武豊町議会 > 2020-03-23 >
03月23日-05号

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  1. 武豊町議会 2020-03-23
    03月23日-05号


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    令和 2年  3月 定例会(第1回)●議事日程 (第5号) 令和2年3月23日(月)午後2時00分開議 日程第1 各常任委員会委員長報告付託案件審査の経過及び結果) 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論・採決(議案番号順)      議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)      議案第2号 令和元年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第3号 令和元年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 令和元年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第5号 令和元年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第6号 令和元年度武豊町水道事業会計補正予算(第2号)      議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算      議案第8号 令和2年度武豊町国民健康保険事業特別会計予算      議案第9号 令和2年度武豊町後期高齢者医療特別会計予算      議案第10号 令和2年度武豊町介護保険事業特別会計予算      議案第11号 令和2年度武豊町水道事業会計予算      議案第12号 令和2年度武豊町下水道事業会計予算      議案第13号 武豊町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について      議案第14号 武豊町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について      議案第15号 武豊町税条例の一部改正について      議案第16号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正について      議案第17号 武豊町公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正について      議案第18号 武豊町民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について      議案第19号 武豊町老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部改正について      議案第20号 武豊町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第21号 知多都市計画事業知多武豊駅東土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について      議案第22号 武豊町都市下水路条例の廃止について      議案第23号 武豊町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について      議案第24号 多賀授産所の指定管理者の指定について      議案第25号 武豊町デイサービスセンター砂川指定管理者の指定について      議案第26号 町道の路線廃止について      議案第27号 町道の路線認定について 日程第4 議員提出議案第1号 武豊町議会会議規則の一部改正について 日程第5 意見書第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書 日程第6 議員派遣の件 日程第7 議会閉会中の継続調査について●本日の会議に付した事件   〔議事日程に同じにつき省略〕●本日の出席議員(16名)   1番 久野 勇君    2番 櫻井雅美君    3番 鳥居美和君   4番 甲斐百合子君   5番 野田佳延君    6番 梶田 進君   7番 青木宏和君    8番 青木信哉君    9番 南 賢治君  10番 石川義治君   11番 森田義弘君   12番 大岩 保君  13番 福本貴久君   14番 本村 強君   15番 鈴木一也君  16番 石原壽朗君●本日の欠席議員(なし)●職務のため出席した者の職・氏名(3名)   議会事務局長   中川尚之君   議会事務局長            篠崎奈緒美君   補佐   同  副主幹   池田ゆかり君●説明のため出席した者の職・氏名(35名)   町長       籾山芳輝君   副町長      永田 尚君   教育長      加藤雅也君   総務部長     木村育夫君   企画部長     山田晴市君   健康福祉部長   飯田浩雅君   生活経済部長   竹内誠一君   建設部長     犬塚敏彦君                    次長兼   教育部長     木村孝士君            池田武彦君                    総務課長   次長兼            籾山英巳君   防災専門官    奥村行雄君   防災交通課長   税務課長     佐伯広行君   収納課長     藤井信介君   次長兼              次長兼            近藤千秋君            田中康博君   企画政策課長           秘書広報課長   保険医療課長   松本由美子君  福祉課長     長澤秀喜君   子育て支援            杉浦正享君   指導保育士    神田由佳君   課長   健康課長     近藤昭子君   住民窓口課長   磯部好文君   次長兼            篠崎良一君   産業課長     前田克康君   環境課長   土木課長     森山利久君   都市計画課長   明壁直久君   次長兼              会計管理者兼            榊原全伸君            長谷川貴彦君   上下水道課長           出納室長                    学校給食センター   学校教育課長   森田良孝君            明壁幸治君                    所長   生涯学習課長   伊藤誠一郎君  中央公民館長   石田 修君   歴史民俗             町民会館            山下恵広君            千田裕美子君   資料館長             事務長   スポーツ課長   田中孝往君                           〔午後2時00分 開議〕 ○議長(福本貴久君)  皆さん、こんにちは。 議員並びに理事者各位には、ご多用のところご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。ご協力をお願いいたします。 それでは、これより日程に入ります。 △日程第1 各常任委員会委員長報告 ○議長(福本貴久君)  日程第1、各常任委員会委員長報告であります。 さきに各常任委員会に審査を付託しました議案第1号から議案第27号までの27議案を一括議題として、各常任委員会委員会審査の経過及び結果のご報告を願います。 最初に、総務企画委員長、登壇して報告を願います。     〔総務企画委員長 鈴木一也君 登壇〕 ◆総務企画委員長(鈴木一也君)  ご指名を受けましたので、去る3月12日の本会議にて総務企画委員会に付託されました案件の主な審査の経過と結果についてご報告をいたします。 総務企画委員会は、3月13日午前9時より全員協議室にて、委員5名と関係理事者の下に開催いたしました。付託された案件は、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項についてなど5件であります。 初めに、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項については、印刷製本費は、令和元年度分で減額補正となり、令和2年度の当初予算にも計上されていないが、防災ガイドブックの発行はとの質疑に、ハザードマップの作成、水害編を令和2年度に繰り越す予定で、マップとの内容的な整合性を図るため、令和3年度の作成を予定と答弁。 公用車がマイナス65万2,000円となったが、実際の購入価格は幾らかとの質疑に、税込み価格で99万3,600円となると答弁。 実際にこの車を調べると140万から160万の価格となっている。65万円もの値引きだが、一般競争入札でよいかとの質疑に、町内の6社による指名競争入札と答弁。 最低価格は決めてあるかとの質疑に、最低制限価格は設けていないと答弁。 公用車の車体を買うとその後の車検や点検等はどうなっているのかとの質疑に、入札で落札された業者に点検整備等はお願いしていると答弁。 