瀬戸市議会 2015-03-06 03月06日-04号
趣旨として、国民健康保険料滞納者の圧倒的多数は生活困難者です。保険証の取り上げや短期保険証の長期にわたるとめ置きなどをやめ、誰でも支払える保険料にすることが早急に必要です。低所得者の保険なのに保険料が高いという矛盾は、国が国庫負担分を減らしたことにあります。 2014年、国は、法定軽減対象者を拡大し、低所得者の保険料を引き下げましたが、さらなる引き下げが必要です。
趣旨として、国民健康保険料滞納者の圧倒的多数は生活困難者です。保険証の取り上げや短期保険証の長期にわたるとめ置きなどをやめ、誰でも支払える保険料にすることが早急に必要です。低所得者の保険なのに保険料が高いという矛盾は、国が国庫負担分を減らしたことにあります。 2014年、国は、法定軽減対象者を拡大し、低所得者の保険料を引き下げましたが、さらなる引き下げが必要です。
また、国民健康保険料滞納者に対する差し押さえは、平成22年度が235件、9,467万8,000円、平成23年度が197件、8,412万5,000円、平成24年度が163件、7,951万5,000円と減っているものの、大変厳しいものとなっています。差し押さえは悪質な場合に限るものとしていただきたいと思います。
国民健康保険料滞納者の差し押さえ件数も、平成23年度は197件、7,409万2,000円と、前年度との比較で38件、2,058万6,000円減っているとはいえ、これは多いものです。加入者の生活を脅かすような差し押さえはせぬよう強く求めます。加えて、資格証明書の発行は悪質と判断できるものに限り、発行の際は必ずその方と面談をすることを求めて、私の反対討論といたします。
・受領委任払い制度の国民健康保険料滞納者における、市民病院での対応について検討されたい。 ・滞納や未払いという問題の背景には、格差社会の広がり、ワーキングプアの増大などの背景があることを抑えておく必要がある。 ・専門知識を習得し、レベルアップした職員が他の部署へ異動するのは好ましいとは思えない。専門知識を習得した徴収職員が、他の部署に異動することが無いよう検討されたい。