○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の各案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は、
委員長報告のとおり決しました。
-----------------------------
△
教育産業委員長報告
○議長(
大倉富士男君) 日程第八、議案第五十九
号能代市立能代商業高等学校入学検定料及び
入学金徴収条例の一部改正について、日程第九、議案第六十五号平成九年度能代市
農業集落排水事業特別会計補正予算、日程第一〇、議案第六十七号平成九年度能代市
市場事業特別会計補正予算、日程第一一、
教育産業委員会に付託した
請願陳情六件、
整理番号第八十一号、第八十二号、第八十六号、第八十七号、第八十九号、継続
審査中の第七十七号、以上
を議題といたします。
教育産業委員会の
審査の経過並びに結果の報告
を求めます。
教育産業委員長工藤勇男君。 (
教育産業委員長 工藤勇男君 登壇)(拍手)
◎二十六番(
工藤勇男君) ただいま議題となりました案件に対する
教育産業委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 初めに、議案第五十九
号能代市立能代商業高等学校入学検定料及び
入学金徴収条例の一部改正についてでありますが、本案は、
県立高等学校の改正に合わせて、平成十年度
入学希望者より
入学検定料を二千二百円に、入学金
を五千五百円に改正しようとするものであります。
審査の過程において、
能代商業高等学校は唯一の
能代市立高等学校であり、特色のある教育
を進めるという立場から、県と歩調
をそろえる必要はなく、改正すべきでない、との一部意見がありましたが、
審査の結果、多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十五号平成九年度能代市
農業集落排水事業特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ四千五十三万円
を追加しようとするもので、この主な内容は、歳入では
農業集落排水事業費補助金の追加で、歳出では
工事請負費の追加であります。
審査の過程において、
受益者負担について質疑があり、当局から、
個人負担分については、正式には
関係条例等の制定後になるが、事業開始に当たって関係者からは工事費の七%で同意
を得ている、との答弁があったのであります。これに対し、
公共下水道の
受益者負担と大きな格差が生じないようにすべきではないかとの質疑があり、当局から、さまざまな計算要素があるためまだはっきりした負担額が決まっていないが、他市町村の状況も参考にし、
公共下水道と大きな不公平感が生じないように検討したい、との答弁があったのであります。
審査の結果、本予算は、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十七号平成九年度能代市
市場事業特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ三百四十九万一千円
を追加しようとするもので、この内容は、歳入では八年度決算確定による繰越金の追加で、歳出では予備費の追加であります。
審査の結果、本予算は、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、
請願陳情について申し上げます。
整理番号第八十一号能代市における第一種大
規模小売店舗の
出店見直しに関する
意見書提出等についての陳情は、
整理番号第八十二号大型店の新規出店、増床計画の即時
中止等についての陳情と内容が同趣旨であることから、一括して
審査したのでありますが、
審査の結果、以上の二件は願意
を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。
整理番号第八十六
号農林水産省等の存続に関する
意見書提出についての請願は、願意
を妥当と認め、採択すべきとの一部意見がありましたが、今後の国の行政改革の推移
を見守る必要があることから、なお調査の必要
を認め、多数をもって継続
審査に付すべきものと決定いたしました。
整理番号第八十七
号生産者米価の
引き上げ等に関する
意見書提出についての請願は、願意
を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。
整理番号第八十九
号稲作経営の安定とコメ政策の確立に関する
意見書提出についての陳情は、願意
を妥当と認め、採択すべきものと決定いたしました。 次に、継続
審査中の請願について申し上げます。
整理番号第七十七号減反の反対と外米の海外援助に関する
意見書提出等についての請願は、今のコメの価格
を維持するためには減反はやむを得ない部分もあり、また、海外援助はミニマム・
アクセス米だけでなく、備蓄米等も考慮しなければならないので不採択にすべきである、との少数意見がありましたが、多数をもって採択すべきものと決定いたしました。 なお、採択すべきとした
請願陳情のうち、
整理番号第八十一号、第八十二号及び第八十七号、第八十九号に関し、
意見書提出の
議会議案を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) ただいまの
委員長報告に対する質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の議案第五十九号及び
請願整理番号第八十六号及び継続
審査中の第七十七号について御異議がありますので、順次採決いたします。まず、議案第五十九
号能代市立能代商業高等学校入学検定料及び
入学金徴収条例の一部改正について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本案は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、
請願整理番号第八十六
号農林水産省等の存続に関する
意見書提出等について起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は継続
審査であります。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本件は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、継続
審査中の
請願整理番号第七十七号減反の反対と外米の海外援助に関する
意見書提出等について起立により採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本件は、
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件
を除き他の各案件は、
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は、
委員長報告のとおり決しました。
-----------------------------
△
建設委員長報告
○議長(
大倉富士男君) 日程第一二、議案第六十
号能代市営住宅管理条例の制定について、日程第一三、議案第六十一号、平成八年度能代市
公営企業決算の認定について、日程第一四、議案第六十三号平成九年度能代市
鶴形簡易水道特別会計補正予算、日程第一五、議案第六十四号平成九年度能代市
下水道事業特別会計補正予算、日程第一六、議案第六十六号平成九年度能代市
土地区画整理事業換地清算特別会計補正予算、日程第一七、議案第七十三号平成九年度能代市
水道事業会計補正予算、日程第一八、
建設委員会に付託した陳情一件、
整理番号第八十八号、以上
を議題といたします。
建設委員会の
審査の経過並びに結果の報告
を求めます。建設委員長藤原良範君。 (建設委員長 藤原良範君 登壇)(拍手)
◎十番(藤原良範君) ただいま議題となりました案件に対する
建設委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 初めに、議案第六十
号能代市営住宅管理条例の制定についてでありますが、本案は、公営住宅法の改正に伴い条例の全部
を改正しようとするもので、改正の主な内容は、入居資格の収入基準
を改めるほか、家賃の額
を毎年度、入居者の収入に基づき一定の算出方法で決定することなどであります。附則において、本条例は公布の日から施行することとしているほか、本条例に市営住宅の設置規定
を盛り込んだことから、能代市営住宅条例
を廃止することとしております。
審査の過程において、高齢者や身体障害者等の市営住宅への入居や入居後の対応について質疑があり、当局から、入居に関しては、今回の法改正で身体障害者等の入居資格における収入基準が緩和され、入居しやすくなっているほか、三階、四階建ての住宅については、身体障害者等の生活や安全
を考え、できるだけ一階もしくは二階に入居できるよう配慮している。また、入居後、特にひとり暮らし老人等については、担当部、関係機関と連携
を図り、管理人等の協力
を得て常に注意
を払いながら安心して生活できるよう努めてまいりたい、との答弁があったのであります。 また、収入超過者への対応について触れられ、当局から、収入超過者と認定された場合、明け渡しするよう努めなければならないとされているほか、認定された日から収入に応じた家賃
を支払わなければないこととしており、また高額所得者に認定された場合は、市が明け渡し
を六カ月間の猶予
を設け請求し、期限が到来しても明け渡さない場合は、近傍同種の住宅の家賃の二倍に相当する額
を支払わなければならないとしており、収入超過者等に対しては市が他の適当な住宅のあっせん等
を行うものとしている、との答弁があったのであります。 また、災害により住宅
を滅失した場合の入居について質疑があり、当局から、このような場合は、優先的に取り扱うよう規定しているが、当然、空き室がなければ入居できないことになる。現時点では、空き室がなく、通常の申し込み
