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平成28年第3回定例会(第5日 6月29日)

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  1. 扶桑町議会 2016-06-29
    平成28年第3回定例会(第5日 6月29日)


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    平成28年第3回定例会(第5日 6月29日)   平成28年6月29日(水曜日)午前9時30分開議 第1 議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号) 第2 議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 第3 議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第4 議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号) 第5 議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第6 全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書 第7 適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書 第8 労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書 第9 住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書 第10 地方財政の拡充を求める陳情書 第11 マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書 第12 安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書 第13 福祉・保育人材確保対策に関する陳情 追加日程 第14 選挙第6号 愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙について 第15 意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書について 第16 意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書について 第17 意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書について
    第18 意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書について 第19 意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書について 第20 議会閉会中常任委員会調査申出事項 第21 議員派遣の件         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(15名)        1  番     和  田  佳  活  君        3  番     澤  田  憲  宏  君        4  番     千  田  勝  文  君        5  番     佐  藤  智 恵 子  君        6  番     近  藤  五 四 生  君        7  番     大 河 原  光  雄  君        8  番     小  室  輝  義  君        9  番     丹  羽  友  樹  君       10  番     杉  浦  敏  男  君       11  番     市  橋  茂  機  君       12  番     矢  嶋  惠  美  君       13  番     近  藤  泰  樹  君       14  番     髙  木  義  道  君       15  番     小  林     明  君       16  番     千  田  利  明  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(1名)        2  番     兼  松  伸  行  君         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    千  田  勝  隆  君      副  町  長    渡  辺     誠  君      教  育  長    中  島  博  明  君      総 務 部 長    髙  木  幹  雄  君      健康福祉部長     津  田  義  信  君      産業建設部長     墨  井  康  仁  君      会計管理者      近  藤  英  二  君      教 育 次 長    藤  川  優  孝  君      政策調整課長     髙  木     明  君      総 務 課 長    北  折  廣  幸  君      税 務 課 長    紀  平  剛  志  君      住 民 課 長    鯖  瀬     武  君      介護健康課長     糸 井 川     浩  君      福祉児童課長     稲  葉  弘  夫  君      産業環境課長     江  口  英  樹  君      土 木 課 長    滝     典  彦  君      都市整備課長     澤  木  俊  彦  君      学校教育課長     加  藤  忠  昭  君      生涯学習課長     尾  関     実  君      文化会館長      千  田  茂  樹  君      監査事務局長     渡  邊  隆  吉  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     髙  木  寿  幸  君      議会事務局主幹    小  川     健  君         ――――――――――――――――――――――――              午前10時21分 開議 ○議長(千田利明君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15人であります。  兼松議員は、病気のため欠席の届けが出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあります議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)から日程第13 福祉・保育人材確保対策に関する陳情まで ○議長(千田利明君) これより日程第1、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)から日程第13、福祉・保育人材確保対策に関する陳情についてまでが、それぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了いたしております。この際、これを一括議題として、各常任委員長からその審査の経過並びに結果について報告を求めることといたします。  報告の順序につきましては、福祉文教常任委員長総務建設常任委員長の順に報告を求めることにいたします。常任委員長の報告に対する質疑につきましても、常任委員長の報告ごとに進めさせていただきます。  これより佐藤智恵子福祉文教常任委員長の報告を求めます。  佐藤議員。    〔5番 佐藤智恵子君登壇〕 ○5番(佐藤智恵子君) 平成28年6月定例会、福祉文教常任委員会委員長報告。  議長の指名により、福祉文教常任委員会委員長報告を行います。  6月定例会本会議において、当常任委員会に付託されました議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を初め、議案4件、陳情1件を含む全5案件について、6月21日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。  