阿久比町議会 > 2020-03-23 >
03月23日-06号

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  1. 阿久比町議会 2020-03-23
    03月23日-06号


    取得元: 阿久比町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    令和 2年  3月 定例会(第1回)          阿久比町議会第1回定例会(第6号)1 議事日程   令和2年3月23日(月)午前10時40分開議   第1 緊急質問について   第2 議案第1号 阿久比町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第3 議案第2号 阿久比町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第4 議案第3号 阿久比町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第5 議案第4号 阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について(委員長報告)   追加日程 議案第4号 阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてに対する修正動議   第6 議案第5号 阿久比町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第7 議案第6号 阿久比町特別職の職員の給与及び旅費並びにその支給方法に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第8 議案第7号 阿久比町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第9 議案第8号 阿久比町公共施設整備基金の設置及び管理に関する条例の一部改正について(委員長報告)   第10 議案第9号 阿久比町税条例の一部改正について(委員長報告)   第11 議案第10号 阿久比町国民健康保険税条例の一部改正について(委員長報告)   第12 議案第11号 阿久比町手数料条例の一部改正について(委員長報告)   第13 議案第12号 阿久比町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について(委員長報告)   第14 議案第23号 令和元年度阿久比一般会計補正予算(第7号)(委員長報告)   第15 議案第14号 令和元年度阿久比国民健康保険特別会計補正予算(第4号)(委員長報告)   第16 議案第15号 令和元年度阿久比介護保険特別会計補正予算(第4号)(委員長報告)   第17 議案第16号 令和元年度阿久比下水道事業会計補正予算(第3号)(委員長報告)   追加日程 議案第17号 令和2年度阿久比一般会計予算に対する修正動議の撤回   第18 議案第17号 令和2年度阿久比一般会計予算委員長報告)   第19 議案第18号 令和2年度阿久比国民健康保険特別会計予算委員長報告)   第20 議案第19号 令和2年度阿久比介護保険特別会計予算委員長報告)   第21 議案第20号 令和2年度阿久比後期高齢者医療特別会計予算委員長報告)   第22 議案第21号 令和2年度阿久比水道事業会計予算委員長報告)   第23 議案第22号 令和2年度阿久比下水道事業会計予算委員長報告)   第24 同意案第1号 教育長の任命について   第25 請願第1号 町道矢高横川線(宮津地区)に関する請願書   第26 議員提出議案第1号 阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例の制定について   第27 意見書案第1号 新型コロナウイルス感染症対策の強化についての意見書   第28 決議案第1号 道路行政特別委員会設置に関する決議   第29 常任委員会の閉会中の継続調査について   第30 議会だより編集特別委員会の閉会中の継続調査について   第31 議会運営委員会の閉会中の継続調査について1 会議に付した事件   議事日程に同じにつき省略1 会議に出席した議員(13名)     1番  大村文俊君    3番  都築清子君     4番  新美三喜雄君   5番  竹内卓美君     6番  山本和俊君    7番  石川英治君     8番  山本良輔君    9番  渡辺 功君     10番  山本恭久君    11番  澤田道孝君     12番  竹内 強君    13番  久保秋男君     14番  瀧塚政明君1 会議に欠席した議員(1名)     2番  小柳みゆき君1 地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者の職氏名    町長        竹内啓二君   副町長       野崎秀幸君    教育長       石井勝巳君   総務部長      大久保英俊君    民生部長      蟹江信裕君   建設経済部長    伴 利郎君    教育部長兼学校教育課長       建設経済部参事   佐野和也君              田中清高君    総務課長      中川 学君   検査財政課長    西永秀行君    防災交通課長    新美利満君   政策協働課長    雉野義弘君    税務課長      細川貴義君   住民福祉課長    竹内久敬君    子育て支援課長   高津政功君   健康介護課長    関 真人君    産業観光課長    大岩峰雄君   建設環境課長    小野寺哲哉君    上下水道課長    新美利幸君   会計管理者兼出納室長                                中川浩子君    社会教育課長    新海芳明君1 本会議に職務のため出席した者の職氏名    議会事務局長    新美良幸    議会事務局付係長  長谷川博美     午前10時40分開議 ○議長(瀧塚政明君)  皆さん、おはようございます。 まず、開会に先立ちましてお知らせ申し上げます。 本日、傍聴席におきまして、株式会社CACより議事の撮影について、株式会社中日新聞社より議事の録音について許可願いがあり、これを許可しましたので、ご了承願います。 ただいまの出席議員13名です。 定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第1、緊急質問についてを行います。 広報あぐい3月15日号の掲載記事に関して、渡辺 功議員から緊急質問の申出がありました。 渡辺 功議員の緊急質問の件を議題として、採決したいと思います。 お諮りいたします。渡辺 功議員の緊急質問に同意の上、直ちに質問を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。 起立多数であります。よって、渡辺 功議員の緊急質問に同意の上、直ちに質問を許すことは可決されました。 直ちに緊急質問を許します。 この際申し上げます。質問回数は3回までといたします。質問は自席にて行っていただきます。 渡辺 功議員の発言を許します。 ◆9番(渡辺功君)  今議会の最終日に緊急質問として申し出たのは、新年度予算を採決する本日の本会議前にただすことが重要かつ緊急と判断したからであります。議員各位にご賛同いただき、感謝をいたします。 それでは、広報あぐい3月15日号の掲載記事に関して緊急質問を行います。 3月15日発行の広報あぐいにおいて、令和2年4月から町税などのコンビニ収納開始との記事が掲載されています。この3月議会は、ご承知のとおり、4日から23日までの20日間にわたり開催されており、特に新年度予算を審議する重要な議会であります。そして、本日は議会最終日であり、この本会議で質疑、討論、採決が行われ、その採決の結果、可決された場合において新年度予算が成立し、4月から各種の事業が展開されることになります。 しかしながら、既に3月15日号の広報には、まだ当初予算が議決もされていないのに、コンビニ収納開始とPRをしているわけであります。こうした行政の無神経な行動に対して、私は1議員として、また議会運営委員会の委員長として非常に困惑すると同時に、議会軽視も甚だしいと言わざるを得ません。なぜ3月15日号で掲載しなければならないのかという疑問を抱いており、町側の真意を伺いたいと思います。 ◎総務部長(大久保英俊君)  それでは、議会で正式に認められた緊急質問ということでお答えさせていただくということでよろしいんでしょうか。 じゃ、お答えさせていただきます。 コンビニ収納を今年の4月から実施することにつきましては、議員各位に丁寧にご説明させていただきました。その上でコンビニ収納の実施について、これまで議会内で反対のご意見があったですとか、議論がなされたということは聞いておりません。 議会に説明をさせていただいた経過を申し上げますと、まず、平成30年の12月議会において、現議長であられます瀧塚議員の一般質問の中で、全ての町税と保険料について平成32年、令和2年になりますが、の4月の実施に向けて進めており、システム改修などの導入費用は819万5,000円を見込んでいますというお答えをさせていただいております。 その平成31年第1回定例会におきましては町長の施政方針の中でも、住民サービスの向上に向け、令和2年から町税と保険料をコンビニで納付できるようにしますと述べております。同じ議会におきまして令和元年度の当初予算の説明の中でも、令和2年4月からのコンビニ収納に対応するための導入費用として、システム改修費など総額819万5,000円の事業内容をご説明申し上げまして、それを含みます令和元年度当初予算をご議決いただいておりますので、この時点でこの事業を実施していくことについて議会のご理解を得られていると考えております。それに基づきまして、本年度は事業実施に向けて準備を進めてまいりました。 そして、昨年の5月14日の議員懇談会でも、コンビニ収納の実施方法の詳細を説明させていただいております。 また、その年の6月議会でも、澤田議員の町長公約に関する一般質問の中でも、令和2年4月の実施に向けて準備を進めていますと答弁をさせていただいております。 そして、その9月議会では町長の諸般報告の中で、そして、本議会の町長施政方針の中でも、全ての町税と保険料が4月からコンビニエンスストアで納付が可能になりますと述べております。 このように、議会議員の皆さんへの報告は平成30年度から計7回行っており、丁寧にご説明をさせていただいたつもりでございますし、これについて最初に申し上げましたとおり、反対のご意見もお聞きしておりません。また、説明や答弁内容は、議会の議事録ですとか議会だよりとかももうできておりますので、議員懇談会の提出資料もございますので、ご確認できることは可能でございます。 本題の議員から今回ご指摘のありました令和2年度の当初予算に係る部分は、コンビニ収納の代行業者に支払う手数料のみでございます。今後事業を継続していく上では必ず毎年必要になってきます、光熱水費と同様のランニングコストという部分になります。この手数料も毎年予算計上させていただいております収納に係る金融機関等に支払う口座の振替の手数料などにコンビニ収納分を加算して計上しておりますので、令和2年度当初予算書の中では例年どおりの手数料という項目のみで、コンビニ収納という文字は表記されておりません。この手数料についても分かりづらいということで、今議会の精読会におきまして新年度予算の説明の中でも、コンビニ収納分を含むものについては内訳が分かるように丁寧に補足の説明をさせていただいております。 このような経過の下で、3月15日号の広報あぐいにつきましては、次年度予算に係る住民サービス、例えばですと高齢者タクシー料金助成券の交付のご案内ですとか、保健センターで行う健診や予防接種の予定など、予算の議決前であっても町は執行機関として当然住民に事前にお知らせすべき事業につきましては掲載をさせていただいておりますし、コンビニ収納につきましても、同様に4月の早々に固定資産税納付通知書の発送がある中で、住民サービスに直接関わるものとして当然にして事業実施前に住民に広くお知らせするべきであると考えまして、3月15日号に掲載をさせていただきました。 このように、コンビニ収納を令和2年度から実施することについては、住民に広く周知する前に議員各位には何度も丁寧にご説明をし、当然ご理解いただいているものと判断しておりますので、議会軽視には到底当たらないと考えております。 今回ご指摘のように、ランニングコストに係る部分まで議決後でなければ住民に広く事業内容を説明できないというのであれば、それはむしろ住民を軽視していると言われても仕方がございません。そこで、住民に周知するべき一番良いタイミングとして3月15日号に掲載させていただいておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。 また、4月1日号につきましても、当初予算の議決前ではございますが、既に入稿して体裁を整え、発行を待つばかりになっております。この号にもコンビニ収納について掲載をさせていただいておりますので、このことについても併せてご理解いただきたいと考えております。 私からは、以上です。 ◆9番(渡辺功君)  総務部長から答弁をいただきましたが、聞いていると、これまで何度も事前に議員に説明をしてきたというお言葉がところどころ出てきます。そして、そのときには何ら反対の意見もなかったから、3月15日に掲載するのは、ある意味では町民サービス、早く町民に知らせるために何ら問題はないという流れだろうというふうに思います。聞いていると、それも見解の一理としてあるのかなというふうに思いますが、私としては、何となくこの点が理解に苦しむんです。 新規事業の展開には、企業や当然行政も必ずといっていいほどシステムの構築や改修が伴うのは当たり前であります。そのことを駄目だと私は言っているつもりではないわけで、その事業を新年度に展開しよう、スタートさせようと思えば、当然事前にシステムの改修、先ほど部長がご説明をいただきました、構築や諸準備が必要となる、それはもう分かります。したがって、このコンビニの件もご回答にありましたが、全員協議会で5月14日の日に我々は説明を受けていることは、十分こちらも承知しているわけであります。 ただ、そこで事業の事前説明、説明したからとか、逆に、説明したから議決前に広報に掲載することの意味合いというのは、私はまた別物のような気がするわけであります。3月議会は、このコンビニ収納に対して議案としては確かに出てきませんが、町としては他市町もやっているとおり、コンビニ収納するという大きな目玉の事業であるというふうに感じているわけでありまして、事前説明をしたからということで、広報に議決前に載せるという点がどうも理解できなく、ある意味では議員と行政の信義則に反するのではないかと、信頼を構築することを裏切るんではないかというように考えるわけであります。 先ほどの部長の答弁で、住民に早めに周知することが必要だと、何もコンビニだけじゃなくて、保健のカレンダーだとか、タクシーだとか、いろいろ載せているじゃないかというご指摘をいただきましたが、そことやっぱり今回私が指摘している点はやっぱり分けていただかないと、私はその点までもということで今回緊急質問しているわけではありませんので、このコンビニ収納に絞って緊急質問させていただいていますから、みそもくそも一緒にして、それだったらこれだって駄目と言うんですかというようなことではないというふうにご理解をいただきたいというふうに思います。 