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令和元年総務建設常任委員会( 6月14日)

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  1. 扶桑町議会 2019-06-14
    令和元年総務建設常任委員会( 6月14日)


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    最終取得日: 2021-09-06
    令和元年総務建設常任委員会( 6月14日)               総務建設常任委員会                           令和元年6月14日(金)                              午前9時30分から                             扶桑町役場大会議室   議 題 1.議案第32号 令和年度扶桑一般会計補正予算(第2号)(所管部分) 2.議案第35号 令和年度扶桑下水道事業会計補正予算(第1号)(建設関係) 3.議案第36号 扶桑税条例等の一部を改正する条例について(総務関係) 4.議案第37号 扶桑都市計画税条例の一部を改正する条例について(総務関係) 5.辺野古基地建設即時中止と、普天間基地沖縄県外国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書採択を求める陳情総務関係) 6.最低賃金の引上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書提出を求める陳情書建設関係) 7.公契約事業従事者適正賃金安定雇用を確保する公契約法の制定を求める意見書提出を求める陳情書総務関係) 8.すべての労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める意見書提出を求める陳情書建設関係) 9.住民の安全・安心を支える行政サービス体制・機能の充実を求める意見書提出を求める陳情書総務関係) 10.地方財政の拡充を求める意見書提出を求める陳情書総務関係) 11.沖縄県民の民意を真摯に受け止め、地方自治を尊重し、辺野古の新基地など米軍基地建設中止を求める意見書提出を求める陳情書総務関係) 12.消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める陳情書総務関係) 13.日本政府に対して、国連の「沖縄県民先住民族」勧告の撤回を求める意見書採択を求める陳情書総務関係)         ――――――――――――――――――――――――
    出席委員(8名)        委員長      丹  羽  友  樹  君        副委員長     小  室  輝  義  君        委  員     小  林     明  君        委  員     市  橋  茂  機  君        委  員     杉  浦  敏  男  君        委  員     千  田  利  明  君        委  員     澤  田  憲  宏  君        委  員     千  田  勝  文  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席委員なし)         ―――――――――――――――――――――――― 関係職員(25名)      町     長    千  田  勝  隆  君      副  町  長    神  田  龍  三  君      総 務 部 長    鯖  瀬     武  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      江  口  英  樹  君      政策調整課長     北  折  廣  幸  君      総 務 課 長    澤  木  明  人  君      税 務 課 長    岩  田  雄  尚  君      災害対策室長     川  瀬  直  彦  君      産業環境課長     志 津 野     郁  君      土 木 課 長    安  藤  正  人  君      都市整備課長     小  室  和  広  君      監査事務局長     滝     典  彦  君      政策調整課主幹    今  枝  利  賜  君      総務課主幹      戸  田  知  孝  君      総務課主幹      齊  木  雅  宏  君      税務課主幹      池  田     聡  君      税務課主幹      小  川     健  君      災害対策室主事    牧  野  祐  希  君      産業環境課主幹    兼  松  孝  行  君      土木課主幹      小  川  祐 貴 哉  君      都市整備課主幹    鈴  木  弘  孝  君      都市整備課主幹    酒  井     剛  君      議会事務局長       木     明  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時23分 開会 ○委員長丹羽友樹君) 皆さん、おはようございます。  