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令和 3年第5回定例会(第3日 6月 9日)

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  1. 扶桑町議会 2021-06-09
    令和 3年第5回定例会(第3日 6月 9日)


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    令和 3年第5回定例会(第3日 6月 9日)   令和3年6月9日(水曜日)午前9時30分開議 第1 一般質問 追加日程 第2 議案第44号 物品購入契約の締結について         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     澤  田  憲  宏  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     丹  羽  友  樹  君        5  番     兼  松  伸  行  君        6  番     間  宮  幹  男  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     近  藤     裕  君        9  番     大 河 原  光  雄  君       10  番     杉  浦  敏  男  君
          11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君       14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     和  田  佳  活  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長     鯖  瀬     武  君      副  町  長     北  折  廣  幸  君      教  育  長     澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長     紀  平  剛  志  君      健康福祉部長      髙  木     明  君      健康福祉部参事兼      多機能児童館等準備室長 糸 井 川     浩  君      産業建設部長      澤  木  俊  彦  君      会計管理者       尾  関     実  君      教育次長学校教育課長 志 津 野     郁  君      政策調整課長      齊  木  雅  宏  君      介護健康課長      渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長      小  室  和  広  君      保  育  長     登  坂  峰  代  君      産業環境課長      村  田  武  司  君      土 木 課 長     鈴  木  弘  孝  君      監査事務局長      小  山  勝  己  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長      江  口  英  樹  君      議会事務局統括主査   松  井  留  美  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時29分 開議 ○議長(和田佳活君) おはようございます。  ただいまの出席議員は16名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては一般質問のみであります。よって、日程表を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 一般質問 ○議長(和田佳活君) これより日程第1、一般質問を8日の延会前に続き行います。  次の質問者、矢嶋惠美さんに質問を許します。矢嶋惠美さん。    〔11番 矢嶋惠美君発言席へ〕 ○11番(矢嶋惠美君) おはようございます。  通告に従いまして、令和3年6月の定例議会一般質問をいたします。  子ども・子育て支援事業についてです。  最初に、多様なニーズに応じた子育て支援は。  ア、新制度の中での幼児期の教育・保育の充実はどのように進んできたか。  子ども・子育て支援新制度は、言うまでもなく子ども・子育て支援法認定こども園法の一部改正、子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律で子ども・子育て関連3法に基づくものです。  子育て支援新制度は、幼児期の教育や保育、地域の子育て支援の量の拡充や質の向上を進めていくためにつくられた制度です。必要とする全ての家庭が利用でき、子どもたちがより豊かに育っていける支援を目指し取組を進めていくと、国はその制度目的を示しております。  そこで、改めて伺います。  本町は、主に民間私立幼稚園が1園、そして町立保育園が7園あり、主流となるのが保育園で、この新制度に移行してからどのような姿勢、または考え方で取り組んでこられたか伺います。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 御質問にもありますように、近年の保育ニーズは時代とともに多様化してきております。扶桑町の公立保育園7園体制は40年以上たちますが、その枠組みの中で時代に応じて求められる保育ニーズの対応に努めてまいりました。  子ども・子育て支援新制度においては、幼児期の教育・保育サービスの量と質を上げることを目的といたしまして、平成27年度に施行されました。量的な面に関しましては、大きな課題となっております待機児童問題に対して、柏森南保育園でゼロ歳児、斎藤保育園で1歳・2歳児保育を実施し、乳児保育の拡充を図りまして、その解消に努めてまいりました。質的な面におきましては、改正された保育所保育指針幼稚園教育要領の中で、幼児教育、遊びを通じての指導など、共通化した文言が盛り込まれました。  職員も研修、勉強会などで意識を高めまして、保育園も教育施設であることを十分認識した上で、幼児教育・保育を考えて進めております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 再質問をいたします。  第二期の扶桑町子ども・子育て支援事業計画があります。これは令和2年度から令和6年度分ですけれども、それが作成されております。幼児期の教育・保育の充実については、家族の就労形態の多様化により柔軟な対応が求められ、将来にわたる人間形成の場として期待が高まる。そのニーズに対応できる必要なサービスの充実を図ると記載されております。  また、同時に本文の85ページ、86ページを見ますと、教育施設保育施設の量の見込みと確保のところでは、現状と課題のところを見ますと、保育の必要とされる方のうち、幼稚園の利用の希望が強く、一定の割合があり、保育園には不足なくニーズに応えられたと確保方策が明記されております。  そこで、改めて量の確保について伺います。  現状の取扱いの考え方と新制度になってからの量の取扱いの考え方はどう違いますでしょうか、お答えください。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 乳児の受皿を増やしましたことで、待機児童は現時点におきましては減ってきておりますが、待機児童問題のみでなく、さらに多様化いたしました保育ニーズが増えていくことは認識しておるところでございます。必要とされます実情をしっかり把握して、対応していかなければならないと考えております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  これまで、従前ですけれども、新制度になる前の従前の考え方でいきますと、あくまでも待機児童の減少が重要であった。そういったことなので、受皿を増やしたということでニーズに応えられたというふうに認識されているというふうに伺いました。  しかし、新制度は、多様化した保育ニーズが増えてきているということでございます。そこのところを改めて指摘しておきたいと思います。  それでは、同じ本文のところですけれども、利用実績から、今後も町外の幼稚園の希望者が多いと分析されております。なぜ幼稚園の希望者が多いのか。このことから、町の子育て支援等、特に幼児期の教育支援の方向、または在り方が見えません。それについてどう考えているのか、分析をされましたでしょうか。お願いいたします。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 新制度におきましては、就学前の子どもさんに対しましての教育・保育、子育て支援を一体的に提供することが求められております。  本町の教育・保育などの提供につきまして、幼児教育保育ニーズの多様化や幼児教育・保育を取り巻く環境、運営の効率化などを踏まえ、また保護者の方が希望できる選択肢を増やしていくなどの施設の在り方について、今後調査・研究してまいりたいと思っております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 冒頭に述べましたけれども、扶桑町では幼稚園が1つ、そして保育園が7園というふうになっております。そういった意味におきまして、幼稚園の希望者が多くというところも十分に考慮していただきたい。  今答弁の中で、調査・研究されるというふうにおっしゃいましたけれども、これは国の単なる量の確保のみではなく、実際のニーズの実情を把握していく、そして時代に合った住民サービスの向上につながらないのではないかというふうに考えます。どうぞ、そこのところをこれからも御検討いただきたいというふうに思います。  次の質問へ行きます。  2番目です。休日保育の取扱いについて伺ってまいります。  繰り返しになりますけれども、新制度の中で、この事業の取扱いの目的が児童を養育している保護者の就労形態の多様化により、家庭での休日保育が困難な場合もあり、保護者の子育てと就労の両立を支援していく制度です。  国の先ほどの新制度に移行してから、これまで対応してこなかったのはなぜでしょうか、伺っていきたいと思います。  また、そうしたニーズがあると思いますけれども、どうでしょうか。お願いいたします。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 生活環境の変化、就労形態の多様化など、休日保育に対する保育需要が増大していることは認識しております。しかしながら、本町では休日保育を実施していない状況でございます。国の制度が変わってきている中で対応が遅れていることに関しましては、反省すべき点でございます。  この子どもたちが健やかに心豊かに育つためには、家庭での保育も重要であり、また家庭、保育園を含め、社会全体で子育てを支援していくことが課題であると考えております。これらを整理しつつ、休日保育の実施については検討してまいりたいと思っております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ただいま御答弁の中で、今回しっかりとこれまでの対応不足に反省をいただきました。休日保育を実施していくと答弁をいただいておりますけれども、検討していくと答弁いただいておりますけれども、実際に私が知る美容師さんであります。これは日曜日営業しております。御夫婦とも美容師さんです。これは一つの例でありますけど、そういったように、やはりニーズはあるということをここで言っておきたいと思います。  ちなみにお隣の大口町ですけれども、平成26年から休日保育、この実施要項も作成されておりまして、施行されております。私のところに大口町にお勤めの大手企業に就労されている町民の方から、扶桑町の住民ですけれども、年間休日出勤が8日間程度ある、何とか扶桑町でも実施してほしいという、そういった要望も来ております。住民の声にどう対応していくのか、しっかりとお答えいただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 保護者の方の就労状況を確認いたしますと、休日、特に祝日において出勤となっている方が見受けられます。また、祝日保育の要望を踏まえまして、まずは祝日保育の実施に向けて取り組んでいきます。日曜日に関しましては、保育需要の確認をしまして、また職員配置などの課題を整理した上で検討していきたいと考えております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  ぜひ早めの実行をしていただきたいというふうに思います。  次の質問に行きます。  土曜保育の在り方について伺ってまいります。
     まず、現状と課題です。  現在、平日保育は各園7時半から19時までと、早朝、延長も含めて充実しております。土曜保育は時間も限定的で、平日預かりということが主になっております。現状の利用状況と課題について伺っていきたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 土曜日保育の現状につきましては、現在、高雄西保育園1園が7時30分から16時30分まで、その他の6園が7時30分から13時30分までとなっております。  就労時間が長い方は、高雄西保育園に申請をして利用されておりますが、利用者数につきましては増えてきている状況でございます。ほかの6園におきましては、半日のみの保育のため、利用者は少ない状況でございます。  利用の現状につきましては、利用日1回当たり平均利用人数で、高雄西保育園が14名程度、ほかの保育園が3名程度となっております。  課題といたしましては、土曜日就労などによる保育ニーズが高まっている中、1日保育を実施している園が高雄西保育園1園であること、また半日保育を実施しているほかの6園は保育士を3名ずつ配置しておりますが、利用人数に対して非効率的となっていることが上げられます。  そうした状況を踏まえまして、土曜日保育につきましては、見直しの必要があるものと認識しております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 1日保育のニーズが高まっていること、そして6園の半日保育の非効率などの課題が上げられました。見直しの必要を認識と答弁されております。  それでは、課題解決に向けた施策について伺ってまいりたいと思います。  先ほどの休日保育のところでも、時代に合った新制度の子育て支援になっていないのではと感じております。今後どのようにされていくか、見解をお示しください。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 平日、土曜日を問わず、1日保育の需要が高まっていること、また半日保育の利用人数が少ないことなどを踏まえまして、1日保育を実施する園を増やすことと併せまして、効率的に保育を実施する園を集約することなどが考えられます。今後、その実施に向けまして検討していきたいと考えております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  先ほど伺いましたけれども、半日保育のところも各園、保育士さんは3名ずつ配置。実際に利用されている子どもさんも平均で、日によって違いますけれども、3名程度ということなので、やはり今おっしゃったような非常に非効率的なことになっております。