最初に、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は、次のとおりです。  住民課の関係では、個人番号カード交付事業負担金が増額されているのは、個人番号カードの発行がふえたからかとの質疑に対して、国から扶桑町の今年度の事業上限額が提示された。平成27年度分繰越額に平成28年度の当初予算分を加えても、上限額どおり事業が執行されると不足が生じるので、補正をお願いするものであると答弁がありました。  介護健康課の関係では、B型肝炎ワクチンのみの補正かとの質疑に対して、10月から定期接種が始まるB型肝炎ワクチンの補正であると答弁がありました。  福祉児童課の関係では、臨時福祉給付金等給付事務費補助金について、放課後児童クラブ事業費について、保育所整備工事費についてなどの質疑がありました。  工事費に対して設計監理委託料の基準が何割と決まっていると思うが、率が違っているのではないかとの質疑に対して、工事費には厨房設備等入れかえ工事、暖房設備等改修工事が含まれているが、この設計監理委託料は高雄・斎藤保育園のエアコン入れかえ工事のみに対するものであると答弁がありました。  学校教育課の関係では、今後の学校教育施設建設基金の取り崩しの予定はとの質疑に対して、今年度、山名小学校の空調工事と扶桑中学校の体育館の改修工事で約2,500万円取り崩す予定であると答弁がありました。  生涯学習課の関係では、わくわくスポーツフェスタについて、総合グラウンドトイレ改修についてなどの質疑がありました。  トイレ改修にはオストメイトは検討されているかとの質疑に対して、今後、体育館整備計画の中で盛り込んでいく予定であると答弁がありました。  文化会館の関係では、劇場・音楽堂等活性化事業補助金について、非構造部材点検業務委託料についてなどの質疑がありました。  定期的な点検はどのぐらいの頻度でやっているかとの質疑に対して、施設の点検は随時やっているが、つり天井は初めてであると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、今回の補正は、国の施策との関連や経済情勢の変化などによる補正というより、本来当初予算で提示される内容と考える。町長の構想にもある児童館建設のために検討会議を立ち上げるなど、住民の皆さんの要求実現の補正になっていないので、反対する。  賛成討論として、補正予算の主な事業は、年金生活者等臨時福祉給付金事業保育所施設の整備、児童遊園の整備など、施設面や管理面、安全対策面から欠かせないものであり、きめ細かい配慮がされているので、賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は、次のとおりです。  基礎ファイルデータ作成対応委託は、国民健康保険の広域化に備えるためのものか。広域化されるとどのようになるのかとの質疑に対して、広域化に備えるものである。県内の全市町村が集めた保険税を一旦県に納付金として支払う。町は納付金を納めれば医療費は県から支出されるようになり、市町村は医療費の大きな変動に心配しなくてもよくなると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、一般会計からの繰入金をふやすなど、保険税の負担を減らしたり、減免制度の拡大の提案ではなく、国民健康保険の広域化のための予算が計上されている。扶桑町の国民健康保険は、住民のために町がしっかり手当てすべきと考えるので、反対する。  賛成討論として、補正の主なものは、人事異動に伴う増額補正及び2年後に控えた大規模改正、広域化準備のために係る事業費である。本事業に係る町民の負担も決して軽いものではないが、国・県とも連携し、適正な管理運営に努めることを要望し、賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に、福祉・保育人材確保対策に関する陳情を議題とし、意見、討論はなく、採決の結果、福祉・保育人材確保対策に関する陳情は、全員賛成で採択すべきものと決しました。  以上で、福祉文教常任委員会に付託されました議案4件、陳情1件を含む全5案件、全て審査が終了しましたことを御報告いたします。以上です。 ○議長(千田利明君) これより佐藤智恵子福祉文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 質疑もないようですので、以上で佐藤智恵子福祉文教常任委員長に対する質疑を終結いたします。  次に、丹羽友樹総務建設常任委員長の報告を求めます。  丹羽議員。    〔9番 丹羽友樹君登壇〕 ○9番(丹羽友樹君) 平成28年6月定例会、総務建設常任委員会委員長報告。  議長の指名により、総務建設常任委員会委員長報告を行います。  6月定例会本会議において、当常任委員会に付託されました議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を初め、議案2件、陳情7件を含む全9案件について、6月22日に会議を開き、審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。  最初に、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は、次のとおりです。  政策調整課の関係では、財政調整基金の前年度繰越金が3億9,900万円ほどあるということだが、財政調整基金の残高の状況はどうなるかとの質疑に対して、12億円ほどになると答弁がありました。  総合計画策定委託料の739万8,000円についての内容はとの質疑に対して、直接人件費として約240万円、直接経費として積み上げが約100万円、直接経費の率及び間接原価約130万円、一般管理費約200万円、小計約685万円となり、消費税を乗じたものですと答弁がありました。  総合計画策定段階で設置する町民会議の詳細はとの質疑に対して、町民のニーズ把握を目的とし、第1回の町民会議は11月を予定している。いろいろな年齢層から意見をいただくことを考えなくてはならないが、現段階の策定方針案では、一般公募または地域推薦等による参画を考えていると答弁がありました。  町民会議はボランティアということだが、謝金や記念品は出さないのか。審議会は委員報酬として5,500円支払うではないかとの質疑に対して、ボランティアでお願いする意向であると答弁がありました。  総務課の関係では、消防団のトイレの目隠し設置工事について、どのようなものを設置予定かとの質疑に対して、消防団と打ち合わせの上、アルミと板で小便器の後ろを囲う簡単な工事を考えていると答弁がありました。  地域防災計画の資料・様式編の更新業務の内容はとの質疑に対して、毎年製本するというものではなく、その都度加除して整えていたが、経年により整備状況が余りよい状況ではないので、内容について精査して、今回の業務委託をお願いしていると答弁がありました。  税務課の関係では、固定資産税の2,311万1,000円の増額補正について伺う。固定資産税は、建築確認、工事の完了届が出て税務課が家屋調査を行い、家屋や償却資産の評価をする。1月1日基準の前に家屋調査をして予算を作成すると思うが、前年度の家屋調査をチェックして今回の補正予算を出しているのかとの質疑に対して、今回の補正は家屋に関係する部分が大きく、中でも平成27年中においては、犬山市との案分に関する村田機械とイクサムの部分にて約700万円以上の固定資産税が上がったことが大きな金額となっていると答弁がありました。  土木課の関係では、単独県費補助金の960万円は、村田排水路付近の関係と思うが、村田排水路は用水路ではないのか。同じ場所で土木課と都市整備課の2課で工事を分けなければならない理由はとの質疑に対して、村田排水路は、入鹿用水の用水と犬山市・扶桑町の排水を拾っているので用排水路となる。村田から南の竪井堀へ送るための転倒堰を改修する工事を単独県費補助事業で行うため、土木課の農地費で取り込む。全体の排水路は公共下水道の雨水排水の補助金を利用して行うため、都市整備課が担当すると答弁がありました。  都市整備課の関係では、柏森東山緑地公園整備工事費の内容はとの質疑に対して、高木剪定と伐採が主なものであると答弁がありました。  