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平成31年第1回定例会(第3号) 名簿 開催日:2019-03-06
平成31年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2019-03-06

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  1. 東郷町議会 2019-03-06
    平成31年第1回定例会(第3号) 本文 開催日:2019-03-06


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2019-03-06: 平成31年第1回定例会(第3号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 344 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 2 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 3 :  ◯教育部長(磯村元彦君) 選択 4 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 5 :  ◯12番(近藤鑛治君) 選択 6 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 7 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 8 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 9 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 10 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 11 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 12 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 13 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 14 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 15 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 16 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 17 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 18 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 19 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 20 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 21 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 22 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 23 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 24 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 25 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 26 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 27 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 28 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 29 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 30 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 31 :  ◯教育部長(磯村元彦君) 選択 32 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 33 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 34 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 35 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 36 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 37 :  ◯教育部長(磯村元彦君) 選択 38 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 39 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 40 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 41 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 42 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 43 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 44 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 45 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 46 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 47 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 48 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 49 :  ◯町長(井俣憲治君) 選択 50 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 51 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 52 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 53 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 54 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 55 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 56 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 57 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 58 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 59 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 60 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 61 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 62 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 63 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 64 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 65 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 66 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 67 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 68 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 69 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 70 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 71 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 72 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 73 :  ◯福祉部長(野々山睦正君) 選択 74 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 75 :  ◯6番(いしいゆみ君) 選択 76 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 77 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 78 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 79 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 80 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 81 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 82 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 83 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 84 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 85 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 86 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 87 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 88 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 89 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 90 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 91 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 92 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 93 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 94 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 95 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 96 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 97 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 98 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 99 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 100 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 101 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 102 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 103 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 104 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 105 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 106 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 107 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 108 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 109 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 110 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 111 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 112 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 113 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 114 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 115 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 116 :  ◯生活部長(磯村好孝君) 選択 117 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 118 :  ◯9番(水川 淳君) 選択 119 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 120 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 121 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 122 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 123 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 124 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 125 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 126 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 127 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 128 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 129 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 130 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 131 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 132 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 133 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 134 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 135 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 136 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 137 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 138 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 139 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 140 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 141 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 142 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 143 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 144 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 145 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 146 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 147 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 148 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 149 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 150 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 151 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 152 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 153 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 154 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 155 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 156 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 157 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 158 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 159 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 160 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 161 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 162 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 163 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 164 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 165 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 166 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 167 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 168 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 169 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 170 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 171 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 172 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 173 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 174 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 175 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 176 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 177 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 178 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 179 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 180 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 181 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 182 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 183 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 184 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 185 :  ◯5番(加藤達雄君) 選択 186 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 187 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 188 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 189 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 190 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 191 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 192 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 