やはり需要に応じたことをきちっと見極めていく、そうしたことが本当に必要に迫られているというふうに思いますので、ぜひ見直しをしていただきたいというふうに思います。  次の質問に参ります。  子育ての今の支援制度をずっと質問してまいりました。直接、新制度のことではありませんけれども、時代のニーズでありまして、このコロナ感染症の対策も時々刻々と変化しております。そうした意味におきまして、今回保育園の関係で、マスク保育の影響について伺っていきたいと思っております。  去る5月26日の中日新聞トップ記事でございますけど、皆さん読まれたことと思います。私、今日持ってまいりましたけれども、こういう本当にトップのところで、ここに中日新聞と書いてありましたので、こんな記事がありました。  この記事ですけれども、特に乳幼児期の心と脳に与える影響について懸念される内容でした。ここに出ております学者の先生は、犬山の霊長類研究所にお勤めでありました女性の方ですけれども、脳の研究をされている方です。その人のコメントもあります。ちなみに、こういったことが同様の観点からも、フランスでは透明素材のマスクの配付ももう既に行っているというふうに言われております。  大変私ごとで恐縮ですけれども、私がこれを本当にしなきゃと思ったのは、実は我が家にも生後4か月となる乳児が同居しております。特に、3か月過ぎてから少しずつ表情が出てまいりました。ところが、私のこれまでの経験からも、まさにちょうど本当にこういった今時期なんですね。それがたまたまこの記事があったということです。普通のマスクを装着したときの反応と、おうちですから、マスクなしでの反応が明らかに表情の変化があります。乳幼児は、口の表情、動き、表情から本当に様々なことを学んで成長していきます。先ほども言いましたけど、家庭の中ではマスク装着は配慮できますけれども、保育園に預かっていただいている託児については、必要な保育園ではそういうわけにいかないということです。  また、このことは、本年3月ですけれども、国の参議院の予算委員会でも取り上げられております。事は1年前に、はっきり言えば国民全体にマスクを配った政府のあれがありますけれども、そういった意味では、国でそういうことも考えてほしいというふうに思いますけれども、そうはいっても、とにかく自治体としてこれは対応できることではないかなあと、そういう範疇ではないかというふうに思いましたので、対応策として、この透明素材のマスクに切替えが有効ではないかということ、今日、私もしておりますけれども、子どもにマスクの装着自体はできませんので、小さい子ですので、保育する側にこの透明素材のマスクが有効と思いますけれども、御見解をお示しください。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 矢嶋議員さんにおかれましても、早速参考を見せていただきまして、着用いただきましてありがとうございます。  保育者の行動、表情、言葉がけなどは、子どもたちの成長におきましてとても大きな影響を与えます。しかしながら、影響を与えるものの一つであります表情、これにつきましてはコロナの生活の中、感染予防のためにも外せないマスクの着用によりまして分かりにくくなるため、少なからず子どもたちの発達に影響があるのではないかと懸念しております。  不足した部分を補えるようにいろいろ配慮しながら保育を進めておりますが、低年齢児にとっては補い切れないこともありますので、御質問いただきました透明素材のマスクの導入につきましては前向きに考えていきたいと考えております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  少なくとも、幼児とは言いませんけれども、先ほども言いました3歳未満児の担当の保育士さん、こちらは相手の子どもにはマスクができないということもあって、表情の脳の発達に影響ということもありますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますのでお願いいたします。  もう一回、よろしいですか。そこのところは確認で。じゃあ、お答えください。すみません。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 繰り返しになってしまいますが、低年齢児につきましては、保育士の表情が見えることは大切だと思いますので、透明マスクの導入につきましては前向きに考えていきたいと思います。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  ちょっと関連で申し訳ないんですけれども、この透明素材のマスクというのは、今乳児のことだけ言いましたけれども、福祉を含む担当部局の方、例えば手話をされる方もこの口の動きというのは、手話なので非常に重要になってまいります。そしてまた、介護施設なんかでもこの透明のマスクが有効だということも今言われておりますので、そのほかにも障害福祉とかそういったところもあるかもしれません。こういったコロナ対応の必要な事業で検討されていくということも必要じゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 今年度から手話通訳の方を月に2回ですが、今配置しているところでございます。手話をする場合は口の動きが欠かせませんので、透明素材のマスクを使用して対応しておるところでございます。  そのほか、窓口によりましては口元が見えることが必要な場合もございますので、そのような場合、適切な対応を心がけていきたいと思っております。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  非常に何点か質問させていただきましたけど、前向きな御答弁いただいて大変感謝しております。  予定していました質問は以上でありますけれども、最後に町長に一言だけお答えいただきたいことがあります。  今回、子育て支援事業、特に幼児期の教育・保育の充実について伺いました。町長は、施政方針の中に子ども・子育て支援重点施策として上げております。国も文科省、厚労省、内閣府など、3庁にまたぐ子ども政策を今度、こども庁の創設を検討しているところであります。本町におきましても、今回、特に幼児期の教育とか保育とかいうものが、非常にやはりいろんな意味での連携がまだまだ不十分であったということがよく分かってまいりました。そういった意味におきましても、新制度の中でより一層充実した子育て支援ができるよう、機構改革などを含めた検討をいただきたいところでありますけれども、その見解をお聞かせください。 ○議長(和田佳活君) 町長、よろしいでしょうか。  鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 保育・幼児教育も含めまして、制度、仕組み的には、議員さんもおっしゃいましたように、多様なニーズに柔軟に対応できるような、そういったふうに変わってきておりますけれども、実際扶桑町のほうではなかなか今対応ができておらなかったところでございます。  しかし、特に近年、働き方改革ですとか、喫緊のところではコロナ禍の中の問題ですとか、そういったことの緊急なニーズもございます。そういったことにしっかりまた対応していかなければいけませんので、また議員さんおっしゃるように、こども庁創設が今国のほうで進められております。まだ、なかなか具体的な情報までは至っておりませんけれども、町としても、住民の方に分かりやすい組織、そして効率的な組織を目指して、機構改革につきましては少しずつ今検討を進めておるところでございます。  子どもの全体的な問題としましては、虐待ですとか貧困ですとか、そういった大きな社会問題もまだ存在しておりますので、そういったことにも対応していく必要があると思っております。子育て支援の充実というのは本当に重要施策に上げておりますので、一つ一つの課題を潰しながら住民の方の期待、ニーズにお応えできるように努力をしていきたいと思っております。お願いします。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 矢嶋惠美さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(和田佳活君) 以上で、矢嶋惠美さんの質問を終結します。  次の質問者、千田利明さんに質問を許します。千田利明さん。    〔15番 千田利明君発言席へ〕 ○15番(千田利明君) 今回は、新型コロナウイルスの感染症に関しまして健康被害ということで取り上げさせていただきました。  新型コロナウイルス感染症の発生以来、医療関係の皆さんの努力に対しましては改めて感謝を申し上げ、また不幸にも亡くなられた皆さんには心より哀悼の意を申し述べておきたいと思います。  昨今では、変異型コロナウイルスの出現で感染力が高まる一方、日本国内では、一般の人たちに対して、高齢者からではありますがワクチンの接種が始まっております。何とか早くウイルスの感染減少、そして衰退が切に望まれるところではあります。  今回、3回目の緊急事態宣言が5月17日に発令され、扶桑町でも5月22日から活動の制限をしております。感染者数は全国で幾分か減少はしてきているものの、医療機関の逼迫度は依然として厳しい状況が続いております。御存じのように、扶桑町におきましても同様で、6月20日まで緊急事態が延長されております。  扶桑町では、今朝の新聞の段階ですね、感染者数ということで171名というふうなことになっておりました。2名増えております、また。あわせまして、江南の保健所の管内の合計では1,453名超えています。多いです、非常に。  コロナ感染者の発症以来、我々が新型コロナウイルスに関する情報を入手するには、連日報道されておりますマスコミからの社会的な情報もありますけれど、新聞による各自治体の前日の感染者数の累計数の記事、そして町のひまわりあんしん情報メールで確認する愛知県が公表している記者発表情報の2つの報道で確認をしている状況しかありません。  そこで、まず最初に、新型コロナウイルス感染症に関わる健康被害者への対応を伺いたく思います。  最初に、本町の現時点における健康被害者である感染者の自宅待機者、それから入院患者、退院者など、それぞれの健康状況の把握というものはできているんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 現在、本町におきまして、新規感染者についての情報につきましては、県より保健所を通じて記者発表されております内容、年代、性別、軽症あるいは中等症といった症状、そして陽性者との接触歴につきましては、同様に町に示されているところでございますが、それ以外の情報につきましては一切ございませんので、御質問いただきました感染者のそれぞれの健康状態の把握につきましては、町におきましてはできていないというのが現状でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) そうだと思います。  と言いますのも、昨年ですか、昨年のちょうど6月ぐらいでしたかね、町長にもこのコロナウイルスの患者が出ているんだけど、本当に退院者とか入院者とかがはっきり分からないのということでお伺いしたことがありましたよね。だけど、県からはそういう報告は何もないんだと。現状としては、その数字しか報告がないんでということでのお話を伺いました。それはよく存じております。そこにも少し問題があると思いますけど。  それでは、ウイルスの感染症ですので、保健所が関係しているということで、保健所との連携というものは、扶桑町はできているんでしょうか。それについてのお答えをお聞かせください。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 保健所との連携という御質問でございます。  具体的な連携業務といたしましては、昨年の8月31日から9月4日までの5日間におきまして、当町の保健師1名が江南保健所の応援依頼がございまして、その応援派遣に応じて感染者の方への健康観察等の業務に当たった例がございます。  今後もこういった派遣要請などがあった場合には、お互いに応じるような形で連携して対応していく考えでございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 昨年ですけど、議会ですね、全協の質問の中で一連の新型ウイルスの感染に関しまして、町内で感染された方が発生した場合、その健康被害者である自宅待機者や自宅療養者などの買物とか通院などの支援は職員が行うということで伺っています。その日常生活の支援というものはできているんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 健康被害者の方への日常生活支援ということでございますが、こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症が原因で、保健所のほうから自宅待機の協力要請を求められた方に対し、町職員が買物などの代行支援を実施するサービスがございますが、現在これまでのところにおきましては、実績はないという状況でございます。  同様に、保健所から自宅待機の協力要請を求められました感染者及び濃厚接触者の方が属する世帯に対しまして、1万円のお見舞金を支給しております。令和2年度におきましては、こちらにつきましては17件の実績がございました。  さらに、パルスオキシメーターの貸出しを実施しておりまして、こちらにつきましては2件の実績がございます。  なお、これらの日常生活支援につきましては、ホームページなどでも引き続き今後広く周知をしてまいりたいと考えております。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 追加で何点かお伺いします。  新型コロナウイルスに感染して入院された方といいますか、この方たちは全面的に国で面倒を見ていただけると。入院された方は、これでいいわけじゃございませんけど、取りあえずは保障はされているということになっておりますけど、自宅待機の方について、これは全て保健所の指示で動いているということでしょうか。  また、自宅待機の方の通院や買物に関しては、感染していないほかの家族の方が一緒に住んでみえるとか、そういうことで対応されているから、これまでには要望がなくて、問題などは発生していないということでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 先ほどの御質問にもございましたが、自宅待機の指示につきましては保健所が行っております。  当町が保健所から得られる新規感染者についての情報は限定されたものでございまして、自宅待機の方の世帯の状態や構成などについては分かっていないのが現状でございまして、自宅待機者の方の通院や買物に関しての問題等につきましても把握できていないというのが現状でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 私の友人の方でもなられた方あるもんで、その方たちは家族が一応フォローしていたということがあるもんですから、保健所でも全く関係ないような方、失礼しました、関係ないじゃないね、感染されていなくて、家族の方でフォローできる場合とか、そうでない状況、親戚の方とかいろいろと見えるもんで、その方たちがフォローされているとは思いますけど、何も分からない、さっきも話にもありましたけど、分からない状況の中で判断は非常に難しいということがあります。そういうことでは非常に問題だと思いますので、ちょっと後にそれは指摘したいと思いますけど。  家族が見える方はいいと思うんですけど、一人暮らしの方たち、保健所は何も公表していないという状況の中で、その人たちは本当に困っていないんでしょうか。これは、扶桑町民であるだけに一応フォローはする必要があると思うんですけど、保健所にもその辺りのことも聞けないんでしょうかね。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事
