阿久比町議会 > 2021-06-11 >
06月11日-03号

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  1. 阿久比町議会 2021-06-11
    06月11日-03号


    取得元: 阿久比町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 3年  6月 定例会(第2回)          阿久比町議会第2回定例会(第3号)1 議事日程   令和3年6月11日(金) 午前10時開議   第1 一般質問1 会議に付した事件   議事日程に同じにつき省略1 会議に出席した議員(13名)     2番  小柳みゆき君   3番  澤田道孝君     4番  瀧塚政明君    5番  竹内卓美君     6番  山本和俊君    7番  石川英治君     8番  山本良輔君    9番  新美三喜雄君     10番  山本恭久君    11番  大村文俊君     12番  都築清子君    13番  久保秋男君     14番  渡辺 功君1 会議に欠席した議員(1名)     1番  竹内 強君1 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名    町長        竹内啓二君   副町長       野崎秀幸君    教育長       田中清高君   総務部長      大久保英俊君    民生部長      関 真人君   建設経済部長建設環境課長                                小野寺哲哉君    教育部長学校教育課長       建設経済部参事   太田健司君              中川 学君    総務課長      新美良幸君   検査財政課長    青木昭光君    政策協働課長    新美育代君   住民福祉課長    高津政功君    社会教育課長    山内秀明君1 本会議に職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長    土井雅文    議会事務局付係長  長谷川博美     午前10時00分開議 ○議長(渡辺功君)  おはようございます。 ただいまの出席議員13名です。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、よろしくお願いをいたします。----------------------------------- ○議長(渡辺功君)  日程第1、一般質問を行います。 12番 都築清子議員質問を許します。     [12番 都築清子君登壇] ◆12番(都築清子君)  改めまして、皆様おはようございます。 公明党、都築清子でございます。 質問に先立ちまして、新型コロナウイルスワクチン接種が進んでおります。接種券の配送から予約の受付、接種に至るまで、その大変さは昨日、同僚の議員コロナワクチン接種について質問をされたときに、民生部長のほうからるる、今の現状をお話ししていただきまして大変さがよく分かりました。医療従事者をはじめ皆様方に心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。 それでは、議長の許可をいただきましたので通告に従いまして質問をさせていただきます。 質問は大きく二つございます。 1、ヤングケアラー、2、旧・家庭系可燃ごみ袋活用についてでございます。 一般社団法人日本ケアラー連盟は「難病や介護、障がいなど家族にケアが必要な人がいる場合、大人が担うような家事や家族の世話、介護感情面のサポートを行っている18歳未満の子ども」を[ヤングケアラー]と定義をしております。 親が不在のときに介護が必要なおじいちゃんやおばあちゃん、そして、病気や障がいのある兄弟の世話をする、親が病気で通院の介助をしたり買物や料理、洗濯などを担っている。また、独り親家庭では下の兄弟の世話をしなくてはならない子どものことを「ヤングケアラー」と呼びます。 厚生労働省文部科学省は昨年12月から今年1月にかけまして初の実態調査を行いました。両省のプロジェクトチームは国として支援策を盛り込んだ報告を取りまとめております。 中学校2年生、高校2年生などを対象とした実態調査では、「世話をしている家族がいる」中学生では全体の5.7%で約17人に1人、高校生では24人に1人と調査結果が出ております。 阿久比中学校の生徒が今年度は860人でございますので、試算をいたしますと49人いる計算になります。また、調査では世話などに費やす時間は平均1日4時間で、7時間以上の子どもは11.6%もあったと報告がありました。勉強やクラブ活動に励み、友達と楽しい時間を過ごす、そんな当たり前の生活の時間を家事や介護のために失っている子どもたちが少なからずおります。家庭内での「お手伝い」は子ども成長過程において、家庭教育として大変大切なことではあるというのは言うまでもありません。昔ならば、子どもが家の手伝いをするのは当然であったという声もありますが、背景には今の時代は核家族や少子化が進み、子ども1人にかかってくる負担が大きくなり、睡眠時間まで削っている子どももいるのが現実であります。 家庭内でのお手伝いの範疇を超え、過度な負担を抱えていることが分かってきております。ヤングケアラー参考文献には、長い間、家族のケアをしながらの生活環境で育った子どもは、そういうものだとしてその環境に何ら疑問を持たないことが多い、たとえ周りの友達と自分の家庭環境の違いに気がついたとしても、恥ずかしいという思い、また、友達に話しても理解をしてもらえない、だから誰にも言えない気持ちがあって孤立をしてしまうとありました。子どもから「苦しい」と相談する場は少なく、潜在化しやすく、こうした当事者早期発見から支援につなげるために関係各所連携が大変に重要であると思います。 現在の介護福祉のサービスはケアを受ける人のための制度であります。