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令和2年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2020-12-21
令和2年第4回定例会(第5号) 名簿 開催日:2020-12-21

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  1. 東郷町議会 2020-12-21
    令和2年第4回定例会(第5号) 本文 開催日:2020-12-21


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2020-12-21: 令和2年第4回定例会(第5号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 92 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 2 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 3 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 4 :  ◯総務経済委員長山田達郎君) 選択 5 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 6 :  ◯文教民生委員長石橋直季君) 選択 7 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 8 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 9 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 10 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 11 :  ◯総務経済委員長山田達郎君) 選択 12 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 13 :  ◯文教民生委員長石橋直季君) 選択 14 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 15 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 16 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 17 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 18 :  ◯15番(門原武志君) 選択 19 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 20 :  ◯7番(國府田さとみ君) 選択 21 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 22 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 23 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 24 :  ◯15番(門原武志君) 選択 25 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 26 :  ◯7番(國府田さとみ君) 選択 27 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 28 :  ◯15番(門原武志君) 選択 29 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 30 :  ◯16番(菱川和英君) 選択 31 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 32 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 33 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 34 :  ◯15番(門原武志君) 選択 35 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 36 :  ◯16番(菱川和英君) 選択 37 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 38 :  ◯15番(門原武志君) 選択 39 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 40 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 41 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 42 :  ◯15番(門原武志君) 選択 43 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 44 :  ◯16番(菱川和英君) 選択 45 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 46 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 47 :  ◯15番(門原武志君) 選択 48 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 49 :  ◯15番(門原武志君) 選択 50 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 51 :  ◯7番(國府田さとみ君) 選択 52 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 53 :  ◯15番(門原武志君) 選択 54 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 55 :  ◯15番(門原武志君) 選択 56 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 57 :  ◯15番(門原武志君) 選択 58 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 59 :  ◯15番(門原武志君) 選択 60 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 61 :  ◯6番(石橋直季君) 選択 62 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 63 :  ◯15番(門原武志君) 選択 64 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 65 :  ◯8番(加藤達雄君) 選択 66 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 67 :  ◯3番(中野まさひろ君) 選択 68 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 69 :  ◯4番(山下 茂君) 選択 70 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 71 :  ◯7番(國府田さとみ君) 選択 72 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 73 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 74 :  ◯総務経済委員長山田達郎君) 選択 75 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 76 :  ◯15番(門原武志君) 選択 77 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 78 :  ◯10番(加藤宏明君) 選択 79 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 80 :  ◯5番(熊田彰夫君) 選択 81 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 82 :  ◯15番(門原武志君) 選択 83 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 84 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 85 :  ◯9番(山田達郎君) 選択 86 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 87 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 88 :  ◯議会事務局長(野々山睦正君) 選択 89 :  ◯議長(水川 淳君) 選択 90 :  ◯議会事務局長(野々山睦正君) 選択 91 :  ◯町長(井俣憲治君) 選択 92 :  ◯議会事務局長(野々山睦正君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時00分開議 ◯議長(水川 淳君)[ 3頁] おはようございます。  ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い、会議を進めます。              ───────────── 2: ◯議長(水川 淳君)[ 3頁] 日程第1、諸般の報告を行います。  山田達郎議員より、所定の賛成者とともに意見書案第4号防災・減災・国土強靭対策の継続・拡充を求める意見書が提出されましたので、各位のお手元に配付いたしました。  以上で諸般の報告を終わります。              ───────────── 3: ◯議長(水川 淳君)[ 3頁] 日程第2、議案第92号東郷町の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公費負担に関する条例の制定についてから議案第101号令和2年度東郷町下水道事業会計補正予算(第2号)まで、以上10議案を一括して議題とし、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務経済委員長山田達郎議員。            [総務経済委員長 山田達郎君登壇] 4: ◯総務経済委員長山田達郎君)[ 3頁] 議長の指名により、総務経済委員会の委員長報告をさせていただきます。  本会議におきまして、総務経済委員会に付託されました議案第92号、議案第94号から議案第96号の総務経済委員会所管分まで及び議案第101号の計5件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。  審査は、12月11日午前9時より全員協議会室にて行いました。8人の委員の出席と、職務として副議長、議会事務局長、議会事務局長補佐、行政専門員、執行側より町長、副町長、参事、担当部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。  4名の傍聴者がありました。  記録署名委員として、中野まさひろ委員、熊田彰夫委員を指名し、会議を始めました。  これらの案件を逐次議題とし、審査をいたしました。  初めに、議案第92号東郷町の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公費負担に関する条例の制定について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。
     質疑として、委員より、これは町村の長、議員はいわゆる候補者が少ないということの見直しというものか、そういうことなのかということを伺っておりますけれども、これはセットで供託金がどうのこうのとも言われていますけれども、今回は供託金のことも見たときにないように思うのですけれども、その辺はどうですか。答弁として、供託金につきましては選挙公営、こちらのほうを条例することになりまして、法律のほうで15万円というふうに決まっておりますので、今後、町議会議員のほうでも15万円という供託金のほうが発生するものと考えております。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第92号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第94号愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第94号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第95号尾三消防組合規約の変更について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、協議会の中で当然これは運用していく中で、新たに5市町村で運用していく中で分かってくるその状況を見ながら見直しをしていく。恐らく協議の中での合意内容があったかと思うのですけれども、それに従っての動き、見直しであるというふうに判断してよろしいですか。答弁として、そのとおりでございます。  質疑として、委員より、この分担金というのは日常の費用ということですけれども、例えば消防署をある市に建てるといったときに、そういう建設のときの分担金ということをこれはどういうふうに考えればよいか。例えば尾三衛生の場合だと、施設の場合はちょっと違うというふうに記憶しているのだけれども、そういうようなことは違う考えでよろしいですか。答弁として、そういうことも全て含めて分担金を負担をするものでございます。  質疑として、委員より、この改正によって本町が負担する分担金の影響について教えてください。答弁として、各市町に令和2年度の数値を当てはめ令和3年度の分担金を試算しますと、令和3年度の分担金の試算は5億4,675万5,000円となり、令和2年度よりは、令和2年より少額ですが増加する予定でございます。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第95号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号令和2年度東郷町一般会計補正予算(第6号)総務経済委員会所管分についての当局の説明を聞きました。  説明後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、ふるさと寄附について何点かお聞きしたいと思います。まず、かなり多額の寄附をいただけたということで、すばらしいなと思っているんですけれども、増えた要因となった返礼品を、また金額を教えてください。答弁として、今回、ふるさと寄附金が増額した要因につきましては、先ほど御説明させていただきましたように、新たに返礼品に加えましたドライブレコーダー、そしてイージードームハウスの寄附が増加したためでございます。まず、イージードームハウスにつきましては1件で332万円ほどの寄附額がございました。  質疑として、委員より、ふるさと納税の返礼品の拡大推進の職員の働きかけの体制、どの課の職員の方々がどんな形で働きかけをされていただいたのか教えてください。答弁として、通常の企業訪問は経済環境部長、産業振興課長、産業振興課の商工係で企業訪問をしております。今回のふるさと納税の新しい返礼品に関する訪問につきましては未来プロジェクト課、その手続に関する訪問は総務財政課と連携を図りながら企業様を訪問させていただいております。  質疑として、委員より、何件ぐらい企業を訪問していただいたのか。答弁として、今年度につきましては、7社の企業を訪問させていただいております。  質疑として、委員より、今の各種答弁を聞いてちょっと違和感を感じたものですから、若干包括的になることをお許しいただきたいと思います。ふるさと納税で今回、多額というか増額の補正ですので、何となく印象としてよかったねという印象が非常に強い。私自身も増えてよかったなという印象を持っているんですが、今の答弁の中で違和感があったのは、これはふるさと納税というか寄附に関しては総務財政が所管であるにもかかわらず、産業振興課さんが挙手をされて御説明をいただきました。つまりは、ふるさと寄附に関する事業についてかなり各課にわたって、いうならばミッションを預かっている。裏返していうと、産業振興課の所管、そもそも所管というのはこの東郷町内の産業の振興を主に、それから農政、商工全般等々という考え方、もしくは未来プロジェクトさんの御紹介もあったものですから、そこについても本町の未来にいろいろな各種事業の検討、推進ということだと思うんですが、そういった観点において多岐にわたっている。多岐にわたることは歓迎です、悪くないと思うんですが、その部分においての人件コスト等についてどういった形で算定されていて、そこについて要は多額なコストがかかっているというのであれば、これだけ収益を集めるためにそれ以上の支出を出しているということはあまり好ましいことではないと思う。その部分についての考え方と現状について教えていただきたいと思います。  答弁として、このふるさと納税の寄附につきましては、今、議員おっしゃられましたように総務財政課1課という形ではなくて、複数の課で今のところ推進しているというところで、こちらにつきましては東郷町を県外の多くの方に知っていただきたいというシティープロモーションの観点も含めておりますので、そういった観点から町内でどんどんその担当課のほうから紹介をいただいて、総務財政のほうで最終的に寄附のお願いをしていくという形を取ってございます。したがいまして、産業振興課が先ほど答えましたが、やはり企業訪問する中で、これはぜひ東郷町をPRしたいという形でふるさと納税の返礼品という形で進めているところでございます。  質疑として、委員より、まず安全安心課の消防団の先ほどの和合詰所の件で、設計委託を中止したという詳細の説明があった。コロナの打合せでというようなことを言われたのですが、もう一度説明をお願いします。答弁として、和合分団の改定工事設計の委託の減額についての理由につきましては、業者との多数の打合わせが必要になる等の理由により、職員の感染症の拡大が広がる恐れがあるため、当該委託を見合わせたものでございます。  質疑として、委員より、打合せができなくてそういうなればなくなりました。要するに、年度でこれは補正減額するということは、今年度はやらないという制限なものですから、今年度、打合せは進むけれども、この予算執行に至らないという考え方、このお金がなくなってしまったわけではなくて、打合せはしているのだけれども、この予算執行が次年度以降に送られているというふうに理解しているので、まずそもそもそうですよねという確認ですが、伺いたいと思います。答弁として、そのとおりでございます。  質疑として、それは私の中で前提なのですが、ただそれでは今回、減額した金額というのは執行するXデーですよね。要するに、何で今年度要するに3月30日までに執行できなくなるというものになってしまっているのか。だとすると、この執行というのは一体そもそも従来予定では何月何日にする予定だったのか。3月30日までに執行できなくなり、恐らく今のスケジュールでは令和3年の何月何日に執行するような予定になっているかというところをお聞かせいただきたいと思います。