    健康福祉部参事(糸井川 浩君) 繰り返しになりますが、保健所のほうから提供される情報の中では、自宅待機の方の状況などを把握することができませんので、お一人暮らしの方で不自由している人はいないのかというような部分につきましても、現状では判断できる材料が、こちらとしては持ち合わせていないというので御理解をお願いいたします。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 本当にどなたがなったということは、氏名とかその辺りを知りたいとかそういうことじゃなくて、今の扶桑町で171名もなっていて、そのうちのどれだけ健康なのかというのは、本当は知りたいところなんですね。本当にどれだけ回復されたのか。これだけ大きな問題になっているわけなんで、その辺りのことぐらいは、情報は保健所に対して要求して、出してもらうようなことは何とかできないかと思っております。それについては、今後ともお願いの努力はしていただきたいと思います。  1万円の見舞金ということでお伺いしました。これについては、確かにホームページに出ております。見させてもらって、私も読んでおりますが、感染者の数の割に17件の実施というのは幾ら何でも少ないような感じがしますけど、この制度を知らない方が見えるんじゃないか。また、特にチェックすることができないんで、逆に、もう少ししっかりと感染された方、待機されている方に対してアピールする方法はないものでしょうかね。その辺りはいかがですか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 今おっしゃられました見舞金につきましては、新規感染者等の方からの自己申請ということで現在給付をしているところでございます。  周知におきましては、今後とも広報紙、ホームページ等、メール等でも周知をさせていただくというふうに考えておりますが、現状におきましては、申請された方につきましては確実に給付、納付をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 申請がないということですね。それでよいということは、今のように信頼の厚くなっておる健康福祉部、非常に今は信頼が高いので、そういう担当部局の皆さんからじゃ想像できませんので、保健所同様に自宅待機の健康被害の方に対して十分なフォローをしていただきますように、今みたいにアプローチができることがありましたら、ぜひとも広報だけじゃなくて、何か方法でもあったら、そういうことをお知らせするような方法も検討していただきたいと思います。幾ら何でも17名というのはちょっと少ない感じがしますので、その辺りのこともフォローしていただきたいと思います。  それでは、次のワクチン接種後の健康被害調査についてお伺いいたします。  ワクチン接種後の健康被害における治療等の補償といいますと、これは国が全面的に行うことになっておりますが、接種後の健康被害に関する情報収集を今はどのように行われておりますか。県のほうでもやっておりますけれども。  本町では、従来よりインフルエンザ等の予防接種に関わる健康被害については、健康福祉部介護健康課の管轄ということで調査委員会というのが設けられております。感染者などの健康被害については、この調査委員会が行ってきているはずだと思います。この調査委員会、組織といいますと、尾北医師会扶桑・大口支部長が委員長になられているらしいんですが、江南保健所長、それから尾北医師会の支部長より推選された医師2名と、それから本町では副町長が一応副委員長の任を取ると、及び健康福祉部長の2名ということで構成されておるということなんですが、この組織、6名で構成されておりますけれども、この予防接種健康被害調査委員会の活動内容といいますか、これはどんなものでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 予防接種健康被害調査委員会の活動内容でございますが、この活動内容、所掌事務につきましては設置規則がございまして、それによりまして3つの事項が規定されております。  1つ目としまして、予防接種に起因したと思われる事故の調査に関すること。2つ目の事項としましては、予防接種に起因した事故の事後対策に関すること。3つ目としまして、その他予防接種事故に関し、必要と認める事項を調査・審査することということで、活動内容が規定されております。  なお、これまで当該委員会が開催されたことはございませんが、今回幅広い世代の方を対象に新型コロナワクチンの接種を実施していくため、必要に応じ速やかに対応をしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 毎年発生しておりますインフルエンザ、この症状でも暑っぽいというか、熱っぽいというか、それから接種箇所の腫れといいますか、注射を打った場合の腫れですね。それから鈍痛などの健康被害、これが同じように発生していると思います。コロナワクチンの場合でも、副反応として発熱、それから頭痛、倦怠感などの症状が発生する場合があると報告されております。  大体同じような症状だと思いますけれども、その接種における副反応の場合、1回目の接種よりも2回目の接種で発生することが多いと。また、年齢が上がるとその発生する頻度が低くなる傾向とか、男性より女性のほうに発生する頻度が高いとか、そういうような話も出ておりますが、そこでお伺いしますけど、このコロナワクチン接種後の健康被害の調査というのは、今もちょっと説明をお伺いしましたが、この委員会のが行うんでしょうか。国に任せっきりですか。今は国がやっておりますよね。国がやっておりますけど、この委員会は発動してやられるんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) コロナワクチン接種後の健康被害の調査ということでお答えをさせていただきます。  さきの予防接種健康被害調査委員会におきまして、もしそういった事態になったときは調査を進めていくということになります。健康被害を申し出る方の主張及び接種に携わる主治医の意見の聞き取り内容、カルテ等資料を取り寄せ、委員会において判断するということになります。  委員会のメンバーは、先ほど議員もおっしゃられました6名で構成をされているところでございますが、この当該委員会がもし開催される場合、迅速かつ丁寧に審査が行われるよう進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) インフルエンザとコロナというのは同じ感染症ではありますけど、今回の新型ウイルス感染症の場合は発生原因も定かでなくて、全て新しいものずくめですので、しっかりしたフォローを今後ともしていただけたらと思います。副町長も入っておりますので、そのときにはよろしく頑張ってください。お願いします。  次に行きます。  感染対策での外出及び活動自粛の影響について伺いたいと思います。  まずは、児童・生徒及び教職員の皆さんの心のケアについて質問させていただきます。  国立成育医療研究センターが令和2年の11月から12月に行った「コロナ×こどもアンケート」の第4回調査報告書によりますと、小学校4年生以上の15%から30%の子どもには中程度以上のうつ症状があることが何か示されておるそうです。子どもたちの心のケアというのは、引き続き重要な課題となっていると記されております。  また、新型コロナウイルス感染症に関連したストレス、それからいじめ、偏見などに関して相談窓口といいますか、24時間子供SOSダイヤル、そしてSNSの相談窓口などを利用していただくなどのようにして周知を求めているということです。そういうふうに書いてございました。  また、あわせまして、学校現場において感染症対策や心のケアなどを最前線で支えてみえます教職員の精神的な面といいますか、この負担にも鑑みて、学校の管理職、それと設置者、それから教職員のメンタルヘルスについても十分配慮を求めると。学校の管理者の方たち、それから運営者ですね、これに対しての教職員のメンタルヘルスにも十分配慮を求めるということにも同じようにこれは書いてございました。  そこでお伺いしますが、昨年来のコロナ禍における本町の児童・生徒へのコロナの影響、その対策をどのようにされているのでしょうか。これをお伺いしたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) コロナ禍の中で、児童・生徒の影響といたしましては、学力の定着、体力の低下、心の問題の3つと捉えております。  まず、学力につきましては、昨年度4月、5月の休校をし、授業時間の減少で学力の低下が心配されましたが、教育課程の再編成、夏休みの短縮、行事の精選などを行い、学習の時間は確保できたと考えております。  分析はまだできておりませんが、本年度広く小・中学校で採用されているNRT(標準学力検査)を中学校で実施した結果はおおむね良好でございまして、大きな学力低下は見られない傾向でございました。  体力の低下につきましては、体育の授業や部活動等での制限の影響から、運動量は日頃より少なくなっていることは確実でございますので、心配をしております。しかし、コロナ禍の中で感染対策をし、濃厚接触者を出さないように活動することは、今一番求められておることでございます。感染予防に最大の注意を払うことを第一優先に考えております。  最後に、心の問題といたしまして、コロナウイルス感染症に対する不安やマスク着用に係る精神的な影響、友達との交流があります。楽しみにしていた学習活動や行事が制限、変更、中止になることによって、子どもの意欲低下は避けられないと思います。そのため、毎年各学校で行っている教育相談、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、そして今年度配置されたスクールメンタルサポーターの相談活動を通して心の不安を取り除くことができるよう配慮しております。  これからも児童・生徒の健康面と学校生活の充実を考慮し、今できることを工夫していくことが大切だと考えております。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 児童・生徒の場合、特に低学年といいますか、この方たちは群れ合ってけんかしたり、いろんな問題を起こすことで社会勉強をしたりすることで、その中でお互いに成長していくものだと私は理解しております。それができない中で、やはり頼りになってくるのは教師の皆さんということになると思います。また、それに関わる学童の先生の方たちにも大変な御苦労を本当にかけていると思います。  十分な配慮を今後ともお願いしたいと思いますが、そこでお伺いしますけど、児童・生徒を指導する方たち、学校の先生、それから放課後の児童クラブ、この皆さんの指導者の方たちの、逆に言いますと、この方たちにも心のケアについて必要だと思いますが、いかがなものでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 教職員及び放課後児童クラブ、子ども広場の指導員には、学校教育課、生涯学習課、福祉児童課が連携し、コロナウイルス感染症に対する不安を取り除き、安心して働くことができる環境を整えることに努めております。文部科学省の新しい生活様式や県の教育活動の実施等に関するガイドラインの周知と、困り事の相談、連絡体制が取れるようにして、心の負担軽減に努めております。  教職員に関しましては、県教育センターの教育関係職員相談、メンタルヘルス相談、共済組合教職員メンタルヘルス相談等の案内も定期的に行っております。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 今もお話ありました。今年の5月に文部科学省から一部内容が追加されたということで、学校の新しい生活様式、このマニュアルでも配慮をいただいております。非常に厚いんです、こんなにたくさんありますから、80ページも、本当に読み切れんですよ、これ、本当に細かい字ばっかりで。だけど、もう本当に、そういう意味では細かく細分化されて非常に書かれております。  本当にありがたいことだと思いますけど、こういうマニュアルも御配慮していただいておりますけど、授業のカリキュラムといいますか、この密を避けることに始まって、いろいろな工夫を教師の皆さんはされていることと思いますが、それに伴って教師の方たちの残業とかオーバーワークのほうですね、前にも聞いたことありますけど、こういうことは負担になっているんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。その辺り、フォローはできるんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) お答えしたいと思います。  まず、コロナ禍の中で学校における新しい生活様式を取り入れているために、先ほど御紹介のあった分厚い資料でございますが、更新されるたびに教育委員会に送られてまいります。感染防止に対するこうした日常業務の増加は否めない状態でございます。増加した業務のうち、会計年度職員の方や地域住民のボランティアにより、消毒とか清掃業務等は御協力いただいて担っていただいております。  一番教師の困り事としましては、感染状況により、様々な感染レベルによってこういった学習はできないと制限されたり、レベルが下がると戻ったりということで、そういうことが繰り返されることとか、行事ですね、そういうものが感染状況によって変更せざるを得ないということで、準備が整って万端になった状態なのに延期になるとか、そういうことが繰り返し行われていることによってかなりストレスはありますし、業務量が増加しておるのが現状でございます。  これから感染症の状況を見ながら、感染症の終息を願いながら、学校現場では教職員の業務量の適切な管理等に関する方針というものがありますので、それに従って働き方改革を進めてまいりたいと思っております。以上です。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 今、教育長のほうのお答えがありました。  私もよく分かります、その問題は。私もコーラス、音楽のほうと関わっておりますから、その辺りの指導とかいろんなこともやっておりますので、状況もよく分かります。この学校教育の中で、情操教育といいますか、その辺りが全くできないような状況があります。本当にこれでいいのかと思ってしまいますよね。本当に成長期の子たちの僅かこの二、三年のところ、コロナ、来年もまだ恐らく多少は残ると思いますので、今の状況から見ると、そうなると3年間、情操教育はほとんどできないというようなことになってきます。そんな中で、本当に教育は非常に難しいところが出てくると思います。  本当に学校の先生の方には御苦労をかけると思いますので、教育長もその辺りは十分フォローしてあげていただきますようお願いいたします。本当に指導されている皆さん、子どもたちにとって強固な頼みの綱でございますので、その方たちにも十分なフォローをお願い申し上げたいと思います。  次に、この肢体不自由な方、一般に言う障害者の方たちというよりも高齢者について今度は伺いたいと思います。  日頃から活発な活動でなくて僅かな運動しかできない方、この方たちは外出制限や自粛などの外圧といいますか、こういうものは生活全般において非常に大きな問題になっていると思います。