東浦町議会 > 2020-03-12 >
03月12日-06号

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  1. 東浦町議会 2020-03-12
    03月12日-06号


    取得元: 東浦町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-15
    令和 2年  3月 定例会(第1回)1 議事日程(第6号)     令和2年3月12日(木) 午前9時30分 開議 日程第1 委員長報告及び委員長報告に対する質疑      (1)経済建設委員会委員長報告、同質疑      (2)文教厚生委員会委員長報告、同質疑      (3)総務委員会委員長報告、同質疑 日程第2 議案第18号 財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)(説明・質疑) 日程第3 委員長報告及び委員長報告に対する質疑         文教厚生委員会委員長報告、同質疑 日程第4 議案第1号から議案第5号まで及び議案第7号から議案第18号まで(討論・採決) 日程第5 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書(説明・質疑・討論・採決) 日程第6 決議案第1号 大川晃議員に対する議員辞職勧告決議(説明・質疑・討論・採決)2 会議に付した事件 議事日程に同じに付省略3 会議に出席した議員(16名)    1番  大川 晃議員    2番  杉下久仁子議員    3番  田﨑守人議員    4番  山田眞悟議員    5番  秋葉富士子議員   6番  米村佳代子議員    7番  間瀬宗則議員    8番  水野久子議員    9番  三浦雄二議員   10番  前田明弘議員   11番  間瀬元明議員   12番  鏡味昭史議員   13番  長屋知里議員   14番  向山恭憲議員   15番  山下享司議員   16番  小松原英治議員4 会議に欠席した議員   なし5 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者  町長       神谷明彦   副町長      篠田茂久  教育長      恒川 渉   企画政策部長   早川信之  総務部長     水野泰介   健康福祉部長   馬場厚己  生活経済部長   平林光彦   建設部長     井上千城  建設部技監    山本卓也   会計管理者兼会計課長                           髙場智明  教育部長     石川晃一   財政課長     原田英治  ふくし課長    鈴木貴雄   学校教育課長   田川弘樹6 議場に職務のため出席した者  事務局長兼議事課長  横井 誠  議事係長       岡戸康憲  主事         田村百合子     午前9時30分開議 ○議長(小松原英治) おはようございます。 開会に先立ち、お知らせいたします。 経済建設委員会報告文教厚生委員会報告総務委員会報告及び議案第18号財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)、意見書案第1号新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める意見書を併せて議席に配付しましたので、御了承を願います。 ただいまの出席議員は16名です。本議会の成立することを確認します。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付したとおりですので、御了承願います。 これより日程に入ります。----------------------------------- △日程第1 委員長報告及び委員長報告に対する質疑 ○議長(小松原英治) 日程第1、委員長報告及び委員長報告に対する質疑を議題といたします。 本案について各常任委員長より報告をお願いし、それぞれ委員長報告に対する質疑を行います。 なお、委員長報告及び委員長報告に対する質疑は、委員会ごとに区切って行いますので、御了承を願います。 この際、お断りします。質疑は、委員長報告の議題から外れないようにお願いいたします。 これより委員長報告を行います。 経済建設委員会の報告を三浦雄二委員長にお願いします。 三浦雄二委員長。     [経済建設委員長 三浦雄二登壇] ◆経済建設委員長(三浦雄二) おはようございます。 御指名により、経済建設委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、3月10日午前9時に開会し、午前10時27分に閉会しました。場所は合同委員会室です。出席者は、委員5名、議長、町当局より町長以下32名、議会事務局3名でした。 3月9日の本会議において本委員会に付託された事件は9件です。以下、付託事件の審査の経過及び結果についてを御報告します。 まず、付託事件の第1は、議案第3号東浦町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてであります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第3号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第2は、議案第4号東浦町営住宅条例の一部改正についてであります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第4号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第3は、議案第5号東浦町水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてであります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第5号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第4は、議案第9号令和元年度東浦町下水道事業会計補正予算(第3号)であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第9号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第5は、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち経済建設委員会に属する歳入、歳出の2款総務費3項戸籍住民基本台帳費、4款衛生費のうち1項4目環境衛生費及び5目環境保全対策費、2項清掃費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費であります。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、マイナンバーカードの休日交付窓口の場所を伺う。答え、マイナンバーカード休日交付は、交付機器のある役場で実施し、休日出勤申請受け付けは、イオンモール東浦行政サービスコーナーで実施を予定している。 問い、違反ごみの対応及びカラスよけネットの改善状況について伺う。答え、違反ごみについては、排出者が特定できれば個別に対応し、注意喚起看板の掲示等のより効果のあるものを考えていく。カラスよけネットについては、強度や耐久性のあるものの導入を検討していく。 問い、農林水産業費が前年度比2.9%減額していること、また、石浜工業団地並びに森岡地区及び東浦駅周辺地区の開発構想について、農地が減少するが、農地振興に影響がないか伺う。答え、現在ある農地を生産力が落ちないように活用していく。また、農林水産業費の主な減額理由は、農業振興地域整備計画改定業務が令和元年度で完了したためである。 問い、企業立地交付金の対象となる企業について伺う。答え、東浦知多インター周辺に新たに建設し、令和元年10月から操業開始した自動車関連工場への交付で、取得した土地と家屋に係る固定資産税に相当する額の令和2年度から3年度の交付を予定している。 問い、道路維持補修業務委託料について、内容及び期待できる効果を伺う。答え、町が必要とする作業について、受注者の監督員を介し、作業員2名へ指示等を行うもので、年間を通じ常に作業員が確保されるため、住民要望に対する迅速な対応が期待できると考えている。 問い、フィックスマイストリートシステムについて、住民の利用状況及び今後の方針を伺う。答え、平成31年4月から令和元年12月までの平均投稿件数は1人月平均4件であるが、投稿内容なども考慮し、今後、事業をどのようにすべきか、見直し等を行う必要もあると考えている。 問い、令和2年度東浦町周辺整備事業性検討調査業務委託料について、今年度の東浦駅周辺整備事業化検討調査業務委託料と名称が類似しているが、内容を伺う。答え、今年度の業務は、地権者の方々にアンケート調査等により意向等の確認、懇談会等の説明資料の作成等を行う業務内容となっている。令和2年度の業務は、市場等の調査、土地価格調査、平成30年度の計画を基に事業採算性を検討し、また、企業へのヒアリング等も行う業務内容の予定である。 問い、今年度の業務を基に来年度の業務を行うと考えるが、今年度の成果物がないと評価できないが、現状を伺う。答え、今年度に予定している懇談会等については、準備を進めていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催できない状況のため、現在、どのようにするか検討をしている。 問い、於大公園再整備実施設計業務の内容を伺う。答え、業務内容は、諸条件の確認及び調査、安全性、施工性、維持管理性等に関する実施設計の検討、実施設計図の作成、数量計算などを行う。 問い、於大公園再整備について、パブリックコメントを行わない理由を伺う。答え、現在の於大公園の基本的な方針を改定するものではなく、公園の改修であるため、パブリックコメントを実施する要件に該当しないと判断している。ただし、利用者のニーズを伺うために、アンケート調査、シンポジウム、ワークショップの実施及び整備計画をホームページに公表し、事業の透明性の向上を図っている。 採決の結果、全員の賛成をもって、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち経済建設委員会に属する歳入、歳出の2款3項、4款1項4目及び5目、4款2項、5款、6款、7款、8款、11款は、原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第6は、議案第14号令和2年度東浦町水道事業会計予算であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第14号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第7は、議案第15号令和2年度東浦町下水道事業会計予算であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第15号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第8は、議案第16号町道路線の認定についてであります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第16号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第9は、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち経済建設委員会に属する歳入、歳出であります。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、大府市橋梁修繕に係る負担金に該当する橋梁について伺う。答え、旧国道366号線である町道森岡岡田線において、大府市との行政境の石ヶ瀬川に架けられている橋梁の修繕工事である。 採決の結果、全員の賛成をもって議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち経済建設委員会に属する歳入、歳出は、原案どおり可決と決定しました。 以上で経済建設委員会の報告を終わります。 ○議長(小松原英治) これより質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で経済建設委員会委員長報告及び質疑を終わります。 次に、文教厚生委員会の報告を長屋知里委員長にお願いします。 長屋知里委員長。     [文教厚生委員長 長屋知里登壇] ◆文教厚生委員長(長屋知里) 御指名により、文教厚生委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、3月10日午前10時35分に開会し、午前11時56分に閉会いたしました。場所は合同委員会室です。出席者は、委員5名、議長、町当局より町長以下37名、議会事務局2名でした。 3月9日の本会議において本委員会に付託された事件は6件でございます。以下、付託事件の審査の経過及び結果について御報告いたします。 まず、付託事件の第1は、議案第7号令和元年度東浦町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第7号は原案どおり可決と決定いたしました。 次に、付託事件の第2は、議案第8号令和元年度東浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第8号は原案どおり可決と決定いたしました。 次に、付託事件の第3は、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち文教厚生委員会に属する歳入、歳出の3款民生費、4款衛生費1項1目保健衛生総務費から1項3目保健センター費、10款教育費でございます。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、地域福祉計画策定支援事業委託料の事業内容と目的について伺う。答え、事業内容は、第2次地域福祉計画の策定支援業務の委託であり、事業目的は、地域福祉に地域が一丸となって取り組むための道しるべとなる地域福祉計画を策定することである。 問い、計画策定のスケジュールについて伺う。答え、令和元年度は、町内6地区で座談会の開催とともにニーズ把握を行い、作業部会で計画の方向性など土壌づくりを行ったところであり、令和2年度は、住民向けのアンケート調査を実施し、計画案を策定していく予定である。 問い、第1次地域福祉計画と第2次地域福祉計画の違いについて伺う。答え、第2次計画は、平成30年度の社会福祉法の改正により、地域福祉計画が保健・福祉に関する分野別計画の上位計画として位置づけられた。それに伴い、分野別計画との整合性を図りながら、共通理念、共通する課題に対する施策を示していくことが求められるようになった点である。 問い、認知症高齢者等賠償事故補償保険料の事業目的と概要について伺う。答え、事業目的は、今後、認知症高齢者の増加が見込まれることから、保険加入により、認知症の人やその家族が地域で安心して生活できる環境を整えるためである。