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平成23年第5回定例会(第6日 9月28日)

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  1. 扶桑町議会 2011-09-28
    平成23年第5回定例会(第6日 9月28日)


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    平成23年第5回定例会(第6日 9月28日)   平成23年9月28日(水曜日)午前9時30分開議 第1 議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号) 第2 議案第38号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 第3 議案第39号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第4 議案第40号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号) 第5 議案第41号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 第6 議案第42号 扶桑町議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例につ          いて 第7 議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例について 第8 議案第44号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について 第9 議案第45号 工事請負契約の締結について 第10 認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について 第11 認定案第2号 平成22年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について 第12 認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 第13 認定案第4号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について 第14 認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい           て 第15 認定案第6号 平成22年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 第16 認定案第7号 平成22年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい
              て 第17 議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号) 第18 請願第1号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める請願          書について 第19 請願第2号 地域経済活性化のため「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請          願書について 第20 扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書 第21 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書 第22 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書 第23 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授    業料助成の拡充を求める陳情書 第24 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択につい    て(お願い) 追加日程 第25 議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号) 第26 選挙第5号 扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について 第27 意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める            意見書について 第28 意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について 第29 意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について 第30 意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意            見書について 第31 意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書に            ついて 第32 意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対            する意見書について 第33 議会閉会中常任委員会調査申出事項         ―――――――――――――――――――――――― 本日の会議に付した案件  議事日程のとおり         ―――――――――――――――――――――――― 出席議員(15名)        1  番     千  田  鉄  朗  君        2  番     伊  藤  伊 佐 夫  君        3  番     新  井  三  郎  君        4  番     近  藤  泰  樹  君        5  番     児  玉  孝  明  君        6  番     矢  嶋  惠  美  君        7  番     浅  井  捷  史  君        8  番     間  瀬  英  之  君        9  番     千  田  成  年  君       10  番     片  野  春  男  君       11  番     髙  木  武  義  君       13  番     千  田  勝  隆  君       14  番     小  林     明  君       15  番     髙  木  義  道  君       16  番     大  藪  三  郎  君         ―――――――――――――――――――――――― 欠席議員(なし)         ―――――――――――――――――――――――― 欠  員(1名)         ―――――――――――――――――――――――― 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名      町     長    江  戸     滿  君      副  町  長    関     芳  雄  君      総 務 部 長    神  田  龍  三  君      健康福祉部長     鈴  村  能  成  君      産業建設部長     近  藤  泰  治  君      会計管理者      久  世  信  樹  君      教  育  長    中  島  博  明  君      教 育 次 長    大  竹  幹  雄  君      学校教育課長     藤  川  優  孝  君      政策調整課長     髙  木  幹  雄  君      総 務 課 長    古  池  光  正  君      税 務 課 長    鈴  木  照  実  君      住 民 課 長    渡  辺     誠  君      介護健康課長     遠  藤  勝  彦  君      福祉児童課長     津  田  義  信  君      産業環境課長     臼  井  康  之  君      土 木 課 長    近  藤  英  二  君      都市整備課長     墨  井  康  仁  君      生涯学習課長     千  田  治  彦  君      文化会館長      今  枝  文  雄  君      監査事務局長     伊  藤  友  幸  君         ―――――――――――――――――――――――― 本会議に職務のため出席した者の職氏名      議会事務局長     澤  木  晋  哉  君      議会事務局統括主査  池  田     聡  君         ――――――――――――――――――――――――              午前10時19分 開議 ○議長(大藪三郎君) おはようございます。  大変お待たせをいたしました。  ただいまの出席議員は15人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配付しております議事日程表の順序で進めさせていただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、本日の議事日程についてはこのように決定いたしました。  なお、教育長は公務のため午前中欠席の届けが出ておりますので、御報告をいたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)から日程第24 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)まで ○議長(大藪三郎君) これより日程第1、議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)から日程第24、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)までがそれぞれ所管の常任委員会へ付託になっており、その審査が終了しております。この際、これを一括議題とし、各常任委員長からその審査の経過並びに結果についての報告を求めることといたします。  報告の順序につきましては、福祉建設常任委員長、続いて総務文教常任委員長の順に報告を求めることにいたします。常任委員長の報告に対する質疑につきましても、常任委員長の報告ごとに進めさせていただきます。  これより児玉孝明福祉建設常任委員長の報告を求めます。  児玉孝明福祉建設常任委員長。    〔5番 児玉孝明君登壇〕 ○5番(児玉孝明君) おはようございます。
     議長の指名により、福祉建設常任委員会の委員長報告を行います。  当委員会は、9月15日と22日の両日開催し、当委員会に付託されました案件について審査が終了しましたので、その概要と結果を御報告いたします。  初めに、議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を議題とし、保育所運営費、ファミリーサポート事業、病児・病後児保育事業の資料配付と説明の後、質疑に入り、主な質疑は、子ども手当の10月からの制度改正についてただされたのに対し、政省令が届いていないので詳細は不明であるが、新規申請が必要となり、10月早々に案内をする。国内居住要件があるので、外国にいる場合は10月以降受給できない。保育料、給食費の天引きについても省令等を待っていると答弁。  障害者自立支援法の自己負担の質疑に、平成22年度から非課税世帯は負担なしとなっている。世帯については障害者本人もしくは配偶者を含むとなっており、原則的には本人で、住基台帳の世帯とは違うと答弁。  広域連合医療給付費負担金について、22年度の国・県・町の負担を問われたのに対し、平成20年、21年度分は精算によって戻ってきたが、22年度分は医療費が多くかかったため、扶桑町から追加で1,418万2,000円の支払いとなった。細部については示されていないので、国・県・町の内訳はわからないと答弁。  ごみ処理費減額補正についての質疑に、今年度は5年に1度の入札で、紙類と鉄類に分けて入札したことに加え、1円入札があったのが原因と答弁。  畑かん石綿管の取りかえについてただされたのに対し、平成23年から28年までの6年間の県事業、総延長8,000メートルをVP管、ダクタイル管に取りかえる負担金である。  反対討論として、特に中小業者の営業と暮らしが厳しく、福祉と建設関係を比較すると、福祉面での予算編成が不十分。  賛成討論として、畑かん石綿管の取りかえ、道路維持補修などがあるが、ほとんどが本算定による精査である。  採決の結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第38号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、主な質疑は、予算見込みを問われたのに対し、国保運営協議会での粗い試算ではあるが、5月、6月、7月は1割以上の医療費の伸びを示し、結果9,900万円ほどの不足が予想される。医療給付費負担金は、療養費に比例して増加するが、前期高齢者交付金は保険者間との年齢構成を均てん化するためのもので、医療費の増額とは比例していないと答弁。  早期発見、早期治療、予防医療の対策をただされたのに対し、国保の特定健診の実施や各種がん検診を行っている。受診者数は、女性がんの検診で大きく増加し、ほかは微増であると答弁がありました。  討論はなく、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第39号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、主な質疑は、起債の過充当で繰り上げ償還が生じた理由をただされたのに対し、本年3月7日付で東海財務局、5月9日付で地方公共団体金融機構から、平成20年度流域下水道事業債の過充当があり、繰り上げ償還の通知がおくれてきたもので、おくれてきた理由ははっきりわからない。県の事業ではあるが、工事費を国・県・市町が一部を負担、扶桑町は3,186万4,543円を負担と答弁がありました。  討論はなく、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第40号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題とし、主な質疑は、介護給付費準備基金積立金と介護保険被保険者数の問いに、平成22年度の実質収支の精査した2,323万5,000円を積むもので、人数は平成22年度末で7,513人と答弁。  前回の値上げは必要ではなかったのではとただされたのに対し、3年計画で当初見込んだ結果がこのようになった。これを踏まえ、次期計画を検討すると答弁。  24時間対応サービス、地域包括支援事業の取り組みをただされたのに対し、社協訪問介護ステーション、包括ケア会議等との連携によりサービスの向上に努めている。24時間対応は、夜間緊急連絡網により対応している。配食サービス、民生委員、地域包括との連携により高齢者の見守りに努めていると答弁がありました。  討論はなく、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第41号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、質疑、討論なく、賛成全員で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第45号 工事請負契約の締結については、討論はなく、賛成全員で可決すべきものと決しました。  次に、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について(所管部分)を議題とし、主な質疑は、保育所運営費についての国庫負担金減額の問いに、地方交付税の児童福祉施設需要額として2,188万5,136円が算入されていると答弁。  放課後児童健全育成事業についての質疑に、平成22年度に利用料、開設時間の改正を行い、定員は定めているが、保護者の期待にこたえるため、受け入れる方向で実施していると答弁。  病児・病後児保育とファミリーサポートとの連携の質疑に、より利用しやすい方法の研究、周知は必要で、需要を見きわめながら研究していくと答弁。  無年金者についての質疑に、扶桑町のみでは把握していないが、厚労省の発表による国全体の情報は得ている。無年金者や低年金者は大きな問題で、現在、厚労省では年金改革について議論されていると答弁。  老人憩の家指定管理の管理人件費についてただされたのに対し、最終的な差益・差損は指定管理者の責任によるとなっており、最終的に人件費を計上された。指導を誤っていたと答弁。  青木川の県からの委託についての契約内容を問われたのに対し、定期点検、ごみ処理等の作業、排水機運転操作、業務当初の機能確認などと答弁。  治水対策についてただされたのに対し、9月20日、県において一宮市、江南市、扶桑町を含め日光川上流及び青木川上流の治水対策検討会が設置された。これにより、早急なる対策を講ずるよう検討していくと答弁。  資源ごみ拠点回収所の問いに、給食調理場跡地でお願いしているが、現在、政策調整課を中心に検討中であると答弁。  江南丹羽環境管理組合の改修工事と新施設についてただされたのに対し、工事は本年度までで、今後7年間使用。新施設の形式は、今後、検討委員会を設置し、決定すると答弁。  労働政策の問いに、ハローワークと連携し推進する。就職フェアのPRも積極的に行うと答弁がありました。  反対討論として、精神障害者の医療費無料化、環境基本計画策定など前進面もあるが、内需主導景気対策に逆行する職員給与の引き下げ、保育所運営費の父母負担の増加、子ども医療費の拡充に否定的、原因者負担の原則に反する山名・五郎丸線の舗装などで認定できない。  賛成討論として、町予算の割合からすると住民福祉は比較的恵まれている。監査委員からの審査意見で特に問題となることもないので認定すべき。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、差し押さえについての補足説明の後、質疑を行いました。  差し押さえについての質疑に対し、国税徴収法により、差し押さえようとするときの処分予定価格が差し押さえに係る債権全体の額を上回るような超過差し押さえについては禁止されている。本町では、現金を差し押さえていること及び換価金額より滞納税額が上回っていることから、超過差し押さえについてはなかったものと認識。不動産は不可分物になるため一体で差し押さえるが、本町では不動産参加差し押さえとして実施しており、換価もしていない。抵当権も除外するので、超過差し押さえはなかったことを税務課で確認していると答弁。  非自発的失業者に対する減額をただされたのに対し、減額の補てんは、まず保険基盤安定負担金によって補てんされ、さらに平均保険料との差額は、特別調整交付金によって助成されると答弁がありました。  