私もサロンをやっていますけど、サロンがなかなか開催できない。7月からやろうとは思っていますけど、今現在でも、外に出ていないからということで足が不自由になってきたという方も出てみえます。こういうのは、歩行困難不全、健康被害の症状、こういうのがいわゆるフレイルといいますかね、そういう問題もあります。  今年度、4月に取りまとめられました扶桑町の第8期の高齢者保健福祉総合計画、これがございます。令和3年度から5年度までの版でございますけど、いきいき安心プランの基本目標2の施策に、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施及び「閉じこもり」予防の推進の項目があります。現状での対応策としては、広報無線で毎日1時半からラジオ体操がなされており、加えて、外へ出かけましょうというような声かけが広報無線でも行われております。  そこで、高齢者の健康被害への施策についての考えといいますか、これはいかがなもんでしょうか、教えてください。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 新型コロナウイルス感染症によります自粛活動が長期化する中、特に高齢者の方におかれましては、外出を控えるなどの運動不足、通いの場の中止等による地域社会とのつながりの希薄化が影響し、身体及び精神の状態が心配されるところでございます。  施策はとの問いでございますが、当町といたしましては、議員もおっしゃられましたが、運動へのきっかけといたしまして、ラジオ体操や自宅でできるストレッチ体操といった運動を行っていただくために、これを広報無線で放送をさせていただいております。これまでも実施してきておりますが、介護予防を目的といたしましたはつらつ教室というものをやっておりますが、これを今年度は8月から元気アップ教室を、9月から感染症対策を講じた上で実施していく予定でございます。  また、外出支援といたしまして、今年度は特にタクシーチケット10枚を追加し、それを使用していただくとともに、感染状況、感染症対策を勘案した上、議員もおっしゃられましたサロン、通いの場など、再開されました折には出前講座、健康教室といった機会を通じ、相談業務などにも努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 先ほどもちょっと申し上げました高齢者のフレイルですね、健康な人でも高齢であんまり活動が不自由といいますか、活動はあまりしなくなる、そういう状況になってくると肢体が本当に動きにくくなるというようなことがフレイルということでありますけど、このフレイルの対策というか、これについてはどういうふうに考えておるんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者のフレイルへの対応としましては、第8期高齢者保健福祉総合計画、94ページからでございますが、こちらのほうでも述べておりますが、運動、口腔、栄養、社会参加等の観点から保健事業と介護予防の一体的な実施を推進し、身近な場所での健康づくりへの参加及び疾病予防、重症化の予防促進を目指すとしております。具体的には、健康増進を目的としました各種健康教室・健康相談の実施、がん検診などを含めた健康診査事業の推進、8020運動の推進、老人クラブの活性化などを努めていくところでございます。  また、今後は必要に応じ、出前講座などの通いの場への健康応援なども努めていきたいと考えております。以上でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 本当に高齢者の運動不足、フレイルというものは本当に心配なことでございます。ぜひ、今もお話しありましたように出前講座を外に出かけていただきまして実態を見ていただいて、施策に反映をしていただきたいと思います。うちも7月からやりますんで、ぜひともお越しいただきたいと思います。出前講座をやりたいと思っておりますのでお願いします。  それでは次に、町の事業といいますか、行事についてでありますけど、各種計画された事業というものは、全て町の施策を実施する上での事業として必要なものとして設定され、存在しているはずであります。それらは、感染予防による自粛や制限で中止に追い込まれていますが、本町の各部署における事業や行事への対応といいますか、これはどのようになっているんでしょうか。各部署まとめてでも構いませんが、回答をお願いしたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 町におきます各部署での事業や行事への対応でございます。こちらにつきましては、町のほうでは年間行事予定表というのを作成しておりますが、その事業を中心に御回答させていただきます。  駐在員会議、自主防災会長会議、コミュニティ連絡協議会、交通安全防犯推進協議会総会、これらの会議につきましては、戸別訪問による資料の配付、あるいは書面での会議に替えさせていただいて実施しているところでございます。  また、ごみゼロ運動につきましては中止ということでお願いをしたところでございます。  今後予定をされております町民音楽祭、扶桑東小学校での総合防災訓練、町民まつりといった行事も中止が決定をしたところでありまして、愛知県の消防操法大会におきましても出場の辞退、平和教育推進事業につきましても中止を決定したところでございます。  今後、感染状況に応じまして中止になる場合も考えられますが、他の事業におきましては、事業を縮小するとか、あるいは感染症対策を講じた上で、できる限り実施をしていく方針で進めてまいりたいと考えているところでございます。  なお、令和3年度の10月に計画をしております敬老観劇会につきましては、感染症対策といたしまして、座席を半数とし、2日間の日程で実施できるように現在計画を進めているところでございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 町の事業中止ということなんですが、これはもうコロナだからやむを得ないというのは1年間理解できますけど、町としての施策が行われないというのは大きな問題でございます。昨年の9月にも、もうそれは同じように一般質問でさせていただいたと思います。  昨年から、コロナ禍にあって各種の事業は中止している状況にあるだけに、特に必要なことと思いますけど、各部署ではこのようなこういう施策が行われないということに関しては、事業にとかいろんなものに対して上司や町長や皆さん、特に上司の方ですけど、に事業や企画などの提案といいますか、こういうようなものが来ていませんでしょうか。こういうのはどのように解決されているんでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 企画提案状況はということでございます。  こういったコロナ禍の状況の中、実施あるいは中止するという事業につきましては、現在のところ、各担当部署におきまして各担当者が年間の事業計画に基づき、その事業を行うに当たり実施することが可能か。また、感染状況などを踏まえ、事業を実施した場合の影響などにつきまして関係団体との協議を重ねた上、起案し、上司のほうへ企画を提案しているという状況でございます。  また、先ほど報告させていただいております現在までに中止、あるいは中止が決定している事業などにつきましては、新型コロナウイルス感染症対策本部会議というのがございますので、そちらにおきましても逐次報告、検討をしているところでございます。以上でございます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 今の観劇会は対応されて実施されるということなんで、そういうことをもっと具体的に、いろんな事業がありますのでそれはやるべきだと思うんですが、その辺りのことはどうも見られないんで。
     昨年にも申し上げましたけど、本当に鯖瀬町長一生懸命頑張っているんで、あなた方が、本当に部下の方はもっとしっかりとフォローしなきゃ駄目ですよと申し上げたと思いますけど、その辺りのことを今日は本当に申し上げたいと思います。町長も当然頑張ってもらわないかんですけど、お願いします。  このコロナ禍という大変な状況の中で仕事をされて、御苦労されていると思いますけど、扶桑町にも仕事に関して事務分掌規則というものがあります。昭和48年に規則の第1号が制定されまして、平成元年7月31日付で全面改正されております。この中で部長、参事、課長ほかの職務といいますか、職分が書いてございます。  そこで伺いますけど、このようなコロナ禍で変革への意識が求められている状況の中で、各部署における上司の仕事をどういうふうに考えてみえるんでしょうか。それについてお答えいただきたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 上司の仕事ということでございます。  こちらにつきましては、第一には、結果の判断ということと責任を負うということが上司の仕事であると考えます。例えば、部下が関係団体との協議を重ねた上で事業の実施の起案、あるいは事業の中止、さらには規模の縮小での決定の企画を提案してきたというような場合に対しまして、決定あるいは中止という最終的な判断を下しまして、その責務を負うというところでございます。  ほかには、議員もおっしゃられましたが、部下に対するフォロー、仕事への指導、部下のモチベーションの管理、あるいは相談に乗ってあげる、さらに共にアイデアを考えるといったような仕事であるというふうに考えます。    〔15番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 千田利明さん。 ○15番(千田利明君) 上司の責任は、いろんなものは上司の中止とか縮小とか、その判断をしてその責務を負うと、責務を負うのは当然でございます。給料をそれだけ余分にたくさんもらっておるわけでございますから、それだけ責任があるわけですね。それは当然のことだと思います。  ただ、今お答えにもありましたように、部下のモチベーションの管理、相談に乗るとか共にアイデアを考えると、共に一緒にやるということがお答えにありましたので、私の質問の中でも大分御理解をいただいたような感じはいたします。  本町の平成元年に改定されました事務分掌規則といいますか、この中にも表現として、人を育てるという重要な文言が欠けておるんですよ。役職には職分というのがみんな入っております。だけど、人を育てるという文章は全然入っておりません。これ、上司の仕事の第1番目の鉄則だと思うんですよね。部下を育てなきゃ次が育たない、次が来ない、誰もできないということになります。次の代わりはいないということなんです。だから、育てるということを今回はやっていただきたいと思います。  本当にこのコロナ禍の中で健康被害、今回活動自粛ということでいろんな問題が出てきているということで質問させていただきました。この現状を新型コロナウイルスの感染症から治った人の数、これさえ分からない。情報が入ってこない中で仕事をしている皆さんの本当に御苦労は大変だと思います。だけどそのままでは、これを本当に待ったとは思わないで、待っていていいのかどうか、本当にこのままでということも疑問に思わなきゃいかんと思うんですよ。これ、仕方がないで済ますんですか。これで町民を守れるんでしょうか、これで。それを私は言いたいんですよ。  現在、江南保健所の管内で、江南、犬山、岩倉、大口、扶桑、これで今日現在で発生した人が1,453人おるんです。1,453人、これ新聞上の数字ですから、皆さんも読まれれば、計算すれば分かることですけど、1,453人ってすごい数。この方たちがどれだけ治ったか、これも分からない。これで町民とか市民の、よそもよそだと思いますよ。扶桑町だけじゃないと思います、これはね。こんなふうで、これは人の名前が知りたいとかそういうことじゃないということですね。コロナがこれだけいろんな問題が起きていて、全然後のことも分からないというのは、これ異常じゃないですかということなんですよね。  だから、コロナの不安というのが出てくると思うんですよ。治ったら、たくさんこれ、もう1,453人、このうちの1,300人治っていますと言ってくれりゃ、本当に安心するんですよね。それすら分からんというような状況なんですよね。  だから、これをこのままほかっておくんじゃなくて、我々に全部教えろなんていうことは言っていないわけで、秘密でも構いません、それは全然。だけど、把握はしておく必要があると、町として。で、それに対する施策を打っていくことが必要だと思うんです。17人しか本当にこれまだ受けていない、1万円を17人にしか配っていない。異常だと思うんですよ。知らないと思うんですよ、多分。それか、何かあって届けていないのか、そういうことも併せてフォローをしていただきたいと思います。これが本当に皆さんのお仕事だと思います。作業をしてもらうだけじゃなくて仕事をしていただきたいと思いますので、ぜひともお願いしたいと思います。  大変な状況だと思います。本当に皆さん、苦労はされていることはよく理解しております。だけど、やっぱりこれ、みんなで守らないかんですから、我々も頑張りますけど、皆さんも頑張っていただきたいと思います。  以上です。終わります。 ○議長(和田佳活君) 以上で、千田利明さんの質問を終結します。  ここで議事の都合上、10時55分まで休憩とします。              午前10時42分 休憩              午前10時55分 再開 ○議長(和田佳活君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  次の質問者、兼松伸行さんに質問を許します。兼松伸行さん。    〔5番 兼松伸行君発言席へ〕 ○5番(兼松伸行君) 通告書に従いまして、2問ほど問題提起をさせていただきたいと思いますので、また簡単明瞭なお答えを望みます。よろしくお願いいたします。  さて、第1問目のヤングケアラーの実態と対策についてなんですけど、このヤングケアラーという言葉自体なんですけど、これ何のことだという、私がこの質問状を皆さんにやったときにそういう地域の方の質問も実はございました。私も実は不勉強で申し訳ありませんが、この言葉は数か月前まで知りませんでした。申し訳ありません。  それで、実はこの問題はNHKの番組でクローズアップ現代という特集をしておりまして、そのときにヤングケアラーとはということから始まりまして、SOSを発信できない子どもたちがいると。これは家族のケアをしているのですが、精神疾患等がある家族、母親のそのときは面倒を見る、親が病気だから、子どもたちは、そのことをみんなに訴えられない。または、摂食障害や心臓病の面倒を見るたびに、介護が大変だねえとは言われるんですが、子どもたちは。その介護サービスはあるんですが、受ける本人はあるんですが、本人を面倒を見る家族にはサービスがない。変な言い方ですが、今の段階では当たり前のことかもしれませんが、そういうことを放送で流しておりました。  それで、そのときに私が心にとどめてどうしても離れなかったのは、ヤングケアラーの実態に関する調査についてなんですが、そのときは中学2年生の子どもたちの調査がありまして、厚労省の4月12日にこの資料もございますが、そのときに中学2年生に実態として17人に1人いるという実態調査が出ております。そうすると、単純に17人に1人ですと中学2年生、我が扶桑町は扶桑中学校と北中がございます。35人制度ですと、17人に1人ですとクラスに2人ずつこのヤングケアラーの皆さんがいるという計算になります、計算上は。そうすると、1学年5クラスありますと、例えば1つの中学校に対して5掛ける2で10人、3学年で30人、2つで60人という計算になってしまいます。