定刻より少し前ですが、関係皆さん、お集まりのようですので、これより始めさせていただきます。  本日は、総務建設常任委員会を開催しましたところ、委員全員の出席をいただきましてありがとうございます。また、町長初め関係職員の出席をいただいております。  定足数に達しておりますので、ただいまから総務建設常任委員会を始めさせていただきます。  委員の皆様の御協力をお願い申し上げます。  初めに、町長から御挨拶をよろしくお願いいたします。 ○町長千田勝隆君) 改めましておはようございます。  委員各位におかれましては、本会議に引き続いての総務建設常任委員会の開催、まことにありがとうございます。  今回お願いする案件といたしましては、令和年度扶桑一般会計補正予算(第2号)を初め4議案でございます。いずれも重要な案件ばかりでございますので、慎重なる御審議をいただきまして、適切なる御決定をいただきますようにお願いを申し上げまして冒頭の挨拶とさせていただきます。どうか本日はよろしくお願い申し上げます。 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  それでは、本会議におきまして当常任委員会に付託されました議案第32号 令和年度扶桑一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を初め、議案4件、陳情9件を含む全13案件につきまして、これより審査に入ります。  それでは、お手元に配付してあります委員会次第書の議題の順に従い審査に入ります。  最初の議題に入ります。  議案第32号 令和年度扶桑一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「総務部はありません」と呼ぶ者あり〕    〔「産業建設部はありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員小林 明君) 今回、補正予算計上されてきたのは、歳入で固定資産税とか都市計画税が増収になったということで計上されているわけですけれども、10月から法人町民税税率引き下げられるということのようですけれども、引き下げによって、どの程度の影響が出てくるんですか。 ○税務課長岩田雄尚君) 法人住民税引き下げにつきましては、令和元年10月1日から始まる事業年度におきまして減額されますので、今年度については、特に影響はないものと考えておりますが、昨年の収入額で計算いたしますと、約1億2,000万程度の減額になろうかというふうに試算しております。 ○委員小林 明君) 10月1日から施行されるということですけれども、今の政府の考えは、消費税も10月1日から税率を10%に引き上げるということで、国民には負担を押しつけて、一方、大企業を中心とした法人住民税を減税するという、そういうやり方についてどう思いますか。 ○税務課長岩田雄尚君) 法人税につきましては、引き下げることによりまして、今後、誘致が見込まれます企業にとっても有利な面もございますので、悪いことではないかなあというふうに考えております。 ○委員小林 明君) 結局、今までの政府のやり方というか自民党のやり方というのは、この消費税の導入のときにも高齢化社会のためにだとか、社会保障のために財源をつくらなければならないとか、こういうことを言って消費税を導入して、3%が5%、5%が8%に引き上げられるときも、少子化対策だとか、結局、社会保障財源確保と言っておきながら、一方、消費税税率引き上げるたびに法人税税率引き下げられてきたということが言えると思うんですわ。  だから、ほとんどが消費税国民から取って、その消費税分のほとんどを大企業の減税のための穴埋めに使ってきたというのが今までの歴史だったというもんですわ。今回も同じように税率を10%に引き上げる、そして一方では、大企業を中心とした法人税引き下げるというやり方は、結局、法人税の減税の穴埋め消費税が使われるということが言えると思うんですがね。だから、その政策を変えようという態度を示さん限り、国民の生活を守るということはできんと思うんですよ。だから、姿勢を変えていただきたいと思うんです。  結局、法人税を減税してどういうことが行われてきたかというと、大企業内部留保ため込みはどんどんふえてきておるというのが現実であって、今、既に400兆円を超えておるという状況であって、法人税をまけてやって、その利益分を積み立てに充てるというやり方では、結局、社会保障を充実させるということはなかなか難しいと思うんですわ。だから、その政治を変えていくということが私は必要だと思うんですよね。そういう姿勢をとっていただきたいと、こういうように思います。  扶桑町の財政にとってみたら、1億円も減収になるということは非常に打撃になると思うんですよね。だから、そういう点では、本当に大企業を中心とした減税はやめようということを声を大きくして要求していただきたいと思います。  あとは、今のところありません。 ○委員長丹羽友樹君) 小林さん、続けてどうぞ。 ○委員小林 明君) 財政調整積立金ですけれども、今回、児童館建設を1年先送りするということで、財政調整基金の繰り入れを減額しているんですけれども、減額したとしても、9億9,000万円ほどの残高という結果になるんですけど、将来的にいうと、どういうふうになる見通しを持っておるの。