事業概要は、認知症の人が起こした事故に対し、法律上の損害賠償が発生した場合に最大1億円を補償するものである。 問い、事業の対象者の想定人数とその根拠、町全体の認知症の人数、対象とする年齢、また、近隣と比較した本町の事業内容について伺う。答え、令和2年2月末現在の事前登録者人数は108人である。事前登録者が例年平均で20人程度増えている現状と他市町の状況を確認し、これまでの増え方の2倍と見積もり、150人で予算計上した。若年性認知症も対象と考えており、年齢制限はない。また、町全体の認知症の人数は予測値で2,300人であり、事業内容は近隣とほぼ同等のものと考えている。 問い、妊婦医療費助成事業費について、想定人数と積算方法について伺う。答え、想定人数は、母子健康手帳交付実績から、給付期間半年で190人と見込んだものである。助成金250万円は、国民健康保険の出産した母への給付実績を基に、1か月1人当たり2,449円に助成対象期間5か月を乗じて積算した。 問い、対象期間を5か月とした理由について伺う。答え、健やかな児童の出生に寄与するため、母子健康手帳交付からおおむね安定期に入るまでとしたものである。 問い、妊婦医療費助成事業を早く実施できないか伺う。答え、令和3年1月からの予定であるが、システム開発が完了次第、速やかに実施したいと考えている。 問い、理科実験支援員について伺う。答え、東浦町小・中学校長会からの要望を受け、小学校高学年の理科授業の補助、理科室の整理を行い、教員の負担軽減を図るために理科実験支援員を雇用するものである。令和2年4月から人員を募集し、雇用でき次第、学校に配置していく。 問い、水泳指導業務委託料の積算根拠について伺う。答え、令和2年度の実施予定校、片葩小学校、石浜西小学校、卯ノ里小学校の児童数1,170人の1回2時間の授業5回分に見積り単価を乗じて算出したものである。 問い、地域ICTクラブ事業の目的について伺う。答え、地域とのつながりが希薄化することなく、居場所や多世代間のつながり、交流が生まれる場をつくるため、プログラミング教育を開始し、将来的にはICTクラブの設立を目指すものである。 問い、ICTクラブをつくって終了なのか、見解を伺う。答え、きっかけづくりとしてプログラミング教育を実施していくが、将来的には地域住民や町内企業にも協力していただき、地域で運営していくクラブを目指していく。 問い、中央図書館改修工事設計業務の予算内訳、視聴覚コーナーブラウジングコーナーの改修内容について伺う。答え、図書館西北面の外壁改修と、視聴覚コーナーブラウジングコーナーの改修工事の設計業務として178万5,000円を予定している。視聴覚コーナーブラウジングコーナーの改修内容は、機器の入替え、レイアウトの再編、床面の貼り替えを予定している。 問い、視聴覚資料の今後の扱いについて伺う。答え、ビデオテープ、カセットテープ、レーザーディスクについては廃棄する予定である。 採決の結果、全員の賛成をもって、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち文教厚生委員会に属する歳入、歳出の3款、4款1項1目から1項3目、10款は可決と決定いたしました。 次に、付託事件の第4は、議案第11号令和2年度東浦町国民健康保険事業特別会計予算であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第11号は原案どおり可決と決定いたしました。 次に、付託事件の第5は、議案第13号令和2年度東浦町後期高齢者医療特別会計予算であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第13号は原案どおり可決と決定いたしました。 付託事件の第6は、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち文教厚生委員会に属する歳入、歳出でございます。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、いきいきマイレージ事業に係る賞賜金の内訳について伺う。答え、う・ら・ら回数券328万1,000円、プール等施設利用券122万4,600円、運動施設利用券23万7,000円、ダブルチャンス景品代3万円となっている。 問い、うらら乗車券の利用実績について伺う。答え、令和2年1月末現在、総配布数3万5,453枚、利用実績1万2,890枚、利用率は36.4%となっている。 問い、利用率向上のための対応策について伺う。答え、自身の健康管理が自身で行えるよう意識づけなどを改めて行っていく。 問い、小・中学校施設整備費の工事請負費の増額の概要を伺う。答え、令和元年12月に国が示したGIGAスクール構想の実現に伴い、児童・生徒1人1台への端末整備のための環境整備として、町内全小・中学校の高速大容量の通信ネットワーク環境の整備に要する費用を計上したものである。 問い、タブレット等のICT機器活用のための教員への対応について伺う。答え、教員研修等により、ICT機器を有効利用できるような対応を考えている。 採決の結果、全員の賛成をもって、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち文教厚生委員会に属する歳入、歳出は、原案どおり可決と決定いたしました。 以上で文教厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(小松原英治) これより質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で文教厚生委員会委員長報告及び質疑を終わります。 次に、総務委員会の報告を向山恭憲委員長にお願いします。 向山恭憲委員長。     [総務委員長 向山恭憲登壇] ◆総務委員長(向山恭憲) 御指名により、総務委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、3月10日午後1時に開会し、午後2時7分に閉会しました。場所は合同委員会室です。出席者は、委員6名、町当局より町長以下33名、議会事務局2名の出席でした。 3月9日の本会議において本委員会に付託された事件は5件です。以下、付託事件の審査の経過及び結果について御報告いたします。 まず、付託事件の第1は、議案第1号東浦町税条例の一部改正についてであります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第1号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第2は、議案第2号東浦町国民健康保険税条例の一部改正についてであります。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、税率改正による影響額について伺う。答え、令和元年度と比較して1,600万円の増収を見込んでいる。 問い、限度額を超過することになる所得額を伺う。答え、905万円である。 問い、軽減世帯の国民健康保険税に影響はあるのか伺う。答え、令和6年度の応能応益割合を1.2対1にするため、均等割及び平等割の税率を改正しているので、軽減世帯の保険税に影響する状況である。 本案については、多数の賛成をもって議案第2号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第3は、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち総務委員会に属する歳入、歳出の1款議会費、2款総務費のうち3項戸籍住民基本台帳費を除く全部、9款消防費、12款公債費、13款諸支出金、14款予備費であります。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、外国人相談員2名の報酬の内容について伺う。答え、ポルトガル語相談員196日、1日7.5時間、時給1,163円、英語兼タガログ語相談員が243日、1日6時間、時給1,163円と期末手当が1人当たり20万円余である。 問い、子ども日本語教室の予算額の内訳について伺う。答え、場所利用料5万7,600円、ボランティア交通費21万6,000円、教材費3万5,000円、雑費2万円である。 問い、日本語教室の開催回数が契約より少なくなった場合、契約金額はどのようになるのか伺う。答え、開催できなかった回数の交通費や場所利用料については、返還してもらうこととなる。 問い、大府東浦花火大会補助金を支出することになった経緯について伺う。答え、大府東浦花火大会に対する一般協賛金が平成30年度に比べ令和元年度が減少した中、大府市と東浦町が協議を行い、平成30年度のときのように支援が必要と判断し、大府市と東浦町が合わせて500万円の補助金について令和2年度の大府東浦花火大会に補助できるよう、互いに予算計上することにした。なお、令和3年度以降は未定である。 問い、AIを活用した総合案内サービスについて、行政のどのくらいの分野で何項目に対する回答を用意しているのか伺う。答え、先行自治体の状況を確認したところ、おおむね30程度の分野で約1,500問の回答を用意しているとのことで、本町でもこれをベースに対応していくことになる。 問い、AIを活用した総合案内サービスについて、町独自の質問に対応できるのか伺う。答え、町独自の質問にも対応できる見込みである。 問い、AIを活用した総合案内サービスについて、音声入力で多言語対応ができるか、本格的にスタートするのはいつからかを伺う。答え、音声入力はスマートフォンの機能で、多言語対応は令和3年度から対応可能である。本格的にスタートするのは、令和2年11月以降の開始を検討している。 問い、令和2年度更新予定の防災マップは冊子タイプになるのか、また、南海トラフ地震に伴う津波対策の掲載について伺う。答え、現行のものと同様、各種ハザードマップとともに、最新の防災情報を一つにまとめた冊子型を予定している。また、津波による人的被害を防止することを目的とした津波災害警戒区域については、防災マップに掲載予定である。 問い、住民が避難所へ行くことを想定した避難経路の掲載と、色覚異常がある方へのカラーユニバーサルデザインの配慮について伺う。答え、防災マップへの避難経路の記載については、災害の種類や災害の状況等により避難経路が異なるため、浸水想定区域や土砂災害警戒区域などの各種ハザード区域等の掲載を考えている。カラーユニバーサルデザインへの配慮については、見分けやすい色や配色に配慮し、色覚異常がある方を初め、誰にでも見やすい防災情報の発信に努めていく。 問い、防災事業費の需用費、消耗品について内訳を伺う。答え、消耗品の内訳については、備蓄計画に基づいた備蓄品の購入や防災ラジオ、避難所用、防災訓練用、自主防災会用の資機材等を計上している。 採決の結果、多数の賛成をもって、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算のうち総務委員会に属する歳入、歳出の1款、2款、ただし3項を除く全部、9款、12款、13款、14款は、原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第4は、議案第12号令和2年度東浦町土地取得特別会計予算であります。 本案については質疑もなく、採決の結果、全員の賛成をもって議案第12号は原案どおり可決と決定しました。 次に、付託事件の第5は、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち総務委員会に属する歳入、歳出であります。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、訴訟等委託料について、どのような内容か伺う。答え、2件あり、1件は、委託業務について損害賠償請求の調停の申立てがあったものであり、もう一件は、普通財産の売払いについて損害賠償請求の調停の申立てがあったものである。 問い、住民の信頼を損なわない対応を要望するが、どのように考えているか伺う。答え、2件とも町に瑕疵があるとは考えていないが、住民の信頼を損なうことがないよう適切に対応していく。 本案については、採決の結果、全員の賛成をもって、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)のうち総務委員会に属する歳入、歳出は、原案どおり可決と決定しました。 以上で総務委員会の報告を終わります。 ○議長(小松原英治) これより質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で総務委員会報告及び質疑を終わります。 これをもって委員長報告及び委員長報告に対する質疑を終わります。----------------------------------- △日程第2 議案第18号 財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)(説明・質疑) ○議長(小松原英治) 次に、日程第2、議案第18号財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)を議題といたします。 本案の説明を願います。 総務部長。     [総務部長 水野泰介登壇] ◎総務部長(水野泰介) 議案第18号財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)について御説明申し上げます。 議案書追加分の1ページをお願いします。併せて、参考資料の1ページを御覧ください。 物品名は教科書及び指導書で、令和2年度から使用する小学校の教科書改訂に伴い、教師用の教科書及び指導書を購入するものです。 納入場所は、東浦町立藤江小学校、生路小学校、片葩小学校及び石浜西小学校。契約金額は1,368万3,114円。納入期限は令和2年8月31日。契約の相手方は、愛知県半田市本町6丁目61番地、合資会社同盟書林、代表社員榊原康彦氏です。契約の方法は随意契約でございます。 提案理由といたしましては、東浦町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、提案するものでございます。 説明は以上です。 ○議長(小松原英治) 以上で議案第18号の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で議案第18号の質疑を終わります。 ここで委員会付託を行います。 ただいま議題となりました議案第18号については、お手元に配付の議案付託表のとおり、文教厚生委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。よって、議案第18号については、議案付託表のとおり、文教厚生委員会に付託することといたします。 この際、暫時休憩をします。     午前10時11分休憩-----------------------------------     午前10時50分再開 ○議長(小松原英治) 休憩前に引き続き、会議を再開します。 なお、文教厚生委員会報告を議席に配付しましたので、御了承願います。----------------------------------- △日程第3 委員長報告及び委員長報告に対する質疑 ○議長(小松原英治) 次に、日程第3、文教厚生委員会の報告を長屋知里委員長にお願いします。 長屋知里委員長。     [文教厚生委員長 長屋知里登壇] ◆文教厚生委員長(長屋知里) 御指名により、文教厚生委員会の報告を申し上げます。 本委員会は、3月12日午前10時15分に開会し、午前10時23分に閉会いたしました。場所は合同委員会室です。出席者は、委員5名、議長、町当局より町長以下11名、議会事務局2名でございました。 3月12日の本会議において本委員会に付託された事件は1件です。以下、付託事件の審査の経過及び結果について御報告いたします。 付託事件は、議案第18号財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)でございます。 本案について質疑を行いました。その主なるものを申し上げます。 問い、教師用教科書及び指導書の購入については毎年あるのか伺う。答え、基本的には4年に1度の購入であるが、クラス増があれば毎年購入することとなる。 問い、教師が異動となった際の取扱いについて伺う。答え、教師に配付するのではなくクラスに配付するので、教科書等はそのまま残る形となる。 問い、この教師用教科書及び指導書は、4月から使用するものなのか伺う。答え、4月から使用するものである。 採決の結果、全員の賛成をもって議案第18号は原案どおり可決と決定いたしました。 以上で文教厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(小松原英治) これより質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で文教厚生委員会委員長報告及び質疑を終わります。----------------------------------- △日程第4 議案第1号から議案第5号まで及び議案第7号から議案第18号まで(討論・採決)