193 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 194 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 195 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 196 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 197 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 198 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 199 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 200 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 201 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 202 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 203 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 204 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 205 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 206 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 207 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 208 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 209 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 210 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 211 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 212 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 213 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 214 :  ◯経済建設部長(加藤克彦君) 選択 215 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 216 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 217 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 218 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 219 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 220 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 221 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 222 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 223 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 224 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 225 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 226 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 227 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 228 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 229 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 230 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 231 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 232 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 233 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 234 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 235 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 236 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 237 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 238 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 239 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 240 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 241 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 242 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 243 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 244 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 245 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 246 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 247 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 248 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 249 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 250 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 251 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 252 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 253 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 254 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 255 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 256 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 257 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 258 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 259 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 260 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 261 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 262 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 263 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 264 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 265 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 266 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 267 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 268 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 269 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 270 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 271 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 272 :  ◯7番(加藤宏明君) 選択 273 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 274 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 275 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 276 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 277 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 278 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 279 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 280 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 281 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 282 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 283 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 284 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 285 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 286 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 287 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 288 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 289 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 290 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 291 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 292 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 293 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 294 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 295 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 296 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 297 :  ◯総務部長(杉浦清二君) 選択 298 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 299 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 300 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 301 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 302 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 303 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 304 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 305 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 306 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 307 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 308 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 309 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 310 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 311 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 312 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 313 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 314 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 315 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 316 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 317 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 318 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 319 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 320 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 321 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 322 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 323 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 324 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 325 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 326 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 327 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 328 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 329 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 330 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 331 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 332 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 333 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 334 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 335 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 336 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 337 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 338 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 339 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 340 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 341 :  ◯企画部長(島川雅彦君) 選択 342 :  ◯議長(箕浦克巳君) 選択 343 :  ◯1番(石橋直季君) 選択 344 :  ◯議長(箕浦克巳君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                午前10時00分開議 ◯議長(箕浦克巳君)[ 3頁] ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い会議を進めます。 2: ◯議長(箕浦克巳君)[ 3頁] 教育部長。 3: ◯教育部長(磯村元彦君)[ 3頁] 申しわけありません。3月4日の近藤鑛治議員からの一般質問に対します答弁の一部を訂正させていただきたいと思います。  全国市町村交流レガッタ日田大会に出場する町代表クルーを選出するための選考会についての質問に対しまして、選考会での優勝クルーが同じメンバーで2019年の町民レガッタに出場してもオープン参加とはなりませんと答弁をいたしましたが、漕手を2名以上変更しなければオープン参加となりますので、訂正させていただきます。申しわけございませんでした。 4: ◯議長(箕浦克巳君)[ 3頁] 12番近藤鑛治議員。 5: ◯12番(近藤鑛治君)[ 3頁] 12番近藤鑛治です。  議長のお許しをいただきましてありがとうございます。  私のほうからも1点、ちょっと訂正をさせていただきたいなとこんなふうに思っています。  私のほうから質問させていただいた本町のレガッタについてでございますけれども、わかしゃち国体が平成6年に開催され、町民レガッタが平成8年に第1回が行われたというふうに私のほうから説明させていただきましたけれども、町民レガッタ第1回は平成7年ということでしたので、8年を7年に訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。              ───────────── 6: ◯議長(箕浦克巳君)[ 3頁] 日程第1、これより4日に引き続き、通告受付順6番の方から一般質問を行います。  発言を許します。  6番いしいゆみ議員。             [6番 いしいゆみ君質問席登壇] 7: ◯6番(いしいゆみ君)[ 3頁] 議長のお許しを得られましたので、一般質問を6つの項目に分けてお話をしたいと思います。  まずその前に、平成31年度政策方針について少しお話をさせていただきます。  新しい町長となり、着々と進めて今おられます。マスコミへの記事も見て、町民もほっとしていると思います。  さて、これからは民間とのコラボなど一般企業が公共団体への参入のための切り口として、東郷町は入りやすい切り口になってきていると思います。それに伴ってセキュリティーや個人情報などの関係も含め、第三者委員会のチェック機関やかかわり方の条例なども必要になってくると考えられます。