実施計画では、財政調整基金が底をつくような、そういう表現で書かれているわけですけれども、財政見通しはどうでしょう。 ○政策調整課長北折廣幸君) 財政見通しということになりますが、端的に言えば厳しいものというふうに考えております。  先回、お見せしましたシミュレーションの関係につきましては、収入関係が一定といいますか、変わらない前提で試算をしておりまして、それに基づきまして、歳出が今後の主要事業、そういったものでふえてくると、最悪といいますか、そういったところで数字としてお示しをしておるところでございます。  いずれにしましても、今後も大きな歳入の見込みというのがないという想定ですので、その中でいくと、財政出動がこれ以上ふえてくると相当厳しいものだというふうには思っております。 ○委員小林 明君) 今、法人住民税の話をしたら、1億も減収になるというでしょう。そういうものは見込んでいないわけ。 ○政策調整課長北折廣幸君) そこら辺のところを、想定できる部分に関しましては、考えての計算となっております。 ○委員小林 明君) これは、下水との関係もあるんじゃないかなあと思うんだけれども、下水のほうで補助金減額しているわね、8,000円。下水のほうでいくと、営業外収益減額という、この8,000円の減額というのはどういう理由なんですか。 ○都市整備課長小室和広君) こちらは、収益的収支人件費減額分になります。 ○委員小林 明君) 8,000円というのは。 ○都市整備課長小室和広君) はい。 ○委員小林 明君) そうですか。  その下の投資及び出資金ということで、出資金が447万4,000円増になっていますよね。これは人件費ですけれども、一般会計のほうでして、下水のほうは省略しますけれども、まず、この収益的収支職員資本的収支職員というのは何人ずつおるんですか。 ○都市整備課長小室和広君) 収益的収支職員は1名で、資本的収支のほうは5名となります。 ○委員小林 明君) 資本的収支は5人だね。 ○都市整備課長小室和広君) はい。 ○委員小林 明君) 資本的収支職員補正でいくと、給料が174万4,000円の増額になって、職員手当は196万3,000円の増額になっているんじゃないかと思うんだけれども、違いますか。 ○都市整備課長小室和広君) 収益的収支の1名につきましては……。 ○委員小林 明君) ごめん。俺、さっき収益的収支って言ったな。171万4,000円というのは資本的収支のほう、ごめんなさい。 ○都市整備課長小室和広君) 失礼いたしました。今回の資本的収支5名につきましては、人事異動による精査で増額がされております。 ○委員小林 明君) 給料のほうが一般的には多くて、職員手当のほうが少ないというのが一般的じゃないかと思うんですけれども。  職員手当等というこの内訳、例えば扶養手当だとか期末手当だとか、時間外勤務手当だとかいろいろあると思うんだよね。この196万3,000円の根拠をちょっと教えてもらえないですか。 ○都市整備課長小室和広君) 扶養手当で43万8,000円、地域手当で6万5,000円、通勤手当で10万6,000円、期末手当で73万2,000円、勤勉手当で62万2,000円のそれぞれの増となります。 ○委員小林 明君) 結局、ほとんどが期末手当勤勉手当が大半を占めるということが言えるわけね。 ○都市整備課長小室和広君) おっしゃるとおりです。 ○委員小林 明君) 期末手当勤勉手当というのは、給料の年額でいくと5カ月分ぐらいかな。 ○総務課長澤木明人君) 両方で4.45でございます。 ○委員小林 明君) いいですけど、どうも僕は手当のほうが給料よりも増額の額が多いというのは、ちょっと間違いじゃないかなあという気がしたんですが、間違いじゃないですね。 ○都市整備課長小室和広君) 間違いはございません。 ○総務課長澤木明人君) 当初見込んでおったものが、新人職員で当初計算をしておりましたので、その当たりの差額が出ておるかと思います。    〔「期間率が減るのね」と呼ぶ者あり〕
    総務課長澤木明人君) 委員長、済みません。  新人職員を充てて見込んでおった関係で、期間率が変わりますので、それによる差額があると思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより議案第32号の採決を行います。  本案賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第32号 令和年度扶桑一般会計補正予算(第2号)(所管部分)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第35号 令和年度扶桑下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案について、当局から補足説明はありますか。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより議案第35号の採決を行います。  