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  1. 能代市議会 2006-03-01
    03月01日-04号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成18年  3月 定例会平成十八年三月一日(水曜日)◯出席議員(二十五名)      一番     後藤 健君      二番     飯坂誠悦君      三番     信太和子君      四番     大倉富士男君      五番     菊地時子君      六番     小林秀彦君      七番     薩摩 博君      八番     安岡明雄君      九番     塚本民雄君      十番     斎藤宗一郎君     十一番     矢田部 昌君     十二番     梅田味伸君     十三番     畠 貞一郎君     十四番     伊藤洋文君     十五番     原田悦子君     十六番     平野龍市君     十七番     熊谷 健君     十八番     竹内 宏君     十九番     武田正廣君    二十一番     松谷福三君    二十二番     畠山一男君    二十三番     中田 満君    二十四番     柳谷 渉君    二十五番     今野清孝君    二十六番     渡辺芳勝君----------------------------------◯欠席議員 なし----------------------------------◯説明のため出席した者    市長       豊澤有兄君    助役       柴田 誠君    収入役      柴田昭雄君    監査委員     亀谷明治君    総務部長     鈴木一真君    企画部長     小野正博君    企画部主幹    小沼俊男君    福祉保健部長   佐々木俊治君    環境産業部長   児玉孝四郎君    都市整備部長    水道局長     大塚徳夫君    総務部次長    永井幹雄君    企画部次長    三杉祐造君    福祉保健部次長  大塚廣巳君    環境産業部次長  大塚照己君    都市整備部次長  佐々木 充君    財政課長     小松 敬君    総務部参事    日沼一之君    教育長      神馬郁朗君    教育次長     平川賢悦君----------------------------------◯事務局職員出席者    事務局長     三澤弘文君    事務次長     佐藤英則君    議事係長     伊藤 勉君    主任       畠山 徹君    主任       平川健一君----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第一 承認第二号専決処分の承認を求めることについて 日程第二 承認第三号専決処分の承認を求めることについて 日程第三 議案第一号能代市二ツ井町合併協議会の廃止について 日程第四 議案第二号能代市老人憩の家の指定管理者の指定について 日程第五 議案第三号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について 日程第六 議案第四号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について 日程第七 議案第五号能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について 日程第八 議案第六号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について 日程第九 議案第七号能代市山本郡視聴覚教育協議会の廃止について 日程第一〇 議案第八号北秋田市周辺衛生施設組合への加入について 日程第一一 議案第九号能代市総合技能センター指定管理者の指定について 日程第一二 議案第十号損害賠償の額を定め和解することについて 日程第一三 議案第十一号平成十七年度能代市一般会計補正予算 日程第一四 議案第十二号平成十七年度能代市下水道事業特別会計補正予算 日程第一五 議案第十三号平成十七年度能代市農業集落排水事業特別会計補正予算 日程第一六 議案第十四号平成十七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計補正予算 日程第一七 議案第十五号平成十七年度能代市浅内財産区特別会計補正予算 日程第一八 議案第十六号平成十七年度能代市常盤財産区特別会計補正予算 日程第一九 議案第十七号平成十七年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算 日程第二〇 議案第十八号平成十七年度能代市檜山財産区特別会計補正予算 日程第二一 議案第十九号平成十七年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算 日程第二二 議案第二十号平成十七年度能代市老人保健医療特別会計補正予算 日程第二三 議案第二十一号平成十七年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第二四 議案第二十二号平成十七年度能代市水道事業会計補正予算 日程第二五 陳情五件----------------------------------              午前十時 開議 ○議長(大倉富士男君) ただいまより能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は二十四名であります。 本日の議事日程は日程表第五号のとおり定めました。---------------------------------- △日程第一 承認第二号専決処分の承認を求めることについて ○議長(大倉富士男君) 日程第一、承認第二号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 承認第二号専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。本件は今冬の豪雪により除排雪対策費に不足が生じる見通しとなったことから、地方自治法の規定により、別紙のとおり関係費用を専決処分したので、議会の承認を求めるものであります。 別紙をごらんいただきます。専決第二号は平成十七年度能代市一般会計補正予算(第八号)で、条文において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一億円を追加し、予算の総額を百八十九億七千二百三十六万八千円と定めております。専決年月日は平成十八年一月二十七日であります。 予算の内容は事項別明細書をごらんいただきます。歳入の十八款繰入金、二項基金繰入金は一億円の追加で、財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出八款土木費、二項道路橋りょう費も一億円の追加で、除排雪対策に係る重機借上料等であります。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出八款土木費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、承認第二号中、条文及び歳入は総務企画委員会に、歳出八款土木費建設委員会にそれぞれ付託いたします。---------------------------------- △日程第二 承認第三号専決処分の承認を求めることについて ○議長(大倉富士男君) 日程第二、承認第三号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 承認第三号専決処分の承認を求めることについて御説明いたします。本件も除排雪に係る補助金と不足が見込まれる費用を、地方自治法の規定により、別紙のとおり専決処分したので、議会の承認を求めるものであります。 別紙をごらんいただきます。専決第四号は平成十七年度能代市一般会計補正予算(第九号)で、条文において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ七千万円を追加し、予算の総額を百九十億四千二百三十六万八千円と定めております。専決年月日は平成十八年二月十日であります。 予算の内容は事項別明細書をごらんいただきます。歳入の十四款国庫支出金、二項国庫補助金千百万円の追加は、臨時市町村道除雪事業費補助金でありますが、この補助金は今冬の降雪が例年より早く広範囲で豪雪になっていることから国土交通省が一月十日までの状況を調査し、除雪費の不足や被害が著しい市町村を対象に緊急的に交付することとしたもので、東北管内では五十七市町村、事業費は約十四億円、補助率二分の一となっております。能代市には千百万円が交付されることになりましたが、この積算根拠については示されておりません。なお、昭和五十一年度にもこの補助金五百九十六万円が交付されておりますが、その年も大変降雪量が多かった年であります。 十八款繰入金、二項基金繰入金五千九百万円の追加は、財政調整基金繰入金であります。 次に、歳出八款土木費、二項道路橋りょう費は七千万円の追加で、除排雪対策に係る燃料費と重機の借上料であります。以上よろしくお願い申し上げます。 ○議長(大倉富士男君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入について質疑を行います。十九番武田正廣君。 ◆十九番(武田正廣君) 今臨時の除雪費に対する補助金が示されましたけれども、今後何らかの形でこのような補助がまだあるのかどうか、今のところの見通しをお知らせいただきたいのと、財政調整基金繰入金残高をお知らせしていただければと思います。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長総務部長鈴木一真君) 今冬の雪はこのとおり東北地方はもとより、長野県、新潟県大変な量でいろいろな被害が出ているということで、今国土交通省の方から再度調査物が来ていますが、どういう形でどこもまだ決まっておりませんけれども何らかの財政支援があるのかどうか、まだその点までの具体的に示されたものはありません。ぜひ、このとおりの状況でありますので何らかの手当てをしていただきたいものだなと思ってますが、いずれ例年と比べて一億ちょっとのものが、今回はもう三億近いということでそういう状況は十分市長会等を通しまして国にお願いをしておりますので、ぜひ何らかの手当てをしていただきたいと思っております。 それから、財調の残については、この後の一般会計のところで申し上げようと思って大変失礼しました。この時点での財調の残高は、まず最終のものでひとつお知らせいたしますが、この後説明いたします一般会計補正予算後の財調残高は十六億六千七百六十七万五千円ほどであります。この二月に専決をした時点では十六億六千七百六十七万四千円、三月補正でいろいろ不用額等の調整をいたしておりますので、この専決した時点では、と、また単に七千万円減ったということにはなりませんので、この後、議案第十一号のところで御説明申し上げますのでよろしくお願いしますが、それでいくと一般分が九億六千万円です。前年度と比べますと、前年度はこの時点で十四億円ありましたから、同じ三月補正後の比較では四億八千四百万円ほど一般分は減ってます。このうち除雪関係で二億八千万円ぐらい減っている、除雪の影響が非常に大きいということが言えるかと思います。以上であります。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。二十一番松谷福三君。 ◆二十一番(松谷福三君) この議会中に特交が発表になるかちょっとわかりませんけれども、過去にやはり豪雪があったわけですけれども、特交のルール分というのはどのように計算されているのか、過去の豪雪には大体どれぐらいきたのかその辺のところの目安だけでも、計算根拠といいますか、特交でも災害の場合はある一定の計算がされるというふうなことなのですけれども、その辺概略だけでもわかりましたらお知らせください。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 松谷議員が一番御存じと思うのですが、特交のルール分というのは基本的に何が何ぼというふうに示されてきませんので、このように災害の多かった年というのはいろいろな形で予定よりも少なく来るということがむしろ懸念されるわけで、先日の……。 済みません、除雪についてのルール分という意味です。それで先日の財政担当課長会議では、例年の交付分の八割程度に見てくださいというお話があったそうです。去年もそういう話があって、まあ、二割は落ちていないのですけれども、今見込んでいる費用をぜひ確保できればということでいろいろな形でお願いはしております。まあ、来てみなければわからない部分がありますので何とも言えないという状況です。 ○議長(大倉富士男君) 二十一番松谷福三君。
