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令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)

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  1. 扶桑町議会 2020-06-08
    令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)


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    令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)   令和2年6月8日(月曜日)午前9時30分開議 第1 一般質問         ―――――――――――――――――――――――― 本日会議に付した案件  議事日程とおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     伊  藤     猛  君        2  番     間  宮  幹  男  君        3  番     荒  木  孝  三  君        4  番     近  藤     裕  君        5  番     兼  松  伸  行  君        7  番     千  田  勝  文  君        8  番     丹  羽  友  樹  君        9  番     大 河 原  光  雄  君       10  番     和  田  佳  活  君       11  番     矢  嶋  惠  美  君       12  番     佐  藤  智 恵 子  君       13  番     小  室  輝  義  君
          14  番     髙  木  義  道  君       15  番     千  田  利  明  君       16  番     杉  浦  敏  男  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(1名)        6  番     澤  田  憲  宏  君         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条規定により説明のため会議に出席した者職氏名      町     長    鯖  瀬     武  君      副  町  長    神  田  龍  三  君      教  育  長    澤  木  貴 美 子  君      総 務 部 長    紀  平  剛  志  君      健康福祉部長     髙  木     明  君      健康福祉部参事兼多機能児童館等準備室長                 糸 井 川     浩  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      尾  関     実  君      教育次長学校教育課長                 志 津 野     郁  君      政策調整課長     長 谷 川  明  夫  君      総 務 課 長    兼  松  和  彦  君      災害対策室長     川  瀬  直  彦  君      住 民 課 長    小  山  勝  己  君      介護健康課長     渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長     小  室  和  広  君      産業環境課長     村  田  武  司  君      監査事務局長     髙  木  佳 穂 里  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務ため出席した者職氏名      議会事務局長     江  口  英  樹  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時30分 開議 ○議長(杉浦敏男君) 改めまして、おはようございます。  ただいま出席議員は15名であります。  澤田憲宏さんは都合により欠席届けが出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに本日会議開きます。  本日議事日程につきましては、一般質問のみであります。よって、日程表省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。  ここで、志津野教育次長から発言申出が出ておりますので、これ許可します。  志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) おはようございます。  教育委員会から資料提出について報告いたします。  6月2日先議議案中で、髙木議員から情報端末各小学校・中学校別購入台数について御質問頂きました。学校別それぞれ台数明細まとめた資料机上に置かせていただいております。よろしくお願いいたします。以上でございます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 一般質問 ○議長(杉浦敏男君) それでは、これより日程第1、一般質問行います。  最初質問者、大河原光雄さんに質問許します。大河原さん。    〔9番 大河原光雄君発言席へ〕 ○9番(大河原光雄君) 改めまして、おはようございます。  質問時間頂きましたので、通告に従い質問させていただきます。  まずは町長におかれましては、このたび選挙におきまして当選果たされましたこと、心よりお喜び申し上げます。  私たち議員、会派も再結成して、新たなるスタート切ることとなりました。負託された思いしっかりと受け止め、町民皆様福祉向上と安全・安心なまちづくりに向け、活動続けてまいる所存であります。どうかよろしくお願いいたします。  こうした観点含めまして、町長本定例会における所信及び施政方針に対しまして、何点かお伺いいたします。  まず、新型コロナ対策今後取組ということでお伺いいたします。  最初に、全国で亡くなられた方々と罹患された方々にお悔やみとお見舞い申し上げますとともに、ワクチンなど今後早急な医療体制充実期待したいと思います。この新型コロナ関係質問は今回、他議員さんから多く質問通告がされておりますので、詳細な内容についてはお任せし、日々状況が変化している現状も踏まえ、私は所信として基本的なお考え端的にお伺いいたします。  町長におかれましては、選挙当選直後第一声で、最初一番取組はコロナ対策だとおっしゃいました。町内でも感染者が発生したという事実重く受け止め、まずは感染拡大防止に最大限努力していくということかと思います。  先日、私たち会派からも感染拡大防止と支援、そういう2つ柱から成る新型コロナ対策要望書提出させていただきました。現状はというと、非常事態宣言解除後は自粛ムードが緩んできていると感じているが大半で、多く方が今後2波、3波という感染拡大恐怖感じているということでございます。所信でも述べられておられますが、この新型コロナウイルス発生状況によっては、様々な見直しや方向転換も余儀なくされるという町長御発言もありました。今後町独自支援などでリーダーシップ発揮期待してはおりますが、新しい生活様式基本とした感染拡大防止施策や住民へ支援など、どのようなスタンスで取り組んでいかれるお聞きいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) この新型コロナウイルスにつきましては、感染予防社会生活、経済両立していかなければならないという、新たな極めて難しい段階に入ってきたところでございます。  今回、国2次補正予算内容としましては、雇用調整助成金拡充ですとか、家賃支援給付金創設、それから医療体制強化などが盛り込まれているほか、町に対しましては感染症対策地方創生臨時交付金でございますけれども、これは前回2倍ほど予算となっておるところでございます。今後は、その交付金活用しまして、当町、扶桑町住民方、事業所等にその実情に合った効果的な施策講じていくこととしております。  まず、一番大事なは、やはり感染予防強化ということでございます。まず、避難所感染予防策講じてまいります。これから梅雨時期に入りますので、避難所感染予防しっかりやっていきます。それから、学校、保育園安全対策としましては、消毒、清掃徹底、それから体温測定確実に行いまして、安心して通える、そういった環境整備してまいります。公共施設こういった消毒につきましては、教員とか職員負担できる限り減らすように委託ですとか臨時雇用で行っていきたいというふうに考えております。  また、議員もおっしゃいました新しい生活様式でございますけれども、今後これがスタンダードになりますので、そういった社会へ対応としまして、飲食店へ感染防止策補助、それから消費喚起するためプレミアム商品券プレミアム率アップ、そのほか、例えば失業された方とか、そういった生活に困窮されている方へ直接助成ということもありますけれども、現在段階としましては、そういった国施策見ながら町として事業につきましてどういうものが適切か選択中状況でございます。  間もなくこの臨時交付金額も決定が来ると思いますけれども、第2波に備えた備えも必要ですので、そういったことも含めまして今予算編成中でございます。まとまり次第、議会へ追加で御提案させていただきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  今申された支援策については、私たちも迅速な対応で協力していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次にですが、選挙公約についてお伺いいたします。  町長は選挙において、誇れる扶桑町つくる会立ち上げ、災害に強く安心・安全、子育て支援子どもたちが意欲持って学べる、お年寄りが安心して生活できる、産業が伸びる、こういうまちづくり町民皆さんと一緒に進めるという公約掲げておられます。財政健全化については別途お聞きしますが、災害対策公共交通学校給食費補助、公共施設統廃合、児童館建設等、いずれも大事な項目であると考えますが、町民ニーズに合った事業取捨選択ということも所信表明でおっしゃられております。誇れる扶桑町つくるというお気持ちから、今後、優先的にどのような施策どのような形で推進、実施していかれるか。また、そういうところで問題があれば、どのようなものかお聞かせください。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 今回選挙公約ですとか所信で述べさせていただきました事項につきましては、いずれも扶桑町住民方にとりましては、大きな期待していただいているもの、また喫緊課題であると認識しております。  特に優先順位決めているわけではございませんけれども、根底にある問題は、財政状況が厳しいということであります。また、来年度以降につきましては、この新型コロナウイルス影響で地方行政がさらに厳しさ増すことは明らかな状況と言えます。住民方から納めていただいた税金無駄なく住民ニーズに応える事業に充てていくこと優先に、スピード感持って事業進めてまいりたいと考えております。  これまで取組一部述べさせていただきますと、学校給食費補助につきましては、財政状況から全部とかそういうわけにはいきませんけれども、そういった範囲限定したものになりますけれども、来年度から実施できるように制度検討に入っております。  小・中学校児童・生徒へタブレット端末につきましては、今回補正で今年度中に完了できるように進めておるところでございます。  公共交通導入につきましては、できる限り町財政考えまして、負担抑えながら利用しやすいシステム基本に、方式絞って導入に向けた検討に入ってまいります。  公共施設につきましては、施設統廃合だけではなく、運営方針についてもすぐに改善できることがあれば改善し、経常経費削減に取り組むように検討始めております。また、大きな事業でございます児童館建設につきましても、見直し検討進めております。  しかし、現在、繰り返しになりますが、行政としましては、コロナウイルス対策最優先に行うべき社会情勢であると思いますので、その状況見ながら進めていきます。しかし、場合によっては、事業変更等余儀なくされることは当然あるかと思いますので、町全体バランス取りながら、扶桑町がさらに発展していくように、誇れる町となるように取り組んでまいる決意でございます。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  ただいま御答弁で全て根底にあると言われた厳しい財政状況から、次に今後財政運営考え方についてお伺いいたします。  少子高齢化による扶助費増加、人口減少による税収減少や公共施設老朽化に伴う整備など、多く自治体が財政については大変苦慮しており、本町でも例外ではないということかと思います。町長は限られた財源中で、町民ニーズに合った事業取捨選択行い、計画的で効率的な財政運営進めていくと所信で述べられております。また、今後は人口規模や歳入に見合った行政サービス転換図っていかなければ、自治体として基本的な役割果たせなくなるということもおっしゃっておられます。  私も、例えば受益者負担など町民方々に痛み伴う施策も必要になることも考えていかなければならないと思いますし、3月議会一般質問でもフルセット主義から見直しということで、広域連携考えなども述べさせていただきました。このような行政機能向上や、あとはシティセールス企業誘致、税収確保、そして経費削減による計画的な財政運営など、本町財政基盤構築に向けて基本的なお考えと町長決意お聞かせいただけますか。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 町財政状況全般で申し上げれば、議員さんがおっしゃいますように、今後、大幅な税収は望めない、そういった中で今回コロナウイルス影響ということで、来年度以降は非常に厳しくなるということは議員さんおっしゃるとおりだと思いますし、その中でまた社会保障費増大ですとか、そういったことがありますので、私は地方行政検討図らなければ、本当に地方行政最低限行政行うことができなくなる、それがあるということ非常に危惧しているものでございます。  そういった中で、今後財政運営に当たりましては、経常経費削減ために維持管理費見直し、それからAI、RPA使った人件費や電算経費削減、それから近隣市町事務共同化とか、民間、NPOなど活力導入ということ訴えていきまして、そちらほう進めていくように検討しておるところでございます。長期的には、議員もおっしゃいました人口規模に見合った公共施設配置が大きな課題になってきます。  歳入面では、地理的には災害に強い、有利な地域であるということアピールしまして、企業誘致ですとか定住人口増加図ってまいりたいと思っております。これは新型コロナ影響でテレワークが普及しまして、地方へ移住が加速するという可能性もありますので、空き家バンクですとかSNS、そういったもの活用しまして、時代変化的確に認識しまして町イメージアップとなる情報発信進めてまいりたいというふうに考えております。  それから、また当町は、観光資源には恵まれておりませんけれども、近隣市町にはそういった観光資源がございます。木曽川という豊かな自然環境ですとか、国道41号線6車線化チャンスとしまして、そういったこと含めて近隣市町と連携して扶桑町へ人を呼び込み、産業活性化図り、財政基盤確立につなげていきたいというふうに考えております。  しかし、既に財政は逼迫した状況でございまして、先ほども言いましたけれども、自治体として基礎的な機能維持していかなければなりませんので、現在サービス縮小や廃止、議員さんもおっしゃいましたけれども、住民方にも御不便、痛み伴う改革実行していかなければならないと考えておりますので、住民御理解得られるように私が先頭に立って改善進めてまいりたいと考えております。以上です。    〔9番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 大河原さん。 ○9番(大河原光雄君) ありがとうございました。  今るる丁寧に取組説明いただき、ありがとうございました。  何よりもこのコロナ霧が晴れなければ先が見通せないというが現状でありまして、ただいま申されたように先頭に立って改革進めていくという力強いお言葉頂きました。町民皆さん願いである健康で快適な町実現に向けて、町長所信にあります「みんな笑顔が輝くまち扶桑町」、そして次世代まで魅力あふれ誇れるふるさととなるよう、町長には一層御尽力切に望みまして私質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、大河原光雄さん質問終結します。  次質問者、矢嶋惠美さんに質問許します。矢嶋さん。    〔11番 矢嶋惠美君発言席へ〕
    ○11番(矢嶋惠美君) おはようございます。  さきに通告した内容に沿いまして一般質問させていただきます。  通告内容ですが、長期休校児童昼食についてでございます。  全国学校で3月から停止していました学校が通常再開されました。本町でも子どもたちが元気に登園、登校する姿が改めてまぶしく感じられております。今回コロナウイルスに関わる長期にわたる休校は、誰も経験したことないもので、そのような中、関わる先生方、職員方たち、また保護者方たちも大変な御苦労されております。コロナに関わる影響は全てジャンルにおいてわたっておりますが、教育につきましてもGIGA教育など早急な課題が山積です。  そのような中で今回質問ですが、夏休み含めた今回ような長期休校中における児童昼食についてです。  最初に、学校給食法では、その果たす目標に、学校給食が児童及び生徒心身健全な発達に資し、かつ国民食生活改善に寄与するものである。いろいろ続きます。第2条においては、4つ目標も掲げられております。法律上、目標やそれぞれ組織、学校や自治体、そういった組織が果たす任務もうたわれております。3か月にわたり給食がなかったわけですが、まずもって登校が始まり、この間、児童が食生活含む日常生活どのように送っていたかなど、現状把握はされましたでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 各学校におきまして、5月末分散登校中に児童に対して教育相談アンケート実施いたしました。また、休校中課題受渡しときに保護者に家庭で子ども様子伺うこともいたしましたが、休校中昼食含む日常生活詳細な点につきましては、把握していないが現状となっております。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 先ほども言いましたけれども、給食果たす役割、栄養不足、偏りないバランス取れた食事など、給食はいろんな意味で役割があります。食育から見て意味合いも含まれております。必ずしも全児童がそれに代わる昼食取っていたとは思われないと思いますけど、いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 議員おっしゃるとおりかと思います。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 次質問に行きます。  今、現状として伺ってまいりました。  放課後児童クラブ利用者及び必要とされる児童へ昼食提供について、学校に代わる安全な子ども居場所として就労支援目的とする放課後児童クラブ利用があります。仮に何らかの昼食提供されたとしたら、保護者から見てどのような利点があるとお考えでしょうか。  5月25日以降、午前中のみ分散登校が始まりました。1年生が新しいランドセルにランドセルいっぱいお道具箱詰め、手には弁当箱、そして1日分水分補給ステンレス水筒、そうしたもの持ち、30分近く歩いたが実態です。また、弁当は常温ため保冷剤幾つも詰めております。安全な昼食、就労する保護者へ負担軽減などについて、どのように考えておられますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 新型コロナウイルス感染拡大防止ために学校が臨時休校となりまして、放課後児童クラブ5月末まで間、午前7時30分から午後7時まで開所しておりました。長期にわたって学校臨時休校は就労している保護者にとって、また放課後児童クラブ利用した児童にとってもかなりストレスが生じていたものと推察しております。  今回学校臨時休校は特別な例といたしましても、学校長期休業期間中における放課後児童クラブ利用につきましては、弁当持参お願いしている状況でございます。就労している保護者にとっては、毎日弁当作りは大変なものと思います。また、特にこれから迎えます長い暑い夏休み期間中における弁当は食中毒が心配されますので、保護者方にとっては食材や調理など工夫されているものと思います。これらこと踏まえますと、御質問昼食提供利点といたしましては、就労する保護者負担軽減や安全な食事提供が考えられます。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 要保護・準要保護世帯児童へ配慮からはどのように考えておりますでしょうか。  今回補正で給食費相当に対する補填給付が上げられております。これは現金給付です。しかし、それが児童にとっては現物支給ほうが有効ではないかと私は思っております。親に与えられた現金が本当にそのまま子どもたち昼食になっているかどうか、それも定かではありません。いかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 就学援助認定受けた要保護・準要保護世帯に対して、学校休業中に給食が提供されなかった日数分昼食費援助するため、1食当たり500円対象児童・生徒に6月30日に給付させていただきます。議員がおっしゃいますように、昼食は現金支給より直接提供する方法が子どもたちにとっても有効かとは思います。しかし、現段階におきまして、直接提供等十分な有効な方法で実施されていないが現状となっております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ちなみに扶桑町一例ですけれども、愛知県生活困窮世帯児童学習支援と居場所全面委託受けているNPO法人ママ・ちょこに、この間コロナ関係でほとんど施設が閉鎖になっておりますが、これは県指示もありまして、この子どもたち委託事業受けているについては、この期間中も全て通常どおり開催しておりました。来ていた子どもは、土曜日ですけれども、食事も提供されております。その子ども言ったことは、ずっとカップ麺食べていたと、久しぶりに御飯食べたという、そういった児童がおります。これは一例です。  先ほど言いましたけれども、3か月間給食がなかった、このこと私たちは、大人はきちっと現実見て、やはり子ども守っていく必要があるではないかと思いました。  3番目質問伺います。  学校給食共同調理場人材及び施設、食材有効活用についてです。  現状伺ってまいります。通常年間稼働日数、そして昨年3月以降ですね、3月、4月、5月、今年に入って4月、5月稼働日、職員及び会計年度職員出勤率、その間職員仕事内容、そして予定していた食材処分方法について伺います。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 学校給食共同調理場令和元年度年間給食実施予定日数でございますが、196日でございます。施設使用率は1年365日うち196日使用で、53.6%となります。令和元年度は、3月が学校臨時休業に伴い稼働日数がないため、給食実施した年間日数は180日になりました。令和2年度、4月、5月ともに学校休業ため稼働はいたしませんでした。  休業時には、放課後児童クラブ応援に調理員がローテーション組み、3月においては午前8時30分から午後5時15分まで、6が4施設に3週間、4月は午前9時30分から午後2時まで、5が3施設に2日間、5月は5が3施設に6日間出勤いたしました。放課後児童クラブ応援に行っている際に、残った調理員は会計年度任用職員指導に当たり、調理場内清掃及び消毒、機械設備維持管理行いました。会計年度任用職員調理場3月出勤日数は11日間が主で、仕事内容は調理場内清掃及び消毒でございました。4月、5月については、新型コロナウイルス感染症拡大防止ため、学校臨時休業、緊急事態宣言に基づき休業いたしました。予定していた食材につきましては、学校臨時休業に伴いキャンセルいたしました。3月に発注した食材はキャンセルできましたが、業者が廃棄したもの等がございましたため、学校臨時休業対策費補助金申請しておるところでございます。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) 丁寧に御説明いただきまして、ありがとうございます。  食材キャンセルは、これは本当に致し方ないことだというふうに思っております。しかし、もったいないという意味もあります。本来職務以外こと応援に入ることは、こういった緊急事態にあってはどの職場でもあることですけれども、学校給食調理場は専門的な職場であります。職員、会計年度職員休業補償、どれくらいなか。通常賃金何割くらいなか。食材仕入れ業者、食材廃棄など課題が多かったではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 会計年度任用職員調理場3月に予定していた出勤予定日数16日に対し、勤務日数は11日、休業日数は5日、4月に予定していた勤務予定日数16日に対し、全日数が休業となりました。  お一方例としまして、4月予定支給額6万1,824円ところ、この方には休業手当といたしまして2万1,776円支給いたしました。およそ35%支給となっております。5月予定していた勤務予定日数は18日です。この日数は、7月、8月に夏休み短縮に伴う給食実施日へ15日充て、残り3日間休業日となる予定でございます。  食材仕入れ業者は、学校臨時休業になることにより、学校給食で使用できない場合、食材が学校給食仕様となっておるため、通常で販売とは違い、転売しづらいことが課題であると考えております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) つまり今説明ですと、会計年度職員事例ですけれども、例えば4月は勤務日数がゼロ日でありましたけれども、補償ということがあって、通常賃金35%くらい、そういったのを補償しているということですね。計算方法がお一お一、その人の働き方、通常働く状況にもよってきますので、そういう意味では非常に複雑だなというふうに思いました。それに係る事務的な事務所事務というは、それはそれで大変なことだなというふうにも理解いたしました。  あと、食材とか仕入れ業者ですけれども、3か月間業務停止という言い方はおかしいですけれども、こういう形で停止になってしまったというは、それはそれで大変大きな業者さんにとっては痛手ということに思います。これもまた学校給食という意味において、転売しづらいものであるというふうにも思っております。なおさら、ここでも違う意味で業者さんに対する大きな課題というがあるではないかなというふうに思います。何とかこれ廃棄ではなく、食材有効活用できないかなという、よそ自治体では有効活用したというも一部ですけど聞いているもありますので、そういったことも課題ではないかなと思います。  こういった状況下でございましたけれども、この事業が例えば何もなく、コロナがなく通常どおり進んでいた場合と、それから停止した場合、今回停止したんですけど、この3か月間自治体に係る直接的な費用はどれぐらい違うものなか。教えてください。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 影響ある費目合計で、およそ数字でお答えさせていただきます。  予算で3か月間、光熱水費、賄い材料費、職員人件費、会計年度任用職員合計額およそ6,317万9,000円でございます。これに対しまして、実際3か月間では、光熱水費、職員人件費、会計年度任用職員合計1,705万6,000円で、約27%費用となります。以上でございます。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  こうやって具体的にいろんなこと一つずつ伺ってまいりますと、お金こと言っては何ですけど、やはり予算というか財政というは大事なことでして、この3か月間で図らずもですけれども、何も稼働しなかった、も動かなくて食材も廃棄されたりいろんな状況になって、そういう状況中でも実際27%、1,700万3か月間でそれが消えていくというが現状でございます。私もこの間すごく子どもたちがちゃんと食事食べていないというが事発端ですけれども、そういったことから、いろんな自治体例も調べてみました。そうしましたら、学校給食調理場活用事例というがいろいろ出てまいりましたので、少しだけ御紹介させてください。  岩手県遠野市ですけれども、既存施設が老朽化したということであって、そして新しい学校給食センター造りました。それは遠野市総合食育センターと、学校給食センターという名ではなく食育センターという名前で、ここで給食作っているわけです。大体能力的には1日が2,500食ですので、扶桑町は約3,000食ですから、そういう意味でちょっと小さいぐらいかなと。規模はそんなに変わらない。そういうところですけれども、ここではふだんから防災対応、そうしたものも何かあったときには災害ときにも使えると、そういった機能も持つ施設であります。そして、やっぱり少子高齢化ということがあって、ふだんから高齢者向け配食サービス、そういったものもそこでやっていらっしゃるということ、そういうのを付加されているということです。  それから、これは高齢者配食サービスにおいては、宅配弁当調理能力が最大1日100食ですけれども、そういうもやっているということです。これは、たまたま遠野市例です。ここが実際には社会福祉法人遠野市施設、協議会と一緒になってやっているという例です。  このほかにも給食センター活用した例では、先ほど言いました防災関係、高齢者関係、いろいろありますけれども、今回、実際コロナ関係ではどうだったかなというふうに調べましたら、給食センターで施設活用し、学校給食は止まったんですけれども、やはり児童へ宅配弁当提供している。放課後児童クラブなんかを通して、そこへ希望者に宅配弁当やっていると。実際には主食除いたもの、いわゆるお米はおうちから持ってきてくださいというふうな感じで、パンとかお米は持ってきてもらうんですけど、いわゆる副食おかずだけですけれども、それ行っている、そういった事業もあります。  そんなことがあちらこちらで、今回緊急ではあったんですけど始まっているということなんです。この学校給食調理場多様な活用方法については、従前より文科省ほうからも、そうした方向性視野に入れるようにということで示されているというふうに聞いております。  今、一例紹介させていただきましたけれども、これまで扶桑町現状、そして今御紹介させていただいた事例なんかも踏まえて、今後に向けてということで、担当部局として、今回ことは急なことですけれども、それにしても長期休みというはこれからもありますし、それからまたコロナ関係でも、いつ学校が閉鎖になるかも分かりません。そういったことも含めて、担当部局として考えと課題伺ってまいります。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 学校給食調理する施設である学校給食共同調理場が例ないウイルス感染症感染拡大防ぐため学校休業によりまして3か月間間、稼働が止まりました。学校再開が再三延長されるなど想定外出来事であったため、準備時間もなく、有効な対応考えることができなかったことは否めません。  しかし、この災害経験から、今後、教育委員会と行政及び住民が連携していくことにより、住民福祉とサービス前例にとらわれることなく考えていく必要感じます。学校給食共同調理場活用する事例はほか自治体でもございます。援助必要な子どもたち、高齢者、災害時における食提供とその方法と諸事例調査するとともに、食品扱う上で衛生管理や職員勤務条件等課題洗い出し、非常時に何ができるか、また通常時で長期休業活用等研究していきたいと考えております。  教育委員会としましても、学校給食法目的と目標にのっとり、学校給食による子どもたち食育推進や健康増進図ってきました。今回突然感染症防止ため休業により、その機能が一時的にストップしたため、健全な食生活、食習慣に不調来した子どもたちもいたではないかと推察いたします。今後もこの災害教訓といたしまして、学校給食重要性改めて認識し、子どもたち健全な発展に資するよう取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございます。  そうした担当部局として一つずつ今課題も含めて整理したのをお話しいただきましたし、また、私が言わんとしたことも含めて一応その必要性感じているということ頂きました。ここまでコロナに端発した長期休校に関わる学校給食中止から、その果たす役割、そして事業進め方、そういったこと捉え直したということで、今回ことはそういった意味で見直しが必要と考えるいいきっかけになったではないかなというふうに思っております。これ全般的に多様な、学校給食センターはただ箱物ではなくて、効果、低価格、そういったもので提供するわけですけれども、少しやっぱり公共施設全体マネジメント観点からも持つ資源ですとか、特に扶桑町も財源が豊富にあるわけではないので、限られた財源中で、限られた施設中でいろんなこと考えていかなければいけない。本当に頭柔軟に、横にも縦にもいろんなところで連携していかなければいけない、そういった状況になっていると思います。  また、特に先ほどから何回も言いますけど、やはり軸は子ども食です。箱物どう生かすかということは重要ですけれども、何言っても学校給食持つ役割というはきちっとした給食、バランス取れた食事週に5日間与えられるという、そこ部分が欠けていたと、欠けてしまったと。ここにやはり重点置いて、何より子ども正しい食提供すると、それができなかった場合どうするかといったこともやはり頭に入れて、先生たちはお忙しいですから、先生責任ではありません。やはり先生は先生で勉強こともありますから、これは別に教育委員会、先生そのもの責めるわけではなく、関わる大人みんながここことにきちっと力寄せていくことが重要じゃないかなというふうに思っております。  最後質問になります。  このこと含めた本来である事業以外こともやらなきゃいけない、こういった附帯事業、それから公共施設有効活用、それから町全体的にいろんなことがあるので、これは今新しく町長になられました鯖瀬町長にその考えも含めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 今、矢嶋議員さん御質問中でございました、まず学校給食調理場附帯事業といいますか、そういった事業につきましては、先ほどおっしゃいました放課後児童クラブへ昼食とか災害時対応ということでございます。こういった有効事例につきまして、今御紹介いただいたわけでございますけれども、扶桑町としましても、こういった学校給食調理場でどのようなサービスが可能か、またそのためには何が必要となるか、またそれからコストがどれくらいかかるかなどいろいろ検証していく必要があると思います。また、いろんな事例含めまして、それがどういう状況で建てられたかによっても違うかと思いますので、公設公営なか公設民営なか、いろんな形態で違うと思います。そういったこと今後研究させていただきたいというふうに思っております。  また、公共施設有効利用という点につきましては、今回ように3か月も施設が閉まるというは異例事態でございますけれども、また第2波ということもありますので、こういった事態も想定しながら、こういった施設従来目的に固執することなく、その施設使って何ができるか柔軟に考えて実施する必要があるというふうに考えております。建物、機能、そしてそこ職員も含めまして有効に活用、機能できるようにして、住民ニーズに応えていくことが必要だというふうに考えております。  ただ、本町公共施設が建設から30年以上経過した建物が8割という現状もございます。少子高齢化とか、それから情勢変化、人口減少、人口構造が大きく変化している中で、それに伴いまして求められるニーズや課題も変化しておりますので、公共施設につきましても、こういった変化に柔軟に対応できることが求められておりますので、厳しい財政状況中でこういった老朽化が進んでおる現状でございますけれども、これから公共施設維持、更新につきましても見直すことが急務ですので、議員おっしゃるような施設有効利用、活用含めまして、施設再編具体化していきたいというふうに考えております。以上です。    〔11番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 矢嶋さん。 ○11番(矢嶋惠美君) ありがとうございました。  以上で質問終わります。 ○議長(杉浦敏男君) ここで議事都合上、10時35分まで休憩したいと思います。              午前10時16分 休憩              午前10時34分 再開 ○議長(杉浦敏男君) それでは休憩閉じ、会議再開します。  次質問者、和田佳活さんに質問許します。和田さん。    〔10番 和田佳活君発言席へ〕 ○10番(和田佳活君) 通告に従いまして、6月定例会一般質問させていただきます。  事務事業見直し取組について質問させていただきます。  これまで一般質問財政運営についていろいろやってまいりました。単年度収支、実質単年度収支連続赤字、経常収支比率90%超えているということ踏まえた質問中で、現在神田副町長答弁として、中・長期的な財政フレーム早急に作成して、事務事業在り方見直す時期に来ていると答弁がありました。また、財源確保方法など、今後どのような対策方向性考えているかという質問では、当時鯖瀬総務部長答弁として、福祉、医療など社会保障費、新規事業、重点施策へ財源確保するため、既存事業効果、活用現状等再評価し、優先順位つけ、事業整備していく必要がある。人件費抑制や補助費見直し、事業効率性向上など、経常経費削減に取り組んでいく。公共施設在り方について、管理方法や投入する財源含めて一定方向性示していきたい。昨年度は、一部補助費廃止等は行われましたが、今後は新町長が誕生しまして、新町長下、加速度的に総合的に事務事業見直しが私はできると考えておりますが、総務部長お考えはいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今、和田議員事務事業見直し総合的に考える取組についてはということでございますが、今後財政影響考察しますと、歳入におきましては、一般財源大きな増加がない中で、コロナウイルス影響による経済状況悪化により歳入見込みが厳しいものと予想されます。また、社会保障費増加などにより歳出全般増加も予想され、さらなる厳しい財政運営となっていくものと認識しております。  このような財政見込み踏まえながら、現在社会情勢や将来扶桑町考えたまちづくり行っていく必要があり、行財政バランス適切なものとするため、既存事業見直し実施するとともに、新たに取り組むべき事務事業総合的に考え、行財政改革に取り組んでまいります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 歳入において今後大きな収入が見込めない中、限られた財源中で新たな行政課題や社会経済情勢変化に的確に対応していくため、従来慣例等にとらわれることなく、スクラップ・アンド・ビルド、サンセット方式というような考え導入いたしまして、事務事業見直し行い、新たな財源今後生み出していくことが本当に必要であると考えております。  また、今まで一般質問において、財政対策議論深めて推進する仕組みづくりしていかなければならないかという質問もさせていただきました。これも当時総務部長答弁といたしまして、これは住民含めた町全体問題であり、各部署において財政が厳しいこと念頭に置いた住民サービス考えていく必要がある。幹部会で議論今以上に活発にして、そこから施設、意見、全職員が情報共有して、場合によってはプロジェクトチーム立ち上げて推進していきたいような答弁がありました。そうした中、今後この事務事業見直しについてどのように進めるべきか、また進めていくかということについてどのようにお考えでしょうか。
    ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) どのような手順で進めるべきかという御質問に対しましては、事務関係部局や財政担当部などが横断的に協議できる仕組みつくり上げたいと考えております。様々な方向から見直し案提案していただき、事務事業総合的に協議進める場として幹部会による政策調整会議や、それぞれ担当者レベル意見交換会など設けることなど検討していきたいと思います。  また、住民から意見に耳傾けるため、昨年度実施しました公共施設住民ワークショップにおける取りまとめ結果参考とし、公共施設統廃合、管理運営在り方などについて今後検討してまいります。そして、議員皆様方へ事務事業案適時報告差し上げながら、事務見直し案取りまとめて実施していきたいと思っております。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 幹部会政策調整会議、または担当者レベル若手職員から意見頂いてしっかりとまとめていくというような答弁でありまして、私も町長含めて幹部会というは、扶桑町行政運営において意思決定最高会議だというふうに思っております。その幹部会そこで議論やっぱり深めていただいて、また今答弁にもありましたように関係部署と横断的な協議に発展できるように職員一同、全員で取り組んでいただきたいというふうにお願いしたいと思います。  また、職員おのおの、また議員おのおの、住民方からも多分いろんな御提案があると思います。その提案が提案しやすいような土壌というか、そういうものやっぱりつくり上げて、そういうこと進めていただきたいなというふうに思っております。  先ほど答弁にもありました令和元年度に総務課総務グループが公共事業について考えてみようということナンバー1からナンバー3まで資料手作りでつくっていただいて、またワークショップも4回ほどやっていただいて、私もそのワークショップに参加した口なんですけど、本当にしっかりとまとめていただいているなというふうに私も思っております。その内容しっかりとまとめ上げられている資料がありますが、その中に扶桑町施設においては借地が非常に多いと。この問題も今後しっかりとどのように考えていくかというようなことも提案されていますし、また学習等運営問題について、結論としてはまだあれですけど、運営各地区に委託して行政から切り離していくことも考えていかなくてはならないと。現在、2,500万から2,700万運営人件費だけで実際かかっておるわけですね。それ例えば3分の1にするとか、そういうことは、多分このような手法取っていけば可能な問題でないかなというふうに私も思っています。今後このまとめられたワークショップ下にいろいろ検討していくということですので、よろしくお願いいたします。  また、補助金予算見直しも今後進めていく中で、私考えとしては予算査定時にこの補助金ある程度一定期間決めて、約束事前もってしておくと。その期間が来たら、これ継続するかやめるかというはっきりとした方向性見いだして補助金最初から考えていくというような、そういう工夫もやっぱり今後していかなければ私はいけないかなと思っております。  公共事業について考えてみよう、ナンバー3中に幼児プール記事が載っておりまして、この管理費が年間620万かかって、開場日数が41日、利用延べ人数が1,057ということで、1当たり管理単価が五千八百何がしかかるというような記事が載っております。実際に幼児プールが老朽化しているは間違いありません。そうした状況中で、継続するか、建て替えるか、廃止するかということも明確に考えていく必要があるということも、このワークショップ提言中にもうたってあります。今後、児童館建設がなされるわけなんですけど、児童館には幼児たちが集まってくるわけなんですね。ここに私、1枚写真持っておりますが、ただ単にこれが水が出ているだけでも幼児たちが楽しく遊んでいると、こういうこと考えたときに、やっぱり今後この幼児プール話も踏まえて児童館中にどうしていくんだという考え方も取り入れて考えておかないといけないかなということで、プールとまでは私は考えておりませんが、水遊び場的な要素も加えて私は考えていくべきだなというふうに思っています。  これが全てこの幼児プールに解決するとは思っておりませんが、せめてそのぐらいことはやっていくべきかなというふうに提案させていただきまして、こういう近々の課題が多分皆さんもいろいろお持ちだと思いますが、そういう課題についてどのように、これ結構早めに結論出していかないかん話なんですけど、どのように取り組んでいかれるんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 提案課題取組方につきまして御提案頂きました事務事業見直し提案とともに、内部的にも事業見直しにつきましては、政策調整会議や意見交換会など、各部局等からも積極的に提案していただき、提案された事業に対して総合的に見直し検討していきたいと考えております。新規事業見直し、既存事業見直し、公共施設管理在り方や統廃合、借地、補助事業見直しなど、どれも重要でございます。各事業状況により取り組むべき課題として優先順位考えながら取り組んでまいりたいと思います。  なお、直近事務事業見直し取組につきまして御報告いたします。  電力共同調達につきまして、小牧市、岩倉市、豊山町、大口町、扶桑町で構成します2市3町広域行政研究会電力部会におきまして、現状と比較し、さらなる削減効果見込める新たな事業者決定し、7月1日から事業に向けて進めておる次第でございます。  なお、契約切替え後電気料金削減見込みにつきましては、扶桑町29施設ございますが、現行と比較しまして年間で約1,000万ほど削減見込んでおります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 2市3町というは、協働フォーラムやっている市町でありまして、そこ中で電力ことについても議論している部会というところで、本当に1,100万という数値はありがたいなというふうに思います。今後、特に令和3年度予算編成中に結果出してこいというはちょっと無理かも分かりませんが、そのくらいつもりで近々の取り組む課題について、優先順位決めて取り組んでいただきたいこと重ねてお願いする次第であります。  次に、組織・機構改革取組について質問させていただきます。  業務平準化と住民多様な行政需要に効率的に対応できる体制構築することは、行政運営については限りなく続く課題だと私は考えております。現在、機構改革に着手されているというようなこと話には聞き及んでいるんですが、現在どのような計画と、今後どのようにされていかれるでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) まず、今まで取組経過につきまして、平成30年8月より、中堅、若手職員中心とした行政事務改善委員会により機構改革検討開始し、その結果基に幹部会議により行政政策改革案作成し、その案に対しまして各課等へ意見照会経て、再度幹部会で検討図りました。最終案令和元年度に取りまとめており、令和4年度から実施に向けて予定しております。  今後方向性につきましては、この最終案基本に今後社会情勢、事務事業見直し勘案し、必要により最終案に対して一部見直しも検討しつつ、組織・機構改革進めてまいります。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 令和元年度に最終案は作成されているというところでありまして、これも令和4年度から実施したいというような意向話であります。当然まず総合的な事務事業見直して、ある程度方向性出した上でやっぱり私は組織改編に臨むべきだというふうに思っておりまして、そのような多分段取りで進められると思いますがよろしくお願いしますということと、こういう機構改革進めるに当たり、扶桑町にとっていろんな機構改革とか、一般論ではいろいろありますが、その期待というところはどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 組織改編につきまして、令和4年度から実施予定しておりますが、議員皆様方へ早めに改編案報告しながら予定どおり進めます。令和3年度中に扶桑町部設置条例等条例改正案議会へ提案することとなりますが、成果期待度につきまして、事務事業見直しや社会情勢、社会状況に応じた効率的な事務組織へ改編とし、職員が働きやすく住民にとっても分かりやすい組織とし、行政サービス全般向上図りたいというふうに考えております。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) 職員が働きやすくて、職員やる気持って住民サービスに当たっていただきたいというところで、その辺こともよく若手職員から意見聞いて、我々も令和3年度に議会ほうにも提案していただけるということですので、この総合的な事務事業見直し進捗状況眺めながら、様子見ながら、またこの機構改革については今後御意見申し上げていきたいと思います。  最後に、よく新町長は、この事務事業見直しと機構改革については大変よく理解していただいておるわけなんですけど、どのような思いで今後この事業に臨まれるかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 鯖瀬町長。 ○町長(鯖瀬 武君) 私まちづくり柱として財政健全化ということ上げさせていただいております。この経済状況等につきましては、先ほど部長答弁もありましたし、私も先ほど答弁させていただきましたとおり、人口減少とか少子高齢化ですとか、それからまた公共施設等とか義務的経費増加ということで非常に厳しいものでございますけれども、そんな中でやっぱり転換図らなければ今後町政が立ち行かないということ真剣に考えております。私も立場が先頭に立ってやっていくという立場になりましたので、そこしっかりと見極めながら進めていくように今既に動いております。先ほど若手職員とも意見交換会とか勉強会立ち上げ、募集したところでございますし、学習等利用状況についても報告受けまして、今後どうしていくかみんなで検討させていただいて、また議会ほうとも報告させていただきながら、そういったこと決めて先頭に立って経常経費削減に努めていくつもりでございますので、また御理解お願いしたいところでございます。  機構改革につきましても、そういった社会情勢、事務事業転換に沿った再編ということで、事務効率化、簡素で質高い行政サービス提供できる、そういった体制にしまして、住民方にとっても分かりやすい役場組織、開かれた組織としていくように目指してまいるところでございます。  こういったこと総合的に実施いたしまして、財政健全化目指してまいります。そういった中で産業が伸びる町ですとか、協働まちづくり、そういったこと考えましたこと促進いたしまして、子どもさんから高齢者方まで安心して暮らせる町目指しまして、まちづくり柱とした安全・安心なまちづくり子育て支援、教育充実、高齢者に優しいまちづくりに掲げた、こういった施策実現に向けて総合的に取り組んでまいる決意でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。    〔10番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 和田さん。 ○10番(和田佳活君) よりよい財政で住民生活守っていくというが基本的な考え方でありまして、今後、職員と一丸となって一生懸命取り組んでいただきたいと思います。しっかり応援させていただきますので頑張ってください。  以上で質問終わります。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、和田佳活さん質問終結します。  次質問者、佐藤智恵子さんに質問許します。佐藤さん。    〔12番 佐藤智恵子君発言席へ〕 ○12番(佐藤智恵子君) 通告しました内容について順次質問させていただきます。  皆さんお一お一人の心がけ、そして医療現場やコロナ対策に関わる全て皆さんおかげで現在感染者数が減少に向かい、少しずつ日常生活に戻ろうとしております。しかしながら、新型コロナウイルス脅威がなくなったわけではなく、少しでも気緩めれば、第2波、第3波、感染波が襲ってくる可能性が強くあるため、油断なく感染予防意識と対策徹底が必要だと考えております。  (1)感染拡大防止考慮した避難所運営について。  特に、これから梅雨や台風シーズン控え、また最近では長野や岐阜飛騨地方では4月以降、地震が頻繁に起こり、100回以上起こり、この地域でも震度1程度地震が数回観測されております。大規模災害が起こった場合、避難所における感染症対策に万全期すということが重要だと考えております。私ところへもそういった不安声がたくさん届いております。従来避難所というは、ウイルスが拡大しやすい密集、密接、密閉3密がそろっております。この3密どう防いでいくか。ア避難所開設における感染防止対策はどうしていくか。先ほど町長答弁にもありましたように、避難所対策進めていくとありました。町ホームページとかひまわりあんしんメールでも避難所関係素早く載せていただいて、皆さんやる気感じております。このホームページ中では、通常より多く避難所開設予定しているというふうに書いてありますけれども、もう少し場所も含め具体的にお伺いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問避難所開設における感染防止対策につきまして、台風災害想定した学習等供用施設による避難所開設につきましては、3密避ける運用行うため、開設場所これまで3か所で実施しておりましたが7か所に増設し、避難者方へ手指消毒実施、検温など健康チェック、閉設後施設消毒、保健師による巡回指導行うなど感染予防対策実施した避難所運営行います。また、使用する部屋につきましては、これまで休養室のみ使用しておりましたが、集会室や保育室使用するなど、3密避けた運用行います。  なお、発熱やせき等症状ある体調優れない方などにつきましては、健康な方と部屋用意するなど、避難所内で感染防止にも努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 学習等も3か所から7か所というふうでやっていただけるということです。そうなってくると、備蓄品なども準備していかなければならないと思います。昨年12月質問中で、避難所運営円滑にしていくために避難所運営キット要望しましたところ、こちらも早急に準備していただき、ありがとうございました。  避難所で備蓄品にマスクや非接触型体温計、消毒液等、資材確保はじめ、感染防止対策として必要な間仕切りだとか段ボールベッド、パーティションなど備蓄整備強化も必要と考えますが、実際に備蓄としてこういったものがあるか、またこれから準備されるかお伺いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 備蓄拡充につきましてでございますが、国交付金、県補助金利用して非接触型体温計、段ボール間仕切り、避難所用テント、今言われましたマスク、フェースシールド、手指消毒液、除菌機能つき空気清浄機など購入検討し、感染拡大防止考慮した備蓄拡充に今後も努めてまいります。  また、備蓄品購入により、ちょっと手狭になっておりますが、各学供備蓄倉庫1基ずつ増設したいというふうにも考えております。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  今言われましたように、国第2次補正予算中で臨時交付金が活用できると言われておりますので、よろしくお願いします。  先ほど答弁中でお話がありましたけれども、感染者がいる場合は部屋別にするということがありますけれども、そういった場合に専用トイレも確保することが望ましいというふうに言われておりますので、簡易トイレなどもしっかりと準備していただきたいと思います。  次に行きます。  避難所が開設されると密にならないように収容人数はどれくらいなか、目安はあるかとか、皆が初めてことでもありますけれども、この新しい生活様式場所確保だとか換気頻度はどうしていくかとか、部屋分けるということもありますけど、ガイドライン的なものが必要だと考えますが、どうでしょうか。こちらも過去質問で、コロナ対策ということではなかったですけれども、避難所運営マニュアルがあるかと聞いたら、町独自ものはなく、県マニュアル参考にされているというふうな答弁だったと思いますが、この辺お考えお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) ガイドライン必要性でございます。  扶桑町では、避難所運営ガイドラインは今現在は作成されておりませんが、ガイドライン必要性につきましては十分理解しております。現時点で国から収容人数目安やガイドラインについて具体的な示しはありませんが、避難所における滞在スペースレイアウトや発熱やせき等ある体調優れない方と健康な方区別していくようなレイアウト参考も示されておりますので、今後避難所運営参考としたいと思います。  なお、愛知県ほうから研修として人を派遣していただいて、ガイドライン作成ほうお力添え頂けるようなことも載っておりましたので、今後進めていきたいと思っております。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。  大規模災害が起こり、避難所生活が長期化するような場合は、地域方が中心で避難所運営していくことになろうかと思いますので、より分かりやすいもの準備していただきたいと思います。  ホームページほうでも紹介されておりますけれども、知っておくべき5つポイントとか避難所行動判定フローなんかも載せてありましたけれども、自宅で安全確保が可能な場合は自宅待機していただくとか、公的な避難所以外自主避難する場所確保とか、また分散避難、行政に頼るではなく、まず自分身は自分で守るという基本的なところですね。自助部分強化という意味で今後周知、啓発どう進めていくかお伺いいたします。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 住民へ周知、啓発につきまして、今、議員言われましたとおり、町ホームページで避難所における新型コロナウイルス感染症へ対応につきまして中に、避難所増設、自宅療養者等へ避難、避難者健康状態確認、親戚や友人家などへ避難検討、避難場所へ避難する場合お願いなど掲載してございます。また、広報8月号にも同様内容掲載し、周知徹底に啓発行ってまいりたいと思います。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) そうですね。このコロナ影響でホームページアクセス数はすごく増えているかと思います。パソコン環境があるはいいですけど、ないもたくさんいらっしゃいますので、今言われた広報とか、あらゆる媒体使って周知していっていただきたいと思います。  ちょっと余談ですけど、今スマホ1台は皆さんほとんど方がお持ちだと思いますので、ぜひホームページそのものスマホ対応にしていただきたいと思っておりますので要望しておきます。  次に行きます。  今年防災訓練は中止というふうにお知らせがありました。今後は当然、コロナに対応したこと考えていかなければならないと思いますけれども、今後防災訓練に関してはいかがお考えでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 今後防災訓練につきましては、新型コロナウイルス感染症に対応した防災訓練実施するが望ましいと考えており、新しい生活様式基本的な感染対策としまして、間隔はできるだけ2メートル、最低1メートル空け、マスク着用し、さらには手洗い実施や検温など健康チェック行うなど、避難所における感染予防対策取り入れた防災訓練実施検討してまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) いずれにしても、行政だけではなく、やっぱり自主防災組織協力とか、地域連携強化というところ進めていくことが大事だと思っておるんですけれども、茨城県取手市では、今回大々的な訓練はできないので、自主防災会長、市協力員皆さん対象に協議して、人を限定して実際に体育館でテント張ったり、段ボール間仕切りつくったり、感染症避難所設営演習が行われたようです。今朝新聞にも載っておりました。広島が同じようなことされたということで、やっぱり茨城とか広島は昨年大被害受けているということで、やはり水害が多くなる時期前にやっておこうということで取り組んだようであります。  そういう意味では、扶桑町は実際に起こったところと危機感がまだまだ違いがあるかと思いますので、先ほど部長言われましたけれども、県ほうでも今回、各市町防災担当集めて訓練行うということも聞いておりますので、本当に災害はいつ起こるか分かりませんので、しっかりと先進な事例参考にしながら準備していただきたいと思います。  では、次(2)に行きます。  現在、特別定額給付金手続が進められ、5月7日以降、オンライン、またダウンロード申請方が最初157名分が支給され、5月25日からは郵送申請方へ書類発送ということで報告も協議会中でありました。現在進捗状況はいかがでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 紀平総務部長。 ○総務部長(紀平剛志君) 御質問ありました進捗状況でございます。  特別定額給付金につきまして進捗状況につきましては、令和2年5月7日からオンライン申請受付開始するとともに、5月25日に町内方へ一斉に書類による申請書郵送いたしました。本日、6月8日、給付分も合わせまして、これまで4回に分けて給付実施し、給付世帯数につきましては3,372世帯、給付済み金額としましては8億7,290万でございます。対象世帯数1万4,340世帯へ給付率割合でございますが、約23.5%となってございます。  給付ごと内訳としまして、第1回につきましては、5月20日分でございますが58件、1,570万円、第2回目5月28日、449件、1億2,740万円、第3回6月4日分でございます、976件、2億4,470万円、本日給付します第4回目となりますが、1,889件、4億8,510万円で、合計が先ほどお話ししました8億7,290万円となってございます。現在到着しました申請書順次給付に向けて進めておりますが、今後におきましても、できる限り速やかにお届けできるよう引き続き努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 細かくありがとうございました。  コロナ影響で暗いニュースが多い中、全員に一律10万円頂けるということで皆さん期待も大きく、申請はいつからだ、いつからお金がもらえるか、自治体によってどうして差があるかといろいろ声もありました。一日も早く皆さんところに届くようにと、本当に職員さんにおかれましては一生懸命やっていただいていると感謝しております。しかしながら、オンライン申請が一番早く給付ができるということで、マイナンバーカードお持ち方は申請したにもかかわらず、暗証番号が分からず申請できなかった等、全国的にですけれども課題があったようですけれども、本町ではスムーズに申請ができていたか、問題がなくできていたか教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 今、御質問がございましたマイナンバーカードによる特別定額給付金オンライン申請時において問題点でございますが、議員もおっしゃいましたように、申請においては4桁暗証番号と16桁暗証番号が必要になります。しかしながら、その暗証番号お忘れになったり、設定されなかったりした場合がございました。また、パソコンから申請する際にカードリーダーが必要だということ御承知でなかった方、もしくはスマートフォンで申請では機種によっては対応ができないということもありました。これらが問題点と考えております。以上です。
       〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  私も住民方から給付金ことだけじゃなくて、中小企業支援策、様々質問受けておりましたので、毎日ホームページチェックしながら皆さんにお伝えしていたですけれども、今回この給付金申請するのにマイナンバーカード使ってオンラインで申請すれば、より多くの人が早くに受け取ることができたわけなんでありますけれども、役所悪く言っておるんじゃなくて、マイナンバーカード作るか作らないかというは自己責任でしたので、ただ今回、コロナということが起こったことでカードつくっておけばよかったと思った方も多数いたと思うんです。全国的にもそもそもマイナンバーカード給付金に合わせてマイナンバーカード交付するが急増して、一宮市でも通常時10倍方がマイナンバーカード交付するに申請されて、そのカードが国から到着して、その後手続が様々ありますけれども、お渡しするに時間もかかり、大変苦労されているということお聞きしました。そのことで分かったことが、皆さんもとに届けられている通知カードが5月25日で廃止になるということでありました。これは私も本当に認識不足で、同僚議員さんフェイスブックで知ったわけなんですけれども、廃止になるということ周知していただきたかったし、通知カードが廃止になったらどうなるという問合せも頂いたり、その辺ところですね。そもそもマイナンバー交付数、実際に交付というか作ってみえる方含め、ちょっと詳しくその辺こと教えていただきたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 今御質問でございますが、まずやはり利用というか申請は少のうございます。その点におきましては、今後、マイナンバーカード利用した制度について国ホームページと連携密に行っておきまして、扶桑町、本町ホームページにも速やかに情報掲載するなど、住民皆様へ周知に努めていきたいと考えております。  また、マイナンバーカード交付率でございますが、全国令和2年5月1日時点における交付率は16.4%であるに対しまして、本町交付率は12.6%となっており、やや低い状態でございます。  今御質問にありました枚数でございますが、この12.6%は人口3万4,870に対しまして、4,398枚交付しておるという状況でございます。こちらに関しましては、国マイナンバーカード普及促進方針受けまして、本町では今年3月から、今、役場2階にミーティングルームというがございますが、そちらに臨時マイナンバーカード交付窓口開設いたしまして、交付希望者増加に備えておるという状況でございます。  そしてもう一点、先ほど通知カード廃止ことについてでございます。  こちらにつきましては、ちょっと周知等があまりはっきりされていなかったところはおわび申し上げますが、議員おっしゃったとおり令和2年5月25日に廃止されております。廃止というものは5月25日以降、新規に発行や再交付ができなくなるというものでございますが、内容が現在住民票と同じであれば、証明書類としてそのまま使用できるものでございます。今後は、新たに出生などでマイナンバーカードお知らせするものとして、個人番号通知書というのを送付する予定でございます。ただ、こちらにおきましては、証明書類としては使えないことから、今後、マイナンバー証明書類といたしましては、マイナンバー記載ある住民票写しなど御利用いただくということになります。  先ほど来申し上げておりますが、今後も周知につきましてはホームページ等で周知行って、我々庁舎内におきましても通知カード廃止情報につきましては共有図ってまいりたいと思っております。以上でございます。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  マイナンバーカードそのもの必要性というのを皆さんがあまり感じられていないというが一番根底にあるかなとも思ったりするんですけれども、私、2年前に質問したときは約3,000で8.8%ということでしたので、それでも12.6%という少ない交付率であります。今後、第2波、3波と、もしこういうウイルス感染拡大が起こったときに、今回ような給付金でマイナンバーカードが使えるとか、そういうことがあるかどうか、また先ことで分かりませんけれども、このコロナきっかけに一層電子化というも進んでいくかと思いますので、今言われましたように今後マイナンバーカード普及について、どう推進していかれるかお伺いしたいと思います。 ○議長(杉浦敏男君) 髙木健康福祉部長。 ○健康福祉部長(髙木 明君) 先ほども申し上げたとおりでございますが、今、本町におきましては、窓口も特別なマイナンバーカード対応ということで設けておりますので、そちらで引き続き対応させていただきたいと思っております。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。  じゃあ、次(3)に行きます。  学校で対策についてでございます。  今月から学校再開となり、子どもたちも大人たちもやっとほっとしていることと思います。本当に学校において対策も密にならないよう、安全できめ細かい対策が求められ、大変に先生方も御苦労が多いかと思います。3月から誰もが経験したことない長期休暇になってしまい、学習遅れどう取り戻していくか、受験生抱える親御さんたちはじめ皆さん本当に気になることだと思っております。具体的にお伺いしていきたいと思います。この学習遅れどう取り戻していくかということです。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 学校休業による学習遅れ取り戻すため、夏休み縮小、運動会、体育大会短縮して開催、学習発表会、合唱コンクール中止、小学校高学年校外学習中止など、行事精選し、短い時間生み出して学習行うモジュール型授業や予習兼ねた家庭学習考えております。  また、本町は2学期制取り入れており、3学期制よりも授業時間が多く確保でき、落ち着いて学習に取り組める環境にあります。文部科学省は小6、中3最終学年以外は教育課程内容来年以降に送ってもよいと言っておりますが、子どもたちになるべく負担かけず、かつ先送りしないように努力いたしております。