本案賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第35号 令和年度扶桑下水道事業会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第36号 扶桑税条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案について、当局から補足説明はありますか。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。  質疑ありませんか。 ○委員小林 明君) 説明資料というのかな、参考資料法人税割税率の特例というところで、これまでこの法人税の本則でいくと何%になっておった。9.4%引くで、9.7になるんかな。 ○税務課長岩田雄尚君) 9.7%でございます。 ○委員小林 明君) これは、いつ、この地方税法が変わったわけ。 ○税務課長岩田雄尚君) 平成29年3月に改正しております。 ○委員小林 明君) これは、超過税率として2.4%を掛けておって、今回、この税率引き下げ分は、本則の引き下げ分はそのまま引き下げて、超過税率分は2.4%は維持するという、こういうことで理解すればいいわけね。 ○税務課長岩田雄尚君) はい、そのとおりでございます。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに質疑はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより議案第36号の採決を行います。  本案賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございます。  挙手全員であります。よって、議案第36号 扶桑税条例等の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次の議題に入ります。  議案第37号 扶桑都市計画税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  本案について、当局からの補足説明はありますか。    〔「ありません」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 補足説明もないようですので、これより質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 質疑もないようですので、質疑を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより議案第37号の採決を行います。  本案賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、議案第37号 扶桑都市計画税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  議事の都合上、ここで暫時休憩といたします。  これよりは、陳情の審査となります。当局主幹以下の方は退席をいただいても結構ですので、よろしくお願いいたします。              午前9時50分 休憩              午前9時51分 再開 ○委員長丹羽友樹君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  次に、辺野古基地建設即時中止と、普天間基地沖縄県外国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書採択を求める陳情議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員小林 明君) 普天間基地というのは、どのような形でつくられたかということをやっぱり掘り下げていく必要があると思うんだよね。あの太平洋戦争で、沖縄においてアメリカ軍が占領したそのときに、普天間に住んでいた人たちが全部追い払われて収容所に入れられたという中で、土地が取り上げられて普天間基地がつくられたという経過があると思うんです。  だから、そういう点で、普天間基地を返還するのは当たり前なんだけれども、この陳情書を見ると、普天間基地沖縄県外あるいは国外移転について、国民的議論により民主主義及び憲法に基づき公正に解決すべき意見書採択を求める陳情という、一見民主的なように感じるんですけれども、一つは、この県外・国外に移転ということは沖縄人たちは望んでいない。即時返還を求めていると思うんですね、無条件で。そういう点では、問題があるというふうに思うんです。  それと、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決すべきという点についていくと、一見、民主的なようだけれども、本当にこのことができるのかという、陳情趣旨の中にも書いてあるように、国民が決めよと、決めるんだという結論になるならば、沖縄の歴史及び米軍基地の偏在に鑑みる。全ての自治体はひとしく候補地として、民主主義及び憲法の規定に基づき、一地域への一方的な押しつけとならないよう、公正で民主的な手続により解決することという、このことが本当にできるのかどうかということを考えたときに、僕は、不可能なことだと思うんだわね。  結局、これは普天間基地無条件で返還するということではなくて、県外に最終的には持ってこいというような形にならざるを得んと思うんですわ。