扶桑町議会 2019-06-14
令和元年総務建設常任委員会( 6月14日)
出席委員(8名)
委員長 丹 羽 友 樹 君
副
委員長 小 室 輝 義 君
委 員 小 林 明 君
委 員 市 橋 茂 機 君
委 員 杉 浦 敏 男 君
委 員 千 田 利 明 君
委 員 澤 田 憲 宏 君
委 員 千 田 勝 文 君
――
――――――――――――――――――――――
欠席委員(
なし)
――
――――――――――――――――――――――
関係職員(25名)
町 長 千 田 勝 隆 君
副 町 長 神 田 龍 三 君
総 務 部 長 鯖 瀬 武 君
産業建設部長 澤 木 俊 彦 君
会計管理者 江 口 英 樹 君
政策調整課長 北 折 廣 幸 君
総 務 課 長 澤 木 明 人 君
税 務 課 長 岩 田 雄 尚 君
災害対策室長 川 瀬 直 彦 君
産業環境課長 志 津 野 郁 君
土 木 課 長 安 藤 正 人 君
都市整備課長 小 室 和 広 君
監査事務局長 滝 典 彦 君
政策調整課主幹 今 枝 利 賜 君
総務課主幹 戸 田 知 孝 君
総務課主幹 齊 木 雅 宏 君
税務課主幹 池 田 聡 君
税務課主幹 小 川 健 君
災害対策室主事 牧 野 祐 希 君
産業環境課主幹 兼 松 孝 行 君
土木課主幹 小 川 祐 貴 哉 君
都市整備課主幹 鈴 木 弘 孝 君
都市整備課主幹 酒 井 剛 君
議会事務局長 木 明 君
議会事務局主幹 奥 村 洋 君
――
――――――――――――――――――――――
午前9時23分 開会
○
委員長(
丹羽友樹君)
皆さん、おはようございます。
定刻より少し前ですが、
関係の
皆さん、お集まりのようですので、これより始めさせていただきます。
本日は、
総務建設常任委員会を開催しましたところ、
委員全員の出席をいただきましてありがとうございます。また、
町長初め
関係職員の出席をいただいております。
定足数に達しておりますので、ただいまから
総務建設常任委員会を始めさせていただきます。
委員の皆様の御協力をお願い申し上げます。
初めに、
町長から御挨拶をよろしくお願いいたします。
○
町長(
千田勝隆君) 改めましておはようございます。
委員各位におかれましては、本
会議に引き続いての
総務建設常任委員会の開催、まことにありがとうございます。
今回お願いする案件といたしましては、
令和元
年度扶桑町
一般会計補正予算(第2号)を初め4
議案でございます。いずれも重要な案件ばかりでございますので、慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願いを申し上げまして冒頭の挨拶とさせていただきます。どうか本日はよろしくお願い申し上げます。
○
委員長(
丹羽友樹君) ありがとうございました。
それでは、本
会議におきまして当
常任委員会に付託されました
議案第32号
令和元
年度扶桑町
一般会計補正予算(第2号)(
所管部分)を初め、
議案4件、
陳情9件を含む全13案件につきまして、これより審査に入ります。
それでは、お手元に配付してあります
委員会次第書の
議題の順に従い審査に入ります。
最初の
議題に入ります。
議案第32号
令和元
年度扶桑町
一般会計補正予算(第2号)(
所管部分)を
議題といたします。
本案について、
当局からの
補足説明はありますか。
〔「
総務部はありません」と呼ぶ者あり〕
〔「
産業建設部はありません」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
丹羽友樹君)
補足説明もないようですので、これより
質疑に入ります。
質疑のある方は
挙手をお願いいたします。
○
委員(
小林 明君) 今回、
補正予算計上されてきたのは、歳入で
固定資産税とか
都市計画税が増収になったということで計上されているわけですけれども、10月から
法人町民税の
税率が
引き下げられるということのようですけれども、
引き下げによって、どの程度の影響が出てくるんですか。
○
税務課長(
岩田雄尚君)
法人住民税の
引き下げにつきましては、
令和元年10月1日から始まる
事業年度におきまして
減額されますので、今年度については、特に影響はないものと考えておりますが、昨年の
収入額で計算いたしますと、約1億2,000万程度の
減額になろうかというふうに試算しております。
○
委員(
小林 明君) 10月1日から施行されるということですけれども、今の政府の考えは、
消費税も10月1日から
税率を10%に
引き上げるということで、
国民には負担を押しつけて、一方、大
企業を中心とした
法人住民税を減税するという、そういう
やり方についてどう思いますか。
○