    ○議長(小松原英治) 次に、日程第4、議案第1号から議案第5号まで及び議案第7号から議案第18号まで合計17件を議題とし、討論及び採決を行います。 討論の回数は、同一議題に対し1人1回とします。なお、討論はなるべく簡潔に願います。 これより討論及び採決を行います。 議案第1号東浦町税条例の一部改正について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第1号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第2号東浦町国民健康保険税条例の一部改正について、これより討論に入ります。 本案に対する反対討論の発言を許します。 山田議員。     [4番 山田眞悟登壇] ◆4番(山田眞悟) 東浦町国民健康保険税条例の一部改正について、反対討論を行います。 私が一般質問でも指摘しているように、安倍政権の下、全世代型社会保障検討会議の中で国民健康保険制度を都道府県化にして、さらに国民健康保険税を大幅に上げる制度に改編してきました。 これまで国民健康保険は各自治体運営で、一般会計から国民健康保険事業特別会計に公費独自繰入れ--法定外繰入れといいます、これを行って加入者の負担軽減を図ってきました。東浦町は、令和元年度には8,000万円計上していました。 ところが、令和2年度から、国からのペナルティー制度によって1,000万円と、7,000万円も大幅減額をしてまいりました。その結果、今回の国保税引上げで、令和元年度と比較して1,600万円の増税となっています。そして、向こう令和6年度までに2年ごとに国保税を引き上げる内容となっています。2年ごとの税率改正計画では、4人家族、このうち介護2人で課税所得400万円の場合、現行年間51万9,400円が2024年度には60万5,500円の国保税額と、大変高額な国保税となります。 国保税加入者の約半数近くは、65歳以上の高齢者で占められています。2年後には75歳以上の後期高齢者医療費負担が1割から2割負担となり、ダブル負担増となります。このような状況の下、今回の国保税引上げは反対せざるを得ません。 令和2年度東浦町国民健康保険事業特別会計予算においても、以上の見解をもって反対の態度を示しておきますので、よろしくお願いします。 以上、反対討論といたします。 ○議長(小松原英治) 次に、賛成討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] 次に、反対討論の発言を許します。 杉下議員。     [2番 杉下久仁子登壇] ◆2番(杉下久仁子) 議長のお許しを得ましたので、登壇にて、議案第2号東浦町国民健康保険税条例の一部改正について討論を始めます。 初めに、この定例会と並行し、対応されております新型コロナウイルス感染拡大防止の町の対策本部会議、また国による突然の小・中・高等学校休校要請については、職員の皆さんも対応に追われ、大変な状況ではありますが、引き続き町民に寄り添う姿勢で取り組んでいただきたいと思います。 反対の主な理由としては、加入者所得の実態を勘案することなく保険税が引き上げられることであります。 今回の国保税率改正は、2018年度からの広域化に伴う6か年計画の税制改正計画で予定されていた引上げより抑えられてはいるものの、軽減対象となる低所得世帯に対しては、均等割、平等割の増額により、当初の計画よりも引き上げられています。これは応能負担と応益負担の是正を図るためとのことでありますが、所得の10%以上を負担する国民健康保険税の加入者にとって、暮らしと健康、命にも直結する危険な値上げとなります。 今議会の山田議員の一般質問で提起されていますように、自治体から、国保制度の抜本的な改革と国による公費負担の増額を求める声を引き続き行っていく必要があります。 また、厚生労働省が保険者努力支援制度のペナルティーの対象にしようとしている住民の負担抑制のための繰入れを行うのではなく、ペナルティー対象にはならない被災、盗難、事業の休廃止などの特別な事情に対する減免制度のための繰入れを行う取組が各地で広がっております。自治体首長の裁量で特別な事情の判断が可能であるため、少なくともこれ以上の引上げを行うことなく、一般会計からの繰入れを継続する姿勢が求められていると考えます。 これらの考えから、国民健康保険税条例の一部改正に反対の立場とすること、また、今定例会に提案されております議案第11号、令和2年度国民健康保険事業特別会計予算案についても、併せて反対の立場を表明いたしまして、討論を終わります。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第2号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第3号東浦町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第3号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第4号東浦町営住宅条例の一部改正について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第4号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第5号東浦町水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第5号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第7号令和元年度東浦町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、これより討論を行います。討論はありませんか。 杉下議員。     [2番 杉下久仁子登壇] ◆2番(杉下久仁子) 議案第7号令和元年度東浦町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、日本共産党ひがしうら、杉下より、反対の立場から討論いたします。 今回は、担当課への聞き取りにおいて分かった点について指摘をしていきたいと思います。 この補正予算に対しては、歳入、社会保険・税番号制度システム整備費補助金19万8,000円、歳出、総務費、一般管理費29万7,000円が組まれております。内容は、国保加入者の高額療養費助成制度の手続を簡単に行えるように、個人番号と関連づけていく準備段階とのことであります。 令和3年3月末に開始できるように、令和2年度国民健康保険事業特別会計予算案にも計上されておりますが、普及率が上がらず低迷するマイナンバーカードの交付を無理やり普及させようと、5,000億円もの予算投入をする国の動きは異常だと考えます。 国による国民の監視、個人情報の漏えいなどの問題が払拭されない状況では賛同できないことを改めて表明しまして、反対の討論といたします。また、この件に関しても、議案第11号、東浦町国民健康保険事業特別会計予算案の反対の理由といたします。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第7号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第8号令和元年度東浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第8号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第9号令和元年度東浦町下水道事業会計補正予算(第3号)について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第9号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算について、これより討論に入ります。 本案に対する反対討論の発言を許します。 杉下議員。     [2番 杉下久仁子登壇] ◆2番(杉下久仁子) 議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算案に対し、日本共産党ひがしうら、杉下より、反対の立場から討論いたします。 新年度の一般会計予算を審議するに当たり、国による消費税増税や法人税減税、社会保障制度の改正による住民負担増が非常に目立つ政府予算案と情勢を踏まえ、地方自治体は、これらの負担増から少しでも住民を守っていく防波堤の役割が求められると考えます。6点に及び指摘をさせていただきます。 1点目として、当初予算の規模が151億4,600万円と過去最大になったこと、また、前年度当初予算に比べ2億3,600万円の増額となったことの理由の一つに、会計年度任用職員制度導入による期末手当や共済費、費用弁償の増額があります。期末手当の増額分は交付税措置される予定としていますが、全額が保障されるか、不明瞭さが拭えません。そうした中で、期末手当が増えても報酬を減らすようなことをせず、同一労働同一賃金を基本とした雇用を今後も守り、住民サービスの低下につながることのないよう求めていきます。 また、自己都合退職者が3年連続で20人前後で推移している状況で、非常勤職員、この4月からは会計年度任用職員で補っている対応についても、正規職員への登用を基本姿勢にすることを併せて申し添えておきます。 2点目として、住民が1年分の消費税増税の影響を受ける中、町内公共施設の利用料や上下水道料金への上乗せも1年分影響を受け、家計の負担が厳しい状況となります。さらに、子育て世代には小・中学校給食費の値上げも加わり、子育て応援日本一を目指す町から遠さかっているのではないでしょうか。また、国民健康保険事業特別会計への法定外繰入れ額を大きく減額したことも、加入している住民の負担を増やす要因となっております。 消費税増税による家計負担の増を考え、議案第14号令和2年度東浦町水道事業会計予算案及び議案第15号令和2年度東浦町下水道事業会計予算案に対しても反対とすることを表明しておきます。 3点目として、愛知県が税滞納整理機構を抜けたにも関わらず、知多5市5町で独自に機構をつくり、知多地域地方税滞納整理機構を立ち上げたことは、住民生活の実態を省みない徴収や差押えが深刻になる懸念があります。自治体独自による生活実態に寄り添った対応が望まれます。 4点目として、国からの通達により、令和4年度までにマイナンバーカードを全国民が持つとされ、マイナンバー制度に関わる予算が、歳入4,940万円余、歳出では5,317万円余と高額になっております。 個人情報のセキュリティーに不安が残る中、マイナポイント制度が始められる予定であり、5,000円を限度に新年度9月から3月までポイント付与されるこの仕組みについては、国民の払う税金を使ってマイナンバーカードの普及を図ることになるため、多くの国民の理解を得られるとは言えません。 マイナンバーカードを持つかどうかは強制されるものではないことが議案質疑に対する担当課の答弁でも分かりましたように、住民及び職員に対しても強制しない適切な対応が求められます。 5点目としては、農業費1億760万7,000円のうち、約9割は人件費と愛知用水への負担金であり、実際の農業振興へ充てられる額は少ないと考えることであります。持続可能なまちづくりにおいて農業振興も重要視する必要があり、特に家族農業を支援する制度の充実が求められます。 6点目としては、8款5項都市計画費で景観まちづくりや東浦駅周辺整備計画、土地区画整理組合への補助金、於大公園再整備事業の実施設計委託料といったハード面での重要な、また、注目されるまちづくり事業の予算が上がっていることであります。 景観まちづくり事業は、昨年12月議会で発議された景観条例の廃止を審議する中で分かってきた住民の不安や不信に対する真摯な対応が求められ、また、私自身が討論で指摘した内容についても、しっかりと受け止めてもらいたいと思います。 東浦駅周辺整備計画では、住民要望の大きい都市計画道路藤江線の整備とは切り離し、財政面や防災面からも規模の縮小が望まれると考えます。 土地区画整理事業、また於大公園再整備事業については、住民の関心が強い事業でもあるため、行政側の主張だけが先行することのないよう、住民の意見に寄り添って進めてもらいたいと思います。 以上の点を指摘して、令和2年度東浦町一般会計予算への反対討論といたします。 また、担当課への聞き取りで分かったこととして、なかよし学園の児童送迎運転業務委託料について、委託していたシルバー人材センターの方が高齢のため、新年度は引き受けられない状況となり、予算が計上されておりません。実績としては、年度当初は、なかよし学園の児童送迎については利用される児童がいないとのことでありますが、利用者が申込みの際に影響が出ないよう適切な対応を求めて、討論を終わります。 ○議長(小松原英治) 次に、賛成討論の発言を許します。 山田眞悟議員。     [4番 山田眞悟登壇] ◆4番(山田眞悟) 令和2年度東浦町一般会計予算案に対しての賛成討論を、庶民倶楽部、山田眞悟から行います。 昨年暮れから中国武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、今や世界保健機関が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言にまで発展してきております。