扶桑町議会 2019-06-12
令和元年第3回定例会(第4日 6月12日)
続いて、45ページから46ページということで、
小学校費の
教育振興費のことでございます。そこに2つの、1つが
キャリアスクールプロジェクト推進事業委託料、それから
道徳教育の
抜本的改善・充実に係る
支援事業費ということで、13万6,000円と20万円というふうに載っておりますけれども、本当に十分な研究をする金額とは到底思われませんけれども、仕様についてはこれから研究の中で、各学校で話し合いを進めていただくということだと承知をしておりますが、このテーマから
研究内容がいまいちちょっとわかりづらいところがございますので、詳しくはこれから各学校で進めていただくということでございますが、大まかな概要といいますか、それがありましたら教えていただければと思います。お願いいたします。
○議長(
千田利明君)
尾関教育次長。
○
教育次長(尾関 実君) ただいまの御質問、
キャリアスクールプロジェクト推進事業委託料と
道徳教育の
抜本的改善・充実に係る
支援事業費についての内容でございます。
まず、
キャリアスクールプロジェクト推進事業委託料につきましては、
山名小学校に委託をする事業でございます。
授業形式により児童が自分を見詰め、自分の夢を実現するためにどのような取り組みを起こしたらよいかを考える学習を行うものでございます。
授業形式で行います。この授業を
ドリームマップ授業と呼んでおります。この授業を委託するのが
キャリアスクールプロジェクト推進事業委託料でございます。
道徳教育の
抜本的改善・充実に係る
支援事業費につきましては、
柏森小学校で行う事業でございます。教員が
道徳教育の充実を図るため、効果的かつ多様な
指導方法と評価の工夫を改善する研究を行います。この研究を支援する事業として、
道徳教育の
抜本的改善・充実に係る
支援事業を行うものでございます。以上です。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小室さん。
○8番(
小室輝義君) ありがとうございました。
学校にとっては大変な内容だということを思います。この機会を捉えていただきまして、一歩でも
子どもたちの成長ができるように取り組んでいただくことをお願いして質問を終わります。
○議長(
千田利明君) ほかに質疑はありませんか。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君) 11ページの
土木費の関係でありますけれども、
社会資本整備ということで、道路の側溝の
整備費の減額ですね。それと、その下の2番の
都市計画の関係の減額、具体的にはどういった内容なんですかね。
○議長(
千田利明君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 議案の11ページの下の欄でございますけれども、まず1節の
道路橋梁費補助金につきましては、
橋梁修繕工事費に充てるものでございまして、102万円の減額になっております。これは
提案説明でも説明させていただきましたが、愛知県におりてきておる内示された補助金が、我々市町村から出された
要望額を下回っておったということで減額になってきておるものでございます。
その下の2節
都市計画費補助金につきましても、64万円の減額になっておりますが、この内訳の中で、
交通安全対策工事費に充てる分については11万円増額、
都市公園の
長寿命化事業費の工事に充てるものが75万円の減額になっておりますので、その関係上、計算上、64万円の減額というふうになっております。原因としましては、減額につきましては、先ほど申し上げたとおり市町村からの
要望額が上回ったという原因だというふうに聞いております。以上です。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君)
都市整備の関係で、小渕・江南線で11万円の増額にはなっておるというのプラス・マイナスということですかね。
○議長(
千田利明君)
澤木建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 議員のおっしゃるとおり、
交通安全対策工事費のほうで11万円増額になっておりますので、その関係上、64万円の減額ということでございます。以上です。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君) 13ページの、先ほど
小室議員のほうからも
幼児教育の
無償化・保育の
無償化の関連で
システム改修を行うんだということで、歳出の欄でも29ページですかね。
システム改修というふうなことがうたわれておるわけですけれども、具体的にはどんなふうに
システムを改修するというふうに考えたらいいわけですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) この
システム改修につきましては、
無償化に対応できるように改修するもの、及び副食費の管理ができるようにするというようなことでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君) そうしますと、
無償化に伴って
給食費は別途徴収をしなければならない、そのための
システム改修ということと考えたらいいわけですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 議員おっしゃるとおり、副食費の管理ができるというものでございます。これにつきましては、ゼロ歳児からの
住民税非課税世帯とのものにつきましても、一緒に改修するものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君) 今の
保育料の中に、いわゆる
