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  1. 豊田市議会 2018-02-23
    平成30年 3月定例会(第1号 2月23日)


    取得元: 豊田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-21
    平成30年 3月定例会(第1号 2月23日) 平成30年3月豊田市議会定例会会議録(第1号)  平成30年2月23日午前10時、豊田市議会定例会豊田市役所議場に招集された。  平成30年2月23日(金) 午前10時開議  日程第1  会議録署名者の指名  日程第2  会期の決定  日程第3  平成30年度施政方針について  日程第4  報告第1号及び報告第2号について  日程第5  議案第1号から議案第68号までについて  出席議員(44名)    1番 宮本 剛志    2番 水野 博史    3番 岩田  淳    4番 原田 隆司    5番 浅井 保孝    6番 杉本 寛文    7番 鈴木 孝英    8番 日當 浩介
       9番 吉野 英国   10番 大石 智里   11番 榎屋小百合   12番 田代  研   13番 塩谷 雅樹   14番 古木 吉昭   15番 中村 孝浩   16番 北川 敏崇   17番 窪谷 文克   18番 木本 文也   19番 板垣 清志   20番 山田 主成   21番 羽根田利明   22番 深津 眞一   23番 山口 光岳   24番 清水 郁夫   25番 加藤 和男   26番 牛田 朝見   27番 太田 博康   28番 鈴木  章   29番 神谷 和利   30番 桜井 秀樹   31番 安藤 康弘   32番 山野辺秋夫   33番 小島 政直   34番 根本 美春   35番 岡田 耕一   36番 大村 義則   37番 作元志津夫   38番 日惠野雅俊   39番 三江 弘海   40番 近藤 光良   41番 都築 繁雄   42番 杉浦 弘髙   43番 梅村 憲夫   44番 松井 正衛  欠席議員(0名)  説明のために出席した者の職・氏名    市     長    太田 稔彦    副  市  長    礒谷 裕司    経営戦略部長     石川 要一    企画政策部長     安田 明弘    総務部長       大谷 哲也    市民部長       山内 弘一    地域振興部長     中野 正則    生涯活躍部長     塚本  誠    子ども部長      寺澤 好之    環境部長       田口 厚志    福祉部長       伴  幸俊    保健部長       竹内 清美    産業部長       前田 雄治    都市整備部長     岩月 正光    建設部長       山口美智雄    消防長        児玉 増夫    教育長        福嶋 兼光    教育行政部長     太田 庸介    学校教育部長     山本 浩司    上下水道局事業管理者 今井 弘明    上下水道局長     伊藤 裕二  職務のために出席した事務局職員の職・氏名    事 務 局 長    太田 錬治    副  局  長    伊藤 勝介    副  主  幹    上田  研    担  当  長    鈴木 祥宏    主     査    河橋 敦子    主     査    佐嶋  晃    主     査    近藤 乃介 ○議長(三江弘海) 平成30年3月豊田市議会定例会の開会に当たり、一言あいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、定刻までにご出席を賜り、ここに3月豊田市議会定例会が開催できますことに、厚くお礼申し上げます。  さて、現在、韓国のピョンチャンではオリンピック冬季競技大会が開催され、日本人選手の活躍で大いに盛り上がりを見せています。残りの種目と続いて開催されるパラリンピック冬季競技大会での日本人選手のさらなる活躍を期待したいと思います。  また、市議会では、1月13日、福祉センターにおいて豊田市でずっと暮らしつづけるためにをテーマに、豊田加茂医師会との共催による市民シンポジウムを開催いたしました。  1部では落語家の林家源平師匠をお招きし基調講演、2部では医療・福祉分野で活躍される方々をパネリストとしてお迎えし、在宅医療、介護について考えるパネルディスカッションを行いました。  当日は419名の多くの方にご参加をいただきましたことに感謝を申し上げるとともに、在宅医療、介護のあり方の重要性について改めて考えさせられました。  本定例会には、平成30年度当初予算を始め多くの重要案件が提出されております。特に当初予算につきましては、市政の意思決定機関として市民の意思を市政に反映させるために、さまざまな視点から議論を尽くす最重要議案であります。  将来を見据え必要な事業の実施と健全財政の維持、その両立を目指した予算になっているか、施策の選択と集中の視点が意識されているかなど、幅広い視点で慎重かつ活発な審議をいただきますようお願いいたします。  本定例会が市民の皆様に実りある会議になりますことを期待申し上げまして、開会のあいさつといたします。  市長、あいさつをお願いします。 ○市長(太田稔彦) 本日、平成30年3月市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては、定刻までにご参集いただき、厚くお礼申し上げます。  さて、去る2月17日から22日までの間、三江議長とともにニュージーランドのオークランドへ渡航し、ラグビーワールドカップ2019開催都市としてのトップセールスを行ってまいりました。  現地では、旅行代理店ラグビー協会、出版社など11箇所を訪問し、本市のさまざまな魅力をPRするとともに、本市へ滞在・来訪してもらうよう強く働きかけをしてまいりました。今後も引き続き大会成功に向け、さまざまな取り組みを推進してまいります。  また、現在開催中のピョンチャンオリンピックでは、本市ゆかりのわがまちアスリートの皆さんが活躍され、特に銀メダルを獲得された宇野晶磨選手には、多くの市民に深い感動と勇気を与えていただきました。これまでの努力に心から敬意を表するとともに、市民を代表してお祝いを申し上げます。  最後になりますが、本議会では、平成30年度当初予算を始め多くの議案を提案させていただいております。いずれも重要な案件でありますので、何とぞ慎重審議の上、全議案のご決定をいただきますようお願い申し上げ、開会のあいさつといたします。    ◎開議宣告 ○議長(三江弘海) ただいまの出席議員は44名です。  ただいまから平成30年3月豊田市議会定例会を開会します。                      開会・開議 午前10時00分    ◎議事日程決定 ○議長(三江弘海) これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。    ◎会議録署名者の指名
    ○議長(三江弘海) 日程第1、会議録署名者の指名を行います。  会議録署名者は、豊田市議会会議規則第96条の規定により、議長から18番木本文也議員、38番日惠野雅俊議員を指名します。  なお、地方自治法第121条の規定により、説明者として出席を求めました者は、お手元に配付しました表のとおりですので、ご了承願います。    ◎会期の決定 ○議長(三江弘海) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  3月豊田市議会定例会の会期は、本日から3月23日までの29日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。          〔「異議なし」の声起こる〕 ○議長(三江弘海) ご異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から3月23日までの29日間と決定しました。  なお、会期中の日程につきましては、お手元に配付しました日程表のとおりですので、ご了承願います。    ◎平成30年度施政方針について ○議長(三江弘海) 日程第3、平成30年度施政方針について、太田市長。 ○市長(太田稔彦) 平成30年3月市議会定例会の開会に際しまして、平成30年度の施政方針を申し上げます。  