本町では、既に学校教育・保育現場や公共施設での活動自粛・中止、医療・保健現場など、町民生活のあらゆる場で混乱が生じています。経済活動でも、建築資材やマスクなど衛生用品が品不足や高騰するなど、あらゆる部門で影響が出ているところです。政府に対し、感染対策を強力に働きかけることはもちろんのこと、地方自治体ですぐに対応できる施策には応じていく姿勢が望まれます。 この緊急事態に、議会としては、会期の短縮、質問割愛など、当局の対応に協力してまいりました。まだまだこの異常緊急事態は長引く状況のようです。当局としても、どうか町民の命と健康を守るために全力を尽くしていただくことを求めておきます。 さて、本予算案は、昨年と比べ2億3,600万円増の151億4,600万円と、町政施行後最高の額となっております。これは町民1人当たり30万9,100円となり、過去最高の予算額となります。 そこで、第1として、本予算からは保育料無料化によって無料化の部分は、本来、全額国が持たなければならないと考えております。ところが、国が地方交付税に算入するとした姿勢は、地方自治体いじめだと指摘しておきたいと思います。 基準財政需要額に保育料無料化の部分が算定されると、本町のように財政力指数1に近い自治体ほど自主財源に負担がかかります。この矛盾ある地方交付税制度から逃れる手段として、公営保育を民営化方向に転換していく自治体が既に現れてきております。本町はその矛盾を乗り越えて、子育て日本一の保育を堅持していくことを望んでおきます。 2点目として、会計年度任用職員制度がスタートされ、パート職員の処遇改善が行われるところは良としますが、今後は、保育士、保健師など専門職において、この会計年度任用職員制度での採用に重きを置かないように求めておきます。また、再任用職員の活用は、熟達した経歴を生かせるよう、職場配置には十分配慮することを求めておきます。 3点目に、本年度予算に当たって、町債と公債費の運用計画は慎重に扱われていることについては良として評価しておきますが、一方、公共施設更新計画など、いつ着手していくのかといった町民の期待の声に適切に応えていくためにも、先行投資も視野に入れることが望まれていると考えます。 4点目に、妊婦医療費助成事業は高く評価しておきたいと思います。遠方の実家でお産する方々などへの医療費還付方法は、よりシンプルな方法の採用を望んでおきます。 5点目に、高齢者社会参加促進事業委託料263万円の予算が上がっております。積算根拠は殊のほかアバウトであり、事業評価では、町長の判断はどこに視点を置いているのか疑問視されます。平成27年、65歳成人式としてスタートした本事業の狙いは何であったのか、その後の社会変動をどう見るのか、過去5回の実績を判断して、あまりにも曖昧な予算立てであることを指摘しておきたい。 ところが、町長の思い入れがある事業は聖域のようです。実績や担当部署の意見は酌み取ろうとしていないのか。町長がいうエビデンスに基づいた仕事をするがここでは適応されていないと指摘しておきたい。 6点目に、コンパクトなまちづくり推進事業、東浦駅周辺整備計画に基づく事業検討のための予算化については、長屋議員が一般質問で指摘した内容を真摯に受け止め、この事業を慎重に進めることが望まれます。 7点目に、都市計画道路緒川南北線、藤江線は計画どおり進めるためにも、用地買収は誠意を持って進めることを望みます。さらに、都市計画道路名古屋半田線の建設促進は、これまで遅らせてきた分を挽回できるよう、県当局に協力を働きかけていくことを望んでおきます。 8点目に、道路の草刈りに対する素早く対応できるシステム化は評価しておきたい。町道に限らず、住宅地の近隣に沿ったところの農道や水路周辺の草刈りも執行できることを求めておきます。 9点目に、社会教育総務費、文化芸術活動推進事業費、講座等開催委託料42万5,000円の内容についてでありますが、各大字の地域の老人クラブに丸投げ事業となって既に5年たっております。本事業は、過去、相当古いです、梶川教育長時代から続いております。50年近くになるかと思います。高尚な実績ある高齢者の事業で、高齢者に大変喜ばれております。文化芸術推進活動という崇高な事業として、各地域の老人会ごとに競い合って事業推進に協力しています。 ところが、担当部署は丸投げ事業にしてあとは知らんふりでは困ります。町長の施政方針を1時間半たっぷり話ができる講座も盛り込まれております。こういう体のいい委託事業であとは知らない。高齢化が高度に進む時代に即応した、エビデンスに基づいた仕事を望んでおきます。 10点目に、今回、一般質問から議案審議などの調査は、私は、全般的にインターネットでの調査で全国各地自治体や知多管内の市町の状況を調べました。そこで、改めて本町のホームページの出来のよさ、シンプルで奥の深い情報を機敏に提供されていることに驚きました。特に町長交際費は、知多管内はもちろんのこと、全国的にも、ガラス張りで清潔な点が現れていることを高く評価しておきたいと思います。 以上、12月議会の景観条例廃止を求める要望書での事態を教訓にして、町民の声に耳を傾ける町長として責務を遂行していただくことを最後に期待して、神谷町長3期目初の一般会計予算の賛成討論といたします。 ○議長(小松原英治) 次に、反対討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] 次に、賛成討論の発言を許します。 水野議員。     [8番 水野久子登壇] ◆8番(水野久子) 8番議員、水野久子でございます。 まず、今、世界的規模で猛威を振るっております新型コロナウイルスによりお亡くなりになった方の御冥福をお祈りするとともに、一日でも早い終息を懇願しております。 それでは、議長のお許しを頂きましたので、上程されております議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算について、清流会を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。 令和2年度一般会計の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ151億4,600万円で、過去最大となる当初予算案です。 歳入については、寄附金においてふるさと寄附金が、繰越金においてはふるさとづくり基金繰越金の大幅な増額が計上されております。 歳出については、新規事業として、1、妊婦の医療費のうち医療給付対象となる自己負担金を助成することで経済的負担の軽減を図る妊婦医療費助成事業に700万円余、2、認知症の人が行方不明時の事故等で損害賠償責任を負った場合に備えて、町が保険に加入することで最高1億円まで補償する認知症高齢者等賠償事故補償事業に26万円余、3、住民からの要望により、住民の利便性の向上とごみ減量の推進を図る町指定ごみ袋の10リットル特小の新設に170万円余、4、中小企業への支援及び町内商工業の活性化につなげる中小企業活性化補助金事業に500万円など、これらを初めとする12の事業が予算化され、住みよいまちづくりを目指すことがうかがえます。 また、既存の事業についても、第6次東浦町総合計画を踏まえた予算計上もなされ、他の細かな項目についても、町職員の努力にて算出されたものと判断いたします。 以上の理由により、審議されている議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算について、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。 山下議員。     [15番 山下享司登壇] ◆15番(山下享司) 議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算について、親和会を代表して賛成の立場で討論いたします。 昨日、東日本大震災の発災から9年が過ぎました。改めてお亡くなりになられた方々の御冥福を謹んでお祈りいたします。また、いまだに厳しい避難生活を送られている約4万8,000人の方々に心よりお見舞いを申し上げます。 東日本大災害を忘れることなく、この地方にも発生が危惧されております南海トラフ地震に備え、自治会、コミュニティー、各自主防災会、消防団などとの強いつながりの推進と防災意識の高揚を図っていただきますようお願いいたします。 令和2年度一般会計予算総額は、過去最大の151億4,600万円で、前年度当初予算と比べて2億3,600万円増となっております。 歳出では、財源内訳において、特に町税、地方交付税、寄附金の増加により一般財源等が大きく伸び、前年度に比べ4億3,737万円余、4%の増となり、町にとって自由度の高い状況になっていると思います。また、自主財源比率も、前年度に比べ1億288万円余、1%の増加と、町にとって弾力性が向上したと評価できます。さらに、地方消費税交付についても、1億円、12.5%の増加となっています。国の政策を受けて、障がい者、高齢者及び児童福祉等の各種施設に展開されていると思います。 歳出では、第6次東浦町総合計画施策大綱として5つの施策の大綱を定めており、これを基に進められております。 1、いつまでもいきいきと暮らせる健康づくりの認知症高齢者等賠償事故補償事業は、認知症の人やその家族の方々の不安を軽減し、お住まいの地域で安心して暮らし続けるために必要な事業と考えます。また、妊婦医療費助成事業は、妊婦初期からの不安定な身体・心理状態を健康な状態に保つこと及び胎児への影響も減少させることから、子育てを応援する事業だと思います。 2、人を育み、人を活かすまちづくりの小学校における理科教育支援員の配置や水泳指導業務委託の拡大は、共に教員の負担軽減を図ることを目的とし、理科実験の効率化と児童の泳力向上につながるものと考えます。 3、暮らしを守るまちづくりの防災行政無線の更新では、デジタル化で進めていた更新事業について、費用対効果を考慮し、スプリアス規格に適応したアナログ方式の防災行政無線にシフトしたことは、財政的に考え、よい判断だと思っております。 4、生活・産業を支える基盤づくりの東浦町中小企業活性化補助金は、私たち親和会が要望してきました町内中小企業の経営基盤の強化を目的とする町内企業支援事業であり、活性化につなげていただきたいと考えております。 5、地域を維持する・つなぐ仕組みづくりの勤労福祉会館外壁等改修工事を初めとした施設の長寿命化は、将来を見据えた維持可能な財源運営のため、着実に進めていただきたいと願います。 以上、評価をいたしますが、於大公園の再整備事業については、計画策定に当たって多世代による計画立案ではないため、計画の再検討及び予算措置の見直しを要望しておきます。また、景観計画については、見直しも考え、住民の声を取り入れ、住民を巻き込んで、住民と一緒に進めていただくことを要望しておきます。 最後に、今後についても、限られた財源を有効運営していくことを求めるとともに、新型コロナウイルス感染対策に柔軟かつ迅速に対応していただき、住民の生命、健康の保持、十分な情報提供による安全の確保等に努めていただきますようお願いしまして、賛成討論といたします。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。 秋葉議員。     [5番 秋葉富士子登壇] ◆5番(秋葉富士子) 5番議員、秋葉富士子でございます。 議長のお許しを得ましたので、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算について、公明党東浦を代表して、賛成の立場で討論いたします。 令和2年度東浦町一般会計予算総額は、151億4,600万円で過去最大、前年度当初予算と比較して2億3,600万円の増額となっております。しかし、昨年末より中国で始まった新型コロナウイルス感染症が、我が国を初め、世界の各地で広がっている現状であり、今後の見通しはまだ分かりませんが、日本経済への影響は避けられない情勢で、それによる町税の減収、各種行事の中止による本町施設の利用料等の減収も予想され、今後の動向に注視して財源の確保に努めていただきたいと思います。 さて、令和2年度の予算編成につきましては、第6次東浦町総合計画スタート2年目の年となり、5つの施策に基づいた取組が盛り込まれております。 具体的には、妊婦と胎児の健康のための妊婦医療費助成事業、認知症の人と家族の安心のための認知症高齢者等賠償事故補償事業、対象が小学6年まで拡大をされる児童クラブ事業、天白遺跡を保存、紹介する(仮称)天白遺跡公園整備事業、良好な住環境の保全を図る地域猫不妊・去勢手術費補助事業、産業振興のための中小企業活性化補助金事業などが挙げられます。これらの中には、公明党が要望、推進したものもあり、評価をいたします。 最後に、今後の新型コロナウイルス感染症拡大に対して住民の命と健康、暮らしを守るさらなる対策と、第6次東浦町総合計画の第2次実施計画を推進する着実な行財政運営をお願いしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。 大川議員。     [1番 大川 晃登壇] ◆1番(大川晃) 1番議員、大川晃です。 議長のお許しを得たので、議案第10号令和2年度東浦町一般会計予算に対して、無所属、大川晃が賛成討論をいたします。 予算編成当初には発生していなかった新型コロナウイルスの収束が見えない中で、過去最大の一般会計当初予算額151億4,600万円は、歳入の面で一抹の不安を感じますが、妊婦医療費助成事業費700万円余、中小企業活性化補助金事業費500万円など、新規事業の取り入れや会計年度任用職員制度による費用負担増を見込みながらも、臨時財政対策債を含む一般会計全体の起債残高は、第17号議案で追加を予定されるGIGAスクール分4,850万円の教育債を加算して84億4,500万円余となります。これは、令和元年度末の見込み現在高より1億1,900万円余減少することとなり、評価に値いたします。 ただし、行政評価をしているにもかかわらず、廃止となった事業がゼロというのは、将来膨らんでいくだろう民生費を見込んだ場合、起債に頼ることにつながりかねないので、必要に応じて住民に理解を求めながら事業の見直しも必要と感じます。 交付額が不明な法人事業税交付金や景気により左右される収入分を含んでいますが、妥当な当初予算として、賛成討論といたします。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第10号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第11号令和2年度東浦町国民健康保険事業特別会計予算について、これより討論に入ります。 本案に対する反対討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] 次に、賛成討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第11号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第12号令和2年度東浦町土地取得特別会計予算について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第12号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第13号令和2年度東浦町後期高齢者医療特別会計予算について、これより討論に入ります。 