国保税収入未済額が3億円にもなっており、国に負担率をもとに戻すよう要望してほしいと意見が出されました。  反対意見として、国保税が高過ぎることと限度額が引き上げられたこと、職員給与が引き下げられたことから反対。  賛成討論として、町民の暮らしや仕事が厳しい状況で、国保税の負担や医療費負担の重さが大切な命さえも脅かす事態になっては本末転倒である。会計処理上の手続として必要であるので賛成。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、認定案第4号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定については、質疑、討論はなく、賛成全員で認定すべきものと決しました。  次に、認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、主な質疑は、受益者負担金収入未済額の質疑に、滞納に対しては督促状の送付とともに電話や訪問により接触しているが、理由をつけて払わない人も支払いが困難な人もある。5年を延長することはないが、分納で支払い回数をふやして金額を減らしたりふやしたりすることはあると答弁がありました。  反対討論として、職員給与が引き下げられたので認定できない。  賛成討論として、審査意見で特に問題となることもないので認定すべき。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、認定案第6号 平成22年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてを議題とし、主な質疑は、特別養護老人ホーム、老人保健施設等の待機状況と待機者解消の方法の問いに、扶桑苑の町内待機者は43人で、ケアマネ等から新施設も含め情報提供もしていただいている。平成24年度から町内に小規模特別養護老人ホームが開設されると答弁。  施設入所の場合の上限以上の利用についてただされたのに対し、限度額以上の利用者もあるかと思うが、利用者が全額事業者へ支払うため、介護保険での支払いはないので把握していない。部屋代、食事代は別にかかり、食事代は最高で650円の負担と答弁がありました。  高齢者福祉総合計画策定に向けてのアンケートでは、自己負担が利用の敬遠につながるかとの設問を設けるべきであった。高齢者の経済状況をつかんだ計画を策定すべきとの意見が述べられました。  反対討論として、職員給与の問題があるので認定できない。  賛成討論として、正常に運営されているので認定すべき。  採決の結果、賛成多数で認定すべきものと決しました。  次に、認定案第7号 平成22年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、質疑、討論はなく、賛成全員で認定すべきものと決しました。  次に、議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)(所管部分)を議題とし、主な質疑は、子ども手当制度改正によるシステム改修委託料の根拠の問いに、概算でパッケージソフトが520万円、個別改修が390万円から840万円、10分の10の補助がある予定と答弁がありました。  反対討論として、民主党は子ども手当の公約を放棄した。国民を裏切るようなことには同調できない。  賛成討論として、子ども手当については国が決めたことでいたし方ない。  採決の結果、賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、請願第2号 地域経済活性化のため「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願書を議題とし、紹介議員からの補足説明と意見陳述後、質疑を行いました。  事業規模の問いに、扶桑町の世帯から1,000件くらい、20万円助成で2億円、5年継続で年4,000万円を想定。請願の趣旨は、地元の一人親方や中小零細業者に仕事を出してもらうことで地元の経済効果が期待できると回答。  業者についての質疑に、地元業者を元気にする施策であるから、地元総合建築、工務店だけでなく、地元建築関連業者も対象に限定するのが本来の姿と回答。  畳の入れかえ、水道の蛇口の交換も対象になるのかとの問いに、そういうことです。ドア建具の交換、防犯のための二重ガラスなど、住宅に関するものが対象と回答がありました。  質疑終結後、採決を行うのか継続審査にするのかを諮ったところ、継続審査とすることに決定いたしました。  最後に、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)は、討論はなく、賛成全員で採択すべきものと決しました。  以上、御報告いたします。 ○議長(大藪三郎君) これより、児玉孝明福祉建設常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に質疑ないようですので、以上で児玉孝明福祉建設常任委員長に対する質疑を終結いたします。  次に、千田成年総務文教常任委員長の報告を求めます。  千田成年総務文教常任委員長。    〔9番 千田成年君登壇〕 ○9番(千田成年君) 改めて、おはようございます。  それでは、平成23年9月定例会総務文教常任委員会の委員長報告をさせていただきます。  議長の指名により、本会議おいて総務文教常任委員会に付託を受けました議案5件、認定案2件、請願1件、陳情4件につきまして、9月16日午前9時25分から、委員全員と町長以下関係職員の出席を得て開催し、その審査が終了しましたので、主な質疑の内容と結果について報告させていただきます。  議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)を議題とし、税務課長より、軽自動車税の課税逃れについて、納税通知書の納税証明欄には滞納者は印字しないシステムになっているので、車検を受けるとき納税証明を取りに来る必要があり、そのとき未納分の納税につなげていると補足説明がありました。  質疑に入り、消火栓設置について、現在の消防水利の充足率の状況は、また他市町の状況はどうかの問いに、充足率は83.9%であり、他市町は承知していないと答弁。  次に、山名小学校校舎改修工事で10%残しての補正ですが、その内容はの問いに、契約金額は5,743万5,000円で、予備として574万3,500円を残したと答弁。  また、文化会館舞台照明設備改修工事の10%上乗せの積算根拠はの問いに、契約金額1億1,970万円に10%を乗せて補正額の1億3,167万円となると答弁。  次に、住宅耐震診断の補助対象の家はどれくらいあるか、また残りはどれくらいかの問いに、既に110件の申請があり、今回、100件の補正をお願いしている。今後、2,000軒ぐらい回る世帯があるので、追加の補正を考えていると答弁がありました。  次に、地方交付税について減額補正であるが、将来増額の見込みはあるかの問いに、町民税の法人・個人などが減れば、補てんの意味でプラス要因となります。普通交付税は、基準財政需要額と基準財政収入額の差額ですので、差額が大きくなればふえることは考えられると答弁。  次に、総合グラウンド放送設備について、主な使い道は、ほかについても研究したかの問いに、昨年ですと尾張男子ソフトボール大会、中学校管内大会、少年野球教室で使用したと答弁。  また、今回改修するものはスタンドの放送設備ですので、例えば町民体育祭での使用も考えられますが、体育祭は全体にスピーカーを配置する必要があり、別の方法でないと全体を網羅できないと考えていると答弁。  質疑を終結し、反対討論として、補正といえども住民要求にこたえることに主眼を置くならば、山名小学校の改修工事費や文化会館の舞台照明改修工事費が予算とかけ離れた大幅な減額補正であり、予算の計上に誤りがあったのではないか。また、今回補正されている工事費の1割を予備費として計上してある。必要な経費であれば明細をつけて計上すべきであると考える。そして、6月議会で指摘されたと思いますが、原発事故で発生した放射能汚染対策として沃素剤購入などの補正も考慮に入れていただきたかった。このように考えて、議案第37号には反対します。  次に賛成討論として、今回の補正においては、歳入では法人税の増額、あるいは地方特例交付金や地方交付税、臨時財政対策債など、適正な算定がされ処理されている。また、歳出においては、小学校大規模改修事業を初め、学校給食共同調理場建設事業、文化会館舞台照明設備改修工事などの入札執行について精査が速やかに行われている。一方では、地域公民館の改修の補助金や、防災対策として木造住宅耐震診断業務委託料が増額計上され、安心・安全なまちづくりへの対応がなされていると思う。さらに、地元事業者向けの対策も引き続き対処されているなど、総合的に判断して賛成します。  討論を終結、採決の結果、賛成多数で、議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)(所管部分)は、可決すべきものと決しました。  次に、議案第42号 扶桑町議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑、討論もなく、採決の結果、委員全員賛成で、本議案は可決すべきものと決しました。  次に、議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例についてを議題とし、過料の引き上げ並びに上場株式配当の特例延長で町への影響はあるかの問いに、過料については該当者はないと思う。また、配当等の特例延長がなかったとすれば、昨年の実績で配当割交付金が710万円、譲渡所得割交付金で230万円ぐらいの増収が見込めると推測します。さらに、今年度の制度の延長からいえば変わりはないと答弁がありました。  次に、過料が3万円以下から10万円以下に上がったのは不正を許さない考えかと思うが、あわせて寄附金の下限額を下げたねらいはの問いに、過料についてはそのとおりである。寄附金については、所得税に合わせたというのと、下限額を下げることによって社会への浸透を図り普及するねらいがあると答弁。  以上で質疑を終結し、反対討論として、過料を引き上げて強制力を増すのでなく、適正な申告への指導にとどめるべきであり、党の施策であるので、金持ち優遇税制である上場株式等の配当所得や譲渡所得に対する優遇税制の延長は認められません。よって、議案第43号には反対します。  次に賛成討論として、過料を重くするということは、それなりの社会情勢もあって厳しくしなければならない。例えば申告書の不提出の規制がかけられないとか、国もそうした姿勢でいる。当然、地方行政も足並みをそろえて規制を強化しないと進まないと思う。さらに、寄附金行政についても、税控除がしやすく、制度として改正される国の姿勢に町として足並みをそろえるということについては賛成とします。  以上で討論を終結し、採決の結果、賛成多数で、議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例については可決すべきものと決しました。  次に、議案第44号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例についてを議題とし、質疑、討論もなく、採決の結果、賛成全員で、本議案は可決すべきものと決しました。  次に、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)についてを議題とし、質疑に入り、防犯パトロール隊について、隊員の確保が厳しくなっている地区もあると聞くが実態はどうかの問いに、高齢化が進み、隊員の確保、パトロール参加が難しい地区もあると聞いている。また、現在、21地区が活動中で、ない地区については設立を働きかけていくと答弁。  さらに、委員より、若い方への啓発、PRをお願いしたい。また、防犯事業、交通安全事業で連携していただきたいと要望がありました。  次に、スクールガードに対する費用と募集の仕方はの問いに、保険料のみで、募集に関しては各学校で対応していると答弁。  次に、図書館資料の盗難の件数は、資料の管理状況はの問いに、昨年度は186冊で、管理については年1回、7月に全資料を確認していると答弁。  次に、災害備蓄物資の賞味期限など管理体制はどうかの問いに、期限が同じものは同じ場所に保管し、近いものは防災訓練に出している。11月に期限が切れるものがあるが、既に発注済みと答弁。  水害対応ガイドマップについて、今回のゲリラ豪雨に活用されたかの問いに、検証はしていないが、活用していきたいと答弁。  次に、収納率の向上についてどう考えているかの問いに、本年度より滞納整理機構に参加して徴収を強化している。また、コンビニ収納で納税しやすくしている。今後、国税徴収法に基づく滞納整理を進めていくとともに、差し押さえ、インターネットで公売する準備もしていると答弁。  次に、庁舎の改修工事費の関連で庁舎の建てかえの予定はあるのかの問いに、平成22年度から公共施設整備・再編計画をつくっているので、その中で検討していくと答弁。
     また、議員控室、議会事務局、議長室、図書室、監査事務局があるが、利便性のよい配置にならないか。建て直しができなければ改修もある、町長の考えはの問いに、町全般の状況を考えると、早急に建てかえるという意見は薄いと思う。レイアウトをいじる、改修をすることになると思うが、必要性をしっかり検討しなければならない。改修するにも多額の費用がかかる、本当に利便性が必要なのか、だれが利便性を享受するのか、きちんと検討する必要があり、議論し、煮詰めていけば答えや合意性が生じてくると答弁がありました。  次に、小学校校舎施設営繕工事費の発注先は町内業者かの問いに、大半が町内業者で、金額の幅は20万円から500万円の間であり、小規模事業者への発注は、扶桑東小の手すり設置工事等で3から5社あったとの答弁。  さらに、中学校の発注はの問いに、プール温水シャワー給湯器取りかえ工事、エアコン取りかえ工事などで4件あり、小規模事業者への発注は、プール温水シャワー給湯器取りかえ工事であると答弁。  次に、私立高等学校等授業料補助金で299万円を200人に補助したとあるが、1人当たり1万6,000円で200人とすると誤差がある。また、3人が不支給になっているが、その理由はの問いに、誤差については、授業料から国と県の支給額を引いて、1,200円支給の方が12名、1万800円支給の方が1名、2,400円支給の方が2名おられました。不支給の理由は、授業料が免除されていると答弁。  質疑を終結し、反対討論として、長引く不況の中で、いかにして地域経済を立て直し、増収を図り、住民の暮らしを支え福祉を増進させるか、これが扶桑町政の大きな課題でした。地域経済対策としての事業も、結果として中小業者の営業を十分に支援するものではありませんでした。また、公務員給与についても、地域手当の廃止、期末・勤勉手当の引き下げを行い、職員の勤労意欲をなくすばかりか、内需を冷え込ませる結果につながり、住民サービスの低下という面でも、町民プール廃止に伴う利用者激減と管理委託料の増加、私立高校の授業料を一律1万6,000円支給から所得制限による支給と条例改正を行い、制度後退がありました。施策のすべてを否定するものでありませんが、認定案第1号には反対をします。  次に賛成討論として、平成22年度決算を見ますと、地域経済対策として公共施設改修などが実施され、懸案となっていました学校給食共同調理場の建設が順調に進められたことは評価されるものです。また、次世代の社会を担う子どもたちへの支援として高雄小学校でも放課後子ども広場が開設され、子どもの健全育成に努められたこと。さらに、防災面では、広く住民に防災意識の向上を図るため、「水害対応マップ」や外国人向けの「防災ガイドマップ」が作成されたことは評価されるものです。一方、財源確保のためにコンビニ収納を可能にし、納税者の利便性の向上と収納率の向上に努められたことは大いに評価できるものです。これらを総合的に判断し、賛成といたします。  討論を終結、採決の結果、賛成多数にて、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定(所管部分)は認定すべきものと決しました。  次に、認定案第2号 平成22年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定を議題とし、質疑、討論もなく、賛成全員で、本案は認定すべきものと決しました。  次に、議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)(所管部分)を議題とし、質疑、討論もなく、賛成全員で、本案は可決すべきものと決しました。  請願第1号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める請願書についてを議題とし、意見、討論もなく、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書を議題とし、反対討論として、この問題は扶桑町議会として自主的に自立した議論を町民と深め、よその人から言われたくない気持ちもあり、自主論として不採択とします。  次に賛成討論として、私たちは日本にいて安心・安全を享受しているので、それに対する感謝という意味で国旗に対して敬意を払うのは必要ではないか。また、町旗に対しても、順番はどうであれ敬意をあらわすべきと思い、賛成とします。  次に反対討論として、公民の解釈が妥当ではないと思う。また、町民たる前に国民であるという解釈もいかがなものかと思います。また、町民の中で議論も起きていないし、住民の意識も把握できていない状況の中で取り上げるわけにはいかないので、不採択としたいと思います。  以上で討論を終結、採決の結果、賛成少数にて、この陳情書は採択すべきでないものと決しました。  次に、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とし、意見、討論もなく、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書を議題とし、意見、討論もなく、賛成全員で採択すべきものと決しました。  次に、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書を議題とし、反対討論として、愛知県には2009年まですべての市町村に私立高等学校授業料補助があり、これは教育の機会均等を実現するための制度であり、関係者の努力が実ったものであります。しかし、2010年から国の就学支援金が支給されることになり、制度の見直しが進められました。当初は減額への動きがありましたが、再び充実されるよう地域からの取り組みがなされています。扶桑町では限度額1万6,000円が維持されており、県下で変化があれば別だが、当面は採択には反対します。  次に賛成討論として、民主党政権の高校教育の無償化のもと、教育の機会均等、公私格差を是正する必要があります。扶桑町では一律1万6,000円支給から後退しました。せめてもとに戻す、あるいは金額を上積みするなど検討すべきと思います。父母負担も軽減し、家計を応援する意味でも採択すべきと考えます。  