点検や車検代の値段は適正か、そこで赤字分を上乗せしていることは考えられないかとの質疑に、適正価格と理解していると答弁。 採決の結果、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項については、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算委員会所管事項については、「みそたろう」グッズの販売計画及び「みそたろう」ぬいぐるみの販売予定はとの質疑に、「みそたろう」グッズは、クリアファイル、ステッカー、手提げ袋の作成を予定している。希望があれば当面は企画政策課にて実費程度で販売する予定。また、ぬいぐるみは25センチのサイズを100体作製し、役場各課の窓口や各施設のほか、小・中学校や保育園などに設置する予定をしており、今のところ販売は考えていないと答弁。 「みそたろう」グッズはイベントでは販売しないのか、ぬいぐるみも同様に販売したほうがよいのではとの質疑に、イベントのほか、公共施設や味の蔵での販売の可能性が考えられるが、住民の反応を見ながら販売場所の展開を検討していきたい。ぬいぐるみは25センチのものが制作単価3,000円程度となり、グッズと比較すると高額なため、役場等へ設置し、様子を見ながら検討すると答弁。 提案型共同事業交付金が前年度と比較して減額となっているが、その理由はとの質疑に、活動支援交付金を7事業から5事業に減らしたため、なお、初動支援交付金は例年と同様2件の採択を目指すと答弁。 防犯カメラ設置補助金減額した理由はとの質疑に、補助実績が少ないことに加え、令和2年度から町主導で主要交差点防犯カメラを設置するためと答弁。 行政改革推進委員会委員報酬15人分19万8,000円が計上されているが、委員の役割はとの質疑に、諮問機関である行政改革推進委員会の委員として、行政改革の推進に関する重要事項の調査、審議を行っていただくと答弁。 委員はどのような人が選任されるのかとの質疑に、各団体の代表者や公募の委員をお願いする予定と答弁。 特別産業廃棄物処理委託料1,461万円について、処理するものは何かとの質疑に、PCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用された蛍光灯安定器で、処理量は合計で529.8キログラム、ドラム缶2個分であると答弁。 どこで処理するのかとの質疑に、愛知県については、北九州市にある中間貯蔵環境安全事業株式会社北九州PCB処理事業所で処理を行うと答弁。 いつまでに処理する予定かとの質疑に、PCB廃棄物特別措置法により、高濃度PCB廃棄物は令和3年度末までに処理しなければならないと答弁。 今回で全てが処理されると解釈してよいのかとの質疑に、本町の役場に保管されているものは全て処理できると答弁。 庁舎施設営繕工事625万8,000円について、どのような工事かとの質疑に、庁舎LED照明器具取替工事130万円と庁舎ガラス飛散防止フィルム貼付工事が495万8,000円の計上となっていると答弁。 令和2年度はどこをやるのかとの質疑に、LED照明器具取替工事は南庁舎3階の土木課の一部、電算室、3階廊下、ガラス飛散防止フィルムについては庁舎1階部分を予定していると答弁。 財産施設管理費の中で、インターネット公有財産売却システム利用料61万7,000円とあるが、2カ所はどこか説明をとの質疑に、1つは中蓮6番地6で、あとは冨貴字寺西97番地と答弁。 町民向けに案内はしているのかとの質疑に、広報とインターネット公売等で情報を提供していると答弁。 総合計画未来予想図デザイン委託料が新規計上され、第6次武豊町総合計画に掲げる10年後のまちのイメージを図化するとあるが、作成する予想図はどのようなもので、どのような使い方をされるのかとの質疑に、土地利用のゾーニングをベースに、住居、産業、農業、自然などをバランスよく配置し、既存の公共施設に加え、新たな公共施設や道路等を配置するなど、視覚でイメージできる抽象的なイラストを描く予定。また、このイラストは、総合計画書や、全戸配布を予定している概要版に掲載するとともに、広報やホームページ等にも掲載をしていきたいと答弁。 総合計画未来予想図の作成はどのようなメリットがあるのかとの質疑に、イラストを用いて将来のまちの姿を示すことにより、町民の皆さんや特に小学生や中学生などの子どもたちへまちづくりの関心を持っていただくきっかけにつながることを期待していると答弁。 防犯カメラ賃借料14基の設置予定場所はとの質疑に、小・中学校等の児童・生徒の通行量の多い主要交差点を考えていると答弁。 リースにした理由はとの質疑に、通常の設置費と比較して安価に設置できるため、また、維持管理の面においても記録媒体の交換をせずに遠隔でパソコン等で確認することができ、高所での作業が不要となり職員の安全を担保することができると答弁。 令和2年度のみの計画なのかとの質疑に、財政状況を十分考慮し、効果的な場所に設置を進めると答弁。 地域交通事業の事業費の中で、コミュニティバス運行事業委託料3,698万2,000円の内訳はとの質疑に、内訳は、バスの運行に係る経費で約3,914万2,000円、タクシーに係る経費で84万円、その合計から運賃収入300万円を差し引いた額が予算額と答弁。 地域交通事業費コミュニティバス利用推進委託料56万7,000円の内訳はとの質疑に、生活の足を考える会への委託料が11万円、ラッピング委託が約45万7,000円と答弁。 ラッピングのデザインについて一般募集は行わないのかとの質疑に、町の公式キャラクターである「みそたろう」を中心に、町の観光場所や路線図を表示する内容を検討している。したがって、一般からのデザイン募集は考えていないと答弁。 災害対策事業費620万円の内訳はとの質疑に、備蓄品のうち、主な避難所用パーティション100セット約218万円、非常食及び保存水約278万円、消化器及び消化器ボックス約44万円、おむつ、生理用品、ミルク、ウェットティッシュ、お尻ふき等、約80万円と答弁。 前年度と比較すると400万円の減額となっているが、理由はとの質疑に、今年度は携帯用トイレ3万1,500個を約400万円で購入、令和2年度の購入はないため減額となっていると答弁。 新規計上で自治体メールサービス使用料155万8,000円が計上されているが、今しているメールサービスとの違いはとの質疑に、現在はeメールにより情報発信をしているが、令和2年度からLINEとショートメールによる発信が加わると答弁。 新規計上で機械器具121万5,000円、オストメイト用トイレ8基はどこに設置されるのかとの質疑に、一次開設避難所8カ所へ設置予定と答弁。 消防団活動費の中で火災出動報償金42万4,000円計上されているが、1回当たりの手当はとの質疑に、火災等の災害時、訓練等の平日ともに1回1,200円であると答弁。 他市町の状況はどうかとの質疑に、阿久比町の災害時出動手当が1回当たり1,200円、訓練等の平時が1,200円、東浦町の災害時出動手当が1回当たりが3,000円、訓練等の平時が2,000円、南知多町の災害時出動手当が1回当たり2,400円、訓練等の平時が1,200円、美浜町の災害時出動手当が1回当たり1,200円、訓練等の平時が1,200円となっている。今後、金額については他市町の状況や財政状況を見ながら検討していくと答弁。 防犯施設管理費の修繕料15万4,000円は防犯ベル撤去費となっているが、具体的な内容はとの質疑に、防犯ベルを10基撤去する。令和元年度より計画的に撤去を行っており、令和5年度に全基撤去を行うと答弁。 防犯ベルの撤去に伴い、防犯体制が脆弱にならないかとの質疑に、防犯カメラの整備と町の見守りボランティアとの協力体制の構築により、防犯体制の整備を行うと答弁。 地域交通事業費コミュニティバス1,150万1,000円、現在の赤ルートのバスはどのようになるのかとの質疑に、下取りに出し歳入に充てる予定をしていると答弁。 修繕を行って延命をする予定はないのかとの質疑に、修繕料が高額であり、また、ツードアへの車両更新により運行上の遅延防止を図ることもあるため、修繕による延命は考えていないと答弁。 空き家等対策計画策定委託料49万5,000円の内容はとの質疑に、町内の空き家件数を把握し、次期計画策定の資料とすると答弁。 空き家という判断はどのようにするのかとの質疑に、現地での雨戸や草木の状況調査に加え、水道の利用状況や区長へのヒアリングを通して空き家の判断を行うと答弁。 採決の結果、議案第7号 令和元年度武豊町一般会計予算委員会所管事項について、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第13号 武豊町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてから議案第15号 武豊町税条例の一部改正についてまで3議案につきましては、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で3議案とも委員会可決となりました。 以上が総務企画委員会に付託されました案件の審査の主な経過と結果についての報告であります。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ありがとうございました。 