計補正予算(第3号)について御説明いたします。 まず、条文の第1条で、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ5億4300万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ291億260万円と定めております。 第2条では、
地方自治法第213条第1項の規定により、翌年度に繰り越して使用することができる経費を第2表のとおり、第3条では地方債の追加及び変更を第3表のとおり定めております。 予算の内訳は、
事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、1款市税1項市民税は4,300万円の追加、2項固定資産税は6,500万円の追加であります。 9款地方特例交付金1項地方特例交付金は99万6000円の追加であります。 10款地方交付税1項地方交付税は9847万4000円の減額で、普通交付税の決定に伴うものであります。 14款国庫支出金2項
国庫補助金は1076万1000円の追加で、社会保障・税番号制度システム整備費補助金359万円の計上、障害者総合支援事業費補助金271万6000円の計上、国宝重要文化財等保存整備費補助金445万5000円の計上であります。 15款県支出金2項県補助金は22万5000円の追加で、地域で学べ!農業技術研修費補助金、3項県委託金は5万3000円の追加で、就業構造基本調査委託金であります。 16款財産収入1項財産運用収入は19万5000円の追加で、能代青果地方卸売市場株配当金であります。 17款寄附金1項寄附金は20万円の計上で、子ども館寄附金であります。 18
款繰入金1項特別会計繰入金は40万1000円の追加で、介護保険特別会計繰入金であります。2項
基金繰入金は6934万7000円の追加で、
財政調整基金繰入金であります。 なお、補正後の
財政調整基金の残高でありますが、46億3304万5000円となります。そのうち、一般分が45億2772万4000円となります。 19款繰越金1項繰越金は4億59万6000円の追加で、前年度繰越金であります。 21款市債1項市債は5,070万円の追加で、閉校校舎解体事業債7,660万円の計上、文化会館改修事業債4,520万円の追加、子ども館設備改修事業債2,650万円の計上、臨時財政対策債7,770万円の減額が主なるものであります。 次に、歳出について申し上げます。1款議会費1項議会費は14万5000円の追加で、議会事務費であります。 2款総務費1項総務管理費は3億2529万9000円の追加で、
財政調整基金積立金。3項戸籍住民基本台帳費は2,160万円の追加で、戸籍住民基本台帳費、5項統計調査費は5万3000円の追加で、就業構造基本調査費であります。 3款民生費1項社会福祉費は594万8000円の追加で、障がい福祉事務費543万3000円が主なるものであります。 6款農林水産業費1項農業費は60万円の追加で、畜産振興事務費等であります。 7款商工費1項商工費は1862万1000円の追加で、企業誘致推進事業費826万円の追加、旧料亭金勇魅力向上促進事業費891万2000円の追加が主なるものであります。 8款土木費1項土木管理費は107万9000円の減額で、浄化槽整備事業特別会計(市町村設置型)繰出金69万2000円の減額が主なるものであります。2項道路橋りょう費は699万8000円の追加で、道路維持費であります。3項河川費は284万1000円の追加で、河川維持費であります。 10款教育費1項教育総務費は8176万6000円の追加で、閉校校舎解体事業費8082万4000円の計上が主なるものであります。2項小学校費は199万9000円の減額で、小学校管理費の減額であります。3項中学校費は92万7000円の減額で、中学校管理費の減額であります。4項社会教育費は7588万1000円の追加で、公民館費の管理運営費344万7000円の追加、文化会館改修事業費4526万4000円の追加、子ども館費の施設管理費2656万8000円の追加が主なるものであります。5項保健体育費は74万7000円の減額で、学校給食管理費116万5000円の減額が主なるものであります。 11
款災害復旧費2項
公共土木施設災害復旧費は800万円の追加で、
道路河川災害復旧事業費であります。 予算書にお戻りいただきたいと思います。第2表繰越明許費は、10款教育費4項社会教育費、子ども館の施設管理費で2656万8000円と定めております。第3表は、地方債補正で、1の追加が閉校校舎解体事業債、限度額が7,660万円、子ども館設備改修事業債、限度額が2,650万円で、ともに起債の方法は証書借入れ又は証券発行、利率は3%以内、償還の方法は記載のとおりであり、2の変更は、市債の補正に伴い限度額を改めるものであります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出1款議会費、2款総務費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、3款民生費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、6款農林水産業費、7款商工費について質疑を行います。3番小野 立君。
◆3番(小野立君) 7款商工費のうち、4目観光費、その中のといいますか、一つしか上がっていませんけれども、旧料亭金勇魅力向上促進事業費891万2000円についてちょっとお伺いしますけれども、まず、これは何をしようとするものでありますか。
○議長(
武田正廣君)
環境産業部長。
◎
環境産業部長(畠山一仁君) お答えいたします。これは旧料亭金勇につきまして、ふすまの張りかえの工事と、それから、屋根と外壁改修のための実施設計業務の委託料を今回この補正に計上させていただいております。
○議長(
武田正廣君) 3番小野 立君。