税務課長(
岩田雄尚君)
法人税につきましては、
引き下げることによりまして、今後、誘致が見込まれます
企業にとっても有利な面もございますので、悪いことではないかなあというふうに考えております。
○
委員(
小林 明君) 結局、今までの政府の
やり方というか自民党の
やり方というのは、この
消費税の導入のときにも
高齢化社会のためにだとか、
社会保障のために財源をつくらなければならないとか、こういうことを言って
消費税を導入して、3%が5%、5%が8%に
引き上げられるときも、
少子化対策だとか、結局、
社会保障の
財源確保と言っておきながら、一方、
消費税の
税率を
引き上げるたびに
法人税の
税率は
引き下げられてきたということが言えると思うんですわ。
だから、ほとんどが
消費税を
国民から取って、その
消費税分のほとんどを大
企業の減税のための
穴埋めに使ってきたというのが今までの歴史だったというもんですわ。今回も同じように
税率を10%に
引き上げる、そして一方では、大
企業を中心とした
法人税を
引き下げるという
やり方は、結局、
法人税の減税の
穴埋めに
消費税が使われるということが言えると思うんですがね。だから、その政策を変えようという態度を示さん限り、
国民の生活を守るということはできんと思うんですよ。だから、姿勢を変えていただきたいと思うんです。
結局、
法人税を減税してどういうことが行われてきたかというと、大
企業の
内部留保、
ため込みはどんどんふえてきておるというのが現実であって、今、既に400兆円を超えておるという状況であって、
法人税をまけてやって、その
利益分を積み立てに充てるという
やり方では、結局、
社会保障を充実させるということはなかなか難しいと思うんですわ。だから、その政治を変えていくということが私は必要だと思うんですよね。そういう姿勢をとっていただきたいと、こういうように思います。
扶桑町の
財政にとってみたら、1億円も減収になるということは非常に打撃になると思うんですよね。だから、そういう点では、本当に大
企業を中心とした減税はやめようということを声を大きくして要求していただきたいと思います。
あとは、今のところありません。
○
委員長(
丹羽友樹君)
小林さん、続けてどうぞ。
○
委員(
小林 明君)
財政調整積立金ですけれども、今回、
児童館の
建設を1年先送りするということで、
財政調整基金の繰り入れを
減額しているんですけれども、
減額したとしても、9億9,000万円ほどの残高という結果になるんですけど、将来的にいうと、どういうふうになる
見通しを持っておるの。
実施計画では、
財政調整基金が底をつくような、そういう表現で書かれているわけですけれども、
財政の
見通しはどうでしょう。
○
政策調整課長(
北折廣幸君)
財政の
見通しということになりますが、端的に言えば厳しいものというふうに考えております。
先回、お見せしましたシミュレーションの
関係につきましては、
収入関係が一定といいますか、変わらない前提で試算をしておりまして、それに基づきまして、歳出が今後の
主要事業、そういったものでふえてくると、最悪といいますか、そういったところで数字としてお示しをしておるところでございます。
いずれにしましても、今後も大きな歳入の見込みというのがないという想定ですので、その中でいくと、
財政出動がこれ以上ふえてくると相当厳しいものだというふうには思っております。
○
委員(
小林 明君) 今、
法人住民税の話をしたら、1億も減収になるというでしょう。そういうものは見込んでいないわけ。
○
政策調整課長(
北折廣幸君) そこら辺のところを、想定できる部分に関しましては、考えての計算となっております。
○
委員(
小林 明君) これは、
下水との
関係もあるんじゃないかなあと思うんだけれども、
下水のほうで
補助金を
減額しているわね、8,000円。
下水のほうでいくと、
営業外収益の
減額という、この8,000円の
減額というのはどういう理由なんですか。
○
都市整備課長(
小室和広君) こちらは、
収益的収支の
人件費の
減額分になります。
○
委員(
小林 明君) 8,000円というのは。
○
都市整備課長(
小室和広君) はい。
○
委員(
小林 明君) そうですか。
その下の投資及び
出資金ということで、
出資金が447万4,000円増になっていますよね。これは
人件費ですけれども、
一般会計のほうでして、
下水のほうは省略しますけれども、まず、この
収益的収支の
職員と
資本的収支の
職員というのは何人ずつおるんですか。
○
都市整備課長(
小室和広君)
収益的収支の
職員は1名で、
資本的収支のほうは5名となります。
○
委員(
小林 明君)
資本的収支は5人だね。
○