先ほども固定資産税都市計画税は4月1日から案内書を送付するんだというお話をいただきました。部長のお手元に、昨年の各家庭に送付した固定資産税、県民税、軽自動車税とか介護保険料の通知書と、そこに記載している第1期、1回目の納付期限を示した資料というのはお持ちですか。もしお手元になければ、私のほうから報告をさせていただいたほうがよろしいですか。 まず、町税などのコンビニ収納における今回出されています税金、その納税通知書、各家庭に届きます。そして、そこには納付期限、全納でなければ、1期から1期は何月何日というふうに記載をされているわけでありますが、町・県民税は大体6月1日ぐらいに各家庭に昨年度の例で言うと通知が来ます。そして、第1期の納税期限というのは7月1日です。また、固定資産税都市計画税は、確かに4月1日発送で町長名で届きますが、第1期納付期限というのは翌月5月7日です。軽自動車税においては、5月1日ぐらいから通知が来て、5月31日までに納付してほしいと、こういう内容になっています。また、国民健康保険税については、通知は7月1日、納付期限は7月31日、最後、介護保険に至っても、同じように各家庭に通知が来るのが7月1日、第1期納付期限が7月エンドと、そして後期高齢者も同じであります。 私は、何が言いたいかというと、それぞれやっぱりかなり先なわけです。つまり、広報4月1日号の周知でも十分余裕があるのが実態ではないでしょうか。 したがって、先ほどの答弁は、あまり当てはまらないような気がいたします。今の質疑を通しても、何となく無理があるのかなという気がいたします。私の中では、議会での予算成立前にPRしなければならない根拠がなかなか見つかりません。なぜ、たった15日間を待てないで、4月1日ではなくて3月15日にすることによって住民にどれだけメリットがあるんだろうか、そのことによって議会と行政とどういう問題が派生するのかということを考えると、なかなか理解に苦しむわけであります。その点、どのように考えておられるのか、質問いたします。 ◎総務部長(大久保英俊君)  今議員がおっしゃられた中でちょっと1つ訂正させていただきますが、令和2年度の固定資産税都市計画税、そして後期高齢者医療費の過年度1期につきましては、4月30日が納付になっております。5月7日とおっしゃられたのは、ゴールデンウイークの関係でたまたまそのときはそうなったと、去年ですかね、なっているんですが、4月末になっております。 4月1日号でもいいんじゃないかというお話につきましては、先ほど最後にお話ししたとおり、4月1日号でありましても、広報発行には1か月ほど皆様のお手元にかかるまで入稿してからかかるわけでございます。ですので、4月1日号も既に出来上って、あと印刷を待つだけの状態になっております。ですから、今議会が通ってないんだから、そこの場でまだ入稿しちゃ駄目だという話になってきて、入稿が今からしたとしても、今は5月1日号になります、もしくは5月15日号になってしまいます。 このような状況でございますので、3月15日号、当然1回ではなく何度かPRさせていただく、新しい事業につきましてはこれに尽きると思います。ただ、この事業につきましても、新規事業と申しましても、もともとコンビニ収納というのは、もともと収納が金融機関などで行われていたものを、住民サービスの向上のために窓口を広げただけでございますので、納税事務の新しい事業というわけではございませんので、サービスを広げたということのPRとして3月15日号にお出ししておるということでございますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◆9番(渡辺功君)  部長の説明、分からないわけではありません。それなりに理解することができますが、我々議会がこれから後半、本日の後半にいろんな議案に対して賛成か反対か採決をする、それぞれの議員が賛成か反対かということを自分で考え、起立をしたりするわけですが、その判断は、例えば新年度予算であれば、その事業が本当に必要なのか、そこについている予算が適正なのか、または無駄がないのか、その他いろいろな角度からそれぞれ14名の議員が判断をいたしますが、実は私はその判断をするファクターの一つに、本当に行政が公平性を保ちながら情報開示をして展開がされているのか、さらには、議会の意思決定なり考え方を大切にしているのかという点を重視をさせていただいています。 したがって、この新年度予算、ああ言えばこう言うという議論になってもあれですが、採択する上において、この点も、こういうこともきちっと聞いておくことが必要だということで、緊急質問をさせていただきました。 3回目、これで質問回数は終わりですけれども、最後にもう一度確認しますが、今回と同じようなケースが来年度の新年度予算のときに出てきた場合、今回と同じように3月15日号で掲載するということをおっしゃっているというふうに理解していいのか、その点についてお聞きをいたします。 ◎総務部長(大久保英俊君)  全ての新規事業について、議会の議決をいただく前にお載せしているわけではございません。予算の説明、新規事業につきましては、今度5月1日号になりますが、そこで改めていろいろな事業を紹介させていただくことになるわけでございます、毎年そうなんでございますが。 今回の場合は、直接住民のサービスに関わる部分であって、サービスを広げた部分についてのPRでございますので、同じような状況ならば、やはり来年度もこのようなことになるんではないかと、4月1日から始まる事業につきましては、そうなるんではないかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  以上で、渡辺 功議員の緊急質問を終わります。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第2、議案第1号阿久比町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第1号阿久比町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第1号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第1号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第3、議案第2号阿久比町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第2号阿久比町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 宣誓の中身はとの質問に対し、日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを誓いますという内容との回答がありました。 将来提出しなくてもよいこともあり得るのかとの質問に対して、地方公務員法第31条で宣誓をしなければならないとの規定に基づき、必ず宣誓していただきたいとの回答がありました。 討論、意見としては、地方公務員として認識を持って活動することは任用職員でも必要、宣誓書だけで済ませようとするのではなく、今までやってきたことだからやる必要があるとの反対討論がありました。 その後、採決を行った結果、委員多数の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第2号の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。12番。 ◆12番(竹内強君)  本条例についてですが、私は反対の立場で発言をいたします。 この条例は、職員が地方公務員としての立場を明らかにし、それを採用された時点できちっと宣言をして、宣誓をして、書面に書いて捺印を押して行うものです。これは、地方公務員としての自らの役割、そして義務、これを確認する、そういう重要な問題だと考えています。 この条例案によれば、任用職員については宣誓をしなくても宣誓書を出せばいいんだということで、この条例が出たというふうに説明を受けました。しかし、よく内容を見れば、これが決してそれだけのものではなくて、任命権者、いわゆる町長の判断で公務員の署名とか宣誓がされるかどうかというのは、その判断によって決めることができる、こういうふうに言っているんです。 今任用職員は、阿久比町の職員の中でも正職員をはるかに超えて300人近く採用されています。こういう人たちが地域住民に直接関わる、そういう役割を果たしていく。そういう中で、本当に公務員としての役割、特に宣誓書で書かれているように、日本国憲法を尊重し、かつ擁護することを固く誓う、そして地方自治法の本旨に対する公務を民主的かつ効率的に運用すべき責務を深く自覚をし、全体の奉仕者として誠実かつ公正な職務を執行することを固く誓うと言っているんです。これをあいまいにすることは許されない、私はそう考えます。 これは、単に任用職員だけの問題ではなく、こうした形骸化が進めば、公務員そのものの、正規の公務員そのものの問題にもつながっていくというふうに考えます。 よって、この条例案に対して反対の討論を行いたいと思いました。ありがとうございました。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。     [発言する者なし] 次に、反対討論の発言を許します。     [発言する者なし] これをもって討論を終結いたします。 これより議案第2号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第4、議案第3号阿久比町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第3号阿久比町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。
    ○議長(瀧塚政明君)  議案第3号の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 山本良輔議員に申し上げます。8番。 ◆8番(山本良輔君)  申し訳ありません。今議案をちょっと勘違いしております。申し訳ありません。第4号議案について反対討論をさせていただきます。 ○議長(瀧塚政明君)  山本良輔議員、ただいま第3号議案でございますので、よろしくお願いします。 ◆8番(山本良輔君)  申し訳ございません。日程と議案号を勘違いいたしました。申し訳ありません。第3号議案に対しては、反対討論するものではございません。申し訳ありません。第4号議案のほうでございました。取り下げます。 ○議長(瀧塚政明君)  討論取下げですか、はい、分かりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第3号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第5、議案第4号阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第4号阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正につきましては、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 近隣市町との比較はとの質問に対し、知多5町の状況は、正副議長は上から4番目、他の議員は3番目との回答がありました。 金額の算定根拠はとの質問に対し、委員10人がそれぞれ金額を提示し、平均が算定根拠との回答がありました。 各委員が提出した金額の算定根拠はとの質問に対し、各町の状況、国の動向などをお知らせし、その結果を吟味して各委員それぞれ自分で調べて出した金額との回答がありました。 討論、意見としては、消防団の報酬は平成5年から改正されていない。議員報酬は平成16年に改正されている。議員のみが改正されるのは公平性に欠けるとの思いで、賛成できないとの反対討論がありました。平成16年の議員報酬の改正は、減額であったとの意見がありました。 その後、採決を行った結果、賛成多数により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第4号の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 本案に対しては、山本良輔議員ほか1名から、お手元に配付しました修正の動議が提出されております。 したがって、これを本案と併せて議題といたします。 提出者の山本良輔議員より説明を求めます。8番。 ◆8番(山本良輔君)  それでは、先ほど反対討論を行う予定だったんですが、この議員報酬を増額するということは、将来の議会の担い手をつくる上で大変重要なことであると思います。そう思いますが、町民の中には、本町のいわゆる箱物、庁舎から始まり今行っております給食センターの建替えといったことによって起こる財政疲弊を、町民からも指摘される方が結構多かったと思います。 また、各種団体に対する補助金を減額しておいて議員報酬だけを増額するのか、いわゆるお手盛りではないかという住民感情も見てとれます。 それによって報酬審議会の委員の皆様が一生懸命考えていただいて議員の報酬を上げるという判断をしていただきましたが、また、阿久比町議員諸氏、そして町民の皆様それぞれの立場を鑑み思うことは、江戸時代における一例でございますが三方一両損、皆が1両ずつ損をするというふうな人情裁きのごとく、報酬審の委員の方のお顔も立て、ですから答申の全額増額ではなく増額の減額、議会議員の報酬増の減額、各種団体へその資金を回し、皆が少しずつ損をするという考えに至りまして、この4号議案と17号議案に対する修正議案を出させていただきました。どうか、ご精査のほどよろしくお願いします。 ○議長(瀧塚政明君)  山本議員に申し上げます。 ただいまは第4号議案のみ審議しておりますので、17号議案というのは訂正をお願いします。 ◆8番(山本良輔君)  はい。それでは、17号議案、今の失言ということで、お取消しをお願いいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  修正案の説明が終わりました。 これより修正案に対する質疑に入ります。 ◆5番(竹内卓美君)  それでは、質問させていただきます。 議案第4号の阿久比町議会の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正の原案は、阿久比町特別職報酬審議会等の答申を受けての改正であると当局から説明がありましたが、報酬審議会の答申である議員報酬8,000円の増額を認めず、そこから3,000円を減額し5,000円を増額とする、概念ではなく具体的な根拠をまず説明していただきたい。 また、この議員報酬の減額に関連して、この後の議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算についても併せて修正動議が出されていますので、関連がありますので少しお伺いします。議長よろしいでしょうか。 ○議長(瀧塚政明君)  はい。 ◆5番(竹内卓美君)  修正案では、議会費において議員報酬月額を3,000円減額することにより、報酬、期末手当で67万9,000円を減額としています。その大半である50万円が菊花展補助金への増額となっていますが、発議者であるお二人の議員は補助金を受け取る側の阿久比町菊花連合会の会計と幹事という役目を務めていると思います。