扶桑町議会 2018-06-22
平成30年第4回定例会(第5日 6月22日)
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
市橋茂機君) ありがとうございます。
起立全員であります。よって、議案第32号 平成30年度扶桑町
介護保険特別会計補正予算(第1号)は、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第5 議案第33号 扶桑町
税条例等の一部を改正する条例について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第5、議案第33号 扶桑町
税条例等の一部を改正する条例について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 議案第33号 扶桑町
税条例等の一部を改正する条例についてに反対をいたします。
2つの点で意見を述べて反対をさせていただきます。
第1は、今回の条例改正は、所得税法や地方税法の改正に伴って提出されてきているものだと思います。この所得税法の改正によって、給与
所得控除が年収1,000万円から850万円に引き下げられ、上限を220万円から195万円に引き下げる、そういうものであります。このことによって町民税も、この範囲の給与所得を得ている勤労世帯や中間層に負担増になってくるものであります。よって、反対をいたします。
2つ目は、生産性革命の名のもとにおいて、
生産性向上特別措置法に基づく先端技術等の計画の認定を受けた
中小企業に対する固定資産税の減免措置が設けられております。これは、先端技術等導入計画の認定を受けられない、こういう人にとってみたら何のメリットもないわけで、結局、一部の企業を優遇するという、そういう結果にならざるを得ないと思います。そういう観点から、このことについては同意することはできません。
以上2点をもって反対をいたします。
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 千田さん。
〔11番 千田利明君登壇〕
○11番(千田利明君) 議案第33号 扶桑町
税条例等の一部を改正する条例について、賛成の思いで討論させていただきます。
確かに今、
反対討論がありましたけど、何にいたしましても、高所得者及びたばこ税等、非常に取りやすいところから取るという、今回の税法の改正だと思います。
反面、子育て世代及び年金生活者の方たちに対する配慮といいますか、それも今回はなされております。
今後とも、さらなる改正もあると思いますが、子育て世代、特に
高齢者といいますか、年金生活者に対する配慮が十分になされることを期待しまして、私は賛成として討論させていただきます。お願いします。
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論ありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより議案第33号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
市橋茂機君) ありがとうございます。
起立多数であります。よって、議案第33号 扶桑町
税条例等の一部を改正する条例については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第6 議案第34号 扶桑町
都市計画税条例の一部を改正する条例について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第6、議案第34号 扶桑町
都市計画税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第34号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号 扶桑町
都市計画税条例の一部を改正する条例については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第7 議案第35号 扶桑町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第7、議案第35号 扶桑町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第35号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号 扶桑町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第8 議案第36号
町道路線の認定及び廃止について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第8、議案第36号
町道路線の認定及び廃止について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第36号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号
町道路線の認定及び廃止については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第9 議案第42号
工事請負契約の締結について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第9、議案第42号
工事請負契約の締結について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第42号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号
工事請負契約の締結については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第10 議案第43号 扶桑町
介護保険条例の一部を改正する条例について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第10、議案第43号 扶桑町
介護保険条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより議案第43号の採決を行います。
本案に対する
常任委員長の報告は可決であります。本案は、
常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号 扶桑町
介護保険条例の一部を改正する条例については、
常任委員長の報告のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第11
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第11、
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第12 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第12、適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第13 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第13、すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第14 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第14、住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第15
地方財政の拡充を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第15、
地方財政の拡充を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
