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平成9年第1回定例会(第2号) 本文 開催日:1997-03-12
平成9年第1回定例会(第2号) 名簿 開催日:1997-03-12

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  1. 東郷町議会 1997-03-12
    平成9年第1回定例会(第2号) 本文 開催日:1997-03-12


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 1997-03-12: 平成9年第1回定例会(第2号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 139 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 2 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 3 :  ◯14番(橋本洵子君) 選択 4 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 5 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 6 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 7 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 8 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 9 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 10 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 11 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 12 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 13 :  ◯14番(橋本洵子君) 選択 14 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 15 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 16 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 17 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 18 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 19 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 20 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 21 :  ◯14番(橋本洵子君) 選択 22 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 23 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 24 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 25 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 26 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 27 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 28 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 29 :  ◯20番(杉山スマ子君) 選択 30 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 31 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 32 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 33 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 34 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 35 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 36 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 37 :  ◯教育部長(寺沢一直君) 選択 38 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 39 :  ◯20番(杉山スマ子君) 選択 40 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 41 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 42 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 43 :  ◯20番(杉山スマ子君) 選択 44 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 45 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 46 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 47 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 48 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 49 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 50 :  ◯20番(杉山スマ子君) 選択 51 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 52 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 53 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 54 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 55 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 56 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 57 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 58 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 59 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 60 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 61 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 62 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 63 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 64 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 65 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 66 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 67 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 68 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 69 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 70 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 71 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 72 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 73 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 74 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 75 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 76 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 77 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 78 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 79 :  ◯8番(山口洋子君) 選択 80 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 81 :  ◯民生部長野々山義彦君) 選択 82 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 83 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 84 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 85 :  ◯経済建設部長(堀場季彦君) 選択 86 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 87 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 88 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 89 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 90 :  ◯経済建設部長(堀場季彦君) 選択 91 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 92 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 93 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 94 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 95 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 96 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 97 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 98 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 99 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 100 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 101 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 102 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 103 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 104 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 105 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 106 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 107 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 108 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 109 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 110 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 111 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 112 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 113 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 114 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 115 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 116 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 117 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 118 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 119 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 120 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 121 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 122 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 123 :  ◯21番(中川雅夫君) 選択 124 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 125 :  ◯教育長(近藤鋭一君) 選択 126 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 127 :  ◯13番(神谷鋼三君) 選択 128 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 129 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 130 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 131 :  ◯総務部長(真野建一君) 選択 132 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 133 :  ◯経済建設部長(堀場季彦君) 選択 134 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 135 :  ◯13番(神谷鋼三君) 選択 136 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 137 :  ◯町長(武藤敏夫君) 選択 138 :  ◯議長(武藤安雄君) 選択 139 :  ◯議長(武藤安雄君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                午前10時00分開議 ◯議長(武藤安雄君)[ 3頁] 会議に先立ち、御報告いたします。4番野村幸雄君より欠席の旨届け出がありました。  これより本日の会議を開きます。  直ちに、お手元に配付した議事日程の順序に従い会議を進めます。              ───────────── 2: ◯議長(武藤安雄君)[ 3頁] 日程第1、これより一般質問を行います。  通告順序により発言を許します。14番橋本洵子君。               [14番 橋本洵子君登壇] 3: ◯14番(橋本洵子君)[ 3頁] 議長のお許しを得ましたので、通告に従い質問いたしたいと思います。私の質問は3点でございます。  まず、少子化に向けての対策として、児童数の減少と学校間の調整をどのようにとるのか。教育施設にかかわる年間維持管理費用のここ数年間の動向も伺いたいと思います。  2点目として、諸輪住宅建てかえへの諸問題について。高齢者への配慮と住民の要望をどのように県に届けるのか、町の姿勢をお尋ねしたいと思います。  3点目として、デイサービスのA型、E型が、東郷町内では町の管轄で行われておりません。行政による寝たきり、痴呆の高齢者対策について伺いたいと思います。それと、東郷寮との施設の共同利用はどのように考えていらっしゃるのかもお伺いしていきたいと思います。  まず最初に、少子化問題についてお聞きしたいと思います。  女性の出生率1.53と言われて久しくなりますが、現実の問題として出てきたのが昨今のように思われます。本年4月の諸輪小学校入学児童が38人と聞いております。諸輪学区は、県営諸輪住宅の建てかえに伴う若い世代の退去により、この地域の児童数の減少という現実があるとしても、この数字には驚いております。活力ある学校運営をするには、ある程度の児童数が必要なことは言うまでもありません。町内における学校間のバランスも考慮しなければならないと思います。今後、どのような人口形態になっていくのかも心配ですので、以下のことをお聞きしたいと思います。  今年4月の東郷町内の小学校の児童数は全体で何名でしょうか。各学校の新入学児の数と学級数ですね。これは1年から6年までの学級数を教えてください。  3点目として、各学校間のバランスをとる対策を何かとっていますか。4番目は、その対策として、学区の見直しについての考えはないですか。5番目として、学校施設の運営だとか維持管理の費用は、ここ数年どのような動向ですか。以上お聞きしたいと思います。  次に、諸輪住宅建てかえについての諸問題をお尋ねしたいと思います。  県営諸輪住宅の建てかえが検討され、かなりの数の退去者があります。平成8年12月末現在の住民は669人、264所帯とのこと。しかし、退去者によるごみの後始末や不用家具等の放置により、引っ越しによって環境の悪化や防犯上の問題、それから、地域の高齢者所帯等への近隣の配慮等いろいろと心配なことが出てきました。  そこでお尋ねしたいと思います。現在居住している人たちで、独居老人、高齢者所帯は何所帯あるんでしょうか。これは大変お聞きしにくいことなんですが、そのうちの生活困窮者の方々は何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか。  さらに3番目として、今後どのような方法で建てかえを行っていくのか、県の方へ町として聞かれましたか。
