• "議長柳谷"(/)
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  1. 能代市議会 2004-03-01
    03月11日-05号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成16年  3月 定例会平成十六年三月十一日(木曜日)◯出席議員(二十六名)      一番     後藤 健君      二番     飯坂誠悦君      三番     信太和子君      四番     柳谷 渉君      五番     菊地時子君      六番     小林秀彦君      七番     薩摩 博君      八番     安岡明雄君      九番     斎藤宗一郎君      十番     梅田味伸君     十一番     矢田部 昌君     十二番     塚本民雄君     十三番     畠 貞一郎君     十四番     伊藤洋文君     十五番     原田悦子君     十六番     平野龍市君     十七番     松谷福三君     十八番     竹内 宏君     十九番     熊谷 健君     二十番     武田正廣君    二十一番     工藤勇男君    二十二番     畠山一男君    二十三番     中田 満君    二十四番     大倉富士男君    二十五番     今野清孝君    二十六番     渡辺芳勝君----------------------------------◯欠席議員 なし----------------------------------◯説明のため出席した者    市長       豊澤有兄君    助役       柴田 誠君    収入役      柴田昭雄君    監査委員     亀谷明治君    総務部長     鈴木一真君    企画部長     河田潤一君    福祉保健部長   佐々木俊治君    環境産業部長   森田泰章君    都市整備部長    水道局長     宇野清一君    都市整備部主幹  越前悠二君    総務部次長    児玉孝四郎君    企画部次長    小野正博君    環境産業部次長  永井幹雄君    財政課長     三杉祐造君    総務課参事    袴田 司君    教育長      野中和郎君    教育次長     平川賢悦----------------------------------◯事務局職員出席者    事務局長     三澤弘文君    事務次長     佐藤英則君    議事係長     佐藤俊一君    主査       伊藤 勉君    主任       平川健一君    主任       佐藤秀太君----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第一 議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算 日程第二 議案第二十六号平成十六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算 日程第三 議案第二十七号平成十六年度能代市下水道事業特別会計予算 日程第四 議案第二十八号平成十六年度能代市農業集落排水事業特別会計予算 日程第五 議案第二十九号平成十六年度能代市市場事業特別会計予算 日程第六 議案第三十号平成十六年度能代市ガス事業清算特別会計予算----------------------------------              午前十時三分 開議 ○議長(柳谷渉君) ただいまより能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は二十六名であります。 本日の議事日程は日程表第七号のとおり定めました。 暫時休憩いたします。              午前十時三分 休憩----------------------------------              午後一時〇〇分 開議 △日程第一 議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算議長(柳谷渉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。日程第一、議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算を議題とし、前日の議事を継続いたします。 これより逐条質疑を行います。まず、条文及び歳入全部について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出一款議会費、二款総務費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、三款民生費、四款衛生費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、五款労働費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、六款農林水産業費、七款商工費について質疑を行います。二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 今回単独事業でがんばる農業者総合支援対策事業費補助金というのが出ておりますがこれについてお尋ねをいたします。これまで認定農業者を対象にした夢プランがあったわけですが、私、別にJAに恨みも何もあるわけではありませんが、常に認定農業者で全量野菜を系統出荷する、JAに出荷する、さらには機械とか資材を買う場合に対象となった事業のですね、JAを通じて買わなければだめだということで非常にがんじがらめの規定があったわけです。そういう中でいわゆる認定農業者でない中小農家と言えば言い方悪いかもしれません、そういう方々のための制度がちょっと足りなかったと、しかも認定農業者でない中小農家で、しかも地元の青果卸売市場に野菜を出荷しているような人、そういう人も対象にするような事業が必要ではないかと。しかもハウスとかあるいは機械を買う場合もJAから買わなくても、いわゆるメーカー直の場合もありますし、地元にもいろいろ大小の機械屋もありますのでそういうところからも買えるようなそういう制度というか、助成制度がほしいなあと考えてたんですが、これはまさにそれに該当するのではないかと思いますので、そういう対象者とかそういう事業の概要について御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。この今回のがんばる農業者総合支援対策事業費補助金でございますが、これは三つの部門から分かれてございまして、いずれの事業も対象者は生産調整を達成した人という事業でございます。一つは、複合経営支援対策事業費補助金でございまして、この事業は県の夢プランの適用を受けない農家が複合経営を通じて規模拡大を図る、意欲のある農業者が経営発展プランを策定し機械や設備を購入する場合、事業費の十分の三以内を助成するための経費九百万円の計上でございます。 二つ目は、特別栽培農産物生産支援事業費補助金で、この事業は安全・安心な農産物生産のため有機栽培や減農薬、減化学肥料栽培により県の特別栽培農産物の認証を受けた場合、この申請手数料の二分の一を助成するための経費二十五万円でございます。 もう一つ、最後の三つ目は、無人ヘリオペレーター養成事業費補助金で、この事業は特別栽培農産物の栽培や有人ヘリ対象外の地区のほ場管理に無人ヘリでの防除面積が増加してございますので、このオペレーター資格を取得するため三分の一を助成するための経費百万円、合計千二十五万円の計上でございます。今野議員がおっしゃってございますものは一番目の複合経営支援対策事業費補助金でございまして、この内容は、将来認定農業者を目指して複合経営を通じて規模拡大を図る意欲のある農業者の機械及び設備購入経費に充てるための事業でございまして、具体的にはやはり経営発展プランを作成していただくというのが前提でございます。そして、これは県の夢プランの事業で対象になってございます野菜と同じような対象の作目としてございます。それはネギ、キャベツ、ホウレンソウ、アスパラガス、ミョウガ、山ウド、比内地鶏、シイタケということでございます。そして、百万円を上限としまして、下限の方は二十万円とします。そのための農産物機械設備は耕起、播種それから土壌改良の機械とか、予冷のための機械設備等でございまして、パイプハウスの附帯施設も対象としてございます。それで百万円のうちの十分の三でございますので上限が三十万円と見込んでございます。それで一人当たり三十万円で三十人を見込んだ次第でございます。以上概要でございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 答弁漏れなのでよろしくお願いしたいんですが、さっきも言いましたように、JAから資材とか機械を通じて買わなければだめなのかどうか、それをはっきりさせてください。 それと、農産物を系統出荷しなければだめなのか、能代の青果卸売市場とか、あるいは直接自分で販売してもいいのか、そこをはっきりしてもらわないと夢プランとほとんど同じということになってしまいます。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) 失礼しました。JAとは系統出荷、それは関係ございませんで、どこの直販でも結構でございます。 それから、あとはどんな機械、購入する先はJAでなくても、民間の企業からでもかまいません。それで一応中身としましては、ただ個人売買はちょっと、農家同士の個人売買はやはりうまくないという考えでございます。 それから、あともう一つは、中古の機械もひとつ対象外とさせてもらいたいなという感じで考えてございますが。以上よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私あと一つですね、先ほど夢プランは戦略作物と決まってますよね、ネギとかミョウガとか、こういう事業を拡大して考えれば戦略作目以外も対象に含めないと本当の意味での農家を応援することにならないと思うので、例えばそれ以外の作目も認めるとかという要綱にはなってないのですかね、それらも含めてなければ私は本当の意味で中小の農家を応援する市独自のすばらしい事業ではないと思うのですが、その辺はどういうものでしょう。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。県の夢プランのがんばる女性農業者支援事業の中には、今申し上げた対象農産物以外のものでも対象となる補助制度がございます。また、これは女性がリースする場合と、直接購入する場合がございまして、その中で県の補助事業は使える形になってございますが、ただ、このような制度も県にございますので、この対象農産物につきましては今後検討させていただきたいという考えでございます。今回の市のがんばる農業者の対象作目につきましても、県でこのような制度になってございますので、この対象農産物は検討させていただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。九番斎藤宗一郎君。
    ◆九番(斎藤宗一郎君) 七款二項商工振興費の中の「秋田スギの温もり」補助金五百万円入ってございます。これは地場産業の育成ということで、今年度より新しく市長が地場産業の育成ということで認め予算をつけたものと思います。たしか限度額が十万円とかというような説明も伺っておりましたけれども、申請とか認定とかはどのような形をとってこの分のお金をその人に出すのか、その辺お知らせください。また、それは新築じゃないとだめなのか、また、改築でもいいのかということをよろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。今回の「秋田スギ温もり」木のまちづくり推進事業は地場産材のPR効果を高めるとともに地場産材の需要拡大と地産地消の推進を図る考えでございます。その対象としましては、市内に住宅を新築、建築確認を伴う増改築も考えてございます。ただし、建築確認をとっていただくということで、それでみずから居住する人を対象としてございます。それで今回は、一人上限を十万円としまして五十戸分を考えてございます。そして、これは能代木材産業連合会を通して申請していただき、能代市ではそちらに補助をする形で考えてございます。 審査の件につきましては、木材産業連合会の方で指定事業所を指名しまして、その中でこちらに該当する材料かを確認して、それでよしとすれば木産連の方でその事業所を指定するという形で進めてまいりたいと思ってます。 ○議長(柳谷渉君) 九番斎藤宗一郎君。 ◆九番(斎藤宗一郎君) 今大体お話を聞いてわかりました。木材産業連合会を通して申請すると、それで指定業者からそのものを買うということでございますけれども、そういう場合において家を建てる、改築するにしても所得の上限とか所得の最低ラインとかそういうことも加味されるものでしょうか、誰でも申請してその申請に合致した人であればその部分が受けられるというような形なものかどうかお知らせください。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答えいたします。先ほども言いましたように、新築、増改築、そして建築確認をとった人であれば所得制限は考えてございません。 ○議長(柳谷渉君) 九番斎藤宗一郎君。 ◆九番(斎藤宗一郎君) 済みません、先ほど聞けばよかったんですが、指定業者は何業者ぐらい考えておるものかその辺ちょっと教えていただければと思いましたけれども。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答えいたします。今回用いる秋田スギは壁面材と床材と天井板でございまして、これを扱っている市内の木材加工業者は全体で九十業者ぐらいいらっしゃるそうですが、木産連に加入している業者は六十社ぐらいの木材業者が登録されておりますが、その木産連だけでなく、市内の全体の業者も指定していただくように木産連の方に登録するという形で市内全体のこの加工業者を対象にしてございます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、八款土木費について質疑を行います。十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) 二点についてちょっとお伺いいたしたいと思います。住吉住宅建替計画策定費が今回五百万円出されたわけなんですけれども、基本的に当局として住吉住宅に対してはどのようなお考え方で建てかえを考えられているのか、その辺まずお知らせ願いたいと思います。 あともう一つ、河畔公園整備事業費が今回五千四百万円出ておるわけなんですけれども、基本的に市長のお考え方では河畔公園事業を見直しするということでありますけれども、今後どういう形で河畔公園をお考えになられているのか、どういう見直しの仕方をお考えなられているのか、細かいところまでは結構でございますので、おおざっぱな方針でもお考え方でもお知らせ願えればと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。まず住吉町住宅の基本計画の件でございますが、平成十四年度に住宅マスタープラン、そしてストック活用計画を策定しまして、当時は住吉住宅につきましては百五十戸を目標とするということに計画の中ではなってございます。百五十戸をもしあそこへ建てるとすると当然いわゆる高く上にあげなければあの敷地面積ですと、百五十戸と決めているわけではないんですが、目標としてあるわけですが、ストックの中の計画としては五階建てぐらいを想定してございました。ただ、いろいろと情勢が変わってまいりましたので、五階建てにすると当然RCしか考えられないということになりますから、さらに地場産材といわゆる木造化を図るとなるというと戸数はもう少し減るのかなとは思いますが、十六年度の基本計画策定費の五百万円はそれらも含めて計画を組んでみたいというふうに考えてございます。 それから、河畔公園でございますが、これは昭和五十四年から平成三十二年までの計画としておりました。全体の決定面積でございますが十四・八ヘクタールを計画してございましたが、現在、今認可を受けているのは十・五ヘクタールでございまして、社会情勢等も変わってまいりましたので今これからの計画変更になるわけでございますけれども、残りの四・三ヘクタールをやめてといいますか、十・五ヘクタールでこの計画を終えたいというふうに今現在は考えてございます。これは認可を受けている分が十・五ヘクタールでございましてその計画の中で完結するように、十・五ヘクタールの中で計画を組み直しをしたいというふうに考えてございます。この河畔公園事業認可期間は平成十八年度まででございまして、今のままそのまま十・五ヘクタールの事業を進めるといたしましても今の事業費から考えますと到底十八年度では完成見込みがございません。したがいまして、十・五ヘクタールでも恐らくは五年ないし六年ぐらいはいわゆる事業期間を延ばさなければならないというふうに考えてございます。それで十・五ヘクタールで今のところは終えようという考え方持っているわけでございまして、これについては当然事業の変更認可をとらなければなりません。今の十・五ヘクタールの中で今の事業を完結をする、もう一つは、今の十・五ヘクタールと、それから既存の能代公園、風の松原等をリンクさせた計画に組み直しをして変更をとりたいというふうに考えてございます。計画の変更そのものは十六年度中にいろいろな考えを持ち寄りまして県等に相談をいたしまして、変更認可をとるのは十七年度以降になるかと思います。十六年度はそれも含めて、どういう形の河畔公園にするかということの見直しをきちっとしておきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) 住吉住宅の件ですけれども、これから計画策定するわけですから今は細かい部分はなかなか言及することはできないかとは思いますけれども、例えば、今回できましたふれあいプラザサンピノですか、高齢者住宅だとかそういった形で計画立てながらやってきたわけなんですけれども、年齢的な制限だとか、そういった部分の要素、エレメントも含めた形でこの住吉住宅というものをお考えになられるのかどうか、その一点だけお伺いいたしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。この前のふれあいプラザの入所申込みを見ましてもいわゆる高齢者の方の申し込みが非常に多うございました。それと、当然ファミリー住宅と言いますか、それもかなりの数にのぼりました。したがいまして、これから高齢化を迎える社会に当たっては当然高齢者用のものも併設して建設していかなければならないというふうに考えてございますが、それらも踏まえて基本計画の中でしっかり示していきたいというふうに考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) ぜひそういう考え方で、市長もおっしゃっていましたように、中心市街地活性化の一つの大きな起爆剤にもなりますでしょうし、この地区は、住吉周辺は大分高齢化している部分もありますし、大変失礼な言い方しますけれども交通弱者と言われる方々にとってみればお買い物等にも非常に便利な地区ですので、その辺うまくミックスした形で考えていただければというふうに思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、九款消防費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十款教育費について質疑を行います。十番梅田味伸君。 ◆十番(梅田味伸君) 昨日、十五年度の一般会計補正予算で美術館、これは私の言葉でありますけれども美術館の減額補正が付託されておりました。当然、それに同僚議員からもいろいろ御質問があったわけでありますけれども、その中で教育次長から「今後もこの類した事業を継続してやっていきたい」というふうな明確な御答弁がありました。つきましては十六年度でもそれに類した予算を計上しておられるやにお聞きいたしましたが、本年度のこの十六年度の予算、教育関係の予算の中でどの款項目の中にその予算組みがしておられるのか、私の頭と目では一向に見えないのでわからないのでありますけれども、その辺をお示しをいただければありがたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長平川賢悦君) 梅田議員の御質問にお答えします。当初予算の事項別明細書をごらんいただきたいと思います。昨日も答弁いたしましたように、今後のふるさと文化展示館歴史民俗資料館建設事業への対応につきましては、社会教育分野においても市町村合併を視野に入れた対応が求められていることから十六年度は県から派遣社会教育主事を派遣していただき社会教育課の体制を一名増として、人件費は県負担ですが、派遣社会教育主事が活動するための当初予算をしております。ということで昨日御答弁申し上げました。そういうことで派遣社会教育主事設置費八万七千円という予算がございます。今ほども御説明したように人件費そのものは県負担ですので、額は小さいですけれどもこの額で派遣社会教育主事がいろいろな旅費とか、見に行ったり実際活動するお金がここに盛られてますので人的なもので対応して、昨日も申しましたように、この体制の中で合併を見据えながら既存の施設や文化財、資料などについての情報を収集し、施設の具体的な機能、形態、場所等については必要に応じ関係機関や団体、専門知識を有する方々の意見、提言を聞く機会を設けることも検討して、新市における取り組みに向けて準備を進めたいとこのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 十番梅田味伸君。 ◆十番(梅田味伸君) 今の御答弁で少ない予算でありますけれども、教育委員会としてそれに向けての内部のふつふつと燃える心もあるんだなあということはわかりました。私、あえて名称を美術館と申し上げたのは、私は個人的に申し上げますと美術館をめぐり歩くのが大変好きである男のひとりであります。そういうナイーブな心も厳しい言葉を言いながらそういう心を醸成したいなあと思っている男のひとりであります。新市になってからというふうなことでありますから、それはそれで結構でございます。いずれ能代に心を豊かにする美術館というものを人口十万人都市の能代に、能代になるかどうかわかりませんが、一つはあっていいのではないかなあというふうに思います。特に教育委員会初め、市長部局におかれましても新市の新たなる重点事業として取り上げていただくよう心から要望をいたしまして私の質問を終えたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) 一つだけお聞きしたいと思います。四目教育研究諸費ですけれども、特色ある教育活動推進費ということで、概要説明の中では新規事業ということで地域と連携した特別活動六十万円と、総合的な学習の時間として三百万円の内訳記載がされておりますけれども、細かなあれですけれども主だった事業の概要をお知らせいただければと思います。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長平川賢悦君) 今回新規事業として特色ある教育活動推進費という形で上げましたが、この事業の主な中身は、これまでやってきました総合的な学習の時間と、新たに地域と連携した特別活動の授業で、総合的な学習の時間の分がこれまでどおり三百万円、それから地域と連携した活動が六十万円ということで、これを合わせまして、今回特色ある教育活動推進事業費として新規として掲げました。十六年度からはこの地域と連携した特別活動ということで学校が今後地域に開かれた学校として運営していかなければいけませんで、地域と一緒にいろいろな諸行事とかいろいろな活動に取り組んでいくと、そういうものに対して特に助成してまいりたいと考えているところであります。具体的に十六年度につきましてはこれまで一中若、二中若がドリーム事業を活用してやってきましたけれども、この県の補助事業も昨年度で終わることになります。せっかくこれだけ盛り上がった一中若、二中若の活動、学校活動にも非常に有効に働いておりますのでこれはぜひ継続するべきだということで教育委員会としても考えました。そういうことで十六年度については一中若、二中若の活動を地域と連携した特別活動としてとらえておりますけれども、今後も伝統芸能等、地域の学校で取り組むというものがあれば助成してまいりたいというふうに考えておりますので、今年度の状況を見まして今後さらに地域と連携した活動が学校において広まるように努力してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) ただいまの御説明、大変ありがとうございました。そういった子供たちのための本当のふるさと学習というかふるさと教育と申しますか、総合学習の中でお使いいただくのは大変結構だと思いますが、県のドリーム事業に関しましての二年、昨年までは補正とかいろいろついておりましたけれども、市独自の予算設定ということで新規として挙げられておりますが、その辺決算特別委員会の中でも教育的効果が非常に上がっているというふうな御説明もありましたし、そういった面ではこの六十万円というふうな金額の中で教育的効果が従来どおり上がっていくのかその辺の御確認をお聞かせいただきたいと思いますけれど。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長平川賢悦君) お答えいたします。実は一中若、二中若のドリーム活動につきましては昨年度まで県の補助事業では一校当たり五十万円ということで合わせて百万円の助成が出ていたわけですけれども、市単独での補助となりますとなかなか財源も厳しい折りであります。学校ともよく相談しまして継続していくために最低限必要なお金は幾らというところで生徒も頑張るし、PTAの御協力もいただくというようなところで学校の方で検討した結果、一校当たり三十万円あれば継続して開催できるということで学校との話し合いとなりましたので今回一校当たり三十万円、合わせて六十万円という形で予算計上させていただきました。これで学校としては十分継続して活動できるという報告を受けておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十一款災害復旧費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十二款公債費、十三款諸支出金、十四款予備費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算中、条文及び歳入全部と歳出一款議会費、二款総務費は総務企画委員会に、三款民生費中、一項社会福祉費から四項国民年金費までは文教民生委員会に、五項災害救助費は総務企画委員会に、四款衛生費中、一項保健衛生費、二項国民健康保険費は文教民生委員会に、三項環境衛生費、四項清掃費は環境産業委員会に、五款労働費中、一項労働施設費は文教民生委員会に、二項労働諸費は環境産業委員会に、六款農林水産業費、七款商工費は環境産業委員会に、八款土木費中、一項土木管理費から三項河川費までは建設委員会に、四項港湾費は環境産業委員会に、五項都市計画費から七項河畔公園費までは建設委員会に、九款消防費は総務企画委員会に、十款教育費は文教民生委員会に、十一款災害復旧費は建設委員会に、十二款公債費、十三款諸支出金、十四款予備費は総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。---------------------------------- △日程第二 議案第二十六号平成十六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算議長(柳谷渉君) 日程第二、議案第二十六号平成十六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) 議案第二十六号平成十六年度能代市鶴形簡易水道特別会計予算について御説明いたします。条文の第一条は歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ五百八十七万円と定めております。 内容につきましては、事項別明細書で御説明をいたします。まず歳入ですが、一款使用料及び手数料、一項使用料は五百四十一万五千円で、給水戸数二百六戸、年間給水量を四万九千四百五十立方メートルとしております。二項手数料は二千円を計上、二款繰越金、一項繰越金は四十五万円で、前年度繰越金であります。三款諸収入、一項給水工事収入は千円、二項預金利子は千円、三項雑入は千円の計上であります。 歳出ですが一款総務費、一項総務管理費は百四十二万二千円で、人件費、検針委託料等であります。二款給水費、一項給水管理費は三百十九万九千円で、薬品、電気料、修繕費及び水質検査委託料等であります。三款公債費、一項公債費は百十八万三千円で、長期債元金分六十七万九千円と、利子分五十万四千円であります。四款予備費、一項予備費は六万六千円の計上であります。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十六号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第三 議案第二十七号平成十六年度能代市下水道事業特別会計予算議長(柳谷渉君) 日程第三、議案第二十七号平成十六年度能代市下水道事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) 議案第二十七号平成十六年度能代市下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。条文の第一条では歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ十八億五百九十二万一千円と定めております。第二条では債務を負担することができる事項、期間及び限度額は、第二表によることとしております。第三条では地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第三表によることとしております。第四条では一時借入金の最高額は五億円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。まず歳入でございますが、一款分担金及び負担金、一項負担金は下水道受益者負担金で四千五百一万二千円を計上しております。現年度分は収納率を九五%と見込み四千三百八十二万二千円とし、滞納繰越分については百十一万九千円としております。二款使用料及び手数料、一項使用料は、下水道使用料で三億一千七百二十六万一千円を計上しております。現年度分は収納率を九八%と見込み三億一千二百四十四万六千円とし、滞納繰越分については四百八十一万円といたしております。二項手数料は、排水設備工事店更新手数料等で百四万円、使用料及び督促手数料千円を計上しております。三款国庫支出金、一項国庫補助金は一億八千万円の計上で、下水道事業費補助金と、事業費三億四千万円に対して一億七千万円、平成十三年度NTT無利子貸付金償還補助金として一千万円であります。四款繰入金、一項他会計繰入金は、一般会計繰入金で八億二千八百七十四万四千円を計上しております。五款繰越金、一項繰越金は、前年度繰越金で千円の計上であります。六款諸収入、一項雑入は五百四十六万二千円を計上しており、消費税還付金五百三十九万八千円と、日本下水道協会秋田県支部からの下水道促進啓発費助成金六万四千円であります。七款市債、一項市債は、下水道事業債で四億二千八百四十万円を計上しております。 次に、歳出でございますが、一款総務費、一項総務管理費は三億五千九百七十八万二千円の計上で、一般管理費は一億一千百四十五万七千円で、主なものは、職員人件費十人分五千三百二十四万四千円、管渠維持費千五百九十二万七千円、使用料徴収費二千六百七十三万九千円等であります。二目終末処理場管理費では二億四千八百三十二万五千円で、職員人件費二人分千八百八十三万三千円と、管理費では運転管理業務委託やガス貯留槽補修工事等で二億二千九百四十九万二千円であります。二項下水道事業費は六億三千万円の計上で、補助事業分は三億四千万円で、寿域長根、西大瀬地区及び田子向地区等の管渠整備や長崎中継ポンプ場の建設工事費等であります。工事内容は、汚水管が直径二百ミリで延長約千八百メートル、長崎中継ポンプ場の建設工事を予定しております。単独事業分は二億九千万円で、赤沼、豊祥岱地区等で管渠整備であります。工事内容は、汚水管径二百ミリ、延長約二千七百メートルを予定しております。二款公債費、一項公債費は八億一千六百十三万九千円を計上しております。長期債元金四億九千九百三十四万七千円と、長期債利子及び一時借入金利子合わせて三億一千六百七十九万二千円としております。 次に、予算書に戻っていただきまして、第二表債務負担行為についてでありますが、平成十六年度水洗便所改造資金利子補給費補助金と、水洗便所改造資金損失補償及び公共下水道(長崎中継ポンプ場建設)事業費補助と単独分について、それぞれ期間と限度額を定めております。第三表地方債につきましては、下水道事業債の限度額を四億二千八百四十万円とし、利率を五%以内と定めております。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 二、三点お尋ねをいたします。予算全体の比較でいきますと前年比から見て約七千万円余り減額になっているわけでありますけれども、これの主な内容を大まかにいってどうとらえた方が一番的確な予算内容というふうに考えたらいいのかその辺をひとつお知らせ願いたいと思います。 もう一点は、終末処理場の処理能力を含めましてこの後のさまざまの処理区域の拡大等に伴って処理場の拡張工事等についても具体的に計画が既に取りかかっているのではないかというそういう推測をしているわけでありますけれども、この関係についての計画、あわせて財源等についてどういうふうな見通しに立っているのか。もう一方では産廃処理場から流れ込むいろいろな汚水処理の関係等で、この建設に当たっては、県の方からも何がしかの支援がというふうな話を私も議会の場では聞いたことがあるわけですけれども、具体的にそういうふうな約束ごとがこの建設に当たっての財源の中に確保できるという確約があるのかどうか、その辺についてもひとつお知らせ願いたいと思います。 それから、歳出の総務管理費の中の方ですが、この中に終末処理場の倉庫といいますか、そこに市史の資料がたくさん保管されているわけですけれども、これの保管に関するいわゆる支出等についてはこの中に含まれているのかどうかその辺を含めてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。まず一点目の昨年度の事業費から見ると七千万円ぐらいの減額ということでございますが、これは事業費につきましては年度年度で多少のばらつきがございます。といいますのは、今現在例えば、大瀬付近を盛んに工事中でございますが、いわゆる幹線といいますか、幹なる管の延長の仕方によって平面計画といいますか、汚水の枝線の延長等が変わってございますので年度年度でやはり幾らかの増減はございます。 二点目の処理場の計画でございますが、今現在、六百八十八ヘクタールが事業認可をされております。それで今年度で整備率が約七九%ぐらいになる見込みであります。これから処理区域を拡大する場合は八〇%を超えるのをめどとして認可区域を拡大しなさいという国からの指導もございまして、十六年度でどういうふうに拡大するかというのを見直しをする予定でございます。今の処理能力につきましては一万三千九百立方メートルの処理場の能力があるわけでございますが、これは六百八十ヘクタールぐらいの能力しかございませんので、この六百八十八ヘクタールが全部完了するのは恐らくは平成二十年ごろになろうかと思います。したがいまして、今年度中に処理区の拡大とあわせて処理場の増築といいますか、それの計画を策定しなければなりません。まだ基本計画の段階になると思うのですが処理場の建設は今の処理能力から考えて平成二十年ごろから着手しないと間に合わなくなるというふうに考えてございます。 三点目の産廃水でございますが、当時、副知事の話の中で、能代市の下水処理場を造成する際には何らかの支援をするという約束ごとではあります。しかし、これは口頭でございまして、何らかのと言いますのは、例えば、処理場を増設するということになりますと、処理場に対する県で補助するという方法はございません。したがいまして、何らかの補助といいますのは処理場ではなく、別の方に充当してくれるのではないかなというふうに考えてございます。約束ごとでございまして私どもも県議会のやりとりのコピーをいただいて持ってるんではありますが、先ほど言いましたように処理場へは直接援助はできないだろうと、したがいまして、別の分でもかまわないわけですので、今現在ですと処理水の換算をいたしますと平成十年度からでしてちょうど二月末あたりまでで県から受けている産廃処理水の使用料を換算いたしますと約一億二千六百万円ほどになってございます。先ほども言いましたように直接処理場に補助をするということは県としてはできないと思いますので、何かの形で市に補助していただけるものというふうに考えてございます。 四点目の処理場の空き部屋で保管しております能代市史保管につきましての予算につきましては、下水道ではただ部屋を貸しているということでございますので一切そういう経費は見込んでございません。以上であります。 失礼いたしました。下水道の経費からは一銭も出ておりませんが、保管する方は総務課だと思いますが、部屋の電気料は大した額ではございませんがしょっちゅうつけているわけでございませんので、それは処理場の方で出しているということでございます。失礼いたしました。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 枝線の関係の工事の状況では多少のばらつきというふうことでの七千万円ぐらいの上下はあるということでしょうけれども、基本的にこの後まだまだ整備をされていくということだとすれば見通しとしてはこの後そういう面での事業費の拡大もまた何らかの経済対策等が講じられた場合は出てくるというふうに、そういう面での期待はいたしたいと思っています。 二点目に部長の方から大変親切なお話をいただいたわけですけれども、この事業で直接県からの補助をされるという制度的なものはないというお話しでありましたけれども、だとすれば今概算でしょうけれども、これまでの一億二千六百万円余り、いってみますとこれは私どもに考えますと、市としては県にこのお金を貸しているという表現がいいのかどうかわかりませんが払ってもらってないという認識でいいのかですね、その辺含めて、いろいろなやりとりについては部長は確約をされたものだから必ずその分についての支援はあるということで、この点については改めて御確認したいわけですけれども、この終末処理場建設に伴うこの種の関係については直接ではないにしても、そのものが確実に入ってくるというふうなことだとすれば、改めてその辺について確認をしたいと思います。 それから、この事業そのもの全体のかかる工事費といいますか、経費の関係がどれくらいに考えているのかというふうなこともちょっと聞きたかったわけですけれども、その辺はちょっと答弁がなかったので、もし大体でいいですがその辺についてお知らせ願いたいと思います。 それから、ちょっと小さい話で申しわけなかったんですが、この資料の保管に電気代が払われているということのようですが、本来どこで保管してもいいわけでしょうけれども、担当される予算の処理の仕方としてはそこで払うのが妥当なのかどうかちょっと私はいささか疑問な面がありますが、その辺はもう少し整理したものがあっていいのではないかという気がしますが、その辺をあわせてお答え願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。数千万円のばらつきは枝線の関係であると申し上げました。それはそのとおりでございますが、昨年度までは下水道事業そのものについては膨大な時間と膨大な経費がかかるわけでございまして幾らでも事業を進めるために、今年度はなかったんですが、昨年度までは国から示された経済対策にはのれるのだけはすべてのって事業促進を図ってまいりました。残念ながら本年度はちょっとそれにのれなかったわけでございますが、もしこれからも経済対策があるとすればそれにのって事業を幾らかでも早く進めたい、環境面があるわけでございますので幾らでも進めたいというふうに考えてございます。 それから、産廃の処理水そのものは市民の安全・安心を守るために受け入れを決定したものでございまして、先ほど一億数千万円かかると言いましたが、決して貸しているというふうな意識はございませんで、先ほど申し上げましたように、市民の安心と安全を守るためだということでございます。それについて県で処理場を増設する際は何らかの支援をするという確約と言いますかお言葉をいただいておりますので、私としては処理場増設の際はいわゆる処理場直接でなくても何らかの支援はいただけるものだというふうに考えてございます。 それから、最後の全体計画でどのぐらいかかるかということでございますが、これにつきましては今ちょっと資料を持って来てございません。いずれ市の下水道全体計画が千七百三十二ヘクタール、向能代と東能代を含めてかなりの面積にのぼります。それについて今事業認可されてる分で六百八十八ヘクタールでございます。さらに六百八十八の中で整備済みがそれでもまだ八〇%ぐらいにしかなってないと、したがいまして、下水道事業はどうしても膨大な経費がかかるわけでございますのでどうしても長い年月を要することになります。恐らくは二十年後、三十年後もまだやっているのではないかというふうに考えます。 あと全体計画につきましては今資料を持って来てございませんので、全体事業費と言いましても概算でございますが、これについては後ほど御報告したいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長(鈴木一真君) 終末処理場の一室をお借りして市史の残っている分の保管をしておりまして、保存状態をよくするために除湿器を置いております。今ちょっと見ましたが五百Aと書いてますが五百ワットぐらいでしょうか、いずれ常時動いておるものですから電気料はかかっております。ただ、一般会計から法定及び法定外負担ということで費用のうちから使用料を除いた足りない分は全部一般会計から出しておりますので八億二千八百万円ほどになっておりますけれども、この中にはいろいろな法定外負担も入っているというふうな解釈でおりますので、ただその分を色をつけてといいますか、区分して別繰り出しということも考えられないわけでありませんので計算はしてみますが、いずれその電気料については一般会計で繰り出している中に入っているというふうに御理解いただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今の三点目の総務部長の答弁でいささかびっくりした点もあるわけですが、本来の特別会計でやっている事業に市史の資料を保管するという、ものを一緒にするというのは私は本来の市の行政上の区分からいって、しかも予算の執行状況からいって繰り出している分があるからそれでいいんだという話ではないと思います。その辺区分をしないまま特別会計に細かいかもしれませんがその辺の扱いをただここで部長答弁したからそれでいいという話ではないと思うので、もっとその辺のしっかりした今後の対応をですね、私は方向づけを出していただかなければならないと思いますので、改めてその点をしっかりしていただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長(鈴木一真君) 確かに特別会計でありますのでそういう御指摘もあろうかと思います。額的にどうなのか、それから小メーターをつけるということが必要になろうかと思いますが、いずれそういう点についても明確にお答えできるように今後検討してまいります。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十七号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第四 議案第二十八号平成十六年度能代市農業集落排水事業特別会計予算議長(柳谷渉君) 日程第四、議案第二十八号平成十六年度能代市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) 議案第二十八号平成十六年度能代市農業集落排水事業特別会計予算について御説明をいたします。条文の第一条は歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ千八百十七万四千円と定めております。 予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。歳入でございますが、一款分担金及び負担金、一項分担金は、農業集落排水受益者分担金で百六十万円の計上で、全体で七十九戸のうち一括納付済み等の分を除いた七十二戸分の一期分と、処理区内に新築を予定している世帯等であります。二款使用料及び手数料、一項使用料は、農業集落排水使用料で八十戸分三百七十二万一千円を計上しております。二項手数料は、農業集落排水手数料で分担金と使用料の督促手数料でそれぞれ千円を計上しております。三款繰入金、一項他会計繰入金で千二百八十四万八千円を計上しております。四款繰越金、一項繰越金は、前年度繰越金で千円の計上であります。五款諸収入、一項延滞金加算金及び過料は、分担金と使用料の滞納延滞金をそれぞれ千円ずつ計上いたしております。 次に歳出でございますが、一款農業集落排水費、一項農業集落排水費は七百五十万六千円の計上で、処理場管理費で七百三万七千円等であります。二款公債費、一項公債費は千六十六万八千円を計上しております。長期債元金七百三十一万八千円と、長期債利子三百三十五万円としております。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ちょっとお尋ねしたいんですが、先ほどの下水道会計とも関連するんですけれども、下水道の排水処理の全体の計画として市全体とすると八〇%の普及率を目指すということで公共下水道、農業集落排水、合併浄化槽ということで計画を立てられましたけれども、その目標年次が何年になっているのかというのをちょっとお知らせしていただきたいのと、それでいきますと現在何%ぐらいになっているのかおわかりになったら教えていただきたいということが一つです。 それで、農業集落排水のこの予算を見ておりますと新たな計画というか、計画はどうかわかりませんけれども工事のあれはないみたいなんですけれども、計画の方で進んでいる所があるかどうかその点もちょっと教えていただければと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。生活排水整備構想というのがございまして、これは県も含めて全県市町村で策定したわけでございますが、この中で合併浄化槽、公共下水道、農業集落排水とか漁業集落排水ですが、これらを合わせて平成二十二年度までに水洗化を八〇%にするという目標を掲げてございますが、今現在ですと、これなかなか及びません。我々も先ほどの質問もありましたように、農業集落排水も七カ所についての地区を「農集」でやるというふうに計画を組んでございます。したがいまして、例えば私どもが各地区へ、例えば、常盤だとか檜山だとか鶴形に行った際につきましては「やりませんか」という声がけをしてございます。お話をしていきますと大概関心を示していただきまして、やりたいという人が多いわけですが、御存じのように、集落排水そのものにつきましては加入率が一〇〇%に近づかないと大変な事業であります。初めから加入を見込んで事業を始めるわけですので始めた途端に加入率がぐっと落ちて八〇%とかになりますと、事業そのものができてからでも成り立たなくなるわけでございますので、その点は大変でございますが、我々もこれから各地区へ行くたびにパンフレットを持ち込んだりして奨励しているわけでございますが、今現在ですと、なかなか手を挙げてくる地区がございません。これは私どもも説得といいますか、PRの仕方がもうちょっと足りないのかなあと反省をしてございますが、もうちょっと少し力を入れて頑張っていきたいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ありがとうございました。今、部長から答弁いただいたとおりであろうかと思いますけれども、ほかの予算を見てみまして合併浄化槽なんかも個人のあれによるところが多いんでしょうけれども、結構目標よりも多い基数がいったとか、予算の追加とかということがございますし、先ほど年数はかかるといいながら公共下水道の方は計画的に着々と進んでいるような感じがします。でも、この農業集落排水に関してだけどうも進まないように思いますし、ある意味では大きなかぎを握っているんだと思うのですね。それでなぜ進まないかということを分析しないと、浜浅内が進んでから年数がたっているように思うのです。それで合併を控えてるのですが、例えば周辺の町村なんか等を見ると結構その形で進んでいる所もあるわけです。そうするとそういった場合に、例えば条件が違うのか、何で能代市だけがそのように進まないのかということをもう少し詳しく分析して進まないと、いつまでもこのままかなというような感じがしてしまうのです。でも公共下水道でやるほど区域的に見ればそこまで広げるわけにいかないとすれば、今の段階では農業集落排水だと思いますので、生活関連の生活排水のあれっていうのは非常に大事なことだと思うのですけれども、このままというわけにはいきませんので、ぜひともそういった細かいところまで分析してもう一歩踏み込まないとなかなかずっと同じような条件かなというような気がして大変心配するわけですけれども、その点についてもうちょっとお考えがもしありましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えいたします。武田議員のおっしゃるとおりでございまして、合併浄化槽につきましては年間百二十基ほどで推移してございます。合併浄化槽については、いわば順調だというふうには考えてございますが、先ほど言いましたように水洗化率を上げるとなるというとやはり農集しかないと思います。農集やりますと一気に三百戸等がいくわけですので、これはやっぱり議員おっしゃるように、我々も地元に何回でも乗り込んで一生懸命PRしていかなければ率は上がらないというふうに考えてございますので、これからも鋭意努力していきたいと考えております。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 決意のほどはわかりました。ただ、お願いしててもなかなかできないということですので、先ほども申しましたけれど、くどいようですけれども、いろいろな何か要素とか、例えば、できない何かがあろうかとも思いますので、ぜひとも細かいところを分析しながら、もし、その条件等で我々がこう考えていかなければいけないようなところがあるとすれば、それを変更してでもやるような形でぜひともその具体的にもっと踏み込んでやっていってほしいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私はやっぱり市民の生活を考えた場合に市長と同じで、やはり生活排水の問題をクリアすると、上水道と生活排水の処理をきっちりやるというのがやっぱり最低限必要な最も重要なことだと思うのですよ。そういう意味で、この浜浅内地区で思い切ってこういうふうに農業集落排水がスタートを切ったわけです。今武田議員がおっしゃったように、こういうものがもっともっと拡張されていくというふうに信じてました。ですから私どもは一度当局から出された使用料についても、もっと下げるべきではないかと、そういうことでここまで進んできたと思うのですよ、そういう意味でもうマップつくっていると思いますが、能代市全体を考えて、これは公共下水道でいくと、ここはもう農業集落排水、ここは合併処理浄化槽、そういうのをきっちり分けて、もっともっとこう普及させるそういう活動をしていかなければだめだと思うのです。その辺はどうなんです。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) 先ほど武田議員の質問にお答えいたしましたが、能代市の生活排水整備構想はもう策定してございまして、いわゆる公共下水道でいくのが千七百三十二ヘクタールということになってございます。そのほかに鶴形、檜山、常盤、七カ所であったと思いますが、この例えば、大きな集落は農集でいくんだと、それ以外は合併浄化槽でいくんだというふうに策定をいたしております。ただ先ほど武田議員に答弁いたしましたが、農集そのものがペイする、ペイするという言葉は行政ではちょっとそぐわないかれしれませんが、いわゆる処理費が賄える戸数というのがございます。浜浅内は七十九戸でございましたので、市の持ち出しが毎年かなりの額に、数百万円に上ります。今現在農集で計画組んでいる地区についてはおおよそ三百戸でございまして、三百戸クラスの農集になりますとできてからの管理運営費が賄えることになります。したがいまして、そういう地区はそういうふうに分離して合併浄化槽、農集、下水道というふうに組んだわけでございますがなかなかこれが進まない、進んでいかない、新しく名乗りを挙げる地区がないということは我々の宣伝不足といいますか、説得不足もあろうかと思いますので、機会あるごとに地区に行った場合はパンフレットを持ち込んでいろいろ説明はしているわけでございますが、一番のこの問題につきましてはやはり農集の場合は限りなく一〇〇%に近い加入者がいないとうまくないということがございますので、その点もネックになっているとは思いますが、環境面を考えますと今まで以上に地区に乗り込んで説得して新しい事業を立ち上げていかなければならないというふうに考えてございますので、ひとつこれからもなお一層頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 構想策定するのはだれでもできると思うのですよ、問題はそれに基づいていかに実施していくかでしょう。市町村合併迫られてますよ、笑われるかもしれませんよ、町村の方が生活排水進んでいるかもしれませんよ。市長が本会議とかあるいは公約の中で、あれほど生活排水とか社会資本整備をきっちりやりたいと意欲示してるわけでしょう、担当部局がもっと力を入れてどうやって実施していくのかということをもっと力強くしっかりやってもらわないと困ると思いますよ。ただ努力します、機会があればパンフレット配ります。進んでますか。どう考えるのですか今後。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) 私どもも単にパンフレットを配っているわけじゃなくてやはり地域住民を説得しているわけでございますが、こればっかりは地域全体がまとまって参加するんだという意欲がないと、我々が幾ら努力しても地元の熱意といいますかそれも必要でございます。ただ、地元のやる気を起こすのも我々の役目でございますので、その点については今までは不足であったと御指摘されるとそのとおりかと思いますが、あくまでもやはり地元でやるんだというのが第一義でございまして、市でいくらやれやれと言ってもやはりそれぞれ分担金と地元の負担金あるものでございますから、そこら辺も含めてさらにもっともっと力を入れていきたい、努力したいというふうに考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 先ほど来からの議論なかなかかみ合っていかないようなことで非常にジレンマを感ずるわけでありますけれども、当初、集落排水事業を取り入れる時点では他のいろいろな投資といいますか、町村の動向などをいろいろ情報収集しながら当初はやれないというふうなところであったわけですよね、いわゆる個人負担含めて大変な経費がかかるというふうなことで最初はあきらめかけた経緯が多少あったように思うわけですが、それでもやっぱり生活環境をしっかりするというふうなことで浜浅内地区とのいろいろなお話し合いはされたでしょうし、また周辺の浅内地区でも同じような話し合いを持たれたというふうに私は聞いてます。そういうふうな中で残念ながら一気にやり切れなかったというそういうふうな状況にあるわけですが、ただ今浜浅内地区の皆さんのお話などをそれなりに聞いてみますと非常に今環境はよいという話も聞きますし、今の浅内の中浅内地区を含めてやはりあのときやっておけばよかったというふうな話が非常に大きいわけですよね。だとすればそういうふうな地域の要望があって、なお今何となく変な話ですが、先にやった所と市の行政側の関係、そしてまた、ちょっとのりおくれてしまったそういうふうな地区の皆さんの住民の感情とが私は変に遠慮しているのか、もしくは何か変なところで対立しているのかよくわかりませんけれども、その辺の取り扱いをしっかりすることによってあの地区が一気にそういうふうな生活の関係が改善するのではないかとこういうふうな期待もしているわけです。だとすれば一番可能性のあるところからとにかく新しい学校なども建設予定に入ってますので、そういう状況とあわせてやるとすればむしろ社会資本の投下といいますか、そういうふうな面ではより効率的な事業になっていくのでないかというふうに思うわけですよね。ですから先ほどの下水道の時点でもお話をしましたけれども、いろいろな面で地元の声は確かに大切でもありましょうけれども、やはりそういう状況をもっともっとリードをするためのもっと突っ込んだ一番肝心な財政的な支援をどういうふうな方法で住民の皆さんが納得できるようなそういうふうな声に参加できるような条件をつくっていくというのを私は行政側の大きい責任ではないかというふうに思うわけです。先ほど来からの一生懸命研究する、もしくは頑張っているというふうなことは言葉としてはわかるわけですが、具体的にそれぞれの地区の皆さんが参加できるような財政的な裏づけとのいろいろな面での話し合いを具体的に今までやってきたのかどうか、私はこれが一番一つの大きい疑問だと思います。その辺をもっともっとやれる事業というのも国のいろいろな動向は別にしても、これは市の方でもっともっとその辺を、足もそしてまた頭も使いながらやっていかなければこの事業は進んでいかないと思うわけです。そういうふうな期待感を持っている地元の皆さんも数多いわけですから、もっとその辺さらに踏み込んだ取り組みは私は必要ではないかと思うのですが、その辺もう少し踏み込んだ内容の考え方を私はお聞きしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。財政的な裏づけと申しますが、例えば、公共下水道でありますと受益を受ける面積における受益者負担金というのがございます。浜浅内の農集につきましてはこれは受益者分担金と申すわけでございますが、たしか一戸当たり四十万円に設定したと思います。今現在の農集のあり方から申し上げますと、例えば、それに市費を継ぎ足してというふうな考え方は今のところは取れないのではないかというふうに考えます。地元住民は分担金のほかに例えば、トイレを直すというとそれぞれ五十万円から百万円ぐらいかかるわけでございますので、なかなか地元でのってこれないというのはそういうふうな金銭的な面があるのではないかなというふうに私は考えてございますが、能代市から負担を軽減するとかということになりますと、いわゆる事業が成り立たなくなりますのでそういう負担制度につきましては今のところはまだ考えてございませんが、なかなかそういうことになるというと難しいのではないかなというふうに今現在は考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 部長の答弁を聞きますと、じゃあ、この事業はもう進まないと、隘路に入ってしまった、万歳をしてしまったというふうにとらえた方がいいのか。この事業が進まない一番の問題はどうしても財政的に、個人的にもそういうふうな受益者の皆さんの懐が大きく痛むといいますか、かかるというのが私は正直な話ですのであえて言いますけれども、そういうふうな状況を乗り越えてそれぞれの他都市の方の状況ではやってきてるわけですよね、だとすればそういうふうな負担のあり方とかいろいろなそういう財政の面の見通し、今部長の答弁だけで言いますと、市としてはできないという話は全面に出ますけれども、じゃあ、市としてできるもの、例えば、市でなくて他の県なり国なり、いろいろな面でのそういうふうな資金の活用の仕方等を含めて具体的にもっともっと検討された内容等があるのかないのか、それも検討した結果、ないということで進まないのか、じゃあ、その辺これまで農集の事業が進んでいる地区ではどういう取り組みをされてあったのか、その辺についてどういう検討などされて今のような状況になってるのか、そういうふうな検討結果など含めて具体的に私どもの前に明らかにしていただかなければだめですし、この事業が進まない、ああ、残念ですねというふうに言えない状況になっていると思います。もっとその辺私どもがわかるような状況、進まない内容をもっと明らかにしていただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。農集について私どもの方ではあきらめたという意識はまるっきりございません。幾らかでも進めたいというふうには考えてございます。先ほど申しおくれましたが、例えば、事業が進んでいってトイレを改装する場合につきましてはトイレ改造資金貸付等も行っておりますし、そういう意味では、無利子で貸し付けをいたしておりますので住民の方に幾らかでも事業を進めやすいような措置をとっておりますが、事業をやるための費用はどこからも出るものがないというふうに考えてございます。他都市につきましてはちょっと今のところ資料がございませんのでわかりませんが、下水道では藤里町では山林を手当てをしたというふうには聞いてございますが、ほかの町村なり市の事例はちょっと今のところ把握してございませんので、もう一度申し上げますが、決して市で農集をこれから進めることについてはあきらめたというのではございませんので、さらに進めたいというふうに考えていますが、それこそこれは努力しかないわけでございますので一層頑張りたいと考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) もしかすれば並行線をたどってるふうな感じもしているわけですけれども、私はできればこの議論はもう少しかみ合ったことで答弁ももらいたいし、この後の考え方などを、ただ現状の制度的なものを含めて「ただできない、大変だ」というふうなことだけでは進まない事業ですので、やはりどこか能代の中でよりよいこの事業を進めるに当たって具体的に最も適している地区といいますか、そういうふうな形態の地区があると思うわけですが、そういう所を変な話ですがいろいろな面での生活環境の特区のような扱いなどをしながらといいますか、そういうふうな姿勢で取り組みをしていかなければどうしてもその地区の生活環境というのは依然として変わっていかないというふうに思うわけです。そういう取り組みをするための手続なども県の方で国の方へ申請すればできるというふうな状況も多分何かにはあるのではないかという期待もするわけですけれども、そういうふうな取り組みなどをするための準備をやはりもっともっと具体的にやるしかないのではないのかと思うわけです。特に、どうしても受益者の負担というのは伴うわけですが、この負担の軽減といいますか、一時に全部この負担がかかるような状況でない方法をもっともっと国の方からの制度的なものを含めて求めるということも必要じゃないかというふうに思うわけですが、その辺を含めてこの後のもう少し具体的に進めるための方策などを今の制度にとらわれない考え方が私はあると思うのでその辺をひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。他都市の例もあろうかと思いますのでこれから先いろいろな先進地の事例をちょっと調べてみまして、いい方向があるものであればそういうふうに考えたいと思います。以上であります。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。十七番松谷福三君。
    ◆十七番(松谷福三君) 今の渡辺議員からもずっと、今野議員と武田議員からあったわけですけれども、この集落排水について全体的な計画といいますか、能代の全体的な計画を示して各集落にこちらから話を持ちかけていくべきではないかというふうな意見を持っておるわけですけれども、その点について例えば、鳥形地域だとかこれ合併になってくればまた違ってくるだろうし、ところがその隣はやっておるのかどうかよくわかりませんけれどもどうなのかというふうなこともありますし、そういった形で全体的な形も見せなければいけませんけれども、その前に能代市の計画というものをきちんと示した形で合併へ向かう必要があるんじゃないかというふうに思います。そういった計画を策定する意思がおありなのかどうか、その辺のところをひとつよろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。能代市生活排水整備構想というのは既に策定してございます。先ほど言いましたように、いわゆる下水道でやる分、農集でやる分、合併浄化槽でやる分というふうに全部策定してございまして図面もできております。前にも広報等でお知らせしたわけでございますが、さらにまた時期を見て図面等でこの地区は何でいくんだということを再度広報等で示していきたいというふうに考えております。制度は整備済みでございますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) とすれば具体的にどのような形でどのような集落に説明に行ったのか、また説明を受け付けたのか、その辺のところをお知らせください。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) お答えをいたします。私どもいろいろな地区にいろいろな説明にまいるわけですが、例えば、道路整備一つをとっても出ていくわけですが、そういう場合は努めて「いかがですか」というふうに、「農集をやりませんか」というふうに声かけといいますかしょっちゅう声をかけております。ただ、そうした中でなかなかその地元から「じゃあ、うちの方へ来てくれや」となかなかございません。それを私どもの怠慢といえば怠慢になるかもしれませんが、機会あるごとに今までやっているわけでございますけれども、機会あるごとにそういう説明をして早く農集を進めていかなければならないというふうに考えてございますので、また、頑張るといいますと何かと言われそうでございますが、こればっかりは地元でも負担を伴うものでございますからきちっとした説明をして、早く事業を進めていかなければならないと考えております。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十八号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第五 議案第二十九号平成十六年度能代市市場事業特別会計予算議長(柳谷渉君) 日程第五、議案第二十九号平成十六年度能代市市場事業特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) 議案第二十九号平成十六年度能代市市場事業特別会計予算について御説明いたします。条文第一条、第一項では歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ千九百九十三万五千円と定めてございます。第二項において歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第一表歳入歳出予算によるといたしてございます。 内容につきましては、事項別明細書により御説明させていただきます。まず歳入でございますが、一款使用料及び手数料、一項使用料千二十二万円の計上で、入店者より店舗使用料として、一平方メートル当たり月二千七百円をいただくこととしており、七店舗分の店舗使用料でございます。二款繰越金、一項繰越金は九百七十一万四千円の計上で。三款諸収入、一項預金利子は千円の計上でございます。 次に、歳出でございますが、一款総務費、一項総務管理費は三百三十三万円の計上で、建物損害保険料五万五千円、土地賃貸料二百九十四万七千円及び空調機ベアリング取替工事費三十二万八千円を計上いたしております。二款公債費、一項公債費は六百七十一万一千円の計上で、長期債の元金分が六百四十二万八千円、利子分が二十八万三千円でございます。三款予備費、一項予備費は九百八十九万四千円の計上であります。以上であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) この市場事業、当初は公設市場というふうなことでスタートしたわけでありますが、スタート時は大変こう活気を呈してあった市場というふうなことで大変喜んでいたわけでありますが、昨今は郊外型の店舗がどんどんできてまいりましてこの中に出店されている皆さん方も大変な御苦労をされているのかなあというふうな感じさえ持っているわけでありますが、その個々の出店されている皆さん方の状況がどういう経営内容に、具体的なその中身までは結構なんですがどういう傾向にあるのか。 それから、ただいまの店舗使用料、これがまずぎりぎりの線なんだろうとは思うんですが、この市場会計を維持していくためにこの使用料がどうなのか、あるいはその入居されている皆さん方に負担という面からどういうふうな状況にあるのか、それからまた、この今回公債費、元金で六百四十二万八千円が計上されているわけでありますが、この長期債の残高がどのくらいに残っているのかそこのあたりひとつお知らせいただければと思います。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。初めに市場の経営状況でございますが、売り上げにつきましては十三年七月九日から対前年比、同月比がプラスになってございます。それで今年度の六月まではプラスになっておったわけですけれども、七、八月からまた景気の低迷や不振などから今のところマイナスになってございます。それで売り上げの状況でございますが、十二年度は五億六百万円、十三年度は五億一千万円、十四年度が五億六千万円という形で、十一年度の売り上げに近づいてまいったわけでございますが、十五年度はこの程度になるのかなという形でございます。 それから、公債費につきましては、平成八年度に大規模改修を行ってございましてそれが平成十七年度で完済することになってございます。そういうことからこの公設市場は行革の中で十八年度に市場組合の方で運営していただけないか今交渉しているところでございますが、今後の経営内容等にも影響を考えなければいけないことでございます。ただ、今後大規模修繕が発生しない限りでは健全な経営はできるものと考えてございます。 使用料は二千七百円になっているわけでございますけれども、この使用料につきましでは償還期限が平成十七年度までになってございますのでそれまでは現行使用料は維持していきたいと、また組合とも了解をとってございます。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) おおよその経営の状況についてはわかりました。この建物はたしか日本通運から借りている建物だったと思うのですが、これの賃借料の状況、もっと安くならないのか、あるいはもう少し値上げをしてほしいとかそういうふうなことはいかがなものでしょうか。それによってこの中に入っている皆さん方の使用料とかにも影響するわけでありましょうし、それからもう一つは、十七年でこの店舗の大規模改修の費用といえばいいんですか、その分が終わるようでありますが、やはりああいう店舗というのは逐次改修に迫られたり、そういう必要があるのかなあと思うのですが、それによって集客みたいなものが違ってきたりするということもあり得ると思うのですね。ですから例えば、十七年でこの長期債の分が完済されたとしても、結局はまた翌年度あたりに改修あるいは店舗改装みたいなものに進まざるを得ない状況になるのではないのかなあと思うのですね。そういうときに入店されている皆さん方がそういうふうな負担に耐えて営業を継続していけるのかどうなのか、当初これがスタートしたときから見ますと入居出店数も減ってきているわけですからそういうことも含めまして今後のこの市場事業のあり方みたいなものをどういうふうにお考えになっているかお聞かせいただければと思います。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。初めに、土地貸借料でございますが、建物は能代市の建物でございまして、土地を日本通運株式会社から借りてございまして、それが三年ごとの契約更新になってございます。今回は十五年四月一日に契約してますので十八年三月三十一日までの期間でございまして、この十五年に契約したのは、その前の契約より多少賃貸料を安くした契約でございます。 それから、改修でございますが、平成八年度にはセルフ部門を大幅に取り入れながらまずレジがなかったものですから、そういう集中レジを導入することによって市場の機能をアップしたことでリニューアルを遂げたわけでございますけれども、ただいま竹内議員の質問のように、以前から比べれば店舗数は今現在七店舗でございますので大分減った形になってございますが、先ほども申し上げましたように、今のところは大規模改修がなければどうにか今回の繰越金もごらんになっていただいているようにございますので、運営はまず今のところは大丈夫なわけでございますが、ただ、この建物がことしで二十八年になるわけでございます。耐用年数は三十九年という形でございますけれども、やはりまた平成八年から考えますと九年近くになりますのでまだ耐用年数がいかないものですから、ただ先ほど申し上げましたように、やはり平成十八年度に市と移管の行革を考えてございますので、そのときに組合の方とも十分話し合って改築の必要があるならばそのことも考えながら今後は健全な経営を続けていただけるように考えてまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) 出店されている皆さん方が何とかあの中で健全な経営を継続していけるように、それはもちろん出店されている皆さん方の自助努力はもちろん必要なことはこれはもう申し上げるまでもないわけでありますが、ある意味では、能代駅前の大型店舗の一つでもあるわけですので何とかあの施設を健全経営で継続していってほしいものだなあという願望を込めて、出店されている皆さん方とさまざまな御相談にのっていきながら何とかあの施設も継続してやっていけるような配慮もまたひとつよろしくお願いをしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私もまず竹内議員と同じような趣旨の発言なんですけれども、いわゆる設置当初から市民の台所として親しまれてきてたわけですね、しかも、今もう大型店が郊外に行って市の中心部になかなか買い物に行くにしては適当なお店がないような状況の中で、高齢者にとってはもう絶対必要な場所だというふうに私は認識してます。そういう中で、今私は初耳のような気がしたんですけれども、行革との絡みで今度平成十八年度以降は市場の組合の方で運営してもらえればというようなお話でありましたけれども、今は市の建物を無償で貸しているというか、中に入ってもらって使っているという状況ですよね。これもしも組合の運営ということになればいわゆる営業行為に対して市の財産を無償で貸しておくことになるのかそこのあたりが私はよくわからないですね。ただ、今の時点で考えれば市の建物に入ってもらって営業してもらっていると理解したらいいのかその辺がよくわからないので。 それと、さっき言ったように、この行革の絡みでこういうふうになるというのは私は初耳なんだけれど、議会とか委員会では報告したのか、それとも組合にもそういう話はしっかりしているのかその辺も含めてお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答え申し上げます。建物は能代市の建物でございまして、先ほども申し上げましたように、使用料としまして二千七百円をちょうだいしてございますので無償でお貸しているわけではございせん。また、十八年度からの移管ということはこれは行革項目にのってございまして、今までずっと組合の方とはお話はしてございます。ただ、年度が十八年度ということでございますので今のところはお話はしてございますが、まだ年度がございますのでそういう状態でございます。 十八年度以降はそこの組合との協議の中で、健全な運営を継続していくかどうかも含めまして話し合っていく形になるかと思います。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私はよくわからないんだけれども、行革の項目に入っているのと実際にそれを実施するのがどうかというのはまた別の話じゃないかなと思うので、それは別に議会に報告しろとか、あとは話はしませんけれども、もう大事なことですから委員会の中でそういう方向にあるとか、そういう方針にしたとかとそういうのを委員会とかに報告してるものですかと聞いているんですよ。 それと、これから協議する、先の話かもしれないけれども少なくとも事業が継続できるようにするためには能代市としてはこのぐらいはできますよということから協議始まるんでしょう、全くなしで協議始まるんですか、その辺どうですか。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答えいたします。民間委託計画の推進の中で行革は取り上げられておるわけでございまして、この市場組合と移譲について協議を行い、その可否についてはまだ決定したわけでございませんで、今その行革項目になってございますので過去数回お話し合いはしておるわけでございます。ですからこの建物すべて移譲して、それを民間が運営するという話までにはなってないわけで、この維持管理を民間でやっていただけないかという行革項目でございますので、またそれが民間で引き取ってやるということになればそれはそういう形になるかもしれませんが、そういう話はまだしておりません。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私耳悪いのかもしれませんけれども、さっきの竹内議員の質疑に対する答弁聞いていれば、もうやらせるという感じの答弁してるでしょう、だから聞いてるんですよ、ここにきたらこれからそれも含めて協議するって、全然答弁違うじゃないですか、それこそテープ起こしてほしいですよ、そうなれば議論も最初から始めなければだめでしょう。確実にやらせるようなニュアンスで言ったと思いますよ、私はそういうふうに受け取ったけれどね。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) お答えいたします。行革の中では民間移管について話し合っているわけですが、この移管につきましては今のところ市の方では検討しているという形でございますので、その辺御理解願いたいと思います。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 答弁についてはとやかく申し上げませんけれども、当然の話ですけれども会議録を起こすときに、もし私が言っているように最初なってて、今みたいになってるのであればそれはそのまま生かしてください、でないと納得しません。そこはやっぱり当然の話だけどきっちり書いてもらって、訂正するんだったら訂正するとか、私が間違っていればそれはそれで謝りますけれども、全然違うじゃないですかさっきしゃべったのと。 ○議長(柳谷渉君) 暫時休憩いたします。              午後三時四分 休憩----------------------------------              午後三時二十六分 開議 ○議長(柳谷渉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 本日の会議時間を午後五時まで延長いたします。 二十五番今野清孝君の議事進行の発言に対する当局の答弁を求めます。環境産業部長。 ◎環境産業部長森田泰章君) 誤解を招くような答弁であったようですのでおわび申し上げます。 民間委託の前提は、市民サービスを低下させないということが大前提でございます。この中で今回公設市場の管理運営につきましては第四次能代市行革の民間委託計画の推進の中で取り上げられておりましてそこの中では、十五年四月協同組合対して移譲について協同組合内で話し合い、検討するように要請した。今後、民間移譲可能性調査として移譲方法の検討、利点、問題点の抽出、協同組合等と協議を行い十七年度に民間移譲の可否を決定するということになっておりまして、要検討項目になってございます。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十九号は環境産業委員会に付託いたします。---------------------------------- △都市整備部長の発言 ○議長(柳谷渉君) この際、議案第二十七号平成十六年度能代市下水道事業特別会計予算の質疑における渡辺議員に対する答弁について、都市整備部長より発言を求められておりますのでこれを許します。都市整備部長。 ◎都市整備部長宇野清一君) 先ほど渡辺議員が、今後下水道整備にどれぐらいの事業費が必要かという御質問であったと思いますが、全計画区域千七百七十二ヘクタールの全域を汚水管、雨水管、ポンプ場、終末処理場の増設等を対象とした場合、今現在の試算では約一千億円と試算されております。ちなみに現在まで昭和二十四年火災復興からでございますが約二百億円投入されてございますので、今後八百億円は必要と試算されております。以上であります。---------------------------------- △日程第六 議案第三十号平成十六年度能代市ガス事業清算特別会計予算 ○議長(柳谷渉君) 日程第六、議案第三十号平成十六年度能代市ガス事業清算特別会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) 議案第三十号平成十六年度能代市ガス事業清算特別会計予算について御説明を申し上げます。条文の第一条では歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ百三十三万六千円と定めております。 内容につきましては、事項別明細書で御説明をいたします。歳入ですが、一款使用料及び手数料、一項使用料は百三十三万六千円で、滞納繰越分のガス使用料であります。 次に、歳出ですが、一款総務費、一項ガス事業清算費は十三万四千円で、これは徴収委託料であります。二款諸支出金、一項繰出金は百二十万二千円、これは一般会計への繰出金であります。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今、局長の方から御説明いただきましたけれども、この事業は民間委託になって、その後の事業閉鎖といいますか、そういうふうな面での清算事務的な要素が多いわけですけれども、今提案されています今年度分としての百三十三万六千円、これが全額の繰越分なのかその辺の関係と、実際には件数的にはどれくらいの状況なのか。そして、その中身の主なものを含めてお知らせ願いたいと思います。 それから、これらの滞納繰越の徴収状況、対策といいますか、それらの具体的な状況はどういうふうな取り組みをされてるのかその辺についてと、今後のこの会計の完全な閉鎖といいますか、そういうふうな見通しはどういうふうに立ててるのかその辺を含めてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えをいたします。企業会計からこのガス事業精算特別会計に引き継いだ場合のときの滞納繰越額は八百八十七万三千六百五十七円でございました。この滞納繰越分は当然徴収しているわけでございますけれども、今現在では、百五十五万三千円の収納でございまして平成十五年度は約一七・五%の収納率という状況でございます。これに対しては余り高くございませんのでこれからも収納率の向上に努めてまいりたいと思います。 なお、徴収につきましては能代エネルギーサービスに委託してございます。委託料につきましてはおおよそ徴収金の一〇%を見込んでおります。 十六年度につきましては、十六年度の収納率を勘案いたしまして収入見込みを立ててございます。 この会計は税と違いまして五年たっても未納があっても請求している限りは収入にならないわけですが、なかなか徴収できないという分については、例えば、アパートに入っていた方がございまして現在行方不明といいますか、どこに行ったかわからないという状況の人がかなりの人数がおりますので、これは清算事務でございますからある程度金額が下がってきた場合はこの会計をやめて一般会計の方の雑入に繰り込みするということは二、三年後には出てくるのではないかという考えです。今現在はまだ七百万円ぐらい残っておりますからもう少し収納に努めたいというふうに考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今御答弁いただきましたけれども答弁漏れもあったようで、改めてお聞きしますが、滞納繰り越しでまだ状況としては八割ちょっとぐらいは残っているといいますか、そういうふうな理解をするわけですが、その中で私先ほど聞いたのは、じゃあ、どれくらいの件数、何人の方がというふうなことをお聞きしたわけですがその辺がひとつあれですが。 あと、二、三年後には一般会計のというふうなことですが、じゃあ、それまでにはどれくらいのいわゆるその収納状況を確保できるのか、その見通しとしての具体的な対応というのは私はあると思うのですが、今民間の方に委託をされているこの徴収事務、私どういうふうな状況で徴収されているのかその細目わからないわけですけれども、できる限りその辺の状況がこの二、三年後にこれが確実に収納されるという状況になってるのかどうかその辺の見通し、確固たるものがあるとすればその辺も含めてお知らせ願いたいと思います。ただ、その二、三年後というふうなことがこの後の民間委託をされたガス事業の関係でその辺の線引きといったらおかしいんでしょうけれども委託をしている分で未収になってしまった分、それはどういうふうな最終的な引き継ぎになっていくのかちょっとその辺は私わからない面がありますので、その辺をちょっとお知らせ願えればありがたいですが。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) 最初にお話ししておきますがちょっと今また先ほどと同じで申しわけございませんが、建設については今ノート持って来ておりませんので後ほどお答えいたしますが、今民間会社の能代市で譲り渡しましたガス会社に徴収を委託しているわけでございますが、現在、先ほど申し上げましたように約七百万円ちょっとぐらい残ってございます。これについては先ほども申し上げましたがアパート等にいた人でもういなくなった人がおりますので、これについては全額徴収するのはちょっと無理かなというふうに考えてございます、行方がつかめない人等もございますので。十六年度の見込みは百三十三万六千円で立てましたのは十五年度の収納率をその年度の見込みまして、それに掛け算をして割り出した額でございますが、これから一年、二年、三年とたっていきますとどうしてもとれない部分に取れない方、行方不明の方取れないわけでございますからその部分については不納欠損ということになっていくと思いますので、幾ら徴収に努めても額全体そのものはずんずん年度変わるごとに減っていくということになります。以上であります。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 確かにその行方不明になっている方のそれを探し当てるというのは大変なことでしょうけれども、それらを除いた具体的に件数など含めて把握をされているというふうに思うのですがそれの見通しで先ほどの局長の答弁では少なくとも二、三年後には一般会計の方の引き継ぎといいますか、そういうふうな見通しを立ててるわけですので、とすれば、現在その繰り越しにといいますか、滞納されている状況ですね、どの程度の状況までは収納事務といいますか、そういうふうな計算上の関係含めてやっていくというその辺の見通しがちょっと今の答弁では出てないような感じしますのでその辺もうすこし、ただ二、三年後にはそうなりますよというふうなことでなくて、具体的にはどれくらいの先ほどの行方不明の関係などというのは多分無理な面があるんでしょうけれども、現実的に滞納されている方、もしかそういうふうな状況わかってるとすればその体制というのは私は出てくるのじゃないかと思うのですが、その辺をもう少しお知らせ願いたい思います。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) 滞納繰り越ししている人数につきましては、およそ二百人ほどだと思います。一件一件そのものは、一件一月につき一件といういわゆる勘定といいますかされていきますので、約四千件でございますから二百人ぐらいだと思います。 それから、今徴収事務そのものは能代市で移譲した民間ガス会社に委託しているわけでございますが、なかなか徴収できないようであるので、市でも独自に回らなければならないのかなというふうには考えてございます。そうすることによって収納率を少しでも上げて早くこの会計を、要するにゼロになればいわけですので早くゼロになるようにひとつ頑張りたいというふうに考えてございます。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) お聞きしているのはですね、例えば、局長の先ほどの答弁では二、三年後にはそういう見通しに立てるという私は理解をしたわけですよ。ただ今の状況では二百人前後の人がそういうふうな状況であるけれども、じゃあ、二、三年後にはそれが目標とするところの滞納繰越分の収納につながるのかどうかその見通しを私聞いたわけですけれども、そのことが答えとして入ってきてませんので、その辺と、先ほど私が話した中で、その後の委託をされたこの関係の残った分といいますか、その辺は委託をされた会社の方ではどういうふうな対応をされるのかということも先ほど聞いたのですが、その答えがちょっと三回目の答えにもなかったので、改めてその辺も含めてお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) ただいまの渡辺議員に対する答弁漏れの部分についての答弁を求めます。水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えをいたします。二、三年後には特別会計を廃止したいというふうにお答えしたのは、ある程度例えば、先ほどいいましたようにどうしても行方不明とか倒産した方等おりますので、その分はどうしても五年たつと不納欠損にせざるを得ません。そうなりますとずんずんその滞納額が減っていくわけでございますので、いつもでも特別会計を設けてずっと続けていくのはどうかなという意味で廃止したいというふうにお答えしたわけでございます。決して途中までやったからなくするということでございませんが、例えば、こういう議会等ありますといろいろな事務手続等がふえてまいりますので、ある程度額が小さくなった場合には特別会計を廃止して、一般会計の方の雑入の方に繰り入れた方がいいだろうという考え方で申し上げたわけでございます。 それから、いわゆる不納欠損分の徴収そのものは、今市で移譲した能代エネルギーサービスに委託しているわけですが、それは同じ人もおるわけでございまして、その中で委託している会社とうちの方との話し合いの中では、うちの方へ入る分といいますか、その分は先に納めてもらうというふうに話し合いはついてございますので、少しでも上がっていくのじゃないかと思います。先に今いる民間会社の方でその月の分を取るというのじゃなくて、納めてもらった分には市の方に優先的に入るという話し合いをしておりますので少しでも滞納が減っていくものだというふうには考えております。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ちょっと私も確かめたくてということで、最後に局長から答弁があったのでそのことを聞きたかったんですけれども、滞納繰り越しの場合に二百人ほどいるということでしたけれども、この方々が現在もガスを継続して使っているのかどうかということですね。それで使ってなくて徴収しているのかそこら辺だったんですが。先ほどは、その使っている方ですと先にそちらを納めてもらうというようなお話でした。その割合がどれぐらいになっているのかということですね。 それと、もしそういって、例えば、二百人全部が使っているとすれば民間の方々はそれを徴収しないで、しないままで供給しているということになってしまうのですれども、そういうふうな状況に今なっているんでしょうかそこら辺をちょっと、何か不思議に思いますのでお聞きしたいのですが。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えをいたします。現在滞納されている方でも大半、ほとんどの人はガス使っていると思います。民間会社でありますから、民間会社でなくてもそうなんでありますが、余りにもその滞納がひどい悪質な場合は、民間会社の方ではガスをとめるという措置をとっております。そうすると困るわけでございますので、そうすることによってガスの使用料を徴収しているという面があるかと思います。以上であります。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) そうですね、例えば、電気料でも何でも何カ月間か滞納するとすぐにとめられてしまうと思うんですけれども、そうすれば必要であれば払っていなければもう、その方々は払わなければあと使えないわけですのでもっと収納の方が上がるのかなという気はするんですけれども、もし、使わなくなってほかのガスにでも切りかえてそういうあれになってないとすれば、今の委託先がそのままでいいのかという話になってきますよね、例えば、使ってなければ徴収に伺わないわけですから別の方法で徴収するというようなことが必要になってくるんではないかなという気がするんですけれども、どうもとめられたままで、例えば、もう何年もたっているわけですけれどもそれでいつまでもこういう状態というのであれば何かちょっと不思議に思うんですけれどもそこら辺は、例えば、一〇何%上がっているわけですのでそこら辺からいけばやっぱりとめないで使ってて、とめられれば払うとかってそういうことなのかちょっとそこら辺の状況をお聞きしたいのです。例えばさっきも言ったんですけれど、もしとめられてて、その徴収にとめられているまま当然督促だけはするでしょうけれども、前のやつなんて払う気がなければやっぱり徴収する先、委託先を、先ほど市で直接行くとかってありましたけれども、何か別の方法に変える必要もあるのではないかなというような気がするんですけれども、そこら辺の今の状況はどういうふうになってるんでしょう、もうちょっと詳しく教えていただければと思うのですけれども。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えをいたします。やはり水道もそうでありますが、ガスの場合もやはりとめられると何カ月分かは払うというふうな状況が続いていると思います。やはりガスも水道もそうですが、ガスもないというと生活が非常に困るわけでございますのでとめるというのも一つの手ではございますが、余りに強制的にやってしまいますと生活権がかかっている面もございますし、ただ、先ほど冒頭で述べましたように、とめるということは手段としては悪くないという考えでおります。 それから、委託先の話を先ほどもちょっと申し上げましたが、やはり慣れておりますし、現在同じくガスを使っているわけでございますので、委託先については今のところは、例えば別の会社に委託するとかというふうなことは考えてございません。やはり継続してガスを使っていくとなるというと今のままのガス会社の方に委託した方がよりいいのではないかというふうに考えますし、さらにまた、これもまた、例えば、もう都市ガスをやめちゃうということになってしまいますとそれはそれでまた別のことになるかと思いますが、うちの方でも入ってくる分だけについても委託料はその会社にお支払いをしているわけでございますからそれなりの努力はしてもらっております。したがいまして、委託先の変更については今のところは考えてございません。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ありがとうございました。どうもまだちょっと現状としてですか、現実として思い浮かばないんですけれども、そうしますと一つは、公共でやっていたときは先ほど言ったように、むやみにとめると生活に影響があるということで、すべてとめるわけにもいかなかった場合もあろうかと思いますけれど、今は民間ですよね、そういったあれが外れていると思うのですけれども、そうしますと例えば、この二百人の方々というのはほとんど今、単純に私が想像するととめられているというふうに理解した方がいいのかなというふうに思い、というのは、もう民間に移ってから年数がたってますので昔の分を払ってくるとすればそれがまだ納まってないということは、現在の分も納めてないということですよね、そうすればこの方々にはガスは今通ってないわけですよね、何かそういうふうに理解できるんですけれど、そうではないんですかね、でも先ほどお話の中で、現在使っているよりも最初に滞納している分を先に納めていただくというお話でした。それで今まだ八百万円もあるということは、その前の方を納めていないということですので、それ以後使っている人はとめられているんじゃないかなというふうに理解がいっちゃうんですけれど、そして、そういう人たちはどういう生活をしているのかわかりませんがそこら辺はそういう理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えいたします。決してとめるのじゃなくて、そういう方は分納をいたしております。例えば、今の分はこのぐらい、それからさきの滞納した分はこのぐらいというふうにして、少しずつ納めていただくというような方法もとっておりますし、決してガスをばっととめるというわけではございません。今の分も払うし、前の分もお支払いいただくというふうな方法をとっております。よろしいでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 武田議員に対する答弁を整理するため暫時休憩いたします。              午後三時五十七分 休憩----------------------------------              午後四時二分 開議 ○議長(柳谷渉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第三十号について休憩前の議事を継続いたします。 二十番武田正廣君の質疑に対する答弁を求めます。水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) 失礼を申し上げました。先ほどちょっと私勘違いしまして訂正したいと思います。 先ほど、いわゆる滞納している分を会社にお話をして優先させてと申し上げましたが、その分だけ優先させるわけでなくて、現年分も滞納分も分納の形だとかいろいろな形がございますので、そういう意味で納めていただいてるという分でございます。 それから、滞納の徴収分については会社にも委託しているわけでございますが、十五年度からは市の職員もまた徴収に歩いているということでございます。以上であります。     (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ちょっと済みません。そうしますと先ほど一番先に聞こうとしたこととちょっと違うので確認させていただきたいのですが、というのは、私一番先に聞きたかったのは、今ガスを供給しいるところに委託徴収をした場合に、そちらを先にいただければ滞納分は入ってこないんじゃないかと、ですから委託先はおかしいんじゃないかと思ったんですが、その前の二十六番さんの答弁では、先にいただくことになってますのでということなのでそこから始めたんですが、ちょっと違いますので確認したいのですけれども、そうしますと委託しているところに、例えば一定の割合でということでしたけれども、そのようなことパーセンテージでも決めてその分納の分と今の分ということでやっていらっしゃるものなのか、それともそれぞれの件数で違うものなのかそこら辺先ほどいろいろなケースがあるというようなお話をしてましたけれども、そういったことであるのかということと、直接市の方で滞納についてもし行っているとすればそういうことも含めて収納率を上げるためにというか行っているのか、私が当初心配したその委託先が自分の今供給している分を先に徴収して、滞納の分は後回しになってしまうというそういった心配はないのか、そこら辺を改めて御答弁いただきたいのですけれども。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君の議事進行の部分についての答弁を求めます。水道局長。 ◎水道局長宇野清一君) お答えをいたします。先ほど市の職員も回っていると私言いましたがそのとおりでございまして、会社に入るのは会社に委託している部分もございますので会社に入るのは現年分でございますし、滞納した分については市に直接入ってまいります。さらに先ほど市の職員も回っているということを申し上げましたが、大体においてガスの滞納者はたいがいの場合水道も同じであります。したがいまして、ガスのいわゆる滞納分の徴収も委託しているわけでございますが、やはり水道の収納率のアップも図らなければならないという関係から市の職員も水道、ガスと一緒に回って収納率を上げているということでございます。以上でよろしいでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第三十号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- ○議長(柳谷渉君) お諮りいたします。 本日は日程の一部を残し延会することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 御異議なしと認めます。本日はこれをもって延会いたします。明十二日定刻午前十時より本会議を再開いたします。              午後四時九分 延会...