地方財政の拡充を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、
常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第16 沖縄
県民の民意を真摯に受け止め、
地方自治を尊重し、
辺野古の新基地など
米軍基地建設の中止を求める
意見書の提出を求める
陳情書
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第16、沖縄
県民の民意を真摯に受け止め、
地方自治を尊重し、
辺野古の新基地など
米軍基地建設の中止を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、討論を行います。
討論のある方。
〔挙手する者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 小室さん。
〔3番 小室輝義君登壇〕
○3番(小室輝義君) それでは、沖縄
県民の民意を真摯に受け止め、
地方自治を尊重し、
辺野古の新基地など
米軍基地建設の中止を求める
意見書に対して、反対の立場で討論をいたします。
沖縄に
米軍基地が集中しており、住民の皆さんに大きな負担を強いていることは、私も認識をしているつもりでございます。
先日、御存じのように、米朝首脳会談がなされたわけですが、まだ非核化への具体的な道筋は示されず、東シナ海の緊張関係の解消にはまだまだ時間がかかるというふうに思われます。そういった状況の中ではありますが、危険と隣り合わせの
普天間基地をできるだけ早期に移転をし、その周りの住民の負担をなくすることが大切かと思います。
現在も国は、
普天間飛行場負担軽減推進会議や政府沖縄県
協議会等を随時開催し、沖縄県との協議を続けているところでありますので、この陳情には反対をさせていただきます。
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 小林さん。
〔15番 小林 明君登壇〕
○15番(小林 明君) 沖縄
県民の民意を真摯に受け止め、
地方自治を尊重し、
辺野古の新基地など
米軍基地建設の中止を求める
意見書の提出を求める
陳情書について、採択すべきという立場で討論をさせていただきます。
御承知のように、沖縄は、戦後27年間、米軍によって占領されておりました。さらに、沖縄には戦後72年間、今日まで、
米軍基地が多数存在をいたしております。
こうした中で、沖縄の
人たちは、米軍機の墜落事故や、あるいは殺人事件、婦女暴行等々、基地があるゆえに多くの皆さんが苦しめられ、今日に至っているのが現状だと思います。
辺野古への新
基地建設については、これまでも名護市において住民
投票が行われました。住民
投票の結果、名護市
辺野古への新
基地建設反対が多数を占めたというのが現実であります。
辺野古の基地が建設される理由として、危険な
普天間基地を撤去するという、こういう口実が設けられておりますが、本来ならば、政府が沖縄
県民の立場に立って、アメリカと積極的な交渉をして
普天間基地は白紙撤回にすべきという、この立場に立って交渉すべきだと思いますが、ところが実際には、それとは反対にアメリカの言いなりになって、基地を建設するという方向で今動いているのが実態であります。
普天間基地はどのようにしてつくられたのか、このことを考えていく必要があると思います。戦争沖縄戦さなかの中で、そこに住む
人たちが銃剣によって収容所に入れられ、住民が住んでいないときに
普天間基地がつくられたわけであります。このような
普天間基地が不当にもつくられたわけですから、日本政府としては白紙撤回を求めるのが当然だと私は思います。
辺野古への新
基地建設の
県民の意思、あるいは名護市市民の意思は明確だと思います。名護市の市長選挙、あるいは沖縄県の知事選挙、さらには衆議院、参議院の国政選挙、いずれにおいても新
基地建設推進派を打ち破り、
辺野古建設反対の意思を示してきているわけで、沖縄の
人たちの民意を尊重するならば、この
陳情書は採択すべきだと思います。以上です。
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論はありませんか。
〔挙手する者なし〕
○議長(
市橋茂機君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより陳情の採決を行います。
本陳情に対する
常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
市橋茂機君) ありがとうございます。
起立少数であります。よって、沖縄
県民の民意を真摯に受け止め、
地方自治を尊重し、
辺野古の新基地など
米軍基地建設の中止を求める
意見書の提出を求める
陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。
ここで議事の都合上、この場で暫時休憩といたします。
午前10時49分 休憩
午前10時51分 再開
○議長(
市橋茂機君) それでは休憩を閉じ、会議を再開いたします。
ここでお諮りいたします。
先ほどの休憩中に、
意見書案第3号
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書について、
意見書案第4号 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書について、
意見書案第5号 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書について、
意見書案第6号 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書について、
意見書案第7号
地方財政の拡充を求める
意見書について、
意見書案第8号
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書について、
議会閉会中
常任委員会調査申出事項及び
議員派遣の件の8案件を提出されました。
この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第3号、
意見書案第4号、
意見書案第5号、
意見書案第6号、
意見書案第7号、
意見書案第8号、
議会閉会中
常任委員会調査申出事項及び
議員派遣の件の8案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第17
意見書案第3号
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) これより日程第17、
意見書案第3号
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書についてを議題とし、提出者
澤田憲宏さんの説明を求めます。
〔8番
澤田憲宏君登壇〕
○8番(
澤田憲宏君)
意見書案第3号
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出をします。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員
澤田憲宏、丹羽友樹、小林 明、杉浦敏男、千田利明、小室輝義、千田勝文。
別記、
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書。
長文ですので、要旨を抜粋して説明をさせていただきます。
日本経済は、一握りの富裕層と大企業だけが利益を得ている。特に、大企業の内部留保は毎年積み増し、総額400兆円を超えているが、
労働者の実質賃金は下落し、消費支出も減少し続けている。
経済再生を実現するには、大企業本位ではなく、
中小企業への経営支援を拡充し、
下請単価の改善を図り、8時間働いて人間らしく生活できる金額の
最低賃金を基本に、生活保護基準、年金、
下請単価、課税最低限などを整備し、誰もがどこでも安心して暮らせる社会に転換する必要がある。
よって、扶桑町議会は、下記の事項を実現するよう強く要望する。
記1.