答弁として、当初、令和2年度に設計をして令和3年度に工事を行う予定でしたが、今は今回、補正で減をした関係上、令和3年度の当初に設計をかけまして令和4年度に工事をする予定でございます。  質疑として、私は、まずそのコロナで言うのだけれども、例えば今回の消防団、傍示本のアスベストの件はもう聞いておりましたし、和合というのもちょっと私なりの情報で知っておりましたが、まず設計の段階で打合わせをしなければならないというなら、今ははっきり言ってネットだ図面だといってもメールで来て図面の確認とそんなもので、密室なんかで設計の会議なんかやるような打合せ会議は私は、役場はどうやってやっているのか知らんですけれども、そういうこともできる状況にあるのに、やはりそこをもうちょっと考えてやらないと、常に密だから設計で打合せしないからというような答弁では、ほかのところはどうやってやっているのということになってしまうから、それなりの手順の進め方をするようにやらないと、私も答弁もまずいし、進め方もまずいのではないかと言いたくなってしまう。はっきり言いますと、だから何かというと、詰所が遅れていくのがいいのかといったって、やるといったやつがそういう状況があったって、やはり繰り越してやらなければいけないのか。たとえ10月に出ても、それから繰越し会議でやるのか。予算がなくても同じような設計であるなら、そういうふうにやはり答えていただきたい。進めていただきたいということは、本当にそこも言いたくなりますので、そういう設計の進行の仕方はどうですか。  答弁として、打合せは実は進めております。そういった中でアスベストが出てきたわけですから、そういうのを踏まえて全く設計というのを委託の入札に今まだ関わっていませんけれども、そういった中で準備はしておりますので、その点は御理解いただきたい。  質疑として、委員より、そうすると消防団の詰所と比べると橋梁のほうは相当長い期間調査と設計を要すると、6月、7月の段階でのコロナの感染状況を加味してそこでの作業を中止したと。それ以降、現在に至ってこれから3月末までにその作業を行うことは不可能だということで次年度の予算に反映させるように今、検討中だと、そういうことなのでしょうか。答弁として、設計するだけではなく、工事費の予算を出すためにも早期に発注して予算を確保するための資料として必要でございますので、どうしても前半部分から中盤にかけて事業をするということで、どうしても工期的に足りないということで今年度は見合わせました。  質疑として、委員より、これからコロナ禍が好転していくのかどうなのか、収束する時期はいつなのかと見通せない中で来年の予算が例えばされたとして、そこから設計をされるという際に、非常に同じようなことがずるずる行っちゃうのではないかというような、橋梁の補修がうまく進まなくて事故が起きてしまったなんていうことになりかねないような気がするんですけれども、その辺の考え方はどうなんでしょうか。今回、補修設計をします橋梁につきましては、予防保全ということで構造物等に支障はございませんけれども、予防の観点から何らかの措置をしたほうが望ましいというまだ段階でございまして、早急にということではないというふうに判断しております。  質疑として、委員より、草刈りの委託費が1,300万円ほどの減額、当初予算から大体3分の1ぐらいの減額になっています。これも、説明の中ではコロナということで草刈りの作業を一部取りやめたという御説明をいただきました。これは都計さんのほうの所管ですので、基本的には公園だというふうに理解しています。常設ステーションの草刈り業務委託料、これは額としてはそんなに多くないですけれども、草刈りが相当いろいろなところで減額になっております。草刈り作業に対してコロナの影響というのは、何月頃に予定されていたものがやめた、それで何月頃から再開してどういう状況にあるかというのを少し聞かせていただきたい。答弁として、草刈りの実施時期が少し遅れた関係ということで、通年ですとゴールデンウイーク前、4月早々に発注いたしましてゴールデンウイークの休みに入る前からの着手、現場の作業に入る予定でございましたが、現実、今年度につきましては学校等の休み、公共施設が閉館の状況の中で、公園施設についてもどのような使い方を考えた上で見合わせをしておりまして、実際に今年度は6月ぐらいから業務のほうは実際始めております。  質疑として、委員より、ということは、遅れているわけですよね。要するに、ゴールデンウイークからやったやつが6月からということになると、やっているので減額がないのではないかと思うんですけれども、それで一部取りやめたというふうに先ほど御説明だと。一部やめたところはどういう種類のもの、その理由は何なのかというところをお聞かせいただけますか。答弁として、取りやめた事業なのですけれども、境川緑地においては年3回除草作業を予定しておりましたが、今回、発注等を見合わせた状況でその1回目の草刈り時期についてはちょっと作業の機会を逃して、3回年度内にやってもいいのですけれども、あまり効果的ではないので、その辺を踏まえて併せて検討した結果、今回、一部の部分を見直し、減らして減額のほうをさせております。  質疑として、委員より、この補正予算、ずっとつぶさに見ていると草刈りが相当カットされているということで、草刈りと剪定というのは何があるか分からないが、草刈りと書いてあるところは草刈りをやるか分からないよという考えでまずよろしいか。答弁として、草刈り委託料という予算上の位置づけはされていますけれども、現状については草刈りだけではなく植栽の維持管理、剪定とか、あるいは倒れた木があれば伐採、伐根等を含めております。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第96号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第101号令和2年度東郷町下水道事業会計補正予算(第2号)について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第101号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました議案第92号、議案第94号から議案第96号の総務経済委員会所管分まで及び議案第101号の計5件の審査の経過と結果の報告を終わらせていただきます。 5: ◯議長(水川 淳君)[ 9頁] これをもちまして、総務経済委員長の報告を終わります。  これより、総務経済委員長の報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。                [発言する者なし]  これをもちまして、総務経済委員長の報告に対する質疑を終わります。  次に、文教民生委員長石橋直季議員。            [文教民生委員長 石橋直季君登壇] 6: ◯文教民生委員長石橋直季君)[ 9頁] 議長の指名により、文教民生委員会の委員長報告をさせていただきます。  本会議におきまして文教民生委員会に付託されました議案第93号及び第96号文教民生委員会所管分から第100号までの6件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。  審査は、12月14日午前9時より全員協議会室にて行いました。委員全員の出席と、職務として議長、議会事務局長、議会事務局局長補佐、行政専門員、執行側より町長、副町長、教育長、参事、担当部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。  委員外議員1名の傍聴がありました。  記録署名者として加藤宏明委員、近藤鑛治委員を指名し、会議を始めました。  案件を逐次議題とし、審査をいたしました。  最初に、議案第93号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、対象人数を確認したい。答弁として、人数は把握できていないが、給与所得者、年金所得の方が対象になる。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第93号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第96号令和2年度東郷町一般会計補正予算(第6号)文教民生委員会所管分について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、母子父子家庭医療費事業について、当初予算に対して22%、2,910万円アップしているが、その要因は。答弁として、当初、受給者を540人、1人当たり医療費を4万5,000円と見込んでいた。受給者が520人と人数は減ったが、1人当たりの医療費が5万7,000円となる見込みから補正をお願いしている。入院件数が前年同期と比較して倍の件数となったことにより医療費が増加している。  委員より、障がい児相談支援事業委託料の減額理由は。答弁として、障がい児の福祉サービス計画作成を、昨年度までは東郷町社会福祉協議会のほうに委託していて、今年度もその予定であった。今年、社会福祉協議会のほうで基幹相談センターというものを開設して、障がい児の計画相談や一般相談を請け負えなくなった。  委員より、保育園英語活動事業委託料の減額について説明されたい。答弁として、4月上旬に公募を開始したが、世界的なコロナ感染拡大の影響により公募事業者から派遣講師を確保できるか分からないという意見が複数あり、公募を一旦中止した。10月1日から入国制限措置が段階的に緩和されることを受け、10月5日から公募を再開し、11月下旬に事業者を決定した。各保育園との準備を経て来年4月から実施となるので、今年度分は減額としたい。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第96号文教民生委員会所管分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第97号令和2年度東郷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、特定健診を一部やめたということで、集団をやめたということだと思うが、個別に移った方は多かったのか。答弁として、令和元年度の特定健診の受診率は46.74%だったが、令和2年度は現在33.29%となっているので、若干は集団から個別に移行したことにより受診率は下がっている。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第97号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第98号令和2年度東郷町国民健康保険東郷診療所特別会計補正予算(第1号)について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第98号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第99号令和2年度東郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第99号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第100号令和2年度東郷町介護保険特別会計補正予算(第2号)について、当局の説明を聞きました。  説明終了後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、保険給付費の増減があるが、増加あるいは減額するのはどういった事業なのか。答弁として、訪問介護事業と訪問看護が増加し、通所介護も増加傾向。訪問リハビリテーションや訪問入浴介護が減少している。  委員より、居宅介護サービス給付事業と地域密着型の介護サービス給付金が大きく減額になって、施設介護サービス給付金が大幅に伸びている理由は。答弁として、詳しくはまだ分析できていないが、予算を立てるときの実績から見た見込みと今の見込みが違ってきた。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、議案第100号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました議案第93号、第96号文教民生委員会所管分から第100号までの6件の審査の経過と結果の報告を終わります。 7: ◯議長(水川 淳君)[11頁] これをもちまして、文教民生委員長の報告を終わります。  これより、文教民生委員長の報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。                [発言する者なし]  これをもちまして、文教民生委員長の報告に対する質疑を終わります。  討論、採決に入ります。
     議案第92号東郷町の議会の議員及び長の選挙における自動車の使用等の公費負担に関する条例の制定について、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第92号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。  議案第93号東郷町国民健康保険税条例の一部改正について、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第93号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。  議案第94号愛知県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び愛知県市町村職員退職手当組合規約の変更について、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第94号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。  議案第95号尾三消防組合規約の変更について、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第95号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。  議案第96号令和2年度東郷町一般会計補正予算(第6号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 8: ◯3番(中野まさひろ君)[13頁] ただいま議題となっております議案第96号令和2年度東郷町一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場から討論させていただきます。  歳入の寄附金、東郷ふるさと寄附金は、総務財政課、未来プロジェクト課、産業振興課をはじめ関係各部課の職員が企業訪問を繰り返して開拓をした貴重な財源の確保であり、その努力に敬意を払うものであります。  ふるさと納税については、一般質問でも何度も取り上げられ、対策の強化を求められてまいりました。今後も返礼品の掘り起こし等、御努力いただくようにお願いをいたします。  また、母子保健教育事業では、パパママ教室等のコロナ禍による中止に伴う減額が計上されましたが、対面での教室開催ができない中、ユーチューブを利用した動画を作成し、配信されております。使用した経費は2万円ほどのソフト代だけということで、職員自らが動画を作成し、配信し、妊娠、出産という大きな不安を抱えるパパ、ママに対して心のこもった情報を伝える努力をされました。  アクセス数は、昨日現在、8本で合計1万件を超えております。このことにも敬意を表し、今後もコロナ禍が続く中、こうした工夫と努力をお願いをいたしまして、補正予算案の賛成討論といたします。ありがとうございました。 9: ◯議長(水川 淳君)[13頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第96号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。  議案第97号令和2年度東郷町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第97号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第97号は原案のとおり可決されました。  議案第98号令和2年度東郷町国民健康保険東郷診療所特別会計補正予算(第1号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第98号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。  議案第99号令和2年度東郷町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第99号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第99号は原案のとおり可決されました。  議案第100号令和2年度東郷町介護保険特別会計補正予算(第2号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]