これからはケアをする側への支援も充実させる必要があります。 そこで、次の点について質問をさせていただきます。 ①本町でも実態把握をするべきだと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ②早期子どもSOSに気づく視点を持つためには、どのような施策が必要と考えますか。 ③支援体制のために関係各所連携が不可欠です。どのようにお考えでしょうか。 ④「ヤングケアラー」という言葉は当事者である子どもですら知らないことが多いです。子どもから大人まで多くの人に知ってもらい、その視点を持っていただくためには幅広く周知する必要があると思います。具体的にはどのような施策を考えておられますか。 続きましての質問は旧・家庭系可燃ごみ袋活用についてでございます。 今年4月1日から家庭系可燃ごみ処理費を等しく負担していただくため、処理有料化となりました。その分、家庭系可燃ごみ袋、以下は可燃ごみ袋と言わせていただきますが、この可燃ごみ袋の値段が上がり、色も旧の黄色から新しいものはオレンジ色に変わりました。未開封の旧可燃ごみ袋と新可燃ごみ袋の交換が3月1日から庁舎で始まり、5月10日から5月19日まで町内8か所に巡回して交換も行われました。 また、各行政区では諸行事で手伝いをした人への景品として可燃ごみ袋をもらうことが多く、特に地域菊花展に菊を出展すると、これも景品に可燃ごみ袋を頂きます。主催者側はそうしたことへのストックがあり、また、参加した人のご家庭では何袋もの在庫が残ったと思います。ごみ袋は大・中・小とありますが、5月26日現在、町が交換したごみ袋の大45リットルの可燃ごみ袋は23万8,280枚と報告がありました。1枚約10円ですので、ゼロを足しますと、金額にすると238万2,800円分が交換として戻ってきたわけです。驚くような数がありました。 また、開封した使いかけの旧可燃ごみ袋は新可燃ごみ袋と交換ができないため、各ご家庭で残っていて、その使い道に思案をしていると聞いております。役場に集まった大量のもの、そして各家庭に残っているもの、いずれの旧可燃ごみ袋活用の仕方を町はどのように考えているのかを伺います。 ①町が交換して集まった旧可燃ごみ袋活用はどのようにする予定ですか。 ②旧可燃ごみ袋を町内で家庭系可燃ごみ以外に次のように活用してはいかがかと思います。  ・町内企業に購入してもらい、事業系ごみ用に使用していただく。  ・刈草や剪定した枝を出す場合やプラスチックごみ用に使ったり、資源ごみ等の袋として使う。  ・現在は、紙おむつは透明か半透明、また、手元に残っている旧の黄色いごみ袋おむつと書いて出せるとありますが、こういったご家庭へ無償で配付する等、様々お考えがあるかと思います。町の見解をお聞かせください。 以上で通告による私の質問を終わります。 ご答弁、よろしくお願いいたします。 ◎民生部長関真人君)  それでは、私から1番のヤングケアラーについてのご質問に対し、ご答弁させていただきます。 1点目の本町でも実態把握をするべきだと考えるがどうかについてお答えをいたします。 ヤングケアラーは年齢や成長の度合いに合わない過度な負担を負うことで、本人の育ちや教育に影響があるといった課題があり、国においても、本年3月に厚生労働省及び文部科学省連携して検討を進めるため、「ヤングケアラー支援に向けた福祉介護・医療・教育連携プロジェクトチーム」を立ち上げ、横断的なヤングケアラー支援に係る取り組みを推進すべきとの報告がされたところです。 本町におきましては、これまでに具体的な実態把握のための調査は、まだ実施をしておりませんが、今後、国の動向に注視しつつ、実態を把握するよう検討してまいりたいと考えております。 2点目の早期に子どもSOSに気づく視点を持つためには、どのような施策が必要かについてお答えをいたします。 本来、支援が必要な家族のお世話を手伝うことは、一般的には「良いこと」とされていますが、それが子どもの年齢を超えた過度な負担となっていることにより、学業や部活動などに支障を来すなど、進学や自身の興味に応じた活動などを諦めなければならない状況に置かれることがあっては、その子どもの将来に暗い影を落とすことになります。 ヤングケアラー問題は家庭内のデリケートな一面もあることから、これまで社会的認知度が低く、子ども自身やその家族にも意識がないこともあり、問題があっても表面化しにくい構造となっているということができます。潜在化しがちなヤングケアラーを早期に発見するには、まず私たちがヤングケアラーに関する正しい理解をしなければなりません。その上で学校や地域での「見守りの目」を多くすることが必要であり、子どもやその家族に接する教育福祉介護・医療・地域住民などのアウトリーチによる多くの視点が必要であると考えます。 本町では、小中学校スクールカウンセラーなどを配置し、子ども様子観察相談などをしておりますので、子どもSOS発見には大変有効であると考えております。 今後は、学校のみならず社会教育関係機関福祉関係機関等ネットワーク活用するなど、「見守りの目」を広げていくことができればよいと考えております。 3点目の支援体制のための関係各所連携についてお答えをいたします。 本町におきましては、第6次総合計画において、まちの将来像を「輝く子どもたちをみどりが包むまち・あぐい」を掲げ、家庭地域・行政が一体となり子ども子育て家庭を見守り、支える仕組みの構築を目指しています。 また、第2次阿久比地域福祉計画においても、複合問題世帯について分野を超えて連携し、多機関が協働した切れ目のないネットワークを構築する包括的相談支援体制の整備を推進していくとしており、第2期阿久比子ども子育て支援事業計画においても、配慮を必要とする子ども家庭への支援の推進を目指すとしています。 ヤングケアラー支援を実施するためには、関係機関連携は欠かせないものと考えられ、子どもに関連する町の個別計画を推進していく中で、各機関連携強化を図ることが支援体制の構築につながります。 