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平成31年第1回定例会(第5日 3月13日)

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  1. 扶桑町議会 2019-03-13
    平成31年第1回定例会(第5日 3月13日)


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    最終取得日: 2021-09-06
    平成31年第1回定例会(第5日 3月13日)   平成31年3月13日(水曜日)午前9時30分開議 第1 議案第1号 平成31年度扶桑町一般会計予算 第2 議案第2号 平成31年度扶桑町土地取得特別会計予算 第3 議案第3号 平成31年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 第4 議案第4号 平成31年度扶桑町介護保険特別会計予算 第5 議案第5号 平成31年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 第6 議案第6号 平成31年度扶桑町下水道事業会計予算 第7 議案第8号 平成30年度扶桑町一般会計補正予算(第8号) 第8 議案第9号 平成30年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第5号) 第9 議案第10号 平成30年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第5号) 第10 議案第11号 扶桑町江南丹羽環境管理組合環境美化センター解体事業基金の設置及び管理に関する条例の制定について 第11 議案第12号 扶桑町森林環境譲与税基金条例の制定について 第12 議案第13号 扶桑町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について 第13 議案第14号 扶桑町地域密着型サービス開設事業者選定委員会条例の制定について 第14 議案第15号 (仮称)扶桑町産業振興基本条例審議会条例の制定について 第15 議案第16号 扶桑町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例について 第16 議案第17号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 第17 議案第18号 扶桑町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について 第18 議案第19号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
    第19 議案第20号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例の一部を改正する条例について 第20 議案第21号 扶桑町精神障害者医療費支給条例の一部を改正する条例について 第21 議案第22号 扶桑町在宅高齢者短期保護事業の実施に関する条例の一部を改正する条例について 第22 議案第23号 災害応急対策又は災害復旧のため派遣された職員に対する災害派遣手当に関する条例の一部を改正する条例について 第23 議案第24号 扶桑町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について 第24 議案第25号 扶桑町消防団条例の一部を改正する条例について 第25 議案第26号 愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について 第26 議案第27号 第2次健康日本21扶桑町計画部分見直しについて         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  日程第1から日程第6まで、以下延会         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     和  田  佳  活  君        2  番     兼  松  伸  行  君        3  番     小  室  輝  義  君        4  番     千  田  勝  文  君        5  番     佐  藤  智 恵 子  君        6  番     近  藤  五 四 生  君        7  番     大 河 原  光  雄  君        8  番     澤  田  憲  宏  君        9  番     丹  羽  友  樹  君       10  番     杉  浦  敏  男  君       11  番     千  田  利  明  君       12  番     矢  嶋  惠  美  君       13  番     近  藤  泰  樹  君       14  番       木  義  道  君       15  番     小  林     明  君       16  番     市  橋  茂  機  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    千  田  勝  隆  君      副  町  長    渡  辺     誠  君      教  育  長    中  島  博  明  君      総 務 部 長    鯖  瀬     武  君      健康福祉部長     千  田  茂  樹  君      健康福祉部参事    糸 井 川     浩  君      産業建設部長     澤  木  俊  彦  君      会計管理者      江  口  英  樹  君      教 育 次 長    加  藤  忠  昭  君      政策調整課長     北  折  廣  幸  君      総 務 課 長    澤  木  明  人  君      税 務 課 長    岩  田  雄  尚  君      住 民 課 長      木     明  君      介護健康課長     渡  邊  隆  吉  君      福祉児童課長     兼  松  和  彦  君      保  育  長    荒  井  裕  美  君      産業環境課長     志 津 野     郁  君      土 木 課 長    川  瀬  直  彦  君      都市整備課長     小  室  和  広  君      学校教育課長     尾  関     実  君      生涯学習課長     紀  平  剛  志  君      文化会館長      大  脇  綾  子  君      監査事務局長     滝     典  彦  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長       木  寿  幸  君      議会事務局主幹    奥  村     洋  君         ――――――――――――――――――――――――              午前9時30分 開議 ○議長(市橋茂機君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は16名であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程表につきましては、お手元に配付してあります議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程表につきましては、このように決定いたしました。  ここで、昨日の議案質疑に対して、答弁に関し、総務部長より答弁の申し出が出ておりますので、これを許可します。  鯖瀬総務部長。 ○総務部長(鯖瀬 武君) おはようございます。  昨日、小林議員さんから質問のございました不動産鑑定評価に関しまして、この不動産鑑定評価を行う標準地の内訳でございますけれども、市街化区域内が104地点、調整区域が66地点の合計170地点でございますので、よろしくお願いいたします。以上です。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第1号 平成31年度扶桑町一般会計予算 ○議長(市橋茂機君) これより、日程第1、議案第1号 平成31年度扶桑町一般会計予算を議題といたします。  昨日の延会前に引き続き、福祉文教常任委員会所管部分の質疑を続けていきます。  質疑のある方。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田勝文さん。 ○4番(千田勝文君) ちょっと昨日聞き忘れておりましたのがありましたので、お願いいたします。  2点ほどお願いいたします。  ページ数257ページ、教育委員会の事務局費の中の報償金の関係でございます。  31年度予算計上がありません。30年度に企業研修謝金ということで、3万円計上されておりました。これは、学校の教職員の方が夏休みの間に一般企業に出向いて研修を受けられるという内容ではなかったかなと思いますが、その研修の報告書を読ませていただくと、非常によかったというような意見がそれぞれの教職員の方から述べられておりましたが、そういったものが今年度計上されておりませんが、そういった事業内容だったのかどうかということと、計上がされていないというのはどういうことかなと、そういった点をお願いいたします。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) おはようございます。  今、議員さんの言われました教職員の企業研修でございます。  この企業研修の内容としましては、今、議員さんが言われましたように、学校の先生が夏休みの期間を利用しまして、他業種のほうで職場研修、異業種の体験をされるという研修でございます。  こちらの事業につきましてですけれども、平成15年度から行ってきました。来年度につきましては事業の見直しということもございまして、来年度は予算計上しなかったというところでございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田勝文さん。 ○4番(千田勝文君) ありがとうございました。  事業の見直しということで、また見直しされて実施されるときがあればよろしくお願いしたいと思います。  同じく281ページでございます。  これも、昨年度予算計上があって、今年度予算計上がないというもののお尋ねをしますが、学校教育研究事業費というのが、昨年度80万4,000円計上されております。この内容については、それぞれの学校で研究テーマを決めて、その学校で先生方が研究成果を2月か3月ぐらいに全体で発表会をやられるんではないかなと、そういった席に町長も出席してみえるんではないかなあというように、これは私は推測しておるわけですが、そういった事業内容ではないかなと思いますが、これも先ほどと同じように、どういった内容で、今回どうして計上されていないのかなと、その点をお尋ねします。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) こちらの事業につきましても、今、議員さんが言われるとおりの事業でございます。  それで、去年上がっておりました学校教育研究事業につきましては、扶桑北中学校で行っておったわけでございますが、こちらの事業のほうにつきましては、丹葉地方教育事務協議会のほうの委嘱と、あと扶桑町からの委嘱ということで、平成28年度、29年度、30年度の3カ年で行っていたものでございます。
     それで、来年度、31年度につきましては、こちらの事務協のほうからの委嘱が扶桑町に今回は割り当てがないということで、予算に上がっていないということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田勝文さん。 ○4番(千田勝文君) ありがとうございました。以上で終わります。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) お願いします。  131ページをお願いいたします。  131ページの介護健康課のところですけど、老人憩の家の管理運営費についてお伺いいたしたいと思います。  たしか予算が、29年度は671万あり、30年度で694万8,000円ということでなっていたのが、今回605万4,000円と、30年度で23万円ほど上げられて、今回それよりもさらに、前よりも下げて、89万ほど下がっているわけですね。  これについての要因を教えていただきたいと思いますが。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 老人憩の家につきましては、平成31年から33年ということで、スペイス・21に指定管理を委託しているところでございます。  その中で、指定管理費といたしまして、31年度につきましては事務機器のリースを行っております。これはパソコンであったり、プリンターであったりといったものでございますが、その中で事務機器のリースが再リースをしたということで、その分で70万ほどの削減ができております。そういった影響で、今回指定管理費の減額が発生しているところでございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) ということは別に運営管理ということであって、委託料の中の本質のものは変わっていないということですね。  はい、わかりました。  次に、135ページをお願いいたします。  135ページの上段のほうですけど、4番、社会福祉法人のふそう福祉会、この運営費の補助金のところなんですが、ここのところ、毎年3万ほどずつですか、減額されておるんですけど、ふそう福祉会というのは一生懸命頑張っているような気がしますし、それぞれ本当に個々の方が頑張ってみえるところなんですが、毎年3万ずつ減額しているのはどういう状況なんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) こちらにつきましては、たんぽぽの施設の建設に当たりまして、借入金が生じておりまして、その借入金の償還金の補助ということで補助金を出しているものでございます。償還金の毎年償還することによりまして、返済額も減ってくるということで、減額という形になっております。以上です。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) 償還金ということですね。はい、わかりました、理解します。  次に157ページをお願いいたします。  この157ページのところに、代替職員の設置事業費についてですけど、これに関しまして、30年度では賃金の対象者ということで、非常勤栄養士分として239万1,000円が計上されておりました。  今回、31年度では計上されておりませんが、そのわけはどんな理由なのかということと、また30年度は正規職員がたしか67人で、非常勤が100名ということで、聞いていたような気がするんですが、今回121万7,000円の減額予算で31年度の職員構成というのはどのようになっているのか、この2点をお願いいたします。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 栄養士の臨時職員につきましては、来年度、31年度につきましては正職員として雇用することになりましたので、ここで削除させていただきました。  それから、保育園の職員の数でございますけれども、正職員につきましては、65名でございます。非常勤職員につきましては103名でございます。保育士につきましては87人でございます。保育士の臨時につきましては87人ということでございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) ということは、正規が67人から65名ということは、2人減ったんですけど、非常勤のほうで3人ふやして、それでカバーしているというふうに解釈するということですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 31年度につきましては、職員の募集をしまして、応募はあってやったんですけれども、辞退をされた方が見えましたので、その関係もありまして、ちょっと若干減っているということでございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) 漏れのないように何とか、たくさん補充していただきますようによろしくお願いいたします。  次に、287ページをお願いいたします。  この下段のところにあります学校教育課給食賄材料費のことなんですが、この賄材料費というのは結構多額で、1億5,250万円ほど計上されていたものが今回1億4,700万円ということで、昨年度よりも547万円ほど減額されております。  その件につきまして、賄材料費というのは非常に大切で、たしか以前見直されて、以前よりも少しでも充実させるということでやってきたはずなんですが、今回547万も総額で減っているものですから、これの要因は単に生徒数だけの問題なのか、中身を調整されたのか、そのあたりのことをお伺いしたいですが。