だから、そういう意味では、この陳情書については、何か沖縄人たちの意思を汲んでおるような形はとっておっても、内容的に見ると、沖縄の県民の人たちの気持ちとは違うんじゃないかという気がするわけ。ですから、これについては、やっぱり僕は扶桑の議会としては不採択にすべきだというように思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手なしであります。よって、辺野古基地建設即時中止と、普天間基地沖縄県外国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書採択を求める陳情は、不採択とすべきものと決しました。  次に、最低賃金引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。
    委員小林 明君) 今、最低賃金が各都道府県単位で決められているわけで、東京は高くて、九州のほうの鹿児島などは低いというような問題があって、東京一極集中を一層加速するような状況になっているんじゃないかなと思うんです。  消費税引き上げられて、国民消費・支出が低下してきているという中で、やっぱり働く人たち賃金引き上げていくという上からも、最低賃金引き上げる必要があるというふうに思うんです。そういう立場に立ったときに、この陳情書採択すべきだと、このように思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、最低賃金引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、公契約事業従事者適正賃金安定雇用を確保する公契約法の制定を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、公契約事業従事者適正賃金安定雇用を確保する公契約法の制定を求める意見書提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、すべての労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、すべての労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める意見書提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、住民の安全・安心を支える行政サービス体制・機能の充実を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、住民の安全・安心を支える行政サービス体制・機能の充実を求める意見書提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、地方財政の拡充を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手全員であります。よって、地方財政の拡充を求める意見書提出を求める陳情書は、採択すべきものと決しました。  次に、沖縄県民の民意を真摯に受け止め、地方自治を尊重し、辺野古の新基地など米軍基地建設中止を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員小林 明君) 沖縄県においては、知事選挙があったり、あるいは辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票が行われたり、あるいはその後に衆議院の選挙が行われるなど、そのいずれも沖縄県民の意思は米軍基地辺野古への新基地建設は反対という、そういう意思を示したと思うんですよね。  そういう意味では、沖縄県民の意思を尊重して意見書を出すべきだと思いますし、この憲法には地方自治憲法で保障されているわけで、その地方自治を無視して、この米軍新基地建設を進めるということは、地方自治体の議員として、やっぱり政府のやり方は改めさせる必要があるというように思うんです。  そうした点から見ても、今、提出された沖縄県民の民意を真摯に受け止め、地方自治を尊重し、辺野古の新基地など米軍基地建設中止を求める意見書提出を求める陳情書採択すべきだというように思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(市橋茂機君) あえて討論をさせていただきます。  今の中で、先ほど意見が一部出ておりましたが、この内容について、まず県民の民意を真摯に受けとめるという考え方のもとに、地方自治を尊重するということは、憲法に保障された内容であろうということで賛同できますが、ただ一つ、辺野古への新基地、米軍の建設中止を求めるという内容が含まれております。  ただ、考えてみれば、辺野古への新基地の移設というのは、普天間にあった、まさに市街地にあったという現実を捉え、県民の命と財産を守っていくという趣旨から、やはり少しでも危険を排除する一つの手段として、辺野古への移設が現在、既に一部進められております。この段階で中止ということについては賛同できかねる内容でありますので、意見を述べておきます。 ○委員小林 明君) ちょっと一ついいですか。  