本案に対する反対討論の発言を許します。 杉下議員。     [2番 杉下久仁子登壇] ◆2番(杉下久仁子) 議案第13号令和2年度東浦町後期高齢者医療特別会計予算案に対し、日本共産党ひがしうら、杉下より、討論を行います。 後期高齢者医療保険料は、前年度当初予算に比べ約3,000万円の増額を見込み、理由として、該当者の増加だけではなく、新年度からの保険料賦課限度額が62万円から64万円に引き上げられたことや保険料率の改定、均等割額の軽減においては、8割軽減が7割へ、8.5割軽減が7.75割軽減へと縮小されることによる保険料の増加も見込んでいることが分かりました。東浦町でのそれぞれの影響額が約1,400万円の増額であり、保険料増額3,000万円の約半分が影響を受けております。 消費税増税や医療介護サービスの負担増などから滞納者の増加も懸念されることから、反対の討論といたします。 ○議長(小松原英治) 次に、賛成の討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小松原英治) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第13号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第14号令和2年度東浦町水道事業会計予算について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第14号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第15号令和2年度東浦町下水道事業会計予算について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第15号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第16号町道路線の認定について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。よって、議案第16号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)について、これより討論に入ります。 本案に対する反対討論の発言を許します。 杉下議員。     [2番 杉下久仁子登壇] ◆2番(杉下久仁子) 議案第17号令和元年度東浦町一般会計補正予算(第7号)について、日本共産党ひがしうら、杉下より、反対の立場から討論いたします。 国が進めるGIGAスクール構想は、教育のICT化を強力に推進するもので、東浦町では、小学校1億3,976万円、中学校では7,376万9,000円の合計2億1,300万円余りが、今回の補正額5億5,304万6,000円増額のうちの約4割に当たります。 ICTの活用は、より効果的な学習や遠隔地、病児・特別支援教育など、学習環境整備においてはメリットがあることも事実であります。しかし、閣議決定による一方的な進め方で現場教職員の意見が反映されているとも言い難いこと、急な導入により保護者からも不安と疑問の声が上がっていること、財政面からも、国の財政措置が継続するのか不確定な要素があることが考えられます。 また、公教育への企業参入を一層進めることにもつながり、ICT化による教育のビッグデータが企業の営利目的に使われる懸念があること、個別最適化された学びが先行し、集団的な学びが軽視され、教育の画一化につながる懸念もあることから、反対の討論といたします。 ○議長(小松原英治) 次に、賛成の討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小松原英治) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立多数] 確認しました。起立多数です。よって、議案第17号は原案どおり可決と決定しました。 次に、議案第18号財産の買入れについて(南地区の小学校の教師用教科書及び指導書の購入)について、これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、議案第18号は原案どおり可決と決定しました。----------------------------------- △日程第5 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染対策の強化を求める意見書(説明・質疑・討論・採決) ○議長(小松原英治) 次に、日程第5、意見書案第1号新型コロナウイルス感染対策の強化を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を提出者の山下享司議員にお願いします。 山下享司議員。     [15番 山下享司登壇] ◆15番(山下享司) 意見書案第1号新型コロナウイルス感染対策の強化を求める意見書について提案させていただきます。 提案理由といたしまして、新型コロナウイルス感染症対策の強化を求める必要があるため提案するものでございます。 説明として、意見書を朗読して説明に代えさせていただきます。 新型コロナウイルスによる感染症は、有効なワクチンや特定の治療法がない中、世界各地に拡散し、世界保健機関(WHO)が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当する旨を宣言するなど、国際的な脅威となっている。 我が国においては、1月15日に初めての感染者が確認されて以来、空港や港湾における検疫体制の強化や新型コロナウイルス感染症及び検疫感染症への指定など、感染拡大防止に取り組んでいるが、感染者の死亡が確認されるとともに、感染経路の不明な感染者が発生するなど、事態が収束する目途は立っておらず、予断を許さない状況である。 また、製造業のサプライチェーンの毀損、イベント・会議・研修等の中止や、施設利用の中止、さらには小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の臨時休校等により、多方面にわたって大きな影響が及んでいる。 よって、国におかれては、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、下記事項について特段の措置を講じられるよう強く要望する。 1、感染拡大防止に向けて、検査・医療体制の整備に係る支援を拡充するとともに、ワクチン・治療薬の開発促進を図ること。 2、国民の命と健康を守ることはもとより、国民の不安を解消するため、迅速かつ的確な情報提供に全力を挙げること。 3、中国に生産拠点を持つ企業、中国と取引のある企業等への影響や、イベント中止等に伴う地域経済への影響を的確に把握し、経営に対する支援など、必要な対策を講じること。 4、学校の臨時休校等に伴う社会全般にわたる影響を的確に把握し、無給休暇・休業・倒産などへの補償や、児童・生徒のメンタルケア、教職員などの負担軽減など、万全の対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出日、令和2年3月12日。 東浦町議会。 提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣であります。 以上、満場一致の御賛同をお願い申し上げ、説明といたします。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(小松原英治) 以上で説明が終わりました。 これより本案の質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で意見書案第1号の質疑を終わります。 これより討論を行います。討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起立全員] 確認しました。起立全員です。よって、意見書案第1号は原案どおり可決と決定しました。----------------------------------- △日程第6 決議案第1号 大川晃議員に対する議員辞職勧告決議(説明・質疑・討論・採決) ○議長(小松原英治) 次に、日程第6、決議案第1号大川晃議員に対する議員辞職勧告決議を議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定によって大川晃議員の退場を求めます。     [1番 大川 晃退場] 提出者の説明を求めます。 長屋知里議員。     [13番 長屋知里登壇] ◆13番(長屋知里) 決議案第1号大川晃議員に対する議員辞職勧告決議について、提案理由を申し上げます。 大川晃議員に対し議員辞職勧告をする必要があるため、提案するものであります。 大川晃議員の議員辞職勧告決議案の提出に至った理由について御説明いたします。 問題とする大川晃議員の行動は、大きく3つございます。 1つ目は、令和2年3月10日午後1時から開催された令和2年第1回定例会の総務委員会における発言、2つ目は、大川晃議員自身がフェイスブックで発信した内容、3つ目は、一般質問の傍聴についてであります。 1つ目の総務委員会での発言は、大川晃議員は、町が雇用予定の会計年度任用職員、通訳・翻訳等外国人サポーター2名の報酬の時間単価である1,163円がかなり低い金額であると認識しており、その時間単価を上げる考えはないかというものでした。報酬額は、他市町の状況を見ながら検討していきたいと当局は答弁されました。 また、その発言に際し、当該会計年度任用職員2名については、大川晃議員自身が一緒に活動している方々であると発言しています。一緒に活動している方々の報酬を上げることを要請する発言は、委員会の場での極めて恣意的な発言であり、予算審議における質疑としては不適切であります。また、不当な口利きを招きかねない発言であり、議員としての自覚が欠如していると言わざるを得ません。 次に、2つ目のフェイスブックの件は、大川晃議員がフェイスブックに投稿した2件についてであります。 1件目は、令和2年3月3日に投稿したものです。内容には、同日に議場内に設置してあるパソコンの画面上の画像を撮影した写真が掲載されています。これは、令和2年第2回定例会6月議会から予定しています議会の一般質問を映像配信するため、試験的に議会事務局が議場内全体を撮影したものであります。投稿では、6月議会から映像配信が始まります。こんな感じで配信されるそうですと記載されています。 同日に撮影した映像は、現在町が保有する小型カメラで撮影した映像であり、6月定例会から配信する予定の映像は、新年度に購入予定のハンディーカメラでの映像となり、今回の映像と比べると鮮明度が高く、アングルも違うものであります。この投稿の内容は、このように事実に反する内容であること、また、議場内の撮影、パソコン画面上の撮影画像を無断で撮影したこと、さらに、画像には数名の議員の姿が写っていたこと等を鑑みると、不特定多数の方々に発信するフェイスブックというツールを用いての発信は、議員としての品位を欠く行為と言わざるを得ません。 次に、2件目ですが、これは同年3月6日の投稿です。この内容は、本日議会が早く終わったので、近所の小学校2校と中学校の様子を見てきました。低学年の子供たちがやはり多いですね。座席も離れて座る配置をしていました。先生たちもお弁当です。こんなところにもしわ寄せが来ていますと投稿し、低学年と思われる児童6名と教員1名が写っている教室内の写真も投稿されています。 3月6日は、町内の小学校、中学校は休校となっており、親が働いていて家庭で見ることができないなど、特別の理由がある場合に学校に登校してもよいという決定がなされています。さらに、行政、議会共に協力して新型コロナウイルス感染の拡大防止に努めるため、議会において急遽議会日程を短縮することを決定した日でございます。また、同日の議案質疑におきましては、通告をしたにもかかわらず、緊急事態ということで質疑を取りやめられた議員もいらっしゃいます。 このような日、また、不要不急の外出を控えることが勧告されている時期に安易に小・中学校へ出向くこと、また教室内の写真を撮ること、さらに、しわ寄せという言葉を使用し、それらを不特定多数の方々に発信することは、教職員等の学校関係者、とりわけ当該児童6名への配慮を欠いた行動であり、議員としての品位を欠く行為、また議会の権威を失墜させる行為であると言わざるを得ません。 3つ目は、一般質問の傍聴の件です。 3月5日に開催された一般質問において、大川晃議員の一般質問の際に、傍聴席に中学生と思われる方がいました。大川晃議員に確認したところ、この生徒は、休校のときにしか傍聴できないから呼んだと発言していらっしゃいます。この行為も、先ほど申し上げました時期であり、自宅で自習を促している教育長、学校長の通知による教職員、保護者等の思いを軽んじる行為でございます。さらに、当該生徒に教職員、保護者等の思いに反した行為を促したものであり、議員としての品位を著しく欠く行為と言わざるを得ません。 以上のことから、大川晃議員は、議員としての品格を著しく欠いていること、また、議会の権威を失墜させる行為をしたことから、議員辞職勧告を決議するものであります。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 以上で説明が終わりました。 大川晃議員から、本件について一身上の弁明をしたいとの申出があります。 お諮りします。 これを許可することに御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。したがって、大川晃議員の一身上の弁明を許可することに決定しました。 大川晃議員の入場を許します。     [1番 大川 晃入場] 大川晃議員の弁明を許します。 大川晃議員。     [1番 大川 晃登壇] ◆1番(大川晃) 1番議員、大川晃です。 このたび、私に対する議員辞職勧告決議案に対して弁明の機会を与えていただきましてありがとうございます。 このたび、5名の議員による大川晃に対する議員辞職勧告決議案が提出され、辞職勧告決議に至ることになり、議員の皆様、職員の皆様方に大変御迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。 議員辞職勧告が提出されるに当たり、弁明をさせていただきます。先ほど長屋議員がおっしゃった順番とはちょっと変わってしまいますが、弁明を申し上げます。 令和2年3月10日に開催された総務委員会の発言において、会計年度任用職員関連費に対して、通訳・翻訳等外国人サポート2名分の質疑で、対象者の報酬額、時間単価、こちらについて発言したことは、特定の人物に対する便宜と取られかねないということであります。また、対象者が自分の知り合いであるという発言もしたことに対して、住民に対して公平であるべき議員としては配慮に欠ける発言であったと思います。 該当する臨時職員とは、日赤奉仕団員として一緒に活動したことがあります。そのときの活動姿勢は、我々地元住民と外国人との橋渡しを担っており、東浦町にとってとても必要な人物だと感じ、自分の思いが強く出てしまいました。 また、フェイスブック投稿等についてですけれども、個人的にフェイスブックを利用しておるんですけれども、長屋議員がおっしゃいました6月議会から配信されるために設置されたパソコンの画面を許可なく撮影したことは事実です。