をした待機者が多いため、災害に備えた空き室の確保は困難な状況にある、との答弁があったのであります。 また、入居申し込みの際の各種証明書の交付は簡素化できないか、との質疑があり、当局から、申し込み手続については、転入者等の場合
を除き、庁内各課と連携し、コンピューターネットワーク
を利用して情報収集するなど、土木課一カ所で対応できる体制
をとっており、各種証明書の交付のため、窓口
を転々とすることがないよう努めている、との答弁があったのであります。 また、今回の条例改正の周知について触れられ、当局から、一般市民に対しては、従来どおり市の広報や新聞等で周知
を図りたいと考えているほか、入居者については別にチラシ
を配付したいと考えている、との答弁があったのであります。
審査の結果、本案は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十一号平成八年度能代市
公営企業決算の認定についてでありますが、本決算については、決算書及び
監査委員意見書
をもとに、当局の説明
を求め
審査いたしました。 まず、水道事業について申し上げますと、年度末給水戸数は一万六千七百六十一戸で、前年度に比較し二百四十八戸の増、年間配水量は前年度に比較し十二万七千五百五十八立方メートル、率にして二・五%増加しており、これにより有収率は〇・一ポイント向上し、八三・一%となっております。 また、収益的収支では、三百五十七万七千五百四十一円の純利益
を計上し、資本的収支では、収入額が支出額に対し不足する額が一億千八百二十七万七千二百三十五円で、これは減債積立金等で補てんしております。 また、第二期拡張事業としては、仁井田浄水場の設備の充実
を図ったほか、浅内南部地区無水源簡易水道事業として、南陽崎から浜浅内入り口まで約二千六百八十メートルの配水管
を布設しております。そのほか建設改良工事としては、青葉町、向能代字トトメキ等で約七百十八メートルの配水管
を布設し、老朽管更新事業としては、西通町、盤若町等で約五千三百八十四メートルの更新工事
を実施しております。
審査の過程において、現在の企業債残高は四十一億二千百万円余りとなっており、これの償還が今後の経営
を圧迫する要因として懸念されるが、今後の起債はどの程度まで
を許容範囲と考えているか、との質疑があり、当局から、公営企業における事業は、一部補助等があるもの
を除き、水道料金と企業債が主なる財源であり、経営効率化等の企業努力
を重ね、将来の財政状況
を勘案しながら、第二期拡張事業や老朽管更新事業など安定給水等に資する事業に臨んできたが、
監査委員意見書にもあるとおり、借入企業債が企業財政
を圧迫することも心配されることから、今後とも財政計画の見直し
を含め慎重に進めなければならないと考えている、との答弁があったのであります。 また、逆ざや解消の見通しについて触れられ、当局から、現在、多額の資金
を必要とする事業
を進めている中で、逆ざや
を解消し、経営基盤の強化
を図るためには、料金の適正化の必要性も考えられるが、公営企業としての使命もあり、また企業内部の経費削減、事務の効率化等
を考えて対応していきたい、との答弁があったのであります。 また、老朽管更新事業の進捗状況と見通しについて触れられ、当局から、本市の更新すべき老朽管は、総延長六万六千五百五十九メートルで、これに要する事業費は約三十六億円が見込まれているが、財源確保が困難なことから、国から指導されている平成十二年度まで、その約半分
を更新する計画にとどまっている。平成八年度末までの更新状況は、管路延長で一万七千四十八メートルで老朽管の総延長の約四分の一となっている。今後は、企業財政の厳しさが増すものと予想されるが、本事業の推進は水の安定供給に必要不可欠であることから、国に対し補助率の引き上げ並びに補助枠の拡大、さらに平成十二年以降も補助
を継続するよう要望しているところである、との答弁があったのであります。 また、経営基盤強化策として、経営効率化なども大切だが、企業として水質のよさなど
を地下水使用者に対して、もっとPRするなどで使用水量の増加対策
を講じるべきではないか、との質疑があり、当局から、本市では、収益
をふやし経営基盤
を安定させる対策として、水源等は十分確保されており、水不足の心配がないため、水道水の安全性等のPRなど
を行い、給水量の増加に努めていきたい、との答弁があったのであります。 また、他県では水道水が原因で病原性大腸菌に感染した例も報道されているが、当市では大丈夫なのか、との質疑があり、当局から、同じ病原性大腸菌でもO-157は塩素で滅菌できるので心配はないが、クリプトスポリジウムという菌は塩素が効かないため、そのような事態になったようだ。当市では、浄水処理過程で除去できる急速ろ過装置によりろ過しているため、現在の国の指導上では心配ないと考えている、との答弁があったのであります。 また、水道管の布設工事における道路工事等との同時施工について触れられ、当局から、これについては、毎年、関係機関や庁内の関係部局と整合性
を図るため協議会
を開催しており、同一区間で道路改良工事等があるときは、できるだけ効率的な工事に努めている、との答弁があったのであります。 以上、水道事業の質疑の概要
を申し上げました。 次に、ガス事業について申し上げます。まず、都市ガスの年度末供給戸数は三千七百七十三戸で、前年度と同数であり、年間ガス販売量は前年度に比較して一万三千八百三十八立方メートル、率にして〇・五%増加しております。また、簡易ガス事業の年度末供給戸数は前年度に比較して三戸増加し、附帯事業の年度末供給戸数は前年度に比較し一戸減少しております。 収益的収支では、千二百三十九万五千三百七十四円の純利益
を計上し、資本的収支では、収入額が支出額に対し不足する額が五千六百七十六万五千九百五十四円で、これは減債積立金等で補てんしております。 また、主な建設改良工事としては、保安の確保と安定供給
を図るため老朽化したガス導管の取替工事
を三路線で、また需要拡大のため、ガス導管布設工事
を四路線で実施したほか、マイコンメーター四百六十三台
を設置しております。
審査の過程において、ガス事業の需要拡大は、民間との競合もあって厳しいのは承知しているが、普及率は横ばい状態であり、新たな対応が必要なのではないか、とただしたのに対し、当局から、これまでも天然ガスの安全性、利便性
をPRしながら、新たな需要の獲得に努めてきたところであるが、都市ガスの場合、供給区域が限られており、工事費が民間業者と違うことなどから、需要拡大は厳しい状況にある。そのため昨年度からは、普及のための職員
を配置するなど体制強化
を図っており、平成八年度は新設が三十七戸あったものの、休止等も同数あり、供給戸数の増加には至らなかったが、本年度は八月現在で、三十七件の申し込みがあり、三十一戸が工事施工済みである。今後とも、安全面、ランニングコストなど都市ガスの有利な点
をPRしながら需要拡大に努めていきたい、との答弁があったのであります。
審査の結果、本決算は認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十三号平成九年度能代市
鶴形簡易水道特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ四十三万五千円
を追加しようとするもので、歳入では前年度繰越金であり、歳出では予備費の追加であります。
審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十四号平成九年度能代市
下水道事業特別会計補正予算は、歳入において、繰越金の追加により、一般会計繰入金等
を減額しようとするものであります。
審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十六号平成九年度能代市
土地区画整理事業換地清算特別会計補正予算は、条文において、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ三千円
を追加しようとするもので、歳入では前年度繰越金であり、歳出では換地清算交付金の追加であります。
審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第七十三号平成九年度能代市
水道事業会計補正予算は、条文において、業務の予定量、収益的収入及び支出の予定額、資本的収入及び支出の予定額
を改めようとするものであります。
審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情について申し上げます。
整理番号第八十八号公営住宅の建設促進等についての陳情は、六項目からなっております。一の「国の公営住宅建設にかかわる補助率の引き上げと、県営住宅の建設促進について意見書
を提出すること」並びに六の「市営住宅の建設
を図るとともに、老朽化した市営住宅の補修に力
を入れること」については、願意
を妥当と認め採択すべきものと決定いたしました。次に、二の「障害者、高齢者、母子世帯が、早期に入居できるようにすること」、三の「収入超過者、高額所得者
を強制的に追い出さないようにすること」、四の「大幅な値上げ
を避けること」、五の「特に、病気、失業、低所得者に対しては、生活保護基準
を目安とした家賃の減免制度
を拡充すること」以上については、なお調査の必要
を認め継続
審査とすべきである、との一部意見がありましたが、願意
を妥当と認め、多数をもって採択すべきものと決定いたしました。 なお、本陳情の項目一に関し、
意見書提出の
議会議案を提出しておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) ただいまの
委員長報告に対する質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので順次発言
を許します。二十七番相場洋子君。
◆二十七番(相場洋子君) ただいまの