     討論を終結し、採決いたします。  議案第100号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。  議案第101号令和2年度東郷町下水道事業会計補正予算(第2号)、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  議案第101号は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、議案第101号は原案のとおり可決されました。              ───────────── 10: ◯議長(水川 淳君)[15頁] 日程第3、請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願から請願第14号ゴミ処理方法の啓蒙活動推進と資源回収ステーションの増設及び設備整備、プラスチック製容器包装の計画収集の実施を求める請願書まで、以上13案件を一括して議題とし、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務経済委員長山田達郎議員。            [総務経済委員長 山田達郎君登壇] 11: ◯総務経済委員長山田達郎君)[16頁] 議長の指名により、総務経済委員会の委員会報告をさせていただきます。  本会議におきまして総務経済委員会に付託されました請願第6号及び請願第14号、計2件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。  審査は、12月11日午前10時55分より全員協議会室にて行いました。委員全員の出席と請願の紹介議員、職務として副議長、議会事務局長、議会事務局長補佐、行政専門員の出席を求め、慎重に審査を行いました。  6名の傍聴者がありました。  請願第6号税の徴収、滞納問題への対応の改善を求める請願書について、紹介議員の説明後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対討論として、まずこの請願に含まれております項目についてでございますが、今、御説明をいただいて改めてくっきりしたのは違法行為と定義されている。これは、裁判所において違法行為であるというふうに認定されている。その行為は改めてしないでくださいというような請願であり、あくまでも法律上の問題、加えて違法行為をしないことを求める請願であり、これは我々の領域ではなく司法の権限であるというふうに理解しております。分かりやすく言えば、交通違反を例に挙げると、行政の皆さん、道路交通法違反をしないでくださいというような請願が主になっております。司法の権限でそのことについて裁いてもらう内容であり、そのことを改めて求める性質は本町議会の請願においてなじむものではないというふうに考えております。  また、この請願の項目の実情をよくつかみ相談に対応するとともにというふうに書いてありますが、この部分においても今までのいろいろな各般の執行当局説明、あるいは各質問に対する答弁においてもこのことについては十分理解をしていただきながら、誠実に相談に乗っていただいているのが本町の窓口であるというふうにも理解しております。以上のことから、この請願については賛同しかねる立場からの討論とさせていただきます。  賛成討論として、本町においてもしっかりと法律に基づいた、それから判例の趣旨に基づいた行政執行が行われることを確保するために、この請願が出願されている。議会としては、それを求めて町民に不利益がないようなことを意思決定するべきだと思います。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第6号は不採択すべきものと決しました。  続きまして、請願第14号ゴミ処理方法の啓蒙活動推進と資源回収ステーションの増設及び設備整備、プラスチック製容器包装の計画収集の実施を求める請願書について、紹介議員の説明後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、プラスチック製容器包装の計画収集の実施、これが何か活動につながる、環境問題を考える活動につながるというような、そういうような御説明をいただいたのですけれども、請願者はどうしてそういうふうに思ったのか。もし御自身としての見解をお持ちならその部分をお尋ねしたい。答弁として、紹介議員より、この請願者の方の一番の思いとして肝になっている部分というのは、リサイクルするという意識をまず持つ、その上でのプラスチック計画収集ということ自体は、結果としては考え方というのを広げる、または身近にそれを取り入れてくれるプロセスになるというのが御意見だと思います。  質疑として、委員より、プラスチック製容器包装の計画収集を取り上げてリサイクル促進に大きな一歩を踏み出すという意味がよく分からない。その部分の見解をお願いします。答弁として、紹介議員より、それはまさにプラスチックというものが今、世界的にも非常に環境に負荷をかけているというポイントで問題視されているところからです。少なくても、この方自体は既にそういう意識をお持ちなので、それを分別して資源回収ステーションのほうに常日頃から持っていかれるということをされていた。その行為というもの自体が、その計画収集という誰もがそれまずある程度意識を持って資源回収ステーションに持っていくということをするという手間ではない状態でいろいろな人がそういう行為ができると、そういうことができるということをすることによって、改めてそれが必要なんだと。つまり、燃えるごみに今まで出している状態のものを、わざわざプラスチック製容器というものは分けて分別をして回収しますよという機会が得られるわけです。それだけでも既にプラスチック製容器というものを分けるものなんだなと、これは分ける、分別するということはイコールそれはリサイクルということをしたいので分けるんですよと。  委員より、質疑として、この請願者との話の中で、これを実現する際のいわゆる本町に見合ったそのコストみたいなものというのはどういうお考えを持っているのか。結構お金がかかっても、これはやっぱりやっていくべきなんだ。プラ容器、極めて高い話になるんだろうという御認識を請願された方はお持ちなのか。あるいは、いやお金がかかるのであったら段階的な話とか、あるいはちょっとやっぱり代替策を考えなければいけないですよねと、そういう心持ちなのか、それ以外にそのコストについての考え方というのはいろいろあると思うんですけれども、その部分についてはどのような見解をお持ちでしょうか。  答弁として、紹介議員より、このたび改定されてという、そのストーリーも全部お話しました。そちらのほうでかかってくるコストはこんなもの、実際こっちやったらこんなものぐらいの状況になりますよと、そこも含めてどうなんでしょうかという話もした上で、でもこれはやっぱり投資というところも含めてそれを投資する価値があるもの。だから、そのコストがそれだけかかったとしても、町がそこにかじを切っていく価値があるものだという思いがあります。  委員より、質疑として、今回、9月議会で反対されたから10月からできなくなったよ。だから、早々に同じような方法でやっていただきたいのか、それとも全部中止になったと思われて言っているのか、そういうお話はされませんでしたか。要するに、行政が提案したやつを即再開してやっていただきたいのか、全体的に計画的にやっていただきたい。プラスチック包装をやっていただきたいのは分かるんですけれども、どのような方法でいつの時期から、そういう話はされませんでしたか。  答弁として、紹介議員より、すごくその細かいどのような時期にどんなやり方でという制度設計的な細かいところまで踏み込んだイメージをすごくという話というところではないです。この間、中止になったものをそのままやるかやらないとかいうことも含めて、その細かい中身みたいなところというのは形は変わっても何でももっと精査してということで当然構わないと思いますし、何よりもやっぱり言っていらっしゃることの一番の大事な趣旨は、やっていただくところにつながるのは最終的にはリサイクルの促進になるんだと思う。だからやってほしい。  委員より、質疑として、この間、反対をしたというのは、中止をしろではなく計画的にとか、ちょっとまだまだ準備が早いとか、そういういろんな反対の中だったと思います。このことをやめろなんていう反対ではなかったという認識ですが、ただ準備不足でもあるから、でも早々に早くから進めたいという要請があるということで、きちんと計画立ててからやったほうがいいんじゃないか。だから、こういう事業をやることを決して反対、中止しろということではなくて、そういうことで反対という形になっただけで、10月にやめてしまったから残念なんだけれども、別にやめたわけではないという認識はあるわけですけれども、そういう話で本来10月にやめちゃったんだけれども、来年1月からでももう一度やってくれないのか、この事業は大事だから、ちょっと時間はかかってもいいからやっていただきたいのか、そういうお話はされませんでしたか。  答弁として、紹介議員より、今みたいなお話というのは、我々だからその話を知っているというか、結局町民の方々にしてみれば、最初に出た情報と、それがやっぱり中止になりましたという情報と、普通の見え方からしたらそこまでの根本的なことを反対したわけじゃないんですよ、だからこうでああで、こうでああでみたいなことはやっぱり見えないわけです。やるのがなしになっちゃったんだ、みたいな話しかやっぱり印象としてはなっていない。  以上で質疑を終了し、委員間討議を行った後、討論に入りました。  反対討論として、請願事項にプラスチック製容器包装の計画収集の実施、これが具体的なものとして入っていること、先ほど来の内容を踏まえ段階的なものである、その中に具体的なものがこうしてフロントに、一番前に出ているということについて、やはり取るわけにはいかないという判断を断腸の思いでさせていただきます。  なお、環境問題の啓発促進については、いろいろな方策を講じながらまた検討していきながら進めていかなければならない。そういう課題を認識をしていることを前提とした上で、本件について反対の討論とさせていただきます。  賛成討論として、地球的な規模でいきますと、地球温暖防止の観点から、そこから国におきましては2050年に二酸化炭素排出ゼロを目指すとされていること、昨年5月にはプラスチック資源循環戦略の策定をしていること、そして本町の問題としては、先ほども出ておりましたが、尾三衛生組合の規約改定によって令和4年度からは負担金が900万円増えてしまうという点、その点を総合的に検討いたしまして、可燃ごみ自体の量を減らすとともに可燃ごみに混入しているプラスチック製包装の分別回収をどうしても進める必要があるということから、計画収集に賛成をいたします。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手多数でありましたので、請願第14号は採択すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました請願第6号及び請願第14号、計2件の審査の経過と結果の報告を終わります。 12: ◯議長(水川 淳君)[19頁] これをもちまして、総務経済委員長の報告を終わります。  これより、総務経済委員長の報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。                [発言する者なし]  これをもちまして、総務経済委員長の報告に対する質疑を終わります。  次に、文教民生委員長石橋直季議員。            [文教民生委員長 石橋直季君登壇] 13: ◯文教民生委員長石橋直季君)[19頁] 議長の指名により、文教民生委員会の委員長報告をさせていただきます。  本会議におきまして文教民生委員会に付託されました請願第2号から第5号まで及び第7号から第13号までの11件の審査が終了しましたので、その経過と結果を報告させていただきます。  審査は、12月14日、議案の審査終了後、全員協議会室にて行いました。委員全員の出席と請願者代理人、請願の紹介議員、職務として議長、議会事務局長、議会事務局局長補佐、行政専門員の出席を求め、慎重に審査を行いました。  最初に、請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、全国を適用地域としたとあるが、最低賃金は都道府県によって異なる。そのあたりの目標値はどのように考えているか。答弁として、請願者代理人より、労働組合としては最低賃金を全国一律にすることを目指していて、そちらの運動も行っている。最終的には、最低賃金を1,500円以上にしようと署名を集めている。まずは、愛知県としては1,000円を超える、全国としては1,500円を目指すというところが目標。  委員より、最低賃金という国からの強制、法令での強制がない限り、介護報酬を増やしたと言われたところで経営者としてはそこまで回す余力がないということで請願の願意につながったのか。答弁として、最低賃金が上がれば仕方なく上げているというぐらい介護施設はぎりぎり。介護職の賃金はもともとがとても低いが、社会的には絶対に必要な仕事。この特定最賃の新設と介護報酬を上げてほしいという運動と両方を両輪で行っている。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第2号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第3号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、説明を聞いていると、最低賃金を上げないと生活が成り立たないといった深刻な状況、愛知県の状況について説明されたい。答弁として、請願者代理人より、愛知県でも、特にコロナ患者を受け入れている病院では、多くが赤字のためにボーナス削減という状況。大変さに比して給料が安すぎ、離職も増えている。  委員より、日本医療連が厚生労働省の中央最低賃金審議会に、看護職と介護職を適用とした特定最低賃金新設の申出をしているはずだが、その結果は。答弁として、その際は認められていない。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  賛成討論として、夏のボーナスが半減、冬のボーナスもカット、コロナに対応したからといって民間の場合は手当てもないという中、口先だけで医療従事者ありがとうと言っても仕方ない。労働組合の皆さんが国の担当部署に要望に行っても却下されたと。政治に携わるものとして黙って聞いているわけにはいかない。  反対討論として、国が一度リジェクトしたものをもって看護師の給与の地域間格差を是正しようというやり方は、本来の特定最低賃金制度の趣旨になじまないと思う。医療従事者には看護師以外に様々な職種の方がいる中、看護師限定の特定最低賃金の新設を求めることには同意しかねる。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第3号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第4号安心できる介護保障を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  賛成討論として、介護保険料の集め方について多段階を進めて、所得の高い方の所得規模を増やして介護保険料の高騰につながらないようにということが必要と思う。補聴器は非常に高価だ。認知症の進行を遅らせることに大きな効果を発揮するなど介護利用料を抑える効果も出てくるのではないか。処遇改善、人材確保について、人材が確保できないと介護サービスというもの自体が維持できないといったことも考えなければならない。  反対討論として、特養に入りたい人がいっぱいいる中で、要介護1、2の人を特養に入れるということはやはり無理があると思う。自治体の一般財源を投入して総合事業費の確保に努めると言うが、自治体から何でも取ればいい、出せばいいという考え方はいかがなものかと思う。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第4号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第5号国民健康保険の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、一般会計からの法定外繰入れを増やしてくださいというのは、どこの一般会計からということか。答弁として、請願者代理人より、東郷町の一般会計ということ。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  賛成討論として、国民がみんな健康保険制度に加入しているということの基本は、国民健康保険。本当に国保は高い。このコロナ危機、一般会計からの繰入れも増やして、国保がせめて上がらないよう役場に言うのが我々の仕事と思う。18歳の子どもについて、子育て支援の観点から均等割を取らない自治体がある。生きているだけで税金を取られるというのはひどい。一部負担の減免制度については、せめて知らせるということが第一歩と思う。  反対討論として、一般会計からの繰入れはしている。それ以上に求めるというのはやはり無理がある。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第5号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第7号生活保護の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  賛成討論として、生活保護は県の事務であり、町の負担が増えるということでもないので反対する理由はないかと思う。  反対討論として、現況として国民年金受給者のもらっているお金のほうが生活保護受給者より収入が少ないという実態もある。生活保護受給者にはそれなりの理由もあるだろうが、ほどほどのところでやはり理解していただきたい。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第7号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第8号福祉医療制度の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、後期高齢者福祉医療費というのは、後期高齢者保険の中から払われるのか。答弁として、請願者代理人より、把握していないが、一般財源かと思う。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  賛成討論として、後期高齢者医療制度を運営している広域連合では、医療給付に関しては何ら特別な支援策はやっていない。市町村の独自の頑張りというのは、一般財源の中でやられていると思う。そういう中で、ぜひ東郷町としても頑張ってほしい。  反対討論として、東郷町がこの給付制度を実施して給付するということを今やれるかといったら、町の規模、財政、いろんなことを考えた上で難しいのかなということで賛成できない。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第8号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第9号子育て支援の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対討論として、公立保育園で保育士を町の職員として採用すると、定年までにかかる人件費は相当な費用になっていく。東郷町で今、進んでいるのは民営、民間保育園のほうで、この請願については東郷町の方針に反するようなこと。  賛成討論として、経験年数が反映される雇用形態に責任を持つ自治体、ここでいうと東郷町が公立保育園を維持していくというのは非常に意義のあることだと思う。コロナ危機で消費税増税も大変な影響があった中、自治体の役割を子育て支援に発揮してほしい。  反対討論として、現在、東郷町役場において職員の方々は限られた財源の中で、限られたマンパワーの中で精いっぱいの努力をしている。それにかぶせるようにこれもしてください、あれもしてくださいという請願を我々議員の立場から後押しすることは、本来のやるべきことではない。