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 学校給食の賄材料費の547万1,000円の減額でございます。  こちらのほうにつきましては、今、議員さんが言われましたような要因もございます。児童・生徒の人数の減、それと給食の日数2日の減が要因でございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) はい、わかりました。  要因さえはっきりしていれば、よろしいので。  最後の質問をさせていただきます。  307ページをお願いいたします。  下のほうになりますけど、文化会館の委託料のところなんですが、この舞台管理業務委託料というのがございます。  これが今回、昨年に比べて95万ほど減っております。昨年が1,177万2,000円だったと思いますけど、今回予算としましては1,081万7,000円になっております。ということは95万5,000円ダウンになっておりますけど、この委託料で減額になった理由は何でしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) こちらの金額の減でございます。  こちらのほうにつきましては、ちょうど平成30年度途中に管理業務が終了しまして、その後、また入札によって管理業務を契約しております。その関係で、30年度は入札前の段階の予算で計上しておりました。それに対しまして、今年度、31年度につきましては、契約が確定しておりますので、その確定した金額により予算を計上させておりますので、予算価格と入札結果価格の違いということでございます。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) 入札結果ということでよろしいですね。  舞台管理というのは大事でございますので、この予算が減るということは困りますから、業者さんとの間をうまく調整していただきますようお願いいたします。以上です。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木義道さん。 ○14番(木義道君) まず131ページの精神障害者医療扶助費で3,175万5,000円が計上されておりまして、この際の説明で、精神障害者の1、2級の方、入院がこれまで2分の1であったけれども、全額補助をするというような説明であったかなと思いますけれども、今、2分の1から全額にされておるわけですけれども、その影響でどれくらいふえておるということになっておるんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 影響分につきましては、80万円程度と考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 80万円ですね。了解でございます。  143ページの高齢者保健福祉総合計画策定委託料ということで、第8期の実態調査を行うということでありますけれども、この今の高齢者の保健福祉総合計画を作成するに当たって、第7期はどれぐらいの状況にあって、第8期はどのような形で臨むという、そこら辺の姿勢といいますか、第8期はこのようにしていきたいという方向性はどんなふうですかね。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 第8期の2021年からの計画策定に当たりましては、まず31年度にアンケート調査を行います。そのアンケート調査につきましては、一般高齢者居宅の認定者、あるいは施設利用者、事業者等のヒアリング等を行う予定にしております。  この介護の制度につきましては、2025年という団塊の世代の方が75歳に到達するという大きな問題がありまして、そこに向けて第7期から第8期というふうで、基本的には継続していくような、基本的な考えとしては2025年、あるいは2040年に向けて継続していく考えでいくということにはなると思います。  まず、来年度アンケートをとりまして、アンケートの結果も見ながら、その次の平成32年度に計画を策定するという考えでおります。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 2025年のいわゆる団塊の世代が、そのときに高齢に達するということで、人ごとではありませんので、やっぱりしっかりとした計画を立てていただいて、扶桑町に住んでよかったというふうな、年をとっても安心して暮らせる、そんな計画にしていただきたいなというふうに思います。  145ページの意思疎通支援事業委託料、これは括弧書きか何かで18万円ぐらいと書いてありましたけれども、歩行訓練の利用事業、18万円だよね。具体的にはどこでどんなことをやるんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 対象者の方が自宅周辺へ外出できるようになるために、対象者に白杖による歩行訓練等の生活訓練を実施するものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 「しろつえ」じゃなくて「はくじょう」なんですね。  その訓練を自宅周辺のという言葉ですから、自分の家から近く、周辺に動くような、誰かが付き添ってそういう指導をするわけなんですかね。白杖で外出できる体制をつくるように。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 専門の訓練される方にお願いしまして、原則としまして年間12回を限度として実施するものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 対象は何人か、今この段階では想定されているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 予算につきましては、1人分を組んでございます。  対象者につきましては、把握することが簡単にはできませんので、周知をしていきたいというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) そういう絶好の機会ですので、1人分18万円でありますけれども、勧奨していただいて、利用して、そうした視覚障害があっても町内が移動できるということも大切かなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  151ページに、扶桑町子ども・子育て支援事業計画策定委託料ということで229万9,000円、2020年から24年ということでありますけれども、この子ども・子育て支援事業計画については、先ほども高齢者のほうでお聞きしましたけれども、どのような姿勢でこの計画を策定するというような考えでしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 30年度、今年度ですけれども、アンケート調査を行いました。  就学前の子どもさんを持ってみえる方、それから小学生のお子さんを持ってみえる方ということで行いました。31年度につきましては、この計画をこの調査をもとにしまして策定していくわけでございますけれども、保護者の方の就労状況ですとか、保育に対するニーズですとかを勘案しまして、策定していきたいというふうに考えております。
       〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) どのように扶桑町の子どもに対して支援をしていくかという、その基本の姿勢はちょっと今の答弁では読み取れないものですから、アンケート調査をもとに考えていくということなんですけど、委託ということなもので、やっぱり心配するのは、扶桑町のいわゆる担当職員、あるいはそのチームで、このような子育てをやっていくんだという基本姿勢がきちっと委託するところに伝わらないと、いいものができないのかなと。  丸投げという言葉は余り好きではありませんけれども、ほかのところの自治体と同様なことではなくて、先ほどアンケートをとられて、その結果を分析するということでありますから、多分そういう心配はないかなというふうには思いたいんですけれども、しっかりと基本姿勢を持って策定をしていただいて、委託をしていただくということでお願いしたいというふうに思います。  それから、257ページにスクールソーシャルワーカーということで318万2,000円上がっておって、多分各小・中学校に1名かなということで、時間とか時給、書いてありましたけど、これはどんなようなスクールソーシャルワーカーさんがどのように勤務をされているのか。新年度の予算ですので、どのような働き方をしていただくのか。今の金額で6名でしたかね。割り算していろいろやってみると、余り時間当たり各小・中学校を動けるのかどうかという不安がありますので、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) このスクールソーシャルワーカーでございます。  この方は教育委員会学校教育課事務室のほうに勤務していただいております。1日6時間ということで、勤務をしていただいております。  仕事の内容ですが、やっぱり不登校の方とか、あと学校になじめないとか、いろいろ学校生活で苦慮される児童・生徒さん、保護者の方がお見えになります。そういった方のアドバイザーというか、そういった立場でお仕事のほうをしていただいております。  今年度ですけれども、30年度の内容としまして、スクールソーシャルワーカーの先生には、学校に訪問していただいたり、その家庭に行っていただいたり、あるいは適応指導教室あいあいがございますが、そちらのほうにも行っていただいたり、あるいは児童相談センター、あるいはコロニー、福祉児童課、保健センター、警察といった関係諸機関との相談、あるいは電話相談のほうを仕事としてやっていただいております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 学校に常駐するわけではなくて、役場の学校教育課にお見えになると。お1人だけですか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) はい、先生の数は1人でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 非常に各小・中学校問題が多いものですから、僕は各小・中学校に1人ずつ配置されている割には、この予算は低いなあと思ったんですよね。  1日6時間で、お一人だけですと、手が回らないのではないかなというような感じもするんですけれども、各小・中学校の需要といいますか、そういうものに対しては、お1人1日6時間で、月・金ですかね。そういうような体制で十分ソーシャルワーカーのお仕事が達成できるんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 欲を言えば切りがないことでございますが、今まで過去にはこのスクールソーシャルワーカーという職員を配置しておりませんでした。この職員を配置することによりまして、各学校の負担とか、そういうものもかなり和らいでいるというふうにお聞きしております。  また、保護者からの相談も、直接学校ではなく、自分の子どもの通っている学校の先生ではなく、その学校ではない第三者的な方ということで相談もしやすい、そういったこともお聞きしております。その中で、職員の数をふやせばいいにこしたことはないと思います。ですが、今現在は1人の方で頑張っていただいておる状況でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) いろいろ問題が小・中学校、児童・生徒さんには発生して、身近で相談できる体制は、当然担当のといいますか、担任のとか、学年の先生がお見えにはなるわけでありますけれども、今、次長が言われたように、第三者的な立場で客観的にアドバイスができるような、そういう体制はやっぱり必要かなと思うんですよね。だから、そういう意味で、やっぱり町のほうもこういうほうには惜しみなく予算を投入していただいて、ああ、やっぱり扶桑町は考えてくれておるなあということだと、定住でまた扶桑町にお見えになる方も多いかなというふうに思いますので、ぜひその点も考えていただいて、今お一人でとりあえず大丈夫だよということではなくて、人数もふやして、各小・中学校を小まめに回れるような体制にしていただきたいなというふうに要望いたしたいと思います。  それから、263ページにあります地域学習活動支援事業ということで、大変好評だということもお聞きしておりますけれども、現状と今度の予算を組まれておるわけでありますけれども、前年と比べて今回、例えば開催の日数をふやしておるとか、そういうようなところはありますか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 開催日数につきましては、30年度と同様の18回を予定しております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 非常に皆さんやっぱり、もちろん塾だとか、個別に通われる方もいらっしゃいますけれども、そういう地域学習支援活動、土曜教室といいますか、今は数学ですか、算数ですか、科目についてはどうなんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 科目のほうにつきましては、算数でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 科目のこともありますし、その開催の頻度の問題も検討していただいて、少しでも回数をふやしたり、あるいは科目をふやせるようなことも、現状でストップするのではなくて、検討していただきたいなというふうに思います。  299ページ、図書館の関係で開架の椅子だとかキュービクル、計上されておりますけれども、図書館の利用状況、どんな状況なんですかね。多分図書館報は出されておるかと思いますけれども、総数で前年はこれぐらいの方が利用されて、ことしはこれくらいの利用を見込んでおるという大まかな数字で結構ですけれども、お示しいただけますかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 大変申しわけございません。  細かい利用状況の資料をちょっと持ち合わせておりません。まことに申しわけございません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) また、委員会のほうにでも、図書館報でも結構ですけれども、そういう状況があればお示しいただいて、人づてに聞きますと、やっぱり扶桑町の図書館は非常に利用しやすいというふうに前からも言っておりますけれども、評価が高いということですので。  そのことと同時に、図書館にお見えになる方からいろんな要望も出ているかと思うんですよね、開館時間の問題だとか、開館日の問題とか。そういう問題も検討していただいて、よりよい扶桑町の図書館ということで、運営を進めていただきたいなというふうに思います。また所管でやりますので、また委員会のほうでお聞きしたいなというふうに思います。  305ページに、学習等供用施設のトイレ改修工事費ということで599万9,000円。柏森中央を除く7学供というふうに重点施策の説明では書かれておったかと思いますけれども、どんなようなトイレの改修をするのか。柏森中央はそういうのは終わっておるのでやらないのか、どういうことですかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 先ほどの図書館の利用状況のほうにつきましては、委員会のほうで資料を出させていただきます。  この学習等供用施設のトイレの工事の関係でございます。  工事内容としましては、既に洋便器化をしてあるところもございます。洋便器化してある便器につきましては、暖房便座とウオシュレットを追加で設置させていただきます。あと、和便器につきましては、洋式化して、暖房便座、ウオシュレットを設置する予定でございます。  それとあわせまして、全施設ではございませんが、やっぱりトイレの広さが狭いということがありますので、パーティション、トイレブースのつくりかえを予定しております。以上でございます。  あと、柏森中央学供につきましては、改修が終わっているということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 学供は本当に住民の方がいろんな形で利用をできる施設なものですから、大いに今の便器、トイレの改修は、広さも含めてやっていただいて、利用しやすいようにしていただきたいなというふうに思います。  あと、利用者に聞きますと、トイレなのかな、棚が高いのでちょっと低くしてくれんかというような要望も聞いたことがあるんですよね。それが体育館だったのか、学供だったのか、多分学供だったと思うんですけれども、トイレのところで物を置く棚の高さなんかも検討していただきたいなと思うんですが、どうですかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 今の棚の件につきましては、また一度現場のほうを確認させていただいて、また管理人さんのほうにも確認させていただきまして、対応できることは対応したいと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) よろしくお願いしたいと思います。  