     4番目。住民の要望として、ケアつき住宅についての要望、提言を県にしていただきたいと思います。これからやはり必要になってきますし、現在、神戸や阪神の建てかえについても、ケアつき住宅だとか、コーポラティブ・ハウスというものがかなり進んできておりますので、建てかえの一つのやはり目玉と言うのもおかしいですが、これは考えていくべきものではないかと思います。  5番目。家賃の高騰についての配慮を、特に高齢者へ。聞くところによりますと、2年間は現在の家賃でというふうになっておりますが、その後はどういうふうになるのか。急に上がりますと、生活に大変影響してくるんではないかと思いますが、そこのところの詰めはどうなっているのか、これも県に尋ねていただきたいことの一つです。  3番目。A型、E型のデイサービス実施に向けての取り組みをお願いしたいと思います。  介護保険導入が検討され、今年度中には国会で承認されて本決まりになりそうな状況です。しかし、実施されるのは、在宅の人で平成11年の予定で、あと2年先です。現実に寝たきりや痴呆の方々を抱えている家族にとっては、まだ先のこととしか思えません。12月の議会で武藤町長は、東郷町にも総合福祉センターが欲しいというような話で構想を話されました。財政との兼ね合いもあり、まだ土地の取得もないと言うが、現在の町長の頭の中では、どうも西川跡地をというようでありますが、取得していない現実にはなかなか望めません。しかし、高齢化はどんどん進んでおりますし、今現在できることを一つ一つ実行していくしかないように思われます。  1として、在宅で寝たきり、痴呆の人々は日中どのように過ごしているのか、町として把握しておりますか。  2番目。A型というのは、これ、デイサービスのA型なんです。寝たきりをA型といいます。E型は、痴呆の方のデイサービスの現状は、どのようになっておりますか。  3番目。東郷寮の特殊浴槽及び関連のリハビリ施設の共同利用について、県との話し合いをしたことがありますか。あれば、今現在どのような進捗状態なのかお教えいただきたいと思います。  それではよろしくお願いします。以上です。 4: ◯議長(武藤安雄君)[ 5頁] 答弁、武藤町長。 5: ◯町長(武藤敏夫君)[ 5頁] 橋本議員の質問は担当部長が答えますけども、最後の総合的なことでございます。議員のおっしゃるとおり、これから取得して、拠点づくりということで進めていきたいと思っておりますが、高齢者は待っておるわけにはいかぬ、どんどんとふえてくると。これがこれからの行政の最重要課題だと思っております。今後は、議員の皆さんと協議しながら慎重に進めていきたいと、かように思っております。よろしく。 6: ◯議長(武藤安雄君)[ 5頁] 近藤教育長。 7: ◯教育長(近藤鋭一君)[ 5頁] ただいまの少子化に向ける対策はということでございます。項目的にお答えしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  今年4月の東郷町内の小学校の数、全体はということですが、4月の小学校の児童は、全体で2,102人を今見込んでおります。これからの転出等、転入、いろいろございますが、こういうことで多少の差は出てくると思いますけれども、2,102人と、71クラスというふうに見込んでおります。  そして2番目の、各学校の新入学児の学級数ですが、新入学児は、東郷小学校の場合は44人を見ております。そして、全体数が332で12クラスでございます。春木台小学校が71人で2クラス、465で15クラスと。それから、諸輪小学校は39でございます。1クラスになるわけでございますが、あと2人転入があれば2クラスになるわけですが、1人ふえたと思いますと1人転出するという状況で、今微妙なところでございます。それで、全体で338で13クラス。音貝小学校が91の新入学児で3クラス。今までは2クラスですが、今度は3クラスになります。合計が437人ということでございます。  高嶺小学校が73人。これも3クラスありましたが2クラスになります。540人で17クラス。特に高嶺につきましては、5年生、6年生が現在4クラスでやっておるんですが、転出に伴い3クラスになってしまう。それも6年生の場合は80人という現在の数字です。もう1名あれば3クラスになるという、皆境になっておるクラスがございます。それと、音貝の方も新5年生ですね。今度は5年生が79名だったですが、3人来ましたので3クラスになるということで、みんな転入、転出によって変わってくるわけでございます。  そのようなことで、現在、特に指摘がありました諸輪小学校の38ということですが、1名転入しますので39ということですが、10年度以降、5歳児以下を見ますと、一応四十二、三人から約50人ということで、2クラスになるという今の数字でございます。これも転入、転出によって差がありますが、現在在籍している学区内では、そのようなことの数字が出ております。そういうことで、特に諸輪小学校だけじゃないですが、そういう少子化してくる時代でございますので、学年構成、縦割りで班活動というような形で、やはり高学年や低学年と一緒に班活動をし、掃除したりそういうこともやって、活力ある学校運営を各学校がやっております。  それから3番目の、各学校のバランスについての学区の見直し云々でございますけど、これは、言葉はやすいんですけれども一番難しい問題でございます。そういうことで学区を安易に見直すということは、かえって住民の混乱を招くではないかと。このバランスという言葉を言いかえれば、時と場合によっては、ここの方はこちらへ行ってくださいと。3年過ぎたらまたこっちへ来てくださいと。兄弟で学校を二つも卒業する学校ができては困るということで、なかなか難しいと。  特に、学校教育法の規則の中では、小中学校の学級数の標準的な規模ということを言っておるんですが、12学級から18学級が標準的な規模だと言われております。そういうことで本町にしましても、その範囲内に入っております。そういうことで、これも全国的に見ますとこの標準的な規模というものは20%くらいしかない。あとは小規模校が、特に学校数からいうと多いということです。  そういうことを考えながら、今も申しましたようなことも、混乱を避けるためにも学区を設定した経緯がございます。そういうことで、現在のところは学区の見直しは考えておりません。そういうことで御理解賜りたいと思います。  それから、学校施設費、施設運営、維持管理でございます。それにつきましても申しますと、7年前の決算では、皆さんも御承知と思いますが、特に学校の管理費の場合は、工事費があるかないかによってすごく変わってきます。そういうことで簡単に、工事費を抜かないと平均的な管理費が出てこないわけです。例えば、パソコンを入れたとか、教科書改訂だとかいう年は、やはりそこでふえるということの中で平均的に申しますと、4年から7年までは決算で、8年は予算でございます。それを合わせますと、5年間の平均では、管理費、工事費を抜きますと1億3,465万1,000円で、平均1校2,693万円でございます。運営費につきましては、これもいろいろございますけども、5年間の平均で、5校で4,921万7,000円で、1校平均984万3,000円。1校当たり3,677万3,000円というのが、1校平均の工事費以外で管理費と振興費を含めた数字でございます。そのように費用がかかっております。学校は、御承知のとおり長い月日を経て、初めて効果が出るものでございますので、今すぐいろいろ経費的問題もどうかということですが、やはり30年、40年先の効果ということをひとつ御承知願いたいと、よろしくお願いしたいと思います。御質問の五つについては以上でございます。 8: ◯議長(武藤安雄君)[ 7頁] 真野総務部長。 9: ◯総務部長(真野建一君)[ 7頁] 私の方から、諸輪住宅の建てかえにつきましてお答えさせていただきます。  御質問の1点目。現在お住まいの独居老人と、それから高齢者世帯、これにつきましては、独居老人としましては39名おられるようです。それから、高齢者世帯としまして44世帯お住まいになっておられます。それから、生活困窮者の件につきましては、これは非常に地域を限定しての数値ですので、これは非常に少ない数値で、これを発表しますと特定できてしまうというおそれがありますので、これは控えさせていただきます。  それから、建築に係ります県の対応でございますけども、現在、諸輪住宅、他の県営住宅と比べますと、敷地的には非常に大きな部類に入るそうでございます。したがいまして、建てかえをするということは決まっておるわけですけども、どういう方向でとか、どんな形でということがまだはっきりしてないようでございまして、とりあえずは、今お住まいの方々があの住宅から外へ出ていただくと、建てかえのために出ていただくということはしないと。したがって、順次建てかえを何期かに分けてやられるようですけども、その間は、その残っておる住宅の方へ移っていただく方は移っていただいて、そして、建てかえた時点にまたそちらの方へ移っていただくと、そういった形でどうも進めたいという意向のようでございます。  それから、ケア住宅を要望したらどうだというお話でございますけども、これ、内容につきましてはまだ、どういった住宅を建てるということもはっきりしてないようでございます。といいますのは、今、公営住宅についていろいろと議論がされとるようでございまして、その県内の公営住宅の状況とか、いろんな面をかみ合わせて、じゃ、そこにどんな形の人を対象とした住宅にするか。あるいは階層、建物の高さだとか、そういったものをどんな形にしていくとか、そういうことがまだ発表する段階ではないということでございます。したがって家賃等についても、どういった形になっていくかということは決まってないということで、まだ建てかえるということが決まっておるだけで、あとのことは発表するようなまだ段階に来ていないと、こういうことのようです。  したがって、今後のスケジュールとしましては、県はどういう対応をするんですかというお話ですけども、とりあえず9年度につきましては、建てかえの準備ということで、東郷町としてもなるべく情報は早くいただきたいということで交渉させていただくということにしとるわけですけども、県としましては、10年度に町に対して、これの事前説明といいますか、こういったものをある程度示したいというような意向のようでございます。  それから、今お住まいの皆さん方へは、どうも10年から11年度に説明をされるという予定のようでございます。  実際に着手されるのは、12年度からどうも工事に着手したいと。で、完成が2年ぐらいということで、14年度に入居していただくということで今は考えておると、こういう状況で、ケア住宅の要望については、県がどんな形の住宅にされるのか、そのあたりも見きわめませんと、そういった施設をつくっていただくことがいいのかどうかという問題も出てくると思いますので、その辺を見ながら、また要望すべきものは要望していきたいと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上でございます。 10: ◯議長(武藤安雄君)[ 8頁] 野々山民生部長。 11: ◯民生部長野々山義彦君)[ 8頁] 3番目の問題につきまして御答弁させていただきます。  在宅での寝たきり、痴呆の方の日中での生活のことでございますが、ことしの2月末現在の寝たきり老人等の手当の受給者の方でございますが、65名いらっしゃいます。うち痴呆の方は5名でございまして、この手当を受給している老人の方については、いずれも日常生活において常時介護を必要としている方々でございます。したがいまして、在宅での日中をどのように過ごされているかのことでございますが、家族の方による介護が不可欠でございます。介護負担を軽減するために町の方からまた、ホームヘルパーや老人ホームのショートステイ及び老人保健施設等のデイケア等を利用されているのが現状でございます。  次に、A型、寝たきりの方ですが、E型が痴呆の方のデイサービスの現状でございますが、福祉センター、現在私どもの町にあります福祉センターは、虚弱老人を対象としました介護型のC型のデイサービスセンターでございますので、寝たきり老人、痴呆老人の方のサービス、現在の福祉センターでは受け入れることができません。  最後に、東郷町の東郷寮ですが、特殊浴槽及び関連施設の共同利用についての、これは県の方との話し合いでございますが、平成6年3月に老人福祉計画を立てました。その中にも表現されておりますが、県のこの東郷寮をうまく利用してと言ってはいかぬですが、その持っている技術力とか、その人の問題をうまく利用させていただきまして検討していきたいと、こう表現されております。  そういうことによりまして、先月の10日でございますが、野々山県議にも同行していただきまして、町長から県の民生部長へ陳情してまいりました。その折の県の返事でございますが、満点の返事はいただけませんでしたが、前向きを持って検討したいと、平成9年度にということでございました。県の方も、県全体の施設を眺めてから考えたいということでございます。  しかしながら、こういう特養の老人ホーム自体に、そういうショートステイだとかデイサービスが併設されるのは当たり前のことでございますので、その点を強く強調しまして、今後もまた引き続いて陳情してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。以上です。 12: ◯議長(武藤安雄君)[ 9頁] 14番橋本洵子君。 13: ◯14番(橋本洵子君)[ 9頁] それでは、一つずつ再質問していきたいと思います。  まず、教育長の方ですが、本当に現実を見ていただくとわかるように、昭和54年度の人口増設期にやはり小学校が五つにふえ、中学校が三つにふえたっていう現実があるわけですが、順調に人口はふえていくものという観念があったにもかかわらず、伸び悩みという形でこういうふうになってきた現実もあるわけなんです。それと少子化ということもありまして、やはり教育費の東郷町の予算に占める配分というのは、かなり大きくなってきているわけなんです。やはり予算配分ということを考えますと、これからもっともっとやらなきゃいけない高齢化なんかを考えますと、現在の児童は大変恵まれていると言った方がいいのか。それとも、余りにも、こんな言い方は失礼かなと思うんですが、お蚕ぐるみで、少し競争もないんじゃないかなっていう感じもいたします。  それで、先日3月11日の瀬戸議会では、行政改革の中で、保育園の適性配置、小学校の再編成も改革の柱の一つだというような答弁が出ているわけですわ。ところが東郷町の行政改革の中はどういうわけか、教育に関しての分野は給食センターの件1カ所だけで、何にも触れてないんですわ。だから、やはりこれを考えるときに、子供たちが1クラスのまんま6年間過ごして、果たして本当に、それで今度は中学に行っても、ふえてもせいぜい2クラスぐらいで、大変恵まれた環境というのか、町の中の分校的な感じていくのか、とても心配しております。そして高校に行って、いきなり読争社会みたいなところにぼんとほうり出されて、子供たちがやはり精神のバランスを壊すとかいうこともよく聞きますので、やはりある程度の競争とか活力を生むためには、これ、学校の統廃合ということも、ある年度に絞って考えていかざるを得ない方向性ではないかなという気がいたします。  そうして、その学校にかかわる維持管理費の配分を、やはりもっと必要なところに配分するっていうのが、これからの行政の一つじゃないかと思いますので、そこのところを大変難しい問題で、学区を見直すことは混乱を来すことかもしれないが、それも一時的な問題で、私たちもそういうものを逆のあれで乗り越えてきたわけです。  私の現実を言いますと、中学校に行きましたら60人クラスの14クラスでした。すごい教室の後ろまで机が並んでいる状態。ところが、もう学校がそういうんではとても成り立たないっていうんで、やはり目の届く範囲、先生が子供たちの顔を覚えれる範囲というのがありますので、そこで翌年は大至急分校をつくりました。分校というか、学校が分かれたわけですね。そういうふうにしてやはり行政は対応してきております。  やはり3クラスか4クラスが1学年あれば、子供たちの交流もできるし、それぐらいならば、どこどこのだれだれちゃんという顔で覚えれるんじゃないかなと思います。一クラスというのは大変恵まれたように思いますが、結果的には、大変子供たちの活力をそいでしまうんじゃないかなという気もいたしますので、そこのところを時間をかけて検討していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  次に、総務部長に諸輪住宅のことでお伺いしますが、ただいまの独居老人と高齢者所帯が人数言っていただきますと、高齢者の人数が127人、669人の中127人いらっしゃるということは、かなりの高齢化率なんですよね。そのまんまこれからいろんな問題が出てくると思います。すべてが、独居の方をもう全部施設に、本当に生活できなかったら入っていただける状態でないことは皆知っております。そうなったときに、やはりケアつき住宅とか、やはり1人で施設じゃなく、私は1人で独立して暮らしたいという高齢者の意思も尊重した方向に持っていけるように、県との話し合いを進めていただきたいんですが、いかがでしょうか。  3番目として、民生部長に、E型、A型のデイサービスで、本年の2月10日ですが、県の民生部の方に陳情に行ってくだすったということで、大変感謝いたしております。やはりこれからの高齢化に向けて、新しい施設を建てるというのは大変経費もかかりますので、ぜひとも現状の施設を有効利用するという意味でも、できるだけ早く東郷寮の施設が使えるように、これからも頑張っていただきたいと思います。でも、まだそれがすぐじゃないもんですから、現実として、やはり何か対策を考えていただきたいんですが、その現実の今の対策は何を考えていらっしゃるのか、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 14: ◯議長(武藤安雄君)[11頁] 近藤教育長。 15: ◯教育長(近藤鋭一君)[11頁] ただいまの件についてお答えをしたいと思います。  現在、今言われておりますように諸輪住宅の件もございます。以前多いときには諸輪住宅から小学校へ100人近い子供さんが通ってきておってくれたわけですけども、現在40人を切る、か切らぬかというような状態、40%ぐらいの子供さんになったわけでございます。そうして諸輪学区で見ますと、来年度は一応今の数字、転入、転出は別でございますが、現在在籍している人数は45名あります。その次に11年度に入ってくる子供は50人というような形で、2クラスの人数は現在在籍しております。  それと、住宅事情によって、アパートとかそういうものができますと、また変わってきます。特に東郷小学校の場合も、和合にマンションができたことによっての人数というものがぐっとふえてきております。もう300人切るかなあということで、実は私も心配しておりました。そういうことでマンションが一つ、二つできることによって、それがまたもとへ戻ってくる。特に、音貝小学校の場合を見ますとアパート等がふえまして、今まで音貝小学校では3学級ということは考えられなかったわけですけれども、3学級が出てきております。そういうことで、ことし2クラスふやさなければいけない。次にふえてきますと、校舎も増築せなきゃいけない事態も出るじゃないかということでございます。そして、高嶺小学校の場合だと、120人おったのが5人出てしまうと115人で、4クラスが3クラスになってしまうということで、これも公団住宅等が、見ておりますと日進の南小学校の方へ、学区へ移動する方があるわけです。話を聞きますと南小学校は、ことし5クラスぐらいふやさなきゃやってけないという状態で、やはり住宅事情等によって移動されるということです。  そういうことで、今申しましたように、全国平均でも12から18が標準だと言われている中で、東郷もその中に入っている標準的な学校ではないかと。それから、今言われたように、1クラスでは競争云々と言うことは、これは事実そうです。私も心配しております。転入者がないかということで、恵みの雨ではございませんけども、転入者を探すわけにはいきませんけども、2クラスにしてやりたいなと、私はそう思っておりますけれども、やはりそんな自由にするわけにはいきませんので、今しばらくあれですが、学区等については、そう簡単に変更するわけにはいきませんので、よろしく御理解を賜り、御協力を願いたいということをお願いして、答弁にかえさせていいただきます。 16: ◯議長(武藤安雄君)[12頁] 真野総務部長。 17: ◯総務部長(真野建一君)[12頁] 諸輪住宅の県への要望事項、特にケアつきの住宅の建設をということでございますけども、これにつきましては、県がどういった形で、どのような方々を対象とした住宅にするか。今の聞いている範囲内では、今お住まいの方がそのまま、また移れるというようなふうに受け取れますので、高齢者向けの住宅という意味合いじゃないと思いますけども、それが必要であるかどうかということになると、もう少し具体的な建設内容等お聞かせいただかないと、要望していいものなのかどうか決めかねるところでございます。しかしながら、これから県とのいろんな話し合いの中で、私どもの意向としまして、もしそういうものがつくっていただけるならつくってほしいという要望はということについては、やぶさかじゃないというふうに感じております。  したがいまして、もう少し県の出方を見てみたいというところもありますので、もうこの1年間で多分方向づけができるだろうと思いますので、その段階でまた、そういう話があったということは、県にはお話ししていきたいと思っております。 