飛島村議会 > 2008-06-17 >
06月17日-03号

  • "国庫補助負担"(/)
ツイート シェア
  1. 飛島村議会 2008-06-17
    06月17日-03号


    取得元: 飛島村議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-02
    平成20年  6月 定例会(第2回)          平成20年第2回飛島村議会定例会会議録招集年月日  平成20年6月17日(火)招集の場所  飛島村役場 議会議場開会     6月17日 午後1時30分応招議員   1番  加藤光彦        2番  鈴木康祐       3番  栗本雅明        4番       5番  佐藤峯生        6番  村上雅之       7番  佐野幸雄        8番  服部康夫       9番  鈴木義男        10番  橋本 渉       議長  岡部光昭応招議員  なし出席議員   応招議員に同じ欠席議員   なし会議に職務のため出席した者の職・氏名    議会事務局長  貝沼朗史地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職・氏名    村長      久野時男    副村長     立松定昭    教育長     山田信之    総務部長    服部高幹                    民生部長兼    会計管理者   渡辺良和    保健福祉課長  加藤重和    開発部長兼           総務部次長兼    経済課長    井田晴己    総務課長    成田 豊    税務課長    早川忠孝    建設課長    伊藤善文    住民課長    早川喜久    教育課長    久野眞澄                    図書館長兼    生涯教育課長  堀田一也    プール館長   立松久芳    企画課主任   加藤義彦村長提出議案の題目 1.専決処分承認を求めることについて 2.飛島監査委員に関する条例の一部改正について 3.飛島特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について 4.飛島村税条例の一部改正について 5.飛島国民健康保険税条例の一部改正について 6.飛島消防団条例の一部改正について 7.飛島消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正について 8.飛島消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 9.平成20年度飛島一般会計補正予算(第2号)について 10.平成20年度飛島老人保健特別会計補正予算(第1号)について 11.平成20年度飛島介護保険特別会計補正予算(第1号)について 12.工事請負契約締結について 13.飛島農業委員推薦について議員提出議案の題目 1.介護職員人材確保に関する意見書について 2.後期高齢者医療制度見直しを求める意見書について 3.住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービスの拡充を求める意見書について △議事の経過      開議 午後1時30分 ○議長岡部光昭君) ただいまの出席議員は10人です。定足数に達していますので、直ちに本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 議事日程の順序に従い、会議を進めます。 ○議長岡部光昭君) 日程第1、諸般の報告を行います。 村長から地方自治法施行令第146条第2項の規定により、平成19年度飛島一般会計予算繰越明許費繰越計算書報告がありましたので、その写しを配付しておきました。御了承願います。 以上で諸般の報告を終わります。 ○議長岡部光昭君) 日程第2、承認第1号専決処分承認を求めることを議題とします。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり承認することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり承認することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第3、議案第33号飛島監査委員に関する条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第4、議案第34号飛島特別職職員非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第5、議案第35号飛島村税条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本です。 今回、飛島村の税条例改正ということでありまして、いろんな内容があるわけでありますが、1点だけお聞きしておきたいんですが、この中で65歳以上の方から、年金から税金を引くということになってきておるわけでありますが、これはどうしてこういうことをやられるのか、また、これは強制的に全員が対象になるのかどうか、その点についての説明お願いしたい。 ◎税務課長早川忠孝君) この目的ということでございますが、公的年金受給者の納税の便宜や市町村における事務効率化を図る観点から導入されたもの、便宜につきましては納入の手間がなくなる、現年4回で納めていただいていたものを年6回の年金支給月に納めていただけるということでございます。