連携する機関といたしましては、教育部門として教育委員会小中学校青少年健全育成地区推進員連絡協議会家庭教育推進協議会などの社会教育関係機関福祉部門として保育園・幼稚園・保健センター阿久比町要保護児童対策地域協議会家庭児童相談員などの子どもに関わる機関、障がい者相談支援センター包括支援センター民生児童委員・CSWなどの福祉関係機関などが挙げられ、これらが横断的な連携を行うことで必要な支援の提供が可能になると考えられます。 また、行政のみでなく社会福祉協議会医療機関福祉介護事業所など民間事業者にも働きかけ、それぞれの分野からの情報提供支援における連携にご協力いただくことも必要であると考えます。 4点目のヤングケアラーという言葉を知ってもらうために幅広く周知する必要がある。具体的な施策はについてお答えします。 国の調査報告書によると、学校におけるヤングケアラー認知度については、「言葉を知らない」及び「言葉を聞いたことがあるが、具体的には知らない」を合わせると約4割を占めるほか、中高生の8割以上がヤングケアラーを「聞いたことがない」と回答しています。 このように、子ども自身ヤングケアラー認知度はとても低く、自身がヤングケアラーであることに気づかないでいる子どももいると思われ、子どもに対する認知度の向上は重要であり、SOSの発信にもつながるものと考えられます。 一般の方にもヤングケアラーを幅広く周知し、周囲の大人がヤングケアラーについて理解を深めることで、社会における「見守りの目」を増加させることにつながると考えられます。 注意すべき点として、ヤングケアラーの周知に当たっては、「家族のケアやお手伝い、イコールいけないこと」と誤解を招かないなど、正しい理解を促すことが必要ではないでしょうか。 国においては、ヤングケアラーの概念を子どもを含め広く国民に周知するためのポスターリーフレット等を作成して、学校をはじめ関係機関等に配付して掲示を依頼するとしています。 町におきましては、国からの啓発資材などを活用しながら、啓発をしていくことを検討してまいります。 具体的には、一般の住民に対しては「ポスターの掲示や広報あぐい・町ホームページ活用した啓発」、小中学生に対しては「リーフレット等の配付」、関係団体については「定例の会議等の場における啓発」等を進めることができるのではないかと考えておりますので、今後、できることから取り組んでまいります。 私からは以上でございます。 ◎建設経済部長建設環境課長小野寺哲哉君)  それでは、私からは大きな2番、旧・家庭系可燃ごみ袋活用についてお答えをします。 初めに、5月26日の議員懇談会で旧可燃ごみ袋と新可燃ごみ袋の交換の状況を報告させていただきましたが、3月1日から5月末までで役場に集まった旧可燃ごみ袋の各合計を報告させていただきます。 大(45リットル)につきましては、24万9,260枚、中(30リットル)につきましては、1万9,840枚、小(20リットル)につきましては、2万3,490枚となっております。引き続き旧可燃ごみ袋と新可燃ごみ袋の交換を来年の3月31日まで役場で行う予定としております。 それでは、1点目の町が交換して集まった旧可燃ごみ袋活用予定についてお答えをします。 まず、大45リットルの袋の使途につきましては、本町の可燃ごみ袋としては一番サイズが大きく、大きなごみを入れるのに適しているため、台風・豪雨、また、地震等の災害時に発生する災害ごみを排出する袋としての使用を考えております。 また、役場庁舎内のごみ袋としての活用町公共施設での事業系ごみ用としての活用も考えております。 次に、中間のサイズである中30リットルの袋の使途につきましては、町内小中学校に配布をして、給食の残食のうち、主食であるご飯、麺、パンの食べ残しを入れる袋として7月からの使用を予定しております。 最後に、一番小さいサイズの袋であります小20リットルの袋の使途につきましては、毎年2回行っておりますごみゼロ運動において、「燃えるごみ」の収集袋として使用することを考えておりますが、現在でもごみステーションには旧可燃ごみ袋ごみが捨てられているという状況もありますので、当面はその経過を見ながら、旧可燃ごみ袋ごみが捨てられるということがなくなりましたら、ごみゼロ運動で使用していきたいと、そのように考えております。 2点目の旧可燃ごみ袋を次のように活用するのはどうかについてお答えをします。 まず、「町内企業に購入してもらい事業系ごみ用に使用」につきましては、現在、旧可燃ごみ袋と新可燃ごみ袋の交換を行っており、交換は来年の3月31日まで行う予定をしておりますので、最終的にどれだけ集まるのかがちょっと分かりませんが、保管場所が確保できないほど在庫が大量になった場合には、町内企業から購入の相談があれば、それは有効な活用方法の一つだと考えられます。 しかし、現時点では、先ほど回答させていただいたとおり、町での活用をまずは第一と考え、現在のところ、企業への販売は考えておりません。 「刈草剪定枝プラスチックごみ資源ごみ等の袋として使う」につきましては、有料化実施後2か月がたちましたが、先ほど回答させていただいたとおり、旧可燃ごみ袋ごみが捨てられているという状況もありますので、苦情を多くいただいております。 そのため、旧可燃ごみ袋ごみが捨てられている現状を踏まえて、当面は黄色の旧可燃ごみ袋を町民の方に配布するような活用方法は考えておりません。まずは旧の可燃ごみ袋ごみが捨てられることを防止するために啓発を進めてまいりたいと思います。 「紙おむつごみが出る家庭へ無償で配布。」につきましては、令和3年4月1日より家庭系可燃ごみ処理有料化となりましたが、家庭から排出される紙おむつは減量することが難しいため、処理は無料といたしました。 その排出ルールといたしましては、紙おむつは透明または半透明の袋で排出すればよいということにしておりますので、ご家庭にある透明または半透明の袋に「紙おむつ」と書いてごみステーションに出していただければ、袋の種類や色は問わず回収をいたします。 