18: ◯議長(武藤安雄君)[12頁] 野々山民生部長。 19: ◯民生部長野々山義彦君)[12頁] 再度の御質問にお答えします。  来年度のことにつきましては、先般、施政方針というですか、提案説明の中で申し上げましたけど、一応、私の方、このA型、E型のデイサービスは、これは最も重要な課題だということで考えております。そういうことで県の方には、先ほども言いましたけど、強く要望してまいりたいと思いますし、また、そこででかしていただけなければ、東郷町とすれば余りいいことではございませんので、これからも再度要望してまいりたいと思いますし、9年度も、それにかわるものとしてヘルパーの増員を考えております。さらにそれから、ヘルパーを在宅介護支援センターづけにしまして、少しでも敏速に対応できるような体制も考えております。  それから、ショートステイの方ですが、できるだけショートステイを利用していただくということで、その辺の方も人数が増で考えております。その辺のどこで考えていきたいという考え方でございます。よろしくお願いいたします。 20: ◯議長(武藤安雄君)[13頁] 14番橋本洵子君。 21: ◯14番(橋本洵子君)[13頁] もう再々質問で、そう詳しいことは聞けませんが、先ほど、あと何年かすると音貝小学校の増築も考えなきゃいけないという教育長の判断でしたが、そうなったときに、やはりバランスを考える一つのチェックポイントかと思いますが、その時点で、やはり多少の学区の見直したとか、調整をされるようお願いしたいんですが、そのお考えをお聞きしたいと思います。  それから、諸輪住宅の件ですが、もう一つ気になることが、それは県の出方を見るというのも結構なんですが、現実の問題として大変環境も、引っ越していった方の後始末ですね、あの問題をどうされるのか。それから防犯上、ところどころくしの歯が抜けたように空き家がありまして、何かあったときも隣に声がかけれないというような場合の、そういう防犯上の問題をどうされるのか。そのことをお答えいただきたいと思います。  それから民生部長は、現在ヘルパーをふやしていくというのもありますが、先ほど聞きました中で、在宅のいろんな介護の指針としてチェックポイントがあるんですよね。この東郷町の場合は、ヘルパーが12人から13人にふえる、デイサービスはC型1カ所だけだよ、訪問看護ステーションは1カ所あり、訪問看護は週5日ですかやっていただいている。ところが、ショートステイの分が何所しているのか。それから、特養の分が何人東郷町として枠とりをしているのか。ショートステイと特養についての入所ですね。特養の入所の枠とりが何名あるのか。この2点お伺いしたいと思いますが、よろしくお願いします。 22: ◯議長(武藤安雄君)[13頁] 近藤教育長。 23: ◯教育長(近藤鋭一君)[13頁] 今の御質問につきましては、その時点、現状において将来を見ながら研究したいと思います。以上です。 24: ◯議長(武藤安雄君)[14頁] 真野総務部長。 25: ◯総務部長(真野建一君)[14頁] 非常に空き家があり、環境的にはよくなくなってきておるということで、自治会長さんも大変その点を心配しておられまして、これはやはり地域の皆さんが特に気をつけていただきたい。諸輪住宅の皆さんがそれなりに団結して、そういった地域の安全等も、今以上に気をつかっていただけるとありがたいと思います。  あと対応できるのは、やはり警察に時々巡回を多くしていただく以外にはないかなと。東郷町として、あそこをどういう形にするというわけにはまいりませんので、建物の中の話であれば、それは県の住宅課の方が管理しておられる話ですので、そちらの方にお願いするしかないであろうと思います。  そのあとについては、自治会として特に団結して、そういった地域を守っていただくというのが一番最善の方法であろうと私は考えておりますので、東郷町として特別にどうこうするという考え方は今持っておりません。 26: ◯議長(武藤安雄君)[14頁] 野々山民生部長。 27: ◯民生部長野々山義彦君)[14頁] 特別養護老人ホームの待機者でございますが、今申し上げますと、15人ほど待ってみえるというような状態で、何所確保してあるということはありません。そういうことではなしに、今3カ所ぐらいのとこで申し込んでおりますが、15人ほど待ってみえるような状態でございます。  それから、ショートステイの所でございますが、それも満杯のときもありますが、すいておるときもあるということでございまして、できるだけ待機者の方にはそういう方面で使っていただいて、少しでも在宅介護が楽になるような進めはしております。  しかしながら、先ほど先生もおっしゃいましたが、介護保険がもう目の前に迫っておりますので、何とかいたしたいと考えております。努力していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 28: ◯議長(武藤安雄君)[14頁] 20番杉山スマ子君。               [20番 杉山スマ子君登壇] 29: ◯20番(杉山スマ子君)[14頁] 議長のお許しを得ましたので、私は4点について質問をしてまいります。  1点目は、東郷町行政改革大綱決定の内容についてでございます。1点目、保育園の統廃合の検討について。2点目、国民健康保険東郷診療所の運営見直しについて。3点目、学校給食共同調理所の運営見直しについて。4点目、ホームヘルパーを在宅介護支援センターに移す方向についてを伺います。  行政改革大綱の中で、保育所の需要に合わせ統廃合の検討とありますが、昨年2回、私もこの保育園の問題で質問に立ちました。二十数年来、東郷町の保育行政の果たしてきた役割、認識を再確認をしてきました。また、地域の実情に合わせた保育内容充実を東郷町は進めてきたにもかかわらず、国や県は数字だけをとらえ、0歳、1歳、2歳児の保育または長時間保育の内容をとらえず、行政改革の名のもとで統廃合という考えを押しつけてきています。  2年ほど前、議会議員の皆さんには1枚ずつコピーをとってお渡ししておりますけど、アミーゴという冊子に「隣町見て歩き体験記」と題し、児童館の巻ということで、日進と東郷の違いが載ってるのを読みました。このコピーも町長に見せましたので、十分御承知のことと思います。  この中身は、地方分権時代に突入すると、いろいろなサービスや施策が市町に分権されてくると、どの町に住むかということによって受けられるサービスが大きく違ってくる。今回取材した児童館でも、未就園児を抱えたお母さんの立場から見ると、児童館が小学校区に1カ所あれば、育児ノイローゼになりそう、また、夫の帰りが遅くて、1日じゅう話す相手がいないというときはきっと助かる。日進市の状況を悪く言うつもりはありませんが、日進と東郷町はなぜ違うのかということが記載されています。  どういうふうに違うかについては、一番最後に載っておりますけども、建物を建てるときの基本的なコンセプト。児童館を管理する人の考え方や姿勢、また、最前線の職員、指導員が意欲を持って働ける環境の整備、職員の意欲を支えられる予算、人の配置などなど考えられる。そして、これらを一番支配しているのは、この町をどんな子育てのできる町にしたいかという願いではないかと結んであります。  第1号の北部児童館が建ったころ、手探りの状況でございました。車を連ねて、岩倉市や犬山市、また、佐屋町や江南市などを研修に出かけてまいりました。やはり、そこに配置されてみえた保母の専門職の役割を、子供たちが行こうと言う場所でなくてはと、つくづく思い知らされた時代がありました。元の加藤助役とも何度も話し合い、専門職、保母さんの配置は的確でございました。  私は、7園ある保育所のよさ、環境に恵まれ、神社や小公園、小高い山への散歩に出かけることのできる立地条件、また、一番大切なこの年齢の集団生活は、やがて卒園を迎えるこの時期に学校へ通う不安のある子供たちも、保育園から小学校へ、また、放課後は顔見知りの先輩たちの通う児童館へと系統的に集まれる場所があります。また、保育園の経験のある専門保母の指導員に迎えられる。まさに保育園の7園から、児童館、また、各小学校区1カ所づつ建設の施策は、まさに子育ての町東郷町の誇れる施策であります。ごみを散らかすほこりではございません。胸を張って誇れる町であります。何度も言いますが、地域に7園ある意味、系統的につながっている子育てネットワークであります。  この施策を、東郷町の売り物である子育てネットワークをなぜ崩そうとするのか。町長、もっと東郷町は子育ての町であると自信を持って進めていただきたいと思います。  この立場に立って具体的に質問いたします。  1点目、昨年6月定例議会で、7園存続していくという答弁が出ています。答弁と行革審は、また、推進本部は矛盾しています。町長の見解を伺ってみたいと思います。  2点目、行政改革審の統廃合の検討は何を根拠に出しているのか。3点目、8年度保育園申し込み状況。申し込みをしたが入所できなかった園児についても答弁をお願いいたします。特に、0、1歳、2歳は、需要があるのに受け入れ態勢がないため民間に回されたと聞きました。回された園児数、また、保育園に実際には入れなかったが、同い合わせなどの状況も聞いてみたいと思います。  4点目、0歳児南方面、拡充検討はどうなりましたでしょうか。5点目、5年間の園児数の見通しは、各地域ごとの状況をお聞きしたいと思います。  大きな2点目ですけど、国民健康保険東郷診療所の運営見直しについての答申内容について伺います。  見直しの内容を具体的に示していただきたいと思います。診療部門や訪問看護部門も町民本意の施策を進めています。行政改革でどのような見直しをすべきというのが具体的に出たのか、説明をお願いいたします。  3点目、学校給食共同調理場の運営の見直しについての答申が出ました。1点目、行政改革で示された具体策は。2点目、民間委託しなさいと言っているのか。3点目、人員の削減をしなさいと言っているのか。4点目、保育園の栄養士を配置しなさいと示されたのか。また、ひとり暮らし老人の給食を共同調理場で行えと言っているのか。見直しの中身を具体的に説明をしていただきたいと思います。  また、2点目は、清掃についてどのように改善されたのか、お聞きいたします。  4点目は、在宅介護支援センターにホームヘルパーを移す方向をと出ています。ヘルパーさんの訪問先が拡充されるのか。それとも、現状からどのように仕事内容やヘルパーさんの専門職の位置づけなど、どのように変わるのか、伺ってみたいと思います。以上よろしくお願いいたします。 30: ◯議長(武藤安雄君)[17頁] 答弁、武藤町長。 31: ◯町長(武藤敏夫君)[17頁] 杉山議員の質問でございます。行政改革というのは全国的に、国から県にかかって見直そうということが、今大きな日本じゅうの課題でございますけどが、今までのバブルの最盛期まで、どんどんとすべてのことによしということで進めてまいったわけでございます。それから、二、三年前から銀行がつぶれる、土地神話が崩れる、いろいろの面で財政面が大きく変わったわけでございますので、東郷町が今まで、保育園、給食センター、すべてのものが自信を持ってやっておるわけでございます。これは改革で一度に変えるというようなことは考えておりませんけどが、検討して、どうしても変えなならぬというものは、3年、5年、10年というような年月をかけて順次見直していこうということでございまして、すべてのものが全部半分にするというわけじゃないわけでございますので、今後、この平成9年、10年にかけて、皆さんとともに検討してまいりたいと思っております。  御存じのように、保育園も定数の半分だとか、学校もそうだというようなことが先ほども答弁の中にもあるわけでございますけどが、まだまだ10人だとか15人で閉校になるというような山間部とは全然地形的に違っておりますので、これからの伸び行く東郷町は、減らすなんていうことは恐らくないであろうと思いますけどが、切り詰めてやらなならぬということだけは、これは覚悟していかなあかぬということでございますので、あとは、細かい答弁は部長の方からさせますので、よろしく。 32: ◯議長(武藤安雄君)[17頁] 真野総務部長。 33: ◯総務部長(真野建一君)[17頁] 私の方から、行革審がどんな考え方でこうした答申を出され、推進本部としまして大綱をつくってきたか、そのあたりについて御説明申し上げたいと思います。  初めに、保育所の統廃合、今町長は、すぐにやる話ではないということです。ただ、行革審の委員の皆さんは、現状、町の保育園の内容といいますか、定数に対する実人員、あるいは将来に向けての人口の増加といいますか、増減、こういったものを資料をお見せしまして、今、経費の削減が叫ばれておる時代であり、効率経営をしなけりゃいかぬと、民間的な考え方も行政に持ち込んでやらなきゃいけないと、こんな意見が強く出てくるわけでございまして、その中で一部の園については、そうした効率の悪い運営といいますか、定員に対する園児数の少ない部分、こういったものを指摘されて、一度全町内の各園を、どういった形でやったら一番効率的な運営ができるか。そういった面について検討していただきたいと、こういう内容でございます。  それから、国民健康保険東郷診療所の運営の見直し、これにつきましてもやっぱり効率経営ということから、特に診療所については、無医村の時代に設置されたものであり、それが延々今続いておるわけですけども、それから今日までに町内に非常に多くの医療機関ができ、また、周囲にも大きな医療機関ができ、今、行政でこのような運営をすべきかどうか、一度よく検討する必要があるんではないかということで、もうそうした町が診療所を運営する目的も終わったんではないかと、こんな意見で答申を出されておるわけでございます。したがって、これについても非常に検討していかなきゃならない問題であろろうと、私どもも思っておるわけでございます。  ちなみに、過去5年間に診療所に繰り出された一般会計からの金、これはすべて赤字にはなってないわけですけども、これがあるから赤字になってないという解釈からしますと、この5年間で1億4,000万円ほど繰り入れをして運営がされておるわけでございますので、こういった面からしましても、やはりもう少し検討する余地があるであろうと。今は看護センターの事業も行っております。形は若干以前とは変わった形での診療所のあり方ということで行っておるわけですけども、なおそれにメスを入れよと、こんな考え方が行革委員の中にあったということでございます。  それから、学校給食共同調理場の運営の見直し。これにつきましても行革では、極力民間に委託できるものはするように。これは当然条件があるわけでございまして、行政の責任の確保ができ、住民のプライバシーが守られ、住民サービスが低下せずに、財政上のメリットがあると。こういったことのできるんであれば、極力民間委託するべきではないかというのが社会の風潮ではないかなと思っております。共同調理場につきましても、そういった面がクリアできるんであれば、委託すべきであろうという意見でございます。  もう1点は、調理場の運営委員会というのがあるわけですけれども、これのメンバーについて、充て職の形で今やられとるといいますか、選任されておるようでございまして、PTAの会長さんがほとんどお出になる。こういった形で、したがって男の方が委員になっておる。給食は食べ物であるから、家庭へ行けば、多分女性の方が中心になって行われておるであろうと。したがって、女性委員を多く入れた方がより効果のある意見が聞けるんじゃないかなと、こんな御意見がありまして、運営委員会の委員さんの見直し等もしてもらいたいと、こんな話が出ておったというように記憶しております。
     以上、そのような観点で行政改革を進めてまいりたいと、こんな意見でございましたので、申し添えさせていただきます。以上でございます。 34: ◯議長(武藤安雄君)[19頁] 野々山民生部長。 35: ◯民生部長野々山義彦君)[19頁] 町長の補足説明をさせていただきます。  8年度の保育園の申し込み状況でございますが、定員を申し上げますと、公立が7園で810名、私立が100名で、合計910名となっていることでございますが、3月1日現在の申し込み者は、公立が584名、私立が78名、計662名でございます。うち3歳未満児が、公立が58名、私立が11名、計の69名でございます。  御質問の中にありました1、2歳児、あるいは0歳児のことについてでございますが、昨年につきましては待機していただいたときもございますが、現在は、申し込みがありました人については全員が入所しておられます。そして、私立といいましても若葉保育園の関係だと思いますが、公立の措置の児童、措置の関係、それと給食の方の関係も、何ら公立とは変わっておりません。その若葉についても2名の方が入所しております。  それから、相談件数の問い合わせですが、月に三、四件はございますが、入所条件が合えば入所していただいておる状態でございます。  それから二つ目の、0歳児の南方面の関係でございますが、御承知のように、0歳児につきましては、諸輪保育園1園で実施しておるのが状態でございます。平成9年度の申込者でございますが、0歳児の方は2名申し込みがございます。そういうことで、先回の議会でも答弁させていただきましたが、せめて2クラスぐらいになった時点で考えたいということでございます。3対1のことでございますが、現在2名でございますので、9年度も諸輪保育園1園で実施してまいりたいと思っております。  それから、5年間の園児数の見通しということでございますが、3年間しか資料ございましたので、ちょっと申しわけございませんが、平成7年の4月1日現在で573名、平成8年の4月1日で622名、平成9年の申込者は先ほど申しましたが663名。以上のような状況で、今後も上昇していく傾向にはあると思います。しかしながら、この傾向は、恐らくマンション建設でこういうような状態ができておりますので、そのマンション建設が一段落すると、ちょっと疑問符がつきますので、何にいたしましても、じっくり将来を見据えまして検討してまいりたいと思っております。  それから、在宅介護支援センターにヘルパーを移すということでございますが、提案説明でも申しておりますし、先ほどもちょっと申し上げましたが、一番最大の理由は敏速性を増すということでございます。本来、在宅介護支援センターの役目自体は、少し横文字で申しわけありませんが、コンサルタント業務、コーディネート業務、コンダクターと言われる業務、その三つの3Kと言われる業務が在宅介護支援センターの役目でございまして、サービスを持っている提供課ですか、今現在申し上げますと、民生課、保健予防、国保年金課、社会福祉協議会等の、そういうサービスの提供課と同じ場所にあるのが、これが本来一番いいわけでございますが、現在の施設の状況では一緒にすることが少しまだ無理でございますので、将来を見据えた第1段階の状態で、在宅介護支援センターの方へヘルパーを移して、少しでも敏速に対応できるような状態に持っていきたいということでございます。  何にいたしましても、先ほど申し上げましたが、介護保険法案が今国会に提出されておりますし、6段階の認定段階になるそうでございますが、最高で29万までのサービスですか、そういうような状態になったときを見据えますと、一刻も早いそういう対応にしていきたいという考え方ております。よろしくお願いいたします。以上です。 36: ◯議長(武藤安雄君)[20頁] 寺沢教育部長。 37: ◯教育部長(寺沢一直君)[20頁] 3番目の学校給食の関係で、二つ目の清掃について、どのように改善されたかということでございますが、共同調理場において、みんなでよく話し合った結果、従来どおりでよいという話がまとまりましたので、調理場調理員による当番制で引き続いて行っていく考えでございます。よろしくお願いします。以上。 38: ◯議長(武藤安雄君)[20頁] 20番杉山スマ子君。 39: ◯20番(杉山スマ子君)[20頁] それでは1点ずつ伺います。  先ほど、町長と民生部長の方から答弁がございましたように、子供数は現在ふえてますよね、それは認識いただいてます。それと、もちろんマンションや、いろんなそういう集合住宅ができることによってふえてるということも言えます。一時的ではないと思います。私、この10歳までの地区別の、これは行政区別の人口を調べてみました。0歳児が、これでいきますと東郷町全体で306名、1歳児が348名、2歳児が364名、3歳児が317名、4歳児が335名、5歳児が303名、一応ずっと300台の年齢別になっております。この年齢の方が、もちろん幼稚園の方へ通われる方もありますし、若葉保育園の方へ通われる人もありますので、全体的にこの人数が保育園の方にね、どれほど影響するかは、あくまでも見通しですので、その辺は見解がわからないと思いますけど、現実に子供はふえてるということを再度、再認識をしていただきたいと思います。  それと、需要に合わせた保育園の存続ということもね、町長はやはりしっかりと認識していただきたいと思います。昨年、一般質問したときに、7園は存続をしていくと、需要に合わせて存続をしていくという答弁がございます。その答弁どおり実行していただきたいと思います。  それと、細部にわたって伺いますけど、民生部長、ことしは0歳児が申し込みが2名ということで、南部保育園の南の方じゃなくて、諸輪保育園で対応できるということですね。