討論を終結、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。  以上をもちまして、総務文教常任委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(大藪三郎君) それでは、これより千田成年総務文教常任委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に質疑ないようですから、以上で千田成年総務文教常任委員長に対する質疑を終結いたします。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第1 議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号) ○議長(大藪三郎君) これより日程第1、議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。    〔15番 髙木義道君登壇〕 ○15番(髙木義道君) 議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)に反対の立場で討論をいたします。  補正予算ではありますが、住民要求に迅速にこたえ、住民の福祉を推し進める、そうした予算になっているか、またそのような立場からの提案でなければならない、そう考えます。  山名小学校改修工事費4,528万4,000円、41.8%の大幅減額補正、工事費の1割の予備金、同様に文化会館舞台照明改修工事費におきましても6,486万1,000円、32.6%の大幅減額補正であります。これも工事費の1割の予備金を見込んでおります。本当に十分検討されて計上された予算であったか、極めて疑問が残るものであります。その上、使い道をはっきり示していない予備金の計上等、透明性が確保されているとは決して言えません。  消防・防災関係で住宅耐震診断委託料など800万円余の予算計上はありますが、子どもの甲状腺対策のための沃素剤の準備等、災害時に本当に対応できる十分な施策など、住民の皆さんの命と暮らしを守る十分な提案である、そう言えません。よって、議案第37号には反対をいたします。 ○議長(大藪三郎君) そのほか討論のある方。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 片野春男君。    〔10番 片野春男君登壇〕 ○10番(片野春男君) 扶桑町議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)に賛成の立場で討論しますので、よろしくお願いいたします。  今回の補正予算につきましては、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ4,706万6,000円を減額するもので、歳入では町民税法人が5,547万4,000円の増額、平成22年度歳入歳出決算による繰越金が5,692万7,000円の増額となっております。  地方特例交付金で1,423万5,000円、地方交付税で3,154万6,000円、山名小学校校舎大規模改修事業費で3,420万円など、算定や事業の精査による減額が適正かつ速やかに行われております。  一方、歳出においては、無投票となった愛知県議会議員一般選挙費と扶桑町農業委員一般選挙費の精査や、主に民生費において平成22年度事業決算による精査、さらにはごみ処理に係る委託料や文化会館舞台設備改修事業など、入札差金による精査が速やかに対応されております。  また、安全・安心なまちづくりのため歩道整備工事や、木造個人住宅耐震診断業務委託料の増額計上、さらには地元事業者向けの対策もされているなど、これらを総合的に判断して的確に対処していると認め、賛成するものであります。  なお、東日本大震災から半年が経過しましたが、復興にはまだまだ時間も財源も必要な状況であります。そうした中で、総理大臣を初め内閣がかわるなど、政局の不透明さは続いておりますが、国や県からの情報を的確に把握していただき、町民の暮らしを守り、安全・安心なまちづくりのために一層の努力されることを期待しまして、賛成討論とします。以上です。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論のある方ありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) 特に討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第37号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) 起立多数であります。ありがとうございました。よって、議案第37号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第3号)は、各常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第2 議案第38号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第2、議案第38号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 討論は特にないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第38号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第38号 平成23年度扶桑町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第3 議案第39号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第3、議案第39号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  討論ありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) 討論は特にないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第39号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第39号 平成23年度扶桑町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第4 議案第40号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第4、議案第40号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、討論を行います。  討論のある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特にないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第40号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第40号 平成23年度扶桑町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第5 議案第41号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第5、議案第41号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大藪三郎君) 討論は特にないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第41号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第41号 平成23年度扶桑町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第6 議案第42号 扶桑町議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第6、議案第42号 扶桑町議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより議案第42号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、議案第42号 扶桑町議会の議決すべき事件を定める条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第7 議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第7、議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。    〔15番 髙木義道君登壇〕 ○15番(髙木義道君) 議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をします。  過料を引き上げて強制力を加えるのではなく、正しく適正な申告をしていただく、そのような指導にとどめるべきではないかと思います。庶民には消費税値上げを押しつけたり、扶養控除の廃止など国税を強いておきながら、一部金持ちに対する優遇税制である上場株式等の配当所得や譲渡所得に対する優遇税率の延長をそのまま続ける、こうしたことは認められません。よって、議案第43号には反対をいたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論のある方。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 近藤泰樹君。    〔4番 近藤泰樹君登壇〕 ○4番(近藤泰樹君) 議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例について賛成の立場で討論いたします。  今回の税条例の一部を改正するのは、地方税法の一部が改正され、それに伴い、地方行政の足並みをそろえるため、また東北など被災地に寄附金行政をやりやすくしたり、条項の整理など、改正するものです。ですから賛成いたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかにありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第43号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第43号 扶桑町税条例等の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第8 議案第44号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第8、議案第44号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。  これより議案第44号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、議案第44号 扶桑町都市計画税条例の一部を改正する条例については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第9 議案第45号 工事請負契約の締結について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第9、議案第45号 工事請負契約の締結について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。  これより議案第45号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は可決であります。本案は、常任委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号 工事請負契約の締結については、常任委員長の報告のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第10 認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第10、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。    〔14番 小林 明君登壇〕 ○14番(小林 明君) 認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定に反対をいたします。  平成22年度の一般会計決算は、収入が88億7,341万4,965円、支出が85億7,520万4,798円で、翌年度に繰り越される金額は2億9,821万167円となっております。当局の提出された実績報告書において財政指標等が掲載されておりますが、全体として扶桑町の財政は健全財政だということが言えると思いますが、それは裏返して言えばどういうことなのかということを考える必要があるんじゃないかと思います。  経常収支比率については、21年度88.6%から22年度84.4%になりました。全国平均の、21年度でありますが86.8%という経常収支比率になっておりますが、これは結局、住民のための仕事をやらなければやらないほど経常比率は下がっていくという関係になると思います。そういう住民の福祉充実という観点から見ると、全国平均の86.8%より低いということは、住民福祉に対する対応の仕方が問題があるんではないかと言えると思います。その点、町当局としては、経常収支比率は低ければ低いほどいいんだという、ただ単純な見方を改めて、住民福祉との関係から見てどうなのかという観点を持つ必要があると私は思いますので、意見として申し添えておきたいと思います。  平成22年度の予算を執行した結果が決算であります。22年度とはどういう経済情勢であり、社会情勢であったのかということを見る必要がある思います。  リーマンショック以来、日本の経済は停滞を続けております。これは外需主導の経済運営によって内需が拡大するという状況にない結果、日本の経済が後退しているということが言えるのではないかと思います。外需主導から内需主導に経済を運営しなければならないと思います。  そういう観点から見たときに、22年度の決算はどうであったか。  さらには、少子・高齢化だと長い間言われているわけですけれども、この少子・高齢化にどう対応していくのか、こういう点からも22年度の決算を見る必要があるのではないかと思います。  地方自治体は、地方自治法で定められているように住民の福祉を増進する、これが役割であります。平たく言えば、住民の暮らしを守り、住民の福祉を充実させること、これが町の役割だと思います。そうした点、経済状況が停滞し、多くの住民の皆さんが、生活がどんどん苦しくなっている。さらには、仕事もない、こういう状況が中小零細業者の人たちに続いてきているわけであって、そうした人たちに対して町がどのような手だてを打ったのかということを見る必要があると思います。  例えば保育の問題でありますが、本会議において当局に保育所の10年間の運営経費の推移について資料を提出していただくよう要望して、資料を提出していただきました。  平成12年度から平成22年度までの資料が提出されたわけですが、毎年毎年を述べると時間が食いますので、平成12年度と平成22年度を比較してみました。国や県の負担金と町の一般会計の財源を合わせると、平成12年度においては4億7,985万904円でありました。運営費に占める割合は、公費、要するに国・県負担金と一般会計からの費用でありますが、これを公費として見ますと、公費の運営費に占める割合は81.30%でありました。一方、父母負担、保育料と給食費を合わせると1億1,033万5,832円で、この父母負担の運営費に占める割合は18.69%であります。平成22年度はどうなるかというと、公費の負担金というか、公費で賄っている費用は4億2,414万5,042円、約5,500万円ほど12年度と22年度を比較すると公費の負担が減っているわけであります。父母負担はどうなのかということでありますが、父母負担は1億7,939万2,061円で、この父母負担のふえた額は6,900万円ほどであります。  要するに、ここで言えることは、公費負担は減らして住民の方に負担をふやしてきている、これが全体の流れであって、10年前と比較すると、それこそ公費を減らした分をそのまま父母負担にしているということが言えると思います。構成比で言うと、公費負担は66.27%、父母負担は28.03%で、約10%父母負担がふえているということがわかるわけであります。  今、日本の経済が停滞し、失業者もふえ、若者たちの収入も本当に低い額になっているときに、若者たちの子育てをしている世代に負担を押しつけるというやり方が少子・高齢化社会の中で本当にいいものかどうなのか。このことを見ると、私は平成22年度の決算というのは、住民の皆さんに負担を押しつける、住民を苦しめる、そういう内容であったということが言えると思います。  また、この22年度には放課後児童健全育成事業、要するに学童保育でありますが、この学童保育においても、これまで無料で行われていたものを1ヵ月1,500円利用料として徴収するということが行われました。今言いましたように、子育て支援をしなければならないときに、子育てをしている方々の負担を重くする、こうしたことは本来の地方自治体の役割に反することだと言わざるを得ないと思います。  子ども医療費の問題で言うならば、先ほど私が言いました経常収支比率が低ければ低いほどいいんだという観点は問題だと。要するに、子どもの医療費の無料制度をやれば当然義務的経費がふえるわけであって、経常収支比率は高くなってまいります。経常収支比率を低くするために子ども医療費無料制度を拡充しないということであるならば、私は地方自治体の存在意義はないというふうに思います。  子ども医療費無料制度は、私どもは中学校卒業まで入院も通院も無料にすべきだということを繰り返し求めてまいりました。残念ながら、そのことは一向に改善されていないというのが現状であります。  これまで扶桑町の子ども医療費無料制度、入通院においても無料にすることを求めたことに対して、扶桑町は愛知県内でも平均的なところに位置しているんだという言い分で、子ども医療費無料制度で中学校卒業までの入通院を完全に無料にするということを拒否してまいりましたけれども、今日では平均的どころか、最低水準になっているというのが現実ではないかと思います。  愛知県内で38市町村がありますけれども、中学校卒業までの入通院の助成制度を実施しているのは70.4%に上るわけであります。町村で言うならば、13町村の中で実施されていないのは扶桑町を含めて4町だけであります。76%が中学校卒業までの医療費無料制度を町の段階で行っていることを見るならば、この子ども医療費無料制度の拡充を見送るということは、結局は福祉に冷たい町政を推進してきたということを22年度においても言えると思います。  