主食費というんですか。これが含まれておって、その負担はなかったんだけど、
賄い材料費は別かもしれませんけれども、
保育料と
給食費は別途切り離して徴収を行わなければならない。そのための
システムの改修も必要だというふうに考えたらいいわけですかね。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 議員おっしゃるとおりでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 髙木さん。
○14番(
髙木義道君) あと、
下水道関係で、41ページの
下水道の投資及び出資金で447万4,000円というのが計上されておりますよね。これは具体的にどんな出資をするわけですかね。
○議長(
千田利明君)
澤木産業建設部長。
○
産業建設部長(
澤木俊彦君) 御質問の447万4,000円の増額につきましては、
下水道会計のほうでおります
資本的収支の中で5人の
下水道担当職員がおりますので、その
人件費の補正に使わせていただくものでございます。以上です。
○議長(
千田利明君) 髙木さん、よろしいですか。
○14番(
髙木義道君) 終わります。
○議長(
千田利明君) ほかに質疑はありませんか。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君)
監査委員費で
期末手当が19万1,000円減額になっておるし、
共済費が1万6,000円減額になっているんですけれども、これは
人事異動があったわけでもないのに、なぜ減額の
補正予算を組まなければならないんですか。
○議長(
千田利明君) 暫時休憩いたします。
午前9時44分 休憩
午前9時46分 再開
○議長(
千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
鯖瀬総務部長。
○
総務部長(鯖瀬 武君) 済みません、お時間をとらせて申しわけございません。
監査委員事務局の
人件費の
期末手当につきましては、人のつけかえをしておりませんけれども、当初の積算で誤りがございましたので、今回の補正で精査をさせていただいたものでございます。以上です。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 当初の
予算計上が間違っておったということですね。
先ほどの
幼児教育・
保育無償化システム改修費の予算なんですけれども、まず1つは
随意契約で行うのか、あるいは入札で契約を結ぶのか、どちらなんでしょうか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 1社随契の予定でございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 1社でやるといったら、
見積もりを出してもらったところと契約を結ぶということなんですか。そうしたら、
見積もりどおりに契約を結ぶという形になると思うんですけれども、こういう業者というのは1社しかないんですか、改修できる業者というのは。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) これにつきましては、
現行システムを今現在使っておるところがありますので、それの
修正変更ということになりますので、使っているところの業者で委託するものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 僕は、こういう
コンピューターのことは詳しくないのでわからないんですけれども、
先ほど保育料と
給食費を切り離すような修正をするというような話があったんですけれども、これは1つの
システムだけを変えれば、簡単にそうやって切り離すことができるんですか。
いろいろな
コンピューターの用語がわからないのでいかんのですけれども、この
システムというのは全体のことを指して言っておるのか、
ソフトだとかいろいろとあるがね。
システムというのは、1つの仕組みというのか、
ソフトの内容を変えるということなんですか。よくわからないですけれども、どういうこととどういうことをやるんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 現行の
システムにおきましても、
入所審査から
保育料の決定とか、そういうところを行っているものでございます。
無償化に伴いまして、先ほど言いました副食につきましても、今までは手計算で行っていたものでございます。それにつきましても、電算化して一緒に
システムの中で行えるようにするということで、その分の
ソフトの改修が主なものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 例えば、今まで
保育料の中に
給食費が含まれておったわね。それで、
保育料の部分だけカットして、
給食費だけを残すというか、そういうふうに変えるわけだよね。それで、一人一人のあれが入っておるわけね、その
ソフトの中に。そうすると一人一人の、例えば2万円の
保育料だった、
給食費が4,500円なら4,500円、それを4,500円を残して、あとの部分は消してしまうというやり方をしていくわけ。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君)
保育料、例えば今2万円とお話がありましたけれども、2万円につきましては、とりあえずゼロという形になります。
主食費につきましては
保育料と一緒に徴収しておるわけでございますけれども、それを別にして、副食費と合わせて徴収というか、積算をするというふうに変わってくるものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) そうすると、今までの