柏森東山緑地公園整備工事費について、下草の処理についての考えはとの質疑に対して、予算の範囲において、できるようであれば実施したいと答弁がありました。  村田排水路は、用水路と排水路の機能がある。排水路として行う村田排水路改修事業は都市施設としての事業となるのか。また、都市計画税を充当させる事業かとの質疑に対して、村田排水路改修事業は、雨水下水を排水する都市施設の改修事業であり、都市計画税を充当する事業であると答弁がありました。  都市計画税は、市街化区域に課税され、市街化区域の都市施設のための目的税だが問題はないかとの質疑に対して、事業地は市街化区域であり、流入する雨水下水も犬山市、本町とも100%近くが市街化区域の雨水下水となるので、御理解いただきたいと答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、本補正予算の主な財源は、国庫支出金や基金からの繰入金が大半である。予算を編成するに当たり、住民の要求を考えると、財源がないわけではない。住民の要求を実現するという立場で財源確保に努力をしていないと思う。本会議でも述べましたが、本年度へ繰り越す金額が3億9,900万円、当初予算では2億1,700万円、つまり1億8,200万円も新たに繰り越すことになり、予算の執行状況を把握していれば財源があることがわかるはずである。その点では、せっかくある財源が使われていないというのは、住民の要求に応えずに本補正予算が出されたと言える。積極的に住民の要求を実現するという立場で今後予算を提案していただきたいと要望して、反対する。  賛成討論として、今回の補正予算では、歳入歳出それぞれ1億4,361万7,000円を追加して、歳入歳出総額が94億9,692万8,000円ということである。その中で、特に注目するのは、歳出において、農林水産業費村田転倒堰改修工事費の1,600万円、都市公園整備事業費防犯カメラ設置工事費柏森東山緑地公園整備工事費の計720万円、さらには防災対策費として地域防災計画の資料・様式編の更新業務委託料備蓄倉庫設置工事費の計240万円などである。町民の安全と環境対策、一方では防災対策を基軸とした本補正予算の内容であり、適正と認めて賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は、次のとおりです。  町債の減額は、村田排水路改修事業費の減額によるものかとの質疑に対して、そのとおりであると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書を議題とし、意見あり、討論はなく、採決の結果、全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書を議題とし、意見あり、討論はなく、採決の結果、適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書を議題とし、意見あり、討論に入りました。  反対討論として、中身の部分で賛成できる部分もあるが、全てこの項目に賛成という立場ではありませんので、反対する。  賛成討論として、労働基準法は、労働者の権利を守るものだと思う。例えば、労働基準法第36条で労働時間、残業の規制を行っている。労働時間を規制することを適用除外として労働者を働かせる状況を拡大することは、労働者の健康や命にもかかわることであり、絶対にやるべきではないと思う。労働者派遣法がどんどん改悪され、労働者の派遣の規制が緩和されている。よって、低賃金を生み、労働者の権利も本当におろそかにされていると思う。解雇には、判例にも4原則が示され、会社が労働者を勝手に解雇することはできない。これを全く無視して金で解決するということは、労働者の権利そのものを剥奪していくことにつながると思う。以上、労働者の権利を守る観点から、本陳情書は採択すべきだと思うとありました。  討論終結後、採決の結果、労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書を議題とし、意見あり、討論に入りました。  反対討論はなく、賛成討論として、全国町村議会議長会全国町村会は、反対の特別決議をしている。この事実を見る必要があると思う。また、公務員を削減すればサービスが低下する。特に、大災害が起きたときに、職員がいなくて手の打ちようがないという状況が東日本大震災のときにあったわけであり、住民の暮らしを守っていく、住民の命を守っていくという観点からも、公務員を削減することは行うべきではないと思うとありました。  討論終結後、採決の結果、住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、地方財政の拡充を求める陳情書を議題とし、意見あり、討論はなく、採決の結果、地方財政の拡充を求める陳情書は、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書を議題とし、意見あり。  主な意見として、本制度は、今でも国民の中で大きな疑問が出されていると思う。国民に利益があるものではない。行政の効率化という名のもとに行われていると思う。あらゆるところで使われようとしているが、マイナンバーが外部に漏れたら大変なことになると思う。本制度の運用を中止・廃止することは、個人のプライバシーを保護する観点からも必要なことだと思う。よって、本陳情書は採択すべきだと思うとありました。  意見終結後、討論に入りました。  反対討論として、本陳情には国民の利便性の向上ではなく、徴税の強化と社会保障の歳出を減らすために、社会保障給付抑制へのチェック体制の強化を図るためのものと書かれているが、本制度の導入により、所得やほかの行政サービスの受給状況が把握しやすくなり、給付や課税の二重加算などの間違い、所得隠しや脱税や不正受給が減少し、本当に困っている人に対するきめ細やかな支援が行われるようになるのではないかと考えるとありました。  賛成討論なし。  討論終結後、採決の結果、マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書を議題とし、意見あり。  主な意見として、昨年、安全保障関連法案が国会に提出され、国民の大きな反対の中、昨年9月19日に強行採決されて成立しました。この法律について、憲法学者や最高裁判所の元判事、あるいは弁護士など、多くの憲法の専門家がこれは憲法違反だと主張して、法案審議のときも、現在もその立場で廃止の要求をしている。憲法違反の法律が無効であることは明らかで、当然、憲法違反の安全保障関連法は廃止すべきだと思う。この法律によって自衛隊が武力行使をできるようになるわけで、戦後70年以上も自衛隊が外国の人を一人も殺さなかったことを考えると、これからは殺し殺される恐ろしい時代になっていくと思う。よって、本陳情書については採択すべきだと思うとありました。  意見終結後、討論に入りました。  反対討論として、昨年の5月、安全保障関連法案が閣議決定され、昨年9月には成立をして本年3月から施行されていると理解している。また、現在、国会は6月1日に閉幕しましたが、その中で野党から提出されている安保法廃止法案に関しては継続審議という状況になっており、そういった審議経過を注視するべきではないかと思うとありました。  賛成討論なし。  討論終結後、採決の結果、安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書は、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上で、総務建設常任委員会に付託されました議案2件、陳情7件を含む全9案件、全て審査が終了いたしましたことを御報告いたします。以上です。 ○議長(千田利明君) これより丹羽総務建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 質疑もないようですので、以上で丹羽総務建設常任委員長に対する質疑を終結いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号) ○議長(千田利明君) これより日程第1、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 小林さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 扶桑町議会議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)に反対をいたします。  