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令和 2年第3回定例会(第3日 6月 9日)

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  1. 扶桑町議会 2020-06-09
    令和 2年第3回定例会(第3日 6月 9日)


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    令和 2年第3回定例会(第3日 6月 9日)   令和2年6月9日(火曜日)午前9時30分開議 第1 一般質問         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(15名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     間  宮  幹  男  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     近  藤     裕  君        5  番     兼  松  伸  行  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     丹  羽  友  樹  君        9  番     大 河 原  光  雄  君       10  番     和  田  佳  活  君       11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君
          14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     杉  浦  敏  男  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(1名)        6  番     澤  田  憲  宏  君         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    鯖  瀬     武  君      副  町  長    神  田  龍  三  君      教  育  長    澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長    紀  平  剛  志  君      健康福祉部長     髙  木     明  君      健康福祉部参事兼多機能児童館等準備室長                 糸 井 川     浩  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      尾  関     実  君      教育次長学校教育課長                 志 津 野     郁  君      政策調整課長     長 谷 川  明  夫  君      総 務 課 長    兼  松  和  彦  君      災害対策室長     川  瀬  直  彦  君      住 民 課 長    小  山  勝  己  君      産業環境課長     村  田  武  司  君      土 木 課 長    鈴  木  弘  孝  君      生涯学習課長     仙  田  剛  宏  君      監査事務局長     髙  木  佳 穂 里  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     江  口  英  樹  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時30分 開議 ○議長(杉浦敏男君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。  澤田憲宏さんは都合により欠席の届けが出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 一般質問 ○議長(杉浦敏男君) これより日程第1、一般質問を8日の延会前に引き続き行います。  次の質問者、小室輝義さんに質問を許します。小室さん。    〔13番 小室輝義君発言席へ〕 ○13番(小室輝義君) さきに提出しました通告に従い、質問をいたします。よろしくお願いします。  それでは、まず最初でございますが、昨日、大河原議員からも、会派から町長さんへコロナウイルス対策での要望書を提出したという話がございましたが、その中の2点、私のほうから質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず第1点でございますが、プレミアム商品券地域経済活性化のための商品券の販売事業をしていただく中で、このプレミアム率大幅アップができないかどうかというようなことで、まず質問をさせていただきたいと思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) おはようございます。  御質問の地域経済活性化のためのプレミアム商品券事業につきましては、当初予算では10%のプレミアム率にて1万セットの販売を予定しておりますが、新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言は、地域経済に大きな影響を与えた状況でございます。  こうした状況から、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、新型コロナウイルスの感染が小売業等に与えている影響の緩和を図るとともに、地域経済における消費意欲の喚起を図ることを目的に、商品券発行事業緊急経済対策と位置づけ、地域経済の活性化に向け、拡大して実施していきたいと考えております。  プレミアム率大幅アップについてでございますが、当初予算のプレミアム率は10%ですが、愛知県において新型コロナウイルス感染終息後の地域経済の再生を見据えたプレミアム商品券発行事業補助金制度が新設されたことから、現在この補助金を活用することにより、プレミアム率のアップについて前向きに検討している状況でございますので、よろしくお願いいたします。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) 現在、10%のプレミアム率ですけれども、県の補助金制度が創設されたので、現在前向きに検討中とのことですが、ぜひとも、私どもの要望書に書いてございますように、20%から30%のプレミアム率にしていただくよう御努力をお願いしたいと思います。  2点目の質問で、経済効果を高める上での工夫はということで、今までの商品券のいろんな問題点もございました。利用者に偏りがあるのではないかだとか、商品券を利用される店舗にも偏りがあるのではないかなどを指摘される方もあったと思いますが、経済的な効果の上がるような、どのような工夫があるかというようなことでお願いをしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 当初予算では、プレミアム率10%とし、各世帯の皆様に1万円にて1万1,000円分の商品券を販売、販売総数1万セットで予定をしておりました。  経済効果を高める工夫としましては、例えばプレミアム率を20%とし、買い求めやすくするために5,000円で6,000円分の商品券の販売について考えております。  従来の1万円で1万セットの商品券を5,000円で2万セットとすることにより、1世帯上限5セットとした場合、従来の販売目安の2,000世帯が4,000世帯となります。商品券が御利用できる世帯が増えることにより、商品券を利用した買物に付随するプラスアルファの消費が期待でき、地域経済の活性化につながると考えております。  また、商品券の販売方法につきましては、従来、予約販売7割、直接販売3割を行っておりましたが、新型コロナウイルス感染症防止対策として、密閉、密集、密接の3密を避けることから、2万セット全てを予約販売にて実施できないかと商工会と現在打合せを行っておるところでございます。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  従来の方法から5,000円で2万セットというような形に変えて、できるだけ多くの町民に利用していただくといった狙いで工夫をされているということで、評価をさせていただきたいというふうに思うわけでございますが、何としてもプレミアム率をさらに30%を目指して、地域経済に多くのお金が使われることを期待したいということで、この質問を終わらせていただきます。  続いて、2番目の避難所のコロナウイルスの対策でございますが、これも9つの私どもの要望書の中に書いてございました一つでございます。  これから、台風や大雨の心配になるシーズンになりますが、避難所のコロナウイルス対策が今どういうふうになされているかについてお聞きをしたいと思います。  この質問については、昨日の他の議員の方からも質問があったと思いますが、できるだけ簡略化して質問させていただきたいと思っていますが、よろしくお願いをしたいと思います。  まず第1点目でございますが、避難所での感染防止の方策と必要な物品が確保できているかどうかということについて御質問をさせていただきます。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 議員質問の避難所の感染防止の方策と物品確保につきましてでございますが、利用する部屋ごとに人員の制限、手指消毒の実施、検温などの健康チェック、閉設後の施設の消毒、保健師による巡回指導を行います。また、使用する部屋につきましても、より多くの部屋を使用し、密閉、密集、密接の3密を避けた運用を行います。  なお、発熱、せき等の症状のある方、体調を崩された方につきましても、健康な方とは別の部屋を御用意するなど、避難所においての感染防止に努めてまいります。  さらに、感染防止のための物品確保につきまして、国の交付金や県の補助金を活用し、新型コロナウイルス感染症に対応しました非接触型体温計段ボールによる間仕切り、避難所用テント、マスク、フェースシールド手指消毒液あと空気清浄機などの購入も感染防止の対策の主体として物品の確保に努めてまいります。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  今、お話がありましたように、体温を測定する非接触型の体温計を購入するということをお話しいただきましたが、もし分かっておりましたら、どれくらいの数を購入されるかどうか、分かりましたらお願いしたいと思いますが。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今はまだ検討中の段階ではございますが、一応8か所の避難所がございますので、1避難所当たり2台を予定しております。  また、マスクにつきましては1,000枚単位で8か所分、あとカーペットなど、どうしてもじかに座ると冷たいので、その部分につきましても8か所分の準備をしてございます。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございました。  それでは、感染者を見つけ出す上で大変重要なツールといいますか、そういう非接触型の体温計のほうを購入していただけるということで、ありがとうございます。  また、サーモセンサーカメラだとか、そんなようなものもあるようでございまして、これは一度に何人か測定できるというようなものもあるようでございますので、またそういったような方面でも導入のほど、図っていただければありがたいと思っております。  それでは2番目でございますが、段ボールのことでの質問でございますが、このコロナウイルスの対策の前にも、避難所への段ボールベッド段ボールで作ったベッドの導入は以前からも言われておりましたが、特にこのコロナウイルス感染防止をする上で大変有効な方法であると言われて、さらに導入の必要が高まってきております。  コロナウイルスは、感染者の口から飛沫として出た後は、それ自身の重さで床に落ちていくんだそうでございまして、やっぱり下から二、三十センチ辺りは非常に感染の危険が高いということが言われております。  その点、段ボールベッドは大体30センチぐらいの高さがあるということで、その危険性が少なくなるというようなことでございます。また、隣の人とのパーティションといいますか、区分けをするのも段ボールやビニールやその他のもので仕切りをするということでございますが、そういったときにも段ボールが必要となると思います。ストックするのは大変難しいと思いますので、そういったものを取り扱っている業者との協定が必要ではないかというふうに思ったわけですが、いかがなものでしょうか。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 段ボール等を確保するための協定の必要性につきましてでございます。  段ボール等の確保に関する協定につきましては、平成24年3月19日にセッツカートン株式会社と災害時における避難所生活に必要な段ボール製品等の支援協力についての協定を締結してございます。  なお、協定の内容としまして、段ボールの間仕切り、段ボールベッドなどの製品の調達を要請することができるものとなってございます。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  既に、もう協定が済んでいるというようなことで大変安心をしました。  それで、今年は避難訓練はやらないということですけれども、これからこういった段ボールのベッドの作り方だとか、既に訓練はされているとは思いますが、より多くの住民の方にそうしたことを周知していくことが大事かと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、質問の最後でございますが、避難所運営マニュアルの今回のこのコロナウイルスでの修正したところだとか、そういったことについての町民への広報はどのようにされるのかということについて御質問させていただきます。お願いします。
    ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 避難所マニュアルの修正点と町民への広報はにつきましてでございます。  扶桑町では、避難所マニュアルは現在作成しておりませんが、内閣府防災担当が作成しました避難所における良好な生活環境の確保に向けた取組の指針や避難所運営ガイドライン、愛知県が作成しました愛知県避難所運営マニュアルを参考にした避難所運営を行ってまいります。また、新型コロナウイルス感染症に対応しました避難所内での感染拡大防止のための避難所運営に取り組んでまいります。  この件につきましては、扶桑町のホームページ、広報紙、ひまわりあんしん情報メールを活用し、町民の皆様方へ広報を行ってまいります。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) 昨日も、分散避難ということで、自宅の2階だとか友人宅、それから車中泊等々のそういった分散避難についてのことも、これから広報8月号でいろいろとお知らせをされるというふうに聞いたわけでございますが、他の市町の資料などを見ますと、この感染防止のために住民にもいろいろと注意というか、やっていただくことをお知らせしていくということも書いてございました。  例えば、スリッパだとかね。これは感染防止のために持ってきてくださいだとか、キッチンペーパーだとか、それからごみ袋、ビニール袋ですね。感染防止のため、そういったものだとか、それから防寒具といって、これを調べたのはちょっと前でしたので、部屋の換気をするという場合も、強い台風のときでは窓は開けられませんですので、非常に寒くなるので、そういったものを持参してくださいだとか、そんなようなことも書いてございました。既にお知らせされているのかもしれませんけれども、どうか今度の広報8月号を使って、そういった面での注意喚起を書いていただけるといいかなということを思います。  それから、実際に避難所が開設されたときには、コロナウイルス対策でこういうふうにしてくださいよという貼り紙といいますか、いつも広報を見ている人はいいんですけれども、そうでない方も見えると思いますので、よくそういった面で、こういった方はこちらですよとか、そんなような掲示するものでも事前に用意していただきますと住民が迷われないかなあと、そんなことを思います。どうかそんな点もよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、最後の学校再開での課題というようなことで御質問をさせていただきます。  5月25日から分散登校が始まり、6月1日より本格的に学校が再開されました。しかし、北九州では、再開した学校でクラスターが発生したといった事例もございます。まず、この2週間でございますが、感染防止のためにどのような対応を取られているのか、お聞きしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 感染防止への対応につきまして、児童・生徒の登下校時は、保護者に体温と体調の確認をする健康チェックカードへの記入をお願いしております。登下校は、大人数での密集を避け、近距離での会話や発声を控えるように指導しております。  基本、マスクを着用するように指導をしておりますが、息苦しいなど、個々ではマスクへの抵抗感がありますので、マスクを外すときは距離を保って行動するように指導しております。  在校中は、学校に着いたらまず手洗い、健康チェックカードの回収をし、健康観察を行います。検温していない児童・生徒は、教室で検温をいたします。授業中は、教室前後の扉、廊下側の天窓の常時開放、南側の窓を1つ以上開放し、換気に気をつけております。また、休み時間や清掃中は全ての窓を開放しております。  給食でございます。当番の健康チェック全員手洗い全員アルコール消毒をさせます。給食はセルフ方式で、お皿を取りに来るように指示を出し、全員前向きで食べさせ、会話を控えるように指導しています。  下校後の消毒につきましては、主に児童・生徒が多く触れる場所や配膳台を教師が次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしておる状況でございます。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  本当にきめ細かな対応をしておっていただき、本当に感謝をしております。ありがとうございます。  それでは、2点目でございますが、そういった感染防止のための物品が各学校、必要量を確保できているのかどうかについてお尋ねをしたいと思います。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 感染防止のための物品といたしましては、4月に消毒液等を各学校に配付しております。今後につきましては、感染症対策補助金等を活用しながら、必要に応じて消毒液をはじめ非接触型体温計等保健衛生用品の購入や教室の換気に必要な備品設置等を計画しておるところでございます。以上でございます。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  まだまだこれからの長い期間、そういった感染の心配は続くかと思いますが、そういった物品を、特に今の非接触型体温計は、先ほどの避難所対応でも買われているということですので、そういったものを優先的に回していただいたりだとか、そんなような形で子どもたちの安全を確保していっていただきたいというふうに思うわけでございます。  それでは、3点目のほうに移りたいと思います。  本当に非常に長期の休校、ほぼ3か月という長い休みの中で子どもたちの心の問題等々、心配な面もあるのではないかなと心配するわけでございますが、そういった不登校児だとか虐待の心配のある子だとか、そういった子を早めに発見することが肝要かと思いますが、そういったことでの手だてはどのように取っていただいているのか、教えていただきたいと思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 学校では、子どもとの教育相談、登校状況、学校での体や行動の様子の変化などから、事態を早めに察知できるような体制で取り組んでおります。また、スクールソーシャルワーカーとも連携をし、不登校児童・生徒の学校や家庭を訪問し、教育相談を進めております。適応指導教室あいあいとも連絡を取っており、学校に通うことができない不登校児童・生徒やその保護者との相談活動を推し進め、学校復帰や社会的自立を目指しております。  虐待につきましては、スクールソーシャルワーカー福祉児童課、犬山警察、児童相談センター、その他関係諸機関、学校や保育園、民生児童委員等に参加していただき、月1回の定例会議や緊急のケース会議等を通して、早期からの子どもの状況把握を図っております。  何か急な連絡が入ったときも、児童相談センター福祉児童課だけでなく、スクールソーシャルワーカーも同行し、ケース会議で情報共有し、チームで支援する体制を取っております。  早期発見のために、このチームでの支援体制により、不登校や虐待のサインを見逃さず連携し、不登校、虐待を少しでも減らすように現在取り組んでおります。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  ちょっと再質問になるわけでございますが、不登校に限ってでございますけれども、これは比較になるのかどうか、ちょっと分かりませんが、例えばでございますが、長期の休みといいますと、例年、夏休みが終わってからの9月の始まってからの状況に似ているのかなあと思うわけでございますが、例年のそういった時期と、それからこの1週間の不登校児童・生徒の実数はどのぐらいになっているのか、お尋ねしたいと思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 長期休暇の後、今回のコロナウイルス臨時学校休業の後の6月2日から6月5日までの欠席者でございます。小・中学校合計で217名が欠席をしております。  御質問のありました昨年度、夏休みの後、9月2日から9月6日まででございますが、小・中学校合わせまして317名の欠席ということになっております。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  例年の長期休業明けと比べて100名ほど数値としては低くなっていると。これは、9月と6月の時期の差だとかいろんな面で、やっぱり友達にもっと早く会いたいだとか、いろんな子どものそういった心のありようというものはありますので、一概に比較するわけにもいきませんが、まずこういった休み明けとしては、数的には少なくなっているということは、やはり休業中にもかかわらず、家庭の保護者の方や先生方がそういった時期のときにも子どもとコンタクトを取っていただいておった、そういった結果ではないかなというように私は評価したいというふうに思っております。どうぞ今後とも、そういった子どもたちへのケアをよろしくお願いしたいと思います。  それでは、次のところへ行きます。  次は、心の問題というよりも、直接、保護者の皆さんが心配してみえる学力の補充についてのことで質問させていただきたいと思います。  学力補充のためのそういったカリキュラムの修正はなされたのかどうか、その辺りをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 小・中学校の授業時間につきましては、夏休みの縮小、行事の精選、短い時間を生み出して学習を行うモジュール型の授業、予習を兼ねた家庭学習を組み合わせる等、小学校につきましては、ほぼ授業時間数を確保できると想定しております。  中学校におきましては、やや不足すると想定をしております。そのため、単元の構成を工夫して時間を生み出したり、総合的な学習の時間、特別活動を教科の時間に置き換えたりし、あらゆる工夫を凝らして教育課程を編成し、時間数の確保に努めてまいります。以上です。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) なかなか本当に大変な、全体の教育活動を見ながら、圧縮するところは圧縮しながら、またやっぱりきちんと時間をかけるところは時間をかけないと上滑りの授業になってしまいますので、逆に学力が身につかないということにもなりますので、そんなところを十分配慮していただければありがたいと思います。  私も、どうしたら時間を確保できるかなあというふうなことで、夏休み等の短縮だとか、それぞれの対応をしてみえますけれども、掃除を簡略化して、その時間帯をモジュール的に学習に充てるなども考えてはみたわけでございますけれども、やはり児童・生徒の学校全体での生活の流れや、また掃除をすることについては心の育成にも重要な要素になっておるわけでございまして、今お話を頂いたような構想の下で子どもたちの力を十分伸ばしていっていただくことを私からもお願いをしたいと思います。ありがとうございました。  では、続いて学力以外の面での修学旅行や遠足など、特別活動の計画変更はあるのかどうかについてお尋ねします。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 現段階におきましては、春の遠足、学習発表会、合唱コンクールは中止をします。運動会、体育大会は縮小をして決行します。修学旅行、野外活動は時期をずらして行う予定を考えておるところでございます。お願いいたします。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) 春の遠足、学習発表会、合唱コンクールなどは中止ということで、運動会、体育大会は縮小と。修学旅行や野外活動は時期をずらして行うということと今聞いたわけでございますが、児童・生徒や保護者の反応が気になるところではございますが、やっぱり修学旅行といいますと子どもたちが一番楽しみにしていることでもありますので、コロナウイルスの感染が拡大すれば無理かもしれませんが、何とか実施できることを私も望んでおります。ありがとうございました。  続いて、部活動のことでございますが、今の修学旅行と同様、本当に学校生活の中で子どもたちが楽しい経験をするという活動でございますが、夏の大会が中止になってしまって、本当にこの学年は不運というか、かわいそうだなあと、何とかしてあげたいなあというふうに思っておりましたが、そういった3年生への配慮というか、そんなことができたらと思いますが、そんな点で御質問をさせていただきます。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 丹羽郡で8月1日、2日、土曜日、日曜日に、運動部の大会を予定しております。中には、丹羽郡だけではチーム数が少なくて行うことができない部活につきましては、岩倉市と連携をして行う予定で計画をしております。  また、吹奏楽部は、8月中に保護者向けに何らかの発表会ができるよう考えておるところでございます。  3年生が今まで積み重ねてきた努力を少しでも発揮できるよう、現場の先生方ができる限りの配慮をして対応しております。この大会で区切りをつけて、気持ちを切り替えて、進路に向かっていってほしいと願っております。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) この丹羽郡、また近隣の市町とそういった大会を実施するという予定であるということをお聞きしまして、当初ちょっとびっくりしたようなところでございますが、マスメディアからも、野球の甲子園大会は中止になりましたが、県レベルでの大会は実施されるというようなことも聞いておりますので、状況がよければ、そういったことも可能になってくるのかなというふうには思うわけでございますが、ただ日にちが8月の1、2日という大変暑い中でございます。