そして、今お話ししましたように、私ども市町村では事務効率化が図れると。そして、2点目のお話なんですが、基本的には強制になるのかというお話なんですが、地方税法によりましては基本的には特別徴収とするということにされています。ただ、納税者の方が希望をされただけではちょっと難しいというふうに思っております。以上です。 ○議長岡部光昭君) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    議長岡部光昭君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 反対討論から許します。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本です。 私は、飛島村税条例の一部改正について反対するものであります。 その理由といたしましては、この中で65歳以上の方の税を公的年金から引くという話になってきております。後期高齢者医療制度でもこういうことが行われ、多くの年金受給者からは批判の声が上がってきているわけであります。そういう状況があるにもかかわらず、村税を今度また公的年金から引くというやり方については反対するものであります。 ○議長岡部光昭君) 次に、賛成討論を許します。 ◆6番(村上雅之君) 6番村上雅之です。 私は、飛島村税条例の一部を改正する条例賛成するものであります。 この改正では、寄附金税制の拡充、税制控除の創設、公的年金からの特別徴収制度の導入、省エネ改修工事を行った既存住宅に係る固定資産税減額措置など、生活の安定と活性化を図ること等が盛り込まれた改正であるので、村税条例の一部を改正することに賛成するものであります。 ○議長岡部光昭君) 討論を終わります。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 8名・反対 1名) ○議長岡部光昭君) 挙手多数です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第6、議案第36号飛島国民健康保険税条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。 ◆10番(橋本渉君) 10番橋本です。 私は、飛島村の国民健康保険税条例の一部改正について反対するものであります。 その反対する理由といたしましては、今回の改正は、主に後期高齢者支援金制度が導入され、国民健康保険税後期高齢者の方と配分されるという制度であります。このことについて、後期高齢者制度そのもの反対しておりますから、こういうやり方についても反対するものであります。 ○議長岡部光昭君) 次に、賛成討論を許します。 ◆5番(佐藤峯生君) 5番佐藤峯生です。 私は、飛島国民健康保険税条例の一部改正について賛成するものであります。 この会計は、住民の4割が加入している重要な保険制度であります。後期高齢者医療制度の創設に伴い、国民健康保険の被保険者が受ける影響について、国保税条例の中で軽減等の措置を講じることで保健事業の充実を図り、住民の健康の維持増進に努めていただくよう、国民健康保険の健全な運営を願いまして賛成するものであります。 ○議長岡部光昭君) 討論を終わります。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 8名・反対 1名) ○議長岡部光昭君) 挙手多数です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第7、議案第37号飛島消防団条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第8、議案第38号飛島消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第9、議案第39号飛島消防団員等公務災害補償条例の一部改正議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第10、議案第40号平成20年度飛島一般会計補正予算(第2号)を議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第11、議案第41号平成20年度飛島老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第12、議案第42号平成20年度飛島介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。 これから質疑を行います。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) これより本日提出議案等の審議をするのでありますが、ここで皆様にお諮りいたします。 本日提出議案第43号及び推薦第1号、発議第1号から第3号につきまして、常任委員会に付託することを省略することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 御異議なしと認めます。したがって、常任委員会に付託することを省略することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第13、議案第43号工事請負契約締結議題とします。 議案の朗読を職員にさせます。     〈議会事務局長 議案朗読〉 ○議長岡部光昭君) 提案理由説明村長に求めます。