最低賃金を、今すぐ時間額1,000円以上に
引き上げること。
2.
最低賃金の地域間格差をなくし、全国一律の
最低賃金制度の創設を目指すこと。
3.大企業に下請法を厳格に守らせ、
中小企業への経営支援・補助を行い、コストが価格に適正に反映される仕組みを総合的に整備すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、厚生労働大臣 加藤勝信殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第3号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第3号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第3号
最低賃金の
引き上げ、全国一律
最低賃金制の確立を求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第18
意見書案第4号 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第18、
意見書案第4号 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書についてを議題とし、提出者 丹羽友樹さんの説明を求めます。
〔9番 丹羽友樹君登壇〕
○9番(丹羽友樹君)
意見書案第4号 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員 丹羽友樹、
澤田憲宏、小林 明、杉浦敏男、千田利明、小室輝義、千田勝文。
別記の一部を読み上げ、説明とさせていただきます。
適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書。
公共サービス基本法第11条には、「国及び地方公共団体は、安全かつ良質な公共サービスが適正かつ確実に実施されるようにするため、公共サービスの実施に従事する者の適正な
労働条件の確保その他の労働環境の整備に関し必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」と規定されており、安全で安心して暮らすことのできる良質な公共サービスの実現のためにも、労働環境の整備に配慮した入札及び契約制度の確立と履行が求められているところである。
地方自治体の入札及び契約制度に関しては、透明性と公平性、競争性を適切に確保することが重要であるとして、さまざま施策を実行してきたところであるが、これら制度改革を急速に進める余り、さまざまな問題が生じていることも事実である。
「公共サービス基本法」の確実な履行ができる制度や入札に参加する事業者が適切に評価され、また、地域社会の形成を担う事業者の育成や、雇用・
労働条件の安定といった観点を取り入れた入札及び契約制度の確立が重要である。
よって、扶桑町議会は、下記の事項を確立するよう強く要望する。
記1.「公共サービス基本法」第11条を確実に実施できるよう、同法第4条に規定された国の責務を早期に果たすこと。
2.公共サービスに従事する
労働者の、適正な賃金・
労働条件と雇用の安定・継続を保障させる形での、「
公契約法」を早期に制定すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、総務大臣 野田聖子殿、財務大臣 麻生太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第4号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第4号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第4号 適正な
下請単価や賃金・
労働条件を確保できる
公契約法の制定を求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第19
意見書案第5号 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) 次に、日程第19、
意見書案第5号 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書についてを議題とし、提出者
澤田憲宏さんの説明を求めます。
〔8番
澤田憲宏君登壇〕
○8番(
澤田憲宏君)
意見書案第5号 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員
澤田憲宏、丹羽友樹、小林 明、杉浦敏男、千田利明、小室輝義、千田勝文。
別記、すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書。
要旨を抜粋して説明いたします。
我が国は、働く者の約9割が雇用関係のもとにある「雇用社会」であり、雇用
労働者が安定的な雇用と公正な処遇により、安心して働くことのできる環境を整備することは、デフレからの脱却や日本経済の持続的かつ安定的な成長のためにも必要不可欠である。
本来、国の成長戦略は、
労働者の安定した雇用のもと、1日8時間労働と家庭生活とのワークアンドライフバランスがあってこそ、なし遂げられるものである。日本経団連は昨年11月、国連のSDGs(持続可能な開発のためのアジェンダ2030)に基づき人権の尊重を重視する「企業行動憲章」の改定を行った。人権と命の尊重こそ、現代社会にとって重要なものとなっている。
よって、扶桑町議会は、下記の労働法制の実現を強く要望する。
記1.人として生きるために8時間労働で暮らせる雇用・労働環境を整備すること。
2.労働基準法の改正に当たって、以下の規制強化を図ること。
@時間外労働の上限規制強化に向け、当面「限度基準」を法律化し、36協定の特別条項は廃止すること。