現在、改めて黄色の旧可燃ごみ袋を配布することは考えてはおりませんが、家庭に残っている旧可燃ごみ袋紙おむつ用としてご使用いただくことはできますので、有効に活用していただきたいと考えております。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  ご答弁ありがとうございました。 再質問は旧可燃ごみ袋活用のほうからさせていただきたいと思います。 以前から草を刈ったもの、また剪定枝処理については、この場で何度も質問をさせていただきました。また、何年か前のまちづくり懇談会におきましても、様々な地域から、ほとんどの地域からどうするんだといった問題視の声が上がっております。 ですが、堆肥化調査をしておりますという答弁をいただいておりますけれども、一向に対策が見えてこない、また、草刈りなどの時期というのは季節的に増えるものでもあります。それが分かっているわけでございますので、その時期だけでも家庭で残っている旧可燃ごみ袋を使って紙おむつが出せるように、草と書いて出せるようにはできないでしょうか。その点、いかがでしょうか。 ◎建設経済部長建設環境課長小野寺哲哉君)  紙おむつにつきましては、家庭生活から排出される育児、それから介護に要するものとして、減量することが困難であるということから処理手数料の減免を行っております。刈草につきましては、季節的に量が増えるというのももちろん分かってはおりますけれども、他の可燃ごみと同様に有料化対象外ということは行ってはおりませんので、刈草用の袋として使用することは今のところ考えておりません。 また、可燃ごみとして排出することには変わりはないものですから、ごみ減量化というものにもつながってはまいりません。今年度の4月より開始した可燃ごみ有料化による純粋な減量効果というのを検証するために、今年度中に別の減量化施策というのは行うことは考えてはおりませんけれども、可燃ごみを減量するために刈草の資源化堆肥化につきましては、今後も調査研究を進めてまいりたいと思います。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  刈草剪定枝堆肥化調査研究をしております、何度もその席からお聞きをさせていただきましたが、町民の皆様は何かここまで刈草剪定枝使い方堆肥化について、どこまで進んでいるのかということも全然知らされていなくて、調査研究だけしているとは思うんですけれども、ちょっと見える化をしておいてほしいなと思います。ちょっと質問からは、ずれてしまうかもしれませんけれども、その点、すごく大事かなと思います。 続きましての再質問ですが、あるご家庭では障がいのあるお母様を介護されておりまして、おむつを捨てる際に大量の半透明のごみ袋を買い求めましたといった連絡がありました。町内には袋から出して使いかけの行き場のない旧可燃ごみ袋が残っているわけですので、福祉部連携をして必要な人に行き渡る手だてを考えるのも住民に寄り添った施策だと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎建設経済部長建設環境課長小野寺哲哉君)  この4月から家庭系可燃ごみ処理有料化を実施いたしましたが、紙おむつにつきましては、先ほど申し上げましたが、減量することが難しいために、透明または半透明の袋で紙おむつと書いていただければ、黄色の旧可燃ごみ袋でも排出することができますよということにしております。このこと自体が福祉的施策の一環として対応させていただいているというところであります。ご家庭で残っている旧可燃ごみ袋は、今後もご家庭で有効にご利用していただきたいと、そのように考えます。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  可燃ごみ処理有料化ということで、住民の皆様に値段の上がったごみ袋を買っていただくといった住民さんにそれを負担していただく、それでないと町の財政もなかなか大変になるのでということなんですけれども、もう既におむつのほうは処理費はかからないようにしてあげていると、これが福祉で、もう既にやっているから、これ以上のことはといったご答弁かなと思いましたが、この紙おむつ処理費を無料にする、黄色いごみ袋で出せるといったことも、同僚議員がこのごみに対して質問をさせていただいた後に、そのときに提案という形で質問されておりましたけれども、その後に決定をしたことであって、やはりこういった新しいものに交換するときというのを、もう少し先進事例をしっかりとこの近隣市町、調べていただいて、後手に回らないような対応をしていただきたいなと。私もそうであれば、今回のこういった使い方はどうだという話もなかったのかなと思いますので、その点、しっかりと考えていただきたかった。これは終わった話ですので、今となってはどうかなと思いますが、ただ、これから1年間どれぐらいごみ減量化をされるのかというのを見ていくというお話でしたので、その先に、では町としてはどういったことを施策としてやっていくのかということも、また、この場でお聞きをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、ヤングケアラーの再質問をさせていただきます。 先ほど民生部長のほうから実態調査を検討するという答弁がありました。質問は、アセスメントシートチェックシートを使ってヤングケアラーを発見する取り組みはどうお考えでしょうか。 ◎民生部長関真人君)  ただいま議員のほうから再質問でありましたアセスメントシート、あるいはチェックシート、そういったものは厚生労働省はじめ関係の団体等から例示が示されているところでございます。子どもの様子や状況からヤングケアラーである可能性を把握することは大変重要なことと考えております。アセスメントシートチェックシート活用はそのために大変有効であると考えております。 