今回提案されている補正予算の内容は、歳入歳出それぞれ1億4,361万7,000円を追加するということと、継続費の追加であります。  この予算書の中身を見てみますと、主な歳入として国庫支出金、そして基金からの繰入金、これを合わせて1億円以上にもなるわけで、これが主な財源として充てられておりますが、歳出予算を見ますと、本来当初予算で計上されるべきものがほとんどを占めていると私は思います。  予算を編成するに当たって、どういう立場で予算を編成していくのかという点に特に注意する必要があると思いますが、それは、住民の皆さんが今、扶桑町に対して何を求めているのかということを抜きにして、補正予算なり、あるいは当初予算を組むということは、住民の皆さんを無視するような、住民の皆さんの声を聞かない行政だと思います。  議会本会議における質疑の中で、平成27年度の収支はどうなのかということでお尋ねしたところ、27年度からの収支は、歳入歳出を差し引きすると3億9,926万6,671円の黒字というんですか、翌年度に繰り越すべき額になるということが明らかになりました。  当初予算では、繰越金は2億1,700万円ほどの予算でありました。これを見ますと、1億8,226万6,000円の財源がまだ残っているわけで、この財源を活用するならば、住民の皆さんの要求を実現する上で、大きなことができるというふうに思います。  問題は、予算の執行状況を逐一把握していないところに、このような当初予算と実際の27年度の収支との差が出てきているというふうに思います。こうした財源を十分活用するならば、住民の皆さんが求めている巡回バスを運行する問題、あるいは街路灯の設置、カーブミラーの設置、さらには児童館の建設などの調査費、国民健康保険の保険料の引き下げ、こういうようなことが実現できると私は思います。もっともっと住民の立場に立って、住民の願いに応える予算を編成し、議会に提出すべきだと思います。  そうしたことから考えると、今回提案されている補正予算に賛成することはできませんので、反対をいたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 市橋さん。    〔11番 市橋茂機君登壇〕 ○11番(市橋茂機君) 私から、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)について、賛成の立場で討論を行います。  今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億4,361万7,000円を追加するもので、歳入歳出総額それぞれが94億9,692万8,000円となります。  そうした中で、主な事業を捉えた場合に、民生費においては年金生活者等の臨時福祉給付金に2,100万円、そして保育所整備工事費として1,245万円、さらには児童遊園の防球ネット設置工事に259万7,000円を初め、例えば農林水産費においては村田転倒堰の改修工事に1,600万円、そしてさらに都市公園整備事業費の中には防犯カメラの設置工事費、さらに柏森東山緑地公園の整備工事費等において720万円、さらに防災対策費としまして、地域防災計画更新業務委託料、そしてあわせて山名地区における備蓄倉庫設置工事費240万円、最後に教育費の関係においては、柏森小学校における避難器具取りかえ工事費として157万7,000円など、今まで述べた事業を捉えた場合、まさに町民の安全と福祉、そして生活、そうしたものを捉える中にあって、環境対策を含め、防災対策を基軸とした本補正予算の内容というものは極めて適正であると認め、したがって、本補正予算については賛成という立場で討論をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(千田利明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第32号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第32号 平成28年度扶桑町一般会計補正予算(第2号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(千田利明君) 次に日程第2、議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕
    ○議長(千田利明君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)に反対をいたします。  高過ぎる国民健康保険税のために、滞納、差し押さえ処分に苦しむ住民の皆さんがふえています。国の補助金の有効活用や一般会計からの繰入金をふやすなど、保険税の負担を減らし、減免制度を拡大することが必要だと考えます。そうした提案はなく、国保の広域化のために予算が計上されています。国保の都道府県単位下で国保税は安くならないし、納付金はさらに高くなる、そうした指摘もされているところであります。  扶桑町の国民健康保険は、住民のために町がしっかりと手当てすべきと考えます。よって、本補正予算に反対をいたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 矢嶋さん。    〔12番 矢嶋惠美君登壇〕 ○12番(矢嶋惠美君) 扶桑町議会議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、賛成の討論をいたします。  平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)においては、特に今回の補正の主なものは、人事異動に伴う増額補正、及び2年後に控えました大規模な改正、広域化準備のための基礎データの作成などに係る事業でございます。  ますます国民健康保険の需要は広がってくる中で、本事業に係る町民の負担も決して軽いものとは言えない状況です。しかし、今後の事業執行に当たっては、国・県とも連携し、適正な管理運営に努められることを要望し、賛成といたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(千田利明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第33号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第33号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(千田利明君) 次に日程第3、議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第34号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第34号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第4 議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(千田利明君) 次に日程第4、議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)について討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第35号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第35号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第1号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について ○議長(千田利明君) 次に日程第5、議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより議案第36号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第6、全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、全国一律の最低賃金制度の確立を求める陳情書については、常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第7 適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第7、適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、適正な労働環境を確保できる公契約法の制定を求める陳情書については、常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第8 労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第8、労働時間・雇用規制で人間らしい働き方を求める陳情書について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 澤田さん。    