これについてはまだ、子供さんたちが入所があるという移動がございましたら、また考えていただきたいと思います。  それで、何度も私申し上げますけども、行革審から答申が出されですね、それで本部長である町長はですね、12月の9日の日に、この推進本部でこの行革審の保育園の7園、これを統廃合するというこの要綱をですね、自分で決めてみえるわけですね。ですから、私はもう一度ですね、再確認をして、きょうはまた質問に立ったわけでございます。  それと、国は少子化時代というふうに言われながらですね、生み育てる地域の状況整備がなくては、子育てをつくる条件がありません。それで、東郷町は何十年、20年近くですけど実績を積み上げてまいりました。それと整備をしてまいりました。子育てネットワークの東郷町の施策は、この近隣においては、本当に誇れる施策と思います。胸を張って町長は、本当にこの施策をしっかりと子育ての第1条件にして頑張っていただきたいと思います。  また、こういう中で親同士が、本当にひとりぼっちのお母さんたちが集まって、ボランティアにも参加したり、グループができて、生き生きと生活をしてみえます。その辺についても再確認をしていただきたいと思います。  また、適正規模ということをよく言いますが、先ほど、7園の中で少ない園があるというふうに言われますけど、私は決して、それは少なくないと思います。例えば、南部保育園を見ましても2歳児が10名いるわけですね。それで全体的には、これ、2月1日ですけども、31名の方がみえます。この1歳児や2歳児、0歳の子供たちを預ける条件を東郷町は確保しているということを、本当に自信を持っていただきたいと思います。  昨年ですね、尾張旭や長久手、それから、日進市の数を私は調べまして、この議場でも発表しましたけど、日進は6万弱、これ、もうちょっとふえてると思いますけど、9ヵ園ある中で、園児数が652名ほどですね。尾張旭が7万1,225名。この人口もふえていると思いますけど、10ヵ園で709名です。若いと言われる長久手町でも3万5,160名の人口の中で、5ヵ園で534名です。東郷町が一番人口が低いわけですね。今3万3,634名ほどだと思いますけど、7ヵ園中、今600名の園児が保育園に通っているという状況ですね。だから、人口の割合にいきましたら、東郷町はほかの市町村と比べて2倍の子供たちが公立の保育園に通ってきてるという、この辺を私は再度、本当にもう一度町長にも、また、担当課にも認識をしていただきたいと思います。  そういう意味で、しっかりと頑張っていただきたいことをくどくどと申しますが、7園を存続して、本当に少子化時代というこの時代をですね、母親たちが本当に生み育てる条件が、東郷町はもう整備をしているということを本当に認識していただきたいと思います。  2点目ですけども、東郷診療所の運営見直しについて、部長の方から説明がございましたが、行革審の方は、使命が終わっているとかいうことを言われたということでこの答申が出ているわけですけども、診療所を建てかえをするときに、予防医学ということで、東郷町の住民の方の予防医学を守っていきたいということで、ベッド数をなくして診療部門を残しました。それと訪問看護を始めてから、東郷町の町内の方の14名の方を訪問してみえるそうです。  お医者さん1人に対しては、せいぜい3名から4名しか訪問看護はできないという、本来はそういう現状だそうです。ところが、14名の方を訪問看護しているわけですね。これはすごく住民の方も本当に助かってると思うんです。それで使命は終わってないと思うんですね。予防医学をやってく上では、この診療部門と訪問看護はセットされ、東郷町の本当に唯一の、この近隣である唯一の診療所を残していきたいというふうに、私は再度本当に訴えたいと思います。見解をお願いいたします。  それから、学校給食についてでございますが、先ほど答弁がございましたわ、民間委託にすべきではないかとか、それから、女性委員の運営委員会の見直し。これは女性委員を起用していただくのは本当に結構だと思いますね。入れていただきたいと思います。  それから、私は5点挙げますけども、これについて見解を伺います。  1点目は、この9年度から2名退職者が出るというふうに聞いていますが、この補充をしていません。これも行革ではございませんか。  2点目、今、配送を名鉄の日通に委託しています。これも委託しているわけですね。  それから3点目、他の市町と比べ、保育園の栄養士が配置をされていない。これも行革ではございませんか。  また、各園、各小中学校の単位の自校方式をとらず、給食センターで一括に調理しています。例えば、各園で実施するとするならば、0歳児から5歳児が給食の発達段階に合わせて調理ができるわけです。また、小中学校の子供たちにも、各学校でやってれば、料理のにおいがしたり、子供たちの生涯学習にも本当に役に立つと思うんです。そういう意味でいうと、給食センターそのものがもう行革の一つでございます。  また、4点目は、O-157など思わぬ事故なども、直営だからこそ対応が早いと思います。こういう大変な中で民間委託などをすべきではないと思います。  また、5点目については、清掃のこの人員の配置についても、一番早く他の清掃員を配置すべきところでございます。この配置されていないのも行革の一つではございませんか。  また、昨年12月3日に答申を受け、12月9日に東郷町は行政改革大綱を決定しています。これは町長が本部長でございますわ。私は、その明くる日、12月10日にこの席で一般質問をしています。そのときには、この、もう行革大綱が決定していたわけですね。なのに答弁では、給食センターはそういう方向はないということで私は答弁いただいております。もうね、給食センターのいろんなことやることすべてですね、行革をもうしてるわけですね、給食センターについても。この辺について認識を伺います。  4点目について、在宅介護支援センターについては、今までいろんな形で示してきましたので、いい方向に向かっているということで、このことについては再質問しませんので、3項目について答弁をお願いいたします。 40: ◯議長(武藤安雄君)[23頁] 東郷町武藤町長。 41: ◯町長(武藤敏夫君)[23頁] 初めの保育園の統廃合、これは先ほども申し上げましたように、今後の課題ということで、現在は廃園するという園は考えてはおりませんけどが、人口の推移すべてのものを考えてみますと、いろいろの問題があるわけで、もし定員30名で保母が1人でやれる仕事を、16名ぐらいづつで2園、2人でということで、今そこにロスがあるわけだけどが、それを一つでも減らさぬようにということでやってはおるけどが、それが幾つか重なりますと、やはりそこに大きな改革をしなくてはならぬという問題が起きてこようと思います。しかし、そういうことも、いい面とそういういろいろの面も考慮しながら、3年とか5年とか、10年とかというような長い時間をかけてでも検討せにゃならぬと思っております。  それから、東郷診療所でございますけどが、年間三千五、六百万の一般会計からつぎ込んで、ずっと10年も15年も続いておるわけでございますけどが、今高齢化が進んでくる中で今の診療所が、本当にこれはやめないかぬというような時点は、五、六年前にはあったと思います。しかし、現在これは存続させた方がいいんじゃないかと、また、仕事の面を診療ではなしに、予防というものに専念すると。在宅におられる方の訪問に、必ず月に1度か2度は同行するというようなことで、診療所のメリットをそこで生かせは何とかなるんじゃないかな、こんなことも診療所の立場で考えておるわけでございます。  それから、共同調理場でございますけどが、配送からすべてのものが民間委託と。運転手の自動車は買ってやるけどが、運転手だけは向こうで頼むと。こんなようなことで、既にできることからやってはおりますけどが、民間のやることと公共団体がやること、大体倍ぐらいの費用が違うわけで、その積算をしてみると、年間通じると大きな予算の軽減になると、こんなことも考えるわけでございますけどが、議員の御指摘のようにO-157のような、ああいうことに未然と防げて、なかったということは、やはり効率であるということに大きな意義があるかなと、こんなことも考えるわけでございますけどが、いろいろかの面を考えながら行政改革。  そしてもう一つ、その大綱の本部長が町長ということで、今までの答弁は、何とか存続するということと矛盾しておるではないかということでございますけどが、そうではない。現在続いておることは、今まででも一番いいということで信じてやっておりますけどが、今後におきましては、一応考えにゃならぬこともわいてくるだろうと、こういうことで行政改革の大綱の長ということでございますので、なったら全部半分にしちゃうというようなことは考えておりません。以上です。 42: ◯議長(武藤安雄君)[24頁] 杉山スマ子君。 43: ◯20番(杉山スマ子君)[24頁] それをですね、先ほど4点、5点挙げました学校共同調理場のですね、こういうものも実際に行革をしているということを、私は一つづつ挙げたわけですけども、これについて教育長なり、町長がですね、どういうふうに見解を持ってみえるのか、伺ってみたいと思います。  1点目が2名の退職者ね、これを補充してない。また、配送も委託をしている。3点目は、他の市町と比べ保育園の栄養士の配置をしていない。それから、各保育園、各小学校、中学校の自校方式もこれはもう行革の一つじゃないかというふうに言っているわけですね。このことについて見解を伺います。  それともう一つですけど、保育園のことについて伺います。  これはこの東郷町全体の全体図から見ていただいて、ちょっと皆さんも考えていただきたいと思いますけど、例えば北のほうのたかね保育園は、3歳児から5歳児までしか施設の面で受け入れ態勢ができないんですよね。0歳児、1、2歳を例えば、0歳児がなくても1、2歳を預けたくても、たかね保育園には入所できないですね。こういう要望があって、受け入れ側施設について無理ということの現状がございます。また、南部は2歳児が10名、そのため保母さんが6対1ということで、当然保母さんの数は多くなります。これは子供数に対して何名というのが基準になっておりますし、また、その体制じゃないとやっていけません。それから、部田山の人口がふえ、音貝から中部や南部、こういうとこへ流れてきているのも事実ですわ。ですから、部田山の人口がふえた場合、音貝にはもう入れないという現状も今現在もう生まれてますよね。結構アパートや集合住宅ができてますので、その子供たちは、じゃ、どこへ入所するんだということになりますよね。そうすると中部や南部や若葉の方へ行くというような形になると思いますけども、そういうことでいうと、高嶺は人数の割には入所できない。矛盾していると思いますね。  効率的にと言われますが、じゃ、部田山の今度引っ越しをされたお母さんたちは、どこに預けるんですかね。それを効率的というふうに言うんですかね。そういう矛盾点があるということも考えていただいて、部田山の人口や、また、少しですけど南の方の住宅もふえてきてます。諸輪の方も、諸輪の東部開発が開発されるということになれば、当然住宅もふえてきますよね。そういう意味で、やはり7園を存続していかないと、また新たに保育園をつくらないといけないという現状が生まれるということを私は思うんですよね。特に部田山は若いお母さんたちがふえると思います。若い世帯がふえると思います。そういうことについて、どのように町当局は考えてみえるのか、見解を伺いたいと思います。以上、2点についてお願いいたします。 44: ◯議長(武藤安雄君)[25頁] 武藤町長。 45: ◯町長(武藤敏夫君)[25頁] 給食センターの人員が減っておるけどが補充をせぬということ。これは既に今まででも1人、2人あるわけでございますけどが、施設が非常に効率のいい施設をつくったわけでございますので、その中の人員がある程度減っても、仕事の内容について大きな労力の過重というようなことはないわけでございますので、その点は御理解が願いたいと思っております。  それから、保育園のいろいろの面でございますけどが、東郷町の保育園の原則は、お母さんが手を引っ張って園へ連れて行くというのが原則でございますけどが、今はほとんど車で来られるわけでございます。時代が変わってきたわけでございますけどが、特に0歳児のお母さんは当然車で来られるわけで、たかね保育園へその施設がなければ上城保育園でも、やはり3分もあれば、同じ保育園で一とこでやれると、こういうことは協力を願っておるわけで、各所の7園にそれぞれあれば結構でございますけどが、そういうわけにはまいらぬということでございますので、二つの問題に対しての御答弁とさせていただきます。よろしく。 46: ◯議長(武藤安雄君)[26頁] 野々山民生部長。 47: ◯民生部長野々山義彦君)[26頁] 私にということでございますので、町長の補足的で御説明申し上げます。  何にいたしましても、将来をしっかり見据えることが大切でございますので、ただ便利性だけとかいうことではなしに、やはり効率性もあります。そういうことを考えまして、先をしっかり見据えて検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。  見解的には、矛盾点は確かに一方方向ではあると思いますが、全体を考えてやってくのが、これが町の行政のやり方だと思いますので、その辺倒理解いただきたいと思います。 48: ◯議長(武藤安雄君)[26頁] 近藤教育長。 49: ◯教育長(近藤鋭一君)[26頁] ただいま町長が申しましたとおりでございますけども、2名の退職につきましては、12月議会でも答弁いたしましたとおり、調理人数等、2名退職してもやってけるというふうに答弁しましたので、以上でございます。  絶えず行政というものは研究していかなきゃいけない。今言われました運転の、配送の委託。これはやはり効率がよければそちら。直接配送については、調理とかそういう問題ではございませんので、私もセンターにおったときから始めとるわけでございます。やはり運営を十分研究しながら行政はやっていかなきゃいけないという建前でやっておるわけでございます。以上です。 50: ◯20番(杉山スマ子君)[27頁] 教育長、1、2、3点については、私4点ですね。1点目については答弁がございます、2点目についても。3点目、4点目については答弁がございませんので、こういうふうになっていることを、行革の一つではないかということについて見解を伺っているんですね。そのことについて答弁がありません。 51: ◯議長(武藤安雄君)[27頁] 杉山君、答弁漏れなら答弁漏れのようにね、座って言ってもらわないで、立って言ってください。  では、近藤教育長。 52: ◯教育長(近藤鋭一君)[27頁] 全部含めて行政を、絶えず運営を研究していくということでありますので、個々じゃなくて含めて答弁しました。特に先生が言われたいのは、事故防止の云々だということもあると思いますが、これは、給食センターでかして、40何年にでかしたから始まっておるわけでございまして、そういうことで、行革だと言えば行革ですが、これはやはり効率的な問題、やはり経費が幾らあってもそれはなかなか難しいということで、今の給食センター、47年から開設しとるわけですけども、その当時、48年に春木台小学校ができたときですか、それからということで今のような方法をとっておるわけでございます。以上です。 53: ◯議長(武藤安雄君)[27頁] お諮りいたします。ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって暫時休憩いたします。                午前11時29分休憩              ─────────────                午前11時40分再開 54: ◯議長(武藤安雄君)[27頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  8番山口洋子君。               [8番 山口洋子君登壇] 55: ◯8番(山口洋子君)[27頁] 通告に従いまして質問させていただきます。  1、子育て支援事業の計画について。2、予防接種について。3、保育園の社会情勢の変化に対応し得る長期的展望のあり方について。4、違法駐車の防止について。5、施政方針について。以上5点です。  1、子育て支援事業の計画については、名古屋の隣である私たちの町も都市化社会となり、また、核家族化により人間関係も希薄化している中で、育児ノイローゼなど子育てに不安の親に行政が積極的に支援をすることは、多機能性のある子育てを啓蒙し、健全な児童の育成を推進するために、町としては体制の確立が必要と思うが、どうでしょうか。  2、予防接種について。ポリオや3種混合の予防接種は、風疹やはしかのように医療機関でなぜ行うことができないか。また、今後の方針を伺いたいと思います。  これは、こういう1年の表が出されるんですが、この風疹とはしかのところでは、場所は、町内医療機関で個別に接種ができるというふうになっています。小さな子供を持つお母さん方が、この役場まで来て、狭い、何て言うんですかあれは。診療所じゃなくて、保健室と言うんですか。保健センターがとても狭くて、小さな子供が集まると何か、暑いときなんか特に熱が出ちゃったりして、気分が悪くなって受けられないというようなことがあったり、また、一度そういうふうになると、次までの回に随分時間があったり、次の接種のものとまたダブって、それがまたできなくなったり、いろいろ不都合があるっていうふうにお母さんから申し出がありました。よろしくお願いいたします。  3番の保育園のことにつきましては、平成8年度に音貝保育園は定員120名でいっぱいでした。9年度の入園はどうなっていますか。先ほどお伺いいたしました。それでこれは結構です。10年度、11年度の見通しはどうでしょうか。  近年、町づくりにより、西部の区画整理による住宅の増加と、白土地区のマンションには若い方々が多く住むようになり、この地区では、一般の少子化減少とは違う社会情勢の変化が見られます。したがって、このような変化に伴う長期的な展望に立った保育園のあり方について、どのように検討されているか、伺いたいと思います。  4番、違法駐車の防止について。これは特定のところですけれども、ほかの地域にも役立つことだと思って質問いたします。  老人施設に至る道路の、これは現在、音貝白土線の井戸新聞店付近のことですが、老人施設に至る道路上の違法駐車について、何か方策をとっていますか。入り口に大きなマンションが並び、毎日違法駐車が絶えません。マンションが建つと聞いてから予想されたことですから、町づくりと無関係とは言えないと思います。これから他地区の住民も、安全で快適な生活環境の保持が脅かされないためにも、行政の計画をお聞かせいただきたいと思います。  5番目、施政方針について。施政方針の第2の、町民の皆さんがひとしく福祉サービスを受けられることのできるよう、体制の整備充実を進めを具体的に説明していただきたいと思います。  第3の西川印刷の跡地を買うところですが、100年の計というのをおっしゃってみえますけれども、具体的にどういう100年の計を建てられたか伺いたいと思います。  同じ第3の中で、白土、牛ヶ廻間地区の件で計画策定を委託する、そういうことになった経緯を述べていただきたいと思います。これはもともと市街化区域にしたところで、最近家を建てかえたいという方から私どもに電話がありまして、今度は建ぺい率が30%で、2階をまた20%足すことができると。全体で50%のものしかできないということを知って、とても憤慨してお電話をかけていらっしゃいました。それを一般質問いたしまして、町長が、30年近く自分が議員のころからやれなかったことなので、一生懸命やりたいということが発端で、いろいろ動いてきたというふうに私は認識しておりますが、その原因の一つに、その成り行きを住民がよく知らなかったということが問題だったと私は思っています。そういうふうに質問をいたしました覚えがあります。なのにまた委託、今度の委託で3回目になると思いますが、なぜこんなに委託ばっかりしなきゃいけないのか。住民との話し合いはどうなっているのかというところを伺いたいと思います。  もう一つ、心触れ合う温かな町づくりで、コミュニケーションの醸成を進めるための項ですが、御岳のコミュニティーの件はその一部でないでしょうか。コミュニティーセンターの問題だけとっても、ここではもっと広く、コミュニティーセンター全般の扱いであるべきであると思います。例えば、コミュニティー建設地区の順はどうして決まっているのか。どういう順番で決まっているのかという意味です。  2、使用方法は。その地域の人でなくても使用できるようにする。そういうことはどうかということです。  3、白土では葬儀などにも使いますが、使えない地区もあるらしくて、困っている住民に出会いました。その地区の話し合いでとも思いますが、町から出ている資金もあるので、心触れ合う温かな町づくりの一環として、センターが広く町民の利用しやすいものになるように、どんな工夫がされるかというようなことで、心触れ合う温かな町づくりという、そういう接点をお話しいただきたいと思います。  もう一つ、安心して明るく暮らせる町づくりの障害者福祉計画については、歯切れが悪いと思います。県から予算をとって広域で取り組みたいくらいの具体策はないでしょうか。以上です。よろしくお願いいたいします。 