◆3番(小野立君) ふすまの張りかえはともかくとして、実施設計のほうが大変課題があるなと思うのですけれども。実は旧金勇の、旧金勇というより、旧料亭の金勇なのですが、旧金勇の1階の広間ありますね、満月ですか。あそこの軒下の軒を支える柱の工事のやり方について、特に木材業界の人から大変批判がありまして、その人たちから直接聞いた言葉を直接申し上げますけれども、これは木都能代の恥ではないかと、そこまで言う人があります。つまり、仕上がりが非常に伝統的な建造物にふさわしくないような、例えば材であり、それから、礎石のこしらえといいますか、造作であると。やはり、ああいう歴史的な建造物に手を入れるときには、専門的な知見を持った第三者の諮問を経たり、あるいはそういう数寄屋づくり等々に、ああいうものにノウハウを持った業者の選定なりということが必要になると思うのです。今申し上げたことについて、ちょっと一つ補足しますと、今回の軒下の柱の工事について、施工業者には何の瑕疵もないと思います。これは責任はもちろん発注者である市にあるので、私はあの工事についてはいずれやり直しが必要になると思いますけれども、それについてはまた別な機会に御提案申し上げたいと思いますが、やはりああいう歴史的な価値を有するものについては、何かそういう専門的な知見を外から入れるという作業が、作業というより、プロセスが必要になるのではないかと思うのですが、どのようにお考えでしょうか。
○議長(
武田正廣君)
環境産業部長。
◎
環境産業部長(畠山一仁君) お答えいたします。ただいまお話のありました軒下のその工事につきましては、私のほうでそういった状況だということを確認しておりませんので、後ほど確認させていただきたいと思います。 それから、今後こういった文化財等においては、専門的な知見、そういったものが必要ではないのかというふうなことにつきましては、先ほど私、今回の補正予算の説明の際に少し説明が足りなかったと思いますけれども、屋根と外壁の改修の実施設計業務委託と、それから、ふすまの張りかえ工事のほかに、文化庁が承認した技術指導者の来能の旅費も、能代においでいただいて指導していただくための旅費も計上させていただきます。特に今回、金勇の補修につきましては、先ほど歳入の際にもありましたけれども、文化庁の補助金を活用させていただくこととしております。その関係で、補助要綱の中にも専門的知見を用いるというふうなことがありますので、そういった形で技術指導者においでいただいて見ていただくと、指導していただくと。そういったことで対応させていただきたいと思います。以上であります。
○議長(
武田正廣君) 他に質疑ありませんか。11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) 1点だけ、確認したいと思いますけれども、今回ねんりんピックで旧料亭金勇に170名前後、全国から集まって、大変喜んでいただいたわけでありますので、今回の旧料亭金勇魅力向上促進事業というタイトルでございますので、その辺の事業の内容は先ほどお聞きしましたけれども、そういったことを考えると、やはり今後、来館していただける、観光面で、より高まる効果としての事業であるということが大事だと思いますけれども、この点だけ、御所感をお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田正廣君)
環境産業部長。
◎
環境産業部長(畠山一仁君) お答えいたします。旧料亭金勇につきましては、さまざまな形での活用がなされ、市内だけではなくて、県外、全国から多くのお客様をお迎えしているところであります。今回、この文化庁の補助金を活用いたしまして、さらに本市が誇る地域資源としての金勇の磨き上げを図ることによりまして、これまで以上に交流人口の拡大、また、地域経済の活性化、あるいはまた外国人観光客をもターゲットとして集客力を高めることにまずつなげたいと。そしてまた、地域住民、能代市の市民の方々の交流の場、活動の場としても使われていますので、そういったこともさらに進めるということで、全体としてまちのにぎわい創出、それから、地域づくり、こういったものにつなげていきたいということで、さらに地域資源としての磨き上げを進めたいと、そういった考えであります。以上であります。
○議長(
武田正廣君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、8款土木費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、10款教育費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。 次に、11
款災害復旧費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第60号平成29年度能代市
一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と歳出1款議会費は
総務企画委員会に、2款総務費中1項総務管理費は
総務企画委員会に、3項戸籍住民基本台帳費は文教民生委員会に、5項統計調査費は
総務企画委員会に、3款民生費は文教民生委員会に、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費は
産業建設委員会に、10款教育費は文教民生委員会に、11
款災害復旧費は
産業建設委員会にそれぞれ付託いたします。
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△日程第7 議案第61号平成29年度能代市
農業集落排水事業特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第7、議案第61号平成29年度能代市