〔3番 澤田憲宏君登壇〕 ○3番(澤田憲宏君) 労働時間の上限規制と解雇規制を強化し、人間らしい働き方を求める意見書案というものをいただきました。  この中で、3つ条項が出ておりますけれども、企業のほうも、まず36協定の特別条項の廃止ということにおきましては、2割5分増しとか、いろいろ努力をされて労使協定を結んでおられて、こういった面でも努力はされておられます。  それから、勤務の終了と開始の間の11時間以上のインターバル、これを今努力されてやられておられるところだと思います。  それから、解雇の金銭解決制度、これも整理解雇4要件ということで、これはまだ法制化には至っておりませんけれども、雇用要件を見ながら解雇のほうも実際にはやられておられると思いますけれども、こういったことを、まだ法制化という部分の前に企業としてもかなり努力はされておられますので、私としては、今回これは陳情書としては反対をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 小林さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書は、採択すべきという立場で討論をいたします。  労働時間の規制の適用除外、要するに残業代ゼロ法案、これは労働基準法の改正によって行おうとしているわけでありますが、一定以上の年収を持つ人に対して、残業代の支払いから除外するということができるための法律であります。もしそんなようなことがやられたならば、長時間労働が行われ、過密労働によって過労死をつくる結果となってしまうと思います。  そういう点から、労働時間ゼロ法案は、今でさえ、先ほど反対討論の中でありましたが、36協定で一定の規制はされておりますけれども、もし36協定を結ばなければ残業をさせることができないわけであって、それを結局、労働者の皆さんを長時間労働に駆り立てるという法律が今制定されようと国会で論議されているわけであります。  多くの労働者、あるいは労働組合においても、この残業代ゼロ法案は過労死法案だという意見が出され、反対をしているところであります。労働者の健康を守っていく上からも、命を守っていく上からも、残業代ゼロ法案は決して通してはならないし、逆に残業を規制する、そういう方向で法整備されるべきものだと思います。
     労働者派遣法の問題でいいますと、繰り返し繰り返し労働者派遣法が改悪されてまいりました。派遣職種においても緩和されて、どんどん拡大するという中で、正社員を派遣労働者に置きかえる、こういうことが行われて、今、非正規労働者が非常にふえているというのが現状であります。非正規労働者から正社員が当たり前だというルールに変えていくことこそ、労働者の生活と権利を守っていく道だと私は思います。  解雇の問題でいきますと、私自身も石塚硝子で解雇されて、11年間裁判を闘ってきたわけでありますが、現在でも整理解雇の4原則があるわけでありますが、この解雇が金銭で解決できるんだというふうになれば、不当な解雇であって裁判で勝利したとしても、結局金銭でその問題を解決するということで、どんな不当な解雇も自由に行われるという、こういう道を切り開くものだと私は思います。そういう意味では、解雇規制を強化していくという、労働者の権利を守っていく上からも、解雇の規制を強化していくということは必要なことだと思います。  そういう点から見ても、労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書は採択すべきだというように思いますので、ぜひ皆さん賛同していただきたいと思います。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  ただいま日程第8の表題のところで、「労働時間・雇用規制」と申し上げました。これは「労働時間・解雇規制」ということで訂正させていただきます。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、労働時間・解雇規制で人間らしい働き方を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。  ここで、議事の都合上、11時半まで休憩といたします。              午前11時13分 休憩              午前11時30分 再開 ○議長(千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第9 住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第9、住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書について討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 小林さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書について、賛成討論をいたします。  反対討論はありませんでしたが、住民の命と暮らしを守る、そういう観点から、私はこの陳情書は採択すべきだと思います。  今、公務員の削減計画が決定されて、公務員を削減しようとしておりますが、公務員というのは、それぞれ国民のために働く人たちであります。その公務員を減らせば、当然国民の皆さんへのサービスを含めた仕事が削減されるわけであって、国民にとってみたら、それこそ不利益になると思います。  余りにも公務員を減らしたがために、例えば東日本大震災においても、多くのところで職員がいなくて救援活動ができなかったというような、こういう事態も生まれているわけで、公務員の仕事の内容を見ると、やはり公務員を削減するということは行うべきではないというように思います。  この陳情項目の中に、道州制の導入はしないでくださいということが入っております。委員会においても、全国町村会全国町村議会議長会がどういう態度をとっているのかということを尋ねたわけでありますが、全国町村会においても、全国町村議会議長会においても、道州制の導入には反対という特別決議をしているわけであります。道州制が地方自治体にとってみたら利益にならないということや、あるいは住民にとってみたら利益にならないということからであります。  ですから、こうしたことを考えると、今回提出されている住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書については採択すべきだということで、賛成の討論といたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(千田利明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、住民の安全・安心を支える行政サービスの充実を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第10 地方財政の拡充を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第10、地方財政の拡充を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、地方財政の拡充を求める陳情書については、常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第11 マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第11、マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 杉浦さん。    