今まで部活動が十分やれていない子どもたちでございますので、訓練不足もありますので、どうか無理のないよう、けがや病気のないように十分注意して実施していただければありがたいなあというふうに思っております。  また、その他の活動においても、例えば文化会館などを利用して、何かの催しをするなど、そういったようなことがあれば、ぜひとも優先的に使用していただけるよう調整をしていただければありがたいと、こういうふうに思います。  それでは、最後でございますが、こういうように注意をしておっても感染者が出るということも想定されます。児童・生徒が感染者と認定されたときの対応はどのようになっているのか、最後にお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 感染が確認された場合、感染者である児童・生徒の症状を把握し、主治医の指示の下、出席停止措置を取ります。その間、学校は3日間、臨時休業にし、保健所の指示の下、県の定める消毒マニュアルに従って消毒を行います。  臨時休業の規模や期間は、学校内における感染児童・生徒の活動の様態、接触者の多寡、地域における感染拡大の状況、感染経路の明否を基に江南保健所と相談をして決めていきます。以上でございます。    〔13番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 小室さん。 ○13番(小室輝義君) ありがとうございます。  こういった感染者が出ないように、本当に今やっておっていただくように3密で相互の感染を防ぎ、また毎日小まめな消毒活動の繰り返しをしているというふうにお聞きしたわけでございますが、その作業に先生方は子どもたちが帰ってから、ほぼ毎日1時間ほど、それに費やしていると聞いております。  今こそ学力補充をするときであるのに、こういった時間は大変惜しいなあと。この時間に子どもたちの個々のノート点検など、どこでつまずいているのかなど、しっかり明日の学習のそういった準備に充てられれば、もっともっと学力はつくなあということを思うわけでございます。  昨日、ほかの議員さんも要望を出してみえたと思いますが、こういった作業を外部委託していただくことを私も強く要望させていただきたいと思います。子どもたちの本当に学力を十分補充するため、ぜひとも実現させていただくことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、小室輝義さんの質問を終結します。  次の質問者、兼松伸行さんに質問を許します。兼松さん。    〔5番 兼松伸行君発言席へ〕 ○5番(兼松伸行君) 通告書に従いまして、今回は1問ですが、職員の皆さんの明確なお答えをよろしくお願いいたしたいと思います。  それでは、早速ですが、多機能児童館についての現在の執行状況を伺いたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 児童館の整備事業費につきましては、令和2年度、令和3年度の継続費を計上しておりまして、令和2年度工事請負費としましては、児童館の建設工事費4億851万円と扶桑中学校の給水管改修及び不要管撤去工事といたしまして342万1,000円を予算計上させていただいているところでございます。  扶桑中学校の給水管改修・不要管撤去工事につきましては、扶桑中学校グラウンドのクラブハウスの手洗いやトイレ、散水栓の水道配管が児童館の建設敷地内に埋設されているため、代替配管の設置工事を行うもので、こちらにつきましては5月1日に契約をしまして、7月6日までの工期で発注をしているところでございます。  本体の建設工事につきましては、制限付一般競争入札実施のための入札要件を指名審査会にて4月に決定をいたしましたが、入札実施の告示は行っておりません。  その他、委託料につきましては、多機能児童館を活用したまちづくりのための住民参画及び協働ファシリテーション、こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2月のワークショップの開催を中止し、今年度の委託契約につきましてはまだ行っていない状況でございます。また、工事管理委託につきましても、工事の未発注によりまして執行していないという状況でございます。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) 扶桑中学校のグラウンドの給水管改修・不要管撤去工事はクラブハウス等の手洗い、トイレに必要なためで、ぜひ行ってもらわなければなりませんが、問題は本体工事ということになるわけですが、これは今でも6億近くかかるという話でございますので、皆さん御存じな話なんですが、一番最初は3億5,000万ぐらいから、財政のことですが、始まったと思います。それで、ここに至る詳しいことは、ここで申し上げませんが、今年は建設工事4億851万程度だと思うわけなんですが、結局、本体工事だけで6億円ぐらいかかり、外構工事、それから備品等を加えますと7億強という話に多分なってくるかと思います。  それで、私はその当時から、実は特別委員会の委員もさせていただきました。その中で、この新型コロナの問題が出てくる前でも、私、個人的な意見で恐縮なんですが、凍結してはどうかということも述べさせていただきました。しかし、多くの皆さんの意見とか、そのときの都合で建設ということになったわけなんでございますが、そんなときに扶桑町は町長選挙もございました。実は、町長を私は支持したわけなんですが、そのときにも、先に現町長にどうするんだと、見直しをされるおつもりですかと。政策ですね、要するに。政策を聞いてから支持させていただきました、実は。  そういうこともございまして、その点だけではありませんけどね。もちろん、ここに実は今日も、鯖瀬町長のそのときのリーフレットを持ってまいりまして、コミュニティバス、給食費、GIGAスクール、無駄のない建設工事といろいろございます。それで、その支持するときに、見直しをするということでしたので支持をさせていただきました。見直しするにもいろんな見直しがありますので、ここに来て、私は現の扶桑町の場合にこの一番大きな問題をぜひ、やっぱり前の4年間のときにはなかなか質問ができなかったというのが実情なんですが、それは置いておきまして、このときになりまして、現町長がどのようにお考えかということをまずはお聞きしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) この児童館建設につきましては、私も議員さんおっしゃいますように、建設費につきまして見直すべきところは見直し、できる限り経費を削減して建設をしていくという考えでございましたので、5月13日の就任後、今の設計とか計画につきまして、関係職員等を交えて検討を行いまして、その中で幾つかの、経費でいいますと経費の削減できる部分とか、そういった改善点があること、それからその検討の途中で、そのほかに検討すべきちょっと別の問題が明らかになってきたところでございます。  と申しますのは、その一つは駐車場が非常に足りないと。今の現状の計画でいくと足りないということでございます。これは児童館ですとか子育て支援センターも併設しますので、そういった来館者に加えまして、保健センターにいらっしゃる予防接種、そういった事業が重なりますと駐車できない方が多くいらっしゃるということで、これは非常に住民の方にとっても御迷惑になるということだと思います。  それから、新型コロナウイルスの問題でございますけれども、長く共存をしていかなければならない。そういった中で、施設の性質上やむを得ない部分もありますけれども、児童・生徒とそれから乳幼児同士、そういった方が接触をするということに加えまして、保健センターが併設になっておりますので、健診時には成人の方、高齢者の方も多くいらっしゃいます。そういった方が多く接触するということになりますので、そこをどうするか、そういった検討が必要だというふうに考えております。
     そのほかにも、施設の安全面で、子どもに目が行き届くような間取りの必要性、それから乳幼児と児童が中でぶつからないとか、事故が起こらないといった工夫が必要であること、それから、先ほども申しました経費の面では、設計を見まして、内装・外装、それから備品、そういった見直しで直接工事費と維持管理費といった削減の可能性がある部分ということが分かってきたところでございます。  このように、まず大きな駐車場の問題、それから感染症対策、施設の中の安全対策などの見直しの部分があるということでございます。そして何より、議員さんもおっしゃいましたように、今現在、行政としては、新型コロナウイルスへの対応を最優先で行わなければならない社会情勢でございます。所得が大幅に減っている方、失業された方等もたくさんございますし、倒産も増えておると聞いております。また、第2波、第3波への財政出動もあり得る中で、扶桑町にとって軽くない、建設費だけで6億近い事業を今スタートさせることは、むしろ住民の方の理解を得るのが難しいというふうに思っております。  以上の観点から、この事業につきましては、着工は一旦見送らせていただきまして、ただいま申し上げました問題点の解消に向けた検討、それから新型コロナウイルスの終息状況や経済の回復状況を見定めてから計画をスタートしても遅くないと。むしろ、それが最適だとの結論に至ったところでございます。  今後、住民の方へも丁寧に説明をさせていただきまして、利用者の安全、そして将来負担についてしっかりと検討させていただきまして、その途中でいろんな案を御提案させていただきながら、時期を見てロードマップを示させていただきたいと思っておりますので、御理解をお願いいたします。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) この間、職員の方はワークショップ等、それから事務処理、何百時間、何千時間、ひょっとしたら使われて、糸井川参事をはじめとして活躍されていたということは僕も重々承知はいたしております。ですが、この新型コロナの時代に、私も先ほど10万の給付金を家賃収入に使って、もう命をつないでやってみえる業者さんも見えます。そんな中、やはり財政の大事さですね。6億、7億をかけてやることを本当に皆さんも感じていただきながら、ぜひ執行を考えていただきたいと思います。  それで、またこのときに準備室等があると思うのですが、その準備室はどうされるおつもりでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 現在ございます児童館建設の準備室については、まだ先ほど申しましたいろんな設計とか、そういった内容の見直しをするということもございます。それから、また住民の方への説明とか、そういった事務がもちろんございますので、引き続き現状の体制で行ってまいりたいというふうに考えております。以上です。    〔5番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 兼松さん。 ○5番(兼松伸行君) もう今日はこれで終わりますが、でもこれからこのコロナ対策を基準にいたしまして、生活様式もがらっと変わるんじゃないかと思っております。そんな中、扶桑町だけが箱物主義でやっている場合ではないと思いますので、例えば扶桑町をもうちょっと上から見て、建設がどれがどれがということを一つずつやるのではなくて、大きな目で見ていただいて、例えばこの庁舎でも危ないですよね。十六、七年経過で、もう多分危ない状況だと思います。また、今年度は体育館工事のつり天井も控えているとは思っております。ですので、絶対やらなきゃいけないことは、やらなければなりません。コロナ対策もそうです、そのうちの一つです。  ですので、順番をやはり第1、第2に考えていただいて、それから高齢者の方のコミュニティバスですね。新公共交通システムと私たちは申しておりますが、そのことを考えていただくときでも、やはり要るものは財政を考えていただかなきゃなりません。  今回は、この問題、私は1点に絞らせていただきましたが、この問題1つでは従来はありません、もちろん。児童館をやるということは、もちろん保健センターのこともあります。この本庁舎もあります。どこもかしこもあります。まだもうちょっと言いますと、今、学供が手薄になっております。それからもう一つ、各小学校4校に置かれております新築されました児童館クラブも、午前中、それから午後2時までは空き家になっております。そういうことも総合的に考えていただきまして、もし法律が駄目なら条例を変えてでも、例えばちっちゃなお子様のために学供を使うなり、それから各小学校に設けてあります児童館クラブを使うなり、例えば民間活用でもいいでしょう。何なり、迅速にやる手段を皆さんでやっぱり考えていただきたい。お願いいたします。これは切にお願いすることしかありません。  私も考えながら、町長にも進言していきたいと思ってもおります。ですので、皆さん方も、例えば町長一人に任せるのではなしにどんどん進言していただいて、それを進言していただくことも強く要望いたします。  また、町長はそんな職員の皆様の力を借りて、ぜひこの扶桑町のために、例えばこのリーフレットに書いてありますが、今はやるときじゃないということを明確に住民の皆様に告知し、周知して、ぜひできることはできる、できないことはできないということを言っていただけるように強く要望いたしまして、簡単ですが、これで私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、兼松伸行さんの質問を終結いたします。  ここで議事の都合上、10時40分まで休憩とします。              午前10時23分 休憩              午前10時39分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開します。  次の質問者、千田勝文さんに質問を許します。千田勝文さん。    〔7番 千田勝文君発言席へ〕 ○7番(千田勝文君) 6月定例議会において、さきに通告いたしました2問について、一般質問をさせていただきます。  