本町におきましては、まず、家庭児童相談員をはじめ小中学校においても、教員やスクールカウンセラー相談しながらアセスメントシートチェックシート作成活用を検討し、その後、庁舎で窓口を担当する職員にも広げていくことができるよう検討させていただきます。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  2015年からいち早く取り組んでいるのが南魚沼市でございます。ここも当初は手探り状態であったとお聞きしておりますが、こういった先進事例もしっかりと確認をしていただきまして取り組んでいただきたいなと思います。 ヤングケアラーの親御さんも子どもがケアを担っていることで、ご自分が批判されるのではなく、むしろご自分の子どもが安心して過ごせるように、周りの人たちが力を合わせてくれるのだと思える状況になれば、サポートを求める上でのハードルも低くなるのかなと思います。ヤングケアラーから見えてくる家族全体の支援を必要とすることも含め、続いての質問がこうした環境の状態を発見したとして、窓口はどこで、関係部署が連携するのにはどこが中心になって話合いが行われるのでしょうか。 ◎民生部長関真人君)  子どもからの相談に当たっては、子どもたちと直接関わっている教員やスクールカウンセラー家庭児童相談員民生児童委員などがヤングケアラーの第一の相談窓口になるものと考えております。役場での相談窓口については、子ども相談を受けた方につながる社会福祉、子育て、高齢者、保健、学校教育、社会教育といったヤングケアラーに関連する課等の全てが窓口となり、関係の部署に連絡が取れるようにすることが必要かと考えております。 相談後の支援に関しましては、ヤングケアラーという現状を引き起こしている問題は、家庭内で複雑な要因が複数介在しているということが想定されますので、ヤングケアラー、またその家庭支援に関係する部署が横断的に連携して対応していくことが必要となります。相談支援の体制づくりの中では、今後、進めていく予定をしております包括的相談支援の中核となる住民福祉課、社会福祉係が連携の中心となり関係課の調整を図っていきたいと、そのように考えております。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  様々な部署が窓口になりますよといったご答弁でありました。民生部長からお話を聞くときに、この本町の保健師さんはとても優秀なんですよというお話をお聞かせいただきました。地域の公衆衛生や健康増進を担当するその保健師さんが、新生児や医療的なケアを要する人への家庭訪問のとき、家庭内の状況が気になったとき、また、保育園、幼稚園の先生が子どもや保護者に対して気になったときや、ヘルパーさんが支援に入って、「あれここのご家庭の買物はどうされているんだろう」と気がついたとき、また、学校で生徒同士の会話から「今日の夕食は何にしようかな」という子どもらしからぬ会話が聞こえたとき、こういったときに誰がどのように取りまとめ対応していくのか、基本的な流れの仕組みをつくっておく必要があると思います。 どの時点でヤングケアラーかもしれないと思うのか、人それぞれ違うのではSOSはキャッチできません。どのタイミングでサポートをするかまで各連携する機関が共通の認識でないといけないと思います。そういった意味で連携する機関が合同で研修会を行うことも必要と思いますが、この点はいかがでしょうか。 ◎民生部長関真人君)  まず、担当する職員についてお答えさせていただきますが、職員についての研修は当然必要と考えておりますが、まだ具体的な予定は立てていませんので、今後検討してまいりたいと考えております。 なお、要保護児童対策地域協議会という組織があります。これは保護が必要な家庭に対する支援、あるいは子どもの虐待に対応する機関として教育、保育の関係職員、あるいは外部の県等の職員、主任児童委員などが構成メンバーとして入っておりますけれども、こちらでは具体的な研修を実施するように検討を始めております。先ほど申し上げたアセスメントシートなども、そのときに紹介して使えるようにできないかというようなことを具体的に進めております。 また、各種団体ですが、民生児童委員協議会や更生保護女性会、あるいは社会教育関係団体にも啓発と同時に研修を進めるなど、教育福祉に関係する団体に広く声をかけていきたいと考えております。 また、講師等を依頼しての研修ということであれば、そういった団体が一緒に研修を受けることは非常に効果的と考えますので、今後検討させていただきたいと、そのように考えております。 以上です。 ◆12番(都築清子君)  各種団体が研修に向けて準備をしているというお話でしたが、やはりその団体がばらばらで研修を受ける、同じ講師ならばいいんですけれども、そこでやっぱり話合いができるようなそういう場面もつくってほしいなと思います。そこが連携できなければ絶対にSOSキャッチしてもケアにつながっていかないので、ぜひその点、よろしくお願いいたします。 学校にはヤングケアラーを見つけられる大きな役割があり、先ほど、当初答弁のところでも民生部長から学校の存在が大変有効であるとありました。今回は教育部門のほうからの答弁はありませんでしたが、民生部長が横断的に連携を取っていただいて、まとめて答弁をしていただいたと理解をしております。ぜひヤングケアラーへの感度を上げていってほしいと思います。 埼玉県では、ケアラー支援条例というのが制定されておりまして、その中の第3条の基本理念では、ヤングケアラーとしての時期が特に社会において自立的に生きる基礎を培い、人間として基本的な資質を養う重要な時期であることに鑑み、適切な教育の機会を確保し、かつ、心身健やかな成長及び発達並びにその自立が図られるように行われなければならないとあります。 今週の初めの中日新聞の投書欄に、ご自分がヤングケアラーであったという方の体験が掲載されておりましたのでご紹介をさせていただきます。 この方は学生のときにお母様、お父様と相次いでがんになられて、入退院を繰り返され、20代のときにご両親を亡くしているといった方の投書でございます。