また、子育て支援、子どもの居場所づくりのためにも、私は児童館の建設はどうしても今後必要になってくると思います。ぜひとも児童館建設を進めることを強く求めるものであります。  この22年度においては、経済が停滞して、内需を拡大し、景気を回復させなければならないときに職員の給与を引き下げました。この公務員の給与引き下げは、民間の労働者の給与引き下げに連動するということが言えると思います。お互いに公務員だ、民間だといって足の引っ張り合いをしていては、職員の労働条件を改善することはできないと思いますし、内需を拡大して日本の経済を活性化させていくということもできないと思います。そうした点で、平成22年度においては、職員の給与の引き下げ、地域手当が廃止される、期末・勤勉手当が減額されるということが強行されました。私は職員が意欲を持って働けるよう、職員の給与引き上げや、あるいはいろいろの面での労働条件改善を図ることを求めるものであります。  もう一つ大きな問題として、22年度の一つの大きな特徴として、扶桑町政が全く無責任な町政である、こういうことを指摘せざるを得ません。その最大の問題は、学校給食センターの問題であります。  学校給食センターがことしの9月から稼働いたしました。この給食センターを建設するに当たって、今建設されて稼働されているところは、体力づくり広場と町民プールがあったところであります。体力づくり広場には樹木が茂り、子どもの遊び場として活用されておりました。ところが、この樹木を伐採し、子どもの遊び場を奪ってしまいました。町民プールも25メートルプールが取り壊されました。その跡地に給食センターが建設されたのであります。私は、新しい給食センターは、学校給食共同調理場ですが、新たに用地を確保してそこに建設すべきだということを繰り返し求めてまいりました。町長は何と言ってきたのか。私が一番耳に残っているのが財政的に厳しい、こういうことが言われてまいりました。本当だったのか、本当ではなかったと思います。  当初、建設費の概算費用は12億6,000万円だということが言われておりました。私どもは、これは余りにも過大過ぎる。これを実際に多くの自治体で建設している実績を見るならば、4億は過大見込みだということを指摘してまいりました。結果としてどうだったでしょうか。22年度の当初予算において、22年度、23年度の継続事業として9億6,553万2,000円の予算が組まれておりました。ところが、実際は5億5,750万円でした。4億円の予算と比較しても過大に見込んでいたということが言えると思いますし、この予算を当初の12億6,000万円から比較すれば3億円減らしたわけである。そういうことから見ると、実際は12億6,000万円だと言うけれども、半分程度の費用で建設できたのではないかと。どこに用地取得ができない一つの理由として財政が厳しいという理由が成り立つのか。全く成り立たないわけであって、無責任きわまりない、こういう町政がこの22年度に行われたと思います。  町民プールを取り壊した、そのかわりに高雄小学校のプールを開放するということが行われました。高雄小学校のプールを開放することによって、新たに621万3,900円の管理委託料がふえました。町民プールの委託料は、21年度の決算額はちょっと記憶にありませんですが、20年度の予算から言うならば、町民プールの今回の22年度の決算額と大体同等でありますから、町民プールを取り壊して高雄小学校のプールを開放することによって、そのまま高雄小学校のプール開放に伴う委託料がふえたと。そして、実際には利用者は減少したということが言えるわけであって、まさに無責任きわまりないものだと思います。
     もう一つ無責任なことは、保育士の臨時職員の割合はどうなのか。保育士が127人いる中で、68人が臨時であります。半分以上が臨時職員で保育園を運営している。臨時職員で運営しているにもかかわらず、先ほど申し上げましたように父母の負担はふえ続けてきているというのが実態であって、本当に行き届いた、安心して預けられる保育を実施しようとするならば、職員の皆さんの身分を保障するのが当然だと思いますが、そうしたことが行われませんでした。私は、臨時職員を限りなく減らして、正職員で保育園を運営することを強く望むものであります。  この年においても山名・五郎丸線の舗装修繕が行われました。1日に何台も砂利採取のためにダンプカーが往来し、道路の舗装が傷む、このことによって毎年のように扶桑町では1,000万円以上の予算を組んで舗装修繕工事を行ってまいりました。原因者が明らかであれば、原因者負担をさせるのが原則であると思いますが、そうしたことを何回も私自身が求めたにもかかわらず、聞き入れずに、原因者負担でありながら町が全額負担するというような無責任なことはないと思います。  この決算書、目の道路新設費を見ますと、土地購入費100万円、委託料100万円の予算が計上されておりました。ところが、これは全く予算を執行せずに、全額が不用額になっております。金がない、金がないといって住民の要求を抑えながら、使いもしないところに予算を組む、こんな無責任なことはないと思います。  そういうような幾つかの問題がこの平成22年度の決算の中には含まれておりますので反対をいたしますが、委員会の中でも申しましたように、精神障害者医療費の全疾病を対象にする助成制度についてだとか、環境基本計画の策定だとか、幾つかの点で評価できるものがありますけれども、全体としての一つの特徴として認められる決算の内容ではないということで反対をいたします。 ○議長(大藪三郎君) そのほか討論のある方ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木武義君。    〔11番 髙木武義君登壇〕 ○11番(髙木武義君) 認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論をします。  平成22年度決算を見ますと、長引く不景気の中、地域経済対策を継続的に実施され、また懸案となっておりました学校給食調理場の建設に着手され、順調に事業が進められたことは評価されるものであります。  さらに、3人乗り自転車の貸出事業や、高雄小学校での新たな子ども広場の開設など、子育てや次世代の社会を担う子どもたちの支援、あるいは子宮頸がん、ヒブ・小児用肺炎球菌ワクチン接種を実施し、元気で健康なまちづくりへの配慮がされており、また指定管理者制度を活用した老人憩いの家運営では、NPO法人スペイス・21が趣向を凝らし、新たに開設した喫茶コーナーでは、障害者の働く場を提供し、障害者や高齢者を初め地域の方々の集いの場として生まれ変わり、大変好評を得ております。  そのほかに住宅太陽光発電システム等の環境面への配慮、水害対応マップの作成など、防災意識向上のための施策など、広く住民に対して周知されており、評価するものであります。  一方で、財源の確保のために町民税、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税については、コンビニエンスストアでの支払いを可能とし、納税者の利便性の向上と収納率の向上に努められたことは大変評価できるものであります。  これからを総合的に考え、また政権交代以後の政局が不透明であり、地方に対しての情報提供がおくれることが多い中で、住民の暮らしを守り、安全・安心なまちづくりのために、滞りなく迅速に対応されたことは大変評価できるものでありますので、賛成といたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 矢嶋惠美さん。    〔6番 矢嶋惠美君登壇〕 ○6番(矢嶋惠美君) 日程第10、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、意見を添えて賛成の立場で討論いたします。  平成22年3月、年度の始まりに新扶桑町集中改革プランを発表されました。当時では、大幅な税収減収の見込みで、財政運営の厳しさへ対応していくことが述べられております。世界的な長引く不況の中、健全な税収であるべき自主財源の町税が、個人給与所得の落ち込みや団塊世代の現役引退の時期が重なり、昨年対比96.9%、43億4,168万5,583円となり、1億3,900万円の減収を頭に、自主財源全体では前年比10.6%減、6億3,191万8,595円の大きな減収となりました。  景気回復の兆候がいまだはっきりと見えず、不安定な社会状況の中ではありますが、地域主権への移行の中、自主的・計画的な運営を目的とする地方交付税が7億1,833万7,000円の交付、昨年対比3億1,520万円の増、昨年対比178%となり、また子ども手当関連を中心といたしました国庫支出金22.4%増を初め、依存財源等の大幅な伸びもあり、歳入は前年度を大きく伸ばしました。歳出は、実質単年度収支が3億5,643万5,000円の大幅な黒字となり、財調の取り崩しもなく、基金への積み立てに回り、実質公債費比率はさらに向上いたしました。  このように財政状況は、結果として22年当初計画の見込みより全体的に大きく予測を上回り、住民1人当たりの将来負担額は17万7,867円、これは全国町村平均、あるいは類似団体順位から見ても負債の負担が少ないという、昨年同様のベスト上位の位置であるかと思います。  また、反面、住民1人当たりに係る行政コストの負担は若干上がってはおりますけれども、これも全国平均から見てもベスト上位で、相当小さいのは、これはしっかりと健全経営をされてきたことがよくわかります。  しかし、そのような背景には予想以上の交付金と職員の人件費削減も大きく起因し、また予算取りはしたものの、結果として実質的に不用額も多く出し、財調の積み立てに回したとも言えます。  自主的な財源の確保、そして健全な守りの経営は、将来に対し非常に大事であります。しかし、慎重になるばかりではなく、同時に前にと成長もしなければいけません。成長なくして、町民の元気、希望は生まれません。高齢化していく住民の生活環境整備等や、次の世代への町の活性化のために、そして何よりも災害に強い町へ、さらに成長の投資をしていくことが望まれます。  歳出の性質別から見ますと、全体の43.6%が義務的経費ですが、これは高くなっており、扶助費等の住民福祉は比較的恵まれている傾向で、22年、個々の事業評価でいたしますと、緊急経済対策としてきめ細かな臨時交付金を使った各種公共施設の改修事業が取り組まれましたこと、多くの町民に評価された町税コンビニ収納、あるいは3人乗り自転車の貸出事業、ワクチンの補助事業、女性特有のがん検診事業、特別支援員拡充事業、資源ごみ拠点拡充、緑地公園の整備など、きめ細かい住民ニーズに合った事業がありました。来期には、さらに時代に合った住民の身近な生活基盤を軸としたさまざまな拠点施設整備に当たり、必要とされているハード面の強化も織り込んでいただきたいとの意見を添えまして、日程第10、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の討論といたします。 ○議長(大藪三郎君) ここで、議事の都合上、昼食休憩といたします。午後は1時5分から再開をいたします。よろしくお願いします。              午後0時01分 休憩              午後1時04分 再開 ○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、午後の会議を続けます。  午前に引き続き、認定案第1号の討論を続けます。  討論、ほかにある方ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第1号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は認定であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、認定案第1号 平成22年度扶桑町一般会計歳入歳出決算認定については、各常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第11 認定案第2号 平成22年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第11、認定案第2号 平成22年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第2号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、認定案第2号 平成22年度扶桑町土地取得特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第12 認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第12、認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。    〔14番 小林 明君登壇〕 ○14番(小林 明君) 認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に反対をいたします。  国民健康保険は住民の命にかかわる重大な制度でありますが、今、この国民健康保険税が非常に高くて払い切れないという人たちが年々ふえてきているという状況だと思います。そのあらわれとして、この延滞金が毎年のようにふえてまいります。平成22年度の国民健康保険特別会計歳入歳出決算においても収入未済額が3億2,469万391円と、3億円を超えてしまっております。  この国民健康保険税がなぜ高いのかということについては繰り返し問題にしてきましたけれども、国庫負担金が大幅に減額されたことが最大の理由であります。ですから、政府に対して国庫負担金をもとに戻すことを当局として強く要求していただくことを要望しておきたいと思います。  平成22年度においては、国民健康保険税について非自発的失業者については所得を30%に見直すということで、失業者に対する国民健康保険税を減額するということが行われました。そのことについては大いに賛成をするものでありますが、同時に国民健康保険税の介護納付分の限度額が引き上げられました。先ほど言いましたように、国民健康保険税が非常に高い。今、高過ぎて払えないという状況のもとで、この限度額を引き上げするということは、新たに住民に負担をふやしていくという結果になってしまうと思います。確かに高額所得者に対して限度額を引き上げるという側面ならばまだしも、実際にはそれほど所得が多くなくても限度額に達してしまうという世帯が出てきているというのが現状だと思います。そういう点では、この新たな負担を住民に押しつけるものになっているんではないかというふうに考えられます。  さらに、平成22年度は、一般会計の決算認定においても討論の中で申しましたように、職員の給与が引き下げられました。地域手当が廃止される、そして期末・勤勉手当が減額される、このことが購買力を奪うものであって、景気対策とは逆行する結果になってしまいますし、役場職員の意欲をそぐものになってしまうと思います。そうした点では、町としても職員の給与を含めて労働条件を改善することを強く求めるものであります。  以下、公共下水道事業特別会計、あるいは介護保険特別会計の歳入歳出決算においても人件費が計上されているものでありますので、わざわざ一つ一つ討論をしませんけれども、これ以外の人件費に係る問題が記載されている歳入歳出決算には反対をしますので、あわせてつけ加えておきたいと思います。以上です。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 千田勝隆君。    〔13番 千田勝隆君登壇〕 ○13番(千田勝隆君) 認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論をさせていただきます。  今回提案されております扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては、会計処理上の手続として必要なものであり、問題ありませんので賛成です。  しかし、国保にしろ、介護保険にしろ、町民の暮らしや仕事の実態が厳しい状況にある中、国民健康保険税の負担や医療費負担の重さが大切な命さえも脅かす事態となっては本末転倒であります。医療費の伸びをどのように抑えるのか、健康診断の受診率向上など、早期発見・早期治療の啓発などは行っていただいておりますが、国民皆保険の基礎となる国保制度の充実に向け、さらなる御尽力をいただくとともに、国民健康保険税の公平性の確保に努め、収納率向上に対しては引き続き御努力されますよう意見を申し述べ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(大藪三郎君) ほか討論ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第3号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって認定案第3号 平成22年度扶桑町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第13 認定案第4号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第13、認定案第4号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第4号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、認定案第4号 平成22年度扶桑町老人保健特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決定しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第14 認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