次に、文教厚生委員長、登壇して報告を願います。     〔文教厚生委員長 森田義弘君 登壇〕 ◆文教厚生委員長(森田義弘君)  ご指名を受けましたので、去る3月12日の本会議において文教厚生委員会に付託されました案件の主な審査の経過と結果についてご報告いたします。 文教厚生委員会は、3月17日午前9時より全員協議会室にて、委員6名と関係理事者出席の下に開催いたしました。付託されました案件は、議案第1号の当委員会所管事項についてなど15件の議案であります。 初めに、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項については、保育園施設整備工事の減額の主な工事内容と工事箇所はどこかとの質疑に、主な箇所は、北中根保育園園舎解体等整備工事、竜宮保育園の園舎解体等整備工事富貴保育園園舎屋根防水工事であると答弁。 次に、ファミリー・サポート・センター事業費の減額要因のアドバイザー退職に伴う影響とその後の対応はとの質疑に、アドバイザー1名で事業を実施することとなり、負担が増加したことが利用者に迷惑のかからないように努めた。来年度には新たにアドバイザーを配属する予定であると答弁。 次に、小学校校内LAN構築業務委託料中学校校内LAN構築業務委託料については、対象となる児童・生徒数と教職員数、教室数の想定はとの質疑に、令和元年5月1日現在の児童・生徒数を基に人数を想定して、小学校2,498人、中学校が1,362人、教職員数については、小学校127人、中学校85人である。また、教室数は、小学校196教室、中学校102教室であると答弁。 総事業費の想定はとの質疑に、試算だとLAN整備を含め6億から7億ぐらい、ただし、状況が変わってきているため、金額は変わってくる可能性を了承いただきたいと答弁。 採決の結果、議案第1号は多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第2号 令和元年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、一般被保険者国民健康保険税が約3%減となった主な理由はとの質疑に、被保険者数の減少に伴って当初の見込みより減少したためと答弁。 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第3号 令和元年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、特別徴収保険料の増額している要因はとの質疑に、特別徴収を選択する方が多いためと答弁。 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第4号 令和元年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、居宅介護予防サービス給付費の主な増額の要因はとの質疑に、今年度前半の給付実績から今年度の支給額を見込んだ結果であると答弁。 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算委員会所管事項については、高齢者能力活用推進事業費シルバー人材センター補助金の内訳はとの質疑に、センターに安定して事業運営していただくため、センターの職員の人件費の一部を補助していると答弁。 町からシルバー人材センターへの委託事業の総額はとの質疑に、軽作業委託料の総額で4,844万8,000円であると答弁。 次に、子育て支援費利用者支援事業運営費で来年度から人件費が計上された主な要因は何かとの質疑に、子育てコーディネーターとして会計年度任用職員を配属されるためと答弁。 次に、児童・生徒健康診断報償金の大幅減額の理由はとの質疑に、減額の主な理由としては、各学校において学校医の出校数の効率化を図り、出校数を減らしたためであると答弁。 次に、公民館費において、講堂舞台ワイヤー保守点検費の増額の理由はとの質疑に、昨年3月に発生した緞帳の事故を契機に、緞帳を含む講堂全体の整備保守を全面的に見直し、各部の詳細な確認、測定、整備、調整、清掃を、これまで年1回であったものを2回実施するとこととしたと答弁。 次に、防犯カメラについて、公民館に4基、歴史民俗資料館に3基設置することになっているが、設置場所と設置数はとの質疑に、各施設出入口付近並びに事務室から死角となるような場所に設置して、施設及び周辺の監視を行うものである答弁。 公共施設への防犯カメラ設置は何を目的に設置するのかとの質疑に、犯罪抑止の観点と答弁。 抑止という観点であれば、「作動中」といった看板の設置も考えているのかとの質疑に、現時点では設置の予定はしていないが、今後の状況を見ながら検討していくと答弁。 次に、有形民俗文化財保存修理補助金の723万8,000円の具体的な修理内容はとの質疑に、馬場区山車の台輪等の修繕475万円、小迎区山車の屋根等の修繕231万円、下門区八幡社クスノキ群の枝打ち作業17万8,000円と答弁。 次に、図書館費において、図書購入費はどれだけとなっているかとの質疑に、令和2年度は1,440万3,000円以上の図書購入をすべく、年次協定書において定める予定であると答弁。 図書購入の選定方法はとの質疑に、指定管理者において日常の資料選定、発注、受入れ、配架業業務に努めていると答弁。 次に、屋内温水プール建設予定地土壌汚染対策工事の内容はとの質疑に、掘削部分において確認した汚染土壌の除去を予定していると答弁。 次に、学校給食費の賄材料費が増額となっているが、小・中学校に必要なカロリーを摂取できる費用となっているのかとの質疑に、必要なカロリーを摂取できる費用の設定になっていると答弁。 保護者の負担金額はとの質疑に、小学校では年間3,760円の増、中学生は年間5,640円の増を見込んでいると答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第8号 令和2年度武豊町国民健康保険事業特別会計予算については、尿中ナトリウム等検査委託料は、教室参加者のデータをどのような事業につなげる予定かとの質疑に、1日の推定塩分摂取量を見える化し、ふだんの食生活で塩分を意識してもらい、高血圧症や腎臓病を予防するための生活指導事業につなげたいと答弁。 次に、一般被保険者高額療養費が大幅な伸びとなっているが、要因には何かあるかとの質疑に、疾病分析では救急で運ばれるような重い疾病の方が増えているためと答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第9号 令和2年度武豊町後期高齢者医療特別会計予算については、特別徴収、普通徴収合計で4億5,529万9,000円と高い伸びとなっているがその要因はとの質疑に、被保険者が増加傾向であると答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第10号 令和2年度武豊町介護保険事業特別会計予算については、居宅介護サービス等が軒並み減額で、介護予防サービス等が増額となっているが、介護給付費を抑えるために予防サービス費を集中的に対応してきたから減額になったのかとの質疑に、実績に基づいて計上したものと答弁。 次に、介護予防把握事業委託料、介護予防普及啓発事業委託料、地域介護予防活動支援事業委託料、地域リハビリテーション活動事業委託料の4事業の事業内容と委託先はどこかとの質疑に、介護予防把握事業委託料は、70歳を対象に生活元気度調査を行うもの、介護予防普及啓発事業委託料は、介護予防教室としてフレイル予防講話を行うもの、地域介護予防活動支援事業委託料は、憩いのサロン14カ所と体操サロン3カ所の事業費等、地域リハビリテーション活動事業委託料は、憩いのサロンでのフレイル予防講座や体操リーダー育成講座のメニューを作成するもので、これら4事業全てを地域包括支援センターに委託するものと答弁。 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第16号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正についてについては、改定せざるを得ない理由はとの質疑に、被保険者1人当たりの納付額が毎年上昇傾向にあり、本町の国保財政も引き続き歳入不足が見込まれ、事業の継続が難しい状況になるおそれがあると答弁。 改定により影響はとの質疑に、所得割額は世帯所得が増えるにつれて負担が大きくなる。また、被保険者均等割等は世帯の加入者数に応じて、世帯別平等割額は全ての世帯に対してそれぞれ影響があると答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第17号 武豊町公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正については、条例改正による1年間の使用料増額の想定はとの質疑に、年額で13万1,000円程度の増額になると見込まれると答弁。 貸し館の利用率はどのようになっているかとの質疑に、部屋ごとの稼働率の平均値は過去3年で見ると、28年度は35.1%、29年度は34.9%、30年度は33.8%と答弁。 