56: ◯議長(武藤安雄君)[30頁] 答弁、武藤町長。 57: ◯町長(武藤敏夫君)[30頁] 1番、2番、3番、4番は、課長の方から答弁させます。  施政方針についてということで100年の計、これは大した意味はないわけでございますけどが、いろいろ、もろもろのことを今後考えていこうと。100だとか1,000だとかいうのは一つの言に乗せる言葉であって、大変数多い施策を考えていこうということでございますので、計画はやっぱし、計算するとか計画を立てるとかいうことで、これは先ほどから言っております、いろいろ議員の皆さんとも協議しながら、いいものを、施政方針の中にも、間違えることのないようないいものを立てようと、こういうことでございますので、100年の計という言葉は、言葉でございますので、よろしく。  それから、白土、牛ヶ廻間の計画策定と。これは去年、いろいろのアンケートからのものをやったわけでございますけどが、それで終わってはならぬという、まあいろいろの問題が、いつでもそういうようなことで済んでしまうわけでございますけどが、今度は計画をつくって、この計画のもとに進もうということでございますので、第2段階に入ったということでございます。  それから、御岳のコミュニティーセンター、これは初めから町も金は出すと。しかし、その設計からすべてのことをやってくださいと。これは自分方の金を2,000万とか2,500万、なかなかそういう大きな金をその地区でつくるという、まずこのつくるということをスタートするのかせぬのかということが大きな一つの団結というのかね、地域、自分の住む、ここで骨を埋めるというような腹がなかったら、なかなか金が出せるもんじゃないけどが、そういうことで進めて、設計からすべてのものをお任せしてあるということでございますので、これが一番いい方法だと自信を持っております。  それから障害者、これは何と申しましょうか、これからの高齢化社会になってくると、これが一番大事な行政がやらなならぬ、面倒見ていかなならぬというのが大きな仕事で、私の最大目的の一つであるわけでございますけどが、配慮が悪かったいうのは、施政方針の、しまいの10枚ぐらいは、汗が出て目が見えぬようになっちゃって、字がぼやけてきて、自信のない言葉になったかもわかりませんけどが、あのときは本当に暑くて、最後の1ページぐらいがどうも自信がないような、これはそういう意味で、私は大事なことだと思っておりますので、御理解を賜りたいと。以上です。 58: ◯議長(武藤安雄君)[30頁] 答弁、真野総務部長。 59: ◯総務部長(真野建一君)[30頁] 私の方から、駐車場の問題についてお答えさせていただきます。  御指摘の場所につきましては、前から時々指摘を受けており、また先般、白土の区長さんからも、あの道路については駐車禁止という形にならないかということで御要望がございました。私どもとしましては、愛知警察署を通じまして、公安委員会へそうした地域の要望等お伝えし、対処していただきたいということでお願いしたわけですけども、結果的には、現在の道路において駐車禁止にする道路ではないという回答が来たわけで、そのように白土の区長さんにはお伝えしたわけでございます。  したがいまして、駐車禁止にはできない道路であるということで、やはりこれは地域の皆さんでよく御相談いただき、それぞれがモラルを守っていけば、そういったことは起きないであろうということで、恐らくは、あのあたりにお住まいの方の車であろうと私どもは見ておるわけですけども、何にしましても、現場に直接乗っておられるところを見たわけでもないわけですけども、夜になると特にとまっておる例が多いというお話はお聞きしておりますし、私どもの担当者も見ております。  そんな関係で、両サイドのマンションの方へはそういうことのないように、また、住民の方々に周知していただきたいということで、回覧板といいますか、チラシも回させていただいたということですけども、なかなか善処されないといいますか、いまだにそういった影響が出ておるようですけども、私どもの方としましては、最近、公安委員会からそういう回答をもらいましたので、マンションの御理解を得まして、あの前の壁に駐車禁止の看板といいますか、2枚つけさせていただきました。その後どんな状況がまだ把握しておりませんけども、何にしましてもこれは地域の問題ですので、本当に駐車場がないんであれば、それは駐車場をつくっていただくなり、本来の管理場所である車庫へ入れていただくということで進めてもらいたいなと、こんな考え方でございます。  それからもう1点、コミュニティーの建設の関係で、町長が先ほど申しましたように、いろんな話をされた中で、それぞれセンターをつくっておられるわけで、私どもの方で逐一順番を決めておるわけじゃございませんが、当然、今あります各自治区といいますか、こういった自治会なり区なりは、それなりの施設は持っておられるわけですけども、老朽化あるいは狭いという形で、つくり直されておるところが多いわけで、これについては地域でよく御検討いただき、私どもとしては補助金という形で出さしていただきます。したがって、先ほど町長が申されましたように、そこからコミュニティーが始まるということで、いろいろ議論されてつくり上げてきたと。これも一つのコミュニティーの施策の一環であると、私どもは感じておるわけでございます。  したがいまして、補助金は出さしていただきますので、ある程度御要望はさせていただいております。それは、建設したコミュニティーセンターが、なるべく多くの方に使っていただけるように、使用規則なりつくられる場合には、そういったものを取り入れていただきたいということで、例えば、自治会に入っておられない方ですと、自治会で積立金もやっておられるわけですので、そういった自治会費を納めてない方は使用できないということだと、これはまた大変お気の毒な話も出てきますので、できればそういった方々も使えるような形で御理解いただきたいと。使用料についてはまだ別な話ですけども。そういった形。  あるいは他の自治会からもし申し出があれば、あいておればなるべく貸していただけるように、そういった規則等もつくっていただけるとありがたい。そういった形で、なるべくなら多くの方に使っていただけるような施設管理をお願いしたいという申し出は、各自治会長さんといいますか、あるいは区長さん、こういった方には、それぞれお願いをしとるところでございまして、中には、そういった形で取り入れていただいておるところもあるようでございますので、これからもなるべくそういった形で、その地域の方はもちろんですけども、そうじゃない方も、もし使えるようであれば、ぜひ使わせてあげてくださいということはお願いしてまいりたいと、このように思っております。  あと、内容につきまして、使い方につきましては、それぞれの地区でやっぱり決められるので、葬儀に使えるとか、あるいは使ってならない事案があったりということはあるかと思いますけども、それは内部の話になりますので、私どもは、そこまで立ち入ることは避けたいと思っておりますので、よろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。
    60: ◯議長(武藤安雄君)[32頁] 答弁、野々山民生部長。 61: ◯民生部長野々山義彦君)[32頁] 町長の補足といたしまして、1番から2番、3番目の問題につきまして、御答弁申し上げます。  まず最初の、子育て支援の関係でございますが、人間が人間として育つためには、一番大事なことは学習活動にあると言われております。そして、その学習活動も昔なら、親から子、子から孫へとこう伝わって、その知恵をどんどん伝えるのが、これ理想的でございますし、そうした問題が、近年は核家族というような状態で不足してきたのが事実でございます。子育てに対する心身的なもの、あるいは心理的な負担が増大している今日、育児の不安を解消、子育ての指導など、地域における子育てと、家庭に対する支援対策を強力に進めることが、現在では最も必要だということを思われます。  このような観点から、地域に密着した児童福祉施設として、0歳児から学齢前までの児童を集団的に保育しまして、育児のノウハウを蓄積している保育所等を活用しまして、子育て支援事業を総合的に実施するものでございます。そうしたことから、東郷町も5館の児童館を利用しまして、町の単独で県の言います子育て支援事業を行っているのが現状でございます。  その状況を申し上げますと、まず1番目に、子育て教室というものを社会教育課の担当で平成4年度から実施しております。学識経験者を講師としまして、子育てに関する講演会を、各児童館年2回実施しております。子育ての支援のあり方を研究するとともに、受講者への子育てに対する啓蒙を図っております。  二つ目としまして、子育てのサークルの育成を月2回行っております。これは平成8年度から。子育ての講演会の参加者を中心としまして、地域での子育てサークルをつくり、これを促進しまして、母親同士の仲間づくりを通じて、相互の扶助効果により育児家庭の孤立化を防ぎ、育児不安の解消を図っております。  それから三つ目としまして、子育ての支援ボランティアの育成を行っております。これは月に1回でございます。現在、個々に活動しているボランティアの人たちが、子育てサークル活動の援助等活動の場を提供して指導することで、地域と行政が結ぶパイプ役としての育成をすることで、子育ての支援活動の充実を図っております。  それから四つ目としまして、平成5年度からでございますが、健康相談を行っております。これは月に1回で、保健予防課の対応で保健婦が出向きまして、個別による健康相談や、身長、体重やらの測定をしたり、相談に乗ったりしております。  さらに、それから五つ目としましては、各保育園でも、園長が教育を受け、子育てに対する相談に乗るようになっております。  こうしたことから、先ほど先生がおっしゃるように、子育てに対する支援対策事業を、十分とは言えませんながらも実施しているのが実情でございます。さらに、先ほど前者の方が御質問にありましたように、大変褒めていただきましてありがたい話ですが、各地区から、あるいは刈谷市の方からでございますが、うわさでは、「子育てをするなら東郷町へ」というようなうわさも飛んでいるという、そういう話を聞いております。以上が一つ目の感懐でございます。  二つ目の、予防接種の方の関係でございますが、予防接種の実施方法としましては、保健センターあるいは学校等で行われる集団接種という形と、日ごろ子供さんが通っているかかりつけのお医者さんで接種してもらう個別接種の方法が二通りあるわけでございます。現在、ポリオ、三種混合、二種混合、日本脳炎、麻疹、風疹及びツベルクリンとBCGが定期の予防接種として、市町村長並びに学校長に義務づけられておりますが、これらのうち、東郷町では従来より、麻疹が医師会の御協力で個別接種を実施しております。  平成6年に予防接種法が改正されまして、その際、国は、従来の集団接種中心から個別接種への移行並びに接種に加え、予診を尽くすという観点から、問診を医師が直接行ってから実施するように、全国の市町村に強く指示してまいりました。こういうことから、このため本町では早速、個別接種化のためのことで医師会との調整を進めておりますが、すべてを一気に移行することは医療機関等の接種体制の準備も大変でありますので、段階的に進めておるのが現状でございます。その結果、医師会との御理解と積極的な協力を得まして、麻疹に加え、平成7年度から幼児の風疹を個別に接種しております。また平成9年度から、小中学校の日本脳炎も個別で接種できるような見通しでございます。その他予防接種につきましても、今後さらに医師会ともよく相談を進め、協議を進めまして、個別接種化を進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから三つ目の、音貝保育園の関係だと思いますが、将来のことでございます。  まず、音貝保育園の状態、平成9年度の入所希望数を申し上げます。3歳児が23名、4歳児が37名、5歳児が41名、計の101名が申し込まれております。まだ少し余裕がございます。将来、平成10年、11年の見通しでございますが、先ほども申し上げましたが、少しは伸びてまいっていくと思いますが、マンションの建設等で一時的な面もございます。そういうことからして、しっかり見詰めてまいりたいと思いますが、本来、各保育園自体が定員ということが決まっています。その定員自体も、施設に合わせて定員が決まっていると思いますので、できるだけ7園全体、私立も含めまして8園が均等に措置率が上がるのが理想的でございますが、なかなかそういうわけもございませんので、先ほども申しましたが、全体的な考えを持って、最大公約数と言うんですか、最小の経費で最大の公約数が上がるような体制で行政を進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 62: ◯議長(武藤安雄君)[35頁] お諮りいたします。質問の途中でありますが、ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって暫時休憩いたします。                午後0時8分休憩              ─────────────                午後1時10分再開 63: ◯議長(武藤安雄君)[35頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま山口洋子君から、答弁漏れという話がありましたが。 64: ◯8番(山口洋子君)[35頁] まずは、町長の施政方針のところで、一番初めのところの体制の整備を十分に充実を進めというところです。第2のところの6行目のところです。どういう体制を進められるかということを御答弁いただきたいと思います。 65: ◯議長(武藤安雄君)[35頁] 山口洋子君、あのねえ、答弁漏れのことをね、どこだということをはっきり。 66: ◯8番(山口洋子君)[35頁] 町長施政方針です。第2のところ。町民生活、福祉の向上でありますというところの6行目です。 67: ◯議長(武藤安雄君)[35頁] 答弁、武藤町長。 68: ◯町長(武藤敏夫君)[35頁] 整備の充実、具体的にということだと思いますけどが、これね、本当に何ちゅうだ。いろいろの問題点を全部拾い上げて、一つずつ今まで東郷町でなかったことを進めてやらないかぬということで、少子、高齢化なんでいうことは今まで経験したことのないことだからね、それをやってくには相当いろいろかの資料も要るし、今後の見通しも要るし、そういうことがあるから、そう簡単にここで、これとこれとこれとを直しますというような答弁はできぬということで、今後ひとつ検討の課題ということで御理解して。 69: ◯議長(武藤安雄君)[35頁] 8番山口洋子君。 70: ◯8番(山口洋子君)[35頁] 子育て支援については、五つの館でやっておられるというふうに御答弁いただきましたけれども、これは児童館だけでやっているというふうに受け取ってよろしいでしょうか。そういう意味ですか。  それから、予防接種については、法で決まってきたので、順次個別にやる方向ですというふうに承りましたけれども、法で決まったら、すぱっと一遍に決まらないのかなというふうに思いますけど、その辺をちょっと御答弁いただきたいと思います。  それから、保育園と子育て支援のことは、ちょっと一緒になっていくというふうに思いますけれども、マンション現象で、これからはふえないんじゃないかという見通しで、しばらく見守るというような御答弁だったというふうに思いますけれども、人口の推計を企画課でいただいてまいりまして、今どの辺が膨らんでいるかと申し上げますと、20歳前後から30ぐらいまでが膨らんでいるわけですね。この人たちが45よりももっと年齢がいつでも、赤ちゃんはできるのではないかなというふうに思いますので、その間20年間はまだ赤ちゃんが産めるというふうに私は理解するんですわ。それで、この二、三年のことなら、我慢するかということもあるかもしれませんけれども、そういう見通しですと、やっぱり増築は考えていただきたいなっていうふうに思うんです。  それで、この保健予防のまとめっていうのを見せていただきまして、人口の2年から6年というところを見ると、2年は3万446人でずっとこう、今8年、9年が出てるかと思いますけど、3万3,000人にふえてきているわけですね。それから、出生率も平成2年は251人でしたけれども、3年は下がって、4年は上がる、5年は下がって、6年は上がるというふうになっていますので、これも増加傾向だと思います。出生率ですね。  それから、自然増加率というのも、2年は3.4、3年は3.3、4年は4.9、5年は4.2、6年は5.4と、こう上がり下がりしますけれども、これも増加傾向だというふうに思います。国や県では、減少傾向という統計が出ておりますけれども、東郷町におきましては、これは増加傾向というふうに私は読むんです。それで最低、増築はしていただきたいなというふうに思います。  もう一つの理由といたしましては、この子育て支援の方で、厚生白書を見ますと、子育て支援をしますと、保育園を増設する部分については補助金を出すというふうになっているんですね。県にもそういうふうになっているかというふうに問い合わせてみましたら、確かにそういう予算はあるということでありますので、申し込んでいただかない限り、どこをやりたいのかわからないので、それは申し込んでいただいて、それからのことだというふうにおっしゃってみえましたので、ぜひ増築ということをやっていただくようにお願いしたいと思います。  それから、違法駐車につきましては、おっしゃることはよくわかりますけれども、あの奥には、老人保健施設というような施設もあったり、子供が通学路にも使っているということもありまして、あのままでは、やっぱりとても危なくてしようがありません。どうにかしてやらなきゃいけないと思うんですけども、現在のような、区長さんが話をしてくださったり、住民の中で現在のような話し方をしている限りでは、絶対に直らないと思います。私もあそこを毎日通っていて、絶対に直らないというのはどうも嫌なんですけれども、私は私なりに、そこへとめた人を見つけたら、必ず刺されるかもしれぬなと思いながら、ここはこういう意味で駐車をしていただいては困りますので、協力をしてくださいというふうに言っております。だから、先ほど、公安委員会がどういうふうであそこは駐車禁止にできないか、内容の説明はありませんでしたので、その御答弁をいただくと同時に、やっぱり何か行政で手を打たなきゃいけないと思います。  それで、先進地として、豊田と名古屋市、それから、稲沢市の交通安全課というような関係のところへ、ちょっと電話でお願いしてファクスをいただきましたら、やっぱりそれぞれに手を打っていらっしゃるわけですわ。それで、一番手っ取り早いなと思いましたのは豊田市なんですが、こういう違法駐車防止重点地域表示というのをつくったり、駐車禁止点検路線というのをつくって、ワッペンをつくって、それを張るということをやってみえるようです。何か具体的なことを私たちもやっていかなきゃいけないというふうに思いますので、行政でできることは何かっていうふうなことを、もう一度御答弁いただきたいと思います。  それから、施政方針についてですが、体制の整備の充実ということについても、それから100年の計についても、余りに申され方があいまいだというふうに思います。町長が施政方針を述べられるに当たりましては、そういうようなことでは、私はとても残念だと思います。例えば、東郷町の100年の計を考えたときという文章を使われて、熟慮に熟慮を重ねて、その取得をすることに決めましたと、この土地を取得する唯一の機会であることを、この土地が本町行政の中心部に隣接する、多機能利用できるというようなことをおっしゃってみえる理由がもうなくなっちゃうわけですね。この100年の計を考えて決めたっていうことは、清水の舞台から飛びおりて決めたというぐらいの重みがあると思うんです。これ読んだ私がそう思ったんですね。だけど、書いた町長が、これはもう全然意味がないとおっしゃっては、この買う意味がなくなっちゃうんじゃないかなと私理解しちゃうんですわ。これはもう一度答弁をしていただかないと困ります。  それから、心触れ合う温かな町づくりというので申し上げたかったのは、いろいろ個々のことについて御答弁いただきまして、それはそれとして理解できます。できますけれども、実際のところは、この町づくりをだれがやるのかということですね。  先ほど、白土と牛ヶ廻間のところでも、計画を委託することについてお尋わしました。これはもう3年目、今度予算つけていただくと3年目になるわけですが、3年目も委託するということの意味だと思いますが、住民と一生懸命、町をどうしたらいいかという、練るというんですか、自分たちの町をどういう町にしたいかという、そういう努力が全然されてないわけですね。何て言うんですか、アンケートをとって、これからやるって言われればそれまでですけれども、3回目またその予算をつけて委託をしてしまうということは、私はどう考えても住民本位でないなという気がするんです。  この町づくりは、初めにこの問題が出てきたときに町長も言われましたように、30年近くもやってこれなかったということは、その原因が、住民の中にしっかり根を下ろして話し合いができてなかったというところに問題があるというふうに思うわけです。