委員長報告のうち、議案第六十一号平成八年度能代市
公営企業決算の認定について及び議案第七十三号平成九年度能代市
水道事業会計補正予算についてでありますが、いずれにも消費税及びその関連が含まれております。この消費税は、市民生活に大きな負担となっており、本来、地方自治の本旨に立てば廃止すべきものと考えるものであります。以上の立場から、本二案は認めがたく反対いたします。
○議長(
大倉富士男君) 次に、五番塚本民雄君。
◆五番(塚本民雄君) 議案第六十一号平成八年度能代市
公営企業決算の認定について並びに議案第七十三号平成九年度能代市
水道事業会計補正予算について賛成の討論
を行います。御存じのように、公営企業の使命は市民の日常生活に不可欠な水
を安全に安定して供給することであり、また熱エネルギー
をいつまでも必要に応じて利用できるよう提供することであります。そのためには、公正妥当で、かつ能率的な経営のもとにおける適正な原価
を基礎とした料金でなければ、企業の健全な運営
を確保することはできません。こうした中で、水道事業においては、第二期拡張事業、老朽管更新事業等
を継続して実施し、未給水地域の解消や安定給水量の確保に努力されております。また、ガス事業においては、保安の確保と安定供給のため、ガス導管の布設等に取り組まれております。これらの事業内容やその会計処理は、適正に執行されており、また料金に消費税
を転嫁していることは、独立採算性
を基本に地域のニーズにこたえて事業活動
を展開する上で必要なことであり、さらに納税義務のある企業としては当然のことであります。したがって、議案第六十一号の決算並びに議案第七十三号の補正予算は、妥当と認め賛成いたします。
○議長(
大倉富士男君) 以上で通告による討論は終わりました。他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) これをもって討論
を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま
委員長報告の議案第六十一号、第七十三号及び
陳情整理番号第八十八号について御異議がありますので、順次採決いたします。まず、議案第六十一号平成八年度能代市
公営企業決算の認定について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は認定であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本案は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、議案第七十三号平成九年度能代市
水道事業会計補正予算について起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本案は、
委員長報告のとおり決しました。 次に、
陳情整理番号第八十八号公営住宅の建設促進等についてのうち、第二項の「障害者、高齢者等が早期に入居できるようにすること」から、第五項の「低所得者等に対して、家賃の減免制度
を拡充すること」の以上、四事項について起立により採決いたします。以上の四事項に対する委員長の報告は採択であります。以上の四事項は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって以上の四事項は、
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件
を除き他の各案件は
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって以上の各案件は、
委員長報告のとおり決しました。 この際休憩いたします。午後一時会議
を再開いたします。 午前十一時五十一分 休憩
----------------------------- 午後一時 開議
△各
委員長報告
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き会議
を開きます。 日程第一九、承認第六
号専決処分の承認
を求めることについて、日程第二〇、議案第六十二号平成九年度能代市
一般会計補正予算、以上
を議題といたします。各委員会の
審査の経過並びに結果の報告
を求めます。
総務委員長柳谷渉君。 (
総務委員長 柳谷渉君 登壇)(拍手)
◎十六番(柳谷渉君) ただいま議題となりました、承認第六号及び議案第六十二号中、
総務委員会に付託になりました部分に対する本委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 初めに、承認第六
号専決処分の承認
を求めることについての関係部分について申し上げます。本件は、平成九年度能代市
一般会計補正予算の専決でありまして、条文の第一条では、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ千三十二万五千円
を追加し、予算の総額
を百八十九億三千百七十四万円と定めております。 次に、歳入でありますが、十六款繰越金千三十二万五千円の追加は、前年度繰越金であります。
審査の過程において、病原性大腸菌O-157等に伴う今後の予防対策費の見通しについて触れられ、当局から、能代保健所の立ち入り検査は、市の施設では、保育所に対してのみまだなされていないが、九月中には立ち入り検査が行われる予定であり、その際、設備等の改善指示がなされた場合は緊急に予算措置
をしなければならないこともあり得る。また、これに係る費用については、引き続き国、県に補助の要望
をしてまいりたい、との答弁があったのであります。
審査の結果、条文及び歳入はいずれも承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十二号平成九年度能代市
一般会計補正予算の関係部分について申し上げます。 まず、条文でありますが、第一条では、
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ三億四千五百五十万円
を追加して、予算の総額
を百九十二億七千七百二十四万円と定めております。第二条では、債務負担行為について、第三条では、地方債について定めております。 次に、歳入でありますが、一款市税九千百万円の追加は、市民税及び市たばこ税の税率の改正等によるものであり、七款地方交付税八千二百四十一万九千円の追加は、普通交付税の交付決定に伴うものであり、十款使用料及び手数料二十万円の追加は、向能代金山墓地公園永代使用料二区画分であります。十一款国庫支出金五百九十四万一千円の減額は、高年齢者就業機会開発事業費補助金が主なものであり、十二款県支出金三千三百六万九千円の追加は、重度心身障害者医療費補助金、乳幼児医療費補助金が主なものであります。十三款財産収入五十五万円の追加は、土地売払収入であり、十四款寄附金九十四万八千円の追加は、奨学基金寄附金等であり、十五款
基金繰入金四十一万五千円の追加は、寒川自治会交付金であります。十六款繰越金一億四千三百一万三千円の追加は、前年度繰越金の残額であり、十七款諸収入五十二万七千円の追加は、ふるさと消防団活性化助成金が主なものであります。十八款市債七十万円の減額は、能代河畔公園整備事業債であります。
審査の過程において、平成九年度の税率改正及び土地の評価替え等による影響額について触れられ、当局から、個人市民税は一億五千五百万円の増収、また市たばこ税は五千八百万円の増収が見込まれるが、固定資産税は評価替えにより二億千九百万円の減収が見込まれることから、総額で約六百万円の減収の見込みである。また法人市民税については、四月からの実績では当初計上額に対し不足ぎみであるが、今後申告する法人があることから、見通しがつけがたい、との答弁があったのであります。 また、地方交付税等の留保財源の使途について触れられ、当局から、現在の留保財源としては、地方交付税と消費譲与税があるが、これらは職員給与の改定、除排雪対策費、東雲中学校の建設事業の調査費等に充てたい、との答弁があったのであります。 また、地方交付税の増額について触れられ、当局から、普通交付税については、当初予算算定の際、新年度に係る基準財政需要額の単位費用、補正計数等が示されておらず詳細な積算は立てられないので、県から過大な積算にならないようにとの指導もあり、過去三カ年の平均
をもとにしながら予測
を立てたが、約一億六千八百万円の増額となった、との答弁があったのであります。 また、高年齢者就業機会開発事業費補助金の減額について触れられ、当局から、本補助金については、県単位での「シルバー人材センター連合」の設置の流れの中で制度改正が平成九年四月一日付で行われ、市町村が業務委託した場合の補助対象について、平成六年度以前に設立されたシルバー人材センターは除かれたためである。しかし本市において、シルバー人材センター活動の奨励は第四次能代市総合計画に取り上げられている事業であり、また今後の高齢化社会
を考えた場合、必要なものであるので今後とも当センターの活用
を図りたい、との答弁があったのであります。 また、福祉医療費補助金について触れられ、当局から、乳幼児医療費補助金については、県の単独制度であり、今回、三歳児まで引き上げられたが、これまでも未就学児童までは拡大するように要望しており、引き続き要望してまいりたい、との答弁があったのであります。 また、都市計画建築規制事務委託金等六件の県知事権限移譲事務委託金が計上されていることから、この経緯と今後の動向について触れられ、当局から、これは地方分権の流れにより県が検討したものであり、昨年県で移譲事務についてアンケート調査
を行い、それに基づいて意見
を求められ、回答したところ、移譲できるものから実施することになったものである。これは能代市だけでなく、県内全市で行われるものである。今後、移譲事務の拡大については、各市町村と県で協議しながら進むものと思われるが、財源については全額県で負担するよう、市長会等を通して県に働きかけたい。また、今年は初年度であるが、現在予定されている委託金で対応できるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、秋田しらかみ看護学院建設費補助金が、今後四年間の債務負担となることについて触れられ、当局から、今回の補助は、申請に基づき、関係町村と協議して補助することに決めたものであるが、今後、当該学院