    ◆二十一番(松谷福三君) 私の聞いている意味は、特交の総額ではなくて、特交でもルール分とつかみの分があると、総額になれば最終的につかみなのだけれども、例えば、除雪だとかその災害だとかいうふうな今回の場合はどのような計算のされ方して、どれぐらいの額が計算されるのか、見込みもあると思いますけれどもその辺のところお願いします。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 特に、この除雪費でどういうものにどのような費用がかかったか、それについてどうするというふうなことは示されておりません。ただ、状況についての報告は求められていますので、それをどの程度カウントしていただけるのかこれからの問題だと思ってます。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出八款土木費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、承認第三号中、条文及び歳入は総務企画委員会に、歳出八款土木費建設委員会にそれぞれ付託いたします。---------------------------------- △日程第三 議案第一号能代市二ツ井町合併協議会の廃止について ○議長(大倉富士男君) 日程第三、議案第一号能代市二ツ井町合併協議会の廃止についてを議題といたします。当局の説明を求めます。企画部長。 ◎企画部長(小野正博君) 議案第一号能代市二ツ井町合併協議会の廃止について御説明申し上げます。 本案は能代市と二ツ井町で協議の上、新能代市が誕生する前日の平成十八年三月二十日をもって能代市二ツ井町合併協議会を廃止するため、地方自治法第二百五十二条の六の規定により、議会の議決を求めるものであります。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第一号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第四 議案第二号能代市老人憩の家の指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 日程第四、議案第二号能代市老人憩の家の指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二号能代市老人憩の家の指定管理者の指定について御説明いたします。本案は老人憩の家白濤亭の指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しようとする団体は大館市片山字中通六番地二、東北ビル管財株式会社 代表取締役五十嵐弘悦で、指定期間は平成十八年六月一日から平成二十一年三月三十一日までであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第五 議案第三号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 日程第五、議案第三号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第三号能代市保坂福祉会館指定管理者の指定について御説明いたします。本案は保坂福祉会館松寿園指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しようとする団体は能代市追分町四番二十六号、能代市老人クラブ連合会 会長小林昭三で、指定期間は平成十八年四月一日から平成二十一年三月三十一日までであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第六 議案第四号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 日程第六、議案第四号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第四号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について御説明いたします。本案は能代市東デイサービスセンター指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しようとする団体は能代市上町十二番三十二号、社会福祉法人能代社会福祉協議会 会長木元 實で、指定期間は平成十八年六月一日から平成二十三年三月三十一日までであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) 一点だけお伺いいたします。前の議案第二号、三号の指定期間は平成十八年から二十一年までと三年間になっているわけですけれども、こちらの方は十八年から二十三年と五年間になっているわけなのですけれども、この違いといいますか、それだけ教えていただきたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えします。東デイサービスセンターの件について期間が五年弱でございますが、老人憩の家と保坂福祉会館と違いまして、有資格者が必要であるということから資格のある方をやはりすぐにって言えばいいですか、雇用の関係で一定の期間ちょっと三年よりは長く、五年ということにしてるということでございます。 ○議長(大倉富士男君) 十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) 有資格者ということですけれども、その辺は例えば、いろいろな施設が指定管理者制度に当てはまると思うのですけれども、私らとして有資格者というのはどういう部分で理解したらいいのかその辺ちょっと教えていただきたいと思います。また、それによって三年とか五年だとか、あと何年だとかそういった期間の違いがあるのかどうか、それだけ教えていただきたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 介護の施設に関しましては、有資格者の配置が義務づけられてるということから今回、基本的には三年を指定の期間として考えておりましたが、有資格者が義務づけられているということから五年にしておるわけでございます。有資格者でございますが、デイサービス事業につきましては生活指導員、これは社会福祉士あるいは社会福祉主事の資格がある方、それから看護職員が配置することになっておりまして、これは看護師または準看護師の資格が必要であるということでございます。それからグループホームについては、計画作成担当者ということでケアマネジャーの資格が必要であるということからこういう資格のある方が義務づけられているということでございます。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) そうしますと最後になりますので、その指定期間を決めるのは各地方自治体でルールとして決めることができるのか、それとも国のルールで決めているのかその辺だけ教えてください。まあ、条例もあるのでしょうけれどもその辺だけちょっと教えてください。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) お答えいたします。期間については特別定められたものはございません。長期間による競争の機会が制限されるということなど勘案して、基本的には三年に決めております。それから、あと有資格者の配置が義務づけられているということは先ほども申しましたように、市として五年ということで考えたわけでございます。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 能代市公の指定管理者候補者選定委員会設置要綱によれば、委員五名は企画政策課長にある者、財政課長の職にある者、識見を有する者のうちから市長が委嘱すると定められてます。この委員会設置要綱を所管の常任委員会に説明されたのか、まずお伺いいたします。 二つ目は、介護支援事業所においては職員の定着率の高いかどうかが、良好な事業者であるかどうかを図る重要なファクターといわれてます。この応募事業者の職員の定着率については把握をされているのか、調査をしているのかお伺いいたします。また、地元紙によれば、一月十二日の選定委員会においては、委員からは応募団体によって収支や決算の書式が異なったり、積算根拠が書かれてもおらず比較しにくいといった問題点や点数化する際の基準の不明確さ、十分程度とした質疑採点時間が不足などとの指摘が相次いだ。このため評価項目に対する市側の基本的な考え方を示すとしたほか、応募者に対しても積算根拠など追加資料の提出を求め、一団体当たりの時間を確保できるよう委員会開催を一回ふやすことにしたというふうに報じられていますが、この中の評価項目に対する市側の基本的な考え方を示すということでありますが、その後どういうふうに示されたのか、この三点についてお尋ねをいたします。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えします。選定委員の関係について所管委員会に説明したのかということでございますが、十二月議会が終わった後に決まっておりますので委員会の方には説明をいたしませんでした。 それから、職員の定着率の関係について質問ございますが、これについては調査いたしておりません。 それから、選定委員会評価項目等の関係については総務部長がお答えいたします。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 選定委員会を進める中で、その点数化する際の基準あるいは資料が不足だというふうな指摘があったことはそのとおりであります。それで採点については個々の判断によって行っていただきたいということで、市としてその必要な書類はできるだけ提供するということで進めております。 それから、ヒアリングの説明時間について、当初、事務局としては団体から二十分から二十五分ぐらい説明してもらって、それをもとに十分から十五分ぐらい質疑をすると、これは他市の例等も参考にこうした時間ではどうかということで御提案をいたしましたが、短かすぎるのではないかということで説明を四十分、質疑を三十分ということで実際に説明、ヒアリングを行ったというふうになっております。 選定基準、採点方法については定まった他市の例等を見ながら国県等からこうしなさい、ああしなさいというのは総務省から出されている大きな項目についてはありますが、細部にわたるものについては他市の例を見ながら、それぞれの施設ごとに十五項目であったり十九項目になったりというふうなことで、それぞれ施設の特徴も考えながら評価の基準を作成しておりますので、そういう中で委員が十分に、質疑、説明を求めることができるような形態の中で判断していただいたということであります。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) まず、議会閉会中であったわけですけれども、これほど大事な案件でありましたので委員会の説明会なりを開いていただければよかったのかなあというふうな思いがあります。と申しますのは、当然選定の公平性の確保ということで外されたのかわかりませんが、常識的に考えれば市の企画政策課長、財政課長の職にある者というふうになっているわけですが、長寿健康課長など市の福祉を担当している課長が含まれてない、恐らく福祉保健部長は理事あるいは課長は評議員とかそういう点もあると思いますが、なぜ福祉担当者が含まれていないかその点の説明をお願いしたいと思います。 それと、これも確かな話ではないのでどこかの党と同じになると困るのですけれども、やはり支援事業者間においてはあそこの業者はすごく職員の定着率がいいと、あそこは職員の出入りが激しい、そういうことが言われているようであります。定着率が悪いということは、最初は待遇がいいけれども、その後遠くの方へ勤務を命じられて自動的に退職せざるを得なくなる、そういう業者もあるというふうに伺っております。私は、今社会福祉協議会の職員が、解雇される方々が悩んでいるうちの一つの問題がそこにあるのではないかというふうに思います。本人が希望すれば恐らく管理者に指定された業者がとりあえずは採用してくれるかもしれません。しかし、今までと同じ条件で同じ待遇で雇用してくれるかどうかという不安があります。それと同時に、再雇用されてもいずれはどっかの周辺にやられて一年か二年で終わりになるのではないか、そういう危惧が私はあると思うので、そういう意味では、やはり先ほども申し上げましたように、良好な事業者であるかどうかのバロメーターである職員の定着率、出入りについて全く調査していないというのを疑問に思いますが、その点は大丈夫なのでしょうか、調べておかなくてもよかったのでしょうか。 それと、私、三つ目でお話をしたのは、確かに業者に対しては募集要綱の中でも、選定基準についてはそれぞれの施設ごとに十三、十九項目あたりが示されているわけですが、その場ですね、先ほども申し上げましたように、評価項目に対する市側の基本的な考え方を示していただきたいと、示すと言ったわけですね、それなのに今のお話を聞いてますと、個々の判断で評価してほしいという考え方しか私には今聞こえてこなかったわけです。五段階評価をするのであれば、通常であれば三はこういうところだと、五はこうだと、一になればこうだと、そういう基本があって初めてできるはずであって、個々の判断でやって果たして正当な評価はできるものですか、その辺の段階というか、その項目に応じての一、二、三、四、五のそういう一つの目安となるものは示されなかったのかお伺いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 選定委員に福祉の担当者が入っていないということについてですが、御存じのとおり、今行おうと指定管理者に移行しようとしている施設は市の施設でありますし、例えば、福祉保健部の長寿健康課の職員というのはしょっちゅうそこに出入りしているものですから、結果がどうなるかわかりませんけれども、そうした非常に密接なかかわりのある職員がその選定委員になるということについてはどうかなというふうな意見もありました。ということで、できるだけ公平な、福祉の職員が入ると公平でないということではないのですけれども、そうした懸念を抱かれるような立場にある職員というよりは、財政的にあるいは市の施策的に市の立場で公平・平等に見れる立場にある職員が望ましいのではないかというふうなことでそうした職員の選定を考えたわけであります。 それから、先ほど委員個々のと申し上げましたが、当然基準の五点が満点でありますので、基準を三点にしていただいて、どこを三点にするかということもあろうかと思いますが、あとは委員個々の判断の中で基準五つあれば、その中のこの事業者が三点だとすれば、それよりいいか悪いかと、四点なのか五点なのか、あるいは二点なのかというふうなことの中でそれぞれの委員から個々の判断をもらって、それを足した合計点数を報告してもらったということの意味であります。