武豊町議会 > 2018-12-18 >
12月18日-05号

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  1. 武豊町議会 2018-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 武豊町議会公式サイト
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    平成30年 12月 定例会(第4回)●議事日程 (第5号) 平成30年12月18日(火)午後2時00分開議 日程第1 各常任委員会委員長報告付託案件審査の経過及び結果) 日程第2 委員長報告に対する質疑 日程第3 討論・採決(議案番号順)      議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)      議案第46号 平成30年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)      議案第47号 平成30年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)      議案第48号 平成30年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第49号 平成30年度武豊町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)      議案第50号 平成30年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第51号 平成30年度武豊町水道事業会計補正予算(第1号)      議案第52号 武豊町議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について      議案第53号 武豊町長、副町長の給与に関する条例の一部改正について      議案第54号 武豊町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件及び職務専念義務の特例に関する条例の一部改正について      議案第55号 武豊町職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第56号 武豊町指定居宅介護支援及び基準該当居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について 日程第4 意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書 日程第5 議員派遣の件 日程第6 議会閉会中の継続調査について●本日の会議に付した事件   〔議事日程に同じにつき省略〕●本日の出席議員(15名)   2番 甲斐百合子君   3番 久野 勇君    4番 櫻井雅美君   5番 青木信哉君    6番 青木宏和君    7番 本村 強君   8番 梶田 進君    9番 南 賢治君   10番 石川義治君  11番 森田義弘君   12番 大岩 保君   13番 鈴木一也君  14番 石原壽朗君   15番 福本貴久君   16番 岩瀬計介君●本日の欠席議員(1名)   1番 冨永良一君●職務のため出席した者の職・氏名(3名)   議会事務局長   中川尚之君   議会事務局長補佐 佐伯千恵子君   同  副主幹   池田ゆかり君●説明のため出席した者の職・氏名(35名)   町長       籾山芳輝君   副町長      永田 尚君   教育長      加藤雅也君   総務部長     田中泰資君   企画部長     宮谷幸治君   健康福祉部長   木村育夫君   生活経済部長   竹内誠一君   建設部長     犬塚敏彦君                    次長兼   教育部長     木村孝士君            池田武彦君                    総務課長   次長兼            篠崎良一君   防災専門官    奥村行雄君   防災交通課長   次長兼            籾山英巳君   収納課長     藤井信介君   税務課長   次長兼            山田晴市君   秘書広報課長   田中康博君   企画政策課長                    次長兼   保険医療課長   松本由美子君           飯田浩雅君                    福祉課長   子育て支援            杉浦正享君   指導保育士    神田由佳君   課長   健康課長     近藤昭子君   住民窓口課長   磯部好文君   次長兼            中野 満君   産業課長     前田克康君   環境課長                    次長兼   土木課長     森山利久君            近藤千秋君                    都市計画課長                    会計管理者兼   上下水道課長   榊原全伸君            榊原和夫君                    出納室長                    学校給食センター   学校教育課長   森田良孝君            明壁幸治君                    所長   生涯学習課長   伊藤誠一郎君  中央公民館長   石田 修君   歴史民俗             町民会館            山下恵広君            千田裕美子君   資料館長             事務長   スポーツ課長   田中孝往君                           〔午後2時00分 開議〕 ○議長(南賢治君)  皆さん、こんにちは。 議員並びに理事者各位には、ご多用のところ出席を賜りまして、まことにありがとうございます。 ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よろしくご協力を願います。 それでは、これより日程に入ります。 △日程第1 各常任委員会委員長報告 ○議長(南賢治君)  日程第1、各常任委員会委員長報告であります。 さきに各常任委員会に審査を付託しました議案第45号から議案第56号までを一括議題として、各常任委員会委員会審査の経過及び結果のご報告を願います。 最初に、総務企画委員長、登壇して報告を願います。     