それで、本当にこの17人に1人ということが、どうしても私は頭からこびりついて離れませんでした、そのときは。それで、自分で実態調査なり、本町はこの実態はどうなっているんだろうということから、今回は質問させていただきますので、ぜひ私がこの問題提起を上げられる以上に、まだ国の実態もなかなかこれからのことかも分かりませんが、現実的な問題として、子どもたちを助けるのはやっぱり大人である私たちしかおりませんので、そこのところも考えていただきまして、まずは本町のヤングケアラーについての実態をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(和田佳活君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) お答えします。  まず、国の動きのほうから説明させていただきます。  今年の3月に厚生労働省と文部科学省が連携しまして、ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチームが設置されました。実態に関する調査・研究の報告、そして支援に向けた論点や課題について整理されました。その後、有識者や当事者からのヒアリングを経て、5月17日に取りまとめ報告案が提示されております。  この報告書では、今後の取り組むべき施策として、第1に早期発見・把握、第2に支援策の推進、第3に社会的認知度の向上を上げております。  さて、本教育委員会ではこの話を受けまして、校長会や教頭会でヤングケアラーについての定義や早期発見、扶桑町に設置しておりますスクールソーシャルワーカーの活用等の伝達を5月中に終えました。  そして、学校の簡易検査を実施いたしました。そこで集約した実態としては、現在、先ほど議員がおっしゃられました17人に1人という全国データとは異なり、簡易検査ではありますが、4件の報告を受けております。学校では年に2回から3回、教師と児童・生徒が1対1の対面で面談を行っておりまして、それはいじめや虐待等の早期発見の把握のためでございますが、事前アンケートを基にした相談体制を取っております。  このような教育相談や日常的な観察からつかんでいる児童・生徒の家庭環境と今回の調査とを合わせた結果、確実にヤングケアラーと思われる事案は1件というふうに捉えております。  また、スクールソーシャルワーカーの相談案件や要保護児童・生徒対策協議実務担当者会議でつかんでいる情報からも、ネグレクトから派生する幼い下の子どもたちの世話というような実態は存在しております。ネグレクトという状況とヤングケアラーの実態ととても区別がつきにくいというようなところがございまして、そんなようなところが現状でございます。  今回の簡易調査でも、4件ともやはり独り親家庭でございまして、特に父子家庭での家事負担や兄弟の世話というのが表面に表れにくいということが分かりましたので、情報の把握に今後配慮していく必要を感じておるところでございます。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 兼松伸行さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  このヤングケアラーの実は定義もありまして、読み上げさせていただきますと、ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、子ども自身がやりたいことができないなど、子ども自身の権利が守られていないと思われる子どもをいうということになっております。  実際には、ここであんまり細かくてあれなんですけど10例ぐらい、例えば障害や病気のある家族に代わり、買物、料理、掃除、洗濯などの家事をしているとか、家計を支えるために労働をして、障害や病気のある家族を助けている。また、親御さんたちを含め、兄弟の方も世話をしているということなんでしょうね。そういう子どもたちをヤングケアラーという、そういう定義づけとされております。  それで、そうなんですが、私が聞いたのはNHKを発端としましたが、少し調べてみますと、実はTBSの報道特集でもちょっと番組をやっておりまして、それはやっぱり21歳から28歳の子たちが証言をしております。それは子どものときの証言ですので、現在の十何歳の子どもたちではありません。もう大人になってからの証言でありますので、それをちょっと覚えておいていただいて、鬱病の母親の世話をするとか、てんかんの発作の父、自閉症の弟の世話とか、いろんな世話があるわけなんですが、この問題は本当に教育長先生が言われたようにネグレクトと見分けがつかなかったり、ネグレクトと言われるのは虐待の行動だと承知しておりますが、そういうことには限りません。  また、この問題をやるに当たりまして、例えば教育委員会を皮切りにして今質問させていただいておりますが、いろんな原因があります。病気もそうですし、そうすると健康福祉部のほうになると思いますが、今度は自分の収入のことになるとまた違う課になるかと思います。いろんな問題がありまして、実体的にはこうなっているとは思いますが、それで現実的に今調べていただいて、扶桑町には1人は見えるんじゃないかと今お話なんで、1人というか1件ですが、そうするとその子どもたちは、現実的にやっぱり親戚の方たちとかどうなってくるか分かりませんが、やっぱりその人は助けないという、もう単純なる私の意見でなっているものですから、それで今、今度はその対策は扶桑町としてはどうなっているんだろうと。何かあるのかな。この問題は、やっぱり国の対策はまだこれからということでもちろんあります。先ほど矢嶋議員がおっしゃられたように、今度は国のほうもこども庁の創設ということで、多分ですが私の個人的な意見ですが、この問題もこども庁のほうに取り上げられて進むかとは思いますが、現実的にまた、本町の対策はどのようになっておりますでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(和田佳活君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) ヤングケアラーというのは、本当に家庭内のデリケートな問題であるということとか、本人や家族に自覚がないといったような理由から、支援が必要であってもなかなか表面化しにくい構造になっていると言われています。  また、家族の状況を知られることが恥ずかしいというふうに子ども自身が思っていたり、自分が一生懸命世話をするということが使命感になったりしているような特徴がございます。  学校の教職員の中でも、特に担任は子どもと接する時間が長くて、日々の変化に気がつきやすいことから、こうした子どもたちの様子を見て、ヤングケアラーを早期に発見しやすい立場にあると言えます。その発見のためには、学校としてできることは、今後、教職員や学校関係者等のヤングケアラーに関するこういう考え方とか見分け方とか、そういった概念の周知を十分にすることだと思っております。  その周知した上で、現在計画的に行われているこの教育相談の中で、具体的にヤングケアラーに関する内容を追加いたしまして、実態を把握するように計画していきたいと思っております。  もし、そういった状況が把握できました場合には、スクールソーシャルワーカーを通じて福祉、介護、医療等につなげて、適切な支援が受けられて、子どもたちが勉強、日々の生活、豊かにできるようにそういった支援を受けられるように努めてまいりたいと思っております。  さらに学校のほうでは、地域学校協働活動とかコミュニティ・スクール等を進めておりまして、そういった機会に地域住民の方にも理解を深める発信をしたり、それからまた、さらに主任児童委員とか民生委員の協力も得て、地域全体で子どもたちを見守る目を増やすように発信して、働きかけていきたいというふうに思っております。  国では厚生労働省と文部科学省が連携を密にして現在取り組んでおりますので、本町でも教育委員会と健康福祉部との連携を強めて対応していきたいと思っております。以上でございます。    〔5番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 兼松伸行さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございます。  やはり問題を最初に見つけていただけるのは、担任の先生であったり、SSWというスクールソーシャルワーカーの方だったりするということがまず大事だと思いますので、そこのところはよろしくお願いいたしたいと思います。  それでもう一つだけ、ヤングケアラー先進地という言い方がいいのかどうか分かりませんが、ちなみに今報告させていただきますと、イギリスのマンチェスターというところで学校が全校生徒で900人のところがありまして、そこにはヤングケアラーと思われる子たちが29人いるそうです。その子たちは、特集でもやっておりましたが、私たちはヤングケアラーだよと自らもう語っております。それを隠しません、彼ら、彼女たちは。それで、昼食になりますと、学校へ行ってきますとみんなそういう子どもたちが集まりまして、そのときは10人弱かと思いますが、その子たちが集まりまして、自分の家族のこととかを相談しながら、またその地域活動、ここは地域活動の支援団体から派遣されている人がやっぱり見えるそうで、その方たちが世話をしながらやっていただけるそうなんですが、地域の子どもたちはやっぱり自ら発信しています。  それで、まだ本当にこの日本の子どもたちは隠れていると思うんですよね、やっぱり。実態が17人に1人とは出ておりますが、それにしても実態はなかなか表に出てこない。または、親御さんもそうですけど、隠そうとしている傾向があります。私たちの年代からちょっと上の方は、小学校、中学校のときに、例えば新聞配達や何やらして家計を助けようと、そういう子どもさんたちも多く見ました。それで、私自身もそれとちょっと反対のことになりますが、親が私を背負って仕事などをしておりました、うちの家庭は自営でしたのでね。そういうことも、両方そうですね。だから、親もそうだし、子どもも、両方とも世話をするというとおかしいですが、そうやって生活をしてきたもんですけど、やっぱりもうこの時代はそんなことも言っておられません。  また、中学生のこの個体のアンケート調査によりますと、世話をしている時間、1日にやる時間帯が一番多い人が3時間から7時間の間、それから7時間以上している、1日ですよ、1日7時間以上世話をしている人が約10%ぐらいなんですね。これどう見ても、そういう人がいると。7時間以上ということは、それでまた就労ができるぐらいの時間帯ですので、実態がやっぱり、そこはうそではないと思いますので、そういう方も見えると思いますので、その子たちはやっぱりほっておけないと、私は個人的に思います。  そこで、今、教育長さんのほうから提示がありましたように、福祉課のほうとかでも連携をしてやっていきたいとのことですので、再質問で恐縮なんですが、健康福祉部ではどのような対策を実施してみえるのかもお聞きしたいと思いますが、お願いいたします。 ○議長(和田佳活君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) それでは、健康福祉部の立場からヤングケアラーへの対策についてお答えをいたします。  先ほどの答弁にありましたように、ヤングケアラーの支援に向けた福祉・介護・医療・教育の連携プロジェクトチーム報告においては、ヤングケアラーの早期発見・把握、支援策の推進、また社会的認知の向上が取り組むべき施策として示されており、厚生労働省及び文部科学省の両省間におきまして連携を密に図り、支援を進めていくものというふうにされています。  今後、ヤングケアラーの支援に関する情報につきましては、的確に把握しまして、またヤングケアラーを発見した場合には、その家庭の状況に応じまして適切な福祉施策、福祉サービスにつなげられるよう、教育委員会など関係機関と連携いたしまして対応していきたいと考えております。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 兼松伸行さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  教育委員会、それから健康福祉部と共に連携してやっていただけるという御答弁でしたので、それを固く信頼いたしまして、私もほんの少しですけど安堵いたしておりますが、実態としてやっぱり1件でも見えるということは、私個人としてはすぐやっぱり対応できないもんだろうかと思っちゃうわけなんですよね。  それで、クローズアップ現代の一番最後を締めくくっているのも、子どもたち、一時的にその介護から離れる、レスパイトサービスということらしいんですが、そのサービスを必要と考えるというふうで一応締めくくってはいたのですが、そこから世話をやるような多分仕組みが今どこもできておりません。国もそうだと思います。  なので、今ここで私が要望として出そうとは思うんですが、もういっぱい出したいわけなんですが、といって、法制的なものがないとやっぱり町側としても、皆さん多分動けないと思いますので、この問題は本当に、それからもう一つ言うの忘れていました。  教育委員会のほうもSSWの先生方とか、担任の先生はもちろんです。私もこの福祉文教というところで6年目におりまして、先生方の本当に一部ではブラック企業なんていうことも言われている時代でありますので、その先生方に、またこのお願いをするのは本当に恐縮なんですが、やっぱり今、教育長が言われたとおり、発見できるのは担任の先生やSSWの先生方、なかなか地域の方は、今、昔とちょっと違いまして、おーいと言えば出てくる地域ではございません。ですので、子どもたちに1日何時間、6時間以上付き合ううちに先生方に重荷になるかも分かりませんが、やっぱり早期発見していただいて対応をぜひお願いいたしたいと思いますので、それからSSW、ソーシャルワーカーの人もできれば個人的には増やしていただきたいんですけど、それは置いておきまして、対応を本当にやっていただきたいと思います。  子どもたちは自分から言えないんです、やっぱり。そこが潜在的にやっぱり日本の子どもたちはあるそうで、そういうことがありますので……。 ○議長(和田佳活君) 兼松議員。 ○5番(兼松伸行君) はい。 ○議長(和田佳活君) まとめてください。 ○5番(兼松伸行君) はい。ですので、それを強く要望いたします。そして、この問題は終わりたいと思います。終わりますから大丈夫です。  続きまして、また教育委員会で恐縮なんですけれども、2番目の問題としまして、扶桑町民聴講生制度の周知についてということで、周知ですので、もともとこの制度はあるということなんですが、私、この問題をやるときに実は、本当は夜間中学校制度についてやろうと思ったんですが、それを調べていくうちに、実は扶桑町にこういう制度があるということに調べ着きまして、それで、随分前からある政策だそうですが、多分20年前ぐらいかな、それでこの扶桑町民聴講生制度の現状をお伺いいたします。 ○議長(和田佳活君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) 扶桑町の小・中学校聴講生制度について説明させていただきます。  この制度は、扶桑町または近隣市町の住民が学校、学年、教科を自由に選択し、原則1年間、小・中学校で聴講する制度でございます。1年間ということですので、年度末には終了証というものを渡しております。  この制度の狙いとして、第1に開かれた学校づくりを上げております。また、生涯学習としての位置づけもしております。学びたいときにいつでも学べる生涯学習社会の推進のために、学校という学びの場を開放するというものでございます。  