議員報酬、議会費を減額した分を、自分たちが役員を務めている団体にほぼ増額するという修正案を提出されたことについて、阿久比町議会議員として、私は町民の誤解を招きかねないと思いますが、町民の皆様にはどのようにご説明されるか、お考えをお伺いいたします。 以上です。 ◆8番(山本良輔君)  今、竹内卓美議員がご質問された、確かに私と賛同者、石川議員は菊花連合会の役員であります。ところが、私が申し上げたいのは、補助金受給団体が今減額されているのは、阿久比町商工会、そしてスポーツ協会、それと今言われた菊花連合会でございます。この減額比率を見ますと、阿久比町菊花連合会だけが約30%近い減額、そのほかのところは、スポーツ協会は2.7%、この差があまりにも大き過ぎるので、だからといって菊花連合会への補助金の移行を大幅に図ったものではございません。当局からの説明にもありましたように、菊花連合会においては自分たちの自己財源と申しますか会費、この成り立ちが非常に少ないということをご指摘いただいておりますので、それを鑑みましてこのようにしました。 ですから、これ申し上げておるように人情裁きをお願いするものでございまして、何ゆえに幾らということではございませんので、どうぞご理解ください。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  3,000円減額の5,000円増額修正案に対する質問のご答弁はどうでしょうか。 ◆8番(山本良輔君)  ですから、今申し上げたように、あくまでも人情裁きでございまして、これといった規格はございません。ただ、皆さんそういって言われますが、それでは、諸議員にお伺いします。では、なぜ当局が出された減額に対して納得されたのかを、逆にお聞きしたいと思います。お答えできる方。 ○議長(瀧塚政明君)  提出者から質問はできませんので、よろしくお願いします。 ◆8番(山本良輔君)  はい、申し訳ございません。ということでございます。 ○議長(瀧塚政明君)  ほかにご質疑のある方、みえますでしょうか。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 この際、討論を省略して、修正案を採決いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより修正案を採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立少数であります。よって、山本良輔議員ほか1名から提出されました、議案第4号阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についての修正案は否決されました。 続きまして、原案について、討論を省略の上、採決いたしたいと思いますが、ご異議ありませんでしょうか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第4号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第6、議案第5号阿久比町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第5号阿久比町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第5号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第5号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第7、議案第6号阿久比町特別職の職員の給与及び旅費並びにその支給方法に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第6号阿久比町特別職の職員の給与及び旅費並びにその支給方法に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 前回の改正はいつとの質問に対し、16年前の平成16年、町長は平成22年度に引下げを行い、その後、元の額に戻って、今回の改正との回答がありました。 算定基準はとの質問に対し、物価、職員給与引上げを加味し、16年ぶりの答申をいただき、引上げは当然、金額は、各委員が提示した金額の平均との回答がありました。 近隣市町との比較はとの質問に対し、知多5町の状況は、上から3番目との回答がありました。 討論、意見として、報酬審議会の委員を町長が任命し、審議会の開催も町長が決める、その任命された委員が町長の給与を決めることは、改正すべきではないかとの意見がありました。 各委員が出した金額を平均して決めるものなのか、論理的に算出すべき。報酬審議会の委員の任命に関しては条例で決まっているが、いつ報酬審議会を開催するのか基準もない。条例を改正しなければ、なかなか変わらないとの意見がありました。 提案された金額が高いということではなく、算定根拠がはっきりしないところだけは問題との意見がありました。 その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第6号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第6号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第8、議案第7号阿久比町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案は、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第7号阿久比町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 過去の運用はとの質問に対し、令和元年度まで支給していたとの回答がありました。 滞納整理機構解消との関わりはとの質問に対し、今回の改正は滞納整理機構を改めることとは別との回答がありました。 討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員多数の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第7号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第7号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第9、議案第8号阿久比町公共施設整備基金の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第8号阿久比町公共施設整備基金の設置及び管理に関する条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第8号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第8号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第10、議案第9号阿久比町税条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第9号阿久比町税条例の一部改正については、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第9号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第9号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第11、議案第10号阿久比町国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第10号阿久比町国民健康保険税条例の一部改正については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第10号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第10号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第12、議案第11号阿久比町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第11号阿久比町手数料条例の一部改正については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第11号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第11号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第13、議案第12号阿久比町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第12号阿久比町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 主な内容は、改正内容に該当する本町の施設名称についての問いに対して、特定教育・保育施設は市町村が施設型給付費の支給対象施設として確認した施設で、本町の場合、町立、私立の保育園、ほくぶ幼稚園が該当します。特定地域型保育事業は、小規模保育事業や家庭的保育事業などの施設で、本町に該当する施設はありません。特定子ども・子育て支援施設は、昨年10月からの無償化実施に伴い、給付対象となる認可外保育施設や預かり保育事業などの施設ですとの回答がありました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第12号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第12号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございます。起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第14、議案第23号令和元年度阿久比一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 本案については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第23号令和元年度阿久比一般会計補正予算(第7号)のうち、総務建設委員会に付託されていました部分について、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 ふるさと納税の増額の要因はとの質問に対し、100万円の寄附が2件あったとの回答がありました。 道路橋梁維持費と道路新設改良費の減額の背景はとの質問に対し、入札残と宮津土地改良事業の遅れと、町道105号線の用地確定業務の遅れにより、設計業務に移れなかったことが主な原因との回答がありました。 合併処理浄化槽設置補助金の減額はとの質問に対し、当初見込みは20件で申請は11件、単独浄化槽の撤去は3件が2件、くみ取りの撤去は2件が申請なしで、当初見込みより下回ったためとの回答がありました。 住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金とはとの質問に対し、家庭用の太陽光システム設置への補助金で、当初見込みは15件が9件で、減額となったとの回答がありました。 討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第23号令和元年度阿久比一般会計補正予算(第7号)のうち、文教厚生委員会に付託されていた部分について、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 主な内容は、急遽3月2日から休校となった小中学校の給食費の対応について保護者への返納金が発生した場合、補正予算と新年度予算のどちらに組み込まれるものか、給食費の考え方についての問いに対し、本町では3月分の給食費は発生していない。本町の場合、学校が事前に保護者から予定額を学年費などと合わせて徴収し、実食数に応じた金額を給食センターに支払い、保護者へは食数を精算して返金する方式をとっている。賄い材料費は予算額より単純に1か月分が減額となるが相殺されるため、予算に大きな影響はないと考えている。また、食材は学校分の全てがキャンセル可能となったため、特別な措置はしていないとの回答がありました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第23号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第23号を採決いたします。 本案に対するそれぞれの委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第15、議案第14号令和元年度阿久比国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第14号令和元年度阿久比国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第14号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第14号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第16、議案第15号令和元年度阿久比介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第15号令和元年度阿久比介護保険特別会計補正予算(第4号)は、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第15号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第15号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第17、議案第16号令和元年度阿久比下水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第16号令和元年度阿久比下水道事業会計補正予算(第3号)は、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、再度町当局から説明を受け、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第16号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第16号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 この際、暫時休憩をいたします。午後1時から再開いたします。     午後0時00分休憩-----------------------------------     午後1時00分再開 ○議長(瀧塚政明君)  休憩前に引き続き会議を再開いたします。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第18、議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算を議題といたします。 