保育料として徴収していた部分は全てゼロにして、新たに
給食費として
幾ら幾らということで
ソフトの中に入れていくという、そういうことになるんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 議員おっしゃるとおりでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) これは
給食費、
保育料というのは、何に基づいて今まで徴収しておったんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 国の基準に合わせまして、町で条例及び規則によって定めておるものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 条例を
改正もせずにゼロにするなんてことができるの。条例は、今、
改正されているの。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君)
保育料を決める扶桑町の子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める
条例施行規則というものによりまして、一応
保育料を決めておるものでございますけれども、今回の
無償化に伴いまして、当然この規則の
改正をする必要があります。ですので、これにつきましては、これから
改正していくものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) もとが
改正されていないのに、
システムだけ改修するというのはおかしいんじゃないの。条例を
改正してゼロにして
システムの改修をしていくならわかるけれども、まだ条例が
改正されていないのにね。例えば、条例が10月1日から
無償化にするというのは、10月1日から条例を施行すればいいわけであって、だから、10月1日からゼロにするという条例を
改正していなければ、条例を無視した形で
システム改修していくということになるんじゃないですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君)
改正につきましては10月1日からということになりますけれども、国のほうの例規につきましても、この段階できちんと出ているわけではございませんけれども、
システムにつきましては、やはり10月から変更になるということで、早目に改修していかなければ間に合わないというところもありますので、現段階でわかっているところについて改修をさせていただいて、正式に10月1日に変わるものについては、きちんとその時期に合わせて修正をするというふうに考えております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君)
システムを改修するんだったら、条例の
改正案も一緒に提案して、議会で議決した後に
システムの改修をすればいいじゃないですか。条例の
改正もせずに
システムだけ改修して、条例が否決になったらどうするんですか。
だから、条例を
改正するやつを議会に同時に出して、予算も条例
改正に伴って
システムの改修をするというならわかるよ。条例は条例として生きておるのに、
システムを改修する、ゼロにするという
システムをつくってもらったって、実際の条例とは違うわけであって、だから条例
改正を、施行日を10月1日にした条例を出してくるのが普通じゃないですか。僕はそう思うんです。
システムだけ改修して、条例はそのまま
保育料を徴収しますよという条例を生かしておいて、どうやってつじつまを合わせるんですか。おかしな話じゃない。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 本来ですと、条例の
改正と一緒に予算というものを出すのが筋という、議員おっしゃるとおりでございます。
ですけれども、今回の議会に出すときには、国のほうとしてもまだきちんと決まっていないような状況でもございましたので、条例として上げるということはできないわけですけれども、10月から
無償化というところというのはほぼ決定していたものでございますので、それの対応について、この6月の後の9月の議会で例えば議決をいただくということになりますと間に合わないということで、国におきましても、早目に補助金を交付するということでございますので、それに伴って今回上げさせていただいたということでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 今から
システム改修をしないと間に合わないということはわかるわね。
だけれども、
システム改修をするもとになるものが変わっていなくて、どうやって変えるんですか。もとになる
保育料は徴収しますよという条例で決まっておるのに、決まっていない中身で
システム改修するなんていうことはやってはいけないことじゃないの。だから、
改正する条例も一緒に議会に出してきて、議会に審議をしてもらうというのが普通じゃないですか。そういうやり方、そんなことは、この当局の都合で勝手に条例を無視したやり方なんていうことは許されないことだと思うんですよ。
緊急に条例
改正案を出してくるという考えはないですか。
○議長(
千田利明君) 暫時休憩いたします。
午前10時02分 休憩
午前10時03分 再開
○議長(
千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 時間をとらせまして申しわけございませんでした。
6月7日に県のほうの説明会があったわけですけれども、そのときにおいてもまだ国のほうの例規に関する、どういうふうに変えるかというところの指示がまだないような状況でございますので、条例
