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平成28年第1回定例会(第7日 3月24日)

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  1. 扶桑町議会 2016-03-24
    平成28年第1回定例会(第7日 3月24日)


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    平成28年第1回定例会(第7日 3月24日)   平成28年3月24日(木曜日)午前9時30分開議 第1 議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算 第2 議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算 第3 議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 第4 議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算 第5 議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算 第6 議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 第7 議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号) 第8 議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 第9 議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 第10 議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号) 第11 議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定について 第12 議案第12号 扶桑町公共施設等総合管理計画策定審議会条例の制定について 第13 議案第13号 扶桑町職員の退職管理に関する条例の制定について 第14 議案第14号 扶桑町教育長の勤勉手当の額の特例に関する条例の制定について 第15 議案第15号 扶桑町個人情報保護条例等の一部を改正する条例について 第16 議案第16号 扶桑町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について 第17 議案第17号 扶桑町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について 第18 議案第18号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について
    第19 議案第19号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について 第20 議案第20号 扶桑町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について 第21 議案第21号 扶桑町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について 第22 議案第22号 扶桑町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について 第23 議案第23号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について 第24 議案第24号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について 第25 議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例について 第26 議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について 第27 議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例について 第28 議案第28号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 第29 議案第29号 町道路線の認定及び廃止について 第30 議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例について 第31 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情 追加日程 第32 議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例について 第33 議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例について 第34 意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書について 第35 意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書について 第36 意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について 第37 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について 第38 意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書について 第39 決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(16名)        1  番     佐  藤  智 恵 子  君        2  番     渡  邉  幸  子  君        3  番     丹  羽  友  樹  君        4  番     千  田  利  明  君        5  番     杉  浦  敏  男  君        6  番     梅  村  治  男  君        7  番     矢  嶋  惠  美  君        8  番     近  藤  五 四 生  君        9  番     黒  木  英  夫  君       10  番     市  橋  茂  機  君       11  番     千  田  勝  隆  君       12  番     新  井  三  郎  君       13  番     近  藤  泰  樹  君       14  番     髙  木  義  道  君       15  番     小  林     明  君       16  番     児  玉  孝  明  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    江  戸     滿  君      副  町  長    渡  辺     誠  君      教  育  長    中  島  博  明  君      総 務 部 長    髙  木  幹  雄  君      健康福祉部長     津  田  義  信  君      産業建設部長     墨  井  康  仁  君      会計管理者      近  藤  英  二  君      教 育 次 長    今  枝  文  雄  君      政策調整課長     髙  木     明  君      総 務 課 長    藤  川  優  孝  君      税 務 課 長    髙  木  寿  幸  君      住 民 課 長    鯖  瀬     武  君      介護健康課長     糸 井 川     浩  君      福祉児童課長     稲  葉  弘  夫  君      産業環境課長     江  口  英  樹  君      土 木 課 長    滝     典  彦  君      都市整備課長     澤  木  俊  彦  君      学校教育課長     加  藤  忠  昭  君      生涯学習課長     尾  関     実  君      文化会館長      千  田  茂  樹  君      監査事務局長     千  田  治  彦  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     臼  井  康  之  君      議会事務局統括主査  小  川     健  君         ――――――――――――――――――――――――              午前10時30分 開議 ○議長(児玉孝明君) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付してあります議事日程表の順序で進めることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程につきましては、このように決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算から日程第31 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情まで ○議長(児玉孝明君) これより日程第1、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算から日程第31、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情までが、それぞれ所管の常任委員会に付託になっており、その審査が終了しております。  この際、これを一括議題とし、各常任委員長から、その審査の経過並びに結果について報告を求めます。  報告の順序につきましては、総務文教常任委員長福祉建設常任委員長の順に報告を求めることといたします。常任委員長の報告に対する質疑につきましても、常任委員長の報告ごとに進めます。  これより千田利明総務文教常任委員長の報告を求めます。  千田利明総務文教常任委員長。    〔4番 千田利明君登壇〕 ○4番(千田利明君) おはようございます。  ただいまから、議長の指名により、総務文教常任委員会委員長報告をさせていただきます。  3月定例会本会議におきまして、当常任委員会に付託されました議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)を初め、議案19件、議員提出議案1件を含む全20案件につきまして、3月17日に会議を開き、審査が終了しましたので、その経過と結果を御報告いたします。  冒頭、政策調整課より、本会議の議案質疑における市町村振興協会基金交付金の目的に関する追加説明があり、市町村振興協会基金交付金の目的は、公共事業その他公益の増進を目的とし、市町村が必要とするものに対して交付され、対象事業は、地方財政法第32条に規定する10事業があり、そのうちの防災対策と文化振興に充てていると報告があり、質疑に対して、所管課長より答弁が行われました。  また、本会議にて資料請求のあった平成27年度就学援助費明細表及び山名小学校空調設備工事経済性比較検討書が提出されました。その後、当常任委員会に付託されました議案と議員提出議案の審査に入りました。  最初に、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は、次のとおりであります。  本町の地方創生総合戦略の策定は平成27年度で終わったのかとの質疑に対して、済んでいると答弁がありました。