昨年は、ラグビーワールドカップ2019の試合日程が決定し、本市におきましては、注目を集める日本代表やニュージーランド代表の試合を始め、4試合が開催されることになりました。また、名古屋グランパスのJ1復帰や、わがまちアスリートの活躍、さらにはKiTARAがオープンし、本市を舞台とする映画星めぐりの町が全国公開に先駆け完成披露上映が行われるなど、明るい話題の多い活気に満ちた1年でございました。議員各位、市民の皆様のご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。  来年度も文化やスポーツを始め、市民の皆様がそれぞれに楽しみ、何らかのかかわりを持つことができるさまざまな活動が展開されます。このような機会が増えていくことで、私たちの住む豊田市への愛着や誇りにつながっていくものと私は思っております。  こうしたWE LOVE とよたの取組をさらに推進し、人や地域が優しさでつながり、楽しむことで、誰もが幸せに感じるわくわくする世界一楽しいふるさとを目指し、持続可能なまちを実現してまいります。  一方、昨年も交通死亡事故が多発し、高齢者がかかわるものも多くありました。高齢化が進む状況を踏まえますと、交通安全対策はより一層充実させていく必要があります。また、ここ数年、本市におきましては、大規模な自然災害は発生しておりませんが、いつ起こるかわからない災害に対しましては、初動が肝心であり、直ちに行動できる体制づくりに努めていかなければなりません。  平成30年度は、危機感と希望、そして行動の三つのKをキーワードとして、危機感を持って安全・安心なまちづくりを進めることで足元を固め、希望に満ちた未来志向で元気で明るいまちづくりに向けて行動してまいりますので、議員各位を始め市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  続きまして、これらのことを念頭に置きました平成30年度に取り組む施策及び当初予算について申し上げます。  始めに、平成30年度の施策について申し上げます。  平成29年度からスタートした第8次豊田市総合計画につきましては、将来の脅威に対しては早い段階から着実に手を打ち、発展の可能性に対しては、強みをさらに伸ばし最大限に生かすという視点で取組を加速し、特に三つの重点施策を優先的・重点的に実施してまいります。  その第1は、超高齢社会への適応です。  後期高齢者の急増などにより、人口構成が大きく変化することが見込まれる本市におきまして、誰もが安心して自分らしく暮らすことができる多世代共生のまちの実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。  1点目は、健康で活力ある生涯活躍の仕組みづくりに向けた取組です。  全ての世代が生涯にわたって生き生きと活躍する生涯活躍都市を目指して、市民の皆様の社会参加を一層促進してまいります。  そのため、柔軟で地域特性に応じた新たなルールによる交流館の運用や第3期豊田市市民活動促進計画のスタートを契機に、活動を始めたい人への情報発信や体験機会の提供など、市民活動の裾野の拡大に取り組んでまいります。特にヤングオールドサポートセンター市民活動センターに統合し、高年大学をリニューアルするなど、シニア層の活躍支援を充実してまいります。  また、さまざまな文化芸術が体験できるアート体験フェアなどを通じて市民の文化活動を促進するとともに、地域スポーツクラブと連携したウオーキング教室の拡充や、きらきらウエルネス地域推進事業により、まちぐるみ健康づくりを推進してまいります。  2点目は、安心な暮らしを支える地域包括支援仕組みづくりに向けた取組です。  身近な地域で安心して暮らすことができるように、行政や専門家だけでなく、市民の皆様とともに支え合う地域共生型社会システムの構築を進めてまいります。  そのため、昨年、高岡コミュニティセンター内に開設した健康と福祉の相談窓口を新たに猿投コミュニティセンター内に開設し、総合的な相談支援体制の構築を進めてまいります。  また、子どもの貧困や孤食をテーマとした情報交換会を地域で開催し、現状や課題を共有するとともに、地域で実施する子ども食堂学習支援等の取組について、多様な主体がかかわり展開できるよう支援してまいります。  加えて、在宅医療を推進するため、拠点となる豊田地域医療センターの再整備を進めるとともに、(仮称)訪問看護師人材育成センターについて、平成31年4月の開設を目指し育成プログラムの作成などの準備を進めるほか、産学官の連携により在宅療養へのロボット技術の活用や遠隔診療の実証を進めてまいります。  介護人材の確保・育成に向けては、国内にとどまらず海外人材の受入れに対する日本語学習支援などの取組を引き続き進めてまいります。  3点目は、多世代共生のまちを実現するための都市機能・住環境の形成に向けた取組です。  歩いて暮らせる生活利便性の高いまちづくりを推進するため、鉄道駅等を中心に都市機能や居住を充実させる区域を設定するとともに、住みなれた地域での生活利便性や居住の維持に向けたまちづくりの取組を示す立地適正化計画の策定を進めてまいります。  また、交通環境のさらなる充実に向け、先進技術を活用し、移動をより円滑にする社会実証の取組を支援するほか、タクシーを活用した地域バス運行自家用自動車による有償運送などの運行実証を行い、地域バスの再構築に向けた取組を進めてまいります。  その第2は、産業の強靱化です。  国内外において社会経済環境が大きく変化する中、市民の皆様の暮らしと都市の活力を支える強固な経済基盤のあるまちの実現を目指し、以下、3点について取組を進めてまいります。  1点目は、次代の産業拠点としての機能の高度化に向けた取組です。  昨年の12月市議会定例会において議決をいただきました豊田市企業立地奨励条例に基づき、企業の新規立地や事業拡大の促進を図ってまいります。  特に、産業用地については、花本産業団地拡張用地において平成32年度の分譲開始を目標として工事に着手するほか、本市の南部地域における新たな産業用地の整備に向け、取組を進めてまいります。あわせて、企業活動に適した物流ネットワークを強化するため、豊田南・北バイパスの整備に対する支援や関連市道の整備のほか、高橋細谷線豊田刈谷線の整備を進めてまいります。  また、産学官の連携によりさまざまな実証を展開している豊田市つながる社会実証推進協議会内に発足した未来都市研究会において、50年後の未来を見据えたビジョンを描き、より進化した先進技術の実証を展開するほか、ものづくり創造拠点SENTANを中心に、産学官及び金融機関が連携した取組を進め、中小企業の新たな事業展開を支援してまいります。  2点目は、多様な地域資源を生かした産業の振興に向けた取組です。  ものづくり産業を中心とした取組に加え、本市が有する多様で豊かな地域資源や人材を生かし、地域に根差した産業を振興することで、さらなる地域の活性化を促進してまいります。  そのため、ラグビーワールドカップ2019の開催を契機として、一般社団法人ツーリズムとよたを中心に、観光ニーズの把握と海外を含めたプロモーションを展開するとともに、新たな観光商品の開発に取り組んでまいります。  また、中核製材工場が本年夏ごろには稼働する予定でございます。市内からの原木供給がスタートする中、安定的かつ効率的な供給体制を構築するため、雇用や木材生産等基盤づくりを支援するとともに、豊田市産材の利用の促進に向け、商品開発やブランド化の取組を支援し、森林保全や間伐の推進とあわせて新・100年の森づくり構想に基づいた総合的な取組を進めてまいります。  農業においては、本市の豊富な地域資源を生かした農商工連携や6次産業化の取組を進めるとともに、多様な担い手の確保や訪日外国人向けの土産品の開発などによる農産物のブランド化を進めることで高収益型の農業を推進してまいります。  3点目は、働く機会の多様化と産業を支える人材の確保に向けた取組です。  多様な人材が活躍し、企業の持続的な発展を支えるため、女性や若者、高齢者、外国人など、さまざまな市民が活躍できる就労環境を目指した働き方改革の推進に取り組んでまいります。  具体的な取組として、2月にオープンした女性しごとテラスカプチーノを拠点として、女性の就業支援機能の充実を図るとともに、引き続き、企業経営者の皆様などへの働き方改革に関する意識啓発を図ってまいります。  その第3は、暮らしてよし・訪れてよしの魅力創出です。  ラグビーワールドカップ2019を始めとした大きな国際イベントを契機とし、本市が持つ多様な資源を生かした活動や交流、まちの魅力の共有・発信を通じて、定住・交流人口を引きつける魅力あるまちを実現するため、以下、3点について取組を進めてまいります。  