田原市議会 2024-03-05 03月05日-03号
二つの大陸プレート、二つの海洋プレートが日本付近で活動期に入ったと言われる専門家の方もおられます。 南海トラフ地震では、高知県室津港の隆起を漁師が記録されていました。1707年宝永地震では180センチメートル隆起し、147年後の1854年、そして1856年の安政南海地震です。
二つの大陸プレート、二つの海洋プレートが日本付近で活動期に入ったと言われる専門家の方もおられます。 南海トラフ地震では、高知県室津港の隆起を漁師が記録されていました。1707年宝永地震では180センチメートル隆起し、147年後の1854年、そして1856年の安政南海地震です。
まず、地震防災対策特別措置法に基づき、文部科学省に設置された地震調査研究推進本部によりますと、南海トラフとは、日本列島が位置する大陸プレートの下にフィリピン海プレートが南側から年間数センチの割合で沈み込んでいる場所とされております。
さらに、この間、入ってきた情報では、名古屋大学地震火山研究センターが尾鷲市の沖合130キロメートルに、水深3,300メートルの太平洋プレートと大陸プレートの接点に地震計を設置したと、そして観測体制に入るとの報道がございました。これもテレビで放映しておりましたので、ごらんになった方もあるかと思います。
いずれも日本列島はユーラシア大陸プレートのはね返りによって起きることがわかっておりますが、予測は、科学的な観測に基づいており、まず、避けられない実情であると思います。いつ起きてもおかしくないと言われておりますが、東海地震、東南海地震、南海地震の3つの巨大地震が心配されておりますのが現在であります。 国の中央防災会議でも、ことしの3月8日、東海地震の被害想定を公表しました。
南海トラフは、太平洋のフィリピン海プレートが大陸プレートに沈み込む境目の海溝で、2つの地震はともに、過去100年から150年の周期で地震を発生させており、調査委員会は今回の発表を深刻に受けとめて、対策は早めに実施してほしいと発表しました。
東海地震は海側からフィリピン海プレートが陸側の大陸プレートの下に潜り込むことから起こるとされています。今回のような移動方向が逆転する異常は地震波形を伴わない「ぬるぬる地震」が起こったとする研究者もいますが、東海地震直前の固着面のはがれが進行し、プレートが滑って大地震に至ると考える学者もいます。
日本列島の地下に沈んでいる大陸や海洋のプレートの間に起こるひずみが生じて、震源断層を生じ、それが伝わって巨大地震を引き起こした関東大震災や十勝沖地震、また一方、大陸プレート内部のひずみから濃尾地震、福井地震が引き起こされました。地下の断層活動が地表に伝えられ、その結果形成された断層が、地表断層です。地表断層のうち、今後再動する可能性のあるものを活断層と呼んでおります。