〔総務企画委員長 福本貴久君 登壇〕 ◆総務企画委員長福本貴久君)  ご指名をいただきましたので、去る12月11日の本会議におきまして総務企画委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてご報告をいたします。 当委員会は、12月12日午前9時より全員協議会室におきまして、委員全員と町長を初め関係理事者出席のもと開催されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第45号を初め、議案5件であります。 付託されました議案5件ともに、特に質疑もなく、いずれの議案全員賛成委員会可決と決しました。 以上で総務企画委員会に付託されました案件の審査の経過と結果についてのご報告とさせていただきます。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  ありがとうございます。 次に、文教厚生委員長、登壇して報告を願います。     〔文教厚生委員長 石川義治君 登壇〕 ◆文教厚生委員長石川義治君)  ご指名をいただきましたので、去る12月11日の本会議におきまして文教厚生委員会に付託されました案件の主な審査の経過と結果についてご報告させていただきます。 文教厚生委員会は、12月12日午後2時より全員協議会室にて、委員全員関係理事者出席のもと開催いたしました。 当委員会に付託されました案件は、議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項を初め、議案5件でございます。 初めに、議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)の当委員会所管事項の主な質疑と答弁については、社会福祉事業住宅リフォーム費補助金507万円の増額要因はとの質疑に、補正額のうち158万7,000円は、昨年度の申請分で工事の完了が今年度にずれ込んだことによるもの。そのほかの要因として、制度が変更することで、駆け込みでの申請も増加要因として考えられると答弁。 障害者自立支援給付費2,156万3,000円について、主な増額要因はとの質疑に、今年度に入り、町内及び近隣でグループホームの定員の増員や、新たにグループホームが開所したことで、入居される方が増加したことによるもの。また、ことし1月から町内に就労支援継続支援事業所が1カ所開設されたことによる利用者の増加、あわせて、ことし3月から新たに施設入所された方が1名ふえたことによるものと答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 次に、議案第46号 平成30年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)については、一般管理費国保システム電算業務委託料16万2,000円で、補助金報告システムの具体的な改定内容はとの質疑に、療養給付費等負担金及び調整交付金交付申請等について、市町村分を都道府県が取りまとめて申請することから、必要な様式や項目を変更するものであると答弁。 償還金4,878万円の内訳はとの質疑に、平成29年度分の精算金で、療養給付費等負担金分が4,836万3,000円、特定健康診査等負担金分が41万8,000円であると答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 次に、議案第47号 平成30年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)については、後期高齢者医療広域連合納付金が93万5,000円で、軽減対象者数がふえたとのことだが要因はとの質疑に、平成30年度から、国の基準に合わせ、均等割額の5割軽減、2割軽減の対象が拡大されたことが要因であると答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 次に、議案第48号 平成30年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)については、通所型サービス事業費1,800万円の増額要因はとの質疑に、当初の見込みより利用者がふえたことが考えられると答弁。 介護給付費準備基金積立金総額は幾らになるのかとの質疑に、基金は今回を合わせると3億7,353万4,000円となると答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 次に、議案第56号 武豊町指定居宅介護支援及び基準該当居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定については、居宅介護支援事業所の指定などの権限が県から移譲するとのことだが、該当する事業所はどこかとの質疑に、居宅介護支援事業所は町内に10カ所あると答弁。 どのような業務を行うのかとの質疑に、事業所の指定、指定の更新、事業所の変更・廃止・休止・再開の届け出の受理、また、指定有効期間6年間内に人員基準に基づく従業者適正配置就業状況資格要件及び運営基準に従って適切な事業運営がされているかなど、運営状況の確認などを行う、実地指導の事務を行うと答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 以上が文教厚生委員会に付託されました案件の審査の主な経過と結果についてでございます。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  ありがとうございます。 次に、建設経済委員長、登壇して報告を願います。     〔建設経済委員長 石原壽朗君 登壇〕 ◆建設経済委員長石原壽朗君)  ご指名を受けましたので、去る12月11日の本会議にて建設経済委員会に付託されました案件の主な審査の経過と結果についてご報告いたします。 建設経済委員会は、12月13日午前9時より全員協議会室にて、委員4名と関係理事者出席のもと開催をいたしました。 当委員会に付託されました案件は、議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)当委員会所管事項を初め、議案4件であります。 まず、議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)建設経済委員会所管事項について、農業次世代人材投資資金の75万円について、新規就農者が1人ふえたためと説明を受けたが、その事業内容と規模はどのような内容かとの質疑に、有機農業を予定しており、露地野菜と水稲を作付けし、規模は、北山・中山地区露地野菜2,000平方メートル、水稲4,500平方メートル耕作する計画となっていると答弁。 新規就農に当たり、この規模で75万円は十分な金額なのかとの質疑に、十分かと言われれば十分とは言えない面もあるが、就農開始後の経営を安定させるためには必要な額だと考えていると答弁。 