本案に対しましては、山本良輔議員ほか1名から修正の動議が提出されておりましたが、お手元に配付しましたとおり、撤回の請求書が提出されました。 撤回請求者の提案理由の説明を求めます。8番。 ◆8番(山本良輔君)  このたび17号議案に対しまして、一般会計予算に対する修正予算案を提出したところでございますが、先ほど議案第4号阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について修正動議が否決され、同原案が可決されたことにより、事実上、本修正動議が成り立たなくなって、成立しなくなったということでございます。 ○議長(瀧塚政明君)  撤回理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。山本良輔ほか1名から請求のとおり、修正動議を撤回することを承認することにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。よって、修正動議は撤回されました。 本案につきましては、それぞれ所管の常任委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算のうち、総務建設委員会に付託されていました部分について、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、当局から追加説明はなく、質疑を実施しました。 元気な家族農園土地借上料について交渉はとの質問に対し、現在交渉中ですとの回答がありました。 菊花展補助金を含む観光資源に係る補助金額の増減は各団体の活動に対する熱意に直結することなので、十分に納得していただくことが大事で、その考えはとの質問に対し、しっかりと協議し、町補助金に依存しないで、力をつけられるように協力したいとの回答がありました。 観光協会事務局の外部設置の内容はとの質問に対し、現在は理事会レベルの協議中で、現段階での答弁は控えるとの回答がありました。 観光協会と産業観光課の役割と方向性はとの質問に対し、産業観光課は県の観光施策に基づき、県の補助金や国の補助金を使ってハード、ソフトの整備をしていくことが大きな仕事、観光協会は、実際に企画立案し、近隣市町の観光協会と協力して盛り上げていくという位置づけで、事務局を外部設置することで見え方が変わってくるとの回答がありました。 討論、意見として、元気な家族農園の土地借上料30万円は農業委員会の提示借地料、賃借料、近隣農地借地料とかけ離れて高額である。交渉中なのに予算計上されており一方的な金額だと考え、予算を通すことはできないとの意見がありました。 元気な家族農園の借上料は、毎年見直しをする項目に入っていると以前答弁を伺っており、期待をして賛成するとの賛成討論がありました。 花かつみ園の多目的トイレ設置は数年前から計画されており、予算計上されていないことは納得できないので、賛成はできないとの反対討論がありました。 その後、採決を行った結果、委員多数の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算のうち、文教厚生委員会に付託されていた部分について、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、町当局から精読会以外に自主登校の現状報告を受けた後、質疑を行いました。 主な内容は、①新学校給食センター建設工事の進捗状況についての問いに対し、コロナウイルスの関係で一部の物品に若干の遅れはあるものの、全体工事はおおむね予定どおりに進んでいるとの回答がありました。 ②新学校給食センター建設工事監理委託料は昨年と同額予算となっているが、同監督補助業務委託料の予算は約半減している。その理由についての問いに対し、監理委託料は工事の進捗過程により予算を2年分均等に割っている。監督補助業務については、業務に係る期間が夏までで短いためであるとの回答がありました。 ③障害福祉人材育成事業の具体的な取組内容についての問いに対し、障害福祉計画に基づいた地域生活支援拠点の整備に向けたもので、施設の方を対象に3万円掛ける3回の研修会を計画しているとの回答がありました。 ④病児保育事業における場所や定員など具体的な内容についての問いに対し、現在協議中の医療機関は、あぐい小児科クリニックである。詳細はまだ決まっていないが、場所は同クリニックの敷地内、定員は10から12人の規模を想定しているとの回答がありました。 ⑤産後ケア事業とラポール事業の関係についての問いに対し、ラポール事業は主に保健師による相談やケアなどである。一方、産後ケア事業は、産後の育児サポートが特に必要な産婦さんを対象に、町内の産婦人科医広渡レディースクリニックに委託して、デイサービス型と1泊2日の宿泊型により心理的支援や授乳指導などの産後ケアを行う事業である。したがって、ラポール事業との関連性はあるものの、別の事業と捉えてもらいたいとの回答がありました。 その後、委員会内部において審議したところ、賛成の立場で、教育と子育てのまちづくりに向けて夏冬の長期休みに対する放課後児童クラブ、病児保育事業など、住民や現場の声を反映した新規事業を盛り込んだものであると評価しているとの意見がありました。 次に、採決を行った結果、賛成委員の多数により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。その経緯といたしまして、委員長を除く委員の採決は、賛成3、反対3の同数でしたので、阿久比町議会委員会条例第13条に基づいて、委員長の採決権を行使した結果によるものです。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第17号の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。12番。 ◆12番(竹内強君)  一般会計の予算について反対の立場から討論に参加します。 まず、今回の予算の中で大きく差が出ているもの、今年度の予算に比べて大きく差が出ているのは、収入の部分であります。それで、どこがこんなに大きな差が出たのかと見ますと、法人税の減額、これが大きくなっています。問いただしたところ、これは自動車産業の部分で、技術的な改革、新しい技術を導入するということで減税になったということを聞きました。確かにそういう法律があり、施行されていることは承知をしていますけれども、前回私は、この収入の面で法人税の問題を取り上げたときは、海外への移転、新しい事業所を展開する、そういう問題と併せて、円高による赤字、これが大きな問題だと、だから減額するということが出ました。今回は、今言ったような新しい技術に基づく減額、減税になっているということで、こういう問題というのは、もちろん阿久比町が一人で決められる問題ではありませんけれども、問題としてよく考えていかなければならない、これから考えていく必要のある問題だと思います。 もう一つ、支出の面で反対の討論をします。それは、花かつみ園の維持管理の問題です。 今、阿久比町の観光事業では、4つが大きな柱になっていると聞きました。1つ目は、ホタル事業、そして、菊花展をはじめとする菊の事業、さらに虫供養、そして最後,もう一つが花かつみ園です。この4つを中心に観光事業が繰り広げられている、そう理解しています。そのうちの特に今回問題にしているのは、花かつみ園の問題です。 花かつみ園の事業は、多くはボランティアで取り組まれています。阿久比町の中でも草木の地域で花かつみ園の保存会が結成され、1年間を通してこれを維持するための作業が行われています。そして、6月になれば開園がされて、町外から多くの人が訪ねてきます。そして、もちろん町内からも花かつみを見に若い人からお年寄りまで本当にたくさんの方がやってきます。中でもお年寄りの方、特に車椅子を使って訪れる方が毎年増えてきています。こういう中で、あの花かつみ園の中には現在仮設トイレしかない、そして、もし車椅子の方がトイレに行こうと思えば、少し離れたデンソーのトイレをお借りする、本当に大変なことなんです。保存会の方の話を聞くと、どこかにトイレがないだろうかいって慌てて飛び込んでくるお年寄りがたくさんいる。この人たちのことを考えたら多目的トイレを何とか造ってもらえないか、こういう声を僕は何度も聞いています。にもかかわらず、これができない。 ところが、数年前、長期計画の中で多目的トイレを建設するという計画案が出されました。本当に多くの方々が喜びました。ところが、昨年の12月の段階でも、多目的トイレの計画はしっかりと計画案の中に載っていたにもかかわらず、今回の予算案の中にはばっさりと切られている。これは、そうした期待をしていた人たちに対する裏切り行為であり、同時に、本当に車椅子で訪れるお年寄りの方々、そうした方々、障がい者の方々を含めて、この人たちの希望、期待を裏切るものになるというふうに思います。阿久比町全体で文化事業あるいは観光事業、本当に取り組むのであれば、こういったところから解決をしていかなければいけない。 こういう点を考え、私は今回の予算を賛成することができません。反対の立場で討論をしたいと思います。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。3番。 ◆3番(都築清子君)  令和2年度阿久比一般会計予算につきまして賛成の立場で討論をさせていただきます。 大変厳しい財政事情である中、様々な事業を見直し、必要なところへ優先順位を考えて組まれた予算であると思います。その中で、町長の施政方針にもありましたように、前年度に引き続き、教育と子育て支援のまちづくりに主眼を置いたものになっていると思います。 新規事業の中では、例えば働く子育て世代の現場の声から実施に至りました放課後児童健全育成事業において、夏休みや冬休みの長期の休みのみに利用ができる学童保育所が設置を予定をされております。大変喜ばれると思います。 また、児童が病気または病気回復にある子どもを一時的に保育する病児保育事業が、10月に開設する予定であると聞いております。仕事でどうしても保育が困難なときの手助けとして、民間の医療機関に委託して実施すると聞いております。大変有意義な事業であると思います。 そして、ほかにも急増する児童・生徒に対応するため、新学校給食センターの建設事業や学校支援員の増員、学校選択制による通学路の安全対策として交通支援員の増員配置など、子育て支援を積極的に進めるための予算が計上をされており、評価に値すると考えます。 防災・減災対策につきましては、緊急情報を伝達する同報系防災行政無線整備のデジタル化や大雨による防災河川監視カメラの増設などの防災対策予算も計上をされております。 町民の皆さんが安全で安心して暮らせるよう配慮をされた暮らしに密着した予算編成であると評価をいたし、令和2年度阿久比一般会計予算の賛成討論とさせていただきます。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、反対討論の発言を許します。7番。 ◆7番(石川英治君)  議案第17号令和2年度一般会計予算について反対の立場で討論いたします。 4款衛生費、4目環境衛生費、18節負担金、補助及び交付金のうちホタル事業費は、令和元年度より増額で523万3,000円となっております。さらに、板山高根湿地一般管理費のうち土地借上料は、令和元年度と同額の101万8,000円は、借地料としてはあまりにも高額です。 さらに、6款農林水産業費、1項農業費のうち3目農業振興費、元気な家族農園事業費の土地借上料30万円は、他事業者の行っている借上料に比べ約5倍と高額過ぎます。 7款商工費、1項商工費のうち、阿久比町観光協会補助金は、令和元年度は134万1,000円でしたが、令和2年度は200万円と大幅な増額となっております。反面、菊花展補助金は、令和元年度より92万5,000円減の大幅な減額で250万円となっております。花かつみ園保存事業費委託料やあぐいくらしの会補助金、さらに農業まつり補助金や産業まつり補助金等は令和元年度と同額であり、公平性に欠けた予算配分で、到底納得できません。 議員各位においては、以上の点を十分にご理解いただき、議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算について反対してくださるよう切にお願いして、私の反対討論といたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。13番。 ◆13番(久保秋男君)  ただいま上程されております議案第17号令和2年度阿久比一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。 令和2年度一般会計予算は、新学校給食センター建設工事費及び同報系防災行政無線デジタル化工事費を計上したことが大きく影響し、総額106億3,300万円となり、過去最高の予算規模となっております。 その中で総務関係では、今後のまちづくりの新たな指針となる第6次総合計画の策定や、住民税1%町民予算枠事業、循環バス運行事業などが引き続き計上されております。 民生費では、病気または病気の回復期にある子どもを病院で一時的に保育する、病児保育事業所を新たに開設します。また、放課後児童健全育成事業や児童発達支援事業を拡充するほか、高齢者タクシー料金助成事業などの在宅福祉サービス事業を引き続き計上されております。 衛生費関係においては、オアシスセンターの長寿命化対策工事を行うほか、妊産婦・乳児健康診査事業では、新たに産後ケア事業を行います。清掃事業では、さらなるごみの減量化のため、ごみ減量化対策事業費が引き続き計上されております。 商工関係では、観光振興事業や花かつみ園維持管理事業、消費者行政推進事業などの継続実施に必要な予算が計上されております。 土木関係では、生活道路や公園の整備事業を実施するほか、民間木造住宅の無料耐震診断など、建築物の耐震化を推進しています。 消防・防災関係では、地震災害への備えとする災害用備蓄品の確保に加え、防災行政無線のデジタル化への更新が行われるなど、防災・災害対策の強化に図られています。 教育関係では、新学校給食センター建設工事費が計上され、今年9月の供用開始が予定されています。また、小中学校の施設改修や学校支援員の増員、学校選択制の開始に伴う交通支援員の廃止など、教育環境の充実が図られています。 町にあっては、厳しい財政状況であるとは思いますが、安全・安心・安定、阿久比らしさ、参画と協働を基本とした予算編成であると評価します。今後も引き続き健全な財政運営に努めることをつけ加えまして、賛成討論といたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、反対討論の発言を許します。11番。 ◆11番(澤田道孝君)  議案第17号、一般会計予算、6款農林水産業費について反対の立場で討論をいたします。 元気な家族農園農地借上料において討論をいたしますが、その1つとして、1反当たり10万円、総額で30万円は、一般的農地借上料とかけ離れており、また、農業委員会が示す適正借地料1反当たり7,900円と比較しても異常な高値であること。2つ目に、地主と賃借料交渉の経緯、経過が明らかでなく、一方的に町の提示額で決められている疑いがある。3番目に、町長と地主の関係において、地元農業者の強い反対と不信感が存在すること。 以上をもって反対討論といたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。     [発言する者なし] 次に、反対討論の発言を許します。     [発言する者なし] これをもって討論を終結いたします。 これより議案第17号を採決いたします。 