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令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)

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  1. 扶桑町議会 2020-06-08
    令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)


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    令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)   令和2年6月8日(月曜日)午前9時30分開議 第1 一般質問         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     間  宮  幹  男  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     近  藤     裕  君        5  番     兼  松  伸  行  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     丹  羽  友  樹  君        9  番     大 河 原  光  雄  君       10  番     和  田  佳  活  君       11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君
          14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     杉  浦  敏  男  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(1名)        6  番     澤  田  憲  宏  君         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    鯖  瀬     武  君      副  町  長    神  田  龍  三  君      教  育  長    澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長    紀  平  剛  志  君      健康福祉部長     髙  木     明  君      健康福祉部参事兼多機能児童館等準備室長                 糸 井 川     浩  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      尾  関     実  君      教育次長学校教育課長                 志 津 野     郁  君      政策調整課長     長 谷 川  明  夫  君      総 務 課 長    兼  松  和  彦  君      災害対策室長     川  瀬  直  彦  君      住 民 課 長    小  山  勝  己  君      介護健康課長     渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長     小  室  和  広  君      産業環境課長     村  田  武  司  君      監査事務局長     髙  木  佳 穂 里  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     江  口  英  樹  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時30分 開議 ○議長(杉浦敏男君) 改めまして、おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。  澤田憲宏さんは都合により欠席の届けが出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  ここで、志津野教育次長から発言の申出が出ておりますので、これを許可します。  志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) おはようございます。  教育委員会から資料の提出について報告いたします。  6月2日の先議議案の中で、髙木議員から情報端末の各小学校・中学校別購入台数について御質問を頂きました。学校別のそれぞれの台数明細をまとめた資料を机上に置かせていただいております。よろしくお願いいたします。以上でございます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 一般質問 ○議長(杉浦敏男君) それでは、これより日程第1、一般質問を行います。  最初の質問者大河原光雄さんに質問を許します。大河原さん。    〔9番 大河原光雄君発言席へ〕 ○9番(大河原光雄君) 改めまして、おはようございます。  質問の時間を頂きましたので、通告に従い質問をさせていただきます。  まずは町長におかれましては、このたびの選挙におきまして当選を果たされましたこと、心よりお喜び申し上げます。  私たち議員、会派も再結成して、新たなるスタートを切ることとなりました。負託された思いをしっかりと受け止め、町民の皆様の福祉の向上と安全・安心なまちづくりに向け、活動を続けてまいる所存であります。どうかよろしくお願いいたします。  こうした観点を含めまして、町長の本定例会における所信及び施政方針に対しまして、何点かお伺いをいたします。  まず、新型コロナ対策の今後の取組ということでお伺いをいたします。  最初に、全国で亡くなられた方々と罹患された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げますとともに、ワクチンなど今後の早急な医療体制の充実を期待したいと思います。この新型コロナ関係の質問は今回、他の議員さんから多くの質問通告がされておりますので、詳細な内容についてはお任せをし、日々状況が変化している現状も踏まえ、私は所信としての基本的なお考えを端的にお伺いいたします。  町長におかれましては、選挙の当選直後の第一声で、最初の一番の取組はコロナ対策だとおっしゃいました。町内でも感染者が発生したという事実を重く受け止め、まずは感染の拡大防止に最大限の努力をしていくということかと思います。  先日、私たちの会派からも感染の拡大防止と支援、そういう2つの柱から成る新型コロナ対策の要望書を提出させていただきました。現状はというと、非常事態宣言の解除後は自粛ムードが緩んできていると感じているが大半で、多くの方が今後2波、3波という感染の拡大の恐怖を感じているということでございます。所信でも述べられておられますが、この新型コロナウイルス発生状況によっては、様々な見直しや方向転換も余儀なくされるという町長の御発言もありました。今後の町独自の支援などでリーダーシップの発揮を期待してはおりますが、新しい生活様式を基本とした感染の拡大防止の施策や住民への支援など、どのようなスタンスで取り組んでいかれるのかをお聞きいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) この新型コロナウイルスにつきましては、感染予防社会生活、経済を両立していかなければならないという、新たな極めて難しい段階に入ってきたところでございます。  今回、国の2次補正の予算の内容としましては、雇用調整助成金の拡充ですとか、家賃支援給付金の創設、それから医療体制の強化などが盛り込まれているほか、町に対しましては感染症対策地方創生臨時交付金でございますけれども、これは前回の2倍ほどの予算となっておるところでございます。今後は、その交付金を活用しまして、当町、扶桑町の住民の方、事業所等にその実情に合った効果的な施策を講じていくこととしております。  まず、一番大事なのは、やはり感染予防強化ということでございます。まず、避難所感染予防策を講じてまいります。これから梅雨の時期に入りますので、避難所感染予防をしっかりやっていきます。それから、学校、保育園の安全対策としましては、消毒、清掃の徹底、それから体温測定を確実に行いまして、安心して通える、そういった環境を整備してまいります。公共施設のこういった消毒につきましては、教員とか職員の負担をできる限り減らすように委託ですとか臨時の雇用で行っていきたいというふうに考えております。  また、議員もおっしゃいました新しい生活様式でございますけれども、今後これがスタンダードになりますので、そういった社会への対応としまして、飲食店への感染防止策の補助、それから消費を喚起するためのプレミアム商品券プレミアム率のアップ、そのほか、例えば失業された方とか、そういった生活に困窮されている方への直接の助成ということもありますけれども、現在の段階としましては、そういった国の施策を見ながら町としての事業につきましてどういうものが適切か選択中の状況でございます。  間もなくこの臨時交付金の額も決定が来ると思いますけれども、第2波に備えた備えも必要ですので、そういったことも含めまして今予算を編成中でございます。まとまり次第、議会へ追加で御提案をさせていただきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いをいたします。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  今申された支援策については、私たちも迅速な対応で協力していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次にですが、選挙公約についてお伺いいたします。  町長は選挙において、誇れる扶桑町をつくる会を立ち上げ、災害に強く安心・安全、子育て支援子どもたちが意欲を持って学べる、お年寄りが安心して生活できる、産業が伸びる、こういうまちづくりを町民の皆さんと一緒に進めるという公約を掲げておられます。財政の健全化については別途お聞きしますが、災害対策公共交通学校給食費の補助、公共施設の統廃合、児童館建設等、いずれも大事な項目であると考えますが、町民のニーズに合った事業の取捨選択ということも所信表明でおっしゃられております。誇れる扶桑町をつくるというお気持ちから、今後、優先的にどのような施策をどのような形で推進、実施していかれるのか。また、そういうところで問題があれば、どのようなものかお聞かせください。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 今回の選挙公約ですとか所信で述べさせていただきました事項につきましては、いずれも扶桑町の住民の方にとりましては、大きな期待をしていただいているもの、また喫緊の課題であると認識をしております。  特に優先順位を決めているわけではございませんけれども、根底にある問題は、財政状況が厳しいということであります。また、来年度以降につきましては、この新型コロナウイルスの影響で地方行政がさらに厳しさを増すことは明らかな状況と言えます。住民の方から納めていただいた税金を無駄なく住民のニーズに応える事業に充てていくことを優先に、スピード感を持って事業を進めてまいりたいと考えております。  これまでの取組の一部を述べさせていただきますと、学校給食費の補助につきましては、財政状況から全部とかそういうわけにはいきませんけれども、そういった範囲を限定したものになりますけれども、来年度から実施できるように制度の検討に入っております。  小・中学校の児童・生徒へのタブレット端末につきましては、今回の補正で今年度中に完了できるように進めておるところでございます。  公共交通の導入につきましては、できる限り町の財政を考えまして、負担を抑えながら利用しやすいシステムを基本に、方式を絞って導入に向けた検討に入ってまいります。  公共施設につきましては、施設の統廃合だけではなく、運営方針についてもすぐに改善できることがあれば改善をし、経常経費の削減に取り組むように検討を始めております。また、大きな事業でございます児童館建設につきましても、見直しの検討を進めております。  しかし、現在、繰り返しになりますが、行政としましては、コロナウイルス対策を最優先に行うべき社会情勢であると思いますので、その状況を見ながら進めていきます。しかし、場合によっては、事業の変更等を余儀なくされることは当然あるかと思いますので、町全体のバランスを取りながら、扶桑町がさらに発展していくように、誇れる町となるように取り組んでまいる決意でございます。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  ただいまの御答弁で全ての根底にあると言われた厳しい財政状況から、次に今後の財政運営の考え方についてお伺いをいたします。  少子高齢化による扶助費の増加、人口の減少による税収の減少や公共施設の老朽化に伴う整備など、多くの自治体が財政については大変苦慮しており、本町でも例外ではないということかと思います。町長は限られた財源の中で、町民のニーズに合った事業の取捨選択を行い、計画的で効率的な財政運営を進めていくと所信で述べられております。また、今後は人口規模や歳入に見合った行政サービスへの転換を図っていかなければ、自治体としての基本的な役割を果たせなくなるということもおっしゃっておられます。  私も、例えば受益者負担など町民の方々に痛みを伴う施策も必要になることも考えていかなければならないと思いますし、3月議会の一般質問でもフルセット主義からの見直しということで、広域連携の考えなども述べさせていただきました。このような行政機能の向上や、あとはシティセールス企業誘致、税収の確保、そして経費の削減による計画的な財政運営など、本町の財政基盤の構築に向けて基本的なお考えと町長の決意をお聞かせいただけますか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 町の財政状況全般で申し上げれば、議員さんがおっしゃいますように、今後、大幅な税収は望めない、そういった中で今回のコロナウイルスの影響ということで、来年度以降は非常に厳しくなるということは議員さんのおっしゃるとおりだと思いますし、その中でまた社会保障費の増大ですとか、そういったことがありますので、私は地方行政の検討を図らなければ、本当に地方行政の最低限の行政を行うことができなくなる、それがあるということを非常に危惧しているものでございます。  そういった中で、今後の財政運営に当たりましては、経常経費の削減のために維持管理費の見直し、それからAI、RPAを使った人件費や電算経費の削減、それから近隣市町との事務の共同化とか、民間、NPOなどの活力の導入ということを訴えていきまして、そちらのほうを進めていくように検討をしておるところでございます。長期的には、議員もおっしゃいました人口規模に見合った公共施設の配置が大きな課題になってきます。  歳入面では、地理的には災害に強い、有利な地域であるということをアピールしまして、企業誘致ですとか定住人口の増加を図ってまいりたいと思っております。これは新型コロナの影響でテレワークが普及をしまして、地方への移住が加速するという可能性もありますので、空き家バンクですとかSNS、そういったものを活用しまして、時代の変化を的確に認識しまして町のイメージアップとなる情報発信を進めてまいりたいというふうに考えております。  それから、また当町は、観光資源には恵まれておりませんけれども、近隣市町にはそういった観光資源がございます。木曽川という豊かな自然環境ですとか、国道41号線の6車線化をチャンスとしまして、そういったことを含めて近隣市町と連携して扶桑町へを呼び込み、産業の活性化を図り、財政基盤の確立につなげていきたいというふうに考えております。  しかし、既に財政は逼迫した状況でございまして、先ほども言いましたけれども、自治体として基礎的な機能を維持していかなければなりませんので、現在のサービスの縮小や廃止、議員さんもおっしゃいましたけれども、住民の方にも御不便、痛みを伴う改革を実行していかなければならないと考えておりますので、住民の方の御理解を得られるように私が先頭に立って改善を進めてまいりたいと考えております。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  今るる丁寧に取組を御説明いただき、ありがとうございました。  何よりもこのコロナの霧が晴れなければ先が見通せないというのが現状でありまして、ただいま申されたように先頭に立って改革を進めていくという力強いお言葉を頂きました。町民の皆さんの願いである健康で快適な町の実現に向けて、町長の所信にあります「みんなの笑顔が輝くまち扶桑町」、そして次世代まで魅力あふれ誇れるふるさととなるよう、町長には一層の御尽力を切に望みまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、大河原光雄さんの質問を終結します。  次の質問者矢嶋惠美さんに質問を許します。矢嶋さん。    〔11番 矢嶋惠美君発言席へ〕
    ○11番(矢嶋惠美君) おはようございます。  さきに通告した内容に沿いまして一般質問をさせていただきます。  通告の内容ですが、長期休校中の児童の昼食についてでございます。  全国の学校で3月から停止していました学校が通常再開をされました。本町でも子どもたちが元気に登園、登校する姿が改めてまぶしく感じられております。今回のコロナウイルスに関わる長期にわたる休校は、誰も経験したことのないもので、そのような中、関わる先生方、職員の方たち、また保護者の方たちも大変な御苦労をされております。コロナに関わる影響は全てのジャンルにおいてわたっておりますが、教育につきましてもGIGA教育など早急な課題が山積です。  そのような中で今回の質問ですが、夏休みを含めた今回のような長期休校中における児童の昼食についてです。  最初に、学校給食法では、その果たす目標に、学校給食が児童及び生徒の心身の健全な発達に資し、かつ国民の食生活の改善に寄与するものである。いろいろ続きます。第2条においては、4つの目標も掲げられております。法律上、目標やそれぞれの組織、学校や自治体、そういった組織が果たす任務もうたわれております。3か月にわたり給食がなかったわけですが、まずもって登校が始まり、この間、児童が食生活を含む日常生活をどのように送っていたのかなど、現状把握はされましたでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 各学校におきまして、5月末の分散登校中に児童に対して教育相談アンケートを実施いたしました。また、休校中の課題の受渡しのときに保護者に家庭での子どもの様子を伺うこともいたしましたが、休校中の昼食を含む日常生活の詳細な点につきましては、把握していないのが現状となっております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 先ほども言いましたけれども、給食の果たす役割、栄養の不足、偏りのないバランスの取れた食事など、給食はいろんな意味での役割があります。食育から見ての意味合いも含まれております。必ずしも全児童がそれに代わる昼食を取っていたとは思われないと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 議員のおっしゃるとおりかと思います。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 次の質問に行きます。  今、現状として伺ってまいりました。  放課後児童クラブの利用者及び必要とされる児童への昼食提供について、学校に代わる安全な子どもの居場所として就労支援を目的とする放課後児童クラブの利用があります。仮に何らかの昼食を提供されたとしたら、保護者から見てどのような利点があるとお考えでしょうか。  5月25日以降、午前中のみの分散登校が始まりました。1年生が新しいランドセルランドセルいっぱいのお道具箱を詰め、手には弁当箱、そして1日分の水分補給のステンレスの水筒、そうしたものを持ち、30分近く歩いたのが実態です。また、弁当は常温のため保冷剤を幾つも詰めております。安全な昼食、就労する保護者への負担軽減などについて、どのように考えておられますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 新型コロナウイルス感染拡大防止のために学校が臨時休校となりまして、放課後児童クラブを5月末までの間、午前7時30分から午後7時まで開所しておりました。長期にわたっての学校の臨時休校は就労している保護者にとって、また放課後児童クラブを利用した児童にとってもかなりのストレスが生じていたものと推察しております。  今回の学校の臨時休校は特別な例といたしましても、学校の長期休業期間中における放課後児童クラブの利用につきましては、弁当の持参をお願いしている状況でございます。就労している保護者にとっては、毎日の弁当作りは大変なものと思います。また、特にこれから迎えます長い暑い夏休み期間中における弁当は食中毒が心配されますので、保護者の方にとっては食材や調理などを工夫されているものと思います。これらのことを踏まえますと、御質問の昼食提供の利点といたしましては、就労する保護者負担軽減や安全な食事の提供が考えられます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 要保護・準要保護世帯の児童への配慮からはどのように考えておりますでしょうか。  今回の補正で給食費相当に対する補填給付が上げられております。これは現金給付です。しかし、それが児童にとっては現物支給のほうが有効ではないかと私は思っております。親に与えられた現金が本当にそのまま子どもたちの昼食になっているかどうか、それも定かではありません。いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 就学援助の認定を受けた要保護・準要保護世帯に対して、学校休業中に給食が提供されなかった日数分の昼食費を援助するため、1食当たり500円を対象児童・生徒に6月30日に給付させていただきます。議員がおっしゃいますように、昼食は現金の支給より直接提供する方法が子どもたちにとっても有効かとは思います。しかし、現段階におきまして、直接提供等の十分な有効な方法で実施されていないのが現状となっております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ちなみに扶桑町の一例ですけれども、愛知県の生活困窮世帯の児童の学習支援と居場所を全面委託を受けているNPO法人ママ・ちょこに、この間コロナの関係でほとんどの施設が閉鎖になっておりますが、これは県の指示もありまして、この子どもたち委託事業を受けているについては、この期間中も全て通常どおり開催しておりました。来ていた子どもは、土曜日ですけれども、食事も提供されております。その子どもの言ったことは、ずっとカップ麺を食べていたと、久しぶりに御飯を食べたという、そういった児童がおります。これは一例です。  先ほど言いましたけれども、3か月の間給食がなかった、このことを私たちは、大人はきちっと現実を見て、やはり子どもを守っていく必要があるのではないかと思いました。  3番目の質問を伺います。  学校給食共同調理場の人材及び施設、食材の有効活用についてです。  現状を伺ってまいります。通常の年間の稼働日数、そして昨年3月以降ですね、3月、4月、5月、今年に入っての4月、5月の稼働日、職員及び会計年度職員の出勤率、その間の職員の仕事の内容、そして予定していた食材の処分方法について伺います。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 学校給食共同調理場の令和元年度の年間給食実施予定日数でございますが、196日でございます。施設使用率は1年365日のうち196日の使用で、53.6%となります。令和元年度は、3月が学校の臨時休業に伴い稼働日数がないため、給食を実施した年間日数は180日になりました。令和2年度、4月、5月ともに学校休業のため稼働はいたしませんでした。  休業時には、放課後児童クラブの応援に調理員がローテーションを組み、3月においては午前8時30分から午後5時15分まで、6が4施設に3週間、4月は午前9時30分から午後2時まで、5が3施設に2日間、5月は5が3施設に6日間出勤をいたしました。放課後児童クラブの応援に行っている際に、残った調理員は会計年度任用職員の指導に当たり、調理場内の清掃及び消毒、機械設備の維持管理を行いました。会計年度任用職員の調理場の3月出勤日数は11日間が主で、仕事内容は調理場内の清掃及び消毒でございました。4月、5月については、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、学校の臨時休業、緊急事態宣言に基づき休業をいたしました。予定していた食材につきましては、学校臨時休業に伴いキャンセルをいたしました。3月に発注した食材はキャンセルできましたが、業者が廃棄したもの等がございましたため、学校臨時休業対策費補助金を申請しておるところでございます。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 丁寧に御説明いただきまして、ありがとうございます。  食材のキャンセルは、これは本当に致し方のないことだというふうに思っております。しかし、もったいないという意味もあります。本来の職務以外のことを応援に入ることは、こういった緊急事態にあってはどの職場でもあることですけれども、学校給食の調理場は専門的な職場であります。職員、会計年度職員の方の休業補償、どれくらいなのか。通常の賃金の何割くらいなのか。食材の仕入れ業者、食材の廃棄など課題が多かったのではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 会計年度任用職員の調理場の3月に予定していた出勤予定日数16日に対し、勤務日数は11日、休業日数は5日、4月に予定していた勤務予定日数16日に対し、全日数が休業となりました。  お一方の例としまして、4月の予定支給額6万1,824円のところ、この方には休業手当といたしまして2万1,776円を支給いたしました。およそ35%の支給となっております。5月予定していた勤務予定日数は18日です。この日数は、7月、8月に夏休み短縮に伴う給食の実施日へ15日を充て、残り3日間を休業日となる予定でございます。  食材仕入れ業者は、学校臨時休業になることにより、学校給食で使用できない場合、食材が学校給食用の仕様となっておるため、通常での販売とは違い、転売しづらいことが課題であると考えております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) つまり今の御説明ですと、会計年度職員の事例ですけれども、例えば4月は勤務日数がゼロ日でありましたけれども、補償ということがあって、通常賃金の35%くらい、そういったのを補償しているということですね。計算方法がお一お一、そのの働き方、通常の働く状況にもよってきますので、そういう意味では非常に複雑だなというふうに思いました。それに係る事務的な事務所の事務というのは、それはそれで大変なことだなというふうにも理解いたしました。  あと、食材とか仕入れ業者ですけれども、3か月間業務停止という言い方はおかしいですけれども、こういう形で停止になってしまったというのは、それはそれで大変大きな業者さんにとっては痛手ということに思います。これもまた学校給食という意味において、転売しづらいものであるというふうにも思っております。なおさら、ここでも違う意味での業者さんに対する大きな課題というのがあるのではないかなというふうに思います。何とかこれを廃棄ではなく、食材の有効活用できないかなという、よその自治体では有効活用したというのも一部ですけど聞いているのもありますので、そういったことも課題ではないかなと思います。  こういった状況下でございましたけれども、この事業が例えば何もなく、コロナがなく通常どおり進んでいた場合と、それから停止した場合、今回停止したんですけど、この3か月間の自治体に係る直接的な費用はどれぐらい違うものなのか。教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 影響のある費目の合計で、およその数字でお答えさせていただきます。  予算での3か月間、光熱水費、賄い材料費、職員の人件費、会計年度任用職員の合計額およそ6,317万9,000円でございます。これに対しまして、実際の3か月間では、光熱水費、職員の人件費、会計年度任用職員の合計1,705万6,000円で、約27%の費用となります。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  こうやって具体的にいろんなことを一つずつ伺ってまいりますと、お金のことを言っては何ですけど、やはり予算というか財政というのは大事なことでして、この3か月間で図らずもですけれども、何も稼働しなかった、も動かなくて食材も廃棄されたりいろんな状況になって、そういう状況の中でも実際の27%、1,700万の3か月間でそれが消えていくというのが現状でございます。私もこの間すごく子どもたちがちゃんと食事を食べていないというのが事の発端ですけれども、そういったことから、いろんな自治体の例も調べてみました。そうしましたら、学校給食調理場の活用事例というのがいろいろ出てまいりましたので、少しだけ御紹介させてください。  岩手県遠野市ですけれども、既存施設が老朽化したということであって、そして新しい学校給食センターを造りました。それは遠野市の総合食育センターと、学校給食センターという名ではなく食育センターという名前で、ここで給食を作っているわけです。大体能力的には1日が2,500食ですので、扶桑町は約3,000食ですから、そういう意味でちょっと小さいぐらいかなと。規模はそんなに変わらない。そういうところですけれども、ここではふだんから防災対応、そうしたものも何かあったときには災害のときにも使えると、そういった機能も持つ施設であります。そして、やっぱり少子高齢化ということがあって、ふだんから高齢者向けの配食サービス、そういったものもそこでやっていらっしゃるということ、そういうのを付加されているということです。  それから、これは高齢者の配食サービスにおいては、宅配弁当の調理能力が最大1日100食ですけれども、そういうのもやっているということです。これは、たまたま遠野市の例です。ここが実際には社会福祉法人の遠野市の施設、協議会と一緒になってやっているという例です。  このほかにも給食センターを活用した例では、先ほど言いました防災の関係、高齢者の関係、いろいろありますけれども、今回、実際コロナの関係ではどうだったかなというふうに調べましたら、給食センターで施設を活用し、学校給食は止まったんですけれども、やはり児童へ宅配弁当の提供をしている。放課後児童クラブなんかを通して、そこへ希望者に宅配弁当をやっていると。実際には主食を除いたもの、いわゆるお米はおうちから持ってきてくださいというふうな感じで、パンとかお米は持ってきてもらうんですけど、いわゆる副食のおかずだけですけれども、それを行っている、そういった事業もあります。  そんなことがあちらこちらで、今回緊急ではあったんですけど始まっているということなんです。この学校給食調理場の多様な活用方法については、従前より文科省のほうからも、そうした方向性を視野に入れるようにということで示されているというふうに聞いております。  今、一例を紹介させていただきましたけれども、これまでの今の扶桑町の現状、そして今御紹介させていただいた事例なんかも踏まえて、今後に向けてということで、担当部局として、今回のことは急なことですけれども、それにしても長期の休みというのはこれからもありますし、それからまたコロナの関係でも、いつ学校が閉鎖になるかも分かりません。そういったことも含めて、担当部局として考えと課題を伺ってまいります。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 学校給食を調理する施設である学校給食共同調理場が例のないウイルス感染症の感染拡大を防ぐための学校休業によりまして3か月間の間、稼働が止まりました。学校再開が再三延長されるなど想定外の出来事であったため、準備時間もなく、有効な対応を考えることができなかったことは否めません。  しかし、この災害の経験から、今後、教育委員会と行政及び住民が連携をしていくことにより、住民の福祉とサービスを前例にとらわれることなく考えていく必要を感じます。学校給食共同調理場を活用する事例はほかの自治体でもございます。援助の必要な子どもたち、高齢者、災害時における食の提供とその方法と諸事例を調査するとともに、食品を扱う上での衛生管理や職員の勤務条件等の課題を洗い出し、非常時に何ができるのか、また通常時での長期休業の際の活用等の研究をしていきたいと考えております。  教育委員会としましても、学校給食法の目的と目標にのっとり、学校給食による子どもたちの食育推進や健康増進を図ってきました。今回の突然の感染症防止のための休業により、その機能が一時的にストップしたため、健全な食生活、食習慣に不調を来した子どもたちもいたのではないかと推察をいたします。今後もこの災害を教訓といたしまして、学校給食の重要性を改めて認識し、子どもたちの健全な発展に資するよう取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  そうした担当部局として一つずつ今課題も含めて整理したのをお話しいただきましたし、また、私が言わんとしたことも含めて一応その必要性を感じているということを頂きました。ここまでコロナに端を発した長期休校に関わる学校給食の中止から、その果たす役割、そして事業の進め方、そういったことを捉え直したということで、今回のことはそういった意味で見直しが必要と考えるいいきっかけになったのではないかなというふうに思っております。これ全般的に多様な、学校給食センターはただの箱物ではなくて、効果、低価格、そういったもので提供するわけですけれども、少しやっぱり公共施設全体のマネジメントの観点からも持つ資源ですとか、特に扶桑町も財源が豊富にあるわけではないので、限られた財源の中で、限られた施設の中でいろんなことを考えていかなければいけない。本当に頭を柔軟に、横にも縦にもいろんなところで連携をしていかなければいけない、そういった状況になっていると思います。  また、特に先ほどから何回も言いますけど、やはり軸は子どもの食です。箱物をどう生かすかということは重要ですけれども、何を言っても学校給食の持つ役割というのはきちっとした給食、バランスの取れた食事を週に5日間与えられるという、そこの部分が欠けていたと、欠けてしまったと。ここにやはり重点を置いて、何より子どもの正しい食を提供すると、それができなかった場合どうするかといったこともやはり頭に入れて、先生たちはお忙しいですから、先生の責任ではありません。やはり先生は先生で勉強のこともありますから、これは別に教育委員会、先生そのものを責めるわけではなく、関わる大人みんながここのことにきちっと力を寄せていくことが重要じゃないかなというふうに思っております。  最後の質問になります。  このことを含めた本来である事業以外のこともやらなきゃいけない、こういった附帯事業、それから公共施設有効活用、それから町全体的にいろんなことがあるので、これは今新しく町長になられました鯖瀬町長にその考えも含めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 今、矢嶋議員さんの御質問の中でございました、まず学校給食調理場の附帯事業といいますか、そういった事業につきましては、先ほどおっしゃいました放課後児童クラブへの昼食とか災害時の対応ということでございます。こういった有効事例につきまして、今御紹介いただいたわけでございますけれども、扶桑町としましても、こういった学校給食調理場でどのようなサービスが可能か、またそのためには何が必要となるのか、またそれからコストがどれくらいかかるのかなどをいろいろ検証していく必要があると思います。また、いろんな事例を含めまして、それがどういう状況で建てられたのかによっても違うかと思いますので、公設公営なのか公設民営なのか、いろんな形態で違うと思います。そういったことを今後研究させていただきたいというふうに思っております。  また、公共施設の有効利用という点につきましては、今回のように3か月も施設が閉まるというのは異例の事態でございますけれども、また第2波ということもありますので、こういった事態も想定しながら、こういった施設の従来の目的に固執することなく、その施設を使って何ができるか柔軟に考えて実施する必要があるというふうに考えております。建物、機能、そしてそこの職員も含めまして有効に活用、機能できるようにして、住民のニーズに応えていくことが必要だというふうに考えております。  ただ、本町の公共施設が建設から30年以上経過した建物が8割という現状もございます。少子高齢化とか、それから情勢の変化、人口減少、人口構造が大きく変化している中で、それに伴いまして求められるニーズや課題も変化しておりますので、公共施設につきましても、こういった変化に柔軟に対応できることが求められておりますので、厳しい財政状況の中でこういった老朽化が進んでおる現状でございますけれども、これからの公共施設の維持、更新につきましても見直すことが急務ですので、議員のおっしゃるような施設の有効利用、活用を含めまして、施設の再編を具体化していきたいというふうに考えております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございました。  以上で質問を終わります。 ○議長(杉浦敏男君) ここで議事の都合上、10時35分まで休憩したいと思います。              午前10時16分 休憩              午前10時34分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩を閉じ、会議を再開します。  次の質問者、和田佳活さんに質問を許します。和田さん。    〔10番 和田佳活君発言席へ〕 ○10番(和田佳活君) 通告に従いまして、6月定例会の一般質問をさせていただきます。  事務事業の見直しの取組について質問させていただきます。  これまで一般質問財政運営についていろいろやってまいりました。単年度収支、実質単年度収支連続赤字、経常収支比率90%を超えているということを踏まえた質問の中で、現在の神田副町長の答弁として、中・長期的な財政フレームを早急に作成して、事務事業の在り方を見直す時期に来ていると答弁がありました。また、財源確保の方法など、今後どのような対策の方向性を考えているのかという質問では、当時の鯖瀬総務部長の答弁として、福祉、医療など社会保障費、新規事業、重点施策への財源を確保するため、既存の事業の効果、活用の現状等を再評価し、優先順位をつけ、事業を整備していく必要がある。人件費の抑制や補助費の見直し、事業の効率性の向上など、経常経費の削減に取り組んでいく。公共施設の在り方について、管理の方法や投入する財源を含めて一定の方向性を示していきたい。昨年度は、一部の補助費の廃止等は行われましたが、今後は新町長が誕生しまして、新町長の下、加速度的に総合的に事務事業の見直しが私はできると考えておりますが、総務部長のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、和田議員の事務事業の見直しを総合的に考える取組についてはということでございますが、今後の財政の影響を考察しますと、歳入におきましては、一般財源の大きな増加がない中で、コロナウイルスの影響による経済状況の悪化により歳入の見込みが厳しいものと予想されます。また、社会保障費の増加などにより歳出全般の増加も予想され、さらなる厳しい財政運営となっていくものと認識しております。  このような財政見込みを踏まえながら、現在の社会情勢や将来の扶桑町を考えたまちづくりを行っていく必要があり、行財政のバランスを適切なものとするため、既存事業見直しを実施するとともに、新たに取り組むべき事務事業を総合的に考え、行財政改革に取り組んでまいります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 歳入において今後大きな収入が見込めない中、限られた財源の中で新たな行政課題や社会経済情勢の変化に的確に対応していくため、従来の慣例等にとらわれることなく、スクラップ・アンド・ビルド、サンセット方式というような考えを導入いたしまして、事務事業の見直しを行い、新たな財源を今後生み出していくことが本当に必要であると考えております。  また、今までの一般質問において、財政対策の議論を深めて推進する仕組みづくりをしていかなければならないかという質問もさせていただきました。これも当時の総務部長の答弁といたしまして、これは住民を含めた町全体の問題であり、各部署において財政が厳しいことを念頭に置いた住民サービスを考えていく必要がある。幹部会での議論を今以上に活発にして、そこからの施設、意見、全職員が情報を共有して、場合によってはプロジェクトチームを立ち上げて推進していきたいような答弁がありました。そうした中、今後この事務事業の見直しについてどのように進めるべきか、また進めていくかということについてどのようにお考えでしょうか。
    ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) どのような手順で進めるべきかという御質問に対しましては、事務関係部局や財政担当部などが横断的に協議できる仕組みをつくり上げたいと考えております。様々な方向から見直し案を提案していただき、事務事業を総合的に協議を進める場として幹部会による政策調整会議や、それぞれ担当者レベルの意見交換会などの場を設けることなどを検討していきたいと思います。  また、住民からの意見に耳を傾けるため、昨年度実施しました公共施設の住民ワークショップにおける取りまとめの結果を参考とし、公共施設の統廃合、管理運営の在り方などについて今後検討してまいります。そして、議員の皆様方へ事務事業案を適時報告を差し上げながら、事務見直し案を取りまとめて実施していきたいと思っております。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 幹部会を政策調整会議、または担当者レベルの若手の職員から意見を頂いてしっかりとまとめていくというような答弁でありまして、私も町長を含めて幹部会というのは、扶桑町の行政運営において意思決定の最高の会議だというふうに思っております。その幹部会のそこでの議論をやっぱり深めていただいて、また今答弁にもありましたように関係部署との横断的な協議に発展できるように職員一同、全員で取り組んでいただきたいというふうにお願いしたいと思います。  また、職員おのおの、また議員おのおの、住民の方からも多分いろんな御提案があると思います。その提案が提案しやすいような土壌というか、そういうものをやっぱりつくり上げて、そういうことを進めていただきたいなというふうに思っております。  先ほど答弁にもありました令和元年度に総務課の総務グループが公共事業について考えてみようということをナンバー1からナンバー3までの資料を手作りでつくっていただいて、またワークショップも4回ほどやっていただいて、私もそのワークショップに参加した口なんですけど、本当にしっかりとまとめていただいているなというふうに私も思っております。その内容をしっかりとまとめ上げられている資料がありますが、その中に扶桑町の施設においては借地が非常に多いと。この問題も今後しっかりとどのように考えていくかというようなことも提案されていますし、また学習等の運営の問題について、結論としてはまだあれですけど、運営を各地区に委託して行政から切り離していくことも考えていかなくてはならないと。現在、2,500万から2,700万の運営の人件費だけで実際かかっておるわけですね。それを例えば3分の1にするとか、そういうことは、多分このような手法を取っていけば可能な問題でないかなというふうに私も思っています。今後このまとめられたワークショップの下にいろいろ検討していくということですので、よろしくお願いいたします。  また、補助金の予算見直しも今後進めていく中で、私の考えとしては予算査定時にこの補助金をある程度一定の期間を決めて、約束事を前もってしておくと。その期間が来たら、これを継続するのかやめるのかというはっきりとした方向性を見いだして補助金を最初から考えていくというような、そういう工夫もやっぱり今後していかなければ私はいけないのかなと思っております。  公共事業について考えてみよう、ナンバー3の中に幼児プールの記事が載っておりまして、この管理費が年間620万かかって、開場日数が41日、利用延べ人数が1,057ということで、1当たりの管理単価が五千八百何がしかかるというような記事が載っております。実際に幼児プールが老朽化しているのは間違いありません。そうした状況の中で、継続するのか、建て替えるのか、廃止するのかということも明確に考えていく必要があるということも、このワークショップの提言の中にもうたってあります。今後、児童館建設がなされるわけなんですけど、児童館には幼児たちが集まってくるわけなんですね。ここに私、1枚の写真を持っておりますが、ただ単にこれが水が出ているだけでも幼児たちが楽しく遊んでいると、こういうことを考えたときに、やっぱり今後この幼児プールの話も踏まえて児童館の中にどうしていくんだという考え方も取り入れて考えておかないといけないのかなということで、プールとまでは私は考えておりませんが、水遊び場的な要素も加えて私は考えていくべきだなというふうに思っています。  これが全てこの幼児プールに解決するとは思っておりませんが、せめてそのぐらいのことはやっていくべきかなというふうに提案させていただきまして、こういう近々の課題が多分皆さんもいろいろお持ちだと思いますが、そういう課題についてどのように、これ結構早めに結論を出していかないかん話なんですけど、どのように取り組んでいかれるんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 提案の課題の取組方につきまして御提案を頂きました事務事業見直しの提案とともに、内部的にも事業の見直しにつきましては、政策調整会議や意見交換会など、各部局等からも積極的に提案をしていただき、提案された事業に対して総合的に見直しを検討していきたいと考えております。新規事業の見直し、既存事業の見直し、公共施設の管理の在り方や統廃合、借地、補助事業の見直しなど、どれも重要でございます。各事業の状況により取り組むべき課題として優先順位を考えながら取り組んでまいりたいと思います。  なお、直近の事務事業の見直しの取組につきまして御報告いたします。  電力の共同調達につきまして、小牧市、岩倉市、豊山町、大口町、扶桑町で構成します2市3町広域行政研究会の電力部会におきまして、現状と比較し、さらなる削減効果を見込める新たな事業者を決定し、7月1日からの事業に向けて進めておる次第でございます。  なお、契約切替え後の電気料金の削減見込みにつきましては、扶桑町の29施設ございますが、現行と比較しまして年間で約1,000万ほどの削減を見込んでおります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 2市3町というのは、協働フォーラムをやっている市町でありまして、そこの中で電力のことについても議論している部会というところで、本当に1,100万という数値はありがたいなというふうに思います。今後、特に令和3年度の予算編成の中に結果を出してこいというのはちょっと無理かも分かりませんが、そのくらいのつもりで近々の取り組む課題について、優先順位を決めて取り組んでいただきたいことを重ねてお願いする次第であります。  次に、組織・機構改革の取組について質問させていただきます。  業務の平準化と住民の多様な行政需要に効率的に対応できる体制を構築することは、行政運営については限りなく続く課題だと私は考えております。現在、機構改革に着手されているというようなことを話には聞き及んでいるんですが、現在どのような計画と、今後どのようにされていかれるでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) まず、今までの取組の経過につきまして、平成30年8月より、中堅、若手職員を中心とした行政事務改善委員会により機構改革の検討を開始し、その結果を基に幹部会議により行政政策改革案を作成し、その案に対しまして各課等への意見照会を経て、再度幹部会での検討を図りました。最終案を令和元年度に取りまとめており、令和4年度からの実施に向けて予定しております。  今後の方向性につきましては、この最終案を基本に今後の社会情勢、事務事業の見直しを勘案し、必要により最終案に対しての一部見直しも検討しつつ、組織・機構改革を進めてまいります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 令和元年度に最終案は作成されているというところでありまして、これも令和4年度から実施したいというような意向の話であります。当然まず総合的な事務事業を見直して、ある程度方向性を出した上でやっぱり私は組織改編に臨むべきだというふうに思っておりまして、そのような多分段取りで進められると思いますがよろしくお願いしますということと、こういう機構改革を進めるに当たり、扶桑町にとっていろんな機構改革とか、一般論ではいろいろありますが、その期待というところはどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 組織改編につきまして、令和4年度からの実施を予定しておりますが、議員の皆様方へ早めに改編案を報告しながら予定どおり進めます。令和3年度中に扶桑町部設置条例等の条例改正案を議会へ提案することとなりますが、成果の期待度につきまして、事務事業の見直しや社会情勢、社会状況に応じた効率的な事務組織への改編とし、職員が働きやすく住民にとっても分かりやすい組織とし、行政サービス全般の向上を図りたいというふうに考えております。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 職員が働きやすくて、職員のやる気を持って住民サービスに当たっていただきたいというところで、その辺のこともよく若手職員から意見を聞いて、我々も令和3年度に議会のほうにも提案していただけるということですので、この総合的な事務事業の見直しの進捗状況を眺めながら、様子を見ながら、またこの機構改革については今後御意見を申し上げていきたいと思います。  最後に、よく新町長は、この事務事業の見直しと機構改革については大変よく理解していただいておるわけなんですけど、どのような思いで今後この事業に臨まれるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 私のまちづくりの柱として財政の健全化ということを上げさせていただいております。この経済状況等につきましては、先ほどの部長の答弁もありましたし、私も先ほど答弁させていただきましたとおり、人口減少とか少子高齢化ですとか、それからまた公共施設等とか義務的経費の増加ということで非常に厳しいものでございますけれども、そんな中でやっぱり転換を図らなければ今後の町政が立ち行かないということを真剣に考えております。私も立場が先頭に立ってやっていくという立場になりましたので、そこをしっかりと見極めながら進めていくように今既に動いております。先ほど若手の職員とも意見交換会とか勉強会の立ち上げ、募集をしたところでございますし、学習等の利用状況についても報告を受けまして、今後どうしていくかみんなで検討させていただいて、また議会のほうとも報告させていただきながら、そういったことを決めて先頭に立って経常経費の削減に努めていくつもりでございますので、また御理解をお願いしたいところでございます。  機構改革につきましても、そういった社会情勢、事務事業の転換に沿った再編ということで、事務の効率化、簡素で質の高い行政サービスを提供できる、そういった体制にしまして、住民の方にとっても分かりやすい役場組織、開かれた組織としていくように目指してまいるところでございます。  こういったことを総合的に実施いたしまして、財政の健全化を目指してまいります。そういった中で産業が伸びる町ですとか、協働のまちづくり、そういったことを考えましたことを促進いたしまして、子どもさんから高齢者の方まで安心して暮らせる町を目指しまして、まちづくりの柱とした安全・安心なまちづくり子育て支援、教育の充実、高齢者に優しいまちづくりに掲げた、こういった施策の実現に向けて総合的に取り組んでまいる決意でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) よりよい財政で住民の生活を守っていくというのが基本的な考え方でありまして、今後、職員と一丸となって一生懸命取り組んでいただきたいと思います。しっかり応援させていただきますので頑張ってください。  以上で質問を終わります。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、和田佳活さんの質問を終結します。  次の質問者、佐藤智恵子さんに質問を許します。佐藤さん。    〔12番 佐藤智恵子君発言席へ〕 ○12番(佐藤智恵子君) 通告しました内容について順次質問させていただきます。  皆さんのお一お一の心がけ、そして医療現場やコロナ対策に関わる全ての皆さんのおかげで現在感染者数が減少に向かい、少しずつ日常の生活に戻ろうとしております。しかしながら、新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけではなく、少しでも気を緩めれば、第2波、第3波、感染の波が襲ってくる可能性が強くあるため、油断なく感染予防の意識と対策の徹底が必要だと考えております。  (1)の感染拡大防止を考慮した避難所運営について。  特に、これから梅雨や台風シーズンを控え、また最近では長野や岐阜の飛騨地方では4月以降、地震が頻繁に起こり、100回以上起こり、この地域でも震度1程度の地震が数回観測されております。大規模災害が起こった場合、避難所における感染症対策に万全を期すということが重要だと考えております。私のところへもそういった不安の声がたくさん届いております。従来の避難所というのは、ウイルスが拡大しやすい密集、密接、密閉の3密がそろっております。この3密をどう防いでいくのか。アの避難所開設における感染防止対策はどうしていくのか。先ほどの町長の答弁にもありましたように、避難所の対策を進めていくとありました。町のホームページとかひまわりあんしんメールでも避難所の関係を素早く載せていただいて、皆さんのやる気を感じております。このホームページの中では、通常より多くの避難所の開設を予定しているというふうに書いてありますけれども、もう少し場所も含め具体的にお伺いをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問の避難所開設における感染防止対策につきまして、台風災害を想定した学習等供用施設による避難所開設につきましては、3密を避ける運用を行うため、開設場所をこれまで3か所で実施しておりましたが7か所に増設し、避難者の方への手指消毒の実施、検温などの健康チェック、閉設後の施設の消毒、保健師による巡回指導を行うなどの感染予防対策を実施した避難所運営を行います。また、使用する部屋につきましては、これまでの休養室のみの使用をしておりましたが、集会室や保育室を使用するなど、3密を避けた運用を行います。  なお、発熱やせき等の症状のある体調の優れない方などにつきましては、健康な方との別の部屋を用意するなど、避難所内での感染防止にも努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 学習等も3か所から7か所というふうでやっていただけるということです。そうなってくると、備蓄品なども準備をしていかなければならないと思います。昨年12月の私の質問の中で、避難所運営を円滑にしていくために避難所運営キットを要望しましたところ、こちらも早急に準備をしていただき、ありがとうございました。  避難所での備蓄品にマスクや非接触型の体温計、消毒液等、資材の確保をはじめ、感染防止対策として必要な間仕切りだとか段ボールベッド、パーティションなど備蓄整備の強化も必要と考えますが、実際に備蓄としてこういったものがあるのか、またこれから準備されるのかお伺いをいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 備蓄の拡充につきましてでございますが、国の交付金、県の補助金を利用して非接触型の体温計、段ボール間仕切り、避難所用のテント、今言われましたマスク、フェースシールド、手指消毒液、除菌機能つきの空気清浄機など購入を検討し、感染拡大防止を考慮した備蓄の拡充に今後も努めてまいります。  また、備蓄品の購入により、ちょっと手狭になっておりますが、各学供の備蓄倉庫を1基ずつ増設したいというふうにも考えております。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  今言われましたように、国の第2次補正予算の中で臨時交付金が活用できると言われておりますので、よろしくお願いします。  先ほどの答弁の中でお話がありましたけれども、感染者がいる場合は部屋を別にするということがありますけれども、そういった場合に専用のトイレも確保することが望ましいというふうに言われておりますので、簡易トイレなどもしっかりと準備をしていただきたいと思います。  次に行きます。  避難所が開設されると密にならないように収容人数はどれくらいなのか、目安はあるのかとか、皆が初めてのことでもありますけれども、この新しい生活様式での場所の確保だとか換気の頻度はどうしていくのかとか、部屋を分けるということもありますけど、ガイドライン的なものが必要だと考えますが、どうでしょうか。こちらも過去の質問で、コロナ対策ということではなかったですけれども、避難所運営マニュアルがあるのかと聞いたら、町独自のものはなく、県のマニュアルを参考にされているというふうな答弁だったと思いますが、この辺のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) ガイドラインの必要性でございます。  扶桑町では、避難所運営のガイドラインは今現在は作成されておりませんが、ガイドラインの必要性につきましては十分理解しております。現時点での国からの収容人数の目安やガイドラインについての具体的な示しはありませんが、避難所における滞在スペースのレイアウトや発熱やせき等のある体調の優れない方と健康な方を区別していくようなレイアウトの参考も示されておりますので、今後の避難所運営の参考としたいと思います。  なお、愛知県のほうから研修としてを派遣していただいて、ガイドラインの作成のほうのお力添えを頂けるようなことも載っておりましたので、今後進めていきたいと思っております。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。  大規模災害が起こり、避難所生活が長期化するような場合は、地域の方が中心で避難所運営をしていくことになろうかと思いますので、より分かりやすいものを準備していただきたいと思います。  ホームページのほうでも紹介されておりますけれども、知っておくべき5つのポイントとか避難所行動判定フローなんかも載せてありましたけれども、自宅での安全確保が可能な場合は自宅待機をしていただくとか、公的な避難所以外の自主避難する場所の確保とか、また分散避難、行政に頼るのではなく、まず自分の身は自分で守るという基本的なところですね。自助の部分の強化という意味で今後の周知、啓発をどう進めていくのかお伺いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 住民への周知、啓発につきまして、今、議員言われましたとおり、町のホームページで避難所における新型コロナウイルス感染症への対応につきましての中に、避難所の増設、自宅療養者等への避難、避難者の健康状態の確認、親戚や友人の家などへの避難の検討、避難場所へ避難する場合のお願いなどを掲載してございます。また、広報8月号にも同様の内容を掲載し、周知徹底に啓発を行ってまいりたいと思います。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) そうですね。このコロナの影響でホームページのアクセス数はすごく増えているかと思います。パソコン環境があるはいいですけど、ないもたくさんいらっしゃいますので、今言われた広報とか、あらゆる媒体を使って周知をしていっていただきたいと思います。  ちょっと余談ですけど、今スマホを11台は皆さんほとんどの方がお持ちだと思いますので、ぜひホームページそのものをスマホ対応にしていただきたいと思っておりますので要望しておきます。  次に行きます。  今年の防災訓練は中止というふうにお知らせがありました。今後は当然、コロナに対応したことを考えていかなければならないと思いますけれども、今後の防災訓練に関してはいかがお考えでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今後の防災訓練につきましては、新型コロナウイルス感染症に対応した防災訓練を実施するのが望ましいと考えており、新しい生活様式の基本的な感染対策としまして、との間隔はできるだけ2メートル、最低1メートルを空け、マスクを着用し、さらには手洗いの実施や検温などの健康チェックを行うなど、避難所における感染予防対策を取り入れた防災訓練の実施を検討してまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) いずれにしても、行政だけではなく、やっぱり自主防災組織の協力とか、地域の連携強化というところを進めていくことが大事だと思っておるんですけれども、茨城県の取手市では、今回大々的な訓練はできないので、自主防災会長、市の協力員の皆さんを対象に協議をして、を限定して実際に体育館でテントを張ったり、段ボールの間仕切りをつくったり、感染症避難所設営演習が行われたようです。今朝の新聞にも載っておりました。広島が同じようなことをされたということで、やっぱり茨城とか広島は昨年大被害を受けているということで、やはり水害が多くなる時期前にやっておこうということで取り組んだようであります。  そういう意味では、扶桑町は実際に起こったところと危機感がまだまだ違いがあるかと思いますので、先ほど部長言われましたけれども、県のほうでも今回、各市町の防災担当を集めて訓練を行うということも聞いておりますので、本当に災害はいつ起こるか分かりませんので、しっかりと先進な事例を参考にしながら準備をしていただきたいと思います。  では、次の(2)に行きます。  現在、特別定額給付金の手続が進められ、5月7日以降、オンライン、またダウンロード申請の方が最初の157名分が支給され、5月25日からは郵送申請の方への書類の発送ということで報告も協議会の中でありました。現在の進捗状況はいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問のありました進捗状況でございます。  特別定額給付金につきましての進捗状況につきましては、令和2年5月7日からオンライン申請の受付を開始するとともに、5月25日に町内の方へ一斉に書類による申請書を郵送いたしました。本日、6月8日、給付分も合わせまして、これまで4回に分けて給付を実施し、給付世帯数につきましては3,372世帯、給付済みの金額としましては8億7,290万でございます。対象世帯数1万4,340世帯への給付率の割合でございますが、約23.5%となってございます。  給付ごとの内訳としまして、第1回につきましては、5月20日分でございますが58件、1,570万円、第2回目5月28日、449件、1億2,740万円、第3回6月4日分でございます、976件、2億4,470万円、本日給付します第4回目となりますが、1,889件、4億8,510万円で、合計が先ほどお話ししました8億7,290万円となってございます。現在到着しました申請書を順次給付に向けて進めておりますが、今後におきましても、できる限り速やかにお届けできるよう引き続き努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 細かくありがとうございました。  コロナの影響で暗いニュースが多い中、全員に一律10万円を頂けるということで皆さんの期待も大きく、申請はいつからだ、いつからお金がもらえるのか、自治体によってどうして差があるのかといろいろ声もありました。一日も早く皆さんのところに届くようにと、本当に職員さんにおかれましては一生懸命やっていただいていると感謝しております。しかしながら、オンライン申請が一番早く給付ができるということで、マイナンバーカードをお持ちの方は申請したにもかかわらず、暗証番号が分からず申請できなかった等、全国的にですけれども課題があったようですけれども、本町ではスムーズに申請ができていたのか、問題がなくできていたのか教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 今、御質問がございましたマイナンバーカードによる特別定額給付金のオンライン申請時においての問題点でございますが、議員もおっしゃいましたように、申請においては4桁の暗証番号と16桁の暗証番号が必要になります。しかしながら、その暗証番号をお忘れになったり、設定をされなかったりした場合がございました。また、パソコンから申請する際にカードリーダーが必要だということを御承知でなかった方、もしくはスマートフォンでの申請では機種によっては対応ができないということもありました。これらが問題点と考えております。以上です。
       〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  私も住民の方から給付金のことだけじゃなくて、中小企業の支援策、様々質問を受けておりましたので、毎日ホームページをチェックしながら皆さんにお伝えしていたのですけれども、今回この給付金を申請するのにマイナンバーカードを使ってオンラインで申請すれば、より多くのが早くに受け取ることができたわけなんでありますけれども、役所の方を悪く言っておるんじゃなくて、マイナンバーカードを作るか作らないかというのは自己責任でしたので、ただ今回、コロナということが起こったことでカードをつくっておけばよかったと思った方も多数いたと思うんです。全国的にもそもそものマイナンバーカードを給付金に合わせてマイナンバーカードを交付するが急増して、一宮市でも通常時の10倍の方がマイナンバーカードを交付するのに申請をされて、そのカードが国から到着して、その後の手続が様々ありますけれども、お渡しするのに時間もかかり、大変苦労されているということをお聞きしました。そのことで分かったことが、皆さんのもとに届けられている通知カードが5月25日で廃止になるということでありました。これは私も本当に認識不足で、同僚議員さんのフェイスブックで知ったわけなんですけれども、廃止になるということを周知していただきたかったし、通知カードが廃止になったらどうなるのという問合せも頂いたり、その辺のところですね。そもそものマイナンバーの交付数、実際に交付というか作ってみえる方含め、ちょっと詳しくその辺のことを教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 今の御質問でございますが、まずやはり利用というか申請は少のうございます。その点におきましては、今後、マイナンバーカードを利用した制度について国のホームページとの連携を密に行っておきまして、扶桑町、本町のホームページにも速やかに情報を掲載するなど、住民の皆様への周知に努めていきたいと考えております。  また、マイナンバーカードの交付率でございますが、全国の令和2年5月1日時点における交付率は16.4%であるのに対しまして、本町の交付率は12.6%となっており、やや低い状態でございます。  今御質問にありました枚数でございますが、この12.6%は人口3万4,870に対しまして、4,398枚交付しておるという状況でございます。こちらに関しましては、国のマイナンバーカード普及促進の方針を受けまして、本町では今年の3月から、今、役場の2階にミーティングルームというのがございますが、そちらに臨時のマイナンバーカードの交付窓口を開設いたしまして、交付希望者の増加に備えておるという状況でございます。  そしてもう一点、先ほど通知カードの廃止のことについてでございます。  こちらにつきましては、ちょっと周知等があまりはっきりされていなかったところはおわび申し上げますが、議員おっしゃったとおり令和2年5月25日に廃止されております。廃止というものは5月25日以降、新規に発行や再交付ができなくなるというものでございますが、内容が現在の住民票と同じであれば、証明書類としてそのまま使用できるものでございます。今後は、新たに出生などでマイナンバーカードをお知らせするものとして、個人番号通知書というのを送付する予定でございます。ただ、こちらにおきましては、証明書類としては使えないことから、今後、マイナンバーの証明書類といたしましては、マイナンバーの記載のある住民票の写しなどを御利用いただくということになります。  先ほど来申し上げておりますが、今後も周知につきましてはホームページ等で周知を行って、我々庁舎内におきましても通知カードの廃止の情報につきましては共有を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  マイナンバーカードそのものの必要性というのを皆さんがあまり感じられていないというのが一番根底にあるのかなとも思ったりするんですけれども、私、2年前に質問したときは約3,000で8.8%ということでしたので、それでも12.6%という少ない交付率であります。今後、第2波、3波と、もしこういうウイルスの感染拡大が起こったときに、今回のような給付金でマイナンバーカードが使えるとか、そういうことがあるかどうか、また先のことで分かりませんけれども、このコロナをきっかけに一層電子化というのも進んでいくかと思いますので、今言われましたように今後マイナンバーカード普及について、どう推進していかれるのかお伺いをしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 先ほども申し上げたとおりでございますが、今、本町におきましては、窓口も特別なマイナンバーカードの対応ということで設けておりますので、そちらで引き続き対応させていただきたいと思っております。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。  じゃあ、次の(3)に行きます。  学校での対策についてでございます。  今月から学校再開となり、子どもたちも大人たちもやっとほっとしていることと思います。本当に学校においての対策も密にならないよう、安全できめ細かい対策が求められ、大変に先生方も御苦労が多いかと思います。3月から誰もが経験したことのない長期休暇になってしまい、学習の遅れをどう取り戻していくのか、受験生を抱える親御さんたちをはじめ皆さん本当に気になることだと思っております。具体的にお伺いをしていきたいと思います。この学習の遅れをどう取り戻していくのかということです。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 学校休業による学習の遅れを取り戻すため、夏休みの縮小、運動会、体育大会を短縮しての開催、学習発表会、合唱コンクールの中止、小学校高学年の校外学習中止など、行事を精選し、短い時間を生み出して学習を行うモジュール型の授業や予習を兼ねた家庭学習を考えております。  また、本町は2学期制を取り入れており、3学期制よりも授業時間が多く確保でき、落ち着いて学習に取り組める環境にあります。文部科学省は小6、中3の最終学年以外は教育課程の内容を来年以降に送ってもよいと言っておりますが、子どもたちになるべく負担をかけず、かつ先送りしないように努力をいたしております。現在の各小・中学校のネット環境でのオンライン学習は行いませんが、教員間で会議システム等の研修を現在進めておる状況でございます。