住民の方にこんな感じで映像配信されるということを、安易な考えで写真をアップいたしました。また、撮影のとき、休憩中であっても、議場での撮影は議長の許可が必要だということで、反省はしております。 また、その映像には数人、数えたところ6名の議員さんの後ろ姿等が映っており、気分を害されたことに対してはおわび申し上げます。 また、3月6日の議案質疑の日に議会日程が短縮された中で、その後、帰りに東浦中学校、片葩小学校、石浜西小学校に伺いました。そのときに校長先生立会いの下、クラスの写真を撮影いたしました。後ろ姿で、当校の生徒で撮影しちゃいけない子はいないよというお言葉をいただいておったのをもうそのまま、子供たちには確認をせずフェイスブックに投稿したのも事実です。 学校に対して配慮が必要な時期に、安易な思いで学校を訪問してしまいました。今後、学校訪問に許可が必要なときにつきましては、許可を取って訪問するようにいたします。また、該当する記事については、昨日削除をいたしました。 また、一般質問のときに中学生が傍聴に来ました。長屋議員に自分が呼んだような発言をしたというふうに捉えられております。実際、これはLINEでやりとりをしておりまして、お母様が子供の傍聴についてLINEで問合せをされました。そのときに私は、年齢制限はないと思いますという形でお答えをし、その結果、新型コロナウイルス感染予防のための臨時休校中にも関わらず、中学生を傍聴させることにつながってしまいました。議員としては、臨時休校中で不要不急の外出を控えている時期であるから傍聴は控えるように伝えるべきであったと思います。 以上で弁明とさせていただきます。 ○議長(小松原英治) 以上で大川晃議員の発言を終わります。 大川晃議員の退場を求めます。     [1番 大川 晃退場] これより本案の質疑を行います。質疑のある方は発言を願います。 間瀬議員。 ◆7番(間瀬宗則) ただいま議員に対する辞職勧告決議ということで御説明をいただきました。議員に対する辞職勧告決議は大変重いものがあるというふうに思い、もう少し状況についてお聞かせいただきたいと思います。 今、状況の説明というか、事実の説明と、それに対する大川議員の弁明をお聞きしまして、議員として、御自身も述べられていたとおり、配慮が不足している、あるいは少し軽はずみ的な行動、こういったことが一部見受けられるというようなことを感じましたけれども、今、御自身も述べられておりましたが、反省すべきところは反省しますということを捉えて、議会として議員辞職勧告を決議するまでということではなくて、やはり注意すべきことはしかるべき方が注意をする、あるいは反省を促すと、そういうことを経て、なおかつそうではないということであれば、この決議案も考えられるんですが、1点、そういったことが行われてきたのかどうか、この辺について伺いたいと思います。 総務委員会の発言、それからフェイスブックでの投稿、あるいは傍聴というふうに述べられていきましたが、その中で、例えば総務委員会における発言においても、委員会の中の発言であって、それは取り仕切られながら発言されとると思うんですが、もし仮にその中でそういう発言があったとするならば、委員会の中で制止といいますか、注意といいますか、そういうものがあってもよいのかなというふうに思うんですが、その辺のところも含めて、まず伺いたいというふうに思います。 ○議長(小松原英治) 長屋知里議員。 ◆13番(長屋知里) では、ただいまの御質問でございます。 反省しているので注意を促すべきではなかったかということと、総務委員会の中で行われたことということで、総務委員会の中で解決すべきではなかったのかということかと思います。 まず、最初の点でございます。実は、この会議の前に議会運営委員会のほうで大川議員からお言葉を聞くことができました。その中におきましても、言葉の中から反省があまりうかがえなかったということもありまして、提出者のほうで改めて提出ということを決めさせていただいたわけですが、反省している、注意を促すというところなんですが、そもそも議員辞職勧告自体が会期中でないとできないということがございます。 あと、一番やはり大きいのは、この期間ですね。本会議におきましても期間を短くして、町長を初め教育長、皆さんの御英断で、もう全会一致でコロナウイルス拡大防止に向かっていこうとしている中で、御本人自らの危機管理も議員としての責任であると思います。こういった中でこのような軽はずみな行動をされたこと、これを会期中のこのタイミングで収めないでどこで収めるかというところでございます。 また、こういったところをまた延ばせばいいんじゃないかというようなニュアンスの御質問もありましたが、議員の身分に関する重要な問題であるのは、これを放置すると長期間にわたって不安な状態に置くことになってしまいます。そういったことは避けるべきであるということが議員必携のほうにも書いてあります。こういったところから考えまして、やはり今回は議員辞職勧告をということで踏み切らせていただきました。 あと総務委員会でという部分でございますが、懲罰の中に議会の中でのこと、委員会の中でのことという記載がございますので、委員会の中でのこともこちらでということで判断させていただきました。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 鏡味議員。 補足します。 提出者が今回4名ですので、質疑の答弁を提出者全員ができます。鏡味議員も提出者の一人ですので、補足で答弁させていただきます。 ◆12番(鏡味昭史) 補足という形で、私のほうからも説明をさせていただきます。 今回、大川議員の行為として、まず議場の中で撮影を行った、これが大きな問題であると。 撮影について、まず、東浦町議会先例集というのが平成28年4月に改定をされまして、その中におきましても、写真撮影については記載があります。第12章の中で、傍聴として、第1節写真撮影等というところで、撮影ができる方というのは決まっております。議会事務局職員だとか、それから町広報担当課とか半田記者クラブ、そのほか町議会内の会派の広報活動従事者というところと、あと、その他議長の許可を得て議会事務局職員が撮影するというところがあります。 こんな中で、当然本人は議会だよりの広報委員もやっております。そういったところは熟知をある程度しておるというところで、当然議場内でカメラを撮影すること自体がおかしいというところもあります。 それから、説明の中にはなかったんですが、コロナウイルスの関係で、学校教育課になると思うんですが、エタノールを各学校に設置というところであっせんをしております。それにつきましては、大川議員の名前入りである業者名が入った資料をお渡ししています。こういった行為というのは議員としての品位が欠けているというところから判断して、勧告のほうを出させていただいております。 あとは、議員としての品位としては、先ほど長屋議員が言ったとおりでございます。 私からは以上でございます。 ○議長(小松原英治) 向山議員。 ◆14番(向山恭憲) 向山恭憲です。 先ほど御質問の中に総務委員会での内容がございました。それに対して、私のほうから少し補足の御答弁をさせていただきたいと思います。 総務委員長である私は、この事態に至ったときに大川議員には、議題の趣旨と異なる発言であります。したがってやめてくださいということはきちんと申し上げました。それによって彼はそれを理解し、やめましたが、その席での彼の答弁を撤回する意思は全くございませんで、撤回する旨の発言もございませんでした。ということは、そのまま彼は通そうと思っていたのではないかということが推測されます。これは甚だしい議会軽視でもあります。しかも委員会は公式の場です。本会議に次ぐ公式の場ですから、こうした発言が絶対あってはならないというふうに思います。ましてや、特定の人に利益供与を誘導するかのような発言はもってのほかです。 ということがありましたので、補足をさせていただきます。 さらに、小・中学校へ訪問されたとか、あるいは、中学生の親御さんからLINEで議会の傍聴ができないかというお問い合わせに対して、彼は全く逆の判断をしております。しかも、小学校2校、中学校を訪問された。そうした学校の校長先生を初めとする先生方、あるいはそこにいたお子さん方に対するおわびの言葉が一言もございません。彼がどれだけ学校側に対して御迷惑をおかけしたのか、そこに全く彼は気づいていません。いまだにです。この場においてもです。これは重大な議員としての責務欠如と思います。 また、傍聴の可否の問合せについて彼は認めたということですが、これについても、誤った判断でしたと、御父兄の方にも、あるいは中学生の方にも、申し訳なかったといったおわびの言葉、これすらも全くございません。ということは、さらにそうしたことへの反省は何もないということが言えるんではないかと思います。 といったことから、今回出させていただいている大川晃議員に対する議員辞職勧告決議については、皆さんの御賛同をぜひともいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 再質問はありますか。 間瀬議員。 ◆7番(間瀬宗則) いろいろ説明をいただきました。 こういう時期なもんですから、議会も、行政のほうも、みんな力を合わせてそれに対応しようという時期というのはもう十分分かって、その上で、恐らく自分として何ができるんだろうと、こういうことだったんじゃないかなと思いますが、先ほど答弁いただいたように、今しかないんだと。延ばせばいいというふうに私が発言しとるというような言われ方でしたけれども、延ばせばいいというふうには思っていなくて、注意をちゃんとして、その上で聞かないということだったらこういう決議もありかなということなんで、まずは注意をする。 でないと、誰にも間違ったことは結果として起きる可能性はあるわけなので、そのことをちゃんとした方が注意をしてあげる。それだけでは足らなければ、やはり少し反省文を書いてもらうとか、そういったことをやりながら、私もそうですけれども、議員としての経験、まだ1年目ですので、いろんなことを勉強しとる最中だというふうに思うんで、その辺のところを注意した上でということでお話しさせていただいたので、延ばせばいいというふうには思っていないということでございます。 それと、フェイスブック等のこともありましたけれども、そもそもコロナの期間にということだったと思うんですが、私たちも、議会広報の特別委員会で同じものとして活動していますけれども、議会広報も写真をたくさん撮るんですけれども、その中で、個人への配慮だとか、そういったことについては人一倍やはり配慮しとる、私は、議会広報の中でそういうふうに感じておりましたので、校長先生にも了解を得ながらやられたということですが、そもそも今の時期にというところで配慮が足りなかったということについては、彼も反省をしとるというふうに私は受け止めましたので、その写真等について、日頃から人一倍そういうことに配慮しとるということは私も感じておりますので、その辺は私の感じ方としてお話をさせていただいておきます。 とりあえず私のほうは一旦ここで。 ○議長(小松原英治) 質疑はありますか。 ◆7番(間瀬宗則) 質疑については、先ほどから述べられたことのどういうところが何に違反するのか、あるいは本当は何がいけなかったのか、その辺について、ちょっといろいろたくさん挙げられたので、一つずつだと、全般的に何に違反して何が悪かったのか、辞職勧告決議をするに至ったのか、そのことについてお伺いをしたいというふうに思います。 ○議長(小松原英治) 向山恭憲議員。 ◆14番(向山恭憲) 向山恭憲でございます。 先ほど間瀬宗則議員のほうから質問がありました。その中で広報委員会での写真撮影のことを言っておられました。 おっしゃるとおり、我々広報委員会のメンバーが写真撮影をさせていただくときには、きちんと撮影される側の人たちに、あるいはその場の主催者にきちんと了解を得ながらやっております。それはおっしゃるとおりです。 ですが、今回の場合はちょっと事案が違うと思います。活動の状況を撮影させていただけませんか、皆さん方をPRするためにといったのが広報の立場でございますが、今回のものは、新型ウイルスを危惧する、あるいは恐れる場に行ってそこを撮影するというのとはちょっと撮影の趣旨が違うんだと思います。そこが議員として配慮の足りない行為であるということでございます。 ○議長(小松原英治) ほかに質疑はありませんか。 秋葉議員。 ◆5番(秋葉富士子) 私も、議員辞職勧告案というのは非常に重いと受け止めております。なので慎重に審議させていただきます。 まず、先ほど出された根拠となったことを何点か述べられましたけれども、その中に中学生が傍聴に来ていた、そしてコロナウイルス感染拡大防止のために議会が会期を縮小して、できた時間に学校を訪れていたことなどが述べられておりましたけれども、その辺は、学校教育課、町のほうは把握されていたかどうか。もし把握されていなかったとしても、その事実を、事実というか、今のお話を聞かれて、教育上どのように思われたかということ。 それから、エタノール消毒液のことですが、そのことに関して行政として承知していたかどうかということですね。 それから、このことに関しまして、学校の先生、また父兄から学校教育課のほうに何か声が入っていないかどうか、その点についてお願いいたします。 ○議長(小松原英治) 今の質問の中の教育上の見解は却下させていただきたいと思います。それ以外の学校教育課が把握していたかどうかとか、あとエタノールの件等々については、当局に発言願います。 教育長。 ◎教育長(恒川渉) 今の秋葉議員お尋ねの把握していたかということでいきますと、把握はしておりません。 付け加えるならばですが、学校のホームページを見ますと、現在休業中ですのでホームページに載せるのはというふうに、特に載せるな、載せないということは言っていないんですが、学校のホームページには自主登校の様子もアップされております。というのが現状であります。 ○議長(小松原英治) 文字ですよね、文章ですよね。写真じゃないですよね、アップというのは。 ◎教育長(恒川渉) 写真もアップされております。これについては、教育委員会としては載せてほしいということは一切言っておりませんが、載っておるのは事実ということで、これについては、もし何か問題があれば、望ましくない、休業中でありますので、本来ならば家庭にいる、親御さんと過ごすということでの休業でありますので、親御さんがみえない、留守になっている家庭ということで、要するに家庭で面倒を見る親御さん、家族の方がみえないところについての自主登校教室でありますので、その辺のところは学校としては、見解としてはあまり載せないほうがいいんではないかなというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小松原英治) 教育部長。 ◎教育部長(石川晃一) エタノールの件につきましては、どういう経緯か分からないんですが、エタノールを配ったというのは、防災交通課のほうで購入したエタノールを学校教育課のほうで分けていただいて、各学校というよりは、15リットルの缶でいただいたもんですから、ある程度の学校に配置をさせていただいて、そこに必要な学校が取りにいくというようなところはやりました。うちで把握しているのはそういう状況でございます。 ○議長(小松原英治) いいですか。大川議員がそれに関係しているわけではないんですよね。大川議員がエタノールについてあっせんするような用紙を学校等に配布しているということは把握していますか。 教育部長。 ◎教育部長(石川晃一) その件については把握をしておりません。 ○議長(小松原英治) あともう一点、学校に行くということを学校教育課は把握していましたかという質問がありましたので。 教育部長。 ◎教育部長(石川晃一) まず、学校に行くということの把握につきましては、従来からも、教育委員会に連絡をいただいて学校に行っていただいているわけではなくて、各学校のほうに連絡をしていただいて学校長の判断で来ていただく、ちょっとこの日は都合が悪いというようなやりとりをしていただいてということはありますので、全てを教育委員会が把握しておるということではございません。 あとエタノールについて保護者から問合せ等があったかにつきましては、教育委員会のほうには入っておりません。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 再質問はありますか。 秋葉議員。 ◆5番(秋葉富士子) 先ほど提出者のほうからエタノール消毒液のことが出ましたけれども、それを把握されたのはいつのことなのか、その把握された時点で何らかの、これは何か行動を起こなければいけないという判断に至らなかったのか、その辺について伺います。 ○議長(小松原英治) エタノールについては提案理由の中に入っておりませんでしたので、補足説明の中でちょっと出てきたものですので、その質問は提案理由から外れていますので、補足説明もいけなかったとは思いますが、ちょっと申し訳ないです、却下させていただきます。     [発言する者あり] 違う違う。要するに提案理由の説明の中にエタノールが入っていなくて、るる説明を提出者がしましたけれども、補足説明の中で鏡味議員がエタノールについて補足をしたに過ぎず、今回の提案理由にエタノールは入っていないもんですから、その補足が不適切だったと、いや不適切だったということです。どんどん拡大になってきますので。根拠がなかったとか、そういうことではなくということです。 ですので、あくまでも提案理由等から最終的な判断をしていただきたいということです。だから提案理由に対しての質疑ということです。 ほかに質疑はありますか。 杉下議員。 ◆2番(杉下久仁子) 2点伺いたいと思います。議員辞職勧告の決議というのは非常に重たいものであるということは十分考慮した上で質問させていただきます。 最初の提案理由の説明のときに2点目で述べられていたフェイスブック投稿について、3月6日の投稿後、どなたかが、議長ないし議会運営委員長等が注意はされたのか。大川議員の弁明では昨日の削除とありました。日にちが約5日間空いております。その中で、注意されたにも関わらず削除していなかったというのであれば、それは大川議員の認識が非常に甘かったと考えざるを得ません。 2点目として、総務委員会で、先ほども向山委員長から、委員会の中でも確かに趣旨に沿わないとして一度制止をされております。その当日には確かに撤回はしておりませんが、その後、該当部分の取下げ、発言の取消し等の申入れが大川議員からあったのか、伺います。 ○議長(小松原英治) 向山議員。 ◆14番(向山恭憲) 総務委員会委員長の向山恭憲でございます。 先ほど杉下議員のほうからお問合わせのありました総務委員会での状況ですが、先ほども申し上げましたとおり、彼の発言を停止はいたしました。しかし、その場での撤回はなかったということも申し上げました。さらに、その後、今に至っても、撤回の申込み等々の内容は全くございません。 以上です。 ○議長(小松原英治) 長屋議員。 ◆13番(長屋知里) 失礼いたします。 ただいま議会運営委員会の委員長または議長からの注意といったものが大川晃議員にあったかということについての御質問だと思いますが、そちらについては、私のほうは把握しておりません。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) ただいまの質問については、私も関連しておりますので説明させていただきますと、昨日、議員辞職勧告が提出をされました。受理をいたしましたけれども、その際に提出者に対しましては、私のほうから大川議員本人に対しまして、このような決議案が出ていると、その内容についてはこういったことが問題視をされているという旨を、本人を呼びまして、議長室の中において説明をしました。 それで翌日、本日ですね、議会運営委員会の中において、何らかの形で話を皆さんに向けてする気持ちがあるならば、したほうがいいのではないかという助言をいたしました。それで現在に至っているということでございます。 以上です。 再質問はありますか。 ほかに質疑はありますか。 山田議員。 ◆4番(山田眞悟) 提案者の方々に質問する形になりますが、大川議員とは、私、懇意にしておりますが、1月に議員同士で、政務調査という形で、大津市にあるJIAM、地方議員や地方自治体の研修の場になっているところで、災害時のときの議員の取るべき姿というのか、在り方を学んできました。参加した議員同士が、熊本の震災だとか、神戸の震災だとか、体験されたいろんな方の講義を聞いて、議員としてどうあるべきだとテーブルごとで論議をしたところです。そのときに一番意見の多かったのは、スタンドプレーはよくないね。肝に銘じて帰りました。 今回それが、私はその教育、体験を受けてきて、大川議員に言いたいことは、やはりスタンドプレーに当たる状況だと思います。こうしたことから、よく反省ができるように、おきゅうという形で提案者の方々は出されたと思います。出てきた背景に私もこんがらがっておりましたが、よくよく聞いてみるとそういう形で出てきた。 大川議員は、災害などの救助のボランティアなんかによく行かれて、こういう体験はよく承知している。なのに何がこういうふうにさせたのか。フェイスブックにも載せると、ああ、よく活動しているなと思いますが、今回のコロナの問題では、やはり発信するのも慎むという形が必要であったのではないかと思っております。そういう背景で提案者の方々は出したと思いますが、いま一度どういう背景か、よく理解していただける内容かと思いますが、再度質問しておきます。 ○議長(小松原英治) 長屋議員。 ◆13番(長屋知里) 今、山田議員からの御質問でございます。いま一度ということでございまして、先ほどの決議について、簡潔にもう一度ちょっとお話しさせていただきたいと思います。 まず、やはり総務委員会での発言でございます。これは、先ほどの説明の中でも申し上げましたが、やはり不当な口利きの疑いを招きかねない発言というところは大きいものであると思います。それも公的な委員会という場でのそういった発言については、やはり議員としての自覚が欠如しているというところが大きいのかなというふうに思っております。 もう一点の、次のパソコンの画面上でという6月議会からの映像配信について事前に撮られた件に関しても、こちらもまた許可もなく議場の中を勝手に撮影されたということと、6月定例会で配信する予定の映像ということで、まだ本来のものでないものを住民の方の誤解を招くような発信をされたというところが、やはりこれもまた議員の品位を欠く行為と言わざるを得ないと思います。 また、次の小・中学校の訪問でございますね。こちらは、やはり私は一番大きなものであると思っております。WHOのほうもパンデミック宣言もなされました。また、関係機関も連携しまして、感染防止拡大に向けて本当に全力で皆さん取り組んでいるさなかでございます。先ほど本会議におきましても、新型コロナウイルス対策の強化を求める意見書というものも全会一致で採択されました。 そういった中で、本会議におきましても、清流会さんが議会の日程を急遽短縮する旨の動議を上げてくださいました。皆さんで同じ方向に向かって収束に向けて取り組んでいる中での大川晃議員の対応ですとか、行動ですとか、そういったものは、やはり本当に議員としての、先ほども申し上げました品位を欠く行為であるとともに、また、東浦町議会全体の権威も失墜させる行為であると私は思っております。 以上のことでお答えとさせていただきます。 ○議長(小松原英治) 再質問はありますか。 山田議員。 ◆4番(山田眞悟) 再質問という形になりますが、やはり提案者の方々もいろんな経過を踏まえて今回の提案になったかと思いますが、そして大川議員が新人で出てきたいろいろと背景があります。今回のコロナウイルス、この情勢の中で彼が取った姿勢は、やはり温情にすべき内容ではないかと私は感じております。 しようがないじゃないけれども、本当に我々も今回の決議案に対して反省するというのか、出す側も、こういう大きな事態の中で今回の議会を迎えて、当局も我々もぴりぴりしながらということで捉えておりますので、提案者の方々もそういう内容だと思いますが、再度確認しておきたいと思います。 ○議長(小松原英治) 向山議員。 ◆14番(向山恭憲) ただいまの山田議員からの質問に対して、向山恭憲から答弁させていただきます。 まさしく山田議員のおっしゃったとおり、今現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止の徹底が強く強く叫ばれておるところでございます。これはこの地域だけに限らず、日本全国、さらには世界にも広がっていると、こういう状況下にある中で、今回の大川議員の所業がそれに果たしてかなっているのかといったときに、必ずしもそうではない。ましてや小学生の方にも御迷惑をかけたのではないか。我々外部の者が教室に入ることによって、ひょっとしたら菌をそこへ置いてきてしまう可能性があったのではないかということを考えますと、通常のときの学校訪問ではない。こんなときこそ私たちがきちっと模範を示し、適正な対処をするということが議員の務めであろうと考えます。 そういったようなこともあってやむなく、今回こうした内容での事案があり、またほかにもあって、この3月に入ってから今までの僅かな日数の間に、私たちが提案させていただいた4件もの事案がございました。そんなことがございまして、やむにやまれずといったところ、まさしく山田議員が今おっしゃったとおりの心境でございます。そこは、やはり私たち自身もこれから責任を持った行動ができるように、独り大川議員のためだけでなく、私たち議員全員の胸に秘めるべきことではないのかなという反省も踏まえまして、答弁に代えさせていただきます。 ○議長(小松原英治) ほかに質疑はありますか。 三浦議員。 ◆9番(三浦雄二) お願いします。 先ほど来、フェイスブックの投稿のことを言われていましたけれども、フェイスブックの投稿は昨夜消したよと大川議員は言われとるんですけれども、提案者の方たちは、フェイスブックに投稿されていることを見つけたと思うんですけれども、なぜそのときに、これは東浦町の議員としてはやってはいけないことだよというようなことで、指導だとか、教育だとか、お知らせするだとか、大川議員はまだ1年生議員ですよ。分からないこともいっぱいあると思います。それをなぜ先輩議員、優秀な議長さん、そして元議長さんは指導しないんですか。おまえ、これはいかんぞ、すぐ消せよと、それはされたのですか。それを1件お願いします。 あと、それから、私ども議員は、今の状態、家庭に預けられない子は小学校へ来ています。私自身、昨日小学校へちょっと違う用事で行きました。そのときに様子も、やっぱり外で、運動場で遊んどるだとか、それの対応を各学校はどのようにやっとるのかも多少なりとも知識として入れたほうがいいんじゃないですか。それが議員じゃないですか。地域のことをある程度把握するのも、今の状況はどうなっとるのか。 私たちは一般人じゃありません。ある程度教育現場だとか、今の特別なところは調べることも必要じゃないんですか。ちょっとやり方がまずかったかもわかりませんけれども、そこら辺のところはどう思われていますか。 ○議長(小松原英治) 向山議員。 ◆14番(向山恭憲) 向山です。 先ほど三浦議員のほうから、学校の状況を我々も知っておくべきではないのかといった御発言がございましたが、その仕事は、私たちというよりも、むしろ行政サイドのほうから、こういう状況にあるといったようなことで御承知おきいただきたいといったことがあって、我々が動くということのほうがよかろうかと思います。 それこそ私たち議員が勝手気ままに学校を知りたいからといって動き始めたら、受け入れる学校のほうが混乱するかと思います。そのことを私たちもよくよく考えながら行動しなければならないのかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(小松原英治) フェイスブックを知った日はいつですかというような質問の……。 長屋議員。 ◆13番(長屋知里) 三浦議員お尋ねの議長と元議長が大川議員に対して注意をされたかということについては、先ほども申し上げましたが、私は、そちらについては存じておりません。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 三浦雄二議員。 ◆9番(三浦雄二) 私、ちょっと耳が遠いのか分かりませんけれども、ただいまの答弁は、はっきり言って分かりませんでした。 これを作るにあたっては、もう二、三日前からある程度、フェイスブックにこういうことが載っとったぞ、こういうことがあるから今度大川議員を辞職勧告にしようかと、そういうことで提出者の方は話し合ったと思うんですけれども、それの前に、一応1日でも、1時間でも、ほんの少し前にでも、フェイスブックを削除させるように、こういうやつがフェイスブックに載っとったらいかんとはっきり言っていますので、それを夕べまで大川議員が削除しなかった。それは提出者の方が話をしてあったのかどうかということですよ。 もう提出者は、投稿したその日のうちに皆さん見られとると思います。私もしょっちゅうフェイスブックを見とるんですけれども、そこまで、このようになるような感じとは受け止めませんでしたけれども、提出者の方たちは受け止めたと。そのときになぜ大川議員にこれはだめだぞと、議長はフェイスブックをしょっちゅう見られとるんですけれども、そのとき感じなかったんですか。なぜそのときに大川さんにこれはだめだと、議員としての資格がないぞというように言わなかったんですか、提出者の方は。 ○議長(小松原英治) 三浦議員、声を小さくしてください。あと質疑ですので、質疑でお願いします。 ◆9番(三浦雄二) じゃ、言わなかったんですか。 ○議長(小松原英治) 答弁しますので、議長を交代します。     [議長席交代] ○副議長(前田明弘) 小松原議員。 ◆16番(小松原英治) フェイスブックというか、先ほどからもるる、こういった事態、急に出す前に手立てはなかったのかみたいな質疑というか、意見が述べられました。 そこで、本来は大川議員と私の間での話なもんですから、こういう公の場で言うのは本意ではないんですけれども、言わないとちょっと話が進まないということもありますので、大川議員には申し訳ない部分もありますけれども、お話をさせていただきますと、今回に至るまで3度ほど議長室に呼びまして、注意というと何を根拠に注意だというふうな法的なこともありますので、助言という形で今回はお話をさせていただきます。助言をさせていただきました。これについては、大川議員のフェイスブックの投稿について並びに行動について、ちょっと議員として目に余る部分がありましたので、3度ほど本人を呼んで助言をさせていただいたというところが事実でございます。 