本案に対するそれぞれの委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第19、議案第18号令和2年度阿久比国民健康保険特別会計予算を議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第18号令和2年度阿久比国民健康保険特別会計予算は、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、町当局から精読会以外の説明はなく、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第18号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第18号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第20、議案第19号令和2年度阿久比介護保険特別会計予算を議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第19号令和2年度阿久比介護保険特別会計予算は、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、町当局から精読会以外の説明はなく、質疑を行いました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第19号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第19号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第21、議案第20号令和2年度阿久比後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 本案については、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。文教厚生委員長。     [文教厚生委員長 山本恭久君登壇] ◆文教厚生委員長(山本恭久君)  議案第20号令和2年度阿久比後期高齢者医療特別会計予算は、文教厚生委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、町当局から精読会以外の説明はなく、質疑を行いました。 主な内容は、国民健康保険特別会計の疾病予防費では、人間ドック、脳ドックの半額助成をしているのに対し、75歳以上の後期高齢者特別会計では適用されない理由についての問いに対して、健康診査と個別受診のがん検診を受診していただき、ミニドックとして疾病予防に努めてもらうことを推奨している。高齢化の進展により、今後は令和6年度までに計画策定を要請されている高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施の中で検討していきたいとの回答がありました。 その後、委員会内部において審議しましたが、討論、意見はなく、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第20号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第20号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立多数であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第22、議案第21号令和2年度阿久比水道事業会計予算を議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第21号令和2年度阿久比水道事業会計予算は、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、当局から追加説明はなく、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第21号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第21号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第23、議案第22号令和2年度阿久比下水道事業会計予算を議題といたします。 本案については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  議案第22号令和2年度阿久比下水道事業会計予算は、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 審査に当たり、当局から追加説明はなく、質疑を実施しました。 質疑、討論、意見はなく、その後、採決を行った結果、委員全員の賛成により原案のとおり可と決しましたことを報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  議案第22号の報告が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議案第22号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第24、同意案第1号教育長の任命についてを議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。町長。 ◎町長(竹内啓二君)  ただいまご上程をいただきました同意案第1号教育長の任命につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 教育長石井勝巳は、令和2年3月31日をもって任期満了のため、次の者を教育長に任命したいから、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 住所、知多郡阿久比町大字椋岡字高田31番地1。 氏名、田中清高。 生年月日、昭和34年4月8日生まれでございます。 よろしくご審議賜りまして、ご同意いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(瀧塚政明君)  同意案第1号の説明が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより同意案第1号を採決いたします。 本案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、同意案第1号は、これを同意することに決しました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第25、請願第1号町道矢高横川線(宮津地区)に関する請願書を議題といたします。 本請願については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ちょっと待ってください。澤田道孝議員、会議中、みだりに議席を離れないでください。 もう一度申し上げます。会議中、みだりに議席を離れることは許されませんので、自席にお戻りください。 本請願については、総務建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。総務建設委員長。     [総務建設委員長 大村文俊君登壇] ◆総務建設委員長(大村文俊君)  請願第1号町道矢高横川線(宮津地区)に関する請願書は、総務建設委員会に付託されていましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 この件につきましては、事前に、議長、委員長、副委員長、議会事務局長で協議した結果、昨年3月の議員懇談会にて通行止めの説明を当局から受け、6月の第2回定例会の総務建設委員会の委員会視察にて現地視察を行い、当局から説明を受けております。 また、今定例会で紹介議員からも一般質問をされており、内容や現状を十分熟知されているという判断で、説明を省略して質疑に入るということで意見が一致、委員の賛同を得て、紹介議員からの説明を省略して、質疑を実施いたしました。 質疑として、紹介議員の一般質問で、どんな結論が出されようともというような発言があったと記憶していますが、開通されることもやむなしという思いがあるのですかとの質問に対し、紹介議員から、やむなしというより決定権は町長にあるわけですから、ここでいろんな問題が起きても決定権は町長にあると考えているとの回答がありました。 質疑として、周辺住民の皆さんの利便性を考えると何年も待ち望んでいた道路だと思いますが、一日も早く開通を望んでいる方たちへはどう説明をしますかとの質問に対し、紹介議員から、信号機なしでも通すことを優先すべきとの理由は、陽なたの丘方面から渋滞し通行しづらい、さるこ公園東側、蟹田川沿いへ抜け道として通る。ここは通学路になっており、朝の時間帯はかなりの交通量で危険だから、早く通行止めを解除してほしい意見があると聞いています。55%ぐらいの方が通行止めを解除してほしい、信号機設置までは通行止めの方が45%ぐらいだと聞いています。信号機なしで通行止めを解除しても、この抜け道の利用は変わらない、交通量も変わらないのではないかとすると、抜け道を問題となっている信号機をその道を通すか通さないかは、今の話の中で考えれば大きな問題ではないと考える。そういう要求があることは知っていますが、よく考えていただきたい中身だとの回答がありました。 通行止め解除をしても、蟹田川沿いを通る車はなくならない。信号機設置は安全対策の一つのアイテム、条件がクリアしていなくても信号機が設置されている事例はある。要は、必要性が十分ではない。継続的に申請はやっていると思うが、信号機が設置できないから通行止めを解除しないというのは論点がずれている。 通行止めを解除するときにどのような安全対策をするのか、安全対策がきちっと講じられて、請願を出された方々も、ここまでやれば大丈夫だというようになることを期待している。信号機がつくことが一番ですが、それは町では判断できない。道路を開通させるかどうかは、町長が私が判断しますと言っているから、そのプロセスを見守りたい。どちらの判断が出ても両方の意見があるわけですから、不満は残る。その不満を解消するには発表するプロセスが非常に重要で、納得しなければならないと受け止められるような判断を望み、この請願に対しては、結論が見えない段階での採決には参加できない、棄権するとの意見がありました。 紹介議員から、交通量調査の方法には問題があり、町長は交通量をよく考えて判断してもらいたいとの意見がありました。 質疑として、この道路は税金を使って整備された道路であり、通学路の安全対策を行うと説明があった中で、信号機が設置できないからというだけの理由で通行止めを解除しないのは町民の利益に反するとも思われるが、お考えはとの質問に対し、紹介議員から、税金で整備した道路で必要だとは分かりますが、住民の安全という問題であり、住民の生命を優先すべきとの回答がありました。 質疑として、矢高横川線は蟹田川で行き止まりとなっており、交差点利用者は通り抜けはあるとは思いますが、大多数は周辺住民だと考えます。開通時には、通学路も変更する、安全対策も行う、それでも信号機設置を優先するとのことですが、信号機を設置しても必ず徐行運転が守られるとは言えない。かえって渋滞でいらいらしたり、黄信号で無理な加速をしたりと、信号機設置イコール信号機がない場合より安全とは言えないではとの質問に対し、紹介議員から、信号機設置が安全対策の第一だと考えます。陽なたの丘からの交通量が多いのは事実です。重要なポイントは、町長が住民に対し、安全対策はこれをするから納得してほしい、理解してほしいと言わないから問題が発生している。住民が納得するような説明が行われれば、請願を出すような問題ではなかったとの回答がありました。 基本的には、信号機設置が安全対策の第一歩、そのことは役場も共通で、公安委員会が許可を出してくれないところに問題がある。設置条件がガイドラインの項目を満たされないから設置しないというレベルではないと考えています。町長の決断に期待を持っており、今の段階ではよしあしの意見は申し上げられないとの意見がありました。 町長がどのような判断をするのか、どのような安全対策をするのか、いつ開通するのか、通行止めのままなのか、町長の考えを明確にしなければならないとの意見がありました。 討論、意見として、委員の皆さんは現地視察をしているのでよく分かっていると思いますが、S字カーブなる交差点に向かって下っているという点ではスピードが出やすいが、カーブでは当然減速する。信号機設置が一番安全な方法かもしれませんが、信号機を設置すれば、渋滞が起こるかもしれないし、信号機を設置しても、設置しなくても、リスクはあると思う。通行止めを解除するときには通学路も変更すると明言されており、安全対策もこのままで通行止めを解除することはないと思います。請願者の思いは重々理解できますが、このまま信号機が設置されるまで通行止めにしておくことは賛成できないとの反対討論がありました。 紹介議員から、問題は、町長が3月いっぱいで決断するという話から始まっています。信号機も設置しないまま通行止めを解除してしまうと、将来にわたって信号機設置の話が消えてしまうのではないかとの思いが請願者の中にあります。本来ならば、町長と地域住民、地域住民の45%の人が通すなと言っているのですから、そういう人たちと一緒になって信号機設置の訴えを行っていこうというのが本意だ。3月いっぱいで信号機なしで開けるのなら、きちっと住民に話をして、今後も一緒に信号をつける運動をやると説明してくだされば、請願は出てこなかったと思います。行政の仕組みとして、町長も含めて、ちゃんと住民と話合いながら進めていく姿勢が欠けていたと思うとの賛成討論がありました。 その後、採決を行った結果、賛成委員少数により不採択と決しましたことを報告いたします。採択の経過といたしまして、採決前に2名の委員が退席し、賛成1名、反対3名、棄権2名となりましたことを、併せて報告いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  請願第1号の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。     [発言する者なし] これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 委員長報告は不採択でありますので、まず、本案に対する賛成討論の発言を許します。12番。 ◆12番(竹内強君)  この請願に対し賛成の立場で討論に参加します。 この請願は、現在車両通行止めになっている町道矢高横川線(宮津地区)の特にT字路の交差点の横断歩道が、車両、自転車、歩行者も多く、信号機なしで安心して横断することができないという住民の声があり、安全を求めて、信号機が設置されるまで車両通行止めのままにしてください、こういう433名の方々の署名と捺印によって出されたものです。請願書として提出されたものですが、しかしながら、これを付託した総務建設委員会で不採択となりました。 私は大きく2つの理由で、本議会で議員の皆さんに再考していただくために、委員会の結論にあえて反対の発言をいたしたいと思います。 最初に、請願代表者の請願を出すに至った思いを手記にまとめていますので、お聞きください。 去年、急に通行止め区間が開いた。2月25日から3月1日の間で、私の息子はトラックにひかれそうになり、危なすぎる、怖いと私に訴え、妻は危険な状況が周知されず、なぜ開いているのかと泣いていました。 