あと、最後でございますけれども、309ページの文化会館の舞台幕取替工事費ということで685万1,000円ということで計上されておりますけれども、これが現状どんな内容で、どんなふうに変えるというふうな方向でございますかね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) こちらのほうの幕につきましては、保守点検をやってございます。その点検をしていただいた際に、幕のほうが老朽化で不良の指摘がございましたので、取りかえるものでございます。全部で14枚を予定しております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 幕というのはどんちょうじゃないんですね。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 済みません。どんちょうではなくて、一番前にこうやってどんちょうがあります。あとその後ろに横側に袖幕がありますけれども、その袖幕と、あと一番後ろのバック幕、そういった袖幕、引き割り幕、あとバック幕を取りかえるものでございます。ですので、どんちょうではございません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 何枚ぐらいあると言っていましたかね、さっき。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 14枚でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 前、どんちょうをどの柄がいいかと、そんな話をしておったので、またそういう引き合わせがないのかなと思いまして、14枚の幕をかえるということですね。はい、了解しました。  以上で終わります。 ○議長(市橋茂機君) ほかにありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 矢嶋さん。 ○12番(矢嶋惠美君) 済みません、1点だけお願いします。  24、25です。  歳入の関係で、保育園の保育料の負担金の関係ですけれども、今、国のほうで秋から3、4、5歳の保育料の無償化というのを言われておって、ここに今見込んである保育料について、それをどういうふうに見込んであるのかということを1点伺いたいのと、それから3、4、5歳がもし無料になった場合、その下にいる第2子の子は扶桑町では今半額というふうになっていますけど、その辺がどういうふうに考えられて見込まれているのかどうかということ。  そしてあと、延長分とかはまた別にあるんですけど、そういったことはどうなるのかという、そこら辺のところをちょっと、今わかる範囲で結構ですので、ちょっと教えてください。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 保育料につきましては、10月1日から消費税の10%の導入に伴いまして、無償化するというところでございます。  この保育料につきましては、半年分を減額させていただきまして、9款の地方特例交付金の2項の子ども・子育て支援臨時交付金のところに6,000万を計上させていただいております。  それから第2子、第3子の保育料の関係でございますけれども、多子軽減につきましては詳細な情報がございませんですけれども、第1子の方が無償になるということですので、無償になるというふうには考えておりますけれども、判明次第、周知をしていきたいというふうに思っております。  それから、延長保育につきましては、現時点では無償の対象にはなっていないというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 矢嶋さん。 ○12番(矢嶋惠美君) 例えば、第2子の半額みたいなことも、まだ今わからない。大体どれぐらいに、一応予定としては10月からですよね、今の。それは予算の中には反映されていないようなんですけど、どれぐらいにはそういうのがわかってくるんですかね。  やっぱり今、瞬間、結構そういう話をちまたではお母さんたちはどうなのという、結局第2子が半額にならなければ、上が無償になってももとに戻ってしまって、その子の分が結局上乗せされてしまうから、結局無償化にはならんよねという話も出ているんですけど、そういったことは全く情報はないんですか。第3子の話は聞きますけど、第2子の話についてはどうなるかというのは全く情報はないですか、その辺は。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 逆転現象が起きるということでは、本末転倒になるということになりますので、そういうことは起きないというようなところまでは聞いておるんですけれども、詳細についてはまだ決まっていないというところがございますので、判明次第周知していくということになるというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 矢嶋さん。 ○12番(矢嶋惠美君) わかりました。  わからないものをお答えいただくわけにもいかないですけど、ただ、現実に4月に多分入園されて、説明をされたりすると、そういった親御さんからいろんな質問も出てくるかなあというふうに気にはしているところでありますので、なるべく早く今の状況を踏まえて、一番おっしゃるように、逆転現象になって、無償化といいながら実際はそうではなくなってしまうようなことが、今のままでいくとなってしまう可能性もあるので、そこだけはちょっと押さえていきたいと。  ありがとうございました。以上です。
    ○議長(市橋茂機君) ほかにありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 今の保育料の関係で質問したいと思います。  今回予算に計上されている保育料は1億3,299万9,000円ですけれども、これは9月までの保育料になっておるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 議員言われるとおりでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 10月から保育料、幼児教育の無償化ということで、10月から無償化になるんですけれども、この10月からの運営費が、1つは子ども・子育て支援臨時交付金の6,000万円を充てるということになると思うんですが、そのほかに何かあるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 31年度につきましては、国のほうが全て見るというふうに言っておりますので、これ以外のものはないというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この予算を見ると、子ども・子育て支援臨時交付金が6,000万円。要するに保育園を運営するためには、この保育料として住民の皆さんから徴収するわね。その分と、町が負担する分と、県が補助金で出すものがあると思うんですけれども、この保育料を9月までの保育料として1億3,299万9,000円集めながら、それに10月から3月31日までのこれにかわる財源は国から負担すべきものですわね、保育料を無償化するということですから。そうすると、国から町に交付される金額というのは、幾らになるんですか。 ○議長(市橋茂機君) ここで議事の都合上、休憩に入ります。  再開は10時40分から行いたいと思います。お願いします。              午前10時22分 休憩              午前10時40分 再開 ○議長(市橋茂機君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。  千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 大変失礼いたしました。  保育料につきましては、10月から無償化ということで、予算の組み方としましては、3歳児と4歳、5歳児の金額につきまして半額というふうで設定しております。それで、その足りない部分につきまして、国のほうが31年度につきましては助成をするということになっておりますので、その金額が6,000万円ということで、その数字を交付金で上げているということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) わかりました。  保育料の無償化ということですけれども、給食費については徴収するということを言っているような気がするんですけれども、これはどうなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 給食費につきましては、主食費と副食費ということであります。  現在は、扶桑町の場合は主食費につきましては徴収をさせていただいておりまして、副食費につきましては町費のほうで払っているというような現状でございます。  それで、この無償化に伴いまして、国のほうとしましては、副食費も含めて徴収をするというふうなことを言ってはおりますけれども、これによりまして保育料よりも高くなるということも考えられますので、それについては調整をしていくというふうに聞いております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 要するに、保育料は無償化しても、保育料の中に給食費が入っているからということですけれど、給食費は1カ月幾らぐらいになるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 主食費につきましては、1人当たり42円でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 副食費だよ。主食費は徴収しておるんでしょう。  副食費は幾らなのかというの。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 大変失礼いたしました。  給食費につきましては、国は4,500円程度というふうに言っております。ですけれども、地域の実情に勘案しまして決めていくということになるかと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この10月から保育料は無償化するけれども、副食費は徴収するということになるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 10月になってすぐ給食費を取るということではないというふうに思って……。    〔発言する者あり〕 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 失礼しました。無償化に伴いまして給食費を徴収するということになります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうすると、条例か何か変えないかんわね。  今は、保育料の中に副食費は入れてあるんだけれども、副食費は別に徴収するということになるんですよね。条例の改正が必要になるという気がするんですけれども、その辺はどう考えているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 食材料費を徴収するための規定というものは、必要になってくるというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一つは条例を改正するということになってくると思うんだけれども、問題は副食費を徴収することによって、今言うように、今よりも負担がふえるという矛盾が出てくる人もあるわけだと思うんだわね。  そういうものについては、そういう人に対しては、何らかの考えということを言われるんですけれども、どういう形になるんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) これまでも保育料を無償化されております方につきましては、引き続き副食費についても免除をするということが今検討されているところでございますので、逆転現象は起きないような配慮がされるというふうに思っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) ぜひ、そういう無償化によって逆に給食費が徴収するということになると、負担がふえるというところも出てくるわけですので、今言われたような方向で対応されたいと思うんです。  今度の予算で、副食費については実費負担にするということですので、副食費について、予算に計上されているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 国の制度が確定した時点で整理をさせていただきたいというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一方では、無償化ということで保育料が半年分しか見ていない。3歳、4歳、5歳分については半分しか見ていない。もう一方では、給食費の実費負担分について予算に計上されていない。制度がまだ確定していないからと言うんですけれど、確定していないのに一方で半額にし、一方ではそういう給食費が予算に計上されないという、これはちょっと矛盾に感じるんですけれども、その辺どういうふうに、いつごろそういうことが確定して、予算計上されるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 保育所の主食費の徴収金につきましては、議員のおっしゃるように例年と同じ予算の組み方をしております。  これにつきましては、本当に副食費の金額が非常にわかりにくいところもございまして、確定次第、補正対応というふうにさせていただきます。時期につきましては、国が示して、近い補正でお願いしたいというふうに思っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 質問を変えて、別のところに行きたいと思うんですけど、127ページですが、民生委員・児童委員活動等費用弁償というのが予算に246万5,000円計上されているんですが、これは県から事務が移譲されたということのようですけれども、この費用弁償だけが事務移譲されたということなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 費用弁償につきまして、町のほうに支払いの支給のほうの移譲があったということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうしたら、費用弁償の支払いだけが町に事務移譲されたということで理解すればいいということですよね。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この活動等という、いつも役場の好きな言葉の「等」というのはどういうことなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 愛知県のほうで、愛知県民生委員・児童委員活動等費用弁償費の交付要綱がございまして、この愛知県に合わせた形で「等」というのを使っています。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 「等」というのは何だかわからないということ。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 民生委員・児童委員に対する活動費費用弁償に対するものと、それから民生委員協議会長に対する民生委員協議会活動費を合わせまして、「等」というふうに言っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) これは、福祉児童課が担当しているということで、ここで予算が組まれたと思うんですけれども、児童委員というなら、福祉児童課で担当すればわかるんですけど、民生委員・児童委員ということですので、予算科目としては福祉児童課のほうで予算が計上されるという理由は何ですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 民生委員・児童委員の事務に対しましては、現在も福祉児童課が担当しております。