1点目は、豊田市ならではの暮らしの豊かさを生かした定住の促進に向けた取組です。  多様なライフスタイルが実現できる豊田市ならではの特徴を生かすとともに、新たな市街地の整備による宅地供給に加え、民間活力や既存ストックの活用による住宅・宅地の供給により、定住人口のさらなる拡大を図ってまいります。  そのため、土橋、寺部、花園、浄水、平戸橋及び四郷駅周辺の6地区で行われている土地区画整理事業を着実に進めるとともに、若林駅周辺などの鉄道駅周辺における市街地整備に向けた取組を推進してまいります。  また、山村地域においては、平成29年度における空き家情報バンクを利用した移住者数が過去最高となる見込みの中、さらなる空き家の利活用を進めるため、新たに家財処分費の一部を補助するほか、引き続き、おいでん・さんそんセンターを中心に移住者の受入れ促進の取組を進めてまいります。  2点目は、世界に発信するまちぐるみの観光・交流の取組の推進です。  ラグビーワールドカップ2019の開催や2020年の東京オリンピックパラリンピックを契機に、まちの国際化や玄関口としての都心の機能・魅力の向上、まちぐるみの観光の推進に取り組み、交流人口の拡大を図ってまいります。  特に、ラグビーワールドカップ2019の開催準備を本格化させ、会場となる豊田スタジアムの設備更新を始めとして、公式ボランティアの募集・育成や開催機運の醸成に取り組んでまいります。  また、大会開催時のおもてなしエリアとなる都心では、市民、学生、企業、団体の皆様と連携し多様なイベントを実施することで、より一層のにぎわいを創出するための準備を進めるほか、矢作川の豊田大橋周辺では、水辺空間の新たな活用による魅力発信に取り組みます。  さらに、外国人を含めた本市への来訪者が快適に滞在することができる環境整備を行うため、豊田市駅前から豊田スタジアムに至るまでの公共空間や主要な観光施設などにおいて無料公衆無線LANを整備していくほか、まちなかの案内やサイン施設を充実させ、多言語化を進めるとともに、公共施設のバリアフリー化観光施設民間宿泊施設を含めたトイレの洋式化を促進してまいります。  加えて、今後も大規模な文化・スポーツイベントや国際会議、展示会など、多くの集客、交流が見込まれるイベントの誘致を積極的に進め、地域振興や観光振興につなげ、都市の魅力を向上させてまいります。  3点目は、まちの魅力の共有と発信に向けた取組です。  市民の皆様がまちへの愛着や誇りを育むとともに、まちの魅力や価値を共有し発信する取組を進めてまいります。  そのため、東京オリンピックパラリンピックの開催意義を広く全国に普及させるために展開される東京キャラバンを本市で開催するほか、あいちトリエンナーレ地域展開事業の実施を通して、市民主体による文化・芸術に関するプロジェクトを促進してまいります。  また、豊田市の歴史や自然、ものづくり等を一体的に取り上げる総合的な博物館の整備については、引き続き、基本計画の策定を進めてまいります。  さらに、情報発信力の強化を図るため、広報とよたについて、紙面を一新するとともに、SNSなどのデジタル媒体と連携して情報発信を行ってまいります。  その他、とよたエコフルタウンのリニューアルを進め、産学官が連携し、先進技術を活用した本市の取組を国内外に向けてPRしてまいります。  次に、各分野における主要な施策である基本施策の取組です。  さきに述べた重点的・分野横断的に取り組む重点施策を推進するとともに、まちづくりの基礎となる各分野における主要な施策を着実に推進してまいります。  その第1は、安心して子育てができるまちの実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。  1点目は、子ども総合計画の策定です。  安心して子育てができるまちの実現を目指し、子ども・子育て支援新制度や法令改正等を踏まえながら、第3次となる子ども総合計画を平成30年度から2か年をかけて策定してまいります。  2点目は、子育て支援サービスの充実に向けた取組です。  とよた子育て総合支援センターあいあいをリニューアルし、講座等のメニューの拡充や市民活動団体との連携強化を図るとともに、地域の木材を活用した改修を行い、子育て支援の拠点施設としての機能を充実してまいります。  3点目は、保育需要への対応の取組です。  高嶺こども園の改築や若林こども園保育所認可化私立幼稚園幼保連携型認定こども園への移行支援などにより、ゼロ歳児から2歳児の定員拡大を図るとともに、3歳児の幼児教育の受入れ枠を拡大するため、堤こども園畝部こども園の民間移管に向けた準備を進めてまいります。  その第2は、生涯を通じて学び・育ち続けることができるまちの実現に向けた取組です。  平成30年度は、新たな教育大綱と教育行政計画に基づき、地域ぐるみで学び合いをキーワードとして取組を進めてまいります。以下、4点申し上げます。  1点目は、生き抜く力を育む学校教育の推進です。  小・中学校の連携や地域ぐるみの教育を推進するため、各学校で地域学校共働本部の設置を進めるとともに、中学校区単位で学校・家庭・地域などの連携を進めるコミュニティ・スクールについても、順次拡大してまいります。  また、新しい学習指導要領への移行措置に伴い、小学3・4年生の外国語活動や5・6年生の外国語の教科化に対応し、充実した授業を行うため、小学校への外国語指導を補助するALTを増員し、配置してまいります。  2点目は、安全・安心で快適に学べる教育環境の充実の取組です。  小・中学校全校の普通教室及び特別教室へのエアコン設置に向け、平成30年度は、全ての中学校について設計を実施してまいります。  また、校舎・体育館の保全改修及びトイレの再整備を継続して実施するとともに、生徒数の増加に伴う朝日丘中学校の校舎棟の増改築設計を進めるほか、老朽化した北部給食センター藤岡給食センターを統合する新たな北部給食センターの建築工事に着手してまいります。  3点目は、地域による次世代人材の育成の取組です。  共働き世帯の増加等に伴い、放課後児童クラブの需要が高まっていることから、活動室を適切に確保し運営するとともに、自治区などと連携した子どもの居場所づくりの取組も拡大してまいります。  4点目は、歴史・文化やスポーツを生かしたまちづくりの取組です。  平成30年に開館20周年を迎えるコンサートホール、能楽堂では、記念の年にふさわしい魅力ある事業を開催するほか、豊田市棒の手保存会発足10周年を記念し、愛知県無形民俗文化財である棒の手の後継者及び郷土愛の育成を目的とした(仮称)とよたのこども棒の手大会を開催します。  さらに、美術館では、安全かつ良質な鑑賞空間を提供するため、建物の耐震改修や展示室の照明のLED化工事等を行ってまいります  その他、市民の皆様が、気軽にスポーツ健康づくりの活動が行える環境づくりとして、(仮称)松平地域体育館等の整備に向けた設計などを実施するほか、(仮称)梅坪台運動広場については、平成31年度の供用開始に向けた整備を進めてまいります。  その第3は、誰もが健やかに安心して暮らせるまちの実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。  1点目は、健康寿命の延伸に向けた健康づくりの取組です。  介護予防事業として実施している元気アップ事業につきまして、自治区や交流館、地域包括支援センターなどでの取組に加え、新たに介護予防活動団体を対象とし、事業を拡大してまいります。  また、現在、策定を行っている第2期データヘルス計画に基づき、健診の受診勧奨や保健指導など、生活習慣病の重症化予防の取組を推進してまいります。
