• "議長柳谷"(/)
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  1. 能代市議会 2004-03-01
    03月10日-04号


    取得元: 能代市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-19
    平成16年  3月 定例会平成十六年三月十日(水曜日)◯出席議員(二十六名)      一番     後藤 健君      二番     飯坂誠悦君      三番     信太和子君      四番     柳谷 渉君      五番     菊地時子君      六番     小林秀彦君      七番     薩摩 博君      八番     安岡明雄君      九番     斎藤宗一郎君      十番     梅田味伸君     十一番     矢田部 昌君     十二番     塚本民雄君     十三番     畠 貞一郎君     十四番     伊藤洋文君     十五番     原田悦子君     十六番     平野龍市君     十七番     松谷福三君     十八番     竹内 宏君     十九番     熊谷 健君     二十番     武田正廣君    二十一番     工藤勇男君    二十二番     畠山一男君    二十三番     中田 満君    二十四番     大倉富士男君    二十五番     今野清孝君    二十六番     渡辺芳勝君----------------------------------◯欠席議員 なし----------------------------------◯説明のため出席した者    市長       豊澤有兄君    助役       柴田 誠君    収入役      柴田昭雄君    監査委員     亀谷明治君    総務部長     鈴木一真君    企画部長     河田潤一君    福祉保健部長   佐々木俊治君    環境産業部長   森田泰章君    都市整備部長    水道局長     宇野清一君    都市整備部主幹  越前悠二君    総務部次長    児玉孝四郎君    企画部次長    小野正博君    環境産業部次長  永井幹雄君    財政課長     三杉祐造君    総務課参事    袴田 司君    教育長      野中和郎君    教育次長     平川賢悦君----------------------------------◯事務局職員出席者    事務局長     三澤弘文君    事務次長     佐藤英則君    議事係長     佐藤俊一君    主査       伊藤 勉君    主任       平川健一君    主任       佐藤秀太君----------------------------------◯本日の会議に付した事件 日程第一 議案第二号能代市長政治倫理条例の制定について 日程第二 議案第三号特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 日程第三 議案第四号能代市消防団に関する条例の一部改正について 日程第四 議案第五号能代市職員等の旅費に関する条例の一部改正について 日程第五 議案第六号教育長の給与等に関する条例の一部改正について 日程第六 議案第七号職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について 日程第七 議案第八号能代市土地開発基金条例の一部改正について 日程第八 議案第九号能代市保育所条例の一部改正について 日程第九 議案第十号財産の無償譲渡について 日程第一〇 議案第十一号能代市在宅障害者支援施設条例の制定について 日程第一一 議案第十二号能代市保健センター条例の一部改正について 日程第一二 議案第十三号能代市介護保険条例の一部改正について 日程第一三 議案第十四号市道路線の認定及び廃止について 日程第一四 議案第十五号平成十五年度能代市一般会計補正予算 日程第一五 議案第十六号平成十五年度能代市下水道事業特別会計補正予算 日程第一六 議案第十七号平成十五年度能代市浅内財産区特別会計補正予算 日程第一七 議案第十八号平成十五年度能代市常盤財産区特別会計補正予算 日程第一八 議案第十九号平成十五年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算 日程第一九 議案第二十号平成十五年度能代市檜山財産区特別会計補正予算 日程第二〇 議案第二十一号平成十五年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算 日程第二一 議案第二十二号平成十五年度能代市老人保健医療特別会計補正予算 日程第二二 議案第二十三号平成十五年度能代市介護保険特別会計補正予算 日程第二三 議案第二十四号平成十五年度能代市水道事業会計補正予算 日程第二四 議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算----------------------------------              午前十時 開議 ○議長(柳谷渉君) ただいまより能代市議会定例会継続会議を開きます。 本日の出席議員は二十六名であります。 本日の議事日程は日程表第六号のとおり定めました。---------------------------------- △日程第一 議案第二号能代市長政治倫理条例の制定について ○議長(柳谷渉君) 日程第一、議案第二号能代市長政治倫理条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第二号能代市長政治倫理条例の制定について御説明いたします。第一条は目的で、この条例は、市長の政治倫理に関する規律の基本となる事項を定めることにより、市政に対する市民の信頼にこたえるとともに、公正で開かれた民主的な市政の発展に寄与することを目的としております。 第二条は市長及び市民の責務で、市長は、市民全体の代表者として、その権能を市民のために行使すべき責務を負っていることを自覚し、その使命の達成に努めなければならない。二項で市民は、みずからも市政を担い、公共の利益を実現する責任があることを自覚し、自己の利益を図る目的を持って、市長に対し、その地位による影響力を不正に行使されるような働きかけを行ってはならないとしております。 第三条は政治倫理基準で、市長は、一、職務に関して不正の疑惑を持たれるおそれのある行為をしないこと。二、職権または地位のもたらす影響力を私的な目的のために使用しないこと。三、職務の執行に当たり、地位を利用して職務の公正が疑われるようないかなる金品も授受しないこと。四、市(市が設立した公社を含む)が行う工事等の請負契約下請工事業務委託契約及び物品購入契約に関し、特定の者に対してのみ有利または不利な取り扱いをしないこと。五、市長の後援団体の政治活動も含めて、政治的または道義的批判を受けるおそれのある寄附等を企業等から受けないこと。これらの政治倫理基準を遵守しなければならないとしております。二項で市長は、これらに反する事実があるとの疑惑を持たれたときは、疑惑の解明に当たるとともに、責任を明らかにしなければならないとしております。 第四条の資産等報告書及び資産等補充報告書の作成から、第五条、第六条、第七条の資産等報告書の保存及び閲覧までは、現行の能代市長の資産等の公開に関する条例をそのまま盛り込んでおります。 第八条は市工事等に関する市長の遵守事項で、配偶者または二親等以内もしくは同居の親族が役員をしている企業及び市長が実質的に経営に携わる企業は、市が行う請負契約等の締結を辞退するよう努めることとしております。 第九条は政治倫理審査会の設置で、市長の政治倫理に関する審査を行うため、地方自治法に基づく政治倫理審査会を置くこととし、委員の数を三名、市長が委嘱して、任期は二年としております。また、会議は公開でありますが、審査会が必要と認めたときは、非公開とするものであります。 第十条は審査会の職務で、市民の調査請求に基づく審査に関することのほか、市長が必要と認める事項について審査するものであります。 第十一条は市民の調査請求権で、政治倫理基準に反する疑いがあるとき、資産等の報告書等に疑義があるとき、市工事等に関する遵守事項に反する疑いがあるときは、市民はこれを証する資料を添付し、選挙権を有する四十人以上の者の連署をもって請求することができるとしております。また、調査の請求がなされたときは、直ちに審査会に必要書類を提出し審査を求めなければならない。審査会は、請求を受けた日から九十日以内に、審査結果を市長に報告しなければならないとしております。 第十二条は市長の協力義務で、必要な資料の提出または会議への出席義務を定めております。 第十三条は弁明で、審査会において口頭または文書により弁明することができるとし、第十四条は審査結果の尊重で、市長は審査会から報告を受けた事項を尊重し、政治倫理基準等に違反したと認められるときは、市民の信頼を回復するために必要な措置を講ずることとしております。 第十五条は審査結果等の公表で、審査結果及び弁明の内容は、広報紙等で速やかに公表するとしております。 第十六条は規則への委任であります。附則において、この条例は、平成十六年四月一日から施行するほか、現行の政治倫理の確立のための能代市長の資産等の公開に関する条例は廃止するものであります。以下、旧条例廃止に係る経過措置と適用区分について定めております。以上であります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十五番原田悦子さん。 ◆十五番(原田悦子君) 市長の政治倫理条例の制定についてはこれは大変いいことだとは思います。ちょっと私自分の中で整理ができないのかどうかわからないのですけれども、第八条のところで、遵守事項の中で、市長の関係私企業は、工事契約等の締結を辞退するよう努めなければならないとこういうふうに書かれておりますね、「するよう」というのはちょっとあいまいなところで、「なければならない」というところでは義務規定のように思うのですけれども、この辺の文言の解釈も私ちょっとできないです。「よう」というのは辞退してもいいし、しなければしなくてもいいと、でもその後で「なければならない」という義務を課してると、ということで整理ができてないと思うんですよ、ちょっとその辺のあたりを説明していただきたいと思うのです。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 工事等の請負については市長に限らず議員の場合も九十二条の二という条項があって、市との工事契約等については一定の制限がなされております。ただ、いわゆる主たるというふうな解釈等もあって、それ以前に恐らく議員皆さん御存じだと思うのですが、公選法の関係で就任から五日以内ですか、にはそういう工事廃止の届けをされておるはずでありますので、そうした上位法との関係からいうと実質的にはもう市長そのものが請負人たることはできないということになります。が、先ほども言いましたように、会社等の役員でありますとか、あるいはここでは二親等ということで、考え方としては百十七条の除斥という範囲に入ろうかと思いますが、そうしたことで二親等の方々あるいは同居の親族の方々もこの請負契約をしないようにと、絶対できないかというと、恐らくは上位法の関係で言えば一番大元に戻ると憲法の職業選択の自由とかまでいくのかなあという感じもいたしますが、いずれにしても上位法の関係では、市長は個人的にはもう請負契約をしないという公選法の届け出もあるはずでありますから、それを補完する形で二親等あるいは同居の親族というところまでエリアを広げているというふうに御理解をいただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 十五番原田悦子さん。 ◆十五番(原田悦子君) 上位法との関連もそういうふうにできないのであれば、この文言の整理を少ししていただきたいなと私は思います。せっかくここまでその条例を制定してまで、上位法がありながら条例を制定するというところにあるわけですので、その意味も込めてもう少し、私がここで深く言うことにはいきませんけれども、委員会の中でも十分論議をしていただきたいなという思いがありますので、御答弁は要りません。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) 私もまず第八条についてお伺いをいたしたいと思いますが、私どもの市議会議員政治倫理条例では、議員または議員の配偶者もしくは同居の親族という規定になっておりますが、この市長の場合は、配偶者または二親等以内と、より厳しくなっているわけですがその辺の経過についてまず一つ。 それと、一応確認したいんですが、先ほど言いましたように、議員または議員の配偶者もしくは同居の親族が実質的に経営に携わっている企業というふうに議員の政治倫理条例では規定されてますが、ここで確認なんですが、これを見ますと市長、市長の配偶者または二親等以内もしくは同居の親族が役員をしている企業というのでまず一つくくって、その後は、市長が実質的に経営に携わる企業という、二つでこう考えればいいわけですよね。それでお尋ねしたいのは、実質的に経営に携わっている企業ということで政治倫理条例では配偶者もしくは同居の親族が実質的に経営に携わっている企業、この場合は、配偶者または二親以内もしくは同居の親族が役員をしている企業、この役員をしている企業と実質的経営に携わっている企業、この辺の違いを教えていただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 確かに議員の条例よりは二親等ということで一つ枠といいますか、が、広がっていると思います。これは市長の場合は独任制の執行権者ということで、合議制の議決権を持つ議会とはおのずと執行行政に対するかかわり、あるいは責任というものが異なるのではないかということで、長に対してはより厳しくあるべきだという考え方のもとに二親等までというふうにしたわけでありまして、これの考え方についてはその後の審査会についても法律の裏づけを持った、自治法で認められた審査会というふうなものにしてより厳しい制約といいますか、そういうふうな内容になっているということで御理解をいただきたいと思います。 それから、実質的に経営に携わっているということと、役員ということについてはいろいろな実例凡例があるようであります。その職名ももちろん類推される責任というものがあるわけですが、最終的にはやっぱりその企業において直接経営に携わっているかどうかということが最終の大きな判断になるのではないかと。私、前議会に行ったときに調べた限りでも、例えば、監査役であっても清算法人等の関係では一時的に経営に携わる場合があるので、監査役という役といえども一律に経営に携わらないというものではないというような凡例も見たことがあります。いずれそういうふうないろいろな実例等によって役員職の名称と企業とのかかわり方というのはまた異なる場合もあるようでありますので、実態に即した判断が求められるであろうと思いますし、そのために審査会の委員としては今専門的な知識を有する、もし御了解をいただければ本人の御同意等があれば弁護士さんとか税理士さんといった方々をお願いしたいものだというふうな考え方で進めております。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。 ◆二十五番(今野清孝君) よくわかりました。今度は第九条の審査会についてですけれども、審査会の委員は三人とし、市長が委嘱する、そうなるんでしょうけれども、常識的に考えれば自分のことを審査してもらうのにその本人が委嘱すると、委嘱の方法がないのかもしれないんですけれどもこの辺がどうもしっくりいかないというのが常識的なところではないかと思うのです。その辺何か方法というのは考えられないのかその辺ですね、お願いしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 今野議員のおっしゃるとおりであります。私どももこの条例を検討するに当たって、議会の同意を得るというふうな手続も十分検討すべきだという意見もありました。ただ、今回スタートでありますので他市の状況等を見ますと、中にはやっぱり議会の同意をもらっている所もありましたので、今後の検討課題にさせていただきたいと思います。いずれ法定設置の審査会といいましても、法律の裏うちがあるといいましても法律で義務づけられたものではありませんので、今後進めた中で見直しすべき点があれば見直してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 二十五番今野清孝君。
    ◆二十五番(今野清孝君) 最後にもう一つお尋ねしたいのですけれども、第十四条の審査結果の尊重でありますが、もし審査会でこの条例に違反しているというような、もし事項が出た場合を想定した場合、市長自体が市民の信頼を回復するために必要な措置を講ずるものとするという、この辺も私はどうもしっくりいかないですね、政治家の出処進退はみずから明らかにするということになるのかもしれませんけれども、普通であれば何々をするのが望ましいとか何とか審査会からそういう結果が出て、それに従うというのも一つ方法だと思うのですよ、だからその審査の結果を受けてどういう必要な措置というのは想定されるのかなあというふうに思いますので、その辺のところをお願いしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 現実問題としてやはり四十名の方が連署して審査請求をするということになりますと、まあ、それなりの情報といいますか、市民への周知伝達というのは当然想定されるわけですがそれはそれとして、審査会から出てくる場合は当然市民の方々も十分これに対する関心を持たれて、あるいは審査会の動向についても注目されるものであって、そういうものに市長の出処進退というものもおのずと制限が加えられることにもなろうかと思います。中には審査会からこうすべきだというふうな一定の段階を経た答申のような形で出している所もあるようでありますが、その辺は審査会としてどういう形の報告をしてくるのか、責任のその所在はもちろんですが取り方、出処進退についてまで言及されてくるものなのかということも一つありますので、実際問題としてはやはりその結果が出る時点、あるいは出た時点では市長の政治的、道義的責任は十分考慮されなければならない状態になっているものだというふうに考えております。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 私は、市長の政治倫理条例を制定するということ自体に非常に残念に思います。今までの市長ずっと考えてきますと何一つ悪いことはしてないわけです。当然のことながら。そうですよね。それなのにわざわざ制定する必要はないのではないかということが一つあるんです。市長の地位とか権限とかは詳細にわたって自治法に規定されておるわけです。寄附についても政治資金規制法があるわけです。わざわざそういったものがあるのに制定するというふうなことを非常に残念に思います。悪いことではないのでそれはそれでいいのかもしれませんけれども、能代には市長の政治倫理条例がありますよということ自体で私は残念なことだなあというふうに思うのです。ひとつはね。 それから、倫理というのはもともと人間の内にあるもので、外からとやかく言うものではないのではないというふうに思います。市議会議員政治倫理条例はあるわけですけれども、市長に関してそこまでやらなければならないと非常にはずかしいことだなとさえ思います。この制定する理由について、必要性についてもうちょっと納得のいく御答弁を願います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 私も松谷議員と同感です。能代市はこれまで能代市長は歴代清廉潔白であったことを誇りに思っております。今の市長も全くそのとおりであります。で、市長がなぜ今ということですが、私は議会も清廉潔白だと思っておりますので、その議会が政治倫理条例を制定しておりますから、市長もやっていいと私は思います。 それから、市長のこれは公約でもありますので、より透明度、公正さを高め、市民にそれを理解していただくために努力規定的な条例を制定するということも決して意味のないことではないと思っております。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) わかりました。それはそれでいいんです。やるというのだからこれは仕方ないことです。ただ、何度も言うようですけれども非常に残念だなあというふうに思います。