1番目として、個人情報保護条例についてということでございます。  この条例については、例規集に載っております。日々、職員の皆さんは、こういった個人情報を保護しながら業務に当たっていただいていると思います。そういったことで進めていただいておりますが、今回ちょっと疑義が生じておる、私自身、疑義を持っておる件がございますので、そういったことで改めて、ここで再度確認をさせていただきます。  1番目として、この条例の狙いはどういうところにあるのかということでお願いをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今御質問のこの条例の狙いにつきましてでございます。  個人情報の保護に関する法律により、個人情報の適正な取扱いに関し、基本理念及び国の基本方針や個人情報の保護に関する施策に関する事項が定められ、この中で国及び地方公共団体の責務等が明らかにされてございます。  国の行政機関につきましては、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律により、個人情報の取扱いに関する基本事項が定められております。  地方公共団体につきましては、法律の趣旨にのっとり、個人情報の適正な取扱いを確保するために必要な施策を策定し、実施する責務を有すること。また、町におきまして、個人情報の利用が拡大していることにより、町の実施機関が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を請求する個人の権利を明らかにするとともに、個人情報の適正な取扱いにつきまして、必要な事項を個人情報保護条例に定めているものでございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  この狙いというのは、国の法令等で、また町の条例の目的等で定められておるわけですが、そういった中で個人情報の適正な取扱いという御説明がございました。次のイのほうですが、個人情報の取扱いについてはどうあるべきか、よろしくお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 個人情報の取扱いにつきましてでございます。  個人情報の取扱いにつきましては、個人情報保護条例の第2章に町の実施機関が保有する個人情報の取扱いを定めております。個人情報の保有の制限と適正な取得について、本人取得の原則、利用目的の明示、要配慮個人情報の取得の禁止、正確性の確保、安全確保の措置、従事者の義務、目的外利用及び外部提供の制限などを規定してございます。  特に、第9条におきまして、実施機関が保有する個人情報の安全な確保をするための措置を講じなければならないとしており、個人情報が漏えい、滅失、または毀損の危機にさらされることがないよう物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的の保護措置を講ずる義務を課してございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今、いろいろ取扱いについて、適正な取得、これは条例の第4条、本人取得の原則、条例第5条、利用目的の明示というのは第6条、それぞれうたわれております。  この中で、取得についてはどのような方法で、どうやって取得すべきなのか、その点をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 個人情報の目的外利用ということでよろしいでしょうか。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 目的外利用というんじゃなくて、どういった方法で取得するべきなのかという、その点についてでございます。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 基本的に本人の同意を得て、利用目的外には利用しないというふうに考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 本人から直接、本人に了解を得てというのと目的外利用はしないということで取得をされるということだと思います。そのように確認をさせていただきます。  もう一点、利用目的の明示、第6条にございますが、これはどういった考え方によるべきなんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、個人情報保護条例におきます第6条でございます。明示のところで、利用目的の明示ということで、人の生命、身体または財産の保護のための緊急の必要がある場合、また利用目的を本人に明示することにより、本人または第三者の生命、身体、財産、その他の権利を害するおそれがない場合ということでございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  次に行きます。  ウですが、ウとエは条例上、同じ11条になっておりますので、ウとエと合わせてお答えいただければよろしいかなと思いますが、個人情報の目的外利用と個人情報の外部提供についてはどういうことなのか、それについてお答えを頂きたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 個人情報の目的外利用につきましてでございます。  保有する個人情報が本来の目的以外の目的のために利用提供された場合、本人の予期せぬ利用により、不安や懸念を生じさせることや、悪用された場合、プライバシーの侵害などの危険をもたらすことが考えられます。  このため、実施機関の保有する個人情報につきまして、法令等に基づく場合を除き、目的外使用をしてはならないというふうに規定してございます。  また、本人の利益などのために利用目的以外に利用、提供を要請されることも考えられるため、個人の利益の保護と例外的に利用目的以外の利用提供に関する必要性を勘案して、町条例第11条第2項以降におきまして、目的外利用ができることが規定されてございます。  個人情報の外部提供につきましてでございますが、先ほどの目的外利用と同じ内容で規定されておりまして、法令等に基づく場合を除き、外部提供してはならないと規定してございます。また、その例外につきましても、先ほどのお答え同様に町条例第11条第2項で規定しているところでございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ここで、ちょっと具体的な実例でお尋ねをしていきたいと思います。今から申し上げることが、私自身、ちょっと疑念があるからお尋ねをさせていただきます。  町の職員が業者に個人情報を提供したという事例がございます。これは、個人の町の職員が業者に提供したということは認めておりますので、今のお答えいただいたものに照らし合わせて、それが適正であったのかどうか、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今の御質問の関係でございますが、本人の利益などのために目的外利用がいいというふうに考えられているわけではございませんので、当然、本人の承諾は得てございますが、先ほどちょっとお話を差し上げていましたとおり、本人の予期せぬ利用により不安や懸念を生じることもございますので、十分配慮する必要があったと考えてございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 十分配慮する必要があったということですので、やはり間違っておったという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 本人の同意を得たことによりまして、今の職員が本人の予期せぬ利用による不安や懸念の部分への認識が非常に薄かったということがございましたので、今後注意が必要だと思います。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 本人の同意、了解を得たということですが、そういった情報を提供する場合は、利用目的を明確にすると先ほど答弁いただいておるんですが、利用目的を明確にされて本人の同意を取られたのかどうか、その点はいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今回、本人の同意を得てございますが、目的の部分につきましては、不明確な部分があった件もございます。ただ、あくまでも収拾する場につきましての件ではございますが、職員の意識が今後、本当に注意をして、先ほどちょっとお話をしましたとおり、予期せぬ利用による不安や懸念を生じさせないような注意が必要だと感じます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 恐らく、再度聞いても同じような回答になると思いますので、次の質問をさせていただきます。  この事案は、いつ頃、町として把握されてみえたのか。こういった情報が提供された、私は情報漏えいと思っておりますが、条例上は情報提供というふうになっておりますので、情報提供がいつ頃あったのかと、それをいつ頃把握されたのか、その時期をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 具体的には、4月23日頃と記憶してございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 4月23日頃ということですが、町の職員が事業者に情報提供するときの、4月23日頃に提供したということですが、その事業者は町と何らかの契約状態にあったのかどうか。何も業務委託もしていない、工事請負契約も何もしていないのにやったのか。その辺、どういう状態にあったのか。事業者が契約状態にあったのかどうか、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) ここで暫時休憩します。              午前10時55分 休憩
                 午前10時55分 再開 ○議長(杉浦敏男君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 当該案件に係る契約状態の業者ではございませんでした。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 町と契約関係にもない事業所に対して、町の職員が電話1本なり、面会かもしれません。問合せがあって、安易に個人情報を教えること自体、いかがなものでしょうか。私はちょっと問題があると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今回の案件につきましても、業者さんという話がございましたが、実際にはワークショップの中で、皆さんで協議をしている中の間柄でございました。その中で、先ほどちょっとお話がございましたとおり、利用目的の部分についての認識が非常に甘かったという部分もございまして、実際にその案件を確認できていない状態で個人の同意を得て、知っている方、顔見知りであった方ということだったのでお話をしたというのが現状でございます。  ただ、それが正しいことではないとの認識は当然ございますので、今後も引き続き、実際の利用のされ方、そういうものに十分注意しながら運用していくべきだったと考えます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今のお話を聞いておりますと、1人の職員を擁護することによって、それ以外の二百何十人の職員の考え方を町一体となって事業に取り組まなきゃいかんのに、1人の職員のために全部ぶち壊しにするような状態になっておると思うんですよ、今現在。そういうことは考えられませんか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今、議員言われますとおり、今回の事案につきましては、非常に誤解等ではなく、当然として公務員としての部分の中で住民の方の信頼を損なうような状況になってございます。引き続き、こんなことがないように職員のほうには、新人職員も含めまして、幹部も含めました状態で、個人情報の保護に関する部分につきましては、研修等を徹底しながら進めていきたいというふうに考えてございます。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) これを聞いても、担当者が大変だろうと、答弁するのに困るだろうと思いますので、ここで神田副町長にお尋ねをいたしたいと思います。  副町長は、この事案をいつの時点で確知されたのか、その点をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) 今の御質問にお答えしたいと思います。  先ほど総務部長が申しましたように、4月23日に確認をさせていただいております。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 4月23日に確認したということは、担当職員が自分の意思でもって上司に報告もせず、相談もせず、情報を提供したというふうに理解をさせていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) 一応、本人に聞き取りをした段階においては、そのようなことだったというふうに聞いております。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 本人に聞き取りをしたらそういうふうだったと、個人の判断でやってしまったということですが、先ほど個人情報の取扱いについてはいろいろ規定がございましたが、最後のくだりで物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的な保護措置を講ずる義務を課していますとなっております。