     2点目は、高齢者が安心して生活できる支援体制の取組の充実です。  高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けるため、認知症対策として、保健師、社会福祉士等の医療・福祉の専門職による認知症初期集中支援チームによる支援を進めるほか、新しく取組を始めた警察との連携やGPSを活用した捜索機能の利用促進を図りながら、地域で見守り、支えることができる取組を推進してまいります。  3点目は、障がい者が地域社会で共生できる環境づくりの取組です。  新たな一次救急診療所に併設する障がい者の日中活動場所やこども外来療育施設の建築工事のほか、県営手呂住宅跡地での日中活動場所の開設に向けた造成工事に着手いたします。  また、新たにグループホームにおける重症心身障がい者の受入れ体制の充実に向け、運営事業者に対して支援員確保の補助制度を導入するほか、医療的ケアが必要な重症心身障がい児・障がい者の短期入所の利用に対して支援を行い、家族の負担軽減を図ってまいります。  その第4は、市民の生命・財産が守られ、安全・安心に暮らせるまちの実現に向けた取組です。以下、4点について順次申し上げます。  1点目は、交通安全の取組です。  平成30年度も引き続き、交通事故防止を図る歩行者保護モデルカー活動を豊田警察署、足助警察署、豊田商工会議所、企業などの関係団体の皆様や、県内の自治体と連携して取り組むとともに、この活動を市民の皆さんにも理解していただき、行動していただけるよう活動の裾野を広げてまいります。  また、高齢者世帯訪問による交通安全に関する啓発を始め、ガードレールやカーブミラーなどの交通安全施設の整備や、通学路における横断歩道のカラー舗装など、交通事故防止に向け、さまざまな取組を行ってまいります。  2点目は、防災・減災の取組です。  平成29年度から整備を行っている280メガヘルツ帯デジタル同報無線システムに対応した防災ラジオの購入を支援し、災害時の情報伝達体制の強化を図ってまいります。  また、指定避難所機能の強化を進めるため、可搬型非常用発電機やプラグインハイブリット車の外部給電設備から電源を供給できるよう設備改修を行うとともに、道路、橋梁、河川、上下水道施設などの耐震化や浸水対策等を進め、災害に強い都市基盤づくりを着実に進めてまいります。  さらに、ラグビーワールドカップ2019を見据え、テロなどの非常事態に備えた国民保護実働訓練を国や県と合同で実施します。  一方、平成30年は、地域防災の中核を担う自主防災会連絡協議会設立30周年、消防団発足70周年の年となります。記念事業の開催等により、これまでの活動を市民の皆様とともに振り返るとともに、これらの機会を契機として、地域防災を担う人材の育成など、防災・減災に向けた取組を推進してまいります。  3点目は、消防の取組です。  高齢化の進展を見据え、福祉関係者との共働による高齢者向けの防火対策や救急搬送の円滑化に向けた対策を進めるとともに、さまざまな世代の参画による消防力のさらなる強化に向け、小・中学生を対象とした応急手当講習を推進してまいります。  また、ミライチャレンジ都市パートナーシップ協定に基づき、災害時の運用を想定したドローンの導入のほか、スマートフォン等を活用して、文字と位置情報を伝える新たな119番通報システムの導入など、先進技術を活用した取組を積極的に進めてまいります。  4点目は、防犯の取組です。  犯罪の抑止や防犯意識のさらなる向上に向け、自主防犯活動団体への支援や防犯カメラの整備、青色回転灯装備車による深夜巡回活動を行うとともに、子どもたちが犯罪被害に遭わないよう、危険回避能力や自己防衛能力を身につけるための体験型子ども防犯教室を実施してまいります。  その第5は、多様な資源が生かされ、未来に挑戦する活力あるまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。  1点目は、地域商業の活性化の取組です。  地域商業の活性化を図るため、新たに地域商店街の機能充実に資する出店者に対する支援のほか、商店街を担う人材の育成を図ってまいります。  2点目は、地域資源を生かした観光まちづくりの取組です。  平成30年度における豊田おいでんまつりについては、50回記念として特別企画を加えて開催いたします。また、香嵐渓の再整備のほか、和紙のふるさとの改修、重点道の駅どんぐりの里いなぶのどんぐり横丁リニューアルなどにより地域の観光資源を活用したまちづくりを進めてまいります。  その第6は、人と自然が共生する環境にやさしいまちの実現に向けた取組です。以下、3点について順次申し上げます。  1点目は、低炭素社会の実現に向けた取組です。  温室効果ガス削減のため、太陽光発電システムや家庭用エネルギー管理システム、HEMS、家庭用蓄電池などで構成されるスマートハウスや次世代自動車の普及促進を図るとともに、公共施設の省エネ診断や設備改修に関する調査等を実施し、中長期的な省エネ設備等の導入計画を策定してまいります。  2点目は、自然共生社会の実現に向けた取組です。  生物多様性保全のため、自然観察の森における環境学習を充実させるとともに、市民の気づきや学びをサポートするボランティアの育成や地域で活動する団体と社会貢献活動に意欲のある企業との連携を支援してまいります。  3点目は、循環型社会の実現に向けた取組です。  廃棄物の発生抑制のため、料理の食べ残しに取り組む食べ切り協力店の店舗数の拡大に取り組み、食品ロス削減を進めるとともに、リサイクルステーションの整備や民間活用による資源の自主回収の取組を促進し、ごみの減量及び資源化を進めてまいります。  その第7は、生活と産業を支える快適で質の高いまちの実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。  1点目は、交通や公園整備等の取組です。  都市機能を高め、利便性の高い道路ネットワークの構築に向けた名鉄三河線若林駅付近の鉄道高架化や関連市道の設計を実施するほか、交通の円滑化や鉄道駅へのアクセス性向上を図るため、平戸橋土橋線や浄水駅北通り線などの整備を着実に進めてまいります。  また、鉄道利用の利便性を高めるため、国、県及び沿線市と協調し、愛知環状鉄道のICカード乗車券システムの導入に対し支援してまいります。  その他、中央公園第2期整備に向け、有識者会議や市民ワークショップ等を通じて基本計画を策定するとともに、都市計画手続を進めてまいります。  2点目は、上下水道施設の整備等の取組です。  汚水処理の適正化に向け、従前の整備手法に加え、鴛鴨地区や豊栄地区において平成28年度から進めてきた官民連携の新たな発注方式により、早期に公共下水道の整備を進めるとともに、合併処理浄化槽の設置に対する補助等を行ってまいります。  その第8は、市民力・地域力・企業力・行政力が発揮される自立した地域社会の実現に向けた取組です。以下、2点について順次申し上げます。  1点目は、国際化に対応した人づくりの取組です。  英国ダービーシャーと姉妹都市提携20周年を迎えるに当たり、11月に公式記念式典を開催いたします。  また、英国への公式派遣団やスポーツ使節団の派遣を行うほか、広く市民の皆様に英国ダービーシャーを知ってもらうことを目的として、英国フェスティバルを開催してまいります。  2点目は、公共施設等の適切な管理の推進に向けた取組です。  平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、公共建築物や道路、公園、下水道施設等のインフラ施設の全ての施設において、施設管理のための具体的な取組内容を示す個別施設計画を順次策定し、計画的かつ適正な管理に向けた取組を進めてまいります。  以上の取組を踏まえ、平成30年度の当初予算を編成してまいりました。  平成30年度当初予算は、第8次総合計画を着実に推進し、将来のまちづくりに向けた投資を計画的かつ効果的に行うとともに、市民の皆様の安全・安心な暮らしを守る取組を進めることを基本的な考えとして編成し、一般会計当初予算の総額は1,803億円、対前年度比20億円、1.1パーセントの増といたしました。  歳入では、企業業績の変動による法人市民税の増収により、市税を1,156億円、対前年度178億円の増を見込み、基金繰入金は36億円、対前年度60億円の減、市債を30億円、対前年度60億円の減といたしました。  歳出では、普通建設事業費として372億円を計上し、将来のまちづくりに向け必要な施策に取り組んでまいります。  平成30年度は市税収入が増加に転じる見込みですが、将来を見通せば、社会保障費のさらなる増加への対応や地方税体系の再構築など、今後の財政運営に影響を与える動向もあることから、依然として厳しい財政運営への対応が必要です。  このため、第8次豊田市総合計画の重点施策を始めとする将来への投資や市民の安全・安心を確保するための取組とあわせて、健全財政を維持していくことができる財務体質への一層の転換を進め、限られた財源を効率的、効果的に市民サービスの充実として還元できるよう、引き続き、事業・事務の最適化の取組を進めてまいります。  以上、平成30年度の施策及び当初予算につきまして、基本的な考えを申し上げました。何とぞ、皆様のご理解、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(三江弘海) 以上で平成30年度施政方針についてを終わります。    ◎報告第1号及び報告第2号について ○議長(三江弘海) 日程第4、報告第1号及び報告第2号専決処分の報告についてを行います。  報告第1号及び報告第2号について、説明者、礒谷副市長。 ○副市長(礒谷裕司) それでは、資料1と資料1の2、提出議案の要旨により説明させていただきます。  始めに、資料1の提出議案の要旨をお願いいたします。  報告第1号でございます。1ページから9ページまで、損害賠償額の決定と工事請負契約の変更の2点につきまして、合計9件をご報告申し上げます。  まず、1点目の損害賠償額の決定に係る事案は2件です。  1ページをごらんください。  (1)の農道の管理瑕疵による物損事故でございます。平成29年11月28日、和会町地内におきまして、相手方車両が走行していたところ、市が管理いたします農道の路面に生じていた穴にタイヤが落ち損傷したものでございます。  専決年月日、損害賠償額、損害の程度、過失割合などは記載のとおりでございます。  2ページをごらんください。  今回も公用車による事故が1件発生しております。まことに申しわけございません。一層の安全運転の徹底に努めてまいります。  (2)は、平成29年10月16日、西中山町地内におきまして公用車で走行中、左折すべき交差点を通りすぎてしまい、後退したところ駐車中の相手方車両に接触したものでございます。  専決年月日、損害賠償額、損害の程度、過失割合などは記載のとおりでございます。  3ページをごらんください。  工事請負契約の変更について7件ご報告申し上げます。  まず、(1)豊田市立駒場小学校施設保全改修工事でございます。  平成29年6月市議会定例会で議決をいただいた案件でございますが、今回、校舎と体育館の外壁補修工事の減少と、受水槽周りの配管の口径縮小が適切と判断いたしましたので工事金額を減額するものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  続いて、4ページをごらんください。  (2)豊田市立堤小学校施設保全改修工事でございます。  平成29年6月市議会定例会で議決をいただいた案件でございますが、今回、校舎の屋上の防水層の撤去が不要と判断いたしましたことと、体育館の外壁補修の減少によりまして工事金額を減額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  右側、5ページをごらんください。  (3)豊田市立足助中学校施設保全改修工事でございます。  平成29年6月市議会定例会で議決をいただいた案件でございますが、今回、校舎の屋上防水層の下地が想定より劣化していたことによる施工方法の変更と、家庭科室の給湯配管の更新が必要となり、工事金額を増額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  続いて、6ページをごらんください。  (4)豊田市立小原中学校施設保全改修工事でございます。  こちらも平成29年6月市議会定例会で議決をいただいた案件でございます。今回、体育館屋根の鉄板の劣化が判明したことで重ねぶきをすることと、校舎と体育館の外壁の劣化が確認されたことで工事金額を増額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  右側、7ページをごらんください。  (5)豊田市足助消防署救助訓練施設整備工事でございます。  平成28年12月市議会定例会で議決をいただいた案件でございます。今回、地盤中に転石が多く含まれていることが判明し、くい打ち工法を追加したことと、あわせて転石等の運搬処理量の変更が必要となり、工事金額を増額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  続いて、8ページをごらんください。  (6)豊田市足助消防署整備工事でございます。  平成29年9月市議会定例会で議決をいただいた案件でございます。今回、本館棟の外壁補修工事の増加と玄関屋根の防水工事の追加が必要となりまして工事金額を増額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  右側、9ページをごらんください。  (7)豊田花園土地区画整理事業1号調整池築造工事でございます。  平成28年9月市議会定例会で議決をいただいた後、平成29年11月に設計労務単価の改定に伴う変更契約の専決処分を行い、平成29年12月市議会定例会で報告いたしました案件でございます。今回、排水ポンプの稼働日数の増加と、想定を超える構造物の撤去が必要になりましたので工事金額を増額したものでございます。  専決年月日、変更後金額、変更内容などは記載のとおりでございます。  以上、報告第1号の説明とさせていただきます。  続きまして、資料1の2、提出議案の要旨1ページをお願いいたします。  報告第2号でございます。こども園の保育中における傷害事故に対する損害賠償額の決定でございます。
     平成29年10月4日、透成こども園の園庭におきまして運動会のリレーの練習中に起きた事故でございます。本来、リレーのゴールテープは職員が2人で保持いたしますが、このときはテープの片端をテントの支柱に結びつけておりまして、ゴールした園児の首にテープが残りましたままこすれまして、すり傷を負ったものでございます。  専決年月日、損害賠償額、損害の程度などは記載のとおりでございます。  以上、報告第2号の説明とさせていただきます。 ○議長(三江弘海) 以上で報告が終わりました。    ◎議案第1号から議案第68号までについて ○議長(三江弘海) 日程第5、議案第1号豊田市路上喫煙の防止等に関する条例から議案第68号平成29年度豊田市一般会計補正予算までを議題とします。  議案第1号から議案第68号までについて、説明者、礒谷副市長。 ○副市長(礒谷裕司) それでは、資料1並びに資料1の2の提出議案の要旨と資料2の予算関係議案の要旨でご説明させていただきます。  始めに、資料1の提出議案の要旨でございますが、10ページをごらんください。  議案第1号豊田市路上喫煙の防止等に関する条例でございます。  市民等の身体及び財産に係る被害を防止、安心かつ安全で快適な生活環境の確保に寄与するため、路上喫煙の防止等に関して市の責務、市民等及び事業者の責務などを記載のとおり定めるものでございます。  続いて、12ページをごらんください。  議案第2号豊田市幼保連携型認定こども園以外の認定こども園の認定の要件を定める条例でございます。  認定こども園には四つの類型がありまして、現在、中核市は幼保連携型認定こども園の認定権限のみを保有しております。このたびこれに加えまして、愛知県から幼稚園型、保育所型、地方裁量型の三つの認定こども園の認定権限が移譲されることになりましたので、これらの園の職員配置と資格、施設及び設備等に関する基準などを記載のとおり定めるものでございます。  続いて、17ページをごらんください。  議案第3号から議案第28号までは、条例の一部改正に係る議案でございます。  始めに、議案第3号豊田市個人情報保護条例の一部を改正する条例は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴いまして、個人識別符号及び要配慮個人情報の定義の設定や、個人情報の定義の整理等につきまして記載のとおり定めるものでございます。  続いて、19ページをごらんください。  議案第4号豊田市職員給与条例及び豊田市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例は、平成29年人事院勧告に準じて職員の給料月額及び勤勉手当の支給割合の改定など記載の改正を行うものでございます。  続いて、20ページをごらんください。  議案第5号豊田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例は、国の特別職及び国会議員の期末手当の改定など、情勢との適用及び他との均衡を考慮し、議員の期末手当の支給割合を記載のとおり改定するものでございます。  右側、21ページをごらんください。  議案第6号豊田市特別職職員の給与を定める条例の一部を改正する条例は、議案第5号と同様に、情勢との適応及び他との均衡を考慮し、特別職職員の期末手当の支給割合を記載のとおり改定するものでございます。  続いて、22ページをごらんください。  