現在各小・中学校ネット環境でオンライン学習は行いませんが、教員間で会議システム等研修現在進めておる状況でございます。以上でございます。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 一つ再質問ですけれど、土曜日に登校するということは今後あり得るんでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 土曜日登校につきましては、現在考えておりません。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 分かりました。  先生方英語やらないかんとか、プログラミングやらないといけないとか、本当に大変だと思いますけれども、子どもたちが安心して学習ができるようによろしくお願いしたいと思います。  次登下校暑さ対策についてでございます。  連日、先週から30度超える日が増えてまいりました。先日は私地域山名小学校でも暑さ対策として登下校マスクはしなくてもいいよというお知らせメールが届きました。マスクするだけでも暑いのに、登下校は本当に大変だと思います。今までなら、通常ときですよ、夏休み中プールも熱中症対策でプールが中止になったぐらい大変な熱中症予防で中止していたわけであります。先日、テレビで豊田学校が傘差して登下校させているというもやっておりました。傘差していれば一定距離は保たれ、最近では日傘男子という言葉もあるくらいで、暑さ対策にもなるかと思います。こういった工夫はどうでしょうか。また、たまたまテレビ見ていた保護者方から、子どもたちがマスクして真っ赤な顔して帰ってきた。ちょうどこのニュースやっていて、本当にこれはいいなと思ったということでした。学校ほうでは登下校暑さ対策はどのように考えていますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) コロナウイルス感染症予防ために、マスク着用で現在登下校するように指導はしております。しかし、今おっしゃいましたようにあまりにも暑い、息苦しいなど、マスク着用ができない場合につきましては、マスク外して距離保って登校するように指導しておるところでございます。  また、午後3時下校暑さが心配されます。例年夏休み期間7月21日から8月7日及び8月24日から8月31日までは、小学校では午後4時に一斉下校とするよう考えておるところでございます。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 以前に質問した、いわゆる置き勉ですね。やっぱり、先ほど矢嶋さん質問にもありましたけれども、荷物たくさん持って、特に今日みたいな月曜日は水筒持って、体操服持って、そういう道具持ってというようなことがありますので、できるだけ荷物も置いてこれるような、荷物軽減するといったことも大事かと思いますので、いろいろ対策お願いしたいと思います。  次でございます。  長期休校に伴い、生活リズムが崩れ、運動不足にもなって、一層体調管理が必要と思われます。また、いろんなこと制限してきたストレスが学習遅れとか学力格差など、本当にいろんな意味で心理的なストレス抱えている子どもたちもいるかと思います。子どもたちメンタルケアについては、どういうふうに考えているでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) コロナウイルス感染症は、子どもたちにとって学校に行けない、友達と会えないなど、大きなストレスとなりました。大きなストレス解消するため取組として、まず休業中は心配される児童・生徒に関して電話で話したり、課題受取り時に会って直接お話したり、来られない児童・生徒家に課題届けたりと、状況把握と心ケア含めて取り組んでまいりました。学校再開に向けて分散登校時には、全て児童・生徒に教育相談アンケート行いました。心配される児童・生徒には直接担任と面談し、相談活動行いました。さらに必要であれば他教職員と連携取り、児童・生徒心配事少なくする体制取っております。  最も心配されるは学習面ストレスです。先ほど申し上げましたとおり、授業時間確保に努め、児童・生徒になるべく負担がかからないように計画しております。本町2学期制が3学期制よりも授業時間が多く確保できるよさがあり、この強み有効に利用していきたいと考えております。教育委員会としましては、子どもたち笑顔守るために担任だけでなく、教職員全体で連携して児童・生徒状態変化察知し、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーとも連携して児童・生徒ケアに努めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。  早速、アンケートや面談もしていただいたということお聞きしましてよかったなと思っておりますけど、私もネグレクトやDV、虐待傾向にあった子たちが、この長期休暇ときにどう過ごしてきたかなというがとても気になっておりました。また、子どもたちというは、先生や母親が忙しくしていると、なかなか声かけづらいということもあるかと思います。そして、子どもたちだけでなく、先生方もすごくストレス抱えているんじゃないかなと思いますので、今後また先生メンタルケアほうも同様に行っていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。  学校対策最後質問になりますけれども、先ほども言いましたように先生方負担というも非常に大きいかと思っております。子どもたちが帰った後に消毒やらトイレ掃除など先生方がやるんだと思いますけど、少しでも負担軽くできるように外部委託とか先生志望学生アルバイト等、できるだけ負担がかからないように、そういったことは考えていますでしょうか。 ○議長(杉浦敏男君) 志津野教育次長。 ○教育次長(志津野 郁君) 今、議員がおっしゃいました消毒、清掃につきまして、主に先生がやってくださっておられます。現状消毒につきましては、児童・生徒手指消毒は、登校時、長い休み時間に遊んだ後、体育後、給食前、清掃後に行います。清掃は、窓全開して行っております。児童・生徒下校後、主に児童・生徒が多く触れる場所や配膳台教職員が次亜塩素酸ナトリウムで消毒しておるところでございます。教職員負担がさらに増えてしまう心配はしておるところでございますが、議員おっしゃいましたように消毒手伝いお願いできる人員確保する方法検討してまいります。よろしくお願いいたします。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) 先生負担って本当に大変だなということ思っておりますので、ぜひそういった少しでも軽くなるようなことやっていただければなと思っております。よろしくお願いします。  最後に(4)高齢者、独居健康、見守りについてお伺いしたいと思います。  公共施設はじめ民間施設も休館余儀なくされ、地域活動、通所とか訪問等介護サービスも利用できない中で、特に独り暮らしなど方は認知症不安とか健康悪化が懸念されています。町としては、そういった方へ対応はどうされていたでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(杉浦敏男君) 糸井川健康福祉部参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者、独居健康、見守りについてでございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止観点から外出自粛など影響によりまして、自宅で過ごされる高齢者や独居運動不足による体力低下や見守り活動低下については、心配されているところでございます。このため、町では健康増進や運動不足による体力低下解消目的に、5月2日からラジオ体操第一ということで広報無線において放送しまして、皆様に自宅で運動お願いしているような状況でございます。  見守りにつきましては、扶桑町高齢者等地域見守り協力に関する協定というのを以前から行っているところでございますが、これによりまして、各協力事業者と連携し、高齢者異変発見した際に通報していただくような通報体制整えているところでございます。  また、町が実施しております配食サービス事業におきましても、食事配達に併せまして高齢者世帯ほか、独り暮らし高齢者安否確認行っているところでございます。新型コロナウイルス感染拡大抑える上で、日常的な見守りについては、電話連絡ほか、直接御本人と面会しなければならない場合には十分な距離取るなど方法で対応する必要があります。さらにこれからは、居宅内における熱中症対策も必要となってくると思われます。今後につきましては、感染状況踏まえた上で感染防止策相談や方法含めまして、高齢者見守り活動地域民生委員や地域包括支援センターとともに進めてまいります。以上です。    〔12番議員挙手〕 ○議長(杉浦敏男君) 佐藤さん。 ○12番(佐藤智恵子君) ラジオ体操とか、学校教育課ほうでもストレス体操など動画とかもホームページほうで工夫していただいておりました。何とか少しずつですけれども、日常が戻ってきて、公共施設なども一部開放されてまいりました。今ところ、町内方からそういうことで困ったという御相談が特になかったということお聞きしておりますけれども、特に高齢者はウイルスに感染するリスクも高いし、ふだんよりも外出控えていらっしゃる方もたくさんおりました。また、従来から人の関わりが薄い方、そういう方々はこのコロナにかかわらずですけれども、コロナ中でどう見守っていくか課題でありますけれども、今後も先ほど言われました協定結んでいる地域協力者や民生委員さんはじめ地域支え合いが今後必要と思われます。電話とか安否確認強化など、なお一層取組お願いいたしまして、私質問終了したいと思います。ありがとうございました。 ○議長(杉浦敏男君) 以上で、佐藤智恵子さん質問終結します。  お諮りいたします。  本日会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。  これにて延会いたします。              午前11時38分 延会...