     その関係上、今回の支給事務に対しても福祉児童課のほうで担当しているということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 母子家庭の医療費で所得制限を設けたというんですけれども、今回の予算で。これは3年の緩和措置ということで、3年間で完全に所得制限を設けるということのようですけれども、今年度はこの所得制限を設けたことによって、どれだけの扶助料が減額になったんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 138万円でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) これは愛知県の中でも数少ない所得制限を設けていない制度なんですけれども、なぜ所得制限を設けなければならないんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 福祉医療全般に見直しをしたことによるものでございます。  県下では扶桑町と飛島村と、1町1村ということで、そういう状況になっておりますので、今回見直しをさせていただいたということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 結局町としては、よそがやっていないからよそに合わせるんだということで、制度を後退させるという、こういうことだと思うんですけれども、よそがやっていなくても、扶桑町独自の制度として設けてきたわけなんですから、この制度に所得制限を設けて、この母子家庭の方への負担を重くするということが、本当に地方自治体としての役割として、福祉を増進するというその考え方から見ると、逆行するやり方じゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 福祉の観点ということでございますけれども、所得の高い方に対しても、同じように助成するというところは少し問題があるのではないかというようなこともありまして、特に所得の高い方につきましては、今年度で見直しをさせていただいて、段階的に3年間で県の制度に合わせていきたいというふうに考えたものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 母子家庭・父子家庭って、ひとり親家庭の人たちにとってみたら、それなりの苦労があると思うんですわね。そういう苦労に報いるためにも、所得制限なんていうのはつける必要はないというふうに僕は思うんです。  扶桑町がこれまでそういう所得制限を設けてこなかったわけなんですから、特別な理由でもあればいいんですけれども、特別な理由がなくて、今までの制度を後退させるというようなことについては、絶対に納得できません。  165ページをお願いします。  放課後児童クラブの事業費ですけれども、ことし4月1日から5年生・6年生も放課後児童クラブの対象児童になるわけなんですが、5年生・6年生の方を含めて、各放課後児童クラブの人数はどういう人数になっているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 高雄放課後児童クラブ館につきましては、長期も合わせまして201名でございます。扶桑東の放課後児童クラブ館につきましては135名でございます。それから、山名放課後児童クラブにつきましては128名でございます。柏森放課後児童クラブ館につきましては292名という申し込み状況となっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) これだけ人数が多いわけですけれども、職員の体制はどういう体制になるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 支援員リーダーとしまして、各放課後児童クラブ館に1人ずつ配置をしております。  それから、支援員につきましては24人の体制、長期につきましては30人を追加して行うという予定にしております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 例えば、扶桑東放課後児童クラブは135人で、柏森は292人だとか、山名の場合は128人なんですが、このリーダー1人を置いて全体の支援員の数は言われたんですけれども、例えば柏森と山名と比較するとかなりの人数の差が出てくるわね。リーダー1人で支援員が、例えば山名の場合何人で、柏森の場合何人となるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 夏休みが30名になりますので、30名の配置につきましては、高雄が8人、扶桑東が5人、山名が6人、柏森が11人という体制でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 支援員の資格というのはあるんじゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 県の放課後児童支援員認定資格研修事業につきまして、研修のほうに参加させていただいております。  平成29年度と平成30年度に受講をいたしておりまして、30年度末での資格者は24人になります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そういうことで、資格を持った方が支援員として放課後児童クラブの子どもさんを面倒見てくれればいいんですけど、国の方向は今、資格がなしでも対応ができるような方向が示されているわけですけれども、扶桑町としては、そういう資格を持った方が支援員として配置されるよう、これからもそういう方向で対応してもらいたいと思います。  次に、いろいろと問題がありますが、多機能児童館の関係ですけれども、平成30年度は多機能児童館で一体どれだけこの事業を、例えば駐車場の借り上げ料だとか駐車場を整備する工事費だとか、補正予算で出てきましたわね。その前に、当初予算でもいろいろで出てきたと思うんですけれども、30年度でどの程度予算の執行額になっているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 平成30年度につきましては、児童館の整備事業としまして、総額として予算現額としては3,792万9,000円でございます。3,792万9,000円です。  そのうちの主なものといたしましては、委託料といたしまして2,374万5,000円。大きなものとしましては実施設計の金額で1,852万2,000円という金額でございます。あと、土地借り上げ料としまして19万8,000円。あと工事費としましては1,391万円となっておりまして、こちらにつきましては内訳としまして、現在の用務員棟等の撤去工事ということで、これは予算ベースでございますが842万4,000円。それに伴いまして、電線等の配線の撤去もありまして、それが95万1,000円。あと、保健センターの北側の駐車場の工事費としまして453万5,000円というような予算でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 大体これまで3,800万ほど予算を執行されたという、29年度はどういう状況かちょっとわかりませんけれども、少なくとも30年度で3,800万ほど使ったということになると、当局の計画でいくと2019年と2020年で6億7,652万円の事業計画費が組まれておるんです。計画事業費が組まれているんですけれども、これに3,000万足すと7億円になるんですが、この計画事業費は建設工事を行うという、それだけで、あと備品や何かは含まれていないんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 6億7,652万円につきましては、工事費用と工事監理に係る委託料のみでございますので、備品等につきましては含まれておりません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一般質問のときに聞いたと思うんですけれども、備品については約6,000万円強を見込んでおるようなことを言った、そういう答弁があったと思うんですけれども、そうすると全体で7億7,600万円ほどかかるということなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 備品につきましては、現在想定している金額ということで、一般質問のときにもお答えさせていただきましたところでございますが、それを含めますとおっしゃられた金額ということで、今は予定をしております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) よく聞き取りにくいんですけれども、当局が今計画しているのは、備品購入費などを含めて7億6,000万円程度で終わるということですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 現時点ではそのように考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 実際どうなのか知りませんけど、僕は特別委員会の委員ではありませんので、具体的な数字は知りませんが、8億円はかかるというような説明があったようなことを聞くわけですけれども、そうしたことはことはなかったんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 8億円という数字につきましては、先ほどお話がありました30年度の数字、金額、また29年度の金額を含めた29年度から32年度までの金額の総計という数字でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 先ほど29年度が幾らというのはわからんと、知らんけれどもという話だったけど、29年度を含めると8億円近くかかるということなんですわね。  ちょっと金額が膨れ上がってきたなあという気がするんですけれども、財政的に本当に大丈夫かなというような感じがします。  あと2つばかり聞きたいと思うんです。  2つというか、1つの関係でいいんですが、小学校と中学校の要保護・準要保護就学援助の関係でお尋ねしたいと思うんですが、今年度というか、新年度における要保護・準要保護の児童援助事業費、就学援助について、国の基準が変わったというふうに思うんですが、どのように変わったんですか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 基準が変わったというのは、入学準備金制度があったということかと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 入学準備金の制度が変わったというのは、基準の金額が変わったということだと思うんですが、どのように変わったんですか。  今度の予算にはそれが反映されておるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 済みません。  新入学児童学用品入学準備費につきましては、30年度予算、31年度予算ともに4万6,000円で計上しておりますので、金額変更はないものと思っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 国の制度で単価が引き上げられた、それぞれ小学校、中学校で1万円ずつ単価が引き上げられたんじゃないんですか。  その国の基準に基づいて予算を執行していくという考え方でいいんですか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 済みません。  今議員さん言われました、単価が変わっているんじゃないかということにつきましては、まことに申しわけございません、今現在ちょっと承知していないところでございますが、この単価が変われば、その国の単価に合わせた価格で、過去もそうですが、補正等で対応させていただいておるところでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それが1つと、卒業アルバム代も新規に補助対象になったということが言われておるんですが、小学校で1万890円、中学校で8,710円が補助されるということですが、このアルバム代についても対象にしていくという考え方でいいんですか。 ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) まことに申しわけございません。  今、制度改正のほうをちょっとまだ確認していないところですので、そういった制度に基づいてやっておりますので、そうなれば、そういう形になるだろうとは思いますが、ちょっとこの場では、まことに申しわけございません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 修学旅行費についても、中学校で5万7,590円から6万300円に引き上げられたというようですけれども、こうした新入生の児童・生徒、学用品だとか、アルバム代だとか、修学旅行費等、こうしたものについては、国の基準に沿って対応していくというように理解しておけばいいわけですね。
    ○議長(市橋茂機君) 加藤教育次長。 ○教育次長(加藤忠昭君) 済みません。  今の中学校の修学旅行ですと、5万7,000幾らが6万幾らということですけれども、その単価改正ということでしたら、今、議員さん言われますように、そういうふうに改正する予定になると思います。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で福祉文教常任委員会所管部分の質疑を終結します。したがって、本案はそれぞれの所管の常任委員会へその審査を付託いたします。  ここで議事の都合上、昼食休憩に入りたいと思います。  午後は1時から再開しますので、よろしくお願いいたします。              午前11時22分 休憩              午後0時59分 再開 ○議長(市橋茂機君) それでは、休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第2号 平成31年度扶桑町土地取得特別会計予算 ○議長(市橋茂機君) これより日程第2、議案第2号 平成31年度扶桑町土地取得特別会計予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方。質疑ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) 質疑ないようですので、以上で質疑を終結し、本案は総務建設常任委員会へその審査を付託いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案第3号 平成31年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 ○議長(市橋茂機君) 次に日程第3、議案第3号 平成31年度扶桑町国民健康保険特別会計予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 348ページの、歳入歳出予算事項別明細書のところの歳入、その次のページの歳出についてお尋ねしたいと思いますが、国民健康保険税が3,270万1,000円減額といいますか、減っておりますけれども、これは被保険者の人数の関係なんでしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 議員おっしゃるとおり、国保の被保険者の数が減少したことが主な理由だと考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 被保険者の数が平成29年度の実績を見ますと7,075人で、世帯数が4,313という実績で示されておりますけど、31年は提案の説明のときに説明があったと思いますが、ちょっと確認のために30、31年度の被保険者数と世帯数をもう一度お願いできますか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 予算の編成時の被保険者数ということになりますので、お願いいたします。  平成30年につきましては7,081人、4,413世帯、31年につきましては6,654人の4,142世帯というふうで計算しております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 30年度から31年度はかなり減っているなという感はありますけれども、その下のところに県の支出金がありますよね。1億5,543万2,000円の減になっていまして、これは歳出のほうの保険給付費と金額が近いので、その辺の関連なんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 議員おっしゃるとおりでございます。 ○議長(市橋茂機君) ほかありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 今、この県の支出金と保険給付費というのは、要するに国民健康保険が県単位化になった関係のせいでしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 議員おっしゃるとおり、県のほうに移行したことによるものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 370ページですが、手数料があって口座振替、郵便振替、コンビニの手数料があるわけですけれども、31年度はそれぞれ何件ほどの口座振替、郵便振替、コンビニの手数料を考えてみえるんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 申しわけございません。口座振替の手数料と郵便振替手数料につきましては、ちょっと資料のほうを持ち合わせてございません。コンビニ納付につきましては7,100件というふうになっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 委員会のほうに、その今の数字をお示しいただきたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 委員会のほうに出させていただきます。 ○14番(木義道君) お願いします。 ○議長(市橋茂機君) ほか質疑ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 国民健康保険税が高くて払うにも払えないという人が大勢いるわけですけれども、この国民健康保険税の高い、所得が低くても人頭割で定額払わなければならないということが一つの原因だと思うんですけれども、均等割の問題についてお尋ねしたいんですが、この均等割を減免するということが今必要になってきておると思うんですが、特に所得のない18歳未満の人たちにとってみたら、所得がないのに税金が取られるという関係になると思うんですけれども、18歳以下の人数は何人見えるでしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 491人となっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この18歳以下の人たちの均等割額を全面免除するということになると幾らになりますか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 1,438万円程度になります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そんなに大した金額じゃないと思うんですけれども、今回、31年度予算にも含められておると思うんですが、条例の改正があって限度額の引き上げがあるんですが、限度額の引き上げによって、どの程度増収になるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 200万円強でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この滞納繰り越しの関係でお尋ねしたいんですが、滞納繰り越しというか、30年度の滞納額は、29年度前のものも含めて幾らになりますか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 予算ベースでいきますと1億3,000万程度でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この1億3,000万円の滞納金額というのは、滞納世帯はどれだけですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 2月末現在でございますけど、1,045人でございます。 ○15番(小林 明君) 国保だもんで世帯で。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) はい、世帯でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 国保のこの加入者の世帯は何世帯ですか。国保加入者の世帯数。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 被保険者の数といたしましては、2月末現在で6,489人でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 6世帯に1世帯が滞納しているという、そんな数字になると思うんですけれども、この滞納世帯の所得階層別にはわからないですか。どの世帯の階層が多いかということは。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 今の人数につきましては、町外へ転出した方とか、それから国保を喪失した方とか、そういう方も含まれておりますので、人数的には多いということもございます。世帯数につきましては、未申告が317、100万円以下が290、200万円以下が197、300万円以下が107、400万円以下が66、400万円以上が68の1,045世帯というふうになっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。
    ○15番(小林 明君) 結局こうして見ると、未申告の人を含めて200万円以下の所得の人が圧倒的多数を占めていると思うんですわね。これのやっぱり要因というのは、国民健康保険税が非常に高過ぎるということと、その世帯の人数が多ければ多いほど、この均等割が変わってくるわけで、それがやっぱり国民健康保険税の滞納の要因になっているんではないかと思うんですけれども、滞納の要因はどういうふうに見ていますか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) やはり所得の少ない方に滞納が多く見られるということがございますので、所得が低い方に対する国保税の金額が高いというふうには考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 結局、この応能割・応益割という50・50という考え方、基本がそういう考え方に立って国保税を決めているんじゃないかと思うんですわね。そうすると、所得の低い人ほど国民健康保険税の負担割合が多いという結果になると思うんですよね。所得が低くて、しかも世帯人数が多いという人ほど負担割合が大きくなるということが言えると思うんですわね。ですから、この均等割、全く所得を得ることができないような18歳以下の子どもに対する均等割については、免除するだとか減免するだとかいうような対応をして、少しでも国民健康保険税を払ってもらう、こういう手だてを打つ必要があるんじゃないかと思うんですけれども、そういうことは考えないでしょうか。今、全国的に18歳以下の子どもに対する均等割を廃止したり、あるいは減免する、そういう自治体がふえてきているわけですけれども、その辺どう考えるのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 18歳未満の方の均等割につきましては、課題であるというふうには認識しておりますけれども、現時点では国保財政のこともありまして、すぐ対応ができるということは難しいというふうに感じておりますので、課題として認識していきたいというふうに思っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この免除する費用として1,438万円だというんですわね。もともと一般会計から国民健康保険に繰り出していた、もうずうっと以前は1億2,000万円でしたけれども、減らされて9,000万円になって、この9,000万円が一般会計からの繰り出しが長い間続いておったんですけれども、今回の予算では7,000万円に減らされていますわね。2,000万円を減らさずに一般会計からの繰り入れをすれば、直ちにこの18歳以下の子どもの均等割は廃止することができるんじゃないかと思うんですわね。なぜそういう手だてを打たなかったんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) その他一般会計の繰り入れにつきましては、国の考え方としまして、もう県制度に移ったことにもよりますけれども、廃止の方向というふうに言ってはおりますので、すぐということは難しいかもしれませんけど、そのように動いていくこともありまして、30年度で繰り越しのほうもかなりありましたので、2,000万削って7,000万という形で予算を組みました。31年度につきましては、やはり厳しい状況が続いておりますので、7,000万をそのまま維持したというふうで予算をつくっているものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 国が町の制度として減免制度などを設けたその部分については、この一般会計からの繰り入れをなくしていくということを言うけれども、その分については国が地方自治体のやっておることを認める認めんというのはおかしな話ですけれども、そういうものについて一般会計からの繰り入れについて、繰り入れを廃止するという方向から除外するというか、それぞれの自治体の制度によって一般会計から負担しなければならないものについては認めるという、こういう考え方に立っているわけですから、18歳未満の均等割を廃止するというのは、町がそういう制度をつくれば一般会計からの繰り入れだって可能だと思うんですわね。今部長が言うことを全面的に仮に認めたとしても、その部分については可能だと思うんです。例えば子どもの医療費だとか障害者医療費だとか、いろいろ医療費があっても、町の施策があって、そのことによって国民健康保険の会計に負担をさせるということはできないわけですから、一般会計からの繰り入れというのが可能だと思うんです。この均等割を廃止するというものについても町の制度ですから、その制度で国民健康保険のほうで負担しなければならない部分については一般会計からの繰り入れで対応していくという、こういうことが可能になってくると思うんですわね。ですから、一般会計からの繰り入れを減らすのでなくて、一般会計の繰り入れを維持しながら町の制度をどう拡大していくかという、こういう立場に立って対応すれば可能だと思うんです。  今、愛知県の中でも、この均等割の廃止なり減免制度をつくってきている自治体が、一宮市を初めとしてふえてきているわけですから、そういう方向でぜひ対応すべきだと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 議員言われることも含めまして研究をさせていただきたいと思いますので、当面というか現状のところは、このままで行かせていただきたいというふうに思っております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この滞納を減らすことによって国民健康保険税の財源を確保するということは可能というのか、財源を確保していく上で非常に有効だと思うんですわね。ですから滞納を減らすためにも国民健康保険税の、今言うように、均等割を廃止することによって国民健康保険税が払いやすくなるという、こういうことで滞納を減らしていくということも可能だと思うんです。だから、そういうことも含めて研究していく必要があるというふうに指摘しておきたいと思います。以上です。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案は福祉文教常任委員会へその審査を付託いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第4 議案第4号 平成31年度扶桑町介護保険特別会計予算 ○議長(市橋茂機君) 次に日程第4、議案第4号 平成31年度扶桑町介護保険特別会計予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 介護保険の65歳以上の人口というのは、ここ数年、どのような変化になっていますかね。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 31年度の2月20日現在での65歳以上の方は9,213名、この後、29年度でございます。これは3月の末日の時点でございますが、9,127名、28年度では9,034名、27年度は8,947名といった状況でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 高齢化率が上がっておって、今の介護保険の利用をされる割合がふえてきているかなと思いますけれども、介護保険料は今回の予算では300万近くふえていると思うんですけれども、介護保険料を年金から引かれたりするわけで、年金が非常に実のあるものになっていないような状況ではないかと思うんですけれども、介護保険料は3年、ことし始まったばかりですかね。だから、介護保険料の軽減という手だては今回の予算の中には含まれていないんですかね。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 介護保険料の軽減につきましては、現在、所得段階でいいますと、第1段階の方を対象としまして低所得者軽減というのを行っているところでございます。消費税の10%になる10月というのは一つの区切りになるとは思いますが、まだちょっと確定ではございませんが、消費税の値上げに伴いまして、この低所得者軽減のほうも拡充されるのではないかなというふうに見込んでいるところでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) 今の第1段階の軽減といいますと、大体の人数としては1,000人ぐらいあるわけですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 31年度の予算としましては964名を見込んでおります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) それと、429ページに認知症施策推進事業委託料ということで637万円ということで、具体的にはどういった内容の推進の事業を委託するものですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 429ページの認知症総合支援事業の関係でよろしかったでしょうか。 ○14番(木義道君) そうですね。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) こちらにつきましては、今年度30年度から実施しておる事業でございますが、認知症初期集中支援チームというのを社会福祉協議会のほうに委託をして設置していただいているところでございます。こちらにつきましては認知症施策の充実ということで、早期発見、早期の段階から認知症に支援していくという意味合いのもと、町内のお医者さんと、あと地域包括支援センターの職員、社会福祉士、保健師等がチームをつくりまして認知症の方を支援するという事業を行っているものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 木さん。 ○14番(木義道君) この対象になる方というのはどれぐらい、何名ぐらい想定されておるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 具体的な人数的なちょっと想定はございませんが、現状、介護保険の制度にかかわっていない方であったり、まだそういう認知症に対する知識がない方であったりというような形で、現在サービス・支援を受けていないような方を対象というふうでやる事業でございます。 ○14番(木義道君) はい、ありがとうございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田利明さん。 ○11番(千田利明君) 1点だけお願いします。  427ページですが、昨年もこの件に関して問い合わせさせていただいたと思いますけど、一般介護予防事業費の中の委託料のところの公共宅老事業委託料、それから地区宅老事業委託料、これに対する対象者の推定人数を教えていただきたいと思いますが。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 公共宅老につきましては、今4カ所で実施しております。定員もたしか12名という定員で設けまして実施しているところでございます。各それぞれの公共宅老のちょっと具体的な人数は把握はしておりませんが、10人前後の方で今実施しているところでございます。地区宅老につきましては、地区の主体的な取り組みによりまして行っていただいているところでありまして、それぞれの地区さんのほうで実施していただいておりますが、大体平均して20名前後の人数でやられてみえるところが多いというふうに思っております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田さん。 ○11番(千田利明君) といいますのも、地区宅老のほうはたしか20名前後、15名ぐらいから25名ぐらい、多いところは30名ぐらいでやっているところがありますけど、平均すれば大体20名前後というところでやっていると思います。確かに今も言われたんですが、公共宅老のほうは4カ所で定員12名ということですけれども、実際のところはもっと減ってきている、昨今減っている感じがするんですよね。だから、そのあたりのところでの今後の活動の指針なんかはどのように考えてみえるかと思いまして。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) こちらの考えとしましては、やはり地区宅老に身近な地区でのサロン活動というのが、やはり高齢者の方も参加しやすいですし、居場所づくりとしての趣旨にものっとりますので、公共宅老から地区宅老への移行というふうに考えているところで、公共宅老のほうの回数も週1回というところを、その回数も隔週にするというような形なりに減らしていくとともに、地区宅老のほうのますますの新たな設置等を含めて支援をしていかないといけないというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田さん。 ○11番(千田利明君) 一般質問みたいになってもいけませんのでほどほどにしておきますけれども、これは現在、公共宅老のほうは、たしかに月4回ということで303万の予算ということになっておりますけど、昨年からすると28万弱減額されております。