改正につきましては、喫緊に変えるというようなことは、ちょっとまだ難しいというふうに考えております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君)
システムの改修をしておいて、条例を後から審議してくれというのはおかしな話じゃない。
保育料は取らないという
システムに変えておいて、後から、その
システムに合わせるために条例を
改正するなんていう、逆じゃない。条例を
改正して、初めてその条例に基づいて
システムを改修するというならわかるけれども、
システムを改修して、条例を後から
システムに合わせるなんていうのはおかしな話じゃないですか。町長、どう思いますか。
○議長(
千田利明君) 千田町長。
○町長(千田勝隆君) この
システムができるということでと僕は判断しておるわけでございまして、当然そういうことがあったって別に問題ないと思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) それじゃあ、何のために金を使って
システムの改修をするの。金を使って改修して、条例は後から改修した中身で条例を審議せよというの。そうしたら、条例が否決されたらどうするの。
○議長(
千田利明君) 千田町長。
○町長(千田勝隆君) 条例ということでなくて、施行規則のほうでやっておりますので、よろしくお願いします。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 条例に
保育料を徴収すると書いていないですか。
○議長(
千田利明君) 暫時休憩いたします。
午前10時06分 休憩
午前10時10分 再開
○議長(
千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 大変失礼いたしました。
条例の件でございますけれども、扶桑町の子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例というものがございます。これにつきましては、
利用者負担額の徴収を規則で定めるというふうに書いてございます。徴収については、規則で定めて徴収するということになっております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 今言ったことはそのまま置いておいて、扶桑町には保育所設置条例ってないんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 扶桑町の保育所設置条例というものはございます。その中で
保育料等ということで、第7条にありますけれども、それにつきましても、入所させる保育する者の使用料は規則で定めるということになっております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) だから、もとが条例、規則で金額が定めてあるか知らんけど、
保育料を徴収するという、今度は
保育料をなしにするというんでしょう、
無償化するということは。
保育料はなしにするということじゃないですか、
無償化というのは。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 3歳児から5歳児までにつきましては、
無償化というふうになっております。それから、ゼロ歳児から2歳児までにつきましては非課税世帯というふうになっておりますので、
保育料がゼロにならない世帯もあるというふうに考えております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) いずれにしても、国が言っている対象者については無料にするという話なんだから、当然この
システム改修するんだったら、条例
改正をした上で、条例に合わせて
システム改修をすべきだと思うんですわ。町長は全く開き直りのような答弁で、規則で定めているんだと。規則は、条例に基づいて規則が定められておるわけで、町長の権限として定められている。ただ、条例に基づく権限と町長の執行権に基づく権限とは違うんだから、規則で規則を定めることができるようになっておるけれども、議会の議決が必要な規則と、要するに条例に基づいた規則と、町長単独で執行できる規則と2つあると思うの、規則の中には。それを町長が何でも規則でできるんだという、そんなやり方は独裁的なやり方だと思うの。改めるべきでじゃないですか。
それで、
給食費は一体幾ら取るんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 現在、
主食費につきましては1食当たり42円というふうで徴収しておるわけでございます。副食費につきましては、現在は
保育料のほうに含めてという形でしておるわけでございます。
今回、副食費につきましては、国が大体4,500円程度ということを言っておりますので、それぐらいを目安にはしておりますけれども、まだ内部で検討しておるような状況でございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 10月1日から
無償化をするわけでしょう。それで、10月1日から
給食費として、
保育料に含まれておった
給食費を別個に切り離して徴収するという、そういうことになるんだったら、9月議会に今度は
補正予算を出して、ぎりぎりに間に合うと思うけれども、そういうやり方でいいの。実際、もう6月議会にはどの程度の予算が必要なんだということで、6月議会に