一番最初に言ったように、普天間基地がどのような形でつくられたのかということを言ったんですけれども、結局は、銃剣がそこに住む住民を追い出して、占領軍である米軍がブルドーザーでこの基地をつくったという。だから、銃剣とブルドーザーで基地がつくられたということが言われておるわけで、そうしたことを見たときに、いろいろな条件をつけて、要するに新基地建設を進めなければ辺野古の返還はしないんだよというような条件をつけておったら、いつまでたってもこの問題は解決できない。  沖縄県民人たちは、無条件で即時撤去を求めているわけで、その立場に立つならば、政府が無条件で返還せよという立場でアメリカと交渉すべきだと思うの。そういうことをやらずに、沖縄人たちに新たな基地を押しつけるというやり方は、僕は沖縄人たちにとってみたら納得のできないことだと思うんですよね。  だから、沖縄人たちの気持ちを酌んでこの陳情採択すべきだというふうに思うんですよ。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択をすることに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手少数であります。よって、沖縄県民の民意を真摯に受け止め、地方自治を尊重し、辺野古の新基地など米軍基地建設中止を求める意見書提出を求める陳情書は、不採択とすべきものと決しました。  次に、消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員小林 明君) 消費税が10月から引き上げられようとしているわけですけれども、消費税というのは所得の低い人ほど負担が重い逆進性のものなんです。例えば所得1億円の人と所得100万円の人とが同じものを買ったとしても、同じ税額を払わなければならないという、そういう点では、能力のある者から負担をしてもらうという、そういう観点からいくと、全く所得の低い人を苦しめる税制だと思うんです。  消費税が導入されて以降、社会保障が充実したかというとそういうことは言えないと思うんです。以前なら、労働者の、要するに社会保険でいえば、医療費は無料だったんですよね。無料だったものが1割なり2割なり3割に引き上げられる。国民健康保険においても、後期高齢者医療制度をつくって75歳以上は別枠だよと、医療について差別をするようなそういう制度をつくる。70歳から74歳までの医療費の自己負担についても、1割から2割に引き上げるということがやられてきたわけ。医療に関していうなら、そういうことがやられてきたわけ。  年金についていうなら、今問題になっているように、今の年金でいくならば、この2,000万円は貯金を取り崩して、投資して金もうけしなさいよというようなことを言われておるわけで、実際、経済マクロスライド制によって、年金がどんどん引き下げられてきているというのは現実だと思うんですわ。  この前、国会を見ていたら、安倍首相は、年金はことしは0.1%上がりましたと言うけれども、とんでもない話だと思うんだわね。今までは賃金や物価にスライドして年金も引き上げられたわけですけれども、物価が1%以上も上がっておるのに、0.1%しか年金は上がらないというね、実際には目減りしておるわけ。  そういうような形で、社会保障をどんどん切り崩しながら、消費税社会保障のためだといって、うそをついて国民消費税を負担させるというやり方が今までやられてきたと思うの。  その一方、どうかというと、先ほどもこれも言いましたけれども、消費税が導入され、消費税税率引き上げられる、そのたびに法人税税率引き下げられるという、こういうことが行われてきたわけだし、何十億、何百億という、本当にごく一部の富裕層の人たちの税金でも、例えばこの証券税制についても、本当に低い分離課税でね、分離課税して低い税率で課税する。さらに、所得税の最高税率引き下げていくという。  だから、結局、消費税が導入され、税率引き下げられるたびごとに大企業が潤う、ごく一部の富裕層がさらに金もうけができる、こういう形になってきているというように思うんです。
     だから、消費税税率引き上げなんていうのはとんでもない話で、その社会保障の財源というならば、本当に400兆円をため込んでいるこうした大企業から負担をしてもらうだとか、税金を上げた分を改めてもとに戻すだとか、あるいは富裕層の証券税制の制度も分離課税をやめて総合課税にすれば、もっともっと税額が上がるわけで、収入が上がるわけで、そういうところに財源を求めるべきだと思うんです。  だから、そういう点からいくと、本当に消費税税率を10%に引き上げて、国民に新たな負担を押しつけるということはやめるべきだし、今の経済情勢のもとで、さらに税率引き上げれば経済は一層冷え込んでしまうということが言えると思うんですよね。8%から10%に引き上げられたその後においても、個人消費はずうっと低迷してきているというのが実態だし、年金生活者や、あるいは子育て中の世帯の人たちの生活を守る上からも、消費税税率10%の引き上げ中止すべきだと。よって、この陳情書採択すべきだというふうに思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。 ○委員(杉浦敏男君) 消費税が10%に上がると大変だとは思っておりますが、この国のことも考えてお話をします。