A勤務の終了と開始の間に11時間以上の間隔を置く「勤務間インターバル制度」を導入すること。
B夜勤交代制労働は社会に必要不可欠な事業に限り認め、法定労働時間を日勤
労働者より短くすること。
3.解雇の金銭解決制度など、解雇しやすい仕組みづくりは行わず、整理解雇4要件を法制化するなど、解雇規制を強化すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、厚生労働大臣 加藤勝信殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第5号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第5号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第5号 すべての
労働者に、安定した雇用と1日8時間の労働で暮らせる人間らしい働き方を求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
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◎日程第20
意見書案第6号 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) 次に、日程第20、
意見書案第6号 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書についてを議題とし、提出者 丹羽友樹さんの説明を求めます。
〔9番 丹羽友樹君登壇〕
○9番(丹羽友樹君)
意見書案第6号 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員 丹羽友樹、
澤田憲宏、小林 明、杉浦敏男、千田利明、小室輝義、千田勝文。
別記の一部を抜粋し読み上げ、説明とさせていただきます。
住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書。
政府は、「総
人件費抑制」を前提とした「国の行政機関の機構・定員管理に関する方針」に基づいて、毎年2%以上、5年間で10%以上の定員削減を進めている。
現場では正規職員がふやせず、そのかわりに非常勤職員が多く採用され、その数は約7万人に上っている。非常勤職員は3年で一律公募にかけられるか、雇いどめされる不安定な雇用であり、処遇も劣悪なことから「官製ワーキングプア」と批判されている。
憲法は国民の基本的人権を保障する上で、国にその責務があることを定め、そのために行政機関、国立病院、試験・研究機関、裁判所などの国の機関が設置されており、これらの機関の縮小や統廃合、公務員削減は、国の役割を放棄するものである。
また、地方創生や地方分権の名のもとに、国が果たすべき業務の
地方自治体への移管が進められているが、財源を伴わない権限移譲は
地方自治体にとって重い負担となっている。この上政府は、国の役割を
地方自治体に丸投げする道州制まで検討をしている。
よって、扶桑町議会は、下記の事項を実現するようを強く要望する。
記1.住民の暮らしと命、安心・安全を守るために、国の機関にかかわる人員体制・予算を充実させること。「総定員法」は廃止し、「5年間で10%以上」を削減する国家公務員の「定員削減計画」は中止すること。
2.全国一律の行政サービスを提供する上で、国の出先機関が必要不可欠であることを踏まえ、廃止・縮小・移譲などを実施しないこと。
3.憲法で定められた国の責任を放棄して、
地方自治体に国の役割を丸投げする道州制を導入しないこと。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 野田聖子殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第6号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第6号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第6号 住民の安全・安心を支える
行政サービス体制・機能の充実を求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
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◎日程第21
意見書案第7号
地方財政の拡充を求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第21、
意見書案第7号
地方財政の拡充を求める
意見書についてを議題とし、提出者
澤田憲宏さんの説明を求めます。
〔8番
澤田憲宏君登壇〕
○8番(
澤田憲宏君)
意見書案第7号
地方財政の拡充を求める
意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員
澤田憲宏、丹羽友樹、小林 明、杉浦敏男、千田利明、小室輝義、千田勝文。
別記、
地方財政の拡充を求める
意見書。
要旨を抜粋して説明をいたします。
今、格差と貧困が拡大する中で、
地方自治体には、安心して暮らし続けられる地域づくりが求められている。
平成32年度からは、地公法及び
地方自治法の一部改正による「会計年度任用職員」制度がスタートするが、現在の臨時・非常勤職員等について、制度の趣旨、勤務の内容に応じた任用・勤務条件を確保するため、必要な財源を確保することが必要である。
よって、扶桑町議会は、下記の事項を実現するよう強く要望する。
記1.憲法に基づくナショナルミニマムを保障し、住民が全国のどこに住んでいても健康で文化的な生活が営めるように
地方自治と
地方財政を拡充すること。
2.公務公共サービスのアウトソーシングを行わず、