     税制改正がなされ、財源が減らされたことについて、地方自治体として何らかの声を上げる必要はないのかとの質疑に対して、法人税割の税率が12.3%から9.7%に下がり、当初見込んでいた予算に比べ4,500万円ほど減少した。本税制改正は困ったことと認識しているが、国としては、減税分を全国のバランスを考えて地方交付税にて再配分をするという考えであり、やむを得ないことであると考えると答弁がありました。  公共施設等総合管理計画は、どのような考えで計画を策定するのかとの質疑に対して、公共施設再編計画土木インフラを含めたものであり、機能性の維持や長寿命化の視点から、公共施設等に関する基本的方針を策定するものであると答弁がありました。  今後、大規模改修をするものはどれだけあり、財源の見通しはとの質疑に対して、基本的に、建築後45年を経過する建物については、耐用年数の15年前のものを対象とし、年次計画で35施設を検討する。財政計画では3カ年の見通しであるが、それより先は見通しを立てていないと答弁がありました。  土曜教室の開催について、放課後児童クラブとの運用に支障はないのかとの質疑に対して、夏休みなどを除いた放課後児童クラブが使わない土曜日に行うと答弁がありました。  役場の事務事業について、コスト計算をしたことがあるかとの質疑に対して、特にその計算はやっていないと答弁がありました。  バスの借り上げについて、一定の枠内で申請されたものに対して、町が助成金を払うだけの作業にすれば、職員の事務量がかなり減るのではないのかとの質疑に対して、平成28年度はこのままで行い、当年度もアンケートをとり、よりフランクにしていければと考えていると答弁がありました。  自衛官啓発用資材とは何かとの質疑に対して、自衛官募集等啓発用PRパンフレットであり、自衛隊にて原稿から発注まで行い、その費用は歳入歳出にて同額であると答弁がありました。  自衛隊から自衛官の適齢名簿の作成要望が来たことはとの質疑に対して、自衛隊愛知地方協力本部長からの文書で実際にあり、小牧地域事務所の方に、中学校と高校の卒業時の年齢者一覧表を作成したものを見せていると答弁がありました。  個人情報の保護にかかわることではないのかとの質疑に対して、この自衛官募集事務に対しては、自衛隊法第97条で定められている関係での事務を行っているが、今後は法的根拠をさらに確認の上、対応していくと答弁がありました。  空き家対策に対する町及び法律や国の考え方はとの質疑に対して、現在までに約200戸を空き家と判断しているが、実際にはもっとたくさんあり、全体を把握し、危険度を判定することなども目的としている。国の法整備により、空家等対策の推進に関する特別措置法の中で、敷地内の立入調査や最終的には撤去も可能となっていることから、委託業者に権限移譲して調査し、危険度の高いものは所有者に通知するなど、より安全に管理をしていただくことで、今回の調査が空き家対策に有効であると思っていると答弁がありました。  国民文化祭というのは、国や県が行うような大きな規模の催しになるのかとの質疑に対して、扶桑町の文化祭を国民文化祭として周知し、今までのものに対して特別な企画で盛り上げるものである。規模としては、県内の市町村が独自に計画して実施していると答弁がありました。  パソコンのリースと買い取りの比較検討の確認は行ったのかとの質疑に対して、リースのほうが高くなると答弁がありました。  高雄小学校のプール一般開放廃止における代替案を考えるに当たりパブリックコメントをとったほうがよかったと思うがとの質疑に対し、住民の意見を無視するわけではない。十分踏まえて進めさせていただくと答弁がありました。  就学援助において、クラブ活動費が対象になっていないというのは本当か。限度額を定め、援助すればよいのではとの質疑に対して、クラブ活動費については対象になっておらず、今のところ考えていないと答弁がありました。  毎年、被爆体験者が来庁されているが、昨年は子どもたちに被爆の話を聞いてもらうことが学校の都合でできなかった。今年度はどうかとの質疑に対して、委員の発言の団体ではないかもしれないが、今年度、扶桑東小学校では戦争体験者の方による講話を体育館で何学年か集めて、総合的な学習の授業として行っていると答弁がありました。  学校給食費を15円値上げすることで、予算は昨年よりどれだけふえるのかとの質疑に対して、値上げ相当分で、950万円ほど増額となると答弁がありました。  総合グラウンドのトイレがなくなったが、町民体育祭等に対応できるのかとの質疑に対して、現在、野球スタンドのトイレ利用をお願いしているが、混雑も想定されるので、今後、新たなトイレについて検討していくと答弁がありました。  県職員に対する臨時の給与費負担金672万3,000円は何を行う目的かとの質疑に対して、有識者を2年間の予定で派遣いただき、国道41号線の6車線化により影響を受ける周辺の土地利用構想やまちづくりの進め方について知恵をかしていただくものであると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、本予算の最大の問題は、住民の生活実態を分析せずに予算を編成したということである。山名小学校の空調設備工事、土曜教室を開設するなど、住民の要求に応えている部分は多々あるが、全般的には住民の暮らしに対して、真剣に考えて予算編成をしたとは思えない。よって、反対をする。  賛成討論として、本予算には、町民への情報伝達の基本的な役割に応えるための防災行政無線同報系のデジタル化事業や山名小学校の空調設備工事が計画されるなど、町民の安全・安心を確保し、環境を整備する予算編成であるので賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  質疑は次のとおりです。  学校教育施設建設基金の残高は、また平成28年度末はとの質疑に対して、現在の基金残高は1億5,820万1,116円である。平成28年度末では1億2,866万1,000円であると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)(所管部分)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから議案第28号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてまでの16議案については、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑はなく、討論に入りました。  反対討論として、国は、父母負担の公私格差を是正するため、私学の中低所得者層には就学支援金を加算し、愛知県でも授業料助成が拡充されている中、本町の私学助成は県下でも高い水準にあることから反対する。  賛成討論として、高校生を育てる親にとって一番出費がかさむ年代である。若干でも授業料の補助をふやし、生活改善への一助になればと思い、ぜひ本案に賛同をいただきたいと申し上げ、賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例については、賛成少数で否決すべきものと決しました。  以上で、総務文教常任委員会に付託されました議案19件、議員提出議案1件を含む全20案件につきまして、全ての審査が終了いたしましたことを御報告いたします。以上です。 ○議長(児玉孝明君) これより千田利明常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、以上で千田利明総務文教常任委員長に対する質疑を終結いたします。  次に、杉浦敏男福祉建設常任委員長の報告を求めます。  杉浦敏男福祉建設常任委員長。    〔5番 杉浦敏男君登壇〕 ○5番(杉浦敏男君) 改めて、おはようございます。  ただいまより委員長報告を行います。  議長の指名により、福祉建設常任委員会委員長報告を行います。  3月定例会本会議において、当常任委員会に付託されました議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)初め、議案12件、陳情1件を含む、全13案件の審査が終了いたしましたので、その経過と結果を御報告いたします。  当常任委員会は3月15日、16日の2日間会議を開き、付託された案件の審査を行いました。審査の結果は、議案7件、陳情1件は賛成全員で可決すべきもの、採択すべきものと決し、議案5件は、賛成多数で可決すべきものと決しました。議案、陳情の審査は、15日に健康福祉部に属する部分の質疑、16日に産業建設部に属する部分の質疑を行い、陳情の意見を行い、16日の質疑、意見終結後に討論、採決の順で行いました。委員長から、質疑の前に、各議案についての補足説明があれば、その説明を求めました。  福祉児童課長より、平成28年度保育園の人数・クラス数、平成28年度放課後児童クラブ利用期間別及び学年別児童数の資料配付と補足説明がありました。介護健康課長より、健康増進事業費委託料の資料配付と補足説明がありました。産業環境課長より、扶桑町環境にやさしい住宅改善促進事業実績の資料配付と補足説明がありました。都市整備課長より、平成28年度都市計画費当初予算・都市計画税充当状況の資料配付と補足説明がありました。  最初に、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)を議題とし、補足説明終了後、質疑を行いました。  最初に、健康福祉部所管部分について御報告いたします。  主な質疑は次のとおりです。  介護健康課の関係では、シルバー人材センターの公共の割合について、タクシー料金助成費について、配食サービスの実績についてなどの質疑があり、それぞれ担当課長から答弁がありました。  福祉児童課の関係では、保育所施設整備費について、どの園を整備するのかとの質疑に対して、高雄南保育園と斎藤保育園の駐車場を整備すると答弁がありました。  精神障害の予防と対策はとの質疑に対して、月に1回こころの悩み相談を開催し、臨床心理士にて対応していると答弁がありました。  障害者差別解消法が施行され、県の条例も出ているが、障害者計画の内容はとの質疑に対して、本年度はアンケート調査のみ行う。障害者差別解消法ですが、国や県は障害者差別解消支援地域協議会を主導しているが、町は現在ある自立支援協議会の中で対応していくと答弁がありました。  次に、産業建設部所管部分について御報告いたします。  主な質疑は次のとおりです。  産業環境課の関係では、可燃性ごみ収集委託料増額の理由は、商業団体等補助金のイベント費の内容は、広域ごみ処理施設整備基金積立金は幾らか、農地集積推進事業費補助金の施策は、環境にやさしい住宅改善促進事業補助金について、住宅用太陽光発電システム設置費補助金の状況はなどの質疑がありました。それぞれ担当課長から答弁がありました。  