を含め、この種の助成については、他市の例も参考としながら建設費だけでなく、運営費
をも含め、要綱等の作成
を検討してまいりたい、との答弁があったのであります。 次に、歳出について申し上げます。一款議会費は四百十九万三千円の追加で、議員の海外行政視察等旅費と議会棟屋根及び外壁補修箇所調査・工事設計業務委託等であり、二款総務費一項総務管理費は一億七千七百七十四万三千円の追加で財政調整基金及びふるさと創生基金への積立が主なものであります。五項統計調査費は八万四千円の追加で、被保護者生活実態調査に要する経費であります。
審査の過程において、ふるさと創生基金の使い道と果実運用について触れられ、当局から、この基金の運用益は歴史と文化の香りづくり事業に充当されるものであり、基金そのものの活用は、平成十年度のこれらの事業終了時点で検討したい。また基金そのもの
を取り崩しした場合、果実運用に支障が生ずることになるが、当該事業として継続が必要なときは、一般財源で実施したい、との答弁があったのであります。 また、寒川自治会交付金について触れられ、当局から、この交付金は
浅内財産区からの繰入金に伴うものである。財産区制度は地方自治法で認められた制度であり、この範囲内で運用しているが、財産区のない地域もあり、これらの地域と財産区の有無により不公平感の生じないよう、各種施策の中で配慮していきたい、との答弁があったのであります。 また、市税の過年度還付金について触れられ、当局から、固定資産税について今年度から国の指導により、納税通知書
を送付する際、課税明細書
を添付したところ、二十八人について誤って多く課税していたため、それ
を還付したい、との答弁があったのでありますが、課税誤り・課税漏れが生じた場合の対応について質疑があり、当局から、その際には、書面の送付だけで済ますのでなく、職員が出向いて、内容
を説明し、理解
を得るようにしてきたし、今後もそのようにしたい、との答弁があったのであります。 次に、九款消防費は六十三万円の追加で、ふるさと消防団活性化事業として、液晶プロジェクター
を購入するものであります。
審査の結果、条文及び歳入と歳出一款議会費、二款総務費一項総務管理費及び五項統計調査費、九款消防費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) 次に、
福祉環境委員長佐藤幹雄君。
◎十八番(
佐藤幹雄君) 承認第六号及び議案第六十二号中、
福祉環境委員会に付託なりました部分に対する本委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 初めに、承認第六号の関係部分について申し上げます。歳出三款民生費は七十三万五千円の追加で、これは、病原性大腸菌O-157対策として能代保健所の指導により養護老人ホーム松籟荘に、保管庫等の備品
を購入するものであります。
審査の過程において、保健所の改善指導の内容とその対応について触れられ、当局から、保健所からの指示は器具、容器等の衛生のための保管庫増設
を含めて、全部で七項目からなっている。このうち、調理室床の破損個所の修理
を除いてはすべて終了し、その旨
を保健所へ報告しているが、床の修理についても現在取りかかっており、今月中には完了する予定である、との答弁があったのであります。 また、以前に議決されたO-157関連の予算と本予算との違いは何か、また、今回の指導は松籟荘に限ったものか、との質疑があり、当局から、昨年の措置は、保健所からの指示によるものでなく市独自の考えで対応したもので、その際は松籟荘や保育所に殺菌庫等
を設置している。保健所の指示があったのは本年度が初めてであり、松籟荘と学校関係に対してあったものだが、保育所についても今月、保健所の調査が予定されており、その結果、指導があればそれに対応していきたいと考えている、との答弁があったのであります。
審査の結果、歳出三款民生費は承認すべきものと決定いたしました。 次に議案第六十二号の関係部分について申し上げます。 初めに、歳出三款民生費は五千五十五万四千円の追加で、この主な内容は、地域集会所建設事業費補助金及び福祉医療費の追加と能代山本広域市町村圏組合負担金の減額であります。
審査の過程において、コスモス作業所の作業施設と運営状況について触れられ、当局から、現在、住吉町の民家
を借り上げて作業
を行っているが、これに対しては、駐車場の借り上げも含め、月十万円
を市で補助している。また、運営状況については、現在、事業としてゴムパッキンの型抜きや公園の清掃等
を行っており、これに伴う収入のほか全体的なものとして、国から年百十万円、県、市から、合わせて月三十三万四千円の補助があるものの、経営は厳しいようであり、作業所の場所についても適当なところがないか、との要望もあることから、今後、年内に策定予定の障害者計画の中で、これらの問題も含め、検討していきたいと考えている、との答弁があったのであります。 また、コスモス作業所の法人化の動きについて触れられ、当局から、この作業所は五十四名の家族等で構成されているが、法人化に向けた取り組みについては、現在のところ進展していないと聞いている、との答弁があったのであります。 また、榊自治会への集会所建設事業費補助金について触れられ、当局から、榊自治会にはこれまで集会所がなく不便
を来たしており、今回、自治会内の既存の家屋
を購入することにし、助成の要請があったものである、との答弁がありましたが、これに対し、南部地区公民館の建設により榊出張所の移転が予定されており、あいた施設
を集会所として利用する考えはなかったのか、との質疑があり、当局から、自治会としては当該自治会の中に独自の集会所が欲しいとのことであり、出張所跡の利用方については、補助要請があった時点では聞いていない。また、出張所が移転した場合の利用方法としては、建物の耐久性がまだあることから、地元で活用に対しての要望があればそれに対応したいと考えている、との答弁があったのであります。 また乳幼児医療の対象年齢拡大と支給要件について触れられ、当局から、外来、入院とも三歳児まで対象年齢
を引き上げたことにより、支給対象者が約六百人ふえると予想している。また、この支給については所得制限があるが、市ではあらかじめ調査
を行い、該当者に通知し、申請
を受け付けることにしている、との答弁があったのであります。 次に、四款衛生費は、千七百七十四万四千円の追加で、この主な内容は、秋田しらかみ看護学院建設事業費補助金の計上であります。
審査の過程において、秋田しらかみ看護学院への補助について触れられ、当局から、本予算に計上されているのは、建設に係る補助であり、一億二千万円の補助要請に対し、能代市と山本郡の市町村が、それぞれ助成するもので、山本組合総合病院建設の際の補助の例により、建設主体である学校法人能代文化学院が金融機関から一億二千万円
を借り入れし、その元金及び利子相当分
を五年間で補助しようとするもので、本市の場合、負担割合は七一・九五%で、八千六百三十四万円とこれに係る利子相当分
を補助することとしている、との答弁があったのであります。 また、当学院の開校後の運営に対する補助のあり方について触れられ、当局から、修学年限が三年であり、初年度から二カ年は、定員に満たないことで授業料が総定員分納付されないため、補助の要請があれば検討することにしている、との答弁がありましたが、これに対し、以前に学校法人能代文化学院から提出された支援についての要望書の中の
収支見込みでは、三年目以降についても、市からの補助が見込まれていた。また、他市における私学に対する助成の例もあること、あるいは本地域で初めての高等教育機関であり、安定した運営が望まれることなどから、長期的な助成についても検討する必要があるのではないか、との質疑があり、当局から、当初の要望書には、三年目以降の助成も見込まれていたが、あくまで試算の段階での案で、その後、建設費、運営費とも変更になっており、最終的な運営の資金計画は現在確定していない。しかし、市では一、二年目の補助については、要請があれば検討していくこととしており、三年目以降の助成についてはいま現在考えていない、との答弁があったのであります。 また、当学院の教員の配置についても触れられ、当局から、当学院の運営に必要な教員の定数は八名で、初年度は、一学年だけの学生数となるが、教員は当初から定員どおり配置するようにとの厚生省の指導があり、八名
を配置し運営すると聞いている、との答弁があったのであります。
審査の結果、歳出三款民生費、四款衛生費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) 次に、
教育産業委員長工藤勇男君。 (
教育産業委員長 工藤勇男君 登壇)(拍手)
◎二十六番(
工藤勇男君) 承認第六号及び議案第六十二号中、
教育産業委員会に付託になりました部分に対する本委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 初めに、承認第六号の関係部分について申し上げます。歳出十款教育費は九百五十九万円の追加で、この内容は、学校給食共同調理場の消毒保管庫等購入費であります。
審査の過程において、食中毒予防の対応について質疑があり、当局から、調理場の安全点検、調理方法や献立の指導、原材料納入業者への衛生管理指導のほか、保護者に対しては食中毒防止のマニュアル
を配布してきた。また、このたびの保健所の指導により、備品の購入や施設の改修
を行っており、今後も万全
を期してまいりたい、との答弁があったのであります。