この組織的な保護というのは、どういう対応を副町長、取られたんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) 組織的な保護については、一応、1人ではなく町全体としてルール化をしたものでということでございます。ルール化という部分は、こうした明文規定の中に定められたものだというふうに認識いたしております。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今、副町長の認識が正しいだろうと思いますが、一職員がそういう認識ではなくて、教えておったということだろうと思います。  そういうことになってきますと、その職員に対するペナルティーというのが当然発生してくるべき問題だと思いますが、副町長、その点はどうお考えでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) この案件につきましては、町、行政は住民の方との信頼関係で成り立っておるわけでございまして、今回本当に、住民の方にこのような疑念が抱かれましたことは、誠に遺憾であるとは思っております。  この案件について、いろいろと町のほうも問題がないのかどうかということで顧問の弁護士の先生とも御相談をさせていただいた中で、一応、御本人さんの御了解を取った中での対処だという認識において、そこまでの対応の案件ではないというふうな認識でおります。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今、副町長のお答えで、本人の了解を取っておるからいいという弁護士さんの御指導だったということですが、利用目的の明示はしなくてもいいんですか、情報提供する場合。相手方に、この条例の中の第12条だったと思いますが、外部提供を受ける者に対する措置要求という第12条があるわけですが、これが満たされていないのではないですか、今の答弁ですと。いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) 一応、個人情報を外部へ提供する場合の目的外等のものにおいては、各提供することができる案件を示したものがございます。4号ほどございますけれども、そういった中に一応、この12条の規定においては制限する部分のものが明示してあるわけでございますけれども、今回の案件についてはここの部分ではなかったのではないかというふうに思っております。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今、副町長からお答えいただきました第12条は、第11条第2項第3号、第4号の規定に基づきということになっておりますが、第3条は実施機関、国、独立行政法人等となっております。事業所というのは、実施機関に入るんでしょうか。お願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) ここで申しております実施機関というのは、町とか公共的な団体等がそのものだというふうに思っております。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 事業所は、実施機関でないという理解でよろしいですか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) そのとおりでございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) そうしますと、先ほどの副町長の弁護士さんに相談して問題ないという御答弁を頂きましたが、それは間違っておるという理解でよろしいですか。 ○議長(杉浦敏男君) 神田副町長。 ○副町長(神田龍三君) ここで申しております実施機関というのは、提供する側という形でございますので、お願いしたいと思います。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 提供する側という今の副町長の答弁ですが、実施機関は町なり、NPOだとか町の関連、国の関連機関、統計業務に使う専門機関、そういったところだと思います。情報提供を受けた者が、今回事業所が提供を受けた。今度、その事業所がその情報を使う場合、実施機関になるのではないでしょうか。私は情報を受けた事業所がそれをまた情報として使うときは、そこが実施機関に当たるのではないかなと思っております。  その事業所にも、私もちょっと問合せをしました。その状況だけ、お話をしておきます。  町のほうから情報を受けた。受けた職員が、その情報を使ったのかどうか。その情報を受けた本人は、その情報を使っておりません。そこの会社の第三者がその情報を使ったという確認が取れております。  その事業所としては、自分のところの会社のモラルを十分反省して、今後こういうことのないようにしていきたいと。会社としてルール化がされていなくて、非常に法令遵守に劣っておったということは認められました。そういった事業所でございました。  これ以上、同じことを言っておってもいけませんので、最後にちょっと申し上げておきたいのが、こういった問題、情報提供した。提供ではないです、ここからは漏えいと言わせていただきます。情報漏えいした疑いのある職員が何もペナルティーがなく、そのまま勤務することは、他の職員に示しがつかないと私は思います。また、上司である副町長、部長、参事、課長級の職員、主幹級の職員、いろいろ職員はおりますが、その職責によってその責任の取り方はそれぞれあろうかと思います。そういうことで、今後こういうことのないように組織的にきちっとしていただきたいと考えております。  最後に、今後の運用の在り方はいかが運用されるのか、お願いをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今後の運用の在り方につきましてでございます。  個人情報保護条例に規定されているとおり、実施機関が保有する個人情報につきまして、適法かつ適正に取り扱うことが重要でございます。  繰り返しになりますが、個人情報が漏えい、滅失または毀損の危機にさらされることがないよう、物理的な保護措置、技術的な保護措置、組織的な保護措置を講ずることが重要だと考えます。  また、従事する職員につきまして、個人情報を取り扱う場合には、個人情報の重要性を十分理解し、取扱いにはさらなる注意をし、適正に取り扱うことが重要だと考えます。  依然として、行政機関や企業におきまして、個人情報が漏えいするような報道が多くございます。決して他人事ではないと思います。特に、番号制度が導入されて以降は、情報の保護の重要性を再認識いたしております。新規採用の職員だけではなく、管理職も含め、個人情報の重要性や取扱いを再認識できるよう、再度研修を十分周知徹底しながら行いたいというふうに考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) 今、今後の運用の在り方ということで、十分検証して周知を図っていくということです。  今回の場合、監督的立場にある人間が情報を漏えいしたと私は思っております。その監督的立場にある人間が情報漏えいすると、その部下はどうすればいいのかといことですね。そういった上の者がきちっとしていないと、下の者まできちっとできなくなりますので、そういった点、新人の職員の教育も必要かと思いますが、そういった監督的立場にある職員の研修も十分やっていただきたいと要望して、1番目の質問は終わらせていただきます。  次、図書館活動についてお願いをいたします。  皆さん御存じのように、扶桑町図書館は1年間にたくさん、30万冊を超えるような貸出しをして活動していただいております。全国的に見ても、すばらしい図書館だなあと思っております。  そういった中、今回コロナということで、大変な初めての状況で対応をしていただいておるわけですが、一番初めに図書館の自由に関する宣言について、基本的な考え方はどうなのかということをお尋ねいたします。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 日本図書館協会の綱領である図書館の自由に関する宣言の中で、図書館は基本的人権の一つとして、知る自由を持つ国民に資料と施設を提供することを最も重要な任務とするとしております。そして、この任務を果たすために、第1に図書館は資料収集の自由を有するとあり、国民の知る自由を保障する機関として、国民のあらゆる資料要求に応えなければならないとしています。  第2に、図書館は資料提供の自由を有するとあり、国民の知る自由を保障するため、全ての図書館資料は原則として国民の自由な利用に供されるべきであるとしています。  第3に、図書館は利用者の秘密を守るとあり、利用者の読書事実、利用事実は図書館が業務上知り得た秘密であって、図書館活動に従事する全ての人々はこの秘密を守らなければならないとしています。  第4に、図書館は全ての検閲に反対するとあり、国民の思想、言論の自由を抑圧する全ての検閲に反対するとしています。  この4つのことを確認し、実践するものでございます。  扶桑町図書館におきましても、この考えに基づき、運営を続けていきたいと考えております。以上です。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  ちょうど6月2日に一般質問を通告しまして、翌日の新聞、朝刊に「コロナで協会、来館者名簿作成を」という見出しで、図書館に来館される人に対して、住所、名前、連絡先を書いて、名簿に記載をしてから図書館を利用しろというような新聞記事が載っておりました。  その記事が載った後に、すぐそれぞれいろんな県立図書館、市町村の図書館から、それはおかしいのではないかという声が上がったようです。それで、日本図書館協会も見直しをして、それぞれの図書館の対応に任せるというような記事が載っておりました。  そういったことで、扶桑の図書館も5月18日から予約の方の利用ということで、それ以降、1回30人で20分間の利用ということで、図書館を見に行きますと入り口に職員さんが立ってみえて、手の消毒をしていただいて、いろいろチェックをされて、いろいろやってみえる。それで今度、カードを持ってみえて、この方は何分から何分までですと。その時間が来ると、何番の方は交代、次の人と代わってくださいという館内放送を20分ごとにやってみえるわけですね。  そういった中で、個人情報の取扱いについて、図書館では今回のコロナの名簿作成等々言われておりますが、どのような対応をして入館していただいているのか、利用していただいているのか、その点をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 先ほど申し上げました図書館の自由に関する宣言では、図書館が業務上知り得た秘密は守らなければならないとされています。最近の新聞などで取り上げられております来館者名簿の作成についても、個人情報の取扱いを議論されておるところでございます。  当館としましては、感染症拡大防止のため、人命を優先し対応をしていきたいと考えております。よって、入館される際に利用者カードを提示いただき、カードにあります個人番号のみ控えさせていただいております。  しかしながら、個人情報の取扱いについては、これからも細心の注意を払い、図書館運営をしてまいります。よろしくお願いいたします。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。
    ○7番(千田勝文君) 取扱いについては番号だけでということですので、氏名だとか住所が紙のペーパーで残ることはないだろうということで安心をいたしました。  次の(2)の臨時休館中の図書館活動についてということで、アとイは確認の意味でお尋ねをさせていただきたいと思います。  検索について、蔵書検索、新着図書検索のシステムはどのようになっておるのか、ちょっとお願いをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 臨時休館中の図書館活動についての蔵書・新着図書の検索システムについてでございます。  令和2年3月末時点で、蔵書数は14万9,081点ございます。全ての本や視聴覚資料について、蔵書及び新着図書システムで検索することができます。毎週購入する新刊図書につきましても、このシステムで確認することができます。多くの方に御利用いただき、大変好評を得ているところでございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  次の予約システムは、どういう形になっておるんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 図書の予約につきましては、令和元年度は7,294点でございました。そのうち、インターネットによる図書の予約は1,551点でございました。  御質問の予約システムでは、貸出中の図書のみ予約が可能となり、図書館窓口はもちろんのこと、インターネットからも同様に貸出中のものについて予約が可能となっております。以上でございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  今、システムの確認をさせていただきました。  なぜ私がこれをお尋ねするかといいますと、今回のような長期の休館中に図書館が何とか利用できないだろうかと、そういう方法はないだろうかというふうに考えた折に、今の時代ですので、蔵書検索だとか新着図書の検索、予約ということができれば、インターネットでもって図書の貸出しを受けられるだろうというふうに考えております。  そういった中で1点、ちょっと予約システムで確認をさせていただきたいんですが、予約システムは貸出中の図書のみの予約が可能だよという答弁を頂きました。どうしてこういうシステムにしているのか、その点、全部の蔵書、14万九千何百点、全てが予約できればいいんではないかなあと単純に思うわけですが、何かそういうふうにできない考え方があるのかどうか。