できればこういうものがなくても能代は清廉潔白な首長を選ぶんだよと、能代の市民はそういうふうな清廉潔白な首長を選んで行政をやっていくんだよというふうなことであればなおよかったんですけれども、何か私にはこのことを制定自体に将来に対する汚点を残すといいますか、そんな感じがしてなりませんので、ただそのことだけは伝えておきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二 議案第三号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第二、議案第三号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第三号特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は常勤の特別職及び一般職の職員の給与改定や県内各地の状況等を踏まえ、委員会及び審議会等の非常勤の特別職職員の報酬額と費用弁償を改定するための条例の一部改正であります。第五条は議会選出監査員の日当に相当する費用弁償日額千九百円を廃止しようとするものであります。 次の別表第一及び別表第二の改正で、別表第一は法律や政令等の規定により設置されているものであります。この表の基本改定率は五%でありますが、新たに期日前投票所の投票管理者、期日前投票所の投票立会人が追加されております。 別表第二は市の条例や規則等の規定に基づいて設置されているもので、これについても五%の減であります。行政協力員については、業務の状況や他都市の状況等を考慮し据え置きとしております。 附則において、この条例は、平成十六年四月一日から施行することとしております。 なお、この条例改正に伴う影響額は三百六十七万八千円減額の予定であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第三号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第三 議案第四号能代市消防団に関する条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第三、議案第四号能代市消防団に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第四号能代市消防団に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。本案も議案第三号と同様、一般職の職員等の給与改定状況等を踏まえて、消防団員の報酬額を改定するための条例の一部改正であります。改正の内容は、第十二条の各号に規定する報酬額について五%を基準に見直すもので、団長は「九万六千八百円」から「九万二千円」に、副団長は「六万五千二百円」から「六万一千九百円」に、分団長は「四万八千九百円」から「四万六千五百円」に、副分団長は「三万五千六百円」から「三万三千八百円」に、部長は「二万四千四百円」から「二万三千二百円」に、班長は「二万二千四百円」から「二万一千三百円」に、団員は「二万二百円」から「一万九千二百円」に、機関係加給は「五千五百円」から「五千二百円」にそれぞれ改めるものであります。 附則において、この条例は、平成十六年四月一日から施行することとしております。 なお、この条例改正に伴う影響額は七十四万九千円減の予定であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) ちょっとお尋ねをいたします。今回のこの報酬の引き下げに関して関係する消防団員の皆さん含めてですが、こういう動きにあるということは何らかの形でいろいろ御相談などはされたものでしょうか。それとあわせて、この種の消防団員の報酬の動向等を他都市の場合、今回こういうふうな動きになっているのかどうかということです。 それとあわせまして、一方ではこの報酬の使途といいますか、基本的には団員個人にみんないくとは思うのですが、それぞれの団の歴史の中で報酬のいろいろな活用の仕方はされているという実態にはあるかと思うのですが、その辺の状況など含めてもし把握されている状況があるとすればお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) あらかじめ消防団の関係、あちら方にこういう作業をしているということを知らせてあるのかということでありますが、幹部会議、役員会といいますか、そうした会議で消防署の方を通して機会を見て御説明をしております。 それから、他市の状況でありますが、今回仮に今五%の見直しを御了承いただいたとしましても、七市の平均でいきますと二〇%から約四〇%ぐらいまだ能代市の方が高い水準にあります。ただ、機関係加給については少し低い状況にありますが、団員費の場合は二四%、団長については四三%ぐらいまだ能代市の方が平均よりは上回っているという状況にあるようであります。ただ、今回報酬についてはこれでお願いをしたいと思っておりますが、火災出動とか訓練等につきましては三千九百円の手当は据え置きということで頑張っていただきたいと思ってます。 それから、それぞれの分団でこの報酬とか出動手当をどういうふうに使っているかということでありますけれども、私の方ではどういう整理、会計がされているというふうな正確に報告は受けておりません。それぞれ過去の経緯等があって実態に即した適正な活用、利用がされているものというふうに考えております。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) それなりに事前にいろいろな会の中で話をされているというふうなことで理解は得ていると理解するわけですけれども、ただ、現状を見ますとそれぞれの団の中でもいわゆる団員の充足率というのがかなりアンバランスなところもあるようですので、できれば私は報酬等はこういうふうな状況にならないようにしながら仮団員の確保など努めていった方がむしろいいのではないかという立場でお聞きをしたところであります。他都市の状況等含めての話がされておったわけですけれども、私は決して能代が他都市と比べて高いから下げるんだというふうなこととはちょっとこの消防団のこの歴史から言いますとそぐわない、単純な比較はできないものではないかというふうに思いますので、その点はひとつ私の意とするところはわかってもらえるのでないかというふうに思います。 三点目の団員それぞれのこの報酬のいろいろな活用の仕方といいますか、基本的な面についてはわかったわけですけれども、ただ心配しているのは、他都市といいますか、町村の方では何か少しマスコミをにぎわせたような状況などもあったものですから、そういうふうな取り扱いに違和感のないような扱いにぜひともなってほしいという意味合いも含めての発言でありますので、その点はひとつ御理解いただきたいと思ってます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第四号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第四 議案第五号能代市職員等の旅費に関する条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第四、議案第五号能代市職員等の旅費に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第五号能代市職員等の旅費に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は県内の旅費の日当の支給規定について改正しようとするものであります。第五条の六項に県内の日当を不支給とするため、「ただし、県内各地への旅行については、日当を支給しない。」を加えております。 次に、第十八条関係は、在勤地内の旅行の旅費支給について規定しております。日当を同じく不支給とすることから、同条第一項第二号を削り、第三号を第二号としたものであります。また、前項の改正により、同条第二項中「及び第二号」を削ることとしております。 附則において、この改正は、平成十六年四月一日から施行することとしております。なお、この条例改正による影響額は五百七十万円の減の見込みであります。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第五号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第五 議案第六号教育長の給与等に関する条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第五、議案第六号教育長の給与等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第六号教育長の給与等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は教育公務員特例法の一部改正に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。第一条において教育公務員特例法第十七条を引用しておりますが、法律の改正により条文が繰り上げられましたので、引用条文を「第十七条」から「第十六条」へ改めるものであります。 施行日は、法改正の施行日同日の平成十六年四月一日としております。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第六号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第六 議案第七号職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第六、議案第七号職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第七号職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は先ほどの条例と同じく、地方公営企業労働関係法の一部改正に伴い、本市の条例の所要の改正をしようとするものであります。初めに第一条職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でありますが、同条例第十二条第一項第三号の規定に同法を引用しております。このたびの法改正により、法の題名が「地方公営企業労働関係法」から「地方公営企業等の労働関係に関する法律」に改められましたので、これを改めたものであります。 次に、第二条公益法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正でありますが、同条例第四条で地方公営企業労働関係法第三条第二項が引用されております。法の改正により題名の引用と条文が「第三条第二項」から「第三条第四号」へと改められたことにより、題名及び引用条文の改正を行うものであります。 改正日は、平成十六年四月一日としております。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第七号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第七 議案第八号能代市土地開発基金条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第七、議案第八号能代市土地開発基金条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第八号能代市土地開発基金条例の一部改正について御説明いたします。本案は土地開発基金を平成十六年度の一般財源として活用するため基金の額を変更するものであります。第二条第一項の額「三億八千九百五十九万七千四百十六円」を「三億円」とするものであります。以上であります。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) この土地開発基金が一般財源化されて取り崩されるということに関しては、初めてだというふうなことでお聞きしたいと思います。今後もこういうふうな形で土地開発基金の一般財源化は続くのかどうかということが一つ。それから、財政調整基金と同じような考え方でやるのであれば、また年度末なりの補正のときに土地開発基金として積むのか。三つ目は、今後、今まで土地開発基金として積んでいた種類のものありますよね、これを今後どうしていくのか、土地開発基金に積むのか、それとも積まないでこのまま一般財源化していくのかとか、そういうふうなことが疑問視されますので、この点まず三つについてお答えください。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) お答えいたします。まず最初に、この後、十六年度も一応当初予算でいろいろ財調、福祉基金、土地開発基金といった減債基金といったことで取り崩しをして予算編成を行っておりますが、今後、補正予算等で財源が必要になった場合に土地開発基金をさらに崩すのかというようなお話でありますが、財調の状況によると思います。といいますのは、まだ特交が決まっておりません。恐らく間もなく内示されると思っておりますが、一つは、まず特別交付税が今九億円を予算計上しておるわけですが、どれぐらいになるのか、これまでですと約二〇%ぐらい多く交付されてきたわけですけれども、これについては昨年の暮れに県から今までのようなことは今後ありませんと、少なくとも前年度の二〇%減、プラス合併経費と災害対策復旧費があれば加わる程度だと思ってくださいということを言われておりますので、九億円より多く来てくれれば大変ありがたいなあと思っておりますが、まずこれが一つです。 それと、最終的に今三月補正もやってますが、決算が終わった時点でどれぐらいの不用額が出てくるのか、繰越金が出てくるのかということによって今後の費用に対応した財源をどうするかと、除雪費もまだまだ五千万円ですので足りないということ等を考えれば、財調で間に合えば土地開発基金は手をつけなくて済むわけですが、財調もやっぱり一定額は確保しておくべきだと思いますので、その点については先ほど言いましたように、今後の特交と不用額次第で改めて検討する必要があるだろうと思っております。それから、この後、こういった土地売り払い等が出た場合、財調に積むのかということですが、積んでも今のように財調並みに扱うという考え方であれば積まなくても歳入で見ておいてもかまわないのではないかと、基金に積んでこうやって条例を直して議決ということになるとそれなりの対応も必要になってくると思いますので、この辺についてはこの後検討する必要もあると思いますが、基本的には一般財源化していかないと来年度以降も難しいのではないか、十七年度は能代市も非常に厳しいと、せいぜいもって十八年ということになるとこういう色をつけた積み方ではなくて、もう一般財源として持っておいた方がいいという考え方もあろうかと思います。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 今の「まだ決まっていないけれども」というふうな形でお話しされたわけですけれども、私はそれでいいと思うのです。すべて一般財源化してもいいなと、もう土地開発基金の役目というのは今後どういうふうな形で出てくるかわかりませんけれども、まあ一般財源化してもいいのでないかというふうには思っております。ただ、土地開発公社に関する貸付金があるわけです。となれば来年度で、私の勝手な推測で済みません。今の総務部長の話から来年度で恐らく全部なくなりますよというふうなニュアンスを受けたからですよ、もし来年度でそういうふうな形になるのであれば土地開発公社に貸し付けているお金というのは、土地開発基金から貸し付けているお金というのはどういうふうなことになるのか、それで土地開発公社としては今何か駐車場事業や何かやってるみたいで実質黒字なんですけれども、そういったものがずっと行けるのかどうか。ずっと貸付金がなくても、土地開発公社として土地開発基金から借りなくても経営を持続できるのかどうか、今は駐車場をやっているという形の中でいいようですけれども、少なくともまだ売れてない土地が一つあるはずです。それを整理しないと土地開発公社も整理できないと、逆に言えば、土地開発公社がある限り土地開発基金からの貸し付けは続けざるを得ないのではないかという形もあるわけですので、その辺のところを整理してお答え願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 今、土地開発公社が基金から借りて所有している土地は二カ所あります。旧競り場用地の所に第三保育所の移転改築用地という名目で土地開発公社が取得をしております所が一カ所です。それから、河畔公園の大政木材へ行く手前の所にも開発公社が土地開発基金から借りて先行取得した土地があります。第三保育所をどうするかということがまず一つあろうかと思います。今、次世代育成計画も策定作業中ですので、その中で三保の位置づけというのが出てくるかと思いますが、今現在は四総あるいはエンゼルプランで第三保育所は維持するし、改築の検討をするという位置づけになっておりますので、持っておいた方が施設を整備する際に市有地ですと起債対象にも何もなりませんが、開発公社が持っている土地を建設年度で取得するという場合は起債の対象になります。多少有利になるわけですのでその辺の第三保育所の移転改築がどういうふうに位置づけされてくるかということもこの用地の今後の対応に大きな影響をもってくるだろうと、仮にでありますけれども第三保育所を改築するにしても現在地だといった場合には、今の市の計画の中ではあそこに位置づけられているものはありませんので、現在地での改築もしくはあそこでない場所での移転改築という位置づけになった場合は、あそこの土地改良区の裏の用地は他に利活用してもいいのではないかと、そうなった場合は貸し付けしている三千七百万円がどの程度の額で処分されるかにもよりますけれども返ってくるだろうと、それと、河畔公園の関係については今見直しをするという方向でありますので、あれをすぐ処分してその分を貸付金に返してもらうということはちょっと難しいのでは、今の時点ではすぐにということにはならないと思いますので、それがあるうちは開発公社として持っておかざるを得ないだろうと、という場合に公社で貸しているお金を一般会計が肩代わりして貸したことにするということも法的にできるのかどうかはわかりませんが、いずれこれから合併の中では新市に引き継ぐということになっておりますのでそうしたことも見据えて、松谷議員がおっしゃるとおり、持っていても大してメリットもないし収益が上がるものでもありませんのでできれば身軽にはしたいと思いますが、そういったひもがついているということもありますので、そういうことも十分検討しながらいい方向で検討してまいりたいと思います。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) ということは、その二つの土地が処分されるまでは少なくとも土地開発基金としてはその貸付金は残るというふうに解釈してよろしいわけですね。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) そのとおり理解してよろしいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第八号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第八 議案第九号能代市保育所条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第八、議案第九号能代市保育所条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第九号能代市保育所条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は第二保育所を社会福祉法人へ移管するため、同保育所を廃止しようとするものであります。改正の内容についてでありますが、市の保育所の名称及び位置を規定しております第二条の表中、能代市第二保育所の項を削るものであります。 附則において、この条例は、平成十七年四月一日から施行することとしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第九号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第九 議案第十号財産の無償譲渡について ○議長(柳谷渉君) 日程第九、議案第十号財産の無償譲渡についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第十号財産の無償譲渡について御説明申し上げます。本案は第二保育所の建物等を社会福祉法人に無償譲渡するため、地方自治法第九十六条第一項第六号の規定により、議会の議決を求めるものであります。 譲渡の内容についてでありますが、譲渡する財産の所在地は能代市松美町百二番地であります。