土木課の関係では、橋梁修繕工事の内容について、用排水路維持管理費の内訳は、浸水防止塀設置費補助金の実績は、丹羽用水と青木川についてなどの質疑があり、それぞれ担当課長から答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、高齢者福祉子育て支援など住民の福祉を充実する思い切った施策は見られず、子どもの居場所づくりにて、健全な子育て環境の整備、移動手段の確保にて、障害者、高齢者が活躍できるまちづくりへの財政の出動がありません。保育所の正規職員の増加、保育料の軽減、放課後児童クラブの指導体制の拡大、街路灯、カーブミラーの設置による交通安全対策などの議論の深まりを求め反対する。  賛成討論として、経済活性化に寄与する環境にやさしい住宅改善促進事業商品券発行事業が継続となっております。保育園の待機児童対策、女性が活躍し続けることができる環境整備のゼロ歳児保育の整備拡充、ファミリー・サポート・センター事業の拡充、放課後児童クラブの拡充計画、地域包括支援事業の整備など、経済政策を初め、子育て支援、環境整備、都市基盤整備など、努力した適正な予算編成と考えており賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算(所管部分)は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  保険税が減少する要因として、昨年度の積算において見込み誤りがあったと説明があったが、その内容はとの質疑に対して、特定継続世帯の数字を正確に捕捉できていなかったと答弁がありました。  療養給付費等負担金について、前年度より減額となっている要因はとの質疑に対して、被保険者の減及び医療給付費の減などを見込み、精査、積算の結果であると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、高い国保税の軽減、減免制度の充実で住民の健康維持と滞納を減らし、かつ一般会計からの繰入金の増額を求めて反対する。  賛成討論として、一般会計から9,000万円の繰入金が計上され、所得の減少、長期療養などによる国民健康保険税が納付困難な方への軽減策、疾病予防事業の継続も評価でき、賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  下水道受益者負担金の減額、下水道使用料の増額の理由はとの質疑に対して、下水道受益者負担金の減額は、供用開始区域面積の減によることが主な理由である。下水道使用料の増額は、供用開始区域面積の増加に伴う増を見込んでいると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  公共宅老、地区宅老の推進はとの質疑に対して、地区宅老の啓発周知に努め、公共宅老、地区宅老を含め、参加者の増員に努めると答弁がありました。  認知症予防事業の内容はとの質疑に対して、有酸素系運動を取り入れた認知機能低下予防教室、軽度認知障害テストによる頭の健康チェックの2事業を予定していると答弁がありました。  システム改修の内容はとの質疑に対して、介護保険制度の中の改正で、負担軽減措置の補足給付の判定におけるシステム改修であると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、要支援者の介護保険外し、所得による利用料の2割負担、特別養護老人ホームは要介護3以上とサービスの削減、これでは何のための介護保険なのかわかりません。保険料の軽減、減免制度の充実を求め、反対する。  賛成討論として、低所得者への負担軽減措置の繰入金を含め、安定的運営に向けた予算編成に努め、地域包括支援センターの強化や認知症施策の推進事業が講じられており、評価する。よって賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  保険料の増は、保険料率の改定によるものかとの質疑に対して、保険料率の改定と被保険者数の増により見込んでいると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。  反対討論として、保険料の値上げを求める予算が計上されている。国と地方が高齢者を支え、元気な高齢者施策を推進することに反するものである本予算には反対する。  賛成討論として、今回、愛知県後期高齢者医療広域連合議会において保険料の改定がされたが、本予算は、町の役割である保険料を徴収し、広域連合に納める事務を行うものであり、その歳入歳出は適正と認められるので賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算は、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)(所管部分)を議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  子ども・子育て支援利用者負担軽減対応業務の委託内容はとの質疑に対して、年収360万円未満の世帯で、ひとり親世帯では、保育料が1人目が半額で、2人目以降が無料、3人以上の多子世帯で1人目が全額、2人目が半額、3人目以降が無料とするものであり、これまでは年齢制限がありましたが、今後はこれらの世帯について、年齢制限をなくすためのシステム対応であると答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)(所管部分)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明はなく、質疑を行いました。  主な質疑は次のとおりです。  限度額を上げたときの影響はとの質疑に対して、目的は中低所得者の負担軽減であり、所得割や資産割に影響するが、均等割などには影響は出ない。固定資産はないが高額所得の方や固定資産も所得もある方など、ケースにより影響を受けると答弁がありました。  質疑終結後、討論に入りました。
     反対討論として、本条例改正で限度額は、基礎課税額が51万円から52万円に、後期高齢者支援金等課税額が16万円から17万円に、介護納付金課税額が14万円から16万円に引き上げられ、資産所有により限度額に抵触し、国保税が値上げされる事態も考えられるので反対する。  賛成討論として、本条例改正は、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額の上限を引き上げるものであるが、同条例には減額、減免の規定があり、保険者において適切に取り扱われているので賛成するとありました。  討論終結後、採決の結果、議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第29号 町道路線の認定及び廃止についてを議題とし、補足説明、質疑、討論はなく、採決の結果、議案第29号 町道路線の認定及び廃止については、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情を議題とし、意見、討論はなく、採決の結果、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情は、賛成全員で採択すべきものと決しました。  以上で、福祉建設常任委員会に付託されました議案12件、陳情1件を含む、全13案件全て審査が終了いたしましたことを御報告いたします。以上。 ○議長(児玉孝明君) これより杉浦敏男常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、以上で杉浦敏男福祉建設常任委員長に対する質疑を終結いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算 ○議長(児玉孝明君) これより日程第1、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 小林 明さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 平成28年度扶桑町一般会計予算に若干の意見を述べて反対をいたします。  今回提案されている28年度の予算においては、土曜教室だとか山名小学校の空調設備、あるいはゼロ歳児保育を実施するための山名保育園の改修、さらにはプレミアムつき商品券の発行、住宅リフォーム助成制度の継続など、幾つかの問題で評価することができるものでありますが、私はこの予算を編成するに当たって、扶桑町が住民の皆さんの暮らしを守る、そうした防波堤の役割を果たすという立場で予算が編成されたかという点が一番問題だと思っております。  質疑の中でも、住民の皆さんの暮らしの実態について分析したかという問いに対して、住民の皆さんの暮らしの実態について分析していないという回答でありました。今、住民の皆さんは、一昨年4月から消費税の税率が5%から8%に引き上げられる、年金は削減される、さらに勤労者の賃金は実質的にマイナスになっている。こういう状況の中で、いかにして住民の皆さんの暮らしを守ったり、福祉を充実させていく予算を編成しなければならないかということを考えていくことが、私は第一の地方自治体としての扶桑町の役割だというふうに思っておりますが、そうした立場がないということが質疑の中でも明らかになりました。  住民の皆さんの暮らしが一層厳しくなっている状況のもとで、学校給食費の値上げが行われる予算であります。病児・病後児保育の保育料についても、通常の保育を拒否しながら、病児・病後児保育のほうに追いやりながら、保育料を両方から徴収するなどというようなことはもってのほかだと思います。  住民の要求に応えている予算であるかどうかという点を見てみますと、例えば巡回バス、公共交通の問題でありますけれども、多くの人たちが巡回バスを走らせてほしい、こう願っております。ところが、町当局は、タクシー助成と巡回バス、あるいはデマンドバス交通と同列に置いて比較する。そして、タクシー助成ありきの結論を出すというやり方で、住民の皆さんの要求、願いに応えない、こういう予算になっていると思います。本当に住民の皆さんの声を生かして、それを実現するという立場に立つならば、最低でも巡回バスの調査費を予算の中に組み込まれるべきでありながら、全くそうした予算がありません。  児童館の問題でも、繰り返し児童館の建設を求めてまいりました。愛知県54市町村の中で児童館のないのが4町村のみで、その中に扶桑町が入っている。これは異常なことだと思います。子どもの健全な育成を図っていく上からも、児童館の建設をという若いお母さんやお父さんの願いが全く役場に通じないというのが現実だと思いますし、28年度の予算も、そうした若いお母さんやお父さんの願いを全く無視したものになっていると思います。  今、保育の問題が大きな問題になっております。保育の質を向上しなければならないのに、扶桑町の実態はどうなのかと。正規保育士と臨時保育士、この数を見たときに、実質的には臨時の保育士のほうが多いというのが実態だと思います。保育士の身分保障を行いながら、本当に働きがいのある保育所をつくっていく上からも、保育士の臨時はやめて、正規保育士を採用してふやしていくべきだと思いますが、今なお臨時保育士のほうが多いという実態になっておりますし、28年度予算においても、そのことがうかがえると思います。  生活環境や、あるいは交通安全の問題を捉えても、住民の皆さんの声に応えているのかどうなのか、非常に疑問に思います。街路灯の設置をしてほしい、夜遅く帰ってくると、本当に暗くて怖い思いをしながら家に帰らなければならないという声が聞こえてまいります。