審査の結果、歳出十款教育費は、承認すべきものと決定いたしました。 次に、議案第六十二号の関係部分について申し上げます。 歳出五款労働費は二十九万八千円の減額で、この内容は、働く婦人の家の給水ポンプ修繕に伴う施設管理費の追加と、勤労者総合福祉センター管理運営委託費の減額であります。 次に、六款農林水産業費は二百八十六万四千円の追加で、この主な内容は、秋田県青果物価格安定基金協会負担金、県営担い手育成基盤整備事業費、農業集落排水事業特別会計への繰出金、松くい虫対策事業費等の追加のほか、林道母体線開設事業費の減額であります。
審査の過程において、県営担い手育成基盤整備事業について質疑があり、当局から、浅内黒岡土地改良区が平成十年度に用水路、暗渠排水の整備及び揚水機設置
を行うに当たり、土地改良区と市及び県が協議の結果、補助率の有利な県営担い手育成基盤整備事業として行うことになったもので、本事業の実施に当たっては、当該地区の「農業農村活性化計画書」
を作成することになっているが、これはソフト面の計画書で、第一章、第二章合わせて十六の大項目とさらに小項目に分かれ、約百ページに上るものである。これ
を十一月までの短期間のうちに完成させなければならないため、市は当該地区との協議や計画の骨子作成などの重要な部分
を行い、膨大な資料のまとめや数値の整理などは専門のコンサルタントに委託したいと考えている。このあと、土地改良区からの負担金で県がハード面の基本設計である土地改良事業調査計画
を実施することにしており、土地改良区の負担金に対し、市がその二分の一
を補助するものである、との答弁があったのであります。 また、松くい虫対策について質疑があり、当局から、松くい虫対策事業のうち、昨年度までは県単補助であった焼却処理する特別伐倒駆除及びくん蒸処理する伐倒駆除、そして市単独で行っていた樹幹注入について、いずれも今年度から国庫補助と県の補助の両方
を受けられるようになった。また、今年度限りであるが国、県合わせて七五%が補助される事業として、松くい虫環境調和型防除等促進事業は、風の松原地区における松くい虫被害対策
を、誘引器やアカゲラの巣箱設置などの天敵利用等により、環境に調和した松くい虫の防除方法の導入
を図るものであり、また、松林保全体制整備事業は、さらに住民の参加、協力も得ながら松林の保全
を図るもので、具体的には木工教室等においてアカゲラの巣箱
を製作し、松林に設置する等の事業である。今後とも、営林署、県農林事務所、森林組合、財産区等と情報交換
をし、松くい虫の防除対策に努めてまいりたい、との答弁があったのであります。 次に、歳出七款商工費は五百四十七万七千円の追加で、この主な内容は、秋木機械株式会社の研究開発事業に対するテクノサテライト企業育成事業補助金及び柳町商店街振興組合のアーケード塗装補修に対する地域商業振興総合支援事業補助金であります。
審査の過程において、畠町商店街等のアーケードの老朽化対策について触れられ、当局から、アーケードの補修には多額の事業費
を要するため補助事業で実施したいが、その際には、全組合員の同意
を得ることが必要であるが、現在のところ困難な状況であるため、補修のめどは立っていない、との答弁があったのであります。これに対し、万が一にも事故はあってはならないし、事故があった場合は商店街振興組合だけでなく市も責任
を免れないと思うので、組合側とよく協議していただきたい、との要望があったのであります。 次に、歳出十款教育費は八百五十一万五千円の追加で、この主な内容は、テレビの電波変更に伴う小中学校のテレビ受信システム変更工事費及び
能代商業高等学校の施設補修工事費であります。
審査の結果、歳出五款労働費、六款農林水産業費、七款商工費、十款教育費は、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) 次に、建設委員長藤原良範君。 (建設委員長 藤原良範君 登壇)(拍手)
◎十番(藤原良範君) 議案第六十二号中、
建設委員会に付託なりました部分に対する本委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 歳出八款土木費は七千七百七十一万八千円の追加で、この主な内容は、市道の舗装十二路線、改良二路線及び排水対策五カ所の事業費、市道十九路線の道路維持費の追加のほか、下水道事業特別会計への繰出金の減額であります。
審査の過程において、道路の舗装、改良等の発注状況について触れられ、当局から、本年度の当初予算に計上した舗装、改良工事は、現在、数カ所
を残して発注し工事が進んでいる。ただ、排水対策の場合、農地や農業用水路の関係で農作物の収穫後にならないと工事ができない箇所もあるが、年度内にはすべての工事が完了する予定である。なお、現在の発注率は、全体で昨年度同期より八%程度高くなっているが、これは今年度から実施している設計委託の効果があらわれたものと考えている、との答弁があったのであります。 また、都市計画建築規制等に関する事務が、県から市へ移譲されているが、これに対する交付金が少なく、新たな人員の配置もされていないことから、事務量の増加に十分対応できないのではないか、との質疑があり、当局から、今回事務移譲されたのは、県知事の許可が必要な都市計画決定された道路・区画整理事業の区域内等における建築物の建築許可に関する事務で、確かに事務量はふえるものの、対象となる事務は年間数十件程度であり、現体制で対応できるものと考えている、との答弁があったのであります。 また、能代高校付近の国道沿いは、昨年見直された用途地域において、従来どおり準工業地域とされたこともあり、大型店の進出が相次いでいるが、見直しする際に学校周辺の教育環境に配慮し、住居系とするような検討はなされなかったのか、との質疑があり、当局から、用途地域の見直しは、おおむね五年に一度行われることになっているが、本市の場合は平成七年から素案の作成に着手し、市民への説明会
を経て作成した原案
を平成八年に市都市計画審議会に諮問し、県都市計画審議会の議
を得て、県知事の承認
を得て施行されたものであり、能代高校周辺に限らず、能代市の良好な都市環境や機能的な都市活動の確保について十分検討されたものであると考えている、との答弁があったのであります。 また、河畔公園事業の今後の見通しについて触れられ、当局から、現在の事業認可区域は八・三ヘクタールで、用地買収と建物移転補償の事業等
を計画しており、平成十三年度までに終了予定であるが、全体計画の区域
を整備するには平成三十年代の前半までかかると考えている。まだ、二十年以上も続く事業であることから、その時々において判断しなければならない部分も出てくることもあると思うが、その際も大幅な変更は考えられず、現時点では基本計画のとおり整備していきたいと考えている、との答弁がありましたが、これに関し、この事業は、東側から順次進めてきているが、今後の用地交渉が不調な場合は、その箇所
を残し、飛び越えて買収していくことがあるのか、との質疑があり、認可区域内で事業
を推進するためには、飛び飛びとなっても用地買収
を進めなければならないと考えている、との答弁があったのであります。 なお、本予算の
審査の中で、国の公共事業削減の方針に対する本市の取り組みについて触れられ、当局から、国では財政構造改革の一環として、平成十年度以降の公共事業の削減
を示しているところであるが、本市では各公共事業について削減されると地域経済にも影響が出、社会基盤整備のおくれにもつながることになることから、国に対し、市長会等
を通じ要望活動
をしており、今後も引き続きあらゆる機会
をとらえて要望活動
を推進していきたい、との答弁があったのであります。 また、本市の市民の生命と財産
を守り、安全で快適な生活環境づくり
をするためには、急
傾斜地崩壊対策事業の促進が緊急の課題となっており、国に対し、第四次急
傾斜地崩壊対策事業五箇年計画の策定と所要額の確保に関し要望すべきである、との意見の一致
を見たことから、本委員会所属議員による
議会議案を提出しておりますのでよろしくお願いいたします。
審査の結果、歳出八款土木費は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、報告いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) 次に、ニューライフセンター建設特別委員長相場洋子君。 (ニューライフセンター建設特別委員長相場洋子君 登壇)(拍手)
◆二十七番(相場洋子君) 議案第六十二号中、ニューライフセンター建設特別委員会に付託なりました部分に対する、本委員会の
審査の経過の概要並びに結果
を報告いたします。 歳出二款総務費七項(仮称)能代ニューライフセンター費は二十七万六千円の計上で、これは当委員会が行う先進地視察に随行する職員四人分の旅費の追加計上であります。
審査の結果、本予算は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議会閉会中の継続調査となっている事務の調査についてでありますが、当局から六月定例会以降の事務の経過について報告がありましたので、その概要
を申し上げます。 まず、さきの委員会で検討
を要望された三項目のうち、住宅マスタープランの関連については、住宅政策の基本的方向、実現方策、当面取り組むべき施策等
を組み入れた全体の報告がまとまり次第、当委員会に報告する。 複合施設とすることのメリット・デメリットの明確化については、秋田市と青森県内の三施設
を調査したところ、共通しているのは、毎月、保育所とデイ
サービスセンターの行事にあわせて一時間程度の交流時間
を設けていること。メリットとしては、園児に高齢者に対する思いやりの心がはぐくまれることが期待できることや高齢者の楽しみがふえ、機能回復にも効果があること。デメリットとして考えられることは、交流
を嫌う高齢者もいること、交流の時間帯の調整が難しいこと等で、全体的な留意点としては、交流は無理
をせず、自然な形で行っている、との報告のほか、高齢者と子供の交流の必要性や保育園と老人福祉施設の併設に対する国会における政府の答弁等が示されたのであります。 次に、現在、内部で検討