両親を看病した際、困ったときは親戚や近所に頼れと言ってくれる人もいたが、家の問題こそ血縁関係には言いづらかった、こんなつらさ、心の叫びをどのように話せばいいのか、いま一つ私にはよく分からなかった。唯一何でも聞いてくれる高校の保健室の先生はありがたい存在だった。最近になってようやくヤングケアラーへの注目が集まるようになってきたが、国や自治体、学校にはぜひ救いの手を差し伸べるようにしてほしい。全て自分がと背負い込まないよう、家でのことを忘れられる時間をまず確保させてあげたいと思う。そういったヤングケアラーの経験者からの声であります。 阿久比町で育つ子どもたちが次の阿久比町を担ってまいります。どの子どもも健やかに育ち、誰もが笑顔で明るい未来を築けるよう、ここにいる全ての大人たちから誰も置き去りにしない阿久比町を目指していかねばならないと思います。 以上で今回の私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(渡辺功君)  以上で、都築清子議員質問を終わります。 この際、暫時休憩をいたします。 午前11時00分より再開をいたします。     午前10時44分休憩-----------------------------------     午前11時00分再開 ○議長(渡辺功君)  休憩前に引き続き会議を再開します。 8番 山本良輔議員質問を許します。     [8番 山本良輔君登壇] ◆8番(山本良輔君)  ただいま議長から質問のお許しが出たので質問させていただきますが、その前に本町のコロナウイルス感染でご尽力いただいております医療関係者の皆様、また、町長、副町長をはじめまして町職員の皆さんにご苦労かけておりますこと、非常に感謝申し上げております。あと、くしくも感染されてしまった患者さん、また家族の方に対して早い回復をお祈りするとともに、皆様のこれからのご健康をお祈り申し上げましてご挨拶とさせていただきます。 それでは、私の質問は1点であります。 ふれあいの森パターゴルフ場について質問いたします。 昨今、この新型コロナウイルス感染症により、当施設の休業、もしくは時短を行ったということでありますが、この先、まだコロナがどうなるか分かりません。この際ですから、この施設を見直したらどうかということで質問させていただきます。 1番、令和3年度当初予算に令和2年度まで毎年「ふれあいの森パターゴルフ場改修工事」として計上されていた年間100万円程度が今回は計上されていない、この理由は何でしょうか。 2番としまして、コロナ禍において人流の制限がなされ、利用者数は当然減少していると思いますが、過去5年間の利用者数の推移を教えていただきたい。 3番目としまして、さきの質問と重なる部分でもありますが、利用者の町民と町外の人の割合はいかほどになっておりますでしょうか。 4番目、最後にこのパターゴルフ場、この施設を廃止、もしくは変更するお考えをお持ちでしょうか。 これが通告によります一般質問でございます。どうぞ答弁よろしくお願いします。
    教育部長学校教育課長(中川学君)  ふれあいの森パターゴルフ場についての1点目、令和3年度当初予算に令和2年度まで、毎年「ふれあいの森パターゴルフ場改修工事」として計上されていた年間100万円ほどが計上されていない理由は何かについてお答えいたします。 平成23年度から毎年1ホールずつ人工芝張替の改修工事を行い、昨年度で9ホール全ての改修が完了したためです。 2点目、コロナ禍において人流の制限がなされ利用者数は当然減少していると思いますが、過去5年間の利用者数の推移を教えていただきたいについてお答えいたします。 各年度のパターゴルフ場の利用者数は、平成28年度、2,290人、平成29年度、2,175人、平成30年度、1,681人、令和元年度、1,460人、令和2年度、1,543人です。 3点目、利用者の町民と町外の人の割合はいかほどでしょうかについてお答えいたします。 令和2年度におけるパターゴルフ場の利用者数1,543人のうち、町民の利用者は375人、町外の利用者は1,168人で、町民の利用者割合は24%、町外の利用者割合は76%となっており、町外の利用者割合が約4分の3を占めています。過去5年間においても同様の割合の結果が現れています。 4点目、この施設を廃止もしくは変更する考えをお持ちなのかについてお答えいたします。 豊かな自然の中にある「ふれあいの森」は家族の憩いの場としても親しまれ、町内外から多くの方が来場されます。そのうちのパターゴルフ場は、その手軽さから子どもから高齢者までが一緒に楽しめ、笑顔あふれる時間を体感していただける施設です。今後も町内外へ広くPRに努め、家族のふれあいなどを図るために多くの方に利用いただきたいと考えます。 このことから、ご質問にあります廃止や変更は考えておりませんのでよろしくお願いいたします。 私からは以上です。 ◆8番(山本良輔君)  ありがとうございます。 それでは再質問させていただきます。 まず、一番最初の100万円程度が計上されていない理由についてお伺いしましたが、これは9ホール全部終了したと、10年かけて9ホール、5番ホールだけが2回されておるということなんですが、そもそもこのパターゴルフ場の開場はいつだったんでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  開場は平成5年4月からです。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  そうしますと8年、平成23年からということで18年間はそのままやられたということで、今後も例えば今回やらなくても18年はこのままでいけるというお考えでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  改修につきましては、この人工芝の使用頻度や経年劣化により、また、すぐ必要になってくるとは思いますけれども、やはり完了したばかりですので、これからにつきましては、高圧洗浄での汚れの除去ですとか、その都度の修繕でメンテナンスを施していきたいと考えております。