それをまたこういうふうにすれば、またその二の舞をするのではないかなという、そういう危倶に襲われるんです、私は。だからせっかくやるんだったら、みんなが納得がいくようにやって、それでゆっくりやればいいと思うんです。それで納得がいかない限り、またこういうふうで、こういうふうで、ああいうふうでというふうに行政指導でやってしまえば、またこの20年か30年先には同じことが起こるのではないかなという心配があります。その辺をもう一度御答弁いただきたいと思います。  それから、福祉のことにつきましては、これもあいまいな御答弁で、どうしたらいいでしょうね。これじゃ困るんです。眠くなっちゃってとか何とか、そういうことはもう、こういう答弁には本当に困りますから、もっとしっりした答弁をしていただきたいと思います。お願いします。 71: ◯議長(武藤安雄君)[38頁] 武藤町長。 72: ◯町長(武藤敏夫君)[38頁] 保育園の増築をしたらどうだということに対しましては、少しずつふえるということでございますので、まだ増築というところまでは考えてはおらぬわけでございますけどが、当然、入りきれな考えなならぬなと、こんなことも考えております。  それから、違法駐車のあそこのアパートの前でございますけどが、広くしてあげ、せっかく用地の方も面倒見て広くした、そこへとめると。全くモラルのない方々が大勢おるということで、腹が立つわけでございますけどが、何といっても、住民の方がちょっと30分ぐらいという意味か、まるっと一日という意味がわかりませんけどが、まずこれは、モラルの向上を図るためには、そこのアパートの方々にも啓蒙すると。これはまた役場の方から一生懸命でやらしていただきます。  それから、白土のこの委託するという、去年は計画でございましたけど、今年は、委託するということは、今区長さんがアンケートをずっと、何冊か、何枚かの項目にわたってチェックせよということで回っております。既に回収されたかと思いますけどが、これは、住民のそれぞれの意見を全部そこへ書いてありますもんで、それをもとに町づくりをつくっていこうということで、今後は本気になってということだと思いますけどが、なかなかそこまでの段階へ行くまでに、途中で計画倒れということになりますけどが、今度は、今の牛ヶ廻間、白土と二つありますので、双方が競い合って、どちらが早く町づくりに着手ができるかということが、一つの大きなねらいにもなっておるわけでございますので、今年はきっといくと思います。  それから、福祉計画だとか、今の施政方針そのものは私の決意でございますので、100年の計という意味はないというようなことは、その100年とか、百とか千とか万とかいうのは、別にその、どえらい意味があって100だとか150だとかいう意味じゃない。いろいろ、もろもろの中、その計画、計算、企画、そういうものを徹底的に究明し、検討を加えてやっていきたいと。大きな金額でございますし、また土地も、旧役場全部に匹敵するぐらいの土地でございますので、半端にならぬような、使いどころのないような土地の面積が出ると、死に地が出ると、このようなこともあってはならぬことでございますので、そういう面から考えていきたいと。100年という言葉は、100年たっても後悔がないようにという意味でございますので、よろしくお願いします。 73: ◯議長(武藤安雄君)[39頁] 答弁、野々山民生部長。 74: ◯民生部長野々山義彦君)[39頁] 町長の不足している分につきまして御答弁申し上げます。  子育て支援の関係でございますが、先生がおっしゃってみえた合計特殊出生率というのは、2.08という数字がございますが、その2.08を切った場合、今盛んに言われています1.43だとか1.38という合計特殊出生率は、女の方が一生に産む子供の数でございます。そうしたものが、そういう1.38とか1.4、先ほど言った2.08を切った場合については、それは人口は減っていくことは事実だそうでございます。  ある学者が推計したところでは、今の1.43だとか、1.38なんていう数字を続けた場合、500年後には日本人は数人となって、佐渡のトキではございませんが、繁殖室に入れられて繁殖活動に盛んに活動しているというような状態だそうでございます。こういうことになっては大変でございますので、子育て支援ということで、大切さは、国の方もエンゼルプランなどを計画しましてやっている状態でございます。  先ほど申し上げました五つの事業につきましては、東郷町でやっている主な事業でございますが、その最初に申し上げた四つは児童館でやっておりますし、もう一つの保育園の方につきましては、保育園の方でも対処しています。そのほか学校の方でも、教育長が答弁しておりますかどうかわかりませんが、学校の方でも、子育て支援の方も幾色かの事業はやっておると思います。こういうことで答弁とさしていただきたいと思います。  それから、予防接種の方でございますが、何にいたしましても、協力を得るのが医師会でございますので、医師の方の御協力がなくてはできませんので、医師会ともよく相談し、また、協議しながら進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 75: ◯議長(武藤安雄君)[40頁] 山口洋子君。 76: ◯8番(山口洋子君)[40頁] 道路のことについてはないですか。  それじゃ、どうしようかな。さっきの、やっぱり公安委員会がどうして駐車禁止にできないと言っていたかというところ、やっぱり答弁漏れだと思います。 77: ◯議長(武藤安雄君)[40頁] 真野総務部長。 78: ◯総務部長(真野建一君)[40頁] 公安委員会から理由は聞いておりません。ただ、あそこの道路については駐車禁止にする道路ではないという回答でございます。  先ほど町長が申されたように、指摘されておる場所は、マンション経営者が道路から壁面後退されて広がっておる土地だと思います。したがって、あれから奥は、駐車すれば当然通れない道路になる。狭くて通れないと思いますので、あれから奥には、恐らくとめられる方はないだろうと思いますけども、問題は、広くなっているところの一部にとめられる方が多いんだろうと思います。  したがって、あそこには先ほどもお話中し上げましたように、駐車禁止の看板を二つつけさせていただいておりますし、これはあくまで地域の方々の問題であって、行政がどうせいこうせいと言う問題ではないと私は思っております。したがって、地域でそれはよく考えていただいて、例えば、駐車場がつくりたいけども何とかなりませんかという話であれば、今私どもが持っております駐車場に対する補助制度、こういうことを活用していただいて、それの対策に当たっていただくと、こういう形で進めてまいりたいと思いますので、ただ何もやらずに、これを何とか行政でしろと言われると、これは行革でも申されております、住民サイドのやるべきことと、行政サイドのやるべきことと、はっきりとしていく必要があるんではないかなと、こんなふうに思っておりますので、その辺倒理解いただいて、地域で解決していただきたいと思っております。以上です。 79: ◯8番(山口洋子君)[41頁] はい、わかりました。  おっしゃることはわかりますけれども、理由は聞いてないけれども、駐車禁止にする道でないというのは、やっぱりなぜかということを、聞くときには聞いていただきたいと思いますね、これから。お願いします。  それから、ちょっと30分なんていうことではないんです。ナンバーを随分控えておりますけれども、夜はもうずっとそうですし、明るいうちからもそこへとまっております。そういうことで、マンションの方には頼んで、お客様用のもつくっていただいておりますし、ある程度手は打っているんですけども、あとはもう行政というか、警察というか、そういうところへも努力をしていただかなきゃいけないと思うんですけど、なぜそういう手がないのかというのが、ちょっと不思議ですわ。  それから、道の構造であそこへ車をとめることがないようにすることはできないのでしょうか、お尋ねいたします。  それから、白土、牛ヶ廻間の件ですけれども、アンケートをもとに本気でやっていくと思うということなんですけれども、これは行政に言わせれば、地域に任せたということですし、地域では、行政と連絡をとってやってるということで、どこに責任があるのか、この1年はどうもよくわかりませんでした。それで今度は、どうしても住民も仲間に加わって、自分たちの町を真剣につくるという気構えでやらない限り、立ち上がりもできないし、また、その後もちゃんとできるというふうにも疑わしいと思います。  それから、もう一つこれ確認をしておきたいんですけれども、もともとは、白土の北の方というんですか、住宅の方が問題でこの問題が持ち上がったと思いますけれども、今、涼松の方も話に乗っていると思いますが、これはどっちということがあるのか、それとも一緒に進めるのか。もし一緒に進めるんだと、もしそれじゃ、住宅の方がだめになるんですか。ごめんなさい。涼松の方の区画整理がもしできなかったら、住宅の方もだめになってしまうというようなこともあるのか。その辺も重ねてお尋ねしたいと思います。  それから、保育所の件では、多機能保育園ということも考えていないということなんでしょうか。はっきりおっしゃらなかったんですけれども、五つの児童館と、それから、保育園と学校でもやってるというふうなお話がありましたけれども、補助金がとれるので、多機能保育園というのを増設してつくったらどうかと思いますけど、その答えははっきりいただきたいと思います。  それから、駐車場のワッペンのことについては申し上げましたけれども、どういうふうにお考えか、重ねてお尋ねいたします。以上です。 80: ◯議長(武藤安雄君)[42頁] 答弁、野々山民生部長。 81: ◯民生部長野々山義彦君)[42頁] 保育園の関係につきまして、御答弁申し上げます。  さきに答弁させていただきましたが、現在は101名の申し込みでございまして、120名が定員でございますので、まだ余裕がございます。それとともに、先生がおっしゃるように、ここ数年、相当ふえていくではないかということでございますが、私の方も推計はしておりますが、なかなかこの、女性が晩婚化したとか、先ほど言いましたように。それから職場進出ということで、合計特殊出生率はなかなか上がってまいりません。そういうことで子育て支援もしておりますが、ただ、東郷町の場合は自然増だけではなしに、社会増がございますので、先ほど申し上げましたように、多少はふえるということはあります。  そういうことからして、先ほど町長が申しておりますが、そういう時点になった時点で、定員を変更するとか、施設の余裕がなければ、またそういうことも考えていきたいと考えております。以上です。 82: ◯議長(武藤安雄君)[42頁] 答弁、真野総務部長。 83: ◯総務部長(真野建一君)[42頁] 駐車場に絡めたワッペンといいますか、多分、駐車指導員といいますか、そういう方の話だろうと思いますけども、豊田市だとか名古屋市、大都市に参りますと、当然、繁華街があり、不特定多数の方が寄ってこられる、そこへ車で乗り入れられるということで、多分駐車等の規制をしておられるということだと思います。そういったことで、当然そういった指導員といいますか、監視員といいますか、そういった方もお見えになるんであろうと思います。  したがって、それは、そういう不特定多数の方が寄ってこられるような場所については、そういうことも必要であろうと思いますけども、今問題になっております、個々の方が持っておられる車が、個々のお住まいのなるところにとめられるというのは、あくまでモラルの問題であって、そこまでするとなると、また人の問題、費用の問題、行政改革に逆行する話にもなりますので、やはりその辺をわきまえていただければ、そういったこともなくなる、そういう経費もかけなくて済むということになると思いますので、私どもとしては、そういった方法は考えておりません。以上でございます。 84: ◯議長(武藤安雄君)[43頁] 堀場経済建設部長。 85: ◯経済建設部長(堀場季彦君)[43頁] 2点ほど御質問が出ておろうかと思います。御指摘の道路の構造物の設置の件についてどうだということでございます。  現況の道路幅員6メーターの中で、一方通行規制をしない限り困難であります。また仮に、一方通行の規制が、そういった周囲住民の方の同意、あるいは工場関係者の理解が得られたといたしましても、現況道路付近においては、車道有効幅員が3.5メーター、両側路肩幅員0.75メーター、それから側溝50センチ、0.5メーターを確保するといたしますと、片歩道で考えましても、歩道幅員は約1メーター程度になります。そこに電柱が設置されておる箇所もございまして、それを0.6程度となりますと、通行も不便であります。  御指摘のような状況でございますんで、駐車違反等の対策は、構造物を設置して道路幅員を狭めることは、かえって交通安全上支障があると考えますので、そのような対策は今のところ考えておりませんので、よろしく御理解をいただきたいと思います。  それからもう1点、涼松地区云々というお話でございますけれども、あの町づくりにつきましては、白土、涼松地区、牛ヶ廻間地区の町づくりの推進でございます。  現在、町づくり推進協議会においてアンケート調査を実施して、そのとりまとめをしているところであります。それをもとに地区整備課題をまとめることになっております。そのため、来年度においては、これまでの成果を具体的にするため、地区計画等の法的手続に係る業務を委託するものでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。  なお、住民への説明につきましては、具体的な計画を取りまとめ、その計画を住民の方々に説明しながら意見を聞き、意見を取りまとめて、よりよい町づくりの計画を策定していきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。以上で答弁とさせていただきます。 86: ◯議長(武藤安雄君)[43頁] 21番中川雅夫君。               [21番 中川雅夫君登壇] 87: ◯21番(中川雅夫君)[43頁] 議長のお許しを得ましたので、私は、2点についてお伺いをいたします。  まず最初が、東郷町行政改革大綱について。そして2点目は、下水道の負担金の問題について、特定の地域のことでございますけれども、お伺いしたいと思います。よろしく御答弁のほどをお願いいたします。  最初に、東郷町行政改革大綱の問題についてお伺いいたします。くれぐれも申し上げておきますが、東郷町行政改革推進委員会が出した答申のことを問題にしているのではない。私は、最初から東郷町行政改革大綱を問題にしたいと思います。その点で、先ほどからの答弁の中にも、また、東郷町の広報の発表の中にも、大綱と答申を取り違えて答弁されている、そういう向きがありますので、その点の誤解のないように答弁をお願いしたいと思います。  それでは最初に、東郷町行政改革大綱を決定いたしましたのは、行革推進本部だという責任を明確にしておきたいと思います。行革推進本部というのは、この議場にいる町長、助役、教育長など町執行部と、それに部長職の職員で構成されております。すなわち行革推進本部というのは、この本会議に存在する、このひな壇に並んでおられる執行部側の方々だということであります。そして、これが昨年12月3日、行政改革推進委員会が出した答申に基づいて12月9日に行政改革大綱を作成いたしました。すなわち、推進委員会が答申を出してから1週間足らずの間に、ぱたぱたと大綱を決定したのであります。  それで町長にお伺いしたいのは、この大綱を決定した責任者といたしまして、今町長は、東郷町行政改革大綱、立派なものができたので、これに全力を尽くしてやろうという決意を御表明なさるのか。それとも、先ほどからの答弁にあるように、欠陥だらけのものであるので今後検討を加えていきたいと、そういうふうにお考えなのか。その点の立場をまず明らかにしていただきたいと思います。  それから、先ほども申しましたけど、議会の本会議に出席して、議員と直接にやりとりをしてこられた幹部職員の方々が決められた大綱でございます。それにしては、この大綱の中身が非常に矛盾する内容、あるいは、あいまいな内容が多過ぎると私は思います。ですから、東郷町行政改革大綱を1週間足らずの間にまとめられた中には、住民に直接かかわりのある事業や、補助事業見直しなどが出ていますけど、これについて推進本部の方々は、関係する住民の意見をお聞きになったのかどうか、それを聞きたいと思います。  そして3点目でございますけど、明らかなことは、議会における我々とのやりとり、積み上げ、それがどのように反映しているかということであります。  具体的に3点ほどお伺いいたします。  行革大綱には、国民健康保険東郷診療所の運営の見直しと出ております。これ、答申に基づいて中身の趣旨を聞いてみると、運営について診療業務を縮小する、あるいは廃止するというようなことを検討するということであります。けれども、この議会のやりとりをずっと聞いてください。東郷診療所の特別会計は、今まで何度も出ておりますけれども、一番全会一致で通った率の高い予算であります。それほど一生懸命積み上げてきた。その積み上げる理由は何かといったら、予防医学をやって、そして町民に貢献するから、何とか御理解をお願いしたいと議会に対しても説明し、そして我々議員も、それは大切なことだと言ってやってきた事業ではありませんか。それが1週間足らずの検討の中で、運営の見直しをする、それも廃止する方向を出す。こういうことを決めていいのか。今まで議会の答弁と矛盾する内容ではないかと思うわけであります。  2点目、これは杉山議員が何度も取り上げられましたが、7園存続するという答弁は、12月9日に行革大綱を決定したその明くる日の答弁でも、7園は存続するという答弁をしておるんです。これ、町長、欺瞞じゃありませんか。7ヵ園の問題について言うと、小さな保育園が確かに三つほどあります。けれども、その保育園を一つでも廃止すれば、そのすぐ隣の保育園は定員オーバーするという現実があること。これは、行革推進本部の幹部職員の方々は重々御承知のことだと思います。小さな保育園二つをまとめることができる地理的条件にあるかどうか、それはおわかりいただけるのではないでしょうか。  3番目に、給食センターの問題についても伺います。  給食センターを民間委託すると半分の経費でいくなんていうことを、今、町長が答弁の中で申されました。もともと給食センターを新しくつくったときの議会の中の討論はどうだったか。古い給食センターから新しい給食センターにして、住民サービスをどんどん進めるんだと。そして、その大きさについても議論にありました。現実に今、東郷町の給食センターは5,000から6,000食の給食をつくる能力があるはずであります。そこで今4,000台の給食、あるいは3,000かと思いますけど、それぐらいの給食しかつくっていないんだから、経費が多目にかかっていることは、重々議会の議員も承知しております。ですから、議会の中では、給食センターのあきの余力を使って、高齢者給食まで実施したらどうだと、何度も何度も言ってきたじゃありませんか。そういう方向の検討は一切なしに、建てたばかりの共同調理場の運営を見直しする。これが行政改革大綱に盛られた内容であります。これ、果たして立派な内容と言えるんでしょうか。  そして、私がもう頭にきているのは、町長が施政方針の中で、議会の中で言っている答弁と全く違った内容の大綱を、ことしの年初に当たりまして職員に、この行革大綱に基づいて行政改革を断行するように訓示したという。どういうことですか、これは。行革委員会が出した、行革推進委員会が出した答申を、ろくな検討もしないでそのまま大綱に仕立てて、議会の答弁と全く矛盾することをやっておきながら、年初に当たって、この行革大綱に基づいて行革を断行せよと言う。町長、これはどういうことを意味しているのですか。議会は要らないということですか。  行革委員会を町長が20名にしたいと。初め8名だった。8名を20名にしたい。数がたくさん要るんだとおっしゃいました。はあ、なるほどです。それはいいでしょう。けれども、行革委員会で出されたことを検討もせずに、どんどん実施に移すんだという言い方をしながら、一方で、議会の議員は18人にしてくれ。どういうことですか、これは。それと同じことです。言うなら、議会制民主主義の制度を町長はどのように考えておられるか。はっきりと御答弁をお願いしたい。議会答弁と矛盾する内容を行革大綱に盛り込まれたのは、これは町長、行革大綱を策定した者として、どういうふうにお考えなのか、伺いたいと思います。  2点目でございます。下水道負担金についてお伺いいたします。  都市計画法第75条には、都市計画事業によって著しく利益を受ける者があるときは、その利益を受ける限度において、当該事業に要する費用の一部を当該利益を受ける者に負担させることができると規定されています。東郷町公共下水道においても、この法律によって受益者負担金が住民に賦課されています。しかし、ここでも明らかなように、受益者負担金は、都市計画事業によって著しく利益を受ける者が、その利益を受ける限度において賦課されるものであって、基本的な受益サービスに著しい改善、変更がない場合、そこに受益者負担金が賦課されないことも当然であると思います。  そこで私は、公共下水道の供用区域に入る予定地域のうち、既に東郷町によって下水道サービスが実施されている和合ヶ丘地区について、受益者負担金はどういう対応をするのか。法に照らした方針をお伺いしたいと思います。以上、2点をお願いいたします。