を進めているものとしては、施設構成、福祉施設計画と福祉施策推進体制、保育所の将来構想の検討のほか、福祉関係団体等の意見聴取
を行っているとの説明がありましたが、これに対し、具体的な状況はどうかとの質疑があり、当局から、福祉公社については、全国の五十二の公社
を対象にアンケート調査
を実施し、その集計
を行っているほか、保育所は北部、南部、東部、中央部に区分し、乳幼児も含めて、へき地保育所のあり方についても検討している。福祉関係団体との話し合いについては、おとも苑のデイ
サービスセンター利用者や老人クラブ、各ボランティア団体等から意見
を聞いたり、一部アンケートも行ってそれら
をまとめているが、社会福祉協議会とは今後話し合いの機会
を設けたいと考えている、との答弁がありましたが、アンケート調査の結果やコンサルタントの意見も大切ではあるが、能代市の重要な施策である以上、主体となるものは、市が行うべきであるとの意見があったのであります。 また、第一保育所
をニューライフセンターの構成施設として考えていることに関連して、他の保育所への対応等についても触れられ、当局から、第一保育所については老朽化が進んで、改築の必要があることから、このたびのニューライフセンターの中で対応したいと考えているもので、それ以外のものについては、現在、保育所全体の将来構想の中で検討中である。なお、改築後の第一保育所への入所希望が定員
を超える場合は、入所条件等
を考慮して調整しなければならないと思う、との答弁があったのであります。 また、現在予定している各施設の財源見通しと管理運営についても触れられ、当局から、まだ具体的な施設の配置等について詰めていないので、財源や管理運営
をどうするかは今後検討していくことになる、との答弁があったのであります。また、住宅マスタープランの中に、ニューライフセンターの建設や福祉施設のあり方
を位置づけることは考えていないか、との質疑があり、当局から、それら
を盛り込む内容にはなっていない、との答弁があったのであります。 これらの論議の中で、市営住宅と福祉施設の複合化によるメリット・デメリットについて、及び、幼児と健常者
を含めた高齢者との交流のメニューについても検討願いたい、との要望があったのであります。 また、当面のスケジュールとしては、十月の下旬に住宅マスタープランの二回目の報告
を行い、十一月には基本計画に係る基本方針案
を提示したい、との説明があったのであります。 以上が説明及び質疑の概要でありますが、本事務の調査については、引き続き議会閉会中の継続調査とすべきものと決定いたしました。 これをもって報告
を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
大倉富士男君) ただいまの各
委員長報告に対する質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言
を許します。二十七番相場洋子君。
◆二十七番(相場洋子君) 議案第六十二号平成九年度能代市
一般会計補正予算につきまして、市の予算は市民の生活向上、福祉の向上のための予算編成でなければならないと考えます。このたび議員の海外研修の予算が計上されておりますが、その目的や内容について、私は納得いくものではないという立場から、認めがたく反対いたします。
○議長(
大倉富士男君) 次に、十九番矢田部昌君。
◆十九番(矢田部昌君) 議案第六十二号平成九年度能代市
一般会計補正予算について賛成の討論
を行います。議会費において海外行政視察費等が含まれているので反対とのことでありますが、海外行政視察は東北市議会議長会の主催により、来るべき二十一世紀に向け、行政、文化等において古きよきもの
を残しながら未来に目
を向けている、欧州諸国の行政、産業などの実態
を視察し、東北各市の発展に寄与すること
を目的に行われるもので、行政課題の一つとして国際化が求められていること
をもかんがみ、議員においても海外の行政
を視察し、その実態に触れることは非常に有意義なことであると考えます。他の旅費についても、議会活動の一環として必要なものであります。よって、本予算は妥当と認め賛成いたします。
○議長(
大倉富士男君) 以上で通告による討論は終わりました。 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) これをもって討論
を終結いたします。 これより採決いたします。ただいま各
委員長報告の議案第六十二号平成九年度能代市
一般会計補正予算について、御異議がありますので起立により採決いたします。本案に対する各委員長の報告は可決であります。本案は各
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立
を求めます。 (起立多数)
○議長(
大倉富士男君) 起立多数であります。よって本案は、各
委員長報告のとおり決しました。 ただいま決しました案件
を除き他の案件は、各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって以上の案件は、各
委員長報告のとおり決しました。
-----------------------------
△日程第二一 議案第七十四号平成八年度能代市
一般会計決算及び
特別会計決算の認定について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二一、議案第七十四号平成八年度能代市
一般会計決算及び
特別会計決算の認定について
を議題といたします。当局の説明
を求めます。収入役。
◎収入役(相沢東生君) 議案第七十四号について御説明申し上げます。本案により認定
をお願いする決算は、一般会計と十の特別会計であります。 決算書により御説明申し上げますので、決算書の総括表のところ
をお開きください。まず、一般会計についてでありますが、歳入合計は百九十四億二千二百七十一万一千六百七十八円で、前年度に比べ一・七%の増、歳出合計は百九十二億千九百二十七万九千九十四円で、前年度に比べ一・八%の増となっております。この
歳入歳出差引残額は、二億三百四十三万二千五百八十四円となりますが、翌年度繰越金千五十九万四千五百九十二円のうち未収入特定財源
を除いた千五十万円
を除いた九万四千五百九十二円は翌年度の財源として繰り越し
をすることになりますので、この額
を差し引いた実質収支額は二億三百三十三万七千九百九十二円となります。なお、不納欠損額は五千九百四十三万八千九百八十四円、収入未済額は三億九千三百七万七千七百五十二円となっておりますが、いずれも前年度より減となっております。 次に、歳入の各款について御説明いたします。 一款市税は、収入済額七十五億六千八百十九万六千三百九十六円で、前年度比四・二%の減、不納欠損額は五千九百四十三万八千九百八十四円で、前年度比二・一%の減、収入未済額は三億五千五百五万二千三百三十二円で、前年度比二・五%の減となっております。市民税は、前年度比四・六%の減、固定資産税は四・四%の減、軽自動車税は四・六%の増、市たばこ税は〇・九%の増、特別土地保有税は九・九%の減、入湯税は三・八の増となっております。市税全体の収納率は九五・五%であります。 二款地方譲与税は、収入済額五億四千六十七万二千六百十二円で、前年度比二・五%の増となっております。消費譲与税は、前年度比一・二%の増、自動車重量譲与税は二・五%の増、地方道路譲与税は三・七%の増、特別とん譲与税は二五・七%の増であります。 三款利子割交付金は、収入済額六千五百二十五万四千円で、前年度比四四・〇%の減であります。 四款特別地方消費税交付金は、収入済額六百四十五万二千円で、前年度比八・三%の減であります。 五款自動車取得税交付金は、収入済額一億四千九百七十一万二千円で、前年度比二・三%の増となっております。 六款地方交付税は、収入済額四十五億九千五百五十四万円で、前年度比一一・一%の増となっております。内訳は、普通交付税が三十五億八千七十六万四千円で一二・九%の増、特別交付税が十億千四百六十三万六千円で五・一%の増であります。 七款交通安全対策特別交付金は、千六百八十九万七千円の収入済額で、前年度比四・二%の減であります。 八款分担金及び負担金は、収入済額一億七千八百七十六万六千七十三円で、前年度比八・〇%の増となっております。収入未済額三十九万八千二十円の主なるものは、老人福祉施設委託入所負担金であります。 九款使用料及び手数料は、収入済額三億三千五百十万四千五百八十四円で、前年度比一・四%の増となっております。使用料で〇・三%の増、手数料で八・一%の増であります。収入未済額二百十二万三千七百円の主なるものは、市営住宅使用料であります。 十款国庫支出金は、収入済額十八億四千七百四十五万九千九十三円で、前年度比一四・五%の減であります。国庫負担金は二八・二%の減、国庫補助金は四九・一%の増、国庫委託金は二七・八%の増であります。 十一款県支出金は、収入済額八億二千十二万七千二百二十九円で、前年度比四一・二%の増となっております。県負担金は一三・四%の増、県補助金は六五・二%の増、県委託金は一六・六%の減であります。 十二款財産収入は、収入済額四千五百八十七万四千六百五十円で、前年度比六三・八%の減であります。財産運用収入で五一・四%の減、財産売払収入で七九・六%の減であります。収入未済額八百五万四千七百円の主なるものは、土地貸付料と土地売払収入であります。 十三款寄附金は、四百九十九万五千三百三十二円の収入済額で、前年度比六三・三%の減であります。 十四款繰入金は、収入済額六億二千六百五十八万五千四百三十六円で、前年度比一〇二・二%の増となっております。
基金繰入金は、一〇五・六%の増、財産区繰入金は四八・〇%の減であります。 十五款繰越金は、二億千二百二十四万八百三円の収入済額で、前年度比四二・〇%の増となっております。なお、この中には平成七年度で廃止した、と畜場事業特別会計の繰越金三百五十六万五千四百十一円が含まれております。 十六款諸収入は、収入済額五億九千四十八万四千四百七十円で、前年度比七・二%の増となっております。収入未済額の二千七百四十四万九千円の主なるものは、災害援護資金貸付金の元利収入であります。 十七款市債は、収入済額十八億千八百四十九万円で、前年度に比べ二・〇%の減となっております。 次に歳出でありますが、各款の支出済額等の要点につきましては、お手元に配付いたしております「主要な施策の成果