     また、何々に優しいという目標に数字や事業について書かれておりますが、同時に職員の町民に対しての優しさや配慮もますますお願いしたいところです。  それから、有機野菜については大変好評だったと聞いております。ただ、残念ながら民間の保育園には声がかからなかったようです。同じ東郷の子どもたちですので、食育にもつながりますし、生産者育てにも役に立つと思います。その部分では、もう少し優しさがあってもよかったのではないですか。また、子どもたちの給食は東郷産の東郷のお米を地産地消として使っておりますが、そこの農薬についてのかかわりについてはいかがなのかというのはあります。毎日、最近は米飯が給食の中で多いですので、まずそこのところの配慮もあってもよいかなと思います。  東郷は一般企業ではありませんので、数字や事業からうかがわれる優しさも大切ですが、見えないところに対しても特に公として適切な運営に期待し、犬山の議長、ビアンキさんの役に立つ行政や議会になりたいと考えておりますというのがとても印象的だったので、この場で少しお話をしました。  また、4月からは、新しい議員の中にはまちづくりや福祉の専門家の方も入られると思いますので、ぜひそこのところにも大いに期待し、東郷町の運営がますます充実することを願っております。  さて、本題に入りますが、先日、避難所運営研修について行われたと聞いております。  1番、避難所運営ゲーム研修について、今回、目的はいかがだったのでしょうか。 8: ◯議長(箕浦克巳君)[ 4頁] 答弁、杉浦総務部長。 9: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 4頁] 避難所運営ゲーム、通称ハグと言われる訓練の目的は、避難所で起こるさまざまな出来事にどう対応していくかを模擬体験していただき、避難所運営にかかわる問題を理解していただくものでございます。  なお、避難所の運営は地区の皆様が主体になって行っていただくことから、今年度から新たに区・自治会長さんなど地区関係者の皆様の御出席を求め、町職員とともに研修に参加していただいたところでございます。 10: ◯議長(箕浦克巳君)[ 4頁] 6番いしいゆみ議員。 11: ◯6番(いしいゆみ君)[ 4頁] 参加人数と、それからそこの中には行政や町民の方々なども参加していたというふうにお話を伺っております。また、年齢についても少しお話しください。 12: ◯議長(箕浦克巳君)[ 4頁] 答弁、杉浦総務部長。 13: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 4頁] 研修の参加者数は、地区の方が24人、町職員が25人です。参加者の年代の内訳としましては、20代が10人、30代が5人、40代が8人、50代3人、60代以上21人、未回答お2人でございました。 14: ◯議長(箕浦克巳君)[ 5頁] 6番いしいゆみ議員。 15: ◯6番(いしいゆみ君)[ 5頁] このハグについては、随分前から各市町村の中でもいろんな形でやられております。  それから、今回、安全安心課のほうに伺いますと、本当に大変好評だったということを伺っております。もっと早く本当はすればよかったんじゃないかと思いますけれども、それともう一つ、図上訓練も職員の中ではされたということも聞いておりますので、今後についてはどういうふうにされるのか、もう一度お話をしていただけますか。 16: ◯議長(箕浦克巳君)[ 5頁] 答弁、杉浦総務部長。 17: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 5頁] 避難所運営にかかわる多くの問題等に対応するため、継続した訓練が必要であると考えております。このため、今後もさまざまな立場の方が避難所運営に携われるよう、町職員、地区関係者の皆様を交えてのハグ訓練を継続してまいりたいと考えております。 18: ◯議長(箕浦克巳君)[ 5頁] 6番いしいゆみ議員。 19: ◯6番(いしいゆみ君)[ 5頁] このハグゲームは、ちょっとした課題のカードと、それから平面図の図面などがあればどんな形でもできると思います。それについてはもう参加した人が同じ体験をして、同じプロセスの中で共有し、それから気づきということについても皆さん考えてしっかりやられていたんだと思います。  これはセミナーとか講話ではなくて、実体験の中でこのゲームをしますので、どなたが例えばリーダーをとられても教材さえ少しあれば、わざわざ大きいところでやるのではなくて、各地域の中で例えば子ども会のお母様の中でやってもらうだとか、それから障がい者の方でやってもらうとかいろんな形でできるのと思いますし、これがやっぱり我が事のように考えてという部分では、一番今の状態ではハグとかそれからリグ、図上訓練をやるのが一番早いし、それについての気づきも各地域や世代や課題についても皆さんが話し合えると思いますので、ぜひともこれは町の中の大きい町のイベントという形ではなくて、もう少し各地域におろしやすいように少しマニュアルなどを考えていただいて、教材もこんなふうにやるという教材を出していただけると、いろんなところでもっともっと身近に感じられるハグができると思いますので、そこのところをまた御検討していただけると大変ありがたいと思います。よろしくお願いいたします。  2番、安全な自転車教育について。  東郷町は道路状況はよく今ありません。特に近隣のプライムツリーとかイオン系統もありますので、153については渋滞をして、153をなるたけ回避するために東郷町内の裏道を走る方が実はとても多いです。そこの中にはやっぱり東郷町を知らないで走る場合もありますので、畑とか田んぼの間の細い道でも通られます。  そこのところに、最近は東郷の子どもたちは自転車がないと遊びにもなかなか行かれないんです。そこで、まず命を守るための交通ルールをぜひともしっかり指導をしてほしいということを私は常々町民の方から聞いております。確かに私も自動車で走りますと、ひょいと子どもたちが1列じゃなくて、横に広がって曲がってきたりするとやっぱりその部分では、例えば何かここ飛び出し危ないよとかという標識もありません。その辺の部分では大変にやっぱり冷やっとすることもありますので、まずそこの部分について1番よりちょっと前ですけれども、今どういう状況なのか、どういうふうに考えてみえるのか、少しだけお話をしていただけますか。 20: ◯議長(箕浦克巳君)[ 6頁] 答弁は誰がしますか。        [「通告いただいていないですけれども」と呼ぶ者あり]  続けてやってください。 21: ◯6番(いしいゆみ君)[ 6頁] 通告が行っていないですと言いますけれども、全体的にこれは必要なことですので、そこのところは本当はしっかり答えていただいてのほうがいいと思います。  昨日、実は警察のほうにも行ってまいりました。そこのところに自転車についての事故がやはり多いということがしっかりチラシのほうに書いてあります。そこの中には、ルールを守り、無理な運転をしなければ自転車事故を防ぐことができますということも書いてありますので、そこの部分は子どもの命は未来に向かっての宝物ですので、やはり危険な部分で通告があるなしではなく、基本的な大人の役目、役場の働きという部分では答えていただきたかったと思います。  1番、保険やヘルメットや反射板についてはいかがでしょうか。 22: ◯議長(箕浦克巳君)[ 6頁] 答弁、杉浦総務部長。 23: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 6頁] 自転車のヘルメットや反射材に係る啓発につきましては、保育園、小中学校、老人クラブでの交通安全教室で実施をしております。  自転車の保険に係る啓発につきましては、各地区での交通安全イベントなどで実施をしておりますが、今後、小中学校等の交通安全教室においても啓発してまいりたいと考えております。  また、愛知警察署と連携して管内自治体の持ち回り事業として小学校、中学校、高校を交通安全モデル校に指定し、交通安全指導等を行っております。前年度は、東郷高校が自転車交通安全モデル校に指定されております。  高齢者につきましては、高齢者交通安全教室等で愛知警察署による交通安全指導の際に、反射材の有効な使用方法等も指導をしていただいているところでございます。また、本年度は老人クラブの方などに高齢者自転車愛知県大会に参加していただき、自転車走行の正確性、交通ルールの定着を図っているところでございます。 24: ◯議長(箕浦克巳君)[ 6頁] 6番いしいゆみ議員。 25: ◯6番(いしいゆみ君)[ 6頁] 保険のことはどういうふうな形で思ってみえるんでしょうか。 26: ◯議長(箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、杉浦総務部長。 27: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 7頁] 自転車の保険につきましては、先ほども答弁をさせていただきましたけれども、自転車の保険に係る啓発につきましては、各地区での交通安全イベントなどで実施を今させていただいておりますけれども、今後は小中学校等の交通安全教室においても啓発をしてまいりたいと考えております。 28: ◯議長(箕浦克巳君)[ 7頁] 6番いしいゆみ議員。 29: ◯6番(いしいゆみ君)[ 7頁] ここのチラシにも書いてありますように、必ず被害者になるわけじゃなくて加害者にもやはりなります。その部分では大人も子どもも同じでしょうが、やはり加害者についての保険が適用できるような保険を勧めていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。  もう確実に自転車の事故はあると思いますし、それからますます車の量が増えますので、その部分では大きな事故にならないように、それから相手にも自分が被害者ではなく、加害者にもなってしまうということもしっかりお母様方も保護者として覚えておいていただきたいなと思っております。これからはもっともっと交通ルールについては、しっかり東郷の子どもたちも勉強していただきたいなと思っております。  次、3番、東郷町のいじめや虐待についてお願いいたします。  1番、状況と対策はいかがなものでしょうか。 30: ◯議長(箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、磯村教育部長。 31: ◯教育部長(磯村元彦君)[ 7頁] いじめの状況について御報告させていただきます。  小学校、中学校合計でお話をさせていただきますが、平成27年度が34件、平成28年度が31件、平成29年度が37件、平成30年度1月末現在になりますが、31件というふうになっております。  いじめの対策としましては、日ごろから校内におけます報告・連絡・相談・確認という体制を現場で確立をしまして、全教職員が児童生徒の小さな変化を見逃さないように努めているところでございます。また、どの学校も各学期に1回、年間3回ほどになりますが、いじめに関するアンケートを行っております。また、そのアンケートをもとに担任が学級の子ども全員と面談を行っているところでございます。  また、虐待ということで、虐待の疑いがあった時点で児童相談所へ通告というふうにするようにさせていただいております。  以上です。 32: ◯議長(箕浦克巳君)[ 7頁] 答弁、野々山福祉部長。 33: ◯福祉部長(野々山睦正君)[ 7頁] 虐待の通告件数についてですけれども、児童相談所と町のほうに通告があった件数としましては、平成30年4月から平成31年1月までの間では、児童相談所へ延べ45件、こども課へは延べ16件でございました。  対策については、町の関係課のほか児童相談所、警察、保健所、学校、民生委員などで構成する要保護児童対策地域協議会を設置しておりまして、年1回の代表者会議、それから月1回の実務者会議、そして必要に応じて開催する個別検討会議で事例検討を行うなど、日ごろから関係機関が連携しまして情報共有を図り、適切な支援及び見守りに努めておるところでございます。 34: ◯議長(箕浦克巳君)[ 8頁] 6番いしいゆみ議員。 35: ◯6番(いしいゆみ君)[ 8頁] ありがとうございます。  やっぱりいじめも虐待も全くゼロというわけではないし、それから世の中の部分ではやはり大人でも思ってもいないようないじめをしたり、虐待を子どもたちにも、それから同じように妻や家族にもするというのは本当に報道でたくさん出ておりますので、東郷はなるたけそういうことがないようにということを切に思います。  2番の自殺についてはいかがでしょうか。 36: ◯議長(箕浦克巳君)[ 8頁] 答弁、磯村教育部長。 37: ◯教育部長(磯村元彦君)[ 8頁] 自殺にということですが、自殺についての具体的な数の把握はしておりませんが、学校におきましては自殺が起きないような対策としまして、これまでどおり、児童生徒の成長段階に応じまして命の大切さをテーマとした授業を行ったり、担任や養護教諭、心の相談員に心の悩みを相談しやすくなるような環境づくりやスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを活用したりしまして、法務局が管轄しております心の相談電話というものも紹介をさせていただいておるところでございます。 38: ◯議長(箕浦克巳君)[ 8頁] 6番いしいゆみ議員。 39: ◯6番(いしいゆみ君)[ 8頁] この前、ダイヤル189というのがあります。これは例えばトイレには名刺サイズの形で、DVとか何かがあったらここへ電話をするようにというのはたくさんいろんなところで今、目につくことも多くなりました。ただ、やっぱりいじめや虐待についてもなかなか大人の方だとか行政にしゃべれなかったり、それから悩んでしまって、自殺のほうに追い込まれるというケースも絶対ないわけではありません。その部分では、ダイヤル189についてなるたけ周知をしていただいて、これは町ではなくて、もっと大きな機関の中で相談ができるということになりますので、そこの部分も含めて、少し名刺大サイズのでもつくっていただけるとありがたいなと思います。  そして、今ピンクのシャツ運動というのがあるんですけれども、これはいじめについては反対という意味でピンクのシャツを皆さん着られて、それで反対運動を声には出さないけれども、そういう姿勢を出しているというところもあります。  ダイヤル189についての周知のために何をされていかれるか、少しお伺いをいたします。 40: ◯議長(箕浦克巳君)[ 8頁] 答弁、野々山福祉部長。 41: ◯福祉部長(野々山睦正君)[ 9頁] 毎年11月の児童虐待防止月間に合わせまして、広報とうごうでの啓発のほかポスターですとかリーフレット、ポケットティッシュなどを活用しまして周知を図っております。ポスターのほうは各小中学校に掲示を依頼しておりまして、ポケットティッシュについては文化産業まつりやこども課の窓口などで配布をして、啓発をしておるところでございます。  また、新小学校1年生に向けては啓発品を配布をしまして、ダイヤル189の周知を図っております。 42: ◯議長(箕浦克巳君)[ 9頁] 6番いしいゆみ議員。 43: ◯6番(いしいゆみ君)[ 9頁] ありがとうございます。  ポスターとかティッシュなどをいただいたときには、そういうことがない場合ももちろんあります。そのときはやっぱり忘れちゃうこともいっぱいあります。そういう部分では、常にどこかのところ、トイレとかに置いていただいて、それを少し読んでいただくというのも本当に一つの安心へのお守りにもなりますので、なるたけイベントだとかそういうこと以外の日常の暮らしの中にも、そういうことがわかるような状態のものを置いていただきたいなと思います。  次の4番、東郷町の主権者教育についてお伺いをいたします。  まちづくりにおいて、地方自治と暮らしはもう切っても切れないような状態だと思います。そこの中で私は今、隣の日進市のほうでは主権者教育というわけではないですけれども、市長選に出られる人に向けて35歳以下の人たちが集まって候補者について質問をしたり、候補者の話を聞いたりしています。実はこちらのこれに関しては、発案をしてもらっているというか、発案をした子どもを私はしばらく前から知っておりまして、やはり若い時代から親もそうですし、それからその子もいろんな形で勉強されています。それから、取り組みをまだまだ中学生の時代から、どういうふうにしたらいいかだとかをやっぱりそういうのを大人と一緒に話し合いをしながら、いろんな大人が指導するのではなくて、大人はアドバイスをするだけという形で、そこの中で自分たちが若者同士で取り組みを始めるというようなチャンスがたくさんあります。  やはり東郷町もこれからは町に対してはまちづくりやそれから町の運営について、それから将来もしまちづくりの中で、もっと大きな参加をされたりする人もたくさんいてほしいと思います。  そこで、町や国の運営においても選挙の1票は暮らしや命にもかかわります。東郷町の主権者教育についての状況はいかがでしょうか。 44: ◯議長(箕浦克巳君)[ 9頁] 答弁、杉浦総務部長。 45: ◯総務部長(杉浦清二君)[ 9頁] 選挙管理委員会におけます主権者教育としましては、平成27年度より毎年、東郷高校において選挙についての出前講座を行っているところでございます。  また、小中学校の児童生徒の皆さんには、毎年、明るい選挙啓発ポスターコンクールへの参加に御協力いただいているほか、選挙を身近に感じてもらうために町内の小中学校の児童会、生徒会の選挙の際に、実際に選挙で使用しております投票箱や記載台等を貸し出すなどを行っているところでございます。 46: ◯議長(箕浦克巳君)[10頁] 6番いしいゆみ議員。 47: ◯6番(いしいゆみ君)[10頁] 今の状態だと、我が事としてはなかなか考えていくことはできないというふうに私は少し思います。ほかの市町村では、議会も行政もかかわりながら子ども議会だとか、それから女性議会もそうですし、そういう中を見ますと、もう少し踏み込んだ形のものがあって私はいいかと思っています。  今回、私はここの中で、町長に主権者教育について、少し学生に話をしたらいいのではないかということをヒアリングのときにお話をしました。これは個人の話ではなく、自分が一番直近で選挙の中でまちづくりを始めた部分もありますので、公の立場で少し小学校や中学校やそれから高校生に話をしていただきたいなと思って、この一般質問を出しました。いかがでしょうか。 48: ◯議長(箕浦克巳君)[10頁] 答弁、井俣町長。 49: ◯町長(井俣憲治君)[10頁] 主権者教育につきましては、先ほど選挙管理委員会の立場から総務部長が御答弁があったところでありますけれども、主権者教育、本当に大切なことであると思っております。  まちづくりという観点におきましては、町民の皆様が地域の課題に対し関心を持っていただく、これが一番大切であろうかというふうに思います。主権者として地域のことに関心を持っていただく、これこそが一番大事かと思っております。  また、本年度実施させていただきましたタウンミーティングにおいては、町民の皆様が町政のかかわりを実感していただく、我が町に住んでいるということで、みずからの御意見を発信していただく等々の重要な取り組みの一つだというふうに考えております。  今後もさまざまな機会を捉えて、町民の皆様が地域のことも含めて町政に関心を持っていただけるような参加意識を高めていただけるよう取り組んでまいりたい。それこそが主権者教育につながっていくものというふうに思っておるところであります。 50: ◯議長(箕浦克巳君)[10頁] 6番いしいゆみ議員。 51: ◯6番(いしいゆみ君)[10頁] ありがとうございます。  タウンミーティングも始まったばかりです。またこれも続けることも大切です。また、直接、井俣町長にお目にかかるというのは、やはり井俣町長のお人柄だとか、それからどんな方向でというのに対して、なるたけ信頼関係を築くという部分でも必要なことだと思います。その部分でも私は提案をさせていただきましたので、ぜひとも実現される努力をしていただきたいと思っております。  では、5番、東郷町の地域福祉計画と地域福祉活動計画について伺います。  1番、東郷町の地域福祉計画と地域福祉活動計画策定について、現状の進行状況と今後についてお願いいたします。 52: ◯議長(箕浦克巳君)[11頁] 答弁、野々山福祉部長。 53: ◯福祉部長(野々山睦正君)[11頁] まず、アンケートの結果と公表というところで答弁をさせていただきますが、今回実施しました住民向けのアンケートでは、町民の皆さん2,000人にアンケート用紙を発送させていただきました。そのうち788人の方から回答をいただきまして、回収率としては39.4%でございます。  アンケート結果の公表につきましては現在集計を行っておりますので、4月中に公表ができればというふうに考えております。 54: ◯議長(箕浦克巳君)[11頁] 6番いしいゆみ議員。 55: ◯6番(いしいゆみ君)[11頁] 2番のほうの2月、3月のワークショップの状況と今後についてですが、私も傍聴という形で傍聴させてもらいました。そして、皆さんの意見もとても盛んでした。それは誰が大きく声を挙げるということでもなく、きちっとしたワークショップの中でみんながこういうのもあるよね、あんなのもあるよねと特に子どもたちの関係のこと、それから近所とのつき合い、それからもう一つはやはり災害のことはとても皆さんどのグループごとも気にしておられるので、最初のハグなんかは本当にすぐに使って、皆さん共有しながら気づきを持って、いろんな住民サイドでできることはできるんじゃないかと思います。  状況と今後についてはいかがでしょうか。 56: ◯議長(箕浦克巳君)[11頁] 答弁、野々山福祉部長。 57: ◯福祉部長(野々山睦正君)[11頁] 今回のワークショップでは、現在、地域でどのようなことが必要とされているのか、そしてそれらを地域で解決するにはどのような方法があるのかということなどを住民の皆様で話し合っていただきまして、そこで出た御意見を参考に計画をつくっていくものになります。2月に開催しました第1回のワークショップでは、地域の問題やニーズを拾い出していただきまして、3月の第2回目では、それらを地域の人たちで解決できる方法や資源を考えていただき、提案をしていただきました。  今後はワークショップで出された御意見やアンケート結果をもとに策定委員会等で協議をしまして、計画策定を進めてまいりたいと考えております。 58: ◯議長(箕浦克巳君)[11頁] 6番いしいゆみ議員。 59: ◯6番(いしいゆみ君)[11頁] 参加者の内容についてお尋ねします。人数やそれから男女、それから職員が中に入っていたと思いますので、その関係についても少しお話しください。
    60: ◯議長(箕浦克巳君)[11頁] 答弁、野々山福祉部長。 61: ◯福祉部長(野々山睦正君)[12頁] ワークショップの参加人数についてですけれども、まず実人数で答弁させていただきますと55名の方に参加をしていただきました。男女の数としては、男性が12名、女性が43名、年代別には、50歳以上の方々が多く参加しておられました。  職員については町職員が4名、社会福祉協議会の職員が12名参加しておりまして、3日間行いましたけれども、延べで127名の参加でございました。 62: ◯議長(箕浦克巳君)[12頁] 6番いしいゆみ議員。 63: ◯6番(いしいゆみ君)[12頁] ここのところでも55名の方が参加をされて、トータルでいくと127名、行政の方も参加されてファシリテーターになったり、それから声を聞くというところではとても円滑にできたんだと思います。  そして、ここの利点で私が思いますのは、やはり行政の方とか社協の方のお人柄も含めて住民の人が少し知っていただけるという部分ではとても信頼度が高くなって、それでしゃべりやすいということがありました。そこの部分で言いますと、とてもこのワークショップは有効だったと思います。とてもこれは評価ができると思います。  次、いきます。  行政と社協との関係はどういうふうにこれからなるのでしょうか、いかがでしょうか。 64: ◯議長(箕浦克巳君)[12頁] 答弁、野々山福祉部長。 65: ◯福祉部長(野々山睦正君)[12頁] 地域福祉計画は、本町における福祉ニーズの課題を把握をしまして、その解決に向けた取り組みなどを明確化することで、誰が、何を、どのように取り組んでいくのかを目に見える形で整理をして、今後の福祉施策全般の方向性を示す非常に重要な計画でございます。  今回策定します地域福祉計画では、社会福祉協議会が住民の皆さんや関係機関等と連携をし、地域福祉を推進するための具体的な取り組みを示す地域福祉活動計画の内容を盛り込んだ一体型で策定をし、地域福祉を推進していくための理念や福祉ビジョンの実現に向けて基盤や体制づくりなどを総合的に推進してまいります。  社会福祉協議会のこれまでの活動から得られたノウハウ、地域住民の方々や関係機関とのつながりを生かしていくなど共通の理念のもと、地域における新たな支え合いを推進する重要なパートナーとして連携を図りながら、地域福祉活動の推進を図っていく考えでございます。 66: ◯議長(箕浦克巳君)[12頁] 6番いしいゆみ議員。 67: ◯6番(いしいゆみ君)[12頁] ありがとうございます。  本当に行政と社会福祉協議会というのはやはり切っても切れない関係だし、これはまちづくりもそうですけれども、介護の部分でもそうです。それから、防災についてもそうです。そして、会場の中では本当は完成してからはこんな形でというお話は伺ったんですけれども、でも現場のワークショップの中では挨拶運動だとか、それから隣近所のごみ出しについて声をかけようよとかというのは、策定が完成する1年先よりも今すぐできることが本当に身近な部分でたくさんあったんです。そこの部分をもう少しどういうふうに拾っていくかというか、熱が冷めないうちにやっぱりやったほうがいいこともたくさんあります。それでいくとここは策定だとか計画と同時進行で、少しそういう種をまくということも必要になるんじゃないかなと思いました。  それから、もう一つ、私が気になりましたのは、コンサルの側が東郷町のまちづくりや福祉や介護についてのいろいろな施策や事業について、網羅してわかっているわけではないので、どうしても社会福祉計画の中身も少しマクロ的になってしまっているような気がしたので、そこのところは少し気になりました。今、例えば東郷町の中では団体というふうにはなっていますけれども、この町のために町と協働でやりませんかとかというチラシが出ています。そうすると、こういうのはコンサル側のほうには全然入っていないので、わからないんです。できるならこういうので団体をつくったりして、私たちで住民の中でできることがあれば、その部分で本当は生きた実践として少し先駆けた形でコンサルの方も知ってもらって、上手な住民参加への導入の部分をされるほうがいいように私は少し感じました。その部分では、もう少しコンサル側との東郷町の状況をもう少し分析していただくことの必要性もありますし、それから今でもすぐできるようなことをたくさん提案されていますので、担当課のほうでその意見については文書で全部まとめていただけると思いますので、ぜひいろいろなところの課も分散してでもよろしいですので、読んでいただいて、これなら住民が即できるなというところがあれば、上手に協力をしていただきたいなと思っております。  6番、働くママが安心して子育てができるようにということで、1番、保育園は働くママたちのための保育園であります。近隣の保育園では汚れたおむつのお持ち帰りはやめ、園のほうで処理をする保育園が出てきました。冬の感染症や年々暑くなる夏の暑さの中で、汚れたおむつを持って帰るということは結構大変なことです。感染症のリスクが高くなります。やっぱり子どもさんが小さいのと兄弟が何人かみえると、保育園でも乳児用の保育園だとか、それから普通の保育園のところとか何軒も回るお母様たちもみえます。そういうことを考えると、この部分では感染症のリスクがますます高くなると思います。  私のほうも先生のほうに東郷町のほうにも聞いてみると、やはり何回もおむつにさわるということに対しての感染症の媒介に保育園の先生もなるんです。そういうことを考えると、やはり汚れたおむつの処理は少し考えていただかないといけないかなと思っております。例えばみよしはことしからは汚れたおむつについては、少し手数料をいただきながら園のほうできちっと管理をし、ごみのほうへ出すというふうになっております。  