以上であります。 ○議長(大倉富士男君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私は、第三者的に公平な判断をすることが当然必要だと思います。しかし、考えてみてください、能代市の福祉関連のこういう施設が能代市の福祉担当者が全くタッチしてないところで選定されてるのです。果たしてそれでいいのですか、私は逆に言えば、能代市の福祉担当者がその委員会に入って自分とか、それこそ自分の課の中でそれぞれの業者の問題点がわかると思いますいいところも、それをきっちりとヒアリングの場で「こういう課題についてはあなたの事業所はどうするのですか。」というような質問をしていく、質疑をしていくことが一番重要だと思うのです。まずそれが一つです。 それと、さっきの職員の定着率についても全く触れてませんでしたが、私はやっぱりこういうことも調べるというのが最低限必要だと思いますよ、それこそ質のいい職員をきっちりと抱えて、質のいいサービスを提供してもらうということが大前提だと思うのですよ、その辺が欠けているのではないですか。 それと、例えば、今選定基準で三を基準としてということでした。そうすれば例えばの話ですが、公の施設を管理する者としての理念、基本方針というのが選定基準にあります。何が三なのですか、項目ごとに追っていけば基準の三というのはどこから生まれてくるのですか、ごく普通であれば三って、そのごく普通というのはだれが判断するのですか、個々が判断するのですか、人によって全く違うのではないですか、言い方悪いけれど、すごく高いものを求める人とまあまあのを求めてる人であれば、もう評点にかなりの差があるでしょう。そうなると言い方悪いけれど、昔のオリンピックとかでスケートでも何でもそうですが高いところと低いところは除いて、真ん中辺で集計するというのが妥当になってくるかもしれませんよ、だから最低限ここのとろが三だと、このくらいはやらなければだめだというその三のところをきっちり示さないで、個々の判断というのであれば私はどうもおかしいと思うのですが。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 選定委員に福祉の担当者が入っていないということについては、いろいろ今野議員がおっしゃられるような考え方もあろうかと思いますが、私どもはこの選定委員の選考の際には、先ほど申し上げましたような考え方の中で、直接職員がその施設にしょっちゅう出入りしてるものですからそうした懸念も考えられるということで福祉の職員は入れておらないわけですが、いずれその他の選定委員になった職員も十分この選定委員会に臨むに当たってはさまざまな市の委託の状況とか利用者の状況等について十分勉強しながら、あるいは実態を担当課等から聞きながら入っておりますので、全くその素人といいますか、知識のない状況で選定委員会に臨んだというものではありませんので、御理解をいただきたいと思います。 それから、基準をどうやって定めたかということですが、例えば、二社だけのもの、あるいは六社がヒアリングを受けたもの、五社が受けたものというふうにさまざま数が違っております。そうした中で全員から聞き取りをして、あるいは事業報告書とすり合わせをしながら質疑等を行って、その中で基準となる事業所が三であれば、それよりすぐれているものは四、あるいはちょっと見劣りするという場合は二というふうな相対評価をしていただいて、いわゆる個々の評価をしていただいたというのはそういう意味でありますのでそれぞれの、例えば、二社であればどちらも同じような内容であればどちらも三点というふうな、あるいはちょっと違いがある場合は三と四というふうな考え方の中で評価をしていただいたと。 それから、職員が入ってはおりませんけれども、事務局としてそれぞれ担当課の方も、事務局といいますか、書類の整理といいますかそうした中で入っております。委員として発言しているわけでありませんが、そうした総まとめの状況については選定委員会からの報告を受けた後で、なお私どもが報告書にないことについて教えていただける部分といいますか、については、その選定委員会に同席していた職員から聞くこともできるわけでありますので全く丸飲みで選定委員会の結果のとおり選定したと、候補者の推薦のとおり選定したということではなくて、市としても検討すべき点については検討したつもりであります。 あと定着率については福祉保健部長の方からお答えをいたします。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 職員の定着率について調査しておらなかったわけでございますが、募集要綱にも、指定後の留意点ということで事業報告書の提出等を求めることといたしております。毎年度終了後三十日以内に事業報告書を提出していただくということでございまして、項目といたしましては管理業務の実施状況、利用状況、それから利用料金その他収入の状況、管理に関する経費の収支状況、その他必要事項を報告していただくことになっております。また、必要に応じて定期または随時に管理の業務、警備の状況について報告を求めて実地調査を行い必要な指示をする場合があるというふうにしておりまして、この条例規則に違反した場合あるいは協定の内容に違反したとき、市の指示に従わないときには取り消し、あるいは期間を定めて停止を命ずることがあるというふうに定めておりますので、その辺でチェックといいますか、していく必要があると考えております。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 指定管理者の関係でいろいろ心配をしている中でのこういうふうな質疑になってるわけですけれども、実は、この選定委員会に諮られるひとつのいわゆる選定基準の関係で、今の部長の答弁では、選定後に事業者さまざまな事業活動後にいろいろな不具合な点がといいますか、そういうふうな状況があれば報告を求めるというこういうふうなことですが、これスタートですから自主的にこういうふうな事業を受け持つ事業体のそれぞれの団体の方が事前にこういうふうないろいろな留意点を出してもらうというのが私は基本的に必要なことではなかったかと思うのですが、その点は選定委員の中ではそういうふうな声は出なかったのかどうか、選定に当たってのいわゆる基本的な点になると思うのですが、その辺がひとつお知らせ願いたいと思います。あわせて選定委員の方、先ほど総務部長の説明では、何か職員の方のいろいろな心配をされている余り日常的なその業務のいろいろな対応で関係する業者の皆さんとなれ合い的になればだめだというそういうふうな心配で言ってるのかもしれませんけれども、そうすれば現在この選定委員になっている市から出ている関係の方は過去に福祉関係の業務等にかかわりがあった方がいってあったのかどうか、その辺についての状況はどういうふうになっているのでしょうか。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 市からの委員二人が過去に福祉の経験があるのかということでありますが、福祉の長寿のいわゆる高齢福祉の方の担当したことはないと思っています。ただ、選定委員になるに当たって先ほども申し上げましたが、いろいろな資料あるいは担当の方からの話をもとにして、それと、指定管理者制度のねらいというものについては十分勉強をしてこの選定委員会に臨んだと聞いておりますので、経験がないと言われますとその点では確かにそのとおりでありますけれども、また、そうした担当が選定委員会の中に入って、ちょっとこういうことは表現はどうかと思うのですが、やっぱりそこに行ったとか、あの人が入っていたからとかということの指摘がなされるのも非常に懸念されたわけでありますので、そうしたことを考えて行財政関係との観点からこの委員に入っていただいたという状況であります。 職員のその雇用の関係について選定委員会の中でどういう話し合いが行われたかということについては報告は受けておりませんが、事業計画書の中に、現在の職員を最優先で雇用するということは書かれております。ということで、説明会もそういう説明をしております。ただ、条件等についてはそれぞれあろうかと思いますので、そこまでの確認はしていないと思っております。 ○議長(大倉富士男君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 非常に今の答弁も含めてですけれども、この大変重要な選定もしくはそれぞれ選定委員の中の関係等もあるのでしょうけれども、市当局の中で企画といいますか総務、そしてまた、福祉の関係でこういう担当されるいわゆる職員同士の中の一番大切なこういう情報交換というのは私はこの答弁を聞いている中ではなかなか感じられないわけですけれども、その辺はどういうふうなやり取りなどがあるのか。 それとあわせて、先ほど来からのいわゆる働いてる皆さんの雇用状況といいますか、継続されて働くというそういうふうな状況等が具体的に把握をされてない、あくまで書類上の審査といいますか、そういうふうにしか受け取ることができない面があるわけですけれども、こういうふうな事業の委託といいますか、契約といいますか、こういうふうな状況のときは関係するそういうふうな事業体の中で働いている、働こうとする皆さんそういうふうな状況の雇用の状況等、もしかその事業所全体のそういう運営状況をしっかりと的確に判断をする、実際に足を運んでそういうふうな事業所を見るなり、そういうふうな所で働いている皆さんの声をしっかり聞きながらということが私はこの事業のこういう形態が変わるときには大変必要なことではないかと思うのですがその辺はやられていたのかどうか、その辺がはっきり見えないような気がしてます。その辺についてもう少し事前にそういうふうな調査をしながら選定委員会に諮るというふうなことであればわかるわけですけれども、そういう調査等が行われてないように私は感じるわけですけれどもその辺はどういうふうになってやったのか、改めてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) お答えいたします。総務の方と福祉の方の情報交換等が余りとられてなかったのではないかというようなお話でございますが、逐次、選考の段階の前から、選定委員会の前から担当職員が総務の方と福祉の方と打ち合わせを行っており、また、その資料不足等が指摘された場合においても福祉の方で事業所の方へ提出を求めるとか、連携を持ってこの選定委員会あるいは選考に当たって取り組んできております。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 選定委員の方々が現場を見ているのかというふうな御質問のようでありますが、現在は社会福祉協議会が受託をしている施設であります。そうした中で、委員に先入観を与えるとかあるいは申請団体と委員が直接接触するということは、公平性等の観点からどうかというふうな観点で委員が直接その現場を見るということは今回はなかったと聞いております。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 私、別に社会福祉協議会というふうな話はしておりません。それぞれこういうふうな事業を移行しようとされる事業体のそれぞれの事業状況を的確に具体的に把握をされたのかということを聞いたわけですけれども、何かその辺はわかっているというふうな前提でやってるのか、もしくはそういうふうな状況は必要ないというふうな判断されたのかその点を私はちょっとよくわかりませんが、いずれ今の佐々木部長の方からは総務部の方の関係といいますか、それぞれ情報交換はやってるというふうなことですが、具体的に私どもが心配しているようなそれぞれの事業体がやらなければならない、もしくは現在やってるそういうふうな人的な面を含めてどういうふうな形態でやっているのか、その辺含めて福祉の方からもそういういろいろな指摘をされたもの、もしくはそういうふうな疑問点など含めた情報交換等が十分なされてあったのかどうか、その辺情報交換してると言いながらも、そういうふうな細かい点ではどういうふうな情報交換をされてあったのか、できれば具体的な項目等があれば、その点一切お互いの情報交換の中で疑問点なりそういうふうな課題がなかったのかどうか、その点があればお知らせ願いたいと思います。一番心配しているのは、こういうふうな事業はやはり期限を区切って終わってしまうというものでなくて、継続されていく事業だというふうに思うのですが、そういうふうな中で信頼関係、もしくはそういう信頼がなければ大変市民サービスにとってはマイナスな面があるというふうに思いますので、その点私ども心配している立場でそういうお話をしているわけですけれども、その辺が私どもの心配ごとはなかなか単にその財政的な面だの心配だけを表に出て、本来のそういうふうな福祉のサービスといいますか、そういうふうないろいろな具体的ないわゆるソフトの面でのそういうふうな心配が十分されてないような気がしてなりませんので、その辺についての考え方を改めてお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えします。事業計画書が提出されておりますので、その各事業所の事業内容あるいは計画等はその書類を見ればわかると言えばいいですか、そういうような状況でございまして、ただ、審査の段階で具体的に資料不足等が委員の方から指摘がありましたので、そういうのについては選定基準とか採点方法等を説明して委員の皆さんにお諮りしながら進めてきたということでございまして、具体的な項目というとちょっと私も今あれですけれども、先ほど申しましたような資料の足りない分とか選定の仕方とかそういうのに御説明しながら、御指摘については公平でできるだけ客観的な選定ができるように対応したということでございます。