補正予算を出してくるべきじゃないかと思うんですけど、その辺はどう思っておるんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 繰り返しになりますけれども、国のほうがきちんと指示を出していない状況でございますので、町のほうで6月議会にということは非常に難しいわけでございます。9月ということでぎりぎりということになりますので、できれば早い、きちんと決まった段階で全協なりで報告をさせていただきたいというふうに思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 国、国と言うけれども、やるのは扶桑町がやるんだよ。何でも国任せで、国が右に向け右と言えば右を向いて、左向け左と言えば左を向いて、それで国は何も言わなければ、どこを向いていいかわからんというような、そんな話じゃないと思うの。扶桑町がやるんだよ。扶桑町がやるわけであって、だから条例だって国が示さなくたって、扶桑町の条例をつくればいいじゃないですか。
給食費については実費徴収という形で取るわけ、それとも
保育料と同じように負担金として取るわけ、どっちなんですか。
○議長(
千田利明君) ここで議事の都合上、10時35分まで休憩といたします。
午前10時20分 休憩
午前10時34分 再開
○議長(
千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君)
給食費につきましては、実費徴収を予定しております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 実費徴収ということになると、欠席したときなんかは、当然、
給食費はその分だけ減額になるということですか。そうすると、例えば月は30日、31日があるし、2月は28日なんですけれども、その月によって
給食費については変わってくるということなんですよね。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) 実費徴収ということでございますけれども、年間の給食の日数を勘案しまして、月額での徴収を予定しておるものでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 月額で徴収するということになると、負担金のような、負担金じゃないんですか。
○議長(
千田利明君)
千田健康福祉部長。
○
健康福祉部長(
千田茂樹君) あくまでも実費徴収という形ではございます。
ただ、月額、日割りという形になりますと事務も煩雑になりますし、月額でということで、長期で休んでおられたり、アレルギーなんかで給食が食べられなかったりというような形の方につきましては減額をするように考えております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) いずれにしても、住民の方が納得のできる形で対応していただきたいと思います。
次に、児童館の問題で質問したいと思いますが、今回、児童館建設に当たっての継続費が皆減されたわけですが、3月の定例会に継続費として、ことしと来年の2カ年の継続費として計上してきたんですが、今回皆減したことについて、住民に対してどういう説明を町長はするつもりなんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川
健康福祉部参事。
○15番(小林 明君) 町長に言っておるんだよ。
○議長(
千田利明君) 訂正します。千田町長。
○町長(千田勝隆君) お答えします。
当初予算説明のときの文面をもって住民の方に説明したいとは思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) どういう内容なんですか。
○議長(
千田利明君) 千田町長。
○町長(千田勝隆君) 大変申しわけない、しっかり記憶にはございませんが、そこに至るまでに考え方とかいろんなものの違いがあったということがわかり、時間がかかることになったというふうに言っていきたいとは思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) そうしたら、今回皆減したことと同じような説明をするというんだったら、なぜ3月議会のときに減額しなかったのですか。
○議長(
千田利明君) 暫時休憩いたします。
午前10時40分 休憩
午前10時40分 再開
○議長(
千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。
糸井川
健康福祉部参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 3月議会におきまして、児童館につきましては、3月27日に決議案第1号としまして附帯決議をいただきました。その中で、業務の性格上、機能を重視した見直しをすること、当該事業費を見直しすること、議会と協議を行い合意形成するまで予算の執行を留保することということで、3月27日に附帯決議をいただいたところでございますので、そこの時点から、3月の予算において皆減をするというところまではできなかったというところでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) そうすると、議会が附帯決議をしたから予算を執行できなくて、今回皆減したということなんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 当初予算のほうで今回皆減をさせていただきました継続費を提案させていただいたところでございますが、議会のほうから、そういった御意見をいただいたことによって、今回、見直しをさせていただいたというところがございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 議会がなぜ附帯決議をしたと思うんですか。そこが一番問題だと思うんですが。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 繰り返しにはなりますが、附帯決議でいただいた3点の、主には2つの項目についてのものであるというふうに理解しております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 議会が附帯決議をしなければならなくなったのは、どういうことが要因でなったのかということを聞いておるんです。