を説明する書類」に記載しておりますので、各款の説明は省略させていただきますが、性質別の分類による支出済額の状況について説明させていただきますので、お手元の「主要な施策の成果
を説明する書類」
をお開きください。単位は千円であります。 まず、人件費、扶助費、公債費の、いわゆる義務的経費の支出済額は九十一億四千六百八十四万八千円で、前年度に対する伸び率は三・七%の増となっております。この財源内訳は、特定財源の充当が二十億八千二百八十万二千円、一般財源の充当が七十億六千四百四万六千円であります。 次に、物件費、維持補修費、補助費等、積立金、当市及び出資金、貸付金、繰出金
を合わせたその他の経費の支出済額は、六十七億七千二百三十九万七千円で、前年度に対する伸び率は六・九%の増となっております。この財源内訳は、特定財源の充当が十二億七千三百六十五万三千円、一般財源の充当が五十四億九千八百七十四万四千円であります。 また、投資的経費である普通建設事業費と災害復旧事業費の支出済額は、三十三億三万四千円で、前年度に対する伸び率は一一・五%の減であります。この財源内訳は、特定財源の充当が十八億三千九百九十七万二千円、一般財源の充当が十四億六千六万二千円となっております。 次に、地方債現在高の状況について申し上げます。単位は千円であります。平成七年度末の現在高は、百五十三億九千九百八十六万九千円でありましたが、平成八年度の発行額、借入額が、十八億千八百四十九万円で、同じく八年度の元金償還額が十一億八千八百九十六万五千円となっておりますので、差し引き現在高は、百六十億二千九百三十九万四千円となります。なお、財政状況の分析に用いております地方債許可制限比率は、一一・九%になりますので、前年度より〇・六ポイント減となり、若干ではありますが改善されております。 次に、特別会計について御説明申し上げます。決算書の総括表により御説明
をいたします。 鶴形簡易水道特別会計は、収入済額八百三万二千六百七十六円、支出済額七百九万七千八百七十一円で、差引残額は九十三万四千八百五円となっております。 下水道事業特別会計は、収入済額十七億三千三百七十八万五百八十円、支出済額十七億二千六百九十一万五千六百九十三円で、差引残額が六百八十六万四千八百八十七円となりますが、翌年度繰越額千四百一万六千九百六十円のうち、未収入特定財源の千三百三十万円
を除いた七十一万六千九百六十円
を翌年度の財源として繰り越しすることになりますので、この額
を差し引いた実質収支額は、六百十四万七千九百二十七円となります。なお、不納欠損額は十四万五千六百三十円、収入未済額は八百十九万二百五十九円となっております。 土地区画整理事業換地清算特別会計は、収入済額三十八万二千三百二十七円、支出済額三十七万七千八百二十九円で、差引残額は四千四百九十八円となっております。また、収入未済額は二十八万五千六十四円であります。 市場事業特別会計は、収入済額五千六百九十三万二千二百五十一円、支出済額五千三百四十四万四百六十九円で、差引残額は三百四十九万千七百八十二円となっております。
浅内財産区特別会計は、収入済額六百三十四万九千六百七十五円、支出済額四百三十三万六千七百十七円で、差引残額は二百一万二千九百五十八円となっております。
常盤財産区特別会計は、収入済額千三百二十七万七千三百二十四円、支出済額千二百五十五万四千百八円で、差引残額は七十二万三千二百十六円となっております。
鶴形財産区特別会計は、収入済額百八十八万二千二十一円、支出済額百十四万七千五百十六円で、差引残額は七十三万四千五百五円となっております。
桧山財産区特別会計は、収入済額七百一万四千五百二十九円、支出済額五百九十一万九千二十一円で、差引残額は百九万五千五百八円となっております。 国民健康保険事業特別会計は、収入済額四十一億六千四百八十万六千八百六十九円、支出済額三十八億九千五十六万二千八百六十四円で、差引残額は二億七千四百二十四万四千五円となっております。また、不納欠損額は五千五百五十四万八千九百三十五円、収入未済額は二億五千八百六十万四千百八十七円で、いずれも前年度より減となっております。 老人保健医療特別会計は、六十一億四千七百二万八千百十八円、支出済額六十一億四千九百五十一万九千二百七円で、歳入の額が二百四十九万千八十九円の不足となっておりますので、この不足額は翌年度歳入の繰上充用金で補てん
をいたしております。 以上、簡単ではございますが、一般会計及び特別会計の決算について御説明
をさせていただきました。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。本案は、十一人の委員
をもって構成する決算特別委員会
を設置し、これに付託の上、議会閉会中の継続
審査にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本決算は、十一人の委員
をもって構成する決算特別委員会
を設置し、これに付託の上、議会閉会中の継続
審査とすることに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第八条第一項の規定により、一番後藤健君、四番
大倉富士男、十番藤原良範君、十六番柳谷渉君、十七番平山清彦君、十八番
佐藤幹雄君、二十番武田正廣君、二十二番竹内宏君、二十五番戸松正之君、二十六番
工藤勇男君、三十番住吉新作君、以上十一人
を指名いたします。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました十一人の諸君
を決算特別委員会の委員に選任することに決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。よって議案第七十四号は、決算特別委員会に付託いたします。 この際、決算特別委員会の委員長及び副委員長互選のため、暫時休憩いたします。 午後二時九分 休憩
----------------------------- 午後二時二十三分 開議
○議長(
大倉富士男君) 休憩前に引き続き、会議
を開きます。 この際、御報告いたします。委員会条例第九条第二項の規定により決算特別委員会において委員長及び副委員長互選の結果、委員長に柳谷渉君、副委員長に後藤健君が選任されました。また決算特別委員会は十一月五日に開催される旨、通知がありましたので、あわせて御報告いたします。
-----------------------------
△日程第二二 議案第七十五
号教育委員会委員の任命について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二二、議案第七十五
号教育委員会委員の任命について
を議題といたします。当局の説明
を求めます。総務部長。
◎総務部長(安岡義則君) 議案第七十五号について御説明いたします。本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定により、教育
委員会委員の任命について議会の同意
を求めるものであります。鷲尾絢さんの任期が平成九年九月三十日をもって満了となりますので、現在一期目の鷲尾絢さん
を新たに任命しようとするものでございます。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。本案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本案は、同意することに決しました。
-----------------------------
△日程第二三 議案第七十六
号公平委員会委員の選任について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二三、議案第七十六
号公平委員会委員の選任について
を議題といたします。当局の説明
を求めます。総務部長。
◎総務部長(安岡義則君) 議案第七十六号について御説明いたします。本案は、地方公務員法第九条第二項の規定により、公平
委員会委員の選任について議会の同意
を求めるものでありまして、石川ムツさんの任期が平成九年十月二日をもって満了となりますので、現在一期目の石川ムツさん
を新たに選任しようとするものでございます。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。本案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本案は、同意することに決しました。
-----------------------------
△日程第二四 議案第七十七
号固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二四、議案第七十七
号固定資産評価審査委員会委員の選任について
を議題といたします。当局の説明
を求めます。総務部長。
◎総務部長(安岡義則君) 議案第七十七号について御説明いたします。本案は、地方税法第四百二十三条第三項の規定により、固定資産評価
審査委員会委員の選任について議会の同意
を求めるものでありまして、武田孝義さんの任期が平成九年十二月二十二日をもって満了となりますので、新たに小笠原久治さん
を選任しようとするものでございます。小笠原さんは、昭和三十三年三月に秋田短期大学
を卒業後、市内の経理事務所に就職され、昭和五十一年十一月に税理士事務所
を開業し、現在に至っております。また、平成五年七月からは東北税理士会能代支部長
を務められております。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。本案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本案は、同意することに決しました。