この聴講制度は平成14年9月に立ち上げられまして、5名の参加で始まりました。数名から、多いときは10名以上の受講者がございました。平成19年から21年にかけては、各種新聞やテレビや教育関係の冊子からの取材が多くありまして、全国に紹介されたために、全国の市町村からの視察も受けたような状況でございます。  聴講生の多くは退職された方で、応募動機はもう一度学び直したいという理由がほとんどでございます。ほかには、健康のため、児童・生徒と触れ合いたいなど様々でございます。年代も30代から80代まで幅広い年代でございます。本年度で20年目になり、延べ99名の方が終了されております。最近は1名から2名で推移しておりまして、本年度も登録は1名でございます。退職しても、最近は再任用で働く方もおられ、さらに学び直しといったニーズも減少しているというふうに感じております。開始した20年前とは少し社会情勢も変わってきているので、こういった数値になっているということを実感しております。  本年度は、扶桑東小学校の図工の時間に聴講されておりまして、楽しく作品作りに励んでおられます。以上でございます。    〔5番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 兼松伸行さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございました。  この聴講制度が本当にあるということで調べましたら、私がちょっと感じたのは、扶桑町だけの方ではなくて、この今発表されましたように近隣市町の住民も選択して聴講できるという、非常に私は画期的な制度だと思います。  それで、そのことも含めまして、これをやっぱり住民の方はもちろんですが、例えば隣町のお友達と一緒に聴講に行こうとか、そういうふうになるかも分かりませんので、この聴講制度を、予算もあんまりかかっていないみたいな感じですので、その周知はどんな感じになっていますでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) 毎年、「広報ふそう」の新年号で募集しております。また、広報無線でも応募を呼びかけております。募集要項のチラシは学校教育課に常備しておりますし、さらに学校教育課のホームページに今までの聴講生に関する新聞記事や聴講生の感想等を掲載しております。このように周知いたしております。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 兼松伸行さん。 ○5番(兼松伸行君) ありがとうございます。  いつもですが、こういう周知の話になりますとホームページ、ホームページということですので、SNS等を活用いたしまして周知なさるわけなんですが、先ほども先生おっしゃられたとおりに、多分、年代的に聴講を受けられる方は年代の高い方だと思いますので、そういう方に周知される場合に、余計なことはあれですけど、ワクチンのときの予約もそうなんですけど、周知が分からないと。だから、年代的に分からないということですので、広報とかでもやっぱり大々的にちょっと枠を広げてもらうとか、例えばなんですが、違う方法も少し考えていただいて、今までの周知ではなく、せっかくこの制度が20年以上もまだ生きているわけですから、それをやっぱりここで途絶えさせるのは僕はもったいないと思いますので、ぜひこの制度を活用していただいて、これから活用していただければ、本当に予算をどうのこうのと、割とかからない方だと思いますので、ぜひこの制度も周知、本当の周知で結構ですので、もうそれ以上のことは望みませんので、勉強していただいて、自分の自己啓発につないでいただけるよう、これも要望と周知の方法を本当に要望いたしまして、私の質問は今回は終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(和田佳活君) 以上で、兼松伸行さんの質問を終結します。
     ここで議事の都合上、昼食休憩とします。午後は1時から再開します。              午前11時24分 休憩              午後0時58分 再開 ○議長(和田佳活君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  次の質問者、荒木孝三さんに質問を許します。荒木孝三さん。    〔3番 荒木孝三君発言席へ〕 ○3番(荒木孝三君) 扶桑町議会6月定例会において質問したいので、通告したとおり一般質問をさせていただきます。  まず、荒れ地の対策についてお伺いしたいと思います。  今、町の至るところで雑草等が多く見受けられます。しかしながら、地主の分かった方は除草をやっているんですけれども、それの確認のできないところは荒れ地のまま放置され、近辺では道路の状況がつかめないとか、ごみ捨て場みたいに放置されたり、側溝の蓋を覆って非常に危険な状況にあるにもかかわらず、保全に至っておりませんけど、今、扶桑町において土地の管理、保全について当局の考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 荒れ地の対策について、土地の管理、保全の考えをお答えします。  農地の関係では、毎年8月を農地パトロール月間として町内全域の農地、田畑を地区ごとに分割し、14名の農業委員及び3名の農地利用最適化推進委員がパトロールを行い、耕作放棄地の確認をしております。その後、再度、10月頃に農業委員会事務局職員が現地調査を行い、草刈り等の適切な管理がされていない農地に関しましては、指導文書の発送や訪問等を行い、耕作放棄地の解消に向け土地の地権者に対し、適切な管理をお願いしております。  また、耕作放棄地の中には、高齢等の理由で耕作ができない方も見えます。御自分で農地の管理ができない方で農地の貸し借りに関し申込みの意思がある方には、耕作の担い手である農業生産者等に対しあっせんし、耕作放棄地の解消を図っております。  なお、耕作放棄に関する情報としまして、農地の貸し借りについては、毎年、「広報ふそう」6月号、農地パトロールについては毎年、「広報ふそう」8月号の広報紙に掲載して周知を図っているところでございます。  今後も農業委員会事務局職員が農地転用など、町内農地の現地確認の際に確認することができた耕作放棄地や、住民の方から御連絡を受けたものについては、現状を確認して、必要があるものに関しては指導文書の発送等を行ってまいります。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) ありがとうございます。  それで、その管理の今パトロール等をやられているというお返事でしたが、今現状、住民の方は常に1年ごと役場のほうへ草刈りの除草の願いをしていますが、それがなかなか通じず、なぜ住民が役場へ私たちが除草のお願いをやらなきゃいけないんだという報告をたくさん受けております。やはりそこは地主の方が年2回、常に同じ時期に除草する期間は分かっていると思うんで、そういうものをしっかりと当局も、その地主等にはっきり明示しながら今後もやっていただきたいと思いますが、その点についてどうでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 今後につきましても、草刈り等の指導については、今以上に指導してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) 今後とも、住民が役場の窓口に行かなくても、役場の当局がその月になったら見回りに行くとか、そういうものも今後やっていただければ住民等も大分助かるんではないかと思いますので、どうか前向きに考えて今後の対策をしてもらいたいと思います。  次に、扶桑町においての空き地の雑草等の条例についてお伺いいたします。  扶桑町空き地の雑草等の除去に関する条例規則がありますが、どういう内容でしょうか、分かったら教えてください。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 扶桑町空き地の雑草等の除去に関する条例についてお答えします。  この条例は、先ほど農地法で管理が義務づけられている農地以外で、住宅及び事業所周辺において、現に人が使用していない土地及び人が使用していない土地と同様の状態にあるもの並びに資材置場など管理が不良状態にある場合に、現状を確認し、指導の必要があるものに関して指導勧告等を行っていくものでございます。  この条例に基づく指導件数は、平成28年度、21件、平成29年度、32件、平成30年度、22件、令和元年度、16件、令和2年度、29件となっており、年度により件数はばらつきもございます。発生箇所も様々でございます。ここ数年で指導や勧告を超えた命令や行政代執行を行わなければならないケースはございませんでした。  適切な管理がされていない空き地は、町職員で確認することができたり、住民の方から連絡を受けたものについては現状を確認して、必要があるものに関しては指導文書の発送等を行っております。  空き地雑草等に関する広報は、毎年、「広報ふそう」8月号に掲載しておりますが、さらに掲載回数を増やすなど、空き地の適正な管理について、より一層周知を図っていきたいと考えております。今後も良好な環境の維持に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) 今後とも住民に対し、そういう心配をかけることなく安心して生活が送れるよう、町として今後とも頑張っていってもらいたいと思います。  次に、PCRの検査についてお尋ねいたします。  今、ワクチン接種等で日本全国いろいろ様々な問題が出ていますが、やはりしかし、最低限においては社会的PCR検査が必要ではないかと思います。特に学校、教育者関係、自治体職員、医療者等の社会的PCRは非常に遅れていると思います。やはり、最低の自治体職員、学校等の職員がPCR検査を受けて、住民に安心させるような制度をやっていただきたいと思います。それで、医療者等の社会的PCR検査の実施の考えは、当局ではどう考えていますか。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 社会的PCR検査につきましては、社会経済活動、例えば福祉施設の継続的な利用等と感染拡大防止の両立を目指すための新たなる指標となる重要な検査であると認識はしているところでございます。当該PCR検査を行うに当たっては、検査後の陽性者に対するケア、医療機関側の受入れ体制確保など、検査後に予測される事態の改善に対応するための多くの整備体制を整える必要があるという課題がございます。今後、国等のPCR検査施策の実施状況を注視いたしまして、検査体制が整い、検査可能と判断した場合には、近隣他の市町と調整を行いながら、愛知県及び尾北医師会に対し検査を定期的に実施するよう申し入れ、町施設等からのクラスターを発生しないよう努めていきたいと考えております。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) 今、本当にワクチン接種だけに頼っていますが、やはり一番底辺の感染者を探そうとすれば、やはり底辺のそのPCR検査において自分が抗体があるのかないのか、そういうものを知れば、ますますワクチン接種のほうの関心も高くなってくるんではないかと思います。極力社会的PCR検査を広めて、と同時にワクチン接種も行って、この感染拡大を収めていただきたいと思います。  次に、2番目に行きたいと思います。  PCR検査のキットの件ですけど、今後、もうワクチン拡大は、この1年で終わるとは考えにくいと思います。今後、それ以降の町としての対策として、PCR検査キットを役場において、みんなに配付しながら住民の健康を図るということについて町長にお聞きしたいんですけれども、今後そういう対策は考えているか、お考えを聞きたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) まず、ワクチン接種に関してでございますけれども、今年度中に町民のどれぐらいが打てるかというのが、まだはっきりとした見込みは立っておりませんけれども、医学的には6割、7割の方が接種をして集団免疫を持てば、このコロナを終息させることができると言われておりますので、そういったことを目標にやっております。  また、抗体検査ということだと別ですけれども、PCR検査だとその時点の感染状況を調べる検査と思いますので、その辺はちょっと分けてお答えをさせていただきたいと思いますけれども、御質問のPCR検査のキットでございますけれども、こういった検査につきましては、またこの新型コロナの感染症の拡大防止のためには重要なツールだと思っておりますけれども、現在のところ、このPCRキットを町で購入して配付するということはまだちょっと考えておりません。  検査としましては、今、感染が疑われる症状がある方はもちろん、感染が確認された方の濃厚接触者、こういった方はPCR検査が受けられるような流れになっておりますし、先ほどいろいろ申し上げておりますけれども、根本的に感染症を終息させるにはワクチン接種しかないと言われております。御承知のように当町でも、年齢の高い方から今接種を行っておりまして、その次でございますけど、基礎疾患のある方を優先として、64歳以下の方へ御案内の準備を進めているところでございます。今、多くの町民の方が早くこの接種を受けられるように、ワクチン接種に全力を注ぐことが住民の方にとって最善策と考えておりますので御理解をお願いしたいと思います。  ただ、中には、体の関係とかいろんな諸事情でワクチンを受けない方もあると思いますので、そういった方にとりましては、広域的な検査体制の拡大というのは今後安心感が増すと思いますので、こういった件につきましては、国・県等へ要望を機会を逃さず行っていきたいと思っております。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) できるだけ、やはり自分がどういう状況にあるのかとか分からないままにそういうワクチン接種とか、そういうものに非常に不安な感じではないかと思います。できるだけ、町としても先々を見詰めながら検査キットを窓口に置いてやっている市町村もあると思います。極力前向きな考えで、今後のコロナの感染拡大に注意してもらって検査を行っていただきたいと思います。  前向きな返事をお願いしたいんですけれども、その後、返事、町長の将来、来年とかそういうものに関してそういうものを、キットを置くという考えはもうないですか。 ○議長(和田佳活君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 繰り返しになりますけれども、町のほうでキットを購入するということは、現在のところは考えておりません。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 荒木孝三さん。 ○3番(荒木孝三君) 前向きに考えてもらうことを期待して質問を終わりたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 以上で、荒木孝三さんの質問を終結します。  次の質問者、髙木義道さんに質問を許します。髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君発言席へ〕 ○14番(髙木義道君) それでは、6月定例会の一般質問をさきに通告いたしました3点について行いたいと思いますので、よろしくお願いをします。  まず、1点目が巡回バスの運行についてであります。  