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  今お答えをいただきましたけれども、取りあえずそういうことで、また修繕は起こり得るというようなお答えだったんですが、2点目のコロナ禍において、この人流制限ということで質問させてもらったんですが、何か昨年は逆にコロナ禍において増えている要因は何だとお考えでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  昨年度はコロナ禍の影響で開場期間を例年より短縮せざるを得なかった状況ですけれども、利用者数は前年より83人ほど増加しております。その理由につきましては、新型コロナウイルスに感染しないために三密を避けて、屋外での運動機会を求める人が増えたのではないかというのが一つの原因ではないかと考えます。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  こんなことを言っちゃ怒られますけれども、コロナ様様というような感じでコロナのほうが人数が増えると、三密を避けてということでありましたが、全体的に利用者が減ってきた、昨年度はそういうことで増えておりますけれども、全体的に見ると年々減ってきているというのが否めないと思うんですが、その減ってきた理由というのは何だとお考えでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  開場当時から比べれば利用者の数は減ってきているというのは数字には表れております。一時のパターゴルフのブームも去ったということも理由かと思われます。あと近隣の市町にもふれあいの森と類似した施設ですね、こちらのほうの施設だとか、公園が増えたということで利用者の方が分散したということも理由の一つではないかというふうに考えております。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  といいますと、今、他市町だとか近隣でパターゴルフ場がほかにも増えたというご答弁でよろしかったですか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  パターゴルフ場については増えてないかもしれないですけれども、同じような遊ぶ施設というか、ふれあいの森のような自然と親しむような場所が増えたという理由が一つの理由だと考えられます。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  私も以前伺ったことがあるんですが、他市町においても、やはりパターゴルフ場のあるところは利用者数が減っているというお話も聞いております。確かにゴルフブームが去ったということもありますけれども、どんどん減ってきています。 次の再質問させてもらいますが、パターゴルフ場は阿久比町民の住民サービスの一環だと私は捉えておりますけれども、あまりにも阿久比町住民の利用者割合が低いということについてどうお考えでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  パターゴルフ場に限らず町内外の多くの方にふれあいの森を利用していただくことは大変よいことだと考えております。もちろん町民の皆さんにパターゴルフ場を多く利用していただきたいと思っておりますので、来ていただくために昨年の12月には阿久比家庭教育推進協議会発行の情報誌、こちら「あっとほーむ」という情報誌があるんですが、そちらのほうで「家族でふれあいの森へ行こう」ということでパターゴルフ場を楽しもうというような啓発、PRもさせていただいております。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  今のお答えですと、阿久比町住民が少なくてもとにかく人が来てもらえればいいというようなニュアンスに捉えられるんですが、どうでしょう。費用対効果という面で見ますと、非常に乖離しているんではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  やっぱり阿久比町の施設ですので、町民に来ていただくということは一番ですけれども、阿久比町をPRするという意味で、ふれあいの森には町内外の方がいっぱい来ていただくことも大切なことだと考えております。町民の方には、またPRしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  実は私もインターネットで阿久比町のホームページじゃなくてフェイスブックかSNSかなんかで「阿久比町のパターゴルフ場は安くていいよというような、環境もいい」というようなのは見たことあるんですけれども、ただ、こうやって年々減ってきて、先ほどもご答弁にありましたように、毎年100万円ずつ使っていたのを今年度はいつまで続くか分かりませんけれども、そのお金を使うのをやめる。これは私は一つはコロナウイルス感染症に関して無駄な事業といいますか、無駄とは言いませんが、事業を見直したという側面があるんじゃないかと思っておりますが、そこら辺はどうなんでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  やはり経費削減という意味では、コロナ対策ではないですけれども、一連の工事が終わりましたので、今後につきましては、一番経費のかからない方法、壊れたところから修繕していくところが一番だと考えておりますので、そのような方法を取っております。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  非常にやっぱり努力されておりますですね。なかなかできないと思いますけれども、そうやって努力される、何か高圧洗浄機で清掃されると、できたらなるべく早くやってほしいです。