-----------------------------
△日程第二五 議案第七十八
号鶴形財産区
管理委員の選任について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二五、議案第七十八
号鶴形財産区
管理委員の選任について
を議題といたします。当局の説明
を求めます。総務部長。
◎総務部長(安岡義則君) 議案第七十八号について御説明いたします。本案は、能代市
鶴形財産区管理会条例第三条の規定により、
鶴形財産区
管理委員の選任について議会の同意
を求めるものでありまして、
鶴形財産区
管理委員でありました小林和一さんが八月四日辞任し欠員が生じましたので、新たに小林吉郎さん
を選任しようとするものでございます。小林さんは、昭和二十四年三月学校
を卒業後、農業に従事しておりましたが、その後、農機具販売店に就職され、平成七年十一月の退職後は農業に従事され現在に至っております。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。本案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。本案は原案どおり決することに御異議ありませんか (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって本案は、同意することに決しました。
-----------------------------
△日程第二六
議会議案第十四
号政治倫理の確立のための
能代市議会の議員の兼業に関する条例の制定について外一件
○議長(
大倉富士男君) 日程第二六、
議会議案第十四
号政治倫理の確立のための
能代市議会の議員の兼業に関する条例の制定について、日程第二七、
議会議案第十五
号政治倫理の確立のための一部
事務組合議会の議員の兼業に関する決議について、以上の二案
を一括議題といたします。提出者の説明
を求めます。十三番梅田味伸君。
◎十三番(梅田味伸君)
議会議案第十四号について御説明申し上げます。本案は、
能代市議会の議員の兼業にかかわる政治倫理の確立のため、必要な事項
を定めようとするものであります。 御承知のとおり、当市議会はこれまでも、より効率的で円滑な議会運営に努めるとともに、広範な市民の声が的確に市政に反映されるよう、さまざまな取り組み
を行ってきておりますが、特にも、市議会の各会派から提出された「議会改革に関する検討課題」の中の「議員の政治倫理に関する事項」については、昭和五十六年三月定例会における建設委員長の「議員の公共工事の請負自粛
を求める」報告と、昨年二月の臨時会における議員定数見直しの際の「議員の兼業
を今後、議会改革の課題とする」との意見等
を踏まえ、しばしば本会議や委員会でも論議されてきましたほか、昨今はまた、行政とともに、議会及び議員活動の透明性
を求める声も日増しに高まっており、当市議会におけるこの扱いについては、市民の関心も高く、その成り行きが注目されているとの判断から、この問題は「議会改革・政治倫理懇談会」において協議し、
能代市議会として一定の方向づけ
を行うことにしたものであります。 もとより議員個人は、公職選挙法や地方自治法の規定により、当該自治体との請負が禁じられ、これに反したときは当選の無効や議員の失職につながるとされていますが、議員が役員等に就任している法人の場合は、当該法人の実態等
を勘案して、議会がこれに該当するかどうか
を決めることになっており、審議の結果次第では、議員の身分に重大な影響
を与えることから、この扱いには慎重かつ適正さが強く求められるものであります。 しかしながら、議員は市民の代表者としての地位
を有し、当該団体の意思決定に参与する立場にあり、具体的な事務、事業の執行に及ぼす直接、間接の影響力も大きいものがあるほか、行政にかかわる情報も一般市民より得やすい立場にあること
を考えれば、議員の言動は常に公平、公正
を旨とし、その責任と威信
を確保しなければならないものであり、市当局との関係で、いささかなりとも疑念の生ずるおそれのある行為は極力排除すべきである、との基本理念のもとに協議した結果、懇談会からは委員一致の意見として、①議員の政治倫理確立に関する条例
を制定し、市民の理解と協力
を求める、②議員及び議員の配偶者もしくは同居の親族が実質的に経営に携わっている企業
を「関係私企業」と位置づけ、これらの企業は、やむを得ないと認められる場合
を除き、能代市との工事請負契約、業務委託契約及び物品納入契約
を辞退するよう努める、③議員は、関係私企業名
を、あらかじめ市長に届け出る、④市長は、関係私企業と工事請負契約、業務委託契約及び物品納入契約
を行ったときは、その内容
を議長に報告し、議長はそれ
を市民に公表する、⑤当該条例は努力規定であり、罰則規定
を設けないものとする、⑥当該条例は、原則として全議員の一致をもって議決する、以上のとおり報告されたのであります。この報告内容は、議会運営委員会でも全員異議なく了承され、具体的な条例化については、報告書の趣旨に沿い、議長から依頼された起草委員によって原案が作成されまして、本日、提案の運びとなったものであります。 それでは条文について御説明いたします。 第一条は目的で、議員が自己の地位と権限による影響力
を不正に行使すること
を防止するとともに、その職責に付随した疑惑が生じないよう努める、としております。 第二条は用語の定義で、企業、同居の親族、及び実質的に経営に携わっている企業について規定しております。 第三条は議員及び市民の責務で、議員は市民の代表者として、また、市民は市政の担い手として、それぞれの行動規範
を定めております。 第四条は市工事の請負契約等に対する遵守事項で、議員又はその配偶者若しくは同居の親族が実質的に経営に携わっている企業は、災害時や行政執行に支障がある場合
を除き、市との工事請負、業務委託、物品購入の契約
を辞退するように努めなければならないとし、特に工事の場合は、実質的に元請けと異ならない下請け
をも含むとしております。 第五条は関係私企業の届出で、議員が第四条の関係私企業に該当する場合は、市長に届け出ることにしております。 第六条は関係私企業への発注額の公表で、市長は、関係私企業と請負契約等
を締結した場合、その内容
を議長に報告し、議長はそれ
を公表するとしております。 第七条は委任で、ほかに必要な事項は規則で定めることとし、附則では、条例の施行日
を平成十年四月一日とするほか、経過措置
を定めております。 以上のとおりでありますが、この条例はあくまでも努力規定であり、自主的、予防的措置でありますので、これに反した場合の罰則規定や対抗措置はもちろん、実質的に、明らかな不利益制裁につながると考えられるものも盛り込んでおりません。したがって、本条例の実効性の確保については、議員個々の倫理観と兼業に対する認識及び自覚に期待するよりほかに方途がないわけでありますが、これまでの懇談会における協議や起草委員会での検討、さらには議会運営委員会が、あくまでも全会一致
を前提に進めてきたこと
を考慮していただき、満場の御賛同のもとに可決され、施行後は市民の御協力も得ながら、実効あるものにしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 次に、
議会議案第十五号について御説明申し上げます。本案は、
能代市議会から選出される一部
事務組合議会の議員の兼業にかかわる政治倫理の確立のため、決議
をしようとするものであります。 提案理由は、先ほどの第十四号と同じでありますが、能代市の条例で他の自治体の事務
を規定したり、制約することはできないため、能代市が構成団体となっている一部事務組合の関係については、議会の決議として広く市民に周知し、理解と協力
を求めるものであります。この内容は、地方自治法第九十二条の二の実例判例において、一部事務組合の議会議員に対しても、兼業禁止の規定が働くとされていることから、能代山本広域市町村圏組合議会、能代地区消防一部
事務組合議会、及び能代市外五ヶ町村衛生
事務組合議会の議員に、本市議会から選出される議員の関係私企業についても、当該団体と取り引き関係に立たないよう努めるというものであります。 なにとぞ以上の二案について、御賛同賜りますようお願い申し上げまして提案説明といたします。
○議長(
大倉富士男君) お諮りいたします。以上の二案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 討論なしと認めます。 これより採決いたします。以上の二案は、原案どおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よって以上の二案は、原案どおり決しました。
-----------------------------
△日程第二八
議会議案第十六号国民の祝日に関する法律の改正の実現に関する
意見書提出について
○議長(
大倉富士男君) 日程第二八、
議会議案第十六号国民の祝日に関する法律の改正の実現に関する
意見書提出について
を議題といたします。提出者の説明
を求めます。 (「説明省略」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 説明省略の声がありますが、説明
を省略して御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認め、説明
を省略いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託
を省略し、即決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。 質疑
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
大倉富士男君) 質疑なしと認めます。 討論
を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり)