扶桑町議会 2020-06-08
令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)
令和 2年第3回定例会(第2日 6月 8日)
令和2年6月8日(月曜日)午前9時30分開議
第1
一般質問
――
――――――――――――――――――――――
本日
の会議に付した案件
議事日程のとおり
――
――――――――――――――――――――――
出席議員(16名)
1 番 伊 藤 猛 君
2 番 間 宮 幹 男 君
3 番 荒 木 孝 三 君
4 番 近 藤 裕 君
5 番 兼 松 伸 行 君
7 番 千 田 勝 文 君
8 番 丹 羽 友 樹 君
9 番 大 河 原 光 雄 君
10 番 和 田 佳 活 君
11 番 矢 嶋 惠 美 君
12 番 佐 藤 智 恵 子 君
13 番 小 室 輝 義 君
14 番 髙 木 義 道 君
15 番 千 田 利 明 君
16 番 杉 浦 敏 男 君
――
――――――――――――――――――――――
欠席議員(1名)
6 番 澤 田 憲 宏 君
――
――――――――――――――――――――――
地方自治法第121条
の規定により
説明のため会議に出席した者
の職氏名
町 長 鯖 瀬 武 君
副 町 長 神 田 龍 三 君
教 育 長 澤 木 貴 美 子 君
総 務 部 長 紀 平 剛 志 君
健康福祉部長 髙 木 明 君
健康福祉部参事兼多
機能児童館等準備室長
糸 井 川 浩 君
産業建設部長 澤 木 俊 彦 君
会計管理者 尾 関 実 君
教育次長兼
学校教育課長
志 津 野 郁 君
政策調整課長 長 谷 川 明 夫 君
総 務 課 長 兼 松 和 彦 君
災害対策室長 川 瀬 直 彦 君
住 民 課 長 小 山 勝 己 君
介護健康課長 渡 邊 隆 吉 君
福祉児童課長 小 室 和 広 君
産業環境課長 村 田 武 司 君
監査事務局長 髙 木 佳 穂 里 君
――
――――――――――――――――――――――
本会議に職務
のため出席した者
の職氏名
議会事務局長 江 口 英 樹 君
議会事務局主幹 奥 村 洋 君
――
――――――――――――――――――――――
午前9時30分 開議
○議長(
杉浦敏男君) 改めまして、おはようございます。
ただいま
の出席議員は15名であります。
澤田憲宏さんは都合により欠席
の届けが出ております。
定足数に達しておりますので、直ちに本日
の会議
を開きます。
本日
の議事日程につきましては、
一般質問のみであります。よって、日程表
を省略させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
ここで、
志津野教育次長から発言
の申出が出ておりますので、これ
を許可します。
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) おはようございます。
教育委員会から資料
の提出について報告いたします。
6月2日
の先議議案
の中で、髙木議員から情報端末
の各小学校・中学校別
の購入台数について御質問
を頂きました。学校別
のそれぞれ
の台数明細
をまとめた資料
を机上に置かせていただいております。よろしくお願いいたします。以上でございます。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第1
一般質問
○議長(
杉浦敏男君) それでは、これより日程第1、
一般質問を行います。
最初
の質問者、
大河原光雄さんに質問
を許します。大河原さん。
〔9番
大河原光雄君発言席へ〕
○9番(
大河原光雄君) 改めまして、おはようございます。
質問
の時間
を頂きましたので、通告に従い質問
をさせていただきます。
まずは町長におかれましては、このたび
の選挙におきまして当選
を果たされましたこと、心よりお喜び申し上げます。
私
たち議員、会派も再結成して、新たなるスタート
を切ることとなりました。負託された思い
をしっかりと受け止め、町民
の皆様
の福祉
の向上と安全・安心な
まちづくりに向け、活動
を続けてまいる所存であります。どうかよろしくお願いいたします。
こうした観点
を含めまして、町長
の本定例会における所信及び施政方針に対しまして、何点かお伺い
をいたします。
まず、
新型コロナ対策の今後
の取組ということでお伺い
をいたします。
最初に、全国で亡くなられた方々と罹患された方々にお悔やみとお見舞い
を申し上げますとともに、ワクチンなど今後
の早急な
医療体制の充実
を期待したいと思います。この
新型コロナ関係の質問は今回、他
の議員さんから多く
の質問通告がされておりますので、詳細な内容についてはお任せ
をし、日々状況が変化している現状も踏まえ、私は所信として
の基本的なお考え
を端的にお伺いいたします。
町長におかれましては、選挙
の当選直後
の第一声で、最初
の一番
の取組は
コロナ対策だとおっしゃいました。町内でも感染者が発生したという事実
を重く受け止め、まずは感染
の拡大防止に最大限
の努力
をしていくということかと思います。
先日、私たち
の会派からも感染
の拡大防止と支援、そういう2つ
の柱から成る
新型コロナ対策の要望書
を提出させていただきました。現状はというと、
非常事態宣言の解除後は
自粛ムードが緩んできていると感じている
人が大半で、多く
の方が今後2波、3波という感染
の拡大
の恐怖
を感じているということでございます。所信でも述べられておられますが、この
新型コロナウイルスの発生状況によっては、様々な見直しや方向転換も余儀なくされるという町長
の御発言もありました。今後
の町独自
の支援などでリーダーシップ
の発揮
を期待してはおりますが、新しい
生活様式を基本とした感染
の拡大防止の施策や住民へ
の支援など、どのようなスタンスで取り組んでいかれる
のか
をお聞きいたします。
○議長(
杉浦敏男君)
鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) この
新型コロナウイルスにつきましては、
感染予防と
社会生活、経済
を両立していかなければならないという、新たな極めて難しい段階に入ってきたところでございます。
今回、国
の2次補正
の予算
の内容としましては、
雇用調整助成金の拡充ですとか、
家賃支援給付金の創設、それから
医療体制の強化などが盛り込まれているほか、町に対しましては
感染症対策、
地方創生臨時交付金でございますけれども、これは前回
の2倍ほど
の予算となっておるところでございます。今後は、その交付金
を活用しまして、当町、扶桑町
の住民
の方、
事業所等にその実情に合った効果的な施策
を講じていくこととしております。
まず、一番大事な
のは、やはり
感染予防強化ということでございます。まず、避難所
の感染予防策を講じてまいります。これから梅雨
の時期に入りますので、避難所
の感染予防をしっかりやっていきます。それから、学校、保育園
の安全対策としましては、消毒、清掃
の徹底、それから体温測定
を確実に行いまして、安心して通える、そういった環境
を整備してまいります。
公共施設のこういった消毒につきましては、教員とか職員
の負担
をできる限り減らすように委託ですとか臨時
の雇用で行っていきたいというふうに考えております。
また、議員もおっしゃいました新しい
生活様式でございますけれども、今後これがスタンダードになりますので、そういった社会へ
の対応としまして、飲食店へ
の感染防止策の補助、それから消費
を喚起するため
のプレミアム商品券のプレミアム率のアップ、そのほか、例えば失業された方とか、そういった生活に困窮されている方へ
の直接
の助成ということもありますけれども、現在
の段階としましては、そういった国
の施策
を見ながら町として
の事業につきましてどういうものが適切か選択中
の状況でございます。
間もなくこの
臨時交付金の額も決定が来ると思いますけれども、第2波に備えた備えも必要ですので、そういったことも含めまして今予算
を編成中でございます。まとまり次第、議会へ追加で御提案
をさせていただきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願い
をいたします。以上です。
〔9番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 大河原さん。
○9番(
大河原光雄君) ありがとうございました。
今申された支援策については、私たちも迅速な対応で協力していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
次にですが、
選挙公約についてお伺いいたします。
町長は選挙において、誇れる扶桑町
をつくる会
を立ち上げ、災害に強く安心・安全、
子育て支援と
子どもたちが意欲
を持って学べる、お年寄りが安心して生活できる、産業が伸びる、こういう
まちづくりを町民
の皆さんと一緒に進めるという公約
を掲げておられます。財政
の健全化については別途お聞きしますが、
災害対策、
公共交通、
学校給食費の補助、
公共施設の統廃合、
児童館建設等、いずれも大事な項目であると考えますが、町民
のニーズに合った事業
の取捨選択ということも所信表明でおっしゃられております。誇れる扶桑町
をつくるというお気持ちから、今後、優先的にどのような施策
をどのような形で推進、実施していかれる
のか。また、そういうところで問題があれば、どのようなものかお聞かせください。
○議長(
杉浦敏男君)
鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 今回
の選挙公約ですとか所信で述べさせていただきました事項につきましては、いずれも扶桑町
の住民
の方にとりましては、大きな期待
をしていただいているもの、また喫緊
の課題であると認識
をしております。
特に優先順位
を決めているわけではございませんけれども、根底にある問題は、
財政状況が厳しいということであります。また、来年度以降につきましては、この
新型コロナウイルスの影響で
地方行政がさらに厳しさ
を増すことは明らかな状況と言えます。住民
の方から納めていただいた税金
を無駄なく住民
のニーズに応える事業に充てていくこと
を優先に、
スピード感を持って事業
を進めてまいりたいと考えております。
これまで
の取組
の一部
を述べさせていただきますと、
学校給食費の補助につきましては、
財政状況から全部とかそういうわけにはいきませんけれども、そういった範囲
を限定したものになりますけれども、来年度から実施できるように制度
の検討に入っております。
小・中学校
の児童・生徒へ
のタブレット端末につきましては、今回
の補正で今年度中に完了できるように進めておるところでございます。
公共交通の導入につきましては、できる限り町
の財政
を考えまして、負担
を抑えながら利用しやすいシステム
を基本に、方式
を絞って導入に向けた検討に入ってまいります。
公共施設につきましては、施設
の統廃合だけではなく、
運営方針についてもすぐに改善できることがあれば改善
をし、
経常経費の削減に取り組むように検討
を始めております。また、大きな事業でございます
児童館建設につきましても、見直し
の検討
を進めております。
しかし、現在、繰り返しになりますが、行政としましては、
コロナウイルス対策を最優先に行うべき社会情勢であると思いますので、その状況
を見ながら進めていきます。しかし、場合によっては、事業
の変更等
を余儀なくされることは当然あるかと思いますので、町全体
のバランス
を取りながら、扶桑町がさらに発展していくように、誇れる町となるように取り組んでまいる決意でございます。以上です。
〔9番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 大河原さん。
○9番(
大河原光雄君) ありがとうございました。
ただいま
の御答弁で全て
の根底にあると言われた厳しい
財政状況から、次に今後
の財政運営の考え方についてお伺い
をいたします。
少子高齢化による扶助費
の増加、人口
の減少による税収
の減少や
公共施設の老朽化に伴う整備など、多く
の自治体が財政については大変苦慮しており、本町でも例外ではないということかと思います。町長は限られた財源
の中で、町民
のニーズに合った事業
の取捨選択
を行い、計画的で効率的な
財政運営を進めていくと所信で述べられております。また、今後は
人口規模や歳入に見合った
行政サービスへ
の転換
を図っていかなければ、自治体として
の基本的な役割
を果たせなくなるということもおっしゃっておられます。
私も、例えば
受益者負担など町民
の方々に痛み
を伴う施策も必要になることも考えていかなければならないと思いますし、3月議会
の一般質問でも
フルセット主義から
の見直しということで、広域連携
の考えなども述べさせていただきました。このような
行政機能の向上や、あとは
シティセールス、
企業誘致、税収
の確保、そして経費
の削減による計画的な
財政運営など、本町
の財政基盤の構築に向けて基本的なお考えと町長
の決意
をお聞かせいただけますか。
○議長(
杉浦敏男君)
鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 町
の財政状況全般で申し上げれば、議員さんがおっしゃいますように、今後、大幅な税収は望めない、そういった中で今回
のコロナウイルスの影響ということで、来年度以降は非常に厳しくなるということは議員さん
のおっしゃるとおりだと思いますし、その中でまた
社会保障費の増大ですとか、そういったことがありますので、私は
地方行政の検討
を図らなければ、本当に
地方行政の最低限
の行政
を行うことができなくなる、それがあるということ
を非常に危惧しているものでございます。
そういった中で、今後
の財政運営に当たりましては、
経常経費の削減
のために
維持管理費の見直し、それからAI、RPA
を使った人件費や電算経費
の削減、それから
近隣市町と
の事務
の共同化とか、民間、NPOなど
の活力
の導入ということ
を訴えていきまして、そちら
のほう
を進めていくように検討
をしておるところでございます。長期的には、議員もおっしゃいました
人口規模に見合った
公共施設の配置が大きな課題になってきます。
歳入面では、地理的には災害に強い、有利な地域であるということ
をアピールしまして、
企業誘致ですとか定住人口
の増加
を図ってまいりたいと思っております。これは
新型コロナの影響でテレワークが普及
をしまして、地方へ
の移住が加速するという可能性もありますので、
空き家バンクですとかSNS、そういったもの
を活用しまして、時代
の変化
を的確に認識しまして町
のイメージアップとなる情報発信
を進めてまいりたいというふうに考えております。
それから、また当町は、
観光資源には恵まれておりませんけれども、
近隣市町にはそういった
観光資源がございます。木曽川という豊かな自然環境ですとか、国道41号線
の6車線化
をチャンスとしまして、そういったこと
を含めて
近隣市町と連携して扶桑町へ
人を呼び込み、産業
の活性化
を図り、
財政基盤の確立につなげていきたいというふうに考えております。
しかし、既に財政は逼迫した状況でございまして、先ほども言いましたけれども、自治体として基礎的な機能
を維持していかなければなりませんので、現在
のサービス
の縮小や廃止、議員さんもおっしゃいましたけれども、住民
の方にも御不便、痛み
を伴う改革
を実行していかなければならないと考えておりますので、住民
の方
の御理解
を得られるように私が先頭に立って改善
を進めてまいりたいと考えております。以上です。
〔9番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 大河原さん。
○9番(
大河原光雄君) ありがとうございました。
今るる丁寧に取組
を御
説明いただき、ありがとうございました。
何よりもこのコロナ
の霧が晴れなければ先が見通せないという
のが現状でありまして、ただいま申されたように先頭に立って改革
を進めていくという力強いお言葉
を頂きました。町民
の皆さん
の願いである健康で快適な町
の実現に向けて、町長
の所信にあります「みんな
の笑顔が輝くまち扶桑町」、そして次世代まで魅力あふれ誇れるふるさととなるよう、町長には一層
の御尽力
を切に望みまして私
の質問
を終わります。ありがとうございました。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、
大河原光雄さん
の質問
を終結します。
次
の質問者、
矢嶋惠美さんに質問
を許します。矢嶋さん。
〔11番
矢嶋惠美君発言席へ〕
○11番(
矢嶋惠美君) おはようございます。
さきに通告した内容に沿いまして
一般質問をさせていただきます。
通告
の内容ですが、
長期休校中
の児童
の昼食についてでございます。
全国
の学校で3月から停止していました学校が通常再開
をされました。本町でも
子どもたちが元気に登園、登校する姿が改めてまぶしく感じられております。今回
のコロナウイルスに関わる長期にわたる休校は、誰も経験したこと
のないもので、そのような中、関わる先生方、職員
の方たち、また保護者
の方たちも大変な御苦労
をされております。コロナに関わる影響は全て
のジャンルにおいてわたっておりますが、教育につきましても
GIGA教育など早急な課題が山積です。
そのような中で今回
の質問ですが、夏休み
を含めた今回
のような
長期休校中における児童
の昼食についてです。
最初に、
学校給食法では、その果たす目標に、
学校給食が児童及び生徒
の心身
の健全な発達に資し、かつ国民
の食生活
の改善に寄与するものである。いろいろ続きます。第2条においては、4つ
の目標も掲げられております。法律上、目標やそれぞれ
の組織、学校や自治体、そういった組織が果たす任務もうたわれております。3か月にわたり給食がなかったわけですが、まずもって登校が始まり、この間、児童が食生活
を含む日常生活
をどのように送っていた
のかなど、現状把握はされましたでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 各学校におきまして、5月末
の分散登校中に児童に対して教育相談アンケート
を実施いたしました。また、休校中
の課題
の受渡し
のときに保護者に家庭で
の子ども
の様子
を伺うこともいたしましたが、休校中
の昼食
を含む日常生活
の詳細な点につきましては、把握していない
のが現状となっております。以上でございます。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) 先ほども言いましたけれども、給食
の果たす役割、栄養
の不足、偏り
のないバランス
の取れた食事など、給食はいろんな意味で
の役割があります。食育から見て
の意味合いも含まれております。必ずしも全児童がそれに代わる昼食
を取っていたとは思われないと思いますけど、いかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 議員
のおっしゃるとおりかと思います。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) 次
の質問に行きます。
今、現状として伺ってまいりました。
放課後児童クラブ
の利用者及び必要とされる児童へ
の昼食提供について、学校に代わる安全な子ども
の居場所として就労支援
を目的とする放課後児童クラブ
の利用があります。仮に何らかの昼食
を提供されたとしたら、保護者から見てどのような利点があるとお考えでしょうか。
5月25日以降、午前中のみ
の分散登校が始まりました。1年生が新しいランドセルにランドセルいっぱい
のお道具箱
を詰め、手には弁当箱、そして1日分
の水分補給
のステンレス
の水筒、そうしたもの
を持ち、30分近く歩いた
のが実態です。また、弁当は常温
のため保冷剤
を幾つも詰めております。安全な昼食、就労する保護者へ
の負担軽減などについて、どのように考えておられますでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君)
新型コロナウイルスの感染
拡大防止のために学校が臨時休校となりまして、放課後児童クラブ
を5月末まで
の間、午前7時30分から午後7時まで開所しておりました。長期にわたって
の学校
の臨時休校は就労している保護者にとって、また放課後児童クラブ
を利用した児童にとってもかなり
のストレスが生じていたものと推察しております。
今回
の学校
の臨時休校は特別な例といたしましても、学校
の長期休業期間中における放課後児童クラブ
の利用につきましては、弁当
の持参
をお願いしている状況でございます。就労している保護者にとっては、毎日
の弁当作りは大変なものと思います。また、特にこれから迎えます長い暑い夏休み期間中における弁当は食中毒が心配されますので、保護者
の方にとっては食材や調理など
を工夫されているものと思います。これら
のこと
を踏まえますと、御質問
の昼食提供
の利点といたしましては、就労する保護者
の負担軽減や安全な食事
の提供が考えられます。以上です。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) 要保護・準要保護世帯
の児童へ
の配慮からはどのように考えておりますでしょうか。
今回
の補正で給食費相当に対する補填給付が上げられております。これは現金給付です。しかし、それが児童にとっては現物支給
のほうが有効ではないかと私は思っております。親に与えられた現金が本当にそのまま
子どもたちの昼食になっているかどうか、それも定かではありません。いかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 就学援助
の認定
を受けた要保護・準要保護世帯に対して、学校休業中に給食が提供されなかった日数分
の昼食費
を援助するため、1食当たり500円
を対象児童・生徒に6月30日に給付させていただきます。議員がおっしゃいますように、昼食は現金
の支給より直接提供する方法が
子どもたちにとっても有効かとは思います。しかし、現段階におきまして、直接提供等
の十分な有効な方法で実施されていない
のが現状となっております。以上です。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) ちなみに扶桑町
の一例ですけれども、愛知県
の生活困窮世帯
の児童
の学習支援と居場所
を全面委託
を受けているNPO法人ママ・ちょこに、この間コロナ
の関係でほとんど
の施設が閉鎖になっておりますが、これは県
の指示もありまして、この
子どもたちを委託事業
を受けているについては、この期間中も全て通常どおり開催しておりました。来ていた子どもは、土曜日ですけれども、食事も提供されております。その子ども
の言ったことは、ずっとカップ麺
を食べていたと、久しぶりに御飯
を食べたという、そういった児童がおります。これは一例です。
先ほど言いましたけれども、3か月
の間給食がなかった、このこと
を私たちは、大人はきちっと現実
を見て、やはり子ども
を守っていく必要がある
のではないかと思いました。
3番目
の質問
を伺います。
学校給食共同調理場
の人材及び施設、食材
の有効活用についてです。
現状
を伺ってまいります。通常
の年間
の稼働日数、そして昨年3月以降ですね、3月、4月、5月、今年に入って
の4月、5月
の稼働日、職員及び会計年度職員
の出勤率、その間
の職員
の仕事
の内容、そして予定していた食材
の処分方法について伺います。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
学校給食共同調理場
の令和元年度
の年間給食実施予定日数でございますが、196日でございます。施設使用率は1年365日
のうち196日
の使用で、53.6%となります。令和元年度は、3月が学校
の臨時休業に伴い稼働日数がないため、給食
を実施した年間日数は180日になりました。令和2年度、4月、5月ともに学校休業
のため稼働はいたしませんでした。
休業時には、放課後児童クラブ
の応援に調理員がローテーション
を組み、3月においては午前8時30分から午後5時15分まで、6
人が4施設に3週間、4月は午前9時30分から午後2時まで、5
人が3施設に2日間、5月は5
人が3施設に6日間出勤
をいたしました。放課後児童クラブ
の応援に行っている際に、残った調理員は会計年度任用職員
の指導に当たり、調理場内
の清掃及び消毒、機械設備
の維持管理
を行いました。会計年度任用職員
の調理場
の3月出勤日数は11日間が主で、仕事内容は調理場内
の清掃及び消毒でございました。4月、5月については、
新型コロナウイルス感染症
の拡大防止のため、学校
の臨時休業、緊急事態宣言に基づき休業
をいたしました。予定していた食材につきましては、学校臨時休業に伴いキャンセル
をいたしました。3月に発注した食材はキャンセルできましたが、業者が廃棄したもの等がございましたため、学校臨時休業対策費補助金
を申請しておるところでございます。以上でございます。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) 丁寧に御
説明いただきまして、ありがとうございます。
食材
のキャンセルは、これは本当に致し方
のないことだというふうに思っております。しかし、もったいないという意味もあります。本来
の職務以外
のこと
を応援に入ることは、こういった緊急事態にあってはどの職場でもあることですけれども、
学校給食の調理場は専門的な職場であります。職員、会計年度職員
の方
の休業補償、どれくらいな
のか。通常
の賃金
の何割くらいな
のか。食材
の仕入れ業者、食材
の廃棄など課題が多かった
のではないかと思いますが、いかがですか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 会計年度任用職員
の調理場
の3月に予定していた出勤予定日数16日に対し、勤務日数は11日、休業日数は5日、4月に予定していた勤務予定日数16日に対し、全日数が休業となりました。
お一方
の例としまして、4月
の予定支給額6万1,824円
のところ、この方には休業手当といたしまして2万1,776円
を支給いたしました。およそ35%
の支給となっております。5月予定していた勤務予定日数は18日です。この日数は、7月、8月に夏休み短縮に伴う給食
の実施日へ15日
を充て、残り3日間
を休業日となる予定でございます。
食材仕入れ業者は、学校臨時休業になることにより、
学校給食で使用できない場合、食材が
学校給食用
の仕様となっておるため、通常で
の販売とは違い、転売しづらいことが課題であると考えております。以上です。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) つまり今
の御
説明ですと、会計年度職員
の事例ですけれども、例えば4月は勤務日数がゼロ日でありましたけれども、補償ということがあって、通常賃金
の35%くらい、そういった
のを補償しているということですね。計算方法がお一
人お一
人、その
人の働き方、通常
の働く状況にもよってきますので、そういう意味では非常に複雑だなというふうに思いました。それに係る事務的な事務所
の事務という
のは、それはそれで大変なことだなというふうにも理解いたしました。
あと、食材とか仕入れ業者ですけれども、3か月間業務停止という言い方はおかしいですけれども、こういう形で停止になってしまったという
のは、それはそれで大変大きな業者さんにとっては痛手ということに思います。これもまた
学校給食という意味において、転売しづらいものであるというふうにも思っております。なおさら、ここでも違う意味で
の業者さんに対する大きな課題という
のがある
のではないかなというふうに思います。何とかこれ
を廃棄ではなく、食材
の有効活用できないかなという、よそ
の自治体では有効活用したという
のも一部ですけど聞いている
のもありますので、そういったことも課題ではないかなと思います。
こういった状況下でございましたけれども、この事業が例えば何もなく、コロナがなく通常どおり進んでいた場合と、それから停止した場合、今回停止したんですけど、この3か月間
の自治体に係る直接的な費用はどれぐらい違うものな
のか。教えてください。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 影響
のある費目
の合計で、およそ
の数字でお答えさせていただきます。
予算で
の3か月間、光熱水費、賄い材料費、職員
の人件費、会計年度任用職員
の合計額およそ6,317万9,000円でございます。これに対しまして、実際
の3か月間では、光熱水費、職員
の人件費、会計年度任用職員
の合計1,705万6,000円で、約27%
の費用となります。以上でございます。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) ありがとうございます。
こうやって具体的にいろんなこと
を一つずつ伺ってまいりますと、お金
のこと
を言っては何ですけど、やはり予算というか財政という
のは大事なことでして、この3か月間で図らずもですけれども、何も稼働しなかった、
人も動かなくて食材も廃棄されたりいろんな状況になって、そういう状況
の中でも実際
の27%、1,700万
の3か月間でそれが消えていくという
のが現状でございます。私もこの間すごく
子どもたちがちゃんと食事
を食べていないという
のが事
の発端ですけれども、そういったことから、いろんな自治体
の例も調べてみました。そうしましたら、
学校給食調理場
の活用事例という
のがいろいろ出てまいりましたので、少しだけ御紹介させてください。
岩手県遠野市ですけれども、既存施設が老朽化したということであって、そして新しい
学校給食センター
を造りました。それは遠野市
の総合食育センターと、
学校給食センターという名ではなく食育センターという名前で、ここで給食
を作っているわけです。大体能力的には1日が2,500食ですので、扶桑町は約3,000食ですから、そういう意味でちょっと小さいぐらいかなと。規模はそんなに変わらない。そういうところですけれども、ここではふだんから防災対応、そうしたものも何かあったときには災害
のときにも使えると、そういった機能も持つ施設であります。そして、やっぱり
少子高齢化ということがあって、ふだんから高齢者向け
の配食サービス、そういったものもそこでやっていらっしゃるということ、そういう
のを付加されているということです。
それから、これは高齢者
の配食サービスにおいては、宅配弁当
の調理能力が最大1日100食ですけれども、そういう
のもやっているということです。これは、たまたま遠野市
の例です。ここが実際には社会福祉法人
の遠野市
の施設、協議会と一緒になってやっているという例です。
このほかにも給食センター
を活用した例では、先ほど言いました防災
の関係、高齢者
の関係、いろいろありますけれども、今回、実際コロナ
の関係ではどうだったかなというふうに調べましたら、給食センターで施設
を活用し、
学校給食は止まったんですけれども、やはり児童へ宅配弁当
の提供
をしている。放課後児童クラブなんかを通して、そこへ希望者に宅配弁当
をやっていると。実際には主食
を除いたもの、いわゆるお米はおうちから持ってきてくださいというふうな感じで、パンとかお米は持ってきてもらうんですけど、いわゆる副食
のおかずだけですけれども、それ
を行っている、そういった事業もあります。
そんなことがあちらこちらで、今回緊急ではあったんですけど始まっているということなんです。この
学校給食調理場
の多様な活用方法については、従前より文科省
のほうからも、そうした方向性
を視野に入れるようにということで示されているというふうに聞いております。
今、一例
を紹介させていただきましたけれども、これまで
の今
の扶桑町
の現状、そして今御紹介させていただいた事例なんかも踏まえて、今後に向けてということで、担当部局として、今回
のことは急なことですけれども、それにしても長期
の休みという
のはこれからもありますし、それからまたコロナ
の関係でも、いつ学校が閉鎖になるかも分かりません。そういったことも含めて、担当部局として考えと課題
を伺ってまいります。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
学校給食を調理する施設である
学校給食共同調理場が例
のないウイルス感染症
の感染拡大
を防ぐため
の学校休業によりまして3か月間
の間、稼働が止まりました。学校再開が再三延長されるなど想定外
の出来事であったため、準備時間もなく、有効な対応
を考えることができなかったことは否めません。
しかし、この災害
の経験から、今後、
教育委員会と行政及び住民が連携
をしていくことにより、住民
の福祉とサービス
を前例にとらわれることなく考えていく必要
を感じます。
学校給食共同調理場
を活用する事例はほか
の自治体でもございます。援助
の必要な
子どもたち、高齢者、災害時における食
の提供とその方法と諸事例
を調査するとともに、食品
を扱う上で
の衛生管理や職員
の勤務条件等
の課題
を洗い出し、非常時に何ができる
のか、また通常時で
の長期休業
の際
の活用等
の研究
をしていきたいと考えております。
教育委員会としましても、
学校給食法の目的と目標にのっとり、
学校給食による
子どもたちの食育推進や健康増進
を図ってきました。今回
の突然
の感染症防止
のため
の休業により、その機能が一時的にストップしたため、健全な食生活、食習慣に不調
を来した
子どもたちもいた
のではないかと推察
をいたします。今後もこの災害
を教訓といたしまして、
学校給食の重要性
を改めて認識し、
子どもたちの健全な発展に資するよう取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) ありがとうございます。
そうした担当部局として一つずつ今課題も含めて整理した
のをお話しいただきましたし、また、私が言わんとしたことも含めて一応その必要性
を感じているということ
を頂きました。ここまでコロナに端
を発した
長期休校に関わる
学校給食の中止から、その果たす役割、そして事業
の進め方、そういったこと
を捉え直したということで、今回
のことはそういった意味で見直しが必要と考えるいいきっかけになった
のではないかなというふうに思っております。これ全般的に多様な、
学校給食センターはただ
の箱物ではなくて、効果、低価格、そういったもので提供するわけですけれども、少しやっぱり
公共施設全体
のマネジメント
の観点からも持つ資源ですとか、特に扶桑町も財源が豊富にあるわけではないので、限られた財源
の中で、限られた施設
の中でいろんなこと
を考えていかなければいけない。本当に頭
を柔軟に、横にも縦にもいろんなところで連携
をしていかなければいけない、そういった状況になっていると思います。
また、特に先ほどから何回も言いますけど、やはり軸は子ども
の食です。箱物
をどう生かすかということは重要ですけれども、何
を言っても
学校給食の持つ役割という
のはきちっとした給食、バランス
の取れた食事
を週に5日間与えられるという、そこ
の部分が欠けていたと、欠けてしまったと。ここにやはり重点
を置いて、何より子ども
の正しい食
を提供すると、それができなかった場合どうするかといったこともやはり頭に入れて、先生たちはお忙しいですから、先生
の責任ではありません。やはり先生は先生で勉強
のこともありますから、これは別に
教育委員会、先生そのもの
を責めるわけではなく、関わる大人みんながここ
のことにきちっと力
を寄せていくことが重要じゃないかなというふうに思っております。
最後
の質問になります。
このこと
を含めた本来である事業以外
のこともやらなきゃいけない、こういった附帯事業、それから
公共施設の有効活用、それから町全体的にいろんなことがあるので、これは今新しく町長になられました
鯖瀬町長にその考えも含めてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(
杉浦敏男君)
鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 今、矢嶋議員さん
の御質問
の中でございました、まず
学校給食調理場
の附帯事業といいますか、そういった事業につきましては、先ほどおっしゃいました放課後児童クラブへ
の昼食とか災害時
の対応ということでございます。こういった有効事例につきまして、今御紹介いただいたわけでございますけれども、扶桑町としましても、こういった
学校給食調理場でどのようなサービスが可能か、またそのためには何が必要となる
のか、またそれからコストがどれくらいかかる
のかなど
をいろいろ検証していく必要があると思います。また、いろんな事例
を含めまして、それがどういう状況で建てられた
のかによっても違うかと思いますので、公設公営な
のか公設民営な
のか、いろんな形態で違うと思います。そういったこと
を今後研究させていただきたいというふうに思っております。
また、
公共施設の有効利用という点につきましては、今回
のように3か月も施設が閉まるという
のは異例
の事態でございますけれども、また第2波ということもありますので、こういった事態も想定しながら、こういった施設
の従来
の目的に固執することなく、その施設
を使って何ができるか柔軟に考えて実施する必要があるというふうに考えております。建物、機能、そしてそこ
の職員も含めまして有効に活用、機能できるようにして、住民
のニーズに応えていくことが必要だというふうに考えております。
ただ、本町
の公共施設が建設から30年以上経過した建物が8割という現状もございます。
少子高齢化とか、それから情勢
の変化、人口減少、人口構造が大きく変化している中で、それに伴いまして求められるニーズや課題も変化しておりますので、
公共施設につきましても、こういった変化に柔軟に対応できることが求められておりますので、厳しい
財政状況の中でこういった老朽化が進んでおる現状でございますけれども、これから
の公共施設の維持、更新につきましても見直すことが急務ですので、議員
のおっしゃるような施設
の有効利用、活用
を含めまして、施設
の再編
を具体化していきたいというふうに考えております。以上です。
〔11番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 矢嶋さん。
○11番(
矢嶋惠美君) ありがとうございました。
以上で質問
を終わります。
○議長(
杉浦敏男君) ここで議事
の都合上、10時35分まで休憩したいと思います。
午前10時16分 休憩
午前10時34分 再開
○議長(
杉浦敏男君) それでは休憩
を閉じ、会議
を再開します。
次
の質問者、和田佳活さんに質問
を許します。和田さん。
〔10番 和田佳活君発言席へ〕
○10番(和田佳活君) 通告に従いまして、6月定例会
の一般質問をさせていただきます。
事務事業
の見直し
の取組について質問させていただきます。
これまで
一般質問を財政運営についていろいろやってまいりました。単年度収支、実質単年度収支連続赤字、経常収支比率90%
を超えているということ
を踏まえた質問
の中で、現在
の神田副町長
の答弁として、中・長期的な財政フレーム
を早急に作成して、事務事業
の在り方
を見直す時期に来ていると答弁がありました。また、財源確保
の方法など、今後どのような対策
の方向性
を考えている
のかという質問では、当時
の鯖瀬総務部長
の答弁として、福祉、医療など
社会保障費、新規事業、重点施策へ
の財源
を確保するため、既存
の事業
の効果、活用
の現状等
を再評価し、優先順位
をつけ、事業
を整備していく必要がある。人件費
の抑制や補助費
の見直し、事業
の効率性
の向上など、
経常経費の削減に取り組んでいく。
公共施設の在り方について、管理
の方法や投入する財源
を含めて一定
の方向性
を示していきたい。昨年度は、一部
の補助費
の廃止等は行われましたが、今後は新町長が誕生しまして、新町長
の下、加速度的に総合的に事務事業
の見直しが私はできると考えておりますが、総務部長
のお考えはいかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 今、和田議員
の事務事業
の見直し
を総合的に考える取組についてはということでございますが、今後
の財政
の影響
を考察しますと、歳入におきましては、一般財源
の大きな増加がない中で、
コロナウイルスの影響による経済状況
の悪化により歳入
の見込みが厳しいものと予想されます。また、
社会保障費の増加などにより歳出全般
の増加も予想され、さらなる厳しい
財政運営となっていくものと認識しております。
このような財政見込み
を踏まえながら、現在
の社会情勢や将来
の扶桑町
を考えた
まちづくりを行っていく必要があり、行財政
のバランス
を適切なものとするため、既存事業見直し
を実施するとともに、新たに取り組むべき事務事業
を総合的に考え、行財政改革に取り組んでまいります。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) 歳入において今後大きな収入が見込めない中、限られた財源
の中で新たな行政課題や社会経済情勢
の変化に的確に対応していくため、従来
の慣例等にとらわれることなく、スクラップ・アンド・ビルド、サンセット方式というような考え
を導入いたしまして、事務事業
の見直し
を行い、新たな財源
を今後生み出していくことが本当に必要であると考えております。
また、今まで
の一般質問において、財政対策
の議論
を深めて推進する仕組みづくり
をしていかなければならないかという質問もさせていただきました。これも当時
の総務部長
の答弁といたしまして、これは住民
を含めた町全体
の問題であり、各部署において財政が厳しいこと
を念頭に置いた住民サービス
を考えていく必要がある。幹部会で
の議論
を今以上に活発にして、そこから
の施設、意見、全職員が情報
を共有して、場合によってはプロジェクトチーム
を立ち上げて推進していきたいような答弁がありました。そうした中、今後この事務事業
の見直しについてどのように進めるべきか、また進めていくかということについてどのようにお考えでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) どのような手順で進めるべきかという御質問に対しましては、事務関係部局や財政担当部などが横断的に協議できる仕組み
をつくり上げたいと考えております。様々な方向から見直し案
を提案していただき、事務事業
を総合的に協議
を進める場として幹部会による政策調整会議や、それぞれ担当者レベル
の意見交換会など
の場
を設けることなど
を検討していきたいと思います。
また、住民から
の意見に耳
を傾けるため、昨年度実施しました
公共施設の住民ワークショップにおける取りまとめ
の結果
を参考とし、
公共施設の統廃合、管理運営
の在り方などについて今後検討してまいります。そして、議員
の皆様方へ事務事業案
を適時報告
を差し上げながら、事務見直し案
を取りまとめて実施していきたいと思っております。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) 幹部会
を政策調整会議、または担当者レベル
の若手
の職員から意見
を頂いてしっかりとまとめていくというような答弁でありまして、私も町長
を含めて幹部会という
のは、扶桑町
の行政運営において意思決定
の最高
の会議だというふうに思っております。その幹部会
のそこで
の議論
をやっぱり深めていただいて、また今答弁にもありましたように関係部署と
の横断的な協議に発展できるように職員一同、全員で取り組んでいただきたいというふうにお願いしたいと思います。
また、職員おのおの、また議員おのおの、住民
の方からも多分いろんな御提案があると思います。その提案が提案しやすいような土壌というか、そういうもの
をやっぱりつくり上げて、そういうこと
を進めていただきたいなというふうに思っております。
先ほど答弁にもありました令和元年度に総務課
の総務グループが公共事業について考えてみようということ
をナンバー1からナンバー3まで
の資料
を手作りでつくっていただいて、またワークショップも4回ほどやっていただいて、私もそのワークショップに参加した口なんですけど、本当にしっかりとまとめていただいているなというふうに私も思っております。その内容
をしっかりとまとめ上げられている資料がありますが、その中に扶桑町
の施設においては借地が非常に多いと。この問題も今後しっかりとどのように考えていくかというようなことも提案されていますし、また学習等
の運営
の問題について、結論としてはまだあれですけど、運営
を各地区に委託して行政から切り離していくことも考えていかなくてはならないと。現在、2,500万から2,700万
の運営
の人件費だけで実際かかっておるわけですね。それ
を例えば3分の1にするとか、そういうことは、多分このような手法
を取っていけば可能な問題でないかなというふうに私も思っています。今後このまとめられたワークショップ
の下にいろいろ検討していくということですので、よろしくお願いいたします。
また、補助金
の予算見直しも今後進めていく中で、私
の考えとしては予算査定時にこの補助金
をある程度一定
の期間
を決めて、約束事
を前もってしておくと。その期間が来たら、これ
を継続する
のかやめる
のかというはっきりとした方向性
を見いだして補助金
を最初から考えていくというような、そういう工夫もやっぱり今後していかなければ私はいけない
のかなと思っております。
公共事業について考えてみよう、ナンバー3
の中に幼児プール
の記事が載っておりまして、この管理費が年間620万かかって、開場日数が41日、利用延べ人数が1,057
人ということで、1
人当たり
の管理単価が五千八百何がしかかるというような記事が載っております。実際に幼児プールが老朽化している
のは間違いありません。そうした状況
の中で、継続する
のか、建て替える
のか、廃止する
のかということも明確に考えていく必要があるということも、このワークショップ
の提言
の中にもうたってあります。今後、
児童館建設がなされるわけなんですけど、児童館には幼児たちが集まってくるわけなんですね。ここに私、1枚
の写真
を持っておりますが、ただ単にこれが水が出ているだけでも幼児たちが楽しく遊んでいると、こういうこと
を考えたときに、やっぱり今後この幼児プール
の話も踏まえて児童館
の中にどうしていくんだという考え方も取り入れて考えておかないといけない
のかなということで、プールとまでは私は考えておりませんが、水遊び場的な要素も加えて私は考えていくべきだなというふうに思っています。
これが全てこの幼児プールに解決するとは思っておりませんが、せめてそのぐらい
のことはやっていくべきかなというふうに提案させていただきまして、こういう近々の課題が多分皆さんもいろいろお持ちだと思いますが、そういう課題についてどのように、これ結構早めに結論
を出していかないかん話なんですけど、どのように取り組んでいかれるんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 提案
の課題
の取組方につきまして御提案
を頂きました事務事業見直し
の提案とともに、内部的にも事業
の見直しにつきましては、政策調整会議や意見交換会など、各部局等からも積極的に提案
をしていただき、提案された事業に対して総合的に見直し
を検討していきたいと考えております。新規事業
の見直し、既存事業
の見直し、
公共施設の管理
の在り方や統廃合、借地、補助事業
の見直しなど、どれも重要でございます。各事業
の状況により取り組むべき課題として優先順位
を考えながら取り組んでまいりたいと思います。
なお、直近
の事務事業
の見直し
の取組につきまして御報告いたします。
電力
の共同調達につきまして、小牧市、岩倉市、豊山町、大口町、扶桑町で構成します2市3町広域行政研究会
の電力部会におきまして、現状と比較し、さらなる削減効果
を見込める新たな事業者
を決定し、7月1日から
の事業に向けて進めておる次第でございます。
なお、契約切替え後
の電気料金
の削減見込みにつきましては、扶桑町
の29施設ございますが、現行と比較しまして年間で約1,000万ほど
の削減
を見込んでおります。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) 2市3町という
のは、協働フォーラム
をやっている市町でありまして、そこ
の中で電力
のことについても議論している部会というところで、本当に1,100万という数値はありがたいなというふうに思います。今後、特に令和3年度
の予算編成
の中に結果
を出してこいという
のはちょっと無理かも分かりませんが、そのくらい
のつもりで近々の取り組む課題について、優先順位
を決めて取り組んでいただきたいこと
を重ねてお願いする次第であります。
次に、組織・機構改革
の取組について質問させていただきます。
業務
の平準化と住民
の多様な行政需要に効率的に対応できる体制
を構築することは、行政運営については限りなく続く課題だと私は考えております。現在、機構改革に着手されているというようなこと
を話には聞き及んでいるんですが、現在どのような計画と、今後どのようにされていかれるでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) まず、今まで
の取組
の経過につきまして、平成30年8月より、中堅、若手職員
を中心とした行政事務改善委員会により機構改革
の検討
を開始し、その結果
を基に幹部会議により行政政策改革案
を作成し、その案に対しまして各課等へ
の意見照会
を経て、再度幹部会で
の検討
を図りました。最終案
を令和元年度に取りまとめており、令和4年度から
の実施に向けて予定しております。
今後
の方向性につきましては、この最終案
を基本に今後
の社会情勢、事務事業
の見直し
を勘案し、必要により最終案に対して
の一部見直しも検討しつつ、組織・機構改革
を進めてまいります。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) 令和元年度に最終案は作成されているというところでありまして、これも令和4年度から実施したいというような意向
の話であります。当然まず総合的な事務事業
を見直して、ある程度方向性
を出した上でやっぱり私は組織改編に臨むべきだというふうに思っておりまして、そのような多分段取りで進められると思いますがよろしくお願いしますということと、こういう機構改革
を進めるに当たり、扶桑町にとっていろんな機構改革とか、一般論ではいろいろありますが、その期待というところはどのようにお考えなんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 組織改編につきまして、令和4年度から
の実施
を予定しておりますが、議員
の皆様方へ早めに改編案
を報告しながら予定どおり進めます。令和3年度中に扶桑町部設置条例等
の条例改正案
を議会へ提案することとなりますが、成果
の期待度につきまして、事務事業
の見直しや社会情勢、社会状況に応じた効率的な事務組織へ
の改編とし、職員が働きやすく住民にとっても分かりやすい組織とし、
行政サービス全般
の向上
を図りたいというふうに考えております。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) 職員が働きやすくて、職員
のやる気
を持って住民サービスに当たっていただきたいというところで、その辺
のこともよく若手職員から意見
を聞いて、我々も令和3年度に議会
のほうにも提案していただけるということですので、この総合的な事務事業
の見直し
の進捗状況
を眺めながら、様子
を見ながら、またこの機構改革については今後御意見
を申し上げていきたいと思います。
最後に、よく新町長は、この事務事業
の見直しと機構改革については大変よく理解していただいておるわけなんですけど、どのような思いで今後この事業に臨まれる
のかお伺いしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君)
鯖瀬町長。
○町長(鯖瀬 武君) 私
のまちづくりの柱として財政
の健全化ということ
を上げさせていただいております。この経済状況等につきましては、先ほど
の部長
の答弁もありましたし、私も先ほど答弁させていただきましたとおり、人口減少とか
少子高齢化ですとか、それからまた
公共施設等とか義務的経費
の増加ということで非常に厳しいものでございますけれども、そんな中でやっぱり転換
を図らなければ今後
の町政が立ち行かないということ
を真剣に考えております。私も立場が先頭に立ってやっていくという立場になりましたので、そこ
をしっかりと見極めながら進めていくように今既に動いております。先ほど若手
の職員とも意見交換会とか勉強会
の立ち上げ、募集
をしたところでございますし、学習等
の利用状況についても報告
を受けまして、今後どうしていくかみんなで検討させていただいて、また議会
のほうとも報告させていただきながら、そういったこと
を決めて先頭に立って
経常経費の削減に努めていくつもりでございますので、また御理解
をお願いしたいところでございます。
機構改革につきましても、そういった社会情勢、事務事業
の転換に沿った再編ということで、事務
の効率化、簡素で質
の高い
行政サービスを提供できる、そういった体制にしまして、住民
の方にとっても分かりやすい役場組織、開かれた組織としていくように目指してまいるところでございます。