東郷町のほうの現状はいかがでしょうか。 68: ◯議長(箕浦克巳君)[14頁] 答弁、野々山福祉部長。 69: ◯福祉部長(野々山睦正君)[14頁] 現在、公立保育園と東郷あやめ保育園、それから留愛東郷保育園では紙おむつを使用しておりまして、使用後の紙おむつは保護者が持ち帰ることとしております。若葉保育園としらとり保育園では紙おむつを使用しているものの、使用後の紙おむつは保育園で処分をしております。  そして、東郷せいぶ保育園では布おむつを使用しており、保育園で回収して洗濯を行っております。なお、その費用については、保護者が負担しているとのことでございます。 70: ◯議長(箕浦克巳君)[14頁] 6番いしいゆみ議員。 71: ◯6番(いしいゆみ君)[14頁] 私も保育園のほうと、それからせいぶの保育園の園長先生にもお話を伺いました。その部分でいくと布おむつをレンタルで行っているということで、お話を伺うとやはり少しでも汚れればどんどんかえていかれる、それから1カ月2,000円ちょっとの手数料はかかりますけれども、その部分でもそんなに紙おむつを買って、それから保育園に預けてというのとそう変わらないような気がします。  問題は、感染症予防のための形をどういうふうにこれから東郷町がとっていくかということになります。紙おむつより布おむつのほうが私はちょっといいかなと思ったのは、やはりお尻が汚れたりするとその部分では、今のお母さんたちの中では離乳食とトイレトレーニングは保育園とかで任せるような形に今なっているんです。そういうことも含めると、布おむつでお尻が汚れたら、汚れたというのがちゃんと自分でわかったり、それから人の前でおむつをかえるのではなくて、少し恥ずかしいからこちらでこういうふうにかえましょうねとか、それからアレルギーのお子さんについてはやはり紙おむつをつけっ放しになってしまうことが多いので、それでいくとやはりアレルギーのお子さんは布おむつのほうがいいという話も伺っておりますので、今後の課題としてはどのように考えられておられますか。 72: ◯議長(箕浦克巳君)[14頁] 答弁、野々山福祉部長。 73: ◯福祉部長(野々山睦正君)[14頁] 汚れた紙おむつを公立保育園で処理するに当たりましては、紙おむつをまとめて置いておく場所の確保という点がございます。  また、公立保育園で業者によるごみ収集の回収回数が夏場は週に1回、冬場は2週間に1回のために衛生面を考え、回収回数を増やすなどの対策が必要となってまいりますので、今後研究してまいりたいというふうに考えております。 74: ◯議長(箕浦克巳君)[14頁] 6番いしいゆみ議員。 75: ◯6番(いしいゆみ君)[14頁] 私は東郷町の課題というのは今言われたとおりだと思います。でも、これから温暖化というのはますます温暖化、夏場はもっと暑い状態になりますし、蒸れたおむつをまたくるくるとまとめて、車の中にでも放置してしまうような親もないわけではないと思います。そこの部分も含めて、まずとりあえずアンケートなど保護者の人にしてみるといかがかなと思います。  ちなみに日進のほうはまだ紙おむつです。それから、長久手のほうは布おむつを推奨しております。みよしのほうは先ほど言いましたように紙おむつですけれども、回収をちゃんと園のほうで責任を持っているというふうに流れが変わってきておりますので、ぜひとも子育てするなら東郷町でありますし、やはり子どもは東郷町にとって宝ですので、その部分の優しい配慮を要望したいと思います。  それでは、私の一般質問を終わりますので、ありがとうございました。 76: ◯議長(箕浦克巳君)[15頁] お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩といたします。  再開は11時といたします。                午前10時49分休憩              ─────────────                午前11時00分再開 77: ◯議長(箕浦克巳君)[15頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  9番水川 淳議員。             [9番 水川 淳君質問席登壇] 78: ◯9番(水川 淳君)[15頁] 議長のお許しがございましたので、通告に従いまして大きく2つの項目について質問をさせていただきます。  1点目、本町の土地利用のあり方についてであります。  冒頭に、この質問項目で逐次質問させていただく前段として、そもそも東郷町の置かれている環境、背景、この前提条件の共通認識のために少し私のほうからお話をさせていただきたいと思います。また、土地利用という観点からの質問でありますけれども、後段に出てまいりますけれども、本町の主に大部分を占める農地に関連する話が多分に含まれますので、農業振興にかかわる部分も触れさせていただくという前提で、質問を進めさせていただきたいと思います。  私が言うまでもなく、東郷町の場所というのは、大都市名古屋市とそれから産業都市豊田市の中間に位置され、人口増加を続けた時代、そして高度経済成長によってこの地域に人材が集約された時代に、ベッドタウンとして一気に急激に開発が進んだ地域であります。この急激という言葉というのは、そのときにはぐっと人が増えてにぎやかになった、一気にであります。  その一方で、時代が時がたつにつれ、この急激そして一気にというのはそれぞれお住まいを建てられた皆さん方の老朽化が一気に進む、そしてメンテナンスが求められる時期も一気に一斉に始まるわけでございます。置いておいて。  同時に一方で、実に6割を超える農業振興地域を有している。開発は進みました、しかしながら、それでもなお6割以上を農業振興地域が占める、いわゆる農村地域でもあるわけでございます。このことについては、私が言うまでもなく、かねてから後継者、担い手不足が課題となり、そして都市近郊の本町は18.03ということで決して大きくない中の耕地面積であるわけで、全体の農地面積というのは必ずしも大きくない、こういったものが農地の課題であるということが言えると思います。  今申し上げた2つの課題があるこの東郷町において、これから本町の土地の利用のあり方について、どう考えていくべきかということを逐次お尋ねをさせていただきます。  また、今の時期というのは、自治体の都市計画の基本方針を定める都市計画マスタープラン、これ東郷町のですけれども、目標年次が迫っています。すなわち、ここ10年の都市計画はどうだったかを検証し、またこれからの10年の都市計画をどのようにしていくかを考えていく時期にまさに差しかかっているわけであり、このタイミングで、本町の土地利用の基本的な考えと将来的の展望をお尋ねしたいと思います。  まず、一番最初の項目、道の駅予定地の今後の活用策はどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 79: ◯議長(箕浦克巳君)[16頁] 答弁、加藤経済建設部長。 80: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[16頁] この地域を含めた農用地地域の今後の土地利用につきましては、本町の特徴の一つである都市近郊の豊かな自然の価値を十分認識した上で、地元の皆様の御意見を伺いながら、次期都市計画マスタープラン策定の中で検討してまいりたいと考えております。  以上です。 81: ◯議長(箕浦克巳君)[16頁] 9番水川 淳議員。 82: ◯9番(水川 淳君)[16頁] この御答弁を伺うのに、ちょっといろいろな意味で懸念というか心配を実はしていたんですけれども、今の部長の御答弁を聞いて少し安堵をしているところであります。少しこれ道の駅ということで、具体的な項目として私、挙げさせていただきましたけれども、実はこの道の駅の予定地というのは御存じのとおり農地であります、市街化調整区域であります。そして、ここには先ほど少し述べたように、農地所有者、農業従事者のお悩みがまさにある場所なんです。ここが道の駅の予定地として挙げられたときに、まさに光明が差したわけであります。これはその地権者だけの光明ではなく、なるほど農地の生かし方はこうして公が手を携えて、手を差し伸べていただきながら、新しい農地の活用方策をこうした形で提案をしていただけるんだという期待感であります。これは何度も申し上げるように、ここの農地所有者、地権者だけの話ではなく、東郷町に農地を抱える多くの皆さん方のまさに光だったわけです。残念ながらこれは施政方針の中でも示されたように中止が決断をされ、さて、その次にどうしていくか、ここの部分においてもその差しかかった光を決して消してはならないわけであり、そういう観点から都市マスの中にもしっかりと組み込んで、折り込んでいただけるということで御答弁をいただきましたので、その分において期待をしておきたいと思います。  また、次の項目にもこれは関連をしてまいります。今も少し述べさせていただいたように、本町の農業振興地域面積は1,183ヘクタール、これが町面積の先ほど来6割と言っていますけれども、約65.6%が農業振興地域となっているわけでございます。  さておき、日本の人口動向を鑑みれば、住宅系の開発への期待というのは極めて少ない。当たり前です、これから人が減っていく中で、人が住むところを一生懸命つくるということは現実的ではありません。つまり農地はこのままずっと未来永劫、農地であり続けるわけです。それが前提であります。その前提条件の中で農業の置かれる環境も先ほど申し述べたとおりであります。  こんな中で本町の農地活用の展望、どのように考えていかれるか、その部分についてもお尋ねをしていきたいと思います。 83: ◯議長(箕浦克巳君)[17頁] 答弁、加藤経済建設部長。 84: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[17頁] 都市計画マスタープランの策定と並行して、東郷町農業振興地域整備計画の見直しを進めていく予定でございます。見直しを進めていく上で、営農されている皆様の御意見を伺いながら、農業に適した場所で耕作しやすい環境を整備することを視野に入れ、農業を取り巻く環境を考慮した土地利用計画を進める必要があると考えております。  以上です。 85: ◯議長(箕浦克巳君)[17頁] 9番水川 淳議員。 86: ◯9番(水川 淳君)[17頁] ありがとうございます。  少しこの農業については、大胆なお示しをさせていただきたいと思います。特に今、農業を従事されている方というのは、ずばり申し上げると圧倒的多数は私の父、母の年代の皆さん方が圧倒的多数です。しかしながら、じゃ我々の世代、そしてもう私たちの子どもたちの世代にも、いわゆる私の持っている農地をどうするかということを真剣に考えていかなければならない。ところが、一方で大変なんです、農地は、農業というのは。そうすると、自分の子どもに自分が苦労してきた分、親心ですから、そんな苦労はさせたくないという農地を持っている親御さんもこれ確かにおられます。  そういう中で、じゃ農地をあるいは農業をどのように取り組んでいくかというのは、まさに公が考えていただくしかないというふうに私は考えています。なぜならば、色塗りしているのは公ですから、国がこういう土地の利用の仕方、あるいはこういう活用の仕方をしなさいということで示されています。これ後ほど出てきますけれども、立地適正化計画についてもまさにそのことが言えるわけです。  そういう色塗りをされてている中で、やはり私有地だから農地についてはそれぞれ所有者がしっかり考えていきなさいよ、あるいは農業は農業として振興を考えていきなさいよという時代は、もはや当てはまらないんじゃないかなというふうに考えている一人であります。ただ、このことを私は悲観的に捉えているわけではなくて、だからこそ農業あるいは農地の活用というのは、もっともっとダイナミックに大胆な発想を示していかなければいけない時代に差しかかっているんじゃないか、わけても町長と私は同年代であります。そういったところについては多分感性は同じだと思いますので、しっかりとそこの部分については、新しい発想を導いていっていただきたいないうふうに思っている一人であります。  少し呼び水をさせていただきます。これは今すぐ、来年再来年できる話ではないという理解のもとです。まさに夢物語を述べさせていただきます。  4点、1つは農福連携であります。これは国の所管で言えば、厚生労働省と農林水産省の所管になります。平成28年6月に閣議決定されたニッポン一億総活躍プランというのがございます。それ以外にも平成30年3月、昨年、決定された第4次障害者基本計画、それからそのほかにも経済財政運営の改革の基本方針2018、その他もろもろ農福連携について障がい者などの農業分野における就農、就労の促進というのがたくさんあまた紹介をされているんです。つまり、国が農地、農業をこういった形で生かすべしということで、多種にわたって提案をされていることをどうか共通認識の中で御理解、そして推進の一助とさせていただければと思います。  2つ目、観光農業であります。実はこれ観光農業あるいは観光農地ということで検索をすると、インターネットの中で出てくるのが多くの研究機関、シンクタンクがこの可能性について、多く示唆されているのは恐らく多くの方御存じだと思います。ただ、この観光農業というのも民間があるいは、いわゆる今の日本という国の農業というのは全てが個人事業主、これ残念ながら農地改革の中で、昔は農業を営むサラリーマンがいたわけですけれども、戦後のあの農地改革の中で、日本の農家さんは全て個人事業主になってしまったというこれは時代の流れですので、そのことの是非、賛否についてはひとまず置いておきますけれども、そういう状況の中でまさにシャッター街が増えているのが今の現状であります。  そういう中で改めて個人事業主としてできる限界がある中で、もっともっと集合、収れんをして多くの団体、これはJAさんも含まれると思いますけれども、企業や農業団体が中心となったお金になる観光農業というのも視野の一つじゃないのかなというふうに思います。  3つ目、これは2つ目にも関連しますけれども、企業連携であります。先ほど申し上げたように、全ての農家は個人事業主です。この個人事業主で限界があればこそ、企業がしっかりと手を差し伸べ、そして経済としてビジネスとしてこれに取り組んでいっていただける、そういった観点からの農業も一つの考え方であると思います。もちろん農業というのは職人技であります。その作業ノウハウ、あるいはいわゆる農業そのもののノウハウについては、これは農家さんが担っていただく。企業は経済産業のあるいはビジネスノウハウをしっかりと提供し、その連携の中でまさに新しい農業ビジネスが生まれていく、これに橋渡しとして公がかかわっていただく。もっと言うと、それをしていただかなければつながらないんです、残念ながら。だって、コストかかりますから。そういった部分で公が、公共が手を差し伸べていっていただきたい。  もう一つ、少し横道にそれるかもしれませんけれども、国や県の仕事だというような向きもあるかもしれません。違うんです、これは東郷町、本町ならではの課題であるということを冒頭申し述べさせていただいているとおりなんです。だからこそ、東郷町はここにしっかりと独自財源で、自主財源で手当てをしなければいけない、そういう思いを持っている一人であります。  4つ目、学術連携。これも以前、随分前に私も農業の新古のあり方について質問をさせていただいたときに触れさせていただきましたけれども、古くから名大農場があります。国立大学法人なので、なかなか連携というのがハードルが高いということもありました。しかし、名大農場さんもちろんですけれども、それ以外にも学校があります。そして、学校も新しい研究開発、そういった分野に目を向けていかなければ、生き残りをかけていますから、そういったところでうちの農地を使ってみませんか、何よりも名古屋に近いです。学生さんたちが寄ってくるにも距離はそんなに遠くありません、どうかうち使ってください、そんな呼びかけもこれは公がやっていただく効果は私は大なるものだと思いますので、どうか以上4点について、農業振興のあり方の中でぜひとも御検討をいただきたいと思います。答弁は結構です。  次にまいります。  3番目、立地適正化計画の実施によって、これ私も都市計画審議会の委員の一人として先日本当に丁寧に御説明をいただきまして、なるほどなと、こういう時代になったんだなということを前提として聞いてきたわけですけれども、さて、この立地適正化計画というのは、少しあまのじゃく的な観点というか、斜に構えた見方で切り口で触れさせていただきますと、人口減少のこの日本の中で集約していかないといけないよね、なぜかといったら物すごくコストかかっちゃうから、こういう考え方ですよね。だから、都市機能はここへ、住居機能はここへということが大前提だと思っているんです。  実は、東郷町というのは18.03で、しかも先ほど申し上げたように急激に一気に増えているので、これもう既に実現されているんです。だから、愛知県下で初めてということについてもう少し後でもよかったんじゃないかな、あるいはやらなくてもよかったんじゃないとすら思っている一人なんですけれども、いやただ時代の流れでやっていく必要はある、この考え方というか着眼点が1つ。  もう一つは、新しい中心市街地をつくっていますので、その都市集約というのはやっていかなければいけないので、そういう観点から私は当然否定するものではないんですけれども、さわさりながら今度は今住まわれている、特に居住誘導区域でないところに住まわれているような方から見ちゃうと、先ほど申し上げたように老朽化それからメンテナンスの必要がある、そういった中でここには家は建てちゃかんの、そうじゃないんですよね、実際には、だけれども、建てちゃかんの。あるいはどんどん商業、サービスのものが真ん中のほうに寄っていっちゃうの、うちのほうなくなっちゃうの、そんな御心配の向きがあるということです。  すみません、私はある程度わかっている前提です。その立地適正化の観点と趣旨は十分にわかっている前提でお話をしていますけれども、ただ、多くの町民でこのことが共通認識が得られていないと、これをしっかりと推進するというのはなかなかハードルが高くなってくる可能性が考えられるものですから、この部分についてどのように手当てをされているか、配慮をされているかというところについてお示しをいただきたいと思います。 87: ◯議長(箕浦克巳君)[20頁] 答弁、加藤経済建設部長。 88: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[20頁] この計画におきまして、都市機能誘導区域に誘導施設を立地される方には国の税制措置などのメリットがある仕組みとし、居住誘導区域に居住する方には住宅の緑化を進めるなどの施策を町が推進することにより、環境に配慮した住環境が整備されるメリットがある仕組みとしております。これらのメリットにより都市施設や居住を誘導する計画でございます。  このため、長期的にはこうしたメリットの部分で区域内外での違いが生じることも考えられますが、計画には居住誘導区域以外の対応としまして生活サービスを維持することを明記し、区域の内外にかかわらず、現在居住している方が引き続き現在の生活サービスの水準で住み続けられるよう努めることとしております。  以上です。 89: ◯議長(箕浦克巳君)[20頁] 9番水川 淳議員。 90: ◯9番(水川 淳君)[20頁] そうです、まさにそのとおりなんです。やはりそのこともしっかりと町民の皆さん方といわゆる情報として共有して、共通理解と認識の中でこの計画を推進していくということも肝要だと思いますので、どうか御配慮いただければと思います。ありがとうございます。  次に、目標年次が32年度である都市計画マスタープラン、これいよいよ次の都市マス考えていかなければいけない、これ最初の項目の中でいろいろな課題や何かもしっかりと見据えながらやっていかれるということで、そういう意味では力強い御答弁をいただきましたけれども、さて、包括的にいよいよ考えていかなければいけない中で、今現在の取り組み状況についてお聞かせいただきたいと思います。 91: ◯議長(箕浦克巳君)[21頁] 答弁、加藤経済建設部長。 92: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[21頁] 次の10年を見据えた都市計画マスタープランの策定につきましては、昨年10月に公募により支援業務を実施する事業者を選定し、検討を進めているところでございます。計画の検討につきましては、専門的な見地からの意見を聞くことが必要と考え、東郷町都市計画マスタープラン検討委員会を設置し、有識者や関係団体の方にお集まりいただき、ことしの1月8日に第1回の会議を開催したところでございます。  今後の取り組みにつきましては、町内3,000人に対する町民アンケートを実施する予定で、その結果を踏まえまして、2020年度の計画の策定に向け検討を進めてまいります。  以上です。 93: ◯議長(箕浦克巳君)[21頁] 9番水川 淳議員。 94: ◯9番(水川 淳君)[21頁] ありがとうございます。  今の御説明に加えて、これは1つ厚かましい注文かもしれませんけれども、ぜひこれから10年の都市マスタープランの策定に当たっての、言うなれば意識の中にぜひ経営的な意識を、つまりどのように利を生み出していくのか、その利というのはもうかるという意味ではなくて、それなくしては公共サービスが成り立たない時代になってくるというのは私が声高に言うまでもなく、多くの皆さん方、共通認識だと思っています。そういう時代なんです。そういう中で、今ある姿をどう維持するかではなくて、今ある姿からどう発展をさせ、その中でいかに少ないコストで多くの行政サービスが展開できるかという、そういった着眼点がこれからの時代ますます求められてくると思いますので、どうかその前提に成り立った都市マスターの策定について着手をしていただければと思います。  さて、農地や農業振興については、私は実は農地所有者でもなければ農業従事者でもないんです。多くの方がひょっとして勘違いされているかもしれませんけれども、私自身は実は農地持っていません、あるいは農業従事者ではありません。周りに多くの方が農業従事をしている方はみえますけれども、でもなぜその私がこの農業についてあるいは農地についての話をさせていただくか、それはもはや東郷町にとって、農地というのは、農地所有者や農業従事者だけの課題ではないということをそれを強く訴えたいからなんです。なぜならば7割ですから、農業振興地域というのは本町は。緑が豊かなところでよかったねと移り住んでくる、そしてそのために道の駅を反対した人が800人もいた。その緑を守るのは誰かといったら、農地所有者と農業従事者なんだ。その人たちがなければ、その環境、今皆さんが目の前で緑があってよかったねと暮らしている人の緑は守られないんです。誰がやらなければいけないか、東郷町がやらなければいけないんです。そういう意味で、今回この質問項目を挙げさせていただきました。  当然ながら、土地についての考え方というのは、今、御説明をいただいたように都市マスがこれからどんどん進んでいく、そういう中でも将来に向けての取り組みや何かも今お話もさせていただきましたし、当然そういったことを視野に入れた進め方をしていただけると思いますが、この意識は絶対に町民全体で持っていなければいけない意識だと思っているからゆえ、ちょっと強いそして大きな声で発言をさせていただいた次第であります。まさに東郷町の浮沈そのものであるとも言えるんじゃないでしょうか。そういった問題意識で今後もこの土地の利用については取り組んでいただきことをお願いし、次の大項目に移ります。  2つ目、公共交通の現況と将来の展望についてであります。  三井不動産さんがいよいよ町内の商業施設の開店について正式に発表されました。そして、そのプレス記事の中にもバスターミナルのことが触れられていました。バスターミナルは本町の公共交通を大きく変化させる、これはいい形でです、プラスに変化をさせるポテンシャルを持って、そしてその結果もたらされる利便の向上、その利便の向上による人口の増加、産業規模の増大、そういった夢、希望が膨らんだ、はらんだすてきな発表だったんじゃないかなと、そしてバスターミナルへそういった期待が寄せられているんじゃないかなと思うわけでございますが、多くの町民がこのことに期待をし、注目をしているものであります。  一方で、既存の公共交通にもこれ影響を与えます。もちろん既存の公共交通プラスアルファでよかった公共交通が充実をしてきた、そういうふうに受け取られる反面、あそこができることによって、今まで使っていたバス路線というのはどうなるんだろうというそういう懸念も実もあったりするんです。そういう部分について少し織りまぜながら、今回、公共交通の将来展望についてお尋ねをしていきたいというふうに思います。  実は私、平成27年12月議会に、時代に即した公共交通の考え方という項目で質問をさせていただきました。今から3年3カ月前でありますけれども、当時は場所も規模も何も決まっていない状態だったので、これから考えていきますというレベルの答弁に終始しました。これ当たり前です、何で答えてくれなかったという意味じゃないです。そういうような時期だったものですから、いろいろな夢物語もそのときにしゃべらせていただきました。ただ、1点だけ共通理解が得られたのは、夢のある話ですね、このことについては共通理解、共通認識が図れたというふうに認識をしております。