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長久野時男君) 議案第43号工事請負契約締結についてでございますが、中央公民館管理事務事業ホール舞台設備改修工事締結をするために、飛島村議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によるものでございます。よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長岡部光昭君) この議案について、教育長内容説明を求めます。 ◎教育長山田信之君) 議案第43号につきまして、1枚はねていただきまして、2ページ目をごらんいただきたいと思います。 契約目的でございますが、中央公民館管理事務事業ホール舞台設備改修工事でございます。 施設の名称といたしまして、飛島中央公民館でございます。実施の場所につきましては、飛島村竹之郷三丁目1番地でございます。契約の金額でございますが、1億6,800万円でございます。契約相手方でございますが、名古屋市中区栄四丁目1番1号、中日ビル内、丸茂電機株式会社名古屋営業所 所長 武田和廣でございます。契約の方法でございますが、5社の指名競争入札でございます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長岡部光昭君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。 ◆6番(村上雅之君) 6番村上です。 今回のこの工事内容は、以前聞いておりますのでそれは納得しておるんですけれども、今回入札の方法というか、業者5社のうち、たしか辞退している業者があったと思われますが、金額的に1億6,800万とこれだけ大きな金額で、辞退をたしか2社だと思うんですけど、恐らく5社以上と法のもとで決められているのに、これだけ大きな工事内容で2社も辞退して、それが3社の中で強行された。そして落札したと。その効果ということ、辞退理由と、3社でも、例えばもっと極端なことを言うと1社でも成り立つのか、その点をお伺いします。 ◎生涯教育課長堀田一也君) 5社による通知を出させていただきまして、実質的には3社辞退ということであります。その辞退内容としましては、技術者配置ができないということで、5,000万以上の工事につきましては専任の技術者が必要ということで、ほかの仕事とは兼務をしてはいけないという建設業法の決まりがございまして、うちの仕事をお願いするときに技術者配置がどうしてもできないという理由で3社とも辞退ということであります。 次に、指名競争入札は1社でもいいかということでございますが、一応1社になった場合は競争入札が成立しないということで不調でございます。再度業者を入れかえてやるか、どうしてもいなければ地方自治法の1社との随契と、どちらかの選択になるんですけど、一応2社以上いた場合は、指名競争入札は成立ということでございます。 ◆6番(村上雅之君) たしかに、指名して相手方の方から辞退されたということに対しては行政側に何ら落ち度というか、しようのないことかもわかりませんけれど、今の説明でいきますと、技術者配置ができない業者を選んだということに対しては、そこまでははかり知れなかったと、その業者を指定するときに見切れなかったと、その点はどのようにお考えですか。 ◎生涯教育課長堀田一也君) 一応今回の工事につきましては、非常に特殊性のある工事ということと、専門メーカー、つくってみえるメーカーが非常に限られているということがありました。それで、実質的にメーカーとしての、要は製造及び据えつけの、うちが指名願が出ている業者が2社しかないと、それでほかの3社につきましては、過去にそのような舞台装置の電気・音響等をしたことがあるという業者を選んだわけですけれども、ただ、技術員配置できるかできないかという相手業者への問い合わせまではせずに、過去の実績等で行ったということであります。 ○議長岡部光昭君) ほかにありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ○議長岡部光昭君) 日程第14、推薦第1号飛島農業委員推薦議題とします。 本件は地方自治法第117条の規定により、除斥に該当すると認められますので、鈴木義男君の退場を求めます。     〔9番 鈴木義男君 退場〕 ○議長岡部光昭君) お諮りします。 議会推薦による農業委員は4名とし、大橋英夫君、鈴木義男君、上田好文君、奥山秀之君、以上の方を推薦したいと思います。御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 御異議なしと認めます。 したがって、議会推薦による農業委員は4名とし、大橋英夫君、鈴木義男君、上田好文君、奥山秀之君、以上の方を推薦することに決定しました。 鈴木義男君、議場にお入りください。     〔9番 鈴木義男君 入場・着席〕 ○議長岡部光昭君) 日程第15、発議第1号介護職員人材確保に関する意見書議題とします。 提出者であります加藤光彦君に提案理由説明を求めます。     〔1番 加藤光彦君 登壇〕 ◆1番(加藤光彦君) 1番加藤光彦です。 ただいま議題となりました意見書案を朗読し、提案理由とさせていただきます。 介護職員人材確保に関する意見書(案)。 本格的な高齢化社会を迎え、介護サービスに対する国民の要求・期待はますます高まっており、介護を担う人材の安定的な確保は必要不可欠となっている。 