利用率向上に向けてどのような努力をされていますかとの質疑に、ハード面ではトイレの洋式シャワーつき便器への交換、照明のLED化、各部屋への個別空調機器の設置、駐輪場の改修、ソフト面では、平成26年度の使用料改定の折に、それまでなかった貸出し時間の繰上げや延長制度を導入し、利用時間も21時までを30分延長するなど、制度の改善を行っていると答弁。 使用料の改定の周知はどのようにされていますかとの質疑に、館内やホームページ、広報等で周知していくと答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第18号 武豊町民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正については、条例改正に1年の使用料増額の想定はとの質疑に、10月から改定すると25万円ほど増が見込まれると答弁。 貸し館の利用率はとの質疑に、貸し館の利用率は輝きホール、響きホール、両ホールとも50から60%台で、ここ5年間は横ばいか若干増加傾向になっていると答弁。 利用率向上に向けて努力したことはとの質疑に、安全安心で快適な施設の提供ができるよう計画的な改修や設備更新を実施している。また、イベント終了時にアンケートを回収し、利用の皆様のご意見を会館運営に生かしていくよう心がけていると答弁。 入場料を1,500円以上徴収する場合、使用料を2倍にするという決まりがあるが、今回見直しはなかったのかとの質疑に、今回は見直しはしていないが今後の検討課題としたいと答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第19号 武豊町老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部改正についてから議案第25号 武豊町デイサービスセンター砂川指定管理者の指定についてまで4議案については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 以上が文教厚生委員会に付託されました案件の審査の主な経過と結果についての報告であります。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ありがとうございました。 次に、建設経済委員長、登壇して報告を願います。     〔建設経済委員長 石川義治君 登壇〕 ◆建設経済委員長(石川義治君)  ご指名をいただきましたので、3月12日の本会議で建設経済委員会に付託されました案件の主な審査の経過と結果についてご報告のほうをさせていただきます。 当委員会は、3月16日午前9時より、全員協議会室にて委員全員と関係理事者出席の下、開催させていただきました。委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項についてなど11件の議案でございます。 初めに、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項の主な質疑と答弁について、ご報告のほうをさせていただきます。 担い手育成総合支援対策事業費の農業次世代人材投資資金の増額補正について、新規就農者3名分とのことだが、それぞれの規模と耕作物はとの質疑に、1人目は主にミニトマトを1,600平方メートル耕作、2人目は主に温室でイチゴを約2,000平方メートル、3人目はキャベツやブロッコリー等の露地野菜を約8,000平方メートル作付していると答弁。 基盤管理費用地測量業務委託料の減額補正について、熊野池の測量が不要になった理由はとの質疑に、愛知県が実施主体の令和2年度耐震事業の採択に当たり、あらかじめ町の負担で令和元年度に必要な用地を測量するよう県からの指示を受け予算措置をしていたが、県と事業の打合せを進めていく中で、測量用地を実施しなくても現在ある資料で事業採択が可能であると県が判断したためと答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第5号 令和元年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第6号 令和元年度武豊町水道事業特別会計補正予算(第2号)は、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算委員会所管事項は、ブロック塀等撤去費補助金、年間どのくらいの利用を見込んでいるのかとの質疑に、1件当たり上限20万円で10件分を見込んでいると答弁。 住宅撤去費補助金の補助要件は何かとの質疑に、不良住宅と判定された空き家または耐震性のない旧基準木造住宅の2種類と答弁。 ごみ減量推進事業補助金の対象団体の活動はいつからかとの質疑に、生ごみ原材料資材のアスパの製造・配布をしている団体を予定している。団体は平成5年に立ち上げ、補助は平成7年度から継続的に実施していると答弁。 調整池草刈工8カ所は年何回を予定しているのかとの質疑に、年1回を予定していると答弁。 総合公園用地買収費について、土地開発公社から買い戻す残りはどのくらいかとの質疑に、残りの面積は2万1,207.23平方メートルであると答弁。 交差点にガードパイプを設置するとのことだが、設置場所はどこかとの質疑に、県道古場武豊線の上ゲ駅北信号交差点、県道小鈴谷武豊線の武豊高校東信号交差点及び武豊役場南信号交差点、知多東部線の砂川橋南信号交差点及び中根五丁目武豊中学校南西の信号交差点の5カ所を予定していると答弁。 アスパの予算を組み替えた理由はとの質疑に、生ごみ堆肥化目的であり、当初は環境保全対策費として予算計上していたが、事業目的に即し、省資源対策費のほうが適切と判断したものであると答弁。 観光協会補助金と観光協会事業補助金に分ける必要は何かとの質疑に、内容により変動があり得ると考えているためと答弁。 採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第11号 令和2年度武豊町水道事業会計予算は、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第12号 令和2年度武豊町下水道事業会計予算は、特に質疑もなく、採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第21号 知多都市計画事業知多武豊駅東土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第22号 武豊町都市下水路条例の廃止については、特に質疑もなく、採決の結果、多数賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第23号 武豊町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については、連帯保証人1名に改めた理由は、また、保証人署名の必要がない場合の連絡はどうするのかとの質疑に、近年、連帯保証人2名を立てることが大変難しいとの声もあり、入居時の負担減を図るため、また、緊急連絡先も、現在も入居者に確認しており、条例改正後も引き続き確認していくと答弁。 県営住宅等は連帯保証人をなくしたところもあるが、なくすことは考えはないかとの質疑に、連帯保証人は家賃等の連帯保証や債務の抑止のほか、入居者の支援、連絡など役割を果たしていることなどから、連帯保証人による保証を1人でも入居の要件とする現行の制度は維持することとしたと答弁。 採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 次に、議案第26号 町道の路線廃止について、議案第27号 町道の路線認定については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成で委員会可決と決しました。 以上が建設経済委員会に付託されました案件の審査の主な経過と結果についてのご報告でございます。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ありがとうございました。 以上で、委員長報告を終わります。 △日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(福本貴久君)  次に、日程第2、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ないようでありますので、これで質疑を終わります。 △日程第3 討論・採決(議案番号順) ○議長(福本貴久君)  次に、日程第3、討論及び採決であります。 議案第1号から議案第6号までの議案について討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これより順次、議案第1号から議案第6号までの採決を行います。 初めに、議案第1号 令和元年度武豊町一般会計補正予算(第7号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第2号 令和元年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号 令和元年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第4号 令和元年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号 令和元年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 これより議案第6号 令和元年度武豊町水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号について、これより討論を行います。 初めに、梶田 進議員の登壇を許します。     〔6番 梶田 進君 登壇〕