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 募集に当たってはあらかじめ選定基準というのを示しておりまして、例えば、東デイサービスセンターの場合ですと公の施設の管理者としての考え方、利用者の公平・平等な利用の確保とかという中に、質の高いサービス提供とか経営努力、経費節減の考え方あるいはこれまでの実績、職員の人数、経験年数、正職員か臨時かパートかといったこととか、雇用の計画、経理、管理事務の体制といったことについて細かい基準を示して、これに対してあなたの方ではどういうふうに対応しますかという事業計画書を出していただいたわけで、この事業計画書をもとに内部にさらにヒアリングをしてそれぞれ選定委員の方々が事業計画書に基づいた質疑応答をした中で採点をしたということになっております。今、議員がおっしゃられるような職員の雇用の関係でありますとか、それから職員の正職員、臨時とかの考え方、安定的な業務の遂行についての職員体制の考え方といったようなこともこの基準の事業計画の中に盛られております。ただ、非常にこの会社の中身にかかわる項目もありますので公開については余りその何といいますか、今後の事業運営に支障を来すようなことになってはということからある程度公開できる部分については制約されるだろうなと思っています。それについては事業者の方とも連絡をとって公開していい部分と会社の業務にかかわる部分等を区分しながら今後公開に向けた検討をしていきたいと思っております。以上です。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 端的に言って、指定管理者にしようとするそういう事業体の現場に足を運んで具体的にそういう状況等を把握されたのですかと私は聞いたのですが、答弁はかみ合わないのですね、いわゆる書類等で聞いてる中身の報告、この後何かあればこういうふうなことですというふうな話ですが、私は、この指定管理者にしようとする前にそういう事業体の現場に足を運んでそういうふうな調査等を行ったのですかということを聞いたのですが、福祉保健部長総務部長も答えていただけませんでしたので、その辺を改めてお聞きいたしたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 暫時休憩します。              午前十一時十二分 休憩----------------------------------              午前十一時十四分 開議 ○議長(大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいまの渡辺芳勝君の議事進行の発言については答弁漏れがあると認めますので、当局の答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 大変失礼いたしました。選定委員会として現在の業務の状況の現場を見たことがあるのかということについては、実際にその候補者になっている事業所の現場を見たということはありません。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。十四番伊藤洋文君。 ◆十四番(伊藤洋文君) こうしたサービス施設といいますか、福祉施設の中で一番問題なのは、利用者あるいはそこに働く従事している者のさまざまなそういう今状況を的確に判断する、あるいは苦情を受けつけるというふうなこともあって評議員制度というふうなものが実はあろうかと思うのです。この場合、たしか社福協にはそうした評議員という制度があるわけですが、この他の民間の企業にはそうしたサービス事業所を受けるためのそうした制度をお持ちなのかどうかその辺はお調べになったのでしょうか、あるいはあるのでしょうかないのでしょうか。評議員制度です。 ○議長(大倉富士男君) 暫時休憩します。              午前十一時十六分 休憩----------------------------------              午前十一時二十分 開議 ○議長(大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 当局の答弁を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 候補者になっている事業所に評議員制度があるのかどうかということですが、社会福祉協議会はありますが、JAあきた白神はたしか理事会と総代会ですか、あとメデカジャパンの方に評議員制度があるということは聞いておりません。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 十四番伊藤洋文君。 ◆十四番(伊藤洋文君) 質問の仕方がちょっと、もう少し全体の中で質問した方がよかったのでしょうけれども、つまりは応募された各施設の、特に老人福祉施設サービスに応募されたところには今評議員制度があると言ったのは社会福祉協議会だけだろうというふうに思うわけですが、そうしたことが選定基準の中では評価の対象になるのかならないのか、なっていなかったのか、基準の中には入っていなかったのかということなのですが、特にもこういう施設サービスになりますとさまざまそういった苦情だとかいろいろそういったものがあるというふうなことを聞きますし、したがって、どうしてもそういったものが必要になってくるのではないかというふうには思うのですが、福祉法人であれば必要なのだろうし、福祉法人でなければ必要とはしないということになってるのかどうなのかその辺をお知らせいただきたい。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 選定基準の中に苦情処理といいますか、そういうのが項目として入っておったかということでございますけれども、サービス向上の具体的取り組みの提案という項目がございまして、中には利用者ニーズの的確な把握が最優先であるということで、目安箱みたいなものを設けるとかそういう御提案もあったところもございます。ニーズあるいは苦情といいますかそういうのも受け付けするとそういう御提案をなされたところもございました。以上でございます。 失礼しました。評議員の制度があるかないかというのが選定基準の中にあったかということでございますけれども、これについてはありませんでした。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。一番後藤 健君。 ◆一番(後藤健君) 一部渡辺議員とか今野議員と重なる部分があるかもしれませんが二、三お知らせください。応募した数は白濤亭がたしか三社、ふれあいが五社、緑町が二社、東デイが六社と聞いたような気がするのですが、もしできたらその応募した業者の名前を公開していただきたいと。 それから、一番市からの委託と額が大きい緑町が二社と少なかったと、どうして二社なのか、能代市としてはどのようにとらえているか。ほかは例えば、東デイは六社も応募しているにもかかわらず、一番施設の新しい受託額の大きいところが二社しか応募しなかったということを能代市としてはどう考えているのかそれもお知らせください。 それから、私一般質問でも話したのですが、先ほどの今野議員もおっしゃってましたが、選考委員側から余りにもずさんだと、その応募の組織が異なったり、積算根拠が書かれてなかったり、これは点数化する際の基準も不明確で委員としても採点のしようがないという苦情を受けて、能代市でその選定基準書なるものを改めてつくったのでありますが、これほとんどの施設同じような選定基準なのですね、例えば、緑町は(1)公の施設の指定管理者としての考え方のアの「公の施設を管理する者としての理念、基本方針」が五点、イの「利用者要望の把握と業務への反映方法及び苦情処理(利用者の立場に立った体制がとられているか)」これが五点、ウの「団体の透明性、自己情報開示」五点、これで十五点なのですね、先ほどの採点の基準はどこにあるのだと、そしたら各項目ごとに五段階評価とし、三点を基準とする。その三点の基準がどこにあるのかと今野議員が質問したことに対して、余り明確な答弁なかったように思うのでありますが、これ今現在社福協が運営している施設は現実にあるわけですね、で、応募した業者はその実態はここにないのですよね、先ほどから何回も渡辺議員がおっしゃってるとおり、現場を実際に足を運んで見たのかと、比較したのかと、それに対して全然やってないと。とすれば、こういう紙切れ一枚の採点基準を、言い方悪いですがうそ八百のきれいごと書いて、とるために立派な作文を書いて、ヒヤリングのときにいい口をきいていればとれるわけですよね、実態が何もないのでありますから。その辺の考えを再度お知らせ願いたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 三つ目の事業計画に書かれたことがきちんと確認できるような状況で選定をしたのかということでありますが、いずれ、あらかじめ事業計画書を出して、緑町の場合ですと十九項目にわたる基準に基づいていろいろ考え方あるいはこれからの進め方等を書いてもらっているわけで、それについて実際に虚偽の記載ということはないかと思うのですが、いろいろな立場から委員の方々がこう書いてあるけれども実際問題はどういうやり方をするのかとかというふうなやり取りがあったと聞いております。そうしたことで、もし事業計画に書かれていることが実際にやられていない、あるいはそういうあらかじめ体制になっていないということであればこれはもう当然取り消しすべきものでありますし、とてもこの後継続して指定管理者になっていただくということは考えられないわけですので、実際にスタートする前にして、これ契約でなくて市が行政処分でやる仕事ですので、この後、正式に決定する前に実際の実務的なところを詰めて、もし事業計画に書いているようなことと相反するというか、それに満たないようなものがあればこれはもうとてもお願いすることはできないわけですから、その点は事業計画に書かれていることは当然できるものと思っておりますが、何度も言うようですけれども、指定管理者にしたからあと市はその事業所に任せるということは絶対にありません。今の委託以上に監視監督は強めていかなければならないのではないかなと、今以上と申し上げましたのは、やはり制度がスタートする初期でありますから用意ドンの時点では相当厳しく監視していく必要があるだろうと思っております。 あと名称の問題と緑町が二社になった経緯については福祉保健部長がお答えいたします。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 応募した団体名全部ということですか。ふれあいデイサービスセンターの応募団体名でございますが、社会福祉法人能代社会福祉協議会、株式会社しらかみ長寿の里、有限会社やさしい風、有限会社エム・ズ、あきた白神農業協同組合、有限会社湖水園の六団体でございます。それから緑町デイサービスセンター及び緑町グループホームについては、社会福祉法人能代社会福祉協議会、それと、株式会社メデカジャパンの二団体でございます。この緑町デイサービスセンターとグループホームについては、市内に事業所を有する法人その他の団体で、指定通所介護事業所いわゆるデイサービスセンター及び指定認知症対応型共同生活介護事業、グループホームの両方を営業していること、あるいは管理運営を受託しているという資格要件を設けて公募したということで、それが市内で二カ所あったということでございます。以上でございます。 済みません、グループホームとデイサービスセンターを両方運営しているところは二カ所だけでありました。その団体が応募したということでございます。 ○議長(大倉富士男君) 一番後藤 健君。 ◆一番(後藤健君) この選定のあり方をめぐっては、この後あしたの委員会でもいろいろ話が出ると思いますので委員会の方に任せますが、最後、選定した結果をその事業所に文書で理由を示しておりますがほとんど変わらないのですね、これね。例えば、緑デイの場合は選定した理由、メデカジャパンは①経営努力、経費節減に対する団体の考え方、②介護予防事業への提案等々、④営業日または休業日、事業実施地域の提案の項目などにおいて他団体よりすぐれていると。それから能代ふれあいデイの場合は、あきた白神農業協同組合は①これさっきと同じです。①は経営努力、経営節減に対する団体の考え方がすぐれている、それから営業日または休業日、実施地域の云々、これほとんど選定した理由が同じなのですね。だからたまたまメデカジャパンはふれあいの方には応募しなくて、緑町だけに応募して、結果、農協と同じ理由で緑デイとりましたよと、で、ふれあいデイの方はメデカジャパンと同じ理由で農協がとりましたよと、で、この短い選定理由だけで、ほかの応募した業者は、あなたたちは残念ながら、ここよりも提案書、この二つは当然そのヒアリングと提案書だけでありますから今まであなた方が請け負ってきた社福協よりも、その提出した提案書の内容及び口頭でのヒアリングの点数がすぐれていたのでそちらの方にやりましたというのが能代市の考え方なのですよね、それがここに詰まってると思うのですけれど、これ白濤亭についてもデイサービスについてもほとんど理由一緒ですよね、どこにも当てはまる、これどこの業者でもいいようなその選定理由ですよね、だからこそ今働いている方々が納得できないと思うのです。さっきから同じことを言いますけれど、今、現実働いている方々の働きぶりを基準として、現実にすぐそばに市内にこういうあなた方よりもすぐれている職場がある、こういう働き方があるという比較されての落選であれば納得するのでしょうけれど、口頭とそれから文書だけで、しかも選定理由がこれだけの理由だとすることに納得できないと思うのですけれど、そこら辺の考え方をもう一度お知らせください。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 選定結果については選定基準に基づいて採点していただき結果が出たわけでございますが、指定管理者制度への移行の目的といいますか、そういうことから考えますとある程度の同じ項目は必要であるとこういうふうに思っておりますので、その中ですぐれた点がこれこれであるというふうに示したわけでございます。