     以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第9号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第10号障害者・児施策の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、障害者の「害」という字は最近平仮名表記になっているのでは。答弁として、請願者代理人より、平仮名にされることも増えているが、決まってはいない。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  賛成討論として、通園、通学、通所、通勤に利用する時間ということで、非常に生活に困難を来している実態も紹介された。全国どこでも共通する課題であり、東郷町もこういった点について配慮されたい。  反対討論として、現状の制度、手当など現在の限られた日本の制度、財源の中で既に用意されている。その裏には、不都合な真実がいっぱい埋没している。それらを精査することなく一方的に上げてください、用意してください、増やしてくださいという要望はなじまない。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第10号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第11号予防接種の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  主な質疑として、委員より、2回目の接種を対象にということだが、その意義は。答弁として、請願者代理人より、1回の接種だと、期間がたつと抗体が低下してきてしまい感染リスクが高まってしまうから。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  反対討論として、子宮頸がんワクチンに関して一切言及をしていない。肺炎球菌ワクチンの2回目の接種に関して、最近の厚生労働省が発表しているファクトシートによれば、1回、2回で抗体の減少に差異は見られないということで、厚労省は1回の接種で65歳からと決めているはず。  賛成討論として、社会全体の抵抗力を強め、これを広めていくことで感染リスクを下げて医療費削減が年間5,115億円と書いてある。大きな目標の中で、東郷町でもやれることをやってほしいという請願だと思う。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第11号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第12号健診・検診の改善を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑として、委員より、県トータルで考えたとき、目標として何人の歯科衛生士を常勤で配置して、かかる費用がどれぐらいかの見積りはあるか。答弁として、請願者代理人より、そのような見積りは行っていない。  以上で質疑を終了し、討論に入りました。  賛成討論として、保健所については県に意見表明していくことも大事で、東郷町に対しては歯科衛生士という資格を持った方もぜひ雇用されたいと議会として意志表明したい。  反対討論として、人件費など必要経費を考えたとき、保健所にそこまでの人員配置を要望することは行き過ぎだ。あまり過大な要求をすることに対しては賛意を示せない。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第12号は不採択すべきものと決しました。  次に、請願第13号国に意見書提出を求める請願書について、請願者代理人の趣旨説明の後、質疑に入りました。  質疑はなく、討論に入りました。  反対討論として、中には賛意を表明してもいい意見書も含まれている。7つを一括で国に出すという請願に対しては賛成しかねる。  賛成討論として、どの意見書だったらいいのか示されたい。議員提案権を行使して2人いればできるので、ぜひ最終日までにお願いしたい。  反対討論として、賛同できるものもあるが、その裏には財源というものが必要となってくる。税金とセットで、トータルとして包括的な社会保障を考えるべき。これをお願い、あれをお願い、これをして、あれがほしいというだけの請願を無責任に国に意見書として上げることには賛同しかねる。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手少数でありましたので、請願第13号は不採択すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました請願第2号から第5号まで及び第7号から第13号までの11件の審査の経過と結果の報告を終わります。 14: ◯議長(水川 淳君)[25頁] これをもちまして、文教民生委員長の報告を終わります。  これより文教民生委員長の報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。                [発言する者なし]  これをもちまして、文教民生委員長の報告に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩いたします。  再開は、11時20分といたします。11時20分といたします。                 午前11時06分休憩              ─────────────                 午前11時20分再開 15: ◯議長(水川 淳君)[25頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、討論、採決に入ります。  請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願、賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 16: ◯3番(中野まさひろ君)[25頁] ただいま議題となっております請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  高齢が進む中、介護業務の重要性は日に日に増大しております。しかし、介護従事者の労働条件は劣悪を極め、離職率の高さや人材不足は深刻さを増しております。  さらに、コロナ禍で自分自身への感染や知らず知らずのうちにお年寄りに感染させてしまうのではないかという不安にさいなまれながらの業務に、介護職員の皆様は大きなストレスを抱えてみえます。  私の友人も、慢性的な人手不足で休みが取れないと、ほとんど毎日朝早くから夜遅くまで訪問介護業務に従事されてみえます。  さきの文教民生委員会では、全産業と介護業種の賃金の差は請願が指摘するほど多くないのではという指摘がありました。管理的な職員を含めた産業全体の賃金比較では差は少なくても、介護現場で働く介護職員さんは非正規職員が多く、最低賃金に近い賃金での重労働を強いられております。  また、介護従事者の充足率の地域間格差は大きく、地方で働く介護従事者は、少しでも条件のよい都市部へ、そして生活を支えるため少しでもよい条件のパートなどの多職種へ転職していく傾向が強まっております。そんな現状を改善するためには、介護報酬を引き上げるとともに、本請願が求める介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃を新設する方法が最適な方法であると私は考えます。  コロナ禍の中、最も過酷な現場において、低賃金と過酷な業務とストレスの中で必死に踏ん張っていただいている介護職員の皆様の処遇改善を図り、介護体制の崩壊を防ぐことは、喫緊の課題であります。  議員各位におかれましても、本請願に御賛同いただきますようお願いをいたしまして、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。 17: ◯議長(水川 淳君)[26頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 18: ◯15番(門原武志君)[26頁] 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になっております請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  この請願は、介護従事者の賃上げ、賃金の底上げを図り、安全安心の介護体制を確保するために、全国を適用地域とした介護従事者の特定最低賃金の新設を求める意見書の提出を求めるものです。  請願趣旨にあるように、高齢が進む中で、介護従事者の人材確保と離職防止は喫緊の課題です。介護労働者の有効求人倍率は全産業と比較して高く、特に訪問介護職では、今年9月時点では15.47倍で全職種の約16倍であり、人手不足の問題は深刻です。  その理由として、全産業よりも低い賃金と仕事の多忙さがあります。新型コロナウイルス感染症の拡大による学校の臨時休業で、仕事を休まざるを得ない介護労働者も増えました。また、3密が避けられない仕事であり、自分や家族に基礎疾患がある介護職員が現場を離れざるを得ない状況が人手不足に拍車をかけています。  本来、介護施設等の職員体制の維持や介護労働者の処遇改善は国の責任で行われるべきですが、これまでの介護報酬の処遇改善加算の例でも明らかなように、現実には職員体制の充実は事業所の努力に委ねられ、処遇改善も利用者をはじめとする国民の負担に依拠しています。  また、施設介護職員は4割程度が非正規雇用となっており、時給は自治体の最低賃金に近い金額に設定されています。県境に近い地域では、最低賃金が低い県から高い県への介護労働者の流出も問題になっています。  特定最賃とは、職種ごとに最低賃金よりも高い水準の最低賃金を定めるもので、鉄鋼業などに認められています。介護従事者に全国を適用地域とした特定最賃を新設して介護職全体の賃金水準の底上げを図り、それにより介護従事者の人材確保と離職防止を実現すべきです。  さて、請願を提出した愛知県医療介護福祉労働組合連合会は、この趣旨の要望を国に対しても行っています。国が前向きな対応を示さない現状においては、地域住民の健康に責任を負う地方議会からも国に対し意見書を提出することは、大きな意義があります。請願を採択し、意見書提出するよう呼びかけ、賛成討論といたします。 19: ◯議長(水川 淳君)[27頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  7番國府田さとみ議員。              [7番 國府田さとみ君登壇] 20: ◯7番(國府田さとみ君)[27頁] 7番國府田さとみ。ただいま議題に上がっております請願第2号介護従事者の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願において、賛成の立場より討論をさせていただきます。  今回、本請願において示された請願趣旨の内容、並びに委員会審議においても請願者から直接伝えられた介護従事者の現状を、改めて現場の切実な声として受け止めました。  さらなる医療の発展により生かされていく命が増えると同時に、介護が必要な状況である上で生かされていく高齢者が増えているということも事実であります。そうした高齢者に向き合う現状が、実質的な労働面においても精神面においても想像以上に過酷であるという事実を改めて認識したとき、現状を支える要として必要性の極めて高い介護従事者の処遇が、なぜその労働量と内容に見合わない扱いになっているのかという疑問と違和感を強く感じずにはいられません。  正規雇用者であっても、おおむね手取り月額15万円、多くの割合を占めている非正規雇用者においては、各自治体の最低賃金ぎりぎりの時給で設定されているという現実は低賃金過重労働そのものであり、それゆえの人材不足、介護の質の低下と安全性の欠如といった質の負のサイクルを完全に生んでいます。この負のサイクルをどうやって断ち切っていくのかという現代の日本が抱える深刻な問題の解決を考えたとき、もちろん介護報酬の適正な改定を含む同時多角的な措置が必要とした上で、何を重要して進めるべきなのか、現場の声にこそ答えがあるとして真摯に受け止める必要があると感じます。  そういった意味で、今回、請願者が求める介護従事者の賃金の底上げを図るための特定最賃の新設は、現場を知る者だからこそ感じる最重要な措置として取り扱い、その意向を国に求める役割を国民の生の声を届けるべく機関の責務として担うべきだと考えます。  請願者の切実な願意に対して、改めて議員各位の理解と共感を求め、私からの賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 21: ◯議長(水川 淳君)[28頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第2号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第2号は不採択とすることに決しました。  請願第3号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願、賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 22: ◯3番(中野まさひろ君)[28頁] ただいま議題となっております請願第3号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。
     厚生労働省の第2回看護職員需給見通しに関する検討会は、令和7年までに必要となる看護職員は約200万人と推計しております。しかし、日本看護協会が実施した調査では、平成28年度末現在での看護職総数は約166万人で、現在も大幅かつ慢性的に看護師が不足している現状であります。そして、日本医労連の調査で、看護職が仕事を辞めたい理由のトップ3は、人手不足で仕事がきつい、賃金が安い、休暇が取れないであります。  厚生労働省の平成29年度の賃金構造基本統計調査によりますと、全国の正看護師の平均年収は478万円となっております。同じ年に算出されました全職種の平均年収が491万円ですから、正看護師は全職種の中でも低く、その業務の過酷さから考えると非常に過酷な労働条件を強いられているといえます。  その低賃金と過重労働の原因に、地域による賃金格差の実態があります。さきに紹介いたしました賃金構造基本統計調査によりますと、平均年収の差は地域間で約152万円でありました。本来、公定価格である診療報酬を基礎に処遇されるべき看護職の給与にこれだけの地域間格差があることは、驚きであります。この地域間格差に足を引っ張られる形で看護職の賃金が上がらず、地域偏在や離職者増を引き起こしているわけであります。  そして、コロナ禍において医療現場は過酷さを極めており、その低賃金と過重労働により、看護職の皆様の離職への願望はさらに増大していることが容易に推察されます。  文教民生委員会の議論の中では、他の医療職の処遇についても議論がありましたが、人材不足が最も深刻な医療職は看護師であり、看護師の処遇改善が他の医療職の処遇改善にもつながっていくものであります。  本請願が求める全国を適用対象とした看護師の最低賃金制度の新設は、看護師の賃金底上げなどの処遇改善により看護師の人材確保と医療体制の強化を実現するためのものであります。  本請願への議員各位の御賛同をお願いをいたしまして、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。 23: ◯議長(水川 淳君)[29頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 24: ◯15番(門原武志君)[29頁] それでは、私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になっております請願第3号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願に賛成の立場から討論いたします。  この請願は、看護師の賃金の底上げを図り、安全安心の医療看護体制を確保するために、全国を適用地域とした看護師の最低賃金の新設を求める意見書提出を求めるものです。  非正規雇用の割合が2割を占め、医療現場にある様々な職種の中で特に病院では人数の割合が高い看護師の処遇改善は、重要な課題です。  例えば、独立行政法人国立病院機構名古屋医療センターの非常勤も含む職員数は1,400人で、そのうち看護師は730人で52%を占めています。独立行政法人国立病院機構豊橋医療センターの非常勤を含む職員数は420人で、そのうち看護師は250人で59%を占めます。  大きな病院、高度急性期病院になると、医師の数や技師の数も多くなり、看護師割合は下がりますが、5割を下回ることはありません。病院の基幹職種、つまり主要な専門職は看護師ですから、看護師の特定最賃を定めることで、多職種の非正規職員の賃金の安定を図ることにもなります。  コロナ危機の下、医療機関は感染症のリスクを負いながら国民の命を守る業務に当たっていますが、その中で半数以上を占める看護師の賃金水準は、全産業平均よりも低いのが現状です。また、働く地域によって看護師の初任給には約11万円にもなる地域間格差があります。低賃金により、看護師の地域偏在や離職が引き起こされている現状を変えるためにも、看護師の賃金の底上げが必要です。  さて、請願を提出した愛知県医療介護福祉労働組合連合会は、この趣旨の要望を国に対しても行っています。国が前向きな対応を示さない現状においては、地域住民の健康に責任を負う地方議会からも国に対し意見書を提出することには大きな意義があります。請願を採択し、意見書を提出するよう呼びかけ、賛成討論といたします。 25: ◯議長(水川 淳君)[30頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  7番國府田さとみ議員。              [7番 國府田さとみ君登壇] 26: ◯7番(國府田さとみ君)[30頁] 7番國府田さとみ。請願第3号看護師の全国を適用地域とした特定最賃の新設を求める請願において、賛成の立場より討論をさせていただきます。  現在の日本社会における看護師の処遇、基本的な労働環境のありように加えてのコロナ禍による影響を、請願第2号に引き続き本請願における請願趣旨並びに請願者からのリアルな情報と説明をもって、改めて現状を理解するとともに改善されるべく事案として強く認識をいたしました。  くしくも、私の身近にも看護師の友人、知り合いが少なからず存在しており、そういった方々からも請願内容と同様の実情を聞くに至っております。  特に、夜勤の過重労働に関しては、求められる体力、精神力、課せられるストレスと肉体的な負荷は非常に大きく、携わる看護師自身が健康不安を抱えて従事しております。  統計的にも、ハーバード大学の研究によれば、アメリカの女性看護師17万7,000人を調査した結果、夜勤従事者は20年後の糖尿病リスクが計年数に応じて上昇し、乳がんのリスクが昼夜交代勤務者で1.8倍、夜勤専従勤務者で2.9倍になり、また胃腸病を発症するリスクは昼に働く人と比べて2倍高いと報告をされております。  そうしたリスクを証明するかのように、看護師には数か月に一度、年間に三、四回の血液検査などの健康チェックが行われており、すなわちそれはいつ健康を損なってもおかしくない労働環境にあることを意味していると知人の看護師は述べております。であっても、処遇としては全産業平均よりも低い賃金水準があり、ここにも低賃金過重労働の実態が浮き彫りになっております。  これには、請願の趣旨にもあるように、報酬の地域間格差により賃金水準が引き上がらないという問題に加えて、これは請願第2号にも同様にいえる問題として、介護や看護を担う役割の多くが女性であったという日本におけるジェンダーギャップが関与しての、そもそも論としての賃金設定の低さが関与していることも言及しておきたいと思います。  そうした処遇が改善されないままに、現在のコロナ禍での対応を余儀なくされ、紛れもなく必要な専門職であるにも関わらず、高い離職率による人材不足が深刻さを増している現状は、つい先日の報道でも明らかであります。  こうした危機を、国を挙げてスピード感を持って解消していかなくてはならないのは当然です。だからこそ、地域間格差を生まない全国レベルでの看護師の賃金の底上げを図ることで、あるべく医療看護体制を確保していく措置が必要だとするこの願意を真摯に受け止め、各地域からの声を国に届ける地方議会の責務として、本請願を採択すべきだと考えます。  議員各位の理解と賛同を願い、賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。 27: ◯議長(水川 淳君)[31頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第3号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第3号は不採択とすることに決しました。  請願第4号安心できる介護保障を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 28: ◯15番(門原武志君)[31頁] それでは、私は日本共産党を代表し、ただいま議題になっている請願第4号安心できる介護保障を求める請願書に賛成の立場から討論します。  この請願を提出した自治体キャラバン実行委員会は、県内全市町村を訪問し、各市町村に対し医療、福祉、介護など社会保障の拡充と国への意見書提出を求めて要請する愛知自治体キャラバンを行ってきました。今回は、41回目です。  本題に入ります。  低所得者層も安心して払える介護保険料を設定すること、介護保険施設整備を進めること、介護現場の人材確保を図ることの重要性は、コロナ危機の下で大きくなっています。  また、本請願は、中等度からの加齢性難聴者を対象とする補聴器購入助成を求めています。補聴器には認知症の進行を抑える効果がありますが、片耳で数万円から数十万円もかかり、多くの方々が安心して補聴器を使えるようにするための施策が必要です。  補聴器は、つくれば済むというものではなく、自分に合うものを探すことや調整が必要で、その負担を軽減するためにも助成制度は必要です。  国や県の介護施策が進まない中、東郷町が請願項目に基づく施策を実行することは、コロナ禍の下でも安心して暮らすために意義があると考え、請願の採択を求めます。 