街路灯の設置や、あるいは交通安全のためのカーブミラーの設置、本当にわずかな予算しか組まれておりません。住民の皆さんの安全・安心なまちづくりを進めていくという観点から見ると、私は街路灯の設置やカーブミラーの設置の本数をもっともっとふやしていく予算が必要でありながら、そうした予算は本当に少ない状態になっております。  もう1つ大きな問題として、雨が降るとあちこち浸水する。浸水対策を何とかしてほしいというのも、住民の皆さんの強い願いであります。28年度の予算を見ると、浸水対策としての予算は皆無と言っていい状態であります。  例えば、丹羽用水の西線と言われる部分においても、一たび雨が降ればあちこちで浸水するという状況になっておりますが、全く今回の28年度の予算では、そうした浸水対策に対する工事費は皆無であります。住民の皆さんが安心して暮らしていける、そういうまちづくりを進めていく上からも、私は浸水対策について、もっともっと力を入れた姿勢が必要だと思います。  最後でありますが、ごみ処理の問題であります。  ごみの処理を愛知県の計画に沿って、2市2町の広域化によるごみ処理を行おうとしておりますが、当初は小牧市も岩倉市も入っていたわけですけれども、それを小牧市や岩倉市が一緒にやっていく時間的な余裕がないということから、ブロックが2つに分かれたわけですけれども、この第1小ブロック、扶桑町も入っている、犬山市、江南市、大口町、扶桑町の2市2町の小ブロック会議において、今、地元の同意もなしに建設予定地が決められるのではないかという、こういう懸念さえ持っているわけでありますが、私はあくまで地元の同意を前提にしなければならないと、これが小ブロック会議の最初の約束であったというように思っております。  江南市が地元の同意を得たら小ブロックの建設地として決めるということ、これが小ブロック会議の決定であります。この決定を覆して、地元の同意が得られない段階で建設予定地を決めるなどというような、このようなことはあってはならないということを申し添えて、平成28年度扶桑町一般会計予算に反対いたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 市橋茂機さん。    〔10番 市橋茂機君登壇〕 ○10番(市橋茂機君) 議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  今回の予算基軸には、東海地震並びに東南海・南海地震の発生が危惧される状況で、町内各地では、毎年集中豪雨による河川、用水の越水被害の軽減や、大規模地震等発生時の町民の命と減災に大きな役割を果たす、防災行政無線同報系デジタル化事業について1億6,948万円を計上、災害発生状況の予測や避難情報の発信は、行政の最低の責任であります。  また、あすの扶桑町を担う子どもたちの学校環境整備に、山名小学校校舎の空調設備、エアコン設置事業について1億4,445万円、さらには、扶桑中学校体育館外壁等大規模改修事業に7,283万円など、まさに町民の安全と、あすを担う子どもの教育環境の改修事業など、全てが町民主体の予算と考え、本予算について賛成といたします。よろしくお願いします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 矢嶋惠美さん。    〔7番 矢嶋惠美君登壇〕 ○7番(矢嶋惠美君) 議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算について、賛成の立場で討論をいたします。  昨年は、5年に1度の国勢調査がありました。平成27年10月1日、人口は1億2,711万人です。前回の調査より94万7,000人が減少いたしました。日本の人口ですけれども、減少した市町村が8割を超えました。人口が増加した市町村は17.6%で、ほとんどが東京圏ということです。愛知県も増加組ではあります。我が扶桑町は、ちなみに0.7%の微増だそうです。この国勢調査ですけれども、大正9年から始まりまして、95年目にして、初めて前回から減少結果が生まれました。  こうしたことを考えますと、我が国の少子・高齢化の将来予測、あるいは地域の人口の将来の見通し、住みよいまちづくりのための計画の策定、防災計画の策定、行政運営や計画策定の基礎データとして、このデータを本当に真摯に受けとめて政策運営に対策を立てることが必要だと思います。  こうした観点から、平成28年度の予算編成を見てみました。歳入歳出予算総額、一般会計93億4,800万円、前年度比1.7%増で、町税としては45億6,231万8,000円、法人税の減収はあるものの、個人町民税を初めとするほかの税収は微増の見込み、また地方交付税などが地方財政計画から大幅増も見込まれておりますが、安定的な収入源とは言えません。  歳出の主な事業を見てみますと、経済活性化とあわせて、環境にやさしい住宅リフォーム事業、高齢化に向け、時代のニーズに合った安全で快適な住宅改修事業と言えます。また、商品券発行事業は町民ニーズに応えていく継続事業となっております。児童福祉、子育て支援事業では、保育園の待機児童対策で、女性が活躍し続けることができる環境整備としてゼロ歳児の受け入れの拡充、山名保育園の保育室整備事業を初めとし、ファミリー・サポート・センター事業、さらには放課後児童クラブ拡充計画など、どれも待ったなしの整備事業が組み込まれ、また高齢者の健康関係では、ふえる認知症の予防対策、地域包括支援事業整備、がん検診拡充なども、誰もが安心できる社会へと前進し、評価し、期待するところです。  町の安全・安心を守る公共施設等総合管理計画策定、そして教育では、念願でありました山名小学校の防音工事対策の空調設備整備事業が始まります。また、教育の機会の保障として、土曜教室の開設も始まります。  都市基盤の整備を見てみますと、健康で安心できるまちづくりに、柏森長畑の都市公園の事業、治水事業では青木川改修の工事早期推進、高雄の地内でも村田排水路の改修、その他、町内のきめ細かい町道補修、街路灯設置など、今後ますます安全な町を目指して、本年度もしっかりと取り組んでいただけるものと考えます。  28年度予算は、いろいろな社会情勢を踏まえた経済政策を初め、子育て支援、教育環境整備、都市基盤整備など、努力し、適正な予算編成を組んでいただいたものと考えますが、町政には、今後向かわなければいけない課題も幾つかあります。新愛岐大橋の建設計画、広域ごみ処理施設の関連、そしてさらなる子ども健全育成支援の総合センター、地域内の公共交通整備の実現、新しい体制の中で早急に取り組んでいくことが望まれます。  以上、町民の暮らしのさらなる安全・安心の願いを受けとめていただき、しっかりと執行していただくことを祈願し、本議案、平成28年度扶桑町一般会計予算に賛成といたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論ございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論もないようですので、討論を終結いたします。  これより議案第1号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第1号 平成28年度扶桑町一般会計予算は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第2、議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算について討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第2号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第2号 平成28年度扶桑町土地取得特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第3、議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算に反対をいたします。  高い国保税の軽減、減免制度の充実で、住民の皆さんの健康維持の確保と滞納を減らした安定した国保財政をつくり上げることが町の責務であります。その他の一般会計からの繰入金も9,000万円にとどまった状態であります。国保の広域化が叫ばれる中で、真に住民の健康をしっかりと守る具体的な施策の強化、そして一般会計からの繰り入れの増額を求め、反対討論といたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 新井三郎さん。    〔12番 新井三郎君登壇〕 ○12番(新井三郎君) 議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  一般会計から9,000万円の繰入金が計上され、所得の減少、長期療養などによる国民健康保険税が納付困難な方への軽減策、疾病予防事業の継続も評価できますので、平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算には賛成をしたいと思います。以上です。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論ございますか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、討論を終結いたします。  これより議案第3号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第3号 平成28年度扶桑町国民健康保険特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ――――――――――――――――――――――――