その点、よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 先ほど申し上げました現在の扶桑町図書館の予約につきましては、貸出中の図書についてのみ、図書館窓口とインターネットにて予約をしております。  予約システムがどうして全ての図書貸出しできないのかという点につきましては、このシステムを全ての図書を予約可能といたしますと、例えば来館者が借りようとした図書とほかの方がインターネットで予約した図書が重なり、来館者が手に取った図書が借りられないという事態が想定されることになります。そのようなため、現在は貸出中の図書にのみ実施をしているところでございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございました。  そうすると、次の今後の図書館活動の取組のほうともちょっと関連してくるなあと私は今答弁を聞いておって思ったわけです。  先ほどもちょっと言いました、こういう長期休館中に図書館を利用する、そういったシステムで蔵書検索、新着図書の検索をして予約することは可能だろうと思います、借りたいという。そうしますと、今度、予約システムは今のお話で、仮に来館する場合、通常の開館時、そういった問題が起こるので、貸出中のもののみということになっておりますので、今の時代ですと、こういった長期休館中の予約システムを別個にもう一つつくって、そういったときだけこれを稼働させるということも可能ではないかなと思います。それは経費的な問題もあろうかと思います。そういったことを別にしますと、そういうことも可能だろうと思いますので、長期のこういった場合、検索をしてそういった本が借りられるようなことは考えられないだろうかなあということと、もう一点、6月6日の夕刊に「コロナ禍、プロ22人奮起」ということで、動画で紙芝居を配信するというような新聞記事が載っておりました。これも、長期休館中に有効なことだなと、扶桑町図書館でもできないかなと思って、この記事を読んでおるわけですが、今後の図書館活動の取組として、どういう取組を考えてみえるのか、その点をお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 今後の図書館活動の取組につきましては、今回のようなウイルス感染症による休館という事態が発生した場合においては、できるだけ利用者と接触しないで実施できるインターネットによる図書の予約受付など、他の市町の図書館の例も研究して対応していきたいと考えておるところでございます。今、議員のおっしゃいました新聞記事等のいろんな実例のほうにつきましても、研究をしてまいりたいと思っておるところでございます。  また、今回、臨時閉館中におきましては、放課後児童クラブに訪問し、出張による絵本の読み聞かせ会を実施いたしましたが、大変これも好評を頂きましたので、このようなことも実施が可能かと考えておるところでございます。  今後も町民のニーズを考慮しつつ、ウイルス感染防止対策に努めながら、図書館運営をしてまいりたいと思っております。以上でございます。    〔7番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 千田勝文さん。 ○7番(千田勝文君) ありがとうございます。  私どもがこの質問でお聞きする前に、もう既に放課後児童クラブを訪問したり、読み聞かせということを実施してみえるというお話でございました。今後、こういった事態のときに、図書を借りた場合、今度それを取りに来るというのは大変ですので、図書館から宅配で送るということも想定の範囲内に入ってくるのではないかなと思います。そうしますと、システムの改修やら宅配のための消耗品の購入だとか、いろんなことが関連してくると思います。そういった財政的な面、予算的な面を十分お考えいただいて、こういうことがあってはいかんわけですが、コロナ禍みたいなことがあってはいかんわけですが、万が一の場合、そういった点に目を開いていただいて、予算をつけていただいて、町民の皆さんが喜んで利用していただけるような図書館の活動につなげていただきたいと要望して、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で千田勝文さんの質問を終結します。  ここで議事の都合上、1時まで昼食休憩といたします。              午前11時26分 休憩              午後1時00分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開します。  次の質問者、荒木孝三さんに質問を許します。荒木さん。    〔3番 荒木孝三君発言席へ〕 ○3番(荒木孝三君) 国民健康保険について、質問をさせていただきます。  私たち、アンケートを取る中で、町民の皆さんからいろんな声をお聞きしましたが、やはり国民健康保険が高いという声が非常に多く、それにつきまして、なぜ国民健康保険がこんなに高いのかということをお答えお願いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) それでは、国民健康保険税はなぜ高いかという御質問について、御説明させていただきます。  国民健康保険につきましては、国民の皆さんが何らかの健康保険制度に加入するという、いわゆる国民皆保険制度の仕組みの中で、その最終的な支えとなっております。国民健康保険は、加入者の方の医療の元になるのですが、他の被用者保険と言われる一般企業にお勤めになっている方が加入されている保険に比べまして、年齢構成が高いということにより医療費水準も高く、また所得水準が比較的低いことから、保険税の負担が企業に勤めている方の保険料と比べまして高いという構造的な問題が理由ではないかと思います。  現在、国民健康保険税の算定は、愛知県が主体となりまして、保険給付費と呼ばれる医療費から国や県からの交付金を差し引いたものを市町村の被保険者数や所得総額、またほかに医療費水準などに応じまして、市町村ごとに税額が割り振られております。このことを一般的に標準保険料率といいますが、将来的にこれらの標準保険料率は県下一律で統一されることとなっていきます。本町では、令和6年までに市町村ごとの標準保険料率に改定をしていく予定でございますが、現在はこの税額より若干ではございますが低く設定をさせていただいておりますので、一応我々町といたしまして負担減には努めておるという現状でございます。以上でございます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) いろいろ町のほうも大変だろうと思いますけれども、町民の方にとっては納めるのも大変だという声もありますので、強制的に取るんではなくて、やはり町民に寄り添って国民健康保険税の在り方を考えていってもらいたいと思います。  では、次の質問に変わります。  今1番目に申し上げた、なぜ高いのかの質問に関係するんですけど、国民健康保険税の引き下げる方法というのは町では何か考えておりますか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 国民健康保険税は、先ほど申し上げましたとおり、医療費を基に算定されるため、被保険者の健康増進を図り、医療機関への受診機会を減らすことが必要ではないかと思います。  本町におきましては、特定健診や人間ドックの助成を行いまして、体の異常について早期発見や早期治療につなげております。しかしながら、高齢化は着実に進んでおりますし、また非正規労働者の方の加入も増加してきておるのが現状でございます。こうしましたことから、低所得者の方の負担軽減を図るために高所得者の方への課税限度額の引上げを行ったり、また軽減する所得層を増やす、そういった算定基準を改正してきております。また、被保険者が失業などで収入が減少した場合におきましても、減免制度を設けており、十分な周知を行っていきたい、そのように考えております。  一方で全国知事会におきましては、近年、公費負担の増額を国に要望しておられる様子でございます。医療費から差し引かれる公費負担が増えれば、当然に保険税負担は引き下げられることから、私ども町におきましても、機会を通して国・県など関係機関において要望していきたいと考えておる次第でございます。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) ありがとうございます。  極力、やはり町民に寄り添った国民健康保険税の引下げや、そういう手当てというか仕組みを考えていってもらいたいと思います。  次に、国民健康保険税は所得割、均等割、平等割と3つありますけれども、均等割というのはどういう内容かお答えお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) それでは、国民健康保険税のうち、均等割につきましてちょっと簡単に御説明させていただきます。  国民健康保険税は、保険者である町が国保事業に要する費用、一般的に医療費が主なものでございますが、それに充てるために徴収するものが国民健康保険税でございます。それで、加入者全てが被保険者となって医療費をお互いに負担し合って支え合うという仕組みになっておるものでございまして、均等割は今議員がおっしゃいましたように、世帯割、均等割、所得割の3つのうちの1つでございますが、これは被保険者にひとしく一人一人の賦課というか課税する、そういうものがこの均等割でございます。  簡単ではございますが、均等割について御説明させていただきました。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 均等割の中で1人につき課税の対象になるということですけれども、家族、小学校とか中学校とか、そういう子どもに対しても税がかかるんですか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 均等割につきましては、全ての方にかかってくるものでございます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 働いていなくても、そういう税金はかかるということですね。極力そういう弱者に不公平なものではなく、やはり子どもから取るという、そういう中学生以下の人から税金を徴収するという感じになるんですかね。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、一人一人からということでございますが、当然、国民健康保険税、先ほどもちょっと触れましたけど、減免制度等もございまして、当然丸々子どもさんにかかる場合があるとは限りませんので、そういった制度もあるということだけ御承知おきください。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 私も、今後また国民健康保険をいろいろ勉強させていただきますんで、どうもありがとうございました。  それともう一つ、扶桑町の子どもの医療費は中学卒業まで無料化ですけど、法的に児童として18歳までの無料を求めますが、これは次回の質問で行います。  今回は、国保の均等割の18歳までの児童に対し減免を求めたいのですが、いかがですか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 国民健康保険の均等割を18歳まで減免についてという御質問ではございますが、この施策に当たりまして国とか県とかの助成は一切ございません。ということになりますと、現状の国保財政を鑑みますと、一般会計から繰り入れることが必要になるのではないかと思われます。しかしながら、国保の広域化に向けた中で、そのような取組は大変厳しい状況にあるというのが現状でございます。子どもの均等割の減免について実施している市町村もございますが、国民健康保険制度が加入者に負担を求めるものであるということを踏まえますと、子どもについて町独自の判断による減免をすることは大変難しいかと考えております。以上でございます。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 質問も最後になりますけれども、今後とも町民の皆さんに寄り添う行政を行ってもらいたいと思います。そして私も、今後また国民健康保険税について勉強しながら、またの機会に国民健康保険税の質問をさせていただきます。そのときはまたよろしくお願いいたします。  これにて私の質問を終わり……。 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん、1が終わりましたので。 ○3番(荒木孝三君) すみません、忘れていました。飛んじゃいました。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 2番目の質問に入ります。申し訳ございません。  街路灯の普及率について教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) まず最初に、申し訳ございませんが、普及率という御質問なんですが、こちら普及率というものは実はございませんので、実際どのようにして要望に対してお応えしておるかという感じでお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  御質問の街路灯の普及率ということにつきましては、令和元年度に各地区に依頼しました土木工事要望書によりますと、令和2年、3年度に地区要望として街路灯設置要望は50基ございました。今年度におきまして、街路灯設置は約30基分、340万円の予算を確保し、街路灯要望の約60%の設置を考えております。街路灯設置に関しましては、土木課職員が安全性、緊急性、必要性を総合的に判断した上で工事を発注してまいります。今後、予算の範囲内で順次、街路灯の設置を行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。