しかし、介護労働者は低賃金、長時間労働人出不足で休暇も取れないなど、厳しい現実に直面し、このままでは生活できない、将来に希望が持てないなど、退職に追い込まれるケースが続出している。 後期高齢者・要介護認定者数の増加などから、介護職員は大幅に増加が必要とされ、介護に携わる人たちがやりがいを持って働ける環境づくりは喫緊の課題である。 よって、介護職員が誇りと自信を持って働けるよう、また安心して生活できるよう、労働条件福利厚生の向上に全力を挙げ、次の事項を実現するよう強く要望する。 記1.全労働者の平均を大きく下回っている給与水準の是正、労働環境の整備など、介護従事者待遇改善の総合的な取り組みを進めること。 2.介護職員人材確保に必要とされるよう介護報酬のあり方を見直し、適正な報酬体系を確立すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書提出する。平成20年6月17日、愛知県海部郡飛島村議会提出先衆議院議長参議院議長内閣総理大臣厚生労働大臣総務大臣。 以上、提案理由説明とさせていただきます。皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いします。 ○議長岡部光昭君) 提案説明が終わりました。 この意見書案については議員各位の御了承を得ておりますので、討論に入りたいと思います。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ただいま御決議いただきました意見書案は、意見書をもって地方自治法第99条の規定により関係機関に送付させていただきます。 ○議長岡部光昭君) 日程第16、発議第2号後期高齢者医療制度見直しを求める意見書議題とします。 提出者であります栗本雅明君に提案理由説明を求めます。     〔3番 栗本雅明君 登壇〕 ◆3番(栗本雅明君) 3番栗本雅明です。 ただいま議題となりました意見書案を朗読し、提案理由とさせていただきます。 後期高齢者医療制度見直しを求める意見書(案)。 75歳以上の高齢者と65歳から74歳の重度障害者を対象とした後期高齢者医療制度は、本年4月から実施されました。この制度は、政府歳出医療費削減を大きな目的としたもので、高齢者障害者に大きな負担と医療内容の制限が大きな特徴です。 具体的には、①収入ゼロでもすべての加入者から保険料を取り立てる。②年金から保険料を天引きする。③2年毎の見直しで、保険料はどんどん値上げされる。④滞納したら保険証を取り上げ、医療を受けられなくするなど、高齢者生活実態を全く無視した負担と徴収を徹底しています。 また、医療の中身は、①これまで義務化されていた健康診断は行政の自由裁量とする。②保険でかかれるのはここまでと治療費定額制を導入し、必要な検査や治療を受けにくくする。③退院支援計画で病院追い出しを進める。④延命治療は無駄とばかりに終末期治療の費用を削減するなど、あらゆる場面でひどい差別医療を導入されました。 このような制度に対し、「高齢者は医者にかかるなというのか」「早く死ねというのか」「うば捨て山制度だ」など、全国で怒りの声が巻き起こっています。新聞各社世論調査では、「評価をしない」と答えた人が7割を超えています。530を超える自治体から中止・廃止などの意見書が国に提出されています。愛知県を含む6割以上の都道府県の医師会は、この制度に対し反対や批判の態度を表明しています。 そもそも病気になりがちな高齢者医療については、長年の社会貢献にふさわしく国と自治体が財政負担し、高齢者が安心して必要な医療を受けられるようにすべきです。このことはヨーロッパ諸国では常識であり、高齢者の高負担と差別医療を押しつけている国はどこにもありません。憲法25条の生存権、憲法14条の法のもとの平等を踏みにじる高齢者差別法は、見直しするしか解決の道はありません。 よって、飛島村議会は政府に対し、後期高齢者医療制度見直し、あるべき医療制度について財源問題も含めて国民的な議論を行うよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書提出します。平成20年6月17日、愛知県海部郡飛島村議会提出先内閣総理大臣。 以上、提案理由説明とさせていただきます。皆様方の御賛同を賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長岡部光昭君) 提案説明が終わりました。 この意見書案については議員各位の御了承を得ておりますので、討論に入りたいと思います。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ただいま御決議いただきました意見書案は、意見書をもって地方自治法第99条の規定により関係機関に送付させていただきます。 ○議長岡部光昭君) 日程第17、発議第3号住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービスの拡充を求める意見書議題とします。 提出者であります鈴木義男君に提案理由説明を求めます。     〔9番 鈴木義男君 登壇〕 ◆9番(鈴木義男君) 9番鈴木義男です。 ただいま議題となりました意見書案を朗読し、提案理由とさせていただきます。 住民の暮らしを守り、安全・安心の公共サービスの拡充を求める意見書(案)。 住民の暮らしや安全にかかわるサービスを民間開放していくことや廃止することは、格差社会と貧困をなくしていくことに逆行する。その典型が社会保険庁の解体と法人化・民営化である。政管健保、各県ごとの運営になり、将来的には健康保険料の料率、診療報酬額も各県単位で決められ、医療費抑制に拍車がかかる。