その選定結果を受けて、他団体よりもすぐれた提案があったということでございますので、サービスの向上等が図られるという期待ができるということで判断いたしまして、選定委員会の結果を尊重して指定管理者の団体に決定したという経緯でございます。以上でございます。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。十九番武田正廣君。 ◆十九番(武田正廣君) ちょっと私なりに疑問に思うことをお聞きしたいのですが、今これまでの討議を聞いていてちょっと気になるのですけれども、市長の一般質問の答弁にもありましたけれども、社会福祉協議会には市から理事なり評議員を送っているということでしたけれども、まずどなたを送っているかそれを教えていただきたいと思います。 それで、今の答弁を聞いておりますと選考委員に福祉関係の人たちは入っていないと、それは多分社会福祉協議会に理事なり評議員を送っているという当事者に当たるからではないかなというのが大きな理由に考えられます。それで実際お答えするのは福祉保健部長ですけれども、福祉保健部長は関係してないわけですよね、ですから非常に総務部長が主に答えているわけですけれども、そういったことは今回の選定に大きな影響を与えたのではないかなという気が今までの流れを聞いて思うわけです。例えば、実際そういった業務に精通している福祉関係の方々がそういうものに、例えば説明会に出れるなり、また、反対に言えばそれは矛盾することなのですが、選考委員になれるなりしておればまた違った結果が出るのではないかなと、そこら辺に今回のその社会福祉協議会との関係で非常に何か大きな問題があるのではないかなというふうな気が私はしてなりません。それで現在社会福祉協議会は各施設を受託というか委託を受けて実際にやっているわけですけれども、社会福祉協議会はある意味でいえば公益法人なわけですけれども、そういった意味からいけば、利益を追求するような形でこれまで運営はされてきていなかったのではないかなというふうに思われます社会福祉協議会自体がですね、それで例えば、その運営上に民間の利益なり経営のノウハウみたいなものを主に要求するとすれば、これは当然それだけを見れば民間が有利になるのは当然かなというふうな形にもなります。そういったことからいくと非常に今回こういった指定管理者を選考するに当たってのそういった先ほど以来細かい基準は出ておりますけれども、そういった点で大きく最初のスタートのところが違ってきてるのではないかなという感じがしてならないのですが、もう一つ、今回のこれが付託先がもし福祉の方の委員会に付託されるとすれば、現在ほとんど答弁している方が総務の関係の方ですね、本来こういうものであれば総務企画委員会に付託するべきではないかなというふうに思うわけです。実際福祉の関係の方々はこれにタッチしてなかったわけですのでどういう答弁を委員会にするのかよくわかりません。だから付託先だって実際の仕事からいけば総務企画委員会にするのが今回の場合は当然ではないかなという気さえします。その点についてもちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) まず、社福協の理事に市の特別職と職員がなっております。教育長と福祉保健部長が理事です。それから、評議員には長寿健康課長ということで社会福祉協議会の運営等に当たっているということであります。 それから、社会福祉協議会は利益を追求できる団体でないので、その運営関係等でというお話でしたが、私どもが選定結果としていただいた理由の中には、もちろん経営努力、経費節減ということがありますけれども、その他に指定管理者制度の大きなねらいでありますサービス、利用者へのサービス向上の提言あるいは介護予防事業、これがこれからの介護保険も含めて非常にこの介護予防事業への取り組みというのが大事になってくるわけですけれども、そうした部分でこの推薦された団体がすぐれているという結果になっておりますので、必ずしも公益法人なので経営努力面でのマイナスがあったのではないかということについては否定はいたしませんけれども、今回の理由を見る限りでは別な要因も報告されております。 それから、今のこの単行議案についてどうも総務企画委員会がなじむのではないかという話ですが、委員会の付託は議会の方の考え方で所管委員会は決まるものと思いますけれども、この実務については選定委員会の開催までは総務部が所管して進めてまいりました。あとそれぞれのヒアリング等についてはそれぞれの担当するところで事務整理等を行っておりますので、逃げるわけではないですけれど総務でないとわからないということではありませんので、御理解をいただきたいと思います。たまたまちょっと関連するいわゆる九月議会、それから十二月議会の提案を説明した立場から今お答えをさせていただいております。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 十九番武田正廣君。 ◆十九番(武田正廣君) ありがとうございました。現在の状況はわかるのですけれども、例えば、今ちょっとわからなかった最後のヒアリングとかそれぞれのところは担当のところがやっているということでしたけれどもそれがよくわからないのですが、もし、そうだとすれば先ほど言ったように、かえって反対の意味で、公平性が保たれるのかというか、実際理事を出している部署の者がそういったヒアリングとかその審査をしていいのかという話になるのではないでしょうか、何かそこら辺でちょっと私が疑問に思うわけです。選考委員会は外れても実際の選考はそれじゃあ担当課がやったということになれば、そこの上司でありますそれぞれの部長なり課長がいてそれに影響したということは考えられないものなのですか。もし、私はそのようにちょっと受けとってしまいましたけれど、私が思ったのはそういうことではないだろうということで、特にこれを見れば非常に公平にやられたのだなあというふうに思うのです。その公平に扱うがために社会福祉協議会に、公平性を保つために社会福祉協議会が、例えば、先ほど言ったようにそういう中から外れなければいけなくてむしろ実際の現在まで行っている業務をアピールできなかったのかなというふうな何かそういうこれまでの流れを聞いていますとそんな感じに私には思えてくるのですけれどもそこを非常に心配しているわけです。その点に関して、もし今私がとったように、実際のヒアリングが福祉の方で行われているとか、審査に当たってですけれどもそういうことがあったとすれば私の今のような疑問が生ずるのですがそこら辺はいかがでしょう。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) ちょっと舌足らずでありましたが、いずれ担当する職員が審査に加わったということではなくて、選定委員会に同席して議事録といいますかそういう作業はしています。それはそれぞれの担当のところでやってます。ですので、最終的には選定委員会でまとめたものを文言等の修正等もありますけれども、基本的には選定委員会がすべて取りまとめております。ただ、その事務の手伝いをしたということで、それは私どものそれぞれの例えば、産業部関係ですと産業部の方の職員が手伝いをしましたし、この福祉の関係については長寿健康課の職員がお手伝いしているそういう中身であり、それから福祉の課長がそこの評議員になっているわけですけれども、一番懸念されるのはやはり理事とか評議員とかという前に、今現在能代市の仕事をやっていただいているわけで一番まずいろいろな情報等が入りやすい立場にあるわけですので、私どもとしてはいろいろな意味で、社会福祉協議会はこの指定管理者制度に向かうに当たっては最も有利な立場にあると考えていました。というのは、今のサンピノのふれあいデイサービスセンターをプロポーザルした際にも、今は業務委託ですけれども、もうその時点で十五年に自治法の改正があったわけで、そのことも含めていずれ今は市が直営で介護業務を委託しているけれども、平成十八年のおそくても九月までには指定管理者制度に移行するのでそういうこともぜひ考慮に入れた中でこの業務委託の方に向かってほしいと、当然、経営についてもその時点でいろいろな項目が先進事例ありますので、そうしたことについて社会福祉協議会としてもその指定管理者制度になりますからそういうことを念頭に置いて頑張っていただきたいというふうなことで進めてきておりましたので、正直いって五つのうち一つだったということについては非常に意外といいますか、驚いたというふうな実感です。ただ、去年の十月に社会福祉協議会の会長から指定管理者制度には何ら反対するものではないけれども、もし、その指定外になって今働いている職員が解雇ということになると困るので、指定外になった場合には現在働いている施設で全員を雇用するように、それを公募の条件にしてほしいという理事会の決定を得た申入書をいただいておりましたので、ぜひ、市の制度の導入によって失業者が出るということは極力避けたいということで十三日に結果をいただいた後に、直ちに社会福祉協議会の方に職員説明会と理事会の開催を要請したということでありますので、その点は市が理事になっている、あるいは職員が、課長が評議員になっているということもありますけれどもそうした状況もありましたので、そのことについては十分全員が再雇用されるように今管理者候補者の方にいろいろなお願いをしているわけでありますので、今後ともそういう方向で努力していきたいと思っております。以上です。
    ○議長(大倉富士男君) 十九番武田正廣君。 ◆十九番(武田正廣君) 私も部長と全く同じ意見というか同じような気持ちを持っていたわけですけれども、当然現在受託しているし、最もそこら辺の事情がわかっているし、これまでの実績等を見ても当然受託するだろうなあという思いの中にこういう結果になったので非常に不思議に思うというか、あれなのかなという思いでお聞きしているわけですけれども、そういった中に先ほど言ったように、社会福祉協議会が特殊な法人でしょうから市からそういうふうな理事なり評議員を送っていることがたまたま今回の選考の過程においてそういうふうな悪影響がたまたま及んでしまったとするならば非常に選考していく過程で問題があったのではないかなという思いがしたので先ほどからそういうお尋ね方をしております。それで、今のお話を聞きますとまたあれなのは、社会福祉協議会の会長がもう十一月時点ですかというお話で、そういうふうなもし例えばとれなかった場合と、そういう懸念を会長がその時点で持つということ自体が何か非常に不思議に思ってならないのですが、もしそういうふうに思うのであれば、例えばちょっと私言い方きついかもしれませんが、理事会なりそういう場では経営なり何なりをいろいろ決めるなり、方向をいろいろ指示するなりできると思うのですね、もし何か内容にそういうことがあってそんな事態が予想されるようなことあったらその前にしっかりと直しておくべきではないのでしょうか。そのための理事でしょうし評議員でしょうし、それともう一つは、社会福祉協議会がこういう本来であればこういう事業をやる団体ではないというようなことがあったとすれば、ほかの業務にいろいろ頑張らなければいけない団体ですので、こういう受託業務を本来の仕事とするべきでないというような考えがあってそういうふうな流れがあったとすればまた別ですが、私は、もし今部長のようなお話が、心配がされているような事態があったとすれば、その時点でもう受託できるような形であらゆる努力をすべきだし、今回の指定管理者のときの説明なり提出文書でもやっぱりそれなりの努力をするべきであったというふうに思います。先ほどから言ってましたけれども、どうもその福祉の方の委員会でやるときにという意味はまだいまだに私からこう離れないのですけれども、選考委員の市役所からの二人の方も福祉の関係ではありませんし、また、委員会で細かくいろいろ質問した先に事務的なその書類をまとめる方にはいたと言いますけれども、その方々が実際答弁なさるのかどうかわかりませんけれども大変何かその点については不安があります。指定管理者の今回は選考がこの付託の案件ですのでその点をやるとすれば、やはりそれなりの委員会の方がふさわしかったのではないかなというふうにいまだに思っているわけですけれどもその点についてと、先ほどのその理事を出していてそういう時点でそういうふうなことを市としても働きかけるべきではなかったかというふうに思いますが、その点についてお尋ねいたします。 ○議長(大倉富士男君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 社会福祉協議委員会で理事会あるいは評議員会が開催されているわけでございますが、理事会の中で先ほど総務部長が申しましたように、平成十五年の地方自治法の改正になった後、いずれ直営か指定管理者制度に移行するということでお話ししておりました。そのための準備といいますか方策といいますか、そういうのは必要だというふうに認識してあったと思います。サンピノのふれあいデイサービスセンターの業務の一部を委託する際にも「そういう制度に変わりますので」というお話をして委託先といいますかプロポーザルで決定した経緯がございます。そのためそのふれあいデイサービスセンターには職員が少数で、臨時職員等が多いというような状況になっております。それで理事会において、このデイサービスセンター等が指定管理者制度へ移行するということで九月議会に提案して可決されたわけでございます。それを受けて社会福祉協議会としても現在いる職員の処遇を考えた場合、やはり万が一といいますか、そういう場合があったときを想定して市に対して職員の雇用について申し入れがあったわけでございます。その申し入れを受けて市でも応募要綱にその件を職員の関係について設けて、そして公募したという経緯がございます。何といってもやはり職員の処遇といいますか、それが問題であるということで市としても他市においてもやはりそういうふうに職員の項目を一項設けて要綱に加えておりますので、市としてもそのような取り扱いをしたということでございます。 ○議長(大倉富士男君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 市の職員が二人選定委員になっているわけですけれども、基本的に選定委員会は自由な意見等、質疑・討論をしていただくということで非公開としておりますし、仮に、今この選定委員会の中身をこの職員が二人出ているからということでお尋ねがあったとしても、その点については支障があると考えますので控えさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(大倉富士男君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第四号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- ○議長(大倉富士男君) この際休憩いたします。午後一時会議を再開いたします。              午後〇時六分 休憩----------------------------------              午後一時一分 開議 △日程第七 議案第五号能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま十五番原田悦子さんが御出席されました。 日程第七、議案第五号能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第五号能代市老人デイサービスセンター及び能代市認知症老人グループホーム指定管理者の指定について御説明いたします。本案は能代市緑町デイサービスセンター及び能代市緑町グループホーム指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しよとする団体は埼玉県鴻巣市天神三丁目六百七十三番地、株式会社会社メデカジャパン 取締役社長神成 裕で、指定期間は平成十八年六月一日から平成二十三年三月三十一日までであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第五号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第八 議案第六号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 日程第八、議案第六号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第六号能代市老人デイサービスセンター指定管理者の指定について御説明いたします。本案は能代ふれあいデイサービスセンターの指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しようとする団体は能代市富町二番三号、あきた白神農業協同組合 代表理事組合長袴田英明で、指定期間は平成十八年六月一日から平成二十三年三月三十一日までであります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第六号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第九 議案第七号能代市山本郡視聴覚教育協議会の廃止について ○議長(大倉富士男君) 日程第九、議案第七号能代市山本郡視聴覚教育協議会の廃止についてを議題といたします。当局の説明を求めます。教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 議案第七号能代市山本郡視聴覚教育協議会の廃止について御説明いたします。本協議会は、地方自治法第二百五十二条の二の規定による普通地方公共団体の事務の一部を共同して管理し、及び執行するために設けられた協議会であります。昭和四十五年十二月に能代市山本郡各市町村議会の議決を経て協議会の規約を施行し、本年まで能代市山本郡視聴覚教育協議会を運営してきております。設立当時は視聴覚機器、教材が高価で各市町村が単独で用意するには困難な状況にありました。しかし、今日の情報化時代では多種多様な情報があふれており、また、市町村独自で視聴覚機器を所有し、視聴覚教育の充実が図られていることから本協議会を継続していく意義が薄くなってきております。このことから能代市山本郡視聴覚教育協議会を、地方自治法第二百五十二条の六の規定に基づき、関係市町村で協議の上、平成十八年三月十九日をもって廃止しようとするものであります。以上であります。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第七号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一〇 議案第八号北秋田市周辺衛生施設組合への加入について ○議長(大倉富士男君) 日程第一〇、議案第八号北秋田市周辺衛生施設組合への加入についてを議題といたします。当局の説明を求めます。環境産業部長。 ◎環境産業部長児玉孝四郎君) 議案第八号北秋田市周辺衛生施設組合への加入について御説明申し上げます。本案は北秋田市周辺衛生施設組合に加入にしている二ツ井町との合併に伴い、平成十八年三月二十一日から能代市として北秋田市周辺衛生施設組合に加入するため、市町村の合併の特例に関する法律第九条の二第二の規定により準用する地方自治法第二百九十条の規定により、議会の議決を求めるものであります。 別紙の北秋田市周辺衛生施設組合規約について御説明します。第一条は組合の名称ですが、北秋田市周辺衛生施設組合としております。第二条では組合を組織する市町村は、北秋田市、能代市、藤里町及び上小阿仁村をもって組織するとしております。第三条では組合の共同処理する事項について規定しており、し尿処理施設の設置及び維持管理と運営に関する事務を処理することとし、ただし、能代市にあっては旧二ツ井町区域に関する事務に限るとしております。第四条では組合の事務所は北秋田市脇神字三ツ屋岱一番地に置くとしております。第五条から第七条については組合議会に関して規定しており、第五条第一項では組合の議員定数を十名とし、第二項において議員は組合市町村議会のうちから選任するものとし、北秋田市四人、能代市二人、藤里町二人、上小阿仁村二人としております。第六条では議員の任期は組合市町村の議会の議員の在任期間とし、第七条第一項では議長及び副議長は組合議会の議員の中から選挙し、第二項では任期を組合議会の議員の任期としております。第八条から第十一条については執行期間等に関して規定しており、第八条第一項では組合に管理者一人、副管理者三人及び収入役一人を置くこととし、第二項及び第三項において選任方法について規定しております。第九条では管理者等の任期について、第十条では職員について、第十一条では監査委員の設置及び選任の方法について規定しております。第十二条は組合の経費の支弁方法について規定しており、第一項では組合の経費は、組合市町村の負担金、組合の事業収入その他の収入をもってあてるとし、第二項で組合市町村の負担金の額は、組合市町村の人口割及びし尿搬入割の比率によって、組合議会の議決を経て定めるとしております。ただし、人口割については能代市にあっては旧二ツ井町区域の人口に限るとしております。 なお、附則において、この規約は、知事の許可を受け、平成十八年三月二十一日から施行することとしております。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第八号は環境産業委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一一 議案第九号能代市総合技能センター指定管理者の指定について ○議長(大倉富士男君) 日程第一一、議案第九号能代市総合技能センター指定管理者の指定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。環境産業部長。 ◎環境産業部長児玉孝四郎君) 議案第九号能代市総合技能センター指定管理者の指定について御説明いたします。本案は能代市総合技能センター指定管理者を指定するため、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定により、議会の議決を求めるものであります。指定しようとする団体は能代市扇田字柑子畑一番地二十、職業訓練法人能代職業訓練協会 会長中田栄喜で、指定期間は平成十八年四月一日から平成二十一年三月三十一日までとしております。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第九号は環境産業委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一二 議案第十号損害賠償の額を定め和解することについて ○議長(大倉富士男君) 日程第一二、議案第十号損害賠償の額を定め和解することについてを議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(大塚徳夫君) 議案第十号損害賠償の額を定め和解することについて御説明いたします。本案は昨年の十一月三十日に浅内小学校建設現場入口で発生した公用車の交通事故について、このたび相手方との話し合いがまとまりましたので当該事故に対する和解と損害賠償額を定めるために、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものです。相手方は男鹿市福川字福川三番地三、吉田 勇、損害賠償額は六十一万五千八百円であります。以上です。よろしくお願いします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一三 議案第十一号平成十七年度能代市一般会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第一三、議案第十一号平成十七年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第十一号平成十七年度能代市一般会計補正予算(第十号)について御説明いたします。まず、条文の第一条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ一億六千九百万円を減額し、予算の総額を百八十八億七千三百三十六万八千円と定めております。第二条で繰越明許費の変更は第二表のとおり定め、第三条では債務負担行為の追加及び変更を第三表のとおりとし、第四条で地方債の変更を第四表地方債補正によるとしております。 予算の内訳は事項別明細書で御説明いたします。まず歳入でありますが、二款地方譲与税は三百万円の減額で、三項地方道路譲与税は四百万円の追加、四項特別とん譲与税は七百万円の減額。 三款利子割交付金、一項利子割交付金は七百万円の追加。 五款株式等譲渡所得割交付金、一項株式等譲渡所得割交付金は四百九十九万円の追加。 六款地方消費税交付金、一項地方消費税交付金は三千二百万円の減でありますが、これらはいずれも内示及び決定による補正であります。 十款地方交付税、一項地方交付税は千五百九十四万三千円の追加で、普通交付税で国の補正予算に伴う調整額の見直しによるものであります。 十二款分担金及び負担金、一項負担金は千二百九十一万九千円の追加で、松籟荘と保育所の利用者負担分の追加であります。 十三款使用料及び手数料は二百七十六万一千円の減額で、一項使用料十七万三千円の減額は、保健センター使用料が子宮がん検診の減等により百七十七万三千円の減額、商業高校授業料は免除生徒の増により百八十一万六千円の減額、文化会館使用料は実績により三百十八万九千円の増となっております。二項手数料五十六万三千円の追加は、日影沢処分場の廃棄物処理手数料で、三項証紙収入三百十五万一千円の減額は、ごみ袋の売り渡し実績による減であります。 十四款国庫支出金は千六百九十七万一千円の追加で、一項国庫負担金三百四十八万四千円の減額の主なるものは特別障害者手当等給付費負担金が百五十五万五千円の減額、保育所運営費負担金は三百五十七万六千円の減額、生活保護費負担金は、生活保護分で百七十五万七千円の追加であります。二項国庫補助金は二千八百五十二万一千円の追加で、主なるものは延長保育、へき地保育、乳児一時預かり事業、保育所地域活動等にかかわる分で、次世代育成交付金として交付されることになり三千百二十五万円の追加となっております。次の循環型社会形成推進交付金と浄化槽設置事業費補助金は、これまで補助金として交付されていたのもが交付金にかわったことによるものと、事業費の減に伴う減額であります。幼稚園就園奨励費補助金は実績により百七十六万三千円の減額で、三項国庫委託金八百六万六千円の減額は、衆議院議員選挙委託金等で四百八万九千円の減額、日本版デュアルシステム推進事業委託金は実績により三百九十七万七千円の減となっております。 十五款県支出金は七千六百十八万九千円の減額で、一項県負担金五百四十八万六千円の追加は、保育所運営費負担金が百七十八万八千円の減額、国保の保険基盤安定負担金が七百五十二万六千円の追加が主なるものであります。二項県補助金七千三百三十三万円の減額の主なるものは、介護保険低所得者利用者負担金軽減事業費補助金、配食サービス事業費補助金、生活管理指導員派遣事業費補助金、すこやか子育て支援事業費補助金等はいずれも実績見込みにより減額をしております。先ほど申し上げました保育所関係は、交付金化に伴い補助金を減額したものであります。土木費負担金のところは、先ほど申し上げましたように、これまでの補助金から交付金に組み替えたことと、事業費の減によるものであります。すこやか子育て支援事業費補助金は幼稚園分で三百二十二万円の減額、放課後児童対策事業費補助金は実績等により二百六十三万九千円の減となっております。三項県委託金八百三十四万五千円の減額の主なるものは能代工業団地管理業務委託金で六百十二万七千円の減、「心の教室相談員」活用調査研究委託金は百五十三万六千円の減となっております。 