    ◎日程第4 議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第4、議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算について討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第4号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第4号 平成28年度扶桑町公共下水道事業特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第5、議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算に反対をいたします。  医療・介護総合法など、介護保険法の改悪はまさに保険あって介護なし、こうした状況をさらに強めています。要支援者の介護保険外し、所得による利用料の2割負担、特別養護老人ホームは要介護3以上と、サービスの削減、負担増が進められる中で、本予算には、施設の補足給付に資産要件を組み込む予算が計上されています。高い保険料を払いながら、いざ介護を受けるとなると十分にサービスを受けられないのでは、何のための介護保険かわかりません。保険料の軽減、減免制度の充実を求めて反対討論といたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 梅村治男さん。    〔6番 梅村治男君登壇〕 ○6番(梅村治男君) 議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  介護保険制度は、高齢化、長寿化の進展により、町民生活に必要な不可欠なものとなっていると同時に、介護保険に係る費用は増加しています。保険料の増加も含め、制度自体の安定的な持続についても大きな問題であります。平成27年4月以降は、介護保険法の改正が施行されているところであり、その運用を担う市町村は厳しい現状に向かい合わなければならないと理解しています。  平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算は、扶桑町第6期高齢者保健福祉総合計画に即したものとなっており、予算総額は前年対比7.1%の増額であります。歳入では、公的負担が7%台の増額に対し、保険料総額の増額は1.1%で、低所得者への負担軽減措置の繰入金も含め、安定的運営に向けた予算構成に努められています。また、歳出においては、地域包括支援センターの強化や認知症施策の推進のための新規事業が講じられており、評価できるものであります。  持続性のある制度維持には、利用者負担の見直しも必要であるとも考えますが、負担の公平性、公正性の保持とともに、引き続き、本町に適した介護予防、要支援、要介護高齢者のための施策事業の運営を要望し、賛成討論といたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第5号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございます。  起立多数であります。よって、議案第5号 平成28年度扶桑町介護保険特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第6、議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算に反対をいたします。  後期高齢者医療広域連合の業務遂行予算ではありますが、保険料の値上げを求める予算が計上されております。国と地方が高齢者を支え、元気な高齢者施策の推進に反するものであり、本議案に反対をいたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 近藤泰樹さん。    〔13番 近藤泰樹君登壇〕 ○13番(近藤泰樹君) 扶桑町議会議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の討論をいたします。  後期高齢者医療制度は、高齢者が安心して医療を受けるための制度として定着しております。今回、愛知県後期高齢者医療広域連合議会において保険料の改定がなされましたが、この扶桑町の特別会計予算につきましては、町の役割であります保険料を徴収し、それを広域連合に納めるという義務を行うものであり、その歳入歳出は適正に見積もられていると認められますので、賛成いたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第6号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第6号 平成28年度扶桑町後期高齢者医療特別会計予算は、常任委員長の報告のとおり可決されました。  ここで、議事の都合上、昼食休憩といたします。  午後は1時から再開をいたします。              午前11時41分 休憩              午後1時00分 再開 ○議長(児玉孝明君) 休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第7 議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号) ○議長(児玉孝明君) 次に日程第7、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)について、討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、討論を終結いたします。  これより議案第7号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第7号 平成27年度扶桑町一般会計補正予算(第6号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第8 議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(児玉孝明君) 次に日程第8、議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第8号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第8号 平成27年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第9 議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)
    ○議長(児玉孝明君) 次に日程第9、議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第9号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第9号 平成27年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第10号 議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(児玉孝明君) 次に日程第10、議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第10号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第10号 平成27年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第4号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第11 議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから日程第25 議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまで ○議長(児玉孝明君) 次に日程第11、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから日程第25、議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまでの15案件を一括議題といたします。  これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  お諮りいたします。  ただいま一括議題とした日程第11、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから日程第25、議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまでの15案件について、一括して討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  お諮りいたします。  これより日程第11、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから日程第25、議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまでの15案件について、一括採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより日程第11、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定について、日程第12、議案第12号 扶桑町公共施設等総合管理計画策定審議会条例の制定について、日程第13、議案第13号 扶桑町職員の退職管理に関する条例の制定について、日程第14、議案第14号 扶桑町教育長の勤勉手当の額の特例に関する条例の制定について、日程第15、議案第15号 扶桑町個人情報保護条例等の一部を改正する条例について、日程第16、議案第16号 扶桑町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について、日程第17、議案第17号 扶桑町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について、日程第18、議案第18号 扶桑町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について、日程第19、議案第19号 扶桑町特別職の職員で非常勤のもの等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、日程第20、議案第20号 扶桑町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、日程第21、議案第21号 扶桑町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第22、議案第22号 扶桑町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第23、議案第23号 扶桑町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について、日程第24、議案第24号 扶桑町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、日程第25、議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまでの15案件を一括採決いたします。  本案に対する常任委員長の報告はいずれも可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第11号 扶桑町行政不服審査会設置条例の制定についてから議案第25号 扶桑町税条例の一部を改正する条例についてまでの15案件は、いずれも常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第26 議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第26、議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対します。  本条例改正で、限度額は基礎課税額が51万円から52万円、後期高齢者支援金等課税額が16万円から17万円に、介護納付金課税額が14万円から16万円に引き上げられるものです。資産の所有により限度額に抵触し、国保税が値上げされる事態も考えられ、負担増につながります。よって、本議案に反対をいたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 新井三郎さん。    