年金は日本年金機構がさらに民間会社に委託することになっている。 国家公務員について、ハローワークでの業務の民間委託、防災に欠かせない測候所46ヵ所の原則全廃など、国民の安全・安心を守る業務は削られる方向である。また、公務員の削減の一方で、ハローワーク、刑務所など民間委託の拡大を図り、公務・公共サービスを企業のもうけ先に提供しようとしている。 国の三位一体改革は、3年間で地方交付税が約5.1兆円削減、国庫補助負担金は約4.7兆円見直され、国から地方への税源移譲は約3兆円で、約7兆円もの補助金・交付金の純減で地方財政は多大な影響を受けた。自治体に財源を保障するために、地方交付税、国庫負担金・補助金の充実が切実に求められている。 消費税が導入されてからの19年間に、消費税収入は188兆円にもなるが、この間に法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)の税収は160兆円も減収した。 生活保護は最後のセーフティーネットと呼ばれ、最低限の生活を保障していく制度だが、老齢加算や母子加算はこの間廃止・縮小され、深刻な事態が進んでいる。 さらに、生活保護のうち日常生活費に当たる生活扶助費を引き下げられようとしている。今年度は生活保護基準引き下げは見送られたが、方向としては生活保護切り下げである。 よって、飛島村議会は国・政府に対し、次の事項を実現するよう強く要望する。 記1.住民の暮らしや安全にかかわる権利保障を後退させる公務・公共サービスの民間開放・廃止を安易に行わないこと。 2.画一的な公務員の削減を行わず、公務・公共サービスの改善や水準維持のため、必要な職員を確保すること。 3.地方自治拡充の立場で地方公共団体に財源を保障するよう、地方交付税、国庫負担金・補助金を確保・充実すること。大企業・大資産家優遇税制をやめて消費税増税はしないこと。 4.生活保護の老齢加算・母子加算を復活するとともに、生活保護水準を引き上げること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書提出する。平成20年6月17日、愛知県海部郡飛島村議会提出先衆議院議長参議院議長内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣厚生労働大臣。 以上、提案理由説明とさせていただきます。皆様方の御賛同を賜りますようよろしくお願いします。 ○議長岡部光昭君) 提案説明が終わりました。 この意見書案については議員各位の御了承を得ておりますので、討論に入りたいと思います。 これから討論を行います。 反対討論から許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長岡部光昭君) 討論なしと認めます。 これから採決します。 本案原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。     (賛成 9名・反対 0名) ○議長岡部光昭君) 挙手全員です。本案原案のとおり可決することに決定しました。 ただいま御決議いただきました意見書案は、意見書をもって地方自治法第99条の規定により関係機関に送付をさせていただきます。 ○議長岡部光昭君) これで本日の日程はすべて終了しました。 閉会に当たり、村長からごあいさつをお願いいたします。     〔村長 久野時男君 登壇〕 ◎村長久野時男君) 平成20年第2回の定例村議会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 議員各位におかれましては、全員御出席を賜り、本議会に上程させていただきましたすべての議案を十分御審議賜り、可決決定をいただきましたこと、まことにありがとうございます。 本議会開会中に議員各位から賜りました御意見、御要望などにつきましては、十分検討をいたしまして、今後の村政の運営に反映させていただき、安定し、安全で安心できる村民生活の向上に努めていきたいと考えているところであります。 6月も半ばを過ぎ、夏の暑さの到来も間もなくと感じているところでございますが、議員各位におかれましてはお体に御自愛いただきまして、お元気にますますの御活躍をされますことを心から御祈念申し上げまして、平成20年第2回定例議会の閉会のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長岡部光昭君) 閉会に当たりまして、私からも一言お礼を申し上げます。 本定例会、去る3日の開会以来本日まで15日間にわたり、提案されました重要議案について、終始極めて熱心に審議され、本日ここに全議案を可決決定いただき、無事閉会の運びとなりましたことは、皆様とともに御同慶にたえないところでございます。 これから暑さも厳しくなってまいります。議員各位には十分御自愛の上、村政の積極的推進に御尽力を賜らんことをお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。 ○議長岡部光昭君) 会議を閉じます。 平成20年第2回飛島村議会定例会を閉会します。                         午後2時10分 閉会 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するためにここに署名する。   会議録署名議員         議長      岡部光昭         7番議員    佐野幸雄         8番議員    服部康夫...