以上でございます。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 一つ再質問ですけれど、土曜日に登校するということは今後あり得るんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 土曜日の登校につきましては、現在考えておりません。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 分かりました。  先生方の英語をやらないかんとか、プログラミングをやらないといけないとか、本当に大変だと思いますけれども、子どもたちが安心して学習ができるようによろしくお願いしたいと思います。  次の登下校の暑さ対策についてでございます。  連日、先週から30度を超える日が増えてまいりました。先日は私の地域の山名小学校でも暑さ対策として登下校のマスクはしなくてもいいよというお知らせメールが届きました。マスクをするだけでも暑いのに、登下校は本当に大変だと思います。今までなら、通常のときですよ、夏休み中のプールも熱中症対策でプールが中止になったぐらい大変な熱中症予防で中止をしていたわけであります。先日、テレビで豊田の学校が傘を差して登下校させているというのもやっておりました。傘を差していれば一定距離は保たれ、最近では日傘男子という言葉もあるくらいで、暑さ対策にもなるかと思います。こういった工夫はどうでしょうか。また、たまたまテレビを見ていた保護者の方から、子どもたちがマスクをして真っ赤な顔をして帰ってきた。ちょうどこのニュースをやっていて、本当にこれはいいなと思ったということでした。学校のほうでは登下校の暑さ対策はどのように考えていますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) コロナウイルスの感染症予防のために、マスク着用で現在登下校するように指導はしております。しかし、今おっしゃいましたようにあまりにも暑い、息苦しいなど、マスクの着用ができない場合につきましては、マスクを外して距離を保って登校するように指導をしておるところでございます。  また、午後3時下校の暑さが心配されます。例年の夏休み期間の7月21日から8月7日及び8月24日から8月31日までは、小学校では午後4時に一斉下校とするよう考えておるところでございます。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 以前に質問した、いわゆる置き勉ですね。やっぱり、先ほど矢嶋さんの質問にもありましたけれども、荷物をたくさん持って、特に今日みたいな月曜日は水筒を持って、体操服を持って、そういう道具を持ってというようなことがありますので、できるだけ荷物も置いてこれるような、荷物を軽減するといったことも大事かと思いますので、いろいろ対策をお願いしたいと思います。  次でございます。  長期休校に伴い、生活のリズムが崩れ、運動不足にもなって、一層の体調管理が必要と思われます。また、いろんなことを制限してきたストレスが学習の遅れとか学力格差など、本当にいろんな意味で心理的なストレスを抱えている子どもたちもいるかと思います。子どもたちのメンタルケアについては、どういうふうに考えているでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) コロナウイルス感染症は、子どもたちにとって学校に行けない、友達と会えないなど、大きなストレスとなりました。大きなストレスを解消するための取組として、まず休業中は心配される児童・生徒に関して電話で話をしたり、課題受取り時に会って直接お話をしたり、来られない児童・生徒の家に課題を届けたりと、状況把握と心のケアを含めて取り組んでまいりました。学校再開に向けての分散登校時には、全ての児童・生徒に教育相談アンケートを行いました。心配される児童・生徒には直接担任と面談をし、相談活動を行いました。さらに必要であれば他の教職員と連携を取り、児童・生徒の心配事を少なくする体制を取っております。  最も心配されるのは学習面のストレスです。先ほど申し上げましたとおり、授業時間の確保に努め、児童・生徒になるべく負担がかからないように計画をしております。本町の2学期制が3学期制よりも授業時間が多く確保できるよさがあり、この強みを有効に利用していきたいと考えております。教育委員会としましては、子どもたちの笑顔を守るために担任だけでなく、教職員全体で連携して児童・生徒の心の状態の変化を察知し、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーとも連携をして児童・生徒の心のケアに努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  早速、アンケートや面談もしていただいたということをお聞きしましてよかったなと思っておりますけど、私もネグレクトやDV、虐待傾向にあった子たちが、この長期休暇のときにどう過ごしてきたのかなというのがとても気になっておりました。また、子どもたちというのは、先生や母親が忙しくしていると、なかなか声をかけづらいということもあるかと思います。そして、子どもたちだけでなく、先生方もすごくストレスを抱えているんじゃないかなと思いますので、今後また先生のメンタルケアのほうも同様に行っていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。  学校対策の最後の質問になりますけれども、先ほども言いましたように先生方の負担というのも非常に大きいかと思っております。子どもたちが帰った後に消毒やらトイレ掃除など先生方がやるんだと思いますけど、少しでも負担を軽くできるように外部委託とか先生志望の学生アルバイト等、できるだけ負担がかからないように、そういったことは考えていますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長志津野 郁君) 今、議員がおっしゃいました消毒、清掃につきまして、主に先生がやってくださっておられます。現状の今の消毒につきましては、児童・生徒の手指消毒は、登校時、長い休み時間に遊んだ後、体育の後、給食前、清掃後に行います。清掃は、窓を全開して行っております。児童・生徒の下校後、主に児童・生徒が多く触れる場所や配膳台を教職員が次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしておるところでございます。教職員の負担がさらに増えてしまう心配はしておるところでございますが、議員のおっしゃいましたように消毒の手伝いをお願いできる人員を確保する方法を検討してまいります。よろしくお願いいたします。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 先生の負担って本当に大変だなということを思っておりますので、ぜひそういった少しでも軽くなるようなことをやっていただければなと思っております。よろしくお願いします。  最後に(4)高齢者、独居の方の健康、見守りについてお伺いをしたいと思います。  公共施設をはじめ民間施設も休館を余儀なくされ、地域活動、通所とか訪問等介護サービスも利用できない中で、特に独り暮らしなどの方は認知症の不安とか健康悪化が懸念されています。町としては、そういった方への対応はどうされていたのでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者、独居の方の健康、見守りについてでございますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から外出の自粛などの影響によりまして、自宅で過ごされる高齢者や独居の方の運動不足による体力の低下や見守り活動の低下については、心配されているところでございます。このため、町では健康増進や運動不足による体力低下の解消を目的に、5月2日からラジオ体操第一ということで広報無線において放送しまして、皆様に自宅での運動をお願いしているような状況でございます。  見守りにつきましては、扶桑町高齢者等地域見守り協力に関する協定というのを以前から行っているところでございますが、これによりまして、各協力事業者と連携をし、高齢者の異変を発見した際に通報していただくような通報体制を整えているところでございます。  また、町が実施しております配食サービス事業におきましても、食事の配達に併せまして高齢者世帯のほか、独り暮らし高齢者の安否確認を行っているところでございます。新型コロナウイルスの感染拡大を抑える上で、日常的な見守りについては、電話連絡のほか、直接御本人と面会しなければならない場合には十分な距離を取るなどの方法で対応をする必要があります。さらにこれからは、居宅内における熱中症対策も必要となってくると思われます。今後につきましては、感染状況を踏まえた上で感染防止策の相談や方法を含めまして、高齢者の見守り活動を地域民生委員や地域包括支援センターとともに進めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ラジオ体操とか、学校教育課のほうでもストレス体操などの動画とかもホームページのほうで工夫していただいておりました。何とか少しずつですけれども、日常が戻ってきて、公共施設なども一部開放されてまいりました。今のところ、町内の方からそういうことで困ったという御相談が特になかったということをお聞きしておりますけれども、特に高齢者はウイルスに感染するリスクも高いし、ふだんよりも外出を控えていらっしゃる方もたくさんおりました。また、従来からの関わりが薄い方、そういう方々はこのコロナにかかわらずですけれども、コロナの中でどう見守っていくのか課題でありますけれども、今後も先ほど言われました協定を結んでいる地域の協力者や民生委員さんをはじめ地域の支え合いが今後必要と思われます。電話とか安否確認の強化など、なお一層の取組をお願いいたしまして、私の質問を終了したいと思います。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、佐藤智恵子さんの質問を終結します。  お諮りいたします。  本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。  これにて延会いたします。              午前11時38分 延会...