〔10番 杉浦敏男君登壇〕 ○10番(杉浦敏男君) マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書に反対の立場で意見を述べさせていただきます。  本陳情には、マイナンバー制度は、国民の利便性の向上ではなく、徴税の強化と社会保障給付の抑制を図るものと書かれていますが、行政手続の簡素化により利便性が向上し、行政事務の効率化が進むことが期待されます。また、所得や他の行政サービスの受給状況が把握しやすくなり、給付や課税の二重加算などの間違い、所得隠しや氏名変更によるごまかしなどが不可能となり、脱税や不正受給が減少し、本当に困っている方に対するきめ細やかな支援が行われるようになると思います。  よって、マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書には賛成できませんので、反対をいたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書を採択すべき立場で討論をいたします。  扶桑町議会は、平成27年6月18日に、マイナンバー制度の実施を延期し、慎重な対応を求める意見書を全会一致で採択しております。反対討論をされた議員さんも、当然この中に加わっているわけでありますが、この中で、一番初めに、政府は行政の効率化や国民の利便性をうたっているが、制度自体やその利用目的などにおいて多くの問題点が指摘されている、意見書の前段でそのような指摘をしております。個人番号の不正利用で、いわゆる大きな被害を受ける、プライバシーが侵害される。そして、日本年金機構の年金情報の125万件に及ぶ流出問題が発生している。国民の不安は払拭されていない。また、このマイナンバーを扱う小規模の事業者にとっては、管理することが大きな負担になる。その意味で、国民の懸念を払拭しないでマイナンバー制度を導入することは許されない。そのような意見書を全会一致で国、政府に提出したものであります。  実際にマイナンバーカードの発行におきましても、そのカードが正常に機能しない、こうしたことも現実に発生をしているところであります。  このマイナンバー制度、本当に困っている人のきめ細やかなサービスに対応する、そうした内容ではなく、徴税の強化、そして社会保障給付の抑制を図る、こうした立場で進められているのがマイナンバー制度と考えます。  よって、この陳情書を採択すべきと考えます。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(千田利明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、マイナンバー制度の中止と廃止を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第12 安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書 ○議長(千田利明君) 次に日程第12、安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 千田さん。    〔4番 千田勝文君登壇〕 ○4番(千田勝文君) 安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書について、反対の立場で討論をさせていただきます。  安全保障関連法は、集団的自衛権の行使は限定されております。あるいは、後方支援の拡充などにより、我が国の同盟協力を強化し、抑止力を高める法案であります。この抑止力を高める必要があるのは、安全保障環境が一段と厳しくなる中で、我が国と国民の安全を守るために必要であり、適切な手段であると考えます。  安全保障環境については、北朝鮮の核開発やミサイル発射などの脅威は相変わらずであります。また、中国の軍事力の強化、尖閣諸島の問題等々、国際社会、近隣諸国との対等な立場での対話ができる関係を築くには役立つ法案と考えます。  以上のことから、安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書については反対いたします。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(千田利明君) 髙木さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書、これを採択すべきという立場で討論をさせていただきます。  この案件につきましても、扶桑町議会は平成26年3月26日に、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する意見書、そして平成27年6月18日に、憲法の平和主義、立憲主義に反する安全保障法案の制定をしないよう求める意見書を、この2つとも全会一致で採択をしております。
     結局は、この安全保障法制なるものが、日本の国の安全、国民の命を守る、そうした法制ではない、自国が直接攻撃をされていなくても、同盟軍、アメリカが海外で行う紛争・戦争に参加をする、そうした道を開くものである。これまでの自衛隊の働き方を大きく変える法律である。成立したからといって、そのまま放置はできない。こうした立場で本陳情が出されていると考えております。  この扶桑町議会も、本当に先進的な意見書を提出した議会として、戦争を引き起こすような、自衛隊の働き方を大きく変えて、軍事支援、あるいは治安維持活動を行うような活動は何としてもやめさせる、この扶桑町から発信をすべきではないかと考えております。  実際に、中国や、あるいは北朝鮮の脅威を取り上げて集団的自衛権と言っておりますが、個別の自衛権で十分に対応ができる。実際には、日本から遠く離れた南アフリカ、スーダン、あるいはアフガン、イラク、そうしたところへの自衛隊の派兵を求めている内容ではないでしょうか。  何としても戦争法の廃止を求める陳情書をこの扶桑町議会で採択していただきたいと思います。 ○議長(千田利明君) ほかに討論はございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(千田利明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(千田利明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、安全保障関連法(戦争法)の廃止を求める陳情書については、不採択とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第13 福祉・保育人材確保対策に関する陳情 ○議長(千田利明君) 次に日程第13、福祉・保育人材確保対策に関する陳情について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより陳情書の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情を採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、福祉・保育人材確保対策に関する陳情については、常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。  ここで議事の都合上、この場で暫時休憩といたします。              午前11時49分 休憩              午前11時51分 再開 ○議長(千田利明君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  ここでお諮りいたします。  