都市整備課長(
小室和広君) はい。
○
委員(
小林 明君)
資本的収支の
職員の
補正でいくと、
給料が174万4,000円の
増額になって、
職員手当は196万3,000円の
増額になっているんじゃないかと思うんだけれども、違いますか。
○
都市整備課長(
小室和広君)
収益的収支の1名につきましては……。
○
委員(
小林 明君) ごめん。俺、さっき
収益的収支って言ったな。171万4,000円というのは
資本的収支のほう、ごめんなさい。
○
都市整備課長(
小室和広君) 失礼いたしました。今回の
資本的収支5名につきましては、
人事異動による精査で
増額がされております。
○
委員(
小林 明君)
給料のほうが一般的には多くて、
職員手当のほうが少ないというのが一般的じゃないかと思うんですけれども。
職員手当等というこの内訳、例えば
扶養手当だとか
期末手当だとか、時間
外勤務手当だとかいろいろあると思うんだよね。この196万3,000円の根拠をちょっと教えてもらえないですか。
○
都市整備課長(
小室和広君)
扶養手当で43万8,000円、
地域手当で6万5,000円、
通勤手当で10万6,000円、
期末手当で73万2,000円、
勤勉手当で62万2,000円のそれぞれの増となります。
○
委員(
小林 明君) 結局、ほとんどが
期末手当と
勤勉手当が大半を占めるということが言えるわけね。
○
都市整備課長(
小室和広君) おっしゃるとおりです。
○
委員(
小林 明君)
期末手当、
勤勉手当というのは、
給料の年額でいくと5カ月分ぐらいかな。
○
総務課長(
澤木明人君) 両方で4.45でございます。
○
委員(
小林 明君) いいですけど、どうも僕は
手当のほうが
給料よりも
増額の額が多いというのは、ちょっと間違いじゃないかなあという気がしたんですが、間違いじゃないですね。
○
都市整備課長(
小室和広君) 間違いはございません。
○
総務課長(
澤木明人君) 当初見込んでおったものが、
新人職員で当初計算をしておりましたので、その当たりの差額が出ておるかと思います。
〔「
期間率が減るのね」と呼ぶ者あり〕
だから、
消費税の
税率の
引き上げなんていうのはとんでもない話で、その
社会保障の財源というならば、本当に400兆円をため込んでいるこうした大
企業から負担をしてもらうだとか、税金を上げた分を改めてもとに戻すだとか、あるいは富裕層の証券税制の制度も分離課税をやめて総合課税にすれば、もっともっと税額が上がるわけで、収入が上がるわけで、そういうところに財源を求めるべきだと思うんです。
だから、そういう点からいくと、本当に
消費税の
税率を10%に
引き上げて、
国民に新たな負担を押しつけるということはやめるべきだし、今の経済情勢のもとで、さらに
税率を
引き上げれば経済は一層冷え込んでしまうということが言えると思うんですよね。8%から10%に
引き上げられたその後においても、個人
消費はずうっと低迷してきているというのが実態だし、年金生活者や、あるいは子育て中の世帯の
人たちの生活を守る上からも、
消費税の
税率10%の
引き上げは
中止すべきだと。よって、この
陳情書は
採択すべきだというふうに思います。
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
意見はありませんか。
〔
挙手する者
なし〕
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
意見もないようですので、
意見を終結します。
これより
討論を行います。
討論のある方はございますか。
○
委員(杉浦敏男君)
消費税が10%に上がると大変だとは思っておりますが、この国のことも考えてお話をします。
消費税率10%への
引き上げの
中止を求める
意見書の
提出を求める
陳情書に反対の
意見を述べさせていただきます。
政府は少子・高齢化が進展する中で、
社会保障制度の持続性と確保と
財政健全化を同時に達成するため、
消費税の
引き上げを含む
社会保障と税の一体化改革を推進していくとしています。
消費税の使い道を見直し、2兆円規模を教育無償化などに振り向け、子育て世代に還元し、軽減
税率を導入するほか、プレミアム商品券の発行を通じて、低所得者の負担を軽減し、同時に全国各地の中小・小規模事業者の
皆さんにキャッシュレス決済を普及させるために思い切ったポイント還元を実施するとされております。
そういう観点から、この
陳情については反対をさせていただきます。以上です。
○
委員(
小林 明君) ちょっと待って。
結局、
消費税の
税率を
引き上げると景気が悪くなるから、そういう対策を講じざるを得ないわけで、