    88: ◯議長(武藤安雄君)[46頁] 答弁、武藤町長。 89: ◯町長(武藤敏夫君)[46頁] 中川議員の行政大綱、今まで町長の発言しとることと矛盾しとるじゃないかと。まあ、確かにことし1年ですべてのものをやれということになれば、これは矛盾した話でございます。行政改革大綱をつくったのは、今から3年、5年、10年という年月を費やして、その時点、やれるものは3年以内に、また、もう少し検討を加えるものは5年とか、そういう意味で、平成9年度に全部、この答申のあったものを実行させると、こんなことは考えておりません。それを一緒に考えるから、矛盾、矛盾といって中川議員は言われると思いますけどが、確かに、一緒にやれば矛盾に決まっておる。これは矛盾ではない。今の、きょう平成9年、10年は、保育園も今の状態で統合するというようなことは考えてはおりませんけどが、やがて遠い将来を考えたときには、必ずそういう問題が起こってくるということで、やってみて全然、ふえるばっかりで、減るようなことがなければ、そんな心配はないわけでございますけどが、一応物差しを全部当ててみるというのが行政改革でございますので、御理解が賜りたいと思っております。  それから、和合ヶ丘の受益者の負担でございますけどが、いろいろの面で老朽化しておる。それをきちっと整備してつなぐというようなことの費用がいろいろかかるとは思いますけどが、それを負担金に乗せるというようなことも、まずちょっと無理ではないかなということで、和合ヶ丘から負担金をとるということは、ちょっと無理なような気がしますけどが、一応よく検討して対処していきたいと。既に和合ヶ丘の方へ向かって工事は進んでおりますもんで、平成12年がな、そんな時分までには、何とか結論を出さないかぬということでございますので、ぼちぼち検討を加えていきたいと、かように思っております。よろしく。 90: ◯経済建設部長(堀場季彦君)[47頁] 中川議員の御質問の補足説明をさせていただきます。町長からの補足説明をさせていただきます。  土地計画法第75条第1項の土地計画事業によって著しく利益を受けるものがあるときは、その利益の限度内においてということで、当該事業に要する費用の一部を当該利益を受ける者に負担させることができるとの規程がございます。下水道受益者負担金を賦課徴収させていただく根拠になっておるわけでございます。しかし、和合ヶ丘地区は、この条文に適するかといえば、無理があるんではないかなというふうに考えておるものでございます。  なぜかと申し上げますと、やはり集中浄化でありましても、あるいは公共下水道でも、使用者にとっては何ら変わらず、土地について既に先行投資がなされておる、付加価値があると判断されますので、受益者負担金を賦課することには、先ほど町長申し上げましたとおり、無理があるんではないかなというふうに考えておりますんで、よろしくお願いいたします。以上で答弁とさせていただきます。 91: ◯議長(武藤安雄君)[48頁] 21番中川雅夫君。 92: ◯21番(中川雅夫君)[48頁] 経済建設部長の答弁、それから、町長の下水道の負担金についての答弁は、まさに法に照らして当然の答弁として、私歓迎したいと思います。しかしながら、東郷町行政改革大綱についての町長の答弁は、全くお茶を濁した逃げとしかとらえようがありません。私は、9年度にやる事業など一つとして挙げておりません。予防医学をやると言って進めてきたのは、9年度に始まったことでもなければ、これは町長が就任される前、町長が我々と同じように議員として、こちらの席に座っておる時代から言ってきた内容のことであります。そして、それに従って一生懸命やってきた。それを、言うなら議会に何らかけることなく、今度の大綱をつくった責任についてお伺いしておるのであります。だから、今すぐやるわけじゃないからという答弁は成り立たないと思います。  同じように保育園も、今すぐやられてたまるもんですか。それから、給食センターもそうです。給食センターが10年後に、あれもう廃止するということの条件で建てた物だとはとても思えません。それをお聞きしているのに、言うなら、今すぐやるわけじゃないから矛盾してないという答弁は成り立たないと思います。  それから、私が町長に最初にお聞きしました、立派なものができたんだというふうにお考えなのか、それとも、この行革大綱、どんどんみんなでもんで修正修正を加えていくものなのか、そのことについて町長のお答えがございません。もう一度お願いいたします。 93: ◯議長(武藤安雄君)[48頁] 答弁、武藤町長。 94: ◯町長(武藤敏夫君)[48頁] 当然修正は加えると。これ言い放しなら、これで皆さんにかける必要はないけどが、やる以上は修正を加えるということも一つの段階に入ると。いろいろの面で見直していっても、まだ寸法が足らぬというものが出るかもわかりませんし、これは多いとか少ないとか、いろいろの問題があろうかと思いますけどが、そういうことを平成9年から、時間をかけて徹底的に一つ一つを検討していくということでございますので、全部半分にするとか、全部ゼロにするとかという問題は今後の話であって、平成9年度の、私は、今の保育園でも、給食センターでも、これはせっかく保育園も順調にやっておりますし、いろいろの問題はあるけどが、現在では皆さんに喜んでいただいておる。  また、給食センターも、O-157の時点でもよかったということに対して一安心をしておるわけでございますけどが、しかし、今から5年、10年先のことに対しましては、いま一度考える必要があるなということも思って、この行政改革大綱というものをでかしたわけでございますので、これに対しては議会の皆さんも、また、職員全員が、これに一丸となって徹底的に検討していくという強い決意であります。これはひとつ御理解が願いたいと思っております。 95: ◯21番(中川雅夫君)[49頁] 議長、町長の答弁違います。行革大綱の中には、5年、10年先のことは書いてありません。 96: ◯議長(武藤安雄君)[49頁] 武藤町長。 97: ◯町長(武藤敏夫君)[49頁] 大綱といいますと、それは行政改革推進委員会の20名の方から出されたものに対して、それには3年、5年、10年というような短期、中期、長期というようなものがありますけどが、大綱はそれを、これは3年だ、これは5年だというわけにはまいらぬわけで、全体をそこで選んで、それは中期にするか、これは短期にするかということがそれから出てくるわけでございますので、大綱には、3年とか、5年とか、こういう文言は入っておりませんけどが、でき得る限り早い時点でやらなならぬと、かようには思っております。 98: ◯議長(武藤安雄君)[49頁] 中川雅夫君。 99: ◯21番(中川雅夫君)[49頁] 答弁じゃありません。行革大綱の中には目標年次は出ております。町長がね、言うならば、自分の出している大綱について誤った答弁をしないでください。正しい答弁をお願いします。間違った答弁で言われたら質問ができない。早くやってくださいよ。 100: ◯議長(武藤安雄君)[49頁] 武藤町長。 101: ◯町長(武藤敏夫君)[49頁] 中川議員が、初めから行政改革に大反対だということはよくわかっておりますけれどが、中川君の言うその意味、行政改革に対して、住民サービスの低下という原点においてすべてを考えておられると思いますけどが、それではない、もっと大きな目から見た、いわゆる住民の、これは一番幸せな行政、むだのない充実した行政と。これは、何でもかんでも補助金出してサービスを向上させるというのがすべてのサービスじゃないわけで、安定した東郷町の予算が、安定した健全財政でいくということが、一番住民には大事なことであるわけでございますので、そういう面から見て、この大綱が自信を持って進めるということで、期限を切ってあるというようなことはないわけでございますので、速やかにやれるものから手をつけていこうということでございます。 102: ◯21番(中川雅夫君)[50頁] ここに書いであること何、これ、それじゃ。1、2年以内に実施、5年以内に実施、10年以内に実施と書いてあるじゃないですか。 103: ◯町長(武藤敏夫君)[50頁] これは目標だね。 104: ◯21番(中川雅夫君)[50頁] 目標は期間を区切ってということじゃない。それじゃ、この短期的目標、中期的目標を全部10年以内に直してください。  議長、町長にまともな答弁をするように指導してください。 105: ◯町長(武藤敏夫君)[50頁] 中川君の気に入るような答弁はできません。 106: ◯21番(中川雅夫君)[50頁] 気に入るような答弁じゃない、正しい答弁をしろと言うんだよ。  間違ったような答弁をされちゃ困る。              [「議長、休憩」と呼ぶ者あり] 107: ◯議長(武藤安雄君)[50頁] お諮りいたします。ここで暫時休憩いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって暫時休憩いたします。                午後2時6分休憩              ─────────────                午後2時38分再開 108: ◯議長(武藤安雄君)[50頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。武藤町長。 109: ◯町長(武藤敏夫君)[50頁] 休憩前に中断しておりました中川議員の御質問でございますけどが、たびたび申し上げておるような、行政改革大綱というのは、私の信念で実現したいと、かように思っておるわけでございまして、年数に対しましては、あくまでも目標年次ということでございますので、御理解が賜りたいと、かように思っております。 110: ◯議長(武藤安雄君)[50頁] 21番中川雅夫君。 111: ◯21番(中川雅夫君)[50頁] 議会運営委員会の中身を持ち出すのは非常に不本意ではありますけれども、私が町長の答弁の中で納得いたしました内容が一つ抜けております。それは、この行革大綱に盛り込まれた内容は検討項目であって、削減するとか、あるいは進めるというようなことまでここで、大綱の中で決定したものではないというふうに、そういう町長の答弁がいただけるものと思っておりましたが、いかがでしょうか。ですから、5年先ということで検討課題に入っております保育園、それから、診療所、給食センター、これ、いずれも削減を予定したものというふうに行革大綱の中に書かれていないと、そういう御答弁をいただきたいと思います。  そして、町長からその答弁がいただけるものと思って、次の質問に移ります。  1点は、中身について、ちょっと部長さんたちにお伺いしたいことがあります。それは、定員管理及び給与等適正化の推進に関するということで行革大綱の中に出ております。大綱は、定員削減年次計画の策定と、それに基づく一層の職員数削減。財政規模、他団体との均衡に留意した給与適正化と、そういうふうに書いてありますけれども、我々議会の中においては、このことに関して質問もなされ、また、答弁もなされております。その答弁の中身は、私の記憶する限り、職員給与においては、人事院勧告に基づいてそれを実施しているのみであって、それを意識的に上げる、あるいは意識的に削減するということ、一度中曽根内閣のときにありましたけど、それ以外のことはやっていないので、ここに書かれている給与の適正化という意味は何のことなのか。私は、議会の答弁からいって意味不明になっております。ですから、その点について行革大綱の中身、少し御答弁をお願いしたい。  それから、もう1点でありますが、防災行政部門の強化充実と出ております。この問題ですけど、防災行政部門というのは、東郷町の行政の中にどんな位置づけであるんでしょうか。我々議会での討論は、議会での討論といいますか、私、特にこの問題について質問いたしましたときは、東郷町挙げて防災態勢に臨んでいただきたい。ですから、東郷町職員、部門に限らず、すべての職員が参加する防災訓練やったらどうだということを、この間の12月議会にまだやったところであります。言うなら、それとこの部門の強化充実とはどのような関連性があるのか、御答弁をいただきたい。  それから、高齢者行政の一元化、責任の明確化、効率化とあります。これも、議会の中での討論はもっと具体的になっております。医療と福祉、保健の3部門、部長の中でも三つに分かれている。これをきちんと責任を明確化して、体制が動けるようにしたらどうか。それの一つのあらわれれが、今度ヘルパーの担当の異動だったというふうに先ほど答弁をいただきました。ところが、この行革で言うところの一元化、責任の明確化、効率化とは何を意味しているのか、これがよくわからないので御答弁をお願いしたい。  それから、あと2点でありますけれども、ボランティアに対する問題です。  ボランティアで、ボランティア組織の積極的な活用と出ておりますけど、ボランティア組織を積極的に活用できる相手のボランティア組織はどのようなものをイメージしておられるのか、それをお伺いしたい。  東郷町におけるボランティアというのは、もともと行政に対してボランティアの位置づけというものが、このように行政が活用できる内容のものと私は考えておりません。どうしてそういう著述が、この行革大綱の中にあちらにもこちらにも出てくるのか。それについて御答弁をお願いしたいと思います。  最後にお伺いしたいのは、この行革大綱を出した財源の確保が困難になっているということがあります。財源の確保が困難になっているという、そういう決算報告でも、予算の中の審議でも、予算の中でたまに出ますけど、決算で、財政状況が非常に悪化しているというような答弁はなかったと思います。なぜ今になって、施策全般にわたって抜本的な見直しを行う必要性があるという財政状況にあるなら、この財政状況について御答弁をお願いしたい。以上でございます。 112: ◯議長(武藤安雄君)[52頁] 答弁、武藤町長。 113: ◯町長(武藤敏夫君)[52頁] 行政改革は、すべてが削減を前提にした問題ではない。長い間の、今までに行ってきたことに対して、いま一度検討を加えるということでございますので、これからの高齢者社会に向かっていくには、このまんまでいいのかというのが、日本じゅうの皆さんが心配されておることでございますので、私どものこの東郷町も、やはりそのことに対しまして真剣に検討を加えるということが大前提でございますので、初めからこれを切るというようなことは考えてはおりません。以上です。 114: ◯議長(武藤安雄君)[52頁] 答弁、真野総務部長。 115: ◯総務部長(真野建一君)[52頁] 総務部長真野です。  私の方から、2点ほどお答えさせていただきます。  まず、給与適正化あるいは定員管理の問題ですけども、これはおっしゃるとおり、私ども国の基準といいますか、そういったものにのっとってやっておるわけですけども、うがった考え方をすると、例えば、今、私どものラスパイレスが平均よりか低いわけですけども、こういったものが職員にもし影響するんであれば、それは引き上げの形になるわけですけれども、そういったことも加味してよく検討しろよと、こういう御提言というか、答申をいただいたと、こういうふうに解釈をしておるわけですけれども、したがって、逆のことを言えば、これ、支出がふえる話になっちゃうかもしれませんけども、だから、近隣の市町あるいは国家公務員、こういったものの動きをよく眺めながら、東郷町の職員の給料等も、あるいはほかの面についてもよく検討するようにと。  特に定員管理の問題については、これは、類似団体でありますとか、そういった国の中で比べるものがあるわけですけども、これと比較して多いということを言われるわけですけども、この定員については、各市町とも行政のやり方、一律でやっとるわけじゃないもんですから、先ほど話題になっておりますように、保育園が7園あり、確かに、定員の少ない年齢といいますか、クラスもあるわけでして、そういったものをそういった形で東郷町がいくと言えば、当然人件費としては上がりやすい要因にはなってくるわけでございます。そういった面は特殊事情ということで、東郷町はそういういき方でいくんだとすれば、それは、どうしてもふえてしまってもしようがないかなということですけども、ただ、一律的に言われるのは、国全体が同じレベルで眺めて行政をやるというのが、今の慣行といいますか、各人々が眺める目ではなかろうかと。  そういうとこからいいますと、やはり努力すべきとこは努力していかなきゃいけないということで、ややもすると、そうした削減の話がつい出てしまうということもあるかもしれませんけれども、そういった目で眺めて行政をやっていってほしいと、こういう意見であるというふうに解釈しております。  それから、防災行政部門の充実。これは、最近どこの市町においても、震災、地震、これが特に大きな問題となって、各市町村の役場の中の担当部門、これを強化しておられるのが目に見えてきておるわけでございまして、私どもの町の状況をお話ししたときは、1行政担当が一般的な行政部門を担当しながら、このような防災関係あるいは交通安全関係、防犯関係、いろんな業務を握って、わずかの人間でやっておると。近隣の市町を眺めてみますと、防災担当係があるぐらいの充実度でやっておられるところもあるわけで、そういった目で見られて、そういった部門についてもう少し充実させる必要があるんではないかと、こういう意見が出たと、こういうふうに解釈しておりますけども、ただ、これについてはいろいろと、その市町の行き方があるわけですので、必ずしもそれがいいと私は思いませんけども、意見としてはお受けして、検討に入っていかなきゃならないだろうと、こういうふうに解釈をしております。以上でございます。 116: ◯議長(武藤安雄君)[53頁] 答弁、真野総務部長。 117: ◯総務部長(真野建一君)[53頁] ボランティアの積極的な活用という言葉が、御支援をいただくと。こういう形については、行政では、やはり先ほどからお話ししておりますように、定員管理の問題とかいろいろありまして、そんなにどんどんサービスしていくわけにはいかない。人の問題ではそういうことが出てくると思います。そういったときに、そういうボランティアで行政を応援してやろうという方があれば、それは積極的に応援していただくような手はずをとっていく必要があるんじゃないかと、そういうことをうまくやっていきなさいよと、こういうことについて答申をしておられるというか、意見を述べておられるということで、行政で何でもかんでもやるんじゃなくて、そういった応援してやろうという方がおられれば、そういった受け入れ態勢を整えながら、それをうまく、言葉は悪いかもしれませんけども、御利用させていただくという形で応援をいただくと、こういう形で行政を進めていったらどうだと、こういう意見であるというふうに認識をしておりますので、またそういったボランティアの受け入れ態勢等について研究し、また、ボランティア団体といいますか、そういったものの育成とか、そういうものについて検討していかなきゃならないんだろうなというふうに感じております。  それから、税源、税収の減、財政的な緊迫度といいますか、余りよくないわなと言っとるけども、どうだというようなお話ですけども、数字的に見ますれば、余りよくないことは事実だと思います。実際、東郷町の基金にしたって、そんなに残っておるわけでもないですし、税源につきましても、今新たに生まれるものは余り見当たらないわけで、せめて私どもが今期待しておりますのが、スーパーの設置であるとか、あるいは諸輪東部開発からの税収、開発に伴う税収、あるいは西部土地区画整理地内の早期完了に伴うあそこからの税収。こういったものに大きく期待をしとるとこでございまして、それがないとすると、なかなか先は余り明るくないかなという気はするわけですけども、かといって悲観するような状態ではないというふうに私は感じております。以上でございます。 118: ◯議長(武藤安雄君)[54頁] はい。4回目だで。 119: ◯21番(中川雅夫君)[54頁] 3回目だよ。 120: ◯議長(武藤安雄君)[54頁] 休憩する前に2回。 121: ◯21番(中川雅夫君)[54頁] 3回目です。休憩のときに1回質問しただけで、町長が何も答えてくれないから、私質問してないです。一度も答弁は自席では受けておりませんけども、そのとき。休憩前には。 122: ◯議長(武藤安雄君)[54頁] 中川雅夫君、あのねえ、意見があれば、特に今回は認めます。 123: ◯21番(中川雅夫君)[54頁] では、議長の御厚意に甘えまして、一般的な質問は避けます。最後ですから1点だけお願いします。教育長に御答弁をお願いしたいんです。  今回、行革大綱の中に給食センターについての、言うなら問題が出ました。ですけれど、給食センターの効率が悪いということでありますけれども、このことについては議会の中でも議論になっておりまして、給食センターは、もっとたくさん給食つくれるんだから、いろんなところに給食を出したらどうだということを申し上げてまいりました。この行革大綱に盛り込まれている内容と含めて、教育長が、これから高齢者の給食サービスに打って出るお考えがあるのか。一度その点だけ伺って、質問を終わりたいと思います。 124: ◯議長(武藤安雄君)[55頁] 近藤教育長。 