先ほどの休憩中に、選挙第6号 愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙について、意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書について、意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書について、意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書について、意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書について、意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書について、議会閉会中常任委員会調査申出事項及び議員派遣の件の8案件が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、選挙第6号、意見書案第6号、意見書案第7号、意見書案第8号、意見書案第9号、意見書案第10号、議会閉会中常任委員会調査申出事項及び議員派遣の件の8案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  ここで議事の都合上、1時まで昼食休憩といたします。午後は1時から再開いたします。              午前11時53分 休憩              午後0時59分 再開 ○議長(千田利明君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第14 選挙第6号 愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙について ○議長(千田利明君) これより日程第14、選挙第6号 愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙を行います。  愛知県尾張水害予防組合組合会議員の任期は、平成28年7月29日をもって満了となりますので、同組合規約の規定により、同組合会議員の選挙を行います。  お諮りします。  愛知県尾張水害予防組合組合会議員の選挙につきましては、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法につきましては、指名推選によることに決定いたしました。  お諮りします。  指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは指名をいたします。  愛知県尾張水害予防組合組合会議員に、扶桑町大字斎藤字北中〇〇〇、大藪孝志さん、扶桑町大字高雄字北海道〇〇〇、和田佳活さん。以上のお2人を指名いたしたいと思います。  お諮りします。  ただいま議長において指名いたしましたお2人を、愛知県尾張水害予防組合組合会議員選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名しましたお2人が、愛知県尾張水害予防組合組合会議員に当選されました。  当選されました和田佳活さんが議場におられますので、本席より、会議規則第32条第2項の規定により当選告知をいたします。  なお、大藪孝志さんにつきましては、別途当選告知をいたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第15 意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書について ○議長(千田利明君) これより日程第15、意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書についてを議題とし、提出者 丹羽友樹さんの説明を求めます。  丹羽さん。    〔9番 丹羽友樹君登壇〕 ○9番(丹羽友樹君) 意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年6月29日提出、扶桑町議会議員 丹羽友樹、小室輝義、小林 明、市橋茂機、杉浦敏男、千田利明、澤田憲宏、千田勝文。  1枚はねていただきまして、別記の要望事項を抜粋し、読み上げ、説明といたします。  記1.最低賃金を、すぐに時間額1,000円以上に引き上げること。  2.最低賃金の地域間格差をなくし、全国一律の最低賃金制度の創設を目指すこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成28年6月29日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、厚生労働大臣 塩崎恭久殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。 ○議長(千田利明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第6号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第6号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第6号 最低賃金の引き上げ、全国一律最低賃金制の確立を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第16 意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書について ○議長(千田利明君) これより日程第16、意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書についてを議題とし、提出者 小室輝義さんの説明を求めます。  小室さん。    〔8番 小室輝義君登壇〕 ○8番(小室輝義君) 失礼いたします。  意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出をいたします。平成28年6月29日提出、扶桑町議会議員 小室輝義、丹羽友樹、小林 明、市橋茂機、杉浦敏男、千田利明、澤田憲宏、千田勝文。  1枚はねてください。  別記といたしまして、適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書といたしまして、1.「公共サービス基本法」第11条を確実に実施できるよう、同法第4条に規定された国の責務を早期に果たすこと。
     2.公共サービスに従事する労働者の、適正な賃金・労働条件と雇用の安定・継続を保障させる形での、「公契約法」を早期に制定すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。平成28年6月29日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 高市早苗殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(千田利明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第7号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第7号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第7号 適正な下請単価や賃金・労働条件を確保できる公契約法の制定を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第17 意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書について ○議長(千田利明君) これより日程第17、意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書についてを議題とし、提出者 丹羽友樹さんの説明を求めます。  丹羽さん。    〔9番 丹羽友樹君登壇〕 ○9番(丹羽友樹君) 失礼いたします。  意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年6月29日提出、扶桑町議会議員 丹羽友樹、小室輝義、小林 明、市橋茂機、杉浦敏男、千田利明、澤田憲宏、千田勝文。  別記の要望事項を抜粋して読み上げ、説明といたします。  記1.地方交付税、国庫負担金・補助金の増額など地方財政の拡充を行うこと。  2.