住宅管理費修繕料300万円について、町営住宅退去者がふえたと聞くが、人数と退去理由は把握できているかとの質疑に、今年度の退去戸数は現時点で8戸で、退去理由は、高齢で施設に入居されるためや、入居者が亡くなったことが主な理由であると答弁。 採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 次に、議案第49号 平成30年度武豊町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第50号 平成30年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第51号 平成30年度武豊町水道事業会計補正予算(第1号)の3議案については、特に質疑もなく、採決の結果、全員賛成委員会可決と決しました。 以上が建設経済委員会に付託されました審査の主な経過と結果についての報告であります。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  ありがとうございました。 以上で、委員長報告を終わります。 △日程第2 委員長報告に対する質疑 ○議長(南賢治君)  次に、日程第2、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 ないようでありますので、これで質疑を終わります。 △日程第3 討論・採決(議案番号順) ○議長(南賢治君)  次に、日程第3、討論及び採決であります。 議案第45号から議案第51号までの議案について討論を行います。 討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これより順次、議案第45号から議案第51号までの採決を行います。 初めに、議案第45号 平成30年度武豊町一般会計補正予算(第7号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第46号 平成30年度武豊町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第47号 平成30年度武豊町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第48号 平成30年度武豊町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第49号 平成30年度武豊町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第50号 平成30年度武豊町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第51号 平成30年度武豊町水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員
    ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第52号から議案第54号までの3議案について、梶田 進議員から討論の通告がありました。 梶田 進議員の登壇を許します。 なお、梶田議員におかれましては、議案第52号から議案第54号までを一括して討論を願います。     〔8番 梶田 進君 登壇〕 ◆8番(梶田進君)  私は、議案第52号 武豊町議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正、議案第53号 武豊町長、副町長の給与に関する条例の一部改正、議案第54号 武豊町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件及び職務専念義務の特例に関する条例の一部改正の3議案について、反対の立場で討論を行います。 3議案改正内容は、期末手当を0.05カ月分の引き上げが中心となっています。なぜ期末手当引き上げが提案されたのか。議案提案説明の中では、人事院勧告に基づく引き上げと同時に、質疑の中では、近隣市町の動向とか、情勢適応によるとのことでした。 しかし、人事院勧告とはどのようなものなのかという点を考えますと、労働基本権制約代償措置として、職員に対し、社会一般の情勢に適応した適正な給与水準を確保する機能を有するものであります。この論理から言うならば、本条例改正の3議案対象者は、民間企業でいう管理職に相当する職と言えます。一般的にいう労働者労働基本権が一部除外される地位に所属することになります。民間会社管理職は、組合と会社による交渉結果に束縛されることなく賃金等は決定されていることから、その例に倣うならば、人事院勧告に沿った改定をする必要はないと言えます。 武豊町は、議員、町長、副町長、教育長の報酬、給料の額に関する条例を議会に提出しようとするときは、町長は審議会の意見を聞くものとすると規定された特別職報酬等審議会があり、この規定を準用すべきと考えます。また、議員報酬は手当であって生活給ではありません。町長給与は月額87万円、副町長は月額69万円、教育長は月額63万5,000円です。十分とは言えないかもしれませんが、世間一般から見れば相当高い水準と判断される金額であると思いますことから、この給与を基準にして計算される期末手当の増額は必要ないと考え、議案第52号、議案第53号及び議案第54号の改正の必要はないものと判断します。 以上、討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  以上で通告による討論は終わります。 ほかに討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これより議案第52号 武豊町議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(南賢治君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第53号 武豊町長、副町長の給与に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(南賢治君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第54号 武豊町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件及び職務専念義務の特例に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立多数〕 ○議長(南賢治君)  多数賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第55号 武豊町職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第56号 武豊町指定居宅介護支援及び基準該当居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてを採決します。 