また、地区宅老のほうは昨年に比べて12万9,000円増額ということで253万8,000円ということになっておるもんですから、これは当然、中身として人数がふえてきて、この対象なのか、それとも前に私がお願いして増額していただけたのか、そのあたりのこともあるもんですから、それもあわせて今後、この宅老事業のことをもう少し真剣に考えていただきたいと思いますけど、この地区宅老のほうの積算の内容をどのように計算されてこの金額になっているのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 現在、宅老事業におきましては、社会福祉協議会のほうに2人の職員で対応しているところでございます。そのお二人のうちの1名を地区宅老事業の人件費ということで充てさせていただいております。あと、その事業的な費用につきましては、公共宅老事業のほうで一括的に持っているところではございますが、今回、その地区宅老事業のほうに地区の助成謝金というのを地区宅老のほうに御存じのとおり御支援をさせていただいておるんですが、そこの部分につきまして、従来は公共宅老のほうにつけておったんですが、地区宅老のほうにつけまして、その予算額も一応30年度は3万円という予算で計上しておったんですが、31年度はその地区宅老の地区の助成謝金ということで、8万円というふうで計上をさせていただいたところでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 千田さん。 ○11番(千田利明君) 3万円を8万円ということですか。増額したということですね。そういうことですね、1人当たり。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) その地区です。 ○11番(千田利明君) 地区単位ということですか。はい、わかりました。わかります、それだったら。以上です。 ○議長(市橋茂機君) ほかにありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 現在の介護認定を受けた人数、要支援1・2と要介護1・2・3・4・5までのそれぞれの人数を、ちょっと教えていただきたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 3月1日時点の人数でございますが、要支援1の方が217名、要支援2が165名、要介護1が326名、要介護2が238名、要介護3の方が147、要介護4の方が153名、要介護5の方が126名、合計で1,372名という状況でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、現在、施設入所できるのは要介護3以上というのが原則になっているんですけれども、要介護3以下の方で施設に入所している方が何人か見えるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 具体的な人数は把握しておりませんが、制度が変わる以前から入所していた方は、当然引き続き施設入所をされてみえる状況であるというふうには考えます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) じゃあ介護1から3の方でも、家族のいないひとり暮らしの人だとか、それぞれ生活の実態というものを把握しながら、施設入所を希望される方については入所できるようにするというような手だては打っているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 特例入所というような形で、今おっしゃられたような必要があるというふうに考える場合は、要介護2の方であったり要介護1の方であったりしても施設への入所は可能でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そういう特例的に入所したいという希望のある方については、どういうふうに対処するんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事
    健康福祉部参事(糸井川 浩君) ここの部分につきましては、希望の方は当然施設のほうに申し込みをいたします。その申し込みをした中で施設さんのほうが、この方は入所が必要じゃないかというような方の場合ですと、そういう方がもし見えた場合ですと町のほうに相談があります。その相談があった時点で町のほうでも検討を、その対象者の方について地域包括支援センター等も含めて検討しまして、この方は入所が必要なんじゃないかということを施設のほうにお話を申し上げるというようなことでやっているところでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、現在、制度が変わってから1・2・3の人で入所された方がいるかどうか知らないですけれども、多分いないと思うんですけれども、1・2の方ね。それで、3以上の方で現在入所されている方は何人いるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 要介護の程度の区分別では少しわかりませんが、現在、扶桑苑におきましては、扶桑町内の方が43名、町外の方が36名というふうに聞いております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 多分、扶桑苑だけじゃなくてほかの施設にも入所している方がいると思うんですわね。そういうところは全部合計でわからないんですか、何人入所しているか。保険給付をしておるわけだから、その人数はわかるはずだと思うけど。介護保険で施設に金を払っておるんでしょう。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 29年度の実績でございますが、介護老人福祉施設におきましては88名、介護老人保健施設につきましては82名、合計170名となっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 結局、この要介護3から3・4・5で入所する資格がある方を足すと、約400名ぐらいですね。400名のうち170名というのは、入所したくても入所できないという方がいるんじゃないかと思うんですけれども、現在、施設に入所希望者で待機しておるという方がいれば、何人ぐらいいるか教えてもらえないですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) こちらにつきましては特養の関係の人数となりますが、待機の方につきましては、まず扶桑苑でございますが、要介護3以上の方が18名、要介護1・2の方で申し込みがある方が3名、あともう一カ所、扶桑町内に結いの郷という地域密着型の特別養護老人ホームがございますが、そちらにおきましては、3以上の方が39名、1・2の方が7名という状況でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうすると、合わせると何人ですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 要介護3以上の方が57名、1・2の方が10名、合計しますと67名でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 介護保険料を払いながら介護サービスを受けられないという、こういう実態があると思うんですけれども、これは特別養護老人ホームなど施設をつくる必要があるんじゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 現状では近隣の特養等を御利用していただいている、あるいはその他の介護保険に係るサービスを御利用いただいているという状況でございます。今おっしゃられました特別養護老人ホームの施設の新設につきましては、現状、具体的なふやすというところはございません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 愛知県の特別養護老人ホームの施設数というのは、60歳以上の人口10万人当たりの施設数は全国最低ランクだということが言われているわけですよね。だから、県に対して特別養護老人ホームを建設するための予算をもっと計上すべきだということを要求していく必要があると思うんですけれども、57人の方が要介護3から5までの人、57人の方が入所できていないというのが現実であるんだったら、それを保険料を払いながらサービスを受けられないという、そんなばかな話はないわけであって、保険料を払っている以上は、希望すればそのサービスを受けられるような体制をつくるべきだと思うんです。そういう点で、町がつくるということ、町の費用だけでつくるというのは大変なことであって、国や県の補助金を受けて扶桑町がつくるか、あるいは社会福祉法人がつくるか、いずれかの形で、とにかく特別養護老人ホームをさらにふやしていくということが求められているんじゃないかと思うんですが、そう思いませんか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) そういった必要性もあるというふうには認識しているところではございますが、今、地域包括ケアシステムの構築ということもございまして、そのシステムにつきましては、裏返しでの話になってしまうんですが、住みなれた地域で自分らしい生活をしていくというところもありますので、そういった部分の面も考えながら今後考えていく必要があるとは思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 地域で支えるといったって、その要介護3だとか4だとか5の介護認定を受けている方の介護をするなんていうことは、そう簡単にその地域でできるものではないと思うんですわね。本当に専門的な知識を持ちながら、そういう施設の中で介護を受けられるような体制をつくっていくことが必要だと思うんです。  今、国のほうが介護保険の、今まででも改悪してきたんですけれども、さらに改悪して、この利用料を1割から2割に引き上げるというような、こんな話さえ出てきているという状況のもとで、本当に介護保険が保険あってサービスなしというような、そういう状態になるんじゃないかと思うんです。金がなければ結局介護が受けられないというような事態になるんじゃないかという気がするんですけれども、そのような方向で介護保険制度が進んできたら大変だと思うんです。やはり今、保険料を払っているんだから、介護サービスを受けられるような体制をするのが普通だと思うんです。民間の企業でそんなようなことをやったら、詐欺だということで訴えられると思うの。公の制度で保険料を払ってサービスを受けられないというような、こんなばかな話はないと思うんです。だから、そういう意味では、本当にいつでも安心してサービスを受けられるような体制をつくっていくというのが普通だと思うんですよ。僕はそう思うんです。そういう考え方で取り組んでいただきたいと思うんです。  それと、次に質問させていただきます。  介護保険料の滞納の問題ですけれども、介護保険料は特別徴収と普通徴収があると思うんですけれども、普通徴収の方は全体で5.4%だということに、予算書を見るとそういう意味でパーセントが書いてあるんじゃないかなと思うんですが、この介護保険料の滞納金額というのは、実際今は幾らになっているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 介護保険料の2月末現在の滞納額でございますが、763万4,050円でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、この普通徴収という方は、年金5万円以下の方は普通徴収ということになっているじゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 一応特別徴収につきましてのちょっと御説明をさせていただきますが、65歳以上の方で、年額18万円以上の年金を受給しているというのが基本的になります。  あと、介護・国保、また後期高齢の保険料の合算額が年金額の2分の1を超えないというようなものもありますが、基本的には年額18万以上の方が特別徴収になりますので、それ以外の方は普通徴収ということになると思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 結局、年額18万円、年金が18万円以下の方が普通徴収になっているということは、もう年金がほとんどないという方が普通徴収だということだと思うんですよね。要するに、全く所得がないような方がほとんどではないかという気がするんですけれども、この保険料の減免制度が実際、介護保険は1号から12号まであるんですけれども、この介護保険について、もっと払いやすい保険料にするということは考えられないですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 介護保険料につきましては、公費負担があるとともに被保険者の方の負担をお願いしているものでございます。そういった中で、少しでも保険料が高くならないようにということは当然必要なことでございます。そういったものにつきましては、現在介護保険につきましては3年間の計画で、現在第7期のほうの計画には入っておりますが、計画策定時におきまして給付の総額等も勘案して金額を算出しているところでございます。そういった中で基金等の積み立てもしまして、今回の第7期におきましては基金を1億5,000万円ほど基金から繰り入れするというふうな形でもやっておりますので、そういった計画を策定する中で介護保険料の上昇をしないようなふうには考えていきたいと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 今、基金の話が出ましたけれども、結局、介護保険の基金というのは基金を取り崩して介護保険料を低く抑えていくという、そういう役割を果たしていると思うんですけれども、基金がふえてきているんじゃないかというふうに、僕はそういうふえてきている傾向にあるんじゃないかという気がするんですけれども、基金残高は27年度から31年度までの、31年度見通しでいいですけれども、わかりませんか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 31年度につきましては、基金からの繰り出しを5,354万9,000円の基金からの繰り出しを予定しております。その後の繰り出し後の基金残高としましては、これはまた積み立て額は含まれておりませんが、1億6,200万円ほどの基金残高があるというふうに見込んでおります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) その前の年はわからないですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 失礼いたしました。27年度の年度末における残高が1億3,514万1,426円でございます。28年度は1億4,346万56円、29年度におきましては1億4,557万5,794円でございます。以上です。 ○15番(小林 明君) 30年度は。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 失礼いたしました。  30年度につきましては、今回30年度の介護保険特別会計の補正予算を少し上げさせていただいておりますが、その中で基金の積み立てという補正をさせていただいているところでございます。その補正額も含めた見込みでございますが、2億1,597万3,000円を見込んでおります。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 31年度の積み立てというのは、ちょっと予算書歳出を見ると、積立金は31年度の当初予算で幾らから見込んでおったんですか。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 積立金におきましては、今31年度の積立金におきましては、30年度を精算した後、繰越金額、この繰越額から30年度の国庫とか県費等の精算をしまして返還等をした後の金額を基金に積み立てするということになりますので、具体的な金額についてはわからないところが正直なところでございますが、大体年間、これまでの平均的な数字を見ますと4,000万円前後の積み立てになるのではないかというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) こうやって年度別で準備基金の状況を見ると、全体的に基金がふえてきているという傾向にあるわけであって、結局はこういう基金がふえてくるということは、介護保険料を上げ過ぎたんではないかという、一面はそういう面があると思うし、もう一つは、所得の低い人が滞納をしているということを考えると、滞納していなければそれだけ収入がふえるわけですから、保険料を払いやすくするように引き下げれば払いやすくすることはできると思うんですわね。だから、払いやすくすることによって増収を逆にふやしていくという、税率を保険料を下げることによって収入をふやしていくという、こういうことだって可能だと思うんですわ。だから、一律的にこのパーセントで上げるというやり方は避けて、普通徴収の人たちが滞納しないように保険料を考えていくということが必要じゃないかと思うんです。