     そして、昨年12月には加藤宏明議員もこのことに触れられ、実はそのときの御答弁では、当時と比べてやや具体的な答弁をもらった印象があったため、今回はプレスリリースがあり、話題がホットな今、改めてこの具体的な内容の確認と当時語らせてもらった夢物語の具現へのプロセスを逐次お尋ねをしたいと思います。  まず1点目、バスターミナルに関する利用方法や乗り入れの調整など、現在の進捗状況についてお聞かせいただきたいと思います。 95: ◯議長(箕浦克巳君)[23頁] 答弁、磯村生活部長。 96: ◯生活部長(磯村好孝君)[23頁] バスターミナルへの幹線バスの乗り入れにつきましては、平成28年度以降、各バス事業者とバスターミナル活用について協議等を重ねております。協議に当たっては、バスターミナルへ必要な機能である交通結節機能が果たせるよう、引き続き行ってまいりたいと考えております。  以上です。 97: ◯議長(箕浦克巳君)[23頁] 9番水川 淳議員。 98: ◯9番(水川 淳君)[23頁] 28年度から逐次協議を継続ということで、御答弁をいただきました。協議をされている相手というのは、どういった相手なんでしょうね。 99: ◯議長(箕浦克巳君)[23頁] 答弁、磯村生活部長。 100: ◯生活部長(磯村好孝君)[23頁] 幹線バスを運行している名鉄バスさん、高速バスを運行しているJR東海バスさん、名古屋市交通局さんでございます。 101: ◯議長(箕浦克巳君)[23頁] 9番水川 淳議員。 102: ◯9番(水川 淳君)[23頁] ありがとうございます。  ここはちょっと少し要望を述べさせていただきますけれども、いろいろ当然今この近辺で走ってもらっている公共バス路線というのは名鉄バスさん、それからいわゆる俗に言う都市間高速バスは今東郷町の中も走っているのがJR東海さんということで、今お示しをいただいたと思うんですけれども、私、ぜひこの協議の中に商業施設の運営者、どこになるかというのはちょっとあえて控えさせていただきます、わかっちゃいるんですけれども、ここともしっかりと協議をしていただきたいと思います。  これは平成27年12月、先ほどちょっとお示しをしましたけれども、このときの質問で私こういう提案をさせていただいたんです。商業施設から町内を巡回するバス運行というのはできないんですかと。そのときの生活部長さんの御答弁の中では、これから考えていきますけれども、当然その商業施設の運営事業者さんとの協議になりますと、さらに言うと、法的な問題や何かも少し手当てをしなければいけない課題がありますがということをおっしゃられました。少なくとも周りを見渡すと、実際にあるんです、俗に言うシャトルバスと呼ばれるもの、巡回バスと呼ばれるものが。その中で私は東郷町のど真ん中にできるので、日進に向かう、赤池に向かう、徳重に向かう、前後駅に向かう、豊明駅に向かう、日進、米野木、黒笹に三好ヶ丘ぐらいか、そういったところへ放射線状にもし走らせるとすると、実は今走っている巡回バス路線の代替ができるんじゃないか、そんな提案もさせていただきました。  これは当然、商業事業者さんの利益になるかどうかというところとあわせなければいけないけれども、利益になるならないも含めてだけれども、本町の公共交通に資する、利するものであれば、補助、助成をしたっていいと思っているんです。もっと言ったら、極端なダイナミックな発想かもしれませんけれども、巡回バスにかけているお金、そっくりそのままそこに補助をしてあげて、そのかわり今じゅんかい君がとまっているバス停は必ずとまってくださいよというような条件つきで提案をさせていただき、それについておもしろいじゃないかイエスということになれば、置きかえができるとも言えるんです。何度も申し上げます、夢、幻のような話かもしれない、でも可能性を潰す必要はない、そういった観点からもぜひ検討の一つの材料、選択肢の一つにしていただければということをお願いさせていただきたいと思います。これは今、突然言った話じゃなくて、平成27年12月議会のときもお話をさせていただいておりますので、御承知おきいただければと思います。  次にまいります。  バスターミナルの運用開始、つまりバスターミナルを使い始めたら当たり前の話ですけれども、公共交通の再編が考えられるわけでありますが、その際の、これも先ほど申し上げたように課題であります、既存路線への影響、そのことへの検討やあるいは今使っている人、あるいは今周辺におみえになる住民の皆さん方の声の集約、つまりこうしてほしいあるいはこうなっちゃ困るよという声は絶対あるはずです。そういった声の集約はどのようにされるか、お尋ねします。 103: ◯議長(箕浦克巳君)[24頁] 答弁、磯村生活部長。 104: ◯生活部長(磯村好孝君)[24頁] バスターミナルの運用に当たっては広域的な公共交通ネットワークの形成のため、路線バスを運行している名鉄バスさんやJR東海バスさんに対して既存路線のバスターミナルの活用や新規路線について既存路線への影響等、御意見もいただきながら協議を行っております。  バスなど公共交通に対する御意見や御要望につきましては、バスの利用者アンケート、町民アンケートや住民の皆様との意見交換会などにより伺っておりまして、いただいた意見を参考とし、お一人お一人の移動ニーズに寄り添ったものを検討してまいりたいと考えております。  また、取りまとめた内容につきましては地域公共交通会議での協議を行い、決定した内容については町内外に周知、PRし、より多くの皆様に御利用していただけるよう努めてまいります。 105: ◯議長(箕浦克巳君)[24頁] 9番水川 淳議員。 106: ◯9番(水川 淳君)[24頁] 同様に巡回バスとの調整について、どのように進められるのかもお聞かせください。 107: ◯議長(箕浦克巳君)[24頁] 答弁、磯村生活部長。 108: ◯生活部長(磯村好孝君)[24頁] 今年度、セントラル地区のバスターミナル整備に向けたじゅんかい君の路線再編案の作成を行っております。再編に当たっては、地域公共交通網形成計画に基づき、地域公共交通会議において交通関係者、地域の関係者などの皆さんと協議を行いながら再編案の作成を進めております。 109: ◯議長(箕浦克巳君)[25頁] 9番水川 淳議員。 110: ◯9番(水川 淳君)[25頁] その再編案に関連してですけれども、先日、意見交換会ございましたね、各地区の。その意見交換会まさについこの間終わられたはずなんですけれども、そこでの意見もこの際ですので、差し支えない範囲で結構ですので、お聞かせいただければと思います。どんな意見交換会でどんな状況だったか、どんな意見が出たのかというところについてお願いします。 111: ◯議長(箕浦克巳君)[25頁] 答弁、磯村生活部長。 112: ◯生活部長(磯村好孝君)[25頁] 意見交換会についてですけれども、2月9日及び16日の2日間に、各小学校区を3地区に分け、開催をいたしました。3回の開催で、延べ54名の方が参加され、再編案に対するコース、料金などさまざまな御意見をいただきました。  今後は出された意見を取りまとめ、東郷町地域公共交通会議でお示しし、協議を行う予定としております。 113: ◯議長(箕浦克巳君)[25頁] 9番水川 淳議員。 114: ◯9番(水川 淳君)[25頁] じゅんかい君、先ほど私のほうからも提案をさせていただいたとおり、公共交通のいわゆる空白地帯だとか補完だとかそういったためのものという前提だというふうに私は認識をしておりますので、大前提としては公共交通路線をしっかりと整備をしていただく、その中で足らなかったところについて、あるいは必要だと認められているところについての補完的なものだという認識あります。オンデマンドみたいな話や何かも今出ていますけれども、そういったところとの言うなれば複合、しっかりと調整をしながら進めていく必要があると思いますので、引き続きよろしくお願いします。  次に、都市間バスの発着など多様な可能性を有するが、これも平成27年12月議会のときに随分いろんな夢物語を述べさせていただきました。後ほど改めて紹介をしますけれども、いろいろな可能性あるんじゃないですかというようなお話をさせていただきましたが、その誘致や要望状況どのような形に進んでいるのか、あるいは今後どのように進められるのか、お聞かせください。 115: ◯議長(箕浦克巳君)[25頁] 答弁、磯村生活部長。 116: ◯生活部長(磯村好孝君)[25頁] 名古屋市の中心地や近隣市への都市間異動につきましては、民間事業者のバスにより行われるべきであると考えております。現在、町内の路線を運行している名鉄バスさん等と協議をしてまいりたいと考えております。 117: ◯議長(箕浦克巳君)[25頁] 9番水川 淳議員。 118: ◯9番(水川 淳君)[25頁] ありがとうございます。  バスターミナルというのは、この東郷町というのは本当に鉄道路がなくて、いわゆる公共交通としては何となくハンディキャップの印象がないわけじゃないというか、私は余り感じていないんですけれどもというか、この年齢でこういう生き方をしているから、あるいは住んでいるところがそこだからかもしれませんけれども、多くの町民の皆さん方に耳を傾けると本当に困っていらっしゃる方、実際におみえになる。  ただ、先ほど申し上げたように公共交通が私は前提だと思っているので、その公共交通のいわゆる補完的なものがバスターミナルでできていくんじゃないのかな、そんな可能性を実は持っています。これ実は私だけが述べているわけではなくて、あるいは今緊急に出てきた話ではなくて、東郷町エコまちづくり計画でも、公共交通の利用促進としてバスターミナルの有用性というのが示されているのは御存じかと思います。当然そのことから、実は平成27年12月の質問の際に、いろいろな夢物語をしゃべらせていただきました。  もう質問の項目については以上終了しておりますので、ここから先は大変恐縮ですけれども、時間も間もなく少なくなってきておりますので、私の夢物語におつき合いをいただきたいと思うんですが、実は平成27年12月に、私余り一般質問で褒められることもなければ、よかったねと言われることがないんです、恥ずかしながら勉強不足です。だけれども、この質問をしたときに、初めていいことを言った、おもしろい、よし頑張れと肩をたたかれました。私はそれぐらい期待感があるんだなと思いましたし、こういったことをあるいは東郷町民は望んでいる、いや実は東郷町内の町民に限らず多くの皆さんがこういった生き方ができる土地を探している、求めているんじゃないかなというふうに思ったんです。  こんな夢物語でした。東郷町から名古屋の中心部へ、東郷町から全国の各都市へ、東郷町から子どもたちが大好きなディズニーランドなどのテーマパークへ、東郷町からセントレアへ、そして世界へ直接行ける窓口を東郷町はつくる今可能性を持っている。だからこそ、このバスターミナルをしっかり使おうじゃないか。パーク・アンド・ライドの話もさせていただきました。そして、ここへ多くの人がやってくることによって、東郷町の産業活性も期待できるじゃないかとこんな話もさせていただきました。それぐらいこのバスターミナルについては、大いなるポテンシャルを持っている可能性を有する公共施設なんじゃないのかな、そういう思いを持ってこの話をさせていただきました。  その当時は頭出しの意識での質問をさせていただいたつもりでおりましたが、実は今回はいよいよ具体的な取り組みの第一歩であるという認識のもとに、今私がお話をさせていただいたことはいい話ですね、夢がある話ですねだけにとどまらず、どうか具体的にそれが実現をするために、第一歩を踏み出していただきたいと思います。みんな共通認識だと思います。そんな夢がかなえられたら絶対に東郷町はいいまちになります。そうは思いませんか、実現しようではありませんか。  さて、今回の二項目挙げさせていただいた内容は、いずれも東郷町のこれからについての話を触れさせていただきました。そして、いずれも東郷町の未来、夢への第一歩であります。私もただ言いっ放しにすることなく、今後もこの推移を見守り、実現達成に微力ながらではありますが、引き続き寄与していく決意を申し述べ、今期最後の一般質問を終えたいと思います。ありがとうございました。 119: ◯議長(箕浦克巳君)[27頁] お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩といたします。  再開は13時といたします。                午前11時37分休憩              ─────────────                午後 1時00分再開 120: ◯議長(箕浦克巳君)[27頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  5番加藤達雄議員。             [5番 加藤達雄君質問席登壇] 121: ◯5番(加藤達雄君)[27頁] 5番加藤達雄。  ただいま議長の指示により一般質問、通告書に従い、今回は空き家対策についてと諸輪東部開発の現状と今後の課題についての2項目について質問をさせていただきます。  初めに、空き家対策について。  まず、空き家の定義についてですけれども、管轄の国交省は、空き家特措法に基づき、建築物またはこれに属する工作物が常時使われず、居住実績が1年以上ないものとされております。ここには敷地も含まれます。  次に、全国の空き家の実態ですけれども、総務省が全国自治体の協力により、5年ごとに実施する住宅土地統計調査で実施しております。調査の方法は国勢調査のように全数調査することでなく、標準調査いわゆる抜き取り調査なので、件数的には若干ですけれども、落ちると思います。そして、この調査における空き家の形態ですけれども、1つは借り手待ちの賃借物件、2つ目として買い手待ちの売却物件、3つ目としては別荘など二次的な住宅、そして4つ目にその他の空き家、この4形態を集計しております。この4つ目のその他の空き家とは、高齢者単身世帯の方が長期入院あるいは施設へ入所及び何らかの御都合で御一家で転居されて不在となった住宅、それに建てかえの予定で壊す予定の家なども含まれておるそうです。  昨年、平成30年10月に調査されましたけれども、この集計結果は来月の4月ということにありますので、前回平成25年の統計の愛知県を取り出してみますとこうなっております。全部で総住宅数は343万9,000戸、そして空き家の合計は42万2,000戸、率でいいますと12.3%とこれは統計取り始めて過去最高となっているようです。また、一般的に空き家とは我々は言わない1から3の賃借物件、売却物件、それから二次的住宅を除いたいわゆるその他の空き家のみでは13万4,000戸と、これは全体の3.9%とそのようになっているそうであります。  そこで、東郷町も探したんですけれども、何かなかったみたいで、多分私は10%ほどそういうのがあるではないかなとそういうふうに推測しております。そこで、本町においても高齢者の単身世帯、平成27年では140世帯、それからサラリーマン勤め先の事情などにより転勤などを考えられますと、今後は増加する傾向にあるとそういうふうに考えても間違いないなと思います。  空き家が地域社会の生活環境にさまざまな影響を及ぼすことは考えられるため、今回は空き家の対策というよりも、空き家問題についてを重点的に質問したいと思っております。  本町の空き家状況についてですけれども、町内の空き家は過日、中日新聞に平成30年末で62棟確認されたとありましたが、これらの物件は、私は多くは管理されずに周辺住民に迷惑を及ぼしていると思われる空き家だと思うんですけれども、どうでしょうか。また、これは平成25年から5年間で14棟増加していると、前の同僚議員の質問ではそれから14棟増えているということですもので、その状況についてどのように当局は捉えているか、お答えください。 122: ◯議長(箕浦克巳君)[28頁] 答弁、加藤経済建設部長。 123: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[28頁] ことしに入って62件の実態調査を実施したところ、解体等により空き家の数は46件に減少しておりました。こうした状況からも、本町は比較的住宅需要は高く、空き家でも所有者の意向があれば売却が進み、空き家が発生しにくい地域と考えております。  また、46件のうち、約4割の19件が適正に管理されている空き家でございました。その他の27件につきましては、雑草が茂っているなど十分に管理されていない空き家として把握しております。これらの空き家につきましては、所有者を調査し、愛知県宅地建物取引業協会の空き家総合相談窓口の案内チラシとともに、適正な管理を依頼する文書を送付しております。  以上です。 124: ◯議長(箕浦克巳君)[28頁] 5番加藤達雄議員。 125: ◯5番(加藤達雄君)[28頁] 随分、私、認識違いをしておりました。実は減っとるということですけれども、そういう面で質のいい空き家は利活用されとるということだと思います。  私が問題視するのは、迷惑をかけとる空き家ということで27件、実はこんなに少ないとは思いませんけれども、これら空き家を空き家台帳で管理されておるということですけれども、これでお答えいただいたように19件は非常に手入れがされている、管理されているよと、27件は46件のうち、これはちょっと草が生えて、多分周囲に迷惑をかけとるとそういうようなことで把握されていると思うんですけれども、これはどのようなランクづけかな、これは御説明できるならば、こういうようなことでランクづけしているよということについて、それからどういうような基準でそういうランクづけしているよということについて、もしか決まったものがあるならば教えていただきたいなと思います。 126: ◯議長(箕浦克巳君)[29頁] 答弁、加藤経済建設部長。 127: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[29頁] 建物の屋根や外壁が劣化していないか、郵便受けがテープなどで封鎖されていないか、敷地内に雑草や立木が生い茂っていないか、ごみが散乱していないかなどの14項目の基準により空き家の判断をしております。そのうち老朽化の程度につきましては、外壁の剥がれ、ひび割れの有無、屋根の瓦が落ちていないかなど目視により確認しております。  以上です。 128: ◯議長(箕浦克巳君)[29頁] 5番加藤達雄議員。 129: ◯5番(加藤達雄君)[29頁] 14項目について、外観それから敷地の状態、立木の状態、それをある基準に基づいてやられとるということは、適正なそういう見方でちゃんと把握しとるとそういうことが今わかりました。  それでは、前回、同僚議員の質問で、危険な空き家があるかないかというそういう質問がございました。そして、そのときの御答弁が該当物件はないとそういうような多分御答弁だったと思いますけれども、これは現在でも同じような認識でよろしいですか。 130: ◯議長(箕浦克巳君)[29頁] 答弁、加藤経済建設部長。 131: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[29頁] 現在のところ、特定空き家等に該当すると判断した物件はございません。 132: ◯議長(箕浦克巳君)[29頁] 5番加藤達雄議員。 133: ◯5番(加藤達雄君)[29頁] この辺が我々住んでいる者、住人と当局とのちょっと違うところかなと思うんですけれども、私、実際そんな危なくないというような空き家、実際危ないと思う空き家あると思うんですけれども、ちょっとこの辺についてはもう少しまた後ほど尋ねてみたいなと思います。  じゃ、危険な空き家というのは、要は今おっしゃられた特定空き家とどういうふうに違うかなということなんですけれども、私、昨年6月、ある方からちょっと自宅に隣接する空き家が非常に夏など草も生い茂って、立木もばっと押しかけてきて非常に困っとるよという御相談をいただきました。そこで、私も現地へ行って確認して、これはいかんじゃないかなとそういうことをまとめて私は当局のほうにお願いしたわけですけれども、こういう申し出があった場合、当局はどういうような対応をされるのか、ちょっとお尋ねいたします。 134: ◯議長(箕浦克巳君)[30頁] 答弁、加藤経済建設部長。 135: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[30頁] 特定空き家とは、法令でそのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのあるもの等を言い、危険な空き家のうち、その条件を満たしたものが特定空き家等に該当いたします。  町民の皆様から空き家に関する被害や困り事の連絡があった際は、速やかに職員が現地を確認するとともに、状況を撮影いたします。その後、建物の所有者を調査し、その所有者に対し、空き家の写真とともに適正な管理のお願いを郵送によりチラシを同封して依頼しているところでございます。 136: ◯議長(箕浦克巳君)[30頁] 5番加藤達雄議員。 137: ◯5番(加藤達雄君)[30頁] そういうような格好で適切に行動して、手を打ったとそういうような御答弁でありました。でも、私がそうして連絡させていただいた後については何の変化もなかったなということは、結局どこかで行き詰っとるなと、何かがあって行き詰っちゃったのかなとその辺が大変適正な管理しているにもかかわらず、そういう申し出、要望に対してうまくいっていなかったなというのが私ちょっと追及していかなあかんなとそういう思いがあるんですけれども。  それでは、先ほど新聞に戻りますけれども、空き家に関する苦情も増えているとそういうようなことが書き加えられておりました。であるならば、46件中の空き家問題に関しての苦情はどういうような苦情があって、どういうふうに整理させて、どういうふうに対応したか、この辺についてもしかお答えできるならばお願いしたいんですけれども。 138: ◯議長(箕浦克巳君)[30頁] 答弁、加藤経済建設部長。 139: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[30頁] 件数につきましては、平成29年度以降、14件の相談があり、倒壊するおそれがある等の深刻なものはございませんでした。  御相談があった場合につきましては、先に答弁させていただいたとおりに、職員が現地調査を行い、空き家総合相談窓口の案内チラシとともに適正な管理を依頼する文書を送付するなどして早急に対応をしております。その結果、所有者と連絡がとれ、空き家が解体されたり、生い茂った雑草が剪定されたりするなど問題が解決したケースもございます。  以上です。 140: ◯議長(箕浦克巳君)[30頁] 5番加藤達雄議員。 141: ◯5番(加藤達雄君)[30頁] そういうもちろん解決するのが私は当然かと思うんですけれども、解決したということもあれば解決しなかったということもあるということは、ちょっと問題かなとそういうふうに思うところでございます。  ちょっとまだ追求したいんですけれども、次に移ります。  今後の課題についてですけれども、現在、全国の自治体においては、空き家の適正管理を促す特措法に基づいて自治体が独自に空き家等対策計画を策定して、空き家問題の解消のため効率化、迅速化を図っているというのが多く見られます。その策定実績ですけれども、平成30年の年度末では、全国自治体の6割を超しておると、今後策定を予定する自治体を含めると85%にもなるようです。  先般、同僚議員の同じような質問がございましたけれども、本町は策定する予定はないとそういうような御答弁でございました。こういうことをおっしゃるという根には、先ほども申し上げたけれども、うちの東郷町にはそういうような迷惑をかける空き家がまだそこまでないよということと、空き家というのはもともと個人の財産で、行政が入るには範囲に限りがあるとこういうような問題も私も伺っておりますけれども、東郷町が私はこういう計画を今のうちにつくって、そういう問題が広くならんうちに手を打つというのが私は本当だと思うんですけれども、今の御答弁で私はつくらなくてもというようなことをおっしゃられると思うんですけれども、この点についてどういうような見解があって、今後どうするよということについて御答弁をお願いします。 142: ◯議長(箕浦克巳君)[31頁] 答弁、加藤経済建設部長。 143: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[31頁] 先ほども答弁させていただきましたように、住宅需要が高い本町では、空き家が大幅に増えることは想像しておりません。こうした本町の状況から現時点での策定は予定しておりませんが、空き家等対策に計画の策定が有効な方法であるか、引き続き研究してまいりたいと考えております。 144: ◯議長(箕浦克巳君)[31頁] 5番加藤達雄議員。 145: ◯5番(加藤達雄君)[31頁] 大変消極的というのか、多分先々困るではないかなとちょっと恨みですけれども、お話させていただきます。  空き家に関しての私の対応のポイントは、いわゆる空き家問題と空き家対策に区分けできると思います。空き家問題というのは、今本当にお困りの迷惑状態の一刻も早い解消、これが空き家問題。そして、空き家対策というのは、将来にそういう問題を先送りしない根本的な解決方法でないかなとそういうふうに勝手に思っとるわけですけれども、こういうふうに考えた場合、先ほどもちょっと御答弁がございましたけれども、本町が空き家対策に協定を締結した専門機関、1つは愛知県宅地建物取引業協会、もう一つは愛知県司法書士会、この2つの支援業務、どういうふうに行政が支援していただけるかと、これ何か具体事例を示してここはこうしますよということについてちょっと御説明をお願いします。
    146: ◯議長(箕浦克巳君)[31頁] 答弁、加藤経済建設部長。 147: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[31頁] まず、愛知県宅地建物取引業協会との協定に基づき、現状ある空き家につきましては、所有者が空き家総合相談窓口に相談できることで売却や適正管理が進むと期待しております。また、将来の空き家の発生予防としましては、相談窓口への相談に加え、協会が設ける空き家マイスター制度により会員がより空き家問題について精通し、空き家が発生する前に取引を進める取り組みを進めていただけると伺っております。  次に、愛知県司法書士会との協定に基づく現状ある空き家への対応につきましては、町が所有者の調査に行き詰った際に、専門的な助言をいただくこととしております。  また、将来の空き家の発生予防としましては、新家議員に答弁させていただいたとおり、相続登記に関する相談窓口を充実することで、相続前の対策を講じてまいりたいと考えております。 148: ◯議長(箕浦克巳君)[32頁] 5番加藤達雄議員。 149: ◯5番(加藤達雄君)[32頁] 今の2つの専門機関ですけれども、実はやっぱり空き家ができるというのは、所有者がそういうことに失礼ですけれども、管理意識が希薄化していることと法的なちょっと難しい問題があるとそういうことで、知らず知らず管理が不適切になったよとそういうことでありますもので、この2つの専門機関はこういう不適切な空き家を増やさない非常に大きな機になると思いますもので、しっかり今後住民に対してPRしていただきたいなとそういうふうに思っております。  空き家の問題解決に私、時間がかかり、難航する原因は多分いろいろあるかと思いますけれども、やはり所有者が不明のケース、これではないかなと思います。それゆえに、そういうふうにならない前の未然の防止策が大変重要となるわけですけれども、今これを効果的に行うには、現在も進めてみえると思いますけれども、そういう近所の情報源をお持ちの地域とそれから行政の協働、これが非常に重要だと思っております。今後こういうようなことを進めるために、さらにこういう関係を私は強く確かなものにしておくべきだと思うんですけれども、今そういうところで何かお考え、こういうふうにしたいなということがもしかあるならば、お示しいただきたいと思います。 150: ◯議長(箕浦克巳君)[32頁] 答弁、加藤経済建設部長。 151: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[32頁] 新家議員に答弁させていただいたとおり、愛知県司法書士会との協定に基づく相続前の事前相談の充実に取り組んでまいりたいと考えております。 152: ◯議長(箕浦克巳君)[32頁] 5番加藤達雄議員。 153: ◯5番(加藤達雄君)[32頁] これで最後ですけれども、納得私はちょっといかんところもありますけれども、最後に管理不全の空き家がその地域に1棟あるだけで周辺住民の方々、ましてや、すぐお隣さんは毎日嫌な気分で過ごされとると、こういうことを察するに余りあります。一刻も早い迷惑状態の解消が求められます。  人口減少時代に入り、生活様式、高齢化社会、いわゆる労働施策いろいろあるんですけれども、空き家が増えない、東郷町は増えていないということですもので、こういう施策をどんどん進めていただきたいなと。あわせてただいまの御答弁のように地域が協働してやっていくということも非常に大事ですけれども、ちょうど来年から地域福祉計画、私はこの地域福祉計画もこのような問題を解く大きな活動のテーマになるとそういうふうに思っとります。ぜひともそういうことで地域の方が本当に末永くそういう問題からなくして、いきいきとした暮らしを続けられるようなことで進めていきたいなと、進めていったらいいなとそういうふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  次ですけれども、諸輪の東部開発の現状についてでございます。  まず、諸輪の東部開発の現状ですけれども、東諸輪交差点を経由して三好インターを利用するたびに交差点一体の変わりゆく風景を目の当たりにし、それを実感することができます。尾三消防署本部の南東区域、ここは東部開発では申請区東郷3と言っていますけれども、ここの鋼材加工メーカーさんは間もなく創業1周年を迎えます。そして、すぐ東隣の建設中でありました物流企業さんは、先日3月1日にめでたく竣工式を迎えました。早々に操業を始められると思います。  また、豊田知立線を上ったところ、米ケ廻間池の交差点の東北角ここを東郷1と言っておりますけれども、ここの物流企業さん、それから道路を挟んで北西角、ここに自動車用電子機器メーカーさんが昨年から操業を始めとると。ここ一、二年でこの区域は類は友を呼ぶのことわざがあるように、申請区域の1から3番目まではほぼ埋まったような状況になっております。今は新たな区域を探すとそういう段階に来ていると、そういうふうに私は見ております。  そこで、現在、本町内の企業の中には愛知が誇るものづくりを代表する企業も多くあることは周知の事実です。冒頭にお話しさせていただいた企業さんにも大変すぐれた部品、製品を世に送り出されており、今後、本町の名をさらに高めていただけるものと私は期待をしております。  そこで、第5次総合計画では、この東部開発地区に誘致目標件数は合計6件とそういうようなことで、最終年度は2020年ですけれども、現在の進出企業数は何社となっているか、またそれを業種別にちょっとお示しいただきたいと思います。 154: ◯議長(箕浦克巳君)[33頁] 答弁、加藤経済建設部長。 155: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[33頁] 諸輪東部開発エリアに立地できた企業は7社で、業種別では物流が5社、製造業が2社でございます。 156: ◯議長(箕浦克巳君)[33頁] 5番加藤達雄議員。 157: ◯5番(加藤達雄君)[33頁] ありがとうございました。  一応目標を達して、今プラス1ということで、好調であるなと思います。  今の東部開発の進め方についてちょっとお話しさせていただきます。  これは都市計画マスタープランに定められた工業系新市街地候補ゾーン、この中で地権者さんから同意を得た用地を諸輪東部開発委員会とそれから役場担当部局と調整した区域を企業立地促進条例に準じ、県に申請をして許認可を得ると。それを民間不動産さんも加えてそれぞれが窓口となって進出を希望する企業さんからの需要にあわせてオーダーをするとこういうような手法であると思っております。よくある行政主導であらかじめ区画整理、工場団地を造成して需要待ちするとそういう手法とちょっと違うなと。  これは今の諸輪東部開発のやり方は景気のダウンのときに売れないよと、土地を塩漬けせなあかんよとこういうリスクが回避されることは非常にいいわけですけれども、今やっぱりスピード時代ということで、企業さんは結構早いうちに希望のところで工場を建ててとそういう思いが多分強いかなとそういうふうに思っていますけれども、実際に今、東部開発、先ほど申し上げました企業さんは平均的そこに行きたいよというお話から操業開始までどのぐらいかかっているか、お答えください。 158: ◯議長(箕浦克巳君)[34頁] 答弁、加藤経済建設部長。 159: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[34頁] 現在の諸輪東部開発は一定の業種が立地できる区域を指定し、その区域の地権者に対し、諸輪東部開発委員会さんが窓口となり、進出を希望する企業が個別に交渉し、確保できた用地の範囲で開発を進めております。現在の手法につきましては、法令の手続や用地交渉、造成工事をそれぞれの企業で行う必要があることから、操業開始までの時間を要することはデメリットとして捉えられていることもございます。  一方、工業団地のように開発用地を整備する場合は、町により計画的な開発が進めやすいことや、造成後であれば比較的短期の操業開始が可能である点がメリットと考えております。しかし、開業開始から用地の供給までにはこれまでの手法と同様に時間を要し、多額の開発事業費も要すること、また整備した工業用地が売れないリスクなどもございます。  このようにそれぞれの手法において、その特徴としてメリット、デメリットが存在すると考えております。  次に、申請から操業までの期間といたしましては、早いもので1年半、長期にわたったもので3年半ほどの期間で操業を開始されております。  以上です。 160: ◯議長(箕浦克巳君)[34頁] 5番加藤達雄議員。 161: ◯5番(加藤達雄君)[34頁] 私もやっぱり認識不足、結構1年半、やり方によってはそういうような格好で当局のほうが許認可を得るのに相当スピード感持ってやられているなとそういうふうに思うところです。  次にですけれども、現在、都市計画マスタープランで示された東諸輪交差点を中心とする豊田知立線沿いのいわゆる工業系新市街地候補ゾーンの総面積ですけれども、あの図からして面積は60ヘクタールぐらいを対象にしとると思っておりますけれども、今までその中でどのぐらい開発されたか、お答えをください。 162: ◯議長(箕浦克巳君)[35頁] 答弁、加藤経済建設部長。 163: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[35頁] 先ほど答弁した立地企業7社を初め、現在開発を進めているものも含めますと約17.1ヘクタールほどでございます。 164: ◯議長(箕浦克巳君)[35頁] 5番加藤達雄議員。 165: ◯5番(加藤達雄君)[35頁] ありがとうございました。まだまだ相当あるなとそういうふうに思いました。  次に、現状の問題として工業用地化された区域の豪雨対策、大変、今豪雨ということが自然災害が多いわけですけれども尾三消防署東南角の三角地、ここの部分が現在8割ほど用地化されて舗装されましたよと。この区域は御存じのように昔は田んぼであったということです。それで、田んぼであれば貯留機能、いわゆる貯水機能があるわけですけれども、ここ全部アスファルト張っちゃったよといったときに、私もちろん地下に貯水池はあるかなと思うんですけれども、1つここの地域の排水は前の田んぼと同じような用水排路を使うということであります。ここの用水排路を見てみますと、非常に曲がりくねって細くて、前川に入っとるよということで、この前の岡山の大水でも要は川のほうから逆流するというようなこともありまして、余り排水は期待できないなと。  そういうことで田んぼならば遺憾ですけれども、浸水しても水が引けばと思うんですけれども、工場の場合、何億円の機械が浸水したらえらいことになっちゃうなという心配がございます。何かここはどういうふうな工法がとられているか、説明お願いいたします。 166: ◯議長(箕浦克巳君)[35頁] 答弁、加藤経済建設部長。 167: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[35頁] 市街化の進展により、河川等の整備による被害防止が困難な地域での対策を講ずるため、平成15年に特定都市河川浸水被害対策法が整備されております。このため一定規模以上の開発をする場合は、開発によって雨水を地面にしみ込みにくくする行為について、排水対策計画の図書をつけて愛知県知事に申請し、その許可を受ける必要がございます。  したがいまして、御質問における区域の開発行為も事前に排水対策計画を作成し、知事から許可を受けた後に造成等を行う必要があり、問題が生じることはないと判断しております。 168: ◯議長(箕浦克巳君)[35頁] 5番加藤達雄議員。 169: ◯5番(加藤達雄君)[35頁] わかりました。  次に、交通安全についてちょっとお尋ねいたします。  同区域の企業さんに出入りする大型車両はこの企業2社あるわけですけれども、前の旧153号線狭いということで、その交通安全対策として会社の東側と西側に入り口をつくって東側を入り口、いわゆる豊田のほうから来ると入り口、そして西のほう、諸輪のほうを西口として出るほうも全て一通方向を本当にこういう格好で協力していただいとる。例えばその企業から東側の三好インターへ行く場合も、わざわざ西から出て尾三消防本部から曲がってずっと向かっていただけると、企業にとっては5分ほど余分にかかるなとそういうことをやっていただいておると非常にありがたいことですけれども、今あそこに大型車両がどんどん入るんですけれども、交通安全について何かあったなとか要望がということ、今までありましたらお話しください。 170: ◯議長(箕浦克巳君)[36頁] 答弁、加藤経済建設部長。 171: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[36頁] 今まで交通安全上の問題についてのお話は伺っておりません。 172: ◯議長(箕浦克巳君)[36頁] 5番加藤達雄議員。 173: ◯5番(加藤達雄君)[36頁] 次に、各市町は将来の税収確保、あるいは雇用創出のために企業誘致にしのぎを削っているというところでございます。諸輪東部開発の現在進出企業さんからの税収効果は本町の弱みを必ずや補強していただけると、そういうふうに期待をしております。  先般、進出されましたある企業さんから、先日パートの採用の折り込みを拝見しました。当区域企業さんへの町民の雇用状況について、町のほうはどういうふうに把握しているか、お答えください。 174: ◯議長(箕浦克巳君)[36頁] 答弁、加藤経済建設部長。 175: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[36頁] 町の雇用促進奨励金の対象として把握しております新規の雇用の方は、6名となって伺っております。 176: ◯議長(箕浦克巳君)[36頁] 5番加藤達雄議員。 177: ◯5番(加藤達雄君)[36頁] ありがとうございました。  やっぱり先ほどの件で運輸企業さん、どうしても特殊な企業ということで、地域の雇用についてまだそこまではとそういうふうに感じました。  今後の東部開発の進め方について伺います。  先ほど新市街地候補ゾーンの質問にも関連しますけれども、この先の進出区域は東諸輪及び永井田地域と申しまして、境川を飛び越えてみよし市と隣接する土地となります。そうしますと、東郷とみよしと一体の開発が必要なケースも生まれてくると思います。そうなりますと、担当部局の支援が一層求められるわけですけれども、進め方としてどのようなことをお考えか、お伺いをいたします。 178: ◯議長(箕浦克巳君)[36頁] 答弁、加藤経済建設部長。 179: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[36頁] これまでは進出したい企業が地権者である諸輪東部開発委員会と協議し、開発を進める手法で取り組んでまいりました。複数の企業に進出していただいた実績がある一方、開発手法につきましては、その時々における最適な手法を絶えず研究する必要があると考えております。  また、今後の開発区域につきましては、県道豊田知立線と県道豊田東郷線沿いのエリアを含め、現在の都市計画マスタープランで工業系の新市街地候補ゾーンと位置づけている区域を基本としながら、現在進めている都市計画マスタープランの策定の過程において、地域の皆様の声を十分伺いながら検討してまいります。  いずれにいたしましても、開発を含め都市計画には地域の皆さんの理解が最も重要であることから、この地域が東名高速道路三好インターチェンジから近く、工場や流通業務施設の立地ポテンシャルが高いエリアと認識の上で、地域にとって最も適した開発に向け、研究を進めてまいりたいと考えております。 180: ◯議長(箕浦克巳君)[37頁] 5番加藤達雄議員。 181: ◯5番(加藤達雄君)[37頁] 最後の質問になりますけれども、今、本当に力強い御答弁、これとまた同じような質問になるかもわかりませんけれども、当地域に隣接する道路、主要道路ですけれども、この整備状況について伺います。  当地区のポテンシャルの高さは今の御説明のとおりであります。東名三好インターとのアクセスがよいとこれが一番の売りであります。しかし、東諸輪交差点を挟んだ一帯は物流企業が多く進出してまいりまして、トラックも非常に多くなっております。特に豊田知立線の東諸輪交差点から三好インターは片側一車線になっておるよと、そういうことで朝夕、大変渋滞をしております。この渋滞を解消するためにも、ぜひとも今1本であります米ケ廻間の橋をもう一つかけるということ、それからあと東郷三好線でありますけれども、トマトハウスから南側、あそこをとまったままになっているよと。あそこを通すことによって、豊田知立線の1本南に下った福田橋南、あそこも大変渋滞するんですけれども、あそこの解消も私は図れると。  そういうことでいずれも大きな工事になるかと思いますけれども、担当部局である愛知県尾張建設事務所、ひょっとしたらあの道は東側は豊田加茂建設事務所になるかもわかりませんけれども、それとみよし市さんへの交渉、今後ともしっかりやっていただきたいとそうに思っておりますけれども、御見解をお伺いいたします。 182: ◯議長(箕浦克巳君)[37頁] 答弁、加藤経済建設部長。 183: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[37頁] まず、県道豊田知立線でございますが、近年、本道路の交通量が増加していることは認識しております。この状況を管理者の愛知県さんに伝え、対策の検討をお願いしていきたいと考えております。  また、都市計画道路東郷三好線のみよし市側整備につきましては、現在イオン北側で行っている土地区画整理の道路整備に合わせ、市内の一部の区間の整備を進めていくとみよし市さんからうかがっております。具体的な整備計画の内容はみよし市との行政界の道路整備の手法も含め、今後、双方で協議していく予定でございます。 184: ◯議長(箕浦克巳君)[38頁] 5番加藤達雄議員。 185: ◯5番(加藤達雄君)[38頁] 諸輪東部開発は当条例が平成27年に策定されて、現在、区域指定したことにより、やっと私は動き始めたなとそういうふうに思っております。進出企業の問い合わせも目に見えて増えております。近隣市から本町に進出される企業さんもあり、大変名誉なことであると思っております。これは諸輪東部開発のポテンシャルの高さとあわせて、行政と地域が企業誘致のときだけでなくて、そのサポートもしっかりしているなとそういうこともあると思います。  今後もぜひともそれをしっかり続けていただいて、諸輪東部開発がますます進展することを願って、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。 186: ◯議長(箕浦克巳君)[38頁] お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩といたします。  再開は1時55分といたします。                午後 1時44分休憩              ─────────────                午後 1時55分再開 187: ◯議長(箕浦克巳君)[38頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  7番加藤宏明議員。             [7番 加藤宏明君質問席登壇] 188: ◯7番(加藤宏明君)[38頁] 7番加藤宏明。  議長のお許しを得ましたので、通告書に従い、一般質問を行います。  初めに、セントラル開発地区内外道路の進捗状況について伺います。  先月2月26日、この日は3月議会の開会日でありましたが、ららぽーと予定地内にテントが2つ張られ、何か行われるのかと思っておりましたが、翌27日午後には取り壊されました。ほぼその同時刻にネットニュースや夕方のテレビ放送、翌日28日の新聞報道で(仮称)ららぽーと愛知東郷町、来年2020年秋に開業と報じられました。敷地面積8万9,000平米、店舗数230店、駐車場3,900台と正式に三井不動産株式会社から発表されました。多くの住民や知人からメールが多数届き、感動した覚えがあります。  敷地面積は近隣市のアイ・モール三好、プライムツリー赤池、イオンモール長久手の約2倍の広さで、港区のららぽーとみなとアクルス、217店舗を上回る230店舗と発表され、ららぽーとみなとより大きいことに感謝しております。  また、報道機関向けの発表では、にぎわい空間を創出し、まち全体の発展に寄与するための商業機能となり、当施設はワンストップでさまざまな店舗をお楽しみいただけることができ、多くの方が集まるコミュニティーの拠点となるまちのクラブハウスという環境デザインコンセプトのもと、魅力あふれる商業環境を創出し、新しいまちづくりに貢献してまいりますとプレス発表されました。中でも地域コミュニティー機能で、敷地内に約4,000平米の緑地を整備し、地域と連携したイベントが開催できるイベントスペースが設けられるとうたわれ、バスやタクシーの発着場となる交通広場も整備されると書かれておりました。どんなイベントスペースができるのか、緑地ができるのか、今からわくわくしております。  また、多くの町民の雇用も期待でき、町が活性化し、若々しくトレンドを発信していくまちになっていくものと思います。  前置きが長くなりましたが、ららぽーとが来年秋にオープンとなれば、それに伴う道路整備はどうなっているのかが心配であります。東郷中央土地区画整理組合のホームページでは、2019年度末、つまり2020年3月末の工事予定が示されております。町道和合ケ丘新池線と国道153号線、豊田西バイパスとの大坂交差点右折帯新設工事を初め10カ所の工事が掲載され、その全てが2020年3月までに完成とあります。その中には和合ケ丘新池線の春木川のギロー橋据えつけ工事や、瀬戸大府東海線と都市計画道路名古屋春木線の交差点工事など大がかりな工事も含まれ、組合地内の主だった道路は完成すると思っております。  そこで、約2年前の平成29年6月議会でも質問させていただきました組合地区外の道路進捗状況について伺います。同僚議員の質問でもお答えしていただいておりますけれども、改めてお答えください。  最初に、都市計画道路名古屋春木線について伺います。  以前の答弁では、組合地内が830メートルの長さで道路幅が18メートルとお聞きし、地区外は580メートルで道路の幅は16メートルとお聞きしておりますが、その地区外の道路工事は順調なのか、完成はいつなのかについてお答えをお願いします。 189: ◯議長(箕浦克巳君)[39頁] 答弁、加藤経済建設部長。 190: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[39頁] 本区間につきましては、現在、愛知県さんに用地交渉及び道路築道工事をおおむね順調に進めていただいており、本町としましては2019年度末の整備完了を目標に調整を進めているところでございます。  以上です。 191: ◯議長(箕浦克巳君)[39頁] 7番加藤宏明議員。 192: ◯7番(加藤宏明君)[39頁] ありがとうございます。2019年末に完成ということでうれしく思っております。
     次の質問です。  町民会館から東側、タチヤ方面についてもお聞きします。平成29年6月議会の答弁では、町民会館から東側については町長みずからが愛知県に出向いて要望しておられると答弁されておりますが、その後約2年が経過し、町長も変わりましたので、その後の状況はどのようになっておられるのか、お聞きいたします。また、この区間は町民も非常に興味がありますので、お答えをお願いします。 193: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 答弁、加藤経済建設部長。 194: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[40頁] 区画整理事業区域の東側区間につきましては、愛知県さんに対し、西側区間の完了後、継続的に事業を推進していただくよう要望しているところであり、現時点で具体的な整備時期はまだ決まっておりません。  以上です。 195: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 7番加藤宏明議員。 196: ◯7番(加藤宏明君)[40頁] このままですと、行きどまりとは言いませんけれども、行きどまりのような本町のメーン道路というようなわけにはならないと思います。愛知県や地元県会議員へ強く要望していただいて、速やかなスピードで道路ができることを望んでおります。  次に、和合ケ丘新池線について伺います。大坂交差点から神ノ木交差点までの280メートルの区間と南側組合地区外から桝池交差点の180メートルについて伺います。この道路は3メートルの歩道がついて、道路幅が16メートルと伺っておりますが、これについても順調なのか、完成時期をお示しください。 197: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 答弁、加藤経済建設部長。 198: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[40頁] 本区間につきましても、都市計画道路名古屋春木線と同様、用地補償及び道路築道工事をおおむね順調に進めており、2019年度末の整備完了を目標に調整を進めているところでございます。 199: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 7番加藤宏明議員。 200: ◯7番(加藤宏明君)[40頁] こちらも順調ということで、よろしくお願いします。  次に、2年前にもお聞きしましたが、桝池交差点から南側についてもお聞きいたします。29年3月議会では、概略設計や基準点測量を行い、用地設計をしていくと答弁されておりますが、現在はどのような状況なのかについてもお答えをお願いします。 201: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 答弁、加藤経済建設部長。 202: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[40頁] 将来手がけていかなければならない道路と認識しております。現在のところ、具体的な整備時期の予定はございません。 203: ◯議長(箕浦克巳君)[40頁] 7番加藤宏明議員。 204: ◯7番(加藤宏明君)[40頁] 国道56号線、岡崎街道からも多くの車両が商業施設に来られると思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、通告しました商業施設へのマイカーの誘導について伺ってまいります。  ららぽーと開業になれば、多くの方がマイカーを利用し、来場されます。特に名古屋方面から国道153号線を利用し、大坂交差点を右折され、その後は直進されてららぽーとの駐車場に入られると思っております。大坂交差点の右折帯は非常に短く、拡張が必要と考えます。  それというのも、昨年にオープンした赤池のプライムツリー赤池では、特に週末は国道153号線、赤池2丁目西、駅のすぐ近くの交差点、赤池2丁目付近を右折する車の影響で名古屋方面からの2車線は日東衛生組合、現在の日進美化センター付近のある浅田西交差点付近から2車線のうち右1車線はプライムツリーに行かれる車両が動かない状態であります。  本町も同じ状況になると思われますので、大坂交差点の右折帯の延長についてはどのようにお考えなのか、お答えをお願いします。 205: ◯議長(箕浦克巳君)[41頁] 答弁、加藤経済建設部長。 206: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[41頁] 名古屋方面から国道153号を経由して来店する経路といたしましては、牛廻間交差点または大坂交差点からの右折による来店を想定しております。商業施設の来店帰宅経路につきましては、大規模小売店舗立地法に基づき作成する交通処理計画の中で商業事業者が経路を設定し、その対策を計画するものとなっております。  議員御質問の右折帯の延伸につきましては、その交通処理計画に基づき商業事業者が必要な工事を行うことになり、現在、大規模小売店舗立地法の届け出に向け、その具体的な対策内容を含め事業者が関係機関と調整しているところでございます。 207: ◯議長(箕浦克巳君)[41頁] 7番加藤宏明議員。 208: ◯7番(加藤宏明君)[41頁] 商業利用者を管理する方が進められるという答弁でございました。  現在は名古屋方面から役場周辺へ来る道順は牛廻間交差点右折帯が二、三百メートルありますので、多くの方がそこから入ってこられます。ららぽーとオープンになれば、牛廻間交差点を右折され、ららぽーとに入る道順を選ぶ方はどうしても神ノ木交差点でまた右折してから入られるようになると思います。現状の牛廻間を右折、神ノ木を右折となればまたまた渋滞が予想されます。何とか大坂交差点で右折していただき、直進して商業施設に入っていただけたらと私は思っております。どのような方法を考えられておられるのかについても伺ってまいりたいと思います。  先ほどの部長の答弁で、商業施設がやっていくというようなことでありましたので、立て札でららぽーとへは大坂交差点からとか、人海戦術で国道に人が並んでプラカードを持って、大坂交差点から右折して入ってくださいというようなことになるのかと思っております。私の希望を述べさせていただければ、先ほどの部長の答弁で商業施設三井不動産が中心となって進めていくべきとありますけれども、私の考えでは153号線の日進市になりますが、車のディーラーがある藤塚交差点付近から大坂交差点まで新たな右折専用レーンを設けられてはと思います。この区間は道路が平坦であり、現在も道のようなものは現にあります。ちょっと手続等はわかりませんけれども、その区間だけ3車線というか右折帯ができればと思っております。また、牛廻間交差点、午前10時以降は右折はバスのみが可能のような対策をとらないと慢性的な渋滞が起こると思います。国道で大変申請等は難しいと思いますが、住民のために頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、退出方法も左折直進ルートで行っていただき、153号線に乗せて名古屋方面に帰っていただく方法がいいと思いますけれども、もう一度、牛廻間、神ノ木の交差点の右折帯について答弁をお願いします。 209: ◯議長(箕浦克巳君)[42頁] 答弁、加藤経済建設部長。 210: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[42頁] 牛廻間交差点につきましては、先ほど答弁したとおりでございます。  それから、神ノ木交差点につきましては、本町が施工している町道和合ケ丘新池線の改良工事の中で、新たに右折帯を設置する計画としております。  以上です。 211: ◯議長(箕浦克巳君)[42頁] 7番加藤宏明議員。 212: ◯7番(加藤宏明君)[42頁] あと1年半ほどありますので、いろいろな対策を講じていただけたらと思います。よろしくお願いします。  次の質問です。  通告しております商業施設周辺の交通対策について、新たな施策があればお示しをください。また、地元の傍示本や和合地区の住民への御配慮等があればお聞かせをお願いします。 213: ◯議長(箕浦克巳君)[42頁] 答弁、加藤経済建設部長。 214: ◯経済建設部長(加藤克彦君)[42頁] 商業施設周辺の交通対策につきましては、ハード対策といたしまして、さきに答弁しましたとおり、県さん、区画整理組合さん及び本町が道路改良工事を施工しており、また大店法に基づき商業事業者が右折帯の延伸等の道路改良工事を計画しております。  そのほかソフト事業としましては、商業事業者が行う交通誘導員の配置や看板設置、チラシ配布、ホームページによる駐車場情報の掲載などによる車両の適切な誘導などの対策が考えられ、今後、商業事業者に対し、これらの対策を適切に実施するよう本町といたしましても大店法の意見照会などを通じ、意見してまいりたいと考えております。 215: ◯議長(箕浦克巳君)[42頁] 7番加藤宏明議員。 216: ◯7番(加藤宏明君)[42頁] 来年秋には商業施設がオープンします。バスターミナルもでき、3,900台収容の駐車場もできると発表されました。渋滞は避けられるとは思いませんが、少しでも渋滞が改善できる方法などを検討され、国道を管理されておられる国や愛知県にもお願いし、少しでもスムーズな渋滞であることを要望しております。よろしくお願いいたします。  次の項目に入ります。  この4月から組織機構の改革が行われます。私も過去の一般質問で何度も何度も質問しております。ちょうど4年前の平成27年3月議会では、放課後子ども教室と放課後児童クラブを皮切りに情報処理やセキュリティー対策課の新設、行政から住民参画や協働への仕掛け、コミュニティー活動支援、稼ぎ出す課、戦略プロジェクト課などを要望し、何度も組織機能の見直しや新設を訴えてまいりましたが、やっと島川部長の御勇退の前にこの申請が上がっております。感謝しております。  そこで、改革に至った経緯と主要目的についてお答えをお願いいたします。 217: ◯議長(箕浦克巳君)[43頁] 答弁、島川企画部長。 218: ◯企画部長(島川雅彦君)[43頁] 組織のあり方につきましては、これまでも時代の変革、国の制度改正、町民の皆様のニーズの変化など必要に応じ、時代に即した見直しを実施をしてまいりました。  今回は、新町長のもと新しい時代を見据え、多様な行政課題に対応するとともに、効率的な行政経営を推進するために実施するものでございます。 219: ◯議長(箕浦克巳君)[43頁] 7番加藤宏明議員。 220: ◯7番(加藤宏明君)[43頁] 次に、関係部署とどのくらい検討を重ねられたのかについてもお聞きいたします。こども課と健康課、長寿介護課と健康課、こども課と学校教育課と生涯学習課などについてお答えをお願いいたします。 221: ◯議長(箕浦克巳君)[43頁] 答弁、島川企画部長。 222: ◯企画部長(島川雅彦君)[43頁] 関係する各課はもとより、全庁的な意見の集約、幹部職員からの意見聴取などさまざまな角度から検討を重ねてまいりました。具体的な期間としましては、昨年の9月から調整を始めまして、12月議会に上程をさせていただき、御審議をいただきました東郷町部設置条例の一部改正を経まして、そののちは課名の調整や細かな分掌事務の見直しなどを年が明けた1月末まで進めてまいりました。 223: ◯議長(箕浦克巳君)[43頁] 7番加藤宏明議員。 224: ◯7番(加藤宏明君)[43頁] 次に、一人一人のお子様を妊娠時からサポートをして総合的にケアしていくこども健康部は設置され、大変いいことであると思いますが、その2倍以上ほどおられます高齢者に対する高齢者健康部のような組織は設置されなかったのですが、これについてもお答えをお願いします。 225: ◯議長(箕浦克巳君)[43頁] 答弁、島川企画部長。 226: ◯企画部長(島川雅彦君)[43頁] こども健康部は子どもに関する部署と年齢に関係なく健康全般に関する部署を統括する部となります。  高齢者に関する部署と健康全般に関する部署を統括する新たな部の設置といった考えもございますが、本町の組織規模を踏まえまして、妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援を機動的・効率的に展開するため、子どもに関する部署と健康全般に関する部署を統括する部を新たに設置するものでございます。  なお、近い将来、高齢者に関する支援や健康の推進といった分野を切り離すことも検討しており、今回はその第一歩と考えております。  以上です。 227: ◯議長(箕浦克巳君)[44頁] 7番加藤宏明議員。 228: ◯7番(加藤宏明君)[44頁] ありがとうございます。  統合、新設されたそれぞれの部について、これから伺ってまいります。  メーン中のメーンはこども健康部であると思います。保健分野と福祉分野を別々の部で担当されていたものを統合し、母子保健と子育て支援などを含め、一人一人のお子様、お母様方を見守っていかれると思っておりますが、こども健康部設置でどのようなメリットが生まれるかについてもお答えをお願いします。 229: ◯議長(箕浦克巳君)[44頁] 答弁、島川企画部長。 230: ◯企画部長(島川雅彦君)[44頁] 先ほども申し上げましたように、妊娠期から子育て期まで切れ目ない支援を機動的・効率的に展開できるというメリットがあると考えております。  以上です。 231: ◯議長(箕浦克巳君)[44頁] 7番加藤宏明議員。 232: ◯7番(加藤宏明君)[44頁] 次に、ことしになっても依然として、児童虐待のニュースが頻繁に毎日のように流れております。親が子に暴力を定常的に行っている実情を頻繁に耳にして、残念でたまりません。  私もこの1月の上旬に切れ目のない子育て支援でフィンランドのネウボラの研修を2泊3日で参加させていただきました。全国から集まった保健師さんなどの子育てにかかわる職員研修に参加させていただき、その中で子育てにおいても大きな自治体が多い中、自治体の施設が遠くにあり離れておったりだとか、担当部署が遠方であったりだとか、担当者同士の顔さえわからない現状だそうであります。児童虐待も別の部署で担当されており、一人一人のお子様や両親の情報管理、個人情報管理すら知ることが難しいとのことでありました。  本町の場合は、面積も小さく施設も集積されておられてそんなことはないと思いますが、情報管理や守秘義務について、この統合でどのようになるのかについてもお答えをお願いします。 233: ◯議長(箕浦克巳君)[44頁] 答弁、島川企画部長。 234: ◯企画部長(島川雅彦君)[44頁] 組織の見直しにかかわらず、必要な情報管理と守秘義務の徹底につきましては、当然のことではございますが、これまでどおりしっかりと行ってまいります。 235: ◯議長(箕浦克巳君)[44頁] 7番加藤宏明議員。 236: ◯7番(加藤宏明君)[44頁] ありがとうございます。守秘義務を徹底しながら、情報の把握と共有をよろしくお願いしたいと思います。  次に、きらきらこども、放課後児童クラブや放課後子ども教室の管轄はどのようになるのかについてもお聞かせをください。 237: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 答弁、島川企画部長。 238: ◯企画部長(島川雅彦君)[45頁] きらきらこども(放課後子ども教室)に関します事務につきましては、教育部生涯学習課からこども健康部こども保育課に移管をいたします。  以上です。 239: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 7番加藤宏明議員。 240: ◯7番(加藤宏明君)[45頁] 次に、子ども会支援についてお聞きいたします。  子ども会はまさしくお子様や親御さんの行動が総合的に把握でき、地域の監視カメラ的要素が強い組織であります。その中でいじめや家庭内の問題も浮かび上がると思いますが、この子ども会の管轄は子育て支援課がされるのか、地域協働課がされるのか、どちらになるのでしょうか、お答えをお願いします。 241: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 答弁、島川企画部長。 242: ◯企画部長(島川雅彦君)[45頁] 子ども会支援は子育て応援課の所管となります。 243: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 7番加藤宏明議員。 244: ◯7番(加藤宏明君)[45頁] ありがとうございます。  先ほども少し触れましたけれども、高齢者の医療・介護・福祉を担う高齢者支援課もこども健康部のような組織が必要と考えております。先ほどの答弁で今後検討されるような答弁をいただきましたけれども、長寿介護課からの名称変更で、医療分野や健康分野はどのようになっていくのかについてもお答えをお願いします。 245: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 答弁、島川企画部長。 246: ◯企画部長(島川雅彦君)[45頁] 長寿介護課につきましては名称変更のみで、業務内容については変わりございません。成人の健康分野につきましても先ほどお答えしましたようにこども健康部の健康推進課のほうで所管いたしますので、御理解いただきたいと思います。 247: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 7番加藤宏明議員。 248: ◯7番(加藤宏明君)[45頁] 高齢者介護においては民間組織とかNPOとか行政など多岐多様な組織がかかわって、一個人を把握するにも多種多様な組織が絡み合っております。多くの問題もありそうですが、現状のままで高齢者対策はよろしいのかについてもお答えをお願いします。 249: ◯議長(箕浦克巳君)[45頁] 答弁、島川企画部長。 250: ◯企画部長(島川雅彦君)[45頁] 現状では長寿介護課、新年度からは高齢者支援課が中心となって、民間やNPOなどと協力して事業を実施をしてきております。  今後は高齢者の医療・介護・福祉につきましては、地域で包括的に行っていくことが求められており、次のステップの中で組織を統合、あるいは細分化していく必要があると考えております。  以上です。 251: ◯議長(箕浦克巳君)[46頁] 7番加藤宏明議員。 252: ◯7番(加藤宏明君)[46頁] ありがとうございます。  本町の場合、現状では人口の22.3%の方が高齢者であります。子どもの2倍ほどの人数の方がおみえであります。高齢者をどこまで行政が把握していくのかについてもわかりませんが、効率的な把握方法を編み出していただければと思っております。  次の質問です。  安全安心課が地域協働課になりました。名前だけが変わったのか、業務内容が増えたのかについても詳しくお聞かせください。 253: ◯議長(箕浦克巳君)[46頁] 答弁、島川企画部長。
    254: ◯企画部長(島川雅彦君)[46頁] これまで区、自治会及びコミュニティーに関することは総務部安全安心課で、住民参画、協働、NPOに関することなどは生活部くらし協働課が所管をしておりました。  今回の機構改革ではこうした事務事業を企画部に集約をしまして、より機動的・能率的に行える組織としていくものでございます。部の狙いとしましては、地域の皆様の自発的な活動を広く支援していくものでございます。  なお、子ども会や老人クラブといった特定の方々を会員とする活動組織につきましては、現在と同様の考え方のもと、それぞれ子育て応援課、高齢者支援課が所管することとなります。  以上です。 255: ◯議長(箕浦克巳君)[46頁] 7番加藤宏明議員。 256: ◯7番(加藤宏明君)[46頁] ありがとうございます。  地域、地区活動を支援される部署が一つとなって、わかりやすくなったことだと思います。以前の一般質問でも何度も要望しておりますが、地域協働課で子ども会や老人クラブ、自治会運営、消防団、女性防災クラブなど地域と密接したコミュニティー活動をバックアップしていく組織にしていただきたいと思います。  それぞれのいろいろな会が地域の防犯カメラとなり、顔見知りゆえに外部の人や不審者も把握でき、また少し徘回癖のあるお年寄りも見守ることができ、あの人は何々だからという感じであるときには手助けもでき、また隣人の悩みや話し相手にもなっていただける組織になっていくと思います。  しかしながら、実情は地域のボランティアの命令機関という言葉はふさわしくないかもしれませんが、この3月、今ちょうどその時期でありますが、年度末の今日では、自治会や区役場で誰が会長さんに、子ども会、老人クラブ、消防団、婦人防災クラブ、自治会長、評議員など町からいろいろな提出物が届いており、地域は混乱し、あんたやれよというようなことが頻繁に行われております。このように地域協働課からの命令というわけではございませんけれども、そのような重荷になっております。そのようなケースで、毎年同じ方が務められている自治会も最近は多く目にしております。以前のような伝統を重んじておれば老人クラブが役員不足で解散をしたり、子ども会もなくなっているケースも最近は目にします。今回の統合を機に、今後は地域協働課と地域と話し合って進めていかれることを望んでおります。  また、私が少し変だなと思えた一例を掲げさせていただきます。  昨年の高齢者福祉大会は私は傍示本の老人クラブの世話人、役員ですので、約1カ月ぐらい前から準備をし、当日、参加人数やお弁当の把握を行い、前日も町民会館会場設置や配布物の準備を行いました。私の同僚は、2日間仕事を休んで参加されておられました。  当日の福祉大会は東郷町が主催で、金婚式表彰や8020表彰は町民が対象であります。金婚式表彰は申告制でありますので、傍示本地区は5名の方が表彰されました。大変おめでたいことではありますが、5名のうち1名の方しか自治会に加入されておらず、老人クラブにも加入されておられませんでした。残りの方は自治会にも老人クラブにも加入されていない方で、傍示本にお住いがあるのみと言っては失礼かもしれませんが、そのような方々でございました。何かおかしいと思ったのは私だけではないと思います。同僚も2日間仕事を休んで福祉大会を手伝ったのにという違和感を持たれておりました。  各地区の老人クラブの世話人も当日は100名ほどの役員が携わっておられました。このように何か行政が地域にボランティアの命令機関になってしまっているのかと考えます。いろいろな角度から見直していただかなければならないと思っております。よろしくお願いしたいと思います。  次に、企画部未来プロジェクト課について伺います。  最初に、設置に至った経緯についてお答えをお願いします。 257: ◯議長(箕浦克巳君)[47頁] 答弁、島川企画部長。 258: ◯企画部長(島川雅彦君)[47頁] 未来プロジェクト課は時代の変化に迅速に対応し、未来を見据え、戦略的にまちづくりに取り組む各種プロジェクト、特命事項に対して先導的な役割を担う部署が必要との判断からでございます。 259: ◯議長(箕浦克巳君)[47頁] 7番加藤宏明議員。 260: ◯7番(加藤宏明君)[47頁] ちょっと難しくてよくわかりませんが、具体的に税収を稼ぎ出すプロジェクトなのかについてお答えをお願いします。  また、新たな区画整理とか企業誘致とか農地集積などを行うための業務内容なのかについても、未来プロジェクト課の具体的な業務内容についてお示しをいただけたらと思います。 261: ◯議長(箕浦克巳君)[48頁] 答弁、島川企画部長。 262: ◯企画部長(島川雅彦君)[48頁] 未来プロジェクト課は税収を稼ぎ出すプロジェクトという位置づけではなく、繰り返しになりますが、時代の変化に迅速に対応し、未来を見据えて戦略的にまちづくりに取り組む各種プロジェクト、特命事項に対して先導的な役割を担うものでございます。結果的に、経費節減や税収増加につながるような取り組みも出てくるかもしれませんが、町の未来を見据えたさまざまな取り組みを実施していくことになります。  未来プロジェクト課には営業係と経営係がございますが、営業係につきましては、官民連携に関すること、民間活力導入に関すること及びシティプロモーションに関することなどを考えております。そして、経営係につきましては、主要事業における庁内の横断的連携に関すること、巡回バスや地域公共交通に関すること、こうしたことを考えているところでございます。 263: ◯議長(箕浦克巳君)[48頁] 7番加藤宏明議員。 264: ◯7番(加藤宏明君)[48頁] 何か非常に難しくてよくわかりませんでしたけれども、具体的に何をされるのかわかりませんけれども、目標とかノルマを課せられるのかについてもお答えをお願いします。 265: ◯議長(箕浦克巳君)[48頁] 答弁、島川企画部長。 266: ◯企画部長(島川雅彦君)[48頁] 全ての事業において、目標というのは持って取り組むべきは当然のことだと考えております。ですが、ノルマといった考えは持っておりません。 267: ◯議長(箕浦克巳君)[48頁] 7番加藤宏明議員。 268: ◯7番(加藤宏明君)[48頁] 新たな取り組みをされていかれるということは、当然にですけれども、執行部側で考えられるよりも地域に出向いて各地域で仕掛けられていかれると思います。地域住民を夜間や休日の会議で交渉される必要があると私は考えます。セントラル開発も十数年前の傍示本開発の会議も、当初は経済建設部長様や課長が参加されておられました。また、昨年末にみよし市の福田地区で行われておりました耕作放棄地農地集積の話し合いも地域コミュニティーセンターで行われましたが、行政職員も参加されておられました。  このように新たな仕掛けは、どうしても地域に出向き住民と話し合って決めていかなければならないと思っております。話し合いをしなければ新たな仕掛けができないと思います。私も以前勤めておりました金融機関では、時差勤務というものがありました。午後から出社して8時ごろまで働いた経験もあります。地域の住民との話し合いはどうしても夜間になりますが、職員の対応とか休日夜間の対応についてお聞かせをお願いします。 269: ◯議長(箕浦克巳君)[48頁] 答弁、島川企画部長。 270: ◯企画部長(島川雅彦君)[49頁] テーマによりましては、夜間に地域へ出向いて説明や会議を行いますことは従来から行ってきております。場所が役場であったり、地域の公民館、コミュニティーセンターであったりはしますが、テーマに応じて地域の皆様と話し合いを重ねることは課題の解決や新たな仕掛けづくりにも必要なことと考えておりますので、柔軟に対応していきたいと考えております。  以上です。 271: ◯議長(箕浦克巳君)[49頁] 7番加藤宏明議員。 272: ◯7番(加藤宏明君)[49頁] ありがとうございます。よろしくお願いします。  行政職員の仕事は、そこで暮らす住民をいかにして幸福にしていくことだと思います。少しでも町民の暮らしがよくなるように努められ、その自治体がよくなるような施策を講じられるために一般会計の約2割の予算が職員に向けられております。  