本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長報告のとおり原案を可とすることに賛成の方は起立を願います。     〔起立全員〕 ○議長(南賢治君)  全員賛成であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第4 意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書 ○議長(南賢治君)  次に、日程第4、意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書を議題といたします。 提案者提案説明を求めます。     〔7番 本村 強君 登壇〕 ◆7番(本村強君)  ただいま上程いただきました意見書第4号については、既に皆様のお手元に案文が配付されておりますが、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。 意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書。 広島・長崎の原爆被爆から73年目になります。 「再び被爆者をつくるな」と、この地球上から核兵器をなくすことは、原爆被爆者の悲願であり、「非核三原則」を国是とする核兵器反対我が国の政策とも一致するものです。 今、核兵器廃絶をめざす潮流は、大きく強くなってきています。 その一つは、昨年7月、国連で122カ国の賛成を得て「核兵器禁止条約」が採択されたことです。条約は、第1条で「核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、移譲、使用、使用の威嚇」を全面的に禁止しており、画期的な内容です。 さらに、この条約採択に際し世界各国革新的貢献をしたとして昨年10月、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)がノーベル平和賞を受賞したことは、核兵器廃絶に向けての国際的な合意を強く後押しするものです。 日本政府は「目標は同じでも手段が違う」としてこの条約に反対を表明していますが、今こそ日本は、唯一の戦争被爆国として地球上の核兵器廃絶に向けた国際間の調整役など主導的役割を果たすべきです。 そのために、日本政府及び国会に対し「核兵器禁止条約」に署名・批准することを強く要請します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成30年12月18日。 愛知県武豊町議会。 提出先は、衆議院議長参議院議長内閣総理大臣外務大臣とさせていただきます。 全議員のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  意見書第4号の提案説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はございませんか。 ないようでありますので、これで質疑を終わります。 お諮りをします。ただいまの意見書第4号につきましては、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南賢治君)  異議なしと認め、委員会付託を省略します。 これより討論を行います。 意見書第4号につきましては、討論の通告がありましたので、梶田 進議員の登壇を許します。     〔8番 梶田 進君 登壇〕 ◆8番(梶田進君)  私は、ただいま提案理由の説明がありました意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書に賛成の立場で討論を行います。 意見書の冒頭にありますように、広島・長崎の原爆被爆から73年になります。「再び被爆者をつくるな」と、この地球上から核兵器をなくすことは、原爆被爆者の悲願であり、「非核三原則」を国是とする核兵器反対我が国の政策と一致するものです。被爆者のこの思いが、意見書提出者の思いと一致したものであります。 この意見書の提出を依頼されたのは、広島・長崎で被爆された方々が組織されています愛知県原水爆被爆者の会、略称愛友会からであります。依頼書によりますと、昨年7月7日、核兵器禁止条約が国連において122カ国の賛成を得て採択され、世界では、既に、調印国69カ国、批准国19カ国に広がり、地雷禁止など、従来の非人道的兵器禁止条約に比べても早いペースで批准が広がっていると言われています。被爆者は、日本こそが核兵器禁止条約に率先して賛成することを強く望んでいます。 しかし、日本政府は、唯一の戦争被爆国にもかかわらず、条約会議に参加せず、調印・批准に反対しています。このような中、日本政府に対して核兵器禁止条約への署名や批准、参加を求める地方議会の意見書可決が、9月1日現在301に広がっています。ぜひとも、貴議会において政府に対する意見書を採択していただきたく、特段のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 以上が、被爆者団体である愛友会の意見書採択の依頼であります。 また、昨年12月にノーベル平和賞を受賞した国際NGO核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)とともに活動し、世界各地で原爆の非人道性を訴えてきたカナダ在住のサーロ節子さんは、広島に里帰りした際、私たち原爆で生き残った者は、二度とああいうことが起きてはいけない、あれは人間が経験すべきことではなかったという確信を持って訴えています。 さらに、切なる訴えは続きます。 あの日、あるいはその後の被爆者たちの苦しみ、無数の死者たちの声なき声を私は代弁してきたつもりです。求め続けた核兵器廃絶の思いが、一部だけどやっと報われたんです。条約が発効するためには50カ国が批准しなければいけない。日本政府は、海外では核兵器廃絶のためにリーダーシップを発揮しているとよく言いますが、実際には、核禁条約の交渉会議に参加せず、条約に反対し、言動が一致していません。核兵器を持っている国の背後にいて、勇敢さが欠けている。日本政府が賛同の1票を入れる動きが見たい。日本が先頭に立って人道的なたいまつをかざし、核兵器廃絶に向けて一緒に働きましょうよ。そうすれば、日本という国がどれだけ世界からの尊敬や敬愛を受ける立場になるか、前向きにこの機会を見てもらいたいですね。 