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) この児童館の建設事業におきましては、平成29年度に基本設計を始めまして、30年度に実施設計というところで行ってきたところでございます。その間におきまして、児童館自体の内容が、当初は放課後児童クラブとの併設であったものが保健センターとの併設になりまして、それにつきましては、平成29年の9月に特別委員会さんのほうにも御報告をさせていただいたところでございます。その後、基本設計を行いまして、その後、30年度におきまして実施設計ということで、その基本的な議会のほうからいただいておる提言書も含めまして、実施設計を行ってきたところではございます。
ただ、そういった中で、議会への報告等が足りなかったんじゃないかとか、あるいは建築費用について、当初の建築費用よりも増額しているというような部分、あるいは保健センター併設におきまして、保健センターとの業務的な違いがある部分について、本当に保健センターとの一つの建物の中でやっていけるのかというような部分があったというところがあるとは思います。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 最初の答弁を聞くと、議会が附帯決議したから、だから予算の執行ができなくて、今回、継続費を皆減したというようなことにしか聞こえなかったんですわね。住民に対して、あなたたちは、児童館の建設については1年先送りするということになったという、どうしてなったかということを住民に説明するときには、どういう内容で説明するんですか。
○議長(
千田利明君) 暫時休憩いたします。
午前10時47分 休憩
午前10時50分 再開
○議長(
千田利明君) 休憩を閉じ、会議を続けます。
糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 実施設計を進めてきたところではございますが、最終的には、十分な保健センターとの機能共用部分がございますので、そういった機能の部分も含めてちょっと合意形成が十分にできていなかったということで、今回見送らせていただくということでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) このようなことは二度とね、こんな格好の悪いことは二度と起こしてはならないと思うんですわね。今回のことを一遍振り返ってみて、一体なぜこういう結果になったのかということをやっぱり明らかにしていくということが必要だと思うんです。
結局は、この保健センターの人たちの意見を全く無視して対応してきたという問題もあるし、議会に対してもきちんと報告してこなかったという問題もあるし、この建設費用においても一体どれだけ建設費を費やせばできるのかという、どんどん建設費用がふえてきたんじゃないかという問題もあると思うんです。そうしたことを一遍整理して、二度と、再びこういうような事態を起こさないためにはどうしたらいいかということを教訓として引き出す必要があるんじゃないかと思うんですけれども、どう思っているんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 議員おっしゃられるとおり、こういったことが二度とないように、それぞれの部署も含めまして再度振り返り、今後ないようにやっていかないといけないとは思います。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 町長は二度とこういうようなことを起こさないためには、どういう手だてを打っていかなければならないと思っているんですか。
○議長(
千田利明君) 千田町長。
○町長(千田勝隆君) こういうことが起きないためということは、今回の場合で言えば、特別委員会とか議会の皆様としっかりと話し合っていけばいいんじゃないかというふうに思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 関係者の意見は十分聞き入れて対応していくという考えについては、その中に入らないんですか。
○議長(
千田利明君) 千田町長。
○町長(千田勝隆君) 当然、関係者の話はこの間述べましたように、折り合いをつけながら、1年半かけてやってきたわけでございます。やはり、それ以上言いますと私見が入りますからいけませんが、やはりそういうものというのは、最後の最後は決断しなければならないという場面が必ずあるわけでございますから、そういうふうに、そこでいろんな御意見をいただいたり、御批判をいただいたりするということは、執行者としては甘んじて受けなければならないというふうには思っております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) この児童館の建設については、当初どのくらいの費用を見込んでおったんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 平成30年3月末におきましては5億5,500万円というふうで、基本設計の結果、実施設計の当初におきましては5億5,500万円というふうで予定をしております。