    ○3番(荒木孝三君) どうもありがとうございます。  また今後ともよろしくお願いいたします。  次に、町が推薦をしているLEDの設置状況を教えてもらいたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 御質問のLEDの設置状況につきましては、現在、町内には2,419基の街路灯が設置されており、そのうち315基がLED街路灯となっております。また、道路照明灯は町内に311基あり、そのうち11基がLED道路照明灯になっております。  昨年度までは、街路灯本体が破損している場合などでLED化を進めてまいりましたが、今年度からは水銀灯の電球自体の製造が中止になることから、今後10年以内に灯部の損傷、球切れ等の修繕において、全て街路灯、道路照明灯をLEDに交換してまいりますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) 10年という期間は長いと思いますので、できるだけ早めに、今、扶桑町自体も夜10時頃になりますと本当に暗くて、年寄りが非常に困っているという感じが多くありますので、極力早めに、そういう暗い夜道とかのところの道路を明るくするために街路灯の設置、完全普及率を早めにやってもらいたいと思いますので、今後ともまた要望がありましたら素早くやれるような体制を取ってもらいたいと思いますが、どうですか。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 今、議員のおっしゃるとおり、新設は当然新たに増やすものになってまいります。それから、既設の街路灯につきましては、積極的に新しいLEDに交換してまいりたいと考えております。そういう中で、地元の要望、議員さんたちからの要望等も踏まえて、積極的に、10年以内とはいわず、それより早く完了できるように進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔3番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 荒木さん。 ○3番(荒木孝三君) どうもありがとうございます。  私も勉強しながら、また今後とも街路灯なり、国民健康保険料等の質問を続けていきたいと思いますのでよろしくお願いします。  これで質問を終わります。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、荒木孝三さんの質問を終結します。  次の質問者、髙木義道さんに質問を許します。髙木さん。    〔14番 髙木義道君発言席へ〕 ○14番(髙木義道君) それではさきに通告した内容で、6月の定例会の一般質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。  1点目は、コロナ対策についてであります。  専決処分でも、住民の皆さんに対する補助金等、特例交付金等の支給のほうに全力を挙げていただいたわけでありますけれども、また第2次補正予算で前回は1兆円弱でしたか、九千幾らかでしたね。今回は、多分その倍の2兆円プラスアルファで調整中というような、江崎衆議院議員から情報も頂いておりまして、扶桑町の地方創生臨時交付金については2兆円プラスアルファで調整中だと。雇用の調整助成金の拡充ということで、日額上限の1万5,000円まで助成率を引き上げるため、7,717億円を計上しておると。そして、医療用物資の確保、医療機関等への配付ということで4,379億円を計上という、このほかに予備費により1,680億円の追加措置を予定しておりますと、丁寧なお手紙を頂いたところであります。  いろいろこういうのを待っておって時期を逸する、今回の10万円の封筒についても、署名書類を付けて小さな封筒の中に入れて本当に困ったという声をたくさん聞いております。早々と10万円が口座に入った方もお見えになりますけれども、私のところはまだですけれども。そういう意味でも、先手先手でこういった今回の多分2兆円プラスアルファの第2次補正の町への支給に対して、どのような手だてを今考えておられるのか御説明をお願いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 国の2次補正の関係でございます。  5月27日に新型コロナウイルス感染拡大に対応するための2次補正予算案が閣議決定され、6月、今月なんですが、12日までに国会での成立が目指されて、今現在審議されているところでございます。  この2次補正予算の中で、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るための新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、2兆円の拡充が予定されております。市町村ごとの交付額につきましては、12日以降に示されるものと考えておりますが、この交付金を活用してコロナウイルス感染症対応事業につきまして、現在各課においての事業の検討をしているところございます。今月より10日頃までに交付事業の取りまとめを行う予定であります。取りまとめた交付事業の中から、事業実施の関係の選択をしながら、この6月の議会におきまして追加で補正予算を提案していきたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 2兆円ですから、前回の専決で行った倍ほどの金額になるかと思います。最終日の多分追加補正というようなことも議運で確認しておりますけれども、その議案が一日でも早く議員の手元に頂きまして、内容を精査するというような体制はしっかりと取っていただきたいなというふうに要望したいと思います。  それと、私の手元のほうにコロナ対策でこの秋冬について、例えば熱やだるさなどコロナを疑った場合の対応について、高齢者や独り暮らしの方に対する支援をしっかりとしてほしいと、誰に相談したらいいのか、あるいはどこへ行ったらいいのかとか、これは昨日の多分、佐藤議員の質問にもございました。扶桑町に相談できる窓口を設置する必要があるのではと。あまり知られていないということかもしれませんね。当事者になって、医療や保健所等に相談、紹介だけではなくて、相談できる手続をしてほしいと。あるいは、日頃より住民に対して、今の相談窓口もやっておりますよというPRをしっかりとして、住民の皆さんの命や暮らしを守る安心な体制をしてほしいということとともに、子どものインフルエンザのことについても、コロナとの関連もありますけれども、子どものインフルエンザの予防接種を気軽に負担が少なく受けられるようなこともしないと、コロナとダブルの体制になったら大変ではないかと、こういうことがまず1点目で寄せられております。  学校教育についても、小室議員から細かく説明がありましたけれども、突然の休校でパニックが起こっていると。そうした状況について、どんな状況であったのかというのをしっかりと調査を行って、2学期以降の対応に備えてほしい。  もう一点は、私どもが常々言っております30人学級ということで、40人を超える学級、数は少ないかと思いますけれども、学年だったか学校によってあるかと思うわけでありますけれども、そうしたところに対する、できるだけ人数を減らして密にならないようなクラス編成を行っていくということも、第2次、あるいは第3次の予防には大変重要ではないかなと思います。  質問が2つぐらいに分かれるかと思いますけれども、答弁をお願いしたいなと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今、議員言われましたとおり、住民の方に窓口の関係が分かりにくいという部分が今御指摘いただきましたので、ひまわりあんしんネット、ホームページ、あと広報「ふそう」を使いながら、窓口対応の部分について皆さんのほうに明確に分かるように、またこちらのほうは対応したいと思います。以上です。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者の相談窓口、子どもさんのインフルエンザの予防接種というお話がございました。  高齢者の相談窓口につきましては、今、総務部長もお答えをさせていただきましたが、今回の新型コロナウイルスに関しまして総合窓口というところが設置をされているところでございますが、特に高齢者の健康的な部分であったり、高齢者に特化したような相談につきましては介護健康課、あるいは、昨日の佐藤議員の御質問でもお話をさせていただきましたが、社会福祉協議会の包括支援センター、あるいは地域の民生委員さんを通じて御相談を頂きたいというふうに考えております。  子どもさんのインフルエンザの予防接種につきましては、これは常々御質問等も頂きながら御対応させていただいているところでございますが、引き続き近隣の状況あるいは国の動向を見ながら検討をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(杉浦敏男君) 澤木教育長。 ○教育長(澤木貴美子君) 議員のおっしゃった、今後の第2次のコロナがやってきたときに、今回の対応状況をきちっと調査してということでございましたが、いろいろ記録をきちんと残して子どもたちの学ぶ権利というのを大切に、第2次、第3次が来たときのためにきちんと記録を残して対応していきたいと思っております。  それから、30人学級の問題ですけれども、現在、県のほうが小学校1・2年生は35人、それから中学校1年生も35人という定数法がございまして、数が少ないというのが今回のコロナでも密にならないということで、本当にありがたいことなんですけれども、現在の状況ではやや難しいですので、県のほう、それから国のほうにいろいろな機会がございますので要望していきたいと思っております。以上でございます。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 今の第2次補正でも、町のほうにそういった予算が来るわけでありますから、その中で打てる手はしっかりと打って防衛をする、備える、そういう体制は必要ではないかなというふうに考えますので、当局のほうとしてはよろしくお願いをしたいと思います。  それでは2番目、実際、専決でこうした予算が組まれておりまして、じゃあ、実施状況はどうなのかということがやっぱり大事だと思うんですね。予算はあっても利用されていないとか、その辺の実施状況についてお知らせいただきたいなというふうに思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今、御質問のありました専決での各事業の実施状況はということでございます。  5月19日の臨時会で専決処分の御承認を頂きました各事業の実施状況について報告を差し上げます。  特別定額給付金につきましては、5月7日からオンライン申請の受付を開始し、5月25日に対象者の方に郵送による申請書を送らせていただいております。昨日までで4回の支給を行っております。  支給の状況としまして、1回目が5月20日に58件、1,570万円、2回目につきましては5月28日、449件、1億2,740万円、3回目につきましては6月4日、976件で2億4,470万円、昨日6月8日、第4回目でございますが1,889件、4億8,510万円の支給をしてございます。合計で3,372件、8億7,290万円でございます。対象者世帯につきましては、合計で1万4,340世帯となってございますので、給付率につきましては23.5%ということになってございます。  続きまして、子育て世帯への臨時特別給付金です。  一般支給対象者につきましては、5月29日に郵送にて御案内を送付いたしました。受給拒否のない方への支給などとなり、6月12日が届出となってございます。7月10日に支給を予定してございます。  続きまして、新型コロナウイルス感染症対策補助金の理美容組合加盟分でございます。  5月15日から受付を開始しております。6月10日に1つの組合に対しまして50万円の支給を予定しております。  続きまして、新型コロナウイルス感染症対策協力金の理美容の組合未加盟分ございます。  5月15日から受付を開始しており、6月10日までに15件、150万円の支給を予定しております。  続きまして、新型コロナウイルス感染症対策協力金の中小企業分でございます。  5月15日から受付を開始し、5月28日に52件、2,600万円、6月4日に40件、2,000万円の合計2回の支給をしてございます。  続きまして、新型コロナウイルス感染症対策協力金の県補助事業対象外の食事提供施設の対応でございます。  5月15日から受付を開始しており、6月10日に8件、120万円の支給を予定しております。  続きまして、中小企業信用保険法に基づく保険料助成事業でございます。  認定件数が135件となってございます。  続きまして、扶桑町昼食費支援給付金でございます。  5月27日に郵送で御案内を差し上げました。受給拒否のない方への支給となりますが、6月10日に受給の拒否の期限とし、6月30日に支給を予定してございます。  最後に、図書館の関係でございますが、図書消毒機の購入でございます。  契約金額226万6,000円で、令和2年7月21日の予定でございます。なお、図書館につきましては6月1日から開館しておりますので、納品までの期間につきましては、臨時的にサンプル機をお借りし、コロナ対策の関係の感染症の予防に努めてございます。  なお、特別定額給付金につきましては、未申請の方への再度の御案内を7月の中旬ぐらいのところで御案内を予定してございます。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 説明ありがとうございました。  できるだけ申請漏れがないように、住民の皆さんにそういった給付金が行き渡るように御配慮をお願いしたいことと同時に、先ほど説明がありました子育て世帯への臨時特別給付金であるとか、あるいは扶桑町の昼食費支援給付金、これについてはまた何件で幾らというような結果が分かれば、その時点でお知らせを頂きたいなというふうに思います。  