議案第7号豊田市非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例は、農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員につきまして、活動及びその成果の実績に応じた報酬を支払うことで農地等の利用の最適化を推進するため、報酬の額を記載のとおり改定するものでございます。  右側、23ページをごらんください。  議案第8号豊田市職員退職手当条例等の一部を改正する条例は、国家公務員退職手当法の一部改正に準じて、豊田市職員の退職手当の引下げを記載のとおり行うものでございます。  同じページの下の段をごらんください。  議案第9号豊田市基金条例の一部を改正する条例は、豊田市社会福祉基金及び豊田市青少年健全育成基金の額を記載のとおり変更するものでございます。  続いて、24ページをごらんください。  議案第10号豊田市市税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴いまして、緑地保全・緑化推進法人が認定計画に基づいて設置した市民緑地の用に供する土地に係る固定資産税の課税標準の特例措置の割合の設定などを記載のとおり改正するものでございます。  同じページの下の段をごらんください。  議案第11号豊田市都市計画税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴いまして、緑地保全・緑化推進法人が認定計画に基づいて設置した市民緑地の用に供する土地に係る都市計画税の課税標準の特例措置の割合を記載のとおり定めるものでございます。  右側、25ページをごらんください。  議案第12号豊田市手数料条例の一部を改正する条例は、介護保険法の一部改正に伴う介護医療院の開設許可申請等に係る手数料を始め、1から3に掲げます手数料を設定いたしますとともに、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴いまして、4に記載のとおり手数料を改定するものでございます。  続いて、29ページをごらんください。  議案第13号施設所在地の整理に伴う関係条例の整理に関する条例は、施設の管理を適正に行うため、関係条例の施設所在地を記載のとおり整理するものでございます。  続いて、32ページの下の段をごらんください。  議案第14号豊田市美術館条例の一部を改正する条例でございます。  豊田市美術館は、平成30年度から平成31年度にかけまして改修工事による約10か月半の臨時休館を予定しております。これに伴い、年間パスポートを所持している人の鑑賞の機会が減少してしまいますため、観覧できる期間を延長する特例を定めるものでございます。  右側、33ページをごらんください。  議案第15号豊田市青少年育成施設条例の一部を改正する条例は、現在、T-FACEのA館9階にございます、とよた子どもの権利相談室が産業文化センターにあります青少年センター内に移転するため、同センターの使用料に係る区分を記載のとおり整理するものでございます。  同じページの下の段をごらんください。  議案第16号豊田市自転車等放置防止条例の一部を改正する条例は、四郷駅駐輪場の移設に伴いまして記載のとおり所在地を変更するものでございます。  続いて、34ページをごらんください。  議案第17号豊田市地域広場条例の一部を改正する条例は、豊田市ふれあい広場等の新設、廃止及び分筆等による所在地の変更を記載のとおり行うものでございます。  右側、35ページをごらんください。  議案第18号豊田市知的障害者グループホーム条例の一部を改正する条例は、障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正に伴いまして、現に引用している条項を記載のとおり整理するものでございます。  続いて、36ページをごらんください。  議案第19号豊田市旅館業の施設の衛生措置及び構造設備の基準等に関する条例の一部を改正する条例は、宿泊需要の多様化に対応するため、宿泊施設の客室の収容定員など衛生措置の基準を変更するとともに、旅館業法等の一部改正に伴い、構造設備の基準の一部の適用除外の追加などにつきまして、記載のとおり改正するものでございます。  右側、37ページをごらんください。  議案第20号豊田市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、国民健康保険法の一部改正に伴いまして、条例の趣旨、国民健康保険運営協議会の名称を記載のとおり変更するものでございます。  続いて、38ページをごらんください。  議案第21号豊田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、地方税法の一部改正に伴いまして国民健康保険税の課税額の定義について記載のとおり変更するものでございます。  右側、39ページをごらんください。  議案第22号豊田市介護保険条例の一部を改正する条例は、第7期介護保険事業計画の策定に伴いまして、保険料率の改定、その他所要の改正を行うとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い、保険料の段階判定に係る所得指標などにつきまして、記載のとおり改正するものでございます。  続いて、41ページをごらんください。  議案第23号豊田市指定居宅サービスの事業等の人員、設備、運営等に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例は、介護保険法の一部改正に基づきまして、要介護者に対して長期療養のための医療と介護を一体的に提供する介護医療院が新たな介護保険施設として位置づけられるため、介護医療院の人員、設備、運営等に関する基準を条例で定めるものでございます。  続いて、42ページをごらんください。  議案第24号豊田市後期高齢者医療条例の一部を改正する条例は、高齢者の医療の確保に関する法律の一部改正に伴いまして、これまで国民健康保険の住所地特例を受けていた人が引き続き後期高齢者医療に加入した場合には、施設入所をする前の住所地の広域連合が行う後期高齢者医療の被保険者となる改正がされたことから、保険料を徴収すべき被保険者の追加の改正を行うものでございます。  同じページの下の段をごらんください。  議案第25号豊田市都市公園条例の一部を改正する条例は、都市公園法施行令の一部改正に伴いまして、都市公園に占める運動施設の割合の上限を設定するとともに、老朽化が進み安全性が低下しております毘森公園水泳場を廃止するものでございます。  右側、43ページをごらんください。  議案第26号豊田市地区計画等の区域内における建築物制限条例の一部を改正する条例は、豊田四郷駅周辺土地区画整理事業による都市基盤の整備が進む中、四郷地区計画の区域内における建築物の用途、構造及び敷地に関する制限を設定するとともに、建築基準法の一部改正に伴い、現に引用している条項の整理を記載のとおり行うものでございます。  続いて、45ページをごらんください。  議案第27号豊田市特別用途地区建築条例の一部を改正する条例は、建築基準法の一部改正に伴いまして、現に引用している条項の整理を記載のとおり行うものでございます。  続いて、46ページをごらんください。  議案第28号豊田市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、公共下水道事業計画の変更に伴いまして、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業の計画処理人口等を記載のとおり変更するものでございます。  同じページの下の段をごらんください。  議案第29号豊田市民山の家条例を廃止する条例は、余暇を取り巻く環境の変化等に伴いまして、豊田市民山の家、リゾート安曇野が当初の設置目的を果たしたと判断し、施設を廃止するものでございます。  右側、47ページをごらんください。  議案第30号豊田都市計画事業豊田梅坪西土地区画整理事業施行規程及び豊田都市計画事業豊田梅坪東土地区画整理事業施行規程を廃止する条例は、梅坪西地区及び梅坪東地区の土地区画整理事業に係る清算手続が完了したため、関係する条例を廃止するものでございます。  続きまして、議案第31号から議案第56号までの平成29年度豊田市補正予算並びに平成30年度豊田市当初予算につきましては、資料2、予算関係議案の要旨で説明させていただきます。  