こういったこと
を総合的に実施いたしまして、財政
の健全化
を目指してまいります。そういった中で産業が伸びる町ですとか、協働
のまちづくり、そういったこと
を考えましたこと
を促進いたしまして、子どもさんから高齢者
の方まで安心して暮らせる町
を目指しまして、
まちづくりの柱とした安全・安心な
まちづくり、
子育て支援、教育
の充実、高齢者に優しい
まちづくりに掲げた、こういった施策
の実現に向けて総合的に取り組んでまいる決意でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。
〔10番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 和田さん。
○10番(和田佳活君) よりよい財政で住民
の生活
を守っていくという
のが基本的な考え方でありまして、今後、職員と一丸となって一生懸命取り組んでいただきたいと思います。しっかり応援させていただきますので頑張ってください。
以上で質問
を終わります。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、和田佳活さん
の質問
を終結します。
次
の質問者、佐藤智恵子さんに質問
を許します。佐藤さん。
〔12番 佐藤智恵子君発言席へ〕
○12番(佐藤智恵子君) 通告しました内容について順次質問させていただきます。
皆さん
のお一
人お一
人の心がけ、そして医療現場や
コロナ対策に関わる全て
の皆さん
のおかげで現在感染者数が減少に向かい、少しずつ日常
の生活に戻ろうとしております。しかしながら、
新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけではなく、少しでも気
を緩めれば、第2波、第3波、感染
の波が襲ってくる可能性が強くあるため、油断なく
感染予防の意識と対策
の徹底が必要だと考えております。
(1)
の感染
拡大防止を考慮した避難所運営について。
特に、これから梅雨や台風シーズン
を控え、また最近では長野や岐阜
の飛騨地方では4月以降、地震が頻繁に起こり、100回以上起こり、この地域でも震度1程度
の地震が数回観測されております。大規模災害が起こった場合、避難所における
感染症対策に万全
を期すということが重要だと考えております。私
のところへもそういった不安
の声がたくさん届いております。従来
の避難所という
のは、ウイルスが拡大しやすい密集、密接、密閉
の3密がそろっております。この3密
をどう防いでいく
のか。ア
の避難所開設における感染防止対策はどうしていく
のか。先ほど
の町長
の答弁にもありましたように、避難所
の対策
を進めていくとありました。町
のホームページとかひまわりあんしんメールでも避難所
の関係
を素早く載せていただいて、皆さん
のやる気
を感じております。このホームページ
の中では、通常より多く
の避難所
の開設
を予定しているというふうに書いてありますけれども、もう少し場所も含め具体的にお伺い
をいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 御質問
の避難所開設における感染防止対策につきまして、台風災害
を想定した学習等供用施設による避難所開設につきましては、3密
を避ける運用
を行うため、開設場所
をこれまで3か所で実施しておりましたが7か所に増設し、避難者
の方へ
の手指消毒
の実施、検温など
の健康チェック、閉設後
の施設
の消毒、保健師による巡回指導
を行うなど
の感染予防対策
を実施した避難所運営
を行います。また、使用する部屋につきましては、これまで
の休養室のみ
の使用
をしておりましたが、集会室や保育室
を使用するなど、3密
を避けた運用
を行います。
なお、発熱やせき等
の症状
のある体調
の優れない方などにつきましては、健康な方と
の別
の部屋
を用意するなど、避難所内で
の感染防止にも努めてまいります。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 学習等も3か所から7か所というふうでやっていただけるということです。そうなってくると、備蓄品なども準備
をしていかなければならないと思います。昨年12月
の私
の質問
の中で、避難所運営
を円滑にしていくために避難所運営キット
を要望しましたところ、こちらも早急に準備
をしていただき、ありがとうございました。
避難所で
の備蓄品にマスクや非接触型
の体温計、消毒液等、資材
の確保
をはじめ、感染防止対策として必要な間仕切りだとか段ボールベッド、パーティションなど備蓄整備
の強化も必要と考えますが、実際に備蓄としてこういったものがある
のか、またこれから準備される
のかお伺い
をいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 備蓄
の拡充につきましてでございますが、国
の交付金、県
の補助金
を利用して非接触型
の体温計、段ボール間仕切り、避難所用
のテント、今言われましたマスク、フェースシールド、手指消毒液、除菌機能つき
の空気清浄機など購入
を検討し、感染
拡大防止を考慮した備蓄
の拡充に今後も努めてまいります。
また、備蓄品
の購入により、ちょっと手狭になっておりますが、各学供
の備蓄倉庫
を1基ずつ増設したいというふうにも考えております。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。
今言われましたように、国
の第2次補正予算
の中で
臨時交付金が活用できると言われておりますので、よろしくお願いします。
先ほど
の答弁
の中でお話がありましたけれども、感染者がいる場合は部屋
を別にするということがありますけれども、そういった場合に専用
のトイレも確保することが望ましいというふうに言われておりますので、簡易トイレなどもしっかりと準備
をしていただきたいと思います。
次に行きます。
避難所が開設されると密にならないように収容人数はどれくらいな
のか、目安はある
のかとか、皆が初めて
のことでもありますけれども、この新しい
生活様式で
の場所
の確保だとか換気
の頻度はどうしていく
のかとか、部屋
を分けるということもありますけど、ガイドライン的なものが必要だと考えますが、どうでしょうか。こちらも過去
の質問で、
コロナ対策ということではなかったですけれども、避難所運営マニュアルがある
のかと聞いたら、町独自
のものはなく、県
のマニュアル
を参考にされているというふうな答弁だったと思いますが、この辺
のお考え
をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) ガイドライン
の必要性でございます。
扶桑町では、避難所運営
のガイドラインは今現在は作成されておりませんが、ガイドライン
の必要性につきましては十分理解しております。現時点で
の国から
の収容人数
の目安やガイドラインについて
の具体的な示しはありませんが、避難所における滞在スペース
のレイアウトや発熱やせき等
のある体調
の優れない方と健康な方
を区別していくようなレイアウト
の参考も示されておりますので、今後
の避難所運営
の参考としたいと思います。
なお、愛知県
のほうから研修として
人を派遣していただいて、ガイドライン
の作成
のほう
のお力添え
を頂けるようなことも載っておりましたので、今後進めていきたいと思っております。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。
大規模災害が起こり、避難所生活が長期化するような場合は、地域
の方が中心で避難所運営
をしていくことになろうかと思いますので、より分かりやすいもの
を準備していただきたいと思います。
ホームページ
のほうでも紹介されておりますけれども、知っておくべき5つ
のポイントとか避難所行動判定フローなんかも載せてありましたけれども、自宅で
の安全確保が可能な場合は自宅待機
をしていただくとか、公的な避難所以外
の自主避難する場所
の確保とか、また分散避難、行政に頼る
のではなく、まず自分
の身は自分で守るという基本的なところですね。自助
の部分
の強化という意味で今後
の周知、啓発
をどう進めていく
のかお伺いいたします。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 住民へ
の周知、啓発につきまして、今、議員言われましたとおり、町
のホームページで避難所における
新型コロナウイルス感染症へ
の対応につきまして
の中に、避難所
の増設、自宅療養者等へ
の避難、避難者
の健康状態
の確認、親戚や友人
の家などへ
の避難
の検討、避難場所へ避難する場合
のお願いなど
を掲載してございます。また、広報8月号にも同様
の内容
を掲載し、周知徹底に啓発
を行ってまいりたいと思います。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) そうですね。このコロナ
の影響でホームページ
のアクセス数はすごく増えているかと思います。パソコン環境がある
人はいいですけど、ない
人もたくさんいらっしゃいますので、今言われた広報とか、あらゆる媒体
を使って周知
をしていっていただきたいと思います。
ちょっと余談ですけど、今スマホ
を1
人1台は皆さんほとんど
の方がお持ちだと思いますので、ぜひホームページそのもの
をスマホ対応にしていただきたいと思っておりますので要望しておきます。
次に行きます。
今年
の防災訓練は中止というふうにお知らせがありました。今後は当然、コロナに対応したこと
を考えていかなければならないと思いますけれども、今後
の防災訓練に関してはいかがお考えでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 今後
の防災訓練につきましては、
新型コロナウイルス感染症に対応した防災訓練
を実施する
のが望ましいと考えており、新しい
生活様式の基本的な感染対策としまして、
人と
の間隔はできるだけ2メートル、最低1メートル
を空け、マスク
を着用し、さらには手洗い
の実施や検温など
の健康チェック
を行うなど、避難所における
感染予防対策
を取り入れた防災訓練
の実施
を検討してまいります。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) いずれにしても、行政だけではなく、やっぱり自主防災組織
の協力とか、地域
の連携強化というところ
を進めていくことが大事だと思っておるんですけれども、茨城県
の取手市では、今回大々的な訓練はできないので、自主防災会長、市
の協力員
の皆さん
を対象に協議
をして、
人を限定して実際に体育館でテント
を張ったり、段ボール