    ○議長(大藪三郎君) 次に日程第14、認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 伊藤伊佐夫君。    〔2番 伊藤伊佐夫君登壇〕 ○2番(伊藤伊佐夫君) 認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、意見を申し上げて賛成討論にしたいと思います。  認定額は5億4,130万783円で、不納欠損額9,600万円、収入未済額375万1,415円であります。公共下水道事業で面整備が進む中、未接続者や空き家、転売地等があることにより、負担金未納となったままで5年が経過すると下水道の受益者負担金は公法上の債権ということで、地方自治法第236条の規定により5年の時効で自動的に消滅してしまいます。水道料金は民法上の債権ということで時効は3年でありますが、相手が払うということであれば受け取ることは可能であります。しかし、下水道の受益者負担金は、5年たってしまうと請求することも受け取ることも法律上ではできなくなってしまいます。したがいまして、債権が時効になったときに債権を徴収すべき立場にあった人が責任を負わなければなりません。首長さんの責任も、当然問われると思います。また、過去には決算のときにチェックをしなかった議会の責任も問われ、議員全員が給与を返上ということをした議会もありました。今まで住民訴訟になった事例はないかもしれませんが、負担の公平の観点からも収入未済額に目を光らせ、不納欠損に至る前に手を打っていただくよう強く求めて、賛成討論といたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論のある方ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特にないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第5号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、認定案第5号 平成22年度扶桑町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決定しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第15 認定案第6号 平成22年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第15、認定案第6号 平成22年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特にほかに討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第6号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、認定案第6号 平成22年度扶桑町介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第16 認定案第7号 平成22年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第16、認定案第7号 平成22年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論を行います。  討論ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより認定案第7号の採決を行います。  本案に対する常任委員長の報告は認定であります。本案は、常任委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、認定案第7号 平成22年度扶桑町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第17 議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第17、議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。    〔14番 小林 明君登壇〕 ○14番(小林 明君) 議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)に反対をいたします。  今回提案された補正予算は、子ども手当の関係と消防団の公務災害補償掛金負担金の二つの補正予算が計上されました。消防団の公務災害補償掛金負担金については、東日本大震災にかかわって被災された方に対する不足分を補うものだということでありますので、扶桑町としてもこのような掛金の負担金は当然のことだと思います。  問題なのは子ども手当であります。今回補正された子ども手当については、10月から、今までゼロ歳から中学校卒業まですべての子どもに月額1万3,000円の子ども手当が支給されていたものが、自民党、民主党、公明党の3党の合意によって3歳未満児は月額1万5,000円、3歳以上小学校終了前の第1・第2子について月額1万円、第3子以降は月額1万5,000円、小学校終了後、中学校終了前、要するに中学生については月額1万円というように10月から改正されるわけでありますが、このことによって全体として子ども手当が減額になるものであります。一般会計のときにも討論で申し上げましたように、今日、少子・高齢化の中でいかにして子育てをし、出生率を高めていくかということを考えなければならないときに、子ども手当という形で子育て支援するものを削減するなどというようなことは認められるものではないと思います。  民主党も、2年前の総選挙の公約に月額2万6,000円の子ども手当を支給する、子どもは社会で育てなければならないということを言って、とりあえず昨年から、半額でありますが1万3,000円の子ども手当が支給されてきたわけでありますが、自民党、公明党の圧力に屈して10月から減額し、さらに来年からは児童手当の復活、所得制限を加えるという、社会全体で育てるということとは逆行する方向が今とられようとしているわけであります。これは、民主党が国民に対する公約を投げ捨てる、国民を裏切るものだと思います。このような裏切りに同調することはできませんので、一般会計補正予算(第4号)に反対をいたします。 ○議長(大藪三郎君) そのほか討論ある方ありませんか。    〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 片野春男君。    〔10番 片野春男君登壇〕 ○10番(片野春男君) 私は、議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)に賛成の立場で討論したいと思います。  今回の補正予算は、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ3,414万4,000円減額するものであります。歳入面では、主に国庫支出金と県支出金において、子ども手当の制度改正による現行法と10月から施行される特別措置法との精査がされておるもので、また歳出では、同様に子ども手当の制度改正に伴う予算が計上されているほか、東日本大震災による消防団員の公務災害補償による掛金の負担金143万7,000円が増額されております。子ども手当の制度改正、あるいは東日本大震災による消防団員の公務災害補償のいずれも時期的に見て早急に対応されておると、いわゆる補正が適正にされておるということを評価しまして、賛成といたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかにありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第46号の採決を行います。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。本案は、各常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立多数であります。よって、議案第46号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第4号)については、各常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第18 請願第1号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める請願書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第18、請願第1号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める請願書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  それでは、これより請願第1号の採決を行います。  本請願に対する常任委員長の報告は採択であります。本請願は、常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、請願第1号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める請願書については、常任委員長の報告のとおり採択と決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第19 請願第2号 地域経済活性化のため「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第19、請願第2号 地域経済活性化のため「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願書について、常任委員長の報告は継続審査であります。  お諮りいたします。  本請願は、常任委員長の報告のとおり継続審査に付することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、請願第2号 地域経済活性化のため「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願書については、常任委員長の報告のとおり継続審査に付することに決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第20 扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書 ○議長(大藪三郎君) 次に日程第20、扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書について討論を行います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 近藤泰樹君。    〔4番 近藤泰樹君登壇〕 ○4番(近藤泰樹君) 扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書に対しまして、不採択の立場で意見を述べます。  今さら言うまでもなく、日本の国旗は国旗国歌法によって日章旗と決められております。私を含め多数の日本人の心の中に生きております。また、個人的には、オリンピックとか世界陸上などで日章旗が上がれば大喜びをする方です。しかし、残念ながら、日の丸の旗は忌まわしい戦争の影を引きずっているように思う見方も現実にあります。諸外国のように自分の国の国旗を大切にする気持ちに統一されていないのも、また事実です。日章旗は日本国をあらわすシンボルであり、町旗は扶桑町をあらわす顔でもあります。ですから、我々の議場に国旗、町旗を掲揚することには何ら異存はありませんが、この問題は議員らしく、扶桑町議会として自主的に自立した議論を町民の皆様と深め、ほかの人から言われたくない気持ちもあり、自主論として不採択といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ある方。
       〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 間瀬英之君。    〔8番 間瀬英之君登壇〕 ○8番(間瀬英之君) 私は、今の日本の状況から賛成すべきものであるという立場で討論をさせていただきます。  今の日本国内は、戦後60年が過ぎ、戦後の教育の影響、経済活動優先で進んできた社会の中で、みずからの生活環境を豊かにすることに重きが置かれ、みずからの欲求を満足させることばかりあおられ、地域社会とのかかわりも希薄になり、自由主義が行き過ぎ、自分さえよければいいという勝手主義が蔓延してしまっているような気がいたします。  先人が築き上げていただいた日本で生活させてもらっているからこそ、他国に比べれば安全・安心な生活が享受できているとも思います。そのことを考える上で、我々が今ここの世に生まれ、生活している確率というのは、とてつもない希有な確率の上で存在していると思います。生物学の観点から言うと、精子と卵子が出会って、そこを勝ち抜いて人は生をうけ生まれてくることは、皆さん十分御承知のことと思います。自分の両親の中での生殖活動から考えても、無限大に分母が広がる確率だと思います。さらに、兄弟の中でも順番や性別が違ったかもしれません。さらには、紛争が起きている地域で生まれていたかもしれません。男であったかもしれないし、女であったかもしれません。また、逆に、今この世の時代に生まれてこなかったかもしれません。しかし、我々は今ここに生きております。これは、先ほどの観点から考えれば、偶然ではなく必然であると考えるべきであり、みずからの意思でここにいると意識すべきであると思います。  日本に生まれてくることをみずから望んできたのであれば、今、ここで安心・安全な暮らしを享受していると思えば、そのことに感謝すべきであるし、これから先も、今ここにいる人たちが互いにかかわり合い、助け合っていかなければ安全・安心な暮らしは続けていけないのではないでしょうか。  特に日本国内の、その中の扶桑町で政治に携わっている、世界の中での日本のあるべき姿を考え、さらにその中の扶桑町とはどうあるべきか、我々扶桑町議会の議員が将来を見据えながら活動していく以上、国旗、町旗を常に見て、今に感謝し、みずからの政治姿勢に対し原点回帰をしたり、自分自身の倫理観を問いながら、議会活動をするための旗印としていかなければならないのではないかと思います。  よその市町の人からこういう書類が出され、他人から言われたから議論するのは自主論として採択すべきでないという意見が委員会でありましたが、そこに気づかなかったおのれ自身を、またさらにその倫理観を持たずに政治活動を続けてきたことを反省すべきであり、議員として襟を正すべきではないでしょうか。  ほかの国の人々は、国旗に対し敬意をあらわしている場面をよく見ます。逆に、他国の国旗を燃やしたりなどして、その国の行動等を批判するような行動も見られます。  国際的な舞台で文化やスポーツなど日本人が活躍しているとき、国旗を振り応援する姿は、多くの皆さんが異論を持つことなく、自然に行われていることではないでしょうか。なぜ政治の場面や国家論等が議論される場面になると抵抗があるのでしょうか。  今すぐどうこうは言いませんが、扶桑町の最高決定機関であり、政治の中心であるこの場所に国旗、町旗を掲げておくことは、将来にわたって議会活動を正しく行っていく上で必要であると思いますので、採択すべきものとして賛成をいたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。    〔15番 髙木義道君登壇〕 ○15番(髙木義道君) 陳情、扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書の採択に反対の立場で討論をします。  そもそも公民とは、広辞苑によりますと「私有を許されない国家(天皇)の人民」とあります。これが第一義であります。町民である前に国民であり、その町民という存在は国際社会ではなきも同然であると、こうした論理の飛躍があるのではないでしょうか。  国旗、あるいは国旗掲揚についての住民の意識は、まだ十分に把握できている状況ではありません。現在、住民に開かれた議会にするために議会改革特別委員会も設置をして、広報広聴についても検討が加えられているところであります。町民不在の議場だから国旗を掲揚する、こうした議論は理にかなっていないのではないでしょうか。この「日の丸」が軍国主義の象徴として使われ、国旗、あるいは「君が代」が良心、あるいは内心の自由を奪う。東京や大阪府に見られるような「君が代」条例等で内心の自由を奪うような教育であってはなりません。よって、この陳情の採択には反対をいたします。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) 討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより陳情の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、扶桑町議会の議場に国旗及び町旗の掲揚を要望する陳情書は、常任委員長の報告のとおり、不採択と決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第21 国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書 ○議長(大藪三郎君) 次に日程第21、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより陳情の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情は、常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、常任委員長の報告のとおり採択と決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第22 愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書 ○議長(大藪三郎君) 次に日程第22、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより陳情の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情は、常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、愛知県の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書は、常任委員長の報告のとおり採択と決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第23 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書 ○議長(大藪三郎君) 次に日程第23、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書について、討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 新井三郎君。    〔3番 新井三郎君登壇〕 ○3番(新井三郎君) 私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書を議題として、反対をさせていただきます。  愛知県には、2009年まで、すべての市町村に私立高等学校授業料補助がありました。これは教育の機会均等を実現するための制度であり、長年にわたる多くの私学支援者と関係者の努力が実ったものであります。  しかし、2010年から国の就学支援金が支給されることになり、市町村において制度の見直しが進められてまいりました。当初は廃止、あるいは減額への動きが優先でありましたけれど、再びすべての市町村で制度の粘り強い要請がありました。これでもって制度が実施、あるいは充実される地域からの取り組みがなされております。  扶桑町においては、限度額1万6,000円の授業料制度を実施、昨年費を維持しております。