    ◆6番(梶田進君)  議長のお許しをいただきましたので、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算について、反対の立場で討論を行います。 令和7年度武豊町一般会計予算は、総額141億7,000万円、史上2番目の大型予算となっています。歳入面では、税制改正による法人税率引下げによる減収と、地方消費税交付金と法人税減収分を補填する法人事業税交付金の新設による増収、町債増が目立ちます。いずれも住民にとっては有り難くない増収であります。歳出面では、住民の多くが要望してきた屋内温水プールの建設、住民の安心安全のための中央公園建設など、住民のための政策推進も見られますが、改善点も多くあることから討論を行うものであります。 消費税が10%に引き上げられたことによる各款にわたって支出が増加する予算となっており、住民生活への影響は避けられません。そもそも消費税は、導入時より福祉の向上と財政再建が目的とされてきましたが、福祉については後退に次ぐ後退となっており、国民は重い負担にあえいでおります。財政再建は、再建どころか、ますます悪化しており、国と地方を合わせた借金は1,125兆円を超え、国民1人当たりの借金は約900万円となっています。消費税を8%に引き上げた後の日本経済は停滞しており、経済が停滞しているにも関わらず、消費税率10%に引上げを強行したことから、これまでに類を見ない経済の落ち込みがあり、さらにコロナウイルスによる経済の落ち込みが重なり、消費税を5%に引下げ、経済の立て直しを図るべきだとの声が日々大きくなっています。 令和2年度から、これまでの非常勤職員から会計年度任用職員制度に移行します。会計年度任用職員制度に移行することによって、これまで働いてきた条件を切り下げることなく、待遇改善をしながら引き続き採用されることが求められました。しかし、実態は、時間給を切り下げ、期末手当と合算して従来の給料補償することが基本とされています。条例では、パートタイム任用職員とフルタイム任用職員制度があるにも関わらず、フルタイム任用職員は441人中一人もいません。改正法では、常時勤務を要する職に欠員を生じた場合はフルタイムで任用することが追加されています。この規定は、育休、産休の代替職員に適用されるべきである規定であると言えます。この規定を適用せず、定時間勤務時間より15分短くし、補佐職として採用という理由でパートタイム任用職員としていることは不当としか言いようがありません。改善すべきであります。 これまでも指摘してきた負担金問題が一向に精査されず、相変わらず計上されています。リニア建設促進愛知県期成同盟会負担金、この負担金は、一民間会社の事業に対して推進を求めるといった内容であります。リニア新線建設によって地域発展につながるというのは、これまで新幹線、高速道路によって地方の発展が声高に叫ばれてきましたが、東京への一極集中はとどまることはありませんでした。現在、リニア景気と言われますが、当町にとってどのような経済効果があるのか不明であります。名浜道路推進協議会負担金、東海環状地域整備推進協議会負担金等々の各種負担金があります。この2負担金も、武豊町にとってどれほどの経済効果がもたらされるのかは甚だ疑問であります。大型事業推進のための団体への負担金は、現在の国・地方の借金が大幅に増加した大きな要因であります。本気で財政再建に取り組むと言うのであれば、大型公共事業推進団体への負担金は中止すべきであります。 知多地域地方税滞納整理機構負担金について、愛知県知多地方税滞納整理機構が解散したことにより、新たに知多地域5市5町が共同して、徴税機能を持たせる機構として立ち上げたものであります。税滞納整理機構は、滞納の徴税と徴税技能を習得することが大きな目的として設立されてきました。しかし、税滞納者から、有無を言わせない強圧的な徴収を迫られるなどの批判が多く寄せられてきました。どのような内部経過から県全体の整理機構が解散したのかは説明がないことからはっきりとはしませんが、9年間の実績から滞納事案の金額の減少等の成果を踏まえた愛知県の方針により終了したことからいえば、新たに新機構を設ける必要性は考えられません。 新組織の目的としている市町民税の滞納整理を推進、参加市町の税務職員の相互協力による徴収技術の向上を図るとしていますが、この9年間、何をしてきたのか。無駄な9年間であったのかと言いたい。言い換えれば、収納課でできない徴税が、整理機構ではなぜできるのか。この間の理由をはっきりとさせることができなければ、新たな整理機構設置を認めることはできません。 町税等滞納者に対して、町営住宅入居を初めとする町民の権利抑制が続けられています。納税は義務でありますが、様々な理由から滞納が発生することがあります。そのため、滞納を解決するために納税者に対して、勧告、催告、催促通知を出し、納税を促す努力をされています。にも関わらず、滞納が発生することは、納税者にも各種の事情があることがあります。それらの事情を双方が十分に納得いくまで話し合うことが求められており、その上で解決をする必要があります。その時々の事情により、納税徴収猶予、分割納入、執行停止、差押えなどを選択することになります。これらの手だてを踏むことなく、単純に税等の滞納があるから権利抑制するということは、人権侵害にもつながることにもなりかねません。税滞納等があることから、住民に必要な権利を規制することはやめるべきであります。 住民基本台帳費について、住民基本台帳関連予算のうち、マイナンバーカード発行に関する事業はほぼ100%国庫補助金で賄われています。この目的は、国民全てに割り振られるナンバーカードを5年間でほぼ100%普及させるという国の方針に基づいて進められていることが根本にあります。マイナンバーカードは、国民一人一人の個人情報を国が管理することを大きな目的としております。国民のプライバシー保護の観点から、許されるものではありません。 個人情報は、設定されるセキュリティーから守られると言われていますが、電算機の機密は100%保証されないというのが常識であります。このような個人情報が漏えいする危険性の高いマイナンバーカードの普及を強力に進めようとする大きな目的は、個人個人の資産、財産、健康、家族構成など全てを把握することによって、徴税、医療、福祉費などの個人管理を国が進めるためと言われています。進まないマイナンバー登録を進めるため、公務員に対して半強制的に取得を進めているところがあり、問題視されています。当町において、決してあってはならないことであります。一方、国民には、マイナンバーカードによる買物に対するリベートをつけることまで行おうとしています。このようなマイナンバーカードを普及させるため、先頭に立って進めることは、決してあってはならないことであり、あくまでも町民の自主的な判断に基づく発行業務を行うべきであります。 幼児教育の無償化が始められました。無償化によって保護者負担が軽減されました。しかし、内容は不十分としか言いようのないものであります。その一つが、無償化の対象者が全ての入園児ではないことであります。武豊町では、保育所への私的契約入所者がゼロと報告されましたが、実際は1号認定によって入所しているのが現実であります。認定によって大幅に保育料負担が減ることは喜ばれることでありますが、他の園児との比較では大きな負担となっています。ほかにも、主食と副食費については定額徴収となっており、無償化の実態は部分的であるとしか言いようがありません。 幼児教育の無償化は、保護者にとっては大きな負担減になり、喜ばしいことでありますが、その一方で、町財政には大きな負担となっています。無償化の財源として基本的には国2分の1、県4分の1、町4分の1負担となっていますが、適用されるのは私立認定こども園等の民間が経営する施設であり、公立の保育所は全額町負担となることからであります。国・県に対して、民間保育施設と同様に公立保育園にも補助金を支出するよう求めるべきであります。 小・中学校に整備されるLAN構築事業についてであります。そもそもこの事業は、安倍内閣の追加経済対策の一環として2019年度補正予算にて事業実施が決まったものであり、事業内容についてはこれから煮詰めていくというものであります。LAN構築事業は2019年度補正予算に計上され、繰越明許とされ、2020年度から事業が実施され、2023年度を目途に整備されるものであります。これまでにはっきりしていることは、児童・生徒に学習用コンピューターを1人1台配布するというものであり、どのように有効に使用するかという議論が後づけになっています。そのための必要経費は6億円程度が見込まれるとのことであります。籾山芳輝町長が予算編成方針において述べる選択と集中からかけ離れた事業と言わざるを得ません。もっと慎重に進めるべきであります。 △発言の訂正 ◆6番(梶田進君)  訂正させていただきます。最初の読み出しのところで、令和7年度武豊町一般会計予算と読み上げましたが、間違いで、令和2年度武豊町一般会計予算と訂正いたします。 ◆6番(梶田進君)  以上述べたとおり、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算についての反対討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  次に、石川義治議員の登壇を許します。     〔10番 石川義治君 登壇〕 ◆10番(石川義治君)  私は、政和クラブを代表しまして、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算について、原案に賛成の立場から討論するものであります。 我が国の経済情勢は、製造業を中心に弱さが一段と増した状態が続いているものの、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されています。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が内外経済に与える影響には計り知れぬものがあり、今後も引き続きしっかり注視する必要があると考えております。 このような状況の中で、本定例会に提案されました令和2年度武豊町一般会計予算の総額は、対前年度比2.7%増の141億7,000万円となっております。歳入の根幹をなす町税の個人・法人町民税は、対前年度比2.6%減の30億7,810万円、土地家屋償却資産等の固定資産税では対前年度比1.2%増の39億5,340万円を見込むものの、全体では対前年度比0.3%減の80億1,550万1,000円となっております。予算規模といたしましては過去2番目の大型予算の提案となっていますが、このことは、長期的な視点からの政策の選択と、各般にわたる施策・事業の着実な推進によるものであり、これからの町の発展を見据えた予算であると判断いたします。 主要な事業である武豊中央公園整備事業、屋内温水プール建設事業などへは、将来のまちづくりを見据え重点的な予算配分がなされています。また、本予算では、通学路における交通安全施設の設置を初め、防犯カメラの設置を、これまでの公共施設から主要交差点や公園にも拡充するなど、町民が安全で安心に生活できるよう配慮された施策が提案されています。 加えて、省資源対策事業や新規項目を含んだ母子保健事業、児童クラブの待機児童対策やいじめ・不登校対策など、住民ニーズを的確に捉え、適切な事業選択と予算配分がなされており、評価できる内容であります。 また、福祉の向上のための扶助的な従来施策の継続につきましても、行政サービスの水準を落とすことなく、諸情勢の変化に即して、限られた財政をバランスよく配分しており、町民の理解を得られるものと判断いたしました。 しかしながら、本町の歳入の根幹をなす税収については、景気の動向等の不確定要素や税制改正の影響により、依然不透明な状況にあります。持続可能な安定した行政運営を進めるため、国・県支出金など特定財源を確保するとともに、財政調整基金の適正化や特定目的基金の活用、地方債の効果的な活用など、今後も健全財政の維持に留意していただきたいと考えます。 以上、議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきました。議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げまして、政和クラブの賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。     〔降壇〕(拍手) ○議長(福本貴久君)  ほかに討論はございませんか。 ないようでありますので、これで議案第7号についての討論を終わります。 これより議案第7号 令和2年度武豊町一般会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号について、これより討論を行います。 梶田 進議員の登壇を許します。     〔6番 梶田 進君 登壇〕 ◆6番(梶田進君)  議長のご指名をいただきましたので、議案第8号 令和2年度武豊町国民健康保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論いたします。 国民健康保険事業は、2018年度から県が主体的に事業を行う広域事業が制度化された結果、資産割課税が廃止され、所得割、均等割、平等割の3課税方式となりました。結果、過半数を超える被保険者が増税となりました。 国民健康保険事業が広域化され、国保事業納付金合計は横ばいないし減少傾向となっていますが、被保険者1人当たりの納税額は増額となっています。その要因は、国民健康保険事業特別会計の被保険者数が制度上減少していくということがあります。2020年度の国民健康保険事業特別会計の国民健康保険税の歳入は、後期高齢者支援金分の減少はありますが、医療給付費分、介護納付金分が条例改正等により増加するため、全体としては2019年度より増額となります。2020年度は、保険税が改正されることにより増税となりますが、基金からの繰入れなどで2年間は維持できるものの、それ以降は増税になる可能性があります。 町民の命を守る国民健康保険制度が、収入の低い町民に過酷な課税制度となっている現状を打破するためには、収入が低い家庭ほど重い負担となっている均等割課税を廃止しなければ、無収入層が大部分を占める18歳未満の被保険者の均等割減免を実施すべきであります。そのための財源として一般会計からの繰入れを求めます。 以上の理由から、議案第8号 令和2年度武豊町国民健康保険事業特別会計予算に反対するものであります。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ほかに討論はございませんか。 ないようでありますので、これで議案第8号についての討論を終わります。 それでは、議案第8号 令和2年度武豊町国民健康保険事業特別会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第9号について、これより討論を行います。 野田佳延議員の登壇を許します。     〔5番 野田佳延君 登壇〕 ◆5番(野田佳延君)  議長のご指名をいただきましたので、議案第9号 令和2年度武豊町後期高齢者医療特別会計予算に対し、反対の立場で討論を行います。 後期高齢者医療制度は、制度発足当初より75歳以上という年齢で医療内容を75歳未満と差をつける制度であり、許されるものではありません。 制度発足時、後期高齢者医療制度に多くの医療従事者、国民から厳しい批判が起きた結果、低所得者対策として均等割への軽減特例が実施されました。この特例軽減も、2019年度より見直しがされ、最高9割軽減の被保険者は9割軽減から8割軽減に、2020年度からは7割軽減となりました。8.5割軽減の被保険者は、2019年度据置き、2020年度から7.75割軽減に、2021年度からは7割軽減となります。さらに、2020年度は、保険料の1人平均10.04%の引上げが行われたことから平均8,410円の引上げとなりました。軽減特例の対象者は、特例廃止の影響と平均保険料に引上げにより、保険料への影響は大きなものがあります。来年度の保険料改定は、医療の高度化と診療報酬改定により、1人当たりの給付費が増加傾向と見込んだことによる改定がされました。 このような理由から保険料の引上げが続くならば、高齢者の生活は一層厳しくなり、保険料滞納せざるを得ない被保険者は当然増加することにつながります。高齢者の生活弱者を出さないため、後期高齢者医療保険制度への一般会計からの繰入れが制度上も認められており、県に強く繰入れを要望すると同時に、町独自の繰入れも行うことが必要です。 高齢者の医療差別をなくす、老後を安心して暮らせる保険料設定を行うために最大限努力されることを求め、議案第9号 令和2年度武豊町後期高齢者医療特別会計予算に対し、反対討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ほかに討論はございませんか。 ないようですので、これで議案第9号についての討論を終わります。 それでは、議案第9号 令和2年度武豊町後期高齢者医療特別会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第10号から議案第15号までの議案について、討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これより順次議案第10号から議案第15号までの採決を行います。 それでは、議案第10号 令和2年度武豊町介護保険事業特別会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第11号 令和2年度武豊町水道事業会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第12号 令和2年度武豊町下水道事業会計予算を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第13号 武豊町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第14号 武豊町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第15号 武豊町税条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第16号について、討論を行います。 