農業集落排水事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第61号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第8 議案第62号平成29年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第8、議案第62号平成29年度能代市
浄化槽整備事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第62号は
産業建設委員会に付託いたします。
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△日程第9 議案第63号平成29年度能代市
浅内財産区
特別会計補正予算
△日程第10 議案第64号平成29年度能代市
常盤財産区
特別会計補正予算
△日程第11 議案第65号平成29年度能代市
檜山財産区
特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第9、議案第63号平成29年度能代市
浅内財産区
特別会計補正予算、日程第10、議案第64号平成29年度能代市
常盤財産区
特別会計補正予算、日程第11、議案第65号平成29年度能代市
檜山財産区
特別会計補正予算、以上の3案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第63号、第64号、第65号は、
総務企画委員会に付託いたします。
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△日程第12 議案第66号平成29年度能代市
国民健康保険特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第12、議案第66号平成29年度能代市
国民健康保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第66号は文教民生委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第13 議案第67号平成29年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第13、議案第67号平成29年度能代市
後期高齢者医療特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第67号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第14 議案第68号平成29年度能代市
介護保険特別会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第14、議案第68号平成29年度能代市
介護保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。 (「説明省略」の声あり)
○議長(
武田正廣君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。よって、議案第68号は文教民生委員会に付託いたします。
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△日程第15 議案第69号平成29年度能代市
水道事業会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第15、議案第69号平成29年度能代市
水道事業会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 議案第69号平成29年度能代市
水道事業会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 予算書をお願いいたします。それでは、条文により御説明いたします。第1条は、総則であります。 第2条は、業務の予定量の補正でありますが、
水道事業において、主要な
建設改良事業の事業費を記載のとおり改めるものであります。 第3条は、
資本的収入及び支出の補正で、収入の第1款
資本的収入は332万5000円の追加で、補正後を2億8382万8000円に、第6項
工事負担金も同額の追加で、補正後を3991万3000円に改めるものであります。 次に、支出の第1款資本的支出は332万5000円の追加で、補正後を7億2820万5000円に、第1項
建設改良費も同額の追加で、補正後を3億5842万4000円に改めるものであります。 予算の内訳につきましては、実施計画で御説明いたします。
収益的収入及び支出でありますが、予算の補正はございません。
資本的収入及び支出であります。
資本的収入の補正でありますが、第1
款水道事業資本的収入第6項
工事負担金1目
工事負担金の332万5000円の追加は、(仮称)イオン新能代ショッピングセンター建設に係る国道の拡幅に伴う
配水管移設工事の実施設計業務に対する
原因者負担分の
工事負担金であります。 資本的支出の補正でありますが、第1
款水道事業資本的支出第1項
建設改良費1目建設費の332万5000円の追加は、(仮称)イオン新能代ショッピングセンター建設に係る国道の拡幅に伴う
配水管移設工事の実施設計業務委託料316万5000円及び事務用消耗品等の備消品費16万円であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) 質疑を行います。3番小野 立君。
◆3番(小野立君) まず、この予算に係る実施設計によって行おうとする(仮称)イオン新能代ショッピングセンター建設に起因する道路拡幅に伴う配水管移設に係る工事というものの工期は、いつごろなのでしょうか。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えいたします。今年度補正で計上させていただいております実施設計業務委託料等につきましては、年度内に実施設計を行って設計を完了させることになります。次年度につきましては、相手方の希望といたしましては、30年度の8月ごろまでに移設を終えてほしいというふうな状況になってございます。