問題の交差点では、朝のピーク時には、陽なたの丘から来る車がなかなか右折できず、10台以上渋滞し、徐行運転しているにもかかわらず小中学生をひきそうになったり、車と衝突しそうになったり、しきりにブレーキ音やクラクションが続いて、夜も怖くて眠れない状況でした。私の小学生の娘と息子は、この交差点を通学路として利用しています。信号機なしで開通すれば、安全に通学することも、近くの公園で遊ぶこともできなくなります。私の子どもを含めた179人の小中学生が安全に通学できなくなります。 6年後には、この中学生が450名となり、約3倍に増えます。宮津団地に住宅地が増設されると、もっと車や歩行者が増え、危険が増えると思います。交通量は、陽なたの丘から来る車だけでも300台以上あります。隣接する信号との距離も150メートルとれており、信号設置の要件を満たし、信号なしでは車も自転車も歩行者も安全に通行できない交差点となっています。 署名を集めていると、この交差点は信号がないと本当に危ない、以前開いたときも死ぬ思いをした、絶対に信号機をつけてほしいという声がたくさん聞こえてきました。 私が集めたアンケートでも、9割の方が信号が必要と答えています。そもそも事前に説明会も開かず、多額の税金を使い、信号設置前提で土地区画整理され、信号が必要だと警察が話していたのに、なぜ信号設置の申請を町が出していなかったのか。申請を出していなかったために、予算がなかなかつかなかった状況も説明しない、うそをついてまで、請願者を誹謗中傷し、信号なしで開通できるよう区に根回しをして、道路を利用する方の9割にまだ説明もしていない、この対応に問題があると思います。 私は、妥当性、実現性があり、町の権限でできる範囲で請願を出しました。それを委員会は不採択としたのです。この理由は納得できません。 アンケートの集計も恣意的に分類されており、信号機なしで早く開けてほしいという意見は1割にも満たない、なぜ開きたいという人が多いのか、開けるという結論になるのか、そこには一切住民の安全を考えられていないと思います。 433名の切実な声を無駄にしないでほしい。賢明なご判断を議員の方に求めます。 請願者はこう言っています。 そして、私自身も、この問題で本当にこの請願が町道矢高横川線沿線の住民、中でも交差点を利用する児童や生徒、お年寄りの方々、安全を確保することができるのかどうか、そのためには信号機設置が必要最低限の条件であるという主張は誰もが一致する問題だというふうに思います。 ところが、委員会の論議の中で驚くべき主張がされました。信号機がなくても、他の方法で安全確保することができるのではないか、信号機があっても危険には変わりがない、こういう主張です。この主張を突き詰めれば、信号機不要論に行き着きます。みんながマナーさえ守れば、事故など起きないというのでしょうか。 今問題になっているのは、信号機を設置したいけれども、設置する主体は愛知県であり、阿久比町にはない。この愛知県が、予算がないので危険性の高いところからつけるんだ、今すぐつけられない、順番待ちだと言っているんです。 安全を確保するためには、信号機をつけることがまず必要だという住民と、その一方で、道路整備が完了して1年近くもたとうとしているのに、不便な迂回路を利用させているのはどうか。信号機がなくても開通すべきだという意見があります。町のアンケート調査では、その声が約半々だと聞いています。後で述べますが、この調査そのものに、私は作為的な疑問を持っています。 請願者の思いは、今、道路開通をすることは、信号機設置そのものをさらに遅らせるのではないかという心配です。大きな事故が起きてからでは遅い。その思いに拍車をかけたのは、町長のマスコミに対して今年度中に決断するという発言です。議会にも沿線住民にも、どんな安全対策が取られるのか具体的な説明もなしに、信号機なしで開通させる決断がされるのではないか。事実、この間の町の動きは、さらにこの請願書に対する町の対応を見ると、請願者の思いを逆なでするような態度です。 もう一度、この地域が置かれている状況をよく見ていただきたい、そして判断していただきたい。この道路は、信号機なしで開通させるならば、少なくとも最も交通量の多い時間帯に学校に通学する子どもたちの安全を確保できるのかどうか、中学生の自転車通学の人数は、これから毎年増えていきます。5年後には40名を超す人数になると予想されています。お年寄りが心配なく散歩できる、そういう道路か。通学時間帯以外でも、子どもが近くの公園に遊びに行くこともできない。 町長は常日頃から主張している、豊かで自然な中で子育てをできる環境をつくる、これは口先だけの方便なのかと耳を疑います。今必要なことは、町当局が住民の皆さんと一緒に県へ信号機設置の要求を強く訴え続けることだと考えます。 請願に対する町の対応について、一つ見逃すことのできない問題があります。請願書に対し、町の対応は、請願の審議が委員会で始まる以前に、請願者、紹介議員ともに反論のできない本会議の同僚議員の一般質問の場で一方的にこの問題を取り上げ、アンケートの中身に請願者が作為的に誤った情報を流したと決めつけました。そして、集められた請願署名は有効性に問題があると主張しました。そして、それは新聞報道され、CACにも放映され、多くの町民の知るところとなっています。これを見たり聞いたりした多くの町民は、それを信じたと思います。請願書の審議に重大な影響を与えた行為であり、請願という憲法でも認められた国民、住民の権利に対する行政の悪意ある越権行為だと私は思います。議会に対する干渉でもあります。同時に、今回の発言は、請願者に対する公共の場を使ったうそつき呼ばわりをするという重大な人権侵害の問題でもあると考えています。 具体的な問題に入ります。 第1は、半田警察署との関係で、総務建設委員長は、信号機が必要だと言ったのは現場に来た半田警察署の1警察官の個人的見解であり、半田署の見解ではないと述べています。ところが、請願書の審議を行った総務建設委員会で明らかになったことは、問題になっている交差点ができるいきさつの中で、土地区画整理組合の当初計画は、現在迂回路として使用している箇所を道路整備して利用する計画であった。ところが、これでは信号機を設置するための状況はできないということで、半田署の助言を受けて現在の道路が建設された。この計画は、町当局は以前からそのいきさつを知っていた。当時の区画整理組合の役員の方や地元の元町会議員の方が証言しています。半田署は、計画当初から信号機の必要性を認識していたことは明らかです。そうした事実を阿久比町も知っていたのです。にもかかわらず、町は私の行なった一般質問でも、当初の道路計画については町は一切関知していなかったと答えています。 車両通行台数の問題で一つ大きな問題があります。警察庁の指針による規定で300台であり、この交差点の通行台数は287台で、これを満たさない、これは町が決めたわけではない、どの方向の車両を測定するかについても、この指針に沿っているという主張をしています。だから、これらは町の意見ではないと言っています。どの時間帯で、どの方向に向かう車両をカウントするのか、これは大きな問題です。誰が見たって、陽なたの丘方面からオアシス大橋に向かう車が一番多いことは明らかです。警視庁の規定は、この点に関して明確に示しています。主道路とは一体何なのか。信号機設置の指針、昭和35年法律第105号に明確に書かれています。主道路とは、交差する道路のうち自動車等往復交通量の多いほうの道路を言う、こう言っているんです。一番多い道路が主道路なんです。だったら、オアシス大橋から陽なたの丘へ向かう、陽なたの丘からオアシス大橋へ向かう、この道路が主道路のはずなんです。ところが、そこはカウントしないというのが、出てきた287台の数字になっている。これを町は認めて、主張しているんです。ここは見逃すことのできない大問題だと思います。もし町がそれを知っていてこれを主張するのであれば、まさにうそを言っているといっても過言ではないと思います。 もう一つ問題提起をします。町が地域住民に取ったアンケートの問題です。その有効性について、多くの疑問があります。私は、委員会の場所でも45対55、これを信じて論議に参加しました。55人の方が早く通行させろ、あの通行止めは排除しろ、やめろというのが多いんだと、そういう認識で論議に参加しました。ところが、アンケートを見てびっくりしました。そんなアンケートは取っていないんです。二者択一で、こちらが信号機なしでも通してもいいのか、あるいは信号機をつけない間は通してはいけないか、どちらに賛成するかという質問は一つもありません。一般的な意見を書いてください。これを町が自分で振り分けた。その数が45対55だと言っていますけれども、その中身、どういう認識で、どういう判断で振り分けたのか、これは町の判断であるというふうに考えます。もしそれが45対55であるならば、もう一度議会に対しても、住民に対しても、このアンケートを明確に出していただきたい。そして判断していただきたいと思います。それができないならば、こんなアンケートの結果を出すべきではない、このことをはっきりと言っておきたいと思います。 こうした町の不誠実な対応は、町民の命と健康、財産を守るという本来の地方自治の在り方から大きく逸脱したものと言わざるを得ません。一人の住民であろうとも、住民のために行政としてできることは、最後まで追求することこそが今求められているのではないでしょうか。住民の立場に立って、常に仕事をしていただきたいと思います。 そうした行政に対し、直接住民から選ばれた私たち議員が、行政の仕事に対して常に厳しい目で監視をし、間違ったことに対してははっきりとたださなければならない、こう思います。それこそが議員本来の仕事の一つであると思います。少なくとも私はそういう議員でありたいと思います。 議員の皆さん、今回出された請願書について、住民の小さな声を生かすのかつぶすのか、賢明なご判断を求めたいと思います。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、反対討論の発言を許します。10番。
    ◆10番(山本恭久君)  ただいま上程となっています請願第1号について、反対の立場で討論いたします。 請願趣旨によれば、問題となっている交差点の安全を確保するためには、最低限信号が必要で、設置がされるまで通行止めを求めるとしています。安全確保につながるツール、対策は、信号機だけではないはずです。なぜそこにこだわるのでしょうか。 信号機が設置されたからといって、必ずしも安全が確保できるとは限りません。昨年1年間で県内で発生した人身事故の発生件数は3万836件です。その第1原因を見ると、車両と歩行者の信号無視で発生しているものが800件、約2.6%あります。関連すると思われる要因の歩行者妨害、直前横断、これを加えると1,032件、約3.3%です。ゼロではありません。さらに、死亡事故件数のコメント欄には、原付以上の信号無視が増加というふうに記述をされています。 このように、安全・安心を確保するためには、信号機などの機器や物ではなく、それらを利用する人の問題が一番大きいと考えられます。一言で言えば、ルールを守ること、ここに尽きると思います。この意識が一番大切な必須条件ではないでしょうか。 まして、信号機を管轄し判断するのは県の公安委員会で、阿久比町ではありません。それよりも最優先すべきことは、ここを利用する人たちの安全・安心をどのように確保して開通につなげることができるのか、そこに向けて管理者である町が主体性を持ってできる安全対策は何か、このことが今求められている重要課題ではないでしょうか。 町は、追加の安全対策と併せて通学路などの変更を検討しているとしています。一方では、ここの開通を願っている町民も多くいると聞いています。 したがって、信号機を設置するまで通行止めというのではなく、どのような安全対策をしたら開通させられるか、これを検討すべきで、信号機設置以外開通は受け入れないとする本請願には反対します。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。     [「なし」と呼ぶ者あり] 次に、反対討論の発言を許します。5番。 ◆5番(竹内卓美君)  請願第1号について反対の立場で討論に参加させていただきます。 今回提出された、信号機がなされるまで町道矢高横川線(宮津地区)を開通せずに車両通行止めのままにしてくださいとの請願ですが、この道路は、用地問題により完成できていなかった箇所が地権者との合意によりようやく完成させることができた道路で、完成を心待ちにされていた町民の方もたくさん見えます。また、多額の税金を投入して整備された道路ですので、一日も早く利用できるようにすべきと考えるのが一般的です。 しかし、信号機が設置できないため安全対策に不安があるということも理解できます。しかし、信号機設置は公安委員会の判断によるものであり、町は引き続き、信号機設置要望を継続するとしています。現時点での信号機設置が厳しいと判断されている以上、信号機以外の解決策を講じて開通を目指すべきと考えます。町は、追加の安全対策を行うとしていますし、小学生の通学路も変更するとしています。 また、信号機設置に伴う渋滞、ドライバー心理等のリスクの検討もなされていません。現在、蟹田川で通行止めになっているこの道路を利用する多くの方は、宮津団地、宮津山田、陽なたの丘の住民の方だと思います。この地域でこの道路を利用される皆さんが、交通ルールを守り、児童・生徒を守る啓発などをし、追加の安全対策と併せて安全を確保していくことが最重要ではないかと思います。信号機設置に固執した考えには賛成できません。 また、本請願に賛成することは、ようやく完成した道路を議会が通行止めのまま町民に使わせないことになり、これを認めることはできませんので、本請願には反対いたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の通告はございませんので、引き続き、反対討論の発言を許します。6番。 ◆6番(山本和俊君)  ただいま上程となっています請願第1号について、反対の立場で討論いたします。 町道矢高横川線に関連する予算は、平成30年第1回定例議会において可決、成立しています。町当局は、この予算を執行し、当該道路を完成させています。議会の責務として、予算が適切に執行されているか否かを監視することは、極めて重要なことです。 本請願の趣旨は、信号機の設置ができるまでこの道路は開通させないというものです。ややもすれば、議会の責任において認めた道路を、今度は議会が使用させないということになるため、これを認めることはできません。 町は、引き続き、信号機の設置要望を継続しつつ、追加の安全対策を講じるとしています。 これらを鑑み、本請願には反対をいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  続きまして、反対討論の発言を許します。     [発言する者なし] これをもって討論を終結いたします。     [「議長」と呼ぶ者あり] ◆11番(澤田道孝君)  先ほど退席を申し出たわけですが、議長のほうより中止をさせられましたので、私の個人の意見を述べまして、改めてこの表決に不参加を表明したいというふうに思います。 1つは、アンケートの正確性、双方の意見がやはり大変不十分で、一体アンケートがどちらなのかということがよく分かりません。 それから、私個人的な意見としましては、信号機がなければ安全でないという考え方、そういう考え方にも私は賛同できません。 もう一つ、通行止めをこのまま継続するのかということについても、非常に疑問を感じます。 このような状態で私が今ここの席で表決に参加することは、かえって無責任というふうに思います。私は、もう一度1日でも2日でも皆さんと議論を深めたいというのが私の本意でございます。 