消費税を上げなければそういう対策を講じなくていいわけなんだわ。幼児教育の無償化だとか、あるいは軽減
税率だとか、ポイント還元だとか、こういうようなことを、ポイント還元なんかはずうっと続けられるわけじゃないし、プレミアム付商品券だって一回限りだと思うんですよね。結局、
国民に甘いあめをなめさせて、目的を果たそうという
やり方そのものだと思うんですわ。
今、結局、苦しんでいる高齢者の
人たちが、キャッシュレス決済ですか、カードを持ってポイント還元をしてもらおうなんていう、なかなかできるもんじゃないと思うんですよね。本当に若者たちにとってみたら、そんなことはいとも簡単だろうけれども、年寄りにとってみたら、そういうようなことはそう簡単にできるわけじゃないし、年金が減らされてきているという中で、
消費税が増税されたら一体どうなってしまうんだと、こういうのが多くの
国民の声じゃないかと思うし、世論調査を見ても、
消費税の増税は反対だというのが60%に達しておるわけで、
国民の声を聞くという立場に立ったら、やはり
消費税の
税率10%は
中止すべきだという姿勢を示すべきだというように思います。
以上、一言言わせていただきます。
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
討論もないようですので、
討論を終結します。
これより本
陳情の
採決を行います。
本
陳情について、
採択することに
賛成の
委員の
挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
○
委員長(
丹羽友樹君) ありがとうございました。
挙手少数であります。よって、
消費税率10%への
引き上げの
中止を求める
意見書の
提出を求める
陳情書は、不
採択すべきものと決しました。
次に、
日本政府に対して、国連の「
沖縄県民は
先住民族」勧告の撤回を求める
意見書の
採択を求める
陳情書を
議題といたします。
本
陳情について、
意見のある方は
挙手をお願いいたします。
○
委員(
小林 明君)
沖縄県民の
人たちは、本当に
先住民族だというふうに認識しておるんやろうかと思うんだよね。僕はこの
陳情書はどうも理解できない。ですから、不
採択にすべきだと思います。
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
意見はありませんか。
〔
挙手する者
なし〕
○
委員長(
丹羽友樹君) ほかに
意見もないようですので、
意見を終結します。
これより
討論を行います。
討論のある方はございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
丹羽友樹君)
討論もないようですので、
討論を終結します。
これより本
陳情の
採決を行います。
本
陳情について、
採択することに
賛成の
委員の
挙手をお願いいたします。
〔
賛成者挙手〕
○
委員長(
丹羽友樹君) ありがとうございました。
挙手なしであります。よって、
日本政府に対して、国連の「
沖縄県民は
先住民族」勧告の撤回を求める
意見書の
採択を求める
陳情書は、不
採択とすべきものと決しました。
以上で、当
常任委員会に付託された案件につきましては、全て審査が終了しました。
委員の皆様には慎重審議をいただき、ありがとうございました。また、
委員の皆様を初め、
職員におかれましては、円滑な議事運営に御協力をいただき、ありがとうございました。
ここで、終わりに当たりまして、
町長から御挨拶をいただきたいと思います。
○
町長(
千田勝隆君)
委員各位におかれましては、長時間にわたる御審議、まことにありがとうございました。おかげで全
議案可決を賜り、感謝を申し上げます。
季節も夏に向かっていっているわけでございます。また、蒸し暑い時期が訪れますので、議会各位におかれましては、健康には十分御留意いただき、御活躍いただきますように御祈念を申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本日はありがとうございました。
○
委員長(
丹羽友樹君) ありがとうございました。
これで
総務建設常任委員会は終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
丹羽友樹君) それでは、これをもちまして
総務建設常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午前10時21分 閉会
上記
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するためここに署名する。
総務建設常任委員会
委 員 長...