討論はございませんか。 6番、梶田 進議員の登壇を許します。     〔6番 梶田 進君 登壇〕 ◆6番(梶田進君)  議長の許可をいただきましたので、議案第16号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。 この条例改正は、平成30年度の制度改正に当たり、愛知県が示す標準保険税率を参考にして本町の保険税条例を改定するもので、資産割を廃止し、県内市町村の動向に合わせることを前提とし、平成29年度までの繰越金を財源に財政調整基金を設置しました。その結果は、被保険者の過半数が増税となりました。 広域化後の県への納付金は、2018年度約11億円、2019年度約10億9,880万円、2020年度約10億3,200万円となります。この納付金額を提示された被保険者数で割り返しますと、2018年度約12万3,100円、2019年度約12万5,600円、2020年度約12万7,900円と、毎年約2,500円程度増額となっています。県からの保険給付費等交付金は、2018年度26億9,160万円、2019年度24億3,730万円、2020年度26億2,330万円、被保険者1人当たりでは29万8,600円、27万8,800円、32万5,400円と、2020年度が大きな伸びを示しています。 このような実態から、改定案の概要では、本町に示された標準保険税率を基に被保険者の減少率や基金の状況、現行保険税との差等を考慮し、特に低所得者層に対して急激な負担増とならないよう配慮した上で、令和元年度の法定限度額に合わせ、医療保険分の上限を3万円引き上げる。保険税算定期間は令和2年から3年は同率とする。被保険者の減少率5.14%を見込み、収納率96.41%を見込み、賦課割合として、所得割は、令和3年度上昇分を見込み標準税率以上とする。世帯人数が影響する均等割率は、急激な上昇を抑えるため標準税率より低くする。財政調整基金は、令和3年度納付金の上昇分に対する活用とする。このようなことを前提に国保税改定をしています。 さらに、今後は、国保会計安定運営のため、健康事業の充実や保険者努力支援制度等の交付金獲得に取り組む。国・県の動きを注視し標準保険税率を参考として、令和4年度以降も定期的に保険税の見直しを図るとしています。これらの対応は、低所得者に対しても引上げ幅を小さく見せることに努力しているのみで、町民の生活実態は二の次とした住民無視の政策と言わざるを得ないものであります。 資料として提示された国民健康保険税年額の試算(世帯モデルケース)を見ますと、合計所得が33万円以下の世帯の引上げ率が6.5から8.1%増、その他の所得クラスでは11.1%から19.8%増となっております。例外的に介護保険分なしのクラスでは9.7から9.8%の部分もありますが、大部分が10%以上、最大19.8%の増額となります。特に1人暮らしの低所得者世帯数(合計所得33万円以下)は、1人暮らしの保険加入者の約63%おられます。保険加入全世帯の45%は所得33万円以下の世帯が占めています。このことからも分かるとおり、国民健康保険加入者の特徴は、低収入者が多いのが他の医療保険制度との大きな違いです。そのため、全国知事会では国に対して1兆円の補助を求め、せめて協会けんぽ並みの保険税とするよう求めております。同時に、低所得者を中心に保険税の上昇を抑えるためには、県・町も一般会計からの繰り入れが必要であることは間違いありません。 日本共産党議員団は、機会あるごとに税負担の公平性である累進課税の原則を求めてきました。特に、ほとんど無収入である18歳未満の被保険者への均等割の減免を実施すべきであります。これらの策を講じることなく、条例改正で町民に負担をさらに強いる条例改正には応じることはできません。 以上述べたとおり、町民にのみ負担を強いる議案第16号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正に反対するものであります。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ほかに討論はございませんか。 ないようでありますので、これで討論を終わります。 それでは、議案第16号 武豊町国民健康保険税条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号から議案第19号までの議案について討論を行います。 野田佳延議員の登壇を許します。     〔5番 野田佳延君 登壇〕 ◆5番(野田佳延君)  議長のお許しをいただきましたので、議案第17号、議案第18号及び議案第19号の3議案は使用料の改定に伴う条例改正であることから、この際、一括して反対討論を行います。 議題となっている3議案は、公共施設の使用料設定に関する基本方針の3年ごとに見直しをする規定により、公共施設使用料改定推進委員会において検討をした結果、見直しをすることになったとの報告がありました。 見直し案は、町民会館は使用料の引上げ、引下げ、中央公民館は引上げ、老人憩の家は引上げとなっており、それぞれ使用料の一部改正となりました。使用料改定は、基本方針に基づいて行われたとのことですが、引上げのために受益者負担のどの部分の費用増があったのか、利用者数の増減はどうなったのかなど、使用料改定に対する主要部分(原価部分)についての明確な報告がなされておりません。 また、町民会館、中央公民館、老人憩の家については、減免規定による減免対象団体の使用が多くなっています。これらの団体使用による原価負担はどのように扱われているかも明らかではありません。 町民会館輝きホールは、全時間区分で引上げとなります。客観的な引上げ理由を明確にすることが求められております。中央公民館においては、利用者の相当部分が高齢者ということから、使用料が低めに設定されました。今回、通常使用する時間区分で会議室を除き、ほぼ全室で引き上げられております。この引上げ理由も明確にされるべきであると考えます。今回の使用料改定は、具体的、客観的内容が明確でなく、3年ごとの見直し規定があるから改定されたと思われても仕方がありません。 以上の理由から、議案第17号、議案第18号及び議案第19号の反対討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ほかに討論はございませんか。 ないようですので、これで討論を終わります。 これより順次、議案第17号から議案第19号までの採決を行います。 それでは、議案第17号 武豊町公民館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号 武豊町民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第19号 武豊町老人憩の家の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号から議案第27号までの議案について、討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これより順次、議案第20号から議案第27号までの採決を行います。 それでは、議案第20号 武豊町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号 知多都市計画事業知多武豊駅東土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号 武豊町都市下水路条例の廃止についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(福本貴久君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号 武豊町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号 多賀授産所の指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号 武豊町デイサービスセンター砂川指定管理者の指定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号 町道の路線廃止についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号 町道の路線認定についてを採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第4 議員提出議案第1号 武豊町議会会議規則の一部改正について ○議長(福本貴久君)  次に、日程第4、議員提出議案第1号 武豊町議会会議規則の一部改正についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◆12番(大岩保君)  ただいまご上程いただきました議員提出議案第1号 武豊町議会会議規則の一部改正について、提出者を代表いたしまして提案説明を申し上げます。 この案は、武豊町議会の円滑な議事進行を図ることを目的に規則の改正を行いたいとするものです。 