愛友会の訴え、サーロ節子さんの訴えからは、被爆者として核兵器廃絶の切実さが伝わってきます。 核兵器禁止条約は、条約第1条で、意見書に記載されているように、開発、実験、生産、製造、取得、保有、貯蔵、移譲、受領、使用、使用の威嚇を全面的に禁止しております。第1条は、原水爆が最大の非人道的兵器であるがゆえの条文と言えます。 核兵器禁止条約は、核兵器廃絶を確実に行う第一歩の条約であります。議員各位の賛同をいただき、採択していただきますようお願い申し上げて、賛成討論といたします。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  ほかに討論はございませんか。 ないようで、これで討論を終わります。 これから意見書第4号 「核兵器禁止条約」に署名・批准を求める意見書についてを採決します。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔起立少数〕 ○議長(南賢治君)  少数賛成であります。したがって、意見書第4号は否決されました。 △日程第5 議員派遣の件 ○議長(南賢治君)  次に、日程第5、議員派遣の件を議題とします。 本件につきましては、別紙お手元に配付の議員派遣の件でお示しをした一覧のとおり、地方自治法第100条第13項及び会議規則第127条の規定により、議員を派遣したいと思います。 なお、内容に変更が生じた場合は議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南賢治君)  異議なしと認め、お手元に配付の議員派遣の件のとおり決定しました。 △日程第6 議会閉会中の継続調査について ○議長(南賢治君)  次に、日程第6、議会閉会中の継続調査についてを議題とします。 お手元に配付しました議会閉会中の継続調査事件一覧のとおり、各委員長より申し出がありました。 お諮りをします。各委員長の申し出のとおりご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(南賢治君)  異議なしと認めます。よって、議会閉会中の継続調査は各委員長の申し出のとおりとすることに決定しました。 以上で、本定例会に付議されました事件の議事は全て終了しました。 閉会に当たり、町長よりご挨拶をお願いします。     〔町長 籾山芳輝君 登壇〕 ◎町長(籾山芳輝君)  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 去る12月4日に開会しました平成30年第4回武豊町議会定例会も全ての議事を終え、本日をもって閉会の運びとなりました。ご提案申し上げました諸議案につきまして、慎重なるご審議の上、いずれもご承認、ご可決を賜りまして、まことにありがとうございました。 また、会期中は、一般質問や議案質疑を通じまして、町政諸般にわたり多くのご質問やご議論をいただきました。そして、大変貴重なご意見、ご提言なども頂戴をいたしました。今後の町政運営に向け、参考にさせていただくとともに、バランス感覚を持ってできるところから手がけさせていただきたいと思います。 さて、ことしも残すところあと10日余りとなりました。ことし1年を振り返ってみますと、7月には猛暑日が続く中、西日本豪雨災害、さらに、秋には大型台風の襲来、そして北海道胆振東部地震等、数多くの自然災害がありました。こうした背景を受け、先日清水寺で行われた平成最後の今年の世相をあらわす漢字一文字は「災」となりました。 一方、武豊町にとりまして、平成30年は、歴史的に見ても深く刻まれる出来事が多くあった年と認識するものであります。具体的には、8点申し上げたいと思います。 1点目として、本町の財政力指数が1.03となり、再び地方交付税の不交付団体となったこと、2点目として、愛知県道路公社による南知多道路の(仮称)武豊北インターチェンジの事業開始、3点目として、野菜茶業研究所跡地の整備について、北側部分について実施設計に入り、来年度より一部工事着工とともに、南側約6ヘクタールの譲渡申請の提出、4点目として、知多南部広域環境センターの建設事業者が決定し、川崎重工業を代表者とする共同企業体と契約締結、5点目として、屋内温水プールの建設計画について知多南部広域環境センターのすぐ西側に予定をし、2022年4月の供用開始を目指し計画的に推進、6点目は、連続する猛暑日もあって、小・中学校の各教室に空調設備の整備促進の諸準備開始、7点目として、北中根保育園を幼稚園と保育園の一体的な機能を持った私立の認定こども園として来年4月にオープン予定、武豊町で初の試みとなる幼稚園の導入であります。最後、8点目として、民間事業ではありますが、中部電力武豊火力発電所が石炭火力発電所として工事着工。 以上、重立った出来事、諸事業について8点申し上げました。 このように大きな節目となりました平成30年は、大規模事業の礎がほぼ固まり、今後展開されていくことは、武豊町にとって大きく発展するきっかけとなるものであると思っております。来年度におきましても、引き続き、安全・安心なまちづくりを主軸として、大規模事業として、野菜茶業研究所跡地の整備計画、広域的なごみ処理施設、そして温水プールの計画といった各種施策など、具現化に向けて進めてまいります。 さて、来年は町制65周年の記念年となります。第6回武豊ふれあい山車まつりを初め、幾つかの記念事業を予定しております。節目の記念年を町民の皆様とともにお祝いをし、盛り上げてまいりたいと思いますので、議員の皆様にもよろしくお願いをいたします。 最後になりましたが、議員各位におかれましては、これからますますご多忙になる中、寒さも一段と厳しさを増してまいります。くれぐれも健康にご留意をいただき、町政のさらなる発展のために格別のご指導とご鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 あわせて、穏やかで希望に満ちた新年をお迎えくださいますようご祈念を申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。     〔降壇〕 ○議長(南賢治君)  ありがとうございました。 これをもって、平成30年第4回武豊町議会定例会を閉会します。 皆さん、お疲れさまでした。                           〔午後2時38分 閉会〕   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          平成30年12月18日            武豊町議会              議長    南 賢治              議員    本村 強              議員    梶田 進...