1番のコロナについては、以上で終わりたいと思いますけれども、2番目の巡回バスの運行についてということで、多分、巡回バスという言い方が町長はあまり好きではないかもしれませんけれども、コミュニティバスというような表現をされておるかと思いますけど、この巡回バスについての調査の基本姿勢はどんなものかということをお知らせいただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 今後さらに進んでくるであろう高齢化社会におきまして、高齢者の方が安心して暮らし続けることができる、そういった高齢者に優しいまちづくりを進めてまいる所存でございます。その政策の一つとしまして、高齢者の方がお一人で買物、それから病院とか、そういったところに行けるような公共交通システムを導入しまして、生活基盤の整備を図ってまいる所存でございます。  また、緩和傾向でありますけれども、コロナウイルスの関係で外出自粛ムードということで高齢者の方も控えてみえる方もあるかと思いますけれども、こういったものがあれば外出の機会が増え、健康増進にもつながっていくということで、そういった利点も考えながら進めておるところでございます。  この公共交通システムの手法としましては、いろんな方式がございますけれども、いわゆる議員さんのおっしゃる巡回方式もあるかと思いますけれども、そのほかデマンド型乗合送迎サービスといった手法がいろいろとございます。地域的な要因ですとか利用者の利便性、それから費用負担など、そういったものを勘案しまして、扶桑町に合った効率的で負担の少ない公共交通システムを構築するように検討している段階でございます。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 当時の総務部長の説明の中で、扶桑町に合ったふさわしい交通システムということで、私ども大型のバスではなくて小型でも、町内を便利にといいますか、利用者の皆さんの要望に合った形で、本当に高齢者の皆さん、あるいは障害のある方、子どもを連れたお母さん方、子どもたちも含めて、せめて公共施設に、あるいは通院に、買物にというふうな便利な手段の構築をしていただきたいなと。地域公共交通が、何度も言いますけれども、ないのは、県下では扶桑町だけというふうに聞いております。  江南市の議員さんからも、扶桑町、頑張ってコミュニティバスを走らせて、江南にも乗り入れて、大口も乗り入れて、犬山も、本当に地域公共交通、たくさんの市町で共有ができると。そうしたら、多分扶桑町だけで負担することなく、国の交付金も出るよと。そういう、いわゆる扶桑町内だけではなくて、そんなような情報もあって、ぜひとも扶桑町、頑張ってコミュニティバスを走らせてくれと。江南市では、本当に多くの署名があっても議会で採択をされないと、本当に市民の皆さんの要望を却下するようなこともありますので、ぜひとも扶桑町が先陣を切って江南市に乗り入れるような、そんな状況にしていただきたいなと思いますけれども、決意のほどをお聞きいたしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 繰り返しになりますけれども、私は今回の選挙におきましても、こういった公共交通の導入を図ってまいりたいということを掲げてまいりましたので、昨年までも立場は違いますけれども、いろいろと研究を進めてまいりました。できるだけ早い時期に実現をしたいというふうに考えております。よろしくお願いします。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) よろしくお願いをいたします。  2番目です。  今、町長の決意も受けまして、どのように進めていくのかという今年度の進行についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 今年度の進行はという御質問に対してお答えいたします。  今年度につきましては、平成26年度に開催しました各課の担当における庁内調整会議を改めて扶桑町の地域公共交通検討会議、まだ仮称ではございますが、それを立ち上げ、その内容につきましては、都市整備課、介護健康課、福祉児童課、総務課、土木など、関係部署から主幹以上の人間を集めまして、本町における地域公共交通に関する考えをまとめていきたいというふうに考えてございます。  昨年度実施しましたアンケート結果では、高齢者や障害者などの移動が困難な方の生活の足を確保するために、公共交通の在り方の検討してほしいという声がたくさんありました。このような意見を基に近隣市町や先進事例の取組を研究し、さらに公共交通事業へのヒアリングを行いながら、当町に合った新しい地域公共交通の在り方について、今年度におきまして、先ほどの会議の中で一定の方向を出していきたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 高齢者福祉がメインだよというような、多分、部長当時の、そういった意味でこの公共交通といいますか、コミュニティバスを捉えていく必要があるなというような観点であったかと思います。実際に利用する方の、どんな方が利用されてどういうような方法を望まれるのかということを、前回御説明があったときには専門家といいますか、アドバイザーを入れて、庁内だけではなくて検討していくというような答弁を多分頂いておったかと思いますけれども、その辺は何か専門家は誰か予定をしておるわけですか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長紀平剛志君) 失礼いたしました。  先ほどの庁舎内の会議だけではなくて、今、議員言われますように、今調整中ではございますが、専門のアドバイザーも入れたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手
    ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 専門家、アドバイザー、やっぱり地域公共交通をよく知っている方でこういうのがいいよという提案もあるでしょうし、あるいは実際に運用している会社さんというんですかね、そういうところの意見も取り入れて、やっぱりしっかりとした、後発であるだけに地域公共交通、コミュニティバス、巡回バス、デマンドなのかは分かりませんですが、そうした方向性を早急に、検討は終わっているし、検討、研究はやめにして、一歩でも二歩でも進み出していただきたいなというふうに要望したいと思います。  それでは最後になりましたけれども、児童館についてということで、午前中も兼松議員のやり取りの中で、どういうふうに質問を切り出していいのかちょっと非常に心がか細いもんですから、揺れ動いていながら、やっぱり児童館は扶桑町に必要だと、こうした立場で、巡回バスの時点でもコロナということが出てきて、児童館でもコロナがあるから、それは僕はいかんと思うんですよ。コロナはコロナでしっかり対応をすると。巡回バスは巡回バスで進めていく。  児童館もやっぱり、たしか以前、請願署名2,130でしたかね、ちょっと数字があまり得意でないもんですから、署名があって趣旨採択を議会が行っているわけですね。だから、財政が厳しいというのはどこもだと思うんだけれども、扶桑町は、僕がいろんな資料を見て、児童館が造れないほど厳しいというふうには判断をしていないわけですね。夕張市のような状況なのかと。夕張市も今立て直しを図っておるところでありますけれども。  やっぱり子育て支援を行う。前町長は児童館という名目に似せて各小学校の放課後児童クラブ館というものを造ったわけですけれども、私どもは各小学校区に児童館を1つ造れと。児童館というのは、18歳までの子どもがそこに寄り合って、世代の交流を行ったり、あるいは天才・名人と言われる地域の住民の方も巻き込んで、歌ったり、踊ったり、遊んだりする場所だというふうに考えているわけですよね。だから、そういう立場で、小学校に放課後児童クラブ館があるから取りあえずいいんじゃないということではなくて、本気で働くお父さん、お母さんを支援をすると。そこの児童館に預けておいたら子どもたちのことは心配ないよと。専門家が面倒を見て、何時か分かりませんけど7時か8時か、そうした時間までそこで遊ばせることができると。児童館というのはそういうものではないかというふうに思うんですね。  多機能児童館とか、そういったセンターとか、そういう冠を付けるもんだからいろいろと厄介になってしまいますよね。これもさっき前の時間で、子どもの衛生の問題でコロナで児童館と今の保健センターがドッキングしておるから難しいよということであれば、保健センターを切り離せばいいんだね。児童館は児童館で元気な子どもが伸び伸び遊べると、そういうことも考慮していかないかんと思うんですよ。  本当にたくさんの人が児童館を待ち望んでおって、多分、広報「ふそう」にもいついつオープンというところまで出ていたかどうか分かりませんけれども、多分玄関にはそんなような案内もしておったかと思うんですよね。コロナを言い訳にしないで、やっぱりしっかりと建設を進めていく、財政で本当にできないのか、じゃあどうしたら今の時点でふさわしい児童館ができるのかと、こういうことを本当にはらわたが煮えくり返りながらいろいろ考えておるわけですよね。  そういう意味で、町長の児童館はどうするんだという決意表明、意思表明をしていただきたいなというふうに思います。お願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 私は、児童館を造らないと言ったことはありません。選挙に際しても、無駄のないそういった児童館を目指すということを表明しております。そういった中で、今回、午前中の答弁でもお話しさせていただいた点は、現在の計画上を進めると駐車場の問題ですとか、コロナというのは中の施設の、例えば仕切りを設けないかんとか、そういったものが全くないという部分で見直しが必要だということを申し上げたということで、その見直しにはお時間がちょっとかかりますので、今回いま一度その見直しをする時間が欲しいということで、着手というのは一旦今回はちょっと止めさせていただきまして、議員さんがおっしゃるとおり、保健センターを切り離すというのも一つの案だと思いますし、そういった案をいろいろと今、庁舎内でも出しておりますので、議会とかそういう場にいろんな案を出させていただいて、みんなに喜んでいただける児童館を造っていきたい。議員さんのおっしゃるとおり、今の時点でどうしたらできるかということを検討していくという意味でございますので、そのように進めさせていただきたいというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 基本的は、本当に財政は厳しいよと、コロナの問題もあるよと、今の隔離という問題もあるという、駐車場はちょっとよく分らんですけれども、駐車場は駐車場で別個に確保すればいいことだから。  じゃあ、児童館をいつまでに造る、いつ完成させるんだと。ただ、コロナでこんな状況だし、財政も厳しいし、検討するということで安易に先延ばしにする、そういう言い訳にコロナを使ってほしくないんだわね。コロナはコロナでしっかり対処をすると。先ほど言ったように巡回バスについても、コロナとは別個にやっぱり進めていくと。児童館だってやっぱり、もう尾張で児童館がないのは扶桑町だけなんだよね。知っているかな。だから、そういう意味も含めてせめて1つね、本当は4つぐらい欲しいんだけれども、せめて1つ児童館を造ったらどうかという思いで今回の質問をしているわけですね。だから、いつ造りますということはちょっと言えそうにないですか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) いつということも、まだ就任して1か月たっていませんけど、いろいろ議論をしてきました中で、今の駐車場問題を含めて、例えば保健センターを切り離すにしても設計の変更が必要です。そういったことも含めまして、設計の見直しにお時間がかかるということでいろいろ話をしております。  本当にすぐにその結論が出れば、それほど着手が遅れないわけでございますけれども、こういった状況でいろいろな皆さん方の御意見をお聞きするという場をまず設けさせていただくということで、結論が出れば早急に着手ができるような手続を進めていきたいというふうに考えておりますが、今の時点でいつということは申せませんけれども、ただ仮に、いわゆる建築部分を減らすということであれば、その部分、建築日数は早くなりますし、現状の部分で進めるということであれば、まず駐車場とかを確保する必要がありますので、それはそれでまた相手があることでありますから時間がかかりますので、そういったことを含めまして、皆様方はじめ住民の方にも早急に相談をさせていただいて、方向性を出して一刻も早く、私としても扶桑町にふさわしいものは造っていきたいなというふうに考えております。以上です。    〔14番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 髙木さん。 ○14番(髙木義道君) 5月13日の就任でまだ1か月たっておらないですかね、6月9日ですから。やいやいと言ってもいかんのかなと思いますので、2番の問題についても、進捗状況はとかいうような質問は予定はしておりますけれども、これは今の町長の御答弁から見極めたいということでありますので取りやめにはしますが、本当に巡回バス、児童館は、僕らも議員になって今、3期が終わったから12年ですかね、ずうっと言ってきているわけですね。何とか町長が実現をしていただきたいなということを誰かじゃないけれども要望しまして、終わります。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、髙木義道さんの質問を終結します。  これにて通告による一般質問を終結いたします。  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。ありがとうございました。              午後1時56分 散会...