の間仕切り
をつくったり、感染症避難所設営演習が行われたようです。今朝
の新聞にも載っておりました。広島が同じようなこと
をされたということで、やっぱり茨城とか広島は昨年大被害
を受けているということで、やはり水害が多くなる時期前にやっておこうということで取り組んだようであります。
そういう意味では、扶桑町は実際に起こったところと危機感がまだまだ違いがあるかと思いますので、先ほど部長言われましたけれども、県
のほうでも今回、各市町
の防災担当
を集めて訓練
を行うということも聞いておりますので、本当に災害はいつ起こるか分かりませんので、しっかりと先進な事例
を参考にしながら準備
をしていただきたいと思います。
では、次
の(2)に行きます。
現在、特別定額給付金
の手続が進められ、5月7日以降、オンライン、またダウンロード申請
の方が最初
の157名分が支給され、5月25日からは郵送申請
の方へ
の書類
の発送ということで報告も協議会
の中でありました。現在
の進捗状況はいかがでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君) 紀平総務部長。
○総務部長(紀平剛志君) 御質問
のありました進捗状況でございます。
特別定額給付金につきまして
の進捗状況につきましては、令和2年5月7日からオンライン申請
の受付
を開始するとともに、5月25日に町内
の方へ一斉に書類による申請書
を郵送いたしました。本日、6月8日、給付分も合わせまして、これまで4回に分けて給付
を実施し、給付世帯数につきましては3,372世帯、給付済み
の金額としましては8億7,290万でございます。対象世帯数1万4,340世帯へ
の給付率
の割合でございますが、約23.5%となってございます。
給付ごと
の内訳としまして、第1回につきましては、5月20日分でございますが58件、1,570万円、第2回目5月28日、449件、1億2,740万円、第3回6月4日分でございます、976件、2億4,470万円、本日給付します第4回目となりますが、1,889件、4億8,510万円で、合計が先ほどお話ししました8億7,290万円となってございます。現在到着しました申請書
を順次給付に向けて進めておりますが、今後におきましても、できる限り速やかにお届けできるよう引き続き努めてまいります。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 細かくありがとうございました。
コロナ
の影響で暗いニュースが多い中、全員に一律10万円
を頂けるということで皆さん
の期待も大きく、申請はいつからだ、いつからお金がもらえる
のか、自治体によってどうして差がある
のかといろいろ声もありました。一日も早く皆さん
のところに届くようにと、本当に職員さんにおかれましては一生懸命やっていただいていると感謝しております。しかしながら、オンライン申請が一番早く給付ができるということで、マイナンバーカード
をお持ち
の方は申請したにもかかわらず、暗証番号が分からず申請できなかった等、全国的にですけれども課題があったようですけれども、本町ではスムーズに申請ができていた
のか、問題がなくできていた
のか教えていただきたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 今、御質問がございましたマイナンバーカードによる特別定額給付金
のオンライン申請時において
の問題点でございますが、議員もおっしゃいましたように、申請においては4桁
の暗証番号と16桁
の暗証番号が必要になります。しかしながら、その暗証番号
をお忘れになったり、設定
をされなかったりした場合がございました。また、パソコンから申請する際にカードリーダーが必要だということ
を御承知でなかった方、もしくはスマートフォンで
の申請では機種によっては対応ができないということもありました。これらが問題点と考えております。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。
私も住民
の方から給付金
のことだけじゃなくて、中小企業
の支援策、様々質問
を受けておりましたので、毎日ホームページ
をチェックしながら皆さんにお伝えしていた
のですけれども、今回この給付金
を申請するのにマイナンバーカード
を使ってオンラインで申請すれば、より多く
の人が早くに受け取ることができたわけなんでありますけれども、役所
の方
を悪く言っておるんじゃなくて、マイナンバーカード
を作るか作らないかという
のは自己責任でしたので、ただ今回、コロナということが起こったことでカード
をつくっておけばよかったと思った方も多数いたと思うんです。全国的にもそもそも
のマイナンバーカード
を給付金に合わせてマイナンバーカード
を交付する
人が急増して、一宮市でも通常時
の10倍
の方がマイナンバーカード
を交付する
のに申請
をされて、そのカードが国から到着して、その後
の手続が様々ありますけれども、お渡しする
のに時間もかかり、大変苦労されているということ
をお聞きしました。そのことで分かったことが、皆さん
のもとに届けられている通知カードが5月25日で廃止になるということでありました。これは私も本当に認識不足で、同僚議員さん
のフェイスブックで知ったわけなんですけれども、廃止になるということ
を周知していただきたかったし、通知カードが廃止になったらどうなる
のという問合せも頂いたり、その辺
のところですね。そもそも
のマイナンバー
の交付数、実際に交付というか作ってみえる方含め、ちょっと詳しくその辺
のこと
を教えていただきたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 今
の御質問でございますが、まずやはり利用というか申請は少のうございます。その点におきましては、今後、マイナンバーカード
を利用した制度について国
のホームページと
の連携
を密に行っておきまして、扶桑町、本町
のホームページにも速やかに情報
を掲載するなど、住民
の皆様へ
の周知に努めていきたいと考えております。
また、マイナンバーカード
の交付率でございますが、全国
の令和2年5月1日時点における交付率は16.4%である
のに対しまして、本町
の交付率は12.6%となっており、やや低い状態でございます。
今御質問にありました枚数でございますが、この12.6%は人口3万4,870
人に対しまして、4,398枚交付しておるという状況でございます。こちらに関しましては、国
のマイナンバーカード普及促進
の方針
を受けまして、本町では今年
の3月から、今、役場
の2階にミーティングルームという
のがございますが、そちらに臨時
のマイナンバーカード
の交付窓口
を開設いたしまして、交付希望者
の増加に備えておるという状況でございます。
そしてもう一点、先ほど通知カード
の廃止
のことについてでございます。
こちらにつきましては、ちょっと周知等があまりはっきりされていなかったところはおわび申し上げますが、議員おっしゃったとおり令和2年5月25日に廃止されております。廃止というものは5月25日以降、新規に発行や再交付ができなくなるというものでございますが、内容が現在
の住民票と同じであれば、証明書類としてそのまま使用できるものでございます。今後は、新たに出生などでマイナンバーカード
をお知らせするものとして、個人番号通知書という
のを送付する予定でございます。ただ、こちらにおきましては、証明書類としては使えないことから、今後、マイナンバー
の証明書類といたしましては、マイナンバー
の記載
のある住民票
の写しなど
を御利用いただくということになります。
先ほど来申し上げておりますが、今後も周知につきましてはホームページ等で周知
を行って、我々庁舎内におきましても通知カード
の廃止
の情報につきましては共有
を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。
マイナンバーカードそのもの
の必要性という
のを皆さんがあまり感じられていないという
のが一番根底にある
のかなとも思ったりするんですけれども、私、2年前に質問したときは約3,000
人で8.8%ということでしたので、それでも12.6%という少ない交付率であります。今後、第2波、3波と、もしこういうウイルス
の感染拡大が起こったときに、今回
のような給付金でマイナンバーカードが使えるとか、そういうことがあるかどうか、また先
のことで分かりませんけれども、このコロナ
をきっかけに一層電子化という
のも進んでいくかと思いますので、今言われましたように今後マイナンバーカード普及について、どう推進していかれる
のかお伺い
をしたいと思います。
○議長(
杉浦敏男君) 髙木
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(髙木 明君) 先ほども申し上げたとおりでございますが、今、本町におきましては、窓口も特別なマイナンバーカード
の対応ということで設けておりますので、そちらで引き続き対応させていただきたいと思っております。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) よろしくお願いします。
じゃあ、次
の(3)に行きます。
学校で
の対策についてでございます。
今月から学校再開となり、
子どもたちも大人たちもやっとほっとしていることと思います。本当に学校において
の対策も密にならないよう、安全できめ細かい対策が求められ、大変に先生方も御苦労が多いかと思います。3月から誰もが経験したこと
のない長期休暇になってしまい、学習
の遅れ
をどう取り戻していく
のか、受験生
を抱える親御さんたち
をはじめ皆さん本当に気になることだと思っております。具体的にお伺い
をしていきたいと思います。この学習
の遅れ
をどう取り戻していく
のかということです。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 学校休業による学習
の遅れ
を取り戻すため、夏休み
の縮小、運動会、体育大会
を短縮して
の開催、学習発表会、合唱コンクール
の中止、小学校高学年
の校外学習中止など、行事
を精選し、短い時間
を生み出して学習
を行うモジュール型
の授業や予習
を兼ねた家庭学習
を考えております。
また、本町は2学期制
を取り入れており、3学期制よりも授業時間が多く確保でき、落ち着いて学習に取り組める環境にあります。文部科学省は小6、中3
の最終学年以外は教育課程
の内容
を来年以降に送ってもよいと言っておりますが、
子どもたちになるべく負担
をかけず、かつ先送りしないように努力
をいたしております。現在
の各小・中学校
のネット環境で
のオンライン学習は行いませんが、教員間で会議システム等
の研修