始めに、議案第31号から議案第43号までは、平成29年度一般会計及び特別会計の補正予算でございます。  予算関係議案の要旨の3ページをお願いいたします。  平成29年度3月補正の各会計別予算総括表でございます。  一般会計の補正は57億200万円の増額で、補正後の予算総額は1,880億円でございます。  特別会計の補正は、国民健康保険始め10会計で8億8,000万円余の増額で、補正後の予算総額は788億6,000万円余でございます。  また、水道事業会計の補正は2億8,000万円余の減額、下水道事業会計の補正は3億5,000万円余の減額となっております。  4ページをお願いいたします。  議案第31号の一般会計の補正でございます。  歳入の款別集計は、ごらんのとおりでございます。  右側、5ページをお願いいたします。  歳入の内訳でございますが、主なものについて説明させていただきます。  1款市税は80億8,000万円余の増額で、法人市民税、固定資産税の増などによるものでございます。  14款国庫支出金は3億3,000万円余の減額で、児童手当負担金の減、社会資本整備総合交付金の減などによるものでございます。  19款繰越金は15億円余の増額で、平成28年度の実質収支のうち、これまでの予算で既に計上いたしました35億6,000万円余を差し引いた残りの全額を計上するものでございます。  6ページをお願いいたします。  目的別歳出の款別集計は、ごらんのとおりでございます。  右側、7ページをお願いいたします。  歳出の内訳でございますが、主なものについて説明させていただきます。  2款総務費は23億4,000万円余の増額で、財政調整基金積立金の増などによるものでございます。  3款民生費は12億1,000万円余の減額で、国民健康保険特別会計繰出金の減や児童手当給付費の減などによるものでございます。  7款商工費は9億6,000万円余の増額で、産業用地造成事業特別会計繰出金の増などによるものでございます。  8款土木費は10億6,000万円余の増額で、市道新設改良費の増や国の補正予算に対応する事業実施のために河川改良費を増額するものなどでございます。  10款教育費は31億3,000万円余の増額で、教育施設整備基金積立金の増や国の補正予算に対応する事業実施のために小・中学校の施設整備費を増額するものなどでございます。  8ページと9ページをお願いいたします。  継続費補正は、変更22事業でございます。
     事業費の確定などに伴います総額並びに年割額の変更でございます。  10ページをお願いいたします。  繰越明許費補正は、追加25事業でございます。  関係機関協議の遅延や工事支障事案の発生などによりまして、事業の年度内完了が不可能となったものや、国の補正予算の活用に伴い事業費を平成30年度に繰り越す案件などでございます。  11ページをお願いいたします。  債務負担行為補正は追加1事業でございます。  その下、地方債補正は、変更14事業でございまして、決算見込みに基づきます借入額の変更などで、これらを合わせました起債限度額の総額につきましては33億円の減額となっております。  13ページをお願いいたします。  ここから22ページにかけましては、議案第32号から議案第41号までの特別会計の補正でございます。このうち主なものについて説明をさせていただきます。  16ページと17ページをお願いいたします。  都市計画事業土地区画整理特別会計の継続費補正でございます。  今年度の事業実績及び次年度以降の見込みに基づき、土橋につきましては総額及び年割額を、寺部、花園につきましては年割額を変更するものでございます。  22ページをお願いいたします。  産業用地造成事業特別会計は14億5,000万円余の増額でございます。  土地開発基金で取得済みの用地を特別会計の財産として取得するために産業用地造成費を増額するものでございます。  24ページと25ページをお願いいたします。  議案第42号の水道事業会計の補正でございます。  24ページの一番下から2段目にあります収益的支出で7,000万円余の減額、25ページの一番下から2段目にございます資本的支出で2億1,000万円余の減額でございます。補正後の額といたしましては、収益的支出と資本的支出を合わせまして総額186億5,000万円余でございます。  28ページと29ページをお願いいたします。  議案第43号の下水道事業会計の補正でございます。  28ページの一番下から2段目にあります収益的支出で1億6,000万円余の減額、29ページの一番下から2段目にあります資本的支出で1億9,000万円余の減額でございます。補正後の額といたしましては、収益的支出と資本的支出と合わせて総額171億5,000万円余でございます。  以上、平成29年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算についての説明とさせていただきます。  続きまして、議案第44号から議案第56号まで平成30年度当初予算の説明をさせていただきます。  33ページをお願いいたします。  平成30年度の各会計別当初予算の総括表でございます。  一般会計は1,803億円で、前年度比20億円、1.1パーセントの増、特別会計は国民健康保険始め10会計全体で710億9,000万円余で、前年度比68億7,000万円余、8.8パーセントの減でございます。  また、水道事業会計は193億9,000万円余、下水道事業会計は179億6,000万円余で、これらを合わせた全会計の総計は2,887億5,000万円余で、前年度比39億7,000万円余、1.4パーセントの減となっております。  34ページをお願いいたします。  議案第44号の一般会計の当初予算でございます。  歳入の款別集計は、ごらんのとおりでございます。  右側、35ページをお願いいたします。  歳入の内訳でございますが、主なものについて説明をさせていただきます。  1款市税は1,155億8,000万円余で、法人市民税の増などにより前年度比178億円余、18.2パーセントの増を見込んでおります。  14款国庫支出金は173億5,000万円余で、社会資本整備総合交付金の減、児童手当負担金の減などにより前年度比48億1,000万円余、21.7パーセントの減を見込んでおります。  36ページをお願いいたします。  18款繰入金は36億2,000万円余で、財政調整基金繰入金の減などにより前年度比61億円余、62.7パーセントの減でございます。  右側、37ページをお願いいたします。  21款市債は30億円で、前年度比60億円、66.7パーセントの減でございます。  38ページをお願いいたします。  目的別歳出の款別集計は、ごらんのとおりでございます。  構成比は、高いほうから3款の民生費、8款の土木費、10款の教育費の順となっております。  右側、39ページをお願いいたします。  歳出の内訳でございます。主なものについて説明させていただきます。  3款民生費は566億1,000万円余で、障がい者介護給付費や介護保険事業特別会計繰出金の増、教育・保育給付費の増などにより前年度比29億1,000万円余、5.4パーセントの増となっております。  40ページをお願いいたします。  4款衛生費は151億円余で、豊田地域医療センター施設等整備費の増、保健事業費の増などにより前年度比1億4,000万円余、1.0パーセントの増となっております。  右側、41ページをお願いいたします。  8款土木費は342億1,000万円余で、土地区画整理公共施設管理者負担金の減、駅前通り北地区市街地再開発費の減などによりまして前年度比69億3,000万円余、16.8パーセントの減となっております。  42ページをお願いいたします。  10款教育費は273億円余で、中央公園費・美術館改修費の増などにより前年度比58億円余、27パーセントの増となっております。  右側、43ページをお願いいたします。  新たに設定いたします継続費は12事業でございます。  44ページと45ページをお願いいたします。  平成30年度に新たに設定いたします債務負担行為は、記載の28事業でございます。  45ページ、下段をお願いいたします。  地方債は総務管理事業費始め13事業で、限度額は30億円としております。  47ページをお願いいたします。  ここから54ページにかけましては、議案第45号から議案第56号までの特別会計の当初予算でございます。このうち主なものについて説明をさせていただきます。  