それで今回、またその3回とは別にこのような事態が発生をして出されたものだと私は認識をしておるところでございます。ですので、その3回の感触からして、皆さんお分かりだと思いますけれども、3回助言をしておりますので、その中にはフェイスブックと、先ほど申し上げましたけれども、類似したような内容もございました。その上で今回のような投稿がなされております。ということは、また助言をしても同じことになるというような思いもありまして、気づいてはおりましたけれども、あえて議長室に呼んで助言をするという行動には至らなかったのが現実でございます。 以上です。 ○副議長(前田明弘) では、議長を交代します。     [議長席交代] ○議長(小松原英治) この際、暫時休憩をいたします。     午後1時08分休憩-----------------------------------     午後1時15分再開 ○議長(小松原英治) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。 質疑はありますか。答弁の追加ですか。 鏡味議員。 ◆12番(鏡味昭史) 12番議員、鏡味です。 先ほど私が言いましたエタノールの関係につきましては、学校教育課というお話をさせていただいたんですが、すみません、ちょっと訂正させていただいて、本人が直接学校のほうを訪問して、エタノールがあるからどうだという話をされたということを確認できましたので、学校教育課自体は実際に把握していないというところは間違いないです。 以上です。 ○議長(小松原英治) ほかに質疑はありませんか。 山下議員。 ◆15番(山下享司) 今、鏡味議員の答弁で、各小学校にどうだというふうに話をされたが、どういうことなんですか。配布していたんでしょう。確認です。 ○議長(小松原英治) 山下議員は、今回の決議案の賛成者になっておりますので、質疑はできないです。内容の確認等の質疑ですので、内容を周知した上で賛成されていると思いますので。 ほかに質疑はありませんか。 田﨑議員。 ◆3番(田﨑守人) 大川晃議員に対する辞職勧告決議案は大変重い話だと認識しています。いろいろな質疑を聞きました。様々な考え方だとか落としどころ、御意見があるということは分かりました。その上で質問します。 提案者の理由は、大きく3点だったと思います。総務委員会での発言のこと、それからフェイスブックの投稿のこと、3つ目が一般質問での傍聴のこと、大きく3つだったと思います。 意見が様々だったということは、やはり何がいけないのか、どこがいけないのか、物差しが共通でないというところだと思うんです。東浦町には政治倫理条例とかもございます。そこに当てつけた、合わせたときに、どういったところが抵触するのかというところをまず伺います。 ○議長(小松原英治) 長屋議員。
    ◆13番(長屋知里) ただいま田﨑委員お尋ねの政治倫理条例のどこに抵触するかというところでございますが、実際のところ、政治倫理条例の中の政治倫理基準というのが第3条にございます。この中には、議員は、次に掲げる政治倫理基準を遵守しなければならない。という中に、(1)は、政治活動に関し、企業その他の団体から、政治的又は道義的批判を受けるおそれのある金品の授受をしないこと、(2)町民の代表として、その品位と名誉を損なう一切の行為を慎み、その職務に関し不正の疑惑のおそれのある行為をしないこと。ということがございます。 このたびの大川議員の一連の行動等でございますが、(1)の金品の授受という部分には当たらない。(2)の部分ですね。品位を損なう一切の行為を慎み、職務に関し不正の疑惑のおそれのある行為をしないことということでございますが、この不正の疑惑のおそれのある行為というところでございまして、やはり行為という部分に当たるかというと、今回の委員会の発言は行為ではございませんので、この部分には該当しないということが考えられると思います。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) 再質問はありますか。 田﨑議員。 ◆3番(田﨑守人) すごく時間をかけて質疑をやっていまして、私自身にも当てはめていろいろ考えたんですけれども、やはり辞職勧告に値するか。政治倫理とか、ほかにもコンプライアンスだとかあるんですけれども、これだけ皆さんが様々であるということは、もう少し尺度とか、私どもみんなで政治倫理のもっと奥深いところまで掘り下げた上で結論に至れればとは思っています。 極端な言い方をすると、法にどう抵触するかというところも論点になると思うんですけれども、先ほど挙げられた3点が法律に何か抵触するか、どのように抵触するとお考えか、伺います。 ○議長(小松原英治) 長屋議員。 ◆13番(長屋知里) ただいまの法に抵触するかというところでございます。 自治法のほうには、例えば懲罰の部分ですと、会議規則中にこれを定めなければならないというところがございます。会議規則にはどういったことが本町のほうだと書かれているかといいますと、これは懲罰に関してしか書いていないんですが、懲罰の動議は、文書をもって所定の発議者が連署して、議長に提出しなければならない。ということで、懲罰事犯があった翌日までに提出しなければならないですとか、懲罰事犯については、委員会に付託しなければ決定することができないといったところがございまして、先ほど田﨑議員がおっしゃったように、今回のこの内容が法に抵触するのではという判断はここではできかねると思います。 法の判断基準というよりも、先ほどから申し上げておりますように、本当に国を挙げて新型コロナウイルスに向かっていこうという中で、先ほども何度も申し上げました。本当に皆さんのいろんなお心遣いですとか、町民の皆様の御協力、御理解、そういったものの下にみんなで一緒に取り組んでいるという段階でございます。そういった中で、法に抵触しないからいいんじゃないかとか、そういう判断基準ではなく、やはりこういった状況の下で私たち議員というのは、自らもきちんと、先ほど災害に対する危機管理というところもございました。災害についてでも、じゃ、自分たちがどのように被災しないかというのがまず私たち議員は一番のことだと思います。 今回のコロナウイルスに関しても、私たち自身もいかにそういった危機管理をしていくかということも大事かと思います。そういった中で、このような大川議員の行動に対して、これは法に抵触するとか、そういった問題ではなく、やはりしっかりと考えていただいて反省していただくべき点だと思います。 私が思いますのは、これは個人の主観になってしまうかもしれないのですが、本当に心から反省していらっしゃるのであれば、弁明ですとか、そういったことにあれほど及ばないんではないのかなと思っております。今回のことは軽率でありましたですとか、私の行動は配慮が足りませんでしたとか、そういった言葉できちんとお話しいただけるのが本当に反省している姿ではないかと思っております。 そういったところで、法に抵触しているからとかという判断基準だけではなく、やはり本来の行動の取り方、議員としての資質、そういったところを見極めていく必要があるのではないかと思っております。 以上でございます。 ○議長(小松原英治) ほかに質疑はありませんか。 米村議員。 ◆6番(米村佳代子) 今回の議員辞職勧告決議案は、やっぱり住民の負託を受けて選挙の上で選出された議員でありますので、これを突然出してくるというのはとも重いことだと思います。 これだけの時間を費やして、もう本当に当局のほうも残っていただいて、なかなか進まないということで、昨日も議会運営委員会がありました。そのときにはほとんどの議員がそろっておりましたので、そういったときに議員と議員の間での議論の積み重ねといいますか、そういったことが必要ではなかったかなと思います。 さっきもエタノールがどうのこうのという、一つ一つのあったことの検証がこの段階でされているということで、それはその場でできたことだと思います。なので、決議案を上げる前に議員間でのそういった意見交換会を持てなかったのかということと、大府市議会は議員辞職勧告決議案というのも出しております。政治倫理条例を基に執行されたわけですけれども、これをまたよい機会と捉えて、東浦町議会も前向きに政治倫理条例、こういったことがあったらこういうふうな手段をとるよということを議員間に徹底させて、こういったことが起きないような未然防止といいますか、そういったところに力を費やしたほうがいいんではないかと思います。 以上です。 ○議長(小松原英治) 質疑はないんですね。 ほかに質疑はありますか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 質疑なしと認めます。 以上で決議案第1号の質疑を終わります。 ここでお諮りします。 ただいま議題となっている決議案第1号については、委員会への付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。よって、本案は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 三浦雄二議員。     [9番 三浦雄二登壇] ◆9番(三浦雄二) 決議案第1号大川晃議員に対する議員辞職勧告決議について、反対の立場で討論をさせていただきます。 朝一番の議会運営委員会が開催されましたが、そのときにも説明が本人からありました。そして本議会でも、本人、大川議員より弁明ということで、自分の行動に不適切な内容があったということで、十分もう反省をしていると私は感じました。そしてまた、大川議員はまだ1年生議員であり、知らないこともまだあります。そして、地域住民のことを考えて行ったことの勇み足かなと私は感じます。 そして、議員辞職勧告の決議までには、今までの経緯では当たらないと私は判断をします。 以上のような理由で、大川晃議員に対する議員辞職勧告決議については、反対の討論とさせていただきます。 ○議長(小松原英治) ほかに討論はありませんか。     [「なし」と呼ぶ者あり] 討論なしと認めます。 これをもって討論を終わります。 これより採決を行います。本案を原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。     [起 立 少 数] 起立少数です。よって、決議案第1号は否決と決定しました。 大川晃議員の入場を許します。     [1番 大川 晃入場] 大川晃議員。 ◆1番(大川晃) 皆さんに誤解が生じてしまうといけないので、1件だけ意見を述べさせてもらいます。 エタノールのお話が出ましたが、この経緯につきましては、エタノールというものは、菌に対応するもの、もしくはウイルスに対応するもの、これは中の成分によって違うということを、私は、医療機関がやる勉強会で知り得ることができました。それで、そういった使用を間違えないようにという思いで学校教育課のほうに、メーカー名がついたほうが分かりやすいと思いましたので、メーカー名のあるもので成分も分かるような形にして、この成分のものは除菌効果がある、この成分のものはウイルスに効果がある。 御存じのように、ウイルスというのは大きさが小さいです。菌は大きいと、そういうことで、扱いを間違えるといけないので、こういった書類を基に参考にされるといいですよねということで、自分の名前を入れて、また問合せがあったときのために、学校教育課にお持ちしまして、そのときにこれは手に吹きかけるものでしょうかとか、そういったところを言われて、そのあたりについてはちょっとまだ私も明確に答えられなかったので、持ち帰ってというところで止まっている話になっております。 以上です。----------------------------------- ○議長(小松原英治) これをもって、本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。 ここで、町長の挨拶をお願いします。 町長。     [町長 神谷明彦登壇] ◎町長(神谷明彦) 令和2年第1回東浦町議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 本定例会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止に配慮し、会期日程が3月2日から本日までの11日間に短縮されましたが、限られた時間の中で御提案申し上げました案件につきまして精査され、可決、御決定いただきましたことを心より厚く御礼申し上げます。 さて、本定例会初日の挨拶の中で、拡大防止の観点から、3月15日までに予定している町主催のイベント、会議、研修等は原則中止と申し上げましたが、現時点では、この措置を3月31日まで延長しております。また、同様に、町内全ての公共施設についても、3月31日まで休館または利用中止とし、4月以降の公共施設の利用の申込みについては、当分の間停止することといたしました。 これらの対応につきましては、町ホームページ等でお知らせするとともに、広報ひがしうら3月15日号において「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けたお知らせ」と題した差し込みチラシを配布し、周知いたします。4月以降の対応については、国・県の対応を踏まえつつ、感染状況を見極めながら決定してまいります。 新型コロナウイルス感染症に関しましては、特に情報収集に努めるとともに、関係機関とも連携し、感染拡大の防止に向けて全力で取り組んでまいります。住民の皆様、議員各位には御不便をおかけしていますが、御理解、御協力をどうかよろしくお願いいたします。 次に、御可決いただきました令和2年度の予算は、第6次総合計画つくる つながる ささえあう 幸せと絆を実感できるまち ひがしうらに基づき、妊婦医療費助成制度の新設や町指定ごみ袋に特小サイズを新設するなど、出産・子育て・教育、介護、安全、生活環境、産業など、必要なところに目を配ったものになっております。 今後も、議員各位からいただきました貴重な御意見、御提案につきましては、十分に検討、研究をいたしまして、議員各位、住民の皆様と共に、魅力あるまちづくりの実現を目指し、行政運営に取り組んでまいります。 最後に、この3月をもって退職されます職員各位には、心から感謝をいたします。 今後も、東浦町の発展のため、御協力、御活躍をいただきますようお願いを申し上げます。 以上、簡単でございますが、閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(小松原英治) 去る3月2日開会以来、本日までの11日間にわたり、熱心なる御審議、当意即妙なる御判断をいただき、ここに閉会の運びとなりました。議員各位、当局各位には御苦労さまでございました。深く敬意と感謝を申し上げる次第でございます。 これをもって令和2年第1回東浦町議会定例会を閉会します。御苦労さまでございました。     午後1時39分閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                 東浦町議会議長  小松原英治                 東浦町議会副議長 前田明弘                 署名議員     杉下久仁子                 署名議員     長屋知里...