地方交付税の算定については、「トップランナー方式」など地方交付税法の本旨に反する措置は行わないこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年6月29日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、財務大臣 麻生太郎殿、総務大臣 高市早苗殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。 ○議長(千田利明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第8号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第8号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第8号 地方財政の拡充を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第18 意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書について ○議長(千田利明君) これより日程第18、意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書についてを議題とし、提出者 佐藤智恵子さんの説明を求めます。  佐藤さん。    〔5番 佐藤智恵子君登壇〕 ○5番(佐藤智恵子君) 意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年6月29日提出、扶桑町議会議員 佐藤智恵子、近藤五四生、近藤泰樹、髙木義道、矢嶋惠美、大河原光雄、兼松伸行、和田佳活。  別記の抜粋を読んで説明といたします。  国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書。  国においては、福祉施設・事業における人材の確保と定着が図れるよう、以下の事項について強く要望する。  記1.国の責任で、保育を初めとする福祉労働者の賃金水準を全産業平均にまで引き上げること。  2.国が定めている福祉・保育諸制度における職員配置基準を、抜本的に改善すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年6月29日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、厚生労働大臣 塩崎恭久殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上であります。 ○議長(千田利明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第9号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第9号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第9号 国の責任による福祉・保育の人材確保対策を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第19 意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書について ○議長(千田利明君) これより日程第19、意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書についてを議題とし、提出者 矢嶋惠美さんの説明を求めます。  矢嶋さん。    〔12番 矢嶋惠美君登壇〕 ○12番(矢嶋惠美君) 意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年6月29日提出、扶桑町議会議員 矢嶋惠美、近藤泰樹、小林 明、市橋茂機、近藤五四生、佐藤智恵子、丹羽友樹、大河原光雄。  めくっていただきまして、別記の読み上げを説明とさせていただきます。  食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書。  記1.食品ロス削減に向けて、削減目標や基本計画を策定するとともに、食品ロス削減推進本部の設置や担当大臣を明確化すること。  2.加工食品等の食品ロスを削減するため、需要予測の精度向上により過剰生産の改善を図るとともに、商慣習の見直しに取り組む事業者の拡大を推進すること。  3.飲食店での食品ロス削減に向けて、食べ切れる分量のメニューや量より質を重視したメニューの充実を推進するとともに、「飲食店で残さず食べる運動」など好事例を全国に展開すること。  4.家庭における食品在庫の適切な管理や食材の有効活用など普及啓発を強化すること。また、自治体等における食育・環境教育など、食品ロス削減に効果が見られた好事例を全国的に展開し、事業の促進を図るとともに、必要な財源の措置を行うこと。  5.フードバンクや子ども食堂などの取り組みを全国的に拡大し、未利用食品を必要とする人に届ける仕組みを確立すること。さらに、災害時にフードバンクなどの活用を進めるため、被災地とのマッチングなど必要な支援を行うこと。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年6月29日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、文部科学大臣 馳  浩殿、厚生労働大臣 塩崎恭久殿、農林水産大臣 森山 裕殿、経済産業大臣 林 幹雄殿、環境大臣 丸川珠代殿、消費者担当大臣 河野太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上。 ○議長(千田利明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第10号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第10号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第10号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第20 議会閉会中常任委員会調査申出事項 ○議長(千田利明君) これより日程第20、議会閉会中常任委員会調査申出事項を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題といたしました本件については、お手元に配付しましたとおり、議会閉会中の福祉文教常任委員会の調査申し出事項として、申し出のとおり決することに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、議会閉会中常任委員会調査申出事項は、福祉文教常任委員会の申し出のとおり、議会閉会中において調査することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第21 議員派遣の件 ○議長(千田利明君) 次に日程第21、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題といたしました本件については、お手元に配付しましたとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、議員を派遣することに決定いたしました。  以上で、本議会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  これをもって平成28年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会したいと思います。  これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(千田利明君) 御異議なしと認めます。よって、平成28年第3回6月扶桑町議会定例会を閉会いたします。              午後1時18分 閉会  地方自治法第123条の規定によりここに署名する。       扶桑町議会議長    千 田 利 明       扶桑町議会議員    和 田 佳 活       扶桑町議会議員    小 林   明...