29: ◯議長(水川 淳君)[32頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。  16番菱川和英議員。              [16番 菱川和英君登壇] 30: ◯16番(菱川和英君)[32頁] 議長のお許しを得ましたので、私はただいま議題となっております請願第4号について、採択に反対の立場からの討論をさせていただきます。  まず、介護基盤についてですが、特別養護老人ホームに入所できないで待機している方が非常に現在多くいるという現況の中で、要介護1、2の方が入所できるようにするなんていうことは到底不可能に近い、それほど施設を増やすわけにはいけないということで、まずここに疑問を感じます。  また、自治体の一般財源を投入して施設のサービス、介護サービスの提供に必要な総合事業費の確保、これもやはり自治体が何でもかんでもとことん全て出さないかんのかということに対しても違和感を感じます。  ということで、私は請願第4号に対しては採択はちょっと賛成しにくいということで、反対討論といたします。 31: ◯議長(水川 淳君)[32頁] 賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第4号の委員長報告は不採択でありました。本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第4号は不採択とすることに決しました。  請願第5号国民健康保険の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 32: ◯3番(中野まさひろ君)[33頁] ただいま議題となっております請願第5号国民健康保険の改善を求める請願書について、賛成の立場から討論させていただきます。  国民健康保険制度は、厚生労働省においても、市町村国保の抱える構造的な問題として以下の項目を掲げております。  すなわち、1、年齢構成が高く医療費水準が高いこと、2、所得水準が低いこと、3、保険料負担が重いこと、4、保険料の収納率が低下していること。  国も以上のように認めるように、国民健康保険の加入者は、他の保険制度加入者と比べて大変厳しい状況に置かれております。請願が求める改善事項は、他の保険制度加入者との均衡を図る上で必要な事項であります。  また、全国市長会は、新型コロナウイルス感染症に感染した人等への傷病手当金の支給に関し、支給対象の拡大や支給対象額の増額を求める提言を出しております。  以上、他の保険制度加入者と比して大変厳しい状況に置かれている国民健康保険加入者の過酷な現状を少しでも改善させるため、本請願を採択いただきますよう、議員各位にお願いをいたしまして、私の賛成討論といたします。 33: ◯議長(水川 淳君)[33頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 34: ◯15番(門原武志君)[33頁] それでは、私は日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になっております請願第5号国民健康保険の改善を求める請願書に賛成の立場から討論を行います。  国民健康保険は、生活保護など一部の例外を除き国民全員が健康保険に加入する国民皆保険の基本です。後期高齢者医療保険は別として、国保以外の健康保険に入れるのは、たまたま会社や役所に勤めているからとか、会社員や公務員の扶養家族だからとかであり、会社を辞めたり自営業になったりした場合には国保の被保険者になる。国保の負担軽減が必要なことには、そうした背景があります。国保への法定外繰入れは、一部の住民のためではないということをまず協調したいと思います。  18歳までの子どもは、子育て支援の観点から均等割の対象とせず、当面、一般会計による減免制度を実施することについては、社会保険などでは扶養家族が増えても保険料は増えませんが、国保では生まれたばかりの赤ちゃんにも均等割がかかります。少子が問題になっておりますが、国保でも子どもが増えても国保税が増えない制度が必要です。  国の制度改革で、子どもの被保険者が多い自治体への支援を目的に特調交付金がつくられ、18歳までを均等割3割減免が広がっています。一宮市に続き、大府市、田原市が18歳未満の均等割の3割減免、設楽町が均等割の5割減免を実施しています。
     新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯の国保税減免制度を、傷病を限定しない恒常的な制度にすることについては、国は新型コロナウイルス感染症対策として2020年2月から2021年3月まで、本年収入が前年比3割以上の減少が見込まれる場合の国保税減免を決め、東郷町でも実施されています。この制度を新型コロナウイルス感染症の影響に限らず、収入減があった場合の恒常的な制度とすることが必要です。  また、収入減少は、前年に収入がある場合は対象となる可能性がありますが、前年所得がない場合や今年度事業を開始した場合などは減免対象とはなりません。こうした問題の解消も必要です。  次に、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の対象も、事業主を加えることと、新型コロナウイルス感染症以外の傷病についても傷病手当金の対象とすることについてです。  国は、2020年1月から新型コロナウイルス感染症に感染した人、または発熱等の症状があり感染が疑われる人で、仕事ができなくなって3日を経過した日から就労を予定していた日数について傷病手当金を支給する制度を創設しました。傷病手当金の対象には、国の基準では事業主は含まれませんが、東海市は事業主も対象としました。  また、全国市長会は、支給対象者の拡大や支給対象額の増額を求める提言を6月30日に出しました。東郷町でも実施することで、国が責任ある対応を取ることにつながると考えます。  一部負担金の減免制度は、東郷町でも実施していますが、利用実績がありません。減免制度の改善と利用者への分かりやすい制度案内が必要です。  以上、提案申し上げまして、この請願を採択するように求め、討論といたします。 35: ◯議長(水川 淳君)[35頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。  16番、菱川和英議員。              [16番 菱川和英君登壇] 36: ◯16番(菱川和英君)[35頁] 議長のお許しを得ましたので、私は請願第5号について採択には反対の立場からの討論をさせていただきます。  国保税の負担、確かにこれは私もかなり高額で厳しいということは認識しておるところであります。  しかしながら、受益者負担ということもあるので、ある程度やはり国保税、下げろ下げろではちょっと要求が大き過ぎるなと。  特に言いたいのは、自治体、東郷町でこの介護保険に対する繰入れをして補填するというには、やはり町にも限界がある。どうしても裕福なところ、自治体であればかなりのそれは補填はできる部分もあろうかと思いますが、やはり東郷町が今、必要以上、これ以上の負担するのには無理があるかなと。  やはり、望むのであれば、国の補填を求めて、国の責任において国保会計をしっかりと充実したものにしていただくように望むのが筋だと思う。によって、私は本請願第5号については、採択にはちょっと賛成しにくいということで、反対としての討論とさせていただきます。 37: ◯議長(水川 淳君)[35頁] 賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第5号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第5号は不採択とすることに決しました。  請願第6号税の徴収、滞納問題への対応の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 38: ◯15番(門原武志君)[36頁] 私は、日本共産党を代表いたしまして、請願第6号税の徴収、滞納問題への対応の改善を求める請願書について、賛成の立場から討論いたします。  総務経済委員会の審査では、違法行為をするなという請願だから、司法の問題なので議会にはなじまないという討論がありました。仮に行政に違法行為があるとすれば、これを正すのは行政へのチェック機能が期待されている議会の役割だということは、議会改革を進めるために頑張っている議員なら理解できると思います。  不幸にして、判例に従った税の徴収事務をしない行政が現れたため、東郷町も判例に従った事務を続けてくださいというのが請願の趣旨です。  東郷町が、今後も滞納者の実情をよくつかみ、国税徴収法第153条2号の滞納処分を執行することによってその生活を著しく窮迫させるおそれのあるときは差押えを行わないということを求め、本請願への賛成討論といたします。 39: ◯議長(水川 淳君)[36頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第6号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第6号は不採択とすることに決しました。  請願第7号生活保護の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 40: ◯3番(中野まさひろ君)[36頁] ただいま議題となっております請願第7号生活保護の改善を求める請願書について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  2013年の生活保護法改正時の参議院の附帯決議では、1番、生活保護の申請権を侵害しないよう、口頭申請が可能なことを省令などに明記すること、2番、相談窓口の対応を実態調査すること、3番、扶養義務者への通知は、扶養義務の履行が要保護認定の要件にならないことを明確にすること等を求めております。  しかし、この趣旨に反する運用がされるケースが全国でまま報告されており、確実に生活保護が必要な方への速やかな保護受給が求められています。  また、コロナ禍での生活苦により生活保護に関する相談は増えており、生活保護受給者も増えている中、生活保護が必要な方には速やかに生活保護認定がされる必要があります。  さらに、エアコンの設置は、2018年4月以降に生活保護を受給した方には認められておりますが、それ以前から生活保護を受給してみえる方には認められておりません。酷暑の中、命を守るため、エアコンの必要な方には受給開始時期にかかわらず速やかに認める必要があります。  以上の理由から、本請願を採択いただきますよう議員各位にお願いをいたし、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。 41: ◯議長(水川 淳君)[37頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 42: ◯15番(門原武志君)[37頁] 日本共産党を代表いたしまして、請願第7号生活保護の改善を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  生活保護の最低生活費が、国民年金の受給額よりも高いのはいかがなものかという意見があります。私に言わせれば、最低生活費にも満たない国民年金はいかがなものかということであります。  では、国民年金しか受給していない人が生活保護を利用しているかというと、そのようなことはなく、実際日本の生活保護の補足率は2割程度。本当は対象者なのに利用していない人が8割にも上るという実態があります。  そうした中、東郷町では、2年前になりようやく窓口に生活保護の利用の案内が置かれるようになりました。しかし、いまだに利用希望者が全て申請できるようにはなっておらず、申請書を窓口に置くなどの改善が必要です。  とりわけ、コロナ禍で職を失ったり収入が減ったりした人の増加が見込まれる今こそ、生活保護制度を安心して利用できるよう改善が必要です。  また、猛暑が続く中、以前から生活保護を利用している人にはエアコン購入費が支給されません。熱中症のリスクが大きい高齢者が多い生活保護世帯へのエアコン設置は必要だと訴え、私の賛成討論といたします。 43: ◯議長(水川 淳君)[37頁] 反対討論を許します。  16番菱川和英議員。              [16番 菱川和英君登壇] 44: ◯16番(菱川和英君)[38頁] 議長のお許しを得ましたので、私はただいま議題となっております請願第7号につきまして、採択には反対の立場からの討論をいたします。  先ほど賛成討論の中で、国民年金を受けておる方のほうが介護保険受給者より少ないというような話もございましたが、事実でございます。生活保護受給者の全国平均受給金額が、1人で、1人6万7,747円でございます。生活保護が。それで、年金を一生懸命払って国民年金受給している方の平均が5万5,708円でございます。1万2,000円以上も国民年金受給者のほうが安いんです、生活保護受給者より。ばかげた話でございます。  それで、例えば生活保護受給者で、2人だと10万5,515円になります。平均ですよ、これ。全国平均の受給金額です。それで、国民年金の平均の一番多く受けている方、一番年金受給者の数多くが6万円台なんです。国民年金受給者の一番多い数が受けている平均値より高いですけれども、6万円台なんです。  そんな中で、生活保護受給者に夏季手当まで出せというのは、これを出したら世の中はおかしくなる。私は、そういう観点から本請願に対しては到底賛成できるものではないということを申し述べ、請願第7号を採択することには反対の立場としての討論とさせていただきます。 45: ◯議長(水川 淳君)[38頁] 賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第7号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第7号は不採択とすることに決しました。  お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、これに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩いたします。  再開は13時10分、13時10分といたします。                 午後 0時07分休憩              ─────────────                 午後 1時10分再開
    46: ◯議長(水川 淳君)[39頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、請願第8号福祉医療制度の改善を求める請願書、賛成討論を求めます。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 47: ◯15番(門原武志君)[39頁] それでは、日本共産党を代表いたしまして、請願第8号福祉医療制度の改善を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  愛知県は、子ども、障がい者、ひとり親家庭、高齢者の医療費助成への一部負担金導入については、県民の猛反発により2013年に実質的に断念した一方、所得制限については研究は引き続き深めるとしています。今後、県が一部負担金や所得制限について再び検討、提案することがないよう注視する必要があります。  県内の市町村からは、市町村の現状に県が追いついていない、財源論としてではなく、必要な福祉施策として制度の存続をなど、県制度の拡充を求める声も多く出されています。  子ども医療費助成制度等の福祉医療制度を現物給付で実施している市町村に対する国保の国庫補助金削減は、2018年度から未就学児までを対象に廃止されていますが、全国町村会など地方3団体は、年齢にかかわらず廃止すべきだとしています。  国が医療制度改革を推し進める中、東郷町が住民の命と健康を守る防波堤の役割を果たすために、今後も引き続き福祉医療制度の存続と拡充を図ることが必要です。  例えば、子ども医療費無料制度は、県内では全市町村が通院は未就学児、入院は中学卒業までという県基準より拡充しており、うち入院、通院とも中学校卒業までを無料としているのは98%の53市町村に広がっています。東郷町をはじめとする7市町村は、入院、通院とも自己負担なしで18歳年度末まで実施しています。  市町村の頑張りが、福祉医療制度の拡充に後ろ向きな県と国を前向きに動かしている現状があり、東郷町でも制度拡充を今後も続けることが重要です。  子どもに対する入院時食事療養費に対する助成は、北名古屋市、東栄町が実施しています。静岡県では、県内35市町村のうち26市町が助成を行っています。  後期高齢者医療費給付制度、いわゆる福祉給付金は、寝たきり、認知症、障がい者などの高齢者の医療費自己負担を無料にする愛知県独自の制度です。愛知県は、県内市町村の反対を押し切って、2008年4月1日から独り暮らし非課税高齢者を対象から除外する制度改悪を行いましたが、43市町村がこの制度を独自に継続しています。  その一方、11の市町は継続せず、その中に東郷町が入っているのは残念なことです。高齢者医療費の初診料無料を掲げる井俣町長も、高齢者医療費助成の拡充に動くべきであり、その意思を議会として示すことが必要です。  妊産婦医療費助成制度については、妊娠中に様々な合併症を発症するリスクが高まることから、日本産婦人科医会も要望しています。県内で実施しているのは東海市のみですが、全国的には岩手県、栃木県、茨城県、富山県が県として実施しています。栃木県では、母子手帳の交付を受けた月の初日から出産、流産をした月の翌月末日まで、全疾病を対象に助成しています。妊産婦医療費助成制度については、国や県単位での実施も求められますが、妊産婦が安心して子どもを産み育てられる環境を早期に実現するためにも、国や県での検討状況にかかわらず、東郷町での創設が必要です。  以上、意見を申し上げ、賛成討論といたします。 48: ◯議長(水川 淳君)[40頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第8号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第8号は不採択とすることに決しました。  請願第9号子育て支援の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 49: ◯15番(門原武志君)[40頁] それでは、日本共産党を代表し、請願第9号子育て支援の改善を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  2019年5月に、子どもの貧困対策推進法の一部を改正する法律が成立し、市町村も子どもの貧困対策に対する大綱と県計画を勘案して子どもの貧困対策の計画を定める条項が設けられ、市町村での年次計画を持った計画の策定を急ぐことが要請されました。  こうした背景もあり、自立支援計画を持ったのは、2018年には名古屋市、豊田市、東海市だけだったのが、19年では16市に増え、従来の市を対象とする自立促進計画を持った市を含めれば38市のうち29市に広がっています。東郷町でも、子ども貧困対策計画の策定が求められます。  教育学習支援への取組を町として行うことが重要ですが、同時にNPOなどで取り組まれている無料塾や子ども食堂の実態の把握と、町としてどうタイアップしていくのかも課題です。  無料塾では、名古屋市、大府市、尾張旭市、清須市、長久手市、武豊町で支援やタイアップがあります。子ども食堂への支援は、県のモデルケースの実施もあり、名古屋市、瀬戸市、尾張旭市、長久手市など11市町へと広がり、東郷町としても進めるべきです。  自治体が、独自に産前産後の家事や育児支援をすることは、妊産婦として保護されるべき妊娠初期から出産後1年までの期間に、妊産婦の体調不良や家事や育児が困難な場合に実施することが重要です。  コロナ禍で、保護者の収入が減少する世帯の増加が見込まれる中、就学援助の拡充と周知が必要です。  