○議長(
武田正廣君) 3番小野 立君。
◆3番(小野立君) 今議会に、この9月の議会にこの予算が計上されたということに、私、率直に言って、大変違和感を覚えます。と申しますのも、要するに、今この質問の趣旨としては、なぜ今議会にこれを提出する必然性があるのかということなのですけれども、その違和感のもとになっているのは、この工事を行う原因となっている(仮称)イオン新能代ショッピングセンターの進出でありますけれども、これについて、市長が一般質問への答弁等で、それから、あるいはマスコミュニケーションに対する、取材に対する答え等で、議会での議論と、それからこの予算、今議題となっている予算の採決状況を踏まえて市民に対する説明をするかもしれないと、する可能性があるということを示唆されております。しかし市民がそこで求めているのは、これに関心を持っている市民が求めているのは、結果の報告ではなくて、私はその是非を、最初の当初の計画から10年たっております。その是非を、仕切り直しをして議論をしたいということだろうと思います。ですから、その結果の報告を求めているのではないと思います。これは要するに、この予算の計上というのは、そういう既成事実をつくるための予算の計上ではないのですか。そういう意味で出した予算ではないのですか、これ。お伺いします。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えいたします。今回の予算の計上に当たりましては、イオンと国土交通省、国道管理者です。これが事前協議の中で、イオン出店に伴いまして国道拡幅の必要があるというふうなことになりまして、その国道の現在の北側の歩道帯周辺に入っております本市の水道管250ミリのものがございます。これが拡幅後は、車道の下になってしまうということから、国交省とそれから、イオンとの協議の中で、移設をしてほしいという話になりました。そして、
水道事業の管理者でございます本市にその移設の依頼があり、移設のための設計を今回しなければならないということになりまして、その移設設計も半年ほどかかるということになりましたので、今回、今期、9月に予算の補正をさせていただきたいというふうなことでございます。
○議長(
武田正廣君) 3番小野 立君。
◆3番(小野立君) ただいま現在、この工事の原因となった事業がどこまで行っているかといいますと、私の理解では、開発行為の本申請というものをまず能代市が受理をして、これを審査中だと思います。それから、県のほうでは農地転用の手続、これについて審査の途中だと思います。審査の途中であるということは、この工事が確実に行われるということがまだわからない状態だということであります、理論的には。そうしたときに、こういう予算を出してくるというのは、
行政手続としてどうなのでしょうか。どのようにお考えですか。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君)
小野議員の御質問にお答えいたします。今回のこの予算につきましては、実施設計業務、いわゆる設計をする業務でございます。これにつきましては、全額、原因者でありますイオンから
工事負担金としてその費用をいただくというふうなことになってございます。したがいまして、この工事の実施有無にかかわらず、移設に係る費用を積算する上では、この実施設計がどうしても必要になるということでございまして、その設計のために約半年かかるということでございますので、今回、その予算についてお願いしているということでございます。
○議長(
武田正廣君) 他に質疑ありませんか。11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) 先ほどの部長の説明で気になった点が1点ございましたので、質問させていただきたいと思います。実施設計を経て、イオンサイドから30年の8月までに移設を終えていただきたいという御要請というか、御要望があったというふうな御説明でありましたので、この点をちょっと聞いてみたいなというふうに思います。というのは、今、開発行為の申請、農転も申請されております。ほかにもある程度、時間がかかるというふうに当局からの御説明、10年前からもお聞きしております。イオンの造成工事、土地が田んぼでありますから、土地改良、手法、2通りありましたよね、早くやる方法と、時間をかけてやる方法と。コストがかかるので、早くやる方法は断念したとかという御説明が何回か繰り返しておりました。ですから、ある程度、1年とか2年、そういったスパンでかかるという御説明があったので、そうすると、この拡幅ということは、私思うに開店のところまで、ある程度前倒しでしょうけれども、造成工事を考えると、この予算は今のタイミングでなければならないというものがあるのかなと単純に思ったので、その点を御説明いただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。この設計業務等に関しましては、将来的に国道が拡幅されるという段階で、水道管、それが車道下になるので、道路管理者との協議の中で移設をするということでございます。そして、その移設をするためには今年度中に設計をするというふうになります。移設をしなければ道路拡幅工事もできないものですから、そういった意味では、30年度のある程度の早い時期に終えてほしいというふうな希望と思っております。 いずれ、工事する場所が国道でございますので、時期につきましても、国交省との実際の移設の協議の中で時期等も定まってくると思いますので、ただ、先ほど申しました30年の8月といいますのはイオン側の希望であるということでございます。今年度中に設計を、国交省とも現地等立ち会いながらでかしまして、そして、いわゆるその移設の費用が幾らかかるか、それから、どこに、どういったふうに移設ができるのかということを固めまして、30年度の移設に向けてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