そんなことで、父母負担金を軽減し、家計を応援する意味でも反対をしたいと思います。以上です。 ○議長(大藪三郎君) ほかの討論ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。    〔15番 髙木義道君登壇〕 ○15番(髙木義道君) 陳情、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書の採択に賛成の立場で討論をします。  民主党政権下で、高校教育の無償化が実施されました。最近では見直しの方向ではありますが、本当の意味で教育の機会均等を進める、そして公私格差を是正する必要があるのではないでしょうか。  扶桑町では、これまで私立高校生に対して一律1万6,000円の支給を行ってまいりましたが、条例改正で、所得制限による支給と、1万6,000円から後退をしたわけであります。せめて従前の制度に戻して一律支給をする、あるいは1万6,000円よりも上積みをして、こうした子育て支援の一環として施策を実施すべきである、そのように考えます。  父母負担を軽減する、そして家計を応援する、その意味でもこの陳情は採択すべきである、そのように考えます。 ○議長(大藪三郎君) そのほか討論ある方ありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) 特にそのほかないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより陳情の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は不採択であります。よって、原案に対して採決を行います。  本陳情を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立少数であります。よって、私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情書は、不採択と決しました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第24 拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い) ○議長(大藪三郎君) 次に日程第24、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)について、討論を省略し、直ちに採決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。  これより陳情の採決を行います。  本陳情に対する常任委員長の報告は採択であります。本陳情は、常任委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、拡大生産者責任(EPR)及びデポジット制度法制化を求める意見書の採択について(お願い)は、常任委員長の報告のとおり採択と決しました。  追加がありますので、ここで議事の都合上、休憩といたします。              午後1時53分 休憩              午後1時54分 再開
    ○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、直ちに会議を続けます。  ここでお諮りをいたします。  前もって配付いたしました、議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)               選挙第5号 扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について の2案件が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号、選挙第5号の2案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第25 議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号) ○議長(大藪三郎君) これより日程第25、議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  これより町長から提案説明を求めます。  江戸町長。    〔町長 江戸 滿君登壇〕 ○町長(江戸 滿君) 議長のお許しをいただきましたので、今回の追加提案の補正予算案につきまして、その概要を申し上げます。  扶桑町議会議案第47号の平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)についてであります。  平成23年度扶桑町の一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  (歳入歳出予算の補正)第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ638万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ92億5,696万6,000円とする。第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。平成23年9月28日提出、扶桑町長 江戸 滿でございます。  この一般会計補正予算につきましては、8月23日未明に発生しました集中豪雨により被害を受けました総合福祉センターの復旧と、本定例会の当初にも提案をさせていただきました木造住宅耐震診断委託料に係る補正をお願いするものであります。  歳入につきましては、繰入金の基金繰入金で財政調整のための増額をお願いしております。  次に歳出につきましてでありますが、民生費の社会福祉費と消防費で増額をお願いします。  以上、一般会計補正予算についての概略とさせていただきまして、細部は担当部長から申し上げます。 ○議長(大藪三郎君) それでは、各部長から細部説明を求めます。  神田総務部長。 ○総務部長(神田龍三君) それでは、扶桑町議会議案第47号をお願いいたします。平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)でございます。  4ページ、5ページをお願いいたします。  歳入でございます。  17款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金、補正額638万円の増額でございます。説明欄の方へ行っていただきまして、この関係につきましては、財源を確保するために、財政調整基金からの繰り入れをもってこの財源担保をさせていただくものでございます。この繰り入れに伴います平成23年度末の財政調整基金の基金残高見込みは、8億1,928万2,000円でございます。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) それでは、次の6ページ、7ページをお願いいたします。  歳出でございます。  3款民生費、1項社会福祉費、6目の総合福祉センター管理費、補正額188万円でございます。右のページの説明欄でございます。2の総合福祉センター管理運営費(臨時)、工事請負費、おもちゃ図書館床張りかえ等工事費188万円でございます。これは先ほど町長からも話がありましたように、8月23日の集中豪雨に伴いまして、総合福祉センターの浸水被害箇所の復旧といたしまして、おもちゃ図書館の床の張りかえと天井の雨漏りの跡の塗装、それと集中豪雨対策といたしまして、3階のバルコニーに排水されている縦どい、2ヵ所ございますが、2ヵ所のうちの西側の1ヵ所の排水経路を変更いたしまして、1階に直接放流をするというようにいたしまして、またバルコニーの手すり部分の東面と西面に穴をあけましてオーバーフロー管を設置するというものでございます。  これにつきましては、9月21日の福祉建設常任委員会の折に協議会で事前にお話をするべきでございましたが、失念をしておりました。まことに申しわけございません。よろしくお願いをいたします。 ○議長(大藪三郎君) 神田総務部長。 ○総務部長(神田龍三君) 続きまして、9款消防費でございます。1項消防費、4目災害対策費、補正額450万円でございます。右の説明欄の方へ行っていただきまして、防災対策費(臨時)、木造個人住宅の耐震診断業務委託料の増額でございます。この関係につきましては、9月当初の補正予算の段階でも増額をお願いいたしておりました。実際にその時点において既に補正額を超える申し込みがございまして、今回、そのあたりを推計いたしまして、新たに100件分を今回お願いするものでございます。ちなみに、9月21日現在、124件の申し込みが参っております。そういった部分に対応するために、今回急遽お願いしておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明は終わりました。  ここで20分間の精読休憩といたします。2時25分までの20分間といたします。よろしくお願いいたします。              午後2時01分 休憩              午後2時24分 再開 ○議長(大藪三郎君) それでは休憩を閉じ、会議を続けます。よろしくお願いいたします。  これより日程第25、議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)についてを議題とし、質疑を行います。  質疑ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。 ○15番(髙木義道君) 7ページのおもちゃ図書館床張りかえ等工事費で金額が188万円計上されておりますけど、先ほど言われましたように、床の張りかえのほかに天井の雨漏りの塗装であるだとか、バルコニーの排水経路の変更であるとか、オーバーフロー管の設置ということでございますが、これはそれぞれ金額が、区分ですね、幾ら幾らという形できちっと計上されておるのかということを、まず1点お尋ねしたいと思います。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) おもちゃ図書館の床の張りかえと天井の塗装の工事でございますが、これが合わせまして111万円、それと集中豪雨の対策として行うバルコニーの改修が68万円で、合わせて179万円で、税込み187万9,500円ということでございます。 ○議長(大藪三郎君) よろしいか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。 ○15番(髙木義道君) 179万5,000円で、若干差がありますね、まだ。 ○議長(大藪三郎君) じゃあ、もう一度お願いします。  鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) まず、おもちゃ図書館の床の張りかえと天井の補修工事が合わせまして111万、雨水対策工事の方は68万、合計しますと179万円で、消費税を掛けまして187万9,500円ということでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。 ○15番(髙木義道君) ありがとうございます。  それと、もう1点、その下の耐震診断の件でありますが、3号補正と5号補正でということですね。結局、当初40で考えておったものが、3号で100、そして5号補正で200というような状況であるというふうに考えていいですね。 ○議長(大藪三郎君) 神田総務部長。 ○総務部長(神田龍三君) そのとおりでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 髙木義道君。 ○15番(髙木義道君) そうしますと、先ほどおっしゃった9月21日で124件の申し込みがあるということで、その分には対応できて、まだ76件ぐらい申し込みの枠があるということでございますか。 ○議長(大藪三郎君) 神田総務部長。 ○総務部長(神田龍三君) 一応対象件数が3,400件ほどございまして、8月末の時点で1,500件ほど上回っております。それで、もうそれから一月ほどたっておりますので1,000件ぐらいは消化しておると思いますけど、残りがまだ1,000件ほどございますので、その部分を見させていただいて76件を見させていただいておるということでございます。 ○議長(大藪三郎君) よろしいか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 間瀬英之君。 ○8番(間瀬英之君) 福祉センターの修繕の関係、バルコニーのところなんですけれども、構造的にあそこは雨が降り込む以上は、将来的にもまた水があふれるんじゃないかと思うんですね。その中で、あそこのバルコニーに雨が降り込まないように、例えばサンルームにするとか、そういったような考え方はなかったでしょうか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 私どもが考えておりますのは、縦どいからの水があふれたということでございまして、そのバルコニーで雨を受けたことによってあふれたということではないもんですから、その縦どいが2本ある片一方を迂回させて、直接排水をさせることによって解決ができるんじゃないかと。  それと、もう一つフォローとして、横に穴をあけてオーバーフローさせるようにするというようなことで対処ができるんだろうというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 間瀬英之君。 ○8番(間瀬英之君) 2階の東側にある部屋、研修室でしたか、あそこがバルコニーとつながっていて床がぬれていたというのを見たんですけど、しみが結構あって。おもちゃ図書館も同じような構造になっているかと思うんですけど、その構造が残っているんであれば、同じような雨が降れば、多分そんな縦どいだけでは到底追いつかないだろうし、入ってきちゃうんじゃないですかね、そういった構造では根本的な解決には。  それか、建物自体の建ぺい率とか、いろんなことがあるので、その建物の床面積がふえるといかんだとか、何かあるなら別ですけれども、直すときにそこに雨が降り込まないような形にすべきじゃないのかなと思うんですが、その辺はどうでしょう。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 議員さんが言われることはわかるんですが、現実的に雨が降ったのは屋根が受けて、縦どいが全部で10本あるんですね。その10本で排水をさせておるということなんです。そのバルコニーは、その2本が来ているということで、実質的には、はっきりしたことはちょっとわからんですが、屋根全面で150ミリということだそうですわ。150ミリが可能だということであれば、1本で15ミリ、それで2本ですので30ミリは可能だということで、今回の8月23日の雨は、時間85ミリ降っていますのでその対応ができなかったということで、雨水もある程度、降り込む雨もあるんでしょうが、屋根からの排水がほとんどだと私どもは考えておりますので、その1本を迂回させることによって対策はできるんだろうというふうに考えております。 ○議長(大藪三郎君) よろしいか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 伊藤伊佐夫君。 ○2番(伊藤伊佐夫君) すみません、同じような質問になるかもしれませんが、雨漏りと、あとバルコニー、あるいはその排水経路の変更ということで188万円が増額補正されていますけれども、これは設計段階における瑕疵というのはないんですかね。  当然ある程度雨が降ることは予測をして建物というのはつくられると思うんですが、今回は確かに1時間に85ミリという想定外というのか、今後あった場合にはどの程度の集中豪雨に対応できるものなのか。その辺は、この工事をやることによってどの辺までの雨が、今度の雨は絶対大丈夫だよと言われるのか、いや、今後もあり得るよと。  じゃあ、ほかのところの建物は、こういうことが全部起きているわけじゃない。やっぱりそういう何か設計上の瑕疵があったんじゃないかということも考えられるんですが、以前にも山名の消防署、あそこはサワコウコーポレーションという会社が請け負ってつくりましたけれども、つくってすぐ雨漏りがしました。多分あれはサワコウが負担して直したと思うんですけれども、今度のこの工事というのはそういうことは全然話はされなかったのか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 先ほどもちょっとお話を申し上げましたが、屋根全体で150はオーケーだよというようなことでありますし、このバルコニー自体がバリアフリー対策ということでやってございますので、そこら辺はその工事関係の瑕疵があったということではないというふうにとらえております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 伊藤伊佐夫君。 ○2番(伊藤伊佐夫君) 工事関係は瑕疵がないということであれば対応するしかないというふうに思いますが、今後同じようなことがあってはいけませんので一応確認をしました。 ○議長(大藪三郎君) ほかに質疑ありませんか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) この集中豪雨があったのは8月23日だったわけですね。その日に畳の部屋だとか、おもちゃ図書館だとかが浸水したということで大変なことになっておったわけですけれども、1ヵ月たってこの予算が組まれてきたということは、これまでどういうふうに対応しておったんですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 社会福祉協議会の方に早速そこら辺の措置をするようにというようなことでお話を申し上げまして、それによりまして福祉センターの施工業者とか設計者と協議をいたしまして、どういう方法がいいかというようなことで協議をした中で、最終に決定して見積もりを提出してきたということでございますので、私もちょっと遅いのかなというような気もいたしますが、見積もりが出てきたのが9月15日か16日だと思いますので、それからいって早急に処理はできたのではないかというふうには思っております。    〔挙手する者あり〕
    ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) この1ヵ月以上も、おもちゃ図書館はどうなっておったんですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 以前の全協でもお話し申し上げましたが、床が波打っている状態になっておりますので、今現在も閉鎖いたしております。直り次第、お使いいただきたいというふうに考えております。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) 1ヵ月以上もその施設を閉鎖しておるというのは、ちょっと対応が遅過ぎるんじゃないかなと。この床張り、材質というんですかね、何なんですか。物すごく波打っておったですわね、正直言って。何でこんなに波打つのかがわからなんだけれども、何でできておるんですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) クッションフロアでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) どんなもんか知らんけど、一般的に床の上にカーペットのようなものは敷いていないんですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) クッションフロアといいまして、そういうカーペットというか、弾力のあるものが敷いてあるということです。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) いや、そんなふうになっていなくて、下はビニールのような感じのやつが敷いてあって、それが波打って、その上にカーペットが敷いてあるんじゃないの。それをクッションフロアと言うのか知らんけれども、僕が見たときには茶色い波打ったのは、カーペットのようなもんじゃないですよ。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 一般的にそれが多分クッションフロアという、ちょっと弾力のあるビニール系のものだと思います。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) フロアというか、床の上にカーペットのようなものを敷いてある部分があるんだわ。それが浸水したことによって水浸しになったと思うんだけれども、そういうものは異常なかったんですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) このおもちゃ図書館以外で浸水したことによって床とカーペットの間に水が入っちゃったもんですから、そのカーペットを取って水抜きをしたと。また、そのカーペットを張ったということでありますので、ほかのところは問題がなかったというふうでございます。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) おもちゃ図書館の床だけが問題になったということは、床暖房、そういう設備をしてあるという関係なのか知らないですけれども、床暖房はどういう方式なんですか。例えば電気による床暖房なのか、蒸気なのか、あるいは湯を通してあるとか、どういうふうですか。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) 電気による床暖房でございます。 ○議長(大藪三郎君) ほかに質疑ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。 ○14番(小林 明君) 電気やないよ。スチームか何かで配管して、その中に蒸気を通してあるんじゃないの。そんなもん電気で、ニクロム線か何かでやっておったらえらいことになっておったと思う。  あれはスチームだと思うけれども、その辺、やっぱり確認しておいて、そんなもん絶対に電気やないと思う。 ○議長(大藪三郎君) 鈴村健康福祉部長。 ○健康福祉部長(鈴村能成君) はっきりしませんので、後ほど確認させていただきます。 ○議長(大藪三郎君) そのほか質疑ありませんか。    〔発言する者なし〕 ○議長(大藪三郎君) 特にないようですので、質疑は以上で終結いたします。  ここでお諮りをいたします。  ただいま質疑を終結いたしました議案第47号につきましては、会議規則第38条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより日程第25、議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)について、討論を行います。  ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 討論ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより議案第47号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  起立全員であります。よって、議案第47号 平成23年度扶桑町一般会計補正予算(第5号)については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第26 選挙第5号 扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第26、選挙第5号 扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。  お諮りいたします。  選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  これより、扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の推薦者を議会事務局長より朗読をさせます。  澤木議会事務局長。 ○議会事務局長(澤木晋哉君) それでは、朗読をいたします。  選挙第5号 扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について。  扶桑町選挙管理委員会委員の任期が平成23年10月31日をもって満了となるので、地方自治法第182条第1項及び第2項の規定により選挙する。平成23年9月28日提出、愛知県丹羽郡扶桑町議会。  はねていただきまして、扶桑町選挙管理委員会委員であります。住所、氏名、生年月日の順に朗読をいたします。よろしくお願いいたします。  扶桑町大字高雄字北東川139番地3、川野光彦、昭和21年11月20日。次に、扶桑町大字高雄字南屋敷203番地、大貫 晟、昭和19年8月1日。次に、扶桑町大字高木字白山前723番地、浅井幹雄、昭和11年2月21日。次に、扶桑町大字南山名字西寺子1番地1、松山信雄、昭和20年9月21日。以上4名の方であります。  続きまして、扶桑町選挙管理委員会補充員の方でございます。  扶桑町大字高雄字中郷438番地、澤田高明、昭和23年2月19日。次に、扶桑町大字高雄字福塚84番地、千田忠彦、昭和22年1月2日。次に、扶桑町大字柏森字郷前72番地、林 隆生、昭和19年11月22日。次に、扶桑町大字南山名字山神前106番地、浅井尚人、昭和22年11月30日。以上であります。 ○議長(大藪三郎君) 御苦労さまでございました。  ただいま指名いたしました方々を、それぞれ扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員の当選者と決定いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が扶桑町選挙管理委員会委員及び補充員に当選されました。  当選されました方々には、会議規則第32条の2項の規定により別途当選告知をいたします。  なお、補充員につきましては、あらかじめ順序を定めておく必要があります。その順序につきましては、今までの例によりまして、欠員の生じた委員の地区について、その地区の補充員がなることにいたしたいと思います。よろしくお願いをいたします。  ここでお諮りをいたします。  先ほどの休憩中に、意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書について           意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について           意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について           意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書について           意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書について           意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書について           議会閉会中常任委員会調査申出事項 の7案件が提出されました。  この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、意見書案第8号、意見書案第9号、意見書案第10号、意見書案第11号、意見書案第12号、意見書案第13号及び議会閉会中常任委員会調査申出事項の7案件を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第27 意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書について ○議長(大藪三郎君) 日程第27、意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書についてを議題とし、提出者 千田成年君の説明を求めます。  千田成年君。    〔9番 千田成年君登壇〕 ○9番(千田成年君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、意見書案の説明をさせていただきます。  意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書について。
     上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 千田成年、髙木義道、片野春男、大藪三郎、髙木武義、近藤泰樹、新井三郎、間瀬英之。  別記を朗読し、説明とさせていただきます。  定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書。  未来を担う子どもたちが夢や希望を持ち、健やかに成長していくことは、すべての国民の切なる願いである。しかし、学校現場では子どもたちの健全育成に向けて真摯に取り組んでいるものの、いじめや不登校、非行問題行動を含めた、子どもたちを取り巻く教育課題は依然として克服されていない。また、特別な支援を必要とする子どもや日本語教育の必要な子どもも多く、適切な支援を行うための十分な時間が確保できないなどの課題にも直面している。本年度より小学校第1学年における35人以下学級編制の法制度化がされたが、子どもたちにこれまでにも増してきめ細かに対応するためには、今後、小学校第2学年以上における35人以下学級の実現を含めた定数改善計画の早期実施が不可欠である。  また、三位一体改革により、義務教育費国庫負担制度の国庫負担率は、2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫している。子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請であり、そのために、義務教育費国庫負担制度を堅持すること、また、国庫負担率を2分の1へ復元することは、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。  よって貴職においては、平成24年度の政府予算編成に当たり、定数改善計画の早期実施と、義務教育費国庫負担制度の堅持とともに、国庫負担率2分の1への復元に向けて、十分な教育予算を確保されるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成23年9月28日、内閣総理大臣 野田佳彦殿、総務大臣 川端達夫殿、財務大臣 安住 淳殿、文部科学大臣 中川正春殿、内閣官房長官 藤村 修殿、内閣府特命担当大臣 蓮 舫殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。  よろしくお願いします。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  意見書案第8号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第8号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第8号 定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第28 意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第28、意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者 千田成年君の説明を求めます。  千田成年君。    〔9番 千田成年君登壇〕 ○9番(千田成年君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、意見書案第9号の説明をさせていただきます。  意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 千田成年、髙木義道、片野春男、大藪三郎、髙木武義、近藤泰樹、新井三郎、間瀬英之。  別記を朗読して提案説明とさせていただきます。  国の私学助成の増額と拡充に関する意見書。  私立学校は、国公立学校とともに国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、国においても、学費の公私間格差是正を目的とした私立学校振興助成法を昭和50年に制定し、文部科学省による国庫助成たる各種助成措置を講じてきたところである。  しかし、地方自治体では、財政難を理由とした私学助成削減の動きが急速に広がっている。愛知県においても、「財政危機」を理由として平成11年度に総額15%、生徒1人当たり約5万円に及ぶ経常費助成(一般)の削減がなされた。その後、愛知県の私学関係予算は、国の私学助成の増額を土台に、経常費助成単価では徐々に増額に転じてきたが、平成19年以降は一進一退となり、この3年間は国からの財源措置(国基準単価)を下回る状態が続いている。そのために、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっている。  また、私学の父母負担を見ても、愛知県においては、初年度納付金で64万円を超え、授業料助成と入学金補助を差し引いても、学納金は平均で約40万円にも上っている。そのために、昨今の不況も重なって、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増している。また、過重な学費負担のため、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっている。  このような状況下で、昨年度から「高校無償化」の方針のもと、国公立高校のみが無償化されている。私学へも一定の就学支援金が支給されたものの、今なお私学の生徒と保護者は高い学費、公私間格差を強いられている。私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来のよさを損ないかねない状況に置かれ、このままでは、公立とともに、「公教育」の一翼を必死に担ってきた私学の存在そのものが危うくなるおそれもある。  愛知県下の高校生の3人に1人は私学で学んでおり、私学も、公立と同様に、公教育を担う教育機関である。そして私学は、独自の伝統、教育システムに基づく教育を提供し、教育改革に積極的な役割を果たしてきている。  貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な父母国民の要求にこたえ、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれている。  よって、当議会は政府に対し、国の責務と私学の重要性にかんがみ、父母負担の公私格差を是正するための就学支援金を一層拡充するとともに、あわせて、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持し、私立高校以下の国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条により、意見書を提出する。  平成23年9月28日、内閣総理大臣 野田佳彦殿、総務大臣 川端達夫殿、財務大臣 安住 淳殿、文部科学大臣 中川正春殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。  よろしくお願いします。 ○議長(大藪三郎君) 以上で提案説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  意見書案第9号につきましては、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第9号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第9号 国の私学助成の増額と拡充に関する意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第29 意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第29、意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書についてを議題とし、提出者 千田成年君の説明を求めます。  千田成年君。    〔9番 千田成年君登壇〕 ○9番(千田成年君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、意見書案第10号の提案説明をさせていただきます。  意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 千田成年、髙木義道、片野春男、大藪三郎、髙木武義、近藤泰樹、新井三郎、間瀬英之。  別記を朗読し、提案の説明とさせていただきます。  愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書。  私立学校は、公立学校とともに県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っており、愛知県においては、学費と教育条件の公私間格差是正と父母負担軽減を目的として、「経常費2分の1助成(愛知方式)」「授業料助成」など、各種助成措置を講じてきたところである。  しかし、平成11年度に経常費助成が総額15%カットされ、授業料助成も対象家庭が縮小された。その後、県の私学関係予算は、国の私学助成増額を土台に、単価では徐々に増額に転じてきたが、平成19年以降は一進一退となり、この3年間は国からの財源措置(国基準単価)を下回る状態が続いている。そのために、少子化による生徒減とも重なって、多くの学園の経営は深刻な事態となっている。  また、私学の父母負担を見ても、愛知県においては、初年度納付金で64万円を超え、授業料助成と入学金補助を差し引いても、納付金は平均で約40万円にも上っている。