自治体キャラバンは、小中学校の給食費の無償化も2010年から提案しています。2018年7月の文科省の発表によれば、公立小中学校の給食の無償化を実施しているのは、全国1,740自治体のうち小中学校とも実施が76自治体、小学校のみは4、中学校のみは2です。県内では、豊根村が2020年度から小中学校の給食費の完全無償化を開始しました。また、大口町は半額補助、岡崎市は4月分無償、安城市、岩倉市が義務教育の第3子以降を無償にしています。  東郷町も、消費税増税や物価高騰分の公費負担と定額制による負担軽減を始めていることは評価すべきです。町長の公約である給食費半額の実現、さらには無償化を求めます。  公立保育園の民営は、諸輪と上城保育園の統廃合で実施され、現在、和合保育園についても進められています。  文教民生委員会では、公務員の保育士は人件費が将来にわたって高くつくという民営推進の本音があけすけに語られました。しかし、現実には民間保育施設でも人材難に陥っています。大きな要因として、全産業平均を10万円と下回ると言われる処遇の問題があります。国の公定価格は、保育所の格付を福祉職俸給表の1級29号俸、つまり4年目職員の基本給に格付しています。これでは、民間保育施設で働く保育士の賃金は20代半ばで頭打ちとなり、長く働き続けることはできません。経験年数の長い保育士が定着することで、子どもの育ちが保障され、人材難も克服できます。  町は、公務員賃金との差額を補助する公私間格差是正を行っていますが、同時に人件費が安上がりという理由での民営を許してはならないと訴え、賛成討論といたします。 50: ◯議長(水川 淳君)[41頁] 反対討論を許します。  7番國府田さとみ議員。              [7番 國府田さとみ君登壇] 51: ◯7番(國府田さとみ君)[41頁] 7番、國府田さとみ。請願第9号子育て支援の改善を求める請願書において、反対の意を表し、討論をさせていただきます。  まず、請願項目の(3)にあります子どもの給食費の無償化を実現してくださいとある内容に対して、賛意を示し難いという点があります。  給食を通じての支援としては、まずもってその質を上げ、子どもたちの体と心の健康と健やかな成長、これを担保する食環境を整備するということが大切だと考えております。そこに関して自治体が努力を図っていこうとすることは、全くもってやぶさかではありませんが、そうしたプロセスに言及することなく給食費の無償化のみを求めている本内容は、逆に本質である給食の質を落としかねない現状を生むことを危惧いたします。  質の向上が個人負担ではない形で行われ、そのレベルがしっかりと担保された上で改めて無償化が図れる措置を講じていくことを願うことから、現段階での請願項目に関しては賛同できかねます。  加えて、(4)の4)にあります保育施設の抜本的な対策として、公立施設は廃止、民営、統廃合せず維持拡充を求めるとする内容にも、同じく違和感を感じます。  保育施設の在り方については、子どもの数や保護者が求める保育内容に応じて柔軟に対応していく必要があり、統廃合や民営が必ずしもマイナスの対応になるとは限らないと考えます。民間事業者の知恵やスキルをプラスに利用し、質や安全性が向上する方向へ自治体として導いていく道もあることから、この点においても賛同の意を表し難い。  これらの理由から、本請願に関しては反対とさせていただきます。 52: ◯議長(水川 淳君)[42頁] 賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第9号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第9号は不採択とすることに決しました。  請願第10号障害者・児施策の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 53: ◯15番(門原武志君)[43頁] それでは、日本共産党を代表いたしまして、請願第10号障害者・児施策の改善を求める請願書に賛成の立場から討論をいたします。  障がい者・児施策の改善は、町も努力しているところと思います。しかし、移動支援は日常生活の支援に限られ、通勤などには使えない実態があります。障がい者にも移動の自由を保障し、就きたい職業、好きな生き方を保障することが行政の責任です。  また、40歳以上の特定疾患、65歳以上の障がい者について、町は一律に介護優先はしていないと説明していますが、実際には本人の希望にかかわらず介護サービスに切り替えられているという実態があります。  こうした現状の改善を求め、賛成討論といたします。 54: ◯議長(水川 淳君)[43頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第10号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第10号は不採択とすることに決しました。  請願第11号予防接種の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 55: ◯15番(門原武志君)[43頁] それでは、日本共産党を代表いたしまして、請願第11号予防接種の改善を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  予防接種については、国が法律で定めて定期接種することが望ましいのでありますが、現状ではインフルエンザワクチンなど定期接種されていないものも、得られる効果と副作用による損失とのバランスを考慮し、自治体が独自に助成しているものもあり、それを東郷町でも実施してはどうかというのが自治体キャラバンの提案だと理解します。  予防接種は、少数の者が受けるだけでは効果が薄いものもあり、社会全体での感染症への抵抗力を獲得するためにも、安価に受けられるようにすることが重要です。このことが、副反応のリスクが大きいなどの理由でワクチンが接種できない人も感染症から守ることができると考えます。  さて、子宮頸がんワクチンについてなぜ要望に含まれていないのかという疑問があるようです。このワクチンは、既に国で定期接種されているため、自治体で任意予防接種として実施する必要はないため要望に入っていません。  ちなみに、子宮頸がんワクチンについては、現在、国が積極的な接種勧奨は行わないとしていますので、自治体でも積極的な勧奨をしていない状況です。要望するなら、積極的に勧奨せよということになりますが、その相手は国です。  次に、肺炎球菌ワクチンは1回でいいという意見があるようです。肺炎球菌ワクチンについては、もともと2009年まではワクチンの使用方法として1回しか接種してはいけない、つまり複数回接種は禁忌ということとなっていました。1回でいいという意見は、そのことや国が副作用などが不明であることを理由に2回目を認めていないことからの意見ではないかと推察します。  しかし、2017年に日本感染症学会が作成した肺炎球菌ワクチン再接種ガイダンス改訂版では、接種後、免疫は徐々に低下すること。再接種については初回接種と同等の感染予防効果が期待できること。初回接種から5年が経過していれば安全性についてもほぼ問題はないことなどが示されています。その意味では、2回接種すればよいというものではなく、5年経過後には何度でも接種できる仕組みが本来はよいと思われます。現在は1回しか認められていない状況に鑑みて、まずは2回という意味でこのような要求は妥当と考えます。  以上をもちまして、賛成討論といたします。 56: ◯議長(水川 淳君)[44頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]
     賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第11号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第11号は不採択とすることに決しました。  請願第12号健診・検診の改善を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 57: ◯15番(門原武志君)[45頁] 日本共産党を代表いたしまして、請願第12号健診・検診の改善を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  現在、東郷町は、妊婦健診とともに1回産後健診を実施しています。産婦健診事業は、2017年4月、産後鬱の防止などを目的に国が創設しました。実施主体は市町村で、費用の2分の1を国が、残りを市町村が負担しています。国が補助を出す回数は2回です。東郷町でも2回の実施を求めます。  妊娠中には、口腔内のトラブルが生じやすいのに、妊婦が口腔内のチェックを受ける機会が少なく、妊産婦や子どもの体調により予定している受診機会が失われることも多く、妊産婦歯科健診への助成を妊産婦、妊婦、産婦ともに実施することが必要です。  東郷町役場では、健康推進課をはじめとする各部署で保健師が活躍していますが、歯科健診の補助や保健指導、歯科予防指導などの任務を担う歯科衛生士を恒常的に配置していくことも、妊産婦の健康維持のために必要です。  以上をもちまして、賛成討論といたします。 58: ◯議長(水川 淳君)[45頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第12号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第12号は不採択とすることに決しました。  請願第13号国に意見書提出を求める請願書、賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 59: ◯15番(門原武志君)[46頁] 日本共産党を代表しまして、請願第13号国に意見書提出を求める請願書に賛成の立場から討論いたします。  これまでの請願では、町に主体的な取組を求める、そういった内容について討論いたしました。  国の施策である医療保健、国民健康保険、公的年金、介護保険、障がい者施策の各制度に関し改善を求める意見書を国に対して提出することは、町議会の大切な役割です。  この請願は、各制度の改善を求める運動から提出されたもので財源論までは書かれていませんが、私としては、コロナ禍の下でも資産を増やし続ける一部富裕層や大企業に応分の負担を求め、イージスアショアなど日本の防衛とは関係なく効果が薄い装備費の削減を進めることで財源は生み出せると考え、本請願の紹介議員を引き受けました。  なお、消費税増税については、30年以上消費税を払い続けているのに、介護、医療、福祉など社会保障が改善される兆しがなく、福祉のためにと10%に値上げされたそのすぐ後に、一定収入がある後期高齢者の医療費自己負担を2割へと倍加させ、その収入も年200万円と貧困ラインともいえる線引きでの実施が自民党と公明党の間で合意されました。  また、コロナ禍で物価が下がり、マクロ経済スライドで年金の削減も懸念されています。7項目にわたり意見書案が提示されていますが、どの項目も重要という立場で賛成いたします。  なお、委員会では同意できる項目もあるとの発言がありましたが、賛同できる項目が1つでもあれば、その実現への協力を呼びかけ、私の賛成討論といたします。 60: ◯議長(水川 淳君)[46頁] 反対討論を許します。  6番石橋直季議員。               [6番 石橋直季君登壇] 61: ◯6番(石橋直季君)[46頁] 議長のお許しをいただきましたので、請願第13号国に意見書提出を求める請願書に対し反対の立場から討論させていただきます。  愛知自治体キャラバン実行委員会様からは、毎年多くの項目にわたる陳情、請願をいただいております。毎年、御労苦を重ねられてのものと思います。  今回も、多くの請願を上げていただきました。請願第13号に限らず、ほかの請願においても、その要望事項の背景にあるであろう人々の悩み、辛さ、苦しみ、それらの思いが感じられます。それら請願の始まりにある思いに応える活動がしたい、それは私も当然に思うところであります。  その始まりにある思いを1つも取りこぼさぬよう、今回も網羅的に請願が上げられております。みんなのために多くの要望が上げられています。  では、我々がこれら請願を採択することは、本当にみんなのためになるのか。私は、それは思考停止だと思います。多くの要望をそのまま役場へ投げかけ、県へ投げかけ、国へ投げかける。そのことは、果たして本当によいことなのでしょうか。  官僚の方々の長時間勤務の問題が報道において取り上げられることもしばしば、このコロナ禍において本町役場においても長時間労働が問題となっていることは周知のことであります。  請願で取り上げられるあまたの課題について、限られた人員、限られた時間、限られた財源の中、それら諸課題について日夜考え、一定の結論を出し、更新し続ける、その人たちも思いを持つみんなの一員ではないのか。そして、請願項目に直接的に関係しない人々もまた、この国でともに生活するみんななのではないか。関係するみんなを取りこぼさないように、あるいは周りの誰からも嫌われないために多くの要望を網羅的に投げかける手段は、結果的に全体のゆがみを生んでしまっていないか。一つ一つの要望を個別に錬磨した結果、全体としての視点がなく、結果的に非現実的な世界を要望してしまっていないか。  私は、キャラバンの方に要望したいです。せっかく多くの方が集まる団体であるのだから、請願書を分割するという小手先の技術論ではなく、何を焦眉の課題とするのか。そのことをぜひ考え抜いていただきたい。的を絞っていただきたい。  キャラバンの皆さんからは、全てが焦眉の課題と言われるかもしれません。しかし、人員もお金も時間も有限です。有限性の中で生きる私たちにとって、大量の要望の投げかけという手法は、公務員の方をはじめ多くの人々を疲弊させてしまいます。だからこそ、的を絞っていただきたい。  数ある要望の中から何かを削除すれば、その対象となった誰かに嫌われるかもしれません。しかし、それをしていただきたい。キャラバンの皆様には、それができる蓄積があるはずです。私1人の知識では到底及ばない知識の蓄積、知恵の蓄積があるはずです。要望をただただ投げかけるという手法から、一歩進み要望の取捨選択という勇気ある試みに踏み出していただきたい。要望一つ一つをそれぞれ個別に錬磨するという在り方から、全体を俯瞰した上で総合的に研ぎ澄ます在り方に進んでいただきたい。  せっかく請願をいただいて、こちらから要望を返すというのも失礼なのかもしれませんが、この議場において何年も同じやり取りをすることは不毛だという切実な思いからのものになります。  今回こそはこの討論がキャラバンの皆様に伝わることを願い、私の反対討論とさせていただきます。 62: ◯議長(水川 淳君)[47頁] 賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第13号の委員長報告は不採択でありました。  本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第13号は不採択とすることに決しました。  請願第14号ゴミ処理方法の啓蒙活動推進と資源回収ステーションの増設および設備整備、プラスチック製容器包装の計画収集の実施を求める請願書、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 63: ◯15番(門原武志君)[48頁] それでは、ただいま議題になっております請願第14号ゴミ処理方法の啓蒙活動推進と資源回収ステーションの増設および設備整備、プラスチック製容器包装の計画収集を求める請願書に、日本共産党を代表して賛成の立場から討論いたします。  請願事項には、1、リサイクルにつながるごみ処理方法の仕分け、分別の啓蒙活動推進、2、資源回収ステーションの増設と設備整備、3、プラスチック製容器包装の計画収集の実施の3つがあり、これについて紹介議員は1が一番重要で次に2、最後に3と説明されました。  私としては、プラスチック製容器包装の計画収集の実施は、これまで自家用車を持たないなど資源回収ステーションが利用できなかった住民のために最重要課題であると考え、リサイクルにつながる仕分けの啓発は同時進行で進めるべきとの考えから1と3は同様に重要であり、また2については資源回収ステーションの増設は用地確保が極めて困難であることからも、もろ手を挙げて賛成する立場にはありませんが、自分の考えと少しでも一致する請願は採択し、施策の実現につなげたいと考え、賛意を表明いたします。  プラスチック製容器包装の計画収集については、資源回収ステーションで回収するよりも品質が落ちるおそれがあるとの反対論があります。資源回収ステーションで回収したものの品質の維持には、資源回収ステーションでの業務を通じて利用者に分別の啓発を行っているシルバー人材センター会員さんが大きな役割を発揮していることは事実であり、請願事項2にある設備整備を進めると同時に、仮に計画収集の実施で回収品の品質が落ちることが想定されるなら、現在、当局が行っている広報での啓発を粘り強く続けていくことが肝要だと考えます。  新型コロナ対策で資源回収ステーションが閉鎖したことは、やむを得なかったこととはいえ、住民に落胆をもたらしたことは事実です。しかし、ある住人は、資源回収ステーションの閉鎖はやり過ぎだったとの気持ちを述べた上で、プラスチック製容器包装の計画収集の試行には回覧板を見て気づいたが、回数が少なかったので近所で声をかけあって忘れないように出したという前向きな反応があったことを紹介したいと思います。また、ある住民は、せっかく始めたことなのに議会の反対でやめてしまい残念だという思いを述べられました。  日進市に遅れること15年、軽くて風で飛ばされるおそれがあるなど様々な理由で実施されてこなかったプラスチック製容器包装の計画収集が、コロナ対策であれ何であれ実施に踏み出したのに、さきの議会で補正予算案の減額修正により止められたことは残念ですが、今からでも、たとえ専用の袋がなくても実行すべきだと訴え、討論といたします。 64: ◯議長(水川 淳君)[49頁] 反対討論を許します。  8番加藤達雄議員。               [8番 加藤達雄君登壇] 65: ◯8番(加藤達雄君)[49頁] 議長のお許しをいただきましたので、ただいま議論となっております請願第14号について、反対の立場から討論させていただきます。  この請願書には3つの願意が記されておりますが、全てに賛成はできません。したがって、反対討論といたします。  1つ目の、リサイクルにつながるごみ処理方法の啓蒙活動推進については同感です。ごみの減量、資源を図っていくために、町民と行政が一体の取組は大切であります。  本題のプラ容器包装リサイクルは、リサイクルにつながるごみ処理方法もそうですけれども、プラ容器包装リサイクル制度の全容の分かりやすい解説が大変必要だと思います。  2つ目の資源回収ステーションの増設と設備整備についての御要望も同感であります。生活に必須なインフラ整備の一つとして位置づけられておる同施設の長期閉鎖は大変遺憾で、問合せが多くあった段階で傾聴すべきであったと思います。9月の改正ガイドラインでは、この反省に立ってよほどの事態にならない限り閉鎖はないと考えております。  そして、2か所では少ないとの御指摘は、西部地区からの設置を望む多くの声であります。  また、施設整備、運営方法の改善要望については、8から9月に試行されたプラ容器包装リサイクルの計画収集の合格率が90.29%とボーダーラインぎりぎりで、すぐゴーのレベルではありません。現状でも92%台で、まだまだ品質向上が必要であります。  資源回収ステーションが中心となって指導、周知活動を担っていただく重要な施設でもあるとの認識は全く同感でございます。  3つ目、10月からの容器包装ごみの計画収集が中止となり、町環境行政は逆行しているのではないかの意のお考えには、私はそのようには思いません、計画収集に反対する立場であります。  現在のプラ容器包装リサイクルは、異種プラスチックが混在しており、アルミ缶などのように単一素材でないため元には戻りません。したがって、再生品は主に重い荷物をトラックで運ぶ際に使う荷物台のパレット、あるいはくいの代わりの擬木に限定されます。これら再生品のパレット、擬木も、いずれは壊れて廃棄、今度は産業廃棄物として焼却処分されます。  私は、先日申し上げた品質以外に、現在のプラ容器包装リサイクル制度に不合理な部分が多く、研究途上にあると思います。これに毎年1,000万円以上の税金をかけて計画収集することには反対です。ほかの収集方法を念頭に置いて模索すべきであります。  以上により、この3項目めの願意に賛成できず、反対の立場での討論とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