武田正廣君) 11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) 部長の説明はそのとおりだと思いますけれども、ただ、わからないのが、開店時期の質問もあったようでありますけれども、一般質問で、ちょっとわからなかったように思いますし、ですから、国交省の道路拡幅までに移設しなければならい、これは当然であります。ただ、先ほど申し上げたとおりの造成工事に、建物着手の前に、どれぐらいかかるのか、オープンまでにどれくらいかかるのか、そういうタイムスケジュールがあって、ここまでにきっちりやりなさいというタイミングは今なのかどうかということをちょっと確認したかっただけなので、その先がわからないので、入り口の部分でここでやってくださいよというのは、意味はわかるけれども、この一連の流れの中で、まず、このタイミングでなくてもいいのかもしれないねという疑問があったので、私はちょっとその辺のスケジュールが、時系列的に今後の予定が説明がないので、ちょっとわからないなという意味でございましたので、その辺を御理解いただいた上で、もし、もう一度御説明いただければと思います。
○議長(
武田正廣君)
都市整備部長。
◎
都市整備部長(
竹嶋高明君) 安岡議員の御質問にお答えいたします。時期等につきましては、イオン側がそういった工程等を考えた上で、国道の拡幅の工事も踏まえた上で、当方に30年の8月ごろ移設を完了してほしいと言っているというふうに解釈しております。
○議長(
武田正廣君) 11番安岡明雄君。
◆11番(安岡明雄君) 部長にすれば、説明をしていただく材料をお持ちでないというふうに思います。そういったことで、そういう御答弁だと思いますが、要望させていただければ、どうしてもこのタイミングでなければならないとか、そういった工程上こういったタイミングだということを、できれば、委員会審査のときに十分御説明していただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) 答弁要りませんね。(「はい」の声あり)ほかに質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第69号は
産業建設委員会に付託いたします。
-----------------------------------
△日程第16 議案第70号平成29年度能代市
一般会計補正予算
○議長(
武田正廣君) 日程第16、議案第70号平成29年度能代市
一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。
総務部長。
◎
総務部長(
秋田武英君) それでは、議案第70号平成29年度能代市
一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。 この補正予算は、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金について、追加交付をするため、必要な予算措置をしようとするものであります。 まず、条文の第1条で、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ145万4000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ291億405万4000円と定めております。 予算の内訳は
事項別明細書で御説明いたします。まず、歳入でありますが、15款県支出金2項県補助金は20万1000円の追加で、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金であります。18
款繰入金2項
基金繰入金は125万3000円の追加で、
財政調整基金繰入金であります。なお、補正後の
財政調整基金の残高でありますが、46億3179万2000円となります。うち、一般分が45億2647万1000円となります。 次に、歳出について申し上げます。6款農林水産業費1項農業費は145万4000円の追加で、ネットワーク型園芸拠点整備事業費補助金であります。以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
武田正廣君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。次に、歳出6款農林水産業費について質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第70号平成29年度能代市
一般会計補正予算中、条文及び歳入全部は
総務企画委員会に、6款農林水産業費は
産業建設委員会にそれぞれ付託いたします。
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△日程第17 陳情4件
○議長(
武田正廣君) 日程第17、陳情についてでありますが、今定例会で受理した陳情は、お手元の文書表のとおり、整理番号第53号から第56号までの4件であります。以上の4件はそれぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
武田正廣君) 御異議なしと認めます。よって、以上の4件はそれぞれの所管委員会に付託いたします。
-----------------------------------
○議長(
武田正廣君) 本日はこれをもって散会いたします。明16日から18日までは休会、19日と20日は各常任委員会、21日は庁舎整備特別委員会、22日は議会基本条例策定特別委員会、23日から26日までは休会とし、27日定刻午前10時より本会議を再開いたします。 午前11時29分 散会...