それでは、2ページ、新旧対照表をご覧ください。 改正内容といたしましては、発言の要求第50条中の「起立して」を「挙手して」に、「先起立者」を「先挙手者」に、また、携帯品について規定した第102条中の「帽子、外とう、襟巻、かさ、写真機及び録音機の類を着用し、又は」を「会議の妨げになるものを」と改正するものです。 1ページに戻っていただき、附則をご覧ください。 この規則は、公布の日から施行するものです。 以上で、議員提出議案第1号の提案説明とさせていただきます。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ○議長(福本貴久君)  以上で議員提出議案第1号の提案説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はございませんか。 ないようでありますので、これで質疑を終わります。 お諮りします。ただいまの議員提出議案第1号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福本貴久君)  異議なしと認め、委員会付託を省略します。 これより討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから、議員提出議案第1号 武豊町議会会議規則の一部改正についてを採決します。 本案は原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第5 意見書第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書 ○議長(福本貴久君)  次に、日程第5、意見書第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書を議題とします。 提出者に提案説明を求めます。 ◆7番(青木宏和君)  ただいまご上程いただきました意見書第1号につきましては全議員のご賛同をいただいておりますが、提案者を代表して、意見書の要約をもって提案説明をさせていただきます。 意見書第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書 新型コロナウイルスによる感染症は、有効なワクチンや特定の治療法がない中、世界各地に拡散し、国際的な脅威となっている。 我が国においては、感染者が確認されて以来、感染拡大防止に取り組んでいるが、感染者の死亡が確認されるとともに、感染経路の不明な感染者が発生するなど、事態が収束する目途は立っておらず、予断を許さない状況である。 また、感染拡大防止のため学校の多くが臨時休校等の措置を余儀なくされ、子供たち及び子供を持つ家庭の生活に大きく影響が出ている。更には、観光やイベント等の中止による地域経済への影響も懸念されると同時に、公共施設の利用中止などにより地域コミュニティ活動の停滞・衰退を招きかねない状況で、多方面にわたって大きな影響が及んでいる。 よって、国におかれては、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。 1 感染拡大防止に向けて、検査・医療体制の整備に係る支援を拡充するとともに、ワクチン・治療薬の開発促進を図ること 2 国民の命と健康を守ることはもとより、国民の不安を解消するため、迅速かつ的確な情報提供に全力を挙げること 3 中国に生産拠点を持つ企業、中国と取引のある企業等への影響や、イベント中止等に伴う地域経済への影響を的確に把握し、経営に対する支援など、必要な対策を講じること 4 学校の臨時休校等に伴う社会全般にわたる影響を的確に把握し、万全の対策を講じること 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 なお、提出先は、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣とさせていただきます。 全議員のご賛同をもってご可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(福本貴久君)  意見書第1号の提案説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はございませんか。 ないようでありますので、これで質疑を終わります。 お諮りをします。ただいまの意見書第1号につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福本貴久君)  異議なしと認め、委員会付託を省略します。 これより討論を行います。討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから、意見書第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書を採決します。 本案は原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(福本貴久君)  全員賛成であります。したがって、意見書第1号は原案のとおり可決されました。 △日程第6 議員派遣の件 ○議長(福本貴久君)  次に、日程第6、議員派遣の件を議題とします。 本件につきましては、別紙お手元に配付の議員派遣の件でお示しした一覧のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第127条の規定により、議員を派遣したいと思います。 なお、内容に変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福本貴久君)  異議なしと認め、お手元に配付の議員派遣の件のとおり決定いたしました。 △日程第7 議会閉会中の継続調査について ○議長(福本貴久君)  次に、日程第7、議会閉会中の継続調査についてを議題とします。 お手元に配付しました議会閉会中の継続調査事件一覧のとおり、各委員長より申出がありました。 お諮りをします。各委員長の申出のとおりでご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(福本貴久君)  異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続調査は各委員長の申出のとおりとすることに決定いたしました。 以上で、本定例会に付議されました事件の議事は全て終了いたしました。 閉会に当たり、町長よりご挨拶を願います。     〔町長 籾山芳輝君 登壇〕 ◎町長(籾山芳輝君)  定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る3月2日に開会しました令和2年第1回武豊町議会定例会も全ての議事を終え、本日をもって閉会の運びとなりました。 今定例会では、令和2年度各会計の当初予算案を初め、多くの重要な案件について、長時間にわたる慎重なご審議の上、それぞれご同意、ご可決を賜りまして、誠にありがとうございました。 また、町政全般にわたりご質問やご議論をいただくとともに、大変貴重なご意見、ご提言を賜りました。対応が急がれる課題や検討を続けていくべき課題等々、社会情勢や財政状況も見据えつつ、できるものから今後の町政運営に生かしてまいる所存であります。 そして、今後も歳入を増やすべくあらゆる工夫を凝らし、事業の精査と施策内容の見直しを徹底し歳出の圧縮に努めながら持続可能な行財政運営を堅持していかなければなりません。 こうした中、今定例会でご可決いただきました新年度予算では、これまで築き上げてきたまちづくりの礎を基に、屋内温水プール建設事業、武豊中央公園整備事業など、主たる大型事業の骨格が整い、各種施策の発展的な展開が図られる中、創意工夫をもって全ての施策にさらに一歩ずつ前に進めてまいりたいと思います。 結果的に財政状況が厳しき折、過去2番目に大きな予算となりました。令和2年度も町民が安全安心に生活できるよう、防災・防犯面はもとより、児童クラブの待機児童対策やいじめ・不登校対策など子育て環境の充実を図るとともに、各種福祉計画の策定も進めてまいります。 引き続き、ハードそして、ハートの両面において住民の方々と協力体制の充実を図り、協働のまちづくりを基軸に置きつつ、バランスの取れた適切な行政サービスを提供してまいりたいと考えております。 最後になりましたが、全ての武豊町民がさらなる幸せを実感できる魅力ある地域づくりを進めるため、議員各位におかれましても、今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。     〔降壇〕 ○議長(福本貴久君)  ありがとうございました。 これをもって、令和2年第1回武豊町議会定例会を閉会いたします。 皆様、お疲れさまでございました。                           〔午後3時45分 閉会〕   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          令和2年3月23日            武豊町議会              議長    福本貴久              議員    南 賢治              議員    石川義治...