〔12番 新井三郎君登壇〕 ○12番(新井三郎君) 議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論いたします。  本条例改正は、基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額の上限を引き上げるものであります。関係法令の改正等にてやむを得ないと考えます。一方、同条例には、減額、減免の規定があり、保険者において適切に取り扱われると思います。よって、本議案には賛成をいたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第26号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第26号 扶桑町国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第27 議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第27、議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより議案第27号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号 扶桑町母子・父子家庭医療費支給条例等の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第28 議案第28号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第28、議案第28号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより議案第28号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号 扶桑町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第29 議案第29号 町道路線の認定及び廃止について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第29、議案第29号 町道路線の認定及び廃止について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより議案第29号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号 町道路線の認定及び廃止については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第30 議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第30、議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 丹羽友樹さん。    〔3番 丹羽友樹君登壇〕 ○3番(丹羽友樹君) 議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をさせていただきます。  国は、父母負担の公私格差を是正するために、私学の中低所得者層には就学支援金を加算しました。愛知県においても、私学関係予算は授業料助成が拡充されておりますが、扶桑町の私学助成に関しては、限度額1万6,000円を維持し、県下でも高い水準を維持しております。将来的に、町税収の厳しい中で、条例を改正し、町独自の拡充を求めることは非常に難しいと考えます。よって、議員提出議案第1号については、反対とさせていただきます。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論はございますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 小林 明さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例について、賛成していただきたいという立場で討論させていただきます。  高校生を持つ親にとって、一番出費がかさむ年代だと思います。こうした中で、公私格差については、いまだ解消されていないと思います。公私格差是正を目指して、授業料の補助をふやして、保護者の負担の軽減を図る、そうしたことを町としても、保護者を応援するということで、授業料の補助の増額が必要だというように思います。ぜひ賛成していただきたいということを申し添えて、討論とさせていただきます。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議員提出議案第1号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は否決であります。したがって、原案について採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、議員提出議案第1号 扶桑町私立高等学校等授業料補助に関する条例の一部を改正する条例については否決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第31 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第31、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより陳情の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は採択であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、その危険性や予後の相談の出来る窓口などの設置を求める陳情は、常任委員長の報告のとおり採択されました。  ここで、議事の都合上、この場で暫時休憩いたします。              午後1時17分 休憩              午後1時20分 再開 ○議長(児玉孝明君) 休憩を閉じ、会議を続けます。  お諮りいたします。  前もって配付いたしました議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例について、議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例について、意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書について、意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書について、意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について、意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について、意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書について、決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議の8案件が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号、議員提出議案第2号、意見書案第1号、意見書案第2号、意見書案第3号、意見書案第4号、意見書案第5号及び決議案第1号の8案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第32 議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 日程第32、議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例について、町長から提案説明を求めます。  江戸町長。    〔町長 江戸 滿君登壇〕 ○町長(江戸 滿君) 扶桑町議会議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例について。  町長の給料月額の特例に関する条例の一部を別紙のとおり改正する。平成28年3月24日提出、扶桑町長 江戸 滿。  提案理由でございますけれども、町長の辞職に伴い、条例を改正したいので、提案をさせていただきます。 ○議長(児玉孝明君) 続いて、髙木総務部長から細部説明を求めます。  髙木総務部長。 ○総務部長(髙木幹雄君) では、議案を読み上げさせていただいて、説明とさせていただきます。  はねていただきまして、町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例。  町長の給料月額の特例に関する条例(平成24年扶桑町条例第21号)の一部を次のように改正する。  第2条中、「8月28日」を「5月12日」に改める。附則第2項中、「8月28日」を「5月12日」に改める。  附則、この条例は公布の日から施行する。  以上でございます。お願いいたします。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  これより日程第32、議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま質疑を終結いたしました議案第30号については、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第30号については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。  議案第30号につきましては、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより議案第30号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 異議なしと認めます。よって、議案第30号 町長の給料月額の特例に関する条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第33 議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第33、議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例についてを議題とし、提出者 千田勝隆さんの説明を求めます。  千田勝隆さん。    〔11番 千田勝隆君登壇〕 ○11番(千田勝隆君) 議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例について。  扶桑町議会委員会条例の一部を別紙のとおり改正する。平成28年3月24日提出、提出者、扶桑町議会議員 千田勝隆、賛成者、扶桑町議会議員 市橋茂機、髙木義道、矢嶋惠美、梅村治男、佐藤智恵子、杉浦敏男、千田利明。  提案理由です。議会の審査機能を充実させるためでございます。  1枚はねていただきまして、扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例。  扶桑町議会委員会条例(昭和63年扶桑町条例第10号)の一部を次のように改正する。  第2条第1号中、「総務文教」を「総務建設」に、「教育委員会」を「産業建設部」に改め、同条第2号中、「福祉建設」を「福祉文教」に、「産業建設部」を「教育委員会」に改める。  附則、この条例は平成28年5月13日から施行する。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。