十六款財産収入は百七十三万六千円の追加で、一項財産運用収入は二十三万一千円の追加、二項財産売払収入百五十万五千円の追加は、土地売払収入で般若町六十八の四外一筆分であります。 十七款寄附金、一項寄附金は三十八万三千円の追加で、災害遺児寄附金と奨学基金寄附金分であります。 十八款繰入金は一億二百六十四万七千円の減額で、一項特別会計繰入金七十八万二千円の減額は、介護保険特別会計繰入金で、二項基金繰入金一億一千百三十二万三千円の減額は、財政調整基金分で一億一千百二万七千円、災害救助基金繰入金が四十三万円の追加、奨学基金繰入金が七十二万六千円の減となっております。 なお、財政調整基金につきましては先ほども御説明申し上げましたが、三月末の残高は十六億六千七百六十七万四千七百五十二円、そのうち一般分が九億六千二十四万九千円となっております。三項財産区繰入金は九百四十五万八千円の追加で、浅内小学校校舎・体育館建設事業への繰出金九百十五万八千円と、上母体自治会館が雪で破損いたしましたことについて交付する檜山財産区からの繰入金が三十万円であります。 二十款諸収入は二百五十四万五千円の減額で、三項貸付金元利収入千七十一万八千円の減額は、高額療養費資金貸付金返還金が千五百万円、奨学資金貸付金返還金は一括償還等により四百二十八万二千円の追加となっております。四項受託事業収入は二十九万三千円の追加、五項雑入は七百八十八万円の追加でありますが、この主なるものはオータムジャンボ宝くじ交付金七百八十四万七千円、生活保護費返還金三百八十六万七千円、配食サービス事業利用者負担金百三万二千円の減、財団法人日本宝くじ協会助成金は百九十九万五千円の減となっております。 二十一款市債、一項市債は九百八十万円の減額で、県営ほ場整備事業(負担金)債で二百三十万円、県営ため池等整備事業(負担金)債で三百八十万円、林道米代線開設事業(負担金)債で十万円、市有林整備事業債で三十万円、消防施設整備事業債は十万円の減、老朽管更新事業(出資金)債で四十万円の減、管路近代化事業(出資金)債で二百八十万円の減で、いずれも事業費の確定等による補正であります。 次に歳出でありますが、このたびの補正は事業の終了及び確定、精算、契約差金や決算見込み等に伴う整理が主なるものであります。一款議会費は百九十一万円の減額で、旅費及び印刷製本費の整理であります。 二款総務費は千二百四十二万七千円の減額で、一項総務管理費四百十一万五千円の減額は、広報の印刷代の契約差金のほか各種事業費の整理によるものであります。四項選挙費は四百八万九千円の減額で、衆議院議員選挙費の精算による減額であります。五項統計調査費は十二万一千円の追加で、工業統計調査等の整理によるものであります。七項市町村合併推進費四百三十四万四千円の減額は、県補助金の計上と事務費の整理により合併協議会負担金を減額するものであります。 三款民生費は三千二百十九万七千円の減額で、一項社会福祉費三千二百四十四万一千円の減額は、精神障害者、身体障害者、特別障害者等にかかわる各種事業の整理と、高額療養費資金貸付金千五百万円の減額、介護保険特別会計への繰出金三百三十六万三千円の追加、介護保険サービス軽減のための事業費百十三万七千円、家族介護用品支給事業費百六十一万円、配食サービス事業費三百万四千円、生活管理指導員派遣事業費六百七万四千円で、これらはいずれも実績等による減額であります。老人保健医療特別会計への繰出金は九百六十三万五千円の追加で、養護老人ホーム運営費は七百七十九万円の減額で、光熱水費等の整理によるものであります。二項児童福祉費は千百十二万二千円の減額で、すこやか子育て支援事業費保育所分が二百六十万二千円の減額、法人保育所運営費補助金が三百九万一千円の減額、法人保育所運営費負担金は二百六十二万四千円の減額、ひとり親家庭児童保育援助費は百七万七千円の減額となっております。三項生活保護費六百二十一万円の追加は、医療扶助費の追加であります。災害救助費は五百十五万六千円の追加で、雪下ろし作業中に亡くなった方への災害弔慰金として五百万円、火災にかかわる災害救助費は十五万六千円の追加であります。 四款衛生費は千二百六十七万円の減額で、一項保健衛生費千七百六十六万六千円の減額は、母子保健事業の実績により百七十三万三千円の減額、子宮がん検診が毎年から隔年になったことで九百二十五万六千円の減額、予防接種は、日本脳炎の接種が一時休止したことにで六百四十六万六千円の減となっております。二項国民健康保険費千五百万八千円の追加は、国民健康保険事業特別会計へ保健基盤安定と財政安定化支援にかかわる繰出金であります。三項環境衛生費は六十六万三千円の減額で、墓地公園や斎場管理費の整理であります。四項清掃費は九百三十四万九千円の減額で、ごみ袋の契約差金等で五百九十六万七千円の減額、ごみ処理にかかわる能代山本広域市町村圏組合負担金二百二万八千円の減額が主なるものであります。 五款労働費、二項労働諸費は八十四万四千円の減額であります。 六款農林水産業費は千八百六十七万九千円の減額で、一項農業費千二百七十五万九千円の減額の主なるものは、農業経営基盤強化資金等利子補給費補助金は貸付額の決定及び繰上償還等により百四万八千円の減額、農産物マーケティング強化支援事業費は百二万一千円の減額、がんばる農業者総合支援対策事業費補助金は複合経営支援の確定等により二百八十八万二千円の減額、農地費は五百七十一万三千円の減額で、ため池等整備事業費は旭沢と小友沼地区、ほ場整備事業は母体、桧山第一、桧山第二地区で、各事業費の確定による負担金の整理等であります。二項林業費は五百九十二万円の減額で、主なるものは流域森林総合整備事業費が事業の確定により百十九万九千円の減額、松くい虫対策事業費は伐倒駆除本数の減による委託料の減額で三百四万一千円の減であります。 七款商工費は九百二十六万九千円の減額で、一項商工費九百十万円の減額は、能代工業団地管理業務委託費が契約差金で六百十二万七千円の減額、中小企業融資斡旋等事業費は百七十一万五千円の追加、地方バス路線維持費補助金は、運行経費の減額により三百二十万七千円の減となっております。二項商工施設費は十六万九千円の減額であります。 八款土木費は三千三百五十九万三千円の減額で、一項土木管理費百七十万四千円の減額は、浄化槽設置事業費は百二十基分で予算どおりですが、人槽数が少なくなったことから百二十七万円の減となっております。農業集落排水事業特別会計への繰出金は百五万円の減であります。二項道路橋りょう費千二百七十五万六千円の減額は、排水対策、舗装、改良事業等と、橋りょう架替事業費の契約差金等であります。五項都市計画費は千八百九十五万八千円の減額で、土地区画整理事業換地清算特別会計への繰出金百十一万四千円の減額、下水道事業特別会計への繰出金千七百四十九万五千円の減額が主なるものであります。六項住宅費は十七万五千円の減額であります。 九款消防費、一項消防費は百七十一万三千円の減額で、ホース乾燥柱新設事業費の契約差金と、上水道消火栓更新事業にかかわる補償金の整理が主なる整理であります。 十款教育費は千七百八十五万四千円の減額で、一項教育総務費百十七万二千円の減額は、教育バスの購入差金百九十九万五千円、学校体育連盟等補助金は精算により百九十六万六千円の減額、奨学基金への積立金は、繰上償還等により四百六十万三千円の追加、中学校「心の教室相談員」活用調査研究費は、県が二人分を配置したことにより百八万八千円の減となっております。二項小学校費は二百四十四万九千円の追加で、浅内小学校校舎・屋内体育館建設事業費、グラウンド実施設計委託料等が主なるものであります。三項中学校費は百七十二万四千円の減額で、中学校管理費百十五万九千円の減額は、給食備品等の整理によるものであります。四項高等学校費は五百六十五万六千円の減額で、振興費はパソコンリース料の差金で百三十万一千円の減、日本版デュアルシステム推進事業費は、補助基準と参加生徒数の整理により三百九十七万七千円の減額となっております。五項幼稚園費は八百七十九万八千円の減額で、幼稚園就園奨励費とすこやか子育て支援事業費の実績による整理減額であります。六項社会教育費は二百四十三万五千円の減額で、各事業の決算見込み等による整理が主なるものであります。七項保健体育費は五十一万八千円の減額で、各種事業及び施設管理費の整理によるものであります。 十一款災害復旧費、一項農林水産業施設災害復旧費は二百十万二千円の減額で、林道災害復旧事業費の精算であます。 十二款公債費、一項公債費は二千二百四十六万三千円の減額で、長期債元金で四百六十二万六千円の減額、利子で千七百八十三万七千円の減額となっております。 十三款諸支出金、一項公営企業費三百二十七万九千円の減額は、老朽管更新事業出資金と管路近代化事業出資金であります。 議案にお戻りをいただきます。第二表繰越明許費の補正は、金額の変更で、浅内小学校校舎・屋内体育館建設事業費千六百八十万五千円に七百三十一万四千円を追加し、二千四百十一万九千円と定めておりますが、これは今回補正した備品納入等が翌年度にわたるためであります。第三表債務負担行為補正の一、追加は、農業経営基盤強化資金利子補給費補助金、十七年度分として平成十八年から三十六年まで、限度額は二百五十二万円で、農業近代化資金利子補給費補助金十七年度分、十八年度から二十一年度の期間で、限度額は七千円、さらに、十七年度豪雪災害による農業施設復旧等支援事業費補助金は施設復旧に対しては十分の一、ビニール等の処理に対しては三分の一を助成するもので、期間は十八年度、限度額は一千万円と定めております。二の変更は、十七年度浄化槽設置資金利子補給費補助金で、限度額のうち年利を四%以内から三・五九%以内と改めたものであります。第四表の地方債補正は、先ほど歳入の市債のところで詳細御説明いたしましたとおり、事業費の確定等に伴いそれぞれの限度額を改めたものであります。以上よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(大倉富士男君) これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出一款議会費、二款総務費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、三款民生費、四款衛生費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、五款労働費、六款農林水産業費、七款商工費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、八款土木費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、九款消防費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、十款教育費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、十一款災害復旧費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 次に、十二款公債費、十三款諸支出金について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十一号平成十七年度能代市一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と、歳出一款議会費、二款総務費は総務企画委員会に、三款民生費中、一項社会福祉費から三項生活保護費は文教民生委員会に、五項災害救助費は総務企画委員会に、四款民生費中、一項保健衛生費、二項国民健康保険費は文教民生委員会に、三項環境衛生費、四項清掃費は環境産業委員会に、五款労働費、六款農林水産業費、七款商工費は環境産業委員会に、八款土木費建設委員会に、九款消防費は総務企画委員会に、十教育費は文教民生委員会に、十一款災害復旧費は環境産業委員会に、十二款公債費、十三款諸支出金は総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。---------------------------------- △日程第一四 議案第十二号平成十七年度能代市下水道事業特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第一四、議案第十二号平成十七年度能代市下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(大塚徳夫君) 議案第十二号平成十七年度能代市下水道事業特別会計補正予算(第四号)について御説明いたします。第一条は歳入歳出予算の補正で、総額から千三百八十万一千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ十七億四千八百十九万七千円とするものです。第二条は繰越明許費の定めで、地方自治法の規定により、翌年度に繰り越して使用できる経費は第二表によることとしております。第三条は債務負担行為の補正で、第三表によることとしております。 予算の内容は事項別明細書、歳入です。一款分担金及び負担金、一項負担金は六百四十五万円の追加で、受益者負担金の一括納付による増です。 二款使用料及び手数料、一項使用料は二百七十五万六千円の減額で、当初見込みと決算見込みの汚水量の差によるものです。 四款繰入金、一項他会計繰入金は千七百四十九万五千円の減額で、一般会計繰入金の減額です。 歳出、一款総務費、一項総務管理費は千三十一万一千円の減額で、一目一般管理費は契約差金の整理で三百六十五万六千円の減額、二目終末処理場管理費は六百六十五万五千円の減額で、汚泥発生量の減量に伴う処理手数料、運搬のための使用料等の減額によるものです。二項下水道事業費は普及のための事務費及び委託料等を減額し、工事請負費に補助事業、単独事業合わせて千二百八十五万五千円を追加するものです。 二款公債費、一項公債費は三百四十九万円の減額で、長期債利率の確定等によるものです。 第二表繰越明許費、一款総務費、二項下水道事業費のうち、補助事業九千三百万円、単独事業六千五百万円、合わせて一億五千八百万円を翌年度へ繰り越すこととしております。