ですので、そういう方向で取り組んでいただきたいというふうに思いますし、要支援1・2の方の保険給付がなくなったというか、全部じゃなくても、施設介護だとか日常生活介護について保険給付がなくなったということだけれども、実際にこのホームヘルパーのいる時間というのは、今何分になっておるんですか。サービスをする時間というのは。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 基本的には1時間前後であるというふうに思います。45分から1時間ぐらいの時間だったと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) だったと思うんじゃなくて、一遍確認してほしいんだけど、話に聞くと、せっかくホームヘルパーさんの人が来てくれても、今までは買い物もする時間もあったけれども、買い物をする時間がなくて帰ってしまうと、こういうことを聞くわけだわね。だから、実際には45分もいないんじゃないかと思うの。どんどんこのホームヘルパーの方のサービス時間というのが切り下げられているんじゃないかという気がするんですけれども、やっぱり介護を受ける方の清掃をするだとか洗濯をするだとか買い物をしてもらうだとか、こういうようなことが十分できるようなサービス時間を確保する必要があるんじゃないかと思うんだけれども、実態を一遍、実際のサービス時間というのか業務時間というんですか、知らないですけれども、本当に45分確保されているわけ。45分もないと思うんで。40分になり、30分になってきておるんじゃないかしらんと思うの。 ○議長(市橋茂機君) 糸井川参事。 ○健康福祉部参事(糸井川 浩君) 新たに始めました総合事業におけます扶桑町の簡易型の訪問介護事業におきましては、30分という時間を目安にやっていただいているところではございますが、ただ、通常の訪問介護におきましては、それよりも長い時間の設定というふうになっておりますので、今現在、その総合事業の対象者の方、50名弱ほどがお見えですが、そういった方の中で、今まで時間が、例えば45分であったのが30分になっているという可能性はあるとは思いますが、本当にその45分のサービスが必要ということであれば、またその介護認定を受けるなり、あるいは簡易型ではなくて、総合事業の中でも基準型の訪問介護というサービスがありますので、そちらのほうを使っていただくということも可能ではないかというふうに思います。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 私はよくわからん、総合事業だとか言われてもわからんですけれども、いずれにしても総合事業は30分だというんだね。30分で何ができるの。洗濯して掃除して、そういう買い物を頼みたくても買い物もできるような時間がとれるはずないがね、30分で。そういう形でどんどんサービスを切り下げてきているというのが実態じゃないの。本当に余裕を持ってホームヘルパーの人たちが仕事のできる、最低でも洗濯、掃除、買い物ができるような時間をやっぱり保障して、ゆったりとした時間でサービスができるようにすべきだと思うの。  本当に今の介護保険というのは、だんだんと使いにくくなって、サービスが低下してきているというのが実態じゃないかと思うんです。そういうようなことは、本当に長いことこの世の中で働いてきた人なんだから、そういう人たちにそんな冷たい態度で接するなんていうことはまかりならんと思うの。だから、この扶桑町の総合事業については、もっともっとサービスを充実させていくという、そういう内容で対応してもらいたいと思うんです。以上です。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案は福祉文教常任委員会へその審査を付託いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第5号 平成31年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(市橋茂機君) 次に日程第5、議案第5号 平成31年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 現在、後期高齢者医療の保険料について減免制度があると思うんですけれども、現在ある減免制度によって減免されるこの割合というのは、どういう割合になっているんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 現在は80万円以下の所得の方につきましては9割軽減、168万円以下の方については8.5割軽減、223万円以下の方については5割軽減、268万円以下の方については2割軽減というふうになっております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) これは保険料の軽減特例によってそういうことになっているんですけれども、この特例というのは廃止されるということになっているんじゃないかと思うんですが、この廃止されてしまえば物すごい保険料が引き上げられると思うんですわね。9割軽減の場合だと、年額で保険料は2人世帯の場合だと9,000円で済むんですけれども、これが9万円ぐらいになるんじゃないですか、廃止されてしまえば、そういうことになるんじゃないかと思うんですけれども、その辺ちょっと説明してもらえないですか。
    ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 9割軽減の方は8割軽減という形になります。31年度から。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 31年度で、要するに9割軽減の人が8割軽減になるということですか。それで、これは将来的にはどうなるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 将来的には7割になります。2021年度に7割になります。 ○15番(小林 明君) それ以後は。そのままだね。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) それ以降につきましては、特にまだ決まっていない状況でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうすると、現在9割軽減の人の保険料が8割・7割軽減になると、8割の場合、幾ら負担がふえて、7割になる場合、幾ら負担がふえるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 現行の均等割額が年間で4万5,379円になりますので、これの2割ということで、約9,000円がふえるということになります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 8割軽減になった場合、7割軽減になった場合。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 9割から7割になった場合に9,000円ほどふえるということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) これは1人当たりですか。例えば夫と妻の場合、2人が75歳以上であった場合、どうなるんですか。その場合で計算すればいい。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) はい、1人につきということになりますので、2人世帯の場合は倍ということになります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、そういう人たちの所得というのは、全く所得税も住民税も非課税のような方じゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) はい、所得割はかかってこない方ということになります。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、所得もないような人から、さらに今まで9割軽減で、かなりの減額されておったものを、この9割軽減を7割軽減にして、所得のないような人からさらに保険料を巻き上げるようなやり方というのは、僕は本当にひどいやり方だと思うんですわね。これが今の安倍内閣の実態だと思うんですよ。介護保険でも介護保険をどんどん改悪して介護サービスを受けにくくなるようなやり方をするさらには後期高齢者医療においては、この保険料を9割減免していたものを7割に減らしてしまって、所得のないような人からの保険料を巻き上げるというやり方は、そんなことは僕は許せんと思うんですよね。私はそう思うんですけれども、当局が、国がそういうふうだから仕方がないという態度なんですか。それとも、こういうやり方は改めてくれというものなのか、どちらなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 所得の低い方が保険料が上がるということにつきましては、できればそういうことがないようにしたいという考えはございますけれども、県の広域連合のほうで決めているものでございますので、そこのところは仕方ないところでもあるかというふうには思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 最後になりますけれども、現在8.5割軽減だとか5割軽減だとか2割軽減という特例措置があるんですけれども、こういう8.5割軽減だとか5割軽減、2割軽減というのは、将来的にはどうなるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 先のことにつきましては、まだはっきり言って決まっていないところでございますので、どういうふうになるかというところまでは、今の時点ではちょっとわかりかねるところでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) おかしいと思うよね。例えば、この年金収入が168万円の場合8.5割軽減で、78万円の9割軽減であった人が8割軽減になるということは、所得のない人のほうが保険料をたくさん払わなければ、所得の少ない人ほど保険料をたくさん払うことになるわけですから、8.5割軽減の場合だと、9割軽減が下がれば8.5割軽減の部分も下がってくるんじゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 千田健康福祉部長。 ○健康福祉部長(千田茂樹君) 8.5割軽減の対象の方につきましては、年金生活者支援給付金の支給の対象にならない方でございますので、逆転現象を起こすという、この軽減だけからいきますと逆転現象が起こすというふうにも見えますけれども、この支給の対象とならないということで、実質的には逆転ということではないというふうに思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうしたら8.5割軽減、5割軽減、2割軽減というのは、当面はそういう減免制度、この今言った減免については変わらないというふうに解釈しておけばいいということですね。  いずれにしても、この年金収入が78万円以下の人たちの9割軽減が7割軽減になることによって非常に負担が重くなるという、こういうことが言えると思います。終わります。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案は福祉文教常任委員会へその審査を付託いたします。  ここで議事の都合上、休憩に入ります。再開は2時40分から行います。              午後2時21分 休憩              午後2時40分 再開 ○議長(市橋茂機君) 休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 議案第6号 平成31年度扶桑町下水道事業会計予算 ○議長(市橋茂機君) 次に日程第6、議案第6号 平成31年度扶桑町下水道事業会計予算を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 全く理解しておりませんので初歩的なことを聞くかもしれませんが、よろしくお願いします。  まず、収益的収入及び支出について第3条で規定されておるんですが、この収入においては下水道事業収益が4億3,470万6,000円となっております。それで、支出については4億1,322万8,000円で、差し引きすると2,147万8,000円が黒字になるというように思いますけれども、この黒字になった2,147万8,000円というのは、翌年度、この営業収益の中に入るのか、どういう形で翌年度の予算では計上されてくるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 今御質問の収入と支出の差額で余るということになってきますので、その分につきましては、32年度におきまして資本的収入・支出のほうの補填のほうに使われるものかと考えております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一般的には、一般会計なども歳入と歳出でそれぞれ同金額ですよね。企業会計でいくと、収入と支出が違って黒字になる部分については、収益的収支について黒字になって、要するに利益を処分するということで、利益を処分して資本的収支のほうに、その処分した利益分を資本的収入のほうに入れるということはあるんですけれども、この場合、水道でいくと、利益を処分するのには特別の議決が必要だということで議決しておったと思うんですが、議会で。この下水道については収益的収支のほうで利益が上がったら、それをそのまま議会の同意もなしに資本的収入のほうに入れるということは可能なんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 今の議員の質問ですが、次回の新年度予算の議案の中で審議していただきまして、議決をとるという形になろうかと今のところ思っております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 新年度予算でということ。これは今度の予算で、例えば、大体金額は同じですよね。資本的収入のほうで、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額が2,147万7,000円で、基本的には先ほど言った収益的収支の関係で2,147万8,000円という、この数字とほとんど変わらないですけれども、これはどういうことですか。ここで収益的収支のほうで2,147万8,000円というのは、消費税分ということになるわけ。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 4条の3行目の、今回は引継金2,262万2,000円というのがございますが、この部分におきまして来年度の予算の中で上がってくるものと考えております。引継金の中で上がってくるかと考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) なかなか理解できないですけれども、わかる人は教えていただきたいと思うんですが、まずは収益的収支のほうで、これだけ2,147万8,000円が黒字になるよという予算だと思うんですわね。それで、資本的収支のほうで資本的収入と支出でいくと、この収入額だけではこの資本的収入のほうは数字的にくくることはできないということで、4,409万9,000円が収入が不足するという、こういうことじゃないの。それで、それだけ不足するから、当年度の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、これがよくわからないんですけれども、調整額が2,147万7,000円と引継金2,262万2,000円、この消費税分と引継金分を、この資本的収入のほうに入れてくくっていくよと、帳尻を合わせるよという予算じゃないんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) はい、議員のおっしゃるとおりです。それで、今申し上げました引継金のところにございます2,262万2,000円という表示がしてありますが、この金額につきましては、3ページにあります下から2行目の資金期首残高3,888万7,000円が今月末の残高ということで、この中の2,262万2,000円を補填するというものでございますので、よろしくお願いします。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) ますますわからなくなっちゃった。どうしてこの、飛びますけれども、第8条で、この議会の議決がなければ流用することのできない経費ということで、その経費というのは職員給与費だよということじゃないんですか。それが3,844万8,000円で、この引継金と職員給与費というのはどういう関係があるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 済みません、今、人件費の第8条の3,844万8,000円ではなくして、実施計画書のキャッシュ・フローがその後に、3ページにつけさせていただいています。 ○15番(小林 明君) どこのところ。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 3ページです。キャッシュ・フローです。キャッシュ・フローの計算書の一番下から2つ目の数字で3,888万7,000円が今月末の残高ということで、このうちの2,262万2,000円を、いわゆるこの4条の部分で資本的収支の中で補填するというものでございますので、人件費とはかかわりございません。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 要するに、この見方が間違っておるのか知らんけど、議会の議決を経なければ流用することができない経費として次に掲げる経費についてはって、次に掲げる経費というのは職員給与費じゃないんですか。この資金期末残高じゃないよ。わけわからんであかん。わからん人間が聞いておって申しわけないですけれども、もう一度わかるように説明してもらえん。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 8条にございます流用できない経費につきましては、職員人件費でございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 職員人件費と資金期末残高が、どうして同じになるんですか。
    ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 数字は違います。職員人件費は3,844万8,000円です。それで、キャッシュ・フローの残高につきましては3,888万7,000円です。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一番最初に聞いたのは、この資本的収支で収入が不足する分については4,409万9,000円だよと。その4,409万9,000円は、消費税の関係で2,147万7,000円と引継金2,262万2,000円ですよという、それで補填するんだよと、こういうことを言っているわけね、資本的収支で。それで、その4,409万9,000円のうち消費税分の2,147万7,000円、これはどこから出てくる数字なんですか。  それと、引継金2,262万2,000円というのはどこから出てくる金額ですか。そういうふうに聞いたほうがわかりやすいと思うんですが。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) まず、消費税の部分の2,147万7,000円につきましては31年度中に発生する金額であります。それで、引継金の2,262万2,000円につきましては、今月末から新年度に持っていく3,888万7,000円のうちの2,262万2,000円でございます。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この消費税分については、2,147万7,000円というのは収益的収支のほうの収入なんですか。引継金の2,262万2,000円というものの収益的収支のほうで計上されている数字なんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 3条の収入と支出の差額で先ほど申し上げました余った分というものにつきましては、32年度予算の4条のほうで反映されてくるものと考えております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 32年、31年度。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 32です。 ○15番(小林 明君) 32年って、まだ幾ら消費税が入ってくるかわからへんがね。わからん数字を計上しておいていいの。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 3条の差額の金額は、32年度予算の第4条におけます引継金の中の一部になると考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 考えておってはいかんだわ。こうなりますと言ってもらわんと。そんな考えておるだけじゃ話にならんで。理解できんのだ、わし。この当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額と書いてあるんだわね。翌年度じゃないですよ、当年度だよ。当年度というのは32年の話になるの。当年度というのは31年度の話じゃないですか。そうすると、ことし31年度の収入というのは資本的収入のほうから消費税は入ってこないですから、収益的収支のほうで収益的収入で消費税及び地方消費税還付金というのが2,035万9,000円、これだけ計上されているわけですわね。そうすると、当年度のこの消費税及び地方消費税還付金というのは2,035万9,000円じゃないかと思うんですわね。そうすると、ここで書かれている数字と違うんじゃないかと。これが僕は一つ疑問だし、引継金の2,262万2,000円というのは、これは単純に繰越金になっていると見るのか、それとも繰越金は3,888万7,000円で、そのうちの2,262万2,000円を補填するというものなのか、これがよくわからないんですわ。ちょっとわかるように説明してもらえないですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 第4条の資本的収支調整額の2,147万7,000円につきましては、平成31年度中における消費税でございます。31年度中のものでございます。引継金の2,262万2,000円につきましては今年度末の残高で、先ほどキャッシュ・フロー計算書でお示ししました3,888万7,000円のいわゆる繰越金というんですか、そのうちの引継金として2,262万2,000円を補填するものでございます。  それから3条の収入と支出の差額につきましては、32年度予算書におきます第4条の引継金の中で処理されます。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 一般的には収益的収支で利益が上がれば利益積立金という形で会計処理されて、その利益積立金を取り崩す場合には幾ら幾ら資本的収支のほうに入れるよと、建設改良費の中に入れるよということで、水道においては、上水道ですけれども、上水道では処理されてきたと思うんですわ。この収益的収支の利益を処分するのに、その場合は議会の議決が必要だよということだけれども、この下水道事業については収益的収支でどれだけ収入が上がっても、議会の承認もなしに翌年度の資本的収支のほうに、その浮いた利益というんですか、利益を処分して資本的収支のほうに、その資金を入れるということは可能なんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) この件につきましては、32年度予算の審議の中で、新しい予算書の中で明示し、議決をいただくことになります。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 僕は、議会の承認を得るというのは、予算書を承認するということと、単独議決で処分するよという2つの議決が必要じゃないかということを言っておるんですわね。まあ、これ以上言っても自分をやぶの中へ入るだけで、別のことを聞かせていただきます。  特例的収入及び支出ですけれども、この地方公営企業法施行令第4条第4項の規定により当該事業年度に属する債権及び債務として整理する未収金及び未払金の金額は、それぞれ3,139万1,000円及び6,014万4,000円ということになっていますが、先ほど、この年度末の残高は3,888万7,000円という数字が言われたわけですけれども、この未収金と未払金を差し引きすると、未払金のほうが約2,900万円ほど多いわけですわね。未払金が多いということは、それだけ赤字になるということなんですけれども、これはどういう関係になるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 未収金と未払金の金額の内訳をちょっと説明させてください。  未収金の3,139万1,000円につきましては、今年度事業の未収金2,125万7,000円と30年度の事業に伴う消費税の還付が新年度の9月議会以降でございますので、その消費税の還付金が1,013万4,000円あります。1,013万4,000円で、合計が3,139万1,000円となります。もう一度言いますと、30年度事業に伴う未収金が2,125万7,000円、それから還付金が1,013万4,000円の合計3,139万1,000円となっております。  それで、未払金につきましては、いろんなものがございますが、その中で、地方公営企業の事業費の支払いとか雨水排水路の維持管理業務の支払い、あるいはポンプの保守点検の委託料など、合計で6,014万4,000円ございます。  それで、先ほど言いました今年度の残高が3,888万7,000円につきましては、未払金の6,014万4,000円から未収金であります2,125万7,000円を差し引いた金額が3,888万7,000円というふうになっておりますので、よろしくお願いします。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) なかなか理解できないんですけれども、そのまま口で答えていただいても理解できないんですが、この公営企業会計の前は公共下水道特別会計でしたわね。ここの未収金というのは、もう既に水道料金が確定して、その水道料金の確定した部分の未収金じゃないんですか。水道料金とか、そういう一般的に収入調定がされていたにもかかわらず、まだ集金されていないというものじゃないんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 未収金の内訳でございますが、下水道使用料以外に手数料、あるいは県費補助金などが含まれております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) さっき言ったことと違うような気がするんだけどね。僕は、本来なら30年度に収入に上げるべきものが30年度に収入に上がらずに、4月1日以降にこの収入に上がるべき金額が、ここに3,139万1,000円計上されてきたもんだというふうに理解するんですけれども、逆に、未払金については30年度に支払わなければならないにもかかわらず支払うべきものを、何らかの事情でというのか翌年度に支払いをするという、こういうことじゃないかなと思ったんです。特別会計の予算でいけば、出納閉鎖までに2カ月ありますわね。この間に整理する金額をここに書かれたもんじゃないかというふうに理解したんですけれども、そうじゃないんですね。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 議員のおっしゃるとおりでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そうすると、議員のおっしゃるとおりということは、出納閉鎖期間に整理する金額がこれだけだよということのようですので、もう一度説明してもらえないですか、3,139万1,000円の内訳を。予算ですので正確なこのとおりの数字になるかどうか知らないですけれども、実際はね。これだけの数字を積算した根拠を一遍示していただきたいと思います。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 改めまして申し上げます。  未収金の3,139万1,000円につきましては、30年度事業におきます未収金でございます。2,125万7,000円です。その中には下水道使用料ほか手数料、補助金が含まれております。  それと、もう一件、30年度の消費税還付金が1,013万4,000円含まれております。合計が3,139万1,000円となります。  未払金につきましては、公営企業適用事業の事業費、雨水排水路の維持管理委託料、マンホールポンプの保守点検委託料、五条川右岸の維持管理費、下水道事業の償還元金利子などが含まれておりまして、合計で6,014万4,000円となっております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) それで、この特例的収入及び支出というのは、今年度に限ってこういう予算、特例的収入及び支出というのが出てくるんですか。それとも、翌年度も引き続き出てくるということなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) この4条の2につきましては、会計が変わるということで、今回限りのものでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) この起債ですけれども、この起債というのは収益的収支、起債が入っておるかな。地方債1億6,890万円、これでいいですね。  別のところで聞きますが、収益的収支の中で長期前受金戻入、これはどういうものなんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 長期前受金戻入につきましては、償却資産の取得または改良に充てるための補助金等をもって償却資産を取得し、または改良した場合においては当該補助金等の相当額を長期前受金をもって繰延収益として整理するものでございます。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 何かわからんな。そういうようなことになると資本的収入のほうに入るんじゃないですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 申しわけございません。長期前受金戻入に対応する支出のほうにおきまして減価償却費というものがございます。減価償却費につきましては年々資産が下がっていくという、その下がった部分が生じてきます。その償却した部分に対する補助金あるいは起債部分が、この長期の戻入ということでありますので、必ずしも金額的にはイコールではございませんけれども、考え方としましては減価償却費に対応した収入の計上されたものでございます。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) なかなか頭が悪いでわからないんですけど、これは現金で入るわけじゃない、ただ数字で入るというだけ。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) はい、現金が動くわけではありません。計算された数字です。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) こういう数字がええんだとかいって書いてあると現金で入るんじゃないかしらんという気がするんですけれども、減価償却費との関係で数字だけが計上されるということですね。  雨水処理負担金7,712万5,000円、これは営業収益で入っておるんですけれども、これは町のほうから負担金が入るんではないかという気がするんですが、これはどういうことなんですか。維持管理をするために負担金を出してもらうというものになるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 雨水処理負担金につきましては、支出のほうでは従来の都市下水路、今で言う公共下水道の雨水幹線に相当しますが、そちらの維持管理に使わせていただく負担金でございます。以上です。 ○15番(小林 明君) はい、わかりました。  それで、維持管理に充てるということですけれども、維持管理が予算的にいくと幾らになるんですか。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 申しわけありませんでした。  資料つづりをごらんください。  資料つづりの13ページの収益的支出(3)です。(3)の中の一番下に、排水路維持管理業務委託料(雨水)ということで517万7,000円がございます。主にここに充当されるものでございます。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) そこへ充当されるというんだけど、下水道事業会計予算実施計画の中にはどこに当たるんですか。管渠費の中に当たるの。 ○議長(市橋茂機君) 澤木産業建設部長。 ○産業建設部長(澤木俊彦君) 実施計画書の1ページの収益的支出の1項営業費用の1目管渠費の中に含まれております。2,187万円の中に含まれております。以上です。    〔挙手する者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 小林さん。 ○15番(小林 明君) 時間になりましたのでいいです。 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑はありませんか。
       〔挙手する者なし〕 ○議長(市橋茂機君) ほかに質疑もないようですので、以上で質疑を終結し、本案は総務建設常任委員会へその審査を付託いたします。  ここでお諮りいたします。  議事の都合もありますけれども、ここで本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決定をいたしました。  これをもって本日はこれにて延会いたします。              午後3時27分 延会...