私もあそこを雨上がりに歩いたらつるっと滑りましたので、ぜひ早めに手当てしていただきたいと思います。 ただ、この施設において、これは私の意見ばっかりじゃないんですが、町民の少なからずの方が「あの施設は本当に必要なのかと、町民があまり使っていないんだということで、いつ見てもほとんど空いているんだということで、これを見直したらどうだろう」という話もやっぱりいただいております。これで私が思いますのは、昨年、令和2年3月定例会において、同僚議員から「ふれあいの森に健康遊具を導入したらどうか」というような話があったんですが、そのときには「更新時に検討します」というようなご回答だったと思うんですが、その後、見直しされておりますでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  まだ、既設の遊具については十分使えますので、その辺はまだ更新時期に当たっておりませんので、計画のほうは今はしておりません。健康遊具という考えでふれあいの森、大変起伏の激しい園路、大きな広場があります。散歩していただいたり、広場で体操、そちらのほうも十分できると思いますので、そちらで健康に努めることは十分できると思いますので、利用していただきたいと思います。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  確かに健康遊具を入れるということは、またお金のかかる話でありますので、なかなか難しいかとは思うんですが、パターゴルフ場を撤去してあそこを園遊路にして、そこにどなたでも使えるような健康遊具を入れたら皆が使いやすい。確かに今、結構何人も多くの方があの中を歩いてみえます。園遊路の整備に切り替えたらどうかと思うんですが、いかがでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  ほかの進入口を設けるということは、やはり安全面ということで以前もご答弁で答えさせていただいていると思うんですけれども、これは難しいと思います。入り口は一つです。そちらから入っていただいて散歩を楽しんでいただければと思います。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  確かに難しい面はありますが、出入口を増やすということではなくて、今のパターゴルフ場のところを園遊路にして、その途中に健康遊具を置くというのはどうかということだったんですが、それでお金のかかることでありますので、もしあれであればここに園遊路はつくり、あとそこに今、阿久比町もアサギマダラ、知多半島にアサギマダラが立ち寄るようなそういう調査会ですか、あると思いますが、そういったことをやっていったらどうなんでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  いろんな考えはございますが、今のところは現行の公園の中でPRに努め、いろんな方に利用していただきたいと考えております。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  なかなか話があれですけれども、お互いが思いを述べておるだけで申し訳ありませんね。ただ、町民の結構多くの方が本当にこれはどうだということを言っておられるんで、検討はしていただきたいなと思うんですよね。例えばフジバカマを植えて、秋にはアサギマダラが飛来する、春には例えば水前寺菜を植えて、水前寺菜は春の花ですので、春と秋と行きと帰りにアサギマダラが寄れるようなこういった環境、確かに今、ふれあいの森にはアサギマダラが確かあるはずです。そこで何か見たことがあるというような方もお見えになると思いますけれども、そういった飛来地にするには観光にもいいし、遊歩道にして園遊路として活用したらどうかと思うんですが、どうでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  お答えします。 アサギマダラが寄るフジバカマ、そちらのほうは公園内に植わっています。そちらのほうにつきましては、知多半島のアサギマダラネットワーク情報交換会というのに阿久比町は参加しておりまして、いろんな情報を得てはおります。先ほどいろいろご提案がありました。阿久比町としては環境につきましては、教育委員会が申し上げるあれじゃないんですが、ホタルということでそれが環境バロメーターになっております。ふれあいの森については四季折々の花も咲いておりますので、また、本当に意見として伺っておきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◆8番(山本良輔君)  意見を聞いていただいたということで検討はされていないということですね。ただ、残念なのは同僚議員の中にもフジバカマを植えてアサギマダラを何とか知多半島に集めたいというような思いの方もお見えです。それに賛同される同僚もおります。ですから、何とかそれを観光の目玉として位置づけて、部署が違うとは思いますけれども、ふれあいの森の中のことですので、社会教育課のほうでちょっと音頭を取るわけにはいかないでしょうか。 ◎教育部長学校教育課長(中川学君)  参考に伺っておきます。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  なかなか手ごわい部長さんで検討もしていただけませんので、簡単ではございますが、私の質問をこれで終わります。 ありがとうございました。 ○議長(渡辺功君)  以上で、山本良輔議員質問を終わります。----------------------------------- ○議長(渡辺功君)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 次の本会議は6月14日月曜日に開きます。 本日はこれをもって散会いたします。     午前11時23分散会...