     お諮りいたします。  ただいま説明がありました議員提出議案第2号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例についての採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号 扶桑町議会委員会条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第34 意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第34、意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書についてを議題とし、提出者 杉浦敏男さんの説明を求めます。  杉浦敏男さん。    〔5番 杉浦敏男君登壇〕 ○5番(杉浦敏男君) 意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 杉浦敏男、渡邉幸子、近藤泰樹、新井三郎、髙木義道、矢嶋惠美、梅村治男、佐藤智恵子。  別記。記、脳しんとう及び軽度外傷性脳損傷への対応について。  1.教育機関での周知徹底と対策。  各学校などの教師・保健師・スポーツコーチ及び救急救命士・救急隊員に、ポケットSCAT2の携帯を義務づけること。  あわせて、むち打ち型損傷、もしくは、頭頸部に衝撃を受けたと推測される事故・事案が発生した場合は、本人の訴えだけではなく、症状を客観的に正確に観察して判断を下すとともに、家庭・家族への報告も義務づけ、経過観察を促すこと。  2.専門医による診断と適切な検査の実施。  脳しんとうを疑った場合には、直ちに脳神経外科医の診断を受け、CT/MRIだけではなく、神経学的検査の受診も義務づけるとともに、SCAT3(12歳以下の場合はチャイルドSCAT3)を実施し、対応できる医療連携体制の構築を進めること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成28年3月24日。  衆議院議長 大島理森殿、参議院議長 山崎正昭殿、内閣総理大臣 安倍晋三殿、総務大臣 高市早苗殿、文部科学大臣 馳  浩殿、厚生労働大臣 塩崎恭久殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上であります。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第1号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第1号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第1号 軽度外傷性脳損傷・脳しんとうの周知と予防、及びその危険性や予後の相談可能な窓口などの設置を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第35 意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第35、意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書についてを議題とし、提出者 佐藤智恵子さんの説明を求めます。  佐藤智恵子さん。    〔1番 佐藤智恵子君登壇〕 ○1番(佐藤智恵子君) 意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 佐藤智恵子、千田勝隆、市橋茂機、髙木義道、矢嶋惠美、梅村治男、杉浦敏男、千田利明。  別記を抜粋して読み上げ、説明といたします。  記1.早期に児童福祉法等改正案を国会に提出すること。  2.児童虐待の発生を予防し、妊娠期から子育て期までの切れ目ない支援を実現するため、「子育て世代包括支援センター」を法定化し、全国展開を図ること。また、孤立しがちな子育て家庭へのアウトリーチ支援を強化するため、子育ての不安や悩み等を抱える家庭への養育支援訪問事業や、ホームスタート(家庭訪問型子育て支援)事業を全ての自治体で実施できるようにすること。  3.児童相談所全国共通ダイヤル「189」のさらなる周知を図るとともに、児童相談所につながるまでに数分かかっている実態等を早急に見直し、通報しやすい体制を整えること。また、通報に対し、緊急性の判断や関係機関との連携を的確に行える体制整備にも努めること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年3月24日。  内閣総理大臣 安倍晋三殿、総務大臣 高市早苗殿、法務大臣 岩城光英殿、文部科学大臣 馳  浩殿、厚生労働大臣 塩崎恭久殿、国家公安委員会委員長 河野太郎殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  意見書案第2号は、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第2号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第2号 児童虐待防止対策の抜本強化を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第36 意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第36、意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書についてを議題とし、提案者 小林 明さんの説明を求めます。  小林 明さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 小林 明、髙木義道。  この意見書は、昨年9月19日に、参議院の本会議によって強行成立された安保法制の廃止を求めるものであります。安保法制は憲法違反であります。よって、立憲主義、民主主義を政治に取り戻すために安保法制は放置できません。安保法制(戦争法)を廃止するよう、国に強く求めるものであります。  提出先は、衆議院・参議院両議長と内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、内閣官房長官であります。以上で説明とさせていただきます。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより意見書案第3号について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 市橋茂機さん。    〔10番 市橋茂機君登壇〕 ○10番(市橋茂機君) ただいまの憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について、反対の立場で討論を行います。  近年の隣国北のテポドンミサイル日本海向けの発射、あるいは隣国による某島の領土侵略による領土占有権問題並びに東シナ海における人口島造成による海洋地中エネルギーの開発や、さらには中東における紛争など、厳しさを増す国際安全保障環境に対応するため、平和安全法制は、我が国の国民の生命と財産を守る立場から、防衛抑止力の効果が極めて高いというふうに考え、平和安全支援法とあわせて考えます。したがって、憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書の採択については反対であります。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書について賛成をいたします。  安保法制(戦争法)は、歴代の自民党政権が憲法上できないとしてきた集団的自衛権の行使、戦闘地域での兵たん活動、戦地での治安活動などが盛り込まれており、多くの憲法学者、元内閣法制局長官、法律家が憲法違反だと指摘をしています。この法案に対し、全国各地で反対の声明やアピールが相次ぎ発表され、これまで政治にかかわったことのない若者や子育て中の女性からも、勝手に決めるな、人を殺し、殺させないなどの声が上がり、地域や世代を超えて反対運動が展開されました。また、法律が成立したことを受けて実施された世論調査では、法律が成立してもなお反対が過半数を占め、国会の議論が尽くされていない、国民の理解を得ようとする努力を十分にしてこなかったという声が80%を超える状況であります。  扶桑町議会は、集団的自衛権の行使容認の閣議決定をしないよう求める意見書、そして安全保障法案を制定しないよう求める意見書を全会一致で採択をしております。こうした立場から、憲法違反の戦争につながる安保法制(戦争法)は廃止すべきで、この意見書に賛成をいたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより意見書案第3号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、意見書案第3号 憲法違反の安保法制(戦争法)の廃止を求める意見書については否決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第37 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について
    ○議長(児玉孝明君) 次に日程第37、意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道さんの説明を求めます。  髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、小林 明。  別記に書いておりますように、消費税増税は延期や凍結ではなく、きっぱり中止すべきである。よって、国においては、大企業中心のアベノミクスではなく、国民の暮らしを最優先で経済と財政を立て直すために、消費税10%実施を中止するよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年3月24日。  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣。愛知県丹羽郡扶桑町議会です。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより意見書案第4号について討論を行います。  討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 黒木英夫さん。    〔9番 黒木英夫君登壇〕 ○9番(黒木英夫君) 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について、反対の立場で討論いたします。  長引く景気低迷の中で膨れ上がる国債は、総務省の発表では、2015年、平成27年度末の見通しでは1,000兆円以上となることが公表されております。国、地方、国民にとって、経済政策は非常に厳しい状況であります。次世代を担う子どもたちに、これ以上の借金を負わせることはできず、今後ますます進行する少子・高齢化社会や社会保障等を支えていくためにも、財政を改善するという点で消費税の増税は避けることはできないです。