地方自治体の人員・体制の充実を図ること。会計年度任用職員制度の導入に当たり、
人件費にかかわる必要な財源を保障すること。
3.地方交付税の法定率を抜本的に
引き上げて、地方の財源格差是正と財源保障の機能を果たすように拡充すること。
4.「行革努力」を反映する交付税の算定や「トップランナー方式」は、地方交付税制度の目的、趣旨に違反し、
地方自治へ不当な介入を図るものであり、廃止すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 野田聖子殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第7号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第7号の採決を行います。
本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第7号
地方財政の拡充を求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
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◎日程第22
意見書案第8号
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書について
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第22、
意見書案第8号
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書についてを議題提出者として、佐藤智恵子さんの説明を求めます。
〔5番 佐藤智恵子君登壇〕
○5番(佐藤智恵子君)
意見書案第8号
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書について。
上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成30年6月22日提出、扶桑町議会議員 佐藤智恵子、近藤泰樹、矢嶋惠美、千田利明、大河原光雄、
澤田憲宏、
和田佳活。
別記を抜粋して読み、説明とします。
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書。
莫大な個人情報を管理する機関が2度にわたって情報問題を引き起こしたことは、年金制度や個人情報保護制度の信頼を損ねる重大な問題である。複雑化した年金制度を正確かつ公正に運営しなければならない
日本年金機構は、信頼回復のために
情報セキュリティー対策を抜本的に見直すべきである。
記1.外部有識者の調査組織により本事案の業務プロセスを徹底的に検証し、公表すること。
2.委託業者の作業進捗管理手法や納品物の検証・監査体制を確立すること。
3.
日本年金機構が保有する氏名、生年月日、住所、電話番号等の個人情報保護のあり方を再検討すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成30年6月22日。
内閣総理大臣 安倍晋三殿、厚生労働大臣 加藤勝信殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。
○議長(
市橋茂機君) 以上で説明が終わりました。
お諮りいたします。
意見書案第8号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。
これより
意見書案第8号の採決を行います。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
意見書案第8号
日本年金機構の
情報セキュリティー対策の見直しを求める
意見書については、原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第23
議会閉会中
常任委員会調査申出事項
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第23、
議会閉会中
常任委員会調査申出事項を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題といたしました本件については、お手元に配付しましたとおり、
議会閉会中の
福祉文教常任委員会の調査申出事項として、申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、
議会閉会中
常任委員会調査申出事項は、
福祉文教常任委員会の申し出のとおり、
議会閉会中において調査することに決定をいたしました。
――
――――――――――――――――――――――
◎日程第24
議員派遣の件
○議長(
市橋茂機君) 次に日程第24、
議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
ただいま議題といたしました本件については、お手元に配付しましたとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。
以上で、本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
これをもって平成30年第4回6月扶桑町議会
定例会を閉会したいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
市橋茂機君) 御異議なしと認めます。よって、平成30年第4回6月扶桑町議会
定例会を閉会いたします。
午前11時20分 閉会
地方自治法第123条の規定によりここに署名する。
扶桑町議会議長 市 橋 茂 機
扶桑町議会議員 兼 松 伸 行
扶桑町議会議員 小 林 明...