したがって、この場で表決に参加するということは辞退したいというのが私の本意でございます。 したがって、私は座っても立ってもいられないというところでございますので、退場したいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(瀧塚政明君)  先ほど離席を注意したのは、阿久比町議会会議規則第99条の規定に従いまして、議員は会議中みだりに議席を離れてはならないと規定されております。その会議規則に従って自席に戻るよう促したわけでございます。 それから、ただいま表決への棄権というお話ございましたが、議員は住民の代表である以上は、議会の会議に出席し、表決権を行使する権利を有すると同時にその義務があります。表決権を行使しないとなれば、住民の信託に応えないことになりまして、議員としての職責を果たさないことになるわけでありまして、棄権は厳に慎まなければならないと私は判断しております。 以上のことをお伝えして、澤田議員がどういう行動を取られるのかは、その後のことになるかと思います。 以上です。 ◆11番(澤田道孝君)  やはり今の議長のお言葉をお聞きしましたけれども、私はもっともっとこれ議論を深めるべきだというふうに思います。そのチャンスは私には与えられておりません。 先ほど竹内議員がおっしゃったこともよく理解できますし、町側の意見も聞きまして、あれ、これ本当かなというようなことで、本当に真意がどこにあるのか、真理がどこにあるのかということを深く疑問を抱いております。 したがって、表決権をきちっと示すべきだというお言葉もよく分かりますけれども、今ここで安易な表決に参加するということはかえって無責任だというふうに思いますので、私の退席を認めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(瀧塚政明君)  退席を認めるか認めないかという判断は、議長としては先ほど申したとおりでございますので、あとは澤田議員個人のご判断でということになりますが、ただいまの発言の中で審議時間が不足しているように私は受け止めましたが、既に今定例会は3月4日に開会しておって、今日は23日ということで相当数日数的には十分考慮する期間としては時間も十分あったのではないかなというふうに私は判断をいたしております。あとは、澤田議員個人の判断に任せますが、先ほど言ったことは重々承知の上で行動を取っていただきたいと思います。     [澤田道孝君退席] ○議長(瀧塚政明君)  ただいま出席議員12名です。 これより請願第1号を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。よって、この際、原案について採決いたします。 請願第1号について、原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立少数であります。よって、請願第1号は不採択とすることに決しました。 ここで暫時休憩といたします。午後2時45分から再開いたします。     午後2時30分休憩-----------------------------------     午後2時45分再開 ○議長(瀧塚政明君)  休憩前に引き続き会議を再開します。 ただいまの出席議員13名です。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第26、議員提出議案第1号阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例の制定についてを議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。13番。 ◆13番(久保秋男君)  ただいま上程されました議員提出議案第1号について説明をさせていただきます。 議員提出議案第1号阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例の制定について、次のとおり阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例を制定する。 令和2年3月23日提出。 提出者、阿久比町議会議員、久保秋男。 賛成者、阿久比町議会議員、石川英治、山本恭久、小柳みゆき、大村文俊、都築清子、渡辺 功、澤田道孝、竹内 強の8名であります。 提案理由は、地方自治法第96条第2項の規定に基づき、阿久比町議会が議決すべき事件を定めるためであります。 平成23年の地方自治法の一部改正により、市町村における総合的かつ計画的な行政の運営を図るための基本構想の策定義務が撤廃されたのに伴い、法定計画ではなく、議決すべき事件の対象外となりました。同基本構想は、まちづくりの基本的方向を定める最上位計画であることから、今後もその策定、改廃については行政が責任を持って対応していくべきであるとともに、議会も二元代表制の一翼を担う存在として、同基本構想の策定、改廃について引き続き議会が議決すべき事件とし、責任を持って対応していくことが責務であると考え、条例を制定するものです。 内容についてご説明いたします。 阿久比町議会の議決すべき事件に関する条例。 趣旨として第1条、この条例は、他の条例に定めるもののほか、地方自治法(昭和22年法律第67号)で第96条第2項の規定に基づき、議会の議決すべき事件に関し必要な事項を定める。 議決すべき事件として第2条、議会の議決すべき事件は、阿久比町における総合的かつ計画的な町政の運営を図るための基本構想の策定、変更、または廃止に関する事項とする。 附則は、施行期日で、この条例は交付の日から施行するものです。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(瀧塚政明君)  議員提出議案第1号の説明が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより議員提出議案第1号を採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第27、意見書案第1号新型コロナウイルス感染症対策の強化についての意見書を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。10番。 ◆10番(山本恭久君)  ただいま上程になりました意見書案第1号新型コロナウイルス感染症対策の強化についての意見書について、案文を読み上げ、提案理由の説明に代えさせていただきます。 新型コロナウイルス感染症対策の強化についての意見書。 新型コロナウイルスによる感染症は、有効なワクチンや特定の治療法がない中、世界各地に拡散し、世界保健機関WHOが国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に該当する旨を宣言するなど、国際的な脅威となっている。 我が国においては、1月15日に初めて感染者が確認されて以来、空港や港湾における検疫体制の強化や新型コロナウイルス感染症の指定感染症及び検疫感染症への指定など感染拡大防止に取り組んでいるが、感染者の死亡が確認されるとともに感染経路の不明な感染者が発生するなど、事態が収束するめどは立っておらず、予断を許さない状況である。 また、製造業のサプライチェーンの毀損、イベントの中止や施設利用の休止、さらには小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休業等により、多方面にわたって大きな影響が及んでいる。 よって、国におかれては、新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、次の事項について特段の措置を講じられるよう、本町議会として強く要望する。 記。 1、感染拡大防止に向けて、検査、医療体制の整備に係る支援を拡大するとともに、ワクチン、治療薬の開発促進を図ること。 2、国民の命と健康を守ることはもとより国民の不安を解消するため、迅速かつ的確な情報提供や風評被害対策に全力を挙げること。 3、中国に生産拠点を持つ企業、中国と取引のある企業等への影響や、イベント中止等に伴う地域経済への影響を的確に把握し、経営に対する支援など必要な対策を講じること。 4、学校の臨時休業等に伴う社会全般にわたる影響を的確に把握し、休業などへの補償や児童・生徒のメンタルケアなど万全の対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和2年3月23日。 愛知県知多郡阿久比町議会。 なお、提出先については、議長に一任いたします。 よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  意見書案第1号の説明が終わりました。 お諮りいたします。この際、質疑、討論を省略して採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。 これより意見書案第1号を採決いたします。 本案は原案のとおり提出することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。起立全員であります。よって、意見書案第1号は提出することに決しました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第28、決議案第1号道路行政特別委員会設置に関する決議を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。7番。 ◆7番(石川英治君)  それでは、道路行政特別委員会設置に関する決議案について提案理由を説明し、提案させていただきます。 1、名称、道路行政特別委員会。 2、設置の根拠、地方自治法109条及び阿久比町議会委員会条例第4条による。 3、目的、阿久比町の都市計画道路(環状線、名古屋半田線、矢高横川線)及び新半田病院へのアクセス道路について調査し、阿久比町と協議を重ね、町行政をバックアップし、阿久比町の発展と町民生活の利便性向上に寄与するためでありますが、今現在、本町において道路問題において非常に停滞し、なかなか進展しておりません。先ほども議論になりました矢高横川線(宮津地内)で、完成後1年たっても通行できない道路をはじめ、名古屋半田線、福住地内は、計画は何十年たっても少しも進展しておりません。さらに、今申しました都市計画道路環状線については、計画されてから50年もたっても、少しも進展していません。そうした中、半田病院が半田運動公園近くに移転することが決定されたことにより、半田市より阿久比町内の道路を改修したいとの話がありました。そうしたことを踏まえ、本議会でももっと勉強し、道路行政を強く進めるために設置すべきということを考えております。 4番目といたしまして、委員の定数は7人。 以上です。よろしくご審議願います。 ○議長(瀧塚政明君)  決議案第1号の説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 ◆5番(竹内卓美君)  それでは、ただいま上程されました道路行政特別委員会設置に関する決議について質問させていただきます。 まず、道路行政特別委員会で調査研究するという名古屋半田線、矢高横川線について、この2路線の何をどう調査しようとしているのか、名古屋半田線、矢高横川線ごとに具体的に説明してください。 環状線を含めると3路線が県事業、新半田病院アクセス道路も阿久比町単独事業ではありませんが、阿久比町の事業でない道路を、阿久比町議会が特別委員会を設置して有効な調査、研究ができるという根拠を説明してください。 特別委員会設置の目的が、町政をバックアップし、阿久比町発展と町民生活の利便性向上に寄与するためとなっていますが、町単独事業の町道の具体的な路線名が出ていないのはどのような理由がありますか。 また、勉強会ではなく特別委員会でなければならない合理的な理由も説明してください。 以上です。 ◆7番(石川英治君)  今ご質問がありましたけれども、例えば名古屋半田線、福住、特に高根台のところでございますけれども、地元から早く開通させてほしいという要望があっても全然進展しておりません。さらに、矢高横川線は、本来、半田市のほうから来られるようにする道路であります。それも今現在、蟹田川のところで止まっておりますけれども、そこから先は一切手つかずの状態であります。そういったことをもっと早く進めるべきだと、私は考えております。そして、都市計画道路環状線、これに関しましては、確かに全てのものが県事業になるかと思います。けれど、県に強く要望しても、ほとんど阿久比町のことは無視されているというのか、なかなか聞いてもらえません。そういったことをもっと強く進めるために、今現在、阿久比町が行っている道路行政はお願いするだけでちっとも聞いてもらえない状況を何とか打破したい、そういう思いでやっております。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  答弁漏れはありませんか。 ◆5番(竹内卓美君)  すみません、できれば名古屋半田線、矢高横川線について、もうちょっと具体的な説明をしていただけると助かります。それから、要は調査特別委員会が有効な調査研究ができるという根拠の説明もなかったと思います。また、町道の具体的な路線名も出てきてないという説明もありません。 そこら辺のところをよろしくお願いをいたします。 ◆7番(石川英治君)  そういうことに関しましてはこれからでございますので、答弁はできません。 ○議長(瀧塚政明君)  ほかに質問。 ◆10番(山本恭久君)  私からは、目的についてお伺いをしたいと思います。 町行政をバックアップするという表現がありますけれども、その関わり方について示されておりません。一般的に行政と議会の関係は、行政側が示した案件を議会が審議、決定して、初めて行政はそれを執行することができます。それを再び、議会が審査、評価する流れにあると思っています。したがって、議会と行政はそれぞれに与えられた権利を持って役割を果たしていくものです。一緒になって協議して取り組んでいくものではないはずです。町民の利益のためという共通の目的、目指す方向は両者同じであっても、決して交わることはないものだと理解しています。どのようなバックアップ体制を考えているのでしょうか。 また、委員会の活動期間について、設立準会の資料によれば令和5年2月末日までとなっていました。その考え方に変わりはありませんか。その上で、特別委員会の正副委員長など、役職者の任期はどのように考えているのでしょうか。 また、1年後には議会の正副議長以下常任委員会などの再編があると思うのですが、それらを踏まえて、活動期間や任期についてどのように考えているのでしょうか。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  石川議員、お答えをお願いいたします。7番。 ◆7番(石川英治君)  全てこれからでございます。 ○議長(瀧塚政明君)  ほかにご質疑のある方ありますか。     [発言する者なし] 以上をもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。3番。 ◆3番(都築清子君)  決議案第1号道路行政特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論させていただきます。 特別に委員会を立ち上げ道路等を調査するとありましたが、先ほどお話がありましたように、都市計画道路の3路線、環状線、名古屋半田線、矢高横川線は、県の事業でございます。