消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める陳情書に反対の意見を述べさせていただきます。  政府は少子・高齢化が進展する中で、社会保障制度の持続性と確保と財政健全化を同時に達成するため、消費税引き上げを含む社会保障と税の一体化改革を推進していくとしています。消費税の使い道を見直し、2兆円規模を教育無償化などに振り向け、子育て世代に還元し、軽減税率を導入するほか、プレミアム商品券の発行を通じて、低所得者の負担を軽減し、同時に全国各地の中小・小規模事業者の皆さんにキャッシュレス決済を普及させるために思い切ったポイント還元を実施するとされております。  そういう観点から、この陳情については反対をさせていただきます。以上です。 ○委員小林 明君) ちょっと待って。  結局、消費税税率引き上げると景気が悪くなるから、そういう対策を講じざるを得ないわけで、消費税を上げなければそういう対策を講じなくていいわけなんだわ。幼児教育の無償化だとか、あるいは軽減税率だとか、ポイント還元だとか、こういうようなことを、ポイント還元なんかはずうっと続けられるわけじゃないし、プレミアム付商品券だって一回限りだと思うんですよね。結局、国民に甘いあめをなめさせて、目的を果たそうというやり方そのものだと思うんですわ。  今、結局、苦しんでいる高齢者の人たちが、キャッシュレス決済ですか、カードを持ってポイント還元をしてもらおうなんていう、なかなかできるもんじゃないと思うんですよね。本当に若者たちにとってみたら、そんなことはいとも簡単だろうけれども、年寄りにとってみたら、そういうようなことはそう簡単にできるわけじゃないし、年金が減らされてきているという中で、消費税が増税されたら一体どうなってしまうんだと、こういうのが多くの国民の声じゃないかと思うし、世論調査を見ても、消費税の増税は反対だというのが60%に達しておるわけで、国民の声を聞くという立場に立ったら、やはり消費税税率10%は中止すべきだという姿勢を示すべきだというように思います。  以上、一言言わせていただきます。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手少数であります。よって、消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書提出を求める陳情書は、不採択すべきものと決しました。  次に、日本政府に対して、国連の「沖縄県民先住民族」勧告の撤回を求める意見書採択を求める陳情書議題といたします。  本陳情について、意見のある方は挙手をお願いいたします。 ○委員小林 明君) 沖縄県民人たちは、本当に先住民族だというふうに認識しておるんやろうかと思うんだよね。僕はこの陳情書はどうも理解できない。ですから、不採択にすべきだと思います。 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○委員長丹羽友樹君) ほかに意見もないようですので、意見を終結します。  これより討論を行います。  討論のある方はございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) 討論もないようですので、討論を終結します。  これより本陳情採決を行います。  本陳情について、採択することに賛成委員挙手をお願いいたします。    〔賛成者挙手〕 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  挙手なしであります。よって、日本政府に対して、国連の「沖縄県民先住民族」勧告の撤回を求める意見書採択を求める陳情書は、不採択とすべきものと決しました。  以上で、当常任委員会に付託された案件につきましては、全て審査が終了しました。  委員の皆様には慎重審議をいただき、ありがとうございました。また、委員の皆様を初め、職員におかれましては、円滑な議事運営に御協力をいただき、ありがとうございました。  ここで、終わりに当たりまして、町長から御挨拶をいただきたいと思います。 ○町長千田勝隆君) 委員各位におかれましては、長時間にわたる御審議、まことにありがとうございました。おかげで全議案可決を賜り、感謝を申し上げます。  季節も夏に向かっていっているわけでございます。また、蒸し暑い時期が訪れますので、議会各位におかれましては、健康には十分御留意いただき、御活躍いただきますように御祈念を申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。本日はありがとうございました。 ○委員長丹羽友樹君) ありがとうございました。  これで総務建設常任委員会は終了したいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長丹羽友樹君) それでは、これをもちまして総務建設常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。              午前10時21分 閉会  上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するためここに署名する。   総務建設常任委員会       委 員 長...