125: ◯教育長(近藤鋭一君)[55頁] ただいまの質問でございますが、現在、給食センターでは4,255を予定しております、4月からは。そういうことで5,000の能力をということででかしてあるわけですが、中川議員が言われるようなことを、現在の給食センターの一部模様がえから、いろいろのことをやってかないとできないというふうに解釈しております。それと、学校給食センターでございますので、そういう趣旨にのっとって進めていきたいということで、今やる気はありません。以上です。 126: ◯議長(武藤安雄君)[55頁] 13番神谷鋼三君。               [13番 神谷鋼三君登壇] 127: ◯13番(神谷鋼三君)[55頁] 議事の進行上、非常にシンプルに質問したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本日は、一般質問といたしまして、3点お伺いしたいと思います。  その1点は、今盛んに議論になっております行政改革の促進についてでありますが、細かい各改善項目については質問いたしません。ただ、進め方について、重点を絞って質問したいと思います。  それから2点目は、町経済の活性化対策と町づくりについてであります。今、行政改革の話が出ておりますが、行政改革は、どちらかといえば財政規模を縮小するような話が非常に多いわけでございますが、やはり町の改善といたしましては、やはり全体の町のパイを大きくするということがいかにあるかということが非常に問題であると思いますので、パイを大きくする方の話も一つ質問したいと思います。  それから3番目といたしまして、総合的な健康センター建設の展望について。これは、温水プールその他の関連で質問したいと思います。以上3点を質問いたします。  まず第1番、行政改革の促進についてであります。  平成9年度、町長施政方針演説で、第1番に行政改革の実施を宣言され、行政改革大綱を明示されましたことに対し、心より敬意を表したいと思います。大綱策定に当たって、行政改革推進委員会の努力に対しても、あわせて感謝したいと思っております。  町民は、東郷町の将来について期待と不安の気持ちで注目しており、行政及び議会の責任は極めて重く、今こそ町民の不安を払拭し、21世紀への明るい展望を開く必要があります。行政改革の実施に当たって、基本的な考え方について質問いたしたいと思います。  その第1点、行政改革の推進組織についてであります。  これは蛇足になるかと思いますが、参考のためにちょっと蛇足を述べますが、民間企業では、改善手法の原則といたしまして5W1Hというのを明確化するということで実践しております。その内容は皆さん御存じと思いますが、第1番のWというのはWhatです。これは何を改善するかということでございます。2番目はWhyです。その改善理由は。3番目はWhoです。これはだれがそれをやるのかということでございます。Whereというのは、改善部署等の意味であります。それから、いつまでにやるかというのがWhenであります。それから、どういう改善手法その他を使ってやるかというのがHであります。こういうものを改善チェックのシート等にまとめて、定期的に改善実績をフォローしていくというのが民間企業のやり方であります。  そこで、以上の観点に立ちまして、本町の行政改革のまずお伺いしたいのはですね、推進センター及び推進組織をどのようにされるのか。例えば、行革推進本部室をつくるとか。これだけの大きなテーマに取り組もうと思いますと、やはり相当強行な単独組織の部屋ぐらいつくらなきゃ、私はやれぬというような感じがしとるのでありますが、その辺についてお考え方をお伺いしたいと思います。  それから2点目でございます。先ほどまで行革のいろんな議論が出ておりましたが、行革大綱は全職域にわたって改善項目が示されておりますが、重点志向という観点から、総花的であるという傾向が見られます。これは行政改革初年度といたしましては、やむを得ないものだとは思いますが、特に長期、中期、短期に、先ほどもちょっと議論が出ましたんですが、層別されておりますが、重点改善事項の明示ということが必要と思われますが、町長のお考え方について、細かい個別のことはいいんですが、重点に絞るとしたら、どんなものをお考えかということを、ちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  それから、町財政の最大の改善事項は、言うまでもありませんが行政の簡素化、特に人員の削減でありますが、民間企業では、人員計画の基本といたしまして、通常自然減と言っておるわけでございますが、要するに退職者による自然減ですね、これが一つ。それから、人を省くと書く省人化ですね。これは5人でやってる仕事を3人でやると、こういう意味でございます。そうしますと2人余りますが、その余った2人はよその職場へ回すと、こういうのが省人化ということでございます。それから、5人を3人にして、2人の首を切ってしまうというのが少人化、少ない人と。こういうふうになるんでございますが、まず省人化ということが第1になると思われますが、そういうような改善で人を減らす。それから、今後とも恐らく採用をゼロにしますと、若い人がいなくなりまして、役場の職員そのものが老齢化しますので、どうしても能力を考えますと、採用増もある程度必要かと思いますが、そういうようなもののトータルしたものが改善でございます。  それで、本日は、いろんな話をしますと時間がかかりますので、端的に一つ。今後3カ年の自然退職者の推移をひとつお願いしたいと思います。毎年何名、今後やめていくかということでございます。定年退職という意味で結構でございます。  次に、2番目の質問でございます。町経済の活性化対策と町づくりについて質問したいと思います。  武藤町政は、産業の活性化と活力ある町づくりをスローガンに進められてまいりましたが、農業の再構築、あるいは今回完成が見られます第2工業団地の建設、それから、名前は言いませんが、大型店舗の導入による町内消費の拡大など、将来を目指す活性化基盤の整備に努力され、生産、消費の活性化による財政改善の方向が見え、なお一層の努力を期待していますが、今後の活性化に関連しまして質問します。  一つ、第2工業団地、大型店などによる将来の財源増加額の展望についてお答えください。これは非常に計算が難しいと思いますので、期待額とか見込み額等で結構でございます。  それからこれ、ちょっと観点が違いますが、現在ほぼ終えてます西部開発地区の住宅の着工完成状況と、全面積に占める完成している住宅がどの程度のパーセントであるのか、これをお答えいただきたいと思います。  次に、第3番目の質問でございます。総合的な健康センター建設の展望についてであります。  西川印刷の跡地問題が、取得と利用方法を含めて本会議の大きなテーマとなっておりますが、武藤町長は2期6カ年を迎え、公約であったプールの建設への展望が非常に不明確のままであります。数年来、議員は他市町の施設を見学、研修し、利用状況等について多くの問題点を感じています。最大の問題点は、冷水プールが、単独では利用者が非常に激減し、維持すら困難であり、オールシーズン開設可能な温水プールと、温水利用による年寄りも若者も全員に対応可能な健康センター構想が、つくるとすれば必須の条件であると思います。  以上の観点から、一つ、尾三衛生施設のエネルギー利用による温水の供給、二つ、本町単独事業は中止し、三好町を含む広域的な施設としての発想。3番目、国、県を含め、大型財源の導入による大型施設の建設。こういう3点の観点に立って、総合計画の立案について、町長あるいは関連部長のお考え方をお答え願いたいと思います。以上であります。 128: ◯議長(武藤安雄君)[58頁] 答弁、武藤町長。 129: ◯町長(武藤敏夫君)[58頁] まず、行政改革の答弁でございますけどが、前の中川議員に答弁したような、内容はそういうことで、年に2回推進委員会の方に報告を申し上げながら進めていくということでございますので、内容的には今後の大きな課題だと、かように思っております。  それから、町の財政に関しまして、これからの地方分権の受け皿というのは、やっぱり財政が伴わなければ、それに対処できないというのは当然でございますので、力をつけるために、優良企業の誘致、進出に対します援助、そういうものを積極的に進め、工業団地も整備されました。今度はダイエーという大型店舗が来るということでございますので、それ以外にも大きな企業を誘致して財源に充てて、その税収の確保を努めていきたいとかように思っております。  西部開発、東部開発、いろいろの魅力ある事業が今進んでおるわけでございますので、それが平成13年ぐらいには西部が完了をするというような目標もありますし、また、東部開発の第1、第2、第3の工区も、積極的にそれに取り組んでまいるということも言っております。また、傍示本開発も組合の組織をつくり上げていきたいと、こんなことも言っておりますし、諸輪の観音畑の開発、既に部田の方の切山、北切山、それも完了間近でございますし、いろいろな場面で、東郷町がこれから21世紀に向かっていくには、魅力ある東郷町ということに力を今後も入れていきたいと、かように思っておりますので、よろしく。  それから、プールのことでございますけどが、プールはずっと前から、7年度、8年度というようなことから、きょう9年が来ておるわけでございますけどが、検討し、また、周辺のプールを持っておる町の市長、町長、こういう方々と話し合っておる中で、新しいものができると、すぐその隣は干上がってしまうと。西春を見ても、全く利用されておらない。隣の清洲は30万を突破したという記念事業をやっておりますけどが、内容を調べてみますと、7割はよその人で、3割でやっておる。その経費も4億以上、5億ぐらいかかっておると、毎年。こんなことが長う続くわけじゃないわけでございますけどが、まだ向こうの方は下水に手がかけてないということで、安気にやっておられるようですけどが、我々のように環境の整備に力を入れていく以上は、なかなかうまくはまいらぬなと。まあ、大きな問題でありますけどが、尾三衛生の中で1市2町でつくるということもいいし、いろいろの面も検討して、これは捨てたわけでもございませんけどが、今後においても、もう少し検討を加えながら進めていきたいと、かように思っておるので、よろしく。 130: ◯議長(武藤安雄君)[59頁] 答弁、総務部長真野。 131: ◯総務部長(真野建一君)[59頁] 私の方から、関係するところにつきまして、お答えさせていただきます。  初めに、行政改革の推進組織についてということで、大きな事業であるから、推進センターというものをつくる必要があるんじゃないかというお話ですけども、これは、日ごろ行っております事務事業の検討でございますので、今のそれぞれの部門のところで検討し、各課にまたがるようなものについては、それぞれ連絡、調整しながら進めていくと。それを受けまして推進本部があるわけでございますので、ここでその方向づけを報告を受け、検討し、推進していくという形でまいりたいと思います。したがって、新たにそうした部屋を設けるとか、人をあてがうとか、そういうことは考えておりません。  それから、今後の職員の自然減といいますか、これはまあ、退職以外にはないわけですけども、私どもの方で定年退職する者、まだ皆若い関係から余り出てまいりません。ちなみに、平成9年度いっぱいで退職する者が5名、これは一般事務職1名、あと運転手1、それから学校の用務員1、調理員2、こういう形になっております。それから、10年度が7名でございます。一般事務職1名、保母1、用務員、学校ですけども2、それから調理員が3、11年度が3人でございます。一般事務職1、用務員、保育園の用務員が1、それから調理員1。ちなみに、8年度は8人退職をいたします。その中身は、一般事務職が3名、保母1、用務員、これは保育園の用務員ですけども1、それから調理員が2、看護婦が1ということで、この4月に採用する職員は、そのうち4名ということで9年度は対応していくということにしております。  それから、経済活性化対策の中で、第2工業団地あるいは大型店の進出、こういったものについて、どんな財源あるいは税収が見込まれるだろうと、こういう御質問ですけども、これは非常に難しいわけでございまして、今まで私どもがつかんでおりますデータによりまして、推測的な意味合いが高いわけですけども、お断りさせていただきますと、第2工業団地については、既に造成も終わり、建築も始まっております。そういった関係である程度見込めるかと思いますけども、土地と家屋について見てみますと、恐らく4,700万円ぐらいの税収になるだろうと見込んでおります。このほかに、償却資産が、当然工場ですので入ってくるわけですけども、これは、またどんな施設をされるのかわかりませんので、これは見込んでおりませんけども、これがまたある程度あるというふうに見ております。
     それから、ダイエーの大型店の進出ということですけども、まだはっきりどういう形でということがわかりません。当初計画としては、こんな形の面積でという話は伺っておるわけですけども、若干また手直しがされるようですけども。そういった資料をもとにして大枠で見てみますと土地と家屋、家屋も構造的には名鉄ですか、ショッピング、あれのような構造であろうと推測しますと、6,000万円弱の税収になるのかなというふうに思っております。  そのほかに法人税があるわけですけども、法人は、これは当てになったり、ならぬような部分もありますので、非常に難しいところですけども、どうもダイエーさんについては、全国組織ですので、どんな形で入ってくるかちょっとわかりませんけども、名鉄ショッピングセンターのような形ですと余り期待はできない。法人税としては、均等割り程度に終わってしまうのかなということも考えるわけですけども、これは業績のいい会社であれば当然入ってくるわけですので、これは大いにさん、もし出てくれば利用していただいて、税収が入るような形になるといいがなという期待を持っております。私の方からは以上でございます。 132: ◯議長(武藤安雄君)[60頁] 答弁、経済建設部長堀場君。 133: ◯経済建設部長(堀場季彦君)[61頁] 神谷議員の御質問にお答えをしたいと思います。  町活性化対策と町づくりについて、2点ほど御質問をいただいておるわけでございますが、私どもの方は、先ほど総務部長が述べました税収関係ではなしに、工場出荷額あるいは商業統計に基づきます商品の販売総額等に基づきましてお話をさせていただきますんで、よろしくお願いをいたします。  第2工業団地、諸輪工業団地につきましては、御承知のとおり、工場集団化事業といたしまして、町総合計画に基づき、住工混在地区の解消と工業の振興を図るため、平成7年11月に町から、諸輪工業団地協同組合に工業団地用地を全面売却させていただきまして以来、集団化事業の参加企業の工場建設が始まりまして、現時点で、参加企業の半数を超える企業が既に操業を開始していると伺っておるところでございます。また、残りの企業につきましても、平成9年度末までを工場建設の完成予定といたしまして、すべての工場が完成する予定と聞いておるわけでございます。  御質問にあります工業出荷額は、団地進出前の平成7年度実績、平成7年度の数値のない企業につきましては平成6年のもの。また、工業団地のほか、外で企業活動による数値も含んだものでございますが、全体として工場出荷額162億円であります。団地進出後の平成9年から10年には193億円と見込んでおりまして、団地進出後と比較いたしまして出荷額の予測を立てておるわけでございます。また、将来的にも、5年後の平成14年には、企業全体として222億円と試算して、さらに1割か2割程度の伸びを予測しておると伺っております。  続きまして、大型店の進出関係でございますが、東郷町及び近隣町への進出後におきましては、東郷町商業全体の視点から見ますと、都市間競争上優位に展開して小売吸引力を高めることになり、個々の業種、業態ごとに、大型店と直接競合関係を生ずるものとは思いますが、結果として、購買力の流出状況を改善することになると考えておるところでございます。  参考に申し上げますと、平成6年度の商業統計では、東郷町の年間商品販売総額は221億円でございまして、今回、東郷町へ進出予定の大型店、年商予定販売額でございますが、90億円と聞いておるところでございます。  続きまして、西部開発地区の着工完成状況と、全面積に対する比率についての答弁をさせていただきます。  この東郷西部特定土地区画整備事業は、昭和62年2月に組合が設立され、この事業認可申請時では、この地域の建設戸数は207で、将来計画戸数は1,859と見込んでおります。現在では、建物戸数として約610戸があり、現在まで約400戸が建築されたことになります。計画戸数から見ますと約32.7%となっております。この二、三年、建築確認申請受付件数としては、平成6年では78戸、そのうち、専用住宅59戸、共同住宅14戸、その他5戸でございます。平成7年では92戸でございまして、その内訳は、専用住宅が50戸、共同住宅が30戸、その他が12戸でございます。平成8年度では107戸でございまして、その内訳は、専用住宅が71戸、共同住宅が27、その他が9となっております。ここ数年の傾向を見ますと増加しておりまして、今後につきましても、公共下水道の供用開始等に伴い、建築される方がふえてくるものと予想しております。以上で私の答弁とさせていただきます。 134: ◯議長(武藤安雄君)[62頁] 13番神谷銅三君。 135: ◯13番(神谷鋼三君)[62頁] 補足のちょっと質問をさせていただきたいと思います。  まず1点はですね、行政改革の組織の話でございますが、御答弁を伺いますと、当然職制でやられるという話だということと思いますですね。そうすると部長会議とか、そういうようなものでやられるというような答弁で受けておりましたけれど、私がちょっと危倶いたしますのはですね、縦割りでやりますと、自分の組織を守るためになかなか、防衛本能が多くてですわ、私の過去の体験でございますと。だから、組織を離れた、そういう意味で私は改革室をつくったらどうかと、町長直属ぐらいでですわ、そういう意味で発言したんですが、その辺がやれるかどうか。それでやれれば結構ですが、これは町長さんにお伺いした方がいいかもしれませんが。  それが1点とですね、それから、最後のプールと言いました。私は、プールが主体ではないと今思っておるわけですが、これは高齢者その他に対する、まあ言ってしまえば、エネルギーを使った温泉みたいな、温泉と言うことは非常に悪いんですが、リハビリセンター的な機能を含めた大型の設備という意味で言っておるわけでございますが。この前もちょっと三好の議員と個々にちょっと話したときに、東郷町の議会でも、そういう意見がどんどん出してもらいたいなあということで、三好町も相当、私の見た目では相当話が煮えてくるんじゃないかというのを印象を持っておりますので、町長がひとつね、リーダーシップをとって話をね、進めていただきたいと思います。我々は側面的にいろいろやりたいと思いますんですが。この2点、ちょっとお伺いしたいと思います。 136: ◯議長(武藤安雄君)[62頁] 武藤町長。 137: ◯町長(武藤敏夫君)[63頁] 行政改革の、全くその系統ではないとこからの意見がいいじゃないかという質問でございますけどが、いろいろ今後検討を加えながら、できるとこから速やかにというのを一つの目標としております。やはり年2回報告する以上は、いわば目に見えた行革というのが今のねらいでございますけどが、もう既に二、三年前から町としてはやってはおりますけどが、さらに検討を加えていきたいと思っております。  また、プールの問題でございますけどが、これは健康上非常にいいと。浮くというこの力を利用した健康方法が、一番これからの高齢化社会に向かっては必要だということもよくわかっておるわけでございますので、またこれもひとつ検討を加えていきたいと、そういうように思っております。よろしく。 138: ◯議長(武藤安雄君)[63頁] これをもちまして一般質問を終わります。  お諮りいたします。ここで暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって暫時休憩いたします。                午後3時23分休憩              ─────────────                午後3時44分再開 139: ◯議長(武藤安雄君)[63頁] 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここでお諮りいたします。時間も大分経過し、通告による質疑がまだ6件残っておりますので、本日はこれで散会し、議案質疑につきましては、明3月13日に会議を開き、これを行いたいと思います。御異議ございませんか。              [「異議なし」と呼ぶ者あり]  御異議なしと認め、よって、明3月13日に会議を開くことに決しました。  明3月13日は午前10時から本会議を開きますので、御参集をお願いします。  本日は、これをもちまして散会いたします。                午後3時45分散会 発言が指定されていません。 Copyright (c) TOGO TOWN ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...