名古屋市議会 2017-03-09 03月09日-05号 当初、科学万能・物質主義一辺倒の後藤に、千巌は「真俗二諦」を説いたとされ、悟りと世俗の二つの真理は後藤の心に、物心一如、森羅万象となって、一部より全部へという、一事実を全体に置きかえる物事の考え方が醸成されます。 伝染病対策に始まる予防医学が後藤独自の衛生思想と相まって、上下水道、道路、都市計画を含む衛生行政へと、こうして発展していくのです。