地域公共交通という大きなスタンスで考えておられるかと思いますが、長年、共産党議員団が何としても巡回バスを扶桑町で走らせるんだと、県内で公共交通がないのは扶桑町だけと、本当に柏森でも扶桑でも、街頭宣伝でも何とか走らせろということで訴えをしてまいりました。以前の総務部長は、扶桑町には交通の空白がないと非常に冷たい回答があってがっかりしたところでありますが、町長が替わりまして、高齢者のアンケートも行いまして、高齢者の移動手段の確保を行うと、それが大前提で地域公共交通のための施策を公約に打ち出されたところだと思います。  1番目の扶桑町に適した地域公共交通、全協でも資料をお示しいただいて、デマンド交通、巡回バス、それぞれの利点、デメリットなんかも詳細に報告はされておりますけれども、現時点で扶桑町に適した地域公共交通はどのようなものかというふうにお考えかお尋ねしたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の当町に適した地域公共交通の形態についてでございます。  本町では、令和4年度運行予定で予算化しております地域公共交通の検討を令和4年度の運行開始に向けてしております。運行形態としましては、巡回バス方式とデマンド方式をそれぞれ比較を検討してございます。  巡回バス方式につきましては、議員皆さん各位御存じのとおり、決められた路線や停留所を時刻表どおりに運行するものでございます。会員登録や予約が不要で、誰でも気軽に利用できることが特色でございます。しかしながら、路線が決まっていることから、どうしても停留所の数が限られますので、自宅から停留所までの距離が遠くなる傾向がございます。停留所を多くするためには、車両を増やすか、また運行ルートを長くする必要があり、運行ルートが逆に長くなりますと運行本数が少なくなります。また、目的地によっては乗り継ぎの必要が生じることも考えられます。  これに対しまして、デマンド方式は、停留所は置きますが路線が決められておらず、時刻表もございません。利用者の予約に応じて目的地の停留所まで運行するもので、同じような時間で同じ方向の停留所へ向かう他の利用者がいれば、乗り合いの形を取るものです。路線を決める必要がないので停留所を細かく置くことができることから、自宅から停留所まで、停留所から目的地までの距離を短くすることが可能です。また、目的地までの経路も状況に応じまして最適なルートで運行しますので、所要時間が短縮できます。デメリットとしましては、会員登録や予約が必要であること、それとまた予約が集中すると予約が不成立になる場合があるということが上げられます。  巡回バス方式、デマンド方式ともにメリット・デメリットがございますが、本町といたしましては、高齢者の運転免許証の返還後の日常生活の移動手段の確保、健康づくりや社会参加の促進が課題となる中、高齢者の外出支援を地域公共交通の導入の第一の目的と位置づけたいと考えており、高齢者にとって、より利便性が高いと思われる現在では、デマンド方式の導入を進めていきたいと考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今、巡回バスとデマンドのメリット・デメリットということで御説明があったかと思いますけれども、通常巡回バスであれば、バス停までの距離が長い短いは別にしましても、そこで待っていれば、来たバスに乗って目的地に向かえると、ただ時間がかかるかもしれませんが、デマンドの場合の登録、あるいはデマンドの車両を呼ぶ煩雑さといいますか、高齢者の方がスムーズにそうした自宅からもそうでありますし、行った先の目的地からでも車両を呼ぶ不便さ、複雑さ、こうしたものの解消についてはどのようにお考えですかね。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) まず、登録の関係でございますが、登録の際には、今タクシーチケット等の配付等もございますので、そういう機会も十分に利用しながら分かりやすく、丁寧に説明しながら登録の機会というものを設けたいというふうに考えております。  あと、どうしても予約の関係でございますが、タクシーと同じように、どうしても呼ぶ際には電話で連絡をしていただくということが生じる可能性がございます。インターネットを通じての予約という手段もございますが、どうしても高齢者の方は使いにくうございますので、電話での御案内がスムーズにできるような体制を検討していきたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 私は行っておりませんけど、三重県玉城町では、何かスマホを持って、町がスマホを該当者に配付をして、そのスマホで呼んだりしているというような、何か一般的に考えて巡回バスよりもデマンドのほうが複雑といいますか、そういう印象があるかと思うんですよね。  だから、その辺のところが解消できる体制といいますか、デマンドでも簡単に車両を呼んで目的地に行って帰ってこられるよという、そういうような体制をしっかり築く必要があると思うんですね。巡回バスは、かなり今のコースの問題だとか、車両の問題だとか、目的地までの時間がかかるとか、停留所までのバス停の距離が長いとか、そういう欠点もあるかと思うんだけれども、犬山や大口もそういう形で巡回バス、コミュニティバスという形でやっておるものですから、取りあえず、まず地域公共交通を走らせるという、そういう立場でいろいろ試行錯誤というんですか、トライ・アンド・エラーといいますか、そういうのを行って、どれが住民に対して便利かというような方策を示すという柔軟な体制が必要ではないかなと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、まずは走らせながらいろいろな部分の中で変革という部分で、利用者の立場に立ったいろんな体制づくりを考えておりますので、今回決めたからといってそのまま動くという形ではございませんので、今後引き続きいろいろ変革をしながら、より使いやすいような形での体制を整えたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) ぜひそういう形で、後発であるゆえにしっかりとした体制をつくっていただきたいと思いますが、あと3番目に、一応工程表でいついつという予定が出てくるわけでありますけれども、それまでにもう少し住民の皆さんの声を反映するように、こういうふうにしてほしいとか、バス停はこうだとか、いろんな思いがあるかと思うんですよね。それについての施策に反映する機会はまだあるのか、大体これで進行してしまうのでなかなか聞いておれないよということなのか、その辺りはどうですかね。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) この間の運行の形態につきましては、先ほどちょっと議員さんも言われましたとおり、今回導入するのはまずは走らせて、これから利用者の部分の意見も聞きながら動かそうというところから始まりますので、あくまでもいろんな意見という部分はこれからの集約のところも入ってございますので、その辺を御理解いただきたいと思います。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) ひとまず当局としてはデマンドを検討しておると、走らせた段階で不都合な部分があれば改善を加えて、利用のしやすい形態で地域公共交通を考えていくというふうに受け取ってよろしいでしょうかね。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 利用形態に応じて、またいろいろと問題点等を出しながら進めていきたいというふうに考えてございます。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 本当に高齢者の移動手段の確保、あるいは地域の病院に行く、公共施設に行く、ショッピングに行くという、そういう利便性が高められるような形態にしていただきたいと思います。  3番目の工程表ですね、いつ頃までに確立をして走らせるんだというおおよその当局の予定をお知らせいただきたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 紀平総務部長。
    ○総務部長(紀平剛志君) 令和4年度の実施までの工程の関係でございますが、今年度は地域公共交通会議を立ち上げまして、交通事業者、関係行政機関、利用者の代表などから御意見をいただき、運行方法などについて協議をし、具体化していきたいと考えております。  その状況につきましては、逐次議会へ報告させていただきます。また、地区の御理解を賜りながら調整を進め、広報など住民へのお知らせをしてまいりますが、来年度は年度早々に運行事業者の選定を行い、その後、国への許認可申請を行う必要がありますので、運行開始は早くてもその期間を含めますと令和4年10月以降になるものと考えております。  なお、運行開始前には、住民説明会や広報へ掲載などを通じまして、町民の皆様へ広く周知を図ってまいりたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今、来年の10月以降ということで明確な期日が示されたわけであります。実際にこうした運行に当たって、やっぱり事前にしっかりとした説明が必要であるということで、先ほども部長のほうからも説明があったように、説明をして、住民の皆さんの理解が得られるような努力をするということでありましたので、ぜひそうした形でデマンド交通、地域公共交通が扶桑町に根づくような形でしっかりと施策の実行を町当局としてお願いしたいというふうに思います。  1番目の質問は以上で終わりたいと思いますが、2番目の児童館についてであります。  この児童館についても、本当に尾張地方で児童館がないのは扶桑町だけといつも言っておりまして、県内でも3市町でしたかね。この辺りは海辺だとか山手とかそういうところで、何とか早く児童館を造れと、これも共産党がずっと言ってまいりました。予定は令和5年度早々ぐらいにできるのかなあというふうに考えておりますけれども、実際この児童館についてどのような、今もう設計もそろそろ完了の段階に入っておるかと思いますけれども、工程表をどういう形で児童館を建設していくのかというスケジュールのようなものをお示しいただきたいというふうに思います。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 令和5年4月のオープン予定までの工程につきまして御説明をさせていただきます。  現在行っております実施設計につきましては、議員も今おっしゃられましたように、8月10日に業務完了予定で現在進めているところでございます。工事につきましては、建築工事と外構工事に分けて発注をする予定です。建築工事につきましては、今年、令和3年の11月に仮契約を行い、12月議会で契約の議案を提出させていただく予定としております。令和4年、翌年の10月末の完成予定としております。外構工事につきましては、令和4年の8月に契約をし、12月末までに完成する予定でございます。令和5年の1月から3月を開設準備期間とし、令和5年4月にオープンする予定として現在進めているところでございます。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今、御説明があったように、令和5年度早々4月には開館というような運びだということで安心をしておるわけでありますけれども、前町長から現鯖瀬町長に替わりまして、建設内容の見直しを行って、保健センターの問題であるとか駐車場の問題等、設計に対して変更して児童館に係る予算を減らしたということで、前町長の時代に行っておったワークショップといいますか、ファシリティー何とかというやつでしたかね。そういうところで熱心な皆さんが集まってこんなふうにしたいと、あるいは児童館はこうあるべきだとか様々な意見を集約されておると思うんですよね。それに関して、設計変更に伴うこうした皆さんへの理解、あるいは児童館に対してこんなふうに思っておるんだという町民の皆さんへの理解の周知はどのような状況で行われておるのか、これから行っていくのか、その辺りはどうですかね。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 設計変更に係る町民の方への説明、理解でございます。  こちらにつきましては、令和2年6月27日に今おっしゃられましたワークショップの参加者の方を対象に着工見送りに係る説明会を開催しました。対象者は41名の方に対しまして、11名の方に御参加をいただいたところです。後日、当日の御意見、質疑をまとめた文書等を説明会の参加者と欠席者の方に送付をいたしました。ワークショップの参加者以外の方にも周知を行うため、着工の見送りに係る説明会の内容につきましては、その内容を報告する記事を町のホームページに掲載をいたしました。  その後、令和2年の10月11日にワークショップの参加者の方と小・中学校の保護者代表の方を対象としまして、設計の見直し案につきましての説明会の開催を予定したところでございますが、台風の接近によりまして説明会がちょっと中止をさせていただきました。ただ、その代わりに対象者の方に資料を送付いたしまして、意見聴取という形で意見を伺いました。42名の方に送付をいたしまして、9名の方から御意見をいただき、その時点での回答をまとめ、文書を対象者の方に送付をいたしたところでございます。  また、説明会の対象者以外の町民の方へはホームページにその御意見と回答をまとめたものを掲載いたしました。  広報紙におきましても、見直し案の概要を2月号に、建物のイメージ図案を5月号に掲載し、周知と御理解が得られるように努めたところでございます。  5月21日には地元説明会を実施しましたが、欠席されました近隣のお宅には後日説明に参りました。その折には、砂利敷で現在予定をしております臨時駐車場からの砂ぼこりの対応に関してお話がございました。このことにつきましては、現在、舗装を含め検討しているところでございます。詳細はまた御報告をさせていただきますが、今後とも町民の方の理解が得られるよう努めてまいります。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今までの御苦労といいますか、児童館建設に当たって建設的な意見も出されておりまして、今のリーダーの方も毎回毎回ワークショップでどんな形が扶桑町の児童館にふさわしいのかというのを提言されておるかと思います。設計変更があったにしても、そうした皆さんの意見、あるいはリーダーがまとめられた方向性というのを大事にして、児童館の建設を進めていただきたいなあというふうに思います。  3番目の児童館を希望する住民の意見を、設計はかなり進んでおって建物の設計に生かすことは反映するといいますか、そういう機会はかなり限られてくるかと思いますが、ソフトといいますか、こんなふうな中身にしたらどうかと、あるいは運営はどのような形でやっていくのかとか、そういうものが当然、令和5年度の4月から開始をすれば関わってくると思うんですね。だから、その辺りのソフトについて、一部そういったハードの手直しもできる可能性もあるかもしれませんが、どのようにその児童館建設を進めていくのか、開設を進めていくのかというところをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 住民の方の意見を聴取し反映する機会はというところで、まずソフト面以外の部分につきまして少しお話をさせていただきたいと思いますが、設計の見直しをする段階におきましては、前の御質問で御説明をさせていただきました令和2年の10月に行いました設計の見直し案についての意見の聴取を行いました。