日進市議会 2021-06-29 06月29日-05号
そして朝鮮戦争の終結、中国の核体制の透明性向上も必要です。つまり、02年の日朝平壌宣言、05年の6者会合共同声明、18年の板門店宣言、米朝シンガポール宣言などの一連の合意の原点に立ち返り、その遵守のために知恵を尽くすべきです。
そして朝鮮戦争の終結、中国の核体制の透明性向上も必要です。つまり、02年の日朝平壌宣言、05年の6者会合共同声明、18年の板門店宣言、米朝シンガポール宣言などの一連の合意の原点に立ち返り、その遵守のために知恵を尽くすべきです。
昨年、アメリカのトランプ政権は、核兵器の役割強化を鮮明にした核体制の見直しを公表したのに続き、イラン核合意からの離脱、さらにはロシアとの中距離核戦力INF廃棄条約からの離脱を立て続けに表明をいたしました。そして、アメリカに対抗いたしましてロシアも新型の核兵器開発計画を公表したほか、中国も核戦力の強化を加速したものと見られております。
国際的にも核兵器廃絶運動と世界の反戦世論は高まり広がっていますが、一方で、ブッシュ政権による偽りのイラクの脅威を、アメリカ国内はもとより世界に信じ込ませてのイラク侵略行為、さらには、使える核兵器、地下施設破壊用の地下貫通核兵器の開発など、アメリカは世界の核兵器廃絶の流れに逆行し、核体制の見直しを明言し、推し進めています。
また、核体制見直し報告NPRを8年ぶりに見直し、北朝鮮、イラク、イラン、シリア、リビア、中国、ロシアなどの7か国に対して、核兵器使用計画を軍部に指示を行いました。 また、ラムズフェルド国防長官は、核兵器の使用は排除されないなどと発言し、これは核政策の見直しを示すものと考えます。