議案第45号国民健康保険特別会計は354億8,000万円余で、前年度比64億8,000万円余、15.5パーセントの減となっております。平成30年度から県、市の役割変更等の制度改正があるため、歳入歳出予算の内容もそれに対応するように変更しております。  平成30年度に新たに設定いたします債務負担行為につきましては、診療報酬明細書点検業務委託事業始め3事業でございます。  48ページと49ページをお願いいたします。  議案第46号都市計画事業土地区画整理特別会計は、土橋、寺部、花園の3事業合計で58億1,000万円余でございます。土橋、寺部の事業費減によりまして合計では前年度比31億4,000万円余、35.1パーセントの減となっております。  52ページをお願いいたします。  議案第51号介護保険事業特別会計は238億5,000万円余で、保険給付費、地域支援事業費の増などにより前年度比19億1,000万円余、8.7パーセントの増となっております。  54ページをお願いいたします。  議案第54号産業用地造成事業特別会計は8億1,000万円余で、産業用地造成費の増によりまして前年度比7億3,000万円余の増となっております。平成30年度に新たに設定いたします継続費は、花本地区産業用地造成事業1事業でございます。  56ページと57ページをお願いいたします。  議案第55号の水道事業会計でございます。  平成30年度水道事業会計の当初予算は、56ページの下から2段目、収益的支出で112億2,000万円余、前年度比1.0パーセントの増、57ページの下から2段目、資本的支出で81億6,000万円余、前年度比4.3パーセントの増でございます。収益的支出と資本的支出を合わせた全体では193億9,000万円余、前年度比2.4パーセントの増となっております。  60ページと61ページをお願いいたします。  議案第56号の下水道事業会計でございます。  平成30年度下水道事業会計の当初予算は、60ページの下から2段目、収益的支出で84億7,000万円余、前年度比1.2パーセントの増、61ページの下から2段目で資本的支出で94億8,000万円余、前年度比3.8パーセントの増でございます。収益的支出と資本的支出を合わせた全体では179億6,000万円余でございまして、前年度比2.5パーセントの増となっております。  以上、平成30年度の一般会計、特別会計、水道事業会計及び下水道事業会計の当初予算についての説明とさせていただきます。  続いて、資料1の提出議案の要旨にお戻りいただきまして、48ページをお願いいたします。  議案第57号工事請負契約の締結について(豊田スタジアムメインマスト及びサブトラス修繕工事)でございます。  豊田スタジアムは、平成13年に供用開始いたしまして16年が経過しております。固定屋根を支えておりますメインマストなどの塗装が老朽化しておりますので、このたび予防保全のための塗装改修を行うものでございます。  契約金額、相手方、契約方法などは記載のとおりでございます。  続きまして、右側の49ページ、議案第58号及び50ページの議案第59号の2議案につきましては、工事請負契約の変更についてでございます。  まず始めに、49ページ、議案第58号一級河川安永川開水路整備工事(高橋細谷関連)でございます。  現地の岩盤の掘削土量が当初の想定より増加したこと、近接いたします医療機関への影響を考慮して割岩掘削の工法を変更したことなどによりまして2億6,800万円の増額変更を行うものでございます。  契約金額、相手方などは記載のとおりでございます。  続いて、50ページをごらんください。  議案第59号一級河川安永川開水路整備工事(長興寺工区)でございます。  推定以上の軟弱な地盤と多量の地下水の流出に対応するため、地盤改良工と地下水位低下対策の追加などによりまして1億4,500万円余の増額変更を行うものでございます。  契約金額、相手方などは記載のとおりでございます。  続いて、51ページをごらんください。  議案第60号財産の取得について(一級河川安永川河川改修整備用地(長興寺ほか地内))でございます。  国の社会資本整備総合交付金が得られることとなり、これまでに土地開発公社が取得してまいりました用地の全てを買い戻し、必要な用地を取得するものでございます。  取得する財産、取得価格、相手方などは記載のとおりでございます。  続いて、52ページをごらんください。  議案第61号包括外部監査契約の締結についてでございます。  相手方の包括外部監査人は、平成28年度から平成29年度の監査実績が良好でございまして、引き続き平成30年度の包括外部監査人に選定するものでございます。  契約金額、支払方法、相手方などは記載のとおりでございます。  続いて、53ページをごらんください。  議案第62号特定事業契約の変更について(豊田市東部給食センター改築整備運営事業)でございます。  平成30年4月から給食を配送するこども園等を4園増加するため、変更契約を行うものでございます。  契約金額、相手方などは記載のとおりでございます。  続いて、54ページをごらんください。  議案第63号市道の認定についてでございます。  市道路網の充実整備を図るため、61ページまでの記載の36路線、総延長7,264.4メートルを認定するものでございます。
     続いて、62ページをごらんください。  議案第64号豊田市健康増進計画の策定についてでございます。  市民の健康づくりを支えていくための健康増進法に基づく計画でございます。現行の計画が平成30年3月で終了することに伴いまして新たな計画を策定するもので、計画期間は2018年度から2022年度までの5年間でございます。  計画の基本方針、基本理念、基本目標などは記載のとおりでございます。  続いて、64ページをごらんください。  議案第65号豊田市教育行政計画の策定についてでございます。  教育基本法に基づき、学校教育、生涯学習、スポーツ、文化財、文化芸術の各分野を包含する教育行政の総合計画でございます。現行の計画が平成30年3月で終了することに伴いまして新たな計画を策定するもので、計画期間は2018年度から2021年度までの4年間でございます。  計画の基本理念、目指す人物像、重点施策などは記載のとおりでございます。  続きまして、資料1の2、提出議案の要旨をお願いいたします。  2ページをごらんください。  議案第66号豊田市職員定数条例の一部を改正する条例でございます。  行政需要の変化に的確に対応し、適切な行政運営を実現するために職員の定数を変更するものでございます。全職員の定数は、現行の3,282人から3,320人と38人の増員となっております。主な要因は、ラグビーワールドカップ2019の開催に向けた増員並びに保育ニーズに対応した保育師の増員及び消防力の強化に向けた消防職員の増員でございます。  続いて、3ページをごらんください。  議案第67号豊田市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例でございます。  非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に準じまして、非常勤消防団員等に扶養親族がある場合における損害補償に係る補償基準額の加算額を改定するものでございます。(1)の記載にありますように、補償基礎額の加算額の変更を行いますとともに、(2)のとおり、配偶者等がいない場合の加算額を廃止するものでございます。  続いて、同ページの下の段をごらんください。  議案第68号平成29年度豊田市一般会計補正予算でございます。  内容は、繰越明許費の補正でございまして、9款消防費に係る1事業の追加でございます。  繰越事業の内容といたしましては、災害時情報通信設備建設工事でございます。繰り越しの理由といたしましては、災害時の情報通信設備であります280メガヘルツデジタル同報無線システムの整備工事におきまして、建設地であります稲武地区の面ノ木高原で想定を超える降雪や凍結によりまして工事が実施できない状況となりました。このことから年度内の工事完了が不可能となり、予算の繰り越しが必要となったものでございます。  以上、議案第1号から議案第68号までの説明とさせていただきます。 ○議長(三江弘海) 以上で説明が終わりました。    ◎散会宣告 ○議長(三江弘海) 以上で本日の議事日程は全て終了しました。  本日はこれにて散会します。  なお、26日は午前10時から本会議を開きますので、定刻までにご参集ください。                         散会 午前11時23分...