譲渡する建物の種類及び構造についてでありますが、保育所建物は木造モルタル亜鉛メッキ鋼板葺平屋建、床面積は四百四十八・八三平方メートルで、付属建物は物置で、木造モルタル亜鉛メッキ鋼板葺二階建で床面積は三十三・一一平方メートルで、工作物は遊具その他の工作物であります。譲渡の相手方は能代市花園町十番二十一号、社会福祉法人すぎ保育園理事長児玉栄蔵であります。譲渡する日は平成十七年四月一日とし、譲渡の条件は保育所の用途に供することとしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 一点だけお尋ねをいたします。建物の関係の無償譲渡というふうなことでの御提案ですが、この場合土地も関連して、この辺の扱いちょっと私も不勉強で申しわけないんですけれども、無償貸し付けになった場合、いわゆる固定資産の関係はどういうふうな扱いになるのでしょうか、ちょっとお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えいたします。今回、建物については無償譲渡ということでございますが、土地につきましては無償貸し付けということでございまして、市の土地のまま市有地でございます。これまでも他の保育所に土地を無償で貸し付けしている保育所もございますので、今回も無償貸し付けということでございますので、よろしくお願いいたします。 固定資産税の関係ですが、市有地でございますのでこれは税金はかからないといいますか自分の土地でございますので、そういうことで御了承願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今、部長の説明では前にもそういうふうな例があったということですけれども、前はどういう保育所の関係なのか、もしくは別な施設の関係での土地の貸し付けでそういうふうな扱いになったのかちょっともう少し詳しくお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 土地の貸し付けについて無償貸し付けということでございますけれども、これ前にということで能代感恩講保育所がございますが、あの土地についても市有地でございまして現在無償で貸し付けしているという状況でございます。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今回は建物については無償譲渡というふうなことですが、この後建物が古くなったり、もしくは改築等に迫られた場合、譲渡してもらった新たな法人の方の関係の方が建物を建てかえるというふうな場合は、その場合建物については建物に対する固定資産等については市の方ではそういうふうな扱いはどういうふうになるのでしょうか。もちろん法人の関係ですからいろいろな免除規定とかあると思うのですが、その辺含めて一般論とのその辺の分け方もあるのでしょうけれども、その辺はどういうふうになるのでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 建物に関する税でございますが、公益法人ということで非課税となっておりますので、よろしくお願いいたします。 それから、建物のこれからの維持補修とかについては、当然譲渡いたしましたのでみずから法人で実施するということになります。当然古くなって改築が必要になった場合でも国・県の補助を受けながら建てかえると、みずから建てるということになります。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第十号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一〇 議案第十一号能代市在宅障害者支援施設条例の制定について ○議長(柳谷渉君) 日程第一〇、議案第十一号能代市在宅障害者支援施設条例の制定についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第十一号能代市在宅障害者支援施設条例の制定について御説明申し上げます。本案は在宅障害者の自立及び社会参加等を総合的に支援し、障害者福祉の増進を図るための施設を設置しようとするものであります。条例の内容についてでありますが、第一条において在宅障害者の自立及び社会参加等を総合的に支援するとともに、在宅障害者に憩いの場を提供し、障害者福祉の増進を図るため、在宅障害者支援施設を設置することと定めております。第二条においては施設の名称を能代市在宅障害者支援施設とらいあんぐるとし、位置は能代市万町十番四号と定めております。第三条ではこの条例における障害者の定義を定めております。第四条では施設の行う事業を定めており、この施設では本市に住所を有する障害者及びその家族等を対象として、第一号から第三号までに掲げる事業を行うこととしております。第一号では福祉サービスに関する情報提供や利用助言など福祉サービスの利用、援助を行うとともに、福祉施設や作業所等の紹介、福祉機器の利用助言など社会資源を活用するための助言等を行う障害者生活支援事業を、第二号では機能訓練、創作的活動、スポーツレクリエーション等を行う身体障害者デイサービス事業を、第三号ではその他在宅障害者の地域生活を支援するため必要な事業を行うこととしております。第五条では施設の使用について定めており、第四条の事業の実施に支障のない範囲において施設の部屋を使用させることができることとしており、各室ごとの使用者の範囲を定めております。第六条は使用の許可、第七条は使用の制限について定めており、第八条では施設の使用者は、別表に定める使用料を納付しなければならないこととしております。第九条は使用料の減免、第十条は使用料の不還付、第十一条は使用権の譲渡等の禁止、第十二条は使用の許可の取り消し等、第十三条は損害賠償の義務を定めております。第十四条は補則で、この条例の施行に関し必要な事項は規則で定めることとしております。 なお、附則において、第一項では、この条例は平成十六年四月一日から施行することとしており、第二項では能代市身体障害者憩の家設置条例を廃止することとしております。 別表では、施設の使用料を定めておりますが、それぞれ一時間につき、使用責任者が障害者の場合とそれ以外の場合とし、冷暖房使用時の使用料も定めております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 恐らくこの施設の名前が「とらいあんぐる」というふうなことで三障害の施設であるというふうに当初私は理解してたんですけれども、そのとらいあんぐるなんだかどうかわかりませんけれどもまずその辺のところはどうなのか、三障害者のための施設なのかということが一つ。 それから、もし、こういうふうに三障害が入るのであればそれぞれみんな違う障害でありますので、そういった形で整合性がとれるか、要するに施設の運用としての整合性がとれていくのか、ヘルパーや何かもいるだろうし、それに対する資格とかそういった形もあるだろうし、いろいろあるわけですけれどもその一つの建物の中でうまく機能していくものなのかどうか。 それから、一説によれば通所施設も授産施設も入るとか入らないとかというふうなことも聞きました。いろいろ確定要素でないことが耳に聞こえてきますのでその辺のところをちょっと、どういうふうな施設で、どういうふうな利用の仕方でどういうふうになるのか教えていただきたいと思います。 それから、もう一つは、これも前からの話なんですけれどもこの施設は委託するんだと、あるいは委託しないんだというふうな話もありました。その辺の委託のこともひとつ教えていただきたいし、そのためのこの中で介護する人たち、働く人たちが大分体力的に大変な仕事になるのではないかというふうなことでの人員配置の方も、その辺のところをちょっと概略説明願います。わかりやすくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えします。質問項目がたくさんありましたのでお答え忘れもあるかもしれませんが、初めに、三障害のための施設であるということでこの施設を考えておりまして、第三条に規定してありますように、障害者は身体障害者と、それから知的障害者、それから精神障害者の方々みんなで使っていただくということでございまして、この名称をつけるに当たっても障害者団体連絡協議会に加入している八団体ございますが、その方々から候補名を提案してもらいましてこの方々が一堂に集い交流できる施設であるということから「とらいあんぐる」という名称になったわけでございます。 それから、施設のこの資格とかそういうのは今お話しましたのでこれでいいのじゃないかと思いますが、どういう施設であるかということで、どういう利用方法かという御質問でございますが、先ほど御説明いたしましたように、事業として障害者生活支援事業、これは福祉サービスの利用援助あるいは情報提供、利用助言等を行うわけでございます。それから相談等も行います。それから、身体障害者デイサービス事業ということで、日常生活動作あるいは創作的活動、手芸とか絵画とか書道、そういうのも予定しております。それからスポーツ・レクリエーション等でございます。それから、その他障害者について生活を総合的に支援するための事業ということでございまして、そのほかにこの施設には今お話しした以外に、現在の身体障害者憩の家偕心荘がございますがその機能も取り入れております。それから、現在能代山本地区精神家族会すぎなの会で経営している精神障害者の小規模作業所が通町で行っておりますが、この作業所をこの施設の中に入ってもらってこの中で作業していただくということで予定しております。 それから、施設の委託についてでございますが、現在考えているのは施設長は市の職員でございまして、それ以外の職員については障害者の事業を行っている社会福祉法人がございますので、そちらの方へ委託したいというふうに考えております。職員数は施設長と、委託先の職員としては指導員が一人、管理人を一人予定しておりまして、常勤の職員は三人でございますが、そのほか事務補助員ということでデイサービス事業の補助の方一名ということで計四名の職員で運営していきたいとこういうふうに考えております。そのほかデイサービス事業に伴うコースとか夜間管理人等はまた別でございますが、常時この運営に携わる方はそういうスタッフで考えております。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) わかりました。ありがとうございます。実は職員というよりもその委託のことなんですけれども、委託先からどういうふうな方が来るのかそれはわかりませんけれども、やはり障害によっては力の要る仕事もあるのではないかと、むしろそういった形の方が多いのかもしれませんけれども、信太さんがいるので、男の人といえばまた差別がまたあれですけれども、力のある人を配置しなければならないのでないかなというふうには思うんですけれども、ひとつその辺のところどうなのかお知らせください。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えいたします。施設長は市の職員でございますが、委託する職員については今後法人等と協議してまいりたいと思いますので、その点も考慮に入れながらどういう人がいいのかこれから考えていきたいとこういうふうに考えております。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。六番小林秀彦君。 ◆六番(小林秀彦君) 私、使用料についてちょっとお伺いします。この使用料の決定についてはいろいろ障害者団体とお話をしながら決めたのか、そこを少しお聞きしたいということと、上記以外の場合ということで、これはおそらく障害者以外の方が利用する場合この使用料でいくということで書いてるのでないかなと思いますけれども、この在宅障害者支援施設の中で健常者とのかかわりをどういう考え方で進めていくのかなあということをちょっと疑問に思いましたので、そこを教えていただければと思います。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えいたします。使用料の関係でございますがこれは市の施設たくさんあるわけでございますが、基本的には施設の年間のランニングコストに基づいて積算いたしております。この使用料についても建設に当たって障害者団体連合協議会の方々と話し合いをしてまいったわけでございますが、この使用料決定に当たってもこの金額を提示いたしまして御了解いただいてるというふうに認識いたしております。 それから、障害者以外の方との交流ということでございますが、基本的にはこの施設は障害者の皆さんから使っていただくということでございますが、それ以外の方でも支障のない範囲以内で娯楽室と浴室を除く各部屋は使用を認めるということでございます。 なお、この施設については、ボランティア団体につきましても障害者の方と同じ料金で設定いたしております。いずれにいたしましてもこの施設が障害者のためにたくさんいいことがあるように、できれば多く楽しんで使っていただければとこういうふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 六番小林秀彦君。 ◆六番(小林秀彦君) それからもう一つ、障害者支援費制度の中での基盤整備ということでこの支援施設を建設したと思いますけれども、支援費制度とのかかわりでいけばどういうふうなことが行われていくのか、ちょっと私わかりませんので教えてください。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) お答えいたします。支援費制度との関連でございますが、この施設で身体障害者デイサービス事業を行います。これが支援費制度の対象となるということでございまして、できるだけ多くの方々から御参加いただければと思ってますので、よろしくお願いします。
    議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 先ほど在宅支援の関係で施設長は市の職員で、他の関係の職員といいますか、については法人の委託先の関係と相談というふうな話でありましたけれども、この種の事業をやっていく場合、それぞれ専門性が要求をされるということでこういうふうな法人との関係が出てくるのでしょうけれども、基本的に市の方の事業をこういうふうな形で委託をしようとするときのさまざまな条件等が付されるのではないかということが考えられるわけですけれども、この場合どういう条件等でこういうふうなお話し合いがやっていかれるのか、あわせて、多分部長の説明では当面市の直轄といいますか、運営の形態をとるのかなという予測をするわけですけれども、差し当たってのと言いますか職員の募集等を含めた場合、これらは直接市の方で募集をするのか、それともいわゆる法人の方でそういう人的なものも含めた内容での対応をするのか、その辺をもう少しこのスタートする前後のその辺の扱い方について御説明いただければありがたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えいたします。委託先の条件等ということでございますが、当市に障害者の方を対象とした社会福祉法人は一カ所だけでございます。そういうことからこの法人に委託したいと考えているわけでございまして、三障害の方々がこの施設を利用されるということで障害者の方に対しても御理解が得られるのではないかなと思っております。 それから、職員について市で募集するのかということでございますが、これはやはり身分が社会福祉法人の身分となりますのでそちらの方で募集するということになります。ただ、現在いる職員等もおりますのでその辺も考えながら職員を配置することになるというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) そうすればこの職員の身分といいますか、どういうふうな扱いになるのかちょっとその辺がわからないところがありますので、その辺ひとつもう少し詳しいところを教えていただければありがたいと思います。 それから、こういうふうに一カ所しかないという法人だとすれば、他にこういうふうな事業をやれる資格にはどういうものを兼ね備えなければならないのか、その辺もう少し詳しく。また多分幾ら一カ所しかないとしても市の方と契約は結ばれるというふうに思うので、その辺の内容等をもう少し詳しいところを教えていただければありがたいですが。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) お答えいたします。職員の身分ということでございますが、施設長以外の職員については、この職員分を含めて法人に委託するわけでございますのであくまでも募集から職員の身分も社会福祉法人の方に属するということになります。 それから、委託先については先ほど御説明申し上げましたように、現在障害者に関する社会福祉法人が一カ所だけでございます。日ごろから障害者の方々と意思疎通といいますか、そういうことで慣れているわけでございますので、法人格の有する団体であるということからそちらの方へ委託したいということでございまして、保育所についてもそれぞれ実績とかそういうのを重視して行っているわけでございますので、今回のこの施設についてもそういう考えからその法人に決めたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 済みません。私の聞き方がちょっとまずかったようで、一カ所しかないという法人の中でのいわゆるそういう事業を行うために、私、そのスタッフの資格等の話をちょっと聞きたかったつもりなんですけれども、多分介護関係のいろいろな資格がなければやれない事業でしょうから多分そういうふうなことでの専門的な資格を持った方というふうに理解をするわけですけれども、こういうふうな場合の基本的には何名、どういうふうな形の資格を持った方がいなければならないとかというそういうことは市とのこの委託の中で何か出てくる条項といいますか、条件など含めたものがおおざっぱでも結構ですがその辺の内容もしわかればということで先ほどお聞きしたつもりなのですが、その辺お知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) お答えいたします。職員のスタッフの資格ということでございますが、当該施設については有資格あるいは無資格等には関係なく職員を配置できるわけでございますが、社会福祉法人の方には社会福祉主事の資格を持っている方がおりますのでそういう資格のある方をできれば配置していただきたいと考えております。 それから、人数についても特段こういう資格の方が何名必要であるということはございませんので、先ほど申した職員の体制で実施していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第十一号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一一 議案第十二号能代市保健センター条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第一一、議案第十二号能代市保健センター条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第十二号能代市保健センター条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は前立腺がんに関する正しい知識を普及させるとともに早期発見、早期治療を目的として、新たに前立腺がん検診を実施しようとするものであります。改正の内容についてでありますが、条例の別表中、肝炎ウイルス検診の次に、前立腺がん検診を追加し、料金を四百二十円に定めようとするものであります。 附則において、この条例は、平成十六年四月一日から施行することとしております。 なお、検診の対象者は五十歳以上の男性としております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十二号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一二 議案第十三号能代市介護保険条例の一部改正について ○議長(柳谷渉君) 日程第一二、議案第十三号能代市介護保険条例の一部改正についてを議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第十三号能代市介護保険条例の一部改正について御説明申し上げます。本案は介護保険料について、経済的に生活が困難な世帯の個々の実情に応じて必要な減免ができるよう減免要件を追加するものであります。改正の内容についてでありますが、条文中、第十一条第一項は介護保険料の減免の要件について定めている規定で、第四号の次に、第五号としてその他、特別な事情により生活に困窮していることを追加しようとするものであります。 なお、附則において、この条例は、平成十六年四月一日から施行することとしているほか、経過措置として、改正後の能代市介護保険条例の規定は、平成十六年度以後の年度分の保険料について適用し、平成十五年度分までの保険料については、なお従前の例によることとしております。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十三号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一三 議案第十四号市道路線の認定及び廃止について ○議長(柳谷渉君) 日程第一三、議案第十四号市道路線の認定及び廃止についてを議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) 議案第十四号について御説明申し上げます。本案は市道路線の認定及び廃止のため道路法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。認定路線は、別紙のとおり四路線で、廃止路線は二路線でございます。認定する四路線の総延長は二千七百四十一・五メートルで、廃止する二路線の延長は二千五百三十六・一メートルであります。差し引き二百五・四メートルが新たに認定する延長で、総路線数は千百二十八路線となり、市道の総延長は五十五万四千七百八十メートルとなります。 なお、今回の認定は能代東インターチェンジとなる市道鰄渕下中沢線のつけかえに伴い、既設道路の起終点を見直すものであります。 次に、路線ごとの内容につきまして、参考として添付しております認定路線及び廃止路線の延長の表と略図によって御説明申し上げます。図面番号1をごらんいただきたいと思います。図面の凡例にありますように、認定路線を実線で、廃止路線を点線で表示し、廃止路線名を括弧書きで表示しております。また、琴丘能代道路施工関係路線を一点鎖線で表示しております。図面番号1では、能代東インターチェンジ建設に伴い市道鰄渕下中沢線の一部が通行できなくなるため、国土交通省で鰄渕新田線へのつけかえ道路を建設しておりました。その完成に伴い、市道鰄渕新田線を一たん廃止してから鰄渕六号線、鰄渕大堤下五号線を新たに認定し、鰄渕新田線を再認定しようとするものであります。 図面番号2をごらんいただきたいと思います。鰄渕大堤下二号線は、同事業により終点位置が変わることから一たん廃止してから、再度認定しようとするものであります。以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 済みません、ちょっと教えていただきたくて御質問申し上げます。一つは、先ほどの能代東インターの関係ということで、そちらも市道ここに出ておりますが、鰄渕下中沢線ということでこちらが通れなくなるというお話でした。何かここの関係で市道認定いたしましたけれども、将来的に何かこちら側の広域農道と国道の関係とのあれがありますけれども、また、そのところについてこのまま市道、そこのところをちょっと教えていただきたく、国道がどちらになって、どちらがなるかということを一つです。 それから、ちょっと教えていただきたいのはこの図面1の方で、廃止になったところが国道七号で切れて二つになっておりますが、図面2の方は真っ直ぐになっておりますよね、これは何か意味があるのでしょうかということ、見れば同じようなあれで、ただ長くそのまま廃止路線と同じような認定をすればいいのではないかなという気がするんですが、そこのところ何か意味があるのかどうかちょっと教えていただきたいということです。 それから、今ここの工事はどちらで担当しているかちょっとわからないですけれど、国道七号の所も路線を多くして広くなりましたけれども、認定になった鰄渕六号線という新しい側の方が取りつけ部の所だけ狭くなって、国道からちょっと離れた所の道路は市道で広くなってるのですけれど、取りつけ部の所だけが狭くて大変通行に、それが国道、今言ったそちら側の方がほとんどそういうような状況になってるんですけれども、ここら辺についてもこういう交通量が多くなる場所ですけれども、何か改良についてお考えありますかどうかちょっとその点もあわせてお聞きしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) 一点目でございますが、図面番号1をごらんいただきたいと思いますがこの中に鰄渕下中沢線と書いている部分がございます。これがインターになる部分でございまして、今回認定廃止する分は、これの代替として図面から見ますと左の方を国土交通省で代替道路として建設しているということでございます。 それから二つ目の、確かにこの一点鎖線が図面番号2では全部通ってございますが、普通市道認定しますと一たん切る場合と、例えば、国道七号の道路幅につきましては国土交通省で管理してる分でございますので分離する場合と、それから、全部国道を横断して認定する場合と二通りがございます。この場合は認定はするわけですが、この横断部分いわゆる上位、県道とか国で管理する道路の場合はこの分は共用延長、重複している延長となりまして実延長から外れることになります。確かに1の図面と2の図面では矛盾していると思いますが、これはどちらでも間違いではございません。欲を言えば図面番号1の方にやった方がよろしいかと思いますが、いずれにしても先ほど申し上げましたように、間違いではございません。 それと、三つ目のいわゆる七号の拡幅でございますが、ここへ代替道路として市道を整備する際左折路線等がございますので、その延長部分は国で整備することとなります。確かに途切れているような感じをいたしますが今現在まだ工事中でございますし、できた暁には左折にかかわる分の拡幅はちゃんとできるものというふうに考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) 間違いでないということでわかりましたけれども、もしかしたら将来、先ほどの移管というか管轄が市でなくて、別の方にもう一度移ったりするためにわざわざ分けてあったのかなというような気がしたものですからちょっとそこのところをお尋ねいたしました。 それから、ちょっと左折、右折はわかりませんが、能代から行って大館に向かった場合の今の右折の場合はこれ国土交通省で代替道路ということでちゃんと大きく広くなっておりますけれども、反対側の方に向かう分に関してはその取りつけ部の所だけ狭いんですね、それで私どもから見ればあそは国道のあれなので国土交通省でやってくれればいいような気がするんですが、どうも市の管轄だというようなお話もありまして、もしそこら辺でせっかく拡幅してあるのであれば同じような工事条件でやってくださればというふうな感じもいたしますが、もし市の管轄であるとすればそこら辺のお考えというか、かなりの交通量と今度インターができるとそのような形になろうかと思いますが、ここはずっと何カ所も連なっている所ですので、その点についてもうちょっとお聞きいたしたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) 一点目のといいますか、管轄が変わるということではございませんので。それから、二点目の取りつけ部が狭くなっているということでございますが、確かに七号に取りつけられる市道の部分につきましては皆狭くなってございます。国で七号を新設する際に道路の部分、取りつけ部分延長にすると大体十二、三メートルでしょうか、あそこの部分は国で買収したものでございますが当時ほとんどがあそこの場合農道的に細く、いわゆる市道側の方が細くなっておりまして、その後市道なものですから市として前後を拡幅いたしました。今残っているのは国道の取りつけ部分が確かに相当の数が残ってございます。市ではあそこは国の土地であるので国で整備していただけないかと再三お願いはしてございますが、国としては土地はうちのものだけれども、整備は市でやってくれないかということを言われております。そこでいまだに交渉中でありますが、交渉がもしうまくいかない、市では国の土地であるから国で整備していただきたいと言っておるわけですけれどもなかなからちがあきません。私としてはあくまでも国の用地は国で整備すべきだという考え方を持っているわけでございますが、どうしてもだめな場合は国の土地も含めて市で拡幅しなければならない場面もあるかと思います。これはいわゆる交通量と勘案して国でどうしてもだめであれば市で拡幅していかなければならないものというふうには考えてございますが、もう少し国との話し合い等がありますので少しの間時間を貸していただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(柳谷渉君) 二十番武田正廣君。 ◆二十番(武田正廣君) ありがとうございました。同じようなことが地元にも拡幅のときに説明があって、地元からも代表者でかなり強く要望をいたしましたが、今部長がおっしゃったようにどちらがやるのか何かわからないような形、向こうではあっち、市の方では向こうの方というような形で何か住民の方も非常にあれしてるみたいですので、ぜひ市の方でもう少し頑張っていただければというふうにお願い申し上げたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第十四号は建設委員会に付託いたします。 この際休憩いたします。午後一時会議を再開いたします。              午前十一時四十八分 休憩----------------------------------              午後一時 開議 △日程第一四 議案第十五号平成十五年度能代市一般会計補正予算議長(柳谷渉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第一四、議案第十五号平成十五年度能代市一般会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第十五号平成十五年度能代市一般会計補正予算(第十一号)について御説明いたします。まず条文の第一条で歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ二億一千四百五十万円を減額し、予算の総額を二百一億七千七十二万六千円と定めております。第二条で継続費の変更は第二表のとおり定め、第三条で地方自治法の規定により翌年度へ繰り越して使用できる経費は、第三表の繰越明許費によることとし、第四条で債務負担行為の追加変更及び廃止は、第四表のとおり定めております。第五条で地方債の追加及び変更は、第五表地方債補正によることとしております。 予算の内容は、事項別明細書で御説明申し上げます。まず歳入でありますが、一款市税、一項市民税は二千四百万円の追加で、法人分の見込み額と既計上額との差額であります。 三款利子割交付金、一項利子割交付金は七百万円の追加で、四項地方消費税交付金、一項地方消費税交付金も三千七百万円の追加でありますが、いずれも決定によるものであります。 九款分担金及び負担金、一項負担金百七十万二千円の減額は、他市町村から松籟荘に入所している方が減ったことによる老人福祉施設入所負担金が主なるものであります。 十款使用料及び手数料は百三十一万六千円の追加で、一項使用料四百二十六万一千円の減額は、へき地保育所保育料で百十八万九千円の減額、商業高校授業料で三百十八万五千円の減額が主なるものであります。二項手数料は七万円の追加で、一般廃棄物処理手数料であります。三項証紙収入五百五十万七千円の追加は、家庭系廃棄物処理手数料の追加であります。 十一款国庫支出金は七千七百六万円の減額で、一項国庫負担金六千六百七十二万七千円の減額は、老人福祉施設費負担金二百九十八万五千円の追加、特別障害者手当等給付費負担金二百四十七万円の減額、保育所運営費負担金六百九十万六千円の減額、生活保護費負担金は六千四百一万七千円の減額で、生活保護費の減額による国庫負担金の減であります。国民健康保険費負担金は七百二十八万六千円の追加、公共土木施設災害復旧費負担金は二百八十六万四千円の減額であります。二項国庫補助金は五百六十四万八千円の減額で、主なるものは要保護及び準要保護児童生徒援助費補助金及び理科教育等設備費補助金百九万円の減額、幼稚園就園奨励費補助金三百三十九万八千円の減額等であります。三項国庫委託金は四百六十八万五千円の減額で、衆議院選挙費の確定による減額であります。 十二款県支出金は千八百十三万八千円の減額で、一項県負担金二十七万七千円の追加は、国民健康保険保険基盤安定負担金であります。二項県補助金千八百十五万四千円の減額の主なるものは、福祉医療費補助金三百三十四万四千円の減額、母体健康増進支援事業費補助金二百七十六万五千円の減額と、望ましい「秋田の水田農業」確立事業費補助金三百十六万五千円の追加、保全松林健全化整備事業費補助金五百五十八万六千円の減額、商店街空き店舗対策事業費補助金百二十万一千円の減額、緊急雇用創出特別基金事業費補助金(国庫分)で百八十万五千円の減額、秋田県生活バス路線等維持費補助金実績による四百八十一万六千円の減額等で、いずれも事業費の確定等による整理であります。三項県委託金は二十六万一千円の減額であります。 十三款財産収入は九百七十四万六千円の追加で、一項財産運用収入二百五十八万五千円の追加は、一時土地貸付料百五十三万六千円と、貸地料八十四万三千円の追加が主なるものであります。二項財産売払収入は七百十六万一千円の追加で、字鴨巣四十一の十外三件の土地売払収入であります。 十四款寄附金、一項寄附金は四十九万九千円の追加で、奨学基金寄附金三十二万円等であります。 十五款繰入金は二億五千百九十二万五千円の減額で、一項特別会計繰入金五十三万円の追加は、市債償還金への繰り入れによるものであります。二項基金繰入金は二億五千二百四十五万五千円の減額で、財政調整基金は二億五千二百四十九万五千円の減、土地開発基金繰入金は三百万八千円の減、福祉基金繰入金は三百四十五万六千円の追加、奨学基金は四十万八千円の減であります。 十七款諸収入は千四百四十六万四千円の追加で、二項預金利子は十一万六千円の減額、三項貸付金元利収入百三十万一千円の追加は、奨学資金貸付金償還金の元金分であります。四項受託事業収入は八百九十万三千円の減額で、老人福祉施設松籟荘の他市町村からの受託金の減額四百九十三万六千円と、松原ホームへの受託金、児童福祉施設受託金四百十万一千円の減額が主なるものであります。五項雑入は二千二百十八万二千円の追加で、主なるものは福祉医療費返納金六百六十八万九千円、オータムジャンボ宝くじ交付金六百四十万五千円の追加、地域新エネルギー導入促進対策費補助金六百七万八千円の追加、老人福祉施設国庫負担金等精算過年度収入で二百九十八万四千円であります。 十八款市債、一項市債は四千三十万円の追加で、地域総合整備資金貸付事業債一億円、(仮称)能代ニューライフセンター建設事業債が二千四百七十万円の減額、デイサービスセンター設備整備事業債七百三十万円の減額、在宅障害者支援施設建設事業債千七百二十万円の減額、県営土地改良総合整備事業(負担金)債で五百四十万円の追加、県営ほ場整備事業(負担金)債で七百八十万円の減額、能代河畔公園整備事業債で二百三十万円の減額、消防施設整備事業債は百九十万円の減額、災害復旧債では、公共土木施設等のそれぞれの事業費の確定等に伴う補正であります。 次に、歳出でありますが一款議会費は百三十八万九千円の減額で、行政視察旅費等の差額等であります。 二款総務費は九千百五十六万二千円の追加で、一項総務管理費一億五十七万九千円の追加の主なるものは、東京事務所の廃止にかかわる運搬料等で三十四万四千円の追加、庁舎管理費では、清掃委託料の差金等で百十八万九千円の減額、土地開発基金への土地売り払い分の積み立てで七百十六万一千円の追加、企画費は九千六百七十一万六千円の追加で、ボランティアセンター設置費補助金百四十四万九千円の減額と、京回生会が建設する老人保健施設に対する地域総合整備資金貸付金一億円であります。十目市史編さん費は二百七十二万六千円の減額で、旅費の精算が主なるものであります。二項徴税費は二十六万六千円の減額、四項選挙費は四百六十八万五千円の減額で、衆議院議員選挙費の整理であります。六項監査委員費は八万一千円の追加であります。七項(仮称)能代ニューライフセンター費は四百十四万七千円の減額で、外構及び駐車場整備工事等の契約差金であります。 三款民生費は一億三千七百三十二万八千円の減額で、一項社会福祉費三千五百七十五万九千円の減額で、主なるものは特別障害者手当等給付費三百二十九万四千円の減額、介護保険特別会計への繰出金二百九万七千円の追加、老人保健医療特別会計への繰出金千二百三万五千円の減額、障害者支援施設建設事業費の契約差金による二千百四十八万九千円の減額であります。二項児童福祉費は千六百二十一万三千円の減額で、主なるものは法人保育所等運営費負担金千三百三十九万二千円の減額と、認可保育所運営費では賃金で百十三万六千円の追加、さらに、ふれあいプラザに移転する第一保育所の開設準備費として二千九百二十万円の減額は、備品購入費等の契約差金であります。三項生活保護費は八千五百三十五万六千円の減額で、生活保護費のうち医療扶助費が主なる減額となっております。 四款衛生費は二千二百九十六万五千円の減額で、一項保健衛生費六百三十三万九千円の減額は、母子保健事業費の減額が主なるものであります。二項国民健康保険費二百六十万四千円の減額は、国保会計への繰出金の減額であります。三項環境衛生費は二百七十四万八千円の減額で、各種調査及び検査等に要する費用の整理であります。四項清掃費は千百二十七万四千円の減額で、主なるものは南部及び北部工場の需用費の減による広域市町村圏組合負担金の減額であります。 五款労働費、二項労働諸費は百九十六万一千円の減額で、緊急雇用支援対策事業費の減額が主なるものであります。 六款農林水産業費は二千三百七十九万一千円の減額で、一項農業費千百八十四万円の減額の主なるものは、望ましい「秋田の水田農業」確立事業費補助金三百十六万五千円の追加、農用地流動化促進事業費補助金二百十四万一千円の追加、秋田県青果物価格安定基金協会負担金百十二万四千円の減額であります。農地費の七百五十五万四千円の減額は、太田面地区等ほ場整備に係る六カ所分の事業費の整理によるものであります。二項林業費は千百九十五万一千円の減額で、主なるものは流域森林総合整備事業費で二百九十九万円の減額であります。 七款商工費は二千二百七十一万八千円の減額で、一項商工費二千二百四十九万二千円の減額の主なるものは、木のまちづくり推進事業費二百三万六千円の減額、商店街空き店舗対策事業費補助金三百五十九万三千円の減額、市街地巡回バス運行事業費四百五十三万三千円の減額、地方バス路線等維持費補助金千四十三万八千円の減額は、いずれも実績見込み等による減額であります。三項火力発電所立地対策費二十二万六千円の減額は、旅費の減額であります。 八款土木費は三千百五十七万一千円の減額で、一項土木管理費は十八万八千円の減額であります。二項道路橋りょう費二百四十一万九千円の減額の主なるものは、橋りょう架替事業費(桧山川運河一号橋)の工事差金であります。三項河川費は百万二千円の減額で、桧山川運河維持費の減額であります。五項都市計画費は二千四百八十二万五千円の減額で、長崎地区土地区画整理事業費で五百六十六万一千円の減額、下水道事業への繰出金は、事業の確定等による整理で千七百九十一万四千円の減額であります。六項住宅費は四万三千円の追加であります。七項河畔公園費は三百十八万円の減額で、能代河畔公園事業費の契約差金等によるものであります。 九款消防費、一項消防費は六百十四万四千円の減額で、一部事務組合の負担金の減額三百三十二万五千円のほか、上水道消火栓更新及び新設補償金等の整理によるものであります。 十款教育費は二千六百七十九万五千円の減額で、一項教育総務費百四十二万八千円の減額は、学校体育連盟等補助金百五十九万七千円の減額、奨学基金は百三十二万三千円の追加であります。二項小学校費は四百四十八万七千円の減額で、主なるものは理科教育等設備整備事業費は補助の確定によるものであります。要保護及び準要保護児童生徒援助費は、人数の増により二百四万三千円の追加、浅内小学校基本設計・地質調査委託費は、契約差金等で二百十三万二千円の減額となっております。三項中学校費は二百五十四万四千円の減額で、理科教育設備整備費等で九十五万三千円で、補助の確定による減額であります。四項高等学校費は二百五十九万二千円の減額で、主なるものは非常勤講師の謝礼等による報償費百二十四万円やパソコンリースの契約差金等であります。五項幼稚園費は二百六十二万三千円の減額で、すこやか子育て支援事業費三十三万九千円の減額と、幼稚園就園奨励費は人数の減により二百二十八万四千円の減額であります。六項社会教育費六百八十五万二千円の減額は、ふるさと文化展示館・歴史民俗資料館建設調査事務費二十一万円の減額と、演劇公演費わらび座のミュージカル八十五万五千円の減額、谷村新司ポピュラー公演費百一万五千円の減額並びに施設の電気料等の減により施設管理費で二百七十五万七千円の各種事業の整理であります。七項保健体育費は六百二十六万九千円の減額で、主なるものは総合体育館の光熱水費等で電気料で九十三万八千円、清掃委託等の契約差金で五十三万四千円、屋根塗装工事等の契約差金で百七十九万九千円、アリーナ床改修工事の契約差金で百五万円の減額となっております。 十一款災害復旧費は七百八万四千円の減額で、二項公共土木施設災害復旧費四百二十九万四千円の減額は、平成十四年災害補助河川災害復旧事業費の整理であります。三項文教施設災害復旧費二百七十九万円の減額は、能代第二中学校のグラウンド災害復旧事業等に係る契約差金であります。 十二款公債費、一項公債費は二千四百三十一万六千円の減額で、長期債利子二千七百八十六万円が主なるものであります。 続いて予算書にお戻りをいただきます。第二表は継続費の変更で、(仮称)能代ニューライフセンター建設事業費の年割額、十五年度の年割額を十三億三千九百二万四千円から十三億三千六百三十四万四千円に改めるものであります。 第三表の繰越明許費では、地域総合整備資金貸付金、先ほど申し上げました老人保健施設の建設に係る貸付金で、一億円であります。 第四表債務負担行為の補正の一の追加は、十五年度の農業経営基盤強化資金利子補給費補助金、十六年から三十四年までの限度額が八十三万九千円、同じく農業近代化資金利子補給費補助金は、十六年から十九年までの限度額二万二千円であります。二の変更では、「能代市史特別編民俗」印刷費が限度額千八百六十九万円が、契約差金による六十五万円が減額となりましたので、千八百四万円としております。平成十五年度合併処理浄化槽設置資金利子補給費補助金は、金利が三・九四%から三・五九%以内に変更するものであります。三の廃止は、対象者、利用者がおらなかったことにより、三件の廃止をしております。 第五表は地方債の追加及び変更で、それぞれ先ほど歳入の市債のところで申し上げましたとおり、限度額を設定あるいは変更しておりますので、それに基づいて限度額等を補正したものであります。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) これより逐条質疑を行います。まず条文及び歳入全部について質疑を行います。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 一つだけお聞きします。財政調整基金繰入金、これ補正前の額が三億九千万円でしたけれども、当初の額は十億円あったと思います。それがマイナス補正で一億三千九百五十六万五千円ということになるわけですけれども、十億円あったのが三月補正でですよ、恐らくこれもう一回補正して決算に行くんだけれども、これゼロになって実質単年度収支がプラスだとなれば一番いいわけですけれども、しかしながらいつもの年とちょっと違って余りにもこの時点でも違いすぎたんではないかと、これって逆に言えば、どういう原因でこうなったのか、恐らく入札差額だとかいろいろあるとは思いますけれどもどういうことでこうなったのか。そして、三月補正でこれぐらいになってしまうということは当初の過大見積もりでないかと疑われても仕方がないんじゃないかというふうに思われるのですけれども、どういうふうに判断したらよろしいのでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 財政調整基金の取り崩しの状況でありますが、これには特定分も入ってますので総額の方はちょっと省略いたしますが、一般分として取り崩した状況を申し上げますと、十五年度の当初予算に繰り入れた額は当初五億一千四百万円であります。昨年は財調を余り崩さないで減債を三億円崩しています。全部で九億五千万円崩しておりますけれども、そのうち財調が五億一千九百万円、減債が三億七千万円、あと福祉基金も崩しておりますので、財調そのものは昨年当初には五億一千四百万円でした。その後もいろいろ六月、九月等で補正をいたしましたが、普通交付税が当初の見積もりより多く入ってきたというふうなこともありまして、九月補正の段階で一億七千万円戻しております。今回もこの後特別雪でも降らない限りは専決して財調を崩すということはちょっと考えにくいので、最終の見込みを立ててこの額を戻したということで、最終的にはこの額で財調は何とか済みそうです。ただ、さっきも言ったように、財調にかわって減債を大きく崩していますのでその点は御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 済みません、私の勘違いでした。十億円というのは。それにしてもいつものことで、いつもの年で、いつものようにというふうな形で、結果的には財調の取り崩しはほとんどなくともいいというふうな形になってきておりますここ数年。といいますのは、いつもこの当初の予算になると新聞に書かれるんです。財政が大変だと、財調から十億円も切り崩したと、今回十六年度の場合は恐らくやっぱり土地開発基金まで切り崩したということから信憑性は高いとは思いますけれども、いつもいつもこういうふうな形で減額補正、減額補正といって、結果として財調から切り崩さなくてもよかったという年さえあるわけです。ですから、ちょっとその辺のところをもうちょっと決算に近いと言えば語弊がありますが、真実に近い形の予算組みというのは必要なんじゃないかなというふうに思うんですが、その辺どうお考えですか。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 財調のほかに崩せるお金があるからこういう状況で何とか財調が持ってるんです。減債も土地開発基金もなければ財調はおそらく今底をついている状況になるんですけれども、幸い辛抱するときに辛抱しておりましたのでこういうほかに使えるお金があって、私どもとしてはできれば年度間に必要だと思われる適正な額というのはどの辺かと言われると論議はあるかと思いますが、少なくとも四億円から五億円は常に財調に持っておきたいということで、今回も財調を崩せばもっと少なくなってるんですけれども、そこを何とか土地開発基金というお金がありますのでそれを使わせて、財調は一定額を常に確保しておきたいと、今はこの調子のような率で転がしていくと減債はほとんどゼロになりましたから、今度は土地開発もなくなります。ということになってくると、庁舎はありますけれどもだんだん目減りしてまいりますから財調そのものが相当厳しくなってくるだろうと、合併の財政シミュレーションでは十七年から十八年にかけてということですが、そういうふうに基金全体を見るともうことしも十一億円も崩してますからそういう全体から見ると決して余裕ある話にはなってないし、相当厳しいということで御理解をいただきたい。なくなるなくなると言って、あるじゃないかということには決してなりませんのでその辺は御理解をいただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 総務部長に申し上げますが、論点を変えないでください。確かに財政論、すばらしい財政論、ありがとうございました。私が聞いているのと全然違うんですよ。私は、いつもいつも財政調整基金を当初に切り崩した割には、結果としてはそうでもないと、今言われたね、逆に総務部長が言われた毎年毎年四億円ぐらい、ここ数年はそうかもしれません。毎年毎年四億円ぐらいといったら財調四十億円あったって足りないです。ここ十年、実質単年度収支が黒のときだってあったんですよ、それで財調がふえたときだってあったんですよ、ちゃんと計画的にお金を使えば財調をそのままにして、あるいは上下はありますよ、そういうふうな運営できるはずなんですよ、それが当初となると必ず財調を大きく取り崩して最後にはゼロ、あるいは少なくなったり、ここ数年のことはわかります。ただ、そういうやり方というのは本当にいいのかどうかということを疑問を申し上げているわけです。別に今総務部長が言ったその財政、これから能代の財政は大変だということ私も知ってます。そうじゃなくて、当初予算のつくり方の状況として適正なものなのですかということを聞いておるわけで、もっと逆に言えば、決算に近い、決算に近いと言えば語弊ありますけれども、実際に近い形の予算組みをしたらどうですかということを言ってるんですよ、その辺について一言お願いします。論点を変えないできちっと答えてください。 ○議長(柳谷渉君) 総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 確かに松谷議員の言われるように、かなり以前は交付税を相当安全率を見て計上しておったときもありますし、税についてもかなりの安全率で見て最終的には思ったより楽になったという時代もありました。が、今はそういう留保とか何とかということが言えるような状況にはないと思ってます。もう特交も恐らく去年もおととしも二億円以上多く入ってきましたし、ことしは全くそういう状況にはありませんので、もう私どもとしては決算に近いような当初予算であると思っておりますのでそんなに大きくふえてくれるのはありがたいのですけれど、これ歳入が減るというようなことは非常に困りますのでそうならないようにいろいろな機会を通して市長会等にお願いをしてまいりますが、いずれにしてもかなりシビアに予算編成したつもりであります。以上です。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、歳出一款議会費、二款総務費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、三款民生費、四款衛生費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、五款労働費、六款農林水産業費、七款商工費について質疑を行います。十三番畠 貞一郎君。 ◆十三番(畠貞一郎君) 一点だけお伺いしたいと思います。地方バス路線等維持費補助金が一千万円ちょっとの減額になってるんですけれども、その乗り合い数の関係なのか、それとも廃線とかその関係なのかそれだけちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長(森田泰章君) お答え申し上げます。地方バス路線等維持費補助金は、バスの赤字路線に対して補助するわけでございます。したがいまして、経費が下がるか、あるいは収益が上がるかによりまして補助金が違ってくるわけですが、今回は経費の方が削減された関係上、これはバス会社の経営努力のようでございますが、それでマイナス額が減ったことで補助金が減額になったという次第でございます。ただ、収益の方、運賃の方は上がったわけではございません。多く入ってきたわけでございませんで、経費の方の削減でございました。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) 七款商工費の一項商工費、二目商工振興費の先ほどの商店街空き店舗対策事業費補助金の御説明で実績見込みによる減額ということでありましたけれども、当初予算では五百七万二千円ついておりましたけれども執行率がちょっと低いようでありますけれどもこの執行内容というか、どういったことでまたこういうふうな結果になっているのかお知らせいただきたいのと、三項の火力発電所立地対策費の能代火力発電所の建設促進費の関係につきましてですが、額として執行されてないわけですけれども、現状の対策の促進の内容についてちょっとお知らせいただきたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長(森田泰章君) お答え申し上げます。初めに、商店街空き店舗対策事業費補助金でございますが、当初新規に見込んでおりました数が二件見込んでおったんですけれども、一件しか新規がなくてそれも数が非常に少ない、賃借料の少ない事務所でございましてここの部分で二百六十万円ほどの減額でございます。そのほかに既に借りておりました事務所の方で閉店とか移転とかしまして退店なさいましたのでその減額が主なものでございまして、トータルで三百五十万円ぐらいの減額となった次第でございます。 それから、火力促進費の補正二十二万六千円でございますけれども、これはすべて情報収集あるいは要望活動の旅費の補正でございます。御存じのように、三号機が平成三十年度以降の建設計画ということになりまして一たんこの三号機の繰り延べに対しましての要望活動が時期的にタイミングが失した形でございましたので、旅費の整理をさせていただいた次第でございます。 ○議長(柳谷渉君) 八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) 市長が常々行政は黒子で、民間が生き生きとしてありたいというふうな姿勢でやりたいとおっしゃっておりますので、商工会議所との連動の中でこういった空き店舗対策というのは当然やっていらっしゃるわけでありますけれども、その辺の執行する、空き店舗を利活用する進出業者というのは商工会議所に相談されたり、直接商工港湾課の方に御相談されるケースもあるかとは思いますけれども、その辺はやっぱり周知というかPRというかその辺の連動をうまくやらないとせっかくの予算もこういった未済というかそういうふうなことになりますのでその辺をしっかりやっていければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 火力につきましては、何かタイミング的に失したということであるわけでしょうけれども、引き続きまたそのタイミングというふうな御説明、私もなかなかちょっとわかりずらかったんですけれども、その辺からやっていただきたいと存じます。 ○議長(柳谷渉君) 環境産業部長。 ◎環境産業部長(森田泰章君) 空き店舗の方は御指摘のように、今後ともPR等、あとは商店街とのタイアップで考えてまいりたいと存じます。 それから、火力の旅費の件でございますけれども、三号機は電源開発基本計画に組み入れられておりますので、今後とも電力需要の状況等の変化を踏まえながら県とともに早期建設を要望してまいります。以上です。よろしくお願いします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、八款土木費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、九款消防費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十款教育費について質疑を行います。十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) 教育費の社会教育総務費中のふるさと文化展示館並びに歴史民俗資料館の建設調査事務費の減額についてちょっとお尋ねをしたいと思います。この予算は平成十五年の三月定例会で全会一致で可決されたものであります。その際にこの複合施設については市民がすぐれた芸術文化に触れる機会やみずからの芸術文化の成果の発表の場を提供する、あるいはまたそういうことを行うとともに郷土意識の高揚を図っていくというふうなことで第四次能代市総合計画の後期基本計画に位置づけられているというふうなことから全会一致で可決をしたわけでありますが、その議決に対しては一昨日の一般質問の中でも市長に議決の重み等について質問があったわけでありまして、そのことについて今さら申し上げることはないと思うわけですが、この審議をした際に教育委員会ではこの複合施設の建設に当たっては平成十五年度で施設建設あるいは展示の検討委員会を設置して、その検討委員会の中で展示物やあるいはまた運営、あるいは候補地等について検討を加えていくんだというふうな説明があったわけであります。一般的に考えますと、例えば、市長がかわられて政策が途中で変更になったとしたら、やっぱりそういう中で私は九月ごろに補正をして、あるいは代替案を示しながら九月ごろに補正をするということが本来あるべきでないかと思うのですね、三月までずっとこのまま引っ張ってきて、今まさに年度が終わろうとするときに減額補正というのは、じゃあ、これまで何かこれの検討委員会を設置したりそういうふうな機会を何とか求めようとしてこれまで引っ張ってきたのかなあとこういう印象を受けるわけなんですが、もし途中で政策の方向転換するんだったら代替のものを示しながら九月ごろに補正してしかるべきではなかったのかなあとこういうふうに思うのですが、そのあたりはいかがなものでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 竹内議員の御質問にお答えします。ふるさと文化展示館・歴史民俗資料館の建設事業は本市市民の芸術文化学習の拠点施設として、また歴史民俗資料の保存、活用を図りながら郷土意識の高揚に努め次世代に伝えていくための拠点施設として整備しようとするもので、教育委員会としてもぜひとも必要な施設であると認識している事業であります。しかし、市長が一般質問に答弁しておりますように、「計画策定から五年が経過し、市の財政事情や起債制度が大変難しくなっているほか、市町村合併を間近に控えている等、状況が変化していることから既存計画を見直すこと、及び市町村合併が具体的になりつつある現段階では新市において実施することになると考えておりますので、町村の既存の歴史民俗資料館、郷土資料館や文化施設などとの整合性を図るとともに、他施設との複合化や既存施設の利活用も考慮に入れ維持管理費なども勘案した上で身の丈に合った形で新市建設計画に能代市の優先すべき事業として盛り込み、建設に向けて取り組みを進めたいと考えております」ということで、本議会の一般質問で答弁しております。そういうことで本議会においてその方向性がはっきり示されたことから既存計画での建設事業費を今回減額しようとするものでありますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) 説明はもうそのとおりだろうと思うのですが、私は、一つ議決を経た事業が途中で遂行できなくなった場合、どうしても予算上減額しなければいけなかったらやはりもっと早く、九月ごろにでも減額修正して、こういうふうな方向転換があったのだというふうに議会に示すのが本来でないのかなあとこういうふうに私は思うわけです。この議決の当時次長は異なるセクションにおいででしたから今の教育次長に御質問申し上げるというのは少し申しわけないなあというふうに思うわけですが、しかし、私は本来やっぱりここまで三月、年度末まで引っ張ってこないで、そういう政策上の転換があった場合は九月ごろにでもこれは財政当局にも申し上げることではありますけれども、そういうやっぱり配慮が必要ではないのかなとこういうふうに思っているところであります。ところでこの問題を調査費を文教民生委員会で議論したわけでありますが、その議論の際、市長の改選期に当たるというふうなことからこの事業費は凍結したらいかがかとこういうことを私どもの方から当局に問いかけたわけですよね、その際に当局はこういうふうに言ってますよ、「市長の改選期を控えた時期でのこの予算計上であるが、私どもの方から調査費を凍結する考えはないかとこういう質疑に対して、教育委員会としてはぜひとも必要な施設であること、第四次能代市総合計画後期基本計画に位置づけられた事業であることから事業の円滑な推進を図るためにも早期の調査、検討は必要であるというふうに認識している。そういうことから予算の執行については凍結する考えはない」、こういうふうに並々ならぬ決意のほどを文教民生委員会で、教育委員会では言っていらっしゃるわけですよ、そのくらいの並々ならぬ意欲を持ちながら何もやらないで、途中市長がかわられて政策の転換があった、一昨日の一般質問の際にも、長の公約によっては政策が変更することもやむを得ないのではないかと市長お話しがありました。しかし、それだって議会の議決を経なければ、市長がそう言ったってできないわけでしょう、はっきり言えば。そのぐらい議会の議決というのは重いわけですよ、文教民生委員会でそのくらいの教育委員会としての熱い思いを語っておりながら年度末まで引っ張ってくるというのは私はね、ちょっとこれ考えられない。そういうふうなことから私はこの減額補正というのは何か認められないなあというふうな思いをしているわけです。教育委員会のそういう並々ならぬ決意のほどを示したその時点、一年の間にそういう意欲がもうなくなっているというのは大変私は残念至極、ですから今回この減額の二十一万円なわけでありますが、ことし、今もう議決まであと一週間そこそこの中で、最終日どういうふうに議決になるかわからないわけでありますが、今の時点では何ともこれはもう反対せざるを得ないというふうな思いをしているわけですが、しかし、この教育委員会のこれまでの議会に示してこられた並々ならぬ決意のほどを何とかして継続していくためにも、例えば、平成十六年度の新年度予算の中にこういうふうな取り組みするような配慮と言えばいいんでしょうか、こういうふうなところでもこれは新年度予算の中にでも盛り込んであれば、これはまたこれはこれとして、あと今三月年度末を迎えて、あと今年度間もなく終了するこの時点まできてるわけですから、新しく始まる年度の中でそういう事業展開を教育委員会として予定されているのであればこれはまたそれとして、結構なと言えばいいんでしょうか、万やむを得ない措置ではないのかなとこういうふうに思うわけですが、そこのあたりはいかがなものでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 教育委員会としてはふるさと文化展示館・歴史民俗資料館を早期に建設したいという気持ちにはいささかも変わりはございません。この間も市長部局ともこの事務費等の執行についても再三協議はしてきましたけれども、先ほど申しましたように、市長の方において既存計画を見直すという方針が出されましたので今回減額に至ったわけですけれども、減額の時期が遅くなったのではないかという御指摘もございますけれども、七億円の使途の問題等も九月段階ではまだ明確になっておらず、十二月で四案が示されたというような状況もございました。まず展示館については三月議会の一般質問において見直しし、新市の課題であるという市長答弁がはっきりなされたわけでして、それをもとにしまして今回減額ということにさせていただきましたので、御理解いただきたいというふうに考えております。 さらに、今後の教育委員会の対応についてでありますけれども、社会教育の分野におきましても市町村合併を視野に入れた対応が求められていますことから、来年度は県から派遣社会教育主事を一名派遣していただくことになっております。社会教育課の体制を一名増としてこの人件費は県負担ですけれども、派遣の社会教育主事が活動するための当初予算措置をしております。ふるさと文化展示館・歴史民俗資料館建設事業につきましてはこの体制の中で合併を見据えながら既存の施設や文化財、資料などについての情報を収集し、施設の具体的な機能、形態、場所等については必要に応じ関係機関や団体、専門知識を有する方々の意見・提言を聞く機会を設けることも検討して、新市における取り組みに向けて準備を進めてまいりたいとこのように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 十八番竹内 宏君。 ◆十八番(竹内宏君) ただいま教育次長の方から大変前向きな御答弁をいただきました。教育委員会ではなお一層この施設についてはぜひとも建設に向けた取り組みをという意欲も感じることができたわけでありますが、県から派遣されるそういう方とひとつ十分な意思の疎通を図りながらできるだけ早期に、今回もこの歳入の部分に美術館建設に向けた寄附も計上されているような状況下にありますので、ぜひともここでばさっとこう切るんじゃなくてこの後も継続的に、大体能代市は「未来を開く心豊かな教育と文化のまち」ということを自分たちの第四次総合計画の中で掲げてるわけでしょう、我が能代市にこういうものがないということは大変残念至極なことですよ、それは社会基盤整備も必要です。生活排水の問題も必要ですよ、しかし二十一世紀を担う子供たちのためにこういうものこそが同じレベルで必要なんですよ、ひとつそういう意識を十分持っていただいて、ぜひとも新年度予算の中に私のこの思いを生かしていただくようによろしくお願いを申し上げます。終わります。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 教育振興費のうちの理科教育等の設備費の減額がのっているわけですが、歳入の中でも国庫補助の削減というふうなことになっているわけですが、この削減によって学校の教育現場での何らかの影響があるのではないかという推測がされるわけですけれども、具体的にこの減額に伴ってどういうふうな状況になるのか、もしその辺の具体的なところがありましたらお知らせ願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 渡辺議員の御質問にお答えします。理科教育等設備整備費につきましては国庫補助の減の関係がありまして、当初予定しておりました四百二十万円が二百十八万円減額になりまして二百二万円の執行になったわけですけれども、小学校費につきましてそれぞれ備品内容を吟味して、中学校費も同じく今回九十五万三千円減額になっています。それぞれ理科、算数について補助額に合わせて購入させていただいてますけれども、当初の目的のものが十分準備できなかったと、商業にもあるわけでして、これも九万九千円減額になっておりまして、これなどは当初予定していたものから別のものに変更したりもしております。できるだけ国の補助を確保して当初目的のものが準備できるように今後とも進めてまいりたいと思いますけれども、何分枠が厳しいので当初予定どおりいかないという場合もありますので、御理解願いたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今の次長の説明ではちょっと私も十分つかみ切れないわけですが、今全国的にでしょうけれども理科教育の充実がいろいろな面で叫ばれている中でこういうふうな形で減額をされて、しかも十分な教育条件になってないという意味での次長の答弁でしょうから、もしそれを補うとすれば少なくとも自前のといいますか、市でその不足分に対する教育条件のアップといいますか、向上につなげるためのそういう対策などは今の時点では考えられないのかどうか、考えているのかどうか、その辺の具体的にこれだけ減額になってきたというふうなことでどういうものが実際に設備できなくなってきて、どういうふうな影響になるのか、その辺もう少し詳しくお知らせ願いたいと思いますが。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 一般財源を使ってということのようですが、今後市長部局とよく協議しまして、これまで理科教育につきましては国庫補助対応でやってきましたので本年度もこのような対応しましたけれども、できるだけ設備改善を図れるように市部局ともよく協議してまいりたいと思います。高校の例でございますけれども、当初予算では電気炉を一台十六万三千八百円で購入することにして、補助金は八万一千円を計上しておりましたけれども、減額になったのでこの電気炉をやめまして、冷凍冷蔵庫を六万四千五十円で購入しております。二分の一の三万二千円の補助といったような形になっておりまして、変更する場合もあるということで、できるだけ当初目的の形でいけるような形で今後も努力してまいりたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 二十六番渡辺芳勝君。 ◆二十六番(渡辺芳勝君) 今高校の場合のそういうふうな備品の関係等についての話はわかりましたけれども、例えば、小学校、中学校含めていろいろな面で学校の数からいいますとそれぞれ減額される内容等にもよるんでしょうけれども、備えることができない備品等の関係で教育上どういうふうな実際の支障があるのかその辺さっきから私そういう意味で聞いているつもりなんですけれども、次長の方からちょっと具体性のない減額とか市の方でも大変だということだけしか聞かれないものですからもう少しその辺の、実際教育上どういうふうな影響があるのかもう少しちょっとお知らせ願えればありがたいわけですが。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) この理科教育等の設備整備費については枠もある関係から毎年全校分を補助申請しているわけではございません。半分ずつ、小学校も半分、中学校も半分という形で回して申請をしてきて、その学校学校で必要なものを事前に協議しながら申請をしてきてるわけですけれども、減額になると十分できないことにはなるわけですけれども、減額になった中で再度学校と協議しましてその学校で必要なものを購入することにしております。いずれ減額にはなりましたけれどもその年度年度の必要なものを十分協議してやっておりましたので余り影響の出ないような形で各学校の要望を聞きながら進めておりますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。三番信太和子さん。 ◆三番(信太和子君) 文化会館費についてお尋ねいたします。文化会館費が四百七十四万円の減額、文化会館が大変努力していることを評価いたします。それから、実は公演のこの減額についてなんですけれども、現実はチケットが完売しても持ち出しが多くなる予算編成になってますね、チケット販売一生懸命文化会館なさっているのを重々承知していますし、私も微力ながらときどき協力させていただいております。民間でできない質の高い文化を持ってきたいという意図はわかるんですけれども、実際に持ち出し分が多いように感じるんですね、さっきの発言にもありましたように、身の丈合った予算で質の高いものというふうにこれから持っていくことはできないものでしょうか。そこで既に実施しました公演の入ってきた金額と出ていった金額とその差額をちょっと教えていただけますでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 信太議員の御質問にお答えいたします。今回の演劇公演費、それからポピュラー公演費の減額につきましては、それぞれ事業終了に伴う歳出の分については整理でございまして、例えば、演劇公演費では賃金で受付、アルバイト等があるわけですけれどもその分がまず不足で済んだとか文化庁の打ち合わせ旅費なんかも行ってましたけれども、実際には行かなくても書類等で進んだり、花束の消耗品なんかが安く上がったとか、それから楽屋での接待の食料費なんかもありますけれども、これも当初予算より安く上がったり、プログラム、チラシ等の印刷についても差金等が出たりしたことによりまして演劇公演費は八十五万五千円減額になっているものです。一方、入場料につきましては補正前は大人が八百二十席の六割入ると、高校生が八百二十席の四割、いわゆる大人が六割、高校生が四割ということで八百二十席でみていたわけですけれども、実際には大人が六百三十席、高校生以下が百九席入りましたので全体で大人の入場が多かったということで今回十二万六千円の増になっておりますが、ポピュラー公演の方も歳出の方については演劇と同じように各費目における差金といいますか、差金の整理でございます。入場料の方につきましては補正前が千五十席みていましたけれども、二席足りない千四十八席しか入場券がですね、今回一万三千円の減となっているものであります。それぞれの差額金ちょっと今手元で集計してないので計算しないと出ませんので、後でちょっと計算してお話しさせていただきたいと思います。総額につきましてはちょっと今ここに計算して来ませんで、補正額の計しか出してきませんでしたので、それについては、後で御報告させていただきたいと思います。申しわけありません。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) 社会教育総務費の各種事業の整理ということでふるさと文化展示館・歴史民俗資料館建設調査事務費全額の減額でありますけれども、一般質問の中で市長からの御答弁によりますと両施設とも新市に対しまして優先的に取り上げていただくように要望したいというようにおっしゃっていただいておりますけれども、この調査事務に関しましては複合施設であるべきかとかそういったようなことをどうするかとかですね、そんな調査事項はどうなっているか、または先ほど竹内議員からもお話しございましたけれども、火力の使途につきましては県とかの補助金のないものもしくは低いものとか市民要望の高いものとかそういった中での協議の中で決まったようにお聞きしておりますけれども、これにつきまして、例えば、その調査事務の中で現在これを建てるとすれば国・県の補助率はどういうふうになるのかとかそういったような調査事務につきまして申しわけありませんが教えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
    議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 安岡議員の御質問にお答えしたいと思います。質問二点で、十五年度にどういう調査を予定していたのかということと、国・県補助みたいなのがどうなのかという二点かと思いますけれどもよろしいでしょうか。 一応、十五年度は文化財の保護審議会委員とか芸術文化協会会員、歴史民俗研究者等で構成する(仮称)施設建設の検討委員会を立ち上げて視察等を行いながら展示運営方針等を検討するための関係予算を当初は計上しておったわけでございます。 あと国・県の補助につきましては、現在資料館とか美術展示館という社会教育施設に対する補助の国の制度はございません。 ○議長(柳谷渉君) 八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) 先ほど来の質疑のやりとりの中と今のお答えを符合いたしますと、来年度の派遣教育主事の中で、また先ほどのお答えによりますと本年度の検討とか、来年度の予算の中で取り組みたいというふうにおっしゃっておりますが、そうすれば十五年度の調査の持ち越しというふうな意味合いにも受けとめられるわけでありますので、そうすると施設のあり方につきましても、例えば先ほど申し上げましたが複合施設のあり方とかそういったようなことも次年度の繰り越しということの意味で理解すればよいというふうな考えでよろしいのでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) お答えします。これまでは能代市の単独施設としての複合施設として検討するということで十五年度も予算措置して調査委員会等ということで進めてまいりましたけれども、市長も一般質問で答えておりますけれども、新市建設計画に能代市の優先すべき事業として盛り込んで建設に向けて取り組みを進めたいということでありますので、今後は新市の課題としまして既存の施設や文化財資料などについての情報を収集するとともに施設の具体的な機能、形態、場所等については必要に応じ関係機関や団体、専門的知識を有する方々の意見・提言を聞く機会を設けることも検討して新市における取り組みに向けて準備を進めてまいりたいと、十六年度もそのような形で調査等を進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(柳谷渉君) 八番安岡明雄君。 ◆八番(安岡明雄君) ありがとうございました。そうすれば十五年度の当初の教育委員会の意気込みを十六年度に向けて引き継ぐということでわかりましたので、引き続きまたそういったことで取り組んでいただければありがたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 十五年度のものを十六年度にそのまま引き継ぐのではなく、今ほども申しましたように、市長も一般質問の答弁で新市建設計画に能代市の優先すべき事業として盛り込み建設に向けて取り組みを進めたいということでございますので能代市単独ということではなく、合併を見据えた形で十六年度は事業を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。六番小林秀彦君。 ◆六番(小林秀彦君) 東雲中学校のグラウンド整備事業費ということで幾らか最近あったということで五千万円近い予算を今年度まず組んでその整備状況がどうなったのか。といいますのは、私も昨年の三月まで教育の方の委員会に属しておりまして、そして、その前の年度に五千万円で全部やるのだと東雲中学校のグラウンドは、ところがそうでなかったと、実は申しわけありませんけれどもというトラブルがあったんです、教育長よくわかると思いますけれども。その後また予算を四月につけてということでやっぱりグラウンド整備は金がかかるもんだなということで既に一億円もなってるのかなと今計算すればね、そう思っておりますけれども、そこあたりの状況なんか教えていただければなと思うのですけれども。 ○議長(柳谷渉君) 教育次長。 ◎教育次長(平川賢悦君) 御質問にお答えいたします。東雲中学校のグラウンドにつきましては当初かなり大きな設計金額が出まして、できるだけ詰められないかということで検討した結果、最初御指摘にあったように五千万円程度でやったわけですけれども、いろいろな附帯のものもございまして少し膨らんだという経緯はございます。十五年度の予算を合わせましてテニスコート四面、ソフトボールコートが一面、あと休息スペースも二千八百三十平方メートルの整備がやっと終えることができました。ただ、一部周りの側溝等につきましてはグラウンド本体ではないので少し残っているものもございますので、今後、順次教育委員会の方の維持補修のお金で雨水処理もございますので整備を続けてまいりたいと考えておりますけれども、グラウンドそのものについては今年度の整備によりまして十分学校において使用できる状況になっておりますので、学校の教育には支障がないというふうに考えてます。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十一款災害復旧費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。 次に、十二款公債費について質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第十五号平成十五年度能代市一般会計補正予算中、条文及び歳入全部と歳出一款議会費、二款総務費は総務企画委員会に、三款民生費は文教民生委員会に、四款衛生費中、一項保健衛生費、二項国民健康保険費は文教民生委員会に、三項環境衛生費、四項清掃費は環境産業委員会に、五款労働費、六款農林水産業費、七款商工費は環境産業委員会に、八款土木費は建設委員会に、九款消防費は総務企画委員会に、十款教育費は文教民生委員会に、十一款災害復旧費中、二項公共土木施設災害復旧費は建設委員会に、三項文教施設災害復旧費は文教民生委員会に、十二款公債費は総務企画委員会にそれぞれ付託いたします。---------------------------------- △日程第一五 議案第十六号平成十五年度能代市下水道事業特別会計補正予算議長(柳谷渉君) 日程第一五、議案第十六号平成十五年度能代市下水道事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) 議案第十六号平成十五年度能代市下水道事業特別会計補正予算(第四号)について御説明申し上げます。条文の第一条は歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ千七百五十二万八千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二十一億二百六万五千円と定めております。第二条は債務負担行為の補正で、第二表によることとしております。 補正予算の内訳につきましては、事項別明細書で御説明いたします。歳入でございますが、一款分担金及び負担金、一項負担金は下水道受益者負担金の一括納入六十五人分などによる六百九十万円の追加でございます。 二款使用料及び手数料、一項使用料では、下水道使用料で汚水量が当初予想したほど伸びず六百八十五万四千円の減額であります。二項手数料では、排水設備工事店指定手数料で新規と更新で十七店分三十四万円の追加であります。 四款繰入金、一項他会計繰入金では千七百九十一万四千円の減額補正で、一般会計繰入金であります。 歳出でございますが、一款総務費、一項総務管理費では五百九十八万五千円の減額補正で、減額の内訳は、一般管理費で水洗便所改造利子補給費補助金で二十三万八千円の減額、終末処理場管理費では、電気料の契約変更によるものと、汚泥処理量の減等による手数料と使用料の減額、また、十二月補正の際手数料に上乗せして調整されるものとして手数料に増額を補正していただいた産廃税ですが、税として別徴収するということでありますので、二十七節公課費に組みかえいたしたく公課費を増額計上し、差し引き五百七十四万七千円の減額であります。 二款公債費、一項公債費では千百五十四万三千円の減額補正で、長期債利子の減額であります。 次に、第二表債務負担行為の補正について御説明いたします。このたびの補正は平成十五年度水洗便所改造資金利子補給費補助金について、金融機関が融資する利率を年利の確定により年利三・九四%以内から年利三・五九%以内に変更しようとするものであります。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 大変心苦しいわけですけれども都合もありますのでお答えください。繰入金のことなんです。他会計繰入金千七百九十一万四千円の減額で、八億三百四十三万二千円になるというふうにありますけれどもこれが起債に変わるという、いつも三月補正で変わったりしていたときもあったものですから、これが今後起債に変わって一般会計からの繰入金がマイナスになるという可能性は今回の場合あるのでしょうか、可能性としてあるのでしょうかないのでしょうか。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) お答えをいたします。今松谷議員の御質問につきましては借換債のことではなくですね、それでは簡単に申し上げますと歳出と歳入のさやでございます。例えば大きいのは歳出からいきますと利子の分が相当大きくて千百五十万円ほどの減でございます。それと、終末処理場管理費の中で入札減等の整理によりまして五百七十万円ほどの減となってございますので、それから歳入の方では下水道使用料を先ほど申し上げましたように、下水道受益者負担金で六百九十万円、使用料で六百八十五万四千円の減、この歳出歳入のプラス・マイナスの差でございます。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 今の答えを聞くと恐らくないなということですけれども再度確かめます。繰入金が三月にいつもこれが起債に変わるわけですよ、起債に変わって一般会計繰入金が下がると、そういうふうな補正がなされているわけです。近ごろ下水道の方も国庫補助や何か大分厳しくなってきたのかどうかわかりませんけれども可能性として聞いたわけです。市債が今後がふえるということは要するに借入金が許可になってくれば一般会計からの繰入金が少なくて済むでしょうと、だからそういうふうな可能性がありますかということを聞いているわけです。 ○議長(柳谷渉君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(宇野清一君) お答えたいします。今のような可能性はございません。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第十六号は建設委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第一六 議案第十七号平成十五年度能代市浅内財産区特別会計補正予算外三件 ○議長(柳谷渉君) 日程第一六、議案第十七号平成十五年度能代市浅内財産区特別会計補正予算、日程第一七、議案第十八号平成十五年度能代市常盤財産区特別会計補正予算、日程第一八、議案第十九号平成十五年度能代市鶴形財産区特別会計補正予算、日程第一九、議案第二十号平成十五年度能代市檜山財産区特別会計補正予算、以上四案を一括議題といたします。当局の説明を求めます。     (「説明省略」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 説明省略の声がありますが、説明を省略して御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 御異議なしと認め、説明を省略いたします。 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第十七号、第十八号、第十九号、第二十号は総務企画委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二〇 議案第二十一号平成十五年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算議長(柳谷渉君) 日程第二〇、議案第二十一号平成十五年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二十一号平成十五年度能代市国民健康保険事業特別会計補正予算について御説明申し上げます。まず条文において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ五千百七十六万五千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ四十九億四千四百五十七万一千円と定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず、歳入でありますが、一款国民健康保険税は千七百八十六万六千円の追加補正で、一般被保険者国民健康保険税は四百十二万九千円の追加、退職被保険者等国民健康保険税は千三百七十三万七千円の追加で、いずれも医療給付費分の現年課税分における決算見込み額と既計上との差額の補正であります。 三款国庫支出金、一項国庫負担金は二千八十二万九千円の減額補正で、歳出の介護納付金の追加と、一般被保険者療養給付費の減額に伴う補正であります。二項国庫交付金は四千八百四万一千円の減額補正で、歳出の一般被保険者療養給付費の減額等に伴う普通調整交付金の減額であります。 四款療養給付費等交付金は六千六百六十五万二千円の追加補正で、歳出の退職被保険者等療養給付費の追加に伴う補正であります。 七款財産収入は四万八千円の追加補正で、財政調整基金利子の追加であります。 八款繰入金、一項他会計繰入金は二百六十万四千円の減額補正で、保険基盤安定及び財政安定化支援事業等の決算見込みによる一般会計からの繰入金の減額であります。二項基金繰入金は四千万円の追加補正であります。 十款諸収入、三項貸付金元利収入は百二十万円の減額補正で、出産費資金貸付金返還金の減額であります。四項雑入は十二万七千円の減額補正で、一般被保険者第三者納付金の減額及び退職被保険者等第三者納付金の追加と、一般被保険者及び退職被保険者等の返納金の追加であります。 次に、歳出について申し上げます。一款総務費、一項総務管理費は五十三万五千円の減額補正で、保険証の郵送代等の整理であります。三項運営協議会費は三十六万二千円の減額補正で、旅費等の整理であります。 二款保険給付費、一項療養諸費は千九百四十一万一千円の追加補正で、一般被保険者療養給付は二千二百万円の減額、退職被保険者等療養給付費は三千六百万円の追加で、一般被保険者療養費は三百二十七万五千円の追加、退職被保険者等療養費は百七十四万六千円の追加で、審査支払手数料は三十九万円の追加であります。二項高額療養費は三千三百七十万円の追加補正で、一般被保険者高額療養費は八百九十万円の減額、退職被保険者等高額療養費は四千二百六十万円の追加であります。四項出産育児諸費は二百十万円の追加補正であります。 四款介護納付金は一万一千円の追加補正で、決定に伴う補正であります。 六款保健事業費は百六十九万二千円の減額補正で、主なものは出産費資金貸付金の減額であります。 七款基金積立金は四万八千円の追加補正で、十五年度末の基金残高は二億八千三百四十五万四千円となります。 九款諸支出金は九十万二千円の追加補正で、退職被保険者等保険税還付金は二十万七千円の追加で、一般被保険者償還金は、六十九万五千円の追加であります。 十款予備費は百八十一万八千円の減額補正であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) まだ三月補正ですので今年度の国保の状況どのような流れになってきたのか、相変わらず苦しくて三年後ぐらいには赤字になるというふうなことはわかりますけれども、今年度の状態はどうなのか、その辺のところをお知らせください。 ちょっと私勘違いだったら済みません。一般会計の歳入の国民健康保険保険基盤安定負担金歳入になってます。それから、これも県からも来ている分があるんですね、国民健康保険保険基盤安定負担金、これ国保の歳入のどこに入っているのか、その辺ちょっとお知らせください。間違っていたら済みません。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) ただいまの御質問にお答えいたします。国民健康保険事業の会計の状況でございますが、歳入で財政調整基金から取り崩しているということでございます。四千万円追加いたしております。例年であれば何とか繰入金を減額できればいいなと思ってたんですが、今回は逆に追加しなければならないということで大変厳しい状況であるということでございます。新年度予算にも関係してまいりますが新年度予算でも基金から取り崩さなければならないとこういうような状況でございまして、新年度でまた御質問あると思いますが、厳しい状況には変わりないということでございます。 それから、歳入の関係でございますが、国庫負担金、県負担金、それぞれ一般会計の方で基盤安定の分を予算計上いたしておりますが、これの充当先は四款の二項国民健康保険費の事業勘定、この繰出金に充当しているということでございまして、これを財源に一般会計で繰り出しいたしまして国保会計で一般会計から繰り入れしているということでございます。以上でございます。 ○議長(柳谷渉君) 十七番松谷福三君。 ◆十七番(松谷福三君) 国保会計の一般的なことについてはわかりました。たしか私、一般会計の方の歳入の国保関係はプラスだと思ったんですけれども、繰入金の一般会計繰入金マイナスとなってますけれども、そうするとちょっと計算合わないんじゃないかと思いますけれどもどうなんでしょう。私も詳しく調べればよかったんでしょうけれども時間がありませんのでちょっと教えてください。 ○議長(柳谷渉君) 福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 一般会計の歳出の方で二百六十万四千円減額なっておるわけでございますが、国保会計の繰入金、一般会計繰入金、この二百六十万四千円の減額の内訳といたしまして保険基盤安定繰入金が千四百五十七万二千円の増額でございます。それから職員給与費等繰入金が十五万三千円の減、出産育児一時金繰入金が百四十万円の追加と、そして財政安定化支援事業繰入金が決定に伴いまして千八百四十二万三千円の減額ということで、相対的には二百六十万四千円の一般会計からの繰入金減額ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 他に質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。よって、議案第二十一号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二一 議案第二十二号平成十五年度能代市老人保険医療特別会計補正予算議長(柳谷渉君) 日程第二一、議案第二十二号平成十五年度能代市老人保険医療特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二十二号平成十五年度能代市老人保険医療特別会計補正予算について御説明申し上げます。まず、条文において歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ一億七千三百万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六十一億五千八百十四万三千円と定めております。 予算の内容につきましては、事項別明細書で御説明申し上げます。まず歳入でありますが、一款支払基金交付金は一億一千二百七十一万二千円の減額補正で、医療費交付金及び審査支払手数料交付金であります。 二款国庫支出金、一項国庫負担金は四千三百三十四万円の減額補正で、医療費負担金であります。二項国庫補助金は百十九万九千円の追加補正で、事務費補助金であります。 三款県支出金、一項県負担金は千八十三万五千円の減額補正で、医療費負担金であります。 四款繰入金は千二百三万五千円の減額補正で、歳出の医療給付費等の減額に伴う一般会計繰入金の補正であります。 五款諸収入、一項雑入は四百七十二万三千円の追加で、第三者納付金であります。 次に、歳出でありますが、二款医療諸費は一億七千三百万円の減額補正で、医療給付費等の決算見込みに伴う補正であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十二号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二二 議案第二十三号平成十五年度能代市介護保険特別会計補正予算議長(柳谷渉君) 日程第二二、議案第二十三号平成十五年度能代市介護保険特別会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。福祉保健部長。 ◎福祉保健部長佐々木俊治君) 議案第二十三号平成十五年度能代市介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。まず条文において保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ二千九百五十六万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三十億七千四百四十八万六千円に、また介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ千五十九万七千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一億七千六百二十九万七千円と定めております。 予算の内容につきましては事項別明細書で御説明申し上げます。まず、保険事業勘定の歳入でありますが、一款保険料は六十五歳以上の第一号被保険者保険料の現年賦課分千九十一万二千円の増額で、決算見込み額と既計上額との差額の補正であります。 三款国庫支出金、一項国庫負担金は三十四万二千円の減額補正で、介護給付費負担金の交付決定に伴い既計上との差額を減額するものであります。なお、歳出の保険給付費の法定負担割合二〇%を下回る一九・七%で決定されましたが、差額は十六年度で精算交付される予定となっております。二項国庫補助金は百五十四万九千円の追加補正で、このうち歳出の保険給付費に対して約五%相当が交付される調整交付金は保険給付費の増額に伴う百七十二万四千円の追加であります。事務費交付金は、要介護認定調査費の減額等に伴う十七万五千円の減額補正であります。 四款支払基金交付金は千百三万四千円の追加補正で、保険給付費に対する第二号被保険者負担分の法定負担三二%分で、保険給付費の増額に伴い追加するものであります。 五款県支出金は四百三十一万円の追加補正で、保険給付費に対する県の法定負担一二・五%分で保険給付費の増額に伴い追加するものであります。 七款繰入金、一項一般会計繰入金は二百九万七千円の追加補正で、保険給付費に対する市の法定負担分一二・五%分四百三十一万円の追加と、事務費等の繰入金二百二十一万三千円の減額であります。 次に、歳出でありますが、一款総務費、一項総務管理費は三十五万二千円の減額補正で、介護保険電算システム保守委託の契約差金等の整理であります。三項介護認定審査会費は二百三万六千円の減額補正で、能代山本広域市町村圏組合に設置されている介護認定審査会の経費の整理に伴う負担金四十八万二千円の減額と、主治医意見書作成料等の整理に伴う百五十五万四千円の減額であります。 二款保険給付費、一項介護サービス等諸費は三千四百七十七万二千円の追加補正で、居宅介護サービス等給付費が六千二百三十三万六千円の追加、二目では介護サービス事業者として県の指定基準を満たしていないが、指定事業者と同様のサービスを提供できると認めた場合に保険給付できる特例居宅介護サービス等給付費四十万円を計上しております。また、施設介護サービス給付費が六千二百二十四万三千円の減額で、居宅介護等福祉用具購入費が三十七万円、居宅介護等住宅改修費が二百十一万四千円、居宅介護サービス計画等給付費が二千二百八万七千円、高額介護サービス等費が九百七十万八千円のそれぞれ追加であります。これは決算見込みに基づいて各給付費をそれぞれ整理するものであります。二項その他諸費は二十九万二千円の減額補正で、国保連合会に対する審査支払手数料の整理であります。 三款財政安定化基金拠出金は一万二千円の減額補正で、秋田県介護保険財政安定化基金への拠出金の整理であります。 四款基金積立金は二百五十二万円の減額補正であります。 次に、介護サービス事業勘定について御説明申し上げます。歳入の一款サービス収入、一項介護給付費等収入は九百五十三万八千円の追加補正で、利用者数の増加に伴うものであります。内訳は、東デイサービスセンター分が五百八十一万円、緑町デイサービスセンター分が三百七十二万八千円であります。二項自己負担金収入は百五万九千円の追加補正で、利用者数の増加に伴う一割の自己負担分であります。 次に、歳出について申し上げます。一款サービス事業費、一項居宅サービス事業費は千六万七千円の追加補正で、デイサービスセンター二カ所の利用者数の増加に伴う業務委託料の追加であります。 二款諸支出金、一項繰出金は五十三万円の追加補正で、二施設の減価償却費相当分を一般会計に繰り出すもので、介護給付費収入の増加に伴う追加であります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十三号は文教民生委員会に付託いたします。---------------------------------- △日程第二三 議案第二十四号平成十五年度能代市水道事業会計補正予算議長(柳谷渉君) 日程第二三、議案第二十四号平成十五年度能代市水道事業会計補正予算を議題といたします。当局の説明を求めます。水道局長。 ◎水道局長(宇野清一君) 議案第二十四号平成十五年度能代市水道事業会計補正予算(第三号)について御説明をいたします。第一条は総則で、第二条業務の予定量の補正ですが、配水管等整備事業、事業費は補正後二億一千九百四十二万円とするものであります。第四条資本的収入及び支出の補正ですが、収入について、第一款資本的収入では二百十九万三千円の減額で、補正後六億四千四百八十一万一千円とするものであります。第五項他会計負担金では二百十九万三千円の減額であります。 支出について、第一款資本的支出では二百十九万三千円の減額で、補正後十億五千七百五十二万二千円とするものであります。第一項建設改良費で二百十九万三千円の減額であります。 内容につきましては、実施計画で御説明をいたします。収益的収入及び支出については補正がありません。資本的収入及び支出の収入ですが、五項他会計負担金では二百十九万三千円の減額補正で、これは消火栓新設及び更新工事費の減による一般会計負担金の減であります。 支出ですが、一項建設改良費では二百十九万三千円の減額補正で、消火栓新設及び更新工事終了による建設費の減であります。今回の補正により当年度の純利益は五千三百六十八万八千円と見込んでおります。以上であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(柳谷渉君) 質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 質疑なしと認めます。よって、議案第二十四号は建設委員会に付託いたします。 この際十分間休憩いたします。              午後二時五十六分 休憩----------------------------------              午後三時十二分 開議 △日程第二四 議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算 ○議長(柳谷渉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第二四、議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算を議題といたします。当局の説明を求めます。総務部長。 ◎総務部長鈴木一真君) 議案第二十五号平成十六年度能代市一般会計予算について御説明いたします。まず条文でありますが、第一条で歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ百九十四億六千九百万円と定めております。なお、これには市民税減税補てん債の一括償還分と借換債分七億三百九十万円が入っておりますので、これを差し引いた実質予算はそれぞれ百八十七億六千五百十万円となり、前年度に比べ五・八%の減となります。第二条では地方自治法の規定により債務を起こすことができる事項、期間及び限度額を第二表のとおり定め、第三条では地方債の起債の目的、限度額、起債の方法等を、第三表のとおり定めております。第四条では一時借入金の借入最高額を十五億円とし、第五条では地方自治法の規定により流用することの経費について定めております。 予算の内容は、事項別明細書で御説明をいたします。歳入の一款市税は五十八億一千九百四十八万円の計上で、一項市民税十八億二千五百万円は、個人分が十三億百万円で、前年度に比べ九千七百万円の減、法人分が五億二千四百万円で、前年度に比較し二千百三十万円の増であります。二項固定資産税は三十五億一千百五十二万円で、純固定資産分は三十四億九千三百万円、五千四百万円の減でありますが、火力償却分が主なる減額であります。国有資産等所在市交付金及び納付金は千八百五十二万円であります。三項軽自動車税は八千五百八十万円で、前年度に比較し二百万円の増となっております。四項市たばこ税は三億九千五百万円で前年度に比較し三千七百万円の増でありますが、税率の改正が主なる内容であります。五項入湯税は二百十六万円の計上であります。 二款地方譲与税は三億八千七百万円の計上で、一項所得譲与税は国庫補助負担金の削減に対応して今年度から新たに設けられたもので八千九百万円の新規計上であります。二項自動車重量譲与税は二億八百万円で、前年度に比較し千百万円の増であります。三項地方道路譲与税は七千万円の計上で、前年度に比較し二百万円の増となっております。四項特別とん譲与税は二千万円。 三款利子割交付金三千七百万円は、七百万円の増となっておりますが、これらは地方財政計画に基づいて計上しております。 四款配当割交付金の千円と、五款株式等譲渡所得割交付金の千円は、新たに交付されるものでありますが、具体的な数値は今後示されることとなっております。 六款地方消費税交付金は五億一千五百万円で前年度に比較して五千七百万円の増であります。 七款自動車取得税交付金は八千二百万円で、前年度と同額であります。 八款地方特例交付金は一億三千四百万円で、二千五百万円の減額となっております。 九款地方交付税は四十八億八千万円で、二億円の減となっておりますが、交付税の削減に伴う減であります。 十款交通安全特別対策交付金は千百万円で、前年度と同額であります。 十一款分担金及び負担金は九千四百三十一万五千円の計上で、前年度に比較して千五百一万三千円の減額で、主なるものは、老人福祉施設入所負担金松籟荘分で千三百四十六万二千円、保育所入所負担金で七千二十八万一千円、能代市斎場の八森町からと峰浜村からの負担金六百三十六万七千円が主なるものであります。 十二款使用料及び手数料は四億一千七百五十万九千円の計上で、一項使用料二億七千三十四万三千円の主なるものは、へき地保育所保育料九百三十二万一千円、保健センター使用料二千二百三十二万六千円、道路占用料二千五百九十四万六千円、市営住宅家賃九千七百四十八万五千円、市営住宅駐車場使用料が八百八十四万四千円であります。商業高校授業料は六千二百二十万六千円、公民館使用料は二百四十七万五千円、文化会館使用料千四百七十三万三千円、サン・ウッド使用料二百七十万三千円、総合体育館使用料五百三十四万三千円、能代球場使用料五十七万五千円、テニスコート使用料九十万四千円、市民プール使用料七十八万三千円等、各種施設の使用料の計上であります。二項手数料は五千九百五十三万六千円で、戸籍手数料七百八十万二千円、住民基本台帳手数料八百十五万二千円、印鑑証明手数料四百四十八万二千円、資産、所得等の各種証明手数料三百万円、一般廃棄物処理手数料二千九百七十九万九千円等が主なるものであります。三項証紙収入は八千七百六十三万円の計上で、家庭系廃棄物処理手数料であります。 十三款国庫支出金は二十億五千八百三万七千円の計上で、一項国庫負担金十八億四千百七十二万七千円の主なるものは、生活保護費負担金で八億九千七百二十九万円、国民健康保険保険基盤安定負担金一億二百六十三万六千円、公共土木施設災害復旧費負担金八百二十万円であります。二項国庫補助金一億七千九十二万円の主なるものは、新たに実施する身体障害者デイサービス事業費補助金二百二万八千円、児童デイサービス支援費補助金ハグハグこども園分が二百十八万五千円、交通安全等施設整備事業費補助金三千三百万円、桧山川運河改修事業費補助金千三百万円、公営住宅家賃収入補助金三千五百六十四万四千円、河畔公園整備事業費補助金千七百万円、要保護及び準要保護児童生徒援助費補助金で五百五十三万四千円であります。中学校費も、同じく要保護等で五百五十七万円の補助となっております。幼稚園就園奨励費補助金は千八百二十八万一千円であります。参議院議員選挙委託金等で三千二十八万八千円、国民年金事務委託金千百三十一万円等が主なるものであります。 十四款県支出金は十億六千七百九十万円の計上で、一項県負担金は、保育所運営負担金四千六百三十七万四千円、児童手当負担金二千七百四十二万三千円、保健事業費負担金六百七十万二千円、国民健康保険保険基盤安定負担金五千百三十一万七千円が主なるものであります。二項県補助金八億三千四百六十一万七千円の主なるものは、社会福祉費補助金等で配食サービスほか障害者及び高齢者福祉サービス事業に関する補助金の計上が主なるものであります。福祉医療費補助金一億八千一万二千円、すこやか子育て支援事業費補助金(保育所)分で三千二百五十五万九千円、へき地保育所運営費補助金二千七百四十九万円、延長保育促進事業費補助金二千二百九十三万円、ひとり親家庭児童保育援助費補助金五百六十四万二千円、農業費補助金では、「農地は認定農業者へ」利用集積事業費補助金五百万円と、”あなたと地域の農業夢プラン“応援事業費補助金二千五百六万四千円、林業費補助金では、森林整備地域活動支援交付金千四百八十万一千円、保全松林健全化整備事業費補助金二千四百六十八万八千円、松くい虫防除対策事業費補助金五百五十八万四千円、商工費補助金では、秋田県生活バス路線維持費補助金四百五十八万六千円、土木管理関係では、浄化槽設置整備事業費補助金千六百二十六万円、教育関係では、すこやか子育て支援事業費補助金千八百九十五万三千円、第六十二回国民体育大会市町村競技会場施設整備事業費補助金八千八百万円が主なるものであります。三項県委託金七千八百二十二万円は、個人県民税徴収委託金四千万円であります。統計調査費委託金は、各種統計調査に要する費用として千二百十五万一千円、松くい虫防除対策事業業務委託金九百七十七万二千円が主なるものであります。 十五款財産収入は三千二百四十五万二千円の計上で、一項財産運用収入の主なるものは、土地貸付収入千六十二万七千円、庁舎基金利子三百六万円、ふるさと創生基金利子千五百四十五万五千円が主なるものであります。二項財産売払収入は百七十万二千円であります。 十六款寄附金は五十九万一千円で、常盤本郷地区の地形図作成費寄附金であります。 十七款繰入金は十二億二百六万一千円の計上で、一項特別会計繰入金八百八十四万六千円の主なるものは介護保険特別会計からの市債償還への繰り入れであります。二項基金繰入金は十一億九千三百二十一万五千円で、財政調整基金から八億六千五百七十万円、減債基金から一億円、土地開発基金から一億一千六百六十二万七千円、福祉基金から七千二百七十五万四千円、奨学基金から三千七百七十三万四千円であります。 十八款繰越金は五千万円の計上であります。 十九款諸収入は六億九千二百九十五万三千円の計上で、一項延滞金加算金及び過料は二百五十万一千円であります。二項市預金利子は十一万円で、三項貸付金元利収入は五億六千八十万七千円の主なるものは、地域総合整備資金貸付金返還金(元金分)で五千六百二十八万四千円、集会所建設資金返還金で四百六十六万八千円、高額療養費資金貸付金返還金(元金分)で三千万円、預託金元利収入四億五千八万八千円、奨学資金貸付金返還金(元金分)千四百六十五万七千円が主なるものであります。四項受託事業収入は三千六百四十六万九千円で、福祉施設受託費、これは松籟荘分で三千二百八十九万四千円、児童福祉施設費、これは松原ホーム分でありますが三百五万四千円が主なるものであります。五項雑入は九千三百六万六千円で、資源ごみ売払収入三百八十八万二千円、配食サービス事業利用者負担金が千八百九万円、検診料納付金が五百六十六万三千円、地域新エネルギー導入促進対策費補助金三千二十七万九千円が主なるものであります。 二十款市債、一項市債は十九億八千七百七十万円の計上で、主なるものは、養護老人ホーム移転改築事業債一億四千三百七十万円、県営ほ場整備事業(負担金)債で九千七百八十万円、市有林整備事業債で千五十万円、林道米代線開発事業(負担金)債で千九百万円、桧山川運河改修事業債二千三百四十万円、能代港改修事業(負担金)債で千三十万円、能代河畔公園整備事業債で二千五百五十万円、能代球場改修事業債で五千九百六十万円、朴瀬地区水道整備事業(出資金)債で千七百万円、臨時財政対策債七億七千万円、先ほど申し上げました市民税減税補てん債借換債分で七億三千九百万円であります。 次に、歳出でありますが、一款議会費議会費は二億五千五百二万五千円の計上で、議会活動に要する費用であります。 二款総務費は十五億七千九百八十二万二千円の計上で、一項総務管理費十一億二千二百十五万八千円の主なるものは、特別職及び一般職の人件費等のほか、庁舎管理費で三千四百二十二万六千円、文書広報費で四千五百九十七万六千円、五目財産管理費、庁舎建設基金への積み立てで三百六万円、庁舎営繕費で七百八十万円であります。七目企画費の主なるものは、市民まちづくり活動支援事業費五百万円、情報化推進費五千六十二万九千円、能代山本広域市町村圏組合負担金七千八百五万一千円が主なるものであります。公平委員会費と市史編さん費、生活振興費等を計上しております。十二目諸費では市民税過年度還付金として千五百七十万円を計上しております。二項徴税費は二億二千七百八十八万三千円の主なるものは、職員人件費であります。三項戸籍住民基本台帳費は一億三百六十七万八千円で、人件費等であります。四項選挙費は六千五百八十九万円で、主なるものは、七月執行予定の参議院議員選挙費と、来年四月執行予定の知事選挙準備費が主なるものであります。五項統計調査費は千七百九十一万六千円で、各種統計調査に要する費用の計上であります。六項監査委員費は四千二百二十九万七千円で、主なるものは人件費であります。 三款民生費は五十六億三千百四十一万二千円の計上で、一項社会福祉費三十億二千九百二十八万五千円の主なるものは、知的障害、身体障害、精神障害者等の在宅及び施設における支援費及び給付費並びに運営費補助金等が主なるもので、そのほかは社会福祉協議会への補助金千百五十万三千円、特別障害者手当給付費二千六百十九万六千円、高額療養費資金貸付金三千万円、福祉基金事業費三百八万四千円が主なるものであります。老人福祉費の関係では、在宅介護支援センター運営費二千六百三十三万六千円、生活管理指導員派遣事業費八百三万八千円、家族介護用品支給事業費二千六十三万五千円、敬老会費五百十六万七千円、ふれあい安心電話システム推進事業費五百七十三万八千円、自立支援デイサービス事業費五百五十三万一千円、配食サービス事業費五千百九十万二千円、介護保険特別会計への繰出金四億六千六百五十五万円、ホームヘルプサービス低所得者利用者負担対策事業費四百二万九千円、高齢者実態把握調査費千百万円、福祉医療費三億六千三百六十二万三千円、老人保健医療特別会計への繰出金が三億九千百六十六万九千円であります。社会福祉施設費の主なるものは、養護老人ホームの運営費六千二百二十七万円、在宅障害者施設運営費が千四百十二万一千円、老人憩の家費四百七十万五千円、保坂福祉会館費三百五十七万九千円、能代ふれあいプラザ管理費二千百九十万四千円、養護老人ホーム移転改築事業費六億六百九十七万三千円、おとも苑に係る広域の負担金四千三百七十九万一千円であります。二項児童福祉費は十三億一千二百二万八千円で、主なるものは、法人保育所運営費補助金三千八十九万四千円、すこやか子育て支援事業費(保育所)二千四十七万六千円、乳幼児健康支援一時預かり事業費四百九十五万一千円、障害児通園事業費八百八十八万三千円、法人保育所等運営費負担金二億五千三百九十一万五千円、児童手当費一億九千五百五十七万円、児童扶養手当費二億七百六十八万二千円、ひとり親家庭児童保育援助費八百五十五万六千円、認可保育所運営費八千八百九十九万三千円、へき地保育所運営費二千六百二十二万円、母子生活支援施設運営費が七百二万七千円、延長保育事業費千四百四十六万一千円、一時保育事業費三百四十三万四千円、子育て支援センター事業費八百八十五万六千円が主なるものであります。三項生活保護費は十二億六千九百六十四万四千円で主なるものは、生活扶助費、住宅扶助費、医療扶助費等であります。四項国民年金費は千九百七十五万三千円の計上であります。五項災害救助費は七十万二千円の計上であります。 四款衛生費は二十億三千六百六十九万二千円の計上で、一項保健衛生費三億四千四百九十五万八千円の主なるものは、乳幼児健康診査費五百四十四万二千円、母子保健事業費二千四百二十三万二千円、保健センター費一億八千七百五十三万七千円、予防接種費三千五百九十万五千円、結核予防費八百五十四万円、診療所費は三百八十四万五千円となっております。二項国民健康保険費は四億一千五百十二万一千円で、人件費のほか、国民健康保険事業特別会計への繰出金三億三千五百三十九万四千円であります。三項環境衛生費は一億一千八百六十万八千円で、墓地公園管理費四百四十二万四千円、能代地域環境調査費四百九十七万七千円、産業廃棄物最終処分場関連環境調査費三百五十七万七千円、大気環境監視システム管理費四百五十七万九千円が主なるものであります。斎場費は三千三百四十五万四千円であります。四項清掃費は十一億五千八百万五千円で主なるものは、一部事務組合の総務費として広域への負担金千四百四十二万円、清掃費一億一千七百八十五万一千円、指定ごみ袋等管理費千八百八十五万九千円、日影沢最終処分場管理費三千百六十七万七千円であります。リサイクルセンター管理費は九百二十六万一千円で、南部及び北部工場に係る広域圏組合負担金は五億八百六十六万五千円、中央衛生処理場に係る分として三億七千七百五十六万九千円であります。 五款労働費は六千五百七十万七千円の計上で、一項労働施設費四千四百七十四万九千円の主なるものは、勤労青少年ホーム管理費七百四十八万八千円、働く婦人の家管理費七百七万八千円であります。二項労働諸費は二千九十五万八千円の計上で、シルバー人材センター運営費補助金千二百二十五万円と、緊急雇用支援対策事業費三百九十五万二千円が主なるものであります。 六款農林水産業費は六億六百七十九万円の計上で、一項農業費四億五千二百九十八万六千円の主なるものは、農業委員会費千二百五十三万九千円、野菜ランドのしろ支援事業費補助金二百六十万円、”あなたと地域の農業夢プラン“応援事業費補助金三千二百五十七万六千円、がんばる農業者総合支援対策事業費補助金千二十五万円、秋田県青果物価格安定基金協会負担金五百万円、中山間地域等直接支払交付事業費二百三十四万七千円であります。農業技術センター費は四千十八万三千円であります。六目農地費の主なるものは、能代地区国営総合農地開発事業受益者負担軽減対策費補助金五千三百五十八万八千円、桧山第一外県営ほ場整備事業費負担金等であります。七目の山村振興費は二百七十五万五千円の計上で、主なるものは、毘沙門憩の森整備事業費であります。二項林業費は一億四千九百九十四万六千円の計上で、主なるものは、流域森林総合整備事業費千七百五十五万二千円、造林事業費千百十八万八千円、松くい虫対策事業費五千六百五十三万四千円、林道米代線開設事業費負担金千九百万円、森林整備地域活動支援交付金事業費千九百九十八万五千円であります。三項水産業費は三百八十五万八千円であります。 七款商工費は七億三千四百六万九千円の計上で、一項商工費六億七千九百二十六万七千円の主なるものは、新規事業で「秋田スギの温もり」補助金五百万円、地方バス路線等維持費補助金二千九百十五万六千円、市街地巡回バス運行事業費四百九十四万六千円、中小企業融資斡旋等事業費二億二千七百万円、中小企業機械類設備資金融資斡旋事業費三千百三十四万八千円、商工組合中央金庫預託金等二億円、TMO運営費等補助金三百九十二万円、観光宣伝費七百九十六万一千円、おなごりフェスティバル補助金三百万円、能代港まつり花火大会負担金三百万円であります。二項商工施設費は五千四百七十五万三千円で、主なるものは、技術開発センター費関係で千二百七十三万三千円、木の学校関係で四百五十二万円であります。能代工業団地交流会館費は八百六万七千円であります。三項火力発電所立地対策費は四万九千円で、旅費の計上であります。 八款土木費は十八億二千百八十四万七千円の計上で、一項土木管理費一億七千百九十三万八千円の主なるものは、浄化槽設置整備事業費四千九百三万八千円、農業集落排水事業特別会計への繰出金千二百八十四万八千円であります。二項道路橋りょう費は四億四千四百七十四万一千円で、主なるものは、道路維持費一億一千五百十七万二千円、除排雪対策費五千万円を計上しております。道路新設改良費では、舗装四路線で八百四十七万五千円、改良九路線で二千四百九十万円、排水対策で二千二百四十九万円を計上しております。交通安全施設費は二千五十三万八千円、人にやさしい歩道づくり事業費は六千万円、街灯費は三千五百三十八万九千円を計上しております。三項河川費は六千四百一万二千円で、桧山川運河改修事業費四千三百万円と、維持費千三百八十四万円が主なるものであります。四項港湾費は千四百九十二万三千円で、能代港改修事業費負担金が主なるものであります。五項都市計画費は十億九百八十五万二千円の計上で、萩の台線土地区画整理事業費三千五百三十三万七千円、下水道事業特別会計への繰出金八億二千八百七十四万四千円であります。公園費では、公園の維持管理費四千百九十三万四千円が主なるものであります。六項住宅費六千五百三十八万一千円の主なるものは、住宅維持補修費三千六百七十六万三千円、住吉住宅建替基本計画策定費五百万円等であります。七項河畔公園費は五千四百万円で、河畔公園整備事業費であります。 九款消防費は九億五千五百二十三万円の計上で、一項消防費も同額であります。一部事務組合負担金八億七千八百七十八万三千円、消防団員費三千五百九十六万円が主なるものであります。 十款教育費は二十六億一千七百四十一万七千円の計上で、一項教育総務費二億四千百七十九万四千円は、学校体育連盟等補助金千四百三十五万二千円、奨学資金貸付金二千六百八十万八千円、語学指導等を行う外国青年招致事業費四百四十八万四千円、中学校「心の教室相談員」活用調査研究費二百八十万六千円、小学校心の教室「ふれあい推進事業」費三百九万円、特色ある教育活動推進費三百六十万円等であります。二項小学校費五億六千百六十一万九千円の主なるものは、小学校管理費で二億一千八百九十三万九千円、第四小学校トイレ改修事業費千八百万円、要保護及び準要保護児童生徒援助費二千六十万二千円、振興費で三千八百七十三万三千円であります。学校建設関係では、浅内小学校実施設計委託料二千三百三万九千円と、常盤小中学校関係の解体費四千十六万七千円が主なるものであります。三項中学校費三億二千七百二万円の主なるものは、中学校管理費で一億一千三百十九万六千円、要保護及び準要保護児童生徒援助費千五百八十九万四千円、振興費で四千三百三十万三千円、同じく常盤小中学校関係の解体費用として三千二百八十三万三千円を計上しております。四項高等学校費五億二百五十四万円の主なるものは、学校管理費三千四十万三千円と、振興費千六百五十六万二千円が主なるものであります。五項幼稚園費は九千四百六十万八千円で、幼稚園就園奨励費六千三百三万八千円、すこやか子育て支援事業費三千百五十七万円であります。六項社会教育費は四億七千三十三万七千円で、主なるものは、文化財保護費千二百三十七万四千円、生涯学習推進費五百一万八千円、留守家庭児童会費千三百三万二千円、サン・ウッド管理運営費千五百十八万九千円、公民館費の施設管理費二千三百五十五万円、活動事業費四百七十万三千円、文化会館関係では、施設管理費六千百九十三万円、ポピュラー公演費が三百八十三万一千円、図書館関係では、施設管理費が千百五万一千円、図書購入費が一千万円、資料購入費が百九十三万九千円、子ども館関係では、施設管理費が千百三十四万八千円、活動事業費が四百五十四万六千円であります。七項保健体育費は四億一千九百四十九万九千円で、主なるものは、体育振興費六百八十五万六千円、少年スポーツ活動推進事業費二百八十八万一千円、バスケの街づくり事業費三百八十六万三千円、第十七回能代カップ高校選抜バスケットボール大会補助金二百三十万円、国体準備費七百五十九万円、総合体育館関係では、管理運営費として四千八百二十九万四千円、電光得点板改修事業費(国体関連事業)千七百万円、体育施設関係では、管理費が二千百八十八万二千円、海洋センター管理運営費が千五十五万九千円、市民プール管理運営費が千四百九十三万九千円、能代球場管理運営費が七百五万四千円、赤沼球場が五百三十五万一千円、土床体育館が六百四十二万円、国体関連で能代球場の改修事業費が一億五千九百六万八千円等が主なるものであります。 十一款災害復旧費、一項公共土木施設災害復旧費は千二百五十八万三千円の計上で、十五年災害の河川及び道路災害に対する復旧事業費の計上であります。 十二款公債費は三十億八千七百六十七万四千円の計上で、一項公債費の主なものは、長期債元金で二十五億六千六百十一万四千円、利子で五億二千二十万五千円であります。 十三款諸支出金は五千四百七十三万二千円の計上で、一項公営企業費の五千四百七十三万二千円の主なるものは、上水道施設消火栓建設費等繰出金三千三十七万四千円、老朽管更新事業出資金七百三十五万八千円、朴瀬地区水道整備事業出資金千七百万円であります。 十四款予備費は一千万円の計上であります。 予算書にお戻りいただきます。第二表は債務負担行為の補正で、平成十六年度生活福祉資金(離職者支援資金)利子補給費補助金、期間は十七年から二十三年までであります。二百四十万円を限度に年利三%の利子補給を行うものであります。 次は、平成十六年度浄化槽設置資金利子補給費補助金、十七年から二十年までで、五十万円を限度に四十カ月の元利均等割に対する年利三・五九%以内の利子補給をするというものであります。 次は、平成十六年度浄化槽設置資金損失補償で、十六年から二十年まで、金融機関が融資した総額の一〇%に相当する額であります。 次の三表地方債は、先ほどの歳入のところで説明した予定額について、その目的、限度額、起債の方法、利率は五%以内でありますが、及び償還の方法について定めております。以上よろしくお願いいたします。 ○議長(柳谷渉君) お諮りいたします。本日は議案第二十五号についての質疑を残して延会することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(柳谷渉君) 御異議なしと認め、本日はこれをもって延会いたします。明十一日定刻午前十時より本会議を再開いたします。              午後三時五十分 延会...