を現在進めておる状況でございます。以上でございます。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 一つ再質問ですけれど、土曜日に登校するということは今後あり得るんでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 土曜日
の登校につきましては、現在考えておりません。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 分かりました。
先生方
の英語
をやらないかんとか、プログラミング
をやらないといけないとか、本当に大変だと思いますけれども、
子どもたちが安心して学習ができるようによろしくお願いしたいと思います。
次
の登下校
の暑さ対策についてでございます。
連日、先週から30度
を超える日が増えてまいりました。先日は私
の地域
の山名小学校でも暑さ対策として登下校
のマスクはしなくてもいいよというお知らせメールが届きました。マスク
をするだけでも暑いのに、登下校は本当に大変だと思います。今までなら、通常
のときですよ、夏休み中
のプールも熱中症対策でプールが中止になったぐらい大変な熱中症予防で中止
をしていたわけであります。先日、テレビで豊田
の学校が傘
を差して登下校させているという
のもやっておりました。傘
を差していれば一定距離は保たれ、最近では日傘男子という言葉もあるくらいで、暑さ対策にもなるかと思います。こういった工夫はどうでしょうか。また、たまたまテレビ
を見ていた保護者
の方から、
子どもたちがマスク
をして真っ赤な顔
をして帰ってきた。ちょうどこのニュース
をやっていて、本当にこれはいいなと思ったということでした。学校
のほうでは登下校
の暑さ対策はどのように考えていますでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
コロナウイルスの感染症予防
のために、マスク着用で現在登下校するように指導はしております。しかし、今おっしゃいましたようにあまりにも暑い、息苦しいなど、マスク
の着用ができない場合につきましては、マスク
を外して距離
を保って登校するように指導
をしておるところでございます。
また、午後3時下校
の暑さが心配されます。例年
の夏休み期間
の7月21日から8月7日及び8月24日から8月31日までは、小学校では午後4時に一斉下校とするよう考えておるところでございます。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 以前に質問した、いわゆる置き勉ですね。やっぱり、先ほど矢嶋さん
の質問にもありましたけれども、荷物
をたくさん持って、特に今日みたいな月曜日は水筒
を持って、体操服
を持って、そういう道具
を持ってというようなことがありますので、できるだけ荷物も置いてこれるような、荷物
を軽減するといったことも大事かと思いますので、いろいろ対策
をお願いしたいと思います。
次でございます。
長期休校に伴い、生活
のリズムが崩れ、運動不足にもなって、一層
の体調管理が必要と思われます。また、いろんなこと
を制限してきたストレスが学習
の遅れとか学力格差など、本当にいろんな意味で心理的なストレス
を抱えている
子どもたちもいるかと思います。
子どもたちのメンタルケアについては、どういうふうに考えているでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君)
コロナウイルス感染症は、
子どもたちにとって学校に行けない、友達と会えないなど、大きなストレスとなりました。大きなストレス
を解消するため
の取組として、まず休業中は心配される児童・生徒に関して電話で話
をしたり、課題受取り時に会って直接お話
をしたり、来られない児童・生徒
の家に課題
を届けたりと、状況把握と心
のケア
を含めて取り組んでまいりました。学校再開に向けて
の分散登校時には、全て
の児童・生徒に教育相談アンケート
を行いました。心配される児童・生徒には直接担任と面談
をし、相談活動
を行いました。さらに必要であれば他
の教職員と連携
を取り、児童・生徒
の心配事
を少なくする体制
を取っております。
最も心配される
のは学習面
のストレスです。先ほど申し上げましたとおり、授業時間
の確保に努め、児童・生徒になるべく負担がかからないように計画
をしております。本町
の2学期制が3学期制よりも授業時間が多く確保できるよさがあり、この強み
を有効に利用していきたいと考えております。
教育委員会としましては、
子どもたちの笑顔
を守るために担任だけでなく、教職員全体で連携して児童・生徒
の心
の状態
の変化
を察知し、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーとも連携
をして児童・生徒
の心
のケアに努めてまいります。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) ありがとうございます。
早速、アンケートや面談もしていただいたということ
をお聞きしましてよかったなと思っておりますけど、私もネグレクトやDV、虐待傾向にあった子たちが、この長期休暇
のときにどう過ごしてきた
のかなという
のがとても気になっておりました。また、
子どもたちという
のは、先生や母親が忙しくしていると、なかなか声
をかけづらいということもあるかと思います。そして、
子どもたちだけでなく、先生方もすごくストレス
を抱えているんじゃないかなと思いますので、今後また先生
のメンタルケア
のほうも同様に行っていただきたいなと思っております。よろしくお願いします。
学校対策
の最後
の質問になりますけれども、先ほども言いましたように先生方
の負担という
のも非常に大きいかと思っております。
子どもたちが帰った後に消毒やらトイレ掃除など先生方がやるんだと思いますけど、少しでも負担
を軽くできるように
外部委託とか先生志望
の学生アルバイト等、できるだけ負担がかからないように、そういったことは考えていますでしょうか。
○議長(
杉浦敏男君)
志津野教育次長。
○
教育次長(志津野 郁君) 今、議員がおっしゃいました消毒、清掃につきまして、主に先生がやってくださっておられます。現状
の今
の消毒につきましては、児童・生徒
の手指消毒は、登校時、長い休み時間に遊んだ後、体育
の後、給食前、清掃後に行います。清掃は、窓
を全開して行っております。児童・生徒
の下校後、主に児童・生徒が多く触れる場所や配膳台
を教職員が次亜塩素酸ナトリウムで消毒
をしておるところでございます。教職員
の負担がさらに増えてしまう心配はしておるところでございますが、議員
のおっしゃいましたように消毒
の手伝い
をお願いできる人員
を確保する方法
を検討してまいります。よろしくお願いいたします。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) 先生
の負担って本当に大変だなということ
を思っておりますので、ぜひそういった少しでも軽くなるようなこと
をやっていただければなと思っております。よろしくお願いします。
最後に(4)高齢者、独居
の方
の健康、見守りについてお伺い
をしたいと思います。
公共施設をはじめ民間施設も休館
を余儀なくされ、地域活動、通所とか訪問等介護サービスも利用できない中で、特に独り暮らしなど
の方は認知症
の不安とか健康悪化が懸念されています。町としては、そういった方へ
の対応はどうされていた
のでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(
杉浦敏男君) 糸井川
健康福祉部参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 高齢者、独居
の方
の健康、見守りについてでございますが、
新型コロナウイルス感染症
の拡大防止の観点から外出
の自粛など
の影響によりまして、自宅で過ごされる高齢者や独居
の方
の運動不足による体力
の低下や見守り活動
の低下については、心配されているところでございます。このため、町では健康増進や運動不足による体力低下
の解消
を目的に、5月2日からラジオ体操第一ということで広報無線において放送しまして、皆様に自宅で
の運動
をお願いしているような状況でございます。
見守りにつきましては、扶桑町高齢者等地域見守り協力に関する協定という
のを以前から行っているところでございますが、これによりまして、各協力事業者と連携
をし、高齢者
の異変
を発見した際に通報していただくような通報体制
を整えているところでございます。
また、町が実施しております配食サービス事業におきましても、食事
の配達に併せまして高齢者世帯
のほか、独り暮らし高齢者
の安否確認
を行っているところでございます。
新型コロナウイルスの感染拡大
を抑える上で、日常的な見守りについては、電話連絡
のほか、直接御本人と面会しなければならない場合には十分な距離
を取るなど
の方法で対応
をする必要があります。さらにこれからは、居宅内における熱中症対策も必要となってくると思われます。今後につきましては、感染状況
を踏まえた上で
感染防止策の相談や方法
を含めまして、高齢者
の見守り活動
を地域民生委員や地域
包括支援センターとともに進めてまいります。以上です。
〔12番
議員挙手〕
○議長(
杉浦敏男君) 佐藤さん。
○12番(佐藤智恵子君) ラジオ体操とか、学校教育課
のほうでもストレス体操など
の動画とかもホームページ
のほうで工夫していただいておりました。何とか少しずつですけれども、日常が戻ってきて、
公共施設なども一部開放されてまいりました。今
のところ、町内
の方からそういうことで困ったという御相談が特になかったということ
をお聞きしておりますけれども、特に高齢者はウイルスに感染するリスクも高いし、ふだんよりも外出
を控えていらっしゃる方もたくさんおりました。また、従来から
人の関わりが薄い方、そういう方々はこのコロナにかかわらずですけれども、コロナ
の中でどう見守っていく
のか課題でありますけれども、今後も先ほど言われました協定
を結んでいる地域
の協力者や民生委員さん
をはじめ地域
の支え合いが今後必要と思われます。電話とか安否確認
の強化など、なお一層
の取組
をお願いいたしまして、私
の質問
を終了したいと思います。ありがとうございました。
○議長(
杉浦敏男君) 以上で、佐藤智恵子さん
の質問
を終結します。
お諮りいたします。
本日
の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
杉浦敏男君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。
これにて延会いたします。
午前11時38分 延会...