第三表債務負担行為の補正でありますけれども、十七年度水洗便所改造資金利子補給費補助金、年利四%を年利三・五九%に変更するものです。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十二号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一五 議案第十三号平成十七年度能代市農業集落排水事業特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第一五、議案第十三号平成十七年度能代市農業集落排水事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○議長(大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十三号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一六 議案第十四号平成十七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第一六、議案第十四号平成十七年度能代市土地区画整理事業換地清算特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○議長(大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十四号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一七 議案第十五号平成十七年度能代市浅内財産区特別会計補正予算外三件 ○議長(大倉富士男君) 日程第一七、議案第十五号平成十七年度能代市浅内財産区特別会計補正予算、日程第一八、議案第十六号平成十七年度能代市常盤財産区特別会計補正予算、日程第一九、議案第十七号平成十七年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算、日程第二〇、議案第十八号平成十七年度能代市檜山財産区特別会計補正予算、以上の四案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○議長(大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十五号、第十六号、第十七号、第十八号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二一 議案第十九号平成十七年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第二一、議案第十九号平成十七年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第十九号平成十七年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算(第三号)について御説明申し上げます。まず、条文において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ八千百九十六万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ五十四億九千八百七十三万六千円と定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず歳入でありますが、一款国民健康保険税は二千二百六十九万四千円の減額補正で、一般被保険者国民健康保険税は二千七百五十一万六千円の減額、退職被保険者等国民健康保険税は四百八十二万二千円の追加で、いずれも医療給付費分と介護納付金分の現年課税分における決算見込み額と既計上額との差額の補正であります。 四款療養給付費等交付金は八千五百二十五万五千円の追加補正で、歳出の退職被保険者等療養給付費の追加に伴う補正であります。 八款繰入金、一項他会計繰入金は千五百万八千円の追加補正で、保険基盤安定と財政安定化支援事業等の決算見込みによる一般会計からの繰入金の追加であります。 十款諸収入、三項貸付金元利収入は百九十二万円の減額補正で、出産費資金貸付金返還金の減額であります。四項雑入は六百三十一万一千円の追加補正で、一般被保険者第三者納付金と退職被保険者等第三者納付金及び一般被保険者返納金の追加であります。 次に歳出でありますが、一款総務費、一項総務管理費は四十二万六千円の減額補正で、保険証の郵送代等の整理であります。三項運営協議会費は三十八万八千円の減額補正で、旅費等の整理であります。 二款保険給付費、一項療養諸費は九千二百万円の追加補正で、退職被保険者等療養給付費の追加であります。 六款保健事業費は三百万六千円の減額補正で、保健事業費と出産費資金貸付金の整理であります。 十款予備費は六百二十二万円の減額補正であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十九号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二二 議案第二十号平成十七年度能代市老人保健医療特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第二二、議案第二十号平成十七年度能代市老人保健医療特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二十号平成十七年度能代市老人保健医療特別会計補正予算(第二号)について御説明申し上げます。まず、条文において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ一億一千三百七十万二千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ六十一億二千三百二十八万八千円と定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず歳入でありますが、一款支払基金交付金は四千九百九十三万二千円の追加補正で、医療費交付金の追加と、審査支払手数料交付金の減額であります。 二款国庫支出金、一項国庫負担金は三千七百八十八万八千円の追加補正で、医療費負担金であります。二項国庫補助金は十六万三千円の減額補正で、事務費補助金であります。 三款県支出金、一項県負担金は九百四十七万二千円の追加補正で、医療費負担金であります。 四款繰入金、一項他会計繰入金は九百六十三万五千円の追加補正で、歳出の医療給付費等の追加等に伴う一般会計繰入金の補正であります。 五款諸収入、一項雑入は六百九十三万八千円の追加で、第三者納付金であります。 次に歳出でありますが、二款医療諸費は一億一千三百七十万二千円の追加補正で、医療給付費等の決算見込みに伴う補正であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二三 議案第二十一号平成十七年度能代市介護保険特別会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第二三、議案第二十一号平成十七年度能代市介護保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二十一号平成十七年度能代市介護保険特別会計補正予算(第三号)について御説明申し上げます。まず、条文において保健事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ四千四百十一万三千円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ三十六億一千六十七万五千円に、また、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ千百九十六万五千円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ二億七百十二万七千円と定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず、保健事業勘定の歳入でありますが、一款保険料は六十五歳以上の第一号被保険者保険料の現年賦課分が五百八十四万三千円の減額で、決算見込額と既計上額との差額の補正であります。 三款国庫支出金、一項国庫負担金は九百十一万三千円の追加補正で、保険給付費に対する国の法定負担分二〇%分で、保険給付費の増額に伴い追加するものであります。二項国庫補助金は千三十五万五千円の追加補正で、このうち保険給付費に対し交付される調整交付金は、保険給付費の増額に伴う九百四十七万四千円の追加であります。また、事業費補助金は、電算システム改修費の補助金八十八万一千円の追加であります。 四款支払基金交付金は千四百五十八万円の追加補正で、保険給付費に対する支払基金の法定負担三二%分で、保険給付費の増額に伴い追加するものであります。 五款県支出金は三百万五千円の追加補正で、介護給付費負担金の変更内示に伴い増額するものであります。なお、歳出の保険給付費の法定負担交付割合一二・五%を下回る一二・四%で内示されましたが、差額は十八年度で精算交付される予定となっております。 六款財産収入は千円の追加補正で、介護給付費準備基金利子の増に伴うものであります。 七款繰入金、一項一般会計繰入金は三百三十六万三千円の追加補正で、保険給付費に対する市の法定負担分一二・五%分五百六十九万六千円の追加と、事務費等の繰入金二百三十三万三千円の減額であります。二項基金繰入金は九百五十三万九千円の追加補正で、保険給付費の増額に伴い繰り入れするものであります。 次に、歳出でありますが、一款総務費、一項総務管理費は二十五万九千円の減額補正で、計画策定委員会の報償費の整理であります。三項介護認定審査会費は百十九万三千円の減額補正で、能代山本広域市町村圏組合に設置されている介護認定審査会の経費の整理に伴う負担金五十五万五千円の減額と、主治医意見書作成料等の整理に伴う六十三万八千円の減額であります。 二款保険給付費、一項介護サービス等諸費は四千五百五十六万四千円の追加補正で、居宅介護サービス等給付費が四千八百二十四万三千円の追加、特例居宅介護サービス等給付費が二百五十四万二千円の減額、施設介護サービス給付費が三百五十八万三千円の減額で、居宅介護等福祉用具購入費が九十二万二千円、居宅介護サービス計画等給付費が二百五十万七千円、特例特定入所者介護サービス等費が一万七千円のそれぞれ追加を計上しております。これはいずれも決算見込みに基づいて各給付費をそれぞれ整理するものであります。 四款基金積立金は千円の追加補正であります。 次に、介護サービス事業勘定について御説明申し上げます。一款サービス収入、一項介護給付費等収入は九百九十一万七千円の減額補正で、利用者数の減等に伴うものであります。内訳は東デイサービスセンター分が二百二十六万円の減額、緑町デイサービスセンター分が五百六万四千円の減額、能代ふれあいデイサービスセンター分が二百五十九万三千円の減額であります。二項自己負担金収入は七十六万五千円の減額補正で、利用者数の減等に伴うものであります。内訳は東デイサービスセンターが十二万三千円の増額、緑町デイサービスセンター分が三十四万二千円の減額、能代ふれあいデイサービスセンター分が五十四万六千円の減額であります。 二款繰入金、一項他会計繰入金は百二十八万三千円の減額補正で、利用者数等の減に伴うものであります。内訳は主なものは自立支援デイサービス事業費分三十四万六千円の減額、利用者負担軽減措置分が八十二万一千円の減額であります。 次に、歳出について申し上げます。一款サービス事業費、一項居宅サービス事業費は千百十八万三千円の減額補正で、東、緑町デイサービスセンターの管理運営事業費は利用者数の減等に伴う業務委託料の減額で、能代ふれあいデイサービスセンター管理運営事業費は実績に基づく委託料等の減額であります。 二款諸支出金、一項繰出金は七十八万二千円減額補正で、デイサービスセンターの減価償却費相当分を一般会計へ繰り出すもので、介護給付費収入の減に伴う減額であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(大倉富士男君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十一号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二四 議案第二十二号平成十七年度能代市水道事業会計補正予算 ○議長(大倉富士男君) 日程第二四、議案第二十二号平成十七年度能代市水道事業会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○議長(大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十二号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二五 陳情五件 ○議長(大倉富士男君) 日程第二五、陳情についてでありますが、本定例会で受理した陳情はお手元の文書表のとおり、整理番号第七十二号から第七十六号までの五件であります。以上の五件はそれぞれの所管委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ声あり) ○議長(大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって、以上の五件はそれぞれの所管委員会に付託いたします。---------------------------------- ○議長(大倉富士男君) 本日はこれをもって散会いたします。明二日から三日までは各常任委員会、四日から六日までは休会とし、七日定刻午前十時より本会議を再開いたします。              午後一時五十八分 散会...