    66: ◯議長(水川 淳君)[50頁] 賛成討論を許します。  3番中野まさひろ議員。              [3番 中野まさひろ君登壇] 67: ◯3番(中野まさひろ君)[50頁] ただいま議題となっております請願第14号につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  まず、指摘させていただきたいことは、プラスチック製容器包装の分別、計画収集、資源の問題は、地球温暖防止、環境破壊防止の問題であるということであります。  国においては、2050年までに二酸化炭素排出のゼロを目指すことを決め、昨年5月にはプラスチック資源循環戦略において、分ければ資源、混ぜればごみの考え方に立って、資源のために必要な分別回収、リサイクル等が徹底されるよう推進するとしています。  そして、いわゆる容器リサイクル法は、第6条で地方公共団体の責務としまして、市町村はその区域内における容器包装廃棄物の分別収集に必要な措置を講ずるよう努めなければならないと規定をいたしております。  本町においても、環境基本計画において、ごみ減量と適正排出の項目において、ごみ分別の徹底を図りますと規定をいたしております。  では、本町の現状はどうでしょうか。プラスチック製容器包装は県内市町村の7割以上が計画収集を行っており、本町とともに尾三衛生組合を組織する日進市は平成15年から、みよし市は今年の4月から計画収集を行っております。その結果、尾三衛生組合のごみ組成調査でのプラスチック製容器包装の可燃ごみへの混入割合は、日進市と本町とでは大きな差があり、平成27年度から令和元年度までの5年間の平均で、東郷町は13.74%、日進市は8.86%となっております。なんと4.88ポイント本町のほうが混入率が高い状況であります。  本町の混入率を日進市と同率に下げるためには、令和元年度の家庭系可燃ごみの量が7,978トンでありましたので、389.3トンのプラスチック製容器包装の分別収集を現状よりも増やす必要があるということになります。資源回収ステーションでの1年間のプラスチック製容器包装の回収量は、令和元年度実績で約64トンでありましたので、現状の回収にプラスして、その何と6.1倍の量を回収しなければならないという計算になります。それだけの量を2か所の資源回収ステーションで回収することは、私の一般質問に対する答弁でも明らかになりましたが、施設の規模や受入れの、受け入れできる車両の台数などハード面で考えると不可能であります。  さらに、コロナ禍でのテークアウトやデリバリーの増加等でのプラスチック製容器包装の回収量は、4月から10月までの実績で、資源回収ステーションを閉鎖していた7、8月と臨時収集を行った9月を除いて、昨年の同時期と比較すると2.8トン増加をいたしております。  では、町民の皆様の置かれている現状はどうでしょうか。ごみの分別を進め、プラスチック容器包装を資源したいと考えても、プラスチック製容器包装は町内に2か所しかない資源回収ステーションでしか回収がされません。したがって、資源回収ステーションに自ら持ち込むことができない町民の方々は、不本意ながら可燃ごみと一緒に可燃ごみの袋の中に入れて、ごみの中に入れて処理しなければならないのが現実であります。後に審議されますプラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書は、まさにそんな町民の方からの悲痛な声であります。  さて、本請願を審査いたしました過日の総務経済委員会におきましては、経費の問題が議論になりました。確かに、プラスチック製容器包装の分別収集及び資源には少なからぬ経費がかかります。  プラスチック製容器包装の処分方法は、分別収集せずに燃やしてしまう方法が最も経費のかからない方法であります。しかし、それは子孫が生きる時代までの期間で考えますと、経費のかからない正しい方法ではありません。  かつて、ごみ処理の方法は、燃えるものは燃やし、燃えないものは埋めるというものでありました。そのために環境破壊が起きました。また、地球温暖防止の観点からも、燃えるものは燃やし、燃えないものは埋めるという方法から、資源として回収できるものは回収するという方向に転換をしてきたのであります。  今、経費をかけることを避けて環境破壊や地球の温暖を招き、私たちの子孫に計り知れない負の遺産を残してしまうより、今、経費をかけて環境破壊や地球温暖を防止しようという考えが、パリ協定で合意された全世界の声であります。  経費の問題で、もう一つ指摘しなければならないのは、いわゆる容器リサイクル法の欠陥であります。  法によれば、最も経費のかかるプラスチック製容器包装等の資源ごみの回収、分別、保管は地方自治体が行い、経費負担するということになっております。資源するために回収、分別しようとすればするほど経費が増えます。瓶などの繰り返し使える容器のリユースの経費がメーカーの責任で行われるのに対し、プラスチック製容器包装等は最も経費のかかる部分を地方自治体が負担しているので、メーカーとしては安く済み、プラスチック製容器包装はどんどん増え、我が国の人口1人当たりのプラスチック製容器包装の廃棄量は、米国に続いて世界で2番目に多いと言われております。  我が東郷町議会も、平成25年と23年に容器リサイクル包装法を改正し発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を国に提出しております。  さらに、本町にとって経費の問題で考慮しなければならないのは、尾三衛生組合への分担金の問題であります。尾三衛生組合への分担金は、歳出割合におけるごみの搬入量の割合が5割から段階的に7割に変更されることになりました。それに伴い、ごみの搬入状況が現行のままであれば、本町のみ大幅に分担金が増加し、その額は令和3年度が約700万円、令和4年度は約900万円と試算されています。日進市が令和4年度に約560万円の減額、みよし市が約340万円の減額ですので、本町のみがびっくりするほどの金額の負担増を強いられることになるわけで、とても見過ごすことはできません。  さらに、さきの総務経済委員会では、経費の問題以外に次のような意見もありました。計画収集以前に正しい分別方法の周知を徹底すべきである。計画収集で確実に分別が進むとは言えない。むしろ分別収集で分別の質が下がり、処理費が跳ね上がるという意見でありました。  私は、可燃ごみと同様、定期的に自宅の近くに収集車が収集に来てくれる計画収集によって、今までは資源回収ステーションへの持ち込みが困難で可燃ごみに入れて出さざるを得なかった方々の分別が確実に進むこと、併せて計画収集とともに正しい分別方法の周知を進めれば、今までは分別に取り組んでいなかった方々も手軽に分別回収に取り組むことができ、徐々にでも意識は高まり、収集後の処理費の削減にもつながると思っております。  繰り返しになりますが、プラスチック製容器包装の分別、計画収集、資源の問題は、地球温暖防止、環境破壊防止の問題であります。地球温暖防止に関しては、今、地球が不安定する瀬戸際にあることは科学的には明らかであり、これからの10年が人類の未来を決めると言っても過言ではないと言われております。  燃やさずに資源できるプラスチック製容器包装の資源を進め、二酸化炭素排出の削減と地球温暖防止、環境破壊防止に努め、健全な地球を残すために今、努力することは我々大人の責務だと思います。  私は、以上の理由から本請願に賛成をし、議員各位の御賛同をお願いをいたします。  以上で私の賛成討論といたします。ありがとうございました。 68: ◯議長(水川 淳君)[53頁] 反対討論を許します。  4番山下 茂議員。               [4番 山下 茂君登壇] 69: ◯4番(山下 茂君)[53頁] 議長からのお許しが出ましたので、請願第14号に関しまして不採択の立場から私の考えを申し述べたいと思います。  町民からの請願を、その理由を表することなく不採択にするのはいかがなものかとの一部の意見もございましたので、できるだけ丁寧にその理由やネクストステップへの提案も含めて明らかにしてまいりたいと思います。  さて、本論に入る前に、本請願タイトルにあります啓蒙活動という言葉はいささか私自身、違和感を覚えることから、あえてこの後の趣旨陳述においては、啓蒙ではなく啓発という言葉に代えさせていただきます。  本請願の1及び2につきましては、先ほどの加藤達雄議員同様、私も請願者と意を同じくするものであります。  しかしながら、3番目に関しては、にわかには賛同いたしかねます。  9月議会において、プラスチック製容器包装ごみ、以下プラごみと申しますが、計画収集に関してたくさんの議員で意見が交わされたことは、まだ記憶に新しいことかと思います。残念ながら、私はその場で意見を述べる機会を失したため、この場をおかりして私の意見を述べたいと思います。  本町では、プラごみを可燃ごみとして出すことを憂慮される方がおられることは重々承知しております。そして、本請願の3にある計画収集が、その解決策の一つとして挙げられているものと思われますが、しかし計画収集は現時点でその実効性とコスト、そして何より環境意識の醸成を含め、果たしてベストの選択でしょうか。  私は、毎年経常経費が発生する計画収集が、現状を十分に検証し、様々なオプションを検討した上で取るべき施策とは思いません。  例えば、車を持たず資源回収ステーションに持ち込めない方のためにも必要という意見がございました。私は、そういう少数のいわゆる移動弱者と言われる方が、今までどおり可燃ごみとプラごみを出していただくことに何の問題もないと考えております。それでも、何かしらの罪悪感、あるいはエコ意識から可燃ごみには出したくないという方には、対象者を限定した回収方法を地区との共助推進とともに考えていくというアウトボックスな発想も必要ではないかと考えております。  実は、最も解決すべき現在の課題は、資源回収ステーションに持ち込める手段、つまり車です、がありながらプラごみを持ち込んでいない町民への実効性のある行動喚起、つまり適切なプラごみ処理への啓発と考えます。  そこで、最近、行政の手法でもよく耳にしますナッジに基づいた解決策の一つの提案ですが、新たにプラごみ回収用のリユース可能な回収袋を町が初回のみ無料配布することで持ち込みを促す、意識を醸成していくこともその手段としては有効ではないかと考えます。  例えば、皆様もよく御存じの北欧家具で有名な某店舗の70リットルという大きなショッピングバックは、1袋320円。仮に同じような丈夫な袋を町で作成し、全世帯に配布してもその費用は600万円以下で済み、計画収集の年間予算をはるかに下回ります。まさしく、これこそが自助と公助がうまくかみ合った回収活動の姿ではないでしょうか。何でもかんでも町の困り事は公助、つまり行政が税金を使って解決すればよいという今までのステレオタイプの発想自体を、今こそ見直していくべきと考えます。  一方で、現在のプラごみリサイクルが、本当に皆様の思われるようなプロセスを経て処理をされているかどうかも甚だ疑問であります。この場でこの件をこれ以上掘り下げるつもりはありませんが、一面的なエコ意識や目先の尾三衛生組合への拠出金の多寡だけにとらわれることなく、実はほとんどの人が気づいていない不都合な真実をも含め全ての情報を検討の俎上に上げ、しっかり議論することこそが今、求められているのではないかと思います。  以上のことから、現時点での計画収集は尚早であり、請願者並びに紹介議員には、まず現状からゴールに至る、つまりAtoBの間を埋めるスモールAを積み重ねて、あるべき姿にたどり着くという手順を踏むことが求められることと、今申し上げました不採択の理由並びに今後に向けた代替提案も含めて、何とぞ御理解いただきますようお願い申し上げて、私からの不採択への討論を終わりたいと思います。ありがとうございました。 70: ◯議長(水川 淳君)[54頁] 賛成討論を許します。  7番國府田さとみ議員。              [7番 國府田さとみ君登壇] 71: ◯7番(國府田さとみ君)[54頁] 7番國府田さとみ。請願第14号ゴミ処理方法の啓蒙活動推進と資源回収ステーション増設及び設備整備、プラスチック製容器包装の計画収集の実施を求める請願書において、賛成の立場より討論をさせていただきます。  まずもって、この請願に込められた一番の願意は、家庭から出るごみを単に捨てるのではなく、減らし、繰り返し使い、再資源できるように、そこにつながるしかるべき分別処理方法を広く町民に周知し、根づかせてほしいということであります。そのために、町が牽引する啓発活動や既存の資源回収ステーションの運営方法、設備の改善、プラスチック製容器包装の計画収集の実施を求めるというものです。  ここに来て、CO2の排出を大きな原因の一つとする気候変動や環境汚染の問題は深刻さを増し、私たちのこの地球上での営みそのものがいよいよ持続不可能になりつつあるという危機意識が高まっております。そうした問題への対策、対応は当然この地方自治体においても喫緊に取り組むべきものであり、問題の解決は町民一人一人の意識や行動にかかっているとも言えます。  一人一人の暮らしに直結している、全ての人々の生活に関わるごみをどう処理するかという観点は、これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄型社会から脱却し、持続可能な新しい経済や生活を築いていくことにつながる非常に大切な観点です。ごみとして私たちの暮らしから廃棄されるものの中で多くを占めるプラスチックについては、特に問題意識を大きく持たなければなりません。  燃やせばダイオキシンやCO2が排出され、埋めれば分解されることなく、自然に返ることなく残り続け、地中から川を伝って海へ流れ出た結果、ナノして海洋生物だけでなく人間そのものへも影響を与えるという物質であります。加えて、石油由来の生成物であることから、化学燃料の枯渇への問題も懸念されています。  そういう意味においても、プラスチック製容器包装の計画収集については、まさにプラスチックを最終的に減らすということを目的として取り組むべく施策として今回、請願事項の3つ目に入れられたと思います。  環境に負荷をかけ、人間を含む生物にマイナスの影響を及ぼすプラスチックだからこそ、これ以上増やさない。そのために今ある分を繰り返して使い、燃やしたり埋めたりするのではなく、再資源して別のものとして使う。そして、結果として減らすに至るというプラスチックを分別処理する本来の意義、これを町民が共有し、その上で行動につなげることができるよう、啓発推進を同時に踏まえて実施してほしいとする請願者の意図をどうか御理解いただきたいと思います。  これに係る目先の経費と費用対効果、これを問うのではなく、10年後、20年後を見据えた町民の生活環境並びに本町の価値そのものの向上における未来への有効な投資として、こうした施策を進めていく必要があるという点も加えて伝えし、そこにつながる民意を決して否定してはならないと強く訴えて、賛成の討論とさせていただきます。 72: ◯議長(水川 淳君)[55頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  ほかにございませんか。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  請願第14号は、委員長の報告のとおり本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、請願第14号は不採択とすることに決しました。              ───────────── 73: ◯議長(水川 淳君)[56頁] 日程第4、陳情第2号陳情書「地元自治体との連携による経営支援体制確立と地域商工業振興に対する施策の拡充」及び陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書を議題といたします。  常任委員長の報告を求めます。  総務経済委員長山田達郎議員。            [総務経済委員長 山田達郎君登壇] 74: ◯総務経済委員長山田達郎君)[56頁] 議長の指名により、総務経済委員会の委員長報告をさせていただきます。  本会議におきまして総務経済委員会に付託されました陳情第2号及び陳情第3号の2件の審査が終了しましたので、その経過と結果の報告をさせていただきます。  審査は、12月11日、議案及び請願の審査終了後、全員協議会室にて行いました。委員全員の出席と、職務として副議長、議会事務局長、議会事務局長補佐、行政専門員の出席を求め、慎重に審査を行いました。  最初に、陳情第2号陳情書「地元自治体との連携による経営支援体制確立と地域商工業振興に対する施策の拡充」について、委員間で自由討議を行いました。  討議はなく、討論に入りました。  反対、賛成討論ともになく、採決に入りました。  採決の結果、挙手全員でありましたので、陳情第2号は採択すべきものと決しました。  次に、陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書について、委員間で自由討議を行いました。  討議はなく、討論に入りました。  反対討論として、まず可燃ごみの内容はプラスチック関係が7割ほどという文言がございますが、これは容積、イメージとしての話かなというふうに思います。いわゆる質量比でいえばこれだけの数ではありません。この陳情者のお気持ちとしては、これだけたくさんあるごみだというような、そういうお心持ちである。また何らかの策を講じていかなければいけない必要性は感じておりますが、しかし東郷町の町政の施策として優先順位、プラ容器、そしてその中でコストを考えながら効率性を考えていかなければならない。そういう部分において、まず最初になすべきことをなし、段階的にやっていく必要があると考えております。また、足の不自由な方、それからまた高齢者の方で持っていけない、そういう方々に対しては、本来、別の手段を考え、個別に別の手段を考え、このことは分別ごみの資源、分別という件とは別議論であり、反対の意見を示させていただきます。  以上で討論を終結し、採決に入りました。  採決の結果、挙手多数でありましたので、陳情第3号は採択すべきものと決しました。  以上で本委員会に付託されました陳情第2号及び陳情第3号の2件の審査の経過と結果の報告を終わります。 75: ◯議長(水川 淳君)[57頁] これをもちまして、総務経済委員長の報告を終わります。  これより、総務経済委員長の報告に対する質疑に入ります。  発言を許します。                [発言する者なし]  これをもちまして、総務経済委員長の報告に対する質疑を終わります。  討論、採決に入ります。  陳情第2号陳情書「地元自治体との連携による経営支援体制確立と地域商工業振興に対する施策の拡充」、反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 76: ◯15番(門原武志君)[57頁] 日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になっております陳情第2号「地元自治体との連携による経営支援体制確立と地域商工業振興に対する施策の拡充」に賛成の立場から討論いたします。  総務経済委員会では、議論がなされなかったという報告がありました。新型コロナウイルスの感染症拡大の影響を受けた事業者への支援の拡充ということで、今まさにみんなで考えていかなきゃならないということについて議論なされなかったということを、私は思考停止だとは言いません。毎年出されている陳情書、だから賛成という、そういうルーチンもありだとは思います。また、多くを語らず黙って賛成というのも私は否定していません。しかし、率直に言って議論なされなかったということは、本当に残念。ここに書かれている陳情項目、一つ一つ検討し、どうやって議会として深めていくのか、そういった議論が求められるのではないかと私は思います。  さて、この陳情書には大きく6つの陳情項目が含まれています。いろいろな陳情項目があります。全ての商工業者を救いたい、そして地域経済を担う町民一人一人、事業者に限らず全ての住民を取りこぼさない。これは、何も八方美人で商工会の皆さん、提案しておられるわけではないと私は思います。