したがって、この意見書についての採択には反対であります。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 小林 明さん。    〔15番 小林 明君登壇〕 ○15番(小林 明君) 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書について、賛成討論を行います。  消費税を5%から10%に引き上げるということは、税と社会保障の一体改革の名で、自民党、公明党、民主党の3党で合意されて今日に至っているわけであります。この消費税が本当に社会保障のために全て充てられているのかということについては、非常に疑問に思っております。  一昨年4月に5%から8%に引き上げられました。そのときは、法人税の減税が2年間で1兆6,000億円行われました。こうしたことから見て、本当に消費税の税率を引き上げた分が全て社会保障に充てられるのかということについて、今申しましたように疑問に思っているものであります。国の借金があるから、だから消費税を増税して借金を返していかなければならない、こういうものなんでしょうか。国の借金、一体誰がつくったんだ。アメリカと約束して、公共事業費を大幅にふやすということで、大型公共事業をどんどん進めた結果が、今日の借金地獄に至っている国の財政だと私は思います。  この責任を国民に押しつけて、国民にその借金の肩がわりをさせるなんていうようなことはやってはならないことだと思います。消費税を上げながら、大企業に減税をする。これは、全く逆さまなやり方だというふうに私は思います。ぼろもうけをしている大企業は、今300兆円ものため込みをするに至っております。この300兆円を本当に国民の暮らしを守るために使うならば、どれだけ国民の生活が向上できるのか。そして、消費の拡大を図ることによって、景気の回復を図ることができると思います。しかし、実態は、5%から8%に引き上げて、国民の消費が冷え込んで、消費がどんどんどんどん低下して、景気も回復の一途どころか低迷するというのが現実の姿だと思います。  このように景気が悪いときに、国民の消費が落ち込んでいるときに、さらに8%から10%に引き上げれば、消費の落ち込みは一層ひどいものになるということは、私は火を見るよりも明らかだと思います。景気を回復していく上からも、消費税の8%から10%の引き上げは行うべきではないと思います。国民の消費を拡大して、景気を回復すれば税収も上げるわけであって、消費を拡大するという方向こそ、とるべき道だと思います。  税と社会保障の一体改革の名によって、消費税の増税が行われますけれども、社会保障の財源は、ぼろもうけしている大企業や、あるいはごく一部の富裕層に対して応分の負担をしてもらう、そのことをやれば、消費税増税なしで社会保障の財源をつくっていけると確信するものであります。ですから、消費税10%実施の中止を求める意見書について、ぜひ賛成していただき、政府にこの意見書を提出できるようにしてもらいたいと思います。  以上で賛成討論とさせていただきます。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 矢嶋惠美さん。    〔7番 矢嶋惠美君登壇〕 ○7番(矢嶋惠美君) 意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書に反対の討論をいたします。  消費税は、全世帯で広くわかち合う税です。全ての国民がさまざまな段階で受益者となる社会保障の経費を、日本の基幹税、法人税、所得税、消費税の中で、一番景気動向に左右されない安定財源が消費税です。社会保障の給付、水準に見合った負担を国民全体で担っていくことが大切です。  そもそも、自民、公明、民主の3党合意で決まった消費税増税です。しかし、そこには、消費税の導入のさまざまな要件がありました。今の経済成長、GDP(国内総生産)は減少しておりますが、2月26日に菅官房長官は記者会見で、税率を上げても税収が上がらないようでは、消費税を上げることはあり得ないと述べております。増税によって買い控えが起きれば、結局税収が上がらない、そう見込まれるなら、消費税増税はしないと言及もしております。また、社会保障の財源も十分に確保されているとは言えないところでもあります。  平成28年度の税制改正大綱で導入することとされました軽減税率ですが、日常的な食料品だけではなく、ぜいたくな食料品も対象になってしまうために、高所得者優遇税率といった相も呈しております。線引き問題で、新聞が例えば軽減される一方、ライフラインであります水道、ガス、電気、こうしたものが軽減にならないといった問題も指摘されております。時期や対策など考慮すべきところがあると考えます。また、本来の所得の少ない家計ほど、収入に占める税率負担割合が高くなる逆進性が存在することも考慮する必要があります。  国民生活、家計への影響を考えれば、その緩和を図る逆進性対策を継続的に実施しなければなりません。現状の中では、景気の回復、それまで一旦凍結、あるいは延期の選択肢が適正であるかと思います。そのような中、消費税増税10%そのものの中止を求めることについては賛成できるものではありません。したがって、消費税10%実施の中止を求める意見書には反対の討論といたします。 ○議長(児玉孝明君) ほかに討論のある方、ございませんか。    〔挙手する者なし〕 ○議長(児玉孝明君) ほかにないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより意見書案第4号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございます。  起立少数であります。よって、意見書案第4号 「消費税10%」実施の中止を求める意見書については否決されました。  ここで、議事の都合上、休憩いたします。  再開は2時15分からといたします。              午後1時59分 休憩              午後2時15分 再開 ○議長(児玉孝明君) 休憩を閉じ、会議を続けます。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第38 意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書について ○議長(児玉孝明君) 次に日程第38、意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道さんの説明を求めます。  髙木義道さん。    〔14番 髙木義道君登壇〕 ○14番(髙木義道君) 意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、小林 明、矢嶋惠美、佐藤智恵子。  別記をごらんいただきまして、文部科学省の平成26年度学校基本調査によれば、高等教育機関(大学、短大、高専、専修学校)への進学率は8割に達している(過年度高卒者等を含む)。その約半数が貸与制奨学金を利用し、多くの学生が多額の借金を抱えて卒業している。国においては、教育予算をふやし、大学生に対する給付制奨学金の制度をつくるよう強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成28年3月24日。  衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  これより質疑を行います。  質疑のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 質疑もないようですので、質疑を終結いたします。  これより意見書案第5号について討論を行います。  討論のある方、ございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 討論もないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより意見書案第5号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(児玉孝明君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、意見書案第5号 「大学生への給付制奨学金創設」を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第39 決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議 ○議長(児玉孝明君) 次に日程第39、決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議を議題とし、提出者 千田勝隆さんの説明を求めます。  千田勝隆さん。    〔11番 千田勝隆君登壇〕 ○11番(千田勝隆君) 決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議。  上記の議案を別記のとおり提出いたします。平成28年3月24日提出、扶桑町議会議員 千田勝隆、市橋茂機、髙木義道、矢嶋惠美、梅村治男、佐藤智恵子、杉浦敏男、千田利明。  別記を読み上げさせていただきます。  扶桑町における公正な選挙のための決議。  議会制民主主義の健全な発展は、選挙が常に公正に行われることが基本である。  議員はもとより、町民一人一人が政治に関心を持ち、選挙は選挙人が自由に表明する意思によって、公正かつ適正に行われなければならない。  このために、公職選挙法の定めに従い、清潔で公正な選挙の推進は不可欠であり、扶桑町議会は、この実現を図るための呼びかけを、候補者はもとより、選挙に携わる運動員、後援会関係者を初め有権者に対して強く訴えるとともに、それぞれがこれを自覚し、政治倫理の高揚に努め、本町発展のために一層の努力を期す。  以上、決議する。平成28年3月24日、愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(児玉孝明君) 以上で説明が終わりました。  お諮りいたします。  決議案第1号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。  これより採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、決議案第1号 扶桑町における公正な選挙のための決議は、原案のとおり可決されました。  以上で、本議会に付議された案件の審議は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  これをもちまして、平成28年第1回3月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(児玉孝明君) 御異議なしと認めます。よって、平成28年第1回3月扶桑町議会定例会を閉会いたします。              午後2時27分 閉会 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。       扶桑町議会議長    児 玉 孝 明       扶桑町議会副議長   小 林   明       扶桑町議会議員    佐 藤 智恵子       扶桑町議会議員    近 藤 泰 樹...