私がよく使う「七人の侍」の映画で、手に負えなくなった盗賊を退治していただくために、大切なお米や食料を出し合って契約した7人の侍が行政マンだと思っております。戦国時代ならば盗賊を減らす塀や溝をつくる作業をプロジェクト化し、つくって盗賊対策費を減らし、その経費で新たな田畑を開拓し、話し合って田畑を開墾し、より多くの実りを実現させることだと思っております。現在でいうならば、税収を稼ぎ出すようなプロジェクトになることを期待します。この組織の今後の動向、目標や達成頻度、成果を注視していきたいと思います。  まだ少し時間がありますので、昨日行われました東郷中学校の校長先生の励ましのメッセージを紹介します。「日を新たに」と題し、校長先生が卒業生にメッセージを贈られました。その中で、伝統とは古きよきものを受け継ぐことではない。伝統を受け続くことは大切であるが、根幹となるものを大切にしながらもその時代に応じた形に変えていかなければ、伝統として継承する意味はない。時代おくれの伝統に意味はないと励まされておりました。あの松下幸之助の言葉を引用され、ことしは昨年のままであってはならない、きょうはきのうのままであってはならない、そしてあしたはきょうのままであってはならないと「万物は日に新た」という言葉を卒業生に発せられました。  本町も今後大きく変わっていく時期となりました。職員の皆様も、また議員もそうですが、今まで以上に町民の幸福の向上のために御尽力をしていただくことをお願いして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 273: ◯議長(箕浦克巳君)[49頁] お諮りいたします。  ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、暫時休憩といたします。  再開は14時55分といたします。                午後 2時36分休憩              ─────────────                午後 2時55分再開 274: ◯議長(箕浦克巳君)[50頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  1番石橋直季議員。             [1番 石橋直季君質問席登壇] 275: ◯1番(石橋直季君)[50頁] 1番石橋。  議長のお許しをいただきましたので、質問を始めます。  まず、消防団詰所について伺いたいと思います。  近年の大きな災害を見ていくと、平成30年に北海道胆振東部地震、7月豪雨、平成29年には九州北部豪雨が、平成28年には熊本地震が発生しております。本町が大きく被害を受けた災害はここ数年ありませんが、行政からも長らく南海トラフ巨大地震を初めとした災害への備えの啓発をされており、家具転倒防止器具の設置や感震ブレーカー設置費補助、耐震シェルター設置費補助など町内各家庭への備えにも積極的に助成を行っています。評価すべき取り組みをしていただいております。  しかし、地震はいつ来てもおかしくないと理解していて啓発されていながらも、地域防災のかなめである消防団の詰所のうち、3カ所は耐震性能を満たしていないという状況が続いていることは、早急に解決すべき課題だと思います。大規模な地震が起きたとき、全町規模で対応が必要な事態となったとき、消防車が間に合わない、瓦れきで消防車が入れなくなるということは容易に想定されます。そのような際の初期活動では、特にその地域の人々、その中でも日ごろから活動を行っている消防団は重要な役割を担っていると思います。しかしながら、いざ地震が起きたとして、消防団が活動の拠点とする肝心かなめの詰所が3カ所も耐震性能を満たしておらず、そもそも詰所自体が倒壊してしまう可能性が高い状態は早急に改善すべきだと思います。  まずは、本町にある6分団の詰所の現状についてどのように認識されているか、お聞かせください。 276: ◯議長(箕浦克巳君)[50頁] 答弁、杉浦総務部長。 277: ◯総務部長(杉浦清二君)[50頁] 消防団詰所の施設の現状につきましては、6分団の詰所のうち、昭和42年に傍示本及び和合、昭和47年に祐福寺、平成元年に諸輪、平成3年に部田、平成6年に白土のそれぞれの分団詰所が建築されております。  昭和56年以前の旧耐震基準で建築された3分団につきましては、昨年度、耐震診断を実施しており、いずれも耐震強度が不足していると診断されたことから、対応が必要であると考えているところでございます。 278: ◯議長(箕浦克巳君)[50頁] 1番石橋直季議員。 279: ◯1番(石橋直季君)[50頁] 2年前に策定されました公共施設等総合管理計画において、消防団詰所は町民の安全を確保するために必要不可欠な施設であると記載いただいているので、そのような認識であると思います。これら6分団の詰所の整備の考え方についてお聞かせください。 280: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 答弁、杉浦総務部長。 281: ◯総務部長(杉浦清二君)[51頁] 施設整備の方針につきましては、昨年度の耐震診断結果を踏まえ、今年度、長寿命化計画を策定いたしました。施設整備に当たっては、長寿命化計画に基づき、定期修繕及び計画修繕を実施してまいりたいと考えております。 282: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 1番石橋直季議員。 283: ◯1番(石橋直季君)[51頁] 耐震診断の結果、耐震性能を満たしていない和合分団詰所、傍示本分団詰所、祐福寺分団詰所の3カ所については、どのように施設更新を行っていかれるでしょうか。 284: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 答弁、杉浦総務部長。 285: ◯総務部長(杉浦清二君)[51頁] 3分団の詰所の施設更新につきましては、耐震補強による改修ではなく、建てかえが適当と判断をしております。これは耐震補強による改修と木造による建てかえで40年後までの修繕を含めたコスト比較を行った結果、木造による建てかえのほうが安価になるためでございます。 286: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 1番石橋直季議員。 287: ◯1番(石橋直季君)[51頁] 建てかえということになってくると、和合分団詰所、傍示本分団詰所については、現位置での建てかえということになってくると思いますが、そうなると詰所が使えない期間の発生も想定されるのですが、そちらは対応策はお考えでしょうか。 288: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 答弁、杉浦総務部長。 289: ◯総務部長(杉浦清二君)[51頁] 消防団詰所の建てかえの際の対応につきましては、各分団や区長さんなどと調整をさせていただいております。消防団活動に必要な消防車両や資機材については役場の車庫で保管することとし、ここを拠点に活動していただくことになります。活動資機材以外のテレビだとか冷蔵庫などの備品につきましては、各地区の公民館等で保管していただく予定でございます。  その他の詳細につきましては、今後、各地区と調整してまいりたいと考えております。 290: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 1番石橋直季議員。 291: ◯1番(石橋直季君)[51頁] では、3分団詰所の建てかえについて、どのようなスケジュールで行っていくのでしょうか。 292: ◯議長(箕浦克巳君)[51頁] 答弁、杉浦総務部長。 293: ◯総務部長(杉浦清二君)[51頁] 消防団詰所施設更新スケジュールにつきましては、建築年が古い分団から順次更新を計画しております。また、このことについて、各区の区長さん、関係者さんとも調整をさせていただき、了承を得ているところでございます。  具体的には、平成31年度には傍示本分団詰所の建築設計、平成32年度に傍示本分団の建築工事及び和合分団の建築設計、平成33年度に和合分団の建築工事及び祐福寺分団の建築設計、平成34年度に祐福寺分団の建築工事を予定させていただいております。 294: ◯議長(箕浦克巳君)[52頁] 1番石橋直季議員。 295: ◯1番(石橋直季君)[52頁] 3分団の詰所を1年ずつずらしながら設計、建てかえ行っていくということだと思うのですが、傍示本分団の詰所が平成31年度に設計、32年度に建てかえ、和合分団の詰所が平成32年度に設計、33年度に建てかえ、祐福寺分団詰所が平成33年度に設計で平成34年度に建てかえとなっていくということだと思うのですが、これで最終的に祐福寺分団が平成34年度で建てかえ、34年度に完了ということになってくると、都合来年度からで4年間、また公共施設等総合管理計画がつくられてから6年ということで、いつ来るかわからない災害に対してはかなり悠長な計画なのかなと思うのですが、そのあたりいかがでしょうか。 296: ◯議長(箕浦克巳君)[52頁] 答弁、杉浦総務部長。 297: ◯総務部長(杉浦清二君)[52頁] 消防団詰所の整備に当たっては今後の長寿命化に係るコストの平準化の影響等もありますので、先ほどの答弁のとおりに進めたいと考えているところでございますけれども、国・県の補助等が有効に活用できるようになれば、早期の整備についても検討してまいりたいと考えております。 298: ◯議長(箕浦克巳君)[52頁] 1番石橋直季議員。 299: ◯1番(石橋直季君)[52頁] ぜひともその国・県の補助というところをうまく見つけていただいて、あればという話かとも思いますけれども、早期にやっていただきたいなと思います。  消防団というのは重要な存在だとか積極的に団員を募集すべきだといったことも言われますが、ふだんから使用する詰所が老朽化しているという現状がありますと、団員のほうからも行政から実際にどのように扱われているか懐疑的になってしまう、そのような声も挙がってきております。財政的な計画もあるかとは思いますが、来年度から4年もかけて平成34年度、2022年度に建てかえが完了するという計画は、いつ来るかわからない災害への備えとしてはやはり悠長だと思いますので、消防団詰所の建てかえぜひとも優先順位を高く考えていただきたいと思います。  次の質問に移ります。  続きまして、RPAについて伺います。  こちら、おととい若松議員も質問されており、質問が重なる部分があるかもしれませんが、御容赦ください。また、IT関連の事柄ということでなかなかわかりづらい質問になるかもしれませんが、飛躍的に進歩するテクノロジー、技術をどれだけ柔軟に取り入れていけるかは本町にとって非常に重要なことだと思いますので、よろしくお願いします。  1月26日付の新聞報道にもあったとおり、本町はRPA導入を目指して中部テレコミュニケーション、ブレイン・ゲートさんと連携協定を締結し、3月にかけて実証実験を行うとのことで、全国的にも早い段階で実証実験を行っていることは、私はとてもすばらしいことだと思っています。このRPAという技術を契機として、行く行くはかなり多様な技術の導入、働き方の改革、町民の方の利便性が飛躍的に向上することが期待できる、とても可能性に満ちた今回の実証実験であると思います。  さて、RPAですが、こちらロボティック・プロセス・オートメーションの頭文字をとったもので、とても簡単に言うと、人間がこつこつと時間をかけて行っているパソコン作業をコンピューターに短時間で自動的に処理させるという技術だと理解しておりますが、まずRPAがどのような技術か、御説明ください。 300: ◯議長(箕浦克巳君)[53頁] 答弁、島川企画部長。 301: ◯企画部長(島川雅彦君)[53頁] ただいま議員も御説明していただきましたように、RPAとは、パソコンを利用した単純な入力作業をソフトウエアなどプログラムのアプリケーションを使い、自動化する技術でございます。 302: ◯議長(箕浦克巳君)[53頁] 1番石橋直季議員。 303: ◯1番(石橋直季君)[53頁] 現時点で、私はRPAは遅かれ早かれ、全国どこの自治体にもいずれは必ず導入されるものだと考えております。プログラムという物質ではない形がないものなので、なかなかイメージはつきにくいですが、既に本町にも導入されている技術、テクノロジーである電卓、電話機、コピー機、パソコンといったものと同じ性質のものだと私は思っています。人が行ってきた作業を効率化、代替させて、私たちの使える時間を増やしてくれる技術ということです。その意味で、RPAもまたこれから普及していく便利な技術だと考えています。  新聞記事にもありましたが、愛知県や一宮市などで導入に向けた動きがある中、尾張東部地域では本町が初めて導入に向けて動き出したということです。ほかの自治体での導入の動き、どのようでしょうか。 304: ◯議長(箕浦克巳君)[53頁] 答弁、島川企画部長。 305: ◯企画部長(島川雅彦君)[53頁] 愛知県内では、RPAを本格導入している自治体はございません。県外では、熊本県宇城市で導入をされていると伺っております。  以上です。 306: ◯議長(箕浦克巳君)[53頁] 1番石橋直季議員。 307: ◯1番(石橋直季君)[53頁] 今、答弁いただきました熊本県の宇城市では、熊本地震の影響で復興業務が重なり、業務をこなし切れないといった課題の解決のため、いち早くRPAの導入に動かれているようです。また、千葉県のつくば市などが……             [「茨城県です」と呼ぶ者あり]
     大変失礼いたしました。茨城県のつくば市などが来年度の予算案でRPAに関する予算を盛り込まれているとのことで、全国的にも実際の導入がこれから徐々に始まっていくのだと思います。そのような初動の段階で、実証実験をスタートするということは、オーバーワークである本町の行政にとって非常にすばらしい取り組みだと思います。  (1)のウの質問に関しては、おとといの若松議員への答弁で、業務効率化の有効な手段と判断され、RPAの導入を考えられ、作業時間の短縮、正確性の向上、職員負担の軽減を期待されているとのことでした。また、(1)への質問についても、若松議員への答弁から税務課での法人市町村民税入力業務を初め、7つの業務を効率化するとのことがわかっています。  では、それらの効率化がどのように働き方改革につなげられるのか、お聞かせください。(1)オの質問です。 308: ◯議長(箕浦克巳君)[54頁] 答弁、島川企画部長。 309: ◯企画部長(島川雅彦君)[54頁] 働き方改革という視点では、RPAを導入することで得られます効果から長時間労働の是正、ワークライフバランスの適正化が図られ、職員の心身の健康にもよい影響を与えられることが期待をされます。結果として、一人一人の職員が行う業務がより質の高いものになり、生産性の向上、つまりは住民満足度の向上につながるものと考えているところでございます。 310: ◯議長(箕浦克巳君)[54頁] 1番石橋直季議員。 311: ◯1番(石橋直季君)[54頁] では、そのRPAの導入に向けた実証実験については、どのように行っていくのでしょうか。 312: ◯議長(箕浦克巳君)[54頁] 答弁、島川企画部長。 313: ◯企画部長(島川雅彦君)[54頁] 実証実験では、対象となっております7つの業務に対しまして自動化のためのプログラムを作成する必要がございます。そのため、まず情報推進担当職員が対象となる業務の詳細を担当部署に聞き取りをしまして、その後、専用のソフトウエアを使用しまして、連携事業者のサポートを受けながらプログラムを作成してまいります。 314: ◯議長(箕浦克巳君)[54頁] 1番石橋直季議員。 315: ◯1番(石橋直季君)[54頁] 3月中には実証実験を終えるということで、今、御答弁でプログラムを作成してということでしたが、3月中に実際に各担当課でトライアル、実際に動かしてみるというところまでやり切れるイメージなんでしょうか。実証実験では、何をどこまで行うのか、もう少し具体的にお願いいたします。 316: ◯議長(箕浦克巳君)[54頁] 答弁、島川企画部長。 317: ◯企画部長(島川雅彦君)[54頁] プログラム作成につきましては、情報推進担当職員が対象業務の担当職員にヒアリングをするなど連携しながら作成していきますが、またプログラム作成だけではなく、現場では通常業務と並行して動作確認も実施をしております。そこも含めて実証実験として3月中に終える予定でございます。  以上です。 318: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 1番石橋直季議員。 319: ◯1番(石橋直季君)[55頁] 平成32年度、2020年度からの本格導入を目指しているとのことでしたが、実証実験でどのような結果が得られたら導入に向かえるとお考えでしょうか。 320: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 答弁、島川企画部長。 321: ◯企画部長(島川雅彦君)[55頁] 費用対効果を検証するとともに、働き方改革の観点も含めまして総合的に判断をしていきたいと考えております。  以上です。 322: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 1番石橋直季議員。 323: ◯1番(石橋直季君)[55頁] その検証結果というのは、ことしの夏ごろに公開されますでしょうか。 324: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 答弁、島川企画部長。 325: ◯企画部長(島川雅彦君)[55頁] 結果の開示につきましては、その手法までは現在のところ決まっておりませんけれども、何らかの形でお示しできるように考えていきたいと思います。 326: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 1番石橋直季議員。 327: ◯1番(石橋直季君)[55頁] ありがとうございます。  次の質問なんですけれども、費用対効果とあと(3)のアの質問の導入コスト、運用コストについて、こちら実証実験終えるまで見えてこないということを若松議員への答弁で述べられておりましたので、質問(3)のアに関しては割愛します。  (3)のイの質問になりますが、先ほど述べられていました情報推進担当の職員の方を初め、RPAに明るいRPAの運営管理を行える職員の育成というところ、コストの観点、臨機応変な対応といったことを考えると大変に重要かと思いますが、そちらについてはどのようにお考えでしょうか。 328: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 答弁、島川企画部長。 329: ◯企画部長(島川雅彦君)[55頁] RPAにつきましては、まずは情報推進担当職員が主導的な役割を担い、連携事業者からのサポートを受けながらノウハウの蓄積とスキルの向上を図っていきたいというふうに考えております。 330: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 1番石橋直季議員。 331: ◯1番(石橋直季君)[55頁] 連携事業者からのサポートというのは、3月に実証実験を終えて、効果検証を行っている中でも受けられるのでしょうか。もしくは導入に当たってプログラム作成支援を前提として考えられているのでしょうか。 332: ◯議長(箕浦克巳君)[55頁] 答弁、島川企画部長。 333: ◯企画部長(島川雅彦君)[55頁] 現協定書のほうでは実証実験の期間を3月末までとしておりますが、検証の期間におきましても必要に応じて助言指導はいただく予定でございます。  本格導入に当たりましての作業支援業務等につきましては、導入する業務の内容によって当然変わってくるものと考えております。職員が自前でできるものは職員で、支援を必要とするものについては民間事業者の支援を求めていきたいとそのように考えております。今回の実証実験によりまして作成支援の必要性が具体に明らかになってくると思われますので、必要に応じて支援を求めていくこととしたいと思っております。 334: ◯議長(箕浦克巳君)[56頁] 1番石橋直季議員。 335: ◯1番(石橋直季君)[56頁] 既に各自治体とRPA導入に向けた共同研究を行っている企業の公開資料などを見ていくと、RPA活用スキルがある職員が不足してしまうという課題が既に見られるため、全庁的なプロジェクトチームを構成する必要があるということが言われておりますが、そのような各部各課から職員を募ってのプロジェクトチーム的な進め方をされていくのでしょうか。 336: ◯議長(箕浦克巳君)[56頁] 答弁、島川企画部長。 337: ◯企画部長(島川雅彦君)[56頁] 検証結果により本格導入に向けて進めていく際には、関係部署の担当者を含めました庁内プロジェクト組織の編成についても検討していきたいと考えております。  各担当部署の業務につきましては専門性の高いものもございますので、情報推進担当者だけではなく、庁内職員一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。 338: ◯議長(箕浦克巳君)[56頁] 1番石橋直季議員。 339: ◯1番(石橋直季君)[56頁] ぜひとも全庁横断的に取り組んで、業務効率化につなげていただきたいと思います。  おととい、平成32年度のRPA本格導入に向けてはその他の技術もあわせてとの答弁をされておりました。RPAはほかの技術を兼ね合わせていくことで業務効率がさらに飛躍的に上がっていくものだと言われております。既に実証実験、共同研究などを行っている自治体、企業の事例を見ていくと、RPAという技術を最大限生かしていくためにはAI-OCRの導入、窓口でのフルデジタル入力といったことも視野に入れたほうがよさそうです。それも当然で、私の理解では、RPAは基本的にコンピューターの中の作業を行うものだからだと思います。つまり、基本的にコンピューターの中に情報が入っていないとRPAは無用の長物ということです。  では、その情報をどうやってコンピューターに取り入れるか、役場では基本的に紙で申請などがなされており、これが民間と大きな違いになってくるかと思いますが、紙が使いやすいという方が大勢いらっしゃることを考えたら、行政とすれば当然の状態だと思います。ただ、AI-OCRを導入すれば、例えば申請書類をスキャナーで1回読み込めば、自動でパソコンに文字情報が入力されるといった形になります。現在ではかなりぐちゃぐちゃで読めないような文字でも、機械学習AIによって識別できるようになってきて、9割以上の精度にまでなってきているそうです。  また、特に若い世代などペンを持って書くよりもデジタル、スマホなどでなれているので、デジタルで入力するほうが楽だという方には窓口でタブレット端末に入力してもらえれば、そのままコンピューターに情報が入れられるので、その分、紙の使用料も減っていくという好循環が生まれます。  今回の実証実験では、法人市町村民税の入力業務などがあることから、先ほどのAI-OCRかどうかわかりませんけれども、OCRも使っての実験を行われるのだろうと思います。そこにはかなり今後の展開が期待できると思っております。RPAという技術にとどまらず、現時点で業務効率化について展開の考えありましたら、お聞かせください。 340: ◯議長(箕浦克巳君)[57頁] 答弁、島川企画部長。 341: ◯企画部長(島川雅彦君)[57頁] 人口減少による労働人口の減少に伴いまして、業務の効率化を図っていくことは必須でございます。作業はロボットに任せ、職員は職員でなければできない業務に注力できる組織づくりが必要だと考えております。  また、新技術の活用のほか、例えば組織機構改革、民間委託、総合窓口など業務効率化に向けた手法はさまざまにございます。今回の実証実験を行っておりますRPAは業務効率化に向けました手法の一つに過ぎないと考えております。今後もさまざまな手法を駆使して、業務の効率化を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 342: ◯議長(箕浦克巳君)[57頁] 1番石橋直季議員。 343: ◯1番(石橋直季君)[57頁] RPAを契機として、ぜひとも幅広い技術を導入していただいて、業務効率化を図っていっていただきたいと思います。  以上で質問を終わります。 344: ◯議長(箕浦克巳君)[57頁] お諮りいたします。  議事日程のとおり、本日分の一般質問を終わりたいと思います。  通告書受付順11番以降の方の一般質問は、明3月7日に継続して行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって通告受付順11番以降の方の一般質問は、明3月7日に継続して行うことに決しました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  明3月7日午前10時から本会議を開きますので、お集まりください。  本日はこれをもちまして散会といたします。                午後 3時23分散会 発言が指定されていません。 Copyright (c) TOGO TOWN ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...