そういった中で、実際に現在の設計上反映した主な内容を少しお話をさせていただきますが、その中で部屋が暗いというような御意見がありまして、それに対しまして、可能な限り窓の面積を大きくすることにより自然採光を取り入れるように工夫をしております。  次に、相談室というものがございますが、そちらの相談室の出入口が人目につきやすい位置で、相談者への配慮に欠けるのではないかという御意見に対しましては、少しでも目につきにくい位置となるよう部屋の配置を変更いたしました。  また、高学年向けにバスケットやサッカー用ゴールの設置はどうかという御要望につきましては、サッカーゴールを設置するまでのスペースはございませんが、プレールームの中にバスケットゴールを設置するようにさせていただいております。  今後ソフト的な部分も含めまして、今後は住民、保育園の保育士、放課後児童クラブの支援員等の関係者から御意見をお聞きする機会をつくりながら、その意見を反映しながら今後の決定をしていきます。備品についての適切な備品の選定、利用者のニーズに合わせた運営ができるように進めてまいりたいと考えております。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今言われましたように、児童館が持ついわゆる本来の目的といいますか機能ですね、そういうのが十分に生かされる、18歳までの子どもがそこには集うんだと、そうした幅広い子どもと言われる、旧法の改正で18歳はもう大人なのかもしれませんけれども、基本的には18歳までの子どもが児童館を利用できて、世代間交流であるとか、そこで小さい子から高校生までしっかりと交流をしながらいろんな技を身につけるといいますか、知識を吸収するそうした場所であるかと思いますので、児童館機能がしっかりと果たせるような、そうした児童館にしていただきたいことを要望しておきます。まずは、児童館とは何だということをもう一度再確認をしていただいて、それに沿った扶桑町の児童館というふうにしていただきたいなあというふうに思います。  3番目ですね、まちづくり、これは大上段に振りかぶっていますので道づくりということですね。  ふだん住民の皆さんがこの扶桑町の道路に対するいろんな要望が出ておるかと思うんですね。以前は、自転車で安心して走れる道路が少ないよと、歩行者の安全も保つことがかなり難しいと、予算もかかることではありますが、まちづくりの観点でしっかりと予算を配分していただきまして、当然福祉や教育や予算をかけるところはたくさんありますが、このまちづくり・道づくりについても同様に重点を置いて、町政の革新事項といいますか、中核として捉えていただきたいなというふうに前段でお願いしたいと思います。  そして1番目ですね、特に私の地元、高雄地区のところは、本当に住民の皆さんからも何かパッチワークのような継ぎはぎで凸凹で、なかなか町道の幹線が通行しにくいと。どんどん車で走っておっても凸凹するのでタイヤの摩耗が激しくて、町のほうにちょっと補助をお願いできんかというような、そこまでは言っておりませんけれども、本当に車で走っておっても凸凹というような状況が目立つわけですね。だから、いろんな公共下水で一時的にやっておるところで修復が間に合わない、改修が間に合わないところもあるかと思いますけれども、もう終わっておったり、あるいはガスの管を入れたときに片側だけきちっとして反対側がきちっとなっていないとか、そんなようなところもあるのではないかなあというふうに感じるわけです。  だから、この1番の言葉はちょっと嫌らしいですけれども、継ぎはぎ・凸凹の道路の修繕・改修はいつ行うのかということについて御回答お願いしたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 継ぎはぎ・凸凹の道路の修繕・改修はいつ行うかという御質問にお答えします。  舗装の継ぎはぎ・凸凹は、道路占用者が道路に埋設物を設置した後、舗装の仮復旧から本復旧を行うまでの間に発生しております。仮復旧の状態の箇所は下水道工事の施工箇所が大半でございます。このため、今年度の公共下水道工事に伴う舗装復旧工事は、総延長約4,300メートルを予定しております。既に1億1,500万円の予算の中から、扶桑駅周辺の生活道路及び町道南山名・高雄線の扶桑駅東から、町道犬山・浄心線、高雄南公園手前までの舗装工事に着手しております。引き続き高雄、東小学校周辺の生活道路の舗装工事を発注してまいります。  また、主要幹線道路舗装整備工事としまして、3,800万円の予算の中より総合体育館前の町道高雄・柏森線について契約締結次第、速やかに工事に着手し、町道高雄・橋爪線の尾張広域緑道交差付近で工事発注してまいります。さらに、舗装整備工事として1,000万円の予算を活用し、舗装面の悪い箇所を順次整備しております。  そして、道路管理者と道路占用者が互いに道路状況を点検し、苦情、要望なども含めた情報を共有し、著しく舗装面の悪い箇所、例えば町道江南・扶桑線と町道山那・五郎丸線が交差する高雄宮島交差点付近や、町道南山名・宮前線が交差する高雄団地西交差点付近の町道を優先して本復旧していくよう指示・指導していきたいと考えております。今後も継ぎはぎ・凸凹の道路を早期に修繕・改修し、安全・安心な道づくりに努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今、部長のほうから、各路線ごとに予算も含めて修繕計画、改修計画がなされたと思います。実際こうしたことを早く実行していただいて、安心して通行ができる道路にしていただくことをしっかり要望したいと思います。そして、これに関わらず、住民の皆さんから要望があった箇所については、点検をして改修ができるところはいち早く手がけていただきたいなあというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。  2番目の交通事故を減らすために、本当に消えかけた道路標示、これはそのお話を聞きますと町土木課がやらなければいけないこと、あるいはいわゆる警察、公安委員会がやらなきゃいけないことというふうにあるかと思います。どっちにしても、以前もここで話しました停止線があればもう少しドライバーが注意をして、あればといいますか、はっきり分かれば、そこで一旦停止をするなり注意をして通行するだろうし、特に横断歩道手前のひし形のマークなんかも、消えかかって真ん中にぽつんと何か印があると何か物が落ちているのかなあという、これは私の考えですけれども、そんな感じで、しっかりと横断歩道を表示する、横断のゼブラゾーンであるとかひし形とか、あるいは交差点の十字ですね、こうしたことは大変ふだん通行するについては、車の特に皆さんの運行ですけれども、非常に重要だと思うんですよね。  黄色の点滅の信号があるのに、もう制限時速を超えて思い切って走ってくるとかよく見かけるんですね。そうしたことを少しでも低減するという意味で、道路標示は非常に重要な役割を果たすのではないかなというふうに思いますが、この件で2番の交通事故を減らすためには、この消えかかった道路標示をどのように回復していくのかということでお知らせいただきたいと思います。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 消えかけた道路標示の修復計画についてお答えします。  道路上の交通安全を確保するための路面標示は、道路管理者が設置する区画線と都道府県公安委員会が設置する道路標示に区別されております。  本町の道路管理者土木課が行う区画線の設置、復旧につきましては、町内を6地区に区分けし、ローテーションにより毎年1地区を中心に消えかけている車道外側線や交差点にある十字のマークなどの注意喚起を促す表示の修復を行っております。また、歩道と車道が区別されていない道路や通学路には、車を運転するドライバーが車道と路側帯を視覚的により明瞭に区別できるようにして交通事故を防止することを目的としたカラー舗装、グリーンベルトの表示を年2回計画的に行っております。そして、止まれや横断歩道、前方に横断歩道があるというひし形のマークなど、規制標識に関連する消えかけた道路標示の修復計画につきましては、犬山警察署に確認しましたところ、住民から警察署への修復依頼があった箇所や、町内4つの小学校校下から要望される通学路での消えかけた道路標示修復箇所において、現地を確認して必要性の高いものから順番に行っていると聞いております。今後も交通事故を防止できるように道路管理者の立場で計画的に区画線の復旧を行うとともに、警察へも道路標示の復旧を依頼してまいりたいと考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 今、部長が答弁していただいたように、土木、町でできることは、町でしっかりと修復、改修をする。そして警察のほうにお願い、要請をするところはしっかり要請をしていただいて、住民の皆さんからの要望を反映できるようにして安全・安心な道づくり・まちづくりを行っていただきたいなあというふうに思います。  最後に3番目、これはいつも私が気になって前を通っておるんですけれども、夜中の2時、3時ですか、何でそんなところを通るんだと言われるんですけど、いろいろ事情があって通ったりするわけですけれども、真っ暗なんですよね。以前は多分、前の土木課長にお願いをして、暗いんで何とか街路灯はどうかというような話もしていましてね。街路灯をつけると、その下でちょっと若い人が寄ってあまりよくないんじゃないかというようなことも伺いまして、じゃあ黄色いモニュメントをフットライトで照らす、そうしたら、いわゆる扶桑駅西口メインのステーションのイメージが違うんじゃないかということでつけていただいた記憶がありましたので、ぜひまたそれを明るい扶桑駅西口ということでお願いしたいなあということで、3番目の質問をさせていただきます。 ○議長(和田佳活君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 扶桑駅西口の照明についてお答えさせていただきます。  現在の扶桑駅西口の照明灯につきましては、広場内に8基の道路照明灯とモニュメントを照らす照明器具2基が設置されており、駅利用時間では十分な明るさが確保されていると考えます。  また、点灯時間につきましては、駅利用者の通行や防犯上の安全・安心を確保することから、季節により若干時間には差がございますが、日が暮れる頃から最終電車が通過し駅舎が閉まる時間まで点灯しております。  しかし、深夜の終電後から朝方までの時間帯につきましては、現在点灯はしておりません。駅利用者がいないことや、明るくなることで若者たちが戯れる場所になり、事件や事故が発生することを懸念しており、周辺住民の方の安心と安眠にも配慮しております。  しかしながら、議員がおっしゃるとおり、照明がなく逆に不安を感じるということもあると思います。駅前広場には、モニュメントを照らす照明器具が設置されておりますので、終電後も引き続き明け方まで点灯させ、安心して施設を利用し、通行できますように改善させていただきますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(和田佳活君) 髙木義道さん。 ○14番(髙木義道君) 明確な答弁をいただきましてありがとうございます。  ぜひいろんなそれを検討して、住民の皆さんからお話があるかもしれませんけれども、ひとまず明るい扶桑駅西口ということで御配慮をお願いを要望しまして質問を終わります。 ○議長(和田佳活君) 以上で、髙木義道さんの質問を終結します。  これにて通告による一般質問を終結いたします。  ここで暫時休憩とします。              午後2時00分 休憩              午後2時00分 再開 ○議長(和田佳活君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  お諮りいたします。  前もって配付いたしました議案第44号 物品購入契約の締結についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(和田佳活君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第44号 物品購入契約の締結について ○議長(和田佳活君) これより日程第2、議案第44号 物品購入契約の締結についてを議題とし、町長から提案説明を求めます。  鯖瀬町長。    〔町長 鯖瀬 武君登壇〕 ○町長(鯖瀬 武君) それでは、議長さんのお許しをいただきましたので、追加提案をさせていただきます議案につきまして、その概要を申し述べさせていただきます。  扶桑町議会議案第44号をお願いいたします。  物品購入契約の締結についてでございます。  下記のとおり、物品購入契約を締結とするものとする。令和3年6月9日提出、扶桑町長 鯖瀬 武。  記をお願いいたします。1.物件名、消防ポンプ自動車。2.納入場所、扶桑町役場総務部災害対策室。3.契約金額、金2,189万円。4.契約者、愛県名古屋市東区矢田南一丁目2番8号、株式会社モリタ名古屋支店、支店長 伊藤晶広。5.契約の方法、5名の指名競争入札でございます。  提案理由でございます。消防ポンプ自動車購入契約を締結するため、扶桑町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を得る必要があるので提案をするものでございます。  詳細につきましては、部長のほうより説明をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(和田佳活君) 続いて、部長から細部説明を求めます。  紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) それでは、扶桑町議会議案第44号 物品購入契約の締結についてをお願いしたいと思います。  1枚はねていただきまして、右肩に参考資料と書いてございます物品購入仮契約書を御覧ください。  契約金額までは、先ほど提案説明の中で町長が申し上げましたとおりでございます。なお、この予定価格に対する落札の金額の率につきましては、99.75%でございました。  次に、6.納入期限でございます。令和4年2月28日。  7.契約保証金、扶桑町契約規則第35条第3号の規定に基づき免除。  8.支払い方法、一括精算払い。仮契約日につきましては、令和3年6月3日でございます。  1枚はねていただきまして、次のページ、車両概要をおつけしてございますので、そちらを御覧ください。
     事業概要としまして、消防ポンプ自動車(CD-Ⅰ型)でございます。  配備分団としましては、扶桑町消防団第2分団でございます。  納期につきましては、先ほど御説明差し上げましたとおりでございます。  車両特性としまして、新免許制度普通免許運転可能ということで、車両総重量3.5トン未満ということになってございます。  真ん中のところでございます。ポンプ装置関係でございます。  ポンプの規格につきましてはA-2級、この規格につきましては、現在利用してございますポンプ車と同じ規格でございます。規格の放水性能、高圧の放水性能、ポンプ車として一番大事な部分でございますが、これは現状のポンプ車と同じとなってございます。  その下です。車両装備についてでございます。この内容につきましては、サイレン、赤色警告灯など消防自動車として特別な装備となってございます。  説明は以上でございます。 ○議長(和田佳活君) 以上で提案説明は終わりました。  本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。              午後2時06分 散会...