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) その以前の実施計画に基づくと幾らになっておったんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 29年度から31年度におけます児童館整備事業の総事業費としましては、4億3,040万1,000円でございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) その後に保健センターを併設するという話になってきて、それに基づいて設計もしてきたんですけれども、保健センターを併設するという時点の事業費はどのくらい見ておったんですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 実施設計時における4億3,000万につきましては、議員おっしゃられましたとおり、保健センターの併設というものは入っておりませんでした。その後、29年9月に、先ほども申し上げましたが、特別委員会さんのほうにも報告をしておりますが、保健センターの併設ということを方針として決めまして、その基本設計をやっていく中で、そこの保健センターの部分を含めた結果、5億5,500万円という数字が基本設計の終了時には予定をしたところでございます。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) 最初は4億3,000万円で、保健センターを併設するという時点で5億5,000万円だという話で、平成31年度から33年度まで、要するに2019年度から2021年度までの実施計画を見ますと6億7,600万円になっておるんですわね。当初の基本設計でいくと5億5,000万円ほどが6億7,600万円に膨れ上がっておるという、こういうことについて、財政の問題も含めて考えたときに、どんどん膨れ上がるということは異常じゃないですか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) この増額要因としましては、2階に1部屋100平米ほどの部屋を、これは中高生が学習できるようなスペースというような意味、あるいは会議を行う場所ということで100平米ほど増床したという部分と、あとは資材の高騰、あるいは労務単価の高騰による影響、さらには、そういった資材高騰も含めまして、設計金額に5%の上乗せをしたという結果で6億超の金額になっております。議員おっしゃられるとおり、金額が1億規模で高くなったというのは非常に悪いことではあると思いますが、こういった情勢等を含めて結果的にこういうふうにならざるを得なかったというところはあると思います。
〔挙手する者あり〕
○議長(
千田利明君) 小林さん。
○15番(小林 明君) わかりますけれども、要するに一番最初の予定でいくと4億3,000万円ほどで児童館が建設できるんだという、そういう印象を持って議会のほうも対応しておったと思うんですわ。その後に、保健センターを併設するということで、その保健センターは取り壊しをして、そのところに駐車場を確保して保健センターを併設していくんだという話があって、その時点で、僕は5億5,000万円だという金額は聞いていないし、実施計画の中にも入っていないんですけれども、皆さんは聞いておったか知らないですけど、僕は認識していなかったです。
それで、昨年の12月に2019年から2021年までの実施計画を見ると、6億7,600万円に膨れ上がってきておるというね。まず、建設費そのものがどんどん膨れ上がってきたという問題が一つあると思うんですわ。そのことを十分議会のほうにも説明して理解を求めるということが行われてきたのかというと、十分行われてきていなかったと思うの。保健センターの取り壊しをするという話が、いつの間にか別のところに駐車場を確保して、保健センターはそのまま建物は存続させていくというふうに変わってきておるし。その設計の内容についても、十分関係者の合意が得られていなかったということが最終的にわかったわけで、そういうことを一遍整理して、議会がなぜ附帯決議までしなければならなくなったのかということを自分たち自身の問題としてやっぱり反省すべきだと思うの。なぜそうなったのかということをはっきりさせた上で、二度とこういうことは起こさないために明確にしておく必要があるというふうに思うんですけれども、最後ですけれども、どう思いますか。
○議長(
千田利明君) 糸井川参事。
○
健康福祉部参事(糸井川 浩君) 議員おっしゃられるとおり、反省をした上で、今後こういうことがないように職員が業務を進めていくということは必要だというふうに考えます。
○15番(小林 明君) 終わります。
○議長(
千田利明君) ほかに質疑はありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
千田利明君) ほかに質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案はそれぞれ所管の常任委員会へ、その審査を付託いたします。
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◎日程第2 議案第33号 令和元
年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
千田利明君) 次に日程第2、議案第33号 令和元
年度扶桑町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方。
〔挙手する者なし〕
○議長(
千田利明君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案は福祉文教常任委員会へ、その審査を付託いたします。
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◎日程第3 議案第34号 令和元
年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第1号)
○議長(
千田利明君) 次に日程第3、議案第34号 令和元
年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方。
〔挙手する者なし〕