そのために、昨今の不況も重なって、「経済的理由」で退学したり、授業料を滞納する生徒が急増している。また、過重な学費負担のため、私学を選びたくても選ぶことのできない層がますます広がり、学費の公私格差が学校選択の障害となり、「教育の機会均等」を著しく損なっている。  このような状況下で、昨年度から公立高校が無償化され、私学にも就学支援金が実施された。もしこの支援金が、日本一と言われた愛知県の授業料助成制度に加算されれば、私学の父母負担はかなり軽減される。しかし、県は深刻な財政難を理由に、県独自予算を大幅に縮小し、無償化対象は年収約350万円未満の家庭にとどまっている。とりわけ、乙Ⅰ(年収約610万円未満)・乙Ⅱ(年収約840万円未満)では、公立が11万8,800円軽減された一方で、私学助成は2万4,000円の加算にとどまり、父母負担の公私格差は大幅に広がっている。また、公立高校が無償化された関係で、私立高校は生徒の募集難に苦しみ、私学教育本来のよさを損ないかねない状況に置かれている。  私学も、公立と同様に、公教育を担う教育機関であり、愛知県下の高校生の3人に1人は私学で学んでいる。私学は、独自の伝統、教育システムに基づく教育を提供し、教育改革に積極的な役割を果たしてきている。私立高校は、生徒急増期においては、生徒収容で多大な役割を担うなど、「公私両輪体制」で県下の「公教育」を支えてきた。このような事情から、父母負担と教育条件の公私格差を是正することは、長年にわたる県政の最重点施策でもあった。確かに、県の税収減など財政難には厳しいものがあるが、そうしたときだからこそ、公私立間で均衡のとれた財源措置をとることが求められている。  貴職におかれては、父母負担の軽減と教育改革を願う広範な県民の要求にこたえ、学校と教育を最優先する施策を推進することこそが望まれている。  したがって、当議会は、国からの支援金を加算し、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財源措置のある「国基準単価」を土台に、学費と教育条件の「公私格差」を着実に是正できる施策を実施することを要望する。  以上、地方自治法第99条により意見書を提出する。  愛知県知事 大村秀章殿。平成23年9月28日、愛知県丹羽郡扶桑町議会。  よろしくお願いします。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  意見書案第10号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第10号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第10号 愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第30 意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第30、意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書についてを議題とし、提出者 矢嶋惠美さんの説明を求めます。  矢嶋惠美さん。    〔6番 矢嶋惠美君登壇〕 ○6番(矢嶋惠美君) それでは、議長の許可をいただきましたので、意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 矢嶋惠美、児玉孝明、小林 明、浅井捷史、伊藤伊佐夫、千田勝隆、千田鉄朗。  別記を朗読して提案にかえさせていただきます。  別記、拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書。  ポイ捨てごみのはんらんや廃棄物処分場の確保の問題、さらにはごみ処理費負担増による基礎自治体財政の圧迫など、ごみ問題を取り巻く状況はますます深刻化している。平成9年4月から施行された容器包装リサイクル法は、平成20年4月に見直されたが、依然として事業者の負担に比べて市町村の財政負担や地域住民の負担が大きく、ごみの発生抑制や再使用の促進など循環型社会を実現するための効果は十分とは言えない。  持続可能な循環型社会を築くためには、我が国の大量生産・大量消費・大量廃棄・大量リサイクル型の経済社会を見直し、廃棄物の発生抑制、再使用を優先する社会を築くことが必要である。そのためには、生産者が生産過程でごみとなりにくいような製品をつくり、使用済み製品の回収・資源化まで責任を持つこと、すなわち処理・リサイクル費用のすべてを製品価格に含めた拡大生産者責任(EPR)の導入が必要である。また、使い捨て容器にはデポジット制度を導入することで、対象となった容器の高い回収率が期待でき、資源利用の促進や廃棄物の発生抑制、ポイ捨て・不法投棄の防止に対し極めて有効な手段である。  既に欧米などの多くの国では、省資源・資源循環を実現するために、拡大生産者責任(EPR)やデポジット制度を導入し、使い捨て容器の使用を減らすことによるごみ減量やリユース容器の使用促進に大きな効果を上げている。  よって、扶桑町議会は、政府に対し、容器包装廃棄物の発生抑制、再利用・再資源化を促進し、循環型社会の実現を図るため、OECDが提唱する拡大生産者責任、及びデポジット制度の導入について、積極的に検討し、早期に制度化を図るよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成23年9月28日、衆議院議長 横路孝弘殿、参議院議長 西岡武夫殿、内閣総理大臣 野田佳彦殿、財務大臣 安住 淳殿、厚生労働大臣 小宮山洋子殿、農林水産大臣 鹿野道彦殿、経済産業大臣 枝野幸男殿、環境大臣 細野豪志殿、消費者及び食品安全担当大臣 山岡賢次殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。  ここでお諮りいたします。  意見書案第11号については、質疑、討論を省略し、直ちに採決を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。  これより意見書案第11号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、意見書案第11号 拡大生産者責任(EPR)とデポジット制度の法制化を求める意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第31 意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第31、意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書についてを議題とし、提出者 小林 明君の説明を求めます。  小林 明君。    〔14番 小林 明君登壇〕 ○14番(小林 明君) 意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 小林 明、髙木義道。  意見書を朗読して提案とさせていただきます。  東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書。  東日本大震災により瓦れきなど大量の災害廃棄物が発生し、その広域的な処理が求められている。他方、東京電力福島第一発電所の事故により、大量かつ広範囲に放射性物質が放出されている。国民の放射能への不安が広がっている。  環境省は、平成23年4月8日、全国の自治体に災害廃棄物の受け入れ協力を要請したのに対し、多くの自治体が被災地支援の立場からその要請を受け入れている。しかし、その後に、稲わらの放射能汚染による牛肉問題など多くの放射能汚染が判明し、災害廃棄物が放射線物質に汚染されている懸念があり、国民は深刻な不安の状況にある。  よって、政府は、1.災害廃棄物について、きめ細かく、系統的な放射線量の調査を実施し、放射能汚染の状態を正確に把握すること。2.放射線量調査で把握した情報については、国民にすべて公開し、納得のいく説明を行うこと。3.災害廃棄物処理の実施に際しては、廃棄物焼却施設や最終処分場のある地域住民の納得と合意を条件とすること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成23年9月28日、内閣総理大臣 野田佳彦殿、環境大臣 細野豪志殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。以上です。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。  これより意見書案第12号の質疑を行います。  特に質疑はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 質疑もないようですので、以上で質疑を終結します。  これより意見書案第12号について討論を行います。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特にありませんね。じゃあ、ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより意見書案第12号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) 起立全員であります。よって、意見書案第12号 東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に関する意見書については、原案のとおり可決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第32 意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書について ○議長(大藪三郎君) 次に日程第32、意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書についてを議題とし、提出者 髙木義道君の説明を求めます。  髙木義道君。    〔15番 髙木義道君登壇〕 ○15番(髙木義道君) 意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書について。  上記の議案を別記のとおり会議規則第13条の規定によって提出します。平成23年9月28日提出、扶桑町議会議員 髙木義道、小林 明。  別記を読み上げて提案説明にかえさせていただきます。  東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書。  政府は、「社会保障と税の一体改革」と称して、消費税を「2010年代半ばまでに10%まで引き上げる」方針を決定した。  これまで政府は、消費税を導入し、平成元年4月1日から国民に税率3%の負担を課した。平成9年4月1日からは、消費税を税率5%に引き上げ、今日まで約230兆円を超える税収が国庫に入っている。しかし、国民健康保険制度、年金制度、医療制度などは、たび重なる法改定で逆に後退させられている。  消費税の増税は、収入のない方や低所得者の方ほど負担が重くなるという逆進性を拡大し、社会的弱者や震災による被災者に、最も重い税負担を押しつけ、消費購買力を冷え込ます最大の要因になり、国民生活と日本経済の活力を奪う。消費税を転嫁できない中小零細企業者は、今日まで課税事業者になれば身銭を切り納税することを余儀なくさせられている。  政府に対し、被災地の復旧・復興に悪影響を与え、水を差す消費税増税計画の撤回を強く求める。  以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  平成23年9月28日、衆議院議長 横路孝弘殿、参議院議長 西岡武夫殿、内閣総理大臣 野田佳彦殿、財務大臣 安住 淳殿、防災担当大臣 平野達男殿、社会保障・税一体改革担当大臣 古川元久殿。愛知県丹羽郡扶桑町議会。 ○議長(大藪三郎君) 以上で説明が終わりました。  これより意見書案第13号の質疑を行います。  質疑ある方。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 特に質疑ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  これより意見書案第13号について討論を行います。  討論ある方。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 新井三郎君。    〔3番 新井三郎君登壇〕 ○3番(新井三郎君) 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書に対し、反対の討論をさせていただきます。  今回の意見書は、政府に対し、被災地の復旧・復興に悪影響を与え、水を差す、消費税増税計画の撤回を強く求めるものであります。  先般の野田首相の所信表明では、経済と財政の両立は、経済成長と財政健全化は車の両輪として同時に進めていく必要があると言っております。景気と財政の双方に目を配るということであります。復興増税に対しても、今を生きる世代全体で連携し、負担を分かち合う、そうして税目や期間などは複数の選択肢を多角的に検討すると言っております。  消費税増税のメリット・デメリットは、私たちにとってのメリットは、国の財政悪化が改善されること、将来に増税や社会保険料などの負担増や、自分たちが受ける公的サービス、安全、施設、公的年金、医療、福祉、教育などの質の低下への不安に少しは歯どめがかかるのではありませんか。デメリットは、同じ給料の範囲で支出できる買い物の額が減ってしまいます。  アンケート結果でも、消費税の引き上げを必要と感じている人が47.3%に及びます。増税は嫌だけど、そのメリットに理解を示す人は少なくありません。  国では、増税によって日本の財政維持と公的サービスに対する不安を和らげる、将来に備えて預貯金に回していた資金を現在の消費のために使うかもしれないということです。  以上の観点から、意見書に限定があるものと考え、反対をさせていただきます。 ○議長(大藪三郎君) ほかに討論ありますか。    〔挙手する者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 小林 明君。    〔14番 小林 明君登壇〕 ○14番(小林 明君) 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書。  消費税が平成元年から導入されました。消費税が導入されたときに、当時の政府は何を言ってきたか。高齢化社会のために消費税が必要だ、福祉を充実させていく上からも消費税が必要だということを繰り返し繰り返し言ってまいりました。ところが、福祉はどうなったでしょうか。国民健康保険の制度においても、国庫負担率が減らされ、高い国民健康保険税が住民に押しつけられてきている。年金制度も改悪されて、支給年齢が引き上げられました。医療制度も、同じように後期高齢者医療制度などというような差別医療を導入するなど、本当に消費税が導入される理由に上げていたことがことごとく改悪されてきているというのが実態だと私は思います。  今回、政府が社会保障と税の一体改革と称して、消費税の税率を引き上げようとしております。しかし、その内容を見ますと、社会保障は、年金制度において、年金の支給年齢を68歳から70歳に引き上げるなどというようなことが検討されておりますし、医療保険制度においても、前期高齢者と言われる70歳から74歳までの医療費の自己負担を原則1割から2割に引き上げようとしております。保育所の設置基準も撤廃して、自治体任せにしようとしております。  社会保障と税の一体改革という形で消費税を増税しようとしておりますけれども、実際は社会保障を切り下げて、消費税で国民に新たな負担を押しつける、とんでもないものであります。こうしたことが実行されるならば、今、東日本大震災で被災された、地震や津波で家を失いローンも残っている人たちにおいても、物を買えば必ず消費税がついてくるわけですから、この消費税が5%から10%に引き上げられるということは、被災者の皆さんに重い税を負担させるということにつながるわけであって、このようなひどい消費税の増税はやめるべきだと私は思います。本当に財源がないのか、このことを考える必要があると思います。  国民には、以前、定額減税がありました。ところが、自民党と公明党の政権が定額減税をやめて定率減税にしました。さらに、定率減税も廃止となりました。年金所得控除についても減額されました。老齢者控除は廃止されました。本当に大増税が降りかかってくる中で、さらに消費税が増税されたならば、国民の負担ははかり知れないものがあって、日本の経済はますます冷え込んでくるだろうということが予想されるわけであります。  このことは、消費税の税率を5%に引き上げたときに、橋本内閣の時代ですけれども、景気が回復傾向にある中で5%の税率に引き上げて、また景気が冷え込むということが起こったわけであって、このことを結果として繰り返すだけだと私は思います。景気を回復する上からも、また被災者の皆さんの生活を守っていく上からも、被災地の復旧・復興を一日も早く実現させていくためにも、私は消費税の増税計画は断じて認められるものではないと思います。そうした点で、この意見書が採択されることを強く望んで、賛成討論といたします。 ○議長(大藪三郎君) 以上で討論を終結いたします。  これより意見書案第13号の採決を行います。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○議長(大藪三郎君) 起立少数であります。よって、意見書案第13号 東日本大震災被災者の生活再建の大障害になる消費税増税に反対する意見書については、否決されました。         ―――――――――――――――――――――――― ◎日程第33 議会閉会中常任委員会調査申出事項 ○議長(大藪三郎君) 次に日程第33、議会閉会中常任委員会調査申出事項を議題といたします。  お諮りいたします。  ただいま議題といたしました本件については、お手元に配付しましたとおり、議会閉会中の総務文教常任委員会の調査申し出事項として、申し出のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) ありがとうございました。  御異議なしと認めます。よって、議会閉会中常任委員会調査申出事項は、総務文教常任委員会の申し出のとおり、議会閉会中において調査することに決定いたしました。  以上で、本議会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  お諮りいたします。  これをもって平成23年第5回9月扶桑町議会定例会を閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大藪三郎君) 御異議なしと認めます。よって、平成23年第5回9月扶桑町議会定例会を閉会いたします。ありがとうございました。               午後3時40分 閉会
    地方自治法第123条の規定によりここに署名する。       扶桑町議会議長       扶桑町議会議員       扶桑町議会議員...