     確かに、大きな財政支援を伴うような要求、陳情項目があります。  1つ目に、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事業者への支援の拡充、ここには、事業者への助成金、給付金の拡充やプレミアム商品券などの地域内消費喚起につながる施策の早期実現が図られるように要望とあります。  2番目、商工会の経営支援体制確立への配慮ということで、地域振興事業については別途十分な人的・財政的支援が行われるよう要望。  3つ目、商工会事業運営に対する財政的支援の維持・拡充。これは人件費の補助の拡充を求めている。  4つ目、小規模事業者に対する金融支援策の充実。これも、利子補給など、信用保証料助成や利子補給など町の財政負担を伴うような要望項目も含まれています。  5つ目、BCPの普及促進に向けた支援。機器・器具等の導入を促進するための助成金制度や耐震を図るための補助制度などの創設を要望する。大きな財政的負担が伴うことでしょう。  6つ目、人手不足、生産性向上に対する支援の強化ということで、小規模事業者が人材を確保するために、小規模事業者ならではの魅力を発信する取組への支援や、女性、高齢者が安心して活躍できる職場環境の整備等生産性の向上を図るための支援策の強化を要望すると。また、人手不足を解消するために生産性向上に取り組む中小企業・小規模事業者の設備投資への支援が図られるよう要望するということで、大きな財政支援が、一体どれだけかかるのかということは私は検討つきませんけれども、ひょっとして皆さんは計算しておられると思います。  けれども、私は試算することは力はありませんけれども、これは何としてもこのコロナ禍で苦しむ全ての事業者、そしてそれが全ての住民の幸せにつながる、こういった商工会の皆さんの熱い思いが込められた陳情だと思い、私は全面的に賛意を示しと言いたいところでありますが、プレミアム商品券、これは私は賛同、賛意を示すものではありません。既に東郷町が実施している子育て生活、子育て応援、ごめんなさい、暮らし・子育てエールチケットですね、失礼いたしました。全ての住民登録をしている方々に一方的に送るという手法、このプレミアム商品券よりも公平性が高い、そして購入によって密を招くことのない優れた手法を既に町が実施していますけれども、そういったことでプレミアム商品券には全面的に賛同するわけにはいきませんけれども、大筋においてこの陳情書、ぜひ採択して、そしてこの陳情を受けた東郷町当局がコロナ、新型コロナ対策をますます進められるよう要望いたしまして、私の賛成の討論といたします。 77: ◯議長(水川 淳君)[59頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  陳情第2号は、委員長報告のとおり本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立全員]  起立全員であります。よって、陳情第2号は採択することに決しました。  陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書、反対討論を許します。  10番加藤宏明議員。              [10番 加藤宏明君登壇] 78: ◯10番(加藤宏明君)[59頁] 議長のお許しを得ましたので、ただいま議論となっております陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書について、反対の立場から討論させていただきます。  趣旨説明にあるように、私ども家族は高齢であり、また自動車運転免許証も有していないとのことで、資源回収ステーションに持ち込むことができないから計画収集をしてほしいとの陳情であります。  住民お一人お一人からの陳情を議論することは大切であり、住民一人一人が今の暮らしよりより一層幸福になれるものならそのようにしていくことも大切かもしれませんが、その事業、施策を行うにはそれなりの経費、費用、税金が必要になります。  私は、日本映画の七人の侍をよく例に出しますが、地域の助け合いや困ったときには協力し、お金を出し合い、この映画でいえば野武士の略奪行為の悩みに対し、お米や金を出して七人の侍を雇い、すなわち行政に頼み、野武士から守っていただくことが行政であると思っております。火事や災害のためにお金を出して消防士を雇い、ごみ回収、ごみ処分のためお金を出して尾三衛生を運営させ、自宅前の草や木まで行政に依頼する時代で、今や何から何までお金を出して行政にお願いする時代です。  このことから、自分たちができることは自分たちで行っていかなければ、世の中の仕組みがおかしくなり、税の増加がなければ事業が行えないような状態になりつつあります。自分たちだけでできることや地域でできることは自分たちで行っていかなければ、税負担の増加は否めません。  プラスチック製容器包装の収集についても、ステーションに持ち込めない方は、お隣さんや地域のパワーで回収可能と思います。区役場やコミセンに回収所を設けたり、自治会、老人クラブ、子ども会など各団体のネットワークを活用し、地域でできることはできるだけ地域で解決させ、行政はその組織全体をプロの目で考えていただき、試行し、その仕組みやつながりを検討され、プラごみ関係でいえば回収業者様との関係でその仕組みを考えていただければ、いろいろな事柄があまりコストをかけずに解決できることも数多くあると思います。  今、議論となっておりますプラごみの収集についても、現状のデータ分析や本町の実情に見合う仕組みを、仕組みづくりを十分検討していただき、ある程度の地域の負担もお願いし、進めていただければと思っております。  以上の理由から、町としてプラスチック製容器包装の定期的な計画収集を行ってほしいの陳情第3号の反対討論といたします。よろしくお願いいたします。 79: ◯議長(水川 淳君)[60頁] 賛成討論を許します。  5番熊田彰夫議員。               [5番 熊田彰夫君登壇] 80: ◯5番(熊田彰夫君)[60頁] 5番熊田彰夫。  陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書に対しまして、賛成の立場より討論させていただきます。  御存じのとおり、計画収集の議案は9月議会において、これも一つの理由だと思うんですが、コロナ関係の予算に当てはまらないのではないかということもあって否決されたと私は考えております。  今後は、環境対策の中で取り扱い、計画収集を来年度中にでも行えるようにしていくためにも、本陳情を可決するべきだと考えております。  町民の中には、陳情書のとおり資源回収ステーションに持ち込みたくても持っていけない方が多数お見えになると考えております。結果として、持っていけないから可燃ごみと一緒に出し、可燃ごみが増加する事態となっております。  今後は、もちろん町民の方々にごみの分別をしっかりと啓発する必要はあります。また、総務経済委員会の中でも、これは請願第14号の中でいろいろな討論がありまして、いろんなお話をさせていただきました。専用の袋を先につくるべきだとの話もありました。先ほど、山下議員のほうからもこのような話がございました。私も、それについては大賛成でございます。  今後、回収用の専用の袋を用意でき次第、計画回収を行うことを望み、またそれにより徐々にその計画、最初から全部集まるなんて誰も思っていないじゃないですか。集め出して、それを行うことによってしっかりとそれが定着してくる、そういうふうに考えております。計画収集を行うことを望み、私の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございます。 81: ◯議長(水川 淳君)[61頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。  15番門原武志議員。              [15番 門原武志君登壇] 82: ◯15番(門原武志君)[61頁] それでは、日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題になっております陳情第3号プラスチック製容器包装の計画収集を求める陳情書に賛成の立場から討論いたします。  この陳情は、ストレートにプラスチック製容器包装の計画収集を求める内容です。この事業に反対する意見には、回収品の品質低下への懸念から事業そのものに反対するものとか、周知不足とか準備不足などを指摘した方法に対するもの、そもそもお金をかけるべきじゃないというもの、コロナ対策だと言ったからだめだというもの、様々ありますが、率直に言って住民の気持ちは、せっかく走り出した事業を、試行を、9月の試行ですけれども、これをいきなり止めるなということだと思います。  自動車の運転が難しい高齢者、そもそも自動車免許を持っていない人たちも身近な場所でプラスチックごみの削減に参加できるプラスチック製容器包装の計画収集の実施を求める立場から賛成いたしますが、先ほど討論でもありました。いろいろな対案が示されています。地域での回収、すばらしいことだと思います。そういったことも含めながら、計画収集も一つの手段だということで検討していただきたいということで、皆さんに賛同をお願いするものです。 83: ◯議長(水川 淳君)[61頁] 反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  反対討論を許します。                [発言する者なし]  賛成討論を許します。                [発言する者なし]  討論を終結し、採決いたします。  陳情第3号は、委員長報告のとおり本件を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  [起立少数]  起立少数であります。よって、陳情第3号は不採択とすることに決しました。              ───────────── 84: ◯議長(水川 淳君)[62頁] 日程第5、意見書案第4号防災・減災・国土強靱対策の継続・拡充を求める意見書を議題といたします。  提出者からの提案理由の説明を求めます。  9番山田達郎議員。               [9番 山田達郎君登壇] 85: ◯9番(山田達郎君)[62頁] 議長の指名により、意見書案第4号防災・減災・国土強靱対策の継続・拡充を求める意見書の提案理由を説明させていただきます。  この意見書は、議員全員皆様賛同ですので割愛をさせていただきます。  1つ目として、令和2年度末期限の防災・減災、国土強靱のための3か年緊急対策の更新と拡充を行うこと。  2、地方公共団体が国土強靱地域計画に基づき実施する対策に必要な予算の総額確保を図るとともに地方財政計画において拡充された緊急防災、減災事業費等の存続とこれに伴う地方財源措置を講じること。  3、災害復旧・災害関連予算の確保や補助対象の拡大を図るとともに、国土強靱のための財源を安定的に確保するための措置を講ずること。また、その配分に当たっては、社会資本整備の遅れている地方に十分配慮すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、内閣官房長官、国土交通大臣、国土強靭担当大臣、内閣府特命担当大臣へ提出する。  令和2年12月21日。愛知県愛知郡東郷町議会。 86: ◯議長(水川 淳君)[62頁] これをもちまして、提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております意見書案第4号は、全員が賛成者となってみえますので、意見書案に対する質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、意見書案に対する質疑、委員会付託、討論を省略することに決しました。  直ちに採決に入ります。  意見書案第4号は、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって意見書案第4号は原案のとおり可決されました。              ───────────── 87: ◯議長(水川 淳君)[62頁] 日程第6、各常任委員会、議会運営委員会、議会活性特別委員会及び第6次東郷町総合計画特別委員会における閉会中の調査事件についてを議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会、議会活性特別委員会及び第6次東郷町総合計画特別委員会における閉会中の調査事件については、それぞれの委員長から閉会中も継続してこれを行いたい旨の申出がありました。これを一覧表にして各位の議席に配付いたしました。  お諮りいたします。  各委員長の申出のとおり決して御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって、それぞれの委員長の申出のとおり閉会中も継続してこれを行うことに決しました。  以上で、本定例会に付議されました案件は全部終了いたしました。  なお、本議会で議決されました事項について、東郷町議会の会議に関する規則第43条の規定により、条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって、議長に委任することに決しました。  これをもちまして、閉会といたします。                 午後 2時35分閉会              ─────────────                   閉会式                 午後 2時35分開式 88: ◯議会事務局長(野々山睦正君)[63頁] ただいまから令和2年第4回東郷町議会定例会の閉会式を行います。  議長、閉会挨拶。
                  [議長 水川 淳君登壇] 89: ◯議長(水川 淳君)[63頁] 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る11月27日開会以来、本日まで25日間の長期にわたり、多くの重要案件について終始熱心に審議され、本日ここに無事閉会の運びとなりました。議事運営に当たり格別の御協力を賜りましたことを、心より厚く御礼を申し上げます。  町長をはじめ、執行者各位におかれましても、審議に協力をされました御苦労に対しまして深く敬意を表すとともに、議員各位から述べられました意見、要望などについては特に考慮を払われ、執行の上に十分に反映されますよう強く要望するものであります。  さて、12月に入り、寒さも本格的になり、連日、過去最多の新型コロナウイルス感染症の陽性者数が報告されております。  少し私ごとになりますが、8月暑い時期に、私の非常に仲のいい友人がコロナに感染をし、その苦労、思いをつぶさに聴く機会を得ました。そして、先週末、私も日頃大変お世話になった極めて近い方をコロナで亡くしました。幸いなことに、幸いと言っていいか分かりませんが、いずれも実は町内在住者ではありません。しかしながら、そういった方々からお話を聞き、またそういった体験を通じてこのコロナは決して他人事ではない、当事者全ての皆さんが当事者となり得るものなんだということを、まさに痛感、体感をしたところであります。  そういった意味からも、皆様方におかれましても、感染リスクが高まる5つの場面を避けるなど、どうか感染防止対策を徹底し、くれぐれも御自愛くださいますようお願いを申し上げます。  本年も、残すところあと僅かとなりました。皆様方におかれましては、輝かしい新年を迎えられますよう心からお祈り申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 90: ◯議会事務局長(野々山睦正君)[64頁] 町長、閉会挨拶。               [町長 井俣憲治君登壇] 91: ◯町長(井俣憲治君)[64頁] 令和2年第4回東郷町議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今回の定例会は、11月27日から本日までの間、議員の皆様には終始御熱心に御審議をいただき、深く敬意を表します。  また、町民の皆様におかれましても、日頃より町行政に対し御理解、御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。  本会議におきましては、人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてをはじめ14の重要案件につきまして適切なる御議決を賜り、誠にありがとうございました。  審議の間にいただきました御意見、御要望等は、今後の行政運営に際し十分心してまいります。  さて、この1年を振り返りますと、新型コロナウイルスが私たちの暮らしを一変させました。感染の第1波には、緊急事態宣言による不要不急の外出の自粛や事業者の皆様への営業時間の短縮や休業の要請、さらには小中高等学校の臨時休業など人々の生活に様々な影響を及ぼしました。  現在、愛知県においては、厳重警戒とされる新型コロナウイルス感染症の第3波の感染状況に鑑み、酒類を提供する飲食店等の営業時間の短縮等を愛知県全域に拡大し、要請しています。事業者の皆様をはじめ議員の皆様、町民の皆様におかれましても、引き続き感染拡大防止に御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。  一方で、新しい生活様式で取り上げられておりますリモートという文化が進んでいたこともあります。  本町では、インターネットを活用したオンラインでの外国との交流として、先週、春木台小学校6年生とオーストラリアのポイントクック校の児童が、姉妹校提携交流事業を行いました。この交流は、本町で従前より検討しておりましたネットを活用した英語教育の推進に併せ、昨年度の子ども議会において子ども議員から姉妹都市の提案に対し、町が海外の都市との交流について検討し、実現に至ったものであります。  当日は、子どもたちが英語でオーストラリアの子どもたちとお互いに質問し合うなど、異なる言語や文化を肌で感じ、他文化に興味が持てる貴重な体験ができたことと考えております。  本町の子どもたちが将来、世界中で活躍できるよう、今後も英語活動には注力し、様々な経験を積める機会を設けていきたいと考えております。  さらに、現在、令和3年度を始期とする、本町の最上位計画となる第6次東郷町総合計画の策定が大詰めを迎えております。目指すべき将来像の実現に向け、職員一丸となり全力で取り組んでまいる所存でございます。  最後に、今年も残すところあと僅かとなりました。議員の皆様におかれましては、町政発展のため御尽力賜りましたこと、心より感謝申し上げます。これからは、寒さも一段と厳しさを増してまいります。くれぐれも御自愛いただき、今後とも住民福祉向上のため格別の御協力を賜りますようお願い申し上げます。  来たる令和3年が、議員の皆様、町民の皆様にとりまして平穏で希望にあふれたすばらしい年となりますようお祈り申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 92: ◯議会事務局長(野々山睦正君)[65頁] 以上をもちまして閉会式を終わります。                 午後 2時43分閉式 発言が指定されていません。 Copyright (c) TOGO TOWN ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...