毎年、県へ町長と議長の連名で要望書も出しております。これは、県が主体で計画、立案した上で設計に反映し、公安委員会などの関係機関協議を経た後に、用地買収、工事施工が行われると思います。町決定の計画道路、植大駅前線と草木岩滑線についてならば、町道のことでありますので理解のしようがありますが、町議会が県決定の事業道路計画に対しまして、どう調査し、どうバックアップできるのか、先ほどの答弁をお聞きになったように明確ではございません。 また、先ほどの請願の採決におきまして、町道矢高横川線に関しての請願の採決がございました。道路行政に関連しておりますので、触れさせていただきます。 多額の税金を投入して完成させた道路を、通行止めのまま使わせないのか、または通行させるのかの採決でございました。採決は議員の大切な役目であると思っております。しかし、採決を賛成でもないし反対でもないと放棄した議員もおられ、また、付託された委員会におきまして退室をされ採択放棄を表明しても、この議場で賛成に回るといった、少し迷ってみえるような議員もおられ、こういった議員の方々が今回の特別委員会の設立に名前を連ねておられます。この部分というのは、大変違和感があるのは私だけでしょうか。 まずは、特別委員会という型にはまったものではなく、町内の道路に関し議員で勉強会を立ち上げ、町内道路の課題を整理した上で忌憚のない意見、討論が行える場をつくるところから始めるべきだと思います。その上で、特別委員会の設置目的や必要性、設置時期と併せて調査検討事項についても慎重に議論し、特別委員会を設置すべきであり、早急に行う必要はないと考えます。 以上のことから、道路行政特別委員会の設置に関する議決に反対をいたします。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。9番。 ◆9番(渡辺功君)  聞いているといろんな意見があるものだなというふうに思いますし、私、賛成討論させていただきますが、先ほど討論に参加する人のあれを見たら、賛成は私だけで討論、あとは次から次へと反対される方、多勢に無勢という感じですけれども、どうかよろしくお願いいたします。 まず、道路行政特別委員会設置に対して、私自身は賛成の立場で討論させていただきます。 設立に対するいろんな意見、議論の中に、今もありましたけれども、時期尚早じゃないのかと、さらには、いやいや設立まで至らずに勉強会などをしてみんなで勉強したらどうかというのも意見としてありまして、それは決して間違っているわけではないというふうに思いますし、私も一定の理解を示しています。 ただ、現状の常任委員会も議案審議に際しては、先ほどから多くの議案について委員長報告も聞いてお分かりのとおり、常任委員会といっても議員にとってはまさに勉強会そのものであります。その意味では、現状の常任委員会においても担当部局のいわゆるプロ、専門家から説明を受けて、その説明を聞いて、いろんな質疑を展開して、最後には個々の判断で議決をする、採決をするというものでありますけれども、皆さんプロの理事者側の説明を聞かずして何にも判断もできないというのが今の現状だろうというふうに思います。 その意味では、何も県道の3路線に特化した特別委員会を設置をするというふうに言っているわけではありません。町道も含めた阿久比町全体の道路に特化して特別委員会を設置しようじゃないかと。そして、道路行政に携わる町の専門家の皆さん、恐らく建設経済部の皆さんからレクチャーを受けながら忌憚のない意見交換をすることによって、お互いが有意義に動くんではないかということで考えられたんだろうというふうに思います。とりわけ都市計画道路がピックアップされて発言されておりますけれども、この3路線、率直に見て、計画から50年ですよ。約半世紀もたった今、先が見えない状態にあります。住民はもとより行政も、私たち議員も、じくじたる思いでこれを見ているんだろうというふうに思います。 こうした中、道路行政特別委員会を設置し、行政マンの皆さんと議員が情報や課題を共有しながら動き出すことは、これまでにない画期的なことであると思います。住民の思いを受け止め、実現に向け努力する、汗をかき、懸命に前進させるということが議員の使命であり、屁理屈をこねながら手をこまねいているだけでは、住民の信頼は得られないと考えます。 ぜひ議員と行政のお互いが意識改革をするチャンスとして捉え、実りある委員会を目指していきたいものです。議員の皆さんのご賛同をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、反対討論の発言を許します。10番。 ◆10番(山本恭久君)  ただいま上程となっております決議案第1号道路行政特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論をいたします。 設置目的の一つである調査の第1ステップは、町内の都市計画道路などに関する現状把握と課題の整理から始まり、それらを基に検討が重ねられた後に具体的な行動が展開されていくのだろうと推察します。とすれば、現状の体制で組織している常任委員会や有志などの下で開催する勉強会から始めても同じことで、目的は十分対応できると判断しています。特別委員会でなければ勉強会ができないということも、その後の過程において特別委員会の必要性が判断されれば、その段階でも遅くはないと考えます。特別委員会でなければ勉強会はできないのでしょうか。 併せて、設置のみを早急に行う必要性を理解することができません。時期尚早ではないでしょうか。 また、目的の中に町行政をバックアップするといった表現もあります。先ほどの質問をしたように、内容については先送りになっておって、なかなか見えない、いまだ白紙の状態では、そこをイメージすることはできません。道路計画の調査、検討を行う場合、道路法や道路構造令などをはじめ、基本的な技術基準との整合性や土地区画整理事業など、その場面に応じた事業種別にある基準を理解するには、かなり高度な専門的知識を要すると聞いたことがあります。目的にある調査対象道路は、県が主体となって計画、立案、検討を行うものと理解していますが、どこまで踏み込んでいこうとしているのでしょうか。そういった場合の講師をはじめ、検討作業や資料作成業務などはどのように考えているのでしょうか。先行きの懸念材料が払拭できないまま、なかなか全貌が見えてきません。それらのことが町行政に悪影響を与える要因となれば、バックアップどころかマイナスにつながりかねないと危惧してしまいます。 したがって、現段階では特別委員会設置に対する意義が理解できないため、反対します。 以上です。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論の発言を許します。     [発言する者なし] 次に、反対討論の発言を許します。5番。 ◆5番(竹内卓美君)  それでは、私も反対の立場で討論をさせていただきます。 特別委員会設置の目的が、町行政をバックアップし、阿久比町発展と町民生活の利便性に寄与するためとなっておりますが、都市計画道路、環状線、名古屋半田線、矢高横川線は、何度も出ておりますけれども県事業でございます。それから、新半田病院アクセス道路も、町の単独事業ではありません。阿久比町議会が町行政以外の事業に関わっても、町行政の有効なバックアップはできないと考えておりますし、町民の利便性に大きく寄与することもできないと考えます。町道路行政のバックアップとは、町道の問題点、課題点を地域住民と話合い、その結果を町道路行政に反映させることであり、そのことが町民の利便性に寄与することだと考えます。特別委員会を設置して議会が直接携わることのできない事業を調査研究することではないと考えます。議会は、あくまで町行政に関する事柄を調査、監督すべきで、町道路に関して現在特別委員会を設置して調査研究しなければならないほどの事案もないと考えます。 また、先ほどの答弁でこれから考えるというようなことでしたので、中身がない状態で特別委員会を設置する必要性は考えられないと思いますので、道路行政特別委員会設置には反対をいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、賛成討論は通告がございませんので、以降、反対討論を続けて許可いたします。 反対討論の発言を許します。6番。 ◆6番(山本和俊君)  ただいま上程になっています決議案第1号道路行政特別委員会設置に関する決議について、反対の立場で討論いたします。 県事業であります都市計画道路、矢高横川線と町が事業実施を目指している宮津土地改良事業とは密接に関係しています。関係地権者に加え、阿久比町、知多農林事務所、知多建設事務所など、各組織が緊密な調整を重ね計画を進めていると認識しています。複数の関係機関との調整が必要となる事業において、そこに特別委員会が加わることになれば、調整事務作業などの負担増と円滑な事業実施に悪影響を及ぼすことが懸念されます。 よって、以上のことから道路行政特別委員会の設置に反対をいたします。 ○議長(瀧塚政明君)  次に、反対討論の発言を許します。1番。 ◆1番(大村文俊君)  道路行政特別委員会の設置には、反対の立場で討論をさせていただきます。 議案書には、環状線、名古屋半田線、矢高横川線の都市計画道路3路線と新半田病院へのアクセス道路についての道路特別委員会設置となっていますが、阿久比町単独の事業ではなく、都市計画道路は県事業であり、新半田病院へのアクセス道路は、先日当局から説明があったように、半田市との共同事業となっております。道路整備はまちづくりにとって重要な事業で、阿久比町の発展のためには急務なことであることは認識しておりますが、だからといって、先ほどの答弁のように全てこれからと形だけの特別委員会を設置することの決議には、到底賛成できるものではありません。特別委員会が本当に必要なものであれば、調査研究をしっかり重ね、議論を交わし、その上で特別委員会の目的や必要性、設置時期を協議し、判断していかなければならないと思います。 県事業では、県が主体となって計画し、町の意見等を計画に反映させて実行していくものであると考えます。また、要望活動については、これまでも議長と町長とで事あるごとに毎年要望を行っています。新半田病院へのアクセス道路に関しては、昨年9月に総務建設委員会委員会視察で半田市へお邪魔して、半田市議会から説明を受け、今後は意見交換を行い協力していきましょうと話が進んでいると理解しています。半田市議会との協力体制を確立するためにも、まずは半田市議会の皆さんと一致協力して勉強会を重ね、歩調を合わせて行政と協議を進めていくことが大切だと考えます。 一方、矢高横川線に関しては、今回、信号設置がなされるまで開通せずに通行止めのままにしてくださいという請願が提出されましたが、特別委員会設置の提出賛成者には、この請願の賛成議員や採決を放棄された議員も含まれており、一日も早い道路整備実現のための特別委員会設置であれば矛盾しているのではないでしょうか。 特別委員会の設置は、都市計画道路3路線と新半田病院のアクセス道路を調査し、町行政と協議を重ね、町行政をバックアップし、阿久比町の発展と町民の利便性向上に寄与するためと説明されても、全てこれからでは違和感しかなく、到底納得できるものではありません。 以上のことから、道路行政特別委員会の設置には反対とさせていただきます。 ○議長(瀧塚政明君)  討論参加の通告は以上でございますが、討論漏れはございませんですね。     [発言する者なし] これをもって討論を終結いたします。 これより決議案第1号を採決いたします。 道路行政特別委員会設置に関する決議のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     [賛成者起立] ありがとうございました。賛成反対が同数となりました。 したがいまして、地方自治法第116条第1項の規定によりまして、議長が本案に対して裁決いたします。 決議案第1号道路行政特別委員会設置に関する決議につきましては、議長は否決と裁決いたします。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第29、常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 各常任委員長から、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。したがって、委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第30、議会だより編集特別委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 議会だより編集特別委員長から、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。したがって、委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  日程第31、議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りいたします。委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     [「異議なし」と呼ぶ者あり] 異議なしと認めます。したがって、委員長から申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(瀧塚政明君)  これをもって本定例会に付議された案件の審査は全部終了いたしました。 よって、令和2年阿久比町議会第1回定例会を閉会いたします。     午後3時23分閉会 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      議長      瀧塚政明      署名議員    渡辺 功      署名議員    山本恭久 ◎議会事務局長(新美良幸君)  お知らせいたします。教育長の石井勝巳さんは今定例会が最後となりますので、議員の皆様へご挨拶をしたい旨の申出がございましたので、ご挨拶をいただきたいと思います。石井教育長、よろしくお願いいたします。     [教育長 石井勝巳君登壇] ◎教育長(石井勝巳君)  少しお時間をいただいて、お話をさせていただきたいと思います。 先ほどは、同意案第1号にご同意をいただきまして、ありがとうございました。 自分は、平成25年4月に教育長を拝命し、それから2期7年間、この場で、また学校、また町内で活動させていただきました。議員の方々にはいろんな角度で、また、いろんな場面で援助いただいたり、お声をかけていただいたり、指導いただいたりしていただき、心からお礼を申し上げます。 私は、阿久比町の財産は子どもでもあり、人であるというふうに思っています。いろんな学校、園等で様々な方々が子どもに関わって、また、教師もしくは保育士にわたって子どもたちを育てるためにいろんなところで力を貸していただいています。その人の輪が大人の輪であったり、また、その輪を見て子どもたちが育っていく、子どもたちに声をかけるという、地域の輪もそこに表れているというふうに思っています。 7年間にわたり子